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JP2002305079A - マスク、マスクの製造方法、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、有機エレクトロルミネッセンス装置 - Google Patents

マスク、マスクの製造方法、有機エレクトロルミネッセンス装置の製造方法、有機エレクトロルミネッセンス装置

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JP2002305079A
JP2002305079A JP2002005909A JP2002005909A JP2002305079A JP 2002305079 A JP2002305079 A JP 2002305079A JP 2002005909 A JP2002005909 A JP 2002005909A JP 2002005909 A JP2002005909 A JP 2002005909A JP 2002305079 A JP2002305079 A JP 2002305079A
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Japan
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mask
opening
hole
crystal silicon
manufacturing
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JP2002005909A
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光朗 跡部
Shinichi Kamisuke
真一 紙透
Ryuichi Kurosawa
龍一 黒沢
Shinichi Yotsuya
真一 四谷
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Seiko Epson Corp
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Publication date
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    • C23CCOATING METALLIC MATERIAL; COATING MATERIAL WITH METALLIC MATERIAL; SURFACE TREATMENT OF METALLIC MATERIAL BY DIFFUSION INTO THE SURFACE, BY CHEMICAL CONVERSION OR SUBSTITUTION; COATING BY VACUUM EVAPORATION, BY SPUTTERING, BY ION IMPLANTATION OR BY CHEMICAL VAPOUR DEPOSITION, IN GENERAL
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K59/00Integrated devices, or assemblies of multiple devices, comprising at least one organic light-emitting element covered by group H10K50/00
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    • H10K59/12Active-matrix OLED [AMOLED] displays
    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10KORGANIC ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES
    • H10K71/00Manufacture or treatment specially adapted for the organic devices covered by this subclass
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Abstract

(57)【要約】 【課題】有機EL素子の画素をなす薄膜パターンを、高
精細画素に対応できる精度で成膜することができるマス
クを提供する。 【解決手段】面方位が(100)であるシリコンウエハ
(単結晶シリコン基板)1を用い、結晶方位依存性を利
用した異方性ウエットエッチングを行うことにより、壁
面11aの面方位が(111)である貫通穴11を、形
成する薄膜パターンに対応させた開口部として形成す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、被成膜面に薄膜パ
ターンを直接形成するために使用されるマスクとその製
造方法、このマスクを用いた有機エレクトロルミネッセ
ンス(以下、「EL」と略称する。)装置の製造方法、
この方法で製造された有機EL装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、液晶ディスプレイに替わる自発光
型ディスプレイとして、有機EL素子(陽極と陰極との
間に有機物からなる発光層を設けた構造の発光素子)を
画素に対応させて備える有機ELディスプレイの開発が
加速度的に進んでいる。有機EL素子の発光層材料とし
ては、低分子量の有機材料であるアルミキノリノール錯
体(Alq3)等と、高分子量の有機材料であるポリパ
ラフェニレンビニレン(PPV)等がある。
【0003】例えば「Appl.Phys.Lett.
51(12),21 September 1987
913頁」には、低分子量の有機材料からなる発光層を
蒸着法で成膜することが記載されている。また、「Ap
pl.Phys.Lett.71(1),7 July
1997 34頁〜」には、高分子量の有機材料から
なる発光層を塗布法で成膜することが記載されている。
このうち低分子量の有機材料からなる発光層を蒸着法で
成膜する際には、従来より、メタルマスク(形成する薄
膜パターンに対応させた開口部を有するマスクであっ
て、ステンレススチール等の金属製である。)を用い
て、画素に対応させた薄膜パターンを被成膜面に直接形
成することが行われている。すなわち、全面に薄膜を形
成した後にフォトリソグラフィとエッチング工程による
パターニングを行うという方法ではなく、メタルマスク
を用いて初めから薄膜をパターン状に成膜している。
【0004】しかしながら、このメタルマスクには以下
のような問題点がある。微細な薄膜パターンに対応させ
た開口部を形成するために板厚を薄くしたり、開口部同
士の間隔を狭くしたりすると、取り扱い時にマスクが撓
んだり変形し易くなる。撓むことを防止するために、成
膜時にマスクに張力をかける必要があり、その際に開口
部に変形が生じ易い。その結果、メタルマスクを正しい
位置に配置しても、メタルマスクの開口部が被成膜面の
薄膜パターンに対応した位置からずれる恐れがある。
【0005】また、メタルマスクは、金属板に、ウエッ
トエッチング法、メッキ法、プレス加工、レーザ加工等
で開口部を形成することによって作製されるが、開口部
の加工精度は高くても±3μm程度であるため、高精細
画素に対応できない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、このような
従来技術の問題点に着目してなされたものであり、被成
膜面にフォトリソグラフィ工程を行わずに直接薄膜パタ
ーンを形成する(すなわち、被成膜面に薄膜を所定パタ
ーンで形成する)ために使用されるマスクにおいて、板
厚が薄く開口部同士の間隔が狭い場合でも取り扱い時に
撓みや変形が生じ難く、成膜時に張力をかけなくても撓
むことがなく、開口部の加工精度が高精細画素に対応で
きる程度に高い(例えば±1μm程度である)マスクを
提供することを課題とする。
【0007】また、このマスクを用いて有機EL素子の
構成層(発光層等)をなす薄膜パターンを形成すること
により、高精細画素の有機EL表示体を提供することを
課題とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、有機エレクトロルミネッセンス素子の構
成層をなす薄膜パターンを真空蒸着法で形成するために
使用され、前記薄膜パターンに対応させた開口部を有す
るマスクにおいて、単結晶シリコンからなり、結晶方位
依存性を利用した異方性ウエットエッチングで形成され
た貫通穴を、前記開口部として有するマスクを提供す
る。
【0009】本発明は、また、有機エレクトロルミネッ
センス素子の構成層をなす薄膜パターンを真空蒸着法で
形成するために使用され、前記薄膜パターンに対応させ
た開口部を有するマスクにおいて、単結晶シリコンから
なり、マスク面が単結晶シリコンの(100)面であ
り、壁面の面方位が(111)である貫通穴を前記開口
部として有するマスクを提供する。本発明は、また、被
成膜面に薄膜を所定パターンで形成するために使用さ
れ、前記パターンに対応させた開口部を有するマスクに
おいて、単結晶シリコンからなり、前記開口部の寸法
は、マスクの厚さ方向所定位置である境界位置で前記パ
ターンの寸法に対応し、前記境界位置から両マスク面に
向けて前記パターンより大きくなり、前記境界位置から
各マスク面までの距離が異なることを特徴とするマスク
を提供する。本発明は、また、上記マスクにおいて、マ
スク面が単結晶シリコンの(100)面であり、前記開
口部は、前記境界位置から各マスク面に向かって互いに
逆向きに広がる傾斜状の2つの壁面を有し、少なくとも
一方の前記壁面は、面方位が(111)であることを特
徴とするマスクを提供する。
【0010】本発明は、また、上記マスクにおいて、前
記開口部が形成された薄肉部分と、前記開口部が形成さ
れていない厚肉部分とを有することを特徴とするマスク
を提供する。このマスクの製造方法としては、以下の
〜を特徴とする方法を採用することが好ましい。 面方位が(100)面である単結晶シリコン基板を厚
さ方向にエッチングすることにより、一定厚さの薄肉部
分を前記基板面内の一部に形成し、前記薄肉部分の第1
面に、前記開口部に対応させた貫通穴を有する第1の保
護膜パターンを形成し、前記薄肉部分の第2面に、前記
開口部に対応させた凹部を有する第2の保護膜パターン
を形成する。 この状態で、結晶方位依存性を利用した異方性ウエッ
トエッチングを行うことにより、前記薄肉部分の前記開
口部に対応させた位置に、貫通穴を、前記第1面での寸
法が前記開口部の前記境界位置での寸法より大きく、且
つ前記第2面での寸法が前記開口部の前記境界位置での
寸法および前記凹部の寸法より小さくなるように形成す
る。 次いで、前記凹部の厚さ分が除去される条件でウエッ
トエッチングを行うことにより、前記第2の保護膜パタ
ーンを前記凹部が貫通穴となった第3の保護膜パターン
にするとともに、前記第1面には保護膜が存在する状態
とする。 この状態で、結晶方位依存性を利用した異方性ウエッ
トエッチングを行うことにより、前記第3の保護膜パタ
ーンの貫通穴から露出する前記薄肉部分を、前記境界位
置での寸法が所定寸法となるまで行う。
【0011】本発明は、また、有機エレクトロルミネッ
センス素子の構成層をなす薄膜パターンを真空蒸着法で
形成するために使用され、前記薄膜パターンに対応させ
た開口部を有するマスクの製造方法において、面方位が
(100)である単結晶シリコン基板を用い、結晶方位
依存性を利用した異方性ウエットエッチングにより、壁
面の面方位が(111)である貫通穴を前記開口部とし
て形成することを特徴とするマスクの製造方法を提供す
る。
【0012】この方法においては、単結晶シリコン基板
を厚さ方向にエッチングすることにより、一定厚さの薄
肉部分を前記基板面内の一部に形成した後、この薄肉部
分に、結晶方位依存性を利用した異方性ウエットエッチ
ングで貫通穴を形成することが好ましい。本発明はま
た、被成膜面に薄膜を所定パターンで形成するために使
用され、前記パターンに対応させた開口部を有するマス
クの製造方法において、一方の面に絶縁膜と単結晶シリ
コン膜がこの順に形成されている基板を用い、この基板
を、基板面内の少なくとも一部で厚さ方向全体に除去す
るとともに、この基板が除去された部分の単結晶シリコ
ン膜に対して、異方性エッチングで貫通穴を前記開口部
として形成することを特徴とするマスクの製造方法を提
供する。
【0013】本発明はまた、有機EL素子の構成層をな
す薄膜パターンを真空蒸着で形成する際のマスクとし
て、本発明のマスク、或いは本発明のマスク製造方法で
得られたマスクを用いることを特徴とする有機EL装置
の製造方法を提供する。本発明はまた、本発明の有機E
L装置の製造方法で製造された有機EL装置を提供す
る。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
説明する。 [マスク製造方法の第1実施形態]図1を用いて、本発
明のマスクおよびその製造方法の第1実施形態について
説明する。先ず、図1(a)に示すように、面方位が
(100)であるシリコンウエハ(単結晶シリコン基
板)1を用意し、このウエハ1の表面全体にCVD法に
よりシリコン酸化膜2を形成する。次に、ウエハ1の一
方の面(ここでは上面)側のシリコン酸化膜2に、マス
クの開口部に対応させた形状(例えば長方形や正方形、
ここでは正方形)の開口21を形成して、この開口21
の部分のウエハ1表面を露出させる。この開口21の形
成はフォトリソグラフィ工程とドライエッチング工程に
より行う。図1(b)はこの状態を示す。
【0015】次に、このウエハ1を水酸化カリウム水溶
液に所定時間浸漬することにより、開口21の部分のシ
リコンが、結晶方位依存性によって異方性ウエットエッ
チングされる。その結果、4つの壁面11aの面方位が
(111)である貫通穴11が、ウエハ1の開口21の
部分に形成される。図1(c)はこの状態を示す。図1
(d)はこの貫通穴11をウエハ1の上面側(開口21
のある面側)から見た平面図であって、図1(c)は図
1(d)のA−A線断面図に対応する。
【0016】両図に示すように、貫通穴11の4つの壁
面11aが、シリコンの結晶方位(111)に沿って、
ウエハ1面の(100)に対して54.74°の角度
(θ=54.74°)で斜めに、対向する壁面11a同
士の間隔がウエハ上面から下面に向かって小さくなるよ
うに(テーパ状に)形成される。すなわち、貫通穴11
は、シリコン酸化膜2の開口21の正方形を底面とする
四角錐の頂点側の部分を、底面と平行な面で切断した形
状に形成される。
【0017】その結果、貫通穴11のウエハ上面側の開
口11bは、シリコン酸化膜2の開口21と略同じ寸法
の正方形となり、ウエハ下面側の開口11cは、ウエハ
上面側の開口11bよりも小さい寸法の正方形となる。
次に、このウエハ1をフッ酸系エッチング液へ浸漬する
ことにより、シリコン酸化膜2を除去する。図1(e)
はこの状態を示す。次に、このウエハ1の貫通穴11の
壁面11aを含む全ての表面に、均一な厚さでシリコン
酸化膜3を形成する。このシリコン酸化膜3の形成は熱
酸化により行う。図1(f)はこの状態を示す。
【0018】このようにして、単結晶シリコンからな
り、マスク面が単結晶シリコンの(100)面であり、
壁面の面方位が(111)である貫通穴11を開口部と
して有するマスクが得られる。このマスクは単結晶シリ
コンで形成されているため、板厚が薄く開口部同士の間
隔が狭い場合でも、取り扱い時に撓みや変形が生じ難
く、成膜時に張力をかけなくても撓むことがなく、開口
部の加工精度は高精細画素に対応できる程度に高くする
ことができる。
【0019】また、この方法によれば貫通穴11がテー
パ状に形成されるため、このマスクを貫通穴11の開口
面積の小さい側(ウエハ下面側の開口11c側)を被成
膜面側に配置して使用することにより、成膜された薄膜
パターンの膜厚がパターンの周縁部分で薄くなることが
防止できる。上述の配置でこのマスクを使用するために
は、面積が小さい側の開口11cの寸法を、薄膜パター
ンに対応させた寸法で形成する必要がある。この開口1
1cの寸法は、シリコン酸化膜2の開口21の寸法とウ
エハ1の厚さとによって決まるため、ウエハ1の厚さを
考慮して、形成する薄膜パターンに開口11cの寸法が
対応するように、シリコン酸化膜2の開口21の寸法を
設定する必要がある。
【0020】なお、シリコン酸化膜3はマスクの保護を
目的として形成されており、シリコン酸化膜3がない図
1(e)の状態でもマスクとして使用できる。この場合
には、シリコン酸化膜2の開口21の寸法を、形成する
薄膜パターンと貫通穴11の開口11cの寸法が一致す
るように設定して作製すればよい。[マスク製造方法の
第2実施形態]図2および3を用いて、本発明のマスク
およびその製造方法の第2実施形態について説明する。
【0021】先ず、図2(a)に示すように、面方位が
(100)で厚さが第1実施形態と同じであるシリコン
ウエハ(単結晶シリコン基板)1を用意し、このウエハ
1の表面全体にCVD法によりシリコン酸化膜2を形成
する。次に、ウエハ1の一方の面(ここでは下面)側の
シリコン酸化膜2に開口22を形成して、ウエハ1の下
面の周縁部分以外を露出させる。この開口22の形成は
フォトリソグラフィ工程およびエッチング工程により行
う。図2(b)はこの状態を示す。
【0022】次に、このウエハ1を水酸化カリウム水溶
液に所定時間浸漬することにより、開口22の部分のシ
リコンが、結晶方位依存性によって異方性ウエットエッ
チングされる。その結果、壁面12aの面方位が(11
1)である凹部12がウエハ1の開口22の部分に形成
され、ウエハ1の開口22の部分が一定厚さ(例えば厚
さ20μm)の薄肉部分13となる。また、ウエハ1の
下面側の周縁部分は凸部14となる。図2(c)はこの
状態を示す。
【0023】なお、ウエハ1の水酸化カリウム水溶液へ
の浸漬時間は、薄肉部分13の設定厚さに応じてウエハ
1の厚さを考慮して設定する。また、この凹部12の壁
面12aも、第1実施形態の貫通穴11の壁面11aと
同様に、シリコンの結晶方位(111)に沿って、ウエ
ハ1面の(100)に対して54.74°の角度で斜め
に形成される。ただし、この場合には、対向する壁面1
1a同士の間隔がウエハ下面から上面に向かって小さく
なるように(テーパ状に)形成される。
【0024】次に、凹部12の壁面12aと底面12b
の表面に、熱酸化によりシリコン酸化膜2aを形成す
る。図2(d)はこの状態を示す。次に、薄肉部分13
の上面(凹部12が形成された面とは反対側の面)側の
シリコン酸化膜2に、マスクの開口部に対応させた正方
形の開口21を形成して、この開口21の部分のウエハ
1表面を露出させる。この開口21の形成はフォトリソ
グラフィ工程とドライエッチング工程により行う。図3
(a)はこの状態を示す。
【0025】次に、このウエハ1を水酸化カリウム水溶
液に所定時間浸漬することにより、開口21の部分のシ
リコンが、結晶方位依存性によって異方性ウエットエッ
チングされる。その結果、4つの壁面11aの面方位が
(111)である貫通穴11が、ウエハ1の開口21の
部分に形成される。図3(b)はこの状態を示す。この
貫通穴11の4つの壁面11aは、第1実施形態と同様
に、シリコンの結晶方位(111)に沿って、ウエハ1
面の(100)に対して54.74°の角度で斜めに、
対向する壁面11a同士の間隔がウエハ上面から下面に
向かって小さくなるように(テーパ状に)形成される。
【0026】その結果、貫通穴11の薄肉部分13の上
面側の開口は、シリコン酸化膜2の開口21と略同じ寸
法の正方形となり、薄肉部分13の下面側の開口は、上
面側の開口よりも小さい寸法の正方形となる。次に、こ
のウエハ1をフッ酸系エッチング液へ浸漬することによ
り、シリコン酸化膜2を除去する。図3(c)はこの状
態を示す。次に、このウエハ1の貫通穴11の壁面11
aと凹部12の底面を含む全ての表面に、均一な厚さで
シリコン酸化膜3を形成する。このシリコン酸化膜3の
形成は熱酸化により行う。図3(d)はこの状態を示
す。
【0027】このようにして、単結晶シリコンからな
り、マスク面が単結晶シリコンの(100)面であり、
壁面の面方位が(111)である貫通穴11を開口部と
して有し、マスク面中央の薄肉部分13に貫通穴11が
形成され、貫通穴11の開口面積が小さい側に突出する
凸部14を周縁部に有するマスクが得られる。このマス
クは単結晶シリコンで形成されているため、板厚が薄く
開口部同士の間隔が狭い場合でも、取り扱い時に撓みや
変形が生じ難く、成膜時に張力をかけなくても撓むこと
がなく、開口部の加工精度を高精細画素に対応できる程
度に高くすることができる。
【0028】また、この方法では貫通穴11がテーパ状
に形成されるため、このマスクを貫通穴11の開口面積
の小さい側を被成膜面側に配置して使用することによ
り、成膜された薄膜パターンの膜厚がパターンの周縁部
分で薄くなることが防止できる。上述の配置でこのマス
クを使用するためには、貫通穴11の面積が小さい側の
開口の寸法を、薄膜パターンに対応させた寸法で形成す
る必要がある。この開口の寸法は、シリコン酸化膜2の
開口21の寸法と薄肉部分13の厚さとによって決まる
ため、薄肉部分13の厚さを考慮して、形成する薄膜パ
ターンに貫通穴11の面積が小さい側の開口の寸法が対
応するように、シリコン酸化膜2の開口21の寸法を設
定する必要がある。
【0029】なお、このマスクも、第1実施形態のマス
クと同様に、シリコン酸化膜3がない図3(c)の状態
でも使用できる。また、凸部14を除去した状態でマス
クとして使用することもできるし、凸部14を適切な厚
さに形成したり、凸部14の形状を成膜される基板を保
持できる形状とすることにより、凸部14を有効利用す
ることもできる。凸部14を除去してマスクとする場合
でも、この凸部14はマスクの作製時に支持部として機
能する。
【0030】また、この実施形態の方法では、薄肉部分
13に貫通穴11を形成するため、薄膜部分13を薄く
形成することにより、微細な薄膜パターンに対応させた
開口部を形成することができる。これにより、市販され
ている厚さ500μm程度のシリコンウエハを使用した
場合でも、微細な薄膜パターンに対応させた開口部を容
易に形成することができる。 [マスク製造方法の第3実施形態]図4を用いて、本発
明のマスクおよびその製造方法の第3実施形態について
説明する。
【0031】先ず、単結晶シリコン基板51上に、シリ
コン酸化膜(絶縁膜)52と単結晶シリコン膜53がこ
の順に形成されているSOI(Silicon On Insulator)
基板5を用意する。このSOI基板5としては、単結晶
シリコン膜53が各種厚さで形成されているものが容易
に入手可能であり、例えば、単結晶シリコン基板51の
厚さが500μmであり、シリコン酸化膜52の厚さが
1μmであり、単結晶シリコン膜53の厚さが20μm
であるものを使用する。次に、このSOI基板5の表面
全体に、CVD法によりシリコン酸化膜2を形成する。
図4(a)はこの状態を示す。
【0032】次に、フォトリソグラフィ工程とドライエ
ッチング工程を行うことにより、単結晶シリコン膜53
側のシリコン酸化膜2にマスクの開口部に対応させた複
数の正方形の開口21を形成するとともに、シリコン基
板51側のシリコン酸化膜2に、周縁部分以外を露出す
る一つの開口22を形成する。図4(b)はこの状態を
示す。次に、このSOI基板5を水酸化カリウム水溶液
に所定時間浸漬することにより、両方の開口21,22
の部分のシリコンが、結晶方位依存性によって異方性ウ
エットエッチングされる。SOI基板5の浸漬時間は、
単結晶シリコン基板51が厚さ方向全体でエッチングさ
れて、単結晶シリコン基板51に貫通穴51aが形成さ
れるのに十分な時間とする。
【0033】その結果、単結晶シリコン基板51の開口
22の部分に、壁面511aの面方位が(111)であ
るテーパ状の貫通穴511が形成され、単結晶シリコン
膜53の各開口21の部分に、壁面531aの面方位が
(111)であるテーパ状の貫通穴531が形成され
る。また、単結晶シリコン基板51の周縁部分は凸部5
12として残る。図4(c)はこの状態を示す。また、
このマスクを、単結晶シリコン膜53のシリコン酸化膜
52側を被成膜面側に配置して使用するためには、シリ
コン酸化膜52側の開口の寸法を、形成する薄膜パター
ンに対応させる必要がある。この開口の寸法は、シリコ
ン酸化膜2の開口21の寸法と単結晶シリコン膜53の
厚さとによって決まるため、単結晶シリコン膜53の厚
さを考慮して、形成する薄膜パターンにシリコン酸化膜
52側の開口の寸法が対応するように、シリコン酸化膜
2の開口21の寸法を設定する必要がある。
【0034】次に、このSOI基板5をフッ酸系エッチ
ング液へ浸漬することにより、シリコン酸化膜2と、シ
リコン酸化膜52の貫通穴511側で露出している部分
を除去する。図4(d)はこの状態を示す。次に、この
状態のSOI基板5の貫通穴511,531の壁面51
1a,531aを含む全ての表面に、均一な厚さでシリ
コン酸化膜3を形成する。このシリコン酸化膜3の形成
は熱酸化により行う。図4(e)はこの状態を示す。
【0035】このようにして、単結晶シリコンからな
り、マスク面が単結晶シリコンの(100)面であり、
壁面の面方位が(111)である貫通穴531を開口部
として有し、マスク面中央の薄肉部分(単結晶シリコン
基板51が除去された部分)に貫通穴531が形成さ
れ、貫通穴531の開口面積が小さい側に突出する凸部
512を周縁部に有するマスクが得られる。このマスク
は単結晶シリコンで形成されているため、板厚が薄く開
口部同士の間隔が狭い場合でも、取り扱い時に撓みや変
形が生じ難く、成膜時に張力をかけなくても撓むことが
なく、開口部の加工精度を高精細画素に対応できる程度
に高くすることができる。
【0036】また、開口部をなす貫通穴531がテーパ
状に形成されているため、このマスクを貫通穴531の
開口面積の小さい側を被成膜面側に配置して使用するこ
とにより、成膜された薄膜パターンの膜厚がパターンの
周縁部分で薄くなることが防止できる。なお、このマス
クも、第1実施形態のマスクと同様に、シリコン酸化膜
3がない図4(d)の状態でも使用できる。また、凸部
512を除去した状態でマスクとして使用することもで
きるし、凸部512を適切な厚さに形成したり、凸部5
12の形状を成膜される基板を保持できる形状とするこ
とにより、この凸部512を有効利用することもでき
る。凸部512を除去してマスクとする場合でも、この
凸部512はマスクの作製時に支持部として機能する。
【0037】また、この実施形態の方法では、SOI基
板5の単結晶シリコン膜53に、薄膜パターンに対応さ
せた開口部をなす貫通穴531を形成するため、膜厚の
薄い単結晶シリコン膜53を有するSOI基板5を用い
ることで、微細な薄膜パターンに対応させた開口部を形
成することが容易にできる。 [マスク製造方法の第4実施形態]図5を用いて、本発
明のマスクおよびその製造方法の第4実施形態について
説明する。
【0038】先ず、第3実施形態と同様に、単結晶シリ
コン基板51上に、シリコン酸化膜(絶縁膜)52と単
結晶シリコン膜53がこの順に形成されているSOI
(Silicon On Insulator)基板5を用意して、このSO
I基板5の表面全体にシリコン酸化膜2を形成する。図
5(a)はこの状態を示す。次に、フォトリソグラフィ
工程とドライエッチング工程を行うことにより、単結晶
シリコン基板51側のシリコン酸化膜2に、周縁部分以
外を露出する一つの開口22を形成する。次に、このウ
エハ1を水酸化カリウム水溶液に所定時間浸漬すること
により、単結晶シリコン基板51の開口21の部分のシ
リコンを厚さ方向全体で異方性ウエットエッチングし、
単結晶シリコン基板51に壁面511aの面方位が(1
11)である貫通穴511を形成する。また、単結晶シ
リコン基板51の周縁部分は凸部512として残る。図
5(b)はこの状態を示す。
【0039】次に、フォトリソグラフィ工程とドライエ
ッチング工程を行うことにより、単結晶シリコン膜53
側のシリコン酸化膜2に、マスクの開口部に対応させた
複数の正方形の開口21を形成する。図5(c)はこの
状態を示す。次に、この状態でSOI基板5をICP−
RIE(Inductively Coupled Plasma Reactive Ion Et
ching :誘導結合プラズマ反応性イオンエッチング)装
置に入れて、所定の条件で開口21の部分のシリコンを
エッチングする。これにより、単結晶シリコン膜53の
開口21の部分が異方性ドライエッチングされて、この
部分に貫通穴532が形成される。この貫通穴532の
断面は、深さ方向全体で、シリコン酸化膜2の開口21
と同じ寸法の正方形となる。図5(d)はこの状態を示
す。
【0040】なお、この実施形態の場合には、シリコン
酸化膜2の開口21の正方形の寸法を、形成する薄膜パ
ターンの正方形に対応させた寸法にすればよい。また、
この方法の場合には、薄膜パターンの形状が正方形や長
方形以外の任意の形状である場合にも容易に対応でき
る。次に、このSOI基板5に対して第3実施形態と同
じ処理を行うことにより、シリコン酸化膜2と、シリコ
ン酸化膜52の貫通穴511側で露出している部分を除
去する。図5(e)はこの状態を示す。
【0041】次に、この状態のSOI基板5の、貫通穴
511の壁面511aおよび貫通穴532の壁面を含む
全ての表面に、第3実施形態と同じ方法で均一な厚さで
シリコン酸化膜3を形成する。図5(e)はこの状態を
示す。このようにして、単結晶シリコンからなり、厚さ
方向に寸法変化がない貫通穴532を開口部として有
し、周縁部が凸部512となっているマスクが得られ
る。
【0042】このマスクは単結晶シリコンで形成されて
いるため、板厚が薄く開口部同士の間隔が狭い場合で
も、取り扱い時に撓みや変形が生じ難く、成膜時に張力
をかけなくても撓むことがなく、開口部の加工精度を高
精細画素に対応できる程度に高くすることができる。ま
た、SOI基板5の単結晶シリコン膜53に、薄膜パタ
ーンに対応させた開口部をなす貫通穴531を形成する
ため、膜厚の薄い単結晶シリコン膜53を有するSOI
基板5を用いることで、微細な薄膜パターンに対応させ
た開口部を形成することが容易にできる。また、第3実
施形態のマスクと同様に、凸部512を有効利用するこ
とができる。
【0043】また、この実施形態の方法では、開口部を
なす貫通穴532をドライエッチングで形成するため、
薄膜パターンの形状が正方形や長方形以外の形状である
場合にも容易に対応できる。なお、このマスクも、シリ
コン酸化膜3がない図5(e)の状態でも使用できる。
この場合には、シリコン酸化膜2の開口21を、形成す
る薄膜パターンと一致させて作製することにより、形成
する薄膜パターンと一致する貫通穴532がマスクの開
口部として容易に形成される。 [マスク製造方法の第5実施形態]図6を用いて、本発
明のマスクおよびその製造方法の第5実施形態について
説明する。
【0044】この実施形態の方法は第2実施形態の方法
と同様に、先ず、図2の(a)〜(d)の工程を行うこ
とにより、図6(a)の状態とする。次に、薄肉部分1
3の凹部12が形成された面側のシリコン酸化膜2に、
マスクの開口部に対応させた正方形の開口21を形成す
る。図6(b)はこの状態を示す。次に、このウエハ1
を水酸化カリウム水溶液に所定時間浸漬することによ
り、開口21の部分のシリコンが、結晶方位依存性によ
って異方性ウエットエッチングされる。その結果、壁面
11aの面方位が(111)であるテーパ状の貫通穴1
1が、ウエハ1の開口21の部分に形成される。図6
(c)はこの状態を示す。
【0045】次に、このウエハ1に対して、第2実施形
態と同じ処理を行うことにより、シリコン酸化膜2を除
去する。図6(d)はこの状態を示す。次に、この状態
のウエハ1の貫通穴11の壁面11aおよび凹部12の
底面を含む全ての表面に、第2実施形態と同じ方法で均
一な厚さでシリコン酸化膜3を形成する。図6(e)は
この状態を示す。この実施形態によれば、貫通穴11の
開口面積が大きい側に凸部14が突出している点のみが
第2実施形態と異なる構造のマスクが得られる。
【0046】この実施形態と似た構造のマスクを、SO
I基板を用いて作製することもできる。その場合には、
例えば第3実施形態と同じSOI基板5を用いて、先ず
単結晶シリコン基板51に異方性ウエットエッチングで
周縁部に凸部512を残す工程を行った後に、シリコン
酸化膜52に開口21を開け、この開口21の部分の単
結晶シリコン膜53に異方性ウエットエッチングで貫通
穴531を設ける。 [マスク製造方法の第6実施形態]図7を用いて、本発
明のマスクおよびその製造方法の第6実施形態について
説明する。
【0047】この実施形態の方法では、第1実施形態の
方法と同様に、ウエハ1の表面全体にシリコン酸化膜2
を形成した後、上面側のシリコン酸化膜2に、マスクの
開口部に対応させた正方形の開口21を形成する。図7
(a)はこの状態を示す。次に、このウエハ1を水酸化
カリウム水溶液に所定時間浸漬することにより、開口2
1の部分のシリコンを、結晶方位依存性によって異方性
ウエットエッチングする。ここで、ウエハ1の水酸化カ
リウム水溶液への浸漬時間を、エッチング深さがウエハ
1の厚さ方向所定位置(例えば、残存厚が全体厚さの1
/20となる位置)となるように設定する。これによ
り、第1実施形態のような貫通穴11ではなく、壁面1
6aの面方位が(111)であるテーパ状の凹部16
が、ウエハ1の開口21の部分に形成される。そして、
凹部16の下部にシリコン10が残る。図7(b)はこ
の状態を示す。
【0048】次に、凹部16の壁面および底面にシリコ
ン酸化膜2bを形成するとともに、下面(開口21とは
反対側の面)側のシリコン酸化膜2に開口23を形成す
る。この開口23は、開口21よりも寸法が小さい正方
形であって、各開口21に対応する位置に中心を合わせ
て配置する。図7(c)はこの状態を示す。次に、この
状態のウエハ1を水酸化カリウム水溶液に所定時間浸漬
することにより、開口23の部分のシリコン10は、シ
リコン酸化膜2bに至るまで、面方位(111)に沿っ
て異方性ウエットエッチングされる。これにより、ウエ
ハ1の開口23の部分に、壁面17aの面方位が(11
1)であるテーパ状の穴17が形成される。この穴17
は、壁面の傾斜の向きが凹部16と反対になる。図7
(d)はこの状態を示す。
【0049】次に、第1実施形態と同じ処理を行ってシ
リコン薄膜2,2bを除去することにより、穴17と凹
部16とを連通させて、マスクの開口部をなす貫通穴1
8を形成する。図7(e)はこの状態を示す。ここで、
このマスクを、ウエハ下面側(貫通穴18の穴17側)
を被成膜面側に配置して使用するためには、穴17を形
成する際の開口23の寸法を、形成する薄膜パターンに
対応させる必要がある。また、穴17の凹部16側の開
口面が凹部16の底面と同じになるように、開口23の
寸法を設定することが好ましい。
【0050】次に、第1実施形態と同じ方法により、こ
のウエハ1の貫通穴18の壁面を含む全ての表面に、均
一な厚さでシリコン酸化膜3を形成する。図7(f)は
この状態を示す。このようにして、単結晶シリコンから
なり、マスク面が単結晶シリコンの(100)面であ
り、壁面の面方位が(111)である貫通穴18を開口
部として有するマスクが得られる。また、このマスク
は、貫通穴18の被膜形成面側の開口端とマスク面との
角度αが鈍角になっている。
【0051】したがって、このマスクは、第1実施形態
のマスクと同じ効果を有するとともに、貫通穴18の被
膜形成面側の周縁部が破損し難くなる効果を有する。な
お、このマスクも、シリコン酸化膜3がない図7(e)
状態でもマスクとして使用できる。 [有機EL装置の製造方法の実施形態]図8を用いて、
本発明の有機EL装置の製造方法の第1実施形態につい
て説明する。
【0052】ここでは、フルカラーのアクティブマトリ
ックス型有機EL表示体を例にとって、この表示体を作
製する際の一工程として行われる、画素をなす有機EL
素子の発光層をR、G、B毎に真空蒸着法で形成する工
程について説明する。なお、この工程の前には、ガラス
基板上に、各画素毎のトランジスタと容量およびこれら
の配線や駆動回路等を形成する工程、各画素毎に透明電
極を形成する工程、各透明電極上に必要に応じて正孔輸
送/注入層を形成する工程が行われる。
【0053】これらの各工程が従来より公知の方法で行
われた後のガラス基板6を、真空蒸着装置の基板ホルダ
7上に取り付け、その上に、マスク保持部材8を介して
マスク9を設置する。この表示体では、ガラス基板の一
辺に平行な線に沿って、全ての画素を、R、G、B、
R、G、B・・・・と等間隔に配置する。これに対応さ
せて、このマスク9には、R、G、Bを一組として各組
ごとの間隔で組数と同じ数の開口部91が形成されてい
る。
【0054】このマスク9として、単結晶シリコンから
なり、マスク面が単結晶シリコンの(100)面であ
り、壁面の面方位が(111)であるテーパ状の貫通穴
を開口部91として有するマスクを使用する。すなわ
ち、例えば、前述の各実施形態(第4実施形態を除く)
の方法で作製されたマスクであって、周縁部に凸部を有
するマスクではこの凸部を除去した状態で使用する。マ
スク保持部材8は、ガラス基板6の薄膜形成領域の外側
を所定幅で覆う枠体であって、その厚さは、形成する薄
膜の厚さに膜表面とマスク面との隙間分の寸法(例えば
2μm)を加えた厚さである。このマスク保持部材8の
上に、開口部91の開口面積が小さい方の面をガラス基
板側(被成膜面側)にしてマスク9を設置する。
【0055】先ず、この状態で、開口部91をRの位置
に合わせて、R(赤)用の発光層材料からなるターゲッ
トを用いて真空蒸着を行う。これにより、ガラス基板6
のRの位置に赤色発光層61が成膜される。図8(a)
はこの状態を示す。次に、このマスク9を画素一つ分だ
け横方向に移動して、開口部91をRの隣のGの位置に
合わせて、G(緑)用の発光層材料からなるターゲット
を用いて真空蒸着を行う。これにより、ガラス基板6の
Gの位置に緑色発光層62が成膜される。図8(b)は
この状態を示す。
【0056】次に、このマスク9を画素一つ分だけ横方
向に移動して、開口部91をGの隣のBの位置に合わせ
て、B(青)用の発光層材料からなるターゲットを用い
て真空蒸着を行う。これにより、ガラス基板6のBの位
置に青色発光層63が成膜される。図8(c)はこの状
態を示す。この発光層成膜工程の後に、陰極層の形成工
程等の工程を従来より公知の方法で行うことによって、
フルカラーのアクティブマトリックス型有機EL表示体
が得られる。
【0057】この実施形態の方法によれば、単結晶シリ
コンで形成されているマスク9を使用することにより、
マスク9の開口部91が高精細画素に対応できる加工精
度で形成されるため、高精細画素のフルカラーアクティ
ブマトリックス型有機EL表示体を容易に得ることがで
きる。また、開口部91としてテーパ状の貫通穴を有す
るマスク9を上述の配置で使用しているため、膜厚が各
発光層のパターン周縁部分で薄くなることが防止され
る。これにより、各画素の面内での発光均一性を高くす
ることができる。
【0058】図9を用いて、本発明の有機EL装置の製
造方法の第2実施形態について説明する。この実施形態
では、RGBの各色の画素毎に異なるマスク9A,9
B,9Cを使用する。すなわち、R用のマスク9Aには
Rの位置にのみ開口部91Aが形成され、G用のマスク
9BにはGの位置にのみ開口部91Bが形成され、B用
のマスク9CにはBの位置にのみ開口部91Cが形成さ
れている。これらのマスク9A,9B,9Cは、開口部
91A〜91Cのマスク面内での形成位置が異なるだけ
で、基本的には図8のマスク9と同じである。
【0059】また、この実施形態では、ガラス基板6を
入れる箱状に形成された基板ホルダ71を使用してい
る。この基板ホルダ71は、箱の深さがガラス基板6の
厚さよりも深く形成され、箱の開口端面に段差面が、マ
スク保持面72として設けられている。このマスク保持
面72は、マスクを設置したときに、ガラス基板6の上
面とマスクの下面との間隔が、形成する薄膜の厚さに膜
表面とマスク面との隙間分の寸法(例えば18μm)を
加えた寸法となる位置に形成されている。
【0060】先ず、この基板ホルダ71内にガラス基板
6を入れて、マスク保持面72にR用のマスク9Aを載
せる。この状態で、R(赤)用の発光層材料からなるタ
ーゲットを用いて真空蒸着を行う。これにより、ガラス
基板6のRの位置に赤色発光層61が成膜される。図9
(a)はこの状態を示す。次に、このマスク9Aを外し
た後に、マスク保持面72にG用のマスク9Bを載せ
る。この状態で、G(緑)用の発光層材料からなるター
ゲットを用いて真空蒸着を行う。これにより、ガラス基
板6のGの位置に緑色発光層62が成膜される。図9
(b)はこの状態を示す。
【0061】次に、このマスク9Bを外した後に、マス
ク保持面72にB用のマスク9Cを載せる。B(青)用
の発光層材料からなるターゲットを用いて真空蒸着を行
う。これにより、ガラス基板6のBの位置に青色発光層
63が成膜される。図9(c)はこの状態を示す。この
実施形態の方法によれば、図8のマスク9を用いた場合
と同じ効果が得られるとともに、一つのマスクを移動さ
せてRGBの全色の画素を形成するのではなく、RGB
の各色の画素毎に異なるマスク9A〜9Cを使用するた
め、図8のマスク9を用いた場合よりも製造工程が簡便
になるという効果を有する。
【0062】また、単結晶シリコン基板またはSOI基
板の単結晶シリコン薄膜に対して異方性エッチングによ
り開口部が形成されたマスクは、開口部の加工精度が非
常に高いため、異なるマスク間の開口部の寸法誤差を無
視できるほどに小さくすることができる。そのため、各
色の画素毎に異なるマスクを使用しても、色の異なる画
素間で得られる薄膜パターンの大きさに、問題となるよ
うな差が生じない。なお、図8および9の実施形態の方
法においては、第2,3,5実施形態の方法で形成され
たマスクを用いる場合に、周縁部の凸部14,512を
除去した状態で使用している。しかしながら、第2およ
び第3実施形態のマスクのように、貫通穴11,531
の開口面積が小さい側の面に凸部14,512を有する
場合には、凸部14,512がマスクの被成膜面側に向
ける面(マスク裏面)に形成されているため、この凸部
を有効利用することもできる。その例を図10および1
1に示す。
【0063】図10の例は、マスク裏面の周縁部の凸部
を、図8のマスク保持部材8と同じ形状にエッチングす
ることにより、マスク保持部92をマスク9に一体化し
た例である。図11の例は、マスク裏面の周縁部の凸部
9に、ガラス基板6を保持できる段差面(基板保持面)
93aをエッチングで形成した例である。この例では、
マスク9の上側にガラス基板6を配置して(マスク9の
基板保持面93aにガラス基板6を載せて)、マスク9
の下面側から成膜を行うため、マスク9を蒸着装置内の
所定位置に保持してマスク9の下面の周縁部を覆う枠状
のマスク保持部材75が必要となる。 [第7実施形態]図12を用いて、本発明のマスクの第
7実施形態について説明する。
【0064】図12(a)はこの実施形態のマスクを示
す平面図であり、図12(b)は図12(a)のB−B
線断面図である。このマスクは、開口部110が形成さ
れている薄肉部分13をマスク面中央に有し、開口部1
10が形成されていない凸部(厚肉部)14をマスク面
周縁部に有する。開口部110は、薄肉部分13をマス
ク面に垂直に貫通する貫通穴である。開口部110の寸
法は、マスクの厚さ方向で所定位置(境界位置)Cから
各マスク面に向けて大きくなっている。開口部110の
マスク面と平行な断面形状は、マスクの厚さ方向全体で
正方形である。
【0065】すなわち、開口部110は、凸部14側の
第1テーパ穴111と反対側の第2テーパ穴112とが
連通している貫通穴であって、第1テーパ穴111と第
2テーパ穴112の傾斜の向きは逆向きになっている。
境界位置Cでの開口部110の寸法W0は形成する薄膜
パターンの寸法と同じにしてあり、第1テーパ穴111
のマスク面での寸法W1および第2テーパ穴のマスク面
での寸法W2は、境界位置Cでの寸法W0より大きい。
【0066】第1テーパ穴111は4つの傾斜状壁面1
11aで形成され、これらの壁面111aはマスク面に
対して鋭角θ1(例えば54.74°)で形成されてい
る。第2テーパ穴112は4つの傾斜状壁面112aで
形成され、これらの壁面112aはマスク面に対して鋭
角θ2(例えば70°)で形成されている。これによ
り、マスクの開口部分13a,13bの角度(壁面11
1a,112aとマスク面との角度であって、薄肉部分
13側の角度)は、両マスク面で鈍角になっている(α
1>90°且つα2>90°)。
【0067】境界位置Cから凸部14側のマスク面まで
の距離t1(第1テーパ穴111の深さ)と、境界位置
Cから凸部14と反対側のマスク面までの距離t2(第
2テーパ穴112の深さ)とは異なる。このマスクは凸
部14と反対側のマスク面を被成膜面側として使用する
ため、距離t2(第2テーパ穴112の深さ)を距離t
1より小さく設定してある。開口部110の被成膜面側
の部分の深さ(ここでは距離t2)が浅いほど、形成す
る薄膜パターンの寸法精度が高くなる。
【0068】この第7実施形態のマスクと、図6(d)
に示す第5実施形態で得られたマスクとを比較する。第
5実施形態のマスクの開口部分の角度(壁面11aとマ
スク面との角度であって、薄肉部分13側の角度)は、
凹部12側の面では鈍角であるが、反対の面では鋭角で
ある。このマスクを、鋭角面側(開口面積が小さい側)
を被成膜面として使用すると、成膜された薄膜パターン
の膜厚がパターンの周縁部分で薄くなることが防止でき
て、薄膜パターンを寸法精度良く形成できるが、使用時
に鋭角の開口部分13cが欠け易くなる。このマスクを
鈍角面側(開口面積が大きい側)を被成膜面として使用
すると、開口部分13dが鈍角であるため使用時に欠け
難くはなるが、薄肉部分13の厚さを極端に薄くしない
限り、薄膜パターンの寸法精度は低下する。薄肉部分1
3の厚さを極端に薄くすると、機械的強度が低下して開
口部11に変形が生じる恐れがある。
【0069】これに対して、第7実施形態のマスクで
は、マスクの開口部分13a,13bの角度が両マスク
面で鈍角になっているため、第2テーパ穴112側の面
(境界位置Cからマスク面までの距離が短い方のマスク
面)を被成膜面として使用することにより、使用時に開
口部分13bは欠け難い。また、開口部110が第1テ
ーパ穴111と第2テーパ穴112とからなるため、第
2テーパ穴112の深さt2を極端に薄くしても、薄肉
部分13の厚さを厚くすることができる。これにより、
薄肉部分13の機械的強度を確保しながら、薄膜パター
ンを寸法精度良く形成でき、使用時に開口部分が欠ける
ことも防止できる。
【0070】このマスクは例えば以下の方法で製造する
ことができる。その第1の方法を図13を用いて説明す
る。先ず、第2実施形態の方法と同様に、図2の(a)
〜(d)の工程を行うことにより、図13(a)の状態
とする。次に、薄肉部分13の第1面(凹部12が形成
された面)のシリコン酸化膜2に、マスクの開口部11
0に対応させた正方形の開口211を貫通状態で、第1
テーパ穴111のマスク面での寸法W1に合わせた寸法
で形成する。図13(b)はこの状態を示す。
【0071】次に、このウエハ1を水酸化カリウム水溶
液に所定時間浸漬することにより、開口211の部分の
シリコンが、結晶方位依存性によって異方性ウエットエ
ッチングされる。その結果、壁面111aの面方位が
(111)であるテーパ状の貫通穴(第1テーパ穴)1
11が、ウエハ1の開口211の部分に形成される。図
13(c)はこの状態を示す。次に、薄肉部分13の第
2面(第1面の反対側の面)のシリコン酸化膜2に、マ
スクの開口部110に対応させた正方形の開口212を
貫通状態で、第2テーパ穴112のマスク面での寸法W
2(>W0)に合わせた寸法で形成する。図13(d)
はこの状態を示す。
【0072】ここで、第1テーパ穴111の第1面での
寸法W1は、境界位置Cでの開口部110の寸法W0が
形成する薄膜パターンの寸法と一致するように、厚肉部
分13の厚さに応じて設定されるため、図13(c)の
状態で、第1テーパ穴111の第2面での寸法W3は境
界位置Cでの寸法W0より小さくなる。したがって、図
13(d)の状態で、第2面のシリコン酸化膜2の開口
212から、薄膜部分13の角部13eが露出した状態
となる。
【0073】次に、このウエハ1を水酸化カリウム水溶
液に所定時間浸漬することにより、開口212から露出
している薄膜部分13の角部13eが、結晶方位依存性
によって異方性ウエットエッチングされる。その結果、
シリコン単結晶の面方位に沿った壁面112aからなる
第2テーパ穴112が、第1テーパ穴111と連通した
状態で形成される。図13(e)はこの状態を示す。な
お、この方法においては、エッチングが境界位置Cで止
まるように浸漬時間を厳密に制御する必要がある。ま
た、この方法で形成される壁面112aの面方位は(1
11)であるとは限らない。
【0074】次に、このウエハ1に対して、第2実施形
態と同じ処理を行うことにより、シリコン酸化膜2を除
去する。図13(f)はこの状態を示す。この方法で得
られたマスクは、単結晶シリコンからなる図12に示す
形状のマスクであって、マスク面が単結晶シリコンの
(100)面であり、開口部110は、境界位置Cから
マスク各面に向かって互いに逆向きに広がる傾斜状の2
つの壁面111a,112aを有し、少なくとも第1テ
ーパ穴111の壁面111aの面方位は(111)であ
る。
【0075】第7実施形態のマスクを製造する第2の方
法を図14を用いて説明する。先ず、第2実施形態の方
法と同様に、図2の(a)〜(d)の工程を行うことに
より、図14(a)の状態とする。次に、薄肉部分13
の第1面(凹部12が形成された面)のシリコン酸化膜
2に、マスクの開口部110に対応させた正方形の開口
211を貫通状態で、第1テーパ穴111のマスク面で
の寸法W1に合わせた寸法で形成する。また、薄膜部分
13の第2面(第1面の反対側の面)のシリコン酸化膜
2に、マスクの開口部110に対応させた正方形の凹部
221を、第2テーパ穴112のマスク面での寸法W2
(>W0)に合わせた寸法で形成する。
【0076】すなわち、薄肉部分13の第1面には、マ
スクの開口部110に対応させた貫通穴211を有する
第1の保護膜パターン210を形成し、薄肉部分13の
第2面には、マスクの開口部110に対応させた凹部2
21を有する第2の保護膜パターン220を形成する。
図14(b)はこの状態を示す。次に、このウエハ1を
水酸化カリウム水溶液に所定時間浸漬することにより、
開口211の部分のシリコンが、結晶方位依存性によっ
て異方性ウエットエッチングされる。その結果、壁面1
11aの面方位が(111)であるテーパ状の貫通穴
(第1テーパ穴)111が、ウエハ1の開口211の部
分に形成される。図14(c)はこの状態を示す。
【0077】次に、このウエハ1を水酸化カリウム水溶
液に所定時間浸漬することにより、シリコン酸化膜2を
凹部221の底部221aの厚さ分だけ除去する。これ
により、第2の保護膜パターン220は、図14(d)
に示すように、凹部221が貫通穴222となった第3
の保護膜パターン230となる。また、第1の保護膜パ
ターン210は、厚さが一様に底部221aの厚さ分だ
け薄くなった状態で残存する。すなわち、この時点で第
1面にシリコン酸化膜2が存在するように、形成するシ
リコン酸化膜2の膜厚を設定する。
【0078】ここで、第1テーパ穴111の第1面での
寸法W1は、境界位置Cでの開口部110の寸法W0が
形成する薄膜パターンの寸法と一致するように、厚肉部
分13の厚さに応じて設定されるため、図14(c)の
状態で、第1テーパ穴111の第2面での寸法W3は境
界位置Cでの寸法W0より小さくなる。したがって、図
14(d)の状態で、第3の保護膜パターン230の貫
通穴(第2面のシリコン酸化膜2の開口)222から、
薄膜部分13の角部13eが露出した状態となる。
【0079】次に、このウエハ1を水酸化カリウム水溶
液に所定時間浸漬することにより、開口222から露出
している薄膜部分13の角部13eが、結晶方位依存性
によって異方性ウエットエッチングされる。その結果、
シリコン単結晶の面方位に沿った壁面112aからなる
第2テーパ穴112が、第1テーパ穴111と連通した
状態で形成される。図14(e)はこの状態を示す。な
お、この方法においては、エッチングが境界位置Cで止
まるように浸漬時間を厳密に制御する必要がある。ま
た、この方法で形成される壁面112aの面方位は(1
11)であるとは限らない。
【0080】次に、このウエハ1に対して、第2実施形
態と同じ処理を行うことにより、シリコン酸化膜2を除
去する。図14(f)はこの状態を示す。この方法で得
られたマスクは、第1の方法で得られたマスクと同じ単
結晶シリコンからなる図12に示す形状のマスクであっ
て、マスク面が単結晶シリコンの(100)面であり、
開口部110は、境界位置Cからマスク各面に向かって
互いに逆向きに広がる傾斜状の2つの壁面111a,1
12aを有し、少なくとも第1テーパ穴111の壁面1
11aの面方位は(111)である。
【0081】第1の方法と第2の方法を比較すると、第
2面のシリコン酸化膜2へのパターニングを、第1の方
法では薄肉部分13に貫通穴111を開けた後に行って
いるのに対して、第2の方法では薄肉部分13に貫通穴
111を開ける前に行っている。シリコン酸化膜2への
パターニングを貫通穴111を開けた後に行うと、フォ
トリソグラフィ工程で破損しやすくなる。そのため、第
1の方法よりも第2の方法の方が生産性が高くなる。
【0082】なお、第1の方法と第2の方法で、シリコ
ン酸化膜2のパターニングは、例えば、ポジ型レジスト
を用いたフォトリソグラフィ工程と、緩衝ふっ酸溶液
(BHF:例えば、50質量%のHF水溶液と45質量
%のNH4 F水溶液とを体積比で1:6に混合した溶
液)を用いたウエットエッチング工程とで行う。 [有機EL装置の製造方法の第3実施形態]図15〜1
7を用いて、本発明の有機EL装置の製造方法の第3実
施形態について説明する。
【0083】ここでは、フルカラーのアクティブマトリ
ックス型有機EL表示体を例にとって、この表示体を作
製する際の一工程として行われる、画素をなす有機EL
素子の発光層をR、G、B毎に真空蒸着法で形成する工
程について説明する。先ず、ガラス基板301上に、各
画素毎のトランジスタ302と容量およびこれらの配線
や駆動回路等を形成した後、各画素毎に第1電極303
を形成し、第1電極303以外の部分に第1絶縁層30
4を形成する。次に、この状態のガラス基板301上
に、マスク保持部材8を介してマスク90を設置する。
【0084】この表示体では、ガラス基板の一辺に平行
な線に沿って、全ての画素を、R、G、B、R、G、B
・・・・と等間隔に配置する。これに対応させて、この
マスク90には、R、G、Bを一組として各組ごとの間
隔で組数と同じ数の開口部110が形成されている。こ
のマスク90として、前記第7実施形態のマスク(単結
晶シリコンからなり、開口部110が第1テーパ穴11
1と第2テーパ穴112とからなるマスク)を、第2テ
ーパ穴112側をガラス基板301側に向けて使用す
る。
【0085】この状態で、先ず、開口部110をRの位
置に合わせて、R(赤)用の発光層材料からなるターゲ
ットを用いて真空蒸着を行う。これにより、ガラス基板
301のRの位置の第1電極303に赤色発光層61が
成膜される。図15はこの状態を示す。赤色発光層61
の成膜は例えば以下の構成で行われる。先ず、正孔注入
層としてm−MTDATAを成膜した後に、正孔輸送層
としてα−NPDを成膜する。さらに、発光層として、
BSB−BCNを成膜した後、電子輸送層としてAlq
3を成膜する。
【0086】次に、このマスク90を画素一つ分だけ横
方向に移動して、開口部110をRの隣のGの位置に合
わせて、G(緑)用の発光層材料からなるターゲットを
用いて真空蒸着を行う。これにより、ガラス基板301
のGの位置の第1電極303に緑色発光層62が成膜さ
れる。緑色発光層62の成膜は例えば以下の構成で行わ
れる。先ず、正孔注入層としてm−MTDATAを成膜
した後に、正孔輸送層としてα−NPDを成膜する。さ
らに、電子輸送層を兼ねる発光層としてAlq3を成膜
する。
【0087】次に、このマスク9を画素一つ分だけ横方
向に移動して、開口部91をGの隣のBの位置に合わせ
て、B(青)用の発光層材料からなるターゲットを用い
て真空蒸着を行う。これにより、ガラス基板301のB
の位置の第1電極303に青色発光層63が成膜され
る。図16はこの状態を示す。青色発光層63の成膜は
例えば以下の構成で行われる。先ず、正孔注入層として
m−MTDATAを成膜した後に、正孔輸送層としてα
−NPDを成膜する。さらに、正孔ブロック層を兼ねる
発光層としてバソクプロイン(Bathocuproine:2,9-dime
thyl-4,7-diphenyl-1,10-phenanthroline )を成膜した
後、発光層としてAlq3を成膜する。
【0088】次に、この状態のガラス基板301に真空
蒸着法により第2電極層305を形成する。図17はこ
の状態を示す。次に、必要に応じて、第2電極層305
の上を封止する。この実施形態の方法によれば、単結晶
シリコンで形成されているマスク90を使用することに
より、マスク90の開口部110が高精細画素に対応で
きる加工精度で形成されるため、高精細画素のフルカラ
ーアクティブマトリックス型有機EL表示体を容易に得
ることができる。
【0089】また、開口部110が第1テーパ穴111
と第2テーパ穴112とからなるマスク90を、上述の
配置で使用しているため、膜厚が各発光層のパターン周
縁部分で薄くなることが防止される。これにより、各画
素の面内での発光均一性を高くすることができる。ま
た、マスクの強度が確保され、使用時に開口部分が欠け
ることも防止できる。 [有機EL装置の製造方法の第4実施形態]図18〜2
2を用いて、本発明の有機EL装置の製造方法の第4実
施形態について説明する。
【0090】この実施形態では、先ず、ガラス基板30
1上に、各画素毎のトランジスタ302と容量およびこ
れらの配線や駆動回路等を形成した後、各画素毎に第1
電極303を形成し、その上に第1絶縁層304を形成
する。次に、この第1絶縁層304をパターニングし
て、各第1電極303の位置に、画素形成開口部304
aを形成する。図18はこの状態を示す。次に、この第
1絶縁層304の上に、画素形成開口部304aより大
きな開口部306aを各第1電極303の位置に備えた
第2絶縁層306を、発光層形成厚さよりも十分に大き
な厚さで形成する。図19はこの状態を示す。次に、こ
の状態のガラス基板301上に、第2絶縁層306に接
触させてマスク900を設置する。
【0091】この表示体では、ガラス基板の一辺に平行
な線に沿って、全ての画素を、R、G、B、R、G、B
・・・・と等間隔に配置する。これに対応させて、この
マスク900には、R、G、Bを一組として各組ごとの
間隔で組数と同じ数の開口部901が形成されている。
このマスク900として、単結晶シリコンからなり、マ
スク面が単結晶シリコンの(100)面であり、壁面の
面方位が(111)であるテーパ状の貫通穴を開口部9
01として有するマスクを使用する。すなわち、例え
ば、前述の各実施形態(第4実施形態を除く)の方法で
作製されたマスクであって、周縁部に凸部を有するマス
クではこの凸部を除去した状態で使用する。この開口部
901の開口面積が大きい方の面をガラス基板側にし
て、マスク900を設置する。
【0092】この状態で、先ず、開口部901をRの位
置に合わせて、R(赤)用の発光層材料からなるターゲ
ットを用いて真空蒸着を行う。これにより、ガラス基板
301のRの位置の第1電極303に赤色発光層61が
成膜される。次に、このマスク900を画素一つ分だけ
横方向に移動した後にG(緑)用の発光層材料からなる
ターゲットを用いて真空蒸着を行って緑色発光層62
を、さらに同様にして青色発光層63を形成する。各発
光層61〜63は、各電極303上に第1絶縁層304
より厚い膜厚で形成する。図21はこの状態を示す。
【0093】次に、この状態のガラス基板301に真空
蒸着法により第2電極層305を形成する。図22はこ
の状態を示す。次に、必要に応じて、第2電極層305
の上を封止する。この方法では、画素の寸法精度は画素
形成開口部304aの精度によって決まるため、開口部
901の鈍角側(開口面積が大きい方)の面をガラス基
板側にしてマスク900を配置しても、画素の寸法精度
は低下しない。したがって、開口部分が欠けることを防
止するために、マスク900を前記配置で使用しても問
題がない。
【0094】なお、前述の実施形態では、水酸化カリウ
ム水溶液を使用して単結晶シリコンを異方性ウエットエ
ッチングしているが、水酸化カリウム水溶液以外にもテ
トラメチルアンモニウムハイドロオキサイド水溶液、エ
チレンジアミン−ピロカテコール水溶液等のアルカリ溶
液を使用することができる。また、使用するアルカリ溶
液の濃度は、水酸化カリウム水溶液の場合で例えば2〜
40質量%、好ましくは10〜30質量%とする。
【0095】特に、アクティブマトリクス型の有機EL
装置を製造する際に使用するマスクでは、アルカリ金属
元素による汚染を防止するために、テトラメチルアンモ
ニウムハイドロオキサイド水溶液(例えば濃度20〜3
0質量%、温度80℃以上)を使用することが好まし
い。また、前述の実施形態では、本発明のマスクを真空
蒸着用マスクとして使用しているが、本発明のマスク
は、他の成膜方法(例えばスパッタリング、イオンプレ
ーティング等)で薄膜パターンを直接形成する場合にも
使用可能である。
【0096】有機EL装置は、例えば、モバイル型のパ
ーソナルコンピュータ、携帯電話、ディジタルスチルカ
メラ等の各種電子機器に適用することができる。図23
はモバイル型のパーソナルコンピュータの構成を示す斜
視図である。図23において、パーソナルコンピュータ
100は、キーボード102を備えた本体部104と、
有機EL装置からなる表示ユニット106とから構成さ
れている。
【0097】図24は、携帯電話の斜視図である。図2
4において、携帯電話200は、複数の操作ボタン20
2の他、受話口204、送話口206と共に、有機EL
装置からなる表示パネル208を備えている。なお、有
機EL装置を表示部等として適用できる電子機器として
は、図23のパーソナルコンピュータ、図24の携帯電
話、およびディジタルスチルカメラの他にも、テレビ、
ビューファインダ型またはモニタ直視型のビデオテープ
レコーダ、カーナビゲーション装置、ページャ、電子手
帳、電卓、ワードプロセッサ、ワークステーション、テ
レビ電話、POS端末、およびタッチパネルを備えた機
器等を挙げることができる。
【0098】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のマスクに
よれば、板厚が薄く開口部同士の間隔が狭い場合でも取
り扱い時に撓みや変形が生じ難く、成膜時に張力をかけ
なくても撓むことがなく、開口部の加工精度を高精細画
素に対応できる程度に高くできる。したがって、このマ
スクを用いれば、有機EL素子の画素をなす薄膜パター
ンを、高精細画素に対応できる精度で成膜することがで
きる。
【0099】本発明のマスク製造方法によれば、厚が薄
く開口部同士の間隔が狭い場合でも取り扱い時に撓みや
変形が生じ難く、成膜時に張力をかけなくても撓むこと
がなく、開口部の加工精度が高精細画素に対応できる程
度に高いマスクを得ることができる。本発明の有機EL
装置の製造方法によれば、有機EL素子の構成層をなす
薄膜パターンを真空蒸着法で高精度に形成することがで
きるため、高精細画素のフルカラーアクティブマトリッ
クス型有機EL表示体等を得ることができる。
【0100】本発明の有機EL装置によれば、高精細画
素のフルカラーアクティブマトリックス型有機EL表示
体等が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に相当するマスクおよび
その製造方法について説明する図である。
【図2】本発明の第2実施形態に相当するマスクおよび
その製造方法について説明する図である。
【図3】本発明の第2実施形態に相当するマスクおよび
その製造方法について説明する図である。
【図4】本発明の第3実施形態に相当するマスクおよび
その製造方法について説明する図である。
【図5】本発明の第4実施形態に相当するマスクおよび
その製造方法について説明する図である。
【図6】本発明の第5実施形態に相当するマスクおよび
その製造方法について説明する図である。
【図7】本発明の第6実施形態に相当するマスクおよび
その製造方法について説明する図である。
【図8】本発明の有機EL装置の製造方法の一実施形態
を説明する図である。
【図9】本発明の有機EL装置の製造方法の一実施形態
を説明する図である。
【図10】本発明の有機EL装置の製造方法において、
マスク製造時に形成される凸状周縁部を有効利用し、マ
スク保持部として一体化されたマスクを用いた例を示す
断面図である。
【図11】本発明の有機EL装置の製造方法において、
マスク製造時に形成される凸状周縁部を有効利用し、基
板保持部として一体化されたマスクを用いた例を示す断
面図である。
【図12】本発明の第7実施形態に相当するマスクを示
す図であって、(a)は平面図、(b)は(a)のB−
B線断面図である。
【図13】第7実施形態のマスクを製造する第1の方法
を示す説明図である。
【図14】第7実施形態のマスクを製造する第2の方法
を示す説明図である。
【図15】本発明の有機EL装置の製造方法の第3実施
形態を説明する断面図である。
【図16】本発明の有機EL装置の製造方法の第3実施
形態を説明する断面図である。
【図17】本発明の有機EL装置の製造方法の第3実施
形態を説明する断面図である。
【図18】本発明の有機EL装置の製造方法の第4実施
形態を説明する断面図である。
【図19】本発明の有機EL装置の製造方法の第4実施
形態を説明する断面図である。
【図20】本発明の有機EL装置の製造方法の第4実施
形態を説明する断面図である。
【図21】本発明の有機EL装置の製造方法の第4実施
形態を説明する断面図である。
【図22】本発明の有機EL装置の製造方法の第4実施
形態を説明する断面図である。
【図23】有機EL装置を適用した電子機器の一例に相
当するパーソナルコンピュータの構成を示す斜視図であ
る。
【図24】有機EL装置を適用した電子機器の一例に相
当する携帯電話の構成を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 シリコンウエハ(単結晶シリコン基板) 11 貫通穴 11a 貫通穴の壁面 11b 貫通穴のウエハ上面側の開口 11c 貫通穴のウエハ下面側の開口 110 開口部 111 第1テーパ穴 112 第2テーパ穴 111a 第1テーパ穴の壁面 112a 第2テーパ穴の壁面 12 凹部 12a 凹部の壁面 13 薄肉部分 13e 露出部分(薄肉部分の角部) 14 凸部 16 凹部 16a 凹部の壁面 17 穴 17a 穴の壁面 18 貫通孔 2 シリコン酸化膜 2A シリコン酸化膜 21 シリコン酸化膜の開口 22 シリコン酸化膜の開口 23 シリコン酸化膜の開口 210 第1の保護膜パターン 211 シリコン酸化膜の開口 212 シリコン酸化膜の開口 220 第2の保護膜パターン 230 第3の保護膜パターン 3 シリコン酸化膜 5 SOI基板 51 単結晶シリコン基板 511 貫通穴 511a 貫通穴の壁面 512 凸部 52 シリコン酸化膜(絶縁膜) 53 単結晶シリコン膜 531 貫通穴 531a 貫通穴の壁面 532 貫通穴 6 ガラス基板 61 赤色発光層 62 緑色発光層 63 青色発光層 7 基板ホルダ 71 基板ホルダ 72 マスク保持面 75 マスク保持部材 8 マスク保持部材 9 マスク 9A R用のマスク 9B G用のマスク 9C B用のマスク 90 マスク 91 開口部 91A 開口部 91B 開口部 91C 開口部 92 マスク保持部 93 マスク裏面の凸部 93a 基板保持面 900 マスク 901 開口部 100 パーソナルコンピュータ 102 キーボード 104 本体部 106 表示ユニット 200 携帯電話 202 操作ボタン 204 受話口 206 送話口 208 表示パネル 301 ガラス基板 302 トランジスタ 303 第1電極 304 第1絶縁層 304a 画素形成開口部 305 第2電極 306 第2絶縁層 306a 第2絶縁層の開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 黒沢 龍一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 (72)発明者 四谷 真一 長野県諏訪市大和3丁目3番5号 セイコ ーエプソン株式会社内 Fターム(参考) 3K007 AB04 AB17 AB18 BA06 BB07 DB03 EB00 FA01 4K029 BD00 HA01 HA02

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 有機エレクトロルミネッセンス素子の構
    成層をなす薄膜パターンを真空蒸着法で形成するために
    使用され、前記薄膜パターンに対応させた開口部を有す
    るマスクにおいて、 単結晶シリコンからなり、結晶方位依存性を利用した異
    方性ウエットエッチングで形成された貫通穴を、前記開
    口部として有するマスク。
  2. 【請求項2】 有機エレクトロルミネッセンス素子の構
    成層をなす薄膜パターンを真空蒸着法で形成するために
    使用され、前記薄膜パターンに対応させた開口部を有す
    るマスクにおいて、 単結晶シリコンからなり、マスク面が単結晶シリコンの
    (100)面であり、壁面の面方位が(111)である
    貫通穴を前記開口部として有するマスク。
  3. 【請求項3】 被成膜面に薄膜を所定パターンで形成す
    るために使用され、前記パターンに対応させた開口部を
    有するマスクにおいて、 単結晶シリコンからなり、 前記開口部の寸法は、マスクの厚さ方向所定位置である
    境界位置で前記パターンの寸法に対応し、前記境界位置
    から両マスク面に向けて前記パターンより大きくなり、 前記境界位置から各マスク面までの距離が異なることを
    特徴とするマスク。
  4. 【請求項4】 マスク面が単結晶シリコンの(100)
    面であり、前記開口部は、前記境界位置から各マスク面
    に向かって互いに逆向きに広がる傾斜状の2つの壁面を
    有し、少なくとも一方の前記壁面は、面方位が(11
    1)であることを特徴とする請求項3記載のマスク。
  5. 【請求項5】 前記開口部が形成された薄肉部分と、前
    記開口部が形成されていない厚肉部分とを有することを
    特徴とする請求項4記載のマスク。
  6. 【請求項6】 有機エレクトロルミネッセンス素子の構
    成層をなす薄膜パターンを真空蒸着法で形成するために
    使用され、前記薄膜パターンに対応させた開口部を有す
    るマスクの製造方法において、 面方位が(100)である単結晶シリコン基板を用い、
    結晶方位依存性を利用した異方性ウエットエッチングに
    より、壁面の面方位が(111)である貫通穴を前記開
    口部として形成することを特徴とするマスクの製造方
    法。
  7. 【請求項7】 単結晶シリコン基板を厚さ方向にエッチ
    ングすることにより、一定厚さの薄肉部分を前記基板面
    内の一部に形成した後、この薄肉部分に、結晶方位依存
    性を利用した異方性ウエットエッチングで貫通穴を形成
    することを特徴とする請求項6記載のマスクの製造方
    法。
  8. 【請求項8】 被成膜面に薄膜を所定パターンで形成す
    るために使用され、前記パターンに対応させた開口部を
    有するマスクの製造方法において、 一方の面に絶縁膜と単結晶シリコン膜がこの順に形成さ
    れている基板を用い、この基板を、基板面内の少なくと
    も一部で厚さ方向全体に除去するとともに、この基板が
    除去された部分の単結晶シリコン膜に対して、異方性エ
    ッチングで貫通穴を前記開口部として形成することを特
    徴とするマスクの製造方法。
  9. 【請求項9】 請求項5記載のマスクの製造方法におい
    て、 面方位が(100)面である単結晶シリコン基板を厚さ
    方向にエッチングすることにより、一定厚さの薄肉部分
    を前記基板面内の一部に形成し、 前記薄肉部分の第1面に、前記開口部に対応させた貫通
    穴を有する第1の保護膜パターンを形成し、 前記薄肉部分の第2面に、前記開口部に対応させた凹部
    を有する第2の保護膜パターンを形成し、 この状態で、結晶方位依存性を利用した異方性ウエット
    エッチングを行うことにより、前記薄肉部分の前記開口
    部に対応させた位置に、貫通穴を、前記第1面での寸法
    が前記開口部の前記境界位置での寸法より大きく、且つ
    前記第2面での寸法が前記開口部の前記境界位置での寸
    法および前記凹部の寸法より小さくなるように形成し、 次いで、前記凹部の厚さ分が除去される条件でウエット
    エッチングを行うことにより、前記第2の保護膜パター
    ンを前記凹部が貫通穴となった第3の保護膜パターンに
    するとともに、前記第1面には保護膜が存在する状態と
    し、 この状態で、結晶方位依存性を利用した異方性ウエット
    エッチングを行うことにより、前記第3の保護膜パター
    ンの貫通穴から露出する前記薄肉部分を、前記境界位置
    での寸法が所定寸法となるまで行うことを特徴とするマ
    スクの製造方法。
  10. 【請求項10】 有機エレクトロルミネッセンス素子の
    構成層をなす薄膜パターンを真空蒸着で形成する際のマ
    スクとして、請求項1乃至5のいずれか1項に記載のマ
    スク、或いは請求項6乃至9のいずれか1項に記載の製
    造方法で得られたマスクを用いることを特徴とする有機
    エレクトロルミネッセンス装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 請求項10に記載の方法で製造された
    有機エレクトロルミネッセンス装置。
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