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JP2002323818A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002323818A
JP2002323818A JP2001128626A JP2001128626A JP2002323818A JP 2002323818 A JP2002323818 A JP 2002323818A JP 2001128626 A JP2001128626 A JP 2001128626A JP 2001128626 A JP2001128626 A JP 2001128626A JP 2002323818 A JP2002323818 A JP 2002323818A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transfer belt
transfer
toner
image
cleaning
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001128626A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Takehara
淳 竹原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2001128626A priority Critical patent/JP2002323818A/ja
Publication of JP2002323818A publication Critical patent/JP2002323818A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Cleaning In Electrography (AREA)
  • Electrostatic Charge, Transfer And Separation In Electrography (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Color Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 転写ベルトのクリーニング性を向上すること
ができる画像形成装置を提供すること。 【解決手段】 各感光体ドラム11Y,11M,11
C,11Kと転写ベルト60とを離間させた状態で、バ
イアスクリーナー70により該転写ベルト60上に付着
した付着トナーを除去する通常クリーニングモードと、
各感光体ドラムのうちの少なくとも1つと該転写ベルト
60とを接触させた状態で、該感光体ドラムのクリーニ
ング手段であるクリーニングブレード13と上記バイア
スクリーナー70とにより該転写ベルト60上に付着し
た付着トナーを除去する強制クリーニングモードとを備
える。強制クリーニングモードでは、感光体ドラムのク
リーニング手段であるクリーニングブレード13と上記
バイアスクリーナー70とにより該転写ベルト60上に
付着した付着トナーを除去するので、通常クリーニング
モードのみでは除去しきれなかった付着トナーを効率よ
く除去することができるようになる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、レーザー
ビームプリンタ、ファクシミリ等の画像形成装置に関
し、詳しくは、複数の像担持体と、各像担持体上に帯電
トナーからなるトナー像を形成する作像手段と、該作像
手段により各像担持体上に形成したトナー像を転写材上
に転写するための転写ベルトを備えた転写手段と、該転
写ベルト上に付着したトナーを除去するためのクリーニ
ング手段とを有する画像形成装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、上記転写ベルトに沿って像担持体
としての複数の感光体ドラムを並列配置した、所謂タン
デム構成の画像形成装置が知られている。この種の画像
形成装置においては、まず、複数の感光体ドラム上に、
上記作像手段により帯電・露光・現像して帯電トナーか
らなる各色のトナー像が形成される。次いで、各感光体
ドラム上に形成した各色のトナー像が、上記転写手段に
より、転写紙やOHPシートなどの転写材上に転写され
る。その後、該転写ベルト上に付着したトナーがクリー
ニング手段により除去される。
【0003】このようなタンデム構成の画像形成装置と
しては、上記転写ベルトとしての転写搬送ベルトにより
搬送される転写材上に各感光体ドラム上に形成した各色
のトナー像を転写する転写搬送方式のものや、転写ベル
トとしての中間転写ベルト上に該トナー像を順次重ね合
わせて1次転写した後、この1次転写したトナー像を該
転写材上に一括して2次転写する中間転写方式のものな
どがある。
【0004】また、例えば、ブラックトナーによりモノ
クロのトナー像が形成される感光体ドラム(以下、この
感光体ドラムを「Kドラム」という)と、イエロー,マ
ゼンタ,シアンなどのカラートナーにより各色のトナー
像が形成される3つの感光体ドラム(以下、これらの感
光体ドラムを「Yドラム、Mドラム、Cドラム、又はカ
ラードラム」という)を備えた4連タンデム構成のもの
が知られている。
【0005】この4連タンデム構成の画像形成装置とし
ては、全ての感光体ドラムと転写ベルトとが常時接触し
ているもの、全ての感光体ドラムと転写ベルトとが接離
自在なもの、Kドラムと転写ベルトとが常時接触し、各
カラードラムと転写ベルトとが画像形成モードに応じて
接離するものなどがある。ここで、転写ベルトと各感光
体ドラムとが接離する構成の画像形成装置においては、
画像形成を行わないときに転写ベルトと各感光体ドラム
とを離間させて、各感光体ドラムの駆動を停止させるこ
とで、各感光体ドラム及び転写ベルトの機械的ストレス
や電気的ストレスによる経時劣化を少なくして、各感光
体ドラムや転写ベルトの長寿命化を図ることができる。
【0006】一方、上記転写ベルト上に付着したトナー
を除去するクリーニング手段としては、該転写ベルトに
クリーングブレードを直接当接させて、該トナーを機械
的に剥ぎ取るブレードクリーニング方式のものや、該ト
ナーを静電気力によって除去するバイアスクリーニング
方式のものなどがある。例えば、バイアスクリーニング
方式のクリーニング手段を使用した画像形成装置とし
て、特開2000−10415号公報の「画像形成装
置」が知られている。
【0007】上記ブレードクリーニング方式のクリーニ
ング手段は、トナーを機械的に剥ぎ取るので、トナーの
多少に拘らず比較的良好なクリーニング性を確保できる
という長所を有している。しかし、このブレードクリー
ニング方式では、クリーニングブレードの当接により転
写ベルトに大きな機械的ストレスを加えると、転写ベル
トの回転速度が不安定になって、各色のトナー像の重ね
合わせ位置にズレが生じ易くなるため、カラー画像の画
質を低下させる虞が高い。また、クリーニングブレード
と転写ベルトとの間に磨耗により発生したブレード屑や
紙粉などが挟まってクリーニング不良が発生することが
ある。更に、該ブレードクリーニング方式では、上記機
械的ストレスによって転写ベルトが磨耗し易くなるた
め、転写ベルトの寿命が短くなるという短所があった。
【0008】これに対し、上記バイアスクリーニング方
式のクリーニング手段は、トナーを静電気力によって除
去するので、転写ベルトに大きな機械的ストレスを加わ
えることなく転写ベルトをクリーニングできる。従っ
て、このバイアスクリーニング方式のクリーニング手段
を用いることによって、転写ベルトの回転速度の安定化
や、転写ベルトの長寿命化を図ることが可能になる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前記タンデ
ム構成の画像形成装置においては、画像形成に関与する
感光体ドラムと転写ベルトとが、画像形成時に互いに接
触しながら回転することになる。このため、該感光体ド
ラムの表面に、クリーニング工程で除去しきれなかった
地汚れトナーが付着していると、この地汚れトナーが転
写ベルトの表面に直接転写されることがある。また、前
記転写搬送方式の画像形成装置においては、転写ベルト
としての転写搬送ベルトに進入する手前で転写材がジャ
ムを起した場合に、各感光体ドラム上のトナー像が搬送
転写ベルトに直接転写されてしまうため、該転写搬送ベ
ルト上に大量のトナーが付着することがある。更に、上
記転写ベルト上に画像濃度調整のためのパターンや転写
ズレを補正するためのパターンなどのトナー像を形成す
るパターン形成手段を備えた画像形成装置においては、
画像濃度調整や転写ズレの補正を行った後、この転写ベ
ルト上に形成したパターンのトナー像をクリーニングす
る必要がある。
【0010】ところが、上記タンデム構成の画像形成装
置においては、前述したように、転写ベルトにあまり大
きな機械的ストレスを与えることは好ましくない。この
ため、上記転写材のジャム時やパターン形成時のよう
に、転写ベルト上に大量のトナーが付着している場合に
は、該トナーを1回のクリーニング工程では除去しきれ
ずに、クリーニング工程後の転写ベルト上に多少のトナ
ーが残留してしまうことがあった。
【0011】このような1回のクリーニング工程で除去
されずに転写ベルト上に残留したトナーは、次の画像形
成時に搬送される転写材の裏面に付着するため、転写材
の裏汚れを発生させる原因となる。特に、該転写ベルト
として転写搬送ベルトを使用している転写搬送方式の画
像形成装置においては、該転写搬送ベルトに対して転写
材が直に担持されるため、転写ベルト上に残留したトナ
ーによる転写材の裏汚れが著しくなる。また、該転写ベ
ルトとして中間転写ベルトを使用している中間転写方式
の画像形成装置においても、2次転写手段として該中間
転写ベルトに対して接触する構成の転写ローラや転写搬
送ベルトを使用している場合には、該中間転写ベルト上
に残留したトナーが該転写ローラや転写搬送ベルトに付
着して、次の画像形成時に搬送される転写材の裏面に付
着することになる。
【0012】なお、前記特開2000−10415号公
報の「画像形成装置」では、バイアスクリーニング方式
によるクリーニング手段のクリーニング性を向上させる
ために、中間転写ベルトとして感光体を使用し、クリー
ニング工程の前に露光を行うことで中間転写ベルト(感
光体)の電位を下げるようにしている。つまり、中間転
写ベルトとトナーの付着力を低減することによって、バ
イアスクリーニング方式によるトナーの除去をし易くし
ている。しかし、このような方法は、転写ベルトとして
感光体を用いた場合にのみ有効な方法であり、該転写ベ
ルトに感光体以外の素材を使用した場合には適用するこ
とができない。また、このようなバイアスクリーニング
方式のクリーニング手段では、例えば、負極性に帯電し
たトナーを正極性の静電気力によって除去するようにし
ているため、極性が反転した正極性のトナーを除去する
ことができず、この極性の反転したトナーが転写ベルト
上に次第に蓄積されてしまうという問題があった。
【0013】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、転写ベルトのクリー
ニング性を向上することができる画像形成装置を提供す
ることである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の発明は、複数の像担持体と、各像担持体
上に帯電トナーからなるトナー像を形成する作像手段
と、該作像手段により各像担持体上に形成したトナー像
を転写材上に転写するための転写ベルトを備えた転写手
段と、該転写後の像担持体上に残留した残留トナーを除
去するための第1のクリーニング手段と、該転写ベルト
上に付着した付着トナーを除去するための第2のクリー
ニング手段とを有する画像形成装置において、上記複数
の像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体と上記転
写ベルトとを接離させる接離手段を備え、該像担持体と
該転写ベルトとを離間させた状態で上記第2のクリーニ
ング手段により該転写ベルト上に付着した付着トナーを
除去する通常クリーニングモードと、該像担持体と該転
写ベルトとを接触させた状態で上記第1のクリーニング
手段及び第2のクリーニング手段により該転写ベルト上
に付着した付着トナーを除去する強制クリーニングモー
ドとを有することを特徴とするものである。
【0015】この種の画像形成装置では、通常の画像形
成時のように、上記転写ベルト上に僅かなトナーが付着
するような場合には、上記通常クリーニングモードを実
行して、上記クリーニング手段により該転写ベルト上の
付着トナーを除去することができる。しかし、この通常
クリーニングモードでは、例えば、前述したように、転
写材が搬送途中でジャムしたり、該転写ベルト上に画像
濃度調整のためのパターンや転写ズレを補正するための
パターンなどのトナー像を形成したりして、該転写ベル
ト上に大量のトナーが付着するような場合には、この転
写ベルト上の付着トナーを除去しきれずに、クリーニン
グ不良が発生してしまうことがある。そこで、この画像
形成装置においては、上述のように、転写ベルト上に大
量のトナーが付着するような場合に、上記強制クリーニ
ングモードを実行して、上記第1のクリーニング手段及
び第2のクリーニング手段により、該転写ベルト上に付
着したトナーを除去することができる。すなわち、この
強制クリーニングモードでは、上記複数の像担持体のう
ちの少なくとも1つの像担持体と上記転写ベルトとが接
触した状態で、転写ベルトのクリーニングが実行され
る。このように、該像担持体と転写ベルトとが接触する
ことによって、該第2のクリーニング手段により除去し
きれなかった該転写ベルト上の付着トナーは、該像担持
体上に転移するようになる。そして、該像担持体上に転
移した付着トナーは、該像担持体上の残留トナーを除去
するための上記第1のクリーニング手段により像担持体
上から除去される。このように、この画像形成装置にお
いては、上記転写ベルト上の付着トナーの付着量に応じ
て、上記各クリーニングモードを選択して実行すること
が可能になり、該転写ベルトのクリーニング性を向上さ
せることができるようになる。
【0016】請求項2の発明は、請求項1の画像形成装
置において、上記第2のクリーニング手段は、上記転写
ベルト上に付着した付着トナーを静電気力によって除去
するバイアスクリーニング方式のクリーニング手段であ
ることを特徴とするものである。
【0017】この画像形成装置においては、上記バイア
スクリーニング方式の第2のクリーニング手段により、
上記転写ベルト上に付着した付着トナーが静電気力によ
って除去される。このように、上記転写ベルト上に付着
した付着トナーを静電気力によって除去することによっ
て、該転写ベルトに大きな機械的ストレスを加わえるこ
となく転写ベルトをクリーニングできるようになる。従
って、この画像形成装置においては、転写ベルトのクリ
ーニング性を向上させることができるとともに、該転写
ベルトの回転速度を安定させることができ、また、転写
ベルトの長寿命化を図ることが可能になる。
【0018】請求項3の発明は、請求項1又は2の画像
形成装置において、上記転写ベルト上に帯電トナーによ
る任意のパターンを形成するパターン形成手段を備え、
該パターン形成手段により該パターンを形成した後の転
写ベルト上の付着トナーを除去するときに、上記強制ク
リーニングモードを実行することを特徴とするものであ
る。
【0019】この画像形成装置においては、上記パター
ン形成手段により、上記転写ベルト上に帯電トナーによ
る任意のパターンが形成される。このように、任意のパ
ターンを転写ベルト上に作成することで、画像濃度調整
や、タンデム構成の画像形成装置特有の問題点である副
走査方向の色重ねズレ補正を行うことができ、高画質化
を図れるようになる。しかし、該パターンが形成された
転写ベルト上には、前述したように、大量の付着トナー
が存在することになる。この画像形成装置においては、
このようなパターンを形成した後の転写ベルト上の付着
トナーを除去するときに、上記強制クリーニングモード
が実行される。これにより、該パターンの形成により転
写ベルトに大量のトナーが付着しても、該転写ベルト上
の付着トナーを効率よく除去できるようになり、転写ベ
ルトのクリーニング性を向上させることが可能になる。
【0020】請求項4の発明は、請求項1、2又は3の
画像形成装置において、上記各像担持体上に形成したト
ナー像を転写する転写部に向けて上記転写材を給送する
給送手段を備え、該給送手段により給送される転写材が
ジャムした後の転写ベルト上の付着トナーを除去すると
きに、上記強制クリーニングモードを実行することを特
徴とするものである。
【0021】この画像形成装置においては、上記給送手
段により、上記各像担持体上に形成したトナー像を転写
する転写部に向けて上記転写材が給送される。このよう
な給送手段を備えた画像形成装置では、前述したよう
に、転写材がジャムを起した場合に該転写ベルト上に大
量のトナーが付着することがある。この画像形成装置に
おいては、このように、転写材がジャムした後の転写ベ
ルト上の付着トナーを除去するときに、上記強制クリー
ニングモードが実行される。これにより、該転写材のジ
ャムにより転写ベルトに大量のトナーが付着しても、該
転写ベルト上の付着トナーを効率よく除去できるように
なり、転写ベルトのクリーニング性を向上させることが
可能になる。
【0022】請求項5の発明は、請求項1、2、3又は
4の画像形成装置において、少なくとも、上記転写ベル
トと接触する像担持体の接触部の線速と、該転写ベルト
の接触部の線速との間に、速度差を設けたことを特徴と
するものである。
【0023】この画像形成装置においては、上記速度差
により、上記転写ベルトと上記像担持体とが、それらの
接触部で互いに擦れ合いながら回転するようになる。こ
れにより、該像担持体上に形成されたトナー像が転写材
上に転写される際に、上記転写部に印加される転写電界
により該トナー像が転写材側に静電的に転写されると同
時に、該転写ベルトと該像担持体との擦れにより該トナ
ー像が転写材側に機械的に転写されるようになる。従っ
て、この画像形成装置においては、像担持体上に形成さ
れたトナー像の転写材への転写性が向上されるようにな
る。また、上記強制クリーニングモード時には、上記速
度差による転写ベルトと像担持体との擦れにより、該転
写ベルト上の付着トナーが該像担持体側へ機械的に剥ぎ
取られるようにして転移するようになり、転写ベルトの
クリーニング性が更に向上されるようになる。
【0024】請求項6の発明は、請求項1、2、3、4
又は5の画像形成装置において、上記転写手段は、少な
くとも、上記転写ベルトと接触する像担持体上のトナー
像を転写する際に、該転写ベルトに対して上記帯電トナ
ーの極性と反対極性の転写バイアスを印加する転写バイ
アス印加手段を有し、上記強制クリーニングモードを実
行するときに、該転写バイアス印加手段により該転写ベ
ルトに転写バイアスを印加することを特徴とするもので
ある。
【0025】この画像形成装置においては、上記強制ク
リーニングモードを実行するときに、上記転写バイアス
印加手段により、上記転写ベルトに対して上記帯電トナ
ーの極性と反対極性の転写バイアスが印加される。これ
により、上記転写ベルト上に、該帯電トナーの極性と反
対極性のトナーが付着している場合に、この反対極性の
付着トナーを、該転写バイアス印加手段により像担持体
側に効率よく転移させて、転写ベルトのクリーニング性
を向上させることが可能になる。
【0026】請求項7の発明は、請求項1、2、3、
4、5又は6の画像形成装置において、上記複数の像担
持体のうち、1つの特定の像担持体が上記転写ベルトに
対して常時接触し、該特定の像担持体以外の少なくとも
1つの像担持体と上記転写ベルトとが、上記接離手段に
より接離する構成であることを特徴とするものである。
【0027】この画像形成装置においては、例えば、前
記Kドラムのみを上記転写ベルトに対して常時当接さ
せ、他のカラードラムと転写ベルトとを、上記接離手段
により接離できるように構成する。これにより、上記像
担持体上に白黒画像からなるトナー像を形成する際に、
上記カラードラムを転写ベルトから離間させて停止させ
ることができるようになる。この結果、カラードラムと
転写ベルトとが常時接触することによって発生する機械
的ストレスや電気的ストレスによる該カラードラム及び
転写ベルトの経時劣化が少なくなり、カラードラム及び
転写ベルトの長寿命化を図ることが可能となる。
【0028】
【発明の実施の形態】以下、本発明を、画像形成装置で
ある電子写真方式のカラーレーザプリンタ(以下「レー
ザプリンタ」という)に適用した実施形態について説明
する。 (実施形態1)図1は、本実施形態に係るレーザプリン
タの概略構成図である。このレーザプリンタは、イエロ
ー(Y)、マゼンダ(M)、シアン(C)、黒(K)の
各色の画像を形成するための4組の作像手段1Y、1
M、1C、1K(以下、各符号の添字Y、M、C、K
は、それぞれイエロー、マゼンダ、シアン、黒用の部材
であることを示す)が、転写材としての転写紙の移動方
向(図中の矢印A方向)における上流側から順に配置さ
れている。この作像手段1Y、1M、1C、1Kはそれ
ぞれ、像担持体としての感光体ドラム11Y、11M、
11C、11Kを有する感光体ユニットと、現像ユニッ
トとを備えている。また、各作像手段1Y、1M、1
C、1Kの配置は、各感光体ユニット内の感光体ドラム
の回転軸が平行になるように且つ転写紙移動方向に所定
のピッチで配列するように、設定されている。
【0029】また、本レーザプリンタは、上記作像手段
1Y、1M、1C、1Kのほか、光書込ユニット2、給
紙カセット3,4、上記各感光体ドラム11に対向する
転写部に向けて転写材を搬送する転写搬送ベルトからな
る転写ベルト60を有する転写ユニット6、該転写ベル
ト60に転写材としての転写紙を供給する一対のローラ
からなるレジストローラ5、ベルト定着方式の定着ユニ
ット7、排紙トレイ8等を備えている。また、本レーザ
プリンタは、図示していない手差しトレイ、トナー補給
容器、廃トナーボトル、両面・反転ユニット、電源ユニ
ットなども備えている。
【0030】上記光書込ユニット2は、光源、ポリゴン
ミラー、f−θレンズ、反射ミラー等を備え、画像デー
タに基づいて各感光体ドラム11Y、11M、11C、
11Kの表面にレーザ光を走査しながら照射する。
【0031】また、図1中の一点鎖線は、転写紙の搬送
経路を示している。給紙カセット3,4から給送された
転写紙は、図示しない搬送ガイドによってガイドされな
がら搬送ローラで搬送され、レジストローラ5が設けら
れている一時停止位置に送られる。転写紙は、レジスト
ローラ5により所定のタイミングで転写ベルト60に供
給され、各感光体ドラム11に対向する各転写部を通過
するように搬送される。これにより、各作像手段1Y、
1M、1C、1Kによって形成された核感光体ドラム上
のトナー像が、該転写紙上に順次重ね合わされて転写さ
れ、該転写材上にカラー画像が形成される。このカラー
画像が形成された転写紙は、定着ユニット7でトナー像
が定着された後、排紙トレイ8上に排出される。
【0032】図2は、上記作像手段1Y、1M、1C、
1Kのうち、イエローの作像手段1Yの概略構成を示す
拡大図である。他の作像手段1M、1C、1Kについて
もそれぞれ同じ構成となっているので、それらの説明は
省略する。図2において、作像手段1Yは、前述したよ
うに、感光体ユニット10Y及び現像ユニット20Yを
備えている。感光体ユニット10Yは、感光体ドラム1
1Yのほか、該感光体ドラム表面をクリーニングする揺
動可能なクリーニングブレード13Y、該感光体ドラム
表面を一様帯電する非接触型の帯電ローラ15Y等を備
えている。また、感光体ドラム表面に潤滑剤を塗布する
とともに、感光体ドラム表面を除電する機能を有する潤
滑剤塗布兼除電ブラシローラ12Yも備えている。この
潤滑剤塗布兼除電ブラシローラ12Yは、ブラシ部が導
電性繊維で構成され、その芯金部には除電バイアスを印
加するための図示しない除電用電源が接続されている。
【0033】上記構成の感光体ユニット10Yにおい
て、感光体ドラム11Yの表面は、電圧が印加された帯
電ローラ15Yにより一様帯電される。この感光体ドラ
ム11Yの表面に、上記光書込ユニット2で変調及び偏
向されたレーザ光が走査されながら照射されると、該感
光体ドラム11Yの表面に静電潜像が形成される。この
感光体ドラム11Y上の静電潜像は、後述の現像ユニッ
ト20Yで現像されてイエローのトナー像となる。転写
ベルト60上の転写紙100が通過する転写部Ptで
は、感光体ドラム11Y上のトナー像が転写紙100に
転写される。トナー像が転写された後の感光体ドラム1
1Yの表面は、潤滑剤塗布兼除電ブラシローラ12Yで
所定量の潤滑剤が塗布されるとともに除電された後、感
光体クリーニング手段としてのクリーニングブレード1
3Yでクリーニングされ、次の静電潜像の形成に備えら
れる。
【0034】上記現像ユニット20Yは、上記静電潜像
を現像するための現像剤として、磁性キャリア及び負帯
電のトナーを含む二成分現像剤を使用している。また、
この現像ユニット20Yは、現像ケース21Yの感光体
ドラム側の開口から一部露出するように配設された現像
剤担持体としての現像ローラ22Yや、搬送スクリュウ
23Y,24Y、現像ドクタ25Y、トナー濃度センサ
(Tセンサ)26Y、粉体ポンプ27Y等を備えてい
る。
【0035】図2において、現像ケース21Y内に収容
された現像剤は、搬送スクリュウ23Y,24Yで撹拌
搬送されることにより摩擦帯電される。そして、該現像
剤の一部が現像ローラ22Yの表面に担持され、現像ド
クタ25Yで層厚が規制された後、感光体ドラム11Y
と対向する現像位置に搬送される。現像位置では、現像
ローラ22Y上の現像剤中の帯電トナーにより、感光体
ドラム11Y上の静電潜像が現像される。現像ケース2
1Y内の現像剤のトナー濃度は、上記トナー濃度センサ
26Yで検知され、必要に応じて粉体ポンプ27Yによ
りトナーが補給される。
【0036】図3は、上記転写ユニット6の概略構成図
である。この転写ユニット6の転写ベルト60の材質と
しては、例えばPVDF(ポリふっ化ビニリデン)を用
いることができる。この転写ベルト60は、4つの接地
された支持ローラ61、62、63、64により回転自
在に張架されている。転写紙移動方向下流側の出口ロー
ラ62は、転写ベルト60を摩擦駆動する駆動ローラで
あり、図示しない駆動源に接続されている。この出口ロ
ーラ62により転写ベルト60が矢印方向に回転するこ
とによって、各作像手段の感光対ドラム11Y、11
M、11C、11Kに対向する各転写部に向けて、転写
紙100が担持搬送される。
【0037】また、上記転写ベルト60の支持ローラ6
3,64により張架されている部位には、転写ベルト6
0の表面に付着した付着トナーを除去するバイアスクリ
ーニング方式のクリーニング手段としてのバイアスクリ
ーナー70が配設されている。このバイアスクリーナー
70は、転写ベルト60の表面に対向配置された導電性
のクリーニングローラ71と、クリーニングローラ71
と転写ベルト60との間に、負極性の帯電トナーをクリ
ーニングローラ71側に吸引するためのクリーニング電
界を形成するクリーニング電界形成手段とが設けられて
いる。
【0038】本実施形態におけるクリーニング電界形成
手段としては、クリーニングローラ71と、該クリーニ
ングローラ71に電圧を印加するクリーニングバイアス
電源75と、ばね74により付勢された対向ローラ73
とを用いている。そして、クリーニングローラ71に、
該電源75からクリーニング電圧として、例えば、15
μAに定電流制御された正電圧が印加される。これによ
り、転写ベルト60の表面とクリーニングローラ71と
の間に、負帯電トナーをクリーニングローラ71側に吸
引するクリーニング電界が形成される。このクリーニン
グ電界により、転写紙搬送ベルト60の表面に付着して
いる負帯電トナーが、静電気力でクリーニングローラ7
1に転移されて、転写ベルト60表面がクリーニングさ
れる。なお、クリーニングローラ71に転移したトナー
は、クリーニングブレード72によって掻き取られて、
クリーニングローラ71表面から除去される。
【0039】また、各転写部において転写電界を形成す
る転写電界形成手段として、転写バイアス印加部材67
Y、67M、67C、67Kが設けられている。これら
の転写バイアス印加部材67Y、67M、67C、67
Kは、転写ベルト60の裏面に接触するように各感光体
ドラムに対向して、各色のトナー像を転写するための転
写ニップを形成している。本実施形態で用いている転写
バイアス印加部材67Y、67M、67C、67Kは、
マイラ製の固定ブラシからなり、各転写バイアス電源9
Y、9M、9C、9Kから、転写バイアスとして上記ト
ナーの帯電極性とは逆極性の正電圧が印加されるように
構成されている。この転写バイアス印加部材67を介し
て印加された転写バイアスにより、転写ベルト60に転
写電荷が付与され、各転写部において該転写ベルト60
と感光体ドラム表面との間に所定強度の転写電界が形成
される。
【0040】また、上記転写ユニット6には、転写ベル
ト60を各感光体ドラム11Y、11M、11C、11
Kに押圧するバックアップローラ68Y、68M、68
C、68Kが設けられており、各転写部の転写紙移動方
向上流側で転写ベルト60を感光体ドラム11Yの周面
の一部に巻き付けている。これにより、上記転写ニップ
における転写紙100と各感光体ドラムとの接触圧が高
められて、各転写部における各トナー像の転写効率が高
められる。
【0041】更に、上記転写ユニット6の支持ローラ6
1との対向部には、転写材吸着用電極部材として、転写
ベルト60に接触対向するように、静電吸着ローラ65
が設けられている。この静電吸着ローラ65は、芯金上
に導電性発泡弾性体層が形成されたものである。この弾
性体層の材料としては、例えば、固有抵抗率10Ωc
mのクロロプレインゴムを用いることができる。この静
電吸着ローラ65には、電圧印加手段として、転写紙吸
着用の電源65a及び逆極性用の電源65bから選択的
に電圧が印加されるようになっている。転写紙吸着用の
電源65aは、定電流制御方式の電源であり、トナーの
正規極性とは逆のプラス極性の電荷を転写紙に付与す
る。
【0042】本実施形態では、支持ローラ61に流れる
電流が、例えば、プラス15μAになるように制御され
る。この転写紙吸着用の電源65aから電源が供給され
ている状態の静電吸着65と上記入り口ローラ61との
間を通過した転写紙は、転写ベルト60上に静電吸着さ
れる。また、逆極性用の電源65bは、定電圧制御方式
の電源であり、転写ベルト60上の正規極性であるマイ
ナスに帯電しているトナーの電荷を増加させたり、プラ
ス帯電している逆極性トナーをマイナス極性に反転させ
たり、静電吸着ローラ65の表面に付着しているマイナ
ス帯電トナーを転写ベルト60の表面に転移させ、静電
吸着ローラ65をクリーニングしたりするためのもので
ある。本実施形態では、吸着ローラ65に対して、例え
ば、マイナス2KVの定電圧を印加する。なお、静電吸
着ローラ65へ印加する電圧の切り替えは図示を省略し
た本体制御板により行われる。
【0043】次に、上記レーザプリンタにおける転写ベ
ルト60のクリーニング動作について説明する。このレ
ーザプリンタは、上記各感光体ドラムと上記転写ベルト
60とを離間させた状態で、上記バイアスクリーナー7
0により該転写ベルト60上に付着した付着トナーを除
去する通常クリーニングモードと、各感光体ドラムのう
ちの少なくとも1つと該転写ベルト60とを接触させた
状態で、該感光体ドラムのクリーニング手段であるクリ
ーニングブレード13と上記バイアスクリーナー70と
により該転写ベルト60上に付着した付着トナーを除去
する強制クリーニングモードとを有している。
【0044】ここで、図4に示すように、感光体ドラム
Kのみが上記転写ベルト60に対して常時当接している
構成のレーザプリンタでは、図5に示すように、カラー
画像形成時のみ転写ベルト60が他のカラードラムに当
接し、転写紙が書く転写部を通紙した前および通紙した
後は、各カラードラムと転写ベルト60が離間し、各カ
ラードラム駆動も停止する。
【0045】ところで、前述したように、各感光体ドラ
ム上に形成された各色のトナー像が転写紙上に転写され
た後、各感光体ドラム上に残留している残留トナーは、
上記クリーニングブレード13により除去される。とこ
ろが、例えば、連続プリント時などのように同じ画像が
繰返しプリントされると、トナー像転写後の感光体ドラ
ム上に、該クリーニング工程で除去しきれなかった地汚
れトナーが付着し、この地汚れトナーが転写ベルトの表
面に直接転写されることがある。このような感光体ドラ
ムの地汚れによって転写ベルト60に付着した地汚れト
ナーは、その転写ベルト60への付着量が比較的少ない
ので、上記通常クリーニングモード、すなわち上記バイ
アスクリーナー70のみを用いたクリーニングにより簡
単に除去することができる。この通常のクリーニング工
程では、前述したように、クリーニングローラ71に、
該電源75からクリーニング電圧として、例えば、+1
0〜15μAの定電流を印加する。
【0046】一方、上記転写紙のジャム時や、上記転写
ベルト60上に濃度調整や各色位置あわせを行うパター
ンのトナー像を形成したときのように、転写ベルト60
上に大量のトナーが付着した場合には、転写ベルト60
上の付着トナー量が上記地汚れトナーの付着量に比べ多
く、上述のようなバイアスクリーニング方式を用いたバ
イアスクリーナー70のみでは該付着トナーを除去する
ことが困難となる。すなわち、このバイアスクリーナー
70のクリーニングローラ71では、上記地汚れトナー
のようなマイナス極性の付着トナーを除去することは可
能であるが、転写ベルト60に逆極性のトナーや大量の
トナーが付着している場合には除去しきれずにクリーニ
ング残トナーが発生してしまう。
【0047】そこで、このような場合には、上記強制ク
リーニングモードを実行する。この強制クリーニングモ
ードでは、上述のように、各感光体ドラムのうちの少な
くとも1つの感光体ドラムに対して、上記転写ベルト6
0が接触した状態でクリーニング工程が実行される。こ
の強制クリーニングモードにおいては、まず、上記地汚
れトナーのようなマイナス極性の付着トナーが、上記バ
イアスクリーナー70によって転写ベルト60上から除
去される。次いで、このバイアスクリーナー70によっ
て転写ベルト60上から除去することができなかった残
トナーや逆極性のトナーが、該転写ベルト60に当接し
ている感光体ドラム側に転移される。そして、この感光
体ドラム側に転移した残トナーや逆極性のトナーは、該
感光体ドラムのクリーニング手段であるクリーニングブ
レード13により感光体ドラムから除去されて回収され
る。このように、この強制クリーニングモードでは、感
光体ドラムのクリーニング手段であるクリーニングブレ
ード13と上記バイアスクリーナー70とにより該転写
ベルト60上に付着した付着トナーを除去するので、上
記通常クリーニングモードのみでは除去しきれなかった
付着トナーを効率よく除去することができるようにな
る。
【0048】ところで、上記強制クリーニングモード時
における転写ベルト60への各感光体ドラムのドラム当
接数と、転写ベルト60に付着した付着トナーのクリー
ニングを完了するのに必要な時間との関係を調べたとこ
ろ、図6に示すグラフのような結果が得られた。このグ
ラフから明らかなように、強制クリーニングモード時に
おける転写ベルト60への感光体ドラムのドラム当接数
が多くなるほど、転写ベルト60に付着した付着トナー
のクリーニングを完了するのに必要な時間は少なくて済
む。そこで、本実施形態のレーザプリンタにおいては、
図5に示すように、上記強制クリーニングモード時に、
上記4つの各感光体ドラムと転写ベルト60とを当接さ
せ、該転写ベルト60を3回転させて該転写ベルト60
上に付着した付着トナーを除去するようにした。
【0049】ここで、少なくとも、上記転写ベルト60
と接触する感光体ドラムの接触部の線速と、該転写ベル
ト60の接触部の線速との間には、速度差を設けること
が好ましい。すなわち、上記速度差を設けることによっ
て、転写ベルト60と該感光体ドラムとが、それらの接
触部で互いに擦れ合いながら回転するようになる。これ
により、該感光体ドラム上に形成されたトナー像が転写
紙上に転写される際に、上記転写部に印加される転写電
界により該トナー像が転写紙側に静電的に転写されると
同時に、該転写ベルト60と該感光体ドラムとの擦れに
より、該トナー像が転写紙側に機械的に転写されるよう
になる。従って、このような線速差を設けたレーザプリ
ンタにおいては、感光体ドラム上に形成されたトナー像
の転写紙への転写性が向上されるようになる。また、上
記強制クリーニングモード時には、上記速度差による転
写ベルト60と感光体ドラムとの擦れにより、該転写ベ
ルト60上の付着トナーが該感光体ドラム側へ機械的に
剥ぎ取られるようにして転移するようになり、転写ベル
ト60のクリーニング性が更に向上されるようになる。
【0050】また、上記強制クリーニングモードを実行
するときには、上記転写バイアス印加部材67により、
上記転写ベルト60に転写バイアスを印加することが好
ましい。すなわち、転写バイアス印加部材67は、前述
したように、転写ベルト60と接触する感光体ドラム上
のトナー像を転写紙上に転写する際に、転写バイアス電
源9から該転写ベルト60に対して該トナー像の極性と
反対極性の転写バイアスを印加するように構成されてい
る。従って、強制クリーニングモードを実行するとき
に、該転写バイアス印加部材67により、転写ベルト6
0に対して転写バイアスを印加することにより、転写ベ
ルト60上に付着している反対極性の付着トナーが、感
光体ドラム側に効率よく転移するようになる。この結
果、転写ベルト60上の残トナーは、よりマイナス極性
分布の高いトナーのみとなり、2回目のバイアスクリー
ニング工程が実行される際に回収できることになる。こ
のように、上記強制クリーニングモードの実行時に、上
記転写バイアスを印加することで、転写ベルト60のク
リーニング性を向上させることが可能になる。
【0051】更に、本実施形態に係るレーザプリンタ
は、例えば、前記Kドラムのみを上記転写ベルト60に
対して常時当接させ、他のカラードラムと転写ベルト6
0とを接離できるように構成することが望ましい。これ
により、該Kドラム上に白黒画像からなるトナー像を形
成する際に、他のカラードラムを転写ベルト60から離
間させて停止させることができるようになる。この結
果、カラードラムと転写ベルト60とが常時接触するこ
とによって発生する機械的ストレスや電気的ストレスに
よる該カラードラム及び転写ベルト60の経時劣化が少
なくなり、カラードラム及び転写ベルト60の長寿命化
を図ることが可能となる。
【0052】(実施形態2)上記実施形態1は、上記転
写ベルト60により担持搬送される転写紙の片面(表
面)のみに、感光体ドラム上のトナー像を転写する構成
のレーザプリンタに本発明を適用したものであるが、本
発明は、感光体ドラム上のトナー像を該転写紙の両面に
転写する両面転写手段を備えたレーザプリンタにも適用
できる。図7に、実施形態1に示したレーザプリンタ
に、該両面転写手段としての転写紙反転搬送装置80を
付加した構成のレーザプリンタを示す。なお、このレー
ザープリンタにおける該転写紙反転搬送装置80を除い
た各構成部材は、実施形態1のレーザプリンタのものと
同一であるので、それらの説明は省略する。
【0053】上記転写紙の片面のみに画像形成を行う片
面プリント時には、実施形態1で述べたように、該転写
紙の片面にトナー像が転写された後、定着ユニット7で
該トナー像が定着された後、該転写紙が排紙トレイ8上
に排出される。そして、該転写紙の両面に画像形成を行
う両面プリント時には、片面(表面)への画像形成を終
えた転写紙が排紙トレイ8上に完全に排出されない状
態、つまり、図7において、該転写紙の後端が第1の排
紙ローラ81のニップを通過した直後の状態で、第2の
排紙ローラ82が逆回転を開始する。これにより、該転
写紙は、図7に二点差線で示す転写紙搬送経路に沿って
配設されている図示しないガイド板、および複数のガイ
ドローラ83により、上記レジストローラ5に向けて、
表裏を反転された状態で搬送される。このようにして搬
送された転写紙は、上記片面プリント時と同様にして、
その裏面に画像形成が行われた後、上記排紙トレイ8上
に排出される。
【0054】このような両面プリント機能を備えたレー
ザプリンタにおいては、転写ベルト60上へのトナーの
付着量も2倍になる。そこで、このようなレーザプリン
タにおいては、例えば、上記片面プリント時に上記通常
クリーニングモードを実行し、上記両面プリント時に上
記強制クリーニングモードをすることにより、その転写
ベルト60を効率よくクリーニングすることができるよ
うになる。
【0055】(実施形態3)上記実施形態1及び2は、
上記転写ベルトとして転写紙を搬送する転写搬送ベルト
を用いたレーザプリンタに本発明を適用したものである
が、本発明は、該転写ベルトとしての転写搬送ベルトの
他に、中間転写ベルトを用いたレーザプリンタにも適用
できる。図8に、実施形態1のレーザプリンタにおける
各感光体ドラムと転写ユニット6との中間に、中間転写
ベルト201を備えた中間転写ユニット200を配設し
た構成のレーザプリンタを示す。
【0056】図8において、中間転写ベルト201は、
複数の支持ローラ202、203、204、205によ
り回転自在に張架されており、図中矢印方向に回転駆動
される。各作像手段の感光体ドラム11Y、11M、1
1C、11K上の形成されたトナー像は、中間転写ベル
ト201を挟んで各感光体ドラムに対向するように設け
られた1次転写ローラ206Y、206M、206C、
206K及び1次転写バイアス用電源209Y、209
M、209C、209Kで形成された1次転写電界によ
り、中間転写ベルト201上に順次重ね合わされて1次
転写される。そして、この中間転写ベルト201上のカ
ラー画像は、4色目の黒の作像手段の近傍に設けられた
2次転写部において、転写ベルト60上に担持されてい
る転写紙100に一括して2次転写される。この転写ベ
ルト60は、実施形態1のレーザプリンタにおける転写
ベルト60と同様に、バイアスクリーニング方式のバイ
アスクリーナー70を採用し、また、静電吸着ローラ6
5を用いている。ここで、前記転写ユニット6と対応す
る部材には同一の符号を付して説明を省略する。
【0057】なお、上記各実施形態においては、イエロ
ー、マゼンダ、シアン、黒の4色の画像を形成するため
の4組の作像手段を備えたレーザプリンタの場合につい
て説明したが、本発明は、作像手段の数に制限されるこ
となく適用でき、同様な効果が得られるものである。
【0058】
【発明の効果】請求項1乃至7の発明によれば、転写ベ
ルト上の付着トナーの付着量に応じてクリーニングモー
ドを選択して実行することができるので、該転写ベルト
が極度にトナーで汚れた場合でも高いクリーニング性を
確保できるという優れた効果がある。
【0059】特に、請求項2の発明によれば、請求項1
の効果に加え、バイアスクリーニング方式を採用したる
ことで、転写ベルトの回転速度を安定させることがで
き、また、転写ベルトの長寿命化を図ることが可能にな
るという優れた効果がある。
【0060】また、請求項3の発明によれば、パターン
の形成により転写ベルトに大量のトナーが付着しても、
該転写ベルト上の付着トナーを効率よく除去できるよう
になり、転写ベルトのクリーニング性を向上させること
ができるという優れた効果がある。
【0061】また、請求項4の発明によれば、転写材の
ジャムにより転写ベルトに大量のトナーが付着しても、
該転写ベルト上の付着トナーを効率よく除去できるよう
になり、転写ベルトのクリーニング性を向上させること
ができるという優れた効果がある。
【0062】また、請求項5の発明によれば、像担持体
と転写ベルトとの接触部に速度差を持たせることで、該
速度差による転写ベルトと像担持体との擦れにより、該
転写ベルト上の付着トナーが該像担持体側へ機械的に剥
ぎ取られるようにして転移するようになり、転写ベルト
のクリーニング性を更に向上できるという優れた効果が
ある。
【0063】また、請求項6の発明によれば、転写ベル
ト上に、該帯電トナーの極性と反対極性のトナーが付着
している場合に、この反対極性の付着トナーを、該転写
バイアス印加手段により像担持体側に効率よく転移させ
て、転写ベルトのクリーニング性を更に向上させること
ができるという優れた効果がある。
【0064】また、請求項7の発明によれば、例えば、
カラードラムと転写ベルトとが常時接触することによっ
て発生する機械的ストレスや電気的ストレスによる該カ
ラードラム及び転写ベルトの経時劣化が少なくなり、カ
ラードラム及び転写ベルトの長寿命化を図ることができ
るという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態1に係るレーザプリンタの概
略構成図。
【図2】上記レーザプリンタの作像手段の概略構成図。
【図3】上記レーザプリンタの転写ユニットの概略構成
を示す拡大図。
【図4】上記レーザプリンタの通常クリーニングモード
時における動作態様の一例を示す概略図。
【図5】上記レーザプリンタの強制クリーニングモード
時における動作態様の一例を示す概略図。
【図6】上記強制クリーニングモード時における転写ベ
ルトへのドラム当接数と、該転写ベルト上に付着したト
ナーのクリーニングを完了するのに必要な時間との関係
を示すグラフ。
【図7】本発明の実施形態2に係るレーザプリンタの構
成を示す概略図。
【図8】本発明の実施形態3に係るレーザプリンタの構
成を示す概略図。
【符号の説明】
1 作像手段 5 レジストローラ対 6 転写ユニット(転写搬送装置) 9 転写バイアス電源 10 感光体ユニット 11 感光体ドラム 12 潤滑剤塗布兼除電ブラシローラ 13 クリーニングブレード 15 帯電ローラ 20 現像ユニット 60 転写ベルト 61、62、63、64 支持ローラ 65 静電吸着ローラ(転写材吸着用電極部材) 65a 定電流制御方式の電源 65b 定電圧制御方式の電源 66 クリーニングローラ 67 転写バイアス印加部材 69 対向ローラ 70 バイアスクリーナー 71 クリーニングローラ 72 クリーニングブレード 75 クリーニングバイアス電源 80 転写紙反転搬送装置 81 100 転写紙 200 中間転写ユニット 201 中間転写ベルト 202、203、204、205 支持ローラ 210 クリーニング装置 211 クリーニングローラ 213 対向ローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G03G 21/10 G03G 21/00 312 21/14 372 Fターム(参考) 2H027 DC14 ED02 ED16 ED24 ED27 EE02 EE03 EF15 HB01 HB04 HB19 2H030 AA04 AB02 AD03 AD17 BB42 BB44 BB46 BB54 2H134 GA01 GA05 GA06 GB02 HA12 HA16 HD00 HD18 KA02 KC02 KC03 KG04 KH07 KJ02 LA00 2H200 FA08 GA12 GA23 GA47 GB12 HA02 HB07 JA02 JA29 JB06 JB49 JB50 JC03 LB08 LB15 LB36 LB38 LB39 MB01 NA01 PA10 PA11 PB26

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数の像担持体と、各像担持体上に帯電ト
    ナーからなるトナー像を形成する作像手段と、該作像手
    段により各像担持体上に形成したトナー像を転写材上に
    転写するための転写ベルトを備えた転写手段と、該転写
    後の像担持体上に残留した残留トナーを除去するための
    第1のクリーニング手段と、該転写ベルト上に付着した
    付着トナーを除去するための第2のクリーニング手段と
    を有する画像形成装置において、 上記複数の像担持体のうちの少なくとも1つの像担持体
    と上記転写ベルトとを接離させる接離手段を備え、該像
    担持体と該転写ベルトとを離間させた状態で上記第2の
    クリーニング手段により該転写ベルト上に付着した付着
    トナーを除去する通常クリーニングモードと、該像担持
    体と該転写ベルトとを接触させた状態で上記第1のクリ
    ーニング手段及び第2のクリーニング手段により該転写
    ベルト上に付着した付着トナーを除去する強制クリーニ
    ングモードとを有することを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】請求項1の画像形成装置において、 上記第2のクリーニング手段は、上記転写ベルト上に付
    着した付着トナーを静電気力によって除去するバイアス
    クリーニング方式のクリーニング手段であることを特徴
    とする画像形成装置。
  3. 【請求項3】請求項1又は2の画像形成装置において、 上記転写ベルト上に帯電トナーによる任意のパターンを
    形成するパターン形成手段を備え、該パターン形成手段
    により該パターンを形成した後の転写ベルト上の付着ト
    ナーを除去するときに、上記強制クリーニングモードを
    実行することを特徴とする画像形成装置。
  4. 【請求項4】請求項1、2又は3の画像形成装置におい
    て、 上記各像担持体上に形成したトナー像を転写する転写部
    に向けて上記転写材を給送する給送手段を備え、該給送
    手段により給送される転写材がジャムした後の転写ベル
    ト上の付着トナーを除去するときに、上記強制クリーニ
    ングモードを実行することを特徴とする画像形成装置。
  5. 【請求項5】請求項1、2、3又は4の画像形成装置に
    おいて、 少なくとも、上記転写ベルトと接触する像担持体の接触
    部の線速と、該転写ベルトの接触部の線速との間に、速
    度差を設けたことを特徴とする画像形成装置。
  6. 【請求項6】請求項1、2、3、4又は5の画像形成装
    置において、 上記転写手段は、少なくとも、上記転写ベルトと接触す
    る像担持体上のトナー像を転写する際に、該転写ベルト
    に対して上記帯電トナーの極性と反対極性の転写バイア
    スを印加する転写バイアス印加手段を有し、上記強制ク
    リーニングモードを実行するときに、該転写バイアス印
    加手段により該転写ベルトに転写バイアスを印加するこ
    とを特徴とする画像形成装置。
  7. 【請求項7】請求項1、2、3、4、5又は6の画像形
    成装置において、 上記複数の像担持体のうち、1つの特定の像担持体が上
    記転写ベルトに対して常時接触し、該特定の像担持体以
    外の少なくとも1つの像担持体と上記転写ベルトとが、
    上記接離手段により接離する構成であることを特徴とす
    る画像形成装置。
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