JP2003068659A - プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法、それらを用いて作製した薄膜、基板、半導体装置 - Google Patents
プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法、それらを用いて作製した薄膜、基板、半導体装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 高周波電極を複数の小電極に分割するだけで
は、各々の小電極に印加された高周波の畳重により、各
小電極面上の間隙に近いところで過大あるいは過小な電
界が生じ、均一なプラズマを生成させるには不充分であ
り、各小電極に印加する高周波電圧の位相を調整するこ
とで、膜厚分布やエッチング速度の分布が改善される。
しかしながら、隣接する小電極の高周波電圧に位相差が
ある場合には、隣接する小電極間に強い電界が生じ、そ
の強い電界により、局所的な膜厚の不均一が生じる。 【解決手段】 高周波電極を構成する複数の小電極に対
して、高周波電圧の位相をずらして印加するプラズマ処
理装置において、隣接する小電極間の間隙の大きさdc
を調節可能とし、複数の小電極と被処理部材との距離d
aとの関係を、0.5≦dc/da≦3の範囲に調節す
る。
は、各々の小電極に印加された高周波の畳重により、各
小電極面上の間隙に近いところで過大あるいは過小な電
界が生じ、均一なプラズマを生成させるには不充分であ
り、各小電極に印加する高周波電圧の位相を調整するこ
とで、膜厚分布やエッチング速度の分布が改善される。
しかしながら、隣接する小電極の高周波電圧に位相差が
ある場合には、隣接する小電極間に強い電界が生じ、そ
の強い電界により、局所的な膜厚の不均一が生じる。 【解決手段】 高周波電極を構成する複数の小電極に対
して、高周波電圧の位相をずらして印加するプラズマ処
理装置において、隣接する小電極間の間隙の大きさdc
を調節可能とし、複数の小電極と被処理部材との距離d
aとの関係を、0.5≦dc/da≦3の範囲に調節す
る。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明はプラズマ処理装置に
係り、被処理部材に対し膜堆積、エッチングあるいは表
面改質を行うのに好適な処理装置及びこの処理装置を用
いた処理方法、ならびにこれらの処理装置または処理方
法を用いて作製した薄膜、基板、半導体装置に関する。
係り、被処理部材に対し膜堆積、エッチングあるいは表
面改質を行うのに好適な処理装置及びこの処理装置を用
いた処理方法、ならびにこれらの処理装置または処理方
法を用いて作製した薄膜、基板、半導体装置に関する。
【0002】
【従来の技術】今日、半導体装置の製造プロセスにおい
て、プラズマエネルギーを利用した薄膜堆積、エッチン
グ、表面改質等の処理が必要不可欠になっており、これ
らのプラズマ処理工程では、液晶ディスプレイや太陽電
池等の半導体装置の大型化、及び処理能力向上の要求に
対応した被処理面積の大型化や処理速度の向上、そして
処理品質の向上が重要な課題である。
て、プラズマエネルギーを利用した薄膜堆積、エッチン
グ、表面改質等の処理が必要不可欠になっており、これ
らのプラズマ処理工程では、液晶ディスプレイや太陽電
池等の半導体装置の大型化、及び処理能力向上の要求に
対応した被処理面積の大型化や処理速度の向上、そして
処理品質の向上が重要な課題である。
【0003】このようなプラズマ処理の現状について説
明する。代表的な膜堆積処理方法であるプラズマCVD
法を例に取ると、堆積される膜として、代表的にはシリ
コンの多結晶薄膜、微結晶薄膜、非晶質薄膜があり、シ
リコンの化合物としては酸化シリコン膜、窒化シリコン
膜、珪化金属膜などがある。プラズマCVD法における
量産性を向上させるために、高周波電力を高める、また
は原料ガスの供給量を増加させることで、製膜速度を増
大させることが可能である。しかしながら、高周波電力
として13.56MHzのRF帯高周波を用いた従来の
方法において、そのような条件で膜堆積を行うと、多量
のパウダーが生成し、パウダーが被処理部材へ付着する
ことによる膜質の低下、引いては歩留まりの低下を引き
起こすために、製膜速度を著しく向上させることが実現
困難である。
明する。代表的な膜堆積処理方法であるプラズマCVD
法を例に取ると、堆積される膜として、代表的にはシリ
コンの多結晶薄膜、微結晶薄膜、非晶質薄膜があり、シ
リコンの化合物としては酸化シリコン膜、窒化シリコン
膜、珪化金属膜などがある。プラズマCVD法における
量産性を向上させるために、高周波電力を高める、また
は原料ガスの供給量を増加させることで、製膜速度を増
大させることが可能である。しかしながら、高周波電力
として13.56MHzのRF帯高周波を用いた従来の
方法において、そのような条件で膜堆積を行うと、多量
のパウダーが生成し、パウダーが被処理部材へ付着する
ことによる膜質の低下、引いては歩留まりの低下を引き
起こすために、製膜速度を著しく向上させることが実現
困難である。
【0004】このような良好な膜品質と高い製膜速度の
両立という課題の解決策として、印加電圧の高周波数化
が有望視されている。周波数を更に増加させたVHF帯
高周波を用いることで、プラズマ温度の低減と、プラズ
マ密度の向上が同時に成し得ることが知られており、V
HF帯高周波を用いることで、高品質な膜をより高速で
堆積できると期待される。
両立という課題の解決策として、印加電圧の高周波数化
が有望視されている。周波数を更に増加させたVHF帯
高周波を用いることで、プラズマ温度の低減と、プラズ
マ密度の向上が同時に成し得ることが知られており、V
HF帯高周波を用いることで、高品質な膜をより高速で
堆積できると期待される。
【0005】しかしながら、VHF帯高周波はRF帯高
周波よりも波長が短いため、高周波電極の表面最大寸法
が大きくなるほど、電極上で発生する定在波の影響が大
きくなることが知られている。その結果、プラズマ密度
の電極面内均一性が悪くなるため、膜堆積の場合は膜厚
や膜特性の面内均一性の悪化、エッチングの場合はエッ
チングレートの面内均一性の悪化を引き起こしてしま
う。また、周波数が高くなるほど浮遊容量の影響が大き
くなり、電極間以外での高周波電力の損失が大きくなる
ため、安定なプラズマ生成が困難になる。これらのこと
から、RF帯高周波に対応した従来の装置では、VHF
帯高周波を用いた大面積処理を行うことは、実用上困難
である。
周波よりも波長が短いため、高周波電極の表面最大寸法
が大きくなるほど、電極上で発生する定在波の影響が大
きくなることが知られている。その結果、プラズマ密度
の電極面内均一性が悪くなるため、膜堆積の場合は膜厚
や膜特性の面内均一性の悪化、エッチングの場合はエッ
チングレートの面内均一性の悪化を引き起こしてしま
う。また、周波数が高くなるほど浮遊容量の影響が大き
くなり、電極間以外での高周波電力の損失が大きくなる
ため、安定なプラズマ生成が困難になる。これらのこと
から、RF帯高周波に対応した従来の装置では、VHF
帯高周波を用いた大面積処理を行うことは、実用上困難
である。
【0006】このような課題を鑑み、VHF帯高周波を
用いて大面積処理を可能とする手法が特開2000−2
68994号公報に開示されている。図19により、特
開2000−268994号公報に開示されているプラ
ズマCVD装置の概要を説明する。ガス導入手段51と
真空排気手段52を備えた反応容器4において、高周波
電源1から高周波電力が印加され、整合器9を経た後に
高周波電力が分配され、複数に分割された高周波電極2
1〜24の各々に高周波電力が印加される。このよう
な、複数に分割された高周波電極を用いることにより、
大面積でも均一なプラズマ生成が可能であるとしてい
る。
用いて大面積処理を可能とする手法が特開2000−2
68994号公報に開示されている。図19により、特
開2000−268994号公報に開示されているプラ
ズマCVD装置の概要を説明する。ガス導入手段51と
真空排気手段52を備えた反応容器4において、高周波
電源1から高周波電力が印加され、整合器9を経た後に
高周波電力が分配され、複数に分割された高周波電極2
1〜24の各々に高周波電力が印加される。このよう
な、複数に分割された高周波電極を用いることにより、
大面積でも均一なプラズマ生成が可能であるとしてい
る。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明者らは、特開2
000−268994号公報に開示されているような、
高周波電極を複数に分割する手法の効果について詳細な
検討を行った。本発明者らは、図2に示すような、50
cm角のステンレス鋼平板からなり、互いに12mm離
間されている4つの小電極21〜24からなる高周波電
極を仮定し、さらに、それぞれの電極に側面および裏面
での放電を防止するためのアースシールドを設けて、各
々の小電極に100MHzの高周波電力を同出力かつ同
位相となるように印加した時の電界強度分布を電磁界計
算により求めた。このとき、高周波電極と被処理部材と
の距離は30mmとした。ここで、図1に示すように、
小電極から被処理部材へと向かう方向をx方向とし、x
方向と直交する小電極面と平行の2方向をy方向、z方
向とする。電磁界計算の結果得られたx方向の電界Ex
の強度分布を図3に示す。図の曲線から分かるように、
図3の横軸は高周波電極面上の対角方向における位置を
示しており、矢印イが高周波電極の大きさ、矢印ロ、ハ
が小電極の大きさをそれぞれ示している。また、縦軸は
電界強度を示す。複数の小電極から構成される高周波電
極全体に対する中心付近(図3のA部)で電界が過大と
なる分布が生じる。これは、各々の小電極に印加される
高周波の畳重により生ずるものと考えられる。逆に、B
部に示すように、各小電極の間隙では電界が過小とな
る。このことは、プラズマ処理の際に複数の小電極から
構成される高周波電極全体に対する中心付近(A部)で
過大なプラズマが発生し、各小電極の間隙付近(B部)
で過小なプラズマが発生すると予測される。このような
プラズマにより処理を行うと、処理の均一性や品質に問
題が生じることは明らかである。つまり、均一なプラズ
マを生成させるためには、高周波電極を複数に分割する
ほかにも、さらなる改良が必要である。
000−268994号公報に開示されているような、
高周波電極を複数に分割する手法の効果について詳細な
検討を行った。本発明者らは、図2に示すような、50
cm角のステンレス鋼平板からなり、互いに12mm離
間されている4つの小電極21〜24からなる高周波電
極を仮定し、さらに、それぞれの電極に側面および裏面
での放電を防止するためのアースシールドを設けて、各
々の小電極に100MHzの高周波電力を同出力かつ同
位相となるように印加した時の電界強度分布を電磁界計
算により求めた。このとき、高周波電極と被処理部材と
の距離は30mmとした。ここで、図1に示すように、
小電極から被処理部材へと向かう方向をx方向とし、x
方向と直交する小電極面と平行の2方向をy方向、z方
向とする。電磁界計算の結果得られたx方向の電界Ex
の強度分布を図3に示す。図の曲線から分かるように、
図3の横軸は高周波電極面上の対角方向における位置を
示しており、矢印イが高周波電極の大きさ、矢印ロ、ハ
が小電極の大きさをそれぞれ示している。また、縦軸は
電界強度を示す。複数の小電極から構成される高周波電
極全体に対する中心付近(図3のA部)で電界が過大と
なる分布が生じる。これは、各々の小電極に印加される
高周波の畳重により生ずるものと考えられる。逆に、B
部に示すように、各小電極の間隙では電界が過小とな
る。このことは、プラズマ処理の際に複数の小電極から
構成される高周波電極全体に対する中心付近(A部)で
過大なプラズマが発生し、各小電極の間隙付近(B部)
で過小なプラズマが発生すると予測される。このような
プラズマにより処理を行うと、処理の均一性や品質に問
題が生じることは明らかである。つまり、均一なプラズ
マを生成させるためには、高周波電極を複数に分割する
ほかにも、さらなる改良が必要である。
【0008】そこで、本発明者らは、各小電極に印加す
る高周波電圧の位相を調整して、複数の小電極から構成
される高周波電極全体に対する中心付近(A部)での電
界を互いに打ち消すことで、高周波電極全体でほぼ一様
な電界強度を得ることが可能であることを見出した。図
4に本発明者らが電磁界計算から求めた、各小電極に印
加する高周波電圧の位相をずらした時の、x方向の電界
Exの強度分布を示す。図4の横軸と縦軸は図3と同じ
である。この計算を行う条件として、図2に示す高周波
電極を仮定し、4つの小電極から任意に第1の小電極、
例えば21を選択すると、この第1の小電極21と隣接
する第2の小電極22および23に印加される高周波電
圧の位相は、第1の小電極21に印加される高周波電圧
の位相に対して135度ずらされており、第1の小電極
21とは隣接せず、第2の小電極22および23とは隣
接する第3の小電極24に印加される高周波電圧の位相
は、第1の小電極21に印加される高周波電圧の位相と
同じにされている。図3のA部に示すような過大な電界
が抑制されており、各小電極に印加する高周波電圧の位
相を調整することで、より均一なプラズマ処理を大きな
面積の被処理部材に施すことが可能となることが分かっ
た。さらに、位相のずれを種々変化させて同様の検討を
行った結果、図3のA部に示すような過大な電界を抑制
するには、隣接する小電極に印加する高周波電圧の位相
をずらすことが好適であり、図4に示すような、各小電
極面上において均一となる電界強度分布を得られること
が分かった。
る高周波電圧の位相を調整して、複数の小電極から構成
される高周波電極全体に対する中心付近(A部)での電
界を互いに打ち消すことで、高周波電極全体でほぼ一様
な電界強度を得ることが可能であることを見出した。図
4に本発明者らが電磁界計算から求めた、各小電極に印
加する高周波電圧の位相をずらした時の、x方向の電界
Exの強度分布を示す。図4の横軸と縦軸は図3と同じ
である。この計算を行う条件として、図2に示す高周波
電極を仮定し、4つの小電極から任意に第1の小電極、
例えば21を選択すると、この第1の小電極21と隣接
する第2の小電極22および23に印加される高周波電
圧の位相は、第1の小電極21に印加される高周波電圧
の位相に対して135度ずらされており、第1の小電極
21とは隣接せず、第2の小電極22および23とは隣
接する第3の小電極24に印加される高周波電圧の位相
は、第1の小電極21に印加される高周波電圧の位相と
同じにされている。図3のA部に示すような過大な電界
が抑制されており、各小電極に印加する高周波電圧の位
相を調整することで、より均一なプラズマ処理を大きな
面積の被処理部材に施すことが可能となることが分かっ
た。さらに、位相のずれを種々変化させて同様の検討を
行った結果、図3のA部に示すような過大な電界を抑制
するには、隣接する小電極に印加する高周波電圧の位相
をずらすことが好適であり、図4に示すような、各小電
極面上において均一となる電界強度分布を得られること
が分かった。
【0009】図4に示す均一となる電界分布と実際の膜
厚分布との相関を調べるため、製膜実験を行った。その
結果得られた膜厚分布を図5に示す。図5の横軸は図3
に示すそれと同じであり、縦軸は膜厚分布を示す。小電
極面上に相当する部分の膜厚は、図4の計算結果と同様
の均一な分布を示したが、各小電極の間隙に相当するB
部分では、図4の結果からは電界が小さいため膜厚が小
さくなることが予測されたにもかかわらず、むしろ膜厚
が大きくなる傾向が見られた。
厚分布との相関を調べるため、製膜実験を行った。その
結果得られた膜厚分布を図5に示す。図5の横軸は図3
に示すそれと同じであり、縦軸は膜厚分布を示す。小電
極面上に相当する部分の膜厚は、図4の計算結果と同様
の均一な分布を示したが、各小電極の間隙に相当するB
部分では、図4の結果からは電界が小さいため膜厚が小
さくなることが予測されたにもかかわらず、むしろ膜厚
が大きくなる傾向が見られた。
【0010】そこで、反応容器のポートより、高周波電
極と被処理部材の間にラングミュアプローブを挿入し、
プラズマ電子密度分布を測定した結果を図6に示す。図
6の横軸は図3に示すそれと同じであり、縦軸は電子密
度を示している。図6に示すように、各小電極の間隙に
相当するB部分において、電子密度が大きくなっている
ことが分かった。
極と被処理部材の間にラングミュアプローブを挿入し、
プラズマ電子密度分布を測定した結果を図6に示す。図
6の横軸は図3に示すそれと同じであり、縦軸は電子密
度を示している。図6に示すように、各小電極の間隙に
相当するB部分において、電子密度が大きくなっている
ことが分かった。
【0011】そこで、x方向の電界Exのみならず、各
小電極と平行のy方向の電界Eyおよびz方向の電界E
zをも含めた電界E=(Ex2+Ey2+Ez2)1/2の、
小電極主面より被処理部材側に3mm離れた位置におけ
る面内分布を、図4と同じ条件で計算した結果として図
7に示す。図7の電界Eは、各小電極の間隙に相当する
B部でむしろ強くなることが分かった。隣接する小電極
間に印加される高周波電圧に位相差がある場合には、隣
接する小電極間に電位差が生じるため、図8に示すC領
域のような間隙部の小電極に近い領域において、隣接す
る小電極間の電界(小電極面と平行のyもしくはz方向
の電界)が生じているためであると考えられる。その結
果、各小電極の間隙に相当する部分での膜厚が大きくな
ったと考えられる。
小電極と平行のy方向の電界Eyおよびz方向の電界E
zをも含めた電界E=(Ex2+Ey2+Ez2)1/2の、
小電極主面より被処理部材側に3mm離れた位置におけ
る面内分布を、図4と同じ条件で計算した結果として図
7に示す。図7の電界Eは、各小電極の間隙に相当する
B部でむしろ強くなることが分かった。隣接する小電極
間に印加される高周波電圧に位相差がある場合には、隣
接する小電極間に電位差が生じるため、図8に示すC領
域のような間隙部の小電極に近い領域において、隣接す
る小電極間の電界(小電極面と平行のyもしくはz方向
の電界)が生じているためであると考えられる。その結
果、各小電極の間隙に相当する部分での膜厚が大きくな
ったと考えられる。
【0012】本発明は、上記課題を鑑みなされたもので
あり、半導体装置の大型化や処理能力向上に対応した被
処理面積の大型化や処理速度の向上、及び処理品質の向
上を可能とするプラズマ処理装置及びプラズマ処理方
法、そして、それを用いて作製した薄膜、基板、半導体
装置を提供することにある。
あり、半導体装置の大型化や処理能力向上に対応した被
処理面積の大型化や処理速度の向上、及び処理品質の向
上を可能とするプラズマ処理装置及びプラズマ処理方
法、そして、それを用いて作製した薄膜、基板、半導体
装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明の第1の態様は、
反応容器内に、複数の小電極に分割されてなる電極と、
被処理部材配設部を備え、該複数の小電極に分割されて
なる電極に、高周波電源から位相をずらした高周波電力
を印加することでプラズマを発生させて、被処理部材に
対し処理を行う装置において、隣接する小電極間の間隙
の大きさが、調節可能であることを特徴とするプラズマ
処理装置である。
反応容器内に、複数の小電極に分割されてなる電極と、
被処理部材配設部を備え、該複数の小電極に分割されて
なる電極に、高周波電源から位相をずらした高周波電力
を印加することでプラズマを発生させて、被処理部材に
対し処理を行う装置において、隣接する小電極間の間隙
の大きさが、調節可能であることを特徴とするプラズマ
処理装置である。
【0014】本発明の第2の態様は、反応容器内に、複
数の小電極に分割されてなる電極と、被処理部材配設部
を備え、該複数の小電極に分割されてなる電極に、高周
波電源から位相をずらした高周波電力を印加することで
プラズマを発生させて、被処理部材に対し処理を行う装
置において、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと、
該複数の小電極と被処理部材との距離daが、 0.5≦dc/da≦3 の関係にあることを特徴とするプラズマ処理装置であ
る。
数の小電極に分割されてなる電極と、被処理部材配設部
を備え、該複数の小電極に分割されてなる電極に、高周
波電源から位相をずらした高周波電力を印加することで
プラズマを発生させて、被処理部材に対し処理を行う装
置において、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと、
該複数の小電極と被処理部材との距離daが、 0.5≦dc/da≦3 の関係にあることを特徴とするプラズマ処理装置であ
る。
【0015】本発明の第3の態様は、第1および第2の
態様のプラズマ処理装置において、互いに隣接する小電
極に印加される高周波電圧の位相のずれが120〜24
0度の範囲にあるように調整することを特徴とするプラ
ズマ処理方法である。
態様のプラズマ処理装置において、互いに隣接する小電
極に印加される高周波電圧の位相のずれが120〜24
0度の範囲にあるように調整することを特徴とするプラ
ズマ処理方法である。
【0016】本発明の第4の態様は、周波数が20〜5
00MHzの範囲にある高周波を用いたプラズマCVD
法により、最大寸法が1m以上である基板上に堆積され
た、膜厚分布が10%以内である薄膜である。
00MHzの範囲にある高周波を用いたプラズマCVD
法により、最大寸法が1m以上である基板上に堆積され
た、膜厚分布が10%以内である薄膜である。
【0017】本発明の第5の態様は、第4の態様の薄膜
が少なくとも1主面上に形成されてなる基板である。
が少なくとも1主面上に形成されてなる基板である。
【0018】本発明の第6の態様は、第4の態様の薄
膜、あるいは第5の態様の基板を用いて作製された半導
体装置である。
膜、あるいは第5の態様の基板を用いて作製された半導
体装置である。
【0019】
【発明の実施の形態】複数の小電極に分割された電極
に、同位相の電力を印加した場合には、小電極の間隙部
では電界が生じないため、間隙部でのプラズマ処理の不
均一が生じる。したがって、間隙部をできるだけ小さく
することによって、間隙部の電界の落ち込みを抑制し、
プラズマ処理の不均一を防ぐことが一般的である。
に、同位相の電力を印加した場合には、小電極の間隙部
では電界が生じないため、間隙部でのプラズマ処理の不
均一が生じる。したがって、間隙部をできるだけ小さく
することによって、間隙部の電界の落ち込みを抑制し、
プラズマ処理の不均一を防ぐことが一般的である。
【0020】一方、隣接する小電極間に印加される高周
波電圧に位相差がある場合には、間隙部において隣接す
る小電極間に電位差が生じるため、隣接する小電極の間
隙では、図8に示すC領域のように小電極に近い領域
で、隣接する小電極間に小電極面と平行となるyもしく
はz方向の電界が生じる。そのため、隣接する小電極の
間隙の大きさを小さくしすぎると、隣接する小電極間の
電界が強くなりすぎて、不均一なプラズマとなってしま
う。したがって、隣接する小電極間にかかる電界の大き
さを、プラズマ処理が均一になるように調節することが
必要となる。
波電圧に位相差がある場合には、間隙部において隣接す
る小電極間に電位差が生じるため、隣接する小電極の間
隙では、図8に示すC領域のように小電極に近い領域
で、隣接する小電極間に小電極面と平行となるyもしく
はz方向の電界が生じる。そのため、隣接する小電極の
間隙の大きさを小さくしすぎると、隣接する小電極間の
電界が強くなりすぎて、不均一なプラズマとなってしま
う。したがって、隣接する小電極間にかかる電界の大き
さを、プラズマ処理が均一になるように調節することが
必要となる。
【0021】プラズマ処理の均一性に大きく影響する電
界分布は、隣接する小電極間にかかる電界の大きさと、
小電極と被処理部材との間にかかる電界の大きさにより
決まる。隣接する小電極間にかかる電界は、隣接する小
電極間の間隙の大きさと関係している。一方、小電極と
被処理部材との間にかかる電界の大きさは、小電極と被
処理部材との間の距離と関係している。
界分布は、隣接する小電極間にかかる電界の大きさと、
小電極と被処理部材との間にかかる電界の大きさにより
決まる。隣接する小電極間にかかる電界は、隣接する小
電極間の間隙の大きさと関係している。一方、小電極と
被処理部材との間にかかる電界の大きさは、小電極と被
処理部材との間の距離と関係している。
【0022】したがって、隣接する小電極間の間隙の大
きさと、複数の小電極と被処理部材との間の距離との関
係が重要となる。具体的には、隣接する小電極間の間隙
の大きさが、複数の小電極と被処理部材との距離と比較
して小さすぎる場合には、小電極と被処理部材間にかか
る電界よりも、隣接する小電極間の電界が強くなりす
ぎ、間隙部でのプラズマ生成が過剰になるため、プラズ
マ処理は不均一となる。逆に、隣接する小電極間の間隙
の大きさが、複数の小電極と被処理部材との間の距離と
比較して、大きすぎると、小電極と被処理部材間にかか
る電界よりも、隣接する小電極間の電界のほうが弱くな
りすぎ、間隙部でのプラズマ生成が少なすぎるため、プ
ラズマ処理は不均一となる。
きさと、複数の小電極と被処理部材との間の距離との関
係が重要となる。具体的には、隣接する小電極間の間隙
の大きさが、複数の小電極と被処理部材との距離と比較
して小さすぎる場合には、小電極と被処理部材間にかか
る電界よりも、隣接する小電極間の電界が強くなりす
ぎ、間隙部でのプラズマ生成が過剰になるため、プラズ
マ処理は不均一となる。逆に、隣接する小電極間の間隙
の大きさが、複数の小電極と被処理部材との間の距離と
比較して、大きすぎると、小電極と被処理部材間にかか
る電界よりも、隣接する小電極間の電界のほうが弱くな
りすぎ、間隙部でのプラズマ生成が少なすぎるため、プ
ラズマ処理は不均一となる。
【0023】そこで、プラズマ生成条件に合わせて、隣
接する小電極の間隙の大きさを調節して、隣接する小電
極間にかかる電界の大きさを調節することにより、プラ
ズマ処理を均一とすることを可能とした。
接する小電極の間隙の大きさを調節して、隣接する小電
極間にかかる電界の大きさを調節することにより、プラ
ズマ処理を均一とすることを可能とした。
【0024】複数の小電極に印加する電力に位相差を与
えた場合には、隣接する小電極間の間隙の大きさdc
と、該複数の小電極と被処理部材との距離daが、0.
5≦dc/da≦3の関係にあることで、良好な膜厚分
布を得ることが可能となる。
えた場合には、隣接する小電極間の間隙の大きさdc
と、該複数の小電極と被処理部材との距離daが、0.
5≦dc/da≦3の関係にあることで、良好な膜厚分
布を得ることが可能となる。
【0025】さらに、プラズマ処理の均一性をよくする
には、互いに隣接する小電極に印加される高周波電圧の
位相のずれを120度〜240度の範囲とすることがよ
り好ましい。この場合には位相差が大きいために隣接す
る電極間の電位差が大きくなるため、隣接する小電極間
の間隙の大きさdcと、該複数の小電極と被処理部材と
の距離daが、0.7≦dc/da≦2の関係にあるこ
とがより望ましい。
には、互いに隣接する小電極に印加される高周波電圧の
位相のずれを120度〜240度の範囲とすることがよ
り好ましい。この場合には位相差が大きいために隣接す
る電極間の電位差が大きくなるため、隣接する小電極間
の間隙の大きさdcと、該複数の小電極と被処理部材と
の距離daが、0.7≦dc/da≦2の関係にあるこ
とがより望ましい。
【0026】高品質なプラズマ処理を行うために、形成
される薄膜が受けるイオンダメージが少ない、例えば、
圧力が200Pa以上2000Pa以下のプロセス条件
において、複数の小電極に印加する電力に位相差を与え
た場合には、圧力が高いために反応が頻繁に起こり、粒
子の平均自由行程が小さくなるため、隣接する小電極間
の間隙の大きさは、より小さい方が適切となり、隣接す
る小電極間の間隙の大きさdcと、該複数の小電極と被
処理部材との距離daが、0.5≦dc/da≦2の関
係にある場合、プラズマ処理の均一性が向上する。さら
にプラズマ処理の均一性を向上させるには、互いに隣接
する小電極に印加される高周波電圧の位相のずれを12
0度〜240度の範囲とすることが好ましい。この場合
には位相差が大きいために隣接する電極間の電位差が大
きくなるため、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと
該複数の小電極と被処理部材との距離daが、0.7≦
dc/da≦1.5の関係にあることがより好ましい。
される薄膜が受けるイオンダメージが少ない、例えば、
圧力が200Pa以上2000Pa以下のプロセス条件
において、複数の小電極に印加する電力に位相差を与え
た場合には、圧力が高いために反応が頻繁に起こり、粒
子の平均自由行程が小さくなるため、隣接する小電極間
の間隙の大きさは、より小さい方が適切となり、隣接す
る小電極間の間隙の大きさdcと、該複数の小電極と被
処理部材との距離daが、0.5≦dc/da≦2の関
係にある場合、プラズマ処理の均一性が向上する。さら
にプラズマ処理の均一性を向上させるには、互いに隣接
する小電極に印加される高周波電圧の位相のずれを12
0度〜240度の範囲とすることが好ましい。この場合
には位相差が大きいために隣接する電極間の電位差が大
きくなるため、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと
該複数の小電極と被処理部材との距離daが、0.7≦
dc/da≦1.5の関係にあることがより好ましい。
【0027】なお、隣接する小電極間の間隙の大きさと
は、実質的に高周波が印加される小電極間の距離であ
り、各小電極を取り囲むように誘電体やアースシールド
が設置されている場合や、隣接する小電極間に誘電体が
充填されている場合においても、図8に示す距離Dのよ
うに実質的に高周波が印加される小電極間の距離であ
る。
は、実質的に高周波が印加される小電極間の距離であ
り、各小電極を取り囲むように誘電体やアースシールド
が設置されている場合や、隣接する小電極間に誘電体が
充填されている場合においても、図8に示す距離Dのよ
うに実質的に高周波が印加される小電極間の距離であ
る。
【0028】また、本発明のプラズマ処理装置におい
て、各小電極の最大寸法を、印加する高周波の波長の1
/4以下とすることにより、各小電極面上で定在波が発
生することを防止できるので、大きな面積の被処理部材
に対して、より均一なプラズマ処理を施すことが可能と
なる。なお、基板の最大寸法とは基板表面における任意
の2点間の距離が最大となる位置の寸法を意味してお
り、例えば、矩形平板上の場合は対角線長さ、円板状の
場合は直径に相当する。
て、各小電極の最大寸法を、印加する高周波の波長の1
/4以下とすることにより、各小電極面上で定在波が発
生することを防止できるので、大きな面積の被処理部材
に対して、より均一なプラズマ処理を施すことが可能と
なる。なお、基板の最大寸法とは基板表面における任意
の2点間の距離が最大となる位置の寸法を意味してお
り、例えば、矩形平板上の場合は対角線長さ、円板状の
場合は直径に相当する。
【0029】さらに、位相のずれを種々変化させた結果
より、図3のA部に示すような過大な電界を抑制するに
は、隣接する小電極に印加する高周波電圧の位相を12
0〜240度の範囲内でずらすことが、プラズマ処理の
均一性を向上させるのに好適である。
より、図3のA部に示すような過大な電界を抑制するに
は、隣接する小電極に印加する高周波電圧の位相を12
0〜240度の範囲内でずらすことが、プラズマ処理の
均一性を向上させるのに好適である。
【0030】各小電極に印加される高周波電圧の周波数
を20〜500MHzの範囲とすることで、プラズマ中
の電子密度を増大させ、且つ、プラズマポテンシャルを
低く抑えることができるので、処理の高速化と処理品質
の向上が同時に可能となる。
を20〜500MHzの範囲とすることで、プラズマ中
の電子密度を増大させ、且つ、プラズマポテンシャルを
低く抑えることができるので、処理の高速化と処理品質
の向上が同時に可能となる。
【0031】本発明のプラズマ処理装置ならびにプラズ
マ処理方法は、半導体装置の製造工程における膜堆積、
エッチング、及び表面改質等のプラズマ処理において、
処理能力向上に対応した被処理面積の大型化、処理速度
の向上及び処理品質の向上をなし得るものであり、該装
置または方法を用いて作製された半導体装置は、高性能
かつ安価に製造できるという利点を有する。
マ処理方法は、半導体装置の製造工程における膜堆積、
エッチング、及び表面改質等のプラズマ処理において、
処理能力向上に対応した被処理面積の大型化、処理速度
の向上及び処理品質の向上をなし得るものであり、該装
置または方法を用いて作製された半導体装置は、高性能
かつ安価に製造できるという利点を有する。
【0032】以下、本発明の一実施例を、複数の角型小
電極および梯子型小電極に分割され、平板状となるよう
に配設されてなる高周波電極を有するプラズマCVD装
置により説明するが、本発明はこれにより何ら限定され
るものではない。例えば、小電極の形状も角型に限定さ
れるものではなく、棒型、円板型、球状等でもよく、各
小電極の配置も平板状に限定されるものではなく、格子
状、同心円状などでもよい。また、プラズマ処理として
膜堆積に限定されるものではなく、エッチングなどでも
同様に処理品質を向上せしめる。 (実施例1〜5および比較例1)本実施例に使用したプ
ラズマCVD装置の略断面図を図1に示す。ガス導入手
段51と真空排気手段52を備えたステンレス鋼製の反
応容器4内部に、複数の小電極21〜24に分割されて
なる平板状の高周波電極と、被処理部材3を載置するス
テンレス鋼製の被処理部材配設部31とが互いに平行と
なるように対向して配置されている。反応容器4と被処
理部材3を載置するステンレス鋼製の被処理部材配設部
31は電気的に接地されている。一方、複数の小電極2
1〜24に分割されてなる高周波電極は反応容器4と電
気的に絶縁されている。図2に高周波電極21〜24の
斜視図を示す。各々の小電極は50cm角のステンレス
鋼平板であり、これらを全体で正方形状となるように配
設して、平板状の高周波電極とする。小電極の側面およ
び裏面での異常放電を防ぐために、それぞれの小電極の
側面および裏面を囲むようにステンレス鋼製の平板によ
るアースシールド61〜64を設置した。さらに、隣接
する小電極間の間隙の大きさを調節するために、それぞ
れの小電極に対し、高周波電極全体の中心に向かって対
角方向に水平移動可能な水平方向移動機構71〜74を
設けた。また、被処理部材と小電極との距離を調節する
ため、被処理部材配設部に、垂直方向に移動可能な垂直
方向移動機構8を設けた。水平方向移動機構71〜7
4、垂直方向移動機構8は高真空直線導入端子により真
空を破らずに手動で移動可能な機構とした。高真空直線
導入端子とは、大気側から高真空中の真空容器内に直線
運動を導入する端子であり、大気側のハンドルを回転さ
せて、その回転をギアにより直線運動に変換すること
で、真空側の軸をスクロールさせる機構を持つものであ
る。
電極および梯子型小電極に分割され、平板状となるよう
に配設されてなる高周波電極を有するプラズマCVD装
置により説明するが、本発明はこれにより何ら限定され
るものではない。例えば、小電極の形状も角型に限定さ
れるものではなく、棒型、円板型、球状等でもよく、各
小電極の配置も平板状に限定されるものではなく、格子
状、同心円状などでもよい。また、プラズマ処理として
膜堆積に限定されるものではなく、エッチングなどでも
同様に処理品質を向上せしめる。 (実施例1〜5および比較例1)本実施例に使用したプ
ラズマCVD装置の略断面図を図1に示す。ガス導入手
段51と真空排気手段52を備えたステンレス鋼製の反
応容器4内部に、複数の小電極21〜24に分割されて
なる平板状の高周波電極と、被処理部材3を載置するス
テンレス鋼製の被処理部材配設部31とが互いに平行と
なるように対向して配置されている。反応容器4と被処
理部材3を載置するステンレス鋼製の被処理部材配設部
31は電気的に接地されている。一方、複数の小電極2
1〜24に分割されてなる高周波電極は反応容器4と電
気的に絶縁されている。図2に高周波電極21〜24の
斜視図を示す。各々の小電極は50cm角のステンレス
鋼平板であり、これらを全体で正方形状となるように配
設して、平板状の高周波電極とする。小電極の側面およ
び裏面での異常放電を防ぐために、それぞれの小電極の
側面および裏面を囲むようにステンレス鋼製の平板によ
るアースシールド61〜64を設置した。さらに、隣接
する小電極間の間隙の大きさを調節するために、それぞ
れの小電極に対し、高周波電極全体の中心に向かって対
角方向に水平移動可能な水平方向移動機構71〜74を
設けた。また、被処理部材と小電極との距離を調節する
ため、被処理部材配設部に、垂直方向に移動可能な垂直
方向移動機構8を設けた。水平方向移動機構71〜7
4、垂直方向移動機構8は高真空直線導入端子により真
空を破らずに手動で移動可能な機構とした。高真空直線
導入端子とは、大気側から高真空中の真空容器内に直線
運動を導入する端子であり、大気側のハンドルを回転さ
せて、その回転をギアにより直線運動に変換すること
で、真空側の軸をスクロールさせる機構を持つものであ
る。
【0033】高周波電源1から発振された高周波は、分
配器9によって4本の高周波伝送線路に分配され、各々
の高周波伝送線路ごとに設けられた電力モニタ101〜
104、整合器111〜114及び位相調整器121〜
124を経て、各々の小電極21〜24に印加される。
各小電極21〜24に印加する高周波電圧の位相を可変
とする位相調整器121〜124はインダクタンスおよ
びキャパシタンスから構成される電気回路である。ま
た、各小電極21〜24ごとに設けられた電力モニタ1
01〜104の値を読み取り、整合器111〜114に
よって調整することで、各小電極21〜24に印加され
る高周波電力が調整される。
配器9によって4本の高周波伝送線路に分配され、各々
の高周波伝送線路ごとに設けられた電力モニタ101〜
104、整合器111〜114及び位相調整器121〜
124を経て、各々の小電極21〜24に印加される。
各小電極21〜24に印加する高周波電圧の位相を可変
とする位相調整器121〜124はインダクタンスおよ
びキャパシタンスから構成される電気回路である。ま
た、各小電極21〜24ごとに設けられた電力モニタ1
01〜104の値を読み取り、整合器111〜114に
よって調整することで、各小電極21〜24に印加され
る高周波電力が調整される。
【0034】本実施例では、原料ガスにモノシランと水
素を用いて非晶質シリコン薄膜を製膜した。主な製膜条
件は次の通りである。
素を用いて非晶質シリコン薄膜を製膜した。主な製膜条
件は次の通りである。
【0035】被処理部材:ガラス基板(1m角)
総ガス流量:SiH4 1300sccm
H2 1800sccm
基板温度:200℃
高周波電力:0.2Wcm-2
周波数:100MHz
圧力:30Pa
図9に各小電極21〜24に印加する高周波電圧の波形
図を示す。小電極21と小電極24に印加する高周波電
圧は同位相である。また、小電極22と小電極23に印
加する高周波電圧は同位相である。そして、小電極21
と小電極24に印加する高周波電圧と、小電極22と小
電極23に印加する電圧とは互いの位相差が30、6
0、120、135、180度となるようにずらしてい
る。このとき、各小電極21〜24へ印加される高周波
電力が同じとなるように調整した。小電極21と小電極
24に印加する高周波電圧と、小電極22と小電極23
に印加する電圧との位相差30度を実施例1、60度を
実施例2、120度を実施例3、135度を実施例4、
180度を実施例5とする。
図を示す。小電極21と小電極24に印加する高周波電
圧は同位相である。また、小電極22と小電極23に印
加する高周波電圧は同位相である。そして、小電極21
と小電極24に印加する高周波電圧と、小電極22と小
電極23に印加する電圧とは互いの位相差が30、6
0、120、135、180度となるようにずらしてい
る。このとき、各小電極21〜24へ印加される高周波
電力が同じとなるように調整した。小電極21と小電極
24に印加する高周波電圧と、小電極22と小電極23
に印加する電圧との位相差30度を実施例1、60度を
実施例2、120度を実施例3、135度を実施例4、
180度を実施例5とする。
【0036】垂直方向移動機構8によって、小電極と被
処理部材との距離を30mmに設定し、水平方向移動機
構71〜74によって小電極の間隙の大きさを調節し
た。
処理部材との距離を30mmに設定し、水平方向移動機
構71〜74によって小電極の間隙の大きさを調節し
た。
【0037】1時間の製膜処理の後、非晶質シリコン薄
膜が堆積されたガラス基板を反応容器4から取り出し、
ガラス基板の縦および横方向に対して9等分となるよう
に切断して膜厚測定用サンプルを81個作製した。奇数
により等分し、その中心部の膜厚を、段差計を用いて測
定することで、小電極面上の膜厚と各小電極の間隙部直
上の膜厚との比較評価を行うこととした。なお、81個
のサンプルの(最大値−最小値)/(最大値+最小値)
を膜厚分布として求めた。
膜が堆積されたガラス基板を反応容器4から取り出し、
ガラス基板の縦および横方向に対して9等分となるよう
に切断して膜厚測定用サンプルを81個作製した。奇数
により等分し、その中心部の膜厚を、段差計を用いて測
定することで、小電極面上の膜厚と各小電極の間隙部直
上の膜厚との比較評価を行うこととした。なお、81個
のサンプルの(最大値−最小値)/(最大値+最小値)
を膜厚分布として求めた。
【0038】水平方向移動機構71〜74により小電極
の間隙の大きさを変化させたときの膜厚分布を図10に
示す。図10の横軸は小電極の間隙dcと被処理部材と
の距離daのdc/daの関係を示し、縦軸は膜厚分布
を示す。また、比較のため小電極21〜24に印加する
高周波電圧を同位相とし、他の条件は実施例1〜5と全
く同じとして製膜した比較例1の膜厚分布を図10に併
せて示す。ここで、位相差は0度(同位相)から180
度までの範囲で変化させているが、位相差の対称性を考
慮すると位相差0度から360度までの範囲で変化させ
ていることと同様となる。
の間隙の大きさを変化させたときの膜厚分布を図10に
示す。図10の横軸は小電極の間隙dcと被処理部材と
の距離daのdc/daの関係を示し、縦軸は膜厚分布
を示す。また、比較のため小電極21〜24に印加する
高周波電圧を同位相とし、他の条件は実施例1〜5と全
く同じとして製膜した比較例1の膜厚分布を図10に併
せて示す。ここで、位相差は0度(同位相)から180
度までの範囲で変化させているが、位相差の対称性を考
慮すると位相差0度から360度までの範囲で変化させ
ていることと同様となる。
【0039】図10の結果より、隣接する小電極間の間
隙の大きさdcと、該複数の小電極と被処理部材との距
離daが、0.5≦dc/da≦3の関係にあるとき
に、同位相で高周波電力を印加した場合よりも膜厚分布
が低減可能となる。
隙の大きさdcと、該複数の小電極と被処理部材との距
離daが、0.5≦dc/da≦3の関係にあるとき
に、同位相で高周波電力を印加した場合よりも膜厚分布
が低減可能となる。
【0040】特に、位相差が120度〜180度の範囲
のとき、10%以内の膜厚分布の膜が得られる。位相差
の対称性を考慮すると、位相差が120度〜240度の
範囲であることが、より均一な膜を得るのに好ましい。
のとき、10%以内の膜厚分布の膜が得られる。位相差
の対称性を考慮すると、位相差が120度〜240度の
範囲であることが、より均一な膜を得るのに好ましい。
【0041】さらに、位相差が120度〜180度の範
囲、位相差の対称性を考慮すると120度〜240度の
範囲のとき、複数の小電極と被処理部材との距離da
と、隣接する小電極間の間隙の大きさdcは、0.7≦
dc/da≦2の範囲にあるとき、10%以内の膜厚分
布のより均一な膜が得られる。 (実施例6〜10および比較例2)垂直方向移動機構8
により複数の小電極と被処理部材との距離を20mm、
圧力を200Paとし、それ以外は実施例1と同様の条
件で製膜したものを実施例6、以下実施例2〜5と同様
の位相差のものを順に実施例7〜10とする。実施例6
〜10の膜厚分布を評価した。また、比較のため小電極
21〜24に印加する高周波電圧を同位相とし、他の条
件は実施例6と全く同じとして、製膜した比較例2の膜
厚分布を併せて図11に示す。
囲、位相差の対称性を考慮すると120度〜240度の
範囲のとき、複数の小電極と被処理部材との距離da
と、隣接する小電極間の間隙の大きさdcは、0.7≦
dc/da≦2の範囲にあるとき、10%以内の膜厚分
布のより均一な膜が得られる。 (実施例6〜10および比較例2)垂直方向移動機構8
により複数の小電極と被処理部材との距離を20mm、
圧力を200Paとし、それ以外は実施例1と同様の条
件で製膜したものを実施例6、以下実施例2〜5と同様
の位相差のものを順に実施例7〜10とする。実施例6
〜10の膜厚分布を評価した。また、比較のため小電極
21〜24に印加する高周波電圧を同位相とし、他の条
件は実施例6と全く同じとして、製膜した比較例2の膜
厚分布を併せて図11に示す。
【0042】図11の結果より、圧力が200Paの場
合には、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと、該複
数の小電極と被処理部材との距離daが、0.5≦dc
/da≦2の関係にあるときに、同位相で高周波電力を
印加した場合よりも膜厚分布が低減される。
合には、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと、該複
数の小電極と被処理部材との距離daが、0.5≦dc
/da≦2の関係にあるときに、同位相で高周波電力を
印加した場合よりも膜厚分布が低減される。
【0043】また、圧力が200Paの場合には、位相
差が120度〜180度の範囲のとき、10%以内の膜
厚分布の膜が得られ、位相差の対称性を考慮すると、位
相差が120度〜240度の範囲であることが、より均
一な膜を得るのに好ましい。
差が120度〜180度の範囲のとき、10%以内の膜
厚分布の膜が得られ、位相差の対称性を考慮すると、位
相差が120度〜240度の範囲であることが、より均
一な膜を得るのに好ましい。
【0044】さらに、圧力が200Paの場合には、位
相差が120度〜180度の範囲のとき、つまり位相差
の対称性を考慮して120度〜240度の範囲のとき、
複数の小電極と被処理部材との距離daと、隣接する小
電極間の間隙の大きさdcは、0.7≦dc/da≦
1.5の範囲にあるとき、10%以内の膜厚分布のより
均一な膜が得られる。 (実施例11〜20および比較例3、4)垂直方向移動
機構8により複数の小電極と被処理部材との距離を15
mmとし、圧力を500Paとし、それ以外は実施例1
と同様の条件で製膜したものを実施例11、以下実施例
2〜5と同様の位相差のものを順に実施例12〜15と
した。実施例11〜15の膜厚分布を評価した。また、
比較として小電極21〜24に印加する高周波電圧を同
位相とし、他の条件は全く同じとして、製膜した比較例
3の膜厚分布を併せて図12に示す。
相差が120度〜180度の範囲のとき、つまり位相差
の対称性を考慮して120度〜240度の範囲のとき、
複数の小電極と被処理部材との距離daと、隣接する小
電極間の間隙の大きさdcは、0.7≦dc/da≦
1.5の範囲にあるとき、10%以内の膜厚分布のより
均一な膜が得られる。 (実施例11〜20および比較例3、4)垂直方向移動
機構8により複数の小電極と被処理部材との距離を15
mmとし、圧力を500Paとし、それ以外は実施例1
と同様の条件で製膜したものを実施例11、以下実施例
2〜5と同様の位相差のものを順に実施例12〜15と
した。実施例11〜15の膜厚分布を評価した。また、
比較として小電極21〜24に印加する高周波電圧を同
位相とし、他の条件は全く同じとして、製膜した比較例
3の膜厚分布を併せて図12に示す。
【0045】垂直方向移動機構8により複数の小電極と
被処理部材との距離を7mmとし、圧力を2,000P
aとし、それ以外は実施例1と同様の条件で製膜したも
のを実施例16、以下実施例2〜5と同様の位相差のも
のを順に実施例17〜20とした。実施例16〜20の
膜厚分布を評価した。また、小電極21〜24に印加す
る高周波電圧を同位相とし、他の条件はと全く同じとし
て、製膜した比較例4の膜厚分布を併せて図13に示
す。
被処理部材との距離を7mmとし、圧力を2,000P
aとし、それ以外は実施例1と同様の条件で製膜したも
のを実施例16、以下実施例2〜5と同様の位相差のも
のを順に実施例17〜20とした。実施例16〜20の
膜厚分布を評価した。また、小電極21〜24に印加す
る高周波電圧を同位相とし、他の条件はと全く同じとし
て、製膜した比較例4の膜厚分布を併せて図13に示
す。
【0046】図12、図13および図11の結果より、
圧力が大きくなるに従い、隣接する小電極間の間隙の大
きさdcを、複数の小電極と被処理部材との距離daで
除したdc/daの、同位相で高周波電力を印加した比
較例よりも膜厚分布が低減可能となる範囲は、上限が小
さくなる。したがって、圧力が200Pa以上2,00
0Pa以下では、0.5≦dc/da≦2の範囲にある
ときに、膜厚分布が低減可能となる。
圧力が大きくなるに従い、隣接する小電極間の間隙の大
きさdcを、複数の小電極と被処理部材との距離daで
除したdc/daの、同位相で高周波電力を印加した比
較例よりも膜厚分布が低減可能となる範囲は、上限が小
さくなる。したがって、圧力が200Pa以上2,00
0Pa以下では、0.5≦dc/da≦2の範囲にある
ときに、膜厚分布が低減可能となる。
【0047】また、圧力が200Pa以上2000Pa
以下の場合には、位相差が120度〜180度の範囲の
とき、10%以内の膜厚分布の膜が得られ、位相差の対
称性を考慮すると120度〜240度の範囲であること
が、均一性のよい膜を得るのに好ましい。
以下の場合には、位相差が120度〜180度の範囲の
とき、10%以内の膜厚分布の膜が得られ、位相差の対
称性を考慮すると120度〜240度の範囲であること
が、均一性のよい膜を得るのに好ましい。
【0048】さらに、圧力が200Pa以上2000P
a以下の場合には、位相差が120度〜180度の範囲
のとき、つまり位相差の対称性を考慮して120度〜2
40度の範囲のとき、複数の小電極と被処理部材との距
離daと、隣接する小電極間の間隙の大きさdcとの関
係は、0.7≦dc/da≦1.5の範囲にあるとき、
10%以内の膜厚分布の、均一性のよい膜が得られる。 (実施例21〜25および比較例5)実施例1において
用いた50cm角のステンレス鋼平板小電極21〜24
の代わりに、図14に示すようにステンレス鋼製の角型
棒状材を溶接し、梯子型に加工した小電極25〜28を
用いた。梯子型小電極の外形は50cm角であり、角型
の棒状材の太さは19mm、隣接する棒状材間のギャッ
プは18mmであった。実施例1と同様の条件で製膜し
たものを実施例21、以下実施例2〜5と同様の位相差
のものを順に実施例22〜25とした。実施例21〜2
5の膜厚分布を評価した。また、梯子型に加工した小電
極25〜28に印加する高周波電圧を同位相とし、他の
条件は全く同じとして、製膜した比較例5の膜厚分布を
併せて図15に示す。
a以下の場合には、位相差が120度〜180度の範囲
のとき、つまり位相差の対称性を考慮して120度〜2
40度の範囲のとき、複数の小電極と被処理部材との距
離daと、隣接する小電極間の間隙の大きさdcとの関
係は、0.7≦dc/da≦1.5の範囲にあるとき、
10%以内の膜厚分布の、均一性のよい膜が得られる。 (実施例21〜25および比較例5)実施例1において
用いた50cm角のステンレス鋼平板小電極21〜24
の代わりに、図14に示すようにステンレス鋼製の角型
棒状材を溶接し、梯子型に加工した小電極25〜28を
用いた。梯子型小電極の外形は50cm角であり、角型
の棒状材の太さは19mm、隣接する棒状材間のギャッ
プは18mmであった。実施例1と同様の条件で製膜し
たものを実施例21、以下実施例2〜5と同様の位相差
のものを順に実施例22〜25とした。実施例21〜2
5の膜厚分布を評価した。また、梯子型に加工した小電
極25〜28に印加する高周波電圧を同位相とし、他の
条件は全く同じとして、製膜した比較例5の膜厚分布を
併せて図15に示す。
【0049】図15の結果より、複数の小電極形状が、
平板でなく、梯子型状であっても、平板状と同等の結果
が得られた。
平板でなく、梯子型状であっても、平板状と同等の結果
が得られた。
【0050】上述の各実施例においては、1枚の大きさ
が50cm角である正方形状の小電極もしくは梯子型の
小電極を4枚並べたものとしたが、その形状は、長方
形、多角形、円形等種々の形状であってもよく、各小電
極の最大寸法が、印加する高周波電圧の波長の1/4以
下である場合に、特に顕著な効果が得られる。また、本
例においては、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと
複数の小電極と被処理部材との距離daのうち、隣接す
る小電極間の間隙の大きさdcを変化させることでdc
/daを調節したが、複数の小電極と被処理部材との距
離daを変化させることでもdc/daを調節すること
が可能である。 (実施例26)本例では、図1に示すプラズマCVD装
置を用いて、非晶質シリコン薄膜からなる光電変換層を
形成することで、薄膜太陽電池を作製した。本例におい
て作製した薄膜太陽電池の略断面図を図16に示す。基
板131として80cm角で厚さ1.1mmのガラス基
板を用い、この上に透明電極132として、スパッタリ
ング法によりZnOを約1μmの膜厚となるように形成
した。その後、透明電極132が形成された側が複数の
小電極からなる高周波電極に対向するように、基板13
1を図1に示すプラズマCVD装置の反応容器内部に装
入する。透明電極132の上に、膜厚30nmのp型非
晶質シリコン薄膜133、膜厚300nmのi型非晶質
シリコン薄膜134、膜厚30nmのn型非晶質シリコ
ン薄膜135の順に製膜することで光電変換層を形成し
た。p、i、n型各々の非晶質シリコン薄膜の製膜条件
を以下に示す。なお、印加した高周波の周波数は、いず
れの場合も100MHzであり、各小電極21〜24に
印加する高周波電圧に対して、図9に示した135度の
位相のずれを生じさせている。また、垂直方向移動機構
8によって、小電極と被処理部材との距離を30mmに
設定し、水平方向移動機構71〜74によって小電極の
間隙の大きさを40mmに調節した。p型非晶質シリコ
ン薄膜の製膜条件 高周波電力:0.05W/cm2 原料ガス:SiH4 150sccm H2 1500sccm B2H6(2.0%/H2) 300sccm 圧力:30Pa 基板温度:200℃ 小電極と被処理部材との距離:30mm 複数小電極の間隙の大きさ:40mm i型非晶質シリコン薄膜の製膜条件 高周波電力:0.2W/cm2 原料ガス:SiH4 600SCCM H2 900SCCM 圧力:30Pa 基板温度:200℃ 小電極と被処理部材との距離:30mm 複数小電極の間隙の大きさ:40mm n型非晶質シリコン薄膜の製膜条件 高周波電力:0.04W/cm2 原料ガス:SiH4 100sccm H2 1200sccm PH3(2.0%/H2) 100sccm 圧力:30Pa 基板温度:200℃ 小電極と被処理部材との距離:30mm 複数小電極の間隙の大きさ:40mm 反応容器から基板131を取り出した後、裏面電極13
6として、スパッタリング法によりAgを300nmの
厚さとなるように形成した。裏面電極136は、光電変
換層を一旦透過した光を反射させることで、発電効率を
改善する役割をも有している。
が50cm角である正方形状の小電極もしくは梯子型の
小電極を4枚並べたものとしたが、その形状は、長方
形、多角形、円形等種々の形状であってもよく、各小電
極の最大寸法が、印加する高周波電圧の波長の1/4以
下である場合に、特に顕著な効果が得られる。また、本
例においては、隣接する小電極間の間隙の大きさdcと
複数の小電極と被処理部材との距離daのうち、隣接す
る小電極間の間隙の大きさdcを変化させることでdc
/daを調節したが、複数の小電極と被処理部材との距
離daを変化させることでもdc/daを調節すること
が可能である。 (実施例26)本例では、図1に示すプラズマCVD装
置を用いて、非晶質シリコン薄膜からなる光電変換層を
形成することで、薄膜太陽電池を作製した。本例におい
て作製した薄膜太陽電池の略断面図を図16に示す。基
板131として80cm角で厚さ1.1mmのガラス基
板を用い、この上に透明電極132として、スパッタリ
ング法によりZnOを約1μmの膜厚となるように形成
した。その後、透明電極132が形成された側が複数の
小電極からなる高周波電極に対向するように、基板13
1を図1に示すプラズマCVD装置の反応容器内部に装
入する。透明電極132の上に、膜厚30nmのp型非
晶質シリコン薄膜133、膜厚300nmのi型非晶質
シリコン薄膜134、膜厚30nmのn型非晶質シリコ
ン薄膜135の順に製膜することで光電変換層を形成し
た。p、i、n型各々の非晶質シリコン薄膜の製膜条件
を以下に示す。なお、印加した高周波の周波数は、いず
れの場合も100MHzであり、各小電極21〜24に
印加する高周波電圧に対して、図9に示した135度の
位相のずれを生じさせている。また、垂直方向移動機構
8によって、小電極と被処理部材との距離を30mmに
設定し、水平方向移動機構71〜74によって小電極の
間隙の大きさを40mmに調節した。p型非晶質シリコ
ン薄膜の製膜条件 高周波電力:0.05W/cm2 原料ガス:SiH4 150sccm H2 1500sccm B2H6(2.0%/H2) 300sccm 圧力:30Pa 基板温度:200℃ 小電極と被処理部材との距離:30mm 複数小電極の間隙の大きさ:40mm i型非晶質シリコン薄膜の製膜条件 高周波電力:0.2W/cm2 原料ガス:SiH4 600SCCM H2 900SCCM 圧力:30Pa 基板温度:200℃ 小電極と被処理部材との距離:30mm 複数小電極の間隙の大きさ:40mm n型非晶質シリコン薄膜の製膜条件 高周波電力:0.04W/cm2 原料ガス:SiH4 100sccm H2 1200sccm PH3(2.0%/H2) 100sccm 圧力:30Pa 基板温度:200℃ 小電極と被処理部材との距離:30mm 複数小電極の間隙の大きさ:40mm 反応容器から基板131を取り出した後、裏面電極13
6として、スパッタリング法によりAgを300nmの
厚さとなるように形成した。裏面電極136は、光電変
換層を一旦透過した光を反射させることで、発電効率を
改善する役割をも有している。
【0051】1枚のガラス基板当たり、9個×9個の単
位セル(4cm角)を作成し、その光電変換効率の分布
を測定した。図17は、81個の単位セルにおける光電
変換効率の平均値を1とした時の、そのバラツキを示し
たものである。 (比較例6)図19に示したプラズマCVD装置を用
い、複数の小電極に同位相で高周波電力を印加、垂直方
向移動機構8によって、小電極と被処理部材との距離を
30mmに設定し、水平方向移動機構71〜74によっ
て小電極の間隙の大きさを6mmに調節したほかは、実
施例6と同様の製膜条件で作製した場合における、81
個の単位セルにおける光電変換効率のバラツキを、図1
8に示す。
位セル(4cm角)を作成し、その光電変換効率の分布
を測定した。図17は、81個の単位セルにおける光電
変換効率の平均値を1とした時の、そのバラツキを示し
たものである。 (比較例6)図19に示したプラズマCVD装置を用
い、複数の小電極に同位相で高周波電力を印加、垂直方
向移動機構8によって、小電極と被処理部材との距離を
30mmに設定し、水平方向移動機構71〜74によっ
て小電極の間隙の大きさを6mmに調節したほかは、実
施例6と同様の製膜条件で作製した場合における、81
個の単位セルにおける光電変換効率のバラツキを、図1
8に示す。
【0052】本発明のプラズマCVD装置を用いて作製
した薄膜太陽電池の光電変換効率のバラツキは小さく、
本発明のプラズマCVD装置及びプラズマCVD方法に
より、歩留の向上をなし得ることが確認できた。
した薄膜太陽電池の光電変換効率のバラツキは小さく、
本発明のプラズマCVD装置及びプラズマCVD方法に
より、歩留の向上をなし得ることが確認できた。
【0053】本実施例では、本発明のプラズマCVD装
置及びプラズマCVD方法を、非晶質シリコン薄膜を光
電変換層とする薄膜太陽電池の製造プロセスに適用した
が、本発明の効果はこれに限らない。例えば、多結晶シ
リコン薄膜の製膜、あるいは非晶質シリコン薄膜や多結
晶シリコン薄膜のエッチング等においても、半導体装置
の大型化や処理能力向上に対応した被処理面積の大型化
や処理速度の向上、及び処理品質の向上が可能であり、
本発明により、膜堆積やエッチング等のプラズマ処理工
程において、歩留まり、信頼性、量産性が向上されるこ
とは言うまでもない。しかるに、薄膜太陽電池の製造プ
ロセスのみならず、薄膜トランジスタ等の製造プロセス
に適用できることは言うまでもない。
置及びプラズマCVD方法を、非晶質シリコン薄膜を光
電変換層とする薄膜太陽電池の製造プロセスに適用した
が、本発明の効果はこれに限らない。例えば、多結晶シ
リコン薄膜の製膜、あるいは非晶質シリコン薄膜や多結
晶シリコン薄膜のエッチング等においても、半導体装置
の大型化や処理能力向上に対応した被処理面積の大型化
や処理速度の向上、及び処理品質の向上が可能であり、
本発明により、膜堆積やエッチング等のプラズマ処理工
程において、歩留まり、信頼性、量産性が向上されるこ
とは言うまでもない。しかるに、薄膜太陽電池の製造プ
ロセスのみならず、薄膜トランジスタ等の製造プロセス
に適用できることは言うまでもない。
【0054】
【発明の効果】本発明により、高周波電極を構成する複
数の小電極に対して、高周波電圧の位相差をずらして印
加するプラズマ処理装置において、隣接する小電極間の
間隙の大きさdcを調節可能とし、複数の小電極と被処
理部材との距離daとの関係を、0.5≦dc/da≦
3の範囲に調節することで、膜厚分布やエッチング速度
の分布が改善される。
数の小電極に対して、高周波電圧の位相差をずらして印
加するプラズマ処理装置において、隣接する小電極間の
間隙の大きさdcを調節可能とし、複数の小電極と被処
理部材との距離daとの関係を、0.5≦dc/da≦
3の範囲に調節することで、膜厚分布やエッチング速度
の分布が改善される。
【0055】したがって、本発明により、半導体装置製
造プロセスにおける製膜及びエッチング工程等のプラズ
マ処理工程において、半導体装置の大型化や処理能力向
上に対応した被処理面積の大型化や処理速度の向上、及
び処理品質の向上が可能であり、その結果、歩留まり、
信頼性、量産性を向上させることが可能となる。
造プロセスにおける製膜及びエッチング工程等のプラズ
マ処理工程において、半導体装置の大型化や処理能力向
上に対応した被処理面積の大型化や処理速度の向上、及
び処理品質の向上が可能であり、その結果、歩留まり、
信頼性、量産性を向上させることが可能となる。
【図1】本発明の1つの態様であるプラズマCVD装置
の略断面図を示す。
の略断面図を示す。
【図2】プラズマCVD装置における高周波電圧を印加
する分割した小電極の略斜視図を示す。
する分割した小電極の略斜視図を示す。
【図3】従来のプラズマCVD方法における高周波電極
面上の小電極から被処理部材へと向かう電界の強度分布
を示す図である。
面上の小電極から被処理部材へと向かう電界の強度分布
を示す図である。
【図4】高周波電圧の位相をずらして印加するプラズマ
CVD装置における高周波電極面上の小電極から被処理
部材へと向かう電界の強度分布を示す図である。
CVD装置における高周波電極面上の小電極から被処理
部材へと向かう電界の強度分布を示す図である。
【図5】高周波電圧の位相をずらして印加するプラズマ
CVD装置において、堆積したサンプルの膜厚分布を示
す図である。
CVD装置において、堆積したサンプルの膜厚分布を示
す図である。
【図6】高周波電圧の位相をずらして印加するプラズマ
CVD装置におけるプラズマ電子密度分布を示す図であ
る。
CVD装置におけるプラズマ電子密度分布を示す図であ
る。
【図7】高周波電圧の位相をずらして印加するプラズマ
CVD装置における高周波電極面上の電界強度分布を示
す図である。
CVD装置における高周波電極面上の電界強度分布を示
す図である。
【図8】プラズマCVD装置の略断面図を示す。
【図9】各々の小電極に印加する高周波電圧の波形図を
示す。
示す。
【図10】実施例1〜5および比較例1にかかるdc/
daと膜厚分布の相関図を示す。
daと膜厚分布の相関図を示す。
【図11】実施例6〜10および比較例2にかかるdc
/daと膜厚分布の相関図を示す。
/daと膜厚分布の相関図を示す。
【図12】実施例11〜15および比較例3にかかるd
c/daと膜厚分布の相関図を示す。
c/daと膜厚分布の相関図を示す。
【図13】実施例16〜20および比較例4にかかるd
c/daと膜厚分布の相関図を示す。
c/daと膜厚分布の相関図を示す。
【図14】プラズマCVD装置における高周波電圧を印
加する分割した梯子型小電極の略斜視図である。
加する分割した梯子型小電極の略斜視図である。
【図15】実施例21〜25および比較例5にかかるd
c/daと膜厚分布の相関図を示す。
c/daと膜厚分布の相関図を示す。
【図16】本発明の半導体装置である薄膜太陽電池の略
断面図を示す。
断面図を示す。
【図17】本発明のプラズマCVD方法により作製した
薄膜太陽電池における光電変換効率のバラツキを示す。
薄膜太陽電池における光電変換効率のバラツキを示す。
【図18】従来のプラズマCVD方法により作製した薄
膜太陽電池における光電変換効率のバラツキを示す。
膜太陽電池における光電変換効率のバラツキを示す。
【図19】従来のプラズマCVD装置の略断面図を示
す。
す。
1…高周波電源
21〜24…小電極
25〜28…梯子型小電極
3…被処理部材
31…被処理部材配設部
4…反応容器
51…ガス導入手段
52…真空排気手段
61〜64…ステンレス鋼製のアースシールド
71〜74…水平方向移動機構
8…垂直方向移動機構
9…分配器
101〜104…電力モニタ
111〜114…整合器
121〜124…位相調整器
131…ガラス基板
132…透明電極
133…p型非晶質シリコン
134…i型非晶質シリコン
135…n型非晶質シリコン
136…裏面電極
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(72)発明者 森田 春雪
大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ
ャープ株式会社内
(72)発明者 早川 尚志
大阪府大阪市阿倍野区長池町22番22号 シ
ャープ株式会社内
Fターム(参考) 4K030 AA06 AA17 BA30 CA06 FA03
JA01 JA03 JA09 JA18 JA19
KA30 LA16
5F045 AA08 AB04 AC01 AD06 AE19
AF07 BB02 BB09 BB15 CA13
CA15 DP05 EH04 EH06 EH07
EH14 EH20
5F051 AA05 BA14 CA02 CA03 CA04
CA07 CA15 CA26 CA34 CA40
DA04 FA02
Claims (14)
- 【請求項1】 反応容器内に、複数の小電極に分割され
てなる電極と、被処理部材配設部を備え、 該複数の小電極に分割されてなる電極に、高周波電源か
ら位相をずらした高周波電力を印加することでプラズマ
を発生させて、被処理部材に対し処理を行う装置におい
て、 隣接する小電極間の間隙の大きさが、調節可能であるこ
とを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項2】 反応容器内に、複数の小電極に分割され
てなる電極と、被処理部材配設部を備え、 該複数の小電極に分割されてなる電極に、高周波電源か
ら位相をずらした高周波電力を印加することでプラズマ
を発生させて、被処理部材に対し処理を行う装置におい
て、 隣接する小電極間の間隙の大きさdcと、該複数の小電
極と被処理部材との距離daが、 0.5≦dc/da≦3 の関係にあることを特徴とするプラズマ処理装置。 - 【請求項3】 互いに隣接する小電極に印加される高周
波電圧の位相のずれを120〜240度の範囲とするこ
とを特徴とする請求項1または2に記載のプラズマ処理
装置。 - 【請求項4】 前記隣接する小電極間の間隙の大きさd
cと、該複数の小電極と被処理部材との距離daが、 0.7≦dc/da≦2 の関係にあることを特徴とする請求項3に記載のプラズ
マ処理装置。 - 【請求項5】 圧力が200Pa以上2000Pa以下
のプロセス条件において、 前記隣接する小電極間の間隙の大きさdcと、該複数の
小電極と被処理部材との距離daが、 0.5≦dc/da≦2 の関係にあることを特徴とする請求項1または2に記載
のプラズマ処理装置。 - 【請求項6】 互いに隣接する小電極に印加される高周
波電圧の位相のずれを120〜240度の範囲とするこ
とを特徴とする請求項5に記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項7】 前記隣接する小電極間の間隙の大きさd
cと、該複数の小電極と被処理部材との距離daが、 0.7≦dc/da≦1.5 の関係にあることを特徴とする請求項6に記載のプラズ
マ処理装置。 - 【請求項8】 前記各々の小電極の最大寸法が、前記高
周波の波長の1/4以下であることを特徴とする請求項
1〜7のいずれかに記載のプラズマ処理装置。 - 【請求項9】 周波数が20〜500MHzの範囲にあ
る高周波を用い、最大寸法が1m以上である基板上に、
膜厚分布が10%以内である薄膜を堆積する請求項1〜
8のいずれかに記載のプラズマ装置。 - 【請求項10】 請求項1〜9に記載のプラズマ処理装
置における前記複数の小電極において、互いに隣接する
小電極に印加される高周波電圧の位相のずれを120〜
240度の範囲とすることを特徴とするプラズマ処理方
法。 - 【請求項11】 請求項1〜9に記載のプラズマ処理装
置において、互いに隣接する小電極に印加される前記高
周波の周波数を20MHzから500MHzとすること
を特徴とするプラズマ処理方法。 - 【請求項12】 請求項1〜9に記載のプラズマ処理装
置において、周波数が20〜500MHzの範囲にある
高周波を用いたプラズマCVD法により、最大寸法が1
m以上である基板上に堆積された、膜厚分布が10%以
内である薄膜。 - 【請求項13】 請求項12に記載の薄膜が少なくとも
1主面上に形成されてなる基板。 - 【請求項14】 請求項12に記載の薄膜、あるいは請
求項13に記載の基板を用いて作製された半導体装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001259011A JP2003068659A (ja) | 2001-08-29 | 2001-08-29 | プラズマ処理装置及びプラズマ処理方法、それらを用いて作製した薄膜、基板、半導体装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
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2001
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