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JP2003049029A - ソリッドゴム加硫物用油展共重合体及び防振ゴム - Google Patents

ソリッドゴム加硫物用油展共重合体及び防振ゴム

Info

Publication number
JP2003049029A
JP2003049029A JP2002021301A JP2002021301A JP2003049029A JP 2003049029 A JP2003049029 A JP 2003049029A JP 2002021301 A JP2002021301 A JP 2002021301A JP 2002021301 A JP2002021301 A JP 2002021301A JP 2003049029 A JP2003049029 A JP 2003049029A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
copolymer
oil
weight
parts
solid rubber
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2002021301A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Koshiba
淳一 小柴
Sadayuki Nakano
貞之 中野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sumitomo Chemical Co Ltd filed Critical Sumitomo Chemical Co Ltd
Priority to JP2002021301A priority Critical patent/JP2003049029A/ja
Publication of JP2003049029A publication Critical patent/JP2003049029A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cooling, Air Intake And Gas Exhaust, And Fuel Tank Arrangements In Propulsion Units (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Propulsion Units For Vehicles (AREA)
  • Vibration Prevention Devices (AREA)
  • Springs (AREA)
  • Compositions Of Macromolecular Compounds (AREA)
  • Addition Polymer Or Copolymer, Post-Treatments, Or Chemical Modifications (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 長時間圧縮永久歪み、シール性能、低温特
性、加工性及び外観等の諸特性が優れたソリッドゴム加
硫物を提供することができる。 【解決手段】 下記の条件(イ)〜(ニ)を充足するエ
チレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体(I)
100重量部及び伸展油(II)10〜90重量部を含有
するソリッドゴム加硫物用油展共重合体(III)。 (イ):エチレン/α−オレフィンの重量比が73/2
7〜40/60であること (ロ):非共役ジエンの含有量がヨウ素価で20〜36
であること (ハ):共重合体(I)100重量部あたりに伸展油
(II)を20重量部配合させて測定したムーニー粘度
(JIS−K−6300−ムーニー粘度試験におけるM
1+4(121℃))が100〜180であること (ニ):ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(G
PC)測定におけるQ値(重量平均分子鎖長/数平均分
子鎖長)が3〜5であること

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ソリッドゴム加硫
物用油展共重合体に関するものである。更に詳しくは、
本発明は、長時間圧縮永久歪み、シール性能、低温特
性、耐久疲労性、加工性及び外観等の諸特性に優れたソ
リッドゴム加硫物を提供することができるソリッドゴム
加硫物用油展共重合体及び防振ゴムに関するものであ
る。かかる優れた特性を有するソリッドゴム加硫物は、
自動車用シール材(ウェザーストリップ、ガラスラン
等)、土木建築用シール材、電気用部品、各種ホース
材、自動車用防振ゴム材、その他の防振ゴム用途の他、
広い分野に利用できる。なお、ソリッドゴム加硫物と
は、加硫後のゴム組成物が発泡体(スポンジ)となって
いないものを意味する。ここでいう発泡体(スポンジ)
とは、一般に加硫前のゴム組成物中に発泡剤(有機発泡
剤または無機発泡剤等)を配合して、加硫・発泡を同時
進行させてつくる発泡体(スポンジ)である。
【0002】
【従来の技術】自動車、建築用に使用されるソリッドゴ
ム加硫物の多くには、耐熱性、耐候性、加工性及びコス
トの点で優れた性能をもつエチレン−α−オレフィン−
非共役ジエン共重合体ゴムが使用されており、特に、自
動車用ドアシール、トランクシール、ウィンドシール、
ガラスラン、マフラーハンガー、エンジンマウントには
欠くことのできない素材として、その普及率は著しい。
しかし、自動車の高性能化に伴い、これらのソリッドゴ
ム加硫物に要求される性能も高度化されてきており、従
来の技術で、高度化されたすべての要求性能を十分に満
たすことが困難になってきた。すなわち、自動車の高速
走行におけるエンジン音、ドア廻りの風切り音、タイヤ
のキシミ音等の室内への漏洩、雨洩れ等の問題は、ドア
廻りやウィンドのシール性能に大きく依存しており、シ
ール性能に優れたソリッドゴム加硫物への要求はより厳
しいものとなっている。ドアシール材、ウィンドシール
材、エンジンマウント等は、長時間圧縮されたまま使用
されることから、圧縮によるヘタリが小さいことが好ま
しい。圧縮によるヘタリを定量化する手段としては、圧
縮永久歪みが一般的に用いられており、この値の小さい
ソリッドゴム加硫物が求められている。また、エンジン
マウントやマフラーハンガー等の防振ゴムは耐久疲労性
の良いものが要求される。また、高温から低温にわたる
広い温度領域においても、ドアやウィンドの開閉がスム
ーズに行われることが重要であり、自動車用のソリッド
ゴム加硫物も広範囲な温度領域で充分柔らかさを維持す
ることが必要とされている。以上述べた自動車用のソリ
ッドゴム加硫物に要求される性能の他に、混練加工性、
押出加工性、形状保持性等の加工特性に充分優れること
が要求されることはいうまでもない。
【0003】分子量の指標であるムーニー粘度(ML
1+4(121℃)、伸展油を20重量部配合させて測
定)が100を超えると圧縮永久歪みは改良されるが、
混練加工性が悪化し、カーボン凝集塊を形成し、更に、
押出機で押出された成型物の肌荒れ、エッジ切れ、金型
成型物の肌荒れ等の原因になる。よって、このような高
ムーニー粘度の共重合体は実用上使用することが困難で
あった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】かかる状況の下、本発
明が解決しようとする課題は、長時間圧縮永久歪み、シ
ール性能、低温特性、耐久疲労性、加工性及び外観等の
諸特性に優れたソリッドゴム加硫物を提供することがで
きるソリッドゴム加硫物用油展共重合体を実現すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明者等は、高ムーニ
ー粘度の共重合体を伸展油で油展して得られる特定の油
展共重合体を用いることにより、上記の課題を解決し得
ることを見出し、本発明に到達した。すなわち、本発明
は、下記の条件(イ)〜(ニ)を充足するエチレン−α
−オレフィン−非共役ジエン共重合体(I)100重量
部及び伸展油(II)10〜90重量部を含有するソリッ
ドゴム加硫物用油展共重合体(III)に係るものであ
る。 (イ):エチレン/α−オレフィンの重量比が73/2
7〜40/60であること (ロ):非共役ジエンの含有量がヨウ素価で20〜36
であること (ハ):共重合体(I)100重量部あたりに伸展油
(II)を20重量部配合させて測定したムーニー粘度
(JIS−K−6300−ムーニー粘度試験におけるM
1+4(121℃))が100〜180であること (ニ):ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(G
PC)測定におけるQ値(重量平均分子鎖長/数平均分
子鎖長)が3〜5であること
【0006】
【発明の実施の形態】共重合体(I)のα−オレフィン
としては、たとえば、プロピレン、1−ブテン、1−ペ
ンテン、1−ヘキセン、4−メチル−1−ペンテン、1
−オクテン、1−デセンなどがあげられ、なかでもプロ
ピレン及び1−ブテンが好ましい。
【0007】共重合体(I)中のエチレン/α−オレフ
ィンの重量比は73/27〜40/60であり、好まし
くは67/33〜45/55である。エチレン比率が過
大であると、ソリッドゴム加硫物の低温における圧縮永
久歪が極端に悪くなり、ソリッドゴム加硫物の回復性が
著しく劣り、シール材として不適当なものとなる。逆
に、エチレン比率が過小であると、カーボンブラック、
無機フィラー等の補強剤の分散が不十分になり、ソリッ
ドゴム加硫物の表面肌が悪化する原因となる。
【0008】本発明における非共役ジエンにおけるジエ
ンとは、ジエンの他にトリエン以上のポリエンを含む用
語であり、たとえば、1,4−ヘキサジエン、1,6−
オクタジエン、2−メチル−1,5−ヘキサジエン、6
−メチル−1,5−ヘプタジエン、7−メチル−1,6
−オクタジエンなどのような鎖状非共役ジエン;シクロ
ヘキサジエン、ジシクロペンタジエン、メチルテトライ
ンデン、5−ビニルノルボルネン、5−エチリデン−2
−ノルボルネン、6−クロロメチル−5−イソプロペニ
ル−2−ノルボルネンのような環状非共役ジエン;2,
3−ジイソプロピリデン−5−ノルボルネン、2−エチ
リデン−3−イソプロピリデン−5−ノルボルネン、2
−プロペニル−2,2−ノルボルナジエン、1,3,7
−オクタトリエン、1,4,9−デカトリエンのような
トリエンがあげられ、その一種を単独で使用してもよ
く、又は二種以上を併用してもよい。なお、5−エチリ
デン−2−ノルボルネン及び/又はジシクロペンタジエ
ンが好ましい。更に、5−ビニル−2−ノルボルネン、
5−(2−プロペニル)−2−ノルボルネン、5−(3
−ブテニル)−2−ノルボルネン、5−(4−ペンテニ
ル)−2−ノルボルネン、5−(5−ヘキセニル)−2
−ノルボルネン、5−(5−ヘプテニル)−2−ノルボ
ルネン、5−(7−オクテニル)−2−ノルボルネン、
5−メチレン−2−ノルボルネン、6,10−ジメチル
−1,5,9−ウンデカトリエン、5,9−ジメチル−
1,4,8−デカトリエン、4−エチリデン−8−メチ
ル−1,7−ノナジエン、13−エチル−9−メチル−
1,9,12−ペンタデカトリエン、5,9,13−ト
リメチル−1,4,8,12−テトラデカジエン、8,
14,16−トリメチル−1,7,14−ヘキサデカト
リエン、4−エチリデン−12−メチル−1,11−ペ
ンタデカジエンを例示することができる。
【0009】共重合体(I)中の非共役ジエンの含有量
は、ヨウ素価で20〜36であり、好ましくは22〜3
2である。ヨウ素価が過小であると、ソリッドゴム加硫
物の圧縮永久歪が劣り、更に、加硫速度が遅くなるた
め、加硫促進剤を多量に配合しなければならなく、ブル
ームの原因になる等の問題がある。逆に、ヨウ素価が過
大であると、ソリッドゴム加硫物の柔さが失われたり、
コストが高くなる等の問題が生じる。
【0010】共重合体(I)のムーニー粘度(JIS−
K−6300−ムーニー粘度試験におけるML1+4(1
21℃))は、共重合体(I)100重量部あたりに伸
展油(II)を20重量部配合させて測定した値で100
〜180であり、好ましくは110〜170である。こ
こで、共重合体(I)100重量部あたりに伸展油(I
I)を20重量部配合させてムーニー粘度(JIS−K
−6300−ムーニー粘度試験におけるML1+4(12
1℃))を測定する理由は、分子量の指標であるムーニ
ー粘度を測定する場合、測定装置の構造上、ムーニー粘
度が200を超えるような場合は、トルクを検出するロ
ーターと共重合体(I)の間に滑り等が発生し、正確な
ムーニー粘度が測定できない場合があるからである。
【0011】この共重合体(I)100重量部あたりに
伸展油(II)を20重量部配合させて測定したムーニー
粘度(JIS−K−6300−ムーニー粘度試験におけ
るML1+4(121℃))が低すぎると、目的とする圧
縮永久歪みの小さいソリッドゴム加硫物は得られず、
又、耐久疲労性も不十分である。逆にこのムーニー粘度
が高すぎると、共重合体(I)の品質にバラツキが発生
しやすくなり、それがソリッドゴム加硫物の品質バラツ
キにもつながり、実用上使用することが困難となる場合
がある。
【0012】なお、該共重合体(I)は、伸展油を添加
しないで測定したムーニー粘度(ML1+4(121
℃))が200を超えている共重合体(I)であること
が好ましい。
【0013】本発明の油展ゴム共重合体(III)におい
ては、共重合体(I)100重量部あたりに配合されて
いる伸展油(II)の量は10〜90重量部であり、好ま
しくは20〜80重量部である。配合されている伸展油
量が過少であると、その共重合体(I)の混練加工性が
悪化し、カーボン凝集塊を形成し、更に、押出機で押出
された成型物の肌荒れ、エッジ切れ、金型成型物の肌荒
れ等の原因になる。本発明はこのような高ムーニー粘度
品に伸展油を配合させることによりこの混練加工性を改
良させたものである。一方、配合されている伸展油量が
過多であると、混練加工前の、伸展油(II)を含有した
油展共重合体の粘度が下がりすぎることにより、混練時
のカーボンブラック、無機フィラー等の補強剤の分散が
不十分になり、ソリッドゴム加硫物の特性が悪化する。
【0014】本発明にいう伸展油(II)とは、油展共重
合体(III)の生産の工程で添加し混合する油である。
高ムーニー粘度の共重合体(I)の場合、この共重合体
(I)にカーボンブラック又は無機フィラー等を添加す
る一連の混練工程内において、プロセスオイル等の可塑
剤を添加しても混練加工性は改良されず、この一連の混
練工程以前に、すでに共重合体(I)に共重合体(I)
100重量部あたり10〜90重量部の伸展油(II)を
配合させておくことが、次工程の混練加工性をよくし、
更に押出機で押出された成型物の押出肌や金型成型物の
肌をよくするのである。一方、前記の共重合体(I)の
ムーニー粘度を測定するために配合する伸展油(II)に
ついては、油展共重合体(III)の生産の工程で添加し
混合する油に限らず、任意に伸展油を配合して測定する
ことが可能である。
【0015】伸展油(II)としてはパラフィン系プロセ
スオイル、ナフテン系プロセスオイル、芳香族系プロセ
スオイルなどが用いられ、その100℃の動粘度は一般
的に5〜35mm2/sである。
【0016】本発明の共重合体(I)の製造方法は、特
に限定されず、チタン系触媒、バナジウム系触媒又はメ
タロセン系触媒など、種々の触媒を用いて製造すること
ができる。
【0017】共重合体(I)のGPC測定におけるQ値
(重量平均分子鎖長/数平均分子鎖長)は、3〜5であ
り、好ましくは3〜4である。一般的に該Q値が大きい
と分子量分布が広くなり、混練加工性及び押出加工性が
良くなるといわれているが、本発明における高ムーニー
粘度の共重合体(I)においては、Q値が過大であると
高分子量部分の分子量が更に大きくなり、混練時にカー
ボンブラック、無機フィラー等の補強剤の分散が不十分
となり、ソリッドゴム加硫物の物性が悪化する原因とな
る。逆にQ値が過小であると、オープンロール等での混
練作業性が悪化し、使用が困難となる場合がある。
【0018】本発明のソリッドゴム加硫物用油展共重合
体(III)を含有したゴム組成物を加硫して得られる加
硫ゴムは、エンジンマウント又はマフラーハンガー等の
防振ゴムとして最適に用いられる。
【0019】本発明のソリッドゴム加硫物用油展共重合
体(III)には、更に可塑剤、加硫剤、加硫促進剤、加
硫助剤、充填剤、ポリエチレンやポリプロピレン等の樹
脂等の各種配合剤が適宜添加配合される。ここでいう可
塑剤とは、本発明のソリッドゴム加硫物用油展共重合体
(III)にカーボンブラック又は無機フィラー等を添加
する一連の混練工程内において添加する可塑剤を指す。
この可塑剤としては、通常ゴムに使用される可塑剤が使
用されるが、たとえば、プロセスオイル、潤滑油、パラ
フィン、流動パラフィン、石油アスファルト、ワセリ
ン、コールタールピッチなどのヒマシ油、アマニ油、サ
ブ、密ロウ、リシノール酸、パルミチン酸、ステアリン
酸バリウム、ステアリン酸カルシウム、ラウリン酸亜
鉛、アタクチックポリプロピレン、クマロンインデン樹
脂などをあげることができる。なかでも、特にプロセス
オイルが好ましく用いられる。これらの可塑剤は通常共
重合体(I)100重量部に対して10〜150重量
部、好ましくは30〜150重量部、更に好ましくは5
0〜150重量部用いられる。かかる範囲で可塑剤を用
いることにより、目的とする柔らかさのソリッドゴム加
硫物を得ることができる。
【0020】本発明で使用される加硫剤としては、イオ
ウ、塩化イオウ、二塩化イオウ、4,4′−ジチオジモ
ルホリン、モルホリンジスルフィド、アルキルフェノー
ルジスルフィド、テトラメチルチウラムジスルフィド、
ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジクミルペルオキ
シド、2,5−ジメチル−2,5−ジ(第三ブチルペル
オキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−2,5−ジ(ベ
ンゾイルペルオキシ)ヘキサン、2,5−ジメチル−
2,5−(第三ブチルペルオキシ)ヘキシン−3、ジ第
三ブチルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシド−
3,3,5−トリメチルシクロヘキサン、第三ブチルヒ
ドロペルオキシドなどをあげることができる。特にイオ
ウ、ジクミルペルオキシド、ジ第三ブチルペルオキシ
ド、ジ第三ブチルペルオキシド−3,3,5−トリメチ
ルシクロヘキサンが好ましい。
【0021】イオウは通常共重合体(I)100重量部
に対して0.1〜10重量部、好ましくは0.5〜5重
量部の割合で使用される。また有機過酸化物は通常共重
合体(I)100重量部に対して0.1〜15重量部、
好ましくは0.5〜8重量部の割合で使用される。
【0022】また、加硫剤とともに必要に応じて加硫促
進剤、加硫助剤が併用される。加硫促進剤としては、N
−シクロヘキシル−2−ベンゾチアゾール−スルフエン
アミド、N−オキシジエチレン−2−ベンゾチアゾール
−スルフエンアミド、N,N−ジイソプロピル−2−ベ
ンゾチアゾールスルフエンアミド、2−メルカプトベン
ゾチアゾール、2−(2,4−ジニトロフエニル)メル
カプトベンゾチアゾール、2−(2,6−ジエチル−4
−モルホリノチオ)ベンゾチアゾール、ジベンゾチアジ
ル−ジスルフイド、ジフエニルグアニジン、トリフエニ
ルグアニジン、ジオルソトリルグアニジン、オルソトリ
ル−バイ−グアナイド、ジフエニルグアニジン−フタレ
ート、アセトアルデヒド−アニリン反応物、ブチルアル
デヒド−アニリン縮合物、ヘキサメチレンテトラミン、
アセトアルデヒドアンモニア、2−メルカプトイミダゾ
リン、チオカルバニリド、ジエチルチオユリア、ジブチ
ルチオユリア、トリメチルチオユリア、ジオルソトリル
チオユリア、テトラメチルチウラムモノスルフイド、テ
トラメチルチウラムジスルフイド、テトラエチルチウラ
ムジスルフイド、テトラブチルチウラムジスルフイド、
ジペンタメチレンチウラムテトラスルフイド、ジメチル
ジチオカルバミン酸亜鉛、ジエチルチオカルバミン酸亜
鉛、ジ−n−ブチルジチオカルバミン酸亜鉛、エチルフ
エニルジチオカルバミン酸亜鉛、ブチルフエニルジチオ
カルバミン酸亜鉛、ジメチルジチオカルバミン酸ナトリ
ウム、ジメチルジチオカルバミン酸セレン、ジエチルジ
チオカルバミン酸テルル、ジブチルキサントゲン酸亜
鉛、エチレンチオウレアなどをあげることができる。こ
れら加硫促進剤は共重合体(I)100重量部に対して
0.1〜20重量部、好ましくは0.2〜10重量部の
割合で使用される。
【0023】加硫助剤としては酸化マグネシウム、酸化
亜鉛などの金属酸化物をあげることができるが、酸化亜
鉛の使用が好ましい。通常これらの加硫助剤は共重合体
(I)100重量部に対して3〜20重量部使用され
る。
【0024】また、過酸化物による架橋に際しては、硫
黄、P−キノンジオキシムなどのキノンジオキシム系、
ポリエチレングリコールジメタクリレート、ジアリルフ
タレート、トリアリルシアヌレート、トリアリルイソシ
アヌレート、エチレンジメタクリレート、ジビニルベン
ゼンなどの架橋助剤を使用してもよい。
【0025】本発明で使用される充填剤としては、SR
F、GPF、FEF、HAF、ISAF、SAF、F
T、MTなどの通常ゴムに用いられるカーボンブラッ
ク、微粉ケイ酸、炭酸カルシウム、タルク、クレーなど
の無機充填剤が好ましく使用される。
【0026】また、ソリッドゴム加硫物のゴム成分とし
て、本発明の油展共重合体(III)と共に他の種類のゴ
ム又は他のエチレン−α−オレフィン−非共役ジエン共
重合体を混合使用してもさしつかえない。
【0027】本発明においては、従来から公知の混練
機、押出機、加硫金型等を適用することができる。すな
わち、本発明のソリッドゴム加硫物用油展共重合体に前
記の配合剤を加え、オープンロールミル、バンバリーミ
キサー、ニーダーなどを用いて処理した後、加硫可能温
度にて架橋させる方法がとられる。
【0028】
【実施例】次に、実施例をあげ、本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらに限定されるものではない。な
お、GPCの測定条件は以下のとおりとした。 GPC:Waters社製 150C−PLUS型 カラム:東ソー株式会社製 TSK−GEL GMHH
R−H(S)2本使用 サンプル量:300μl(ポリマー濃度0.1重量%) 流量:1ml/分 温度:140℃ 溶媒:オルトジクロルベンゼン 検量線は東洋曹達(株)製の標準ポリスチレンを使用
し、常法により作製した。
【0029】比較例1〜3及び実施例1〜6 表1及び表3に比較例1〜3及び実施例1〜6に使用し
た油展(又は非油展)共重合体の構造を示す。表1及び表
3に示されている油展(又は非油展)共重合体の種類のA
とBの違いは、共重合体の構造は同一であるが、伸展油
量が違うのである。また同様に、C、D、E、Fの違い
も、共重合体の構造は同一であるが、伸展油量が違うの
である。
【0030】バンバリーミキサー(内容積1.5リット
ル)を用い、表1及び表3に示す配合剤のうち、油展
(又は非油展)共重合体、プロセスオイル、カーボンブ
ラック、炭酸カルシウム、ステアリン酸、酸化亜鉛を混
練した後、8インチオープンロールで表1及び表3に示
す配合剤のその他1を添加してコンパウンドを作製し
た。プロセスオイルの添加量については、比較例1〜3
及び実施例1〜6の未加硫コンパウンドのムーニー粘度
が一定となるよう、添加量の調整を行なった。これは、
比較例1〜3及び実施例1〜6で得られる、それぞれの
未加硫コンパウンドの加工条件(押出条件等)をそろえ
るためである。次に、45mm押出機にリボン状ダイス
(幅20mm、肉厚2mm)を装着し、ダイス温度80
℃、シリンダー温度60℃の条件でコンパウンドを押出
し、リボン状に成型した。表2及び表4に示す押出肌の
評価はこの時のリボンの外観の平滑性を目視にて判定し
た。またコンパウンドを金型で160℃×25分間加硫
して圧縮永久歪測定用サンプルを作成し、JIS K
6262に準拠して圧縮永久歪を測定した。測定条件
は、試験片を圧縮する割合:25%、試験温度:70
℃、試験時間:200時間である。各評価結果を表2及
び表4に示した。
【0031】比較例4及び実施例7 表1及び表3に比較例4及び実施例7に使用した油展共
重合体の構造を示す。バンバリーミキサー(内容積1.
5リットル)を用い、表1及び表3に示す配合剤のう
ち、油展共重合体、プロセスオイル、カーボンブラッ
ク、ステアリン酸、酸化亜鉛を混練した後、8インチオ
ープンロールで表1及び表3に示す配合剤のその他2を
添加してコンパウンドを作製した。次に、コンパウンド
を金型で160℃×25分間加硫して圧縮永久歪測定用
サンプルと耐久疲労性測定用サンプルを作成した。圧縮
永久歪はJIS K 6262に準拠して測定した。圧
縮永久歪の測定条件は、試験片を圧縮する割合:25
%、試験温度:120℃、試験時間:70時間である。
耐久疲労性は定荷重疲労試験機NRF−08S(ヨシミ
ズ社製)を用い、JIS K 6251に記載のダンベ
ル状3号型試験片を雰囲気80℃にて、荷重値0.1〜
1.9kg、周波数300cpmで繰り返し伸張し、破
断するまでの伸張回数を測定した。各評価結果を表2及
び表4に示した。
【0032】本発明の要件を満足する実施例1〜6にお
いては、そのいずれも、ソリッドゴム加硫物の圧縮永久
歪が小さく押出肌も良好である。一方、共重合体のムー
ニー粘度が、本発明の規定範囲より小さい、比較例1〜
2においては、押出肌は良好であるが、ソリッドゴム加
硫物の圧縮永久歪が大きく不満足であり、共重合体のム
ーニー粘度が、本発明の規定範囲に入っているが、共重
合体に伸展油が配合されていない比較例3においては、
ソリッドゴム加硫物の圧縮永久歪は小さいが、押出肌が
不良であり、不満足である。本発明の要件を満足する実
施例7においては、ソリッドゴム加硫物の圧縮永久歪が
小さく、圧縮によるヘタリが小さい。また耐久疲労性も
良好である。一方、共重合体のムーニー粘度が、本発明
の規定範囲より小さい、比較例4においては、ソリッド
ゴム加硫物の圧縮永久歪が大きく、圧縮によるヘタリが
大きく、また耐久疲労性も悪く不満足である。
【0033】
【表1】
【0034】
【表2】
【0035】
【表3】
【0036】
【表4】
【0037】(表の説明) 空欄は測定せず 1)エチレン−プロピレン−エチリデンノルボルネン共
重合体 2)共重合体に伸展油を配合させないで測定したムーニ
ー粘度(JIS−K−6300−ムーニー粘度試験にお
けるML1+4(121℃)) 3)共重合体100重量部あたりに伸展油を20重量部
配合させて測定した ムーニー粘度(JIS−K−6300−ムーニー粘度試
験におけるML1+ 4(121℃)) 4)共重合体100重量部あたりに伸展油を30重量部
配合させて測定した ムーニー粘度(JIS−K−6300−ムーニー粘度試
験におけるML1+ 4(121℃)) 5)共重合体100重量部あたりに伸展油を40重量部
配合させて測定した ムーニー粘度(JIS−K−6300−ムーニー粘度試
験におけるML1+ 4(121℃)) 6)共重合体100重量部あたりに配合されている伸展
油量(重量部) 使用伸展油の100℃の動粘度は10.6mm2/s 7)出光興産社製「PW90」 8)旭カーボン社製「旭50HG」 9)酸化カルシウムが2重量部、硫黄が1.2重量部、
加硫促進剤M、BZ、TRA、22、PZの混合物が
5.1重量部、大内新興化学社製「バルノックR」が
0.6重量部 10)日本油脂社製「パークミルD−40」が7重量
部、エチレングリコールジメタクリレートが1.5重量
部、イオウが0.5重量部 11)JIS−K−6300−ムーニー粘度試験におけ
るML1+4(100℃)
【0038】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明により、長
時間圧縮永久歪み、シール性能、低温特性、加工性及び
外観等の諸特性が優れたソリッドゴム加硫物を提供する
ことができるソリッドゴム加硫物用油展共重合体を実現
することができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16F 15/08 F16F 15/08 D 4J100 //(C08L 23/08 C08L 91:00 91:00) Fターム(参考) 3D035 CA05 3D038 BA02 BB01 BC23 3J048 AA01 BD04 EA01 EA30 3J059 AA03 AB02 AB11 AD05 BC05 BC19 EA06 GA09 GA20 GA43 4J002 AE052 BB051 BB151 FD022 FD140 FD150 GN00 GR00 4J100 AA02P AA03Q AA04Q AA07Q AA16Q AA17Q AA19Q AA21Q AR10R AR11R AR18R AR22R AS11R AS15R AS21R AS25R AU21R BB01R CA06 DA04 DA09 DA31 JA24 JA28

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の条件(イ)〜(ニ)を充足するエ
    チレン−α−オレフィン−非共役ジエン共重合体(I)
    100重量部及び伸展油(II)10〜90重量部を含有
    するソリッドゴム加硫物用油展共重合体(III)。 (イ):エチレン/α−オレフィンの重量比が73/2
    7〜40/60であること (ロ):非共役ジエンの含有量がヨウ素価で20〜36
    であること (ハ):共重合体(I)100重量部あたりに伸展油
    (II)を20重量部配合させて測定したムーニー粘度
    (JIS−K−6300−ムーニー粘度試験におけるM
    1+4(121℃))が100〜180であること (ニ):ゲルパーミエーションクロマトグラフィー(G
    PC)測定におけるQ値(重量平均分子鎖長/数平均分
    子鎖長)が3〜5であること
  2. 【請求項2】 共重合体(I)のエチレン/α−オレフ
    ィンの重量比が67/33〜45/55である請求項1
    記載のソリッドゴム加硫物用油展共重合体(III)。
  3. 【請求項3】 共重合体(I)の非共役ジエンの含有量
    がヨウ素価で22〜32である請求項1又は2記載のソ
    リッドゴム加硫物用油展共重合体(III)。
  4. 【請求項4】 共重合体(I)のα−オレフィンがプロ
    ピレンである請求項1〜3のうちの一の請求項に記載の
    ソリッドゴム加硫物用油展共重合体(III)。
  5. 【請求項5】 共重合体(I)の非共役ジエンが5−エ
    チリデン−2−ノルボルネン又はジシクロペンタジエン
    である請求項1〜4のうちの一の請求項に記載のソリッ
    ドゴム加硫物用油展共重合体(III)。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のうちの一の請求項に記載
    の油展共重合体(III)を含有したゴム組成物を加硫し
    て得られる防振ゴム。
  7. 【請求項7】 請求項6記載の防振ゴムを用いたエンジ
    ンマウント又はマフラーハンガー。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2018198647A1 (ja) * 2017-04-28 2018-11-01 株式会社ブリヂストン 防振ゴム用ゴム組成物及び車両用防振ゴム

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