[go: up one dir, main page]

JP2003013175A - 耐水素誘起割れ性に優れた鋼材 - Google Patents

耐水素誘起割れ性に優れた鋼材

Info

Publication number
JP2003013175A
JP2003013175A JP2001194355A JP2001194355A JP2003013175A JP 2003013175 A JP2003013175 A JP 2003013175A JP 2001194355 A JP2001194355 A JP 2001194355A JP 2001194355 A JP2001194355 A JP 2001194355A JP 2003013175 A JP2003013175 A JP 2003013175A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
steel
concentration
less
plate thickness
average
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2001194355A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3846233B2 (ja
Inventor
Takahiro Kushida
隆弘 櫛田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Steel Corp
Original Assignee
Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Metal Industries Ltd filed Critical Sumitomo Metal Industries Ltd
Priority to JP2001194355A priority Critical patent/JP3846233B2/ja
Publication of JP2003013175A publication Critical patent/JP2003013175A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3846233B2 publication Critical patent/JP3846233B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Continuous Casting (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ラインパイプ、カーゴタンク、石油精製用の圧
力容器や搭槽類等に用いて好適な安価な高Mn鋼からな
る耐HIC性に優れた高強度鋼材の提供。 【解決手段】本発明の鋼材は、板厚中心部の平均Mn濃
度が鋼中平均Mn濃度よりも低く、かつ、板厚中心部に
おける最大Mn濃度が2.9質量%以下である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硫化水素を含む原
油や天然ガス等の輸送に使用されるラインパイプやカー
ゴタンク、あるいは石油精製の圧力容器や搭槽類用とし
て好適な、耐水素誘起割れ性に優れる鋼材に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】硫化水素を含む原油や天然ガス等の輸送
に使用されるラインパイプやカーゴタンク、あるいは石
油精製の圧力容器や搭槽類として用いられる鋼材では、
しばしば水素誘起割れ(以降、HICと称する)が問題
となる。HICとは、硫化水素を含む環境で鋼材が使用
されて腐食したときに、鋼中に侵入した水素によって引
き起こされる割れのことである。
【0003】連続鋳造スラブから製造される鋼材、特に
鋼板では、板厚中心部の正偏析帯で、HIC感受性が高
い。その理由は、正偏析帯においては、特にMnおよび
P濃度が母材よりも高くなり、その結果として正偏析帯
は母材よりも硬くなりやすいからである。したがって、
従来の耐水素誘起割れ性(以降、耐HIC性と称する)
に優れる鋼材は、正偏析帯の硬さをHICが発生しない
レベルまで抑えた、偏析しにくい組成、すなわち、低C
−低Mn系を基本としたものである。
【0004】たとえば、特開平5−271766号公報
には、連続鋳造スラブの中心偏析を改善するため、低C
−低Mn−Nb−微量Ti添加のベース鋼に、それぞれ
0.3%以下のCr、Moを複合添加して制御圧延後、
加速冷却する方法が示されている。また、特開平11−
302776号公報には、低C−低Mn−Nb−Ti系
鋼のS、Mg、CaおよびOの含有量を厳格に制限して
制御圧延した後、加速冷却する方法が示されている。
【0005】しかし、上記の両公報に示されている方法
では、いずれも、安価に高強度を得やすい元素であるM
nの上限を制限せざるを得ないという問題があった。具
体的には、前者の公報に示される鋼のMn含有量の上限
は1.4%であり、後者の公報に示される鋼のMn含有
量の上限は1.5%である。したがって、Mn含有量の
上限を規定するのに代えて高価なCrやMoを添加した
り、複雑なS、Mg、CaおよびOの含有量の制御をお
こなう必要があるのである。すなわち、これら従来の発
明には、安価な高Mn鋼からなる耐HIC性に優れた鋼
材を得るという技術的思想は全くない。
【0006】なお、特開平6−220577号公報に
は、偏析部のMn濃度を鋼中平均Mn濃度の1.20倍
以下に規制したMn含有量の上限が2.5%の耐HIC
性に優れた高張力鋼板が示されている。しかし、そこに
示されている高張力鋼板は、必須成分として高価なC
u、Niを多量に含むので、コスト高につくという欠点
を有している。また、この公報には、高価なCu、Ni
を含まない安価な高Mn鋼の耐HIC性を向上させると
いう技術的思想は全く示されていない。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、硫化
水素を含む原油や天然ガス等の輸送に使用されるライン
パイプやカーゴタンク、あるいは石油精製の圧力容器や
搭槽類として用いられる鋼材であって、素材の鋼が安価
な高Mn鋼であっても良好な耐HIC性を発揮する高強
度鋼材を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、次の耐
水素誘起割れ性に優れた鋼材にある。
【0009】板厚中心部の平均Mn濃度が鋼中平均Mn
濃度よりも低く、かつ、板厚中心部における最大Mn濃
度が2.9質量%以下である耐水素誘起割れ性に優れた
鋼材。
【0010】上記本発明の鋼材は、板厚中心部の平均M
n濃度が鋼中平均Mn濃度の0.95倍以下であること
が望ましく、この場合には耐HIC性が一段と向上す
る。
【0011】また、上記本発明の鋼材は、化学組成が、
質量%で、C:0.01〜0.1%、Si:0.01〜
0.5%、Mn:0.8〜2%、P:0.025%以
下、S:0.002%以下、Ca:0.0005〜0.
005%、Ti:0.005〜0.05%、Nb:0.
005〜0.1%、sol.Al:0.005〜0.05
%、N:0.01%以下を含み、残部Feおよび不純物
であることが望ましく、この場合にはラインパイプや圧
力容器用として好適である。
【0012】本発明の鋼材は、Feの一部に代えて、
V:0.2%以下、Cu:0.5%以下、Ni:0.5
%以下、Cr:3%以下、Mo:1.5%以下および
B:0.002%以下のうちの1種以上を含むものであ
ってもよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の鋼材を上記のよう
に定めた理由について鋼板を例にとって詳細に説明す
る。
【0014】従来の鋼板では、板厚中心部における合金
元素の濃度は、図1に示すような濃度分布を示す。そし
て、板厚中心部の偏析部とそれ以外の部分との合金元素
の濃度比(偏析度)は、合金元素の種類とその濃度に依
存する。
【0015】たとえば、図1に示すMnは、前記の用途
用鋼において使用される種々の合金元素のうちでは最も
偏析度の高い合金元素の1つであり、鋼のMn濃度とC
濃度を高くすればするほど、その偏析度は上昇する。し
たがって、耐HIC性に優れる鋼板を得るには、従来は
前述したように、偏析しにくい低C−低Mn系とする以
外になかった。
【0016】しかしながら、もし、板厚中心部の合金元
素の濃度自体が母材部の濃度よりも低い、すなわち、図
2に示すように、板厚中心部がマクロ(巨視)的に負偏
析になっていれば、その負偏析帯の中でミクロ(微視)
的に正偏析帯が生じていたとしても、負偏析帯の合金元
素の濃度が低いので偏析度自体が低下し、その正偏析帯
の合金元素濃度の絶対値が高くならないと予想される。
【0017】また、日本刀が折れにくいのは、硬い芯金
が軟らかい巻金で覆われているからであり、これと同様
に、硬い正偏析帯が軟らかい負偏析帯で覆われている鋼
板では、硬さのわりには割れにくいことが期待される。
つまり、結果として、板厚中心偏析部の耐HIC性が従
来は芳しくなかった高Mn鋼も、耐HIC性が改善され
ることが期待される。
【0018】そこで、本発明者は、従来は良好な耐HI
C性を確保することが困難であった高Mn鋼を用いて、
板厚中心部をマクロ的に負偏析として、その負偏析帯で
残存する正偏析部を覆うようにすることで、耐HIC性
が改善されるかどうかを実験によって検証した。
【0019】その結果、板厚中心部の平均Mn濃度が鋼
中平均Mn濃度よりも低く、かつ、板厚中心部における
最大Mn濃度が2.9質量%以下であれば、鋼中平均M
n濃度が1.5質量%を超える高Mn鋼よりなる鋼材で
も良好な耐HIC性が確保されることを知見し、本発明
を完成させた。
【0020】さらに、上記本発明の鋼材は、連続鋳造に
よるスラブ製造時の凝固末期に圧下を加えることにより
容易に製造可能である。具体的に説明すると、例えば、
メニスカスからの離間距離が3m程度の位置において一
旦スラブ厚にして20mm程度バルジングさせた後、メ
ニスカスからの離間距離が12mの位置から17mの位
置までの間にかけてスラブ厚にして10〜20mm程度
の圧下を加えることにより容易に得ることができる。
【0021】板厚中心部における最大Mn濃度:2.9
%以下後述する実施例からも明らかなように、板厚中心
部における最大Mn濃度が2.9%を超えると、耐HI
C性が不芳となる。このため、板厚中心部における最大
Mn濃度は2.9%以下と定めた。なお、好ましくは
2.4%以下であり、この場合にはHICは全く発生し
ない。
【0022】板厚中心部における平均Mn濃度:鋼中平
均Mn濃度よりも低いこと後述する実施例からも明らか
なように、板厚中心部における最大Mn濃度が2.9%
以下、もしくは好ましい2.4%以下であっても、板厚
中心部における平均Mn濃度が鋼中平均Mn濃度よりも
高いと、耐HIC性が不芳となる。このため、板厚中心
部における平均Mn濃度は鋼中平均Mn濃度よりも低い
ことと定めた。
【0023】なお、板厚中心部における平均Mn濃度が
鋼中平均Mn濃度よりも低いとは、板厚中心部が安定し
て負偏析となっているという意味であり、板厚中心部に
おける平均Mn濃度は鋼中平均Mn濃度の0.95倍以
下であることが望ましい。
【0024】ここで、板厚中心部とは、最終製品である
鋼板の板厚中心から板厚方向両側にそれぞれ板厚の1/
20ずつ、すなわち厚み中心部の板厚の1/10の領域
をいう。
【0025】また、板厚中心部の平均Mn濃度とは、上
記に記載定義した板厚中心部の領域のMn濃度の平均値
で、MA(マッピングアナライザー)やEPMAなどを
用いて測定される値のことであり、鋼中平均Mn濃度と
は、鋼全体の平均Mn濃度のことであり、レードル値に
等しい。
【0026】本発明の鋼材は、板厚中心部の平均Mn濃
度が鋼中平均Mn濃度よりも低く、かつ、板厚中心部に
おける最大Mn濃度が2.9質量%以下であればよく、
鋼材の化学組成に特別な制限はない。しかし、ラインパ
イプや圧力容器用として望ましい本発明になる鋼材の化
学組成を例示すれば、次のとおりである。なお、以下の
説明中における「%」は、特に断らない限り、「質量
%」を意味する。
【0027】C:0.01〜0.1% Cには、鋼材の強度を安定して確保する作用がある。し
かし、その含有量が0.01%を下回ると強度確保が困
難となる。一方、0.1%を超えて含有させると連続鋳
造し難い包晶域となる。したがって、C含有量は0.0
1〜0.1%とするのが望ましい。より望ましい範囲は
0.03〜0.09%である。
【0028】Si:0.01〜0.5% Siは、脱酸剤として必要である。しかし、その含有量
が0.01%を下回ると充分な脱酸効果を確保できな
い。一方、0.5%を超えて含有させると靱性が低下す
る。したがって、Si含有量は0.01〜0.5%とす
るのが望ましい。より望ましい範囲は0.05〜0.3
5%である。
【0029】Mn:0.8〜2% Mnには、鋼材の強度を安定して確保する作用がある。
また、Mnは、比較的安価な元素でもある。しかし、そ
の含有量が0.8%を下回ると安価に強度を確保するの
が困難となる。一方、2%を超えて含有させると、板厚
中央部における負偏析帯の中の正偏析帯のMn濃度を、
耐HIC性が良好な2.9%以下に制御するのが困難と
なり、湿潤HS 環境下でHICを起こしやすくな
る。したがって、Mn含有量は0.8〜2%とするのが
望ましい。より望ましい範囲は1.2〜1.8%であ
る。
【0030】P:0.025%以下 Pは、不純物元素で、上記のMnと同様に、板厚中心部
において正偏析しやすく、結果として正偏析部を硬化さ
せ、HICを発生しやすくする。このため、P含有量は
低ければ低いほど望ましいが、過度な低減はコスト上昇
を招く。しかし、その含有量が0.025%までであれ
ば特に問題ない。望ましい上限は0.015%である。
【0031】S:0.002%以下 Sは、上記のPと同様の不純物元素で、その含有量が
0.002%を超えると、下記のCa添加によって硫化
物の形態制御をおこなってもMnSが残存して耐HIC
性が損なわれる。したがって、S含有量は0.002%
以下とするのが望ましい。より望ましい上限は0.00
1%以下である。なお、S含有量は低ければ低いほどよ
い。
【0032】Ca:0.0005〜0.005% Caには、硫化物の形態を制御する作用があり、HIC
の起点となるMnSの生成を防ぐ。しかし、0.000
5%未満の含有量では、硫化物の形態制御効果が乏し
く、0.005%を超えて含有させると、硫化物の形態
制御効果が飽和するばかりか、過剰のCa介在物が靱性
および耐HIC性を損ねる。したがって、Ca含有量は
0.0005〜0.005%とするのが望ましい。より
望ましい範囲は0.001〜0.003%である。
【0033】Ti:0.005〜0.05% Tiは、鋼に含まれる不純物元素のNをTiNとして固
定し、フリーNによる靱性低下を防ぐとともに、TiN
がスラブ加熱時のオーステナイト粒の成長を抑制して細
粒化を促進し、靱性を向上させる作用がある。しかし、
その含有量が0.005%未満では前記の効果が得られ
ず、0.05%を超えて含有させるとかえって靭性が低
下する。したがって、Ti含有量は0.005〜0.0
5%とするのが望ましい。より望ましい範囲は0.01
〜0.03%であり、フリーNによる靱性低下を防ぐ観
点からはTi/Nが3.4程度になるようにTiを含有
させるのが望ましい。
【0034】Nb:0.005〜0.1% Nbには、炭化物析出によって鋼を細粒化して靭性を向
上させる作用がある。しかし、その含有量が0.005
%未満では前記の効果が得られず、0.1%を超えて含
有させると溶接部の靭性低下を招く。したがって、Nb
含有量は0.005〜0.1%とするのが望ましい。よ
り望ましい範囲は0.01〜0.05%である。
【0035】sol.Al:0.005〜0.05% Alは、脱酸剤として必要である。しかし、その含有量
がsol.Al含有量で0.005%を下回ると充分な脱酸
効果を確保できない。一方、0.05%を超えて含有さ
せると鋼材の清浄性および靱性が低下する。したがっ
て、sol.Al含有量は0.005〜0.05%とするの
が望ましい。より望ましい範囲は0.01〜0.04%
である。
【0036】N:0.01%以下 Nは、上記のPおよびSと同様の不純物元素で、その含
有量が0.01%を超えると、前記のTiによりNをT
iNとして固定したとしても母材靱性が低下するように
なる。したがって、N含有量は0.01%以下とするの
が望ましい。より望ましい上限は0.005%である。
なお、N含有量は低ければ低いほどよい。
【0037】ラインパイプや圧力容器用として望ましい
鋼材の化学組成としては、上記を満たせば十分である
が、必要に応じて、以下に述べる元素のうちの1種以上
を積極的に添加含有させたものである方が好ましい。
【0038】V:0.2%以下(積極添加時の好ましい
下限:0.01%) Vは、鋼を細粒化して靱性を向上させるほか、析出した
V炭化物かは鋼を強化する作用もあり、これらの効果は
不純物量レベルの含有量でも得られるが、0.01%以
上の含有量で顕著になる。したがって、前記の効果を得
たい場合には積極的に添加含有させてもよい。しかし、
0.2%を超えて含有させると、溶接部の靭性が低下す
る。このため、添加含有させる場合のV含有量は0.0
1〜0.2%とするのが望ましい。より望ましい範囲は
0.05〜0.1%である。
【0039】Cu:0.5%以下(積極添加時の好まし
い下限:0.05%) Ni:0.5%以下(積極添加時の好ましい下限:0.
05%) Cr:3%以下(積極添加時の好ましい下限:0.1
%) Mo:1.5%以下(積極添加時の好ましい下限:0.
05%) B:0.002%以下(積極添加時の好ましい下限:
0.0002%) これらの元素には、鋼の強度を向上させる作用があり、
この効果はいずれの元素も不純物量レベルの含有量でも
得られるが、Cu、NiおよびMoは0.05%以上、
Crは0.1%以上の含有量で顕著になる。したがっ
て、前記の効果を得たい場合には、これら元素のうちの
1種以上を積極的に添加含有させてもよい。しかし、C
uおよびNiは0.5%を超えて含有させると、その効
果が飽和するばかりか、Niについては高価な合金元素
でもあるのでコスト上昇を招く。また、Crは3%、M
oは1.5%を超えて含有させると、いずれも、溶接部
の靱性が低下するばかりか、Moについては高価な合金
元素でもあるのでコスト上昇を招く。このため、添加含
有させる場合のCuおよびNiの含有量はいずれも0.
005〜0.05%、Cr含有量は0.1〜3%、Mo
含有量は0.05〜1.5%とするのが望ましい。好ま
しいCuおよびNiの含有量範囲は0.1〜0.3%、
Crの含有量範囲は0.25〜2.5%、Moの含有量
範囲は0.1〜1.2%である。なお、Cu、Ni、C
rおよびNiには、耐食性をも向上させる作用もある。
【0040】次に、ラインパイプや圧力容器用として望
ましい本発明になる鋼材の連続鋳造によるスラブ製造後
における好ましい製造条件について説明する。
【0041】スラブの加熱温度:前述したように、偏析
度合が増した濃厚溶鋼を鋳片の軸心部から排出するため
に凝固の末期に圧下を加えて得られたスラブは、圧延や
鍛造等の熱間加工に先立ち加熱するが、その際の加熱温
度が1050℃を下回ると、スラブ中の炭化物が充分に
固溶せず、熱間加工後に所望の強度が得られないことが
ある。また、加熱温度が1250℃を上回ると、粗粒化
して靱性の低下を招くことがある。したがって、スラブ
の加熱温度は1050〜1250℃とするのが望まし
い。より望ましい範囲は1100〜1250℃である。
なお、熱間加工後に熱処理を実施する場合はこの限りで
はない。
【0042】熱間加工の仕上温度:最近は、製造コスト
低減の観点から、熱間加工(圧延)のままで所望の強
度、靱性が得られるように、鋼の化学組成と製造条件を
制御するのが一般的である。しかし、熱間加工(圧延)
の仕上温度が650℃を下回ると、鋼の変形抵抗が増大
して加工(圧延)が困難になり、900℃を超えると、
鋼の組織が充分微細化せず、所望の強度と靱性が圧延の
ままで得られないことがある。したがって、熱間加工
(圧延)の仕上温度は650〜900℃とするのが望ま
しい。より望ましい範囲は700〜850℃であり、熱
間加工後、以下に述べる加速冷却処理をおこなう場合に
おける好ましい仕上温度範囲はAr3〜850℃、より
好ましい範囲はAr3+30℃〜850℃である。
【0043】熱間加工後の加速冷却開始温度:最近は、
前述したように、熱間加工(圧延)のままで所望の強度
と靱性を得るにしても、より低コストの鋼組成で達成さ
れるように、熱間加工(圧延)後に水冷等の加速冷却を
おこなうのがより一般的である。しかし、加速冷却の開
始温度がAr3変態点−30℃を下回ると、その時点で
の残留オーステナイトが変態硬化して耐HIC性と耐S
SC性が損なわれることがある。したがって、加速冷却
の開始温度はAr3変態点−30℃以上とするのが望ま
しい。より望ましい下限は範囲はAr3変態点以上であ
る。
【0044】加速冷却の冷却速度:板厚中心における冷
却速度が6℃/sを下回ると、加速冷却の効果がなく、
逆に、25℃/sを上回ると、鋼が硬化しすぎて耐HI
C性と耐SSC性が損なわれることがある。したがっ
て、加速冷却時の冷却速度は、板厚中心における冷却速
度で6〜25℃/sとするのが望ましい。より望ましい
範囲は10〜20℃/sである。
【0045】加速冷却の停止温度:加速冷却の停止温度
が550℃を上回ると、加速冷却の効果がなく、逆に、
350℃を下回ると鋼が硬化しすぎて耐HIC性と耐S
SC性が損なわれることがある。したがって、加速冷却
の停止温度は550〜350℃とするのが望ましい。よ
り望ましい範囲は550〜400℃である。
【0046】熱間加工後の熱処理:熱間加工後の熱処理
は必ずしもおこなう必要はないが、焼入れ−焼戻し処理
や焼ならし処理等の熱処理をおこなってもよく、この場
合には靱性が一段と向上し、所望の強度が安定して得ら
れる。ただし、その際の再加熱温度が850℃を下回る
と、鋼中の炭化物が充分に固溶せず、所望の強度が得ら
れないことがあり、1100℃を上回ると、粗粒化して
靱性が低下することがある。したがって、熱間加工後に
熱処理をおこなう場合の再加熱温度は、850〜110
0℃とするのが望ましい。より望ましい範囲は900〜
1050℃である。なお、熱間加工後の熱処理は、一工
程余計にかけることになり、その分だけ製造コストが上
昇するので、製造コストの低減を図る観点からは推奨で
きない。
【0047】
【実施例】表1に示す化学組成を有する4種類の鋼を溶
製して連続鋳造により厚さ238mm、幅1800mm
のスラブにする際、メニスカスからの離間距離が3mの
位置においてスラブ厚を一旦20mmバルジングさた
後、表2に示す種々の条件で圧下を加えて中心部のMn
負偏析度合を種々に調整したスラブを得た。なお、比較
のために、一部のスラブにはバルジングおよび圧下を加
えなかった。
【0048】次いで、得られた各スラブの中心部から厚
みと幅の中心がスラブの中心に一致する厚さ150m
m、幅100mmの圧延用ブロックを切り出し、表2に
示す条件の熱間圧延を施した後、表2に示す条件の加速
冷却処理または大気放冷処理を施し、板厚中心部の平均
Mn偏析度合と最大Mn濃度が種々異なる板厚19.5
mm、幅110mmの鋼板とした。
【0049】得られた各鋼板から、100mm×100
mmの全板厚試験片を採取し、NACE T0284に
規定されているHIC試験法に準拠し、5質量%NaC
l+0.5質量%CHOOH+1気圧HS飽和の温
度25℃のNACE TM0177溶液中に96時間浸
漬した。
【0050】HIC試験の評価は、浸漬後の試験片にお
けるHICによる割れの面積を超音波によるCスキャン
で測定して試験片全面積に占めるHICの割れ面積率
(CAR)を求め、CARが3%以下のものを耐HIC
性が良好、3%を超えるものを耐HIC性が不芳とし
た。
【0051】なお、板厚中心部の平均Mn濃度と最大M
n濃度は、上記CAR測定後の試験片を切断して、その
板厚中心部、すなわち板厚中心から両側にそれぞれ1.
0mm、板幅中心から両側にそれぞれ20mmの領域の
Mn濃度をMA(マッピングアナライザー)を用いて2
0μmピッチで10万点測定し、各測定値の平均値を平
均Mn濃度、各測定値中の最大値を最大Mn濃度とし
た。
【0052】以上の結果を、表2に、各鋼板の降伏強さ
YS(MPa)および引張強さTS(MPa)と併せて
示した。なお、降伏強さYSと引張強さTSは、各鋼板
から外径6mmの引張試験片を採取し、室温下で引張試
験をおこなって調べた値である。
【0053】表2に示す結果からわかるように、本発明
で規定する条件を満たす試番2〜8および試番13〜1
6の鋼板は、CARが0〜2.8%で、耐HIC性が良
好である。
【0054】これに対し、板厚中心部の平均Mn濃度ま
たは板厚中心部の最大Mn濃度が本発明で規定する条件
を満たさない試番9〜12の鋼板は、CARが4.4〜
10.4%で、耐HIC性が不芳である。また、スラブ
の製造時に圧下を加えなかった試番1の鋼板は、板厚中
心部の最大Mn濃度は本発明で条件を満たすものの、板
厚中心部の平均Mn濃度が鋼中平均Mn濃度よりも高い
ため、CARが18.3%で、耐HIC性が不芳であ
る。
【0055】
【表1】
【表2】
【発明の効果】本発明の鋼材は、Mn含有量が1.5%
を超える場合でも、安定して良好な耐HIC性を発揮す
る。このため、今後は益々需要が多くなる高強度鋼材を
安価な高Mn鋼で供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】従来の連続鋳造スラブより製造された鋼材(鋼
板)の板厚中心偏析部における合金元素(Mn)の濃度
分布状態を示す模式図である。
【図2】本発明になる鋼材(鋼板)の板厚中心偏析部に
おける合金元素(Mn)の濃度分布状態を示す模式図で
ある。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C22C 38/58 C22C 38/58

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】板厚中心部の平均Mn濃度が鋼中平均Mn
    濃度よりも低く、かつ、板厚中心部における最大Mn濃
    度が2.9質量%以下である耐水素誘起割れ性に優れた
    鋼材。
  2. 【請求項2】板厚中心部の平均Mn濃度が鋼中平均Mn
    濃度の0.95倍以下である請求項1に記載の耐水素誘
    起割れ性に優れた鋼材。
  3. 【請求項3】鋼の化学組成が、質量%で、C:0.01
    〜0.1%、Si:0.01〜0.5%、Mn:0.8
    〜2%、P:0.025%以下、S:0.002%以
    下、Ca:0.0005〜0.005%、Ti:0.0
    05〜0.05%、Nb:0.005〜0.1%、sol.
    Al:0.005〜0.05%、N:0.01%以下を
    含み、残部Feおよび不純物である請求項1または2に
    記載の耐水素誘起割れ性に優れた鋼材。
  4. 【請求項4】Feの一部に代えて、質量%で、V:0.
    2%以下を含む請求項3に記載の耐水素誘起割れ性に優
    れた鋼材。
  5. 【請求項5】Feの一部に代えて、質量%で、Cu:
    0.5%以下、Ni:0.5%以下、Cr:3%以下、
    Mo:1.5%以下およびB:0.002%以下のうち
    の1種以上を含む請求項3または請求項4に記載の耐水
    素誘起割れ性に優れた鋼材。
JP2001194355A 2001-06-27 2001-06-27 耐水素誘起割れ性に優れた鋼材 Expired - Fee Related JP3846233B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194355A JP3846233B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 耐水素誘起割れ性に優れた鋼材

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001194355A JP3846233B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 耐水素誘起割れ性に優れた鋼材

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2003013175A true JP2003013175A (ja) 2003-01-15
JP3846233B2 JP3846233B2 (ja) 2006-11-15

Family

ID=19032506

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001194355A Expired - Fee Related JP3846233B2 (ja) 2001-06-27 2001-06-27 耐水素誘起割れ性に優れた鋼材

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3846233B2 (ja)

Cited By (17)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005075694A1 (ja) 2004-02-04 2005-08-18 Sumitomo Metal Industries,Ltd. 耐hic性に優れたラインパイプ用鋼材及びその鋼材を用いて製造されるラインパイプ
JP2007197801A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Jfe Steel Kk 靱性に優れた熱間圧延型非調質棒鋼及びその製造方法
JP2008007841A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sumitomo Metal Ind Ltd 厚鋼板用連続鋳造鋳片及びその製造方法並びに厚鋼板
CN102605296A (zh) * 2012-03-13 2012-07-25 宝山钢铁股份有限公司 一种核电压力容器用钢及其制造方法
WO2013190750A1 (ja) 2012-06-18 2013-12-27 Jfeスチール株式会社 厚肉高強度耐サワーラインパイプおよびその製造方法
WO2014010150A1 (ja) 2012-07-09 2014-01-16 Jfeスチール株式会社 厚肉高強度耐サワーラインパイプおよびその製造方法
US9130118B2 (en) 2012-01-18 2015-09-08 Seiko Epson Corporation Photoconductive antenna, terahertz wave generating device, camera, imaging device, and measuring device
WO2017111416A1 (ko) * 2015-12-23 2017-06-29 주식회사 포스코 수소유기 균열 (hic) 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20180053464A (ko) 2016-11-11 2018-05-23 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20190078023A (ko) 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20190077830A (ko) 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 강재 및 그 제조방법
WO2020111858A1 (ko) 2018-11-30 2020-06-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
WO2020111628A1 (ko) 2018-11-29 2020-06-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 강재 및 그 제조방법
WO2020111547A1 (ko) 2018-11-30 2020-06-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20210080698A (ko) 2019-12-20 2021-07-01 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 피팅부품 및 그 제조방법
KR20210080697A (ko) 2019-12-20 2021-07-01 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 피팅부품 및 그 제조방법
US11578376B2 (en) 2016-12-23 2023-02-14 Posco Co., Ltd Steel for pressure vessels having excellent resistance to hydrogen induced cracking and manufacturing method thereof

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5824401B2 (ja) 2012-03-30 2015-11-25 株式会社神戸製鋼所 耐水素誘起割れ性に優れた鋼板およびその製造方法

Cited By (31)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7648587B2 (en) 2004-02-04 2010-01-19 Sumitomo Metal Industries, Ltd. Steel product for use as line pipe having high HIC resistance and line pipe produced using such steel product
WO2005075694A1 (ja) 2004-02-04 2005-08-18 Sumitomo Metal Industries,Ltd. 耐hic性に優れたラインパイプ用鋼材及びその鋼材を用いて製造されるラインパイプ
JP2007197801A (ja) * 2006-01-30 2007-08-09 Jfe Steel Kk 靱性に優れた熱間圧延型非調質棒鋼及びその製造方法
JP2008007841A (ja) * 2006-06-30 2008-01-17 Sumitomo Metal Ind Ltd 厚鋼板用連続鋳造鋳片及びその製造方法並びに厚鋼板
US9130118B2 (en) 2012-01-18 2015-09-08 Seiko Epson Corporation Photoconductive antenna, terahertz wave generating device, camera, imaging device, and measuring device
US9349917B2 (en) 2012-01-18 2016-05-24 Seiko Epson Corporation Photoconductive antenna, terahertz wave generating device, camera, imaging device, and measuring device
CN102605296A (zh) * 2012-03-13 2012-07-25 宝山钢铁股份有限公司 一种核电压力容器用钢及其制造方法
KR20150003322A (ko) 2012-06-18 2015-01-08 제이에프이 스틸 가부시키가이샤 후육 고강도 내사우어 라인 파이프, 그의 제조 방법 및 그의 내hic성능의 판정 방법
WO2013190750A1 (ja) 2012-06-18 2013-12-27 Jfeスチール株式会社 厚肉高強度耐サワーラインパイプおよびその製造方法
WO2014010150A1 (ja) 2012-07-09 2014-01-16 Jfeスチール株式会社 厚肉高強度耐サワーラインパイプおよびその製造方法
WO2017111416A1 (ko) * 2015-12-23 2017-06-29 주식회사 포스코 수소유기 균열 (hic) 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
CN108368595A (zh) * 2015-12-23 2018-08-03 株式会社Posco 抗氢致开裂性优异的压力容器用钢材及其制造方法
JP2019504210A (ja) * 2015-12-23 2019-02-14 ポスコPosco 耐水素誘起割れ(hic)性に優れた圧力容器用鋼材及びその製造方法
KR20180053464A (ko) 2016-11-11 2018-05-23 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
US11155906B2 (en) 2016-11-11 2021-10-26 Posco Pressure vessel steel having excellent hydrogen induced cracking resistance, and manufacturing method therefor
US11578376B2 (en) 2016-12-23 2023-02-14 Posco Co., Ltd Steel for pressure vessels having excellent resistance to hydrogen induced cracking and manufacturing method thereof
KR20190078023A (ko) 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20190077830A (ko) 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 강재 및 그 제조방법
US12331373B2 (en) 2017-12-26 2025-06-17 Posco Co., Ltd Steel material, for pressure vessel, showing excellent hydrogen-induced cracking resistance and method for preparing same
WO2019132465A1 (ko) 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 강재 및 그 제조방법
US11634785B2 (en) 2017-12-26 2023-04-25 Posco Co., Ltd Steel material showing excellent hydrogen-induced cracking resistance and method for preparing same
WO2019132478A1 (ko) 2017-12-26 2019-07-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
WO2020111628A1 (ko) 2018-11-29 2020-06-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 강재 및 그 제조방법
KR20200065140A (ko) 2018-11-29 2020-06-09 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 강재 및 그 제조방법
WO2020111547A1 (ko) 2018-11-30 2020-06-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20200066507A (ko) 2018-11-30 2020-06-10 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20200066508A (ko) 2018-11-30 2020-06-10 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
US12227826B2 (en) 2018-11-30 2025-02-18 Posco Co., Ltd Steel plate for pressure vessel having excellent hydrogen induced cracking resistance and method of manufacturing same
WO2020111858A1 (ko) 2018-11-30 2020-06-04 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 압력용기용 강재 및 그 제조방법
KR20210080697A (ko) 2019-12-20 2021-07-01 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 피팅부품 및 그 제조방법
KR20210080698A (ko) 2019-12-20 2021-07-01 주식회사 포스코 수소유기균열 저항성이 우수한 피팅부품 및 그 제조방법

Also Published As

Publication number Publication date
JP3846233B2 (ja) 2006-11-15

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP7201068B2 (ja) 鋼板およびその製造方法
JP3846233B2 (ja) 耐水素誘起割れ性に優れた鋼材
JP7147960B2 (ja) 鋼板およびその製造方法
CN103154295B (zh) 拉丝加工性优异的高碳钢线材
JP4363403B2 (ja) 耐hic性に優れたラインパイプ用鋼材及びその鋼材を用いて製造されるラインパイプ
WO1994022606A1 (fr) Cylindre de laminage a chaud resistant a l'usure et au grippage
CN102317491A (zh) 抗氢致开裂性优异的高强度管线管用钢板和高强度管线管用钢管
CN102317492A (zh) 抗氢致开裂性优异的高强度管线管用钢板和高强度管线管用钢管
JP5181496B2 (ja) 脆性亀裂伝播停止特性に優れた構造用高強度厚鋼板およびその製造方法
JP6509187B2 (ja) 曲げ加工性に優れた高強度冷延鋼板及びその製造方法
JP3633515B2 (ja) 耐水素誘起割れ性に優れた熱延鋼板およびその製造方法
CN113412337A (zh) 高Mn钢及其制造方法
JP3303647B2 (ja) 耐サワー性と耐炭酸ガス腐食性とに優れた溶接鋼管
JP2000256777A (ja) 強度および低温靱性に優れた高張力鋼板
JPH07292416A (ja) 超高強度ラインパイプ用鋼板の製造方法
JP7230454B2 (ja) 継目無鋼管用鋼材
JP7332692B2 (ja) 高強度構造用鋼及びその製造方法
JP7192819B2 (ja) 高強度鋼板およびその製造方法
JP7192818B2 (ja) 高強度鋼板およびその製造方法
JPH06256894A (ja) 耐水素誘起割れ性に優れた高強度ラインパイプ
JPH07268467A (ja) 高靭性耐サワー鋼管用ホットコイルの製造方法
JPH08232042A (ja) 耐食性電縫溶接鋼管用鋼
JP4419572B2 (ja) 疲労特性に優れた複合組織鋼板の製造方法
JP7429782B2 (ja) 耐海水性に優れた構造用鋼板及びこの製造方法
JP3861640B2 (ja) 冷延鋼板及びその製造方法

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20040531

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20040608

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20040806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050927

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051004

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20051122

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060801

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060814

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 3846233

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090901

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100901

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110901

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120901

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

Year of fee payment: 7

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

Year of fee payment: 7

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130901

Year of fee payment: 7

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees