[go: up one dir, main page]

JP2002308610A - カーボンナノチューブの精製方法 - Google Patents

カーボンナノチューブの精製方法

Info

Publication number
JP2002308610A
JP2002308610A JP2001109161A JP2001109161A JP2002308610A JP 2002308610 A JP2002308610 A JP 2002308610A JP 2001109161 A JP2001109161 A JP 2001109161A JP 2001109161 A JP2001109161 A JP 2001109161A JP 2002308610 A JP2002308610 A JP 2002308610A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
cnt
carbon nanotubes
sulfuric acid
acidic solution
acid solution
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Withdrawn
Application number
JP2001109161A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Komiya
光一 小宮
Atsuo Yamada
淳夫 山田
Seiji Shiraishi
誠司 白石
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP2001109161A priority Critical patent/JP2002308610A/ja
Publication of JP2002308610A publication Critical patent/JP2002308610A/ja
Withdrawn legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Carbon And Carbon Compounds (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダメージが少ない方法によって、カーボンナ
ノチューブに含まれる触媒金属を確実に除去する。 【解決手段】 硫酸溶液にカーボンナノチューブ(CN
T)を浸漬する。これにより、カーボンナノチューブの
内部に含まれる触媒金属が溶解し、CNTから分離され
る。あるいは、酸性溶液への浸漬と電場の印加を組み合
わせる。電場を印加することによって、酸性溶液により
陽イオン化された触媒金属が陰極側に引き寄せられ、陽
極側に体積するCNTと分離される。その後、アモルフ
ァスカーボンを加熱処理によって除去する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、炭素材料から合成
されたカーボンナノチューブに含有される不純物を取り
除くためのカーボンナノチューブの精製方法に関する。
【0002】
【従来の技術】カーボンナノチューブ(以下、CNTと
称する。)は、1991年に発見された炭素分子のみか
らなる筒状の分子であり、通常、アーク放電法、レーザ
ーアブレーション法、及び化学蒸着法(CVD法)など
の方法によって合成される。
【0003】上記CNTは、半導体や、超電導性を利用
した半導体素子への応用、磁性を利用した磁気記録媒体
への応用、さらにはDNAの切断などの分野において、
実用化の可能性について研究が進められている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、CNTを上
述した方法によって合成したときには、CNT以外の物
質、例えばアモルファスカーボン成分や合成に必要な触
媒金属などがCNTに混入するため、CNTの純度は著
しく低いものとなっている。
【0005】したがって、CNTを使用するためには、
CNTに含まれるアモルファスカーボン成分や触媒金属
を除去する必要がある。
【0006】ここで、アモルファスカーボン成分につい
ては、加熱処理によってCNTと選別燃焼し、ある程度
除去することが可能であることが知られている。
【0007】一方、触媒金属については、CNTを、塩
酸溶液及び硝酸溶液などの酸性溶液に浸漬することによ
って除去可能であることが知られている。
【0008】しかしながら、触媒金属は生成したCNT
中に深く入り込んでいるため、上述の酸性溶液によって
どの程度溶解できるかという有効性に関しては疑問が残
り、未だ改善の余地を残している。
【0009】本発明は、従来のこのような実情に鑑みて
提案されたものであり、CNTに残存する触媒金属を確
実に除去することができ、高品質のカーボンナノチュー
ブを得ることが可能な精製方法を提供することを目的と
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、本願の第1の発明は、少なくとも硫酸を含む酸性
溶液中にカーボンナノチューブを浸漬し、金属を除去す
ることを特徴とするものである。
【0011】硫酸は、他の酸に比べて触媒金属の除去能
力が高く、したがって、合成したカーボンナノチューブ
を硫酸を含む酸性溶液中に浸漬すれば、カーボンナノチ
ューブの内部に入り込んだ触媒金属も確実に除去され
る。
【0012】また、本願の第2の発明は、カーボンナノ
チューブを浸漬させた酸性溶液中に一対の電極を浸漬
し、上記一対の電極間に電位差を生じさせて金属を除去
することを特徴とするものである。
【0013】上記のように電極間に電位差を生じさせる
と、酸性溶液によって陽イオン化された触媒金属が陰極
側に引き寄せられ、カーボンナノチューブから効率的に
分離される。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明を適用したカーボン
ナノチューブの精製方法について、図面を参照しながら
説明する。
【0015】カーボンナノチューブは、例えば炭素電極
を用いるアーク放電法によって合成される。
【0016】図1は、アーク放電法によってカーボンナ
ノチューブを合成するためのアーク放電装置1の一例を
示すものである。
【0017】このアーク放電装置1は、真空チャンバと
称される反応室2を有し、この反応室2内において、炭
素棒からなる陰極3と陽極4とが間隙Gを介して対向配
置されている。陰極3に用いられる炭素棒は、グラファ
イトなどを主体とし、NiやCoなどの触媒金属が混入
されている。また、陽極4の後端は直線運動導入機構5
に連絡され、各極はそれぞれ電流導入端子6a,6bに
接続されている。
【0018】このアーク放電装置1においてカーボンナ
ノチューブを合成するときには、先ず、反応室2内を脱
気し、ヘリウムなどの希ガスで充満する。次に、陰極3
及び陽極4に直流電流を流すと、陰極3及び陽極4の間
にアーク放電が生じ、反応室2の内面、すなわち、側壁
面、天井面、底面及び陰極3上に、図2に示すようなカ
ーボンナノチューブ(CNT)10が堆積する。なお、
反応室2の側壁面などに予め小容器を設置しておけば、
その中にもCNT10が堆積する。
【0019】このCNT10は、図2に示すように、複
数の炭素11が結合した筒型の形状を有した分子であ
る。
【0020】なお、CNTをアーク放電によって形成す
るときには、直流電流の代わりに交流電流を流しても良
い。
【0021】また、CNT10は、上述したようなアー
ク放電法以外に、レーザーアブレーション法、及び化学
蒸着法(CVD法)などの方法によって合成することも
できる。
【0022】ここで合成されたCNT10には、アモル
ファスカーボンや触媒金属が含有されており、アモルフ
ァスカーボンや触媒金属を除去してCNT10の純度を
上げるいわゆる精製を行う必要がある。
【0023】本発明においては、最初に触媒金属を除去
した後に、アモルファスカーボンを除去し、その精製を
行う。アモルファスカーボンは、後述するように、加熱
処理が施されることによって除去されるが、触媒金属を
除去する前に加熱処理が施されると、触媒金属が表面に
析出して、アモルファスカーボンの除去が不可能とな
る。このため、触媒金属の除去を先に行う必要がある。
【0024】そこで、先ず、CNT10を少なくとも硫
酸を含む酸性溶液(以下、硫酸溶液とする)に浸漬して
撹拌し、CNT10中に含有されているCoやNiなど
の触媒金属を除去する。CNT10を、硫酸溶液中に例
えば1週間浸漬することによって、内部に含まれる触媒
金属が除去される。
【0025】このとき使用する硫酸溶液の濃度は、20
%以上とすることが好ましく、20%以上、80%以下
とすることが更に好ましい。硫酸溶液の濃度が20%未
満であると、CNT10中に含有されている触媒金属を
十分に溶解することができず、触媒金属の除去はほとん
ど行われなくなる。また、硫酸溶液の濃度が80%より
高いときには、精製されたCNT10にダメージが生じ
てしまうことがある。
【0026】上述したようにCNT10を硫酸溶液に浸
漬することによって、CNT10に含有される触媒金属
を確実に除去することが可能となる。また、CNT10
を硫酸溶液に浸漬して触媒金属を除去することによっ
て、精製されたCNT10に対するダメージ、例えば形
状の崩れなどが軽減される。
【0027】触媒金属の除去は、上記のように硫酸を含
む酸性溶液にカーボンナノチューブを浸漬する他、酸性
溶液への浸漬と電場を印加して電極間に電位差を発生さ
せることとを組み合わせて行うことも有効である。
【0028】この場合、酸性溶液としては、硫酸を含む
酸性溶液ばかりでなく、塩酸、硝酸、酢酸などの酸性溶
液を用いることができる。
【0029】図3は、酸性溶液への浸漬と電場の印加と
を組み合わせて触媒金属を除去する方法を示すものであ
り、この図3に示すように、CNT10を浸漬した酸性
溶液(例えば硫酸溶液)を容器30へ入れ、当該硫酸溶
液中へ陰極31と陽極32とを入れて、電場を印加す
る。電場を印加することによって、陰極31側に硫酸溶
液中に溶出した触媒金属が析出し、陽極32側にCNT
が堆積する。
【0030】このとき、酸性溶液に過酸化水素水を添加
することが好ましい。過酸化水素水を添加することによ
って、より確実にCNT10から触媒金属を除去するこ
とが可能となる。
【0031】また、酸性溶液に印加する電場は1V以上
であることが好ましく、4V以上であることが更に好ま
しい。酸性溶液に印加する電場が1V未満であるときに
は、CNT10から触媒金属を確実に除去することがで
きなくなる。
【0032】陰極31又は陽極32として使用される電
極の材料としては、金、白金など耐酸性を有する金属
や、導電性炭素などを使用する。特に、導電性炭素を使
用したときには、酸性溶液中への電極の溶出がなくな
る。
【0033】また、電場を印加して触媒金属を分離する
場合には、図3に示すように、陰極31と陽極32との
間に、フィルタ33を設けて、容器30の内部を陰極3
1側と陽極32側とに分離することが好ましい。このフ
ィルタ33は、CNT10を通すことなく、触媒金属の
金属イオンを通すことができる大きさの孔を有してい
る。このことにより、酸性溶液中の触媒金属とCNT1
0とを効率よく分離することが可能となり、触媒金属を
陰極31側に析出させ、CNT10を陽極32側に堆積
させることが可能となる。
【0034】また、図4に示すように、籠状のフィルタ
33を陽極32に被覆させることで、容器30の内部を
陰極31側と陽極32側とに分離しても良い。そして、
陽極32側、すなわちフィルタ33の内部に、CNTを
浸漬させた酸性溶液を入れる。これにより、触媒金属と
CNT10とを更に効率よく分離することが可能とな
り、触媒金属を陰極31側に析出させ、CNT10を陽
極32側に堆積させることが可能となる。
【0035】上述したように、CNT10を酸性溶液に
浸漬するとともに、当該酸性溶液に対して電場を印加す
ることによって、酸性溶液中に溶けだした触媒金属は陽
イオン化して陰極31側に引き寄せられ、CNTは陽極
32側に堆積するため、CNT10から触媒金属を確実
に除去できる。そして、CNT10から触媒金属を除去
させるために要する時間を、例えば3〜4日間短縮する
ことができる。
【0036】また、このとき、陽極32側に堆積するC
NT10の配向性が良好なものとなる。すなわち、触媒
金属を除去できるとともに、直線状に伸長した形状のC
NT10が得られる。
【0037】触媒金属が除去されたCNT10は、次
に、アモルファスカーボンを除去するために、図5に示
すような環状電気炉40で選択燃焼する。具体的には、
管41の内部に容器42に入れたCNT10を載置し、
矢印Aの方向へ空気を送り込みながら250℃以上60
0℃未満で30分間加熱することによって、CNT10
からアモルファスカーボンを除去する。アモルファスカ
ーボンは不完全な六員環を有した不安定な構造とされて
おり、CNT10と比較して熱に対して不安定であるた
め、250℃以上600℃未満の加熱で除去できる。C
NT10は安定な構造を有しているためアモルファスカ
ーボンと比較して熱に対して安定であり、250℃以上
600℃未満の加熱によって分解することはない。
【0038】以上説明したように、CNT10を酸性溶
液に浸漬するとともに、当該酸性溶液に対して電場を印
加することによって、CNT10に含有される触媒金属
を確実に除去することが可能となり、精製されたCNT
10に対するダメージを軽減させることが可能となる。
また、触媒金属は陰極31側に析出し、CNTは陽極3
2側に堆積するため、CNT10から触媒金属を確実に
除去できる。そして、CNT10から触媒金属を除去す
るために要する時間を短縮することができる。
【0039】また、このとき、陽極32側に堆積するC
NT10の配向性が良好なものとなる。すなわち、直線
状に伸長した形状のCNT10が精製される。
【0040】
【実施例】以下、本発明の具体的な実施例について、実
験結果を基に説明する。
【0041】<実験1>本実験では、CNTを硫酸、塩
酸、及び硝酸の各酸に浸漬して、触媒金属の溶解及び得
られたCNTのダメージについて調べた。
【0042】実施例1 先ず、アーク放電法によってCNTを製造した。次に、
CNTを67%硫酸溶液に浸漬させ、触媒金属を除去し
た。最後に、環状電気炉によってCNTを加熱してアモ
ルファスカーボンを除去し、CNTを精製した。
【0043】実施例2 67%硫酸溶液の代わりに50%硫酸溶液を使用した以
外は、実施例1と同様にCNTを精製した。
【0044】実施例3 67%硫酸溶液の代わりに33%硫酸溶液を使用した以
外は、実施例1と同様にCNTを精製した。
【0045】実施例4 67%硫酸溶液の代わりに20%硫酸溶液を使用した以
外は、実施例1と同様にCNTを精製した。
【0046】比較例1 67%硫酸溶液の代わりに3N硝酸溶液を使用した以外
は、実施例1と同様にCNTを精製した。
【0047】比較例2 67%硫酸溶液の代わりに18%塩酸酸溶液を使用した
以外は、実施例1と同様にCNTを精製した。
【0048】実施例1乃至実施例4、比較例1、比較例
2について、金属の溶解と、このときに得られたそれぞ
れのCNTのダメージについて、評価した。この結果
を、表1に示す。なお、表1では、CNT中の触媒金属
が十分に除去されたものを○とし、触媒金属の溶解の仕
方が弱いものの触媒金属が除去されたものを△とし、触
媒金属の除去が不十分であったもの、及び得られたCN
Tにダメージが見られたものを×とした。
【0049】
【表1】
【0050】表1に示された結果から、67%硫酸溶液
を使用した実施例1及び50%硫酸溶液を使用した実施
例2においては、CNT中の触媒金属を確実に除去する
ことが可能であることが判明した。また、このときに得
られたCNTにはダメージが見られないことが判明し
た。
【0051】また、33%硫酸溶液を使用した実施例3
及び20%硫酸溶液を使用した実施例4においては、実
施例1及び実施例2ほどではないものの、CNT中の触
媒金属を除去することが可能であると同時に、得られた
CNTにダメージが見られないことが判明した。
【0052】また、3Nの硝酸溶液を使用した比較例1
では、得られたCNTにダメージが見られた。
【0053】また、18%塩酸溶液を使用した比較例2
では、触媒金属の溶解がなく、触媒金属の除去ができな
かった。
【0054】なお、実施例1乃至実施例4については、
CNTから触媒金属を除去するのに1週間の時間を要し
た。
【0055】この結果から、CNTを硫酸溶液に浸漬す
ることによって、CNTに含有される触媒金属を確実に
除去できることが判明した。
【0056】<実験2>本実験では、CNTを硫酸、塩
酸、及び硝酸の各酸に浸漬するとともに、電場を印加す
ることによって、触媒金属の溶解及び得られたCNTの
ダメージについて調べた。
【0057】実施例5 アモルファスカーボンを除去したCNTを67%硫酸溶
液に浸漬した後に電場を印加した以外は、実施例1と同
様にCNTを精製した。
【0058】実施例6 67%硫酸溶液の代わりに50%硫酸溶液を使用した以
外は、実施例5と同様にCNTを精製した。
【0059】実施例7 67%硫酸溶液の代わりに33%硫酸溶液を使用した以
外は、実施例5と同様にCNTを精製した。
【0060】実施例8 67%硫酸溶液の代わりに20%硫酸溶液を使用した以
外は、実施例5と同様にCNTを精製した。
【0061】実施例9 67%硫酸溶液の代わりに3N硝酸溶液を使用した以外
は、実施例5と同様にCNTを精製した。
【0062】実施例10 67%硫酸溶液の代わりに18%塩酸溶液を使用した以
外は、実施例5と同様にCNTを精製した。
【0063】実施例5乃至実施例10について、各金属
の溶解を調べたところ、いずれも触媒金属を確実に除去
することが可能であった。触媒金属を除去するために要
した時間は、電場を印加しないときと比較して、3〜4
日間短縮された。また、精製されたCNTは配向性が良
好であった。
【0064】
【発明の効果】以上の説明からも明らかなように、本願
の第1の発明においては、カーボンナノチューブを少な
くとも硫酸を含む酸性溶液中に浸漬しているので、カー
ボンナノチューブに含有される触媒金属を確実に除去す
ることが可能である。また、カーボンナノチューブに対
するダメージを軽減させることが可能である。
【0065】また、本願の第2の発明によれば、カーボ
ンナノチューブを酸性溶液に浸漬するとともに、当該酸
性溶液に対して電場を印加することによって、触媒金属
は陰極側に析出し、カーボンナノチューブは陽極側に堆
積するため、カーボンナノチューブから触媒金属を確実
に除去することができる。そして、カーボンナノチュー
ブから触媒金属を除去するために要する時間を短縮する
ことができる。また、このとき、陽極側に堆積するカー
ボンナノチューブの配向性が良好なものとなる。したが
って、触媒金属が効率的に除去されるとともに、直線状
に配向された状態のカーボンナノチューブが精製され
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】カーボンナノチューブの合成に使用されるアー
ク放電装置の一例を示す模式図である。
【図2】カーボンナノチューブの模式図である。
【図3】電場を印加する際に一対の電極の間にフィルタ
を設けた状態を示す模式図である。
【図4】陽極の周囲をフィルタで被覆した状態を示す模
式図である。
【図5】アモルファスカーボンの除去に使用される環状
電気炉の一例を示す模式図である。
【符号の説明】
1 アーク放電装置、2 反応室、3 陰極、4 陽
極、5 直線運動導入機構、6a,6b 電流導入端
子、10 カーボンナノチューブ、30 容器、31陰
極、32 陽極、33 フィルタ、40 環状電気炉、
41 管、42 容器、
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 白石 誠司 東京都品川区北品川6丁目7番35号 ソニ ー株式会社内 Fターム(参考) 4G046 CC10

Claims (16)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも硫酸を含む酸性溶液中にカー
    ボンナノチューブを浸漬し、金属を除去することを特徴
    とするカーボンナノチューブの精製方法。
  2. 【請求項2】 上記酸性溶液中の硫酸濃度は、20%以
    上であることを特徴とする請求項1記載のカーボンナノ
    チューブの精製方法。
  3. 【請求項3】 上記酸性溶液中の硫酸濃度は、80%以
    下であることを特徴とする請求項2記載のカーボンナノ
    チューブの精製方法。
  4. 【請求項4】 上記金属を除去した後、加熱によりアモ
    ルファスカーボンを除去することを特徴とする請求項1
    記載のカーボンナノチューブの精製方法。
  5. 【請求項5】 上記加熱は250℃以上600℃未満の
    温度範囲で行うことを特徴とする請求項4記載のカーボ
    ンナノチューブの精製方法。
  6. 【請求項6】 カーボンナノチューブを浸漬させた酸性
    溶液中に一対の電極を浸漬し、上記一対の電極間に電位
    差を生じさせて金属を除去することを特徴とするカーボ
    ンナノチューブの精製方法。
  7. 【請求項7】 上記酸性溶液は、硫酸、塩酸、硝酸及び
    酢酸のうちから選択されるいずれか1種類以上を含有す
    ることを特徴とする請求項6記載のカーボンナノチュー
    ブの精製方法。
  8. 【請求項8】 上記酸性溶液は、過酸化水素水を含有し
    ていることを特徴とする請求項6記載のカーボンナノチ
    ューブの精製方法。
  9. 【請求項9】 上記電位差は、1V以上であることを特
    徴とする請求項6記載のカーボンナノチューブの精製方
    法。
  10. 【請求項10】 上記電位差は、4V以上であることを
    特徴とする請求項9記載のカーボンナノチューブの精製
    方法。
  11. 【請求項11】 上記電極は、炭素からなることを特徴
    とする請求項6記載のカーボンナノチューブの精製方
    法。
  12. 【請求項12】 上記電極は、金からなることを特徴と
    する請求項6記載のカーボンナノチューブの精製方法。
  13. 【請求項13】 上記一対の電極間にカーボンナノチュ
    ーブを透過させないフィルタを設け、カーボンナノチュ
    ーブを陽極側に堆積させることを特徴とする請求項6記
    載のカーボンナノチューブの精製方法。
  14. 【請求項14】 上記フィルタは、上記陽極の周囲を覆
    う籠状のフィルタであることを特徴とする請求項13記
    載のカーボンナノチューブの精製方法。
  15. 【請求項15】 上記金属を除去した後、加熱によりア
    モルファスカーボンを除去することを特徴とする請求項
    6記載のカーボンナノチューブの精製方法。
  16. 【請求項16】 上記加熱は、250℃以上600℃未
    満の温度範囲で行うことを特徴とする請求項15記載の
    カーボンナノチューブの精製方法。
JP2001109161A 2001-04-06 2001-04-06 カーボンナノチューブの精製方法 Withdrawn JP2002308610A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001109161A JP2002308610A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 カーボンナノチューブの精製方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2001109161A JP2002308610A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 カーボンナノチューブの精製方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002308610A true JP2002308610A (ja) 2002-10-23

Family

ID=18961155

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2001109161A Withdrawn JP2002308610A (ja) 2001-04-06 2001-04-06 カーボンナノチューブの精製方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002308610A (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237170A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Korea Inst Of Energ Res 化学気相蒸着法によるカーボンナノチューブ担持白金触媒の製造方法
CN100374369C (zh) * 2006-07-17 2008-03-12 天津大学 用电弧放电处理碳纳米管的方法
JP2008280227A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Nitto Denko Corp カーボンナノチューブの精製方法
JP2013075805A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Mitsubishi Materials Corp 金属コバルトを内包するカーボンナノファイバーとその製造方法
EP2700740A2 (en) 2012-08-24 2014-02-26 Showa Denko Kabushiki Kaisha Carbon fibers and catalyst for production of carbon fibers
KR20220011416A (ko) * 2020-07-21 2022-01-28 한국과학기술연구원 촉매금속입자를 포함하는 탄소나노튜브의 안전 튜닝 방법

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2007237170A (ja) * 2006-03-03 2007-09-20 Korea Inst Of Energ Res 化学気相蒸着法によるカーボンナノチューブ担持白金触媒の製造方法
CN100374369C (zh) * 2006-07-17 2008-03-12 天津大学 用电弧放电处理碳纳米管的方法
JP2008280227A (ja) * 2007-05-14 2008-11-20 Nitto Denko Corp カーボンナノチューブの精製方法
JP2013075805A (ja) * 2011-09-30 2013-04-25 Mitsubishi Materials Corp 金属コバルトを内包するカーボンナノファイバーとその製造方法
EP2700740A2 (en) 2012-08-24 2014-02-26 Showa Denko Kabushiki Kaisha Carbon fibers and catalyst for production of carbon fibers
KR20220011416A (ko) * 2020-07-21 2022-01-28 한국과학기술연구원 촉매금속입자를 포함하는 탄소나노튜브의 안전 튜닝 방법
KR102450076B1 (ko) 2020-07-21 2022-10-05 한국과학기술연구원 촉매금속입자를 포함하는 탄소나노튜브의 안전 튜닝 방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3606232B2 (ja) 炭素構造体の製造装置および製造方法
JP2590442B2 (ja) カーボンナノチューブの分離精製方法
US7364709B2 (en) Manufacturing apparatus and method for carbon nanotube
JP3997930B2 (ja) カーボンナノチューブの製造装置および製造方法
JP4658479B2 (ja) 電解槽中の金属酸化物の還元
KR100364095B1 (ko) 탄소나노튜브의 대량 정제 방법
US9067793B2 (en) Method for production of carbon nanotube and method for purification of the same
JP2005502572A (ja) ナノ粒子及びナノチューブの生成装置及び生成方法、並びにガス貯蔵のためのこれらの使用
JP3969324B2 (ja) カーボンナノチューブの製造装置
JP2002263496A (ja) 触媒組成物、その製造方法及びカーボンナノファイバーの製造方法
JP2002308610A (ja) カーボンナノチューブの精製方法
JP2546511B2 (ja) フラーレン及びカーボンナノチューブの合成方法
JP2002097010A (ja) ハイブリッド単層カーボンナノチューブの作製方法
JP2003081616A (ja) 単層カーボンナノチューブの精製方法
JP2591497B2 (ja) カーボンシングルチューブの精製法
JP4706056B2 (ja) 単層カーボンナノチューブ集合体の特性変換方法
JP2007063051A (ja) カーボンナノチューブ分散液の製造方法
JP3874269B2 (ja) カーボンナノチューブの精製方法
JPH04157193A (ja) 金属超微粒子の製造法
JP3337313B2 (ja) フラーレン類の製造方法および装置
JP2003212526A (ja) カーボンナノチューブの精製方法
JP2002249306A (ja) カーボンナノチューブの製造方法および装置
KR20030046858A (ko) 액상-기상 혼합정제법을 이용한 단중벽 탄소나노튜브의고수율 정제
JPH11310407A (ja) 機能性炭素材料の製造法
WO2005097676A2 (en) Method of making multiple carbonaceous nanomaterials

Legal Events

Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20080701