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JP2002365984A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

Info

Publication number
JP2002365984A
JP2002365984A JP2001171085A JP2001171085A JP2002365984A JP 2002365984 A JP2002365984 A JP 2002365984A JP 2001171085 A JP2001171085 A JP 2001171085A JP 2001171085 A JP2001171085 A JP 2001171085A JP 2002365984 A JP2002365984 A JP 2002365984A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
photosensitive drum
electrostatic latent
latent image
image carrier
image forming
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001171085A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiro Murano
敏郎 村野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Oki Electric Industry Co Ltd
Original Assignee
Oki Data Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Oki Data Corp filed Critical Oki Data Corp
Priority to JP2001171085A priority Critical patent/JP2002365984A/ja
Publication of JP2002365984A publication Critical patent/JP2002365984A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】感光体ドラムの電気特性の変化を検出すること
によって、感光体ドラムの劣化や寿命を正確に判断する
ことができるとともに、感光体ドラムの電気特性の変化
に対応して適切に帯電や露光の制御を行うことによっ
て、画像品質を一定に維持し、画像品質の低下を防止す
ることができるようにする。 【解決手段】静電潜像担持体及び該静電潜像担持体を帯
電させる帯電部を備える画像形成部と、前記帯電部によ
り前記静電潜像担持体を帯電すると共に、該静電潜像担
持体を介して流れる電流を検出する検出手段とを有し、
該検出手段により検出された値とあらかじめ設定された
所定値とに基づいて前記静電潜像担持体の不良を判断す
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像形成装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、複数の画像形成部を備えた画像形
成装置、例えば、カラー画像形成装置においては、イエ
ロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の印刷機構
が搬送ベルトの走行方向に沿って配設されるようになっ
ている。前記印刷機構は、トナー像を形成する画像形成
部、画像データに従って露光を行い静電潜像を形成する
記録ヘッド、及び前記画像形成部において形成されたト
ナー像を記録媒体に転写する転写ローラによって構成さ
れる。
【0003】そして、前記搬送ベルトによって記録媒体
を記録ヘッドの記録素子の配列方向に対して直角の方向
に搬送し、各画像形成部において形成された各色のトナ
ー像を、ライン単位で順次記録媒体に重ねて転写し、カ
ラーのトナー像を形成するようになっている。
【0004】また、画像形成装置の画像形成部には、静
電潜像担持体として、有機感光体を備える感光体ドラム
が配設されていて、該感光体ドラムの周りには、帯電手
段、露光手段、現像手段、転写手段、クリーニング手段
が配設される。そして、帯電手段によって感光体ドラム
の表面を均一に帯電し、次に、露光手段によって感光体
ドラムの表面に静電潜像を形成し、その後、前記現像手
段によってトナーを感光体ドラムの表面に付着させてト
ナー像を形成し、該トナー像を転写手段によって記録媒
体に転写するとともに、転写後のトナーをクリーニング
手段によって除去するようになっている。ここで、帯電
手段には帯電ローラが使用されていて、該帯電ローラに
電圧を印加することによって感光体ドラムの表面を均一
に帯電させている。
【0005】ところが、前記感光体ドラムは画像形成動
作を行うことによって感光層が摩耗したり、細かなピン
ホールが発生したり、電気特性が低くなったりするの
で、長期間又は多数回使用することによって、画像品質
が低下してしまう。そのため、前述されたような画像形
成装置においては、画像形成枚数が一定枚数以上になっ
た時に感光体ドラムが寿命になったと判断するようにな
っている。そして、感光体ドラムが寿命になる時期を交
換時期に設定し、感光体ドラムの交換を行うようになっ
ている。これにより、画像形成装置の性能を常に良好な
状態に維持することができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の画像形成装置においては、感光体ドラムの摩耗、劣
化の程度、電気特性の変化等が使用状態によって大きく
異なるにもかかわらず、画像形成枚数や使用時間に基づ
いて寿命を判断するようになっている。そのため、前記
寿命の判断の結果が実際の感光体ドラムの状態と大きく
乖(かい)離したものとなってしまう。
【0007】一般に、製造者や販売者が画像形成装置の
品質を保証する場合、なるべく故障や性能低下が発生し
ないように、最も過酷な条件下での使用を想定して感光
体ドラムの交換時期を設定するようにしている。そのた
め、感光体ドラムがまだ使用することができる状態であ
るにもかかわらず、交換のアラームを早めに表示してし
まうので、該アラームに従って感光体ドラムを交換する
ことは、資源の無駄となり、メンテナンスコストが高く
なってしまう。
【0008】一方、ユーザの不注意によって感光体ドラ
ムを急激に劣化させてしまった場合でも、あらかじめ設
定された画像形成枚数や使用時間に到達しなければ、感
光体ドラムの交換のアラームが表示されることがない。
そのため、ユーザが自分で交換時期を判断しない限り、
性能の低下した感光体ドラムが使用され続けることとな
る。
【0009】特に、最近のカラー画像形成装置において
は、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各色の
印刷機構に、それぞれ感光体ドラムが配設され、すなわ
ち、4個の感光体ドラムがカラー画像形成装置に搭載さ
れ、各色を重ね合わせてカラー画像を形成するようにな
っているので、いずれか1つでも感光体ドラムの性能が
低下すると、画像全体の品質が大きく低下してしまうこ
とになる。
【0010】このように、感光体ドラムの性能が低下し
ても、該感光体ドラムの特性の変化に応じた帯電や露光
の制御を行えば、形成される画像の品質を維持すること
は可能であるが、前記従来の画像形成装置においては、
感光体ドラムの特性値を画像形成装置上で把握すること
ができないので、画像の品質を一定の水準に維持するこ
とができない。
【0011】本発明は、前記従来の画像形成装置の問題
点を解決して、感光体ドラムの電気特性の変化を検出す
ることによって、感光体ドラムの劣化や寿命を正確に判
断することができるとともに、感光体ドラムの電気特性
の変化に対応して適切に帯電や露光の制御を行うことに
よって、画像品質を一定に維持し、画像品質の低下を防
止することができる画像形成装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】そのために、本発明の画
像形成装置においては、静電潜像担持体及び該静電潜像
担持体を帯電させる帯電部を備える画像形成部と、前記
帯電部により前記静電潜像担持体を帯電すると共に、該
静電潜像担持体を介して流れる電流を検出する検出手段
とを有し、該検出手段により検出された値とあらかじめ
設定された所定値とに基づいて前記静電潜像担持体の不
良を判断する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しながら詳細に説明する。
【0014】図2は本発明の第1の実施の形態における
カラー画像形成装置の第1の概略図、図3は本発明の第
1の実施の形態におけるカラー画像形成装置の第2の概
略図である。なお、本実施の形態においては、画像記録
装置としてのカラー画像記録装置について説明する。
【0015】図に示すように、カラー画像記録装置11
には、印刷機構部を構成する第1〜第4の印刷機構P1
〜P4が記録媒体37の搬送方向における上流側(挿入
側)から下流側(排出側)へ順に配設される。なお、前
記第1〜第4の印刷機構P1〜P4は、電子写真方式の
イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックの各LED
(発光ダイオード)プリント機構をそれぞれ備えるが、
いずれも同じ構成を有するので、第1の印刷機構P1に
ついてだけ説明し、第2〜第4の印刷機構P2〜P4に
ついては同一の符号を付与することによって説明を省略
する。
【0016】前記第1の印刷機構P1は、トナー像を形
成する画像形成部12、画像データに従って露光して静
電潜像を形成する露光部としてのLEDヘッド13、及
び前記画像形成部12で形成されたトナー像を記録媒体
37に転写する転写手段としての転写ローラ14によっ
て構成される。
【0017】前記画像形成部12は、軸15を中心に矢
印a方向に回転させられる静電潜像担持体としての感光
体ドラム16、該感光体ドラム16の表面を一様に、か
つ、均一に帯電させる帯電部としての帯電ローラ17、
及び、前記静電潜像を現像してトナー像にする現像手段
としての現像器18によって構成される。第1〜第4の
印刷機構P1〜P4の各画像形成部12はケース50に
それぞれ収容され、一つのカラー画像形成ユニット25
が構成される。
【0018】前記現像器18は、半導電性ゴム材によっ
て形成された現像ローラ18a、現像ブレード18b、
該現像ブレード18bに図示されない非磁性一成分のト
ナーを適量だけ供給するスポンジローラ18c、及びト
ナーを収容するトナータンク18dから成る。前記スポ
ンジローラ18cはトナーを適量だけ現像ブレード18
bに供給する。そして、トナーがなくなるとトナータン
ク18dを交換することによって新たにトナーを供給す
ることができる。
【0019】また、前記トナータンク18d内のトナー
は、スポンジローラ18cを介して現像ブレード18b
に送られ、現像ローラ18aの表面に薄層化させて付着
させられ、現像ローラ18aと感光体ドラム16との接
触面に到達する。そして、前記トナーは、薄層化される
時に現像ローラ18a及び現像ブレード18bによって
強く擦(こす)られて摩擦帯電させられる。なお、本実
施の形態において、前記トナーは負の極性に摩擦帯電さ
せられる。
【0020】前記LEDヘッド13は、それぞれ図示さ
れないLEDアレイ、該LEDアレイを駆動する図示さ
れないドライブICを搭載した基板13a、前記LED
アレイの光を集束させるロッドレンズアレイ13b等か
ら成り、ばね13cによって図における下方に付勢され
ている。
【0021】そして、前記LEDヘッド13は、後述さ
れるインタフェース部からカラー画像信号が入力される
と、該カラー画像信号に対応させてLEDアレイを発光
させ、感光体ドラム16を露光し、該感光体ドラム16
の表面に、画像部と非画像部とから成る静電潜像を形成
する。
【0022】次に、該静電潜像の画像部に、現像ローラ
18aの表面のトナーが静電気力によって付着させら
れ、前記静電潜像はトナー像になる。なお、感光体ドラ
ム16と転写ローラ14との間には、搬送部材としての
エンドレスの搬送ベルト19が前記感光体ドラム16及
び転写ローラ14によって挟まれた状態で、かつ、感光
体ドラム16及び転写ローラ14と接触した状態で走行
させられる。
【0023】そして、前記第1の印刷機構P1における
現像器18のトナータンク18dにはイエローのトナー
が、前記第2の印刷機構P2における現像器18のトナ
ータンク18dにはマゼンタのトナーが、前記第3の印
刷機構P3における現像器18のトナータンク18dに
はシアンのトナーが、前記第4の印刷機構P4における
現像器18のトナータンク18dにはブラックのトナー
が、それぞれ収容される。
【0024】また、第1の印刷機構P1のLEDヘッド
13にはカラー画像信号のうちイエロー画像信号が、第
2の印刷機構P2のLEDヘッド13にはカラー画像信
号のうちマゼンタ画像信号が、第3の印刷機構P3のL
EDヘッド13にはカラー画像信号のうちシアン画像信
号が、第4の印刷機構P4のLEDヘッド13にはブラ
ック画像信号が、それぞれ入力される。
【0025】前記搬送ベルト19は、抵抗値の高い半導
電性プラスチックフィルムから成り、駆動ローラ20と
従動ローラ21と張設ローラ22との間に張設される。
なお、前記抵抗値は、静電気力によって記録媒体37を
搬送ベルト19に吸着させることが可能であり、しか
も、記録媒体37を搬送ベルト19から分離させた時
に、該搬送ベルト19に残留する静電気力を自然に除電
することが可能な範囲に設定される。
【0026】前記駆動ローラ20は、駆動源としての図
示されないモータに接続され、該モータを駆動すること
によって矢印b方向に回転させられ、その結果、従動ロ
ーラ21も矢印b方向に回転させられる。また、前記張
設ローラ22は図示されないばねによって矢印c方向に
付勢されるので、搬送ベルト19は常に張設される。そ
して、該搬送ベルト19の上半部19aは、第1〜第4
の印刷機構P1〜P4の各感光体ドラム16と各転写ロ
ーラ14との間に形成された各転写部を走行させられ
る。その結果、前記搬送ベルト19によって記録媒体3
7を設定された搬送速度で搬送することができる。
【0027】また、駆動ローラ20との間に搬送ベルト
19を挟むようにクリーニングブレード23が配設さ
れ、該クリーニングブレード23が搬送ベルト19に押
し付けられる。なお、前記クリーニングブレード23
は、可撓(とう)性のゴム、プラスチック材等によって
形成される。
【0028】このようにして、前記クリーニングブレー
ド23の前端が搬送ベルト19に押し付けられるので、
該搬送ベルト19の表面に付着している図示されない残
留トナーを削り落とし、廃トナータンク24に落下させ
ることができる。
【0029】そして、各印刷機構P1〜P4の各転写ロ
ーラ14は搬送ベルト19にそれぞれ接触させられ、回
転させられる。
【0030】また、カラー画像記録装置11の図2にお
ける右下側には給紙機構30が配設される。該給紙機構
30は、用紙収容カセット30A、ホッピング機構30
B、搬送ローラ40、及び該搬送ローラ40に圧接させ
られる第1、第2のレジストローラ41、42から成
る。そして、前記用紙収容カセット30Aは、記録媒体
収容箱31、押上板32及び押圧手段33から成り、前
記ホッピング機構30Bは、弁別手段34、ばね35及
び給紙ローラ36から成る。前記弁別手段34は、ばね
35によって給紙ローラ36に圧接され、該給紙ローラ
36と弁別手段34との間に弁別部を形成する。
【0031】前記給紙機構30において、まず、記録媒
体収容箱31に収容されている記録媒体37は、押圧手
段33によって押上板32を介して給紙ローラ36に圧
接させられる。この状態において、図示されないモータ
を駆動して給紙ローラ36を矢印e方向に回転させる
と、給紙ローラ36と弁別手段34とによって挟まれた
記録媒体37は、弁別されながら前記弁別部から繰り出
され、ガイド38、39によって案内され、搬送ローラ
40と第1のレジストローラ41との間に到達する。
【0032】そして、図示されないモータを駆動して前
記搬送ローラ40を矢印f方向に回転させると、記録媒
体37は、搬送ローラ40及び第2のレジストローラ4
2によって矢印d方向に搬送され、ガイド82によって
案内され、吸着ローラ83と搬送ベルト19との間に搬
送される。
【0033】また、前記吸着ローラ83は、従動ローラ
21に圧接させられるとともに、給紙機構30によって
搬送させられてきた記録媒体37を帯電させ、静電気力
によって搬送ベルト19に吸着させる。そのために、吸
着ローラ83は抵抗値の高い半導電性ゴム材によって形
成される。そして、記録媒体37の搬送方向における前
記吸着ローラ83と第1の印刷機構P1との間には、記
録媒体37の前端を検出するホトセンサ70が配設され
る。
【0034】また、84は手差給紙部を構成する手差ト
レイであり、操作者は前記手差トレイ84及びガイド8
5に沿って記録媒体37を手差しで挿入することができ
るようになっている。そして、86は手差しで挿入され
た記録媒体37を検出するホトセンサである。この場
合、手差しで挿入された記録媒体37は、搬送ローラ4
0及び第2のレジストローラ42によって搬送され、ガ
イド82によって案内されて、吸着ローラ83と搬送ベ
ルト19との間に搬送される。
【0035】また、駆動ローラ20側における搬送ベル
ト19の上半部19aに対向させて、除電器43が配設
される。該除電器43は、搬送ベルト19に吸着されて
搬送されてきた記録媒体37を除電し、吸着状態を解除
して記録媒体37を搬送ベルト19から分離しやすくす
る。そして、前記除電器43の図における左方には、記
録媒体37の後端を検出するホトセンサ71が配設され
る。
【0036】さらに、前記除電器43の図における左方
には、ガイド44及び定着器45が配設される。該定着
器45は、搬送ベルト19によって搬送されてきた記録
媒体37に転写されたトナー像を定着させる。そのため
に、前記定着器45は、記録媒体37上のトナーを加熱
するヒートローラ46、及び該ヒートローラ46と共に
記録媒体37を加圧する加圧ローラ47を有する。
【0037】そして、前記定着器45の図における左方
に排出口48が、該排出口48の外側に排出スタッカ4
9が配設され、該排出スタッカ49に、画像が形成さ
れ、印刷が終了した記録媒体37が排出される。
【0038】次に、前記構成のカラー画像記録装置11
の制御回路について説明する。
【0039】図4は本発明の第1の実施の形態における
カラー画像記録装置の制御回路の第1のブロック図、図
5は本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像記録
装置の制御回路の第2のブロック図である。
【0040】図において、51はマイクロプロセッサ等
から成る制御回路(CPU)であり、該制御回路51は
カラー画像記録装置11(図2及び3)の全体の動作を
制御する。前記制御回路51には、前記第1〜第4の印
刷機構P1〜P4の各現像器18の各スポンジローラ1
8cに、それぞれ電圧を印加するSPバイアス電源52
Y、52M、52C、52Bが、前記各第1〜第4の印
刷機構P1〜P4の各現像ローラ18aにそれぞれ電圧
を印加するDBバイアス電源53Y、53M、53C、
53Bが、前記各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各
帯電ローラ17にそれぞれ電圧を印加する帯電用電源5
4Y、54M、54C、54Bが、前記各第1〜第4の
印刷機構P1〜P4の各転写ローラ14にそれぞれ電圧
を印加する転写用電源55Y、55M、55C、55B
がそれぞれ接続される。
【0041】また、制御回路51には、前記吸着ローラ
83に帯電用の電圧を印加する吸着帯電用電源56が、
除電器43に除電用の高電圧を印加する除電用電源57
がそれぞれ接続される。なお、従動ローラ21は接地さ
れ、該従動ローラ21と吸着ローラ83との電位差によ
って静電気力が発生させられ、該静電気力によって、記
録媒体37は搬送ベルト19に吸着される。
【0042】また、前記各SPバイアス電源52Y、5
2M、52C、52B、各DBバイアス電源53Y、5
3M、53C、53B、各帯電用電源54Y、54M、
54C、54B、各転写用電源55Y、55M、55
C、55B、吸着帯電用電源56、及び除電用電源57
は、前記制御回路51の指示によってオン・オフさせら
れる。
【0043】さらに、制御回路51には、各第1〜第4
の印刷機構P1〜P4にそれぞれ対応させて印刷制御回
路58Y、58M、58C、58Bが接続される。そし
て、該各印刷制御回路58Y、58M、58C、58B
は、各メモリ59Y、59M、59C、59Bからカラ
ー画像信号のうちイエロー画像信号、マゼンタ画像信
号、シアン画像信号、及びブラック画像信号をそれぞれ
受け、制御回路51からの指示によって、各LEDヘッ
ド13に転送し、図示されないLEDアレイの露光時間
を制御し、各感光体ドラム16の表面に静電潜像を形成
する。
【0044】そのために、インタフェース部60は、図
示されない外部装置、例えば、ホストコンピュータから
送信されてきたカラー画像信号を受信すると、該カラー
画像信号を色別に分解してイエロー画像信号、マゼンタ
画像信号、シアン画像信号、及びブラック画像信号を発
生させ、前記イエロー画像信号をメモリ59Yに、マゼ
ンタ画像信号をメモリ59Mに、シアン画像信号をメモ
リ59Cに、ブラック画像信号をメモリ59Bに、それ
ぞれ格納する。
【0045】そして、定着器ドライバ61は、定着器4
5のヒートローラ46を所定の温度に保つようにヒート
ローラ46内の図示されないヒータをオン・オフさせ
る。また、モータ駆動回路62は、給紙ローラ36を回
転させるモータ63を駆動するとともに、搬送ローラ4
0、第1〜第4の印刷機構P1〜P4の前記各感光体ド
ラム16、各帯電ローラ17、各現像ローラ18a、各
スポンジローラ18c、各転写ローラ14、駆動ローラ
20、及び、ヒートローラ46を回転させるモータ64
を駆動する。
【0046】該モータ64によって回転させられる搬送
ローラ40、並びに第1〜第4の印刷機構P1〜P4の
各感光体ドラム16、各帯電ローラ17、各現像ローラ
18a、各スポンジローラ18c、各転写ローラ14、
駆動ローラ20及びヒートローラ46は、図示されない
ギヤ又はベルトによって連結される。
【0047】そして、センサレシーバドライバ66は、
各ホトセンサ70、71、86を作動させ、各ホトセン
サ70、71、86の出力波形の信号を制御回路51に
送る。
【0048】次に、前記構成のカラー画像記録装置11
の動作について説明する。
【0049】まず、カラー画像記録装置11の図示され
ない電源がオンにされると、制御回路51は所定の初期
設定を行った後、定着器ドライバ61を駆動して定着器
45内のヒートローラ46を所定の温度になるまでウォ
ーミングアップし、その後、所定の温度に保つ。
【0050】そして、該ヒートローラ46が所定の温度
になると、制御回路51は、モータ駆動回路62を介し
てモータ64を駆動し、駆動ローラ20を回転させて搬
送ベルト19を矢印d方向に走行させる。該搬送ベルト
19が1周分よりわずかに長く走行させられると、モー
タ64が停止させられ、搬送ベルト19も停止させられ
る。これにより、搬送ベルト19の表面に付着している
残留トナー、ゴミ等がクリーニングブレード23によっ
て削り落とされ、廃トナータンク24に落下させられ
る。
【0051】このようにして、カラー画像記録装置11
の初期設定が終了すると、インタフェース部60は前記
外部装置からカラー画像信号が送信されてくるのを待機
する。
【0052】そして、前記インタフェース部60が前記
カラー画像信号を受信すると、制御回路51は、インタ
フェース部60及び各メモリ59Y、59M、59C、
59Bに指示を出し、該指示に基づいて、前記インタフ
ェース部60は、受信されたカラー画像信号を色別に分
解し、カラー画像信号のうちのイエロー画像信号をメモ
リ59Yに、マゼンタ画像信号をメモリ59Mに、シア
ン画像信号をメモリ59Cに、ブラック画像信号をメモ
リ59Bに、それぞれ格納する。この場合、各メモリ5
9Y、59M、59C、59Bには、それぞれ記録媒体
37上に印刷される1ページ分の各イエロー画像信号、
マゼンタ画像信号、シアン画像信号及びブラック画像信
号が格納されるようになっている。
【0053】次に、給紙機構30に収容されている記録
媒体37に画像を形成する動作について説明する。
【0054】まず、制御回路51は、モータ駆動回路6
2を介してモータ63を駆動し、給紙ローラ36を矢印
e方向に回転させる。該給紙ローラ36が回転すると、
弁別手段34及び給紙ローラ36によって、記録媒体収
容箱31に収容された記録媒体37が弁別され、1枚だ
け繰り出される。そして、繰り出された記録媒体37
は、ガイド38、39によって案内され、前端が搬送ロ
ーラ40と第1のレジストローラ41との間に到達する
が、その後、わずかな量だけ更に搬送される。
【0055】その結果、記録媒体37は、前端が搬送ロ
ーラ40及び第1のレジストローラ41に当接してわず
かに撓(たわ)み、この撓みによって記録媒体37のス
キューが修正される。
【0056】次に、制御回路51は、モータ駆動回路6
2を介してモータ64を駆動し、搬送ローラ40、並び
に第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各感光体ドラム1
6、各帯電ローラ17、各現像ローラ18a、各スポン
ジローラ18c、各転写ローラ14、駆動ローラ20及
びヒートローラ46をそれぞれ回転させる。また、同時
に、制御回路51は、吸着帯電用電源56をオンにし、
吸着ローラ83に電圧を印加する。
【0057】したがって、搬送ローラ40が矢印f方向
に回転させられると、記録媒体37は、搬送ローラ40
及び第1、第2のレジストローラ41、42によって搬
送され、ガイド82によって案内される。その結果、記
録媒体37の前端が吸着ローラ83と搬送ベルト19と
の間に到達する。
【0058】そして、記録媒体37の前端は、吸着ロー
ラ83と従動ローラ21との間に発生させられる静電気
力によって搬送ベルト19に吸着される。
【0059】さらに、前記搬送ローラ40が矢印f方向
に回転させられると、記録媒体37は搬送ベルト19に
吸着された状態で矢印d方向に搬送される。
【0060】そして、制御回路51は、センサレシーバ
ドライバ66を介してホトセンサ70によって記録媒体
37の前端を検出する。
【0061】なお、記録媒体37の後端が前記弁別手段
34の弁別部から離れると、制御回路51はモータ駆動
回路62を介してモータ63を停止させる。
【0062】そして、制御回路51は、ホトセンサ70
が記録媒体37の前端を検出すると、各帯電ローラ1
7、各現像ローラ18a、各スポンジローラ18c、及
び、各転写補助ローラ87に帯電電圧、DBバイアス電
圧、SPバイアス電圧、及び、転写補助電圧をそれぞれ
印加するために、各帯電用電源54Y、54M、54
C、54B、各DBバイアス電源53Y、53M、53
C、53B、各SPバイアス電源52Y、52M、52
C、52B、及び、転写補助電源をそれぞれオンにす
る。本実施の形態において、トナーは、負の極性に帯電
させられるようになっているので、各帯電ローラ17は
−1150〔V〕に、各現像ローラ18aは−200
〔V〕に、各スポンジローラ18cは−300〔V〕に
それぞれ帯電させられ、感光体ドラム16の表面電位が
−600〔V〕にされる。
【0063】このようにして、各第1〜第4の印刷機構
P1〜P4において、各感光体ドラム16の表面はそれ
ぞれ各帯電ローラ17によって一様に、かつ、均一に帯
電させられ、各スポンジローラ18c及び各現像ローラ
18aによってトナーが帯電させられ、前記各転写補助
ローラ87の表面がそれぞれ帯電させられる。
【0064】次に、前記制御回路51は、メモリ59Y
に指示を出し、メモリ59Yから1ライン分のイエロー
画像信号を読み出し、該イエロー画像信号を印刷制御回
路58Yに送る。該印刷制御回路58Yは、制御回路5
1からの指示によってメモリ59Yから送られてきたイ
エロー画像信号を、第1の印刷機構P1のLEDヘッド
13に転送することができる形に変え、該LEDヘッド
13に転送する。
【0065】そして、第1の印刷機構P1のLEDヘッ
ド13は、印刷制御回路58Yから転送されたイエロー
画像信号に対応する図示されないLEDアレイを点灯さ
せ、−600〔V〕に一様に、かつ、均一に帯電させら
れた感光体ドラム16の表面に、前記イエロー画像信号
に対応した1ライン分の静電潜像を形成する。該静電潜
像の画像部の表面電位は0〔V〕近傍になる。
【0066】このようにして、1ラインごとにメモリ5
9Yから読み出されたイエロー画像信号に従って、感光
体ドラム16に静電潜像が形成され、副走査方向の長さ
分のイエロー画像信号に従って静電潜像が形成される
と、露光が終了される。そして、静電潜像が形成された
感光体ドラム16の表面には、帯電させられた現像ロー
ラ18aによる静電気力によってイエローのトナーが付
着される。したがって、前記感光体ドラム16の回転に
伴って、静電潜像はイエローのトナーによって順次現像
され、イエローのトナー像になる。
【0067】また、前記記録媒体37の前端が第1の印
刷機構P1の感光体ドラム16と転写ローラ14との
間、すなわち、転写部に到達すると、第1の印刷機構P
1の転写用電源55Yをオンにする。
【0068】その結果、前記転写ローラ14に+Vty
(例えば、+1000〔V〕)の転写電圧が印加され、
感光体ドラム16のイエローのトナー像は、記録媒体3
7に1ラインずつ転写される。そして、前記感光体ドラ
ム16の回転に伴って、1ページ分のイエローのトナー
像が記録媒体37に転写される。このようにして、第1
の印刷機構P1による記録媒体37へのイエローのトナ
ー像の転写が終了する。
【0069】なお、本実施の形態においては、現像プロ
セスでトナーの付着と回収とを同時に行うことができる
ようになっている。したがって、トナーとして非磁性一
成分トナーが使用され、現像ローラ18aは、弾性及び
導電性を有し、トナーの薄層を介して感光体ドラム16
と軽く接触させられる。
【0070】そして、該感光体ドラム16の静電潜像の
画像部にトナーが付着させられることによって現像が行
われ、同時に、感光体ドラム16に付着している残留ト
ナーは、現像ローラ18aによって形成される強い電界
によって、現像ローラ18aの表面に吸引され回収され
る。回収されたトナーは、前記現像器18の図示されな
いトナー収容部に戻されて再び使用される。
【0071】そして、前記搬送ベルト19は継続して走
行させられ、記録媒体37は第1の印刷機構P1から第
2の印刷機構P2に搬送され、次に、第2の印刷機構P
2においてマゼンタのトナー像が記録媒体37に転写さ
れる。
【0072】すなわち、制御回路51は、メモリ59M
に指示を出し、メモリ59Mから1ライン分のマゼンタ
画像信号を読み出し、該マゼンタ画像信号を印刷制御回
路58Mに送る。該印刷制御回路58Mは、制御回路5
1からの指示によってメモリ59Mから送られてきたマ
ゼンタ画像信号を、第2の印刷機構P2のLEDヘッド
13に転送することができる形に変え、該LEDヘッド
13に転送する。
【0073】そして、第2の印刷機構P2のLEDヘッ
ド13は、印刷制御回路58Mから転送されたマゼンタ
画像信号に対応する図示しないLEDアレイを点灯さ
せ、−600〔V〕に一様に、かつ、均一に帯電させら
れた感光体ドラム16の表面に、前記マゼンタ画像信号
に対応した1ライン分の静電潜像を形成する。該静電潜
像の画像部の表面電位は0〔V〕近傍になる。
【0074】このようにして、1ラインごとにメモリ5
9Mから読み出されたマゼンタ画像信号に従って、感光
体ドラム16に静電潜像が形成され、副走査方向の長さ
分のマゼンタ画像信号に従って静電潜像が形成される
と、露光が終了される。そして、静電潜像が形成された
感光体ドラム16の表面には、帯電させられた現像ロー
ラ18aによる静電気力によってマゼンタのトナーが付
着される。したがって、前記感光体ドラム16の回転に
伴って、静電潜像はマゼンタのトナーによって順次現像
され、マゼンタのトナー像になる。
【0075】そして、前記記録媒体37の前端が第2の
印刷機構P2の感光体ドラム16と転写ローラ14との
間、すなわち、転写部に到達すると、第2の印刷機構P
2の転写用電源55Mをオンにする。
【0076】その結果、前記転写ローラ14に+Vtm
(例えば、+1200〔V〕)の転写電圧が印加され、
感光体ドラム16のマゼンタのトナー像は、記録媒体3
7に1ラインずつ転写される。そして、前記感光体ドラ
ム16の回転に伴って、1ページ分のマゼンタのトナー
像が記録媒体37に転写される。このようにして、第2
の印刷機構P2による記録媒体37へのマゼンタのトナ
ー像の転写が終了する。
【0077】次に、記録媒体37は、更に第2の印刷機
構P2から第3の印刷機構P3に搬送され、該第3の印
刷機構P3においてシアンのトナー像が記録媒体37に
転写される。
【0078】そして、シアンのトナー像が記録媒体37
に転写されると、記録媒体37は第3の印刷機構P3か
ら第4の印刷機構P4に搬送され、該第4の印刷機構P
4においてブラックのトナー像が記録媒体37に転写さ
れる。
【0079】そして、第4の印刷機構P4においては、
感光体ドラム16の静電潜像の画像部にブラックのトナ
ーが付着させられることによって現像が行われ、同時
に、感光体ドラム16に付着している残留トナーは、現
像ローラ18aによって形成される強い磁界によって、
現像ローラ18aの表面に吸引されて回収される。
【0080】ところで、記録媒体37の前端が第3の印
刷機構P3の転写部に到達すると、制御回路51は、第
3の印刷機構P3の転写用電源55Cをオンにし、前記
転写ローラ14に+Vtc(例えば、+1400
〔V〕)の転写電圧を印加する。続いて、記録媒体37
の前端が第4の印刷機構P4の転写部に到達すると、制
御回路51は、第4の印刷機構P4の転写用電源55B
をオンにし、前記転写ローラ14に+Vtb(例えば、
+1600〔V〕)の転写電圧を印加する。
【0081】このように、各色のトナー像が記録媒体3
7に重ねて転写され、カラーのトナー像になる。続い
て、記録媒体37は搬送ベルト19によって除電器43
に送られる。ここで、制御回路51は、除電用電源57
をオンにして除電器43によって記録媒体37を除電す
る。
【0082】これにより、記録媒体37は、搬送ベルト
19から分離しやすくなり、駆動ローラ20の上部で搬
送ベルト19から離れ、ガイド44によって案内され、
定着器45に送られる。そして、前記記録媒体37が除
電器43から分離すると、制御回路51は除電用電源5
7をオフにする。
【0083】前記定着器45においては、既に定着可能
な所定の温度に達しているヒートローラ46、及び該ヒ
ートローラ46に圧接させられる加圧ローラ47によっ
て、カラーのトナー像が記録媒体37に定着され、カラ
ー画像になる。そして、定着が終了すると、記録媒体3
7は排出スタッカ49に排出される。この場合、前記制
御回路51は、ホトセンサ71が記録媒体37の後端を
検出すると、該記録媒体37が排出されたことをセンサ
レシーバドライバ66を介して知る。
【0084】このようにして、前記記録媒体37の排出
が終了すると、制御回路51は、モータ駆動回路62を
介してモータ64を停止させる。
【0085】なお、前記第1の印刷機構P1において、
1ページ分のトナー像の転写が終了すると、転写用電源
55Yはオフにされる。また、同様に、第2〜第4の印
刷機構P2〜P4についても、1ページ分のトナー像の
転写が終了すると、順次転写用電源55M、55C、5
5Bはオフにされる。
【0086】そして、最終の印刷機構、すなわち、第4
の印刷機構P4において、1ページ分のトナー像の転写
が終了すると、各帯電用電源54Y、54M、54C、
54B、各DBバイアス電源53Y、53M、53C、
53B、各SPバイアス電源52Y、52M、52C、
52B、及び転写補助電源はそれぞれオフにされる。こ
のようにして、給紙機構30によって給紙された記録媒
体37にカラー画像を形成することができる。
【0087】なお、各第2〜第4の印刷機構P2〜P4
において、1ページ分のトナー像の転写が終了すると、
各除電用ランプ点灯器、各SPバイアス電源52M、5
2C、52B、各DBバイアス電源53M、53C、5
3B、各帯電用電源54M、54C、54B及び各転写
用電源55M、55C、55Bは、それぞれオフにされ
る。
【0088】このように、記録媒体37がOHP用の透
明シートである場合でも、トナーを記録媒体37に十分
に吸着させることができるので、転写不良が生じること
がなくなる。
【0089】なお、手差トレイ84から挿入された記録
媒体37にも、同様にカラー画像を形成することができ
る。
【0090】この場合、操作者が記録媒体37を手差ト
レイ84にセットすると、制御回路51は、センサレシ
ーバドライバ66を介してホトセンサ86によって記録
媒体37を検出し、次に、モータ駆動回路62を介して
モータ64を駆動し、搬送ローラ40、並びに各第1〜
第4の印刷機構P1〜P4の各感光体ドラム16、各帯
電ローラ17、各現像ローラ18a、各スポンジローラ
18c、各転写ローラ14、駆動ローラ20及びヒート
ローラ46をそれぞれ回転させる。また、同時に、制御
回路51は、吸着帯電用電源56をオンにして吸着ロー
ラ83に電圧を印加する。
【0091】その結果、前記搬送ローラ40は矢印f方
向に回転させられるので、手差トレイ84から挿入され
た記録媒体37は、前記搬送ローラ40と第2のレジス
トローラ42とによって搬送されてガイド82によって
案内され、前端が吸着ローラ83と搬送ベルト19との
間に到達する。
【0092】このとき、記録媒体37は、吸着ローラ8
3と従動ローラ21との間に発生させられる静電気力に
よって搬送ベルト19に吸着される。さらに、搬送ロー
ラ40が矢印f方向に回転させられると、記録媒体37
は搬送ベルト19に吸着された状態で矢印d方向に搬送
される。その結果、制御回路51は、記録媒体37の前
端がホトセンサ70によって検出されたことをセンサレ
シーバドライバ66を介して知る。
【0093】以下、記録動作については、前述されたも
のと同じであるので、説明を省略する。なお、本実施の
形態においては、露光手段としてLEDヘッド13を使
用しているが、該LEDヘッド13に代えてレーザ、液
晶シャッタ等を使用することもできる。さらに、本実施
の形態においては、第1〜第4の印刷機構P1〜P4を
独立させているが、一体構造にすることもできる。
【0094】次に、転写電圧について説明する。
【0095】前記搬送ベルト19が走行させられるのに
伴って、記録媒体37が第1〜第4の印刷機構P1〜P
4の各転写部を通過する間に、転写ローラ14に印加さ
れた転写電圧Vty、Vtm、Vtc、Vtbが記録媒
体37にも加わるので、記録媒体37の帯電量は徐々に
増加する。
【0096】したがって、前述されたように、第1の印
刷機構P1の転写ローラ14には+1000〔V〕の転
写電圧Vtyが、第2の印刷機構P2の転写ローラ14
には+1200〔V〕の転写電圧Vtmが、第3の印刷
機構P3の転写ローラ14には+1400〔V〕の転写
電圧Vtcが、第4の印刷機構P4の転写ローラ14に
は+1600〔V〕の転写電圧Vtbがそれぞれ印加さ
れ、前記搬送ベルト19の走行方向における下流側ほど
高くされる。
【0097】ところで、前記搬送ベルト19に記録媒体
37を吸着させて搬送ベルト19を走行させることによ
って記録媒体37を搬送するとともに、各転写用電源5
5Y、55M、55C、55Bを順次オンにし、各第1
〜第4の印刷機構P1〜P4の各転写ローラ14に転写
電圧Vty、Vtm、Vtc、Vtbをそれぞれ印加す
ると、各第1〜第4の印刷機構P1〜P4の各転写部に
おいて、各色のトナー像が記録媒体37に順次重ねて転
写される。
【0098】次に、静電潜像担持体の基体部に流れ込む
電流を検出する手段について説明する。
【0099】図1は本発明の第1の実施の形態における
静電潜像担持体の基体部に流れ込む電流を検出する手段
の詳細を示すブロック図である。
【0100】図において、感光体ドラム16は、外径が
30〔mm〕のアルミニウム製のドラム基体部の表面に
有機感光剤(OPC)が厚さ約20〔μm〕塗布して形
成されていて、矢印a方向に所定の速度で回転してい
る。また、帯電ローラ17は、半導電性のゴム製のロー
ラから成り、前記感光体ドラム16に接触して回転して
いる。そして、前記帯電ローラ17に帯電電圧を印加す
ることによって、感光体ドラム16の表面が所定の電位
に帯電される。
【0101】また、13は前記感光体ドラム16を露光
するLEDヘッドであり、LEDアレイが使用される。
そして、該LEDヘッド13による光照射によって画像
情報を感光体ドラム16上に静電潜像として書き込む。
次に、感光体ドラム16上の静電潜像は現像器18によ
って現像されてトナー像が形成され、現像されたトナー
像は給紙機構30から搬送された記録媒体37に転写さ
れ、転写された記録媒体37は次の印刷機構に搬送され
る。
【0102】また、感光体ドラム16のドラム基体部は
電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbを介して接地され
ている。そして、帯電用電源54Y、54M、54C、
54Bから帯電電圧が印加された帯電ローラ17によっ
て帯電を行う時、帯電した感光体ドラム16をLEDア
レイからの露光によって露光を行う時、感光体ドラム1
6が劣化して電流のリークがある時などに、感光体ドラ
ム16のドラム基体部に電流が流れ込むので、前記電流
検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbによって感光体ドラム
16に流れ込む電流値を検出することができるようにな
っている。
【0103】ここで、帯電ローラ17を帯電させる時の
帯電用電源54Y、54M、54C、54Bは直流電源
が望ましい。これは、感光体ドラム16を帯電させる時
に、直流電源であると、帯電に必要なだけの電流が帯電
用電源54Y、54M、54C、54Bから流れ、前記
電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbによって感光体ド
ラム16に流れ込む電流値を検出する時に他の要因が入
らないからである。したがって、正確な電流値を検出す
ることができる。
【0104】これに対して、最近のカラー画像形成装置
に使用される帯電ローラ17に使用される電源は、直流
電圧に交流成分(2〔kV〕peak−peak)を畳
み込んだ方式が多く使用されているが、この方式におい
ては、感光体ドラム16に流れ込む電流値を電流検出抵
抗Ry、Rm、Rc、Rbによって検出する時に、感光
体ドラム16を除電する電流も同時に検出してしまうの
で、電流値が大きくなりすぎてしまう。また、除電する
電流の方が感光体ドラム16を帯電させるだけの電流よ
り圧倒的に大きいので、正確な電流値を検出することが
できない。さらに、感光体ドラム16が不良である時
(表面に傷が付いた時など)には、リーク電流が大きく
なるので、正確な電流値を検出することができない。し
たがって、少なくとも電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、
Rbを介して感光体ドラム16に流れ込む電流値を検出
する時は、直流電源が優れている。
【0105】ここで、LEDヘッド13からの露光が行
われていない時に、帯電ローラ17によって感光体ドラ
ム16を帯電した場合でも、感光体ドラム16が所定の
速度で回転している時には、ある一定量以下の電流(以
下「定常電流値」という。)が感光体ドラム16のドラ
ム基体部に流れている。これは、感光体ドラム16の感
光層が完全な絶縁体ではないからである。前記定常電流
値は、正常な場合には約1〔μA〕以下である。
【0106】ところが、感光体ドラム16が寿命になっ
た場合には、定常電流値がやや増加して1〜2〔μA〕
になる。また、寿命を無視して感光体ドラム16を使用
し続けた場合、前記定常電流値が2〔μA〕以上になる
と、現像ローラ18aから斑点状に微少なトナーが現像
され、結果的に記録媒体37に付着して記録媒体37が
薄く汚れた状態、すなわち、かぶりが発生してしまう。
【0107】したがって、定常電流値が正常の場合の2
倍以上になった時に、感光体ドラム16が寿命であると
判断するとよい。なお、画像形成装置には操作パネル9
5が配設されていて、該操作パネル95上の図示されな
い表示部に、感光体ドラム16が寿命となった場合に感
光体ドラム16の寿命となったことを表示するようにす
ることができる。
【0108】また、寿命と判断する定常電流値データ
は、あらかじめ感光体ドラム16の初期の段階で測定を
行い、あらかじめメモリ部RAM(E2 PROM等)9
6に格納しておく。すなわち、制御回路51は各第1〜
第4の印刷機構P1〜P4の各電流検出回路91Y、9
1M、91C、91Bから定常電流値を読み取る。又
は、複数回サンプリングし平均を求めてもよい。そし
て、前記メモリ部RAM96に記憶されている感光体ド
ラム16を寿命と判断する定常電流値データを読み取
り、該定常電流値データとサンプリングした定常電流値
とを比較する。そして、サンプリングした定常電流値が
前記定常電流値データより大きい場合は、感光体ドラム
16が寿命であると判断し、操作パネル95上の表示部
に感光体ドラム16が寿命である旨を表示する。また、
前記メモリ部RAM96に、感光体ドラム16が寿命で
ある旨の情報を書き込む。この場合、第1〜第4の印刷
機構P1〜P4のそれぞれについて感光体ドラム16が
寿命であるか否かを判断し、寿命であると判断した印刷
機構のそれぞれの感光体ドラム16について寿命である
旨を表示する。
【0109】次に、カラー画像形成装置が稼働中に感光
体ドラム16や記録媒体37に微少な粒子(例えば、砂
粒等)やクリップなどが付着していた場合に間違って印
刷を行うと、前記感光体ドラム16に傷が付いてしま
う。また、印刷中に記録媒体37のジャムが発生した場
合などに、印刷機構部を取り外してジャムになった記録
媒体37を取り除く時などにも、不用意に感光体ドラム
16を傷付けてしまうことがある。
【0110】このような場合、傷の程度にもよるが、感
光体ドラム16を帯電ローラ17によって帯電する時
に、感光体ドラム16に付いた傷の部分の絶縁性が悪化
し、LEDアレイからの露光が行われていない時に、感
光体ドラム16を帯電ローラ17によって帯電した時の
定常電流値は、正常な場合よりも増加する。これは、感
光体ドラム16の傷の部分が帯電ローラ17に接触した
時に定常電流値が増加するので、感光体ドラム16が1
周するごとに周期的に定常電流値が増加することにな
る。
【0111】この場合も、前述されたように、定常電流
値が正常の場合の2倍以上になった時に、感光体ドラム
16が不良であると判断するとよい。そして、同様に、
操作パネル95上の表示部に感光体ドラム16が不良で
あることを表示するようにすることができる。
【0112】また、メモリ部RAM96には、感光体ド
ラム16を不良と判断する定常電流値データが記憶され
ている。すなわち、制御回路51は各第1〜第4の印刷
機構P1〜P4の各電流検出回路91Y、91M、91
C、91Bから定常電流値をサンプリングする。そし
て、前記メモリ部RAM96に記憶されている感光体ド
ラム16を不良と判断する定常電流値データを読み取
り、該定常電流値データとサンプリングした定常電流値
とを比較する。そして、サンプリングした定常電流値が
前記定常電流値データより大きい場合は、感光体ドラム
16が不良であると判断し、操作パネル95上の表示部
に感光体ドラム16が不良である旨を表示する。また、
前記メモリ部RAM96に、感光体ドラム16が不良で
ある旨の情報を書き込む。この場合、第1〜第4の印刷
機構P1〜P4のそれぞれについて感光体ドラム16が
不良であるか否かを判断し、不良であると判断した印刷
機構のそれぞれの感光体ドラム16について不良である
旨を表示する。
【0113】なお、本実施の形態における定常電流値を
検出するタイミングは、カラー画像形成装置本体の立上
げ時や、アイドリング状態時や、画像形成を開始する時
や、画像形成が終了した時などに設定される。
【0114】クリーニング動作時や画像形成開始時に感
光体ドラム16を回転させながら感光体ドラム16表面
を帯電することにより、各動作の中で電流値を検出する
ことができるので、検出のための特別なシーケンスを必
要としない。
【0115】このように、本実施の形態においては、L
EDアレイからの露光が行われていない時の感光体ドラ
ム16が帯電ローラ17によって帯電された場合の感光
体ドラム16に流れ込む定常電流値を各電流検出回路9
1Y、91M、91C、91Bによって検出し、前記定
常電流値とあらかじめ設定されている感光体ドラム16
の寿命定常電流値又は不良定常電流値とを比較すること
によって、感光体ドラム16の寿命や不良を正確に検出
することができる。
【0116】なお、本実施の形態においては電流値を比
較して寿命や不良を検出するものとして説明したが、感
光体ドラム16を介して流れる電流を電圧値として検出
してもよいし、検出した電流をランク分けした数値でも
よく、検出した電流に基づいて求められるものであれば
よい。
【0117】次に、本発明の第2の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態におけるカラー画像形成
装置の構成については、前記第1の実施の形態における
カラー画像形成装置の構成と同様であるので図1〜5を
援用して説明する。
【0118】この場合、本実施の形態においては、LE
Dヘッド13にLEDアレイを使用し、該LEDアレイ
からの露光を制御し、感光体ドラム16に流れ込む定常
電流値を電流検出回路91Y、91M、91C、91B
によって検出するようになっている。
【0119】図6は本発明の第2の実施の形態における
LEDアレイの光出力とドライブ電流値の関係を示す図
である。なお、図において、横軸にLEDアレイのドラ
イブ電流値を、縦軸にLEDアレイの光出力を採ってあ
る。また、図において、実線aは気温が50〔℃〕の時
を、破線bは気温が25〔℃〕の時を、実線cは気温が
0〔℃〕の時を示す。
【0120】図に示されるように、LEDアレイの光出
力はドライブ電流値に正確に比例する。すなわち、LE
Dアレイを常時点灯させてもドライブ電流値を加減する
と、LEDアレイの光エネルギーの出力を一定に制御す
ることができる。また、LEDアレイを所定時間点滅さ
せた場合は、ドライブ電流値を一定にして点灯時間を制
御することによって、光エネルギーの出力を一定にする
ことができる。なお、光エネルギーとは光出力に点灯時
間を乗算したものである。
【0121】ここで、比較のために、通常のレーザーダ
イオードの光出力とドライブ電流値との関係について説
明する。
【0122】図7は通常のレーザーダイオードの光出力
とドライブ電流値の関係を示す図である。なお、図にお
いて、横軸にレーザーダイオードのドライブ電流値を、
縦軸にレーザーダイオードの光出力を採ってある。ま
た、図において、実線dは気温が0〔℃〕の時を、破線
eは気温が25〔℃〕の時を、実線fは気温が50
〔℃〕の時を示す。
【0123】この場合、レーザーダイオードは光増幅に
よって発振させて使用するようになっている。そして、
通常、レーザーダイオードはドライブ電流値が、例え
ば、40〔mA〕を超えて発振が安定した時点で使用す
るので、ドライブ電流値と光出力とは比例しない。
【0124】また、レーザーダイオードの使用領域にお
いては、光発生の効率は非常によいが、光出力及びドラ
イブ電流値が温度によって大きく変化する。したがっ
て、レーザーダイオードの場合は、点灯時間を制御して
も光エネルギーが大きく変化してしまうので、光エネル
ギーを小さなエネルギー値から大きなエネルギー値まで
制御することができない。
【0125】ここで、感光体ドラム16(図1)を帯電
ローラ17によって帯電した場合に、感光体ドラム16
が所定の速度で回転している時には、感光体ドラム16
は所定の電位に帯電させられる。そして、露光の際にL
EDアレイに流す電流値を一定にして点灯時間(以下
「ドライブ時間」という。)を変化させると、光エネル
ギーが直線的に変化するので、感光体ドラム16の電位
も光エネルギーの量に従って電位の絶対値が低下する。
【0126】図8は本発明の第2の実施の形態における
感光体ドラムの表面電位とLEDアレイが露光する光エ
ネルギーの関係を示す図である。なお、図において、横
軸にLEDアレイの露光による光エネルギーを、縦軸に
感光体ドラム16の表面電位を採ってある。
【0127】ただし、通常の印刷モード時においては、
前記光エネルギーは感光体ドラム16の表面電位が十分
に低下した時点で使用している。また、感光体ドラム1
6のドラム基体部は電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、R
bを介して接地されている。
【0128】したがって、帯電させられた感光体ドラム
16をLEDアレイによって露光する時に、感光体ドラ
ム16のドラム基体部に電流が流れ込むので、前記電流
検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbによって感光体ドラム
16に流れ込む電流値を検出することができる。
【0129】そして、LEDアレイに流す電流値を一定
にしてドライブ時間を変化させると、光エネルギーが直
線的に変化するので、感光体ドラム16のドラム基体部
に流れ込む電流値は光エネルギーの量に従って大きくな
る。
【0130】図9は本発明の第2の実施の形態における
感光体ドラムのドラム基体部に流れ込む電流とLEDア
レイが露光する光エネルギーの関係を示す図である。な
お、図において、横軸にLEDアレイの露光による光エ
ネルギーを、縦軸に感光体ドラム16のドラム基体部に
流れ込む電流値を採ってある。
【0131】図に示されるように、LEDアレイからの
光エネルギーを変化させると、感光体ドラム16に流れ
込む電流値は、感光体ドラム16の表面電位の絶対値の
変化と反比例して変化することが分かる。
【0132】ここで、図8においては、一般的には感光
体ドラム16の光感度特性を示す特性と全く同一のもの
である。すなわち、LEDアレイからの光エネルギーを
ドライブ時間等で変化させることによって、かつ、その
時の感光体ドラム16に流れ込む電流値を検出すること
によって、感光体ドラム16の光感度特性を把握するこ
とができる。
【0133】これは、LEDアレイの光出力が正確にド
ライブ電流値に比例するからである。なお、レーザーダ
イオードの場合には、前記光感度特性を測定することが
できない。これは、前述されたように、レーザーダイオ
ードは、ある所定の光出力以上は発生させることができ
るが、途中の弱い光出力を安定して発生させることがで
きないからである。
【0134】次に、感光体ドラム16の感度について図
8を援用して説明する。
【0135】この場合、感光体ドラム16の感度とは、
感光体ドラム16が無露光帯電電位(感光体ドラム16
が回転しながら帯電している時で、露光していない時の
感光体ドラム16の表面電位であり、本実施の形態にお
いては、−600〔V〕である。)に帯電している時
に、LEDアレイから露光を行って感光体ドラム16の
無露光帯電電位が1/2の電位になった時の光エネルギ
ー(一般には「半減露光」という。)であり、ここでは
光エネルギーを単位面積1〔cm2 〕当たりの光エネル
ギーに換算している。
【0136】そして、図8においては、感光体ドラム1
6の表面電位が−600〔V〕から−300〔V〕にな
った時の光エネルギーである。すなわち、図8におい
て、ここで用いられた感光体ドラム16の感度は、0.
2〔μJ/cm2 〕になる。また、このとき、電流検出
部における電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ
込む電流値は、図9から6〔μA〕であることが分か
る。したがって、感光体ドラム16の感度を、電流検出
抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値から検出
することができる。
【0137】ここで、本実施の形態におけるカラー画像
形成装置において印刷動作を行うと、感光体ドラム16
は使用に伴って感光体ドラム16の感度が低下する。こ
れは、特性的には感光体ドラム16の感度の特性値が大
きくなることを意味している。すなわち、図8において
は、感光体ドラム16の感度の値が0.2〜0.25に
なる。
【0138】次に、本実施の形態におけるカラー画像形
成装置において印刷動作を行い、感光体ドラム16の回
転数が、初期から10000回転毎に30000回転ま
で印刷を行った時の感光体ドラム16の特性について説
明する。なお、この場合、カラー画像形成装置から感光
体ドラム16を取り出し、感光体ドラム試験機を使用し
て調べた。
【0139】図10は本発明の第2の実施の形態におけ
る感光体ドラムの感度と感光体ドラムの回転数との関係
を示す図である。なお、図において、横軸に感光体ドラ
ム16の回転数を、縦軸に感光体ドラム16の感度を採
ってある。
【0140】図に示されるように、感光体ドラム16は
回転数が大きくなるのに従って感光体ドラム16の特性
が低下する。すなわち、感光体ドラム16の感度の値が
大きくなる。
【0141】また、感光体ドラム16の有機感光層の膜
厚をパラメータにした場合の感光体ドラム16の特性に
ついて説明する。
【0142】図11は本発明の第2の実施の形態におけ
る感光体ドラムの感度と感光体ドラムの膜厚との関係を
示す図である。なお、図において、横軸に感光体ドラム
16の膜厚を、縦軸に感光体ドラム16の感度を採って
ある。
【0143】図に示されるように、感光体ドラム16の
膜厚が小さくなるのに従って感光体ドラム16の感度が
大きくなる。すなわち、感光体ドラム16は印刷動作に
おいて、表面の有機感光層が徐々に減少していくので、
カラー画像形成装置の印刷動作によって感光体ドラム1
6の感度が低下し、感度の値が大きくなるのが分かる。
【0144】図12は本発明の第2の実施の形態におけ
る感光体ドラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体
ドラムの回転数の関係を示す図である。なお、図におい
て、横軸に感光体ドラム16の回転数を、縦軸に感光体
ドラム16の基体部を通って電流検出抵抗Ry、Rm、
Rc、Rbに流れ込む電流値を採ってある。
【0145】このとき、感光体ドラム16に与える光エ
ネルギーは、感光体ドラム16の表面電位が−600
〔V〕から−300〔V〕になった時の光エネルギーと
同一になる光エネルギーを与える。
【0146】そして、本実施の形態におけるカラー画像
形成装置において印刷動作を行い、感光体ドラム16の
回転数が、初期から10000回転ごとに30000回
転まで印刷を行った時の感光体ドラム16の特性を調べ
ると、感光体ドラム16は回転数が大きくなるのに従っ
て感光体ドラム16の基体部を通って電流検出抵抗R
y、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値は低下するのが
分かる。
【0147】また、感光体ドラム16の有機感光層の膜
厚をパラメータにした場合の電流検出抵抗Ry、Rm、
Rc、Rbに流れ込む電流値について説明する。
【0148】図13は本発明の第2の実施の形態におけ
る感光体ドラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体
ドラムの膜圧の関係を示す図である。なお、図におい
て、横軸に感光体ドラム16の膜厚を、縦軸に感光体ド
ラム16の基体部を通って電流検出抵抗Ry、Rm、R
c、Rbに流れ込む電流値を採ってある。
【0149】図に示されるように、感光体ドラム16の
膜厚が小さくなるのに従って感光体ドラム16の基体部
を通って電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込
む電流値が低下する。すなわち、感光体ドラム16は印
刷動作において、表面の有機感光層が徐々に減少してい
くので、カラー画像形成装置の印刷動作によって電流検
出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値の特性
が低下する。
【0150】したがって、カラー画像形成装置の動作中
に感光体ドラム16の基体部を通って電流検出抵抗R
y、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値を検出すること
によって、感光体ドラム16の感度の特性を正確に検出
することができる。
【0151】また、電流検出部は制御回路51に接続さ
れていて、該制御回路51はメモリ部RAM96(図
4)に接続されていて、該メモリ部RAM96には感光
体ドラム16の感度の初期値の時の電流検出抵抗Ry、
Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値が記憶されている。
【0152】さらに、制御回路51は電流検出回路91
Y、91M、91C、91Bから定常電流値をサンプリ
ングする。そして、メモリ部RAM96に記憶されてい
る感光体ドラム16の感度の初期値の時の電流検出抵抗
Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値データを読み
取り、該電流値データとサンプリングした定常電流値と
を比較する。
【0153】そして、感光体ドラム16の感度の初期値
の時の電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む
電流値と同じになるようにLEDアレイの露光量を制御
する。すなわち、LEDアレイのドライブ時間を増加又
は減少させるなどの制御を行い、常に感光体ドラム16
の感度の初期値の時の電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、
Rbに流れ込む電流値と、電流検出部によって検出した
電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値
とが同じになるように制御する。
【0154】また、前記メモリ部RAM96に感光体ド
ラム16を不良と判断するLEDアレイのドライブ時間
の上限値を書き込んでおくこともできる。そして、電流
検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値を感
光体ドラム16の感度の初期値の時の電流検出抵抗R
y、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値と同一にするL
EDアレイのドライブ時間が大きくなりすぎた場合は、
前記メモリ部RAM96に書き込まれているドライブ時
間の上限値と比較することによって、感光体ドラム16
の不良を判断することができる。
【0155】さらに、LEDアレイのドライブ時間が上
限値より大きくなった場合は、感光体ドラム16が寿命
であると判断し、操作パネル95上に配設された図示さ
れない表示部に感光体ドラム16が寿命である旨を表示
することもできる。この場合、前記メモリ部RAM96
に感光体ドラム16が寿命である旨の情報が書き込まれ
る。また、第1〜第4の印刷機構P1〜P4のそれぞれ
について感光体ドラム16が寿命であるか否かを判断
し、寿命であると判断した印刷機構のそれぞれの感光体
ドラム16について寿命である旨を表示する。
【0156】なお、本実施の形態における電流検出抵抗
Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値を検出するタ
イミングは、カラー画像形成装置本体の立上げ時や、ア
イドリング状態時や、画像形成を開始する時や、画像形
成が終了した時などに設定される。
【0157】このように、本実施の形態においては、L
EDアレイからの露光を制御することによって、感光体
ドラム16に流れ込む定常電流値を電流検出回路91
Y、91M、91C、91Bによって検出することがで
きるので、感光体ドラム16の露光電位の特性を把握す
ることができる。
【0158】さらに、電流検出部は制御回路51に接続
されていて、該制御回路51はメモリ部RAM96に接
続されていて、該メモリ部RAM96には感光体ドラム
16の感度の初期値の時の電流検出抵抗Ry、Rm、R
c、Rbに流れ込む電流値が記憶されている。
【0159】また、制御回路51は電流検出回路91
Y、91M、91C、91Bから定常電流値をサンプリ
ングする。そして、メモリ部RAM96に記憶されてい
る感光体ドラム16の感度の初期値の時の電流検出抵抗
Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値データを読み
取り、該電流値データとサンプリングした定常電流値と
を比較する。
【0160】そして、感光体ドラム16の感度の初期値
の時の電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む
電流値と同じになるようにLEDアレイの露光量を制御
する。すなわち、LEDアレイのドライブ時間を増加又
は減少させるなどの制御を行い、常に感光体ドラム16
の感度の初期値の時の電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、
Rbに流れ込む電流値と、電流検出部によって検出した
電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値
とが同じになるように制御する。
【0161】このようにして制御することによって、感
光体ドラム16の表面電位が初期値と同一になるように
制御することができるので、感光体ドラム16の感度が
変化しても感光体ドラム16の表面電位を初期値から変
化することなく使用することができる。そのため、感光
体ドラム16の感度が低下して印刷画像上に特にハーフ
トーンの濃度が変化してしまうことがない。したがっ
て、画像品質が高いカラー画像形成装置を提供すること
ができる。
【0162】また、LEDアレイのドライブ時間が上限
値より大きくなった場合は、感光体ドラム16が寿命で
あると判断し、操作パネル95上に配設された表示部に
感光体ドラム16が寿命である旨を表示することもでき
る。さらに、前記メモリ部RAM96に感光体ドラム1
6が寿命である旨の情報を書き込み、再度その感光体ド
ラム16が装着されている印刷機構部を使用する時に
も、メモリ部RAM96の情報によって警報を出すこと
ができる。すなわち、感光体ドラム16の感度が大きく
劣化した時点で感光体ドラム16が寿命であると判断す
ることができる。
【0163】次に、本発明の第3の実施の形態について
説明する。なお、本実施の形態におけるカラー画像形成
装置の構成については、前記第1の実施の形態における
カラー画像形成装置の構成と同様であるので図1〜5を
援用して説明する。
【0164】この場合、感光体ドラム16の露光電位と
は、感光体ドラム16が無露光帯電電位(感光体ドラム
16が回転しながら帯電している時で、露光していない
時の感光体ドラム16の表面電位であり、本実施の形態
においては、−600〔V〕である。)に帯電している
時に、LEDアレイから光露光を行って感光体ドラム1
6の無露光帯電電位が十分に小さくなった時の電位であ
り、前記第2の実施の形態において、感光体ドラム16
の感度を検出した時に感光体ドラム16に与えた光エネ
ルギー(一般には「半減露光」という。)の約4倍程度
に設定する。
【0165】そして、この初期状態においては、感光体
ドラム16の露光電位が−600〔V〕から−50
〔V〕になった時の光エネルギーである。すなわち、図
8において、ここで用いられた光エネルギーは、0.8
〔μJ/cm2 〕になる。また、このとき、電流検出部
における電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込
む電流値は、図9から11〔μA〕であることが分か
る。したがって、感光体ドラム16の露光電位を、電流
検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値から
検出することができる。
【0166】ここで、本実施の形態におけるカラー画像
形成装置において印刷動作を行うと、感光体ドラム16
は使用に伴って感光体ドラム16の露光電位の絶対値が
上昇する。これは、特性的には感光体ドラム16の露光
電位が大きくなるので、トナーの付着量が低下してくる
ことになる。また、図9においては、感光体ドラム16
の露光電位の絶対値が上昇するので、電流検出抵抗R
y、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値が11〔μA〕
から10〔μA〕に低下する。
【0167】次に、本実施の形態におけるカラー画像形
成装置において印刷動作を行い、感光体ドラム16の回
転数が、初期から10000回転毎に30000回転ま
で印刷を行った時の感光体ドラム16の特性について説
明する。なお、この場合、カラー画像形成装置から感光
体ドラム16を取り出し、感光体ドラム試験機を使用し
て調べた。
【0168】図14は本発明の第3の実施の形態におけ
る感光体ドラムの露光電位と感光体ドラムの回転数の関
係を示す図である。なお、図において、横軸に感光体ド
ラム16(図1)の回転数を、縦軸に感光体ドラム16
の露光電位を採ってある。
【0169】図に示されるように、感光体ドラム16は
回転数が大きくなるのに従って感光体ドラム16の露光
電位の絶対値が上昇する。
【0170】また、感光体ドラム16の有機感光層の膜
厚をパラメータにした場合の感光体ドラム16の露光電
位について説明する。
【0171】図15は本発明の第3の実施の形態におけ
る感光体ドラムの露光電位と感光体ドラムの膜厚の関係
を示す図である。なお、図において、横軸に感光体ドラ
ム16の膜厚を、縦軸に感光体ドラム16の露光電位を
採ってある。
【0172】図に示されるように、感光体ドラム16の
膜厚が小さくなるのに従って感光体ドラム16の露光電
位の絶対値が上昇する。すなわち、感光体ドラム16は
印刷動作において、表面の有機感光層が徐々に減少して
いくので、カラー画像形成装置の印刷動作によって感光
体ドラム16の感度が低下し、感光体ドラム16の露光
電位の絶対値が上昇するのが分かる。
【0173】図16は本発明の第3の実施の形態におけ
る感光体ドラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体
ドラムの回転数の関係を示す図である。なお、図におい
て、横軸に感光体ドラム16の回転数を、縦軸に感光体
ドラム16の基体部を通って電流検出抵抗Ry、Rm、
Rc、Rbに流れ込む電流値を採ってある。
【0174】このとき、感光体ドラム16に与える光エ
ネルギーは、感光体ドラム16の表面電位が−600
〔V〕から−300〔V〕になった時の光エネルギーの
4倍の光エネルギーを与える。
【0175】そして、本実施の形態におけるカラー画像
形成装置において印刷動作を行い、感光体ドラム16の
回転数が、初期から10000回転毎に30000回転
まで印刷を行った時の感光体ドラム16の特性を調べる
と、感光体ドラム16は回転数が大きくなるのに従って
感光体ドラム16の基体部を通って電流検出抵抗Ry、
Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値は低下するのが分か
る。
【0176】また、感光体ドラム16の有機感光層の膜
厚をパラメータにした場合の電流検出抵抗Ry、Rm、
Rc、Rbに流れ込む電流値について説明する。
【0177】図17は本発明の第3の実施の形態におけ
る感光体ドラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体
ドラムの膜厚の関係を示す図である。なお、図におい
て、横軸に感光体ドラム16の膜厚を、縦軸に感光体ド
ラム16の基体部を通って電流検出抵抗Ry、Rm、R
c、Rbに流れ込む電流値を採ってある。
【0178】図に示されるように、感光体ドラム16の
膜厚が小さくなるのに従って電流検出抵抗Ry、Rm、
Rc、Rbに流れ込む電流値が低下する。すなわち、感
光体ドラム16は印刷動作において、表面の有機感光層
が徐々に減少していくので、カラー画像形成装置の印刷
動作によって感光体ドラム16の基体部を通って電流検
出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値の特性
が低下する。
【0179】したがって、カラー画像形成装置の動作中
に感光体ドラム16の基体部を通って電流検出抵抗R
y、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値を検出すること
によって、感光体ドラム16の露光電位を正確に検出す
ることができる。
【0180】また、電流検出部は制御回路51に接続さ
れていて、該制御回路51はメモリ部RAM96(図
4)に接続されていて、該メモリ部RAM96には感光
体ドラム16の露光電位の初期値の時の感光体ドラム1
6の基体部を通って電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、R
bに流れ込む電流値が記憶されている。
【0181】さらに、制御回路51は電流検出回路91
Y、91M、91C、91Bから定常電流値をサンプリ
ングする。そして、メモリ部RAM96に記憶されてい
る感光体ドラム16の露光電位の初期値の時の電流検出
抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値データを
読み取り、該電流値データとサンプリングした定常電流
値とを比較する。
【0182】そして、感光体ドラム16の露光電位の初
期値の時の感光体ドラム16の基体部を通って電流検出
抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値と同じに
なるようにLEDアレイの露光量を制御する。すなわ
ち、LEDアレイのドライブ時間を増加又は減少させる
などの制御を行い、常に感光体ドラム16の露光電位の
初期値の時の電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流
れ込む電流値と、電流検出部によって検出した電流検出
抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値とが同じ
になるように制御する。
【0183】また、前記メモリ部RAM96に感光体ド
ラム16を不良と判断するLEDアレイのドライブ時間
の上限値を書き込んでおくこともできる。そして、電流
検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値を感
光体ドラム16の露光電位の初期値の時の電流検出抵抗
Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値と同一にする
LEDアレイのドライブ時間が大きくなりすぎた場合
は、前記メモリ部RAM96に書き込まれているドライ
ブ時間の上限値と比較することによって、感光体ドラム
16の不良を判断することができる。
【0184】さらに、LEDアレイのドライブ時間が上
限値より大きくなった場合は、感光体ドラム16が寿命
であると判断し、操作パネル95上に配設された図示さ
れない表示部に感光体ドラム16が寿命である旨を表示
することもできる。また、前記メモリ部RAM96に感
光体ドラム16が寿命である旨の情報を書き込むことも
できる。この場合、第1〜第4の印刷機構P1〜P4の
それぞれについて感光体ドラム16が寿命であるか否か
を判断し、寿命であると判断した印刷機構のそれぞれの
感光体ドラム16について寿命である旨を表示する。
【0185】なお、本実施の形態における電流検出抵抗
Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値を検出するタ
イミングは、カラー画像形成装置本体の立上げ時や、ア
イドリング状態時や、画像形成を開始する時や、画像形
成が終了した時などに設定される。
【0186】このように、本実施の形態においては、L
EDアレイからの露光を制御することによって、感光体
ドラム16に流れ込む定常電流値を電流検出回路91
Y、91M、91C、91Bによって検出することがで
きるので、感光体ドラム16の露光電位の特性を把握す
ることができる。
【0187】また、感光体ドラム16の露光電位の特性
がカラー画像形成装置の動作中に電流検出部の電流検出
抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れる電流値を検出する
ことによって、感光体ドラム16の露光電位の特性を正
確に検出することができる。
【0188】さらに、電流検出部は制御回路51に接続
されていて、該制御回路51はメモリ部RAM96に接
続されていて、該メモリ部RAM96には感光体ドラム
16の露光電位の初期値の時の電流検出抵抗Ry、R
m、Rc、Rbに流れ込む電流値が記憶されている。
【0189】また、制御回路51は電流検出回路91
Y、91M、91C、91Bから定常電流値をサンプリ
ングする。そして、メモリ部RAM96に記憶されてい
る感光体ドラム16の露光電位の初期値の時の電流検出
抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電流値データを
読み取り、該電流値データとサンプリングした定常電流
値とを比較する。
【0190】そして、感光体ドラム16の露光電位が初
期値の時に電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ
込む電流値と同じになるようにLEDアレイの露光量を
制御する。すなわち、LEDアレイのドライブ時間を増
加又は減少させる制御を行い、常に感光体ドラム16の
露光電位の初期値の時の電流検出抵抗Ry、Rm、R
c、Rbに流れ込む電流値と、電流検出部によって検出
した電流検出抵抗Ry、Rm、Rc、Rbに流れ込む電
流値とが同じになるように制御する。
【0191】このようにして制御することによって、感
光体ドラム16の表面電位が初期値と同一になるように
制御することができるので、感光体ドラム16の露光電
位が変化しても感光体ドラム16の表面電位を初期値か
ら変化することなく使用することができる。そのため、
感光体ドラム16の露光電位の絶対値が上昇して印刷画
像上にべた画像やハーフトーンの濃度が変化してしまう
ことがない。したがって、画像品質が高いカラー画像形
成装置を提供することができる。
【0192】また、LEDアレイのドライブ時間が上限
値より大きくなった場合は、感光体ドラム16が寿命で
あると判断し、操作パネル95上に配設された表示部に
感光体ドラム16が寿命である旨を表示することもでき
る。さらに、前記メモリ部RAM96に感光体ドラム1
6が寿命である旨の情報を書き込み、再度その感光体ド
ラム16が装着されている印刷機構部を使用する時に
も、メモリ部RAM96の情報によって警報を出すこと
ができる。すなわち、感光体ドラム16の露光電位が大
きく悪化した時点で感光体ドラム16が寿命であると判
断することができる。
【0193】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の趣旨に基づいて種々変形させ
ることが可能であり、それらを本発明の範囲から排除す
るものではない。
【0194】
【発明の効果】以上詳細に説明したように、本発明によ
れば、画像形成装置においては、静電潜像担持体及び該
静電潜像担持体を帯電させる帯電部を備える画像形成部
と、前記帯電部により前記静電潜像担持体を帯電すると
共に、該静電潜像担持体を介して流れる電流を検出する
検出手段とを有し、該検出手段により検出された値とあ
らかじめ設定された所定値とに基づいて前記静電潜像担
持体の不良を判断する。
【0195】この場合、静電潜像担持体の劣化や寿命を
正確に判断してすることができるとともに、静電潜像担
持体の電気特性の変化に対応して適切に帯電や露光の制
御を行うことによって、画像品質を一定に維持し、画像
品質の低下を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態における静電潜像担
持体の基体部に流れ込む電流を検出する手段の詳細を示
すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
形成装置の第1の概略図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
形成装置の第2の概略図である。
【図4】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
記録装置の制御回路の第1のブロック図である。
【図5】本発明の第1の実施の形態におけるカラー画像
記録装置の制御回路の第2のブロック図である。
【図6】本発明の第2の実施の形態におけるLEDアレ
イの光出力とドライブ電流値の関係を示す図である。
【図7】通常のレーザーダイオードの光出力とドライブ
電流値の関係を示す図である。
【図8】本発明の第2の実施の形態における感光体ドラ
ムの表面電位とLEDアレイが露光する光エネルギーの
関係を示す図である。
【図9】本発明の第2の実施の形態における感光体ドラ
ムのドラム基体部に流れ込む電流とLEDアレイが露光
する光エネルギーの関係を示す図である。
【図10】本発明の第2の実施の形態における感光体ド
ラムの感度と感光体ドラムの回転数との関係を示す図で
ある。
【図11】本発明の第2の実施の形態における感光体ド
ラムの感度と感光体ドラムの膜厚との関係を示す図であ
る。
【図12】本発明の第2の実施の形態における感光体ド
ラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体ドラムの回
転数の関係を示す図である。
【図13】本発明の第2の実施の形態における感光体ド
ラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体ドラムの膜
圧の関係を示す図である。
【図14】本発明の第3の実施の形態における感光体ド
ラムの露光電位と感光体ドラムの回転数の関係を示す図
である。
【図15】本発明の第3の実施の形態における感光体ド
ラムの露光電位と感光体ドラムの膜厚の関係を示す図で
ある。
【図16】本発明の第3の実施の形態における感光体ド
ラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体ドラムの回
転数の関係を示す図である。
【図17】本発明の第3の実施の形態における感光体ド
ラムのドラム基体部に流れ込む電流と感光体ドラムの膜
厚の関係を示す図である。
【符号の説明】
12 画像形成部 13 LEDヘッド 16 感光体ドラム 17 帯電ローラ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】静電潜像担持体及び該静電潜像担持体を帯
    電させる帯電部を備える画像形成部と、前記帯電部によ
    り前記静電潜像担持体を帯電すると共に、該静電潜像担
    持体を介して流れる電流を検出する検出手段とを有し、
    該検出手段により検出された値とあらかじめ設定された
    所定値とに基づいて前記静電潜像担持体の不良を判断す
    ることを特徴とする画像形成装置。
  2. 【請求項2】前記静電潜像担持体を介して流れる電流の
    検出は、前記静電潜像担持体が回転している時に検出す
    ることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 【請求項3】前記静電潜像担持体を介して流れる電流を
    検出する時は、前記帯電部に少なくとも直流電圧が印加
    されることを特徴とする請求項1に記載の画像形成装
    置。
  4. 【請求項4】前記画像形成部は複数並設され、各々の画
    像形成部における静電潜像担持体が不良であることをそ
    れぞれ判断し、対応する画像形成部の寿命として表示す
    る請求項1〜3のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  5. 【請求項5】静電潜像担持体と、該静電潜像担持体を帯
    電させる帯電部と、前記静電潜像担持体を露光する露光
    部と、前記静電潜像担持体を介して流れる電流を検出す
    る検出手段とを有し、前記露光部が前記静電潜像担持体
    を露光することにより、該静電潜像担持体を介して流れ
    る電流を検出し、検出結果に基づいて前記静電潜像担持
    体の感度特性を検出することを特徴とする画像形成装
    置。
  6. 【請求項6】前記露光部は複数のLED素子を備えるL
    EDアレイであり、該LEDアレイにより前記静電潜像
    担持体の露光が行われる請求項5に記載の画像形成装
    置。
  7. 【請求項7】前記静電潜像担持体の電位を露光されてい
    ない時の絶対値において1/2にする光エネルギーを露
    光した時に前記基体部に流れ込む電流を検出し、前記静
    電潜像担持体の露光特性を測定する手段を備える請求項
    5又は6に記載の画像形成装置。
  8. 【請求項8】前記静電潜像担持体の感度特性の値が大き
    く変化した場合に、前記静電潜像担持体が不良であると
    判断する請求項5〜7のいずれか一項に記載の画像形成
    装置。
  9. 【請求項9】前記静電潜像担持体の電位を露光されてい
    ない時の電位の絶対値において1/2にする光エネルギ
    ーの4倍の光エネルギーを露光した時に前記基体部に流
    れ込む電流を検出し、前記静電潜像担持体の露光特性を
    測定する手段を備える請求項5又は6に記載の画像形成
    装置。
  10. 【請求項10】前記露光特性の値が大きく変化した場合
    に、静電潜像担持体が不良であると判断する請求項9に
    記載の画像形成装置。
  11. 【請求項11】前記画像形成部は複数並設され、各々の
    画像形成部における静電潜像担持体が不良であることを
    それぞれ判断し、対応する画像形成部の寿命として表示
    する請求項8又は9に記載の画像形成装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7684714B2 (en) 2006-05-10 2010-03-23 Seiko Epson Corporation Image forming device
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