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JP2003071760A - 組立ロボット - Google Patents

組立ロボット

Info

Publication number
JP2003071760A
JP2003071760A JP2001264803A JP2001264803A JP2003071760A JP 2003071760 A JP2003071760 A JP 2003071760A JP 2001264803 A JP2001264803 A JP 2001264803A JP 2001264803 A JP2001264803 A JP 2001264803A JP 2003071760 A JP2003071760 A JP 2003071760A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
arm
error
reaction force
end effector
posture
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001264803A
Other languages
English (en)
Inventor
Tomoyasu Hirasawa
友康 平澤
Tomiko Takahashi
斗美子 高橋
Takuya Uchida
拓也 内田
Tadakatsu Harada
忠克 原田
Kenichi Yoshimura
研一 吉村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001264803A priority Critical patent/JP2003071760A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アーム先端部の位置、姿勢等の誤差の影響を
受けずに高精度な位置、姿勢等の動作制御が可能なこ
と。 【解決手段】 組立ロボット100のアーム先端部に
は、先端部の位置、姿勢を検出する位置姿勢センサ10
6と、エンドエフェクタ102の位置、姿勢を移動させ
て補正可能な補正機構109が設けられる。手先誤差演
算部107は、アームを目標位置に駆動制御した際に位
置姿勢センサ106で検出された位置、姿勢と、作業時
に必要なアーム先端部の位置に対する誤差を算出する。
補正機構目標位置演算部108は、得られた誤差値でエ
ンドエフェクタ102の位置を補正するために補正機構
109に対し位置、姿勢の制御目標値を決定し駆動制御
する。この際、アームの形態を変化させることがなく、
高精度に位置、姿勢を補正できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、製品の組立およ
び分解に使用する組立ロボット関し、より詳しくは、ロ
ボットアームの動作時の位置・姿勢の誤差を修正してよ
り高精度の作業をおこなうことができる組立ロボット、
さらには、その制御方法、およびその方法をコンピュー
タに実行させるプログラム、並びにそのプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、生産システムに多関節ロボットを
配置して組立や分解をする場合、必要とされる手先の位
置・姿勢あるいは動作軌跡からロボットの各関節の角度
位置を算出する。算出された値は、各関節を駆動するサ
ーボモータの目標値として各関節が個別のサーボ系によ
り駆動され、位置決め制御することによって多自由度の
動作をおこなう。
【0003】しかし、このような多関節ロボットでは、
サーボモータの減速機のバックラッシュやアーム構造部
の弾性変形により、モータの角度位置の位置決めが正確
であっても、アーム先端のエンドエフェクタの位置と姿
勢に誤差が生じてしまう。アーム先端の加速度とアーム
根元の位置を測定しそれらの値を基にアーム先端の振動
を抑制する方法として、特開平8−47882「制振装
置」がある。
【0004】この制振装置は、制御対象のロボットアー
ムの先端部に取付けた加速度計と、アームの根元に取付
けたアーム根元位置センサと、アーム根元に取付けたア
クチュエータとを備え、上記加速度計および根元位置セ
ンサからの検出値と、アーム先端速度設定値およびアー
ム先端位置設定値とを比較して得られた値に基づいてア
ームを目標位置に移動させる指令を演算した結果を、上
記アクチュエータへの制御信号として用いることでアー
ム先端の振動を低減するものである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この方法で
は、アーム先端部の振動による誤差を低減することは可
能であるが、アームの姿勢によって変化する静的なたわ
みやモータの減速機のバックラッシュによる誤差を修正
することは困難である。
【0006】この発明は、上述した従来技術による問題
点を解消するため、多関節のロボットを用いた組立、分
解作業時に、各関節を駆動するサーボモータの減速機の
バックラッシュやアーム構造部の弾性変形に基づき発生
するアーム先端部の位置、姿勢等の誤差の影響を受けず
に高精度な位置、姿勢等の動作制御が可能な組立ロボッ
ト、さらにはその制御方法、およびその方法をコンピュ
ータに実行させるプログラム、並びにそのプログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上述した課題を解決し、
目的を達成するため、請求項1の発明にかかる組立ロボ
ットは、作業時に必要なアーム先端部の位置、姿勢、あ
るいはその軌跡からアームを構成する各関節の各駆動モ
ータの目標位置を算出し、各駆動モータを個々に位置決
めして組立あるいは分解作業をおこなう多関節の組立ロ
ボットにおいて、前記アーム先端部に設けられ、該先端
部を目標位置に位置決め制御した際における該先端部の
位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手段の出
力によりアーム先端部の位置を検出し、作業時に必要な
アーム先端部の位置に対する誤差を算出する手先誤差演
算手段と、前記アーム先端部と、該アーム先端部に配置
されたエンドエフェクタとの間に設けられ、エンドエフ
ェクタの位置を補正すべく移動可能な補正手段と、前記
手先誤差演算手段で算出された誤差値に基づき、前記エ
ンドエフェクタの位置を補正するために前記補正手段に
対し位置の制御目標値を決定し駆動制御する補正機構目
標位置演算手段と、を備えたことを特徴とする。
【0008】この請求項1の発明によれば、組立ロボッ
トのアーム構造等に起因するアーム先端部の位置の誤差
をアーム先端部に配置された補正手段で補正できるた
め、誤差の修正のためにアームの形態を変化させる必要
がなく新たな位置の誤差を発生しない。このため、組立
ロボットを駆動させる減速機のバックラッシュ、アーム
の弾性変形等による位置の誤差の影響を受けずに、アー
ム先端部を高精度に位置決め制御できる。
【0009】また、請求項2の発明にかかる組立ロボッ
トは、請求項1に記載の発明において、前記アーム先端
部を目標位置に位置決め制御するために該アームの先端
がとるべき位置が設定される手先位置設定手段を備え、
前記手先誤差演算手段は、前記手先位置設定手段で設定
された前記エンドエフェクタの位置と、前記位置検出手
段により検出された位置に基づき位置の誤差を演算する
ことを特徴とする。
【0010】この請求項2の発明によれば、あらかじめ
アームを目標位置に位置決め制御した際の位置が設定さ
れており、この位置を読み出して検出された位置との誤
差を得ることができ、簡単に高精度な位置決め制御がお
こなえる。
【0011】また、請求項3の発明にかかる組立ロボッ
トは、請求項1、2のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記アーム先端部に設けられ、該先端部を目標位置
に位置決め制御した際における該先端部の姿勢を検出す
る姿勢検出手段を備え、前記手先誤差演算手段は、前記
姿勢検出手段の出力によりアーム先端部の姿勢を検出
し、作業時に必要なアーム先端部の姿勢に対する誤差を
算出し、前記補正手段は、前記エンドエフェクタの姿勢
を補正すべく移動可能であり、前記補正機構目標位置演
算手段は、前記手先誤差演算手段で算出された誤差値に
基づき、前記エンドエフェクタの姿勢を補正するために
前記補正手段に対し姿勢の制御目標値を決定し駆動制御
させることを特徴とする。
【0012】この請求項3の発明によれば、組立ロボッ
トのアーム構造等に起因するアーム先端部の姿勢の誤差
をアーム先端部に配置された補正手段で補正できるた
め、誤差の修正のためにアームの形態を変化させる必要
がなく新たな姿勢の誤差を発生しない。このため、組立
ロボットを駆動させる減速機のバックラッシュ、アーム
の弾性変形等による姿勢の誤差の影響を受けずに、アー
ム先端部を高精度に姿勢制御できる。
【0013】また、請求項4の発明にかかる組立ロボッ
トは、請求項3に記載の発明において、前記アーム先端
部を目標位置に位置決め制御するために該アームの先端
がとるべき姿勢が設定される手先姿勢設定手段を備え、
前記手先誤差演算手段は、前記手先姿勢設定手段で設定
された前記エンドエフェクタの姿勢と、前記姿勢検出手
段により検出された姿勢に基づき姿勢の誤差を演算する
ことを特徴とする。
【0014】この請求項4の発明によれば、あらかじめ
アームを目標位置に位置決め制御した際の姿勢が設定さ
れており、この姿勢を読み出して検出された姿勢との誤
差を得ることができ、簡単に高精度な姿勢制御がおこな
える。
【0015】また、請求項5の発明にかかる組立ロボッ
トは、請求項1〜4のいずれか一つに記載の発明におい
て、前記アームの先端部を目標位置に位置決め制御した
際に、前記エンドエフェクタに対して発生する作業時の
反力を検出する力覚検出手段と、前記力覚検出手段の出
力により前記エンドエフェクタに発生する反力を検出
し、あらかじめ設定したエンドエフェクタに加わる反力
に対する誤差を算出する反力誤差演算手段とを備え、前
記補正機構目標位置演算手段は、前記反力誤差演算手段
で算出された誤差値に基づき、前記エンドエフェクタに
加わる反力が前記設定値になるよう前記補正手段に対し
反力の制御目標値を決定し駆動制御させることを特徴と
する。
【0016】この請求項5の発明によれば、組立ロボッ
トのエンドエフェクタで所定の方向から所定の大きさの
力を発生させる必要の作業時に、アーム構造等に起因す
るアーム先端部に掛かる反力の誤差をアーム先端部に配
置された補正手段で補正できるため、誤差の修正のため
にアームの形態を変化させる必要がなく新たな反力の誤
差を発生しない。このため、組立ロボットを駆動させる
減速機のバックラッシュ、アームの弾性変形等による反
力の誤差の影響を受けずに、アーム先端部を高精度に所
定の反力となるよう駆動制御できる。
【0017】また、請求項6の発明にかかる組立ロボッ
トは、請求項5に記載の発明において、前記アームの先
端部を目標位置に位置決め制御した際に、前記エンドエ
フェクタに対して発生する作業時の反力をあらかじめ設
定するための反力設定手段を備え、前記反力誤差演算手
段は、前記反力設定手段で設定された前記エンドエフェ
クタの反力と、前記力覚検出手段により検出された反力
とに基づき反力の誤差を演算することを特徴とする。
【0018】この請求項6の発明によれば、あらかじめ
アームを目標位置に位置決め制御した際の反力が設定さ
れており、この反力を読み出して検出された反力との誤
差を得ることができ、所望の反力が必要な作業を簡単か
つ高精度に駆動制御できる。
【0019】また、請求項1〜6のいずれか一つに記載
の発明において、前記補正手段が、前記アーム先端部に
固定されるアーム固定ベースと、前記エンドエフェクタ
に固定されるエンドエフェクタベースと、前記アーム固
定ベースと、エンドエフェクタベースとの間に複数本連
設され、各々伸縮自在な可動リンクと、を備え並進方向
および回転方向に複数の自由度を有することを特徴とす
るものであってもよい。
【0020】この発明によれば、補正手段に複数の伸縮
自在な可動リンクを用いたので、動作中に慣性力や作業
反力がかかっても誤差の発生を抑制できるため、高精度
な位置、姿勢、及び反力の補正制御が可能となる。
【0021】また、作業時に必要なアーム先端部の位
置、姿勢、あるいはその軌跡からアームを構成する各関
節の各駆動モータの目標位置を算出し、各駆動モータを
個々に位置決めして組立あるいは分解作業をおこなうも
ので、アームの先端部とエンドエフェクタとの間に位置
および姿勢を変更駆動可能な補正手段を備えた多関節の
組立ロボットにおける制御方法であって、前記各駆動モ
ータを前記目標位置に位置決め駆動させた状態で、アー
ムの先端の位置を検出する位置検出工程と、あらかじめ
設定されたアーム先端の位置と、前記検出された位置に
基づき、作業時に必要なアーム先端部の位置誤差を算出
する位置誤差算出工程と、前記算出された位置誤差に基
づいて、前記補正手段に対しエンドエフェクタの位置を
補正制御する位置補正工程と、を備えたことを特徴とす
る方法であってもよい。
【0022】この発明によれば、組立ロボットのアーム
構造等に起因するアーム先端部の位置の誤差をアーム先
端部の補正手段に対する制御で補正するため、誤差の修
正のためにアームの形態を変化させる必要がなく新たな
位置の誤差を発生しない。このため、組立ロボットを駆
動させる減速機のバックラッシュ、アームの弾性変形等
による位置の誤差の影響を受けずに、アーム先端部を高
精度に位置決め制御できる。
【0023】また、上記発明において、前記各駆動モー
タを前記目標位置に位置決め駆動させた状態で、アーム
の先端の姿勢を検出する姿勢検出工程と、あらかじめ設
定されたアーム先端の姿勢と、前記検出された姿勢に基
づき、作業時に必要なアーム先端部の姿勢誤差を算出す
る姿勢誤差算出工程と、前記算出された姿勢誤差に基づ
いて、前記補正手段に対しエンドエフェクタの姿勢を補
正制御する姿勢補正工程と、を含むことを特徴とする方
法であってもよい。
【0024】この発明によれば、組立ロボットのアーム
構造等に起因するアーム先端部の姿勢の誤差をアーム先
端部の補正手段に対する制御で補正するため、誤差の修
正のためにアームの形態を変化させる必要がなく新たな
姿勢の誤差を発生しない。このため、組立ロボットを駆
動させる減速機のバックラッシュ、アームの弾性変形等
による姿勢の誤差の影響を受けずに、アーム先端部を高
精度に姿勢制御できる。
【0025】また、上記発明において、前記各駆動モー
タを前記目標位置に位置決め駆動させた状態で、前記エ
ンドエフェクタに対して発生する作業時の反力を検出す
る力覚検出工程と、あらかじめ設定したエンドエフェク
タに加わる反力と、前記検出された反力に基づき、反力
の誤差を算出する反力誤差算出工程と、前記算出された
反力誤差に基づいて、前記補正手段に対しエンドエフェ
クタに加わる反力が前記設定値になるように駆動制御す
る反力補正工程と、を含むことを特徴とする方法であっ
てもよい。
【0026】この発明によれば、組立ロボットのエンド
エフェクタで所定の方向から所定の大きさの力を発生さ
せる必要がある作業時に、アーム構造等に起因するアー
ム先端部に掛かる反力の誤差をアーム先端部に配置され
た補正手段に対する制御で補正できるため、誤差の修正
のためにアームの形態を変化させる必要がなく新たな反
力の誤差を発生しない。このため、組立ロボットを駆動
させる減速機のバックラッシュ、アームの弾性変形等に
よる反力の誤差の影響を受けずに、アーム先端部を高精
度に所定の反力となるよう駆動制御できる。
【0027】また、上記発明において、前記補正手段
が、前記アームの先端部とエンドエフェクタとの間に設
けられ、複数本のリンク長が可変自在な可動リンクを有
してなり、前記位置補正工程、前記姿勢補正工程、前記
反力補正工程で得られた各補正の制御値に対応して、前
記補正手段の各可動リンクのリンク長をそれぞれ可変制
御させる駆動指令工程と、を含むことを特徴とする方法
であってもよい。
【0028】この発明によれば、補正手段による誤差の
補正時に複数の可動リンクを制御値に応じて制御する構
成により、動作中に慣性力や作業反力がかかっても補正
手段での誤差の発生を抑制して、高精度な位置、姿勢、
及び反力の補正制御が可能となる。
【0029】また、上記のいずれかに記載された方法を
コンピュータに実行させることを特徴とするコンピュー
タプログラムであってもよい。
【0030】この発明によれば、上記のいずれかに記載
された方法をコンピュータに実行させることができ、コ
ンピュータを用いて組立ロボットのアーム先端部の位置
と姿勢、および反力の補正制御を実行できるようにな
り、アームの駆動制御の高精度化が図れるようになる。
【0031】また、上記に記載されたプログラムを記録
したことを特徴とするコンピュータ読み取り可能な記録
媒体であってもよい。
【0032】この発明にかかる記録媒体は、上記に記載
されたコンピュータに実行させるプログラムを記録した
ことで、そのプログラムを機械読み取り可能となり、こ
れによって、上記発明の動作をコンピュータによって実
現することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下に添付図面を参照して、この
発明にかかる組立ロボットとその制御方法、およびその
方法をコンピュータに実行させるプログラム、並びにそ
のプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体の好適な実施の形態を詳細に説明する。
【0034】〔実施の形態1〕図1は、本発明に係わる
組立ロボットの実施の形態1を示す全体構成図である。
ロボット100は、複数のアーム100aが複数の関節
100bで接続されてなり、自由端のアームの先端には
エンドエフェクタ102が設けられてなる。このロボッ
ト100は、駆動制御手段115により駆動制御され
る。
【0035】駆動制御手段115は、アーム先端に設け
られたエンドエフェクタ102がとるべき位置・姿勢の
値を設定する手先位置姿勢設定部101と、ロボット1
00の各関節の駆動モータの目標位置を算出するモータ
目標位置演算部103と、駆動モータの目標位置データ
に基づいてロボット100の各関節の駆動モータを駆動
する駆動指令部104を有する。
【0036】また、ロボット100のアーム先端には、
位置姿勢センサ106と、補正機構109が設けられ
る。位置姿勢センサ106は、アーム先端のエンドエフ
ェクタ102の位置と姿勢を検出する。この位置姿勢セ
ンサ106は、3次元レーザ位置センサや、3次元磁気
センサとジャイロセンサの組合せ等、によって構成され
る。この位置姿勢センサ106は、例えば、位置検出に
かかる構成と、姿勢にかかる構成を複合させた構成のも
のを用いて位置信号と姿勢信号を独立して出力可能に構
成してもよい。補正機構109は、アーム先端部の姿
勢、位置を補正するアクチュエータで構成される。
【0037】手先誤差演算部107は、手先位置姿勢設
定部101で設定されたアーム先端のエンドエフェクタ
102の位置・姿勢と、位置姿勢センサ106により検
出された位置・姿勢との誤差を演算する。補正機構目標
位置演算部108は、手先誤差演算部107で求められ
た誤差に基づいて補正機構109に対する制御目標値を
決定する。補正駆動指令部110は、補正機構109の
アクチュエータを駆動し、アーム先端のエンドエフェク
タ102の位置・姿勢の誤差を修正する。
【0038】上記構成の組立ロボットの動作について、
図2のフローチャートを用いて説明する。まず、手先位
置姿勢設定部101では、ロボットの作業手続きや作業
対象との相対的な位置関係からロボット100のアーム
先端のエンドエフェクタ102がとるべき位置・姿勢を
設定する(ステップS201)。つぎに、モータ目標位
置演算部103は、アームの先端のエンドエフェクタ1
02が必要とする位置・姿勢をとるために、ロボット1
00の各関節の駆動モータの目標位置を算出する(ステ
ップS202)。
【0039】つぎに、算出された駆動モータ目標位置デ
ータに基づいて駆動指令部104がロボット100の各
関節の駆動モータを駆動する(ステップS203)。こ
の際、位置姿勢センサ106は、ロボット100のアー
ム先端部の位置と姿勢を検出し(ステップS204)、
手先誤差演算部107において手先位置姿勢設定部10
1で設定されたアームの先端部のエンドエフェクタ10
2の位置・姿勢と、位置姿勢センサ106により検出さ
れた位置・姿勢との誤差を演算する(ステップS20
5)。
【0040】つぎに、求められた誤差に基づいて補正機
構目標位置演算部108は、補正機構109に対する制
御目標値を決定し(ステップS206)、補正駆動指令
部110により補正機構109のアクチュエータを駆動
し、アーム先端のエンドエフェクタ102の位置・姿勢
の誤差を修正する(ステップS207)。
【0041】つぎに、図3は、前述した補正機構109
を示す斜視図である。図示のように本実施の形態では、
補正機構109の具体的構成例として高剛性なパラレル
リンク機構300を用いる。
【0042】このパラレルリンク機構300は、ロボッ
ト100のアーム先端部において、基端側に設けられる
アーム固定ベース301と、アーム先端、すなわちエン
ドエフェクタ102側に設けられるエンドエフェクタベ
ース302と、これらアーム固定ベース301とエンド
エフェクタベース302との間に連設された6本の可動
リンク303により構成される。アーム固定ベース30
1、エンドエフェクタベース302は円盤状に形成さ
れ、6本の可動リンク303は円盤の縁に沿って等間隔
に配置される。
【0043】可動リンク303は、所定長さのアーム3
03aと、アーム303aの両端にそれぞれ設けられた
球面ガイド304(304a、304b)を備えて、ア
ーム固定ベース301とエンドエフェクタベース302
に接続されている。アーム303aは、内蔵された直動
アクチュエータの伸縮により、リンク長が変化するよう
構成されている。
【0044】これら6本の可動リンク303のリンクの
長さを変化させることにより、アーム固定ベース301
に対するエンドエフェクタベース302(エンドエフェ
クタ102)の相対位置と姿勢を、合計6自由度(並進
方向3自由度、回転方向3自由度)の範囲で移動させる
ことができる。
【0045】以上説明した構成によれば、組立ロボット
100のアーム機構の構造に起因する先端部の位置と姿
勢の誤差を、該アームの先端部にある補正機構109に
より補正することができる。この際、誤差の修正のため
にアームの姿勢等形態を変化させる必要がなく、補正機
構による新たな誤差が発生しない。このため、各関節を
駆動するサーボモータの減速機のバックラッシュや、ア
ーム構造部の弾性変形による誤差の影響を受けずにアー
ム先端部のエンドエフェクタ102を動作制御可能とな
る。
【0046】また、アームの先端に位置姿勢センサ10
6を配置した構成により、アーム先端の位置を直接検出
することができ、アーム先端部の位置の誤差を精度よく
検出することができる。これにより、補正機構109に
よるアーム先端のエンドエフェクタ102の位置と姿勢
を高精度に補正できる。
【0047】また、補正機構109に高剛性のパラレル
リンク機構300を用い、複数、例えば6自由度の補正
が可能なことにより、動作中に慣性力や作業反力がかか
っても補正機構109での誤差の発生を低減化でき、ア
ーム先端のエンドエフェクタ102を高精度に位置、姿
勢補正させて動作制御可能となる。
【0048】〔実施の形態2〕図4は、本発明に係わる
組立ロボットの実施の形態2を示す全体構成である。前
述した第1の実施の形態と同一の構成要素には同一の符
号を附してある。この実施の形態2では、組立ロボット
100の作業時における作業反力を検出し、エンドエフ
ェクタ102の位置と姿勢を補正するものである。
【0049】駆動制御手段400は、ロボットの作業手
続きや作業対象との相対的な位置関係からエンドエフェ
クタ102がとるべき位置・姿勢を設定する手先位置姿
勢設定部101と、エンドエフェクタ102が必要とす
る位置・姿勢をとるために、アームの各関節の駆動モー
タの目標位置を算出するモータ目標位置演算部103
と、この駆動モータの目標位置データに基づいてロボッ
ト100の各関節の駆動モータを駆動する駆動指令部1
04を有して構成されている。
【0050】また、ロボット100のアーム先端部に
は、力覚センサ401と、補正機構109が設けられ
る。力覚センサ401は、ロボット100の作業時にエ
ンドエフェクタ102に発生する組立反力を検出する。
反力設定部402には、組立や分解作業が正常におこな
われた際にエンドエフェクタに102に発生する反力が
あらかじめ設定されている。反力誤差演算部403は、
反力設定部402にあらかじめ設定された反力と、力覚
センサ401が検出した反力の誤差を算出する。
【0051】補正機構目標位置演算部108は、反力誤
差演算部403で求められた誤差に基づいて補正機構1
09の制御目標値を決定する。補正駆動指令部110
は、補正機構109のアクチュエータを駆動し、アーム
先端のエンドエフェクタ102の組立反力が設定値にな
るように修正する。
【0052】上記構成の組立ロボットの動作について、
図5のフローチャートを用いて説明する。まず、手先位
置姿勢設定部101には、ロボット100の作業手続き
や、作業対象との相対的な位置関係からエンドエフェク
タ102がとるべき位置・姿勢が設定される(ステップ
S501)。つぎに、モータ目標位置演算部103は、
エンドエフェクタ102が必要とする位置・姿勢をとる
ために、アームの各関節の駆動モータの目標位置を算出
する(ステップS502)。
【0053】つぎに、この駆動モータの目標位置データ
に基づいて駆動指令部104がロボット100の各関節
の駆動モータを駆動する(ステップS503)。この
際、力覚センサ401は、ロボット100の作業により
エンドエフェクタ102に掛かる組立反力を検出する
(ステップS504)。
【0054】そして、反力誤差演算部403は、反力設
定部402にあらかじめ設定された組立や分解作業が正
常におこなわれた際にエンドエフェクタに102に発生
する反力と、力覚センサ401が検出した反力の誤差を
演算する(ステップS505)。
【0055】つぎに、求められた誤差に基づいて補正機
構目標位置演算部108は、補正機構109の制御目標
値を決定し(ステップS506)、補正駆動指令部11
0により補正機構109のアクチュエータを駆動し、ア
ーム先端のエンドエフェクタ102の組立反力が設定値
になるように修正する(ステップS507)。
【0056】以上の構成によれば、アーム先端にかかる
作業反力を検出して、補正機構109によりエンドエフ
ェクタ102の位置と姿勢を補正することができ、各関
節を駆動するサーボモータの減速機のバックラッシュ
や、アーム機構の構造的な弾性変形による誤差の影響を
受けずに高精度に所望の動作をおこなうことが可能とな
る。
【0057】なお、補正機構目標位置演算部108は、
上記の反力誤差の補正に加えて、実施の形態1で説明し
た位置と姿勢を補正すべく補正機構109の制御目標値
を決定、出力する構成にもできる。
【0058】以上説明した実施の形態の組立ロボット1
00は、部品を組み立てる組立作業、および部品の分解
作業のいずれにも用いることができ、いずれの場合にお
いても、アーム先端の位置と姿勢を補正して高精度な動
作制御が実行できるようになる。
【0059】すなわち、本実施の形態によれば、組立ロ
ボットのアーム構造等に起因するアーム先端部の位置の
誤差をアーム先端部に配置された補正手段で補正できる
ため、誤差の修正のためにアームの形態を変化させる必
要がなく新たな位置の誤差を発生しない。このため、組
立ロボットを駆動させる減速機のバックラッシュ、アー
ムの弾性変形等による位置の誤差の影響を受けずに、ア
ーム先端部を高精度に位置決め制御することができる。
【0060】また、本実施の形態によれば、あらかじめ
アームを目標位置に位置決め制御した際の位置が設定さ
れており、この位置を読み出して検出された位置との誤
差を得ることができ、簡単に高精度な位置決め制御をお
こなうことができる。
【0061】また、本実施の形態によれば、組立ロボッ
トのアーム構造等に起因するアーム先端部の姿勢の誤差
をアーム先端部に配置された補正手段で補正できるた
め、誤差の修正のためにアームの形態を変化させる必要
がなく新たな姿勢の誤差を発生しない。
【0062】また、本実施の形態によれば、あらかじめ
アームを目標位置に位置決め制御した際の姿勢が設定さ
れており、この姿勢を読み出して検出された姿勢との誤
差を得ることができ、簡単に高精度な姿勢制御がおこな
えるという効果を奏する。
【0063】また、本実施の形態によれば、組立ロボッ
トのエンドエフェクタで所定の方向から所定の大きさの
力を発生させる必要の作業時に、アーム構造等に起因す
るアーム先端部に掛かる反力の誤差をアーム先端部に配
置された補正手段で補正できるため、誤差の修正のため
にアームの形態を変化させる必要がなく新たな反力の誤
差を発生しない。
【0064】また、本実施の形態によれば、あらかじめ
アームを目標位置に位置決め制御した際の反力が設定さ
れており、この反力を読み出して検出された反力との誤
差を得ることができ、所望の反力が必要な作業を簡単か
つ高精度に駆動制御できるという効果を奏する。
【0065】また、本実施の形態によれば、補正手段に
複数の伸縮自在な可動リンクを用いたので、動作中に慣
性力や作業反力がかかっても誤差の発生を抑制できるた
め、高精度な位置、姿勢、及び反力の補正制御が可能と
なる。
【0066】なお、本実施の形態で説明した制御方法
は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナル・コ
ンピュータ等のコンピュータで実行することにより実現
することができる。このプログラムは、ハードディス
ク、フロッピー(登録商標)ディスク、CD−ROM、
MO、DVD等のコンピュータで読み取り可能な記録媒
体に記録され、コンピュータによって記録媒体から読み
出されることによって実行される。またこのプログラム
は、上記記録媒体を介して、インターネット等のネット
ワークを介して配布することができる。
【0067】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1に記載の
発明によれば、作業時に必要なアーム先端部の位置、姿
勢、あるいはその軌跡からアームを構成する各関節の各
駆動モータの目標位置を算出し、各駆動モータを個々に
位置決めして組立あるいは分解作業をおこなう多関節の
組立ロボットにおいて、前記アーム先端部に設けられ、
該先端部を目標位置に位置決め制御した際における該先
端部の位置を検出する位置検出手段と、前記位置検出手
段の出力によりアーム先端部の位置を検出し、作業時に
必要なアーム先端部の位置に対する誤差を算出する手先
誤差演算手段と、前記アーム先端部と、該アーム先端部
に配置されたエンドエフェクタとの間に設けられ、エン
ドエフェクタの位置を補正すべく移動可能な補正手段
と、前記手先誤差演算手段で算出された誤差値に基づ
き、前記エンドエフェクタの位置を補正するために前記
補正手段に対し位置の制御目標値を決定し駆動制御する
補正機構目標位置演算手段とを備えた構成としたので、
組立ロボットのアーム構造等に起因するアーム先端部の
位置の誤差をアーム先端部に配置された補正手段で補正
できるため、誤差の修正のためにアームの形態を変化さ
せる必要がなく新たな位置の誤差を発生しない。このた
め、組立ロボットを駆動させる減速機のバックラッシ
ュ、アームの弾性変形等による位置の誤差の影響を受け
ずに、アーム先端部を高精度に位置決め制御できるとい
う効果を奏する。
【0068】また、請求項2の発明によれば、請求項1
に記載の発明において、前記アーム先端部を目標位置に
位置決め制御するために該アームの先端がとるべき位置
が設定される手先位置設定手段を備え、前記手先誤差演
算手段は、前記手先位置設定手段で設定された前記エン
ドエフェクタの位置と、前記位置検出手段により検出さ
れた位置に基づき位置の誤差を演算する構成としたの
で、あらかじめアームを目標位置に位置決め制御した際
の位置が設定されており、この位置を読み出して検出さ
れた位置との誤差を得ることができ、簡単に高精度な位
置決め制御がおこなえるという効果を奏する。
【0069】また、請求項3の発明によれば、請求項
1、2のいずれか一つに記載の発明において、前記アー
ム先端部に設けられ、該先端部を目標位置に位置決め制
御した際における該先端部の姿勢を検出する姿勢検出手
段を備え、前記手先誤差演算手段は、前記姿勢検出手段
の出力によりアーム先端部の姿勢を検出し、作業時に必
要なアーム先端部の姿勢に対する誤差を算出し、前記補
正手段は、前記エンドエフェクタの姿勢を補正すべく移
動可能であり、前記補正機構目標位置演算手段は、前記
手先誤差演算手段で算出された誤差値に基づき、前記エ
ンドエフェクタの姿勢を補正するために前記補正手段に
対し姿勢の制御目標値を決定し駆動制御させる構成とし
たので、組立ロボットのアーム構造等に起因するアーム
先端部の姿勢の誤差をアーム先端部に配置された補正手
段で補正できるため、誤差の修正のためにアームの形態
を変化させる必要がなく新たな姿勢の誤差を発生しな
い。このため、組立ロボットを駆動させる減速機のバッ
クラッシュ、アームの弾性変形等による姿勢の誤差の影
響を受けずに、アーム先端部を高精度に姿勢制御できる
という効果を奏する。
【0070】また、請求項4の発明によれば、請求項3
に記載の発明において、前記アーム先端部を目標位置に
位置決め制御するために該アームの先端がとるべき姿勢
が設定される手先姿勢設定手段を備え、前記手先誤差演
算手段は、前記手先姿勢設定手段で設定された前記エン
ドエフェクタの姿勢と、前記姿勢検出手段により検出さ
れた姿勢に基づき姿勢の誤差を演算する構成としたの
で、あらかじめアームを目標位置に位置決め制御した際
の姿勢が設定されており、この姿勢を読み出して検出さ
れた姿勢との誤差を得ることができ、簡単に高精度な姿
勢制御がおこなえるという効果を奏する。
【0071】また、請求項5の発明によれば、請求項1
〜4のいずれか一つに記載の発明において、前記アーム
の先端部を目標位置に位置決め制御した際に、前記エン
ドエフェクタに対して発生する作業時の反力を検出する
力覚検出手段と、前記力覚検出手段の出力により前記エ
ンドエフェクタに発生する反力を検出し、あらかじめ設
定したエンドエフェクタに加わる反力に対する誤差を算
出する反力誤差演算手段とを備え、前記補正機構目標位
置演算手段は、前記反力誤差演算手段で算出された誤差
値に基づき、前記エンドエフェクタに加わる反力が前記
設定値になるよう前記補正手段に対し反力の制御目標値
を決定し駆動制御させる構成としたので、組立ロボット
のエンドエフェクタで所定の方向から所定の大きさの力
を発生させる必要の作業時に、アーム構造等に起因する
アーム先端部に掛かる反力の誤差をアーム先端部に配置
された補正手段で補正できるため、誤差の修正のために
アームの形態を変化させる必要がなく新たな反力の誤差
を発生しない。このため、組立ロボットを駆動させる減
速機のバックラッシュ、アームの弾性変形等による反力
の誤差の影響を受けずに、アーム先端部を高精度に所定
の反力となるよう駆動制御できるという効果を奏する。
【0072】また、請求項6の発明によれば、請求項5
に記載の発明において、前記アームの先端部を目標位置
に位置決め制御した際に、前記エンドエフェクタに対し
て発生する作業時の反力をあらかじめ設定するための反
力設定手段を備え、前記反力誤差演算手段は、前記反力
設定手段で設定された前記エンドエフェクタの反力と、
前記力覚検出手段により検出された反力とに基づき反力
の誤差を演算する構成としたので、あらかじめアームを
目標位置に位置決め制御した際の反力が設定されてお
り、この反力を読み出して検出された反力との誤差を得
ることができ、所望の反力が必要な作業を簡単かつ高精
度に駆動制御できるという効果を奏する。
【0073】また、他の発明によれば、請求項1〜6の
いずれか一つに記載の発明において、前記補正手段が、
前記アーム先端部に固定されるアーム固定ベースと、前
記エンドエフェクタに固定されるエンドエフェクタベー
スと、前記アーム固定ベースと、エンドエフェクタベー
スとの間に複数本連設され、各々伸縮自在な可動リンク
と、を備え並進方向および回転方向に複数の自由度を有
する構成としたので、補正手段に複数の伸縮自在な可動
リンクを用いたので、動作中に慣性力や作業反力がかか
っても誤差の発生を抑制できるため、高精度な位置、姿
勢、及び反力の補正制御が可能な効果を奏する。
【0074】また、他の発明によれば、作業時に必要な
アーム先端部の位置、姿勢、あるいはその軌跡からアー
ムを構成する各関節の各駆動モータの目標位置を算出
し、各駆動モータを個々に位置決めして組立あるいは分
解作業をおこなうもので、アームの先端部とエンドエフ
ェクタとの間に位置および姿勢を変更駆動可能な補正手
段を備えた多関節の組立ロボットにおける制御方法であ
って、前記各駆動モータを前記目標位置に位置決め駆動
させた状態で、アームの先端の位置を検出する位置検出
工程と、あらかじめ設定されたアーム先端の位置と、前
記検出された位置に基づき、作業時に必要なアーム先端
部の位置誤差を算出する位置誤差算出工程と、前記算出
された位置誤差に基づいて、前記補正手段に対しエンド
エフェクタの位置を補正制御する位置補正工程とを備え
た構成としたので、組立ロボットのアーム構造等に起因
するアーム先端部の位置の誤差をアーム先端部の補正手
段に対する制御で補正するため、誤差の修正のためにア
ームの形態を変化させる必要がなく新たな位置の誤差を
発生しない。このため、組立ロボットを駆動させる減速
機のバックラッシュ、アームの弾性変形等による位置の
誤差の影響を受けずに、アーム先端部を高精度に位置決
め制御できるという効果を奏する。
【0075】また、他の発明によれば、上記の発明にお
いて、前記各駆動モータを前記目標位置に位置決め駆動
させた状態で、アームの先端の姿勢を検出する姿勢検出
工程と、あらかじめ設定されたアーム先端の姿勢と、前
記検出された姿勢に基づき、作業時に必要なアーム先端
部の姿勢誤差を算出する姿勢誤差算出工程と、前記算出
された姿勢誤差に基づいて、前記補正手段に対しエンド
エフェクタの姿勢を補正制御する姿勢補正工程とを含む
構成としたので、組立ロボットのアーム構造等に起因す
るアーム先端部の姿勢の誤差をアーム先端部の補正手段
に対する制御で補正するため、誤差の修正のためにアー
ムの形態を変化させる必要がなく新たな姿勢の誤差を発
生しない。このため、組立ロボットを駆動させる減速機
のバックラッシュ、アームの弾性変形等による姿勢の誤
差の影響を受けずに、アーム先端部を高精度に姿勢制御
できるという効果を奏する。
【0076】また、他の発明によれば、上記の発明にお
いて、前記各駆動モータを前記目標位置に位置決め駆動
させた状態で、前記エンドエフェクタに対して発生する
作業時の反力を検出する力覚検出工程と、あらかじめ設
定したエンドエフェクタに加わる反力と、前記検出され
た反力に基づき、反力の誤差を算出する反力誤差算出工
程と、前記算出された反力誤差に基づいて、前記補正手
段に対しエンドエフェクタに加わる反力が前記設定値に
なるように駆動制御する反力補正工程とを含む構成とし
たので、組立ロボットのエンドエフェクタで所定の方向
から所定の大きさの力を発生させる必要がある作業時
に、アーム構造等に起因するアーム先端部に掛かる反力
の誤差をアーム先端部に配置された補正手段に対する制
御で補正できるため、誤差の修正のためにアームの形態
を変化させる必要がなく新たな反力の誤差を発生しな
い。このため、組立ロボットを駆動させる減速機のバッ
クラッシュ、アームの弾性変形等による反力の誤差の影
響を受けずに、アーム先端部を高精度に所定の反力とな
るよう駆動制御できるという効果を奏する。
【0077】また、他の発明によれば、上記の発明にお
いて、前記補正手段は、前記アームの先端部とエンドエ
フェクタとの間に設けられ、複数本のリンク長が可変自
在な可動リンクを有してなり、前記位置補正工程、前記
姿勢補正工程、前記反力補正工程で得られた各補正の制
御値に対応して、前記補正手段の各可動リンクのリンク
長をそれぞれ可変制御させる駆動指令工程とを含む構成
としたので、補正手段による誤差の補正時に複数の可動
リンクを制御値に応じて制御する構成により、動作中に
慣性力や作業反力がかかっても補正手段での誤差の発生
を抑制して、高精度な位置、姿勢、及び反力の補正制御
が可能な効果を奏する。
【0078】また、他の発明によれば、上記の発明に記
載された方法をコンピュータに実行させる構成としたの
で、コンピュータを用いて組立ロボットのアーム先端部
の位置と姿勢、および反力の補正制御を実行できるよう
になり、アームの駆動制御の高精度化が図れるようにな
るという効果を奏する。
【0079】また、他の発明によれば、上記に記載され
たプログラムを記録した構成としたので、そのプログラ
ムを機械読み取り可能となり、これによって、上記の動
作をコンピュータによって実現することができるという
効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の組立ロボットの実施の形態1による
全体構成図である。
【図2】この発明の組立ロボットの実施の形態1にかか
る駆動制御内容を示すフローチャートである。
【図3】この発明の組立ロボットに用いられる補正機構
を示す斜視図である。
【図4】この発明の組立ロボットの実施の形態2を示す
全体構成図である。
【図5】この発明の組立ロボットの実施の形態2にかか
る駆動制御内容を示すフローチャートである。
【符号の説明】
100 ロボット 100a アーム 100b 関節 101 手先位置姿勢設定部 102 エンドエフェクタ 103 モータ目標位置演算部 104 駆動指令部 106 位置姿勢センサ 107 手先誤差演算部 108 補正機構目標位置演算部 109 補正機構 110 補正駆動指令部 115 駆動制御手段 300 パラレルリンク機構 301 アーム固定ベース 302 エンドエフェクタベース 303 可動リンク 303a アーム 304(304a,304b) 球面ガイド 400 駆動制御手段 401 力覚センサ 402 反力設定部 403 反力誤差演算部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 内田 拓也 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 原田 忠克 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 (72)発明者 吉村 研一 東京都大田区中馬込1丁目3番6号 株式 会社リコー内 Fターム(参考) 3C007 AS06 BS10 KS05 KS17 KS20 KS34 LT14 MT04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 作業時に必要なアーム先端部の位置、姿
    勢、あるいはその軌跡からアームを構成する各関節の各
    駆動モータの目標位置を算出し、各駆動モータを個々に
    位置決めして組立あるいは分解作業をおこなう多関節の
    組立ロボットにおいて、 前記アーム先端部に設けられ、該先端部を目標位置に位
    置決め制御した際における該先端部の位置を検出する位
    置検出手段と、 前記位置検出手段の出力によりアーム先端部の位置を検
    出し、作業時に必要なアーム先端部の位置に対する誤差
    を算出する手先誤差演算手段と、 前記アーム先端部と、該アーム先端部に配置されたエン
    ドエフェクタとの間に設けられ、エンドエフェクタの位
    置を補正すべく移動可能な補正手段と、 前記手先誤差演算手段で算出された誤差値に基づき、前
    記エンドエフェクタの位置を補正するために前記補正手
    段に対し位置の制御目標値を決定し駆動制御する補正機
    構目標位置演算手段と、を備えたことを特徴とする組立
    ロボット。
  2. 【請求項2】 前記アーム先端部を目標位置に位置決め
    制御するために該アームの先端がとるべき位置が設定さ
    れる手先位置設定手段を備え、 前記手先誤差演算手段は、前記手先位置設定手段で設定
    された前記エンドエフェクタの位置と、前記位置検出手
    段により検出された位置に基づき位置の誤差を演算する
    ことを特徴とする請求項1に記載の組立ロボット。
  3. 【請求項3】 前記アーム先端部に設けられ、該先端部
    を目標位置に位置決め制御した際における該先端部の姿
    勢を検出する姿勢検出手段を備え、 前記手先誤差演算手段は、前記姿勢検出手段の出力によ
    りアーム先端部の姿勢を検出し、作業時に必要なアーム
    先端部の姿勢に対する誤差を算出し、 前記補正手段は、前記エンドエフェクタの姿勢を補正す
    べく移動可能であり、 前記補正機構目標位置演算手段は、前記手先誤差演算手
    段で算出された誤差値に基づき、前記エンドエフェクタ
    の姿勢を補正するために前記補正手段に対し姿勢の制御
    目標値を決定し駆動制御させることを特徴とする請求項
    1、2のいずれか一つに記載の組立ロボット。
  4. 【請求項4】 前記アーム先端部を目標位置に位置決め
    制御するために該アームの先端がとるべき姿勢が設定さ
    れる手先姿勢設定手段を備え、 前記手先誤差演算手段は、前記手先姿勢設定手段で設定
    された前記エンドエフェクタの姿勢と、前記姿勢検出手
    段により検出された姿勢に基づき姿勢の誤差を演算する
    ことを特徴とする請求項3に記載の組立ロボット。
  5. 【請求項5】 前記アームの先端部を目標位置に位置決
    め制御した際に、前記エンドエフェクタに対して発生す
    る作業時の反力を検出する力覚検出手段と、 前記力覚検出手段の出力により前記エンドエフェクタに
    発生する反力を検出し、あらかじめ設定したエンドエフ
    ェクタに加わる反力に対する誤差を算出する反力誤差演
    算手段とを備え、 前記補正機構目標位置演算手段は、前記反力誤差演算手
    段で算出された誤差値に基づき、前記エンドエフェクタ
    に加わる反力が前記設定値になるよう前記補正手段に対
    し反力の制御目標値を決定し駆動制御させることを特徴
    とする請求項1〜4のいずれか一つに記載の組立ロボッ
    ト。
  6. 【請求項6】 前記アームの先端部を目標位置に位置決
    め制御した際に、前記エンドエフェクタに対して発生す
    る作業時の反力をあらかじめ設定するための反力設定手
    段を備え、 前記反力誤差演算手段は、前記反力設定手段で設定され
    た前記エンドエフェクタの反力と、前記力覚検出手段に
    より検出された反力とに基づき反力の誤差を演算するこ
    とを特徴とする請求項5に記載の組立ロボット。
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