JP2003007314A - 固体高分子型燃料電池用接着剤 - Google Patents
固体高分子型燃料電池用接着剤Info
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Abstract
定した接着力を維持することが可能な、自己接着型のシ
リコーンゴム組成物からなる固体高分子型燃料電池用接
着剤を提供する。 【解決手段】(A)ケイ素原子に直結した炭素原子を介し
てケイ素原子に結合したフルオロアルキル基及び/又は
フルオロアルキルエーテル基を1分子中に有するととも
に、ケイ素原子に直結した炭素原子を介してケイ素原子
に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリル
基を有する有機ケイ素化合物を含有するシリコーンゴム
組成物からなる固体高分子型燃料電池用接着剤。
Description
電池用接着剤に関し、特に、固体電解質膜と電極とのシ
ール材として有効で、該固体電解質膜に自己接着させる
ことが可能な固体高分子型燃料電池用接着剤に関する
んでいる。この燃料電池を構成する部品のうち最も重要
なものは固体電解質膜とセパレータであり、これらを接
着させることが不可欠である。しかし、この固体電解質
膜は、テフロン(登録商標)を主鎖とした化合物から構
成されているので、従来の接着剤では接着させることが
非常に困難であった。またたとえ接着できたとしても、
耐久性が低く、過酷な使用条件下では被着物が経時的に
剥離してしまうという問題があった。
の過酷な使用条件下でも長期にわたって安定した接着力
を維持することが可能な、自己接着型のシリコーンゴム
組成物からなる固体高分子型燃料電池用接着剤を提供す
ることにある。
解決する手段として、(A)ケイ素原子に直結した炭素原
子を介してケイ素原子に結合したフルオロアルキル基及
び/又はフルオロアルキルエーテル基を分子中に有する
とともに、ケイ素原子に直結した炭素原子を介してケイ
素原子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシ
シリル基を有する有機ケイ素化合物を含有するシリコー
ンゴム組成物からなる固体高分子型燃料電池用接着剤を
提供する。
成物の必須の成分であり、本発明の接着剤に自己接着性
を発現させる作用を有する。
結した炭素原子を介してケイ素原子に結合したフルオロ
アルキル基及び/又はフルオロアルキルエーテル基を1
分子中に有するとともに、ケイ素原子に直結した炭素原
子を介してケイ素原子に結合したエポキシ基(例えば
機ケイ素化合物としては分子中に少なくとも1個の、ケ
イ素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)を有する
ものであることが好ましい。
ノポリシロキサンであり、そのシロキサン骨格は、環
状、直鎖状、分岐状の何れでもよい。合成のし易さの点
では環状または直鎖状のポリシロキサン骨格を有するも
の、特に環状ポリシロキサン骨格を有するものが好まし
い。直鎖状または環状の場合特にそれの分子量に制限は
ないが、直鎖状オルガノポリシロキサン中のケイ素原子
数は4〜100、特に4〜20程度が好ましく、またシロキサ
ン環を形成するケイ素原子の数は3〜50、特に4〜10程度
が好ましい。
ルキル基としては、例えば、一般式 −CnFn+1 〔ここで、nは1〜20の整数、好ましくは1〜10の整数
である。〕で表されるパーフルオロアルキル基、等があ
げられ、またフルオロアルキルエーテル基としては、例
えば下記一般式
レン基、pは0〜10までの整数、qは1〜5までの整数
を示す。)で表わされるパーフルオロ(又はポリフルオ
ロ)アルキルエーテル基が好ましいものとしてあげられ
る。これらのパーフルオロアルキル基またはフルオロア
ルキルエーテル基は、例えばメチレン基、エチレン基、
プロピレン基、テトラメチレン基、ヘキサメチレン基等
の炭素数1〜6程度の低級アルキレン基を介してケイ素
原子に結合したものを使用することができる。
素原子に結合した水素原子(即ち、SiH基)を少なくと
も2個、好ましくは3個以上有するオルガノハイドロジ
エンシロキサンに、ビニル基等のアルケニル基とフルオ
ロアルキル基及び/又はフルオロアルキルエーテル基と
を有する有機ケイ素化合物(例えば、オルガノポリシロ
キサン)、並びにビニル基等のアルケニル基とエポキシ
基及び/又はトリアルコキシシリル基とを有する有機ケ
イ素化合物(例えば、オルガノポリシロキサン)を白金
系触媒存在下で付加反応(ヒドロシリル化反応)を起こ
させる常法によって合成することができる。この有機ケ
イ素化合物中にはケイ素原子に結合した水素原子(SiH
基)は必ずしも必須とされるものではないが、反応後好
ましくは1分子中に少なくとも1個残留するケイ素原子
に結合した水素原子(SiH基)は、他の成分が有するア
ルケニル基と付加反応を起こし、接着強度を高める。反
応終了後目的物質を単離して用いても良いが、未反応物
と付加反応用触媒を除去しただけの混合物を使用するこ
ともできる。この(A)成分の有機ケイ素化合物として、
例えば、下記に示す構造式のものが挙げられる。
ム組成物は、ヒドロシリル化反応により硬化する付加硬
化型シリコーンゴム組成物であることが好ましい。この
場合、本発明に用いられる組成物は、上記(A)成分に加
えて、下記(B)、(C)及び(D)成分を含有する。
シロキサン− 本発明に用いるアルケニル基含有ジオルガノポリシロキ
サンは、一分子中に少なくとも2個のアルケニル基を含
有するもので、通常は主鎖部分が基本的にジオルガノシ
ロキサン単位の繰り返しからなり、分子鎖両末端がトリ
オルガノシロキシ基で封鎖された直鎖状のものが一般的
に用いられるが、分子構造の一部に分枝状の構造を含ん
だものであってもよく、また環状構造を有するものであ
ってもよい。しかし、硬化物の機械的強度等の物性の点
から直鎖状のジオルガノポリシロキサンが好ましい。ア
ルケニル基は、分子鎖の両末端のみに存在していても、
分子鎖の途中のみに存在していても、あるいは分子鎖の
両末端及び分子鎖の途中に存在していてもよい。このよ
うなアルケニル基含有ジオルガノポリシロキサンとして
は、例えば、下記一般式(1): X-SiR1 2O-(SiR1 2O)n-(SiR1(X)O)m-SiR1 2-X (1) (式中、R1は独立に脂肪族不飽和結合を含有しない非置
換又は置換の1価炭化水素基であり、Xはアルケニル基で
あり、nは0又は1以上の整数であり、mは0又は1以上の整
数である。)で表されるジオルガノポリシロキサンが挙
げられる。
非置換又は置換の1価炭化水素基としては、例えば、メ
チル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチ
ル基、イソブチル基、tert−ブチル基、ペンチル基、ネ
オペンチル基、ヘキシル基、ヘプチル基、オクチル基、
ノニル基、デシル基、ドデシル基等のアルキル基;シク
ロペンチル基、シクロヘキシル基、シクロヘプチル基等
のシクロアルキル基;フェニル基、トリル基、キシリル
基、ナフチル基、ビフェニリル基等のアリール基;ベン
ジル基、フェニルエチル基、フェニルプロピル基、メチ
ルベンジル基等のアラルキル基;並びにこれらの基の炭
素原子に結合している水素原子の一部又は全部がフッ
素、塩素、臭素等のハロゲン原子、シアノ基などで置換
された基、例えば、クロロメチル基、2−ブロモエチル
基、3−クロロプロピル基、3,3,3−トリフルオロプロピ
ル基、クロロフェニル基、フルオロフェニル基、シアノ
エチル基、3,3,4,4,5,5,6,6,6−ノナフルオロヘキシル
基などの炭素原子数が1〜10、好ましくは炭素原子数が1
〜6の1価炭化水素基が挙げられ、さらに好ましくは、メ
チル基、エチル基、プロピル基、クロロメチル基、ブロ
モエチル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基、シアノ
エチル基等の炭素原子数1〜3の非置換又は置換のアルキ
ル基及びフェニル基、クロロフェニル基、フルオロフェ
ニル基等の非置換又は置換のフェニル基が挙げられる。
ば、ビニル基、アリル基、プロペニル基、イソプロペニ
ル基、ブテニル基、ヘキセニル基、シクロヘキセニル基
等の通常炭素原子数2〜8程度のものが挙げられ、中でも
ビニル基、アリル基等の低級アルケニル基が好ましい。
式中、nは0又は1以上の整数であり、mは0又は1以上の整
数である。また、n及びmは、10≦n+m≦10,000を満たす
ことが好ましく、50≦n+m≦2,000であり、かつ0≦m/
(n+m)≦0.2を満足することがより好ましい。
ガノポリシロキサンは、25℃における粘度が10〜1,000,
000cSt、特に100〜500,000cSt程度のものが好ましい。
合量は、(B)成分のアルケニル基含有ジオルガノポリシ
ロキサン100重量部当り0.1〜10重量部、特に0.5〜5重
量部が好ましい。
キサン− 本発明に用いるオルガノハイドロジエンポリシロキサン
は、一分子中に少なくとも2個、好ましくは3個以上のケ
イ素原子に結合する水素原子(即ち、SiH基)を含有す
るものであり、直鎖状、分岐状、環状、あるいは三次元
網状構造の樹脂状のものいずれでもよい。このようなオ
ルガノハイドロジエンポリシロキサンとしては、例え
ば、下記平均組成式(2): HaR2 bSiO(4-a-b)/2 (2) (式中、R2は独立に脂肪族不飽和結合を含有しない非置
換又は置換の1価炭化水素基であり、a及びbは、0<a<
2、0.8≦b≦2かつ0.8<a+b≦3となる数であり、好まし
くは0.05≦a≦1、1.0≦b≦2かつ1.05≦a+b≦2.7となる
数である)で表されるオルガノハイドロジエンポリシロ
キサンが挙げられる。
非置換又は置換の1価炭化水素基としては、前記一般式
(1)のR1として例示したものと同様のものが挙げら
れ、代表的なものは炭素原子数が1〜10、好ましくは炭
素原子数が1〜7の1価炭化水素基が挙げられ、特に好ま
しくはメチル基等の炭素原子数1〜3の低級アルキル基、
フェニル基、3,3,3−トリフルオロプロピル基である。
ロキサンの例としては、例えば、1,1,3,3−テトラメチ
ルジシロキサン、1,3,5,7−テトラメチルテトラシクロ
シロキサン、1,3,5,7,8−ペンタメチルペンタシクロシ
ロキサン等のシロキサンオリゴマー;分子鎖両末端トリ
メチルシロキシ基封鎖メチルハイドロジエンポリシロキ
サン、分子鎖両末端トリメチルシロキシ基封鎖ジメチル
シロキサン・メチルハイドロジエンシロキサン共重合
体、分子鎖両末端シラノール基封鎖メチルハイドロジエ
ンポリシロキサン、分子鎖両末端シラノール封鎖ジメチ
ルシロキサン・メチルハイドロジエンシロキサン共重合
体、分子鎖両末端ジメチルハイドロジエンシロキシ基封
鎖ジメチルポリシロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイ
ドロジエンシロキシ基封鎖メチルハイドロジエンポリシ
ロキサン、分子鎖両末端ジメチルハイドロジエンシロキ
シ基封鎖ジメチルシロキサン・メチルハイドロジエンシ
ロキサン共重合体等;R2 2(H)SiO1/2単位とSiO4/2単位か
らなり、任意にR2 3SiO1/2単位、R2 2SiO2/2単位、R2(H)S
iO2/2単位、(H)SiO3/2単位又はR2SiO3/2単位を含み得る
シリコーンレジン(但し、式中、R2は前記と同じであ
る)などが挙げられ、更には下記式:
0〜100の整数、l+nは2〜200の整数、m+nは0〜200
の整数である。〕 等で表されるものが挙げられる。
リシロキサンは、公知の方法で得ることができる。例え
ば、下記一般式:R2SiHCl2及びR2 2SiHCl(式中、R2は前
記と同じである)から選ばれる少なくとも1種のクロロ
シランを共加水分解し、或いは該クロロシランと下記一
般式:R2 3SiCl及びR2 2SiCl2(式中、R2は前記と同じで
ある)から選ばれる少なくとも1種のクロロシランを組
み合わせて共加水分解して得ることができる。また、オ
ルガノハイドロジエンポリシロキサンは、このように共
加水分解して得られたポリシロキサンを平衡化したもの
でもよい。
ニル基含有ジオルガノポリシロキサン中のアルケニル基
1モル当たり、成分(C)のオルガノハイドロジエンポリ
シロキサン中のケイ素原子に結合した水素原子(即ち、
SiH基)が、通常0.5〜4モルとなるような量、好ましく
は1〜2.5モルとなるような量である。
のアルケニル基と成分(C)のケイ素原子に結合する水
素原子とのヒドロシリル化付加反応を促進するための触
媒であり、ヒドロシリル化反応に用いられる触媒として
周知の触媒が挙げられる。その具体例としては、白金
(白金黒を含む)、ロジウム、パラジウム等の白金族金
属単体;H2PtCl4・nH2O、H2PtCl6・nH2O、NaHPtCl6・nH
2O、KHPtCl6・nH2O、Na2PtCl6・nH2O、K2PtCl4・nH2O、
PtCl4・nH2O、PtCl2、Na2HPtCl4・nH2O、
ましくは0又は6である)等の塩化白金、塩化白金酸及び
塩化白金酸塩;アルコール変性塩化白金酸(米国特許第
3,220,972号明細書参照);塩化白金酸とオレフィンと
のコンプレックス(米国特許第3,159,601号明細書、同
第3,159,662号明細書、同第3,775,452号明細書参照);
白金黒、パラジウム等の白金族金属をアルミナ、シリ
カ、カーボン等の担体に担持させたもの;ロジウム−オ
レフィンコンプレックス;クロロトリス(トリフェニル
フォスフィン)ロジウム(ウィルキンソン触媒)塩化白
金、塩化白金酸又は塩化白金酸塩とビニル基含有シロキ
サン、ビニル基含有環状シロキサンとのコンプレックス
などが挙げられる。
量でよく、通常、成分(B)及び成分(C)の合計量に対
する白金族金属の重量換算で、0.1〜500ppm、特には0.5
〜200ppm程度でよい。
にはさらに式:R3SiO1/2(Rはメチル基又はビニル基)
で示されるシロキサン単位と式:SiO4/2で示されるシロ
キサン単位を含有する、三次元網状構造のオルガノポリ
シロキサンレジン((E)成分)を配合される。これを配
合することで硬化後のシリコーンゴムの強度がより向上
するという利点が得られる。
ば、(CH3)3SiO1/2単位とSiO4/2単位からなるレジン、
(CH3)3SiO1/2単位と(CH2=CH)SiO3/2単位とSiO4/2単
位からなるレジン、(CH2=CH)(CH3)2SiO1/2単位とSiO
4/2単位からなるレジン、(CH2=CH)(CH3)2SiO1/2単
位と(CH2=CH)SiO3/2単位とSiO4/2単位からなるレジ
ンが挙げられる。特にビニル基等のアルケニル基を持つ
ものは組成物中の架橋構造中に取り込まれることでその
強度をより向上させることができる点で、より好まし
い。このオルガノポリシロキサンレジンの配合量は(A)
成分のアルケニル基含有ジオルガノポリシロキサン100
重量部当り0〜30重量部、特に0.1〜20重量部であること
が好ましい。
にはさらに微粉末状シリカを添加し、得られる硬化シリ
コーンゴムの機械的強度を向上させることができる。
いられている公知のものを使用することができ、例えば
煙霧質シリカ(ヒュームドシリカ)、沈降シリカ、焼成シ
リカ、石英粉末、珪藻土などが挙げられる。これらは1
種単独で使用しても、2種以上を併用してもよい。これ
らのシリカ粒子は通常BET法による比表面積が50m2/g以
上、通常50〜500m2/g、好ましくは100〜400m2/g程度の
ものが一般的である。このような微粉末状シリカはその
まま使用してもよいが、組成物に良好な流動性を付与さ
せるためメチルクロロシラン類、ジメチルポリシロキサ
ン、ヘキサメチルジシラザンなどの有機ケイ素化合物で
処理したものを使用することが好ましい。
(B)、(C)成分の合計100重量部当り、あるいは前記(A)、
(B)、(C)及び(E)成分の合計100重量部当り、0〜200重量
部、特に0.1〜100重量部程度とすることが好ましい。
には、さらに、接着剤層の厚みを一定にするためにスペ
ーサー(即ち、金属酸化物や熱硬化性樹脂、熱可塑性樹
脂等の有機樹脂などの材料からなる、均一な粒子径を有
する球状無機微粒子又は球状有機樹脂微粒子)を添加す
ることができる。
一の粒径を有しているため、接着剤層の厚さを均一にす
る作用を奏する。該スペーサーとしては、例えば、ポリ
スルホン、ポリアミド、ジビニルベンゼン、ポリエーテ
ルエーテルケトン、高密度ポリエチレン、アルミナ、シ
リカ等の材料からなり、直径が10〜300μm、特に20〜2
00μmの範囲で粒度分布がほぼ単分散で、均一である球
状の粒子が好ましい。例えば、ミクロパール(MICROPEA
RL)SP-250(積水化学)等の商品名で市販されているもの
を使用することもできる。スペーサーを添加する割合
は、付加反応硬化型シリコーンゴム組成物100重量部の
うち10重量部以下(0〜10重量部)、特に0.1〜5重量部
が好ましい。
分以外に、必要に応じて、例えば、ヒュームド二酸化チ
タン等の補強性無機充填剤;けい酸カルシウム、二酸化
チタン、酸化第二鉄、カーボンブラック等の非補強性無
機充填剤などを添加することができる。これらの無機充
填剤の使用量は、通常、該無機充填剤を除く成分の合計
量(例えば前記(A)、(B)、(C)成分の合計あるいは(A)、
(B)、(C)及び(E)成分の合計)100重量部当たり、通常、
0〜200重量部である。
ヒドロシリル化反応を制御又は阻害させる化合物を添加
させてもよい。具体的な化合物として、トリフェニルフ
ォスフィン、トリブチルフォスフィン、トリブチルフォ
スフィンオキサイド等のリン化合物、テトラメチレンジ
アミン、ベンゾトリアゾール、ジブチルアミン、トリフ
ェニルアミン、N,N−ジメチルベンジルアミン、モルフ
ォリン等の窒素化合物、チオフェノール、ジブチルイオ
ウ、ジフェニルイオウ、チオ酢酸等のイオウ化合物、プ
ロパギルアルコール等のアセチレン系化合物、t−ブチ
ルハイドロパーオキサイド、ジイソプロピルベンゼン、
ハイドロパーオキサイド等のハイドロパーオキシ化合
物、ジブチル錫ジラウレート、ジオクチル錫マレート等
の錫化合物等が挙げられる。
さらに具体的に説明する。本発明はこれら実施例に限定
されない。
割合(重量部)で組成物を調製した。
(F)成分を混合し、さらに(A)成分、(C)成分、
(D)成分、(G)成分及び(H)成分を加えて混合し、
減圧脱泡行った。
のように作った。炭素基板(5cm×5cm)上に接着剤組成物
を塗布し、その上に固体電解質膜(5cm×5cm)をのせる。
その上から平滑なプレートで押さえつけて、接着層が一
定の厚さ(約50μm)になるようにする。これをオーブン
に入れて60℃×15分間の条件で加熱させ、接着層を硬化
させる。できたサンプル片を110℃の硫酸水溶液(pH=
1)、100℃のLLC(自動車ラジエター用冷却液ロングラ
イフクーラント)にそれぞれ100時間浸漬させる。その
後、一晩乾燥させる。
の固体電解質膜を幅1cmになるようにカッターナイフで
切れ目を入れる。剥離試験装置を用いて、炭素基板から
電解質膜をはがす。その時の界面状態を観察する。炭素
基板と固体電解質膜との間にある接着層が凝集破壊して
いれば、評価は良好○とし、固体電解質膜と接着層との
間で界面剥離していれば不良×とした。
シロキサン Vi(Me)2Si-(OSiMe2)n-OSi(Me)2Vi (式中、Meはメチルであり、Viはビニル基であり、nは
該シロキサンの25℃における粘度が10000cStとなるよう
な数である)で表されるビニル基含有の直鎖状オルガノ
ポリシロキサン
シロキサン Vi(Me)2Si-(OSiMe2)n− OSi(Me)2Vi (式中、Meはメチルであり、Viはビニル基であり、nは
該シロキサンの25℃における粘度が5000cStとなるよう
な数である)で表されるビニル基含有の直鎖状オルガノ
ポリシロキサン
キサン
キサン
ン溶液 白金元素含有量0.5重量%
メチルポリシロキサンレジン
理された煙霧状シリカ(BET比表面積200m2/g)
を含有する組成物は、固体電解質膜への自己接着性が良
好で、LLC・硫酸水溶液に浸漬させた後でも接着性を確
保できることが確認された。
は、自己接着型の接着剤であり、固体電解質膜への接着
性が良好で、耐久試験の結果から分かるように長期にわ
たって安定した接着性を維持することが可能である。ま
た、接着剤のベースが付加反応硬化型シリコーンゴム組
成物である場合、この組成物の硬化物は弾性であるの
で、固体電解質膜と電極とのシール材としても有効であ
る。したがって、近い将来における固体高分子型燃料電
池の普及に多いに役立つことができる。
Claims (5)
- 【請求項1】 (A)ケイ素原子に直結した炭素原子を介
してケイ素原子に結合したフルオロアルキル基及び/又
はフルオロアルキルエーテル基を1分子中に有するとと
もに、ケイ素原子に直結した炭素原子を介してケイ素原
子に結合したエポキシ基及び/又はトリアルコキシシリ
ル基を有する有機ケイ素化合物を含有するシリコーンゴ
ム組成物からなる固体高分子型燃料電池用接着剤。 - 【請求項2】 前記シリコーンゴム組成物が、さらに、
(B)一分子中に少なくとも2個のアルケニル基を含有
するジオルガノポリシロキサン、(C)ケイ素原子に結
合する水素原子を一分子中に少なくとも2個含有するオ
ルガノハイドロジエンポリシロキサン及び(D)白金族
金属系触媒を含有する付加反応硬化型シリコーンゴム組
成物であることを特徴とする請求項1記載の固体高分子
型燃料電池用接着剤。 - 【請求項3】 前記付加反応硬化型シリコーンゴム組成
物が、さらに、(E)分子中に、式:R3SiO1/2(Rはメチ
ル基又はビニル基)で示されるシロキサン単位と式SiO
4/2で示されるシロキサン単位を有するオルガノポリシ
ロキサンレジンを含有することを特徴とする請求項2に
記載の固体高分子型燃料電池用接着剤。 - 【請求項4】 前記付加反応硬化型シリコーンゴム組成
物が、さらに、(F)微粉末状シリカを含有することを
特徴とする請求項2又は3記載の固体高分子型燃料電池
用接着剤。 - 【請求項5】 前記付加反応硬化型シリコーンゴム組成
物が、さらに、(G)10〜300μmの範囲にある均一な直
径を有する球状のスペーサーを含有することを特徴とす
る請求項2、3又は4記載の固体高分子型燃料電池用接
着剤。
Priority Applications (1)
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| JP2001190375A JP3998438B2 (ja) | 2001-06-22 | 2001-06-22 | 固体高分子型燃料電池用接着剤 |
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