JP2002343168A - 摺動通電体 - Google Patents
摺動通電体Info
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- JP2002343168A JP2002343168A JP2001141067A JP2001141067A JP2002343168A JP 2002343168 A JP2002343168 A JP 2002343168A JP 2001141067 A JP2001141067 A JP 2001141067A JP 2001141067 A JP2001141067 A JP 2001141067A JP 2002343168 A JP2002343168 A JP 2002343168A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 耐熱性・導電性・潤滑性に優れる摺動通電体
を得る。 【解決手段】 表面に銀めっき皮膜21が施された導電
体7の摺動部に、20〜30重量%で平均粒径5〜30
μmのグラファイト23と、70〜80重量%のパーフ
ロロポリエーテル22からなり、ちょう度200〜35
0のグリース状潤滑剤25を膜厚10μm以上になるよ
うに塗布されたものである。
を得る。 【解決手段】 表面に銀めっき皮膜21が施された導電
体7の摺動部に、20〜30重量%で平均粒径5〜30
μmのグラファイト23と、70〜80重量%のパーフ
ロロポリエーテル22からなり、ちょう度200〜35
0のグリース状潤滑剤25を膜厚10μm以上になるよ
うに塗布されたものである。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、電気を通電する
と共に開閉などの際に摺動する可動接触子・可動子受け
のような摺動通電部を有する電気機器の摺動通電体に関
する。
と共に開閉などの際に摺動する可動接触子・可動子受け
のような摺動通電部を有する電気機器の摺動通電体に関
する。
【0002】
【従来の技術】電気機器、例えば、回路遮断器の可動接
触子や可動子受けのような摺動通電部は、銅やアルミな
どの導体素地のままでは摺動による摩擦熱や通電による
ジュール熱に起因する発熱のために酸化して接触抵抗が
増加することがある。このため、酸化を防止して摺動接
触子や摺動接触片の通電容量を安定に維持するため、重
要な摺動通電部には摺動接触面に銀めっきによる皮膜処
理が施されている。しかしながら、銀めっきによる皮膜
処理は、摺動により皮膜に欠けが発生することがあり、
一旦欠けが発生すると摩耗が急速に進行して可動接触子
や可動子受けの素地が容易に露出するため、一般に有機
系の潤滑剤が併用される。
触子や可動子受けのような摺動通電部は、銅やアルミな
どの導体素地のままでは摺動による摩擦熱や通電による
ジュール熱に起因する発熱のために酸化して接触抵抗が
増加することがある。このため、酸化を防止して摺動接
触子や摺動接触片の通電容量を安定に維持するため、重
要な摺動通電部には摺動接触面に銀めっきによる皮膜処
理が施されている。しかしながら、銀めっきによる皮膜
処理は、摺動により皮膜に欠けが発生することがあり、
一旦欠けが発生すると摩耗が急速に進行して可動接触子
や可動子受けの素地が容易に露出するため、一般に有機
系の潤滑剤が併用される。
【0003】(従来例1)例えば特開平9−30632
6号公報には、約5重量%のグラファイトと約1重量%
のパーフロロポリエーテルとをフッ素溶媒に混合した液
に、回路遮断器の可動接触子の摺動通電部を浸漬した
後、引き上げるものが記載されている。引き上げた摺動
通電部のフッ素溶媒は容易に乾燥するので、図6に示す
ように、銅素地7に設けられた銀めっき皮膜21上にパ
ーフロロポリエーテル22をバインダーとしてグラファ
イト23が付着した状態になる。
6号公報には、約5重量%のグラファイトと約1重量%
のパーフロロポリエーテルとをフッ素溶媒に混合した液
に、回路遮断器の可動接触子の摺動通電部を浸漬した
後、引き上げるものが記載されている。引き上げた摺動
通電部のフッ素溶媒は容易に乾燥するので、図6に示す
ように、銅素地7に設けられた銀めっき皮膜21上にパ
ーフロロポリエーテル22をバインダーとしてグラファ
イト23が付着した状態になる。
【0004】(従来例2)例えば特開平8−22858
号公報には、摺動部品にパーフロロポリエーテルを基油
とし、これと化学親和性の高いPTFE(四フッ化エチ
レン)を増ちょう剤としたフッ素系グリースを塗布する
ことが記載されている。
号公報には、摺動部品にパーフロロポリエーテルを基油
とし、これと化学親和性の高いPTFE(四フッ化エチ
レン)を増ちょう剤としたフッ素系グリースを塗布する
ことが記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来例1に記載の発明
は、溶媒で希釈した液に浸漬することによってパーフロ
ロポリエーテル22とグラファイト23を付着させてい
るため、パーフロロポリエーテル22の膜厚は約2μm
と薄く、耐荷重性に劣り高荷重の作用する摺動通電部に
対する使用が困難であり、かつ、耐久寿命が短いものと
なっていた。また、浸漬塗布方式であるために、部品形
状によっては、必要な塗布箇所に適切な塗布を行うこと
ができなかった。従来例2に記載の発明は、パーフロロ
ポリエーテルを基油とし、PTFE(四フッ化エチレ
ン)を増ちょう剤としたフッ素系グリースを摺動通電部
に塗布したものである。この場合、パーフロロポリエー
テルは250°Cを越えると熱分解し、また、250°
C以下の温度でも経時的に拡散流出することがある。こ
のようにパーフロロポリエーテルが熱劣化すると、PT
FEが摺動通電部に残存するが、熱劣化したPTFEは
高絶縁性であり、また、へき開性も低い。従って、自己
潤滑性にも優れないので、通電接触障害を引き起こすな
どの問題点があった。
は、溶媒で希釈した液に浸漬することによってパーフロ
ロポリエーテル22とグラファイト23を付着させてい
るため、パーフロロポリエーテル22の膜厚は約2μm
と薄く、耐荷重性に劣り高荷重の作用する摺動通電部に
対する使用が困難であり、かつ、耐久寿命が短いものと
なっていた。また、浸漬塗布方式であるために、部品形
状によっては、必要な塗布箇所に適切な塗布を行うこと
ができなかった。従来例2に記載の発明は、パーフロロ
ポリエーテルを基油とし、PTFE(四フッ化エチレ
ン)を増ちょう剤としたフッ素系グリースを摺動通電部
に塗布したものである。この場合、パーフロロポリエー
テルは250°Cを越えると熱分解し、また、250°
C以下の温度でも経時的に拡散流出することがある。こ
のようにパーフロロポリエーテルが熱劣化すると、PT
FEが摺動通電部に残存するが、熱劣化したPTFEは
高絶縁性であり、また、へき開性も低い。従って、自己
潤滑性にも優れないので、通電接触障害を引き起こすな
どの問題点があった。
【0006】この発明は上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、耐荷重性、高温での潤滑性にも
優れた摺動通電体を得ることを目的とする。
ためになされたもので、耐荷重性、高温での潤滑性にも
優れた摺動通電体を得ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明に係る摺動通電
体は、表面に銀めっきを施された導電体の摺動部に、2
0〜30重量%のグラファイトと70〜80重量%のパ
ーフロロポリエーテルとを含み、ちょう度200〜35
0のグリース状潤滑剤が塗布されたものである。
体は、表面に銀めっきを施された導電体の摺動部に、2
0〜30重量%のグラファイトと70〜80重量%のパ
ーフロロポリエーテルとを含み、ちょう度200〜35
0のグリース状潤滑剤が塗布されたものである。
【0008】また、グラファイトの平均粒径を5〜30
μmにすることにより、グリース状潤滑剤からパーフロ
ロポリエーテルの拡散流出が少なく、潤滑性の低下を防
止できる。
μmにすることにより、グリース状潤滑剤からパーフロ
ロポリエーテルの拡散流出が少なく、潤滑性の低下を防
止できる。
【0009】さらに、塗布されたグリース状潤滑剤の膜
厚を10μm以上にすることにより、耐荷重性がより優
れた摺動通電体が得られる。
厚を10μm以上にすることにより、耐荷重性がより優
れた摺動通電体が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】実施の形態1.図1はこの発明の
実施の形態1に係る摺動通電部の表面状態を示す断面図
である。図1において、7は厚さ2mmの銅素地であ
り、例えば、開閉器や回路遮断器などにおける摺動接触
子あるいは摺動接触片である。21は厚さ約5μmの銀
めっき皮膜、30はパーフロロポリエーテル22とグラ
ファイト23からなるグリース状潤滑剤であり、厚さは
約20μmである。パーフロロポリエーテル22はフッ
素系合成潤滑油であり、耐熱性が高く250゜C以下で
は酸化、分解は起こらず、高温で分解しても固形物の残
さ(残渣)が生じないために接触抵抗や耐摩耗性に悪影
響を与えない。グラファイト23は固体潤滑剤であり、
400°C以上の耐熱性、比抵抗10-2Ω・mmの高導
電性、層状結晶構造による高へき開性(高劈開性)を有
する。ここで、グリース状潤滑剤とは、基油と増ちょう
剤からなる半固体状の潤滑剤であるグリースの特性に類
似するものを意味し、パーフロロポリエーテル22、グ
ラファイト23がそれぞれグリースにおける基油、増ち
ょう剤に相当する。
実施の形態1に係る摺動通電部の表面状態を示す断面図
である。図1において、7は厚さ2mmの銅素地であ
り、例えば、開閉器や回路遮断器などにおける摺動接触
子あるいは摺動接触片である。21は厚さ約5μmの銀
めっき皮膜、30はパーフロロポリエーテル22とグラ
ファイト23からなるグリース状潤滑剤であり、厚さは
約20μmである。パーフロロポリエーテル22はフッ
素系合成潤滑油であり、耐熱性が高く250゜C以下で
は酸化、分解は起こらず、高温で分解しても固形物の残
さ(残渣)が生じないために接触抵抗や耐摩耗性に悪影
響を与えない。グラファイト23は固体潤滑剤であり、
400°C以上の耐熱性、比抵抗10-2Ω・mmの高導
電性、層状結晶構造による高へき開性(高劈開性)を有
する。ここで、グリース状潤滑剤とは、基油と増ちょう
剤からなる半固体状の潤滑剤であるグリースの特性に類
似するものを意味し、パーフロロポリエーテル22、グ
ラファイト23がそれぞれグリースにおける基油、増ち
ょう剤に相当する。
【0011】なお、グリース状潤滑剤中のグラファイト
23比率は20〜30重量%の範囲が望ましい。グラフ
ァイト23の比率が20重量%未満の場合、離油度が大
きくなりグリース状潤滑剤からパーフロロポリエーテル
22が流出しやすくなる。一方、30重量%より多い場
合、グラファイト23が多いため、パーフロロポリエー
テル22に分散しにくく、グリース状潤滑剤の製造が困
難となる傾向があった。
23比率は20〜30重量%の範囲が望ましい。グラフ
ァイト23の比率が20重量%未満の場合、離油度が大
きくなりグリース状潤滑剤からパーフロロポリエーテル
22が流出しやすくなる。一方、30重量%より多い場
合、グラファイト23が多いため、パーフロロポリエー
テル22に分散しにくく、グリース状潤滑剤の製造が困
難となる傾向があった。
【0012】また、グリース状潤滑剤のちょう度は20
0〜350の範囲が望ましい。ちょう度が350より高
い場合、グリース状潤滑剤として使用するには不適当な
ほど軟らかく、離油度が高い。その結果、グリース状潤
滑剤の形状保持が困難であり、摺動面での潤滑剤保持性
が悪く、潤滑性能が低下する傾向が生じていた。一方、
ちょう度が200より低い場合、グリース状潤滑剤とし
て使用するには不適当なほど硬く、摺動面での摺動抵抗
が大きくなり、必要な潤滑性が得られない状態になる傾
向があった。
0〜350の範囲が望ましい。ちょう度が350より高
い場合、グリース状潤滑剤として使用するには不適当な
ほど軟らかく、離油度が高い。その結果、グリース状潤
滑剤の形状保持が困難であり、摺動面での潤滑剤保持性
が悪く、潤滑性能が低下する傾向が生じていた。一方、
ちょう度が200より低い場合、グリース状潤滑剤とし
て使用するには不適当なほど硬く、摺動面での摺動抵抗
が大きくなり、必要な潤滑性が得られない状態になる傾
向があった。
【0013】また、グラファイト23の平均粒径は5〜
30μmの範囲が望ましい。即ち、グラファイト23の
平均粒径が5μm未満の場合は結晶性が悪く、へき開し
にくくなり、摺動部の摩擦係数が高くなって、摺動面が
磨耗しやすくなる。一方、グラファイト23の平均粒径
が30μmより大きい場合、グリ−ス状潤滑剤の離油度
が高くなる。離油度が高くなると、グリース状潤滑剤か
らパーフロロポリエーテル22が拡散流出し、潤滑性が
低下する。その上、摺動面から流出したパーフロロポリ
エーテル22が摺動面の周辺部、例えば、回路遮断器に
適用したときは、その機構部などに付着して悪影響を与
える可能性がある。
30μmの範囲が望ましい。即ち、グラファイト23の
平均粒径が5μm未満の場合は結晶性が悪く、へき開し
にくくなり、摺動部の摩擦係数が高くなって、摺動面が
磨耗しやすくなる。一方、グラファイト23の平均粒径
が30μmより大きい場合、グリ−ス状潤滑剤の離油度
が高くなる。離油度が高くなると、グリース状潤滑剤か
らパーフロロポリエーテル22が拡散流出し、潤滑性が
低下する。その上、摺動面から流出したパーフロロポリ
エーテル22が摺動面の周辺部、例えば、回路遮断器に
適用したときは、その機構部などに付着して悪影響を与
える可能性がある。
【0014】なお、この発明の摺動通電体におけるグリ
ース状潤滑剤においては、グラファイト23は、高へき
開性を持ち、摩擦・摩耗を減ずる効果が高い鱗片状天然
黒鉛質のものが好ましい。
ース状潤滑剤においては、グラファイト23は、高へき
開性を持ち、摩擦・摩耗を減ずる効果が高い鱗片状天然
黒鉛質のものが好ましい。
【0015】以上のように、パーフロロポリエーテル2
2と固体潤滑剤であるグラファイト23とを混練して得
たグリース状潤滑剤を、塗布、例えば刷毛により塗布す
ることにより摺動通電性能に優れる摺動通電体を得るこ
とができた。即ち、従来例1による塗布(浸漬)方式で
は摺動部に付着する潤滑剤は薄膜であるが、本発明の方
式ではグリース状であるため、摺動部への厚膜塗布が可
能になり、潤滑性能、耐荷重性が向上する。また、従来
例1は浸漬方式であったため、必要な塗布箇所に適切な
塗布を行うことができなかったが、本発明の方式では、
潤滑剤がグリース状であるため、浸漬方式では困難であ
った局部的な潤滑剤塗布が可能となった。
2と固体潤滑剤であるグラファイト23とを混練して得
たグリース状潤滑剤を、塗布、例えば刷毛により塗布す
ることにより摺動通電性能に優れる摺動通電体を得るこ
とができた。即ち、従来例1による塗布(浸漬)方式で
は摺動部に付着する潤滑剤は薄膜であるが、本発明の方
式ではグリース状であるため、摺動部への厚膜塗布が可
能になり、潤滑性能、耐荷重性が向上する。また、従来
例1は浸漬方式であったため、必要な塗布箇所に適切な
塗布を行うことができなかったが、本発明の方式では、
潤滑剤がグリース状であるため、浸漬方式では困難であ
った局部的な潤滑剤塗布が可能となった。
【0016】また、前述の従来例において、潤滑剤を塗
布するものを説明しているが、この場合の潤滑剤は、通
常、溶剤で薄めて塗布するためパーフロロポリエーテル
22の膜厚は厚くても2μmほどで、グラファイト23
の付着量もわずかである。これに対して本発明のもの
は、グリース状であるため粘着力が強く、流れにくく、
膜厚は10μm以上とすることができる。膜厚を10μ
m以上に厚くできると、グラファイト23とパーフロロ
ポリエーテル22が大量に付着しているため耐荷重性に
優れる上、耐熱性にも優れる。また、摺動動作によりパ
ーフロロポリエーテル22とグラファイト23が摺動通
電部から一時的に取り除かれても、周りに充満している
パーフロロポリエーテル22とグラファイト23が瞬時
に補われるので、従来例と比べ、安定性・潤滑性に優れ
た摺動通電体となる。
布するものを説明しているが、この場合の潤滑剤は、通
常、溶剤で薄めて塗布するためパーフロロポリエーテル
22の膜厚は厚くても2μmほどで、グラファイト23
の付着量もわずかである。これに対して本発明のもの
は、グリース状であるため粘着力が強く、流れにくく、
膜厚は10μm以上とすることができる。膜厚を10μ
m以上に厚くできると、グラファイト23とパーフロロ
ポリエーテル22が大量に付着しているため耐荷重性に
優れる上、耐熱性にも優れる。また、摺動動作によりパ
ーフロロポリエーテル22とグラファイト23が摺動通
電部から一時的に取り除かれても、周りに充満している
パーフロロポリエーテル22とグラファイト23が瞬時
に補われるので、従来例と比べ、安定性・潤滑性に優れ
た摺動通電体となる。
【0017】さらに、従来例のPTFE(四フッ化エチ
レン)は高絶縁性で、へき開性を有さないため、パーフ
ロロポリエーテルが流出した場合、通電接触障害を引き
起こす可能性があったが、本発明のものは、グラファイ
ト23は400°C以上の耐熱性と、比抵抗10−2Ω
・mmの高導電性、また、層状結晶構造により高へき開
性を有するため、パーフロロポリエーテル22が流出し
た場合も、通電接触障害は引き起こさず、摺動通電部の
通電耐久性能を保持できる。
レン)は高絶縁性で、へき開性を有さないため、パーフ
ロロポリエーテルが流出した場合、通電接触障害を引き
起こす可能性があったが、本発明のものは、グラファイ
ト23は400°C以上の耐熱性と、比抵抗10−2Ω
・mmの高導電性、また、層状結晶構造により高へき開
性を有するため、パーフロロポリエーテル22が流出し
た場合も、通電接触障害は引き起こさず、摺動通電部の
通電耐久性能を保持できる。
【0018】実施例1.上記実施の形態におけるグリー
ス状潤滑剤の特性に関し、現実の実施例について、材
料、測定方法、測定結果などを説明する。 (材料)パーフロロポリエーテル22として、住鉱潤滑
剤株式会社製のスミテックFオイルを、グラファイト2
3として鱗片状の天然黒鉛のグラファイトを用いた。 (グリース状潤滑剤調合及び測定項目)パーフロロポリ
エーテル22とグラファイト23を25°C±0.5°
Cで60回混和して得られたグリース状潤滑剤のちょう
度、滴点、離油度及び潤滑特性を測定した。グラファイ
トの比率別とグラファイトの粒径別の測定結果をそれぞ
れ後述の表1、表2に示す。
ス状潤滑剤の特性に関し、現実の実施例について、材
料、測定方法、測定結果などを説明する。 (材料)パーフロロポリエーテル22として、住鉱潤滑
剤株式会社製のスミテックFオイルを、グラファイト2
3として鱗片状の天然黒鉛のグラファイトを用いた。 (グリース状潤滑剤調合及び測定項目)パーフロロポリ
エーテル22とグラファイト23を25°C±0.5°
Cで60回混和して得られたグリース状潤滑剤のちょう
度、滴点、離油度及び潤滑特性を測定した。グラファイ
トの比率別とグラファイトの粒径別の測定結果をそれぞ
れ後述の表1、表2に示す。
【0019】(測定方法)ちょう度はグリースの硬さを
示す指標の1つであり、日本工業規格JIS K222
Oの5.3項に示された規定に基づいて測定した。滴点
はグリースの温度による相変化を示す指標の1つであ
り、JIS K222Oの5.4項に示された規定に基
づいて測定した。離油度はグリースから基油の流出を示
す指標の1つであり、100°C24時間に流出した基
油の( 重量%) 条件で、JIS K222Oの5.7項
に示された規定に基づいて測定した。
示す指標の1つであり、日本工業規格JIS K222
Oの5.3項に示された規定に基づいて測定した。滴点
はグリースの温度による相変化を示す指標の1つであ
り、JIS K222Oの5.4項に示された規定に基
づいて測定した。離油度はグリースから基油の流出を示
す指標の1つであり、100°C24時間に流出した基
油の( 重量%) 条件で、JIS K222Oの5.7項
に示された規定に基づいて測定した。
【0020】(測定結果)グリース状潤滑剤中のグラフ
ァイト比率は20〜30重量%の範囲のとき、滴点や離
油の特性に優れていた。表1中「*」で示すグラファイ
トの比率が10重量%のとき、グリース状とならず試験
ができなかった。また、表1中「**」で示すグラファ
イトの比率が40重量%のとき、グラファイトの比率が
高く、グラファイトが均一に分散しなかった。
ァイト比率は20〜30重量%の範囲のとき、滴点や離
油の特性に優れていた。表1中「*」で示すグラファイ
トの比率が10重量%のとき、グリース状とならず試験
ができなかった。また、表1中「**」で示すグラファ
イトの比率が40重量%のとき、グラファイトの比率が
高く、グラファイトが均一に分散しなかった。
【0021】また、グリース状潤滑剤のちょう度は20
0〜350の範囲が望ましいことがわかった。ちょう度
が350より高い場合、グリース状潤滑剤として使用す
るには不適当なほど軟らかく、離油度が高くなった。そ
の結果、グリース状潤滑剤の形状保持が困難であり、摺
動面への潤滑剤保持性が悪くなり、潤滑性能が低下する
傾向があった。一方、ちょう度が200より低い場合、
グリース状潤滑剤として使用するには不適当なほど硬
く、摺動部の摺動抵抗が大きくなり潤滑性が悪くなる傾
向があった。
0〜350の範囲が望ましいことがわかった。ちょう度
が350より高い場合、グリース状潤滑剤として使用す
るには不適当なほど軟らかく、離油度が高くなった。そ
の結果、グリース状潤滑剤の形状保持が困難であり、摺
動面への潤滑剤保持性が悪くなり、潤滑性能が低下する
傾向があった。一方、ちょう度が200より低い場合、
グリース状潤滑剤として使用するには不適当なほど硬
く、摺動部の摺動抵抗が大きくなり潤滑性が悪くなる傾
向があった。
【0022】また、グラファイトの平均粒径は5〜30
μm、好ましくは20〜25μmの範囲で滴点や離油の
特性に優れ、総合的に潤滑特性に優れることがわかっ
た。グラファイトの平均粒径が5μm未満の場合、結晶
性が悪くなり、へき開しにくくなり、摺動部の摩擦係数
が高くなって、摺動面が摩耗しやすくなる。一方、グラ
ファイトの平均粒径が30μmより大きい場合、グリー
ス状潤滑剤の離油度が高くなる。
μm、好ましくは20〜25μmの範囲で滴点や離油の
特性に優れ、総合的に潤滑特性に優れることがわかっ
た。グラファイトの平均粒径が5μm未満の場合、結晶
性が悪くなり、へき開しにくくなり、摺動部の摩擦係数
が高くなって、摺動面が摩耗しやすくなる。一方、グラ
ファイトの平均粒径が30μmより大きい場合、グリー
ス状潤滑剤の離油度が高くなる。
【0023】
【表1】
【0024】
【表2】
【0025】実施の形態2.実施の形態2では実施の形
態1のグリース状潤滑剤を回路遮断器の可動接触子の回
動中心となる摺動接触部に適用する場合について説明す
る。図2はこの発明の実施の形態2に係る回路遮断器の
側断面図、図3は図2の回路遮断器の可動接触子装置を
一部断面にして示す平面図、図4は図2の回路遮断器の
可動接触子装置を一部断面にして示す側面図である。図
において、1、2は回路遮断器の本体ケースを形成する
合成樹脂製のベースとカバーである。3はベース1に固
定された電源側の固定導体で、先端部に固定接点4が固
着されている。5は自動引き外し装置、6は自動引き外
し装置5に接続された負荷側の固定導体である。7は銀
めっきを施した銅製の可動接触子で、固定接点4と接離
する可動接点8を有している。
態1のグリース状潤滑剤を回路遮断器の可動接触子の回
動中心となる摺動接触部に適用する場合について説明す
る。図2はこの発明の実施の形態2に係る回路遮断器の
側断面図、図3は図2の回路遮断器の可動接触子装置を
一部断面にして示す平面図、図4は図2の回路遮断器の
可動接触子装置を一部断面にして示す側面図である。図
において、1、2は回路遮断器の本体ケースを形成する
合成樹脂製のベースとカバーである。3はベース1に固
定された電源側の固定導体で、先端部に固定接点4が固
着されている。5は自動引き外し装置、6は自動引き外
し装置5に接続された負荷側の固定導体である。7は銀
めっきを施した銅製の可動接触子で、固定接点4と接離
する可動接点8を有している。
【0026】9は銀めっきを施した銅板製の可動子受け
で、それぞれL字状に形成された一対の支持板9a、9
b(図3、4参照)により構成されている。支持板9
a、9bは一端が自動引き外し装置5に接続された接続
導体19にそれぞれ接続されている。また、支持板9
a、9bはねじ孔9c、9dに螺合された取付ねじ20
により接続導体19と共にベース1に固定されている。
10は一対の支持板9a、9bに挟まれた可動接触子7
と支持板9a、9bに開口された孔に挿通された開閉軸
で、開閉軸10を介して可動接触子7が可動子受け9に
回動自在に枢支されている。11は合成樹脂製のホルダ
ーであり、ベース1に回動自在に支持され、後述の開閉
機構により開閉(回動)されるようになされたものであ
る。11aはホルダー11に形成された凹部で、開閉軸
10の両端を保持している。12は開閉軸10の両側に
それぞれ嵌合されたコイル状の圧縮ばね(図3、4参
照)で、ホルダー11と可動子受け9の支持板9a、9
bとの間に介在し、支持板9a、9bの内壁面を可動接
触子7の側面に圧接させている。
で、それぞれL字状に形成された一対の支持板9a、9
b(図3、4参照)により構成されている。支持板9
a、9bは一端が自動引き外し装置5に接続された接続
導体19にそれぞれ接続されている。また、支持板9
a、9bはねじ孔9c、9dに螺合された取付ねじ20
により接続導体19と共にベース1に固定されている。
10は一対の支持板9a、9bに挟まれた可動接触子7
と支持板9a、9bに開口された孔に挿通された開閉軸
で、開閉軸10を介して可動接触子7が可動子受け9に
回動自在に枢支されている。11は合成樹脂製のホルダ
ーであり、ベース1に回動自在に支持され、後述の開閉
機構により開閉(回動)されるようになされたものであ
る。11aはホルダー11に形成された凹部で、開閉軸
10の両端を保持している。12は開閉軸10の両側に
それぞれ嵌合されたコイル状の圧縮ばね(図3、4参
照)で、ホルダー11と可動子受け9の支持板9a、9
bとの間に介在し、支持板9a、9bの内壁面を可動接
触子7の側面に圧接させている。
【0027】13はホルダー11と可動接触子7との間
に張架された接圧ばねである。14は操作ハンドル、1
5は回路遮断器の開閉機構で、ハンドル受け15a、ク
レドル15b、上部リンク15c、下部リンク15dな
どにより構成されている。16はクレドル15bに設け
られたストッパーピン、17は下部リンク15dをホル
ダー11に連繋するための連結ピン、18は消弧室であ
る。可動接触子装置の投入状態では、図2において、電
源側の固定導体3→固定接点4→可動接点8→可動接触
子7→可動受け9→接続導体19→自動引き外し装置5
→負荷側の固定導体6のように電流が流れる。この場
合、大電流回路に対応する回路遮断器では、通電接触部
の電磁反発力に抗するため、圧縮ばね12のばね定数を
大きくして、可動接触子7と可動子受け9の摺動面の接
圧を大きくする必要がある。
に張架された接圧ばねである。14は操作ハンドル、1
5は回路遮断器の開閉機構で、ハンドル受け15a、ク
レドル15b、上部リンク15c、下部リンク15dな
どにより構成されている。16はクレドル15bに設け
られたストッパーピン、17は下部リンク15dをホル
ダー11に連繋するための連結ピン、18は消弧室であ
る。可動接触子装置の投入状態では、図2において、電
源側の固定導体3→固定接点4→可動接点8→可動接触
子7→可動受け9→接続導体19→自動引き外し装置5
→負荷側の固定導体6のように電流が流れる。この場
合、大電流回路に対応する回路遮断器では、通電接触部
の電磁反発力に抗するため、圧縮ばね12のばね定数を
大きくして、可動接触子7と可動子受け9の摺動面の接
圧を大きくする必要がある。
【0028】従来例1の潤滑剤では、本実施の形態2と
同等の可動接触装置(図3、4参照)により、回路遮断
器の定格最大負荷時に想定される通電部の最高温度より
高い140゜Cで一ヶ月保持後、往復摺動試験を実施
し、復摺動試験3万回合格であった。しかしながら、圧
縮ばね12を大電流回路用にばね定数を大きくした仕様
においては、3万回摺動試験は不可能であった。一方、
この条件で、本実施の形態1のグリース状潤滑剤を適用
したものは3万回摺動試験後においても接触抵抗変化は
許容範囲内であり、合格であった。また、蛍光X線膜厚
計を用いためっき膜厚変化による摩耗量測定においても
明瞭な摩耗は検出されなかった。
同等の可動接触装置(図3、4参照)により、回路遮断
器の定格最大負荷時に想定される通電部の最高温度より
高い140゜Cで一ヶ月保持後、往復摺動試験を実施
し、復摺動試験3万回合格であった。しかしながら、圧
縮ばね12を大電流回路用にばね定数を大きくした仕様
においては、3万回摺動試験は不可能であった。一方、
この条件で、本実施の形態1のグリース状潤滑剤を適用
したものは3万回摺動試験後においても接触抵抗変化は
許容範囲内であり、合格であった。また、蛍光X線膜厚
計を用いためっき膜厚変化による摩耗量測定においても
明瞭な摩耗は検出されなかった。
【0029】従来例1ではパーフロロポリエーテル22
の膜厚が約2μmと薄いため接圧が大きいと油膜切れし
やすく、潤滑性能が低下しやすいが、本実施の形態1の
仕様ではグリース状潤滑剤の付着量が多く、安定して摺
動面に付着しているため、安定した潤滑性能を有すると
考えられる。次に、回路遮断器の過負荷試験として、短
時間の過大電流の通過による異常発熱を発生させた後、
再度往復摺動試験を実施した結果、潤滑性、導電特性と
もに異常は発見されなかった。このように耐荷重性、耐
熱性に優れ、摺動抵抗の経時変化が少ない回路遮断器の
可動接触装置を得ることができる。
の膜厚が約2μmと薄いため接圧が大きいと油膜切れし
やすく、潤滑性能が低下しやすいが、本実施の形態1の
仕様ではグリース状潤滑剤の付着量が多く、安定して摺
動面に付着しているため、安定した潤滑性能を有すると
考えられる。次に、回路遮断器の過負荷試験として、短
時間の過大電流の通過による異常発熱を発生させた後、
再度往復摺動試験を実施した結果、潤滑性、導電特性と
もに異常は発見されなかった。このように耐荷重性、耐
熱性に優れ、摺動抵抗の経時変化が少ない回路遮断器の
可動接触装置を得ることができる。
【0030】実施の形態3.実施の形態3では、実施の
形態1のグリース状潤滑剤を開閉機器の摺動接続端子に
適用する場合について説明する。図5は実施の形態3に
係る開閉機器の摺動接続端子を示す構成図である。遮断
器や断路器の開閉機器のうち、特にキュービクルに収納
されるものでは、入力側および出力側主回路端子は、メ
ンテナンスや開閉機器交換等のために抜き差しのできる
摺動接続構造になっている。
形態1のグリース状潤滑剤を開閉機器の摺動接続端子に
適用する場合について説明する。図5は実施の形態3に
係る開閉機器の摺動接続端子を示す構成図である。遮断
器や断路器の開閉機器のうち、特にキュービクルに収納
されるものでは、入力側および出力側主回路端子は、メ
ンテナンスや開閉機器交換等のために抜き差しのできる
摺動接続構造になっている。
【0031】図5において、27は開閉機器の引き出し
時にキュービクル本体側に残る銅製の固定端子であり銀
めっきが施されれている。25は開閉機器側の回路端子
導体であり、24はこの端子導体25にねじ26を用い
て固定された銅製の接触板であり銀めっきが施されれて
いる。28は接触スプリングであり、図5の状態では接
触板24の開放端部の最小間隔は固定端子27の板厚よ
りも小さい。この構成では、接触スプリング28により
接触板を外側より押圧して固定端子27に接続圧力が与
えられて接続されている。本実施の形態3では、固定端
子27と接触端子25の摺動面に実施の形態1のグリー
ス状潤滑剤を塗布する。
時にキュービクル本体側に残る銅製の固定端子であり銀
めっきが施されれている。25は開閉機器側の回路端子
導体であり、24はこの端子導体25にねじ26を用い
て固定された銅製の接触板であり銀めっきが施されれて
いる。28は接触スプリングであり、図5の状態では接
触板24の開放端部の最小間隔は固定端子27の板厚よ
りも小さい。この構成では、接触スプリング28により
接触板を外側より押圧して固定端子27に接続圧力が与
えられて接続されている。本実施の形態3では、固定端
子27と接触端子25の摺動面に実施の形態1のグリー
ス状潤滑剤を塗布する。
【0032】実施の形態2の摺動部は面接触であるが、
実施の形態3の摺動接続端子は線接触になるため、接圧
が高い。また、抜き差しするため、常に摺動面同士が接
触している実施の形態2の構成と比べ、回路端子導体2
5はグリース状潤滑剤が剥離しやすい。しかし、本発明
に係るグリース状潤滑剤を用いることにより、実施の形
態3の摺動接続端子は長期的に安定した潤滑特性を奏す
ることができる。
実施の形態3の摺動接続端子は線接触になるため、接圧
が高い。また、抜き差しするため、常に摺動面同士が接
触している実施の形態2の構成と比べ、回路端子導体2
5はグリース状潤滑剤が剥離しやすい。しかし、本発明
に係るグリース状潤滑剤を用いることにより、実施の形
態3の摺動接続端子は長期的に安定した潤滑特性を奏す
ることができる。
【0033】上述のそれぞれの実施の形態において、本
発明に係るグリース状潤滑剤を、回路遮断器の可動接触
子及び開閉機器の摺動接続端子に適用する例について説
明したが、これらだけに限らず、本発明に係るグリース
状潤滑剤は、耐熱性・導電性・潤滑性が要求される全て
の電気機器の摺動通電部に適用可能である。
発明に係るグリース状潤滑剤を、回路遮断器の可動接触
子及び開閉機器の摺動接続端子に適用する例について説
明したが、これらだけに限らず、本発明に係るグリース
状潤滑剤は、耐熱性・導電性・潤滑性が要求される全て
の電気機器の摺動通電部に適用可能である。
【0034】
【発明の効果】この発明に係る摺動通電体は、表面に銀
めっきを施された導電体の摺動部に、20〜30重量%
のグラファイトと70〜80重量%のパーフロロポリエ
ーテルとを含み、ちょう度200〜350のグリース状
潤滑剤が塗布されたので、グリース状潤滑剤を厚膜とす
ることができ、耐荷重性、高温での潤滑性に優れる摺動
通電体を得ることができる。
めっきを施された導電体の摺動部に、20〜30重量%
のグラファイトと70〜80重量%のパーフロロポリエ
ーテルとを含み、ちょう度200〜350のグリース状
潤滑剤が塗布されたので、グリース状潤滑剤を厚膜とす
ることができ、耐荷重性、高温での潤滑性に優れる摺動
通電体を得ることができる。
【0035】また、グラファイトの平均粒径は5〜30
μmにしたことにより、潤滑性がより優れた摺動通電体
が得られる。
μmにしたことにより、潤滑性がより優れた摺動通電体
が得られる。
【0036】さらに、グリース状潤滑剤の膜厚は10μ
m以上したことにより、耐荷重性がより優れた摺動通電
体が得られる。
m以上したことにより、耐荷重性がより優れた摺動通電
体が得られる。
【図1】 この発明の実施の形態1に係る摺動通電部の
表面状態を示す断面図である。
表面状態を示す断面図である。
【図2】 この発明の実施の形態2に係る回路遮断器の
側断面図である。
側断面図である。
【図3】 図2の回路遮断器の可動接触装置を一部断面
にして示す拡大平面図である。
にして示す拡大平面図である。
【図4】 図2の回路遮断器の可動接触装置を一部断面
にして示す拡大側面図である。
にして示す拡大側面図である。
【図5】 この発明の実施の形態3に係る開閉機器の摺
動接続端子を示す構成図である。
動接続端子を示す構成図である。
【図6】 従来の摺動通電部の表面状態を示す断面図で
ある。
ある。
1 ベース、2 カバー、3 固定導体、4 固定接
点、5 自動引き外し装置、6 固定導体、7 可動接
触子、9 可動子受け、9a、9b 支持板、10 開
閉軸、11 ホルダー、12 圧縮ばね、13 接圧ば
ね、14 操作ハンドル、15 開閉機構、16 スト
ッパーピン、17 連結ピン、18消弧室、19 接続
導体、21 銀めっき被膜、22 パーフロロポリエー
テル、23 グラファイト、24 接触板、25 開閉
機器側の回路端子導体、27 固定端子、28 接触
板、30 グリース状潤滑剤。
点、5 自動引き外し装置、6 固定導体、7 可動接
触子、9 可動子受け、9a、9b 支持板、10 開
閉軸、11 ホルダー、12 圧縮ばね、13 接圧ば
ね、14 操作ハンドル、15 開閉機構、16 スト
ッパーピン、17 連結ピン、18消弧室、19 接続
導体、21 銀めっき被膜、22 パーフロロポリエー
テル、23 グラファイト、24 接触板、25 開閉
機器側の回路端子導体、27 固定端子、28 接触
板、30 グリース状潤滑剤。
Claims (3)
- 【請求項1】 表面に銀めっきを施された導電体の摺動
部に、20〜30重量%のグラファイトと70〜80重
量%のパーフロロポリエーテルとを含み、ちょう度20
0〜350のグリース状潤滑剤を塗布してなる摺動通電
体。 - 【請求項2】 グラファイトの平均粒径が5〜30μm
であることを特徴とする請求項1記載の摺動通電体。 - 【請求項3】 塗布されたグリース状潤滑剤の膜厚が1
0μm以上であることを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の摺動通電体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001141067A JP2002343168A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 摺動通電体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001141067A JP2002343168A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 摺動通電体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002343168A true JP2002343168A (ja) | 2002-11-29 |
Family
ID=18987573
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001141067A Pending JP2002343168A (ja) | 2001-05-11 | 2001-05-11 | 摺動通電体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002343168A (ja) |
Cited By (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006202569A (ja) * | 2005-01-19 | 2006-08-03 | Japan Aviation Electronics Industry Ltd | コンタクト及びそれを用いたコネクタ、並びにコンタクトの製造方法 |
| JP2007080764A (ja) * | 2005-09-16 | 2007-03-29 | Nippon Koyu Ltd | 電気接点間のアークによる損傷抑制方法 |
| WO2009005041A1 (ja) * | 2007-06-29 | 2009-01-08 | The Furukawa Electric Co., Ltd. | 耐フレッティング性コネクタおよびその製造方法 |
| CN102789910A (zh) * | 2011-04-27 | 2012-11-21 | 株式会社日立制作所 | 电接点用润滑脂及滑动通电结构、电力用开关、真空断路器、真空绝缘开关装置及其组装方法 |
| JP2014156631A (ja) * | 2013-02-15 | 2014-08-28 | Yasunori Murayama | 摺動接触部材 |
| WO2014178259A1 (ja) * | 2013-04-30 | 2014-11-06 | 第一電子工業株式会社 | 電子部品 |
| CN109075479A (zh) * | 2016-04-20 | 2018-12-21 | 株式会社自动网络技术研究所 | 连接端子及连接端子对 |
| JP2019525421A (ja) * | 2016-08-08 | 2019-09-05 | ティーイー コネクティビティ ジャーマニー ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツンクTE Connectivity Germany GmbH | 接触面の下に微細構造の空洞を有する電気コネクタのための電気コンタクト素子 |
| JP2019173141A (ja) * | 2018-03-29 | 2019-10-10 | Dowaメタルテック株式会社 | Agめっき材およびその製造方法、並びに、接点または端子部品 |
| CN116136021A (zh) * | 2021-11-18 | 2023-05-19 | 泰连德国有限公司 | 电接触元件的表面处理方法及接触元件 |
-
2001
- 2001-05-11 JP JP2001141067A patent/JP2002343168A/ja active Pending
Cited By (22)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| KR101486117B1 (ko) | 2011-04-27 | 2015-01-23 | 가부시키가이샤 히타치세이사쿠쇼 | 전기 접점용 그리스 및 미끄럼 이동 통전 구조, 전력용 개폐 기기, 진공 차단기, 진공 절연 스위치 기어 및 진공 절연 스위치 기어의 조립 방법 |
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| US9705221B2 (en) | 2013-04-30 | 2017-07-11 | Ddk Ltd. | Electronic component |
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| US11239593B2 (en) | 2016-08-08 | 2022-02-01 | Te Connectivity Germany Gmbh | Electrical contact element for an electrical connector having microstructured caverns under the contact surface |
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| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20100309 |