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JP2002531564A - ピリジル−橋頭誘導体およびそれらの類縁体、医用組成物およびニコチン性コリン作用性受容体の阻害物質としてのそれらの使用 - Google Patents

ピリジル−橋頭誘導体およびそれらの類縁体、医用組成物およびニコチン性コリン作用性受容体の阻害物質としてのそれらの使用

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JP2002531564A
JP2002531564A JP2000586722A JP2000586722A JP2002531564A JP 2002531564 A JP2002531564 A JP 2002531564A JP 2000586722 A JP2000586722 A JP 2000586722A JP 2000586722 A JP2000586722 A JP 2000586722A JP 2002531564 A JP2002531564 A JP 2002531564A
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JP
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alkyl
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azabicyclo
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JP2000586722A
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シュミット,ジェフリー・ダニエル
クルックス,ピーター・アンソニー
ダル,ゲイリー・モーリス
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アール・ジェイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー
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Publication date
Application filed by アール・ジェイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー filed Critical アール・ジェイ・レイノルズ・タバコ・カンパニー
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    • C07ORGANIC CHEMISTRY
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    • C07D453/02Heterocyclic compounds containing quinuclidine or iso-quinuclidine ring systems, e.g. quinine alkaloids containing not further condensed quinuclidine ring systems
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P25/00Drugs for disorders of the nervous system
    • A61P25/18Antipsychotics, i.e. neuroleptics; Drugs for mania or schizophrenia
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61PSPECIFIC THERAPEUTIC ACTIVITY OF CHEMICAL COMPOUNDS OR MEDICINAL PREPARATIONS
    • A61P43/00Drugs for specific purposes, not provided for in groups A61P1/00-A61P41/00

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Abstract

(57)【要約】 医用組成物は、ある一定のニコチン性コリン作用性受容体の機能を抑制するように作用することができる、アリール置換アミン化合物、特に、炭素連結芳香族アザビシクロ化合物、特に、式(I)および式(II)で表される芳香族アルキレンアザビシクロ化合物および芳香族アルキルアザビシクロ化合物を含む。 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】 発明の背景 本発明は、医用組成物、特に、ニコチン性コリン作用性受容体に作用すること
ができる化合物を含む医用組成物に関する。さらに詳細には、本発明は、ある一
定のニコチン性コリン作用性受容体の機能を阻害するように作用することができ
る、したがって、ある特定のニコチン性受容体サブタイプにおけるアンタゴニス
ト(拮抗物質)として作用することができる化合物に関する。本発明は、中枢神
経系および自律神経系の機能不全と関連した病気および障害を含む多種多様な病
気および障害を治療する方法にも関する。
【0002】 ニコチンは、多数の薬理作用を有することが提唱されている。たとえば、Pu
llan et al. N.Engl.J.Med.330:811-815(
1994)を参照されたい。これらの作用の中には、神経伝達物質放出に対する
作用に関するものもある。たとえば、ニコチンの神経保護作用が提唱されている
、Sjak-shie et al., Brain Res.624:295
(1993)を参照されたい。ニコチンを投与すると、ニューロンによりアセチ
ルコリンおよびドーパミンが放出されることが、Rowell et al.,
J.Neurochem.43:1593(1984); Rapier e
t al., J.Neurochem.50:1123(1988); Sa
ndor et al.,Brain Res.567:313(1991)お
よびVizi, Br.J.Pharmacol.47:765(1973)に
より報告されている。ニコチンを投与すると、ニューロンによりノルエピネフリ
ンが放出されることが、Hall et al.,Biochem.Pharm
acol 21:1829(1972)により報告されている。ニコチンを投与
すると、ニューロンによりセロトニンが放出されることが、Hery et a
l., Arch. Int.Pharmacodyn Ther.296:9
1(1977)により報告されている。ニコチンを投与すると、ニューロンによ
りグルタメートが放出されることが、Toth et al., Neuroc
hem Res.17:265(1992)により報告されている。さらに、報
告によると、ニコチンは、ある一定の障害の治療に使用されるある一定の医用組
成物の薬理学的挙動を増強する。Sanberg et al., Pharm
acol.Biochem.& Behavior 46:303(1993)
; Harsing et al.,J.Neurochem.59:48(1
993)およびHughes, Proceedings from Intl
.Symp.Nic.S40(1994)を参照されたい。さらに、ニコチンの
様々な他の有益な薬理作用が提唱されている。Decina et al.,
Biol.Psychiatry 28:502(1990); Wagner
et al.,Pharmacopsychiatry 21:301(19
88); Pomerleau et al., Addictive Beh
aviors 9:265(1984); Onaivi et al., L
ife Sci.54(3):193(1994); Tripathi et
al., JPET 221:91-96(1982);およびHamon, Trends in Pharmacol.Res.15:36を参照された
い。
【0003】 様々なニコチン様化合物が、多種多様な病気および障害の治療に有益であると
報告されている。たとえば、Williams et al.DN&P 7(4
):205-227(1994)、Arneric et al.,CNS D
rug Rev.1(1):1-26(1995)、Arneric et a
l.,Exp.Opin.Invest.Drugs5(l):79-100(
1996)、Bencherif et al.,JPET 279:1413
(1996)、Cosford et al.,J.Med.Chem.39:
3235-3237(1996)、Lippiello et al.,JPE
T 279:1422(1996)、Damaj et al.,Neuros
cience(1997)、Holladay et al.,J.Med.C
hem.40(28):4169-4194(1997)、Bannon et al.,Science 279:77-80(1998)、PCT WO
94/08992号、PCT WO 96/31475号、およびBenche
nifらに付与された米国特許第5,583,140号、Dullらに付与され
た米国特許第5,597,919号およびSmithらに付与された米国特許第
5,604,231号を参照されたい。ニコチン様化合物は、多種多様な中枢神
経系(CNS)障害の治療に特に有用であると報告されている。
【0004】 CNS障害は、一種の神経学的障害である。CNS障害は、薬物誘導性である
こともあり、遺伝子的疾病素質、感染または外傷に起因すると考えられることも
あり、あるいは、病因が不明のこともある。CNS障害は、神経精神病学的障害
、神経学的疾患および精神病を含み、神経変性疾患、行動障害、認識障害および
認識情動障害などが挙げられる。幾つかは、臨床発現がCNS機能不全に起因す
ると考えられるCNS障害(すなわち、不適当なレベルの神経伝達物質放出、神
経伝達物質受容体の不適当な特性、および/または神経伝達物質と神経伝達物質
受容体との間の不適当な相互作用に起因する障害)である。幾つかのCNS障害
は、コリン作用性異常、ドーパミン作動性異常、アドレナリン作動性異常および
/またはセロトニン作動性異常に起因すると考えられる。比較的よく発生するC
NS障害としては、初老性痴呆(早発性アルツハイマー病)、老人性痴呆(アル
ツハイマー型痴呆)、パーキンソン病を含む振せん麻痺、ハンティングトン舞踏
病、遅発性運動障害、運動過剰、躁病、注意欠陥障害、不安、読語障害、精神分
裂病、ツレット症候群および神経内分泌障害(たとえば、肥満、過食症および尿
崩症)などが挙げられる。
【0005】 ニコチン性受容体拮抗物質が、ある一定の障害の治療に使用されてきた。たと
えば、メカミルアミンは、降圧薬として、Merck&Co.IncによりIn
versineとして販売され、トリメタファンは、血管抑制薬として、Roc
he LaboratoriesによりArfonadとして販売されている。
GoodmanおよびGilmanのThe Pharmacological
Basis of Therapeutics,6th Ed.p.217(1
980)を参照されたい。ニコチン性受容体は、常染色体支配夜間前頭葉癲癇の
結果として現れるもののような、痙攣と密接に結びつけられてきた。Stein
lein et al.,Nat.Genet.11:201 - 203(1
996)を参照されたい。ニコチン様拮抗物質は、ウイルス感染を阻止すると報
告されている。たとえば、ニコチン様拮抗物質は、狂犬病ウイルスによる脊髄神
経節ニューロンの感染を阻止すると報告されている。Castellanos
et al.,Neurosci.Lett.229:198-200(199
7)を参照されたい。ニコチン様拮抗物質に使用される他のものが提唱されてい
る。たとえば、Popik et al.,JPET275:753-760(
1995)およびRose et al.,Clin.Pharm.Ther.
56(l): 86-9(1994)を参照されたい。
【0006】 α7受容体サブタイプと相互に作用するニコチン性受容体リガンドは、精神分
裂病の治療に有用であることが提示されている。精神分裂病患者の死後脳組織で
は、海馬のニコチン性受容体数が少ない。また、喫煙精神分裂病患者および非喫
煙精神分裂病患者において、改善された心理学的作用が認められる。ニコチンは
、動物および精神分裂病患者における感覚通門欠陥を改善する。α7ニコチン性
受容体サブタイプを遮断すると、精神分裂病で見られるものと同様の通門欠陥が
誘発される。Leonard et al.,Schizophrenia B
ulletin 22(3):431-45(1996)を参照されたい。P5
0聴覚-誘発性潜在的通門欠陥患者における感覚プロセッシングの生化学試験、
分子試験、および遺伝学的試験から、α7ニコチン性受容体サブタイプは、抑制
ニューロン経路において作用することが示唆される。Freedman et
al., Biochemical Psychiatry 38(1):22
-33(1995)を参照されたい。
【0007】 このような障害に罹り易い患者または罹患している患者にニコチン様化合物を
投与することによる、病気または障害の予防または治療に有用な方法を提供する
ことは望ましいであろう。ニコチン様薬理学を有し、有益な作用を提供するが、
重大な随伴副作用(たとえば、その化合物と心血管部位との相互作用に付随する
心拍数増加および血圧上昇)を与えない有効成分を含有する医用組成物を、ある
一定の障害に罹患している患者に投与することにより、これらの障害の症状を遮
断をすることは極めて有益であろう。ニコチン性受容体と相互に作用する化合物
であるが、望ましくない副作用(たとえば、かなりの心血管作用および骨格筋部
位におけるかなりの活性)を誘導する可能性がある受容体サブタイプに対して重
大な作用を及ぼさない化合物を含む、医用組成物を提供することは極めて望まし
いであろう。
【0008】 発明の概要 本発明は、炭素連結芳香族アザビシクロ化合物、特に、芳香族アルキレンアザ
ビシクロ化合物、芳香族アルキルアザビシクロ化合物およびオキササイクリック
アルキルアザビシクロ化合物に関する。代表的な化合物は、2-((3-ピリジル
)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン、2-((3-ピリジル)メ
チル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン、2-((3-ピリジル
)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンおよび2-((3-ピリジ
ル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オール、2-((3-
オキソールアニル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン
(2-((3-oxolanyl)methyl)-1-azabicyclo[2.2.2.]octan-3-one)である。
【0009】 本発明は、これらのタイプの化合物を合成する方法にも関する。本発明は、本
発明の化合物のプロドラッグ誘導体にも関する。
【0010】 本発明の化合物は、アセチルコリン受容体において活性を示し、神経伝達に関
与するリガンドの放出の調節に有用である。本発明の化合物は、ある一定のニコ
チン性アセチルコリン受容体サブタイプに選択的であり、これらの受容体サブタ
イプにおいて拮抗物質として作用することができる。従って、本発明は、本発明
の化合物を投与することにより、ある一定のニコチン性アセチルコリン受容体サ
ブタイプの活性を調節する方法に関する。
【0011】 本発明は、病気および障害を予防または治療する方法にも関する。本発明は、
正常な神経伝達物質放出の変化を特徴とする中枢神経系(CNS)障害をはじめ
とする、病気および障害を予防または治療する方法にも関する。この方法は、本
発明の化合物の有効量を対象者者に投与することを含む。
【0012】 別の態様において、本発明は、本発明の化合物の有効量を含む医用組成物に関
する。このような医用組成物は、有効量で使用したとき、対象者者の適当なニコ
チン性受容体部位と相互に作用することができ、従って、正常な神経伝達物質放
出の変化を特徴とする障害の予防または治療において、治療薬の役割を果たすこ
とができる化合物を含む。好ましい医用組成物は、本発明の新規な化合物を含む
【0013】 本発明の化合物は、ある一定のニコチン性受容体サブタイプにおいて選択的抑
制を必要とする治療的応用に有益である、すなわち、本化合物は、ある一定のニ
コチン性受容体サブタイプにおける拮抗物質である。本発明の医用組成物は、多
種多様な病気および障害の予防および治療に有用である。本発明の化合物は、あ
る一定のCNSの病気および障害の治療、たとえば、神経保護の提供、痙攣を起
こし易い患者の治療、鬱病の治療、自閉症の治療、ある種の神経内分泌障害の治
療、および発作の管理に有用である。本発明の化合物は、高血圧の治療、減量の
達成、II型糖尿病および腫瘍形成の治療に、あるいは、抗細菌薬または抗ウイル
ス薬としても、有用である。本発明の化合物は、適切に放射標識されたとき、生
命科学用途におけるプローブとして(たとえば、神経画像化用途における選択的
プローブとして)も有用である。
【0014】 本医用組成物は、有効量で使用したとき、組成物内の化合物が、(i)ニコチ
ン様薬理学を示し、関連のニコチン性受容体部位に作用し(たとえば、ニコチン
性受容体における薬理学的拮抗物質の役割を果たす)、(ii)神経伝達物質分泌
を調節し、従って、これらの疾患と関連した症状を予防および抑制する潜在能力
があるため、このような病気および障害に罹患した者、およびこのような病気お
よび障害の臨床発現を示す者に、治療利益を提供する。さらに、本化合物は、(
i)患者の脳のニコチン性コリン作用性受容体数を増加させ、(ii)神経保護作
用を示す潜在能力を有し且つ(iii)有効量で使用したとき、かなりの有害な副
作用(たとえば、血圧の有意上昇および心拍数の有意増加、消化管に対する有意
な負の作用、および骨格筋に対する有意な作用)を惹起しないことが予期される
.本発明の医用組成物は、様々な病気および障害の予防および治療に関して、安
全且つ有効であると考えられる。
【0015】 本発明の前述の態様、および他の態様を、下記の詳細な説明および実施例で、
詳しく説明する。
【0016】 発明の詳細な説明 本発明の化合物は、式:
【化7】 (式中、構造中の波線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、
構造中の破線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、且つ波線
または破線の少なくとも1つはC-C結合であり、X、XIおよびXIIは、以後、
IIとして明示される種に、個々別々に、窒素結合または炭素結合されている)
の化合物を含む。A、AIおよびAIIは、Hansch et al.,Che
m. Rev.91:165(1991)に従って測定したとき、0より大きい
、しばしば0.1より大きい、一般に0.2より大きい、0.3より大きい、0
未満である、一般に−0.1未満である、または0であるシグマm値を有するこ
とを特徴とする、個々別々に置換された種である(しかし、好ましくは、各置換
基種は、約−0.3〜約0.75であるシグマm値を有し、多くの場合、約−0
.25〜約0.6であり、各個々の置換基種はシグマm値0を有してもよい)、
nは0〜3の整数であり、好ましくは0、1または2であり、さらに好ましくは
0または1であり、最も好ましくは0である。mは0、1または2であり、好ま
しくは1である。pは1または2であり、好ましくは2である。E、EI、EII
およびEIIIは、個々別々に、水素、アルキル(たとえば、C1〜C8を含む直鎖
アルキルまたは分岐鎖アルキル、好ましくは、メチル、エチル、またはイソプロ
ピル等のC1〜C5)、置換アルキル、ハロ置換アルキル(たとえば、C1〜C8
含む直鎖アルキルまたは分岐鎖アルキル、好ましくは、トリフルオロメチルまた
はトリクロロメチル等のC1〜C5)、シクロアルキル、置換シクロアルキル、シ
クロアルケニル、置換シクロアルケニル、ヘテロサイクリル(heterocyclyl)、
置換ヘテロサイクリル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換アル
キルアリール、アリールアルキルまたは置換アリールアルキルを表し、E、EI
、EIIおよびEIIIの全部が水素であってもよく、E、EI、EIIおよびEIII
少なくとも1つが非水素(たとえば、アルキル、置換アルキル、ハロ置換アルキ
ル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイ
クリル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、
アリールアルキルまたは置換アリールアルキル)であり且つ残りのE、EI、EI I およびEIIIが水素であってもよく、EとEIまたはEIIとEIIIのいずれかと、
それらの会合炭素原子が結合してシクロペンチル、シクロヘキシルまたはシクロ
ヘプチル等の環構造を形成してもよく、EとEIIまたはEIとEIIIのいずれかと
、それらの会合炭素原子が結合してシクロペンチル、シクロヘキシルまたはシク
ロヘプチル等の環構造を形成してもよい。jは、0〜3の整数であり、好ましく
は0または1である。Zは、アルキル(たとえば、C1〜C8を含む直鎖アルキル
または分岐鎖アルキル、好ましくはメチル、エチル、またはイソプロピル等のC 1 〜C5)、置換アルキル、アシル、ヒドロキシ、アルコキシ、アルコキシカルボ
ニルまたはアリールオキシカルボニル、または酸素(たとえば、それによって、
カルボニル官能基を形成する)等の非水素置換基を表す。さらに具体的には、A
およびAIとしては、H、アルキル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニ
ル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアルキル、置換シクロア
ルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、
アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br、I、NR'R"、C
3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO2R'、OR'、(C
R'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'、SR'、C(=O)NR'R"、NR'
C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=O)OR'、OC(=
O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"(式中、qは、1〜
6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に、水素またはアルキル(たとえば
、C1〜C10アルキル、好ましくはC1〜C5アルキル、さらに好ましくはメチル
、エチル、イソプロピルまたはイソブチル)、シクロアルキル(たとえば、シク
ロプロピル、シクロブチルシクロペンチル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、
およびアダマンチル)、複素環式部分のヘテロ原子が少なくとも2個の炭素原子
によって他の窒素原子、酸素原子またはイオウ原子と隔てられている非芳香族複
素環(たとえば、キヌクリジニル、ピロリジニル、およびピペリジニル)、芳香
族基含有種(たとえば、いずれも、アルキル、アルコキシル、ハロ、またはアミ
ノ置換基等の、少なくとも1個の置換基で適当に置換されていてもよいピリジル
、キノリニル、ピリミジニル、フラニル、フェニル、およびベンジルである。)
。その他の代表的な芳香族環系は、Gibson et al.,J.Med.
Chem.39:4065(1996)に記載されている。一般に、XIIは、A II に窒素結合または炭素結合されており、AIIは、最も好ましくは、NR'R"、
OR'およびNO2を含む(式中、R'およびR"は、上文に明記されている通りで
ある)。一般に、AIIは、NH2、NHCH3またはN(CH32であり、NH2
が最も好ましい。好ましくは、XlIがAIIに結合した炭素であるとき、AIは、
(構造で示す通り)酸素原子を介して環の炭素に結合した置換基ではない。一般
に、Xは、AIIに結合した炭素であり、好ましくは水素である。一般に、XI
、AIIに結合した窒素または炭素である。AIおよびXIの置換基、またはAI
よびXIIの置換基のいずれかを結合させて、エーテル、アセタール、チオエーテ
ル、チオエステル、ケタール、アミン、ケトン、ラクトン、ラクタム、カルバメ
ート、または尿素官能基を含むがこれらに限定されない、一以上の、飽和または
不飽和の、置換または未置換の炭素環または複素環を形成することができる。さ
らに、Aが水素であることが極めて好ましく、AIが水素であることが好ましい
。好ましくは、E、EIおよびEIIは、水素である。1つの好ましい実施形態に
おいて、nは、1または2であり、E、EIおよびEIIは、それぞれ、水素であ
り、EIIIは、アルキル(たとえば、メチル)またはアルキルアリールである。
別の好ましい実施形態において、nは1または2であり、E、EI、EIIおよび
IIIは、それぞれ、水素である。E、EI、EIIおよびEIIIのそれぞれの同一
性および位置によって、ある種の化合物は光学活性であることもあり、及び/ま
たはE型またはZ型で存在することもある。さらに、本発明の化合物は、側鎖内
にキラル中心があってもよい(たとえば、本化合物は、R立体配置を有してもよ
く、S立体配置を有してもよい)。E、EI、EIIおよびEIIIに応じて、本発明
の化合物は、キラル中心を有し、且つ本発明は、このような化合物のラセミ混合
物、ならびに1つの鏡像異性体に関する。一般に、n、E、EI、EIIおよびEI II は、E、EI、EIIおよびEIIIとして表示される置換基の約4個まで、多くの
場合3個まで、通常は0、1または2個が、非水素置換基(すなわち、アルキル
またはハロ-置換アルキル等の置換基)であるという具合に選択される。一般に
、XIIがNであるとき、AIは、H、BrまたはOR'(式中、R'は、好ましく
はメチル、エチル、イソプロピル、イソブチルまたはtert-ブチル)である
ことが好ましい。
【0017】 本明細書で使用する「アルキル」は、C1〜C8、好ましくは、メチル、エチル
、またはイソプロピル等の、C1〜C5を含む、直鎖アルキル基または分岐鎖アル
キル基を指し、「置換アルキル」は、一以上の置換基、たとえば、ヒドロキシ、
アルコキシ、メルカプト、アリール、ヘテロシクロ、ハロ、アミノ、カルボキシ
ル、カルバミル、シアノ等々をさらに有するアルキル基を指し、「アルケニル」
は、C1〜C8、好ましくはC1〜C5を含み、且つ少なくとも1個の炭素-炭素二
重結合を有する直鎖炭化水素基または分岐鎖炭化水素基を指し、「置換アルケニ
ル」は、上述の一以上の置換基をさらに有するアルケニル基を指し、「シクロア
ルキル」および「シクロアルケニル」は、飽和または不飽和の、3〜8個の炭素
原子、好ましくは3〜6個の炭素原子を含む環状環を指し、「置換シクロアルキ
ル」は、上述の一以上の置換基をさらに有するシクロアルキル基を指し、「アリ
ール」は、6〜10個の炭素原子を有する芳香族基を指し、「置換アリール」は
、上述の一以上の置換基をさらに有するアリール基を指し、「アルキルアリール
」は、アルキル置換アリール基を指し、「置換アルキルアリール」は、上述の一
以上の置換基をさらに有するアルキルアリール基を指し、「アリールアルキル」
は、アリール-置換アルキル基を指し、「置換アリールアルキル」は、上述の一
以上の置換基をさらに有する、アリールアルキル基を指し、「ヘテロサイクリル
」は、一以上のヘテロ原子(たとえば、0、N、S)を環構造の一部として含み
、且つ環中に2〜7個の炭素原子原子を有する、飽和または不飽和の環状基を指
し、「置換ヘテロサイクリル」は、上述の一以上の置換基をさらに有するヘテロ
サイクリル基を指し、「アシル」は、C1〜C8、好ましくは、ホルミル、アセチ
ルまたはプロパノイル等の、C1〜C5を含む直鎖または分岐鎖のアルキル-カル
ボニル基、アルケニル-カルボニル基、または置換アルキル-カルボニル基を指し
、「アルコキシカルボニル」は、O-カルボニル部分に結合したアルキル基また
は置換アルキル基を指し、「アリールオキシカルボニル」は、O-カルボニル部
分に結合したアリール基または置換アリール基を指す。
【0018】 本発明の、ある好ましい化合物は、式:
【化8】 (式中、X、XI、XII、A、AI、E、EI、EII、EIII、n、p、m、jおよ
びZは、前述の通りである。)で表すことができる。
【0019】 本発明の、ある他の好ましい化合物は、式:
【化9】 (式中、X、XI、XII、A、AI、E、EI、EII、n、p、m、jおよびZは
、前述の通りである。)で表すことができる。このような化合物は、E型および
Z型の両者を有することができ、異性体混合物として合成することができ、クロ
モグラフィ技術等の技術によって、純粋な鏡像異性体に分割することができる。
【0020】 本発明のある他の好ましい化合物は、式:
【化10】 (式中、A、AI、AII、AIII、E、EI、EII、EIII、n、p、m、jおよび
Zは、前述の通りであり、tは0、1または2であって、通常は0または1であ
り、wは、0〜3の整数であって、好ましくは0または1であり、AIVは、アル
キル、置換アルキル、アルケニル、置換アルケニル、ヘテロサイクリル、置換ヘ
テロサイクリル、シクロアルケニル、置換シクロアルケニル、シクロアルキル、
置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換アルキ
ルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br、I、
NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO2R'、
OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R、SR'、C(=O)NR'
R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=O)OR
'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"(式中、
qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に水素またはアルキル(た
とえば、C1〜C10アルキル、好ましくはC1〜C5アルキル、さらに好ましくは
メチル、エチル、イソプロピルまたはイソブチルである)、シクロアルキルまた
はシクロアルケニル(たとえば、シクロプロピル、シクロブチル、シクロペンチ
ル、シクロヘキシル、シクロヘプチル、およびアダマンチル)を含む、非水素置
換基を表す。
【0021】 本発明の代表的な化合物は、次の通りである: 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン 2-((5-ブロモ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((5-アミノ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((5-メトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン 2-((5-エトキシ-3-ピリジル)メチル)1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン 2-((5-イソプロポキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタン 2-((5-tert-ブトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタン 2-((5-ベンジルオキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタン 2-((5-ヒドロキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタン 2-((5-エチニル-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン 2-((5-シアノ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((6-メチル-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((6-フルオロ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン 2-((6-クロロ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((6-ブロモ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((6-ヨード-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((3-アミノフェニル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン
2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン 2-((5-メトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタン 2-((5-エトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタン 2-((5-イソプロポキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン 2-((5-tert-ブトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2
.2.2]オクタン 2-((5-ベンジルオキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン 2-(1-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタン 2-(2-フェニル-1-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタン 2-(3-フェニル-1-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタン 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクト-2-エン
2-((5-メトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クト-2-エン 2-((5-エトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クト-2-エン 2-((5-イソプロポキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクト-2-エン 2-((5-tert-ブトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクト-2-エン 2-((5-ベンジルオキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクト-2-エン 3-(フェニルオキシ)-2-(3-ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタン 3-(フェニルメトキシ)-2-(3-ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン 3-((2-フェニル)エトキシ)-2-(3-ピリジルメチル)-1-アザビシクロ
[2.2.2]オクタン 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン 2-((5-メトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘ
プタン 2-((5-エトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘ
プタン 2-((5-イソプロポキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.
1]ヘプタン 2-((5-tert-ブトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.
2.1]ヘプタン 2-((5-ベンジルオキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.
1]ヘプタン 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン 2-((5-メトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]
ヘプタン 2-((5-エトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]
ヘプタン 2-((5-イソプロポキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2
.1]ヘプタン 2-((5-tert-ブトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2
.2.1]ヘプタン 2-((5-ベンジルオキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2
.1]ヘプタン 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン 2-((5-メトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.2.1]オ
クタン 2-((5-エトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.2.1]オ
クタン 2-((5-イソプロポキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.2.
1]オクタン 2-((5-tert-ブトキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.
2.1]オクタン 2-((5-ベンジルオキシ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.2.
1]オクタン 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン 2-((5-メトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3.2.1]
オクタン 2-((5-エトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3.2.1]
オクタン 2-((5-イソプロポキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3.2
.1]オクタン 2-((5-tert-ブトキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3
.2.1]オクタン 2-((5-ベンジルオキシ-3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3.2
.1]オクタン
【0022】 本発明のその他の代表的な化合物としては、以下のものが挙げられる: 2-(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン 2-(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3
-オン 2-(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3
-オール 2-(2-(')-ピリジル)エチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン
2-(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクト-2-
エン 2-(3-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン
2-(3-(3-ピリジル)プロピレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン 2-(3-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクト-2
-エン 2-(4-(3-ピリジル)ブチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン 2-(4-(3-ピリジル)ブチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン
2-(4-(3-ピリジル)ブチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクト-2-
エン 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オ
ール 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オ
ン 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-
オール 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-
オン 2-(l-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタン-3-オール 2-(2-フェニル-1-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタン-3-オール 2-(3-フェニル-1-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタン-3-オール 2-(1-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタン-3-オン 2-(2-フェニル-1-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタン-3-オン 2-(3-フェニル-1-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタン-3-オン 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-3-オ
ール 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-3-オ
ン 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-3-
オール 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-3-
オン 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-オ
ール 2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-オ
ン 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-
オール 2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-
オン 2-((3-フリル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン 2-((3-フリル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン 2-((3-オキソールアニル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン 2-((4-メトキシ-3-オキソールアニル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタン 2-((4-エトキシ-3-オキソールアニル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタン 2-((4-イソプロポキシ-3-オキソールアニル)メチレン)-1-アザビシクロ
[2.2.2]オクタン 2-((4-ベンジルオキシ-3)-オキソールアニル)メチレン)-1-アザビシク
ロ[2.2.2]オクタン 2-((3-オキソールアニル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン 2-((4-メトキシ-3-オキソールアニル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン 2-((4-エトキシ-3-オキソールアニル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン 2-((4-イソプロポキシ-3-オキソールアニル)メチル)-1-アザビシクロ[
2.2.2]オクタン 2-((4-ベンジルオキシ-3-オキソールアニル)メチル)-1-アザビシクロ[
2.2.2]オクタン
【0023】 本発明の2-(3-(4-、5-、および6-置換)ピリジルメチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.2]オクタンを合成することができる方法は、様々であっても
よい。たとえば、Neilsen and Houlihan,Org.Rea
ct.16:1-438(1968)に記載されている通り、メタノール性水酸
化カリウムの存在下で、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドとキヌク
リジン-3-オン塩酸塩(Aldrichから市販されている)とを一緒に反応さ
せる。次いで、このアルドール縮合生成物である、2-(3-(5-ブロモ)ピリ
ジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを、水素化ホ
ウ素ナトリウムで処理して、アルコールである2-(3-(5-ブロモ)ピリジル
メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オールを、結晶性固体
として生成する。この中間体を、室温にて純塩化チオニルと反応させ、純粋な結
晶性固体として、3-クロロ-2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-ア
ザビシクロ[2.2.2]オクタンを生成する。Masamune et al
., J.Am.Chem.Soc.95:6452(1973)に記載の通り
に、水素化トリメトキシアルミニウムリチウムおよびヨウ化銅で、塩素の還元的
除去を行い、所望の生成物である2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1
-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを、結晶性固体として生成する。このメ
チレン中間体を、パラジウム触媒の存在下で水素化することにより、所望の生成
物である2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタンに変換することができる。臭素置換基を除去しないように、反応条
件を調節する。上述の合成方法において、5-ブロモピリジン-3-カルボキシア
ルデヒドを、それぞれ、4-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドまたは6-
ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドと置き換えることにより、異性体化合
物である2-(3-(4-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタンおよび2-(3-(6-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ
[2.2.2]オクタンを、同様の方法で調製することができる。
【0024】 必要なアルデヒドである5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドを、5-
ブロモニコチン酸(Aldrich Chemical Company an
d Lancaster Synthesis,Inc.から市販されている。
)から調製することができる。A. Ashimori et al.,Che
m.Pharm.Bull.38(9):2446-2458(1990)によ
り報告されている通りに、この5-ブロモニコチン酸をクロロギ酸エチルで処理
して混合無水物を生成し、これを、-78℃にて、テトラヒドロフラン(THF
)中、水素化アルミニウムリチウムで還元して、5-ブロモ-3-ヒドロキシメチ
ルピリジンを生成することができる。あるいは、C.F.Nutaitis e
t al.,Org.Prep.and Proc.Int.24:143-1
46(1992)に報告されている技術に従って、硫酸およびエタノールの存在
下で、この5-ブロモニコチン酸をエステル化し、中間体であるエチルエステル
を過剰の水素化ホウ素ナトリウムで還元して、5-ブロモ-3-ヒドロキシメチル
ピリジンを生成することができる。次いで、このようにして得られた5-ブロモ-
3-ヒドロキシメチルピリジンを、M.J.Stocks et al.,Te
trahedron Lett.36(36):6555-6558(1995
)およびA. J.Mancuso et al.,J.Org.Chem.4
4(23):4148-4150(1979)の方法に従って、塩化オキサリル
およびジメチルスルホキシドを使用したSwern酸化により、5-ブロモ-3-
ピリジンカルボキシアルデヒドに変換することができる。Chin et al
. PCT WO 94/29893号により記載されている方法論に従って、
あるいは、Ojea et al.,Synlett.6:622-624(1
995)により記載されている方法論によって、アルデヒド、4-ブロモピリジ
ン-3-カルボキシアルデヒドを合成することができる。6-ブロモピリジン-3-
カルボキシアルデヒドは、Windschief and Voegtle,
Synthesis 1: 87-92(1994)またはFey et al
ドイツ特許第93/4320432号に記載の手順に従って、調製することがで
きる。
【0025】 本発明の2-(3-(4-、5-、および6-置換)ピリジルメチレン)-1-アザ
ビシクロ[2.2.2]オクタンのE異性体およびZ異性体を合成することがで
きる方法は、様々であってもよい。たとえば、Neilsen and Hou
lihan, Org. React.16:1-438(1968)に記載さ
れている通り、メタノール性水酸化カリウムの存在下で、5-ブロモピリジン-3
-カルボキシアルデヒドとキヌクリジン-3-オン塩酸塩(Aldrich社から
市販されている)を一緒に反応させる。次いで、このアルドール縮合生成物であ
る2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタン-3-オンを、水素化ホウ素ナトリウムと反応させて、アルコールである
2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン-3-オールを、結晶性固体として生成する。この中間体を、室温にて純塩
化チオニルと反応させ、3-クロロ-2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-
1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを、結晶性固体として生成する。Ma
samune et al.,J.Am.Chem.Soc.95:6452(
1973)に記載の通りに、水素化トリメトキシアルミニウムリチウムおよびヨ
ウ化銅によって、塩素の還元的除去を実施し、所望の生成物である2-(3-(5
-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを生成
する。上述の合成方法において、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒド
を、それぞれ、4-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドまたは6-ブロモピ
リジン-3-カルボキシアルデヒドと置き換えることにより、異性体化合物である
2-(3-(4-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタンおよび2-(3-(6-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2
.2.2]オクタンを、同様の方法で調製することができる。
【0026】 2-[(3-アミノフェニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ンを合成する方法は、様々であってもよい。たとえば、1つの方法において、水
酸化カリウムおよびエタノールを使用したアルドール反応で3-ニトロベンズア
ルデヒドを3-キヌクリジノンと縮合させて、2-[(3-ニトロフェニル)メチ
レン]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを生成することができ
る。後者の化合物を、1,2-エタンジチオールおよび三フッ化ホウ素エテラー
トで処理することにより、対応するジチオケタールに変換することができる。ラ
ニー(Raney)ニッケルを使用した水素化還元および脱硫を実施して、2-
[(3-アミノフェニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを
生成することができる。あるいは、別の方法において、アルドール生成物である
、2-[(3-ニトロフェニル)メチレン]-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン-3-オンを、メタノール中で水素化ホウ素ナトリウム処理することにより還
元し、アルコールである、2-[(3-ニトロフェニル)メチレン]-1-アザビシ
クロ[2.2.2]オクタン-3-オールを生成することができる。後者の化合物
を、塩化チオニルで処理して、クロロ中間体である、3-クロロ-2-[(3-ニト
ロフェニル)メチレン]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン二塩酸塩に変
換することができる。次いで、ラネーニッケルを用いた水素化により脱塩素を実
施し、炭素上の10%パラジウムで水素化することにより炭素-炭素二重結合を
還元して、2-[(3-アミノフェニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタンを生成することができる。上述の合成方法において、3-ニトロベン
ズアルデヒドを、2-ニトロベンズアルデヒドまたは4-ニトロベンズアルデヒド
と置き換えると、それぞれ、異性体化合物である、2-[(2-アミノフェニル)
メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンおよび2-[(4-アミノフェ
ニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンが得られる。
【0027】 2-[(2-、3-、および4-置換フェニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタンを合成する方法は、様々であってもよい。たとえば、1つの方
法において、3-ブロモベンズアルデヒドを、メタノール中で水酸化カリウムを
使用した3-キヌクリジノン 塩酸塩(Aldrich Chemical C
ompanyから市販されている)とのアルドール反応に供して、2-[(3-ブ
ロモフェニル)メチレン]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを
生成することができる。後者の不飽和ケトンを、木炭上のパラジウムを使用した
水素化により還元して、2-[(3-ブロモフェニル)メチル]-1-アザビシクロ
[2.2.2]オクタン-3-オンを生成することができる。水素化触媒の選択に
応じて、適当な阻害物質を使用して、ジハロゲン化を抑えることが必要な場合も
ある。適当な触媒および阻害物質に関しては、Rylander,“Catal
ytic Hydrogenation in Organic Synthe
sis”,pp.125-126(1979)を参照されたい。このようにして得
られるケトンを、ウォルフ・キシュナー条件下、ヒドラジンおよび塩基で(また
は改良ウォルフ・キシュナー条件下、トシルヒドラジンおよびナトリウムシアノ
ボロハイドライドで)還元して、2-[(3-ブロモフェニル)メチル]-1-アザ
ビシクロ[2.2.2]オクタンを生成することができる。A.D.Yanin
a et al., Khim.-Farm.Zh.21(7):808-811
(1987)により記載されている方法と同様の方法を使用することができる。
上述の合成方法において、3-ブロモベンズアルデヒドを、それぞれ、2-ブロモ
ベンズアルデヒドおよび4-ブロモベンズアルデヒドと置き換えることにより、
異性体化合物である2-[(2-ブロモフェニル)メチル]-1-アザビシクロ[2
.2.2]オクタンおよび2-[(4-ブロモフェニル)メチル]-1-アザビシク
ロ[2.2.2]オクタンを、同様の方法で調製することができる。あるいは、
亜硝酸ナトリウムおよび酸を0℃で使用して中間体ジアゾニウム塩化合物に変換
し、続いて、サンドマイヤー反応条件下、臭化銅で処理することによって、前述
の2-[(3-アミノフェニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ンから、2-[(3-ブロモフェニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタンを調製することができる。同様の方法で、2-[(2-ブロモフェニル)
メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンおよび2-[(4-ブロモフェ
ニル)メチル]-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを、対応するアミノ化
合物から調製することができる。
【0028】 本発明の化合物は、芳香族環とアザビサイクリック環官能基との間に複数の炭
素を含んでもよい。本発明の2-(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシク
ロ[2.2.2]オクタン、2-(2-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシ
クロ[2.2.2]オクタン、および2-(2-(3-ピリジル)ブチル)-l-ア
ザビシクロ[2.2.2]オクタン等の化合物を調製することができる方法は、
様々であってもよい。たとえば、2-(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.2]オクタンを、異なる方法で調製することができる。1つの
アプローチにおいて、メタノール中で水酸化カリウムまたは水酸化ナトリウム、
またはエタノール中でナトリウムエトキシド等の塩基を使用した順向(directed)
アルドール反応で、2-(3-ピリジル)エタナールとしても知られる3-ピリジ
ンアセトアルデヒドを3-キヌクリジノン塩酸塩(Aldrich Chemi
cal社から市販されている)と縮合して、2-(2-(3-ピリジル)エチレン
)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを得ることができる。J.
March,“Advanced Organic Chemistry, R
eactions, Mechanisms, and Structure”
,第2版,pp.849-853(1977)に記載されているものと同様の修正
を加えたアルデヒドとケトンとのアルドール縮合反応で、生成物の混合物を得る
ことができる。このようにして得られる不飽和ケトンの炭素-炭素二重結合を、
木炭上のパラジウムを使用した水素化により還元して、ケトンである、2-(2-
(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを
得ることができ、これを、ウォルフ・キッシュナー条件下でさらに還元して2-
(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを生成
することができる。A.D.Yanina et al.,Khim.-Far
m.Zh.21(7):808- 811(1987)に記載のものと同様の方
法を、後者の還元に使用することができる。あるいは、別の合成方法において、
メタノール中で水素化ホウ素ナトリウム処理することにより、上記アルドール生
成物である2-(2-(3-ピリジル)エチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタン-3-オンのカルボニルを還元して、アルコールである2-(2-(3-
ピリジル)エチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オールを生
成することができる。このアルコールを、塩化チオニルで処理して、クロロ中間
体である、3-クロロ-2-(2-(3-ピリジル)エチレン)-1-アザビシクロ[
2.2.2]オクタン二塩酸塩に変換することができる。次いで、ラネーニッケ
ルを用いて水素化することにより、脱塩素を実施して、2-(2-(3-ピリジル
)エチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン二塩酸塩を得ることがで
きる。次いで、後者の化合物の炭素-炭素二重結合を、メタノール中、木炭上の
10%パラジウムで水素化することによって還元し、2-(2-(3-ピリジル)
エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン二塩酸塩を生成することがで
きる。
【0029】 木炭上の10%パラジウムで水素化することによって、アルドール反応生成物
である2-(2-(3-ピリジル)エチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン-3-オンの炭素-炭素二重結合を還元することにより、2-(2-(3-ピリ
ジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン等の、本発明
の関連化合物を調製することができる。また、メタノール中、水素化ホウ素ナト
リウムで、2-(2-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタン-3-オンのケトン官能基を還元することによって、2-(2-(3-ピリ
ジル)エチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オールを調製す
ることができる。後者のアルコールを、メタノール中、ラネーニッケルで、2-
(2-(3-ピリジル)エチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-
オンを水素化することによって調製することもできる。
【0030】 上述の合成方法における2-(3-ピリジル)エタナールを、2-(3-ピリジル
)プロパナールと置き換えると、下記の化合物が生じる:2-(l-メチル-3-(
3-ピリジル)プロピレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン
、2-(3-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン-3-オン、2-(l-メチル-3-(3-ピリジル)プロピレン)-1-アザビシク
ロ[2.2.2]オクタン-3-オール、3-クロロ-2-(1-メチル-3-(3-ピ
リジル)プロピレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン二塩酸塩、2-
(1-メチル-3-(3-ピリジル)プロピレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタン二塩酸塩、および2-(3-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシク
ロ[2.2.2]オクタン。また、2-(3-(3-ピリジル)プロピル)-1-ア
ザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン、および2-(3-(3-ピリジル)
プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オールを、前述の方法
によって調製することができる。
【0031】 上述の合成方法における2-(3-ピリジル)エタナールを、2-(3-ピリジル
)ブタナールと置き換えると、下記の化合物が生じる:2-(l-メチル-4-(3
-ピリジル)ブチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン、2-
(4-(3-ピリジル)ブチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オ
ン、2-(l-メチル-4-(3-ピリジル)ブチレン)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン-3-オール、3-クロロ-2-(1-メチル-4-(3-ピリジル)ブ
チレン)-l-アザビシクロ[2.2.2]オクタン二塩酸塩、2-(l-メチル-
4-(3-ピリジル)ブチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン二塩酸
塩、および2-(4-(3-ピリジル)ブチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]
オクタン。また、2-(4-(3-ピリジル)ブチル)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン-3-オン、および2-(4-(3-ピリジル)ブチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.2]オクタン-3-オールを、前述の方法によって調製すること
ができる。
【0032】 上記アルドール縮合に不可欠なアルデヒドであるピリジンアセトアルデヒド(
これは2-(3-ピリジル)エタナールとしても知られる。)を、多数の合成方法
によって調製することができる。1つのアプローチにおいて、3-ピリジル酢酸
塩酸塩(Aldrich Chemical社とLancaster Synt
hesis社から市販されている。)を、塩化トリメチルシリルおよびトリエチ
ルアミンで処理してもよい。次いで、結果として得られるトリメチルシリルエス
テルを、S.Chandrasekhar et al.,Tetrahedr
on Lett.39:909-910(1998)の方法に従って、水素化ジ
イソブチルアルミニウムで還元することができる。あるいは、D.H. Hey
et al.,J.Chem.Soc.Part II:1678-1683
(1950)の方法を使用して、3-(3-ピリジル)アクリル酸(Aldric
h Chemical社とLancaster Synthesis社から市販
されている。)から、3-ピリジンアセトアルデヒドを調製することができる。
この方法では、3-(3-ピリジル)アクリル酸を、塩化チオニルで処理すること
により、その酸塩化物に変換することができる。続いて、L. Panizza
, Helv. Chim. Acta 24: 24E-28E(1941)
の方法に従って、この酸塩化物をアンモニアで処理し、β-(3-ピリジル)アク
リルアミドを生成する。後者のアミドを次亜塩素酸ナトリウムで処理することに
よるホフマン転移によって、メチル2-(3-ピリジル)ビニルカルバメートを生
成し、これを、エタノール中で6N硫酸を還流させることによって加水分解し、
3-ピリジンアセトアルデヒドを生成し、これを、その2,4-ジニトロフェニル
ヒドラゾンスルフェートとして単離することができる。
【0033】 2-(3-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ンおよび関連化合物の調製に必要なアルデヒドである3-(3-ピリジル)プロパ
ナールを、3-(3-ピリジル)プロパノール(Aldrich Chemica
l社とLancaster Synthesis社から市販されている。)から
調製することができる。S.J.Ratcliffe et al.,J.Ch
em.Soc.,Perkin Trans.I Issue8:1767-1
771(1985)の方法に従って、ピリジン中、酢酸鉛で後者のアルコールを
酸化し、3-(3-ピリジル)プロパナールを生成する。あるいは、M.J. S
tocks et al.,Tetrahedron Lett.36(36)
:6555-6558(1995)およびA.J. Mancuso et a
l.,J.Org.Chem.44(23):4148-4150(1979)
の方法に従って、ジメチルスルホキシドおよびジクロロメタン中で塩化オキサリ
ルを使用して、3-(3-ピリジル)プロパノールをSwern酸化することによ
り、3-(3-ピリジル)プロパナールを調製することができる。
【0034】 2-(4-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ンおよび関連化合物の調製に必要なアルデヒドである3-(3-ピリジル)ブタナ
ールを、G.Solladie et al.,Tetrahedron:As
ymmetry 8(5):801-810(1997)の方法に従って、同調
方法により、3-(3-ピリジル)プロパノール(Aldrich Chemic
al社とLancaster Synthesis社から市販されている)から
調製することができる。3-(3-ピリジル)プロパノールを、トリブロモイミダ
ゾールおよびトリフェニルホスフィンで処理して、1-ブロモ-3-(3-ピリジル
)プロパンを生成し、これを、1,3-ジチアンのリチウム塩と縮合させる。こ
のようにして得られる化合物のジチアニル基を、水性塩化第二水銀および酸化第
二水銀で除去して、4-(3-ピリジル)ブタナールを生成する。
【0035】 本発明の2-(1-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[
2.2.2]オクタン類、2-(2-フェニル-1-(3-ピリジル)エチル)-1-
アザビシクロ[2.2.2]オクタン類および2-(3-フェニル-1-(3-ピリ
ジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン類を合成的に製造す
ることができる方法は、様々であってもよい。たとえば、Neilsen an
d Houlihan,Org.React.16:1-438(1968)に記
載されている通り、メタノール性水酸化カリウムの存在下で、ピリジン-3-カル
ボキシアルデヒドとキヌクリジン-3-オン塩酸塩(Aldrich社から市販さ
れている)とを一緒に反応させて、アルドール縮合生成物である2-(3-ピリジ
ルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを、結晶性固体
として生成する。次いで、2-(3-ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタン-3-オンを、-10℃のエタノール中で、臭化フェニルマグネ
シウムで処理することにより、2-(1-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-
1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンに変換することができる。次
いで、このケトンを、水素化ホウ素ナトリウムで処理し、アルコールである2-
(1-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタン-3-オールを生成する。この中間体を、室温にて純塩化チオニルと反応さ
せ、3-クロロ-2-(l-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-1-アザビシク
ロ[2.2.2]オクタンを、結晶性固体として生成する。de Koning
,Org.Prep.Proced.Int.7:31(1975)により記載
されている通りに、ラネーニッケルの存在下で、水素化により塩素除去を行い、
所望の生成物である2-(1-フェニル-1-(3-ピリジル)メチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.2]オクタンを生成する。上述の合成方法において、臭化フェ
ニルマグネシウムを、それぞれ、臭化ベンジルマグネシウムまたは臭化2-フェ
ネチルマグネシウムと置き換えることにより、関連化合物である2-(2-フェニ
ル-1-(3-ピリジル)エチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンおよ
び2-(3-フェニル-1-(3-ピリジル)プロピル)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタンを、同様の方法で調製することができる。
【0036】 本発明の2-(3-(4-、5-、および6-置換)ピリジルメチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.2]オクト-2-エンを合成することができる方法は、様々であ
ってもよい。たとえば、Neilsen and Houlihan, Org
. React.16:1-438(1968)に記載されている通り、メタノ
ール性水酸化カリウムの存在下で、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒ
ドとキヌクリジン-3-オン塩酸塩(Aldrich社から市販されている。)と
を一緒に反応させる。次いで、このアルドール縮合生成物である2-(3-(5-
ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン
を、エタノールに溶解し、木炭上の5%パラジウムで水素化して、2-(3-(5
-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン
を生成する。臭素置換基を除去しないように、反応条件を調節する。水素化ホウ
素ナトリウムで処理し、アルコールである2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチ
ル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オールを生成する。この中間
体を室温にて純塩化チオニルと反応させ、3-クロロ-2-(3-(5-ブロモ)ピ
リジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを生成する。Wolk
off, J.Org.Chem.47:1944-1946(1982)の方
法に従って、1,8-ジアザビシクロ[5.4.0]ウンデク-7-エンで処理す
ることにより、脂肪族クロロ部分を除去し、所望の生成物である2-(3-(5-
ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクト-2-エンを生
成する。上述の合成方法において、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒ
ドを、それぞれ、4-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドまたは6-ブロモ
ピリジン-3-カルボキシアルデヒドと置き換えることにより、異性体化合物であ
る2-(3-(4-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クト-2-エンおよび2-(3-(6-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ
[2.2.2]オクト-2-エンを、同様の方法で調製することができる。
【0037】 本発明の3-(フェニルオキシ)-2-(3-ピリジルメチル)-1-アザビシクロ
[2.2.2]オクタンを合成する方法は、様々であってもよい。たとえば、N
eilsen and Houlihan, Org.React.16:1-
438(1968)に記載されている通り、メタノール性水酸化カリウムの存在
下で、ピリジン-3-カルボキシアルデヒドとキヌクリジン-3-オン塩酸塩(Al
drich社から市販されている。)とを一緒に反応させる。次いで、このアル
ドール縮合生成物である2-(3-ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン-3-オンをメタノールに溶解し、ラネーニッケル触媒の存在下で
水素化して、2-(3-ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタ
ン-3-オールを生成する。次いで、Guthrie et al.,J.Che
m. Soc.,Perkin Trans I 45:2328(1981)
に記載されている通り、ジエチルアジドカルボキシレートおよびトリフェニルホ
スフィンとのMitsunobuカップリングを介して、このアルコールをフェ
ノールでエーテル化し、所望の生成物である3-(フェニルオキシ)-2-(3-ピ
リジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを生成する。
【0038】 本発明の3-(フェニルメトキシおよび2-フェニルエトキシ)-2-(3-ピリ
ジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを合成する方法は、様々
であってもよい。たとえば、Neilsen and Houlihan,Or
g.React.16:1-438(1968)に記載されている通り、メタノ
ール性水酸化カリウムの存在下で、ピリジン-3-カルボキシアルデヒドとキヌク
リジン-3-オン塩酸塩(Aldrich社から市販されている。)とを一緒に反
応させる。次いで、このアルドール縮合生成物である2-(3-ピリジルメチレン
)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンをメタノールに溶解し、ラ
ネーニッケル触媒の存在下で水素化して、2-(3-ピリジルメチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.2]オクタン-3-オールを生成する。このアルコールを、水素
化ナトリウムで処理し、続いて適当な溶剤中で、臭化ベンジルで処理して、所望
の生成物である3-(フェニルメトキシ)-2-(3-ピリジルメチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.2]オクタンを生成する。臭化ベンジルを2-ブロモエチルベ
ンゼンと置き換えることにより、3-(2-フェニルエトキシ)-2-(3-ピリジ
ルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを合成することができる。
【0039】 本発明の2-(3-(4-、5-、および6-置換)ピリジルメチル)-1-アザビ
シクロ[2.2.1]ヘプタンを合成する方法は、様々であってもよい。たとえ
ば、Neilsen and Houlihan, Org.React.16
: 1-438(1968)に記載されている通り、メタノール性水酸化カリウ
ムの存在下で、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドと1-アザビシクロ
[2.2.1]ヘプタン-3-オン(それ自身を、Wadsworthらに付与さ
れた米国特許第5,217,975号の方法に従って合成する。)とを一緒に反
応させる。次いで、このアルドール縮合生成物である2-(3-(5-ブロモ)ピ
リジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-3-オンを、水素化
ホウ素ナトリウムで処理し、アルコールである2-(3-(5-ブロモ)ピリジル
メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプタン-3-オールを、結晶性固体
として生成する。この中間体を、室温にて純塩化チオニルと反応させ、3-クロ
ロ-2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[2.2.1]
ヘプタンを生成する。Masamune et al., J.Am.Chem
.Soc.95:6452(1973)に記載されている通り、水素化トリメト
キシアルミニウムリチウムおよびヨウ化銅によって塩素を還元的に除去し、所望
の生成物である2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[
2.2.1]ヘプタンを、結晶性固体として生成する。このメチレン中間体を、
木炭上のパラジウム触媒の存在下で水素化することにより、所望の生成物である
2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプ
タンに変換することができる。臭素置換基を除去しないように、反応条件を調節
する。上述の合成方法において、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒド
を、それぞれ、4-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドまたは6-ブロモピ
リジン-3-カルボキシアルデヒドと置き換えることにより、異性体化合物である
2-(3-(4-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2.1]ヘプ
タンおよび2-(3-(6-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[2.2
.1]ヘプタンを、同様の方法で調製することができる。
【0040】 本発明の2-(3-(4-、5-、および6-置換)ピリジルメチル)-1-アザビ
シクロ[3.2.1]オクタンを合成することができる方法は様々であってもよ
い。たとえば、Neilsen and Houlihan, Org.Rea
ct.16:1-438(1968)に記載されている通り、メタノール性水酸
化カリウムの存在下で、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドと1-アザ
ビシクロ[3.2.1]オクタン-3-オン(それ自身を、Thill and
Aaron J.Org.Chem.33:4376-4379(1969)の
方法に従って合成する。)とを一緒に反応させる。次いで、このアルドール縮合
生成物である2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[3
.2.1]オクタン-3-オンおよび4-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-
1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン-3-オンを、クロマトグラフィーで分
離する。次いで、所望の2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビ
シクロ[3.2.1]オクタン-3-オンを、水素化ホウ素ナトリウムで処理し、
アルコールである2-(3-(5-ブロモ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ
[3.2.1]オクタン-3-オールを、結晶性固体として生成する。この中間体
を、室温にて純塩化チオニルと反応させ、3-クロロ-2-(3-(5-ブロモ)ピ
リジルメチレン)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン二塩酸塩を生成する
。Masamune et al., J.Am.Chem.Soc.95:6
452(1973)に記載されている通り、水素化トリメトキシアルミニウムリ
チウムおよびヨウ化銅により、塩素の還元的除去を実施し、2-(3-(5-ブロ
モ)ピリジルメチレン)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタンを、結晶性固
体として生成する。次いで、このメチレン中間体を、木炭上のパラジウム触媒の
存在下で水素化することにより、最終生成物である2-(3-(5-ブロモ)ピリ
ジルメチル)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタンに変換することができる
。上述の合成方法において、5-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドを、
それぞれ、4-ブロモピリジン-3-カルボキシアルデヒドまたは6-ブロモピリジ
ン-3-カルボキシアルデヒドと置き換えることにより、異性体化合物である2-
(3-(4-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[3.2.1]オクタン
および2-(3-(6-ブロモ)ピリジルメチル)-1-アザビシクロ[3.2.1
]オクタンを、同様の方法で調製することができる。
【0041】 2-((5-ブロモ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オ
クタンおよびピリジン環のC-5位に置換基を有する他の類似した化合物を合成
する方法は、様々であってもよい。別の実施例において、5-ブロモ-3-ピリジ
ンカルボキシアルデヒドと3-キヌクリジノン塩酸塩(Aldrich Che
mical社から市販されている。)とのアルドール縮合で開始して、2-((
5-ブロモ-3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを
調製することができ、これは、メタノール中で水酸化カリウムを使用すると、7
5%の収率で進行する。このようにして得られる2-((5-ブロモ-3-ピリジル
)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンの炭素-炭素二
重結合を、J.M.Fortunato et al.,J.Org.Chem
.41(12):2194-2200(1976)により記載されている方法論
を使用し、-78℃のテトラヒドロフラン中で、適当な還元剤、たとえば、リチ
ウムトリ-sec-ブチルボロハイドライド(登録商標L-Selectride
)またはカリウムトリ-sec-ブチルボロハイドライド(登録商標K-Sele
ctrideo)(Aldrich Chemical社から入手可能)を用い
るか、エタノール溶液または水溶液中で、塩化ニッケル(II)6水和物で改質
した水素化ホウ素ナトリウムを用いて選択的に還元し、2-((5-ブロモ-3-ピ
リジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを生成する
ことができる。ウォルフ・キッシュナー条件下、ヒドラジンおよび塩基(または
改良ウォルフ・キッシュナー条件下、トシルヒドラジンおよびナトリウムシアノ
ボロハイドライド)で後者のケトンを還元し、2-((5-ブロモ-3-ピリジル)
メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンを生成することができる。
【0042】 ピリジン環のC-5位に置換基を有する多数の化合物を、2-((5-ブロモ-3
-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンから調製するこ
とができる。たとえば、C.Zwart et al.,Recueil Tr
av.Chim.Pays-Bas 74:1062-1069(1955)の一
般的方法に従って、銅触媒の存在下でアンモニアを使用して、5-アミノ-置換化
合物を、対応する5-ブロモ化合物から調製することができる。5-アルキルアミ
ノ置換化合物を、同様の方法で調製することができる。N,N-ジメチルホルム
アミド中でナトリウムアルコキシドと共に加熱するか、またはD.L.Comi
ns et al.,J.Org.Chem.55:69-73(1990)お
よびH.J.den Hertog et al.,Recl.Trav.Ch
im. Pays-Bas 74:1171-1178(1955)に記載の一般
的技術に従って、銅触媒を使用して、5-アルコキシ置換類縁体を、対応する5-
ブロモ化合物から調製することができる。N.D.P. Cosford et
al., J.Med.Chem.39:3235-3237(1996)に
記載の一般的技術に従って、2-メチル-3-ブチン-2-オールを使用したパラジ
ウム触媒カップリングに続いて、塩基(水素化ナトリウム)触媒脱保護を行うこ
とにより、5-エチニル-置換化合物を、適当な5-ブロモ化合物から調製するこ
とができる。逐次的触媒的水素化反応によって、この5-エチニル類縁体を対応
する5-エテニル変換し、その後、対応する5-エチル類縁体に変換することがで
きる。N,N-ジメチルホルムアミド中で、アジ化リチウムと反応させることに
より、5-アジド置換類縁体を、対応する5-ブロモ化合物から調製することがで
きる。有機合成の技術分野における熟練者に周知の技術を使用して、ナトリウム
の存在下で、適当なアルキルメルカプタンと反応させることにより、5-アルキ
ルチオ置換類縁体を、対応する5-ブロモ化合物から調製することができる。
【0043】 前述の化合物の多数の5-置換類縁体を、対応する5-アミノ化合物から、5-
ジアゾニウム塩中間体を介して、合成することができる。5-ジアゾニウム塩中
間体から製造することができる他の5-置換類縁体を以下に挙げる:5-ヒドロキ
シ類縁体、5-フルオロ類縁体、5-クロロ類縁体、5-ブロモ類縁体、5-ヨード
類縁体、5-シアノ類縁体、および5-メルカプト類縁体。C. Zwartら(
前掲)に記載の一般的技術を使用して、これらの化合物を合成することができる
。たとえば、対応する5-ジアゾニウム塩中間体と水との反応から、5-ヒドロキ
シ置換類縁体を調製することができる。5-ジアゾニウム塩中間体とフルオロホ
ウ酸との反応から、5-フルオロ置換類縁体を調製することができる。塩化銅の
存在下、5-アミノ化合物と亜硝酸ナトリウムおよび塩酸との反応から、5-クロ
ロ置換類縁体を調製することができる。5-シアノ置換類縁体を、対応する5-ジ
アゾニウム塩中間体とカリウムシアン化銅との反応から調製することができる。
Y. Morisawa, J.Med.Chem.20:129-133(1
977)に記載されているアミノピリジンをニトロピリジンに変換するための一
般的技術に従って、5-アミノ置換類縁体を、発煙硫酸および過酸化物と反応さ
せることにより、対応する5-ニトロ縁体に変換することもできる。適当な5-ジ
アゾニウム塩中間体を、J.M.Hoffman et al.,J.Med.
Chem.36:953-966(1993)に記載の一般的技術を使用したメ
ルカプト置換類縁体の合成にも使用することができる。この5-メルカプト置換
類縁体を、次には、水素化ナトリウムおよび適当な臭化アルキルとの反応によっ
て、5-アルキルチオ置換類縁体に変換する。有機合成の技術分野における熟練
者に周知の技術を使用して、前述の化合物の5-アシルアミド類縁体を、対応す
る5-アミノ化合物と適当な酸無水物または酸塩化物と反応させることにより、
調製することができる。
【0044】 前述の化合物の5-ヒドロキシ置換類縁体を使用して、適当な酸、酸塩化物、
または酸無水物と反応させることにより、対応する5-アルカノイルオキシ置換
化合物を調製することができる。前述の化合物の5-シアノ置換類縁体を加水分
解して、対応する5-カルボキサミド置換化合物を生成することができる。さら
に加水分解すると、対応する5-カルボン酸置換類縁体が生成する。5-シアノ置
換類縁体を水素化アルミニウムリチウムで還元すると、対応する5-アミノメチ
ル類縁体が生成する。当業者に周知の技術を使用して、適当なアルキルリチウム
と反応させることにより、5-アシル置換類縁体を、対応する5-カルボン酸置換
類縁体調製することができる。
【0045】 前述の化合物の5-カルボン酸置換類縁体を、適当なアルコールおよび酸触媒
と反応させることによって、対応するエステルに変換することができる。5-ピ
リジル位にエステル基を有する化合物を、水素化ホウ素ナトリウムまたは水素化
アルミニウムリチウムで還元して、対応する5-ヒドロキシアルキル(たとえば
、5-ヒドロキシメチル)置換類縁体を生成することができる。従来技術を使用
して、水素化ナトリウムおよび適当なハロゲン化アルキルと反応させることによ
り、これらの類縁体を、次には、5-ピリジル位にエーテル部分を担持する化合
物に変換することができる。あるいは、5-ヒドロキシメチル置換類縁体を塩化
トシルと反応させて、対応する5-トシルオキシメチル類縁体を生成することが
できる。5-カルボン酸置換類縁体を、適当なアルキルアミンおよび塩化チオニ
ルと反応させることにより、対応する5-アルキルアミノアシル類縁体に変換す
ることもできる。有機合成の技術分野における熟練者に周知の技術を使用して、
適当な5-カルボン酸置換化合物と適当なアルキルリチウム塩とを反応させるこ
とにより、前述の化合物の5-アシル置換類縁体を調製することができる。
【0046】 前述の化合物の5-トシルオキシメチル置換類縁体を、水素化アルミニウムリ
チウムで還元することにより、対応する5-メチル置換化合物に変換することが
できる。前述の化合物の5-トシルオキシメチル置換類縁体を使用し、アルキル
リチウム塩との反応を介して、5-アルキル置換化合物を生成することもできる
。前述の化合物の5-ヒドロキシ置換類縁体を使用して、N-アルキルイソシアナ
ートと反応させることにより、5-N-アルキルカルバモイルオキシ置換化合物を
調製することもできる。有機合成の技術分野における熟練者に周知の技術を使用
して、アルキルクロロギ酸エステルと反応させることにより、前述の化合物の5
-アミノ置換類縁体を使用して、5-N-アルコキシカルボキサミド置換化合物を
調製することができる。アザビシクロ類縁体の5-置換類縁体の調製に関して、
本明細書に前述したものと類似した化学を、2-、4-、および6-置換類縁体の
合成用に工夫することができる。たとえば、5-置換類縁体に関して上述した通
り、多数の2-、4-、および6-アミノピリジルアザビシクロ化合物を、対応す
るジアゾニウム塩中間体に変換することができ、これを、ピリジン環の2-、4-
、および6-位に置換基を有する様々な化合物に変えることができる。
【0047】 本発明は、ニコチン様拮抗物質に関する。本発明は、病気または障害に罹り易
い対象者における病気および障害の予防または治療を提供する方法、および病気
または障害に罹患している対象者に治療を提供する方法にも関する。たとえば、
本方法は、CNS障害等の障害の進行のある程度の防止(すなわち、予防効果)
、障害の症状の改善、および/または障害の再発の改善を提供するのに有効な量
の化合物を患者に投与することを含む。特に、本発明の方法は、本発明の方法を
必要としている患者に、ある量の、本明細書に前述した一般式で表される化合物
の群から選択される化合物を投与することを含み、その量は、患者を冒している
病気または障害を予防または治療するのに有効である。さらに、本発明は、本明
細書に前述した一般式で表される化合物を含む医用組成物に関する。
【0048】 本化合物は、遊離塩基型または塩型(たとえば、薬学的に許容できる塩類とし
て)で使用することができる。適当な薬学的に許容できる塩類の例としては、塩
酸塩、臭化水素酸塩、硫酸塩、リン酸塩、および硝酸塩等の無機酸付加塩類、酢
酸塩、粘液酸塩、プロピオン酸塩、コハク酸塩、乳酸塩、グリコール酸塩、リン
ゴ酸塩、酒石酸塩、クエン酸塩、マレイン酸塩、フマル酸塩、メタンスルホン酸
塩、サリチル酸塩、p-トルエンスルホン酸塩、安息香酸塩、ベンゼンスルホン
酸塩、およびアスコルビン酸塩等の有機酸付加塩類、アスパラギン酸塩およびグ
ルタミン酸塩等の酸性アミノ酸との塩類、ナトリウム塩およびカリウム塩等のア
ルカリ金属塩類、マグネシウム塩およびカルシウム塩等のアルカリ土類金属塩類
、アンモニウム塩、トリメチルアミン塩、トリエチルアミン塩、ピリジン塩、ピ
コリン塩、ジシクロヘキシルアミン塩、およびN,N-ジベンジルエチレンジア
ミン塩等の有機塩基の塩類、ならびにリシン塩およびアルギニン塩類等の塩基性
アミノ酸との塩類等が挙げられる。塩類は、場合によって、水和物またはエタノ
ール溶媒和物であってもよい。
【0049】 本発明の化合物は、ある一定のニコチン性受容体サブタイプにおける選択的抑
制を必要とする治療用途で有益であり、換言すれば、本化合物は、ある一定のニ
コチン性受容体サブタイプにおける拮抗物質である。本発明の医用組成物は多種
多様な病気および障害の予防および治療に有用である。本発明の化合物は、神経
保護の提供、痙攣を起こし易い患者の治療、鬱病の治療、自閉症の治療、ツレッ
ト症候群の治療、ある種の神経内分泌障害の治療、および発作の管理など、ある
一定のCNSの病気および障害に有用である。本発明の化合物は、高血圧の治療
、減量の実施、II型糖尿病および腫瘍形成の治療において、あるいは抗細菌剤ま
たは抗ウイルス剤としても有用である。本発明の化合物は、適当に放射標識され
たとき、生命科学用途におけるプローブとして(たとえば、神経画像化用途にお
ける選択的プローブとして)も有用である。たとえば、本発明の化合物を使用し
て、ウイルスタンパク質とニコチン性受容体との相互作用を抑制することができ
る。Bracci et al.,FEBS Letters.311(2):
115-118(1992)を参照されたい。たとえば、PCT WO 94/
08992号およびPCT WO 96/31475号、Bencherifら
に付与された米国特許第5,583,140号、Dullらに付与された米国特
許第5,597,919号およびSmithらに付与された米国特許第5,60
4,231号、および1998年4月2日に提出された米国特許出願番号第09
/054,175号に記載されているニコチン様化合物を使用して治療される病
気および障害のタイプも参照されたい。
【0050】 本発明の医用組成物は、添加物または付加物として、様々な他の成分も含んで
もよい。関連状況で使用される、代表的な、薬学的に許容できる成分または付加
物としては、酸化防止剤、ラジカルスキャベンジャー、ペプチド類、成長因子、
抗生物質、静菌剤、免疫抑制剤、緩衝、抗炎症剤、解熱剤、持続放出性結合剤、
麻酔薬、ステロイド剤、およびコルチコステロイド剤が挙げられる。このような
成分は、治療利益をさらに提供することができ、医用組成物の治療作用に影響を
及ぼすように作用することができ、あるいは、医用組成物を投与した結果として
現れる可能性がある潜在的な副作用の防止に向けて作用することができる。ある
一定の状況において、本発明の化合物は、医用組成物の一部として、特定の障害
を予防または治療するための他の化合物と一緒に使用することができる。
【0051】 化合物を投与する方法は様々であってもよい。吸入(たとえば、エアゾールの
形態で、鼻からか、またはBrooksらに付与された米国特許第4,922,
901号(その開示内容を取り込んで本明細書の一部とする。)に記載されてい
るタイプのデリバリー用品を使用するかのいずれかで)、局所的(たとえば、ロ
ーションの形態で)、経口的(たとえば、水性液または非水性液等の、溶剤中の
液体の形態で、または固体担体中で)、静脈内(たとえば、デキストロース溶液
または生理食塩水溶液中で)、注入または注射として(たとえば、薬学的に許容
できる液体または液体混合物中の懸濁液またはエマルジョンとして)、鞘内、眼
内、脳室内、または経皮(たとえば、経皮パッチを使用して)によって、本化合
物を投与することができる。本化合物を、ばらの有効化学物質の形態で投与する
ことが可能であるが、能率的且つ効果的な投与に適した医用組成物または配合物
の形態で各化合物が存在することが好ましい。このような化合物を投与する代表
的な方法は、当業者に明白であろう。たとえば、錠剤、硬質ゼラチンカプセル、
持続放出性カプセルの形態で、本化合物を投与することができる。別の例として
、Novartis and Alza社から入手可能なタイプのパッチ技術を
使用して、本化合物を経皮的に配送することができる。温血動物(たとえば、マ
ウス、ラット、ネコ、ウサギ、イヌ、ブタ、ウシ、またはサル等の哺乳動物)に
断続的に、あるいは前進的速度で、連続速度で、一定速度で、または調節された
速度で、本発明の医用組成物を投与することができるが、好ましくはヒトに投与
されることが有利である。さらに、医用配合品を投与する時刻および1日当たり
の回数は、様々であってもよい。医用配合品の有効成分が、対象者の体内のCN
Sの機能を果たす受容体部位と相互に作用するように投与することが好ましい。
さらに具体的には、CNS障害の治療において、関連受容体サブタイプ(たとえ
ば、CNSの機能に対して影響を及ぼす受容体サブタイプ)に対する作用を最適
化し、筋肉および神経節中の受容体サブタイプに対する作用を最小限に抑えるよ
うに投与することが好ましい。本発明の化合物を投与するための他の適当な方法
は、Smithらに付与された米国特許第5,604,231号(その開示内容
を取り込んで本明細書の一部とする。)に記載されている。
【0052】 本発明の化合物は、関連受容体に結合し、且つ拮抗物質である(すなわち、関
連受容体サブタイプの機能を抑制する)。受容体含有組織の体積当たりの化合物
の量として測定した濃度は、一般に、その化合物が関連受容体サブタイプに結合
して影響を与える程度の尺度である。本発明の化合物は、これらの化合物が、適
切な濃度(すなわち、低濃度)で、神経伝達物質の調節と関連した受容体に結合
して阻害作用を及ぼすという点で、選択的である。
【0053】 本発明の方法による有用な化合物は、患者の血液-脳関門を通過できる能力を
有する。したがって、このような化合物は、患者の中枢神経系に進入することが
できる能力を有する。代表的な化合物のlogP値(本発明を実行するのに有用
である。)は、一般に約0より大きく、しばしば(often)、約0.5より大きく
、多くの場合(frequently)、約1.5より大きい。このような代表的な化合物の
logP値は、一般に約4未満であり、しばしば約3.5未満であり、多くの場
合、約3.0未満である。logP値は、化合物が、生物膜等の拡散バリヤーを
通過することができる能力の尺度である。Hansch,et al.,J.M
ed.Chem.11:1(1968)を参照されたい。
【0054】 本発明の方法による有用な化合物は、患者の脳のニコチン性受容体に結合する
ことができる能力を有し、大抵の状況で、患者の脳のニコチン性受容体を抑制さ
せる能力を有する。したがって、これらの化合物は、ニコチン様薬理学を示すこ
とができる能力、および特に、ニコチン性拮抗物質の役割を果たす能力を有する
。本発明を実行するのに有用な代表的な化合物の受容体結合定数は、一般に、約
500nMを超え、しばしば約100nMを超え、多くの場合、約50nMを超
える。このような代表的な化合物の受容体結合定数は、一般に、約1μM未満で
あり、しばしば約100nM未満であり、多くの場合、約20nM未満である。
受容体結合定数は、その化合物が、患者のある一定の脳細胞の関連受容体部位の
半分に結合することができる能力の尺度である。Cheng,et al.,B
iochem.Pharmacol.22:3099(1973)を参照された
い。
【0055】 化合物の適当な用量は、病気または障害の発症の予防、または患者が罹患して
いる病気または障害の症状の治療に有効な量である。「有効量」、「治療量」ま
たは「有効な用量」は、所望の薬理学的作用または治療効果を引き出すのに十分
である、その結果、病気または障害の予防または治療に有効である量を意味する
。したがって、CNS障害を治療するとき、化合物有効量は、対象者の血液-脳
関門(brain barrier)を通過し、対象者の脳内の関連受容体部位に結合して、関
連のあるニコチン性受容体サブタイを抑制する(たとえば、神経伝達物質分泌を
抑制し、その結果、障害の予防または治療に有効である)のに十分な量である。
病気または障害の予防は、病気または障害の発症遅延によって証明される。病気
または障害の治療は、病気または障害と関連した症状の低減、あるいは、病気ま
たは障害の症状の再発の改善によって証明される。
【0056】 有効な用量は、患者の状態、障害の症状の重症度、および医用組成物を投与す
る方法によって、変化する可能性がある。ヒト患者の場合、代表的な化合物の有
効な用量は、関連受容体の神経伝達物質放出を抑制するのに十分な量で化合物を
投与することが一般に必要であるが、その量は、骨格筋および神経節に対してか
なりの程度の作用を惹起するのに不十分でなければならない。化合物の有効な用
量は、もちろん、患者ごとに異なるであろうが、一般に、所望の治療効果が認め
られるが、筋作用が認められる量より低い、開始量を含む。
【0057】 一般に、化合物の有効な用量は、患者体重について1μg/kg未満の量で化
合物を投与することが一般に必要である。本発明の化合物は、しばしば、患者体
重について10ngから1μg/kg未満、多くの場合、患者体重について約0
.1μgから1μg/kg未満、好ましくは患者体重について約0.1μgから
約0.5μg/kgの量で投与される。本発明の化合物は、患者体重について0
.3〜0.5μg/kgの量で投与することができる。低濃度で、筋肉または神
経節型ニコチン性受容体に対する作用を惹起しない本発明の化合物の場合、有効
な用量は50μg/(患者体重kg)未満であり、しばしば、このような化合物は
、0.5μgから50μg/(患者体重kg)未満の量で投与される。前述の有効
な用量は、単回投与として投与される量、または24時間の間に投与される1回
または複数回の用量として投与される量を一般に表す。
【0058】 ヒト患者の場合、代表的な化合物の有効な用量は、少なくとも約1、しばしば
少なくとも約10、多くの場合、少なくとも約25μg/24時間/患者の量で
化合物を投与することが一般に必要である。ヒト患者の場合、代表的な化合物の
有効な用量は、一般に、約500を超えない、しばしば約400を超えない、多
くの場合、約300μg/24時間/患者を超えない化合物を投与することが必
要である。さらに、患者の血漿中の化合物濃度が、通常、500ng/mlを超
えない、多くの場合、100ng/mlを超えないように、有効な用量の投与が
行われる。
【0059】 本発明の方法による有用な化合物は、神経終末標本(すなわち、シナプトソー
ム)からの神経伝達物質分泌を効果的に抑制することにより、ニコチン性機能を
示すことができる能力を有する。したがって、このような化合物は、関連ニュー
ロンがアセチルコリン、ドーパミン、および他の神経伝達物質を放出または分泌
するのを抑制することができる能力を有する。一般に、本発明を実行するのに有
用な代表的な化合物は、筋肉または神経節型ニコチン性受容体の活性化に必要な
量の少なくとも3分の1、一般に、少なくとも約10倍少ない、多くの場合、少
なくとも約100倍少ない、時には、少なくとも約1,000倍少ない、ドーパ
ミン分泌抑制を実現する。
【0060】 本発明の方法に従って有効量で使用したとき、本発明の化合物は、ある一定の
関連ニコチン性受容体に選択的であるが、ドーパミン放出の抑制に必要な濃度よ
り少なくとも10倍高い濃度で、望ましくない副作用と関連した受容体の顕著な
活性化を惹起しない。これは、結果としてCNS障害を予防および/または治療
する化合物の用量は、ドーパミン放出の抑制に必要な濃度より5倍高い濃度で、
好ましくは100倍高い濃度で、さらに好ましくは1,000倍高い濃度で、あ
る一定の神経節型ニコチン性受容体を活性化させるのに本質的に不十分であるこ
とを意味する。ドーパミン放出の抑制に必要な濃度より少なくとも10倍高い濃
度で、副腎クロム親和性組織のニコチン性機能を活性化する能力が、これらの化
合物に欠如していることによって、心血管副作用の原因である、これらの受容体
に対する本発明のある化合物のこの選択性が証明される。
【0061】 本発明の方法に従って有効量で使用したとき、本発明の化合物は、ある一定の
病気および障害の進行のある程度の予防、これらの病気および障害の症状改善、
これらの病気および障害の再発のある程度の改善を実現するのに有効である。し
かし、これらの化合物のこのような有効量は、増強された心血管系関連の作用お
よび骨格筋に対する作用によって証明されるような、許容できる副作用を惹起す
るのに十分ではない。したがって、本発明のある化合物を投与すると、ある種の
病気および障害の治療が実現し、且つ副作用が回避される、治療ウインドウが提
供される。換言すれば、本発明の化合物の有効な用量は、関連のあるニコチン性
受容体サブタイプに対して所望の効果を提供するのに十分であるが、望ましくな
い副作用を与えるのに不十分である(すなわち、十分高いレベルではない)。結
果として、多種多様な病気および障害の治療をもたらす、本発明の化合物の効果
的な投与は、副作用をかなりの程度まで惹起するのに十分な量の1/5未満、し
ばしば1/10未満を投与したときに現れることが好ましい。
【0062】 以下の実施例は、例を挙げて本発明をさらに説明するために提供するものであ
って、本発明を限定するものと考えてはならない。
【0063】 実施例1 関連受容体部位への結合の測定 Dullらに付与された米国特許第5,597,919号に記載の技術に従っ
て、化合物の関連受容体部位への結合を測定した。nMで報告した阻害定数(K
i値)は、Cheng et al.,Biochem,Pharmacol.
22:3099(1973)の方法を使用して、IC50値から算出した。
【0064】 実施例2 α7型受容体部位への結合の測定 Sprague-Dawleyラットは、The Harlan社(インディ
アナ、U.S.A.)から購入して12時間明/暗サイクルで維持し、水および
標準Purina Rat Chowは無制限であった。CO2麻酔後に断頭し
てラットを屠殺し、前述のプロトコール(Benchenif et al.,
1996)に従って海馬を単離して処理した。冷トリス緩衝溶液(5mM、pH
7.4)中に細胞を回収し、Polytron(Brinkmann Inst
ruments,NY、10秒間全力に設定)でホモジナイズした。このホモジ
ネートを40,000×gで10分間遠心分離して上清を傾瀉し、ペレットを、
PBS(pH7.4)で再構成した。リガンド結合結合試験に関する標準手順に
従い、標準としてウシ血清アルブミンを使用してタンパク質濃度を測定するため
に、サンプルのアリコートを保存した。アッセイ緩衝溶液300μlに再懸濁し
た膜アリコートを、10nM 125I標識一ヨウ素化α-ブンガロトキシン(I-
Bgt)(Dupont、NEN)と共にインキュベートすることにより、平衡
結合アッセイを室温で実施した。10μMニコチンまたは1mMカルバコールを
加えたサンプル中の非特異的結合を測定した。ポリエチレンイミンに予め浸漬し
たG/Cフィルターを使用したマルチマニホールド組織ハーベスター(Bran
del)で急速濾過することにより、インキュベーションを終わらせた。New
England Nuclear(NEN)から入手した125I標識一ヨウ素
化α-ブンガロトキシン(I-Bgt)を使用した特異的放射性リガンド結合アッ
セイ用にサンプルを処理した。試薬は、Sigma Chemical社から購
入し、入手できる最高級のものであった。放射標識リガンドは、New Eng
land Nuclear(NEN)から購入した。
【0065】 実施例3 受容体活性化/抑制およびドーパミン放出の測定 Dullらに付与された米国特許第5,597,919号に記載されている技
術を使用して、ドーパミン放出を測定した。結果として最高の効果となった(S
)-(-)-ニコチン濃度で得られた放出のパーセンテージとして、放出を表す。
報告するEC50値をnMで表し、Emax値は、(S)-(-)-ニコチンまたはテト
ラメチルアンモニウムイオン(TMA)を基準にした放出量を、パーセンテージ
基準で表す。
【0066】 Bencherif et al.,JPET 279:1413-1421
(1996)に記載されている技術を使用して、等張ルビジウム放出を測定した
。報告するEC50値をnMで表し、Emax値は、300μMテトラメチルアンモ
ニウムイオンを基準にしたルビジウムイオンの放出量を、パーセンテージ基準で
表す。
【0067】 報告するIC50値をnMで表し、これは、結果としてアゴニスト誘導性受容体
活性化を50%抑制する濃度を表す。Emax値は、(S)-(-)ニコチンを基準
にした放出量を、パーセンテージ基準で表す。
【0068】 実施例4 ドーパミン放出の測定 Dullらに付与された米国特許第5,597,919号に記載されている技
術を使用して、ドーパミン放出を測定した。結果として最高の効果となった(S
)-(-)-ニコチン濃度で得られた放出のパーセンテージとして、放出を表す。
報告するEC50値をnMで表し、Emax値は、Emax値は、(S)-(-)ニコチン
を基準にした放出量を、パーセンテージ基準で表す。
【0069】 実施例5 筋肉受容体との相互作用の測定 Dullらに付与された米国特許第5,597,919号に記載されている技
術に従って、化合物と筋肉受容体との相互作用を測定した。個々の化合物に関す
る最大限の活性化(Emax)を、(S)-(-)-ニコチンにより誘導された最大限
の活性化のパーセンテージとして決定した。報告するEmax値は、(S)-(-)-
ニコチンを基準にした放出量を、パーセンテージ基準で表す。
【0070】 実施例6 神経節受容体との相互作用の測定 Dullらに付与された米国特許第5,597,919号に記載されている技
術に従って、化合物と神経節受容体との相互作用を測定した。個々の化合物に関
する最大限の活性化(Emax)を、(S)-(-)-ニコチンにより誘導された最大
限の活性化のパーセンテージとして決定した。報告するEmax値は、(S)-(-
)-ニコチンを基準にした放出量を、パーセンテージ基準で表す。
【0071】 実施例7 logP値の決定 Molecular Simulations,Inc.によるCerius 2 ソフトウエアパッケージ バージョン3.5を使用して、化合物が血液-脳関門
を通過できる相対的能力の評価に使用されてきたlogP値(Hansch,
et al.,J.Med.Chem.ii:1(1968))を算出した。
【0072】 実施例8 サンプルNo.1は、2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタンであり、これを、下記の技術に従って調製した: キヌクリジン-3-オン 塩酸塩(4.6g、28.3mmol)および粉末の
無水水酸化カリウム(2.1g、37.2mmol)をメタノール(25ml)
に溶解し、15分間攪拌した。次いで、ピリジン-3-カルボキシアルデヒド(3
.2g、29.5mmol)を一度に加え、この混合物をさらに20時間攪拌し
た。次いで、反応混合物を水40mlで希釈し、0℃に冷却して、2-((3-ピ
リジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンが黄色沈
殿として生じ、これを回収し、蒸留水で洗浄し、真空で乾燥させた(5.16g
、81.4%)。2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタン-3-オン(3g、14.0mmol)を、メタノール200mlに
溶解し、勢いよく攪拌しながら、水素化ホウ素ナトリウム(3g、79.6mm
ol)を分けて加えた(発熱反応)。1時間攪拌しつづけた後、アセトン(10
0ml)を徐々に加えて、残りのホウ化水素試薬を中和した。この混合物を、乾
燥するまで蒸発させ、結果として生じた残留物を水(200ml)に懸濁し、ク
ロロホルム200mlで3回抽出した。クロロホルム相を合わせ、MgSO4
乾燥させ、回転蒸発させて、透明な油を生成した。遊離塩基を結晶化すると、2
-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オ
ールが白色沈殿として生じた。窒素雰囲気下、0℃で2-((3-ピリジル)メチ
レン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オール(1g、4.7mm
ol)を純塩化チオニル(20ml、26.9mmol)と配合し、この反応混
合物を室温にして、さらに1時間攪拌した。60℃で回転蒸発して粘性油を生成
し、これを、エーテルに懸濁して、3-クロロ-2-((3-ピリジル)メチレン)
-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン ニ塩酸塩を、吸湿性の沈殿として得
た(0.98g、91%)。このクロロキヌクリジン(0.3g、15mmol
)をエタノール(50ml)に溶解し、湿ったラネーニッケル(0.5g)を、
窒素条件下で注意深く加えた。.この懸濁液を、Parr水素化装置内で、50
psigにて6時間水素化した後、Celiteフィルター補助具のパッドを通
過させて濾過し、さらに、パッドをメタノールで洗浄した。プールした溶剤を回
転蒸発させて、2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2
]オクタンを、冷却すると凝固する透明な油として生成した(0.2g、70%
)。この物質(120mg)を、メタノール50mlに溶解した後、木炭上の1
0%パラジウム0.1gを注意深く加えた。この懸濁液を、Parr水素化装置
内で、50psigにて28時間水素化した後、Celiteフィルター補助具
のパッドを通過させて濾過し、さらに、パッドをメタノールで洗浄した。溶剤を
蒸発させると白色残留物が生じ、これをエタノール-エーテルから結晶化させて
、所望の物質である2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.
2]オクタンを、白色固体として得た(99mg、81%)。
【0073】 サンプルNo.1は、1.99というlogPを示し、このような好都合のl
ogP値は、その化合物が、血液-脳関門を通過できる能力を有することを示す
。この化合物は、α4β2受容体サブタイプにて37nMというKiを示し、α
7受容体サブタイプにて50μMというKiを示すことから、これらの受容体サ
ブタイプのそれぞれに対する選択性がわかる。結合定数から、この化合物が、あ
る一定の関連CNSニコチン性受容体に対して、高アフィニティ結合を示すこと
がわかる。
【0074】 サンプルNo.1は、ドーパミン放出に関して、0%(100μMで)という
maxを示す。サンプルNo.1は、筋肉型受容体にて20%(100μMで)
というEmaxを示し、この化合物が筋肉型受容体の極微な活性化を誘導すること
がわかる。このサンプルは、神経節型受容体にて、78%(100μMで)とい
うEmaxを示す。
【0075】 実施例9 サンプルNo.2は、2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタン-3-オンであり、これを、下記の技術に従って調製した: キヌクリジン-3-オン塩酸塩(4.6g、28.3mmol)および粉末の無
水水酸化カリウム(2.1g、37.2mmol)をメタノール(25ml)に
溶解し、15分間攪拌した。次いで、ピリジン-3-カルボキシアルデヒド(3.
2g、29.5mmol)を一度に加え、この混合物をさらに20時間攪拌した
。次いで、この反応混合物を水40mlで希釈し、0℃に冷却して2-((3-ピ
リジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを、黄色
沈殿として生成し、これを回収して蒸留水で洗浄し、真空下で乾燥させた(5.
16g、81.4%)。水素化容器内で、2-((3-ピリジル)メチレン)-1-
アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン(1.0g、4.7mmol)を
、メタノール50mlおよび木炭上のパラジウム0.2g(5%、w/w)と配
合した。水素化(50psig)を4時間実施し、その後、Celiteフィル
ター補助具のパッドを通過させて、スラリーを注意深く濾過除去した。溶剤を蒸
発させて、2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オク
タン-3-オンを、白色の半固体として生成し、これをエタノールに溶解して、冷
却すると白色結晶性固体が得られる(0.82g、88%)。
【0076】 サンプルNo.2は、0.882というlogPを示し、このような好都合の
logP値は、その化合物が、血液-脳関門を通過できる能力を有することを示
す。この化合物は、α4β2受容体サブタイプにて473nMというKiを示し
、この受容体サブタイプに対する選択性がわかる。結合定数から、この化合物が
、ある一定のCNSニコチン性受容体に対して、高アフィニティ結合を示すこと
がわかる。
【0077】 サンプルNo.2は、ドーパミン放出に関して、0%(100μMで)という
maxを示す。サンプルNo.2は、筋肉型受容体にて0%(100μMで)と
いうEmaxを示し、この化合物が筋肉型受容体の活性化を全く誘導しないことが
わかる。サンプルNo.2は、神経節型受容体にて、0%(100μMで)とい
うEmaxを示す。この化合物は、筋肉型ニコチン性アセチルコリン受容体および
神経節型ニコチン性アセチルコリン受容体を全く活性化することなく、ヒトCN
S受容体を活性化できる能力を有する。したがって、CNS障害の治療に利用す
るための治療ウインドウが提供される。すなわち、ある一定のレベで、この化合
物は、かなりの程度のCNS作用を示すが、望ましくない筋肉作用および神経節
作用を全く示さない。
【0078】 実施例10 サンプルNo.3は、2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2
.2.2]オクタンであり、これを、下記の技術に従って調製した: キヌクリジン-3-オン塩酸塩(4.6g、28.3mmol)および粉末の無
水水酸化カリウム(2.1g、37.2mmol)をメタノール(25ml)に
溶解し、15分間攪拌した。次いで、ピリジン-3-カルボキシアルデヒド(3.
2g、29.5mmol)を一度に加え、この混合物をさらに20時間攪拌した
。次いで、この反応混合物を水40mlで希釈し、0℃に冷却して2-((3-ピ
リジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを、黄色
沈殿として生成し、これを回収して蒸留水で洗浄し、真空下で乾燥させた(5.
16g、81.4%)。水素化容器内で、2-((3-ピリジル)メチレン)-1-
アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン(3g、14.0mmol)を、
メタノール200mlに溶解し、勢いよく攪拌しながら、水素化ホウ素ナトリウ
ム(3g、79.6mmol)を分けて加えた(発熱反応)。1時間攪拌しつづ
けた後、アセトン(100ml)を徐々に加えて、残りのホウ化水素試薬を中和
した。この混合物を、乾燥するまで蒸発させ、結果として生じた残留物を水(2
00ml)に懸濁し、クロロホルム200mlで3回抽出した。クロロホルム相
を合わせ、MgSO4で乾燥させ、回転蒸発させて、透明な油を生成した。遊離
塩基を結晶化すると、2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタン-3-オールが白色沈殿として生じた。窒素雰囲気下、0℃で2
-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オ
ール(1g、4.7mmol)を純塩化チオニル(20ml、26.9mmol
)と配合し、この反応混合物を室温にして、さらに1時間攪拌した。60℃で回
転蒸発して粘性油を生成し、これを、エーテルに懸濁して、3-クロロ-2-((
3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン二塩酸塩を
、吸湿性の沈殿として得た(0.98g、91%)。このクロロキヌクリジン(
0.3g、1.3mmol)を、水素化容器内でエタノールと配合し、次いで、
湿ったラネーニッケル(2.5g)を一度に加えた。水素化(50psig)を
6時間実施し、その後、スラリーを、Celiteフィルター補助具のパッドを
通過させて注意深く濾過した。溶剤を蒸発させて、2-((3-ピリジル)メチレ
ン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタンニ塩酸塩を白色残留物として生成
し、これをエタノール-エーテルから再結晶させ、白色結晶性固体を得た(0.
21g、70%)。
【0079】 サンプルNo.3は、0.79というlogPを示し、このような好都合のl
ogP値は、その化合物が、血液-脳関門を通過できる能力を有することを示す
。この化合物は、α4β2受容体サブタイプにて73nMというKiを示し、α
7受容体サブタイプにて35nMというKiを示す。低い結合定数から、この化
合物が、ある一定の関連CNSニコチン性受容体に対して、申し分のない高アフ
ィニティ結合を示すことがわかる。
【0080】 サンプルNo.3は、ドーパミン放出に関して、0%(100μMで)という
maxを示す。サンプルNo.3は、筋肉型受容体にて2μMというEC50およ
び100%というEmaxを示し、この化合物が筋肉型受容体の活性化を全く誘導
しないことがわかる。サンプルNo.3は、神経節型受容体にて、2μMという
EC50および115%というEmax値を示す。この化合物は、筋肉型ニコチン性
アセチルコリン受容体および神経節型ニコチン性アセチルコリン受容体を全く活
性化することなく、ヒトCNS受容体を活性化できる能力を有する。したがって
、CNS障害の治療に利用する治療ウインドウが提供される。すなわち、ある一
定のレベで、この化合物は、かなりの程度のCNS作用を示すが、望ましくない
筋肉作用および神経節作用を全く示さない。
【0081】 実施例11 サンプルNo.4は、2-((3-ピリジル)メチル)-1-アザビシクロ[2.
2.2]オクタン-3-オールであり、これを、下記の技術に従って調製した: キヌクリジン-3-オン塩酸塩(4.6g、28.3mmol)および粉末の無
水水酸化カリウム(2.1g、37.2mmol)をメタノール(25ml)に
溶解し、15分間攪拌した。次いで、ピリジン-3-カルボキシアルデヒド(3.
2g、29.5mmol)を一度に加え、この混合物をさらに20時間攪拌した
。次いで、この反応混合物を水40mlで希釈し、0℃に冷却して2-((3-ピ
リジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを、黄色
沈殿として生成し、これを回収して蒸留水で洗浄し、真空下で乾燥させた(5.
16g、81.4%)。水素化容器内で、2-((3-ピリジル)メチレン)-1-
アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オン(1.0g、4.7mmol)を
メタノール50mlと配合し、次いで、ラネーニッケル(5g)を一度に加えた
。水素化(50psig)を12時間実施し、その後、スラリーを、Celit
eフィルター補助具のパッドを通過させて注意深く濾過した。溶剤を蒸発させて
、2-((3-ピリジル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-
3-オールを淡黄色の油として生成し、これをエタノール/HClに溶解し、冷
却して白色結晶性固体を得た(0.78g、77%)。
【0082】 サンプルNo.4は、1.21というlogPを示し、このような好都合のl
ogP値は、その化合物が、血液-脳関門を通過できる能力を有することを示す
。この化合物は、α4β2受容体サブタイプにて1.2μMというKiを示す。
結合定数から、この化合物が、ある一定のCNSニコチン性受容体に対して、高
アフィニティ結合を示すことがわかる。
【0083】 サンプルNo.4は、ドーパミン放出に関して、0%(100μMで)という
maxを示す。サンプルNo.4は、筋肉型受容体にて0%(100μMで)と
いうEmaxを示し、この化合物が筋肉型受容体の活性化を全く誘導しないことが
わかる。サンプルNo.4は、神経節型受容体にて、29%というEmax値を示
す。この化合物は、筋肉型ニコチン性アセチルコリン受容体および神経節型ニコ
チン性アセチルコリン受容体を全く活性化することなく、ヒトCNS受容体を活
性化できる能力を有する。したがって、CNS障害の治療に利用する治療ウイン
ドウが提供される。すなわち、ある一定のレベで、この化合物は、かなりの程度
のCNS作用を示すが、望ましくない筋肉作用および神経節作用を全く示さない
【0084】 実施例12 サンプルNo.5は、2-((3-オキソールアニル)メチル)-1-アザビシク
ロ[2.2.2]オクタン-3-オンであり、これを、下記の技術に従って調製し
た: キヌクリジン-3-オン塩酸塩(4.6g、28.3mmol)および粉末の無
水水酸化カリウム(2.1g、37.2mmol)をメタノール(25ml)に
溶解し、15分間攪拌した。次いで、フラン-3-カルボキシアルデヒド(2.8
3g、29.5mmol)を一度に加え、この混合物をさらに20時間攪拌した
。次いで、この反応混合物を水40mlで希釈し、0℃に冷却して2-((3-フ
リル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-3-オンを、黄色沈
殿として生成し、これを回収して蒸留水で洗浄し、真空下で乾燥させた(5.1
6g、81.4%)。2-((3-フリル)メチレン)-1-アザビシクロ[2.2
.2]オクタン-3-オン(2.1g、10mmol)をエタノール(100ml
)に溶解し、木炭上の10%パラジウム(0.2g)を、窒素条件下で注意深く
加えた。この懸濁液を、Parr水素化装置内で、50psigにて8時間水素
化した後、少量のクロロホルムで触媒を失活させた。スラリー全部を、Celi
teフィルター補助具のパッドを通過させて濾過した後、さらに、パッドをメタ
ノールで洗浄した。プールした溶剤を回転蒸発させて、所望の生成物である2-
((3-オキソールアニル)メチル)-1-アザビシクロ[2.2.2]オクタン-
3)-オンを、冷却すると凝固する透明な油として得た(2.05g、96.7
%)。
【0085】 サンプルNo.5は、1.05というlogPを示し、このような好都合のl
ogP値は、その化合物が、血液-脳関門を通過できる能力を有することを示す
。この化合物は、α4β2受容体サブタイプにて5.5μMというKiを示す。
結合定数から、この化合物が、ある一定のCNSニコチン性受容体に対して、高
アフィニティ結合を示すことがわかる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (81)指定国 EP(AT,BE,CH,CY, DE,DK,ES,FI,FR,GB,GR,IE,I T,LU,MC,NL,PT,SE),OA(BF,BJ ,CF,CG,CI,CM,GA,GN,GW,ML, MR,NE,SN,TD,TG),AP(GH,GM,K E,LS,MW,SD,SL,SZ,UG,ZW),E A(AM,AZ,BY,KG,KZ,MD,RU,TJ ,TM),AE,AL,AM,AT,AU,AZ,BA ,BB,BG,BR,BY,CA,CH,CN,CU, CZ,DE,DK,EE,ES,FI,GB,GE,G H,GM,HR,HU,ID,IL,IN,IS,JP ,KE,KG,KP,KR,KZ,LC,LK,LR, LS,LT,LU,LV,MD,MG,MK,MN,M W,MX,NO,NZ,PL,PT,RO,RU,SD ,SE,SG,SI,SK,SL,TJ,TM,TR, TT,UA,UG,US,UZ,VN,YU,ZA,Z W (72)発明者 ダル,ゲイリー・モーリス アメリカ合衆国ノースカロライナ州27023, ルイスヴィル,シャロウフォード・ロード 6025 Fターム(参考) 4C064 AA06 CC01 DD05 EE01 FF01 GG07 GG12 4C086 AA01 AA02 AA03 CB18 GA02 GA07 GA08 MA01 MA04 MA16 MA17 MA22 MA23 MA34 MA52 MA55 MA63 MA66 NA14 ZA06 ZC42

Claims (36)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下式の構造を有する化合物 【化1】 (式中、構造中の波線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、
    構造中の破線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、且つ波線
    または破線の少なくとも1つはC-C結合であり、X、XIおよびXIIは、以後、
    IIとして明示される種に、個々別々に、窒素結合または炭素結合されており、
    A、AIおよびAIIは、個々別々に、約−0.3〜約0.75であるシグマm値
    を有することを特徴とする置換基種であり、nは0〜3の整数であり、mは0、
    1または2であり、pは1または2であり、E、EI、EIIおよびEIIIは、個々
    別々に、水素、アルキル、置換アルキル、ハロ置換アルキル、シクロアルキル、
    置換シクロアルキル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、アリール、置
    換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキルまた
    は置換アリールアルキルを表し、EとEIまたはEIIとEIIIのいずれかと、それ
    らの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、EとEIIまたはEIとEI II のいずれかと、それらの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、j
    は0〜3の整数であり、Zは非水素置換基を表す。)。
  2. 【請求項2】 XIIが、NR'R"とOR'とNO2からなる一群から選択され
    るAIIに窒素結合または炭素結合しており、該R'およびR"が、水素、アルキル
    、シクロアルキル、非芳香族複素環および芳香族基含有種からなる一群から選択
    される請求項1に記載の化合物。
  3. 【請求項3】 AIIが、NH2、NHCH3またはNC(CH32からなる一
    群から選択される請求項2に記載の化合物。
  4. 【請求項4】 AおよびAIが、水素、アルキル、置換アルキル、アルケニ
    ル、置換アルケニル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアルキ
    ル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換ア
    ルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br、
    I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO2
    R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'、SR'、C(=O)
    NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=O
    )OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"(
    式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に、水素、アルキル
    または芳香族基含有種である。)からなる一群から選択される請求項1に記載の
    化合物。
  5. 【請求項5】 上記破線が、C=C結合である請求項1に記載の化合物。
  6. 【請求項6】 上記波線が、C=C結合であり、且つ化合物がE型およびZ
    型を有する、請求項1に記載の化合物。
  7. 【請求項7】 下式の構造を有する化合物 【化2】 (式中、構造中の波線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、
    構造中の破線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、且つ波線
    または破線の少なくとも1つはC-C結合であり、X、XIおよびXIIは、以後、
    IIとして明示される種に、個々別々に、窒素結合または炭素結合されており、
    A、AIおよびAIIは、個々別々に、約−0.3〜約0.75であるシグマm値
    を有することを特徴とする置換基種であり、nは0〜3の整数であり、mは0、
    1または2であり、pは1または2であり、E、EI、EIIおよびEIIIは、個々
    別々に、水素、アルキル、置換アルキル、ハロ置換アルキル、シクロアルキル、
    置換シクロアルキル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、アリール、置
    換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキルまた
    は置換アリールアルキルを表し、EとEIまたはEIIとEIIIのいずれかと、それ
    らの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、EとEIIまたはEIとEI II のいずれかと、それらの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、j
    は0〜3の整数であり、Zは非水素置換基を表し、tは0、1または2であり、
    wは0〜3の整数であり、AIVは、アルキル、アルケニル、置換アルケニル、ヘ
    テロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアルケニル、置換シクロアルケ
    ニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキ
    ルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル
    、F、Cl、Br、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、
    SR'、N3、SO2R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'
    、SR'、C(=O)NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R"
    q2R'、C(=O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR
    'C(=O)OR"(式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々
    に、水素、アルキルまたは芳香族基含有種である)からなる一群から選択される
    )からなる一群から選択される非水素置換基である。)。
  8. 【請求項8】 XIIが、NR'R"とOR'とNO2からなる一群から選択され
    るAIIに窒素結合または炭素結合しており、該R'およびR"が、水素、アルキル
    、シクロアルキル、非芳香族複素環および芳香族基含有種からなる一群から選択
    される請求項7に記載の化合物。
  9. 【請求項9】 AIIが、NH2、NHCH3またはNC(CH32からなる一
    群から選択される請求項8に記載の化合物。
  10. 【請求項10】 AおよびAIが、水素、アルキル、置換アルキル、アルケ
    ニル、置換アルケニル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアル
    キル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換
    アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br
    、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO 2 R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'、SR'、C(=O
    )NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=
    O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"
    (式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に、水素、アルキ
    ルまたは芳香族基含有種である。)からなる一群から選択される請求項7に記載
    の化合物。
  11. 【請求項11】 上記破線が、C=C結合である請求項7に記載の化合物。
  12. 【請求項12】 上記波線が、C=C結合であり、且つ化合物がE型および
    Z型を有する請求項7に記載の化合物。
  13. 【請求項13】 ニコチン性拮抗物質を含む医用組成物であって、該組成物
    が、薬学的に許容できる担体と関連して、ある一定量の下式で表される化合物を
    含み、該量は、患者の関連ニコチン性受容体部位と相互に作用するのに有効であ
    る医用組成物 【化3】 (式中、構造中の波線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、
    構造中の破線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、且つ波線
    または破線の少なくとも1つはC-C結合であり、X、XIおよびXIIは、以後、
    IIとして明示される種に、個々別々に、窒素結合または炭素結合されており、
    A、AIおよびAIIは、個々別々に、約−0.3〜約0.75であるシグマm値
    を有することを特徴とする置換基種であり、nは0〜3の整数であり、mは0、
    1または2であり、pは1または2であり、E、EI、EIIおよびEIIIは、個々
    別々に、水素、アルキル、置換アルキル、ハロ置換アルキル、シクロアルキル、
    置換シクロアルキル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、アリール、置
    換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキルまた
    は置換アリールアルキルを表し、EとEIまたはEIIとEIIIのいずれかと、それ
    らの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、EとEIIまたはEIとEI II のいずれかと、それらの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、j
    は0〜3の整数であり、Zは非水素置換基を表す)。
  14. 【請求項14】 XIIが、NR'R"とOR'とNO2からなる一群から選択さ
    れるAIIに窒素結合または炭素結合しており、該R'およびR"が、水素、アルキ
    ル、シクロアルキル、非芳香族複素環および芳香族基含有種からなる一群から選
    択される請求項13に記載の医用組成物。
  15. 【請求項15】 AIIが、NH2、NHCH3またはNC(CH32からなる
    一群から選択される請求項14に記載の医用組成物。
  16. 【請求項16】 AおよびAIが、水素、アルキル、置換アルキル、アルケ
    ニル、置換アルケニル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアル
    キル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換
    アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br
    、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO 2 R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'、SR'、C(=O
    )NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=
    O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"
    (式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に、水素、アルキ
    ル、非芳香族ヘテロシクリック環、または芳香族基含有種である。)からなる一
    群から選択される請求項13に記載の化合物。
  17. 【請求項17】 上記破線が、C=C結合である請求項13に記載の医用組
    成物。
  18. 【請求項18】 上記波線が、C=C結合であり、且つ化合物がE型および
    Z型を有する請求項13に記載の化合物。
  19. 【請求項19】 ニコチン性アンタゴニストを含む医用組成物であって、該
    組成物が、薬学的に許容できる担体と関連して、下式で表される一定量の化合物
    を含み、該量は、患者の関連ニコチン性受容体部位と作用するのに有効である医
    用組成物 【化4】 (式中、構造中の波線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、
    構造中の破線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、且つ波線
    または破線の少なくとも1つはC-C結合であり、X、XIおよびXIIは、以後、
    IIとして明示される種に、個々別々に、窒素結合または炭素結合されており、
    A、AIおよびAIIは、個々別々に、約−0.3〜約0.75であるシグマm値
    を有することを特徴とする置換基種であり、nは0〜3の整数であり、mは0、
    1または2であり、pは1または2であり、E、EI、EIIおよびEIIIは、個々
    別々に、水素、アルキル、置換アルキル、ハロ置換アルキル、シクロアルキル、
    置換シクロアルキル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、アリール、置
    換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキルまた
    は置換アリールアルキルを表し、EとEIまたはEIIとEIIIのいずれかと、それ
    らの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、EとEIIまたはEIとEI II のいずれかと、それらの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、j
    は0〜3の整数であり、Zは非水素置換基を表し、tは0、1または2であり、
    wは0〜3の整数であり、AIVは、アルキル、アルケニル、置換アルケニル、ヘ
    テロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアルケニル、置換シクロアルケ
    ニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキ
    ルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル
    、F、Cl、Br、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、
    SR'、N3、SO2R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'
    、SR'、C(=O)NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R"
    q2R'、C(=O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR
    'C(=O)OR"(式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々
    に、水素、アルキルまたは芳香族基含有種である。)からなる一群から選択され
    る非水素置換基である。)。
  20. 【請求項20】 XIIが、NR'R"とOR'とNO2からなる一群から選択さ
    れるAIIに窒素結合または炭素結合しており、該R'およびR"が、水素、アルキ
    ル、シクロアルキル、非芳香族複素環および芳香族基含有種からなる一群から選
    択される請求項19に記載の医用組成物。
  21. 【請求項21】 AIIが、NH2、NHCH3またはNC(CH32からなる
    一群から選択される請求項20に記載の医用組成物。
  22. 【請求項22】 AおよびAIが、水素、アルキル、置換アルキル、アルケ
    ニル、置換アルケニル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアル
    キル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換
    アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br
    、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO 2 R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'、SR'、C(=O
    )NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=
    O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"
    (式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に、水素、アルキ
    ル、非芳香族複素環、または芳香族基含有種である。)からなる一群から選択さ
    れる請求項19に記載の化合物。
  23. 【請求項23】 上記破線が、C=C結合である請求項19に記載の医用組
    成物。
  24. 【請求項24】 上記波線が、C=C結合であり、且つ化合物がE型および
    Z型を有する請求項19に記載の化合物。
  25. 【請求項25】 下式で表される化合物の有効量を、正常な神経伝達物質放
    出の変化を特徴とする障害を有する対象者に投与することを含む障害を治療する
    方法 【化5】 (式中、構造中の波線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、
    構造中の破線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、且つ波線
    または破線の少なくとも1つはC-C結合であり、X、XIおよびXIIは、以後、
    IIとして明示される種に、個々別々に、窒素結合または炭素結合されており、
    A、AIおよびAIIは、個々別々に、約−0.3〜約0.75であるシグマm値
    を有することを特徴とする置換基種であり、nは0〜3の整数であり、mは0、
    1または2であり、pは1または2であり、E、EI、EIIおよびEIIIは、個々
    別々に、水素、アルキル、置換アルキル、ハロ置換アルキル、シクロアルキル、
    置換シクロアルキル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、アリール、置
    換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキルまた
    は置換アリールアルキルを表し、EとEIまたはEIIとEIIIのいずれかと、それ
    らの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、EとEIIまたはEIとEI II のいずれかと、それらの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、j
    は0〜3の整数であり、Zは非水素置換基を表す。)。
  26. 【請求項26】 XIIが、NR'とR"OR'とNO2からなる一群から選択さ
    れるAIIに窒素結合または炭素結合しており、該R'およびR"が、水素、アルキ
    ル、シクロアルキル、非芳香族複素環および芳香族基含有種からなる一群から選
    択される請求項25に記載の障害を治療する方法。
  27. 【請求項27】 AIIが、NH2、NHCH3またはNC(CH32からなる
    一群から選択される請求項26に記載の障害を治療する方法。
  28. 【請求項28】 AおよびAIが、水素、アルキル、置換アルキル、アルケ
    ニル、置換アルケニル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアル
    キル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換
    アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br
    、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO 2 R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'、SR'、C(=O
    )NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=
    O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"
    (式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に、水素、アルキ
    ル、非芳香族複素環、または芳香族基含有種である。)からなる一群から選択さ
    れる請求項25に記載の障害を治療する方法。
  29. 【請求項29】 上記破線が、C=C結合である、請求項25に記載の障害
    を治療する方法。
  30. 【請求項30】 上記波線が、C=C結合であり、且つ化合物がE型および
    Z型を有する、請求項25に記載の障害を治療する方法。
  31. 【請求項31】 下式で表される化合物の有効量を、正常な神経伝達物質放
    出の変化を特徴とする障害を有する対象者に投与することを含む障害を治療する
    方法 【化6】 (式中、構造中の波線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、
    構造中の破線は、結合がC-CまたはC=C結合であり得ることを示し、且つ波線
    または破線の少なくとも1つはC-C結合であり、X、XIおよびXIIは、以後、
    IIとして明示される種に、個々別々に、窒素結合または炭素結合されており、
    A、AIおよびAIIは、個々別々に、約−0.3〜約0.75であるシグマm値
    を有することを特徴とする置換基種であり、nは0〜3の整数であり、mは0、
    1または2であり、pは1または2であり、E、EI、EIIおよびEIIIは、個々
    別々に、水素、アルキル、置換アルキル、ハロ置換アルキル、シクロアルキル、
    置換シクロアルキル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、アリール、置
    換アリール、アルキルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキルまた
    は置換アリールアルキルを表し、EとEIまたはEIIとEIIIのいずれかと、それ
    らの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、EとEIIまたはEIとEI II のいずれかと、それらの会合炭素原子が結合して環構造を形成してもよく、j
    は0〜3の整数であり、Zは非水素置換基を表し、tは0、1または2であり、
    wは0〜3の整数であり、AIVは、アルキル、アルケニル、置換アルケニル、ヘ
    テロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアルケニル、置換シクロアルケ
    ニル、シクロアルキル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキ
    ルアリール、置換アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル
    、F、Cl、Br、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、
    SR'、N3、SO2R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'
    、SR'、C(=O)NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R"
    q2R'、C(=O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR
    'C(=O)OR"(式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々
    に、水素、アルキルまたは芳香族基含有種である。)からなる一群から選択され
    る非水素置換基である。)。
  32. 【請求項32】 XIIが、NR'R"とOR'とNO2からなる一群から選択さ
    れるAIIに窒素結合または炭素結合しており、該R'およびR"が、水素、アルキ
    ル、シクロアルキル、非芳香族複素環および芳香族基含有種からなる一群から選
    択される請求項31に記載の障害を治療する方法。
  33. 【請求項33】 AIIが、NH2、NHCH3またはNC(CH32からなる
    一群から選択される請求項32に記載の障害を治療する方法。
  34. 【請求項34】 AおよびAIが、水素、アルキル、置換アルキル、アルケ
    ニル、置換アルケニル、ヘテロサイクリル、置換ヘテロサイクリル、シクロアル
    キル、置換シクロアルキル、アリール、置換アリール、アルキルアリール、置換
    アルキルアリール、アリールアルキル、置換アリールアルキル、F、Cl、Br
    、I、NR'R"、CF3、OH、CN、NO2、C2R'、SH、SR'、N3、SO 2 R'、OR'、(CR'R")qOR'、O-(CR'R")q2R'、SR'、C(=O
    )NR'R"、NR'C(=O)R"、C(=O)R'、(CR'R")q2R'、C(=
    O)OR'、OC(=O)R'、OC(=O)NR'R"およびNR'C(=O)OR"
    (式中、qは1〜6の整数であり、R'およびR"は、個々別々に、水素、アルキ
    ル、シクロアルキル、非芳香族複素環、または芳香族基含有種である。)からな
    る一群から選択される請求項31に記載の障害を治療する方法。
  35. 【請求項35】 上記破線が、C=C結合である請求項31に記載の障害を
    治療する方法。
  36. 【請求項36】 上記波線が、C=C結合であり、且つ化合物がE型および
    Z型を有する請求項31に記載の障害を治療する方法。
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