JP2002340741A - 光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システム - Google Patents
光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システムInfo
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 石油タンク等貯蔵タンクの損傷状態を監視
し、重大損傷に至る前に予知できるシステムを提供す
る。 【解決手段】 貯蔵タンクの底端板に接合された側板の
該接合部近傍の全周および前記底端板から適宜高さ位置
の全周に亘って光ファイバを布設し、該光ファイバを介
して前記側板の周方向歪を全周に亘って測定する歪計測
装置と該歪計測装置により測定されたデータを処理する
歪データ処理装置を具備し、前記接合部近傍の側板の周
方向歪測定値から前記接合部における側板の前記底端板
に対する傾斜角を推定し、前記底端板から適宜高さ位置
における側板の周方向歪測定値、座屈により発生する塑
性歪値と併せて前記接合部に発生する局部的塑性歪値、
亀裂の発生、前記底端板下基礎の陥没、側板の座屈等を
監視することを特徴とする光ファイバを用いた貯蔵タン
クの損傷予知システムとする。
し、重大損傷に至る前に予知できるシステムを提供す
る。 【解決手段】 貯蔵タンクの底端板に接合された側板の
該接合部近傍の全周および前記底端板から適宜高さ位置
の全周に亘って光ファイバを布設し、該光ファイバを介
して前記側板の周方向歪を全周に亘って測定する歪計測
装置と該歪計測装置により測定されたデータを処理する
歪データ処理装置を具備し、前記接合部近傍の側板の周
方向歪測定値から前記接合部における側板の前記底端板
に対する傾斜角を推定し、前記底端板から適宜高さ位置
における側板の周方向歪測定値、座屈により発生する塑
性歪値と併せて前記接合部に発生する局部的塑性歪値、
亀裂の発生、前記底端板下基礎の陥没、側板の座屈等を
監視することを特徴とする光ファイバを用いた貯蔵タン
クの損傷予知システムとする。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば地震等によ
り石油タンク等の貯蔵タンクが損傷を受けた場合、損傷
の程度及びその発生位置を検知し、重大損傷を予知でき
る光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システムに
関する。
り石油タンク等の貯蔵タンクが損傷を受けた場合、損傷
の程度及びその発生位置を検知し、重大損傷を予知でき
る光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システムに
関する。
【0002】
【従来の技術】従来、石油タンク等貯蔵タンクの保守点
検や地震その他による損傷の有無は外観検査により行わ
れている。また、本出願人による特願平11−2353
32には石油タンク側板の下部近傍全周に光ファイバを
軸方向に折り返しつつ連続して布設する方法が開示され
ている。
検や地震その他による損傷の有無は外観検査により行わ
れている。また、本出願人による特願平11−2353
32には石油タンク側板の下部近傍全周に光ファイバを
軸方向に折り返しつつ連続して布設する方法が開示され
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】石油タンク等貯蔵タン
クの外観検査では、目にみえるほどの異常がないと検知
できず、貯蔵タンクがどのように傾き、どのような歪が
発生しているかは検知できないのが実情であった。つま
り、貯蔵タンクが目に見える程の損傷を受けてはいなく
ても、構造物としてなんらかの変化を受けているかも知
れず、その内容、程度を検知することは不可能であっ
た。損傷が予想される箇所に歪ゲージを貼付して歪を計
測することは可能ではあるが、測定箇所は膨大とならざ
るを得ず、多大な労力と費用を要し、貯蔵タンク毎にそ
のような測定装置を配設することは現実的には不可能で
あった。
クの外観検査では、目にみえるほどの異常がないと検知
できず、貯蔵タンクがどのように傾き、どのような歪が
発生しているかは検知できないのが実情であった。つま
り、貯蔵タンクが目に見える程の損傷を受けてはいなく
ても、構造物としてなんらかの変化を受けているかも知
れず、その内容、程度を検知することは不可能であっ
た。損傷が予想される箇所に歪ゲージを貼付して歪を計
測することは可能ではあるが、測定箇所は膨大とならざ
るを得ず、多大な労力と費用を要し、貯蔵タンク毎にそ
のような測定装置を配設することは現実的には不可能で
あった。
【0004】また、上記開示の光ファイバ布設方法は光
ファイバを側板の軸方向に折り返しつつ布設して側板の
軸方向の歪を測定するものであり、光ファイバを側板外
周に沿って波状に布設する作業はやや複雑である。本発
明は、上記問題点に鑑み、最近の光ファイバセンシング
技術の著しい進歩によって可能となった長距離に亘る歪
分布の測定方法を用い、石油タンク等貯蔵タンクの周囲
に沿って光ファイバをリング状に布設して周方向歪を測
定し、測定した歪によって貯蔵タンクの状態を監視し、
重大損傷に至る前に予知できるシステムを提供すること
を目的とする。
ファイバを側板の軸方向に折り返しつつ布設して側板の
軸方向の歪を測定するものであり、光ファイバを側板外
周に沿って波状に布設する作業はやや複雑である。本発
明は、上記問題点に鑑み、最近の光ファイバセンシング
技術の著しい進歩によって可能となった長距離に亘る歪
分布の測定方法を用い、石油タンク等貯蔵タンクの周囲
に沿って光ファイバをリング状に布設して周方向歪を測
定し、測定した歪によって貯蔵タンクの状態を監視し、
重大損傷に至る前に予知できるシステムを提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、貯蔵タンクの底端板に接合された側板の該接合部近
傍の全周囲および前記底端板から適宜高さ位置の全周に
亘って光ファイバをリング状に布設し、該光ファイバを
介して前記側板の周方向歪を全周に亘って測定する歪計
測装置と該歪計測装置により測定されたデータを処理す
る歪データ処理装置を具備し、前記接合部近傍の側板の
周方向歪測定値から前記接合部における側板の前記底端
板に対する傾斜角を推定し、前記底端板から適宜高さ位
置に置ける側板の周方向歪測定値、座屈により発生する
塑性歪値と併せて、前記接合部に発生する局部的塑性歪
値、亀裂の発生、前記底端板下基礎の陥没等を推定し監
視することを特徴とする光ファイバを用いた貯蔵タンク
の損傷予知システムを提案する。
に、貯蔵タンクの底端板に接合された側板の該接合部近
傍の全周囲および前記底端板から適宜高さ位置の全周に
亘って光ファイバをリング状に布設し、該光ファイバを
介して前記側板の周方向歪を全周に亘って測定する歪計
測装置と該歪計測装置により測定されたデータを処理す
る歪データ処理装置を具備し、前記接合部近傍の側板の
周方向歪測定値から前記接合部における側板の前記底端
板に対する傾斜角を推定し、前記底端板から適宜高さ位
置に置ける側板の周方向歪測定値、座屈により発生する
塑性歪値と併せて、前記接合部に発生する局部的塑性歪
値、亀裂の発生、前記底端板下基礎の陥没等を推定し監
視することを特徴とする光ファイバを用いた貯蔵タンク
の損傷予知システムを提案する。
【0006】外部条件の変化、例えば石油の液面高さ、
底端板基礎の陥没や沈下によって貯蔵タンクの側板に発
生する周方向歪は、底端板と側板の接合部極近傍よりも
底端板からある程度離れた高さ位置におけるほうが外部
条件の変化に対する歪の変化が大きいことが、後述する
ように有限要素法による解析の結果明らかになった。し
たがって、外部条件の変化による歪変化が大きい高さ位
置の歪変化を測定、監視することによって、外部条件の
変化をより容易、正確に検知することができる。底端板
から適宜高さ位置とはこの外部条件の変化による歪変化
が大きい高さ位置のことをいう。
底端板基礎の陥没や沈下によって貯蔵タンクの側板に発
生する周方向歪は、底端板と側板の接合部極近傍よりも
底端板からある程度離れた高さ位置におけるほうが外部
条件の変化に対する歪の変化が大きいことが、後述する
ように有限要素法による解析の結果明らかになった。し
たがって、外部条件の変化による歪変化が大きい高さ位
置の歪変化を測定、監視することによって、外部条件の
変化をより容易、正確に検知することができる。底端板
から適宜高さ位置とはこの外部条件の変化による歪変化
が大きい高さ位置のことをいう。
【0007】貯蔵タンクの底端板と側板の接合部の亀裂
は、該亀裂がタンク内部に発生する場合、外側からの目
視観察では発見できない。貯蔵タンク側板の底端板に対
する傾き角と隅肉溶接接合部の側板周方向歪の関係を有
限要素方法によって解析した結果では、側板の傾き角変
化に対する側板周方向の歪の変化は前記接合部において
大きいので、該接合部近傍の側板周方向歪の測定値によ
り底端板に対する側板の傾き角を推定するのがよい。該
傾き角の初期状態からの変化量と亀裂発生の関係を実験
により求めておき、前記推定傾き角より局部的塑性歪
値、亀裂発生及びその発生位置と範囲を推定することが
できる。
は、該亀裂がタンク内部に発生する場合、外側からの目
視観察では発見できない。貯蔵タンク側板の底端板に対
する傾き角と隅肉溶接接合部の側板周方向歪の関係を有
限要素方法によって解析した結果では、側板の傾き角変
化に対する側板周方向の歪の変化は前記接合部において
大きいので、該接合部近傍の側板周方向歪の測定値によ
り底端板に対する側板の傾き角を推定するのがよい。該
傾き角の初期状態からの変化量と亀裂発生の関係を実験
により求めておき、前記推定傾き角より局部的塑性歪
値、亀裂発生及びその発生位置と範囲を推定することが
できる。
【0008】したがって、外部条件の変化による側板周
方向の歪変化が大きい底端板から或る高さ位置の側板の
全周に亘って光ファイバをリング状に布設するととも
に、前記接合部近傍の側板の全周に亘って光ファイバを
リング状に布設することによって、タンク内の液面高
さ、底端板下基礎の陥没位置と陥没幅、側板の座屈を検
知してその変化を監視し、また、底端板に対する側板の
傾き角を推定して、前記接合部に発生する局部的塑性歪
値、亀裂の発生を推定することができる。なお、光ファ
イバは側板の全周にわたってリング状に布設されている
ので、周上の周方向歪が測定され、その位置も同定され
る。
方向の歪変化が大きい底端板から或る高さ位置の側板の
全周に亘って光ファイバをリング状に布設するととも
に、前記接合部近傍の側板の全周に亘って光ファイバを
リング状に布設することによって、タンク内の液面高
さ、底端板下基礎の陥没位置と陥没幅、側板の座屈を検
知してその変化を監視し、また、底端板に対する側板の
傾き角を推定して、前記接合部に発生する局部的塑性歪
値、亀裂の発生を推定することができる。なお、光ファ
イバは側板の全周にわたってリング状に布設されている
ので、周上の周方向歪が測定され、その位置も同定され
る。
【0009】また、例えば「10万KL貯油クラスの通
常の石油タンク」の場合、前記接合部近傍の位置は歪発
生レベルが大きい底端板から0.1m未満、例えば底端
板から0.05mに、するのが適当である。外部条件変
化に対する側板周方向の歪が大きい位置としては底端板
から5m未満、例えば1.6mにするのが適当である。
常の石油タンク」の場合、前記接合部近傍の位置は歪発
生レベルが大きい底端板から0.1m未満、例えば底端
板から0.05mに、するのが適当である。外部条件変
化に対する側板周方向の歪が大きい位置としては底端板
から5m未満、例えば1.6mにするのが適当である。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施例
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な
記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1は本発明の
実施例に係わる光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予
知システムの構成を示す。
を用いて詳細に説明する。但し、この実施例に記載され
る寸法、材質、形状、その相対位置などは特に特定的な
記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する
趣旨ではなく単なる説明例に過ぎない。図1は本発明の
実施例に係わる光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予
知システムの構成を示す。
【0011】図1において、1は貯蔵タンクの底端板、
2は側板であり、側板2は円筒形である。該側板2は前
記底端板1に隅肉溶接接合3されいる。前記側板2の外
周には前記底端板1から高さHの位置に光ファイバ4が
リング状に布設され、該光ファイバは延長されて前記底
端板と側板の接合部近傍の側板外周にリング状に布設さ
れた光ファイバ5となっている。光ファイバはタンク側
板の膨張・収縮を計測できるように若干の初期張力を与
えて側板外周に接着剤で固定される。接着剤はシリコン
系、エポキシ系等により、屋外の環境下において十分な
接着力を長期間に亘って保持できるようにすると共に太
陽光及び雨等から光ファイバを保護するため接着剤のシ
リコンシーラントで光ファイバのタンク布設部を均一に
覆う。6は側板2から歪計測装置7に接続される部分の
光ファイバである。なお、請求項2は側板周囲に光ファ
イバ5のみを布設する場合であり、請求項3は側板周囲
に光ファイバ4のみを布設する場合である。
2は側板であり、側板2は円筒形である。該側板2は前
記底端板1に隅肉溶接接合3されいる。前記側板2の外
周には前記底端板1から高さHの位置に光ファイバ4が
リング状に布設され、該光ファイバは延長されて前記底
端板と側板の接合部近傍の側板外周にリング状に布設さ
れた光ファイバ5となっている。光ファイバはタンク側
板の膨張・収縮を計測できるように若干の初期張力を与
えて側板外周に接着剤で固定される。接着剤はシリコン
系、エポキシ系等により、屋外の環境下において十分な
接着力を長期間に亘って保持できるようにすると共に太
陽光及び雨等から光ファイバを保護するため接着剤のシ
リコンシーラントで光ファイバのタンク布設部を均一に
覆う。6は側板2から歪計測装置7に接続される部分の
光ファイバである。なお、請求項2は側板周囲に光ファ
イバ5のみを布設する場合であり、請求項3は側板周囲
に光ファイバ4のみを布設する場合である。
【0012】前記歪計測装置7は歪分布測定機(BOT
DR:Brillouin Optical Time Domain Reflectomete
r)で、光ファイバの一端からレーザー光パルスを入射
し、それによって光ファイバ内で発生した自然ブリルア
ン後方散乱光を同一端で観察して散乱した部位の歪を測
定するものである。光ファイバに光を入射すると入射光
は光ファイバを構成する例えば石英ガラス等の分子等に
衝突して散乱され、その一部が後方散乱光として入射端
にもどってくる。
DR:Brillouin Optical Time Domain Reflectomete
r)で、光ファイバの一端からレーザー光パルスを入射
し、それによって光ファイバ内で発生した自然ブリルア
ン後方散乱光を同一端で観察して散乱した部位の歪を測
定するものである。光ファイバに光を入射すると入射光
は光ファイバを構成する例えば石英ガラス等の分子等に
衝突して散乱され、その一部が後方散乱光として入射端
にもどってくる。
【0013】その後方散乱光の一つであるブリルアン散
乱光のパワースペクトルの周波数が光ファイバに生じて
いる歪に依存して変化することを利用するもので、この
ブリルアン周波数シフトを測定して歪を測定する。ブリ
ルアン後方散乱光が入射端にもどってくるまでの時間に
よって散乱された位置が分り、次々ともどってくる散乱
光を分析することにより光ファイバの各位置における歪
を知ることができる。8は歪データ処理装置で、光ファ
イバの入射端からの距離に対応する歪を表示した状態表
示9をアウトプットする。前記入射端からの距離から前
記側板外周上の位置を同定することができる。
乱光のパワースペクトルの周波数が光ファイバに生じて
いる歪に依存して変化することを利用するもので、この
ブリルアン周波数シフトを測定して歪を測定する。ブリ
ルアン後方散乱光が入射端にもどってくるまでの時間に
よって散乱された位置が分り、次々ともどってくる散乱
光を分析することにより光ファイバの各位置における歪
を知ることができる。8は歪データ処理装置で、光ファ
イバの入射端からの距離に対応する歪を表示した状態表
示9をアウトプットする。前記入射端からの距離から前
記側板外周上の位置を同定することができる。
【0014】図2は側板外径82mの貯蔵タンクについ
て、石油液面高さと側板外周の周方向歪の関係を有限要
素法によって計算した結果を示し、(A)は液面高さ3
種類について底端板からの側板外周の高さ位置と該位置
における周方向歪を、(B)は底端板から0.05m及
び1.6mの高さ位置における側板外周の周方向歪と液
面高さとの関係を示したものである。なお、有限要素法
による解析結果は実測結果とよく一致することが確かめ
られている。
て、石油液面高さと側板外周の周方向歪の関係を有限要
素法によって計算した結果を示し、(A)は液面高さ3
種類について底端板からの側板外周の高さ位置と該位置
における周方向歪を、(B)は底端板から0.05m及
び1.6mの高さ位置における側板外周の周方向歪と液
面高さとの関係を示したものである。なお、有限要素法
による解析結果は実測結果とよく一致することが確かめ
られている。
【0015】図2(A)において、各液面高さについ
て、高さ位置の増大に伴って周方向歪は増大するが、あ
る高さで最大となり、それ以上の高さ位置では歪は減少
し、液面高さの高さ位置で歪は零となる。液面高さ2
0.5mの場合、高さ位置13mを越えたところで歪が
急激に低下している箇所が見られるのは、補強リングの
位置と一致しており、補強リングによる拘束効果を示す
ものである。歪が最大となる高さ位置は液面高さによっ
て異なるが、高さ位置を1.6mに選ぶと各液面高さに
ついて比較的大きな歪が発生することが分る。
て、高さ位置の増大に伴って周方向歪は増大するが、あ
る高さで最大となり、それ以上の高さ位置では歪は減少
し、液面高さの高さ位置で歪は零となる。液面高さ2
0.5mの場合、高さ位置13mを越えたところで歪が
急激に低下している箇所が見られるのは、補強リングの
位置と一致しており、補強リングによる拘束効果を示す
ものである。歪が最大となる高さ位置は液面高さによっ
て異なるが、高さ位置を1.6mに選ぶと各液面高さに
ついて比較的大きな歪が発生することが分る。
【0016】図2(B)において、底端板からの高さ位
置が0.05mと1.6mの両位置とも周方向歪は液面
高さに対して直線的に増大している。ただし、底端板か
ら0.05mの高さ位置では液面高さが20.5mの場
合で歪は0.007%であり、歪の計測精度が0.02
%歪であることから実際の計測は困難と考えられる。し
かし、底端板から1.6mの高さ位置での周方向歪は液
面高さ5mの場合で0.015%であり、以後1m当り
0.0042%の歪が変化しているので、1.6mの高
さ位置における側板の周方向歪を測定することにより、
液面高さ5mからの液面監視が可能である。
置が0.05mと1.6mの両位置とも周方向歪は液面
高さに対して直線的に増大している。ただし、底端板か
ら0.05mの高さ位置では液面高さが20.5mの場
合で歪は0.007%であり、歪の計測精度が0.02
%歪であることから実際の計測は困難と考えられる。し
かし、底端板から1.6mの高さ位置での周方向歪は液
面高さ5mの場合で0.015%であり、以後1m当り
0.0042%の歪が変化しているので、1.6mの高
さ位置における側板の周方向歪を測定することにより、
液面高さ5mからの液面監視が可能である。
【0017】石油満載時である液面高さ20.5mの場
合、側板の周方向歪は底端板から3.5mの高さ位置で
最大値0.113%であり、側板外径82mであるか
ら、これは半径で45mmの変形に相当する。目視でこ
の程度の膨らみを確認することは可能であるが、それ以
下になってくると難しいと言われている。したがって、
本システムの本実施形態によって、目視では確認できな
い側板の膨らみを検出することができ、上記したよう
に、液面高さ5mからの液面監視が可能である。
合、側板の周方向歪は底端板から3.5mの高さ位置で
最大値0.113%であり、側板外径82mであるか
ら、これは半径で45mmの変形に相当する。目視でこ
の程度の膨らみを確認することは可能であるが、それ以
下になってくると難しいと言われている。したがって、
本システムの本実施形態によって、目視では確認できな
い側板の膨らみを検出することができ、上記したよう
に、液面高さ5mからの液面監視が可能である。
【0018】図3は、側板外径82mの石油満載の貯蔵
タンクについて、側板から内側に0.5m、1.0m、
1.75m、2.0mの幅で全周に亘って基礎が陥没
(基礎抜け)した場合及び基礎抜けがない正常時につい
て有限要素法により解析した結果を示すもので、(A)
は各基礎抜け幅について底端板からの側板外周の高さ位
置と該位置における周方向歪を、(B)は底端板から
0.05m及び1.6mの側板外周高さ位置における周
方向歪と基礎抜け幅との関係を示したものである。
タンクについて、側板から内側に0.5m、1.0m、
1.75m、2.0mの幅で全周に亘って基礎が陥没
(基礎抜け)した場合及び基礎抜けがない正常時につい
て有限要素法により解析した結果を示すもので、(A)
は各基礎抜け幅について底端板からの側板外周の高さ位
置と該位置における周方向歪を、(B)は底端板から
0.05m及び1.6mの側板外周高さ位置における周
方向歪と基礎抜け幅との関係を示したものである。
【0019】図3(A)から、基礎抜け幅により周方向
歪が異なるのは底端板から7m程度の高さ位置までであ
り、それ以上の高さ位置では周方向歪は基礎抜け幅には
無関係であることが分る。そして基礎抜け幅によって周
方向歪が大きく変化するのは底端板からの高さ位置が1
〜2m付近であることが分る。
歪が異なるのは底端板から7m程度の高さ位置までであ
り、それ以上の高さ位置では周方向歪は基礎抜け幅には
無関係であることが分る。そして基礎抜け幅によって周
方向歪が大きく変化するのは底端板からの高さ位置が1
〜2m付近であることが分る。
【0020】図3(B)は、底端板からの高さ位置0.
05m及び1.6mについて基礎抜け幅と周方向歪の関
係を示すが、基礎陥没幅の広がり(基礎抜け幅の増大)
とともに周方向歪は増大している。ただし、底端板から
0.05mの高さ位置では基礎抜け幅2mの時、歪は
0.022%であり、基礎抜けがない時の歪が0.00
7%であるから、基礎抜けがない時からの歪の変化量は
0.015%である。したがって、計測精度0.02%
歪を考えると、0.05m高さ位置における歪測定で陥
没状況を予知するのは困難と考えられる。
05m及び1.6mについて基礎抜け幅と周方向歪の関
係を示すが、基礎陥没幅の広がり(基礎抜け幅の増大)
とともに周方向歪は増大している。ただし、底端板から
0.05mの高さ位置では基礎抜け幅2mの時、歪は
0.022%であり、基礎抜けがない時の歪が0.00
7%であるから、基礎抜けがない時からの歪の変化量は
0.015%である。したがって、計測精度0.02%
歪を考えると、0.05m高さ位置における歪測定で陥
没状況を予知するのは困難と考えられる。
【0021】一方、底端板から1.6mの高さ位置での
歪は、基礎抜け幅2m時で0.135%であり、基礎抜
けがない時の歪が0.088%であるから、基礎抜けが
ない時からの歪の変化量は0.047%歪である。した
がって、1m以上の基礎抜け幅であれば、底端板から
1.6m高さ位置における周方向歪を測定することによ
って基礎陥没の監視が可能である。なお、上記の有限要
素法による解析は、基礎抜けは全周に亘るとした場合の
解析結果であるが、陥没の長さが陥没幅(基礎抜け幅)
の4倍以上では陥没長さの中央での歪は全周陥没とした
上記解析結果に一致するので、光ファイバで全周に亘っ
ての歪変化を検出することにより陥没位置の同定も可能
である。
歪は、基礎抜け幅2m時で0.135%であり、基礎抜
けがない時の歪が0.088%であるから、基礎抜けが
ない時からの歪の変化量は0.047%歪である。した
がって、1m以上の基礎抜け幅であれば、底端板から
1.6m高さ位置における周方向歪を測定することによ
って基礎陥没の監視が可能である。なお、上記の有限要
素法による解析は、基礎抜けは全周に亘るとした場合の
解析結果であるが、陥没の長さが陥没幅(基礎抜け幅)
の4倍以上では陥没長さの中央での歪は全周陥没とした
上記解析結果に一致するので、光ファイバで全周に亘っ
ての歪変化を検出することにより陥没位置の同定も可能
である。
【0022】貯蔵タンクの損傷として、底端板と側板の
隅肉溶接接合部の亀裂が懸念されるが、タンク内部の亀
裂は外観の目視観察では発見不可能である。底端板に対
する側板の傾き角を変えて側板上の高さ位置と該位置に
おける周方向歪との関係を、側板外径82mの石油満載
の貯蔵タンクについて有限要素方法により解析した結
果、図示しないが、側板の傾き角によって周方向歪が異
なるのは側板上の高さ位置7mまでであり、それ以上の
高さ位置では周方向歪は側板上の高さ位置には無関係で
あった。そして側板の傾き角によって周方向歪が大きく
変化するのは底端板からの高さ位置が1〜2m付近であ
った。
隅肉溶接接合部の亀裂が懸念されるが、タンク内部の亀
裂は外観の目視観察では発見不可能である。底端板に対
する側板の傾き角を変えて側板上の高さ位置と該位置に
おける周方向歪との関係を、側板外径82mの石油満載
の貯蔵タンクについて有限要素方法により解析した結
果、図示しないが、側板の傾き角によって周方向歪が異
なるのは側板上の高さ位置7mまでであり、それ以上の
高さ位置では周方向歪は側板上の高さ位置には無関係で
あった。そして側板の傾き角によって周方向歪が大きく
変化するのは底端板からの高さ位置が1〜2m付近であ
った。
【0023】図4は、側板外径82mの石油満載の貯蔵
タンクについて、有限要素法で解析した、底端板に対す
る側板の傾き角と周方向歪との関係を、側板上の高さ位
置0.05m及び1.6mについて示す。図で側板の傾
きθは、底端板と側板が直角の時が零で、+が外側への
傾きを示し、−は内側への傾きを示す。底端板から1.
6mの高さ位置における周方向歪の側板傾きに対する変
化は0.05mの位置におけるそれよりも緩やかであ
る。なお、石油満載によって側板は外側に約1゜傾いて
いる。
タンクについて、有限要素法で解析した、底端板に対す
る側板の傾き角と周方向歪との関係を、側板上の高さ位
置0.05m及び1.6mについて示す。図で側板の傾
きθは、底端板と側板が直角の時が零で、+が外側への
傾きを示し、−は内側への傾きを示す。底端板から1.
6mの高さ位置における周方向歪の側板傾きに対する変
化は0.05mの位置におけるそれよりも緩やかであ
る。なお、石油満載によって側板は外側に約1゜傾いて
いる。
【0024】側板の傾き角に対する歪の変化が急である
0.05m位置について見ると、傾き角22゜の時に歪
は0.21%であり、また、側板の内面側傾き角度では
傾き角度−19°で歪は−0.09%である。傾き角度
22°から傾き角度−19°までの歪の変化量は0.3
%であるため、3°当り歪変化量は0.022%歪変化
である。したがって、本システムの計測精度が0.02
%歪であることを考慮すると、底端板より0.05m位
置での周方向歪を測定することにより隅肉溶接部の局部
的塑性歪値を2°以上で監視が可能である。実験結果に
よれば、側板が無負荷状態から約13゜傾くと溶接部に
ミクロ亀裂が発生し、約23゜傾くとマクロ亀裂が発生
することが確認されているので、地震等により傾き角が
大きく変化した場合、傾き角によって局部的塑性歪値、
亀裂の発生やその発生位置と範囲を推定することができ
る。
0.05m位置について見ると、傾き角22゜の時に歪
は0.21%であり、また、側板の内面側傾き角度では
傾き角度−19°で歪は−0.09%である。傾き角度
22°から傾き角度−19°までの歪の変化量は0.3
%であるため、3°当り歪変化量は0.022%歪変化
である。したがって、本システムの計測精度が0.02
%歪であることを考慮すると、底端板より0.05m位
置での周方向歪を測定することにより隅肉溶接部の局部
的塑性歪値を2°以上で監視が可能である。実験結果に
よれば、側板が無負荷状態から約13゜傾くと溶接部に
ミクロ亀裂が発生し、約23゜傾くとマクロ亀裂が発生
することが確認されているので、地震等により傾き角が
大きく変化した場合、傾き角によって局部的塑性歪値、
亀裂の発生やその発生位置と範囲を推定することができ
る。
【0025】以上詳述したように、貯蔵タンクの内の液
面高さ及び基礎陥没に対して側板の周方向歪の変化が大
きい位置(側板外径82mの場合1.6m前後)の側板
周囲に光ファイバをリング状に布設して周方向歪を全周
に亘って測定すれば、半径方向変形が8.2mm(半径
41m×計測精度0.02%)以上の監視が可能であ
り、また、タンク底端板下基礎の陥没については、陥没
幅1m以上で陥没をその位置とともに検知できる。
面高さ及び基礎陥没に対して側板の周方向歪の変化が大
きい位置(側板外径82mの場合1.6m前後)の側板
周囲に光ファイバをリング状に布設して周方向歪を全周
に亘って測定すれば、半径方向変形が8.2mm(半径
41m×計測精度0.02%)以上の監視が可能であ
り、また、タンク底端板下基礎の陥没については、陥没
幅1m以上で陥没をその位置とともに検知できる。
【0026】さらに、底端板と側板の接合部近傍の側板
周囲に光ファイバをリング状に布設して周方向歪を全周
に亘って測定すれば、底端板に対する側板の傾きについ
て、傾き角度変化2゜以上で検知することができ、前記
接合部に発生する局部的塑性歪値、亀裂の発生及びその
発生位置と範囲の監視が可能である。
周囲に光ファイバをリング状に布設して周方向歪を全周
に亘って測定すれば、底端板に対する側板の傾きについ
て、傾き角度変化2゜以上で検知することができ、前記
接合部に発生する局部的塑性歪値、亀裂の発生及びその
発生位置と範囲の監視が可能である。
【0027】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
石油備蓄タンク等貯蔵タンクの底端板と側板の接合部近
傍及び底端板から適宜高さ位置の側板外周に光ファイバ
をリング状に布設して側板に発生する周方向歪を全周に
亘って測定することによって、つぎのような効果が得ら
れ、
石油備蓄タンク等貯蔵タンクの底端板と側板の接合部近
傍及び底端板から適宜高さ位置の側板外周に光ファイバ
をリング状に布設して側板に発生する周方向歪を全周に
亘って測定することによって、つぎのような効果が得ら
れ、
【0028】(1)貯蔵タンクの内の液面高さ及び基礎
陥没に対して側板の周方向歪の変化が大きい位置の側板
全周に光ファイバをリング状に布設して周方向歪を全周
に亘って測定することにより、タンク底端板下基礎の陥
没を陥没幅1m以上で陥没位置とともに検知でき、ま
た、タンクの座屈等による側板の膨張、収縮について半
径方向変形が8.2mm以上の監視が可能である。 (2)底端板と側板の接合部近傍の側板全周に光ファイ
バをリング状に布設して周方向歪を測定することによ
り、底端板に対する側板の傾きについて、傾き角度変化
2゜以上で検知することができ、前記接合部に発生する
局部的塑性歪値、亀裂の発生及びその発生位置と範囲の
監視が可能である。 (3)したがって、常時監視により貯蔵タンクの損傷の
程度とその位置を把握することができるので、重大損傷
に至る前に損傷を予知することができ、的確な対応処置
をとることが可能となる。
陥没に対して側板の周方向歪の変化が大きい位置の側板
全周に光ファイバをリング状に布設して周方向歪を全周
に亘って測定することにより、タンク底端板下基礎の陥
没を陥没幅1m以上で陥没位置とともに検知でき、ま
た、タンクの座屈等による側板の膨張、収縮について半
径方向変形が8.2mm以上の監視が可能である。 (2)底端板と側板の接合部近傍の側板全周に光ファイ
バをリング状に布設して周方向歪を測定することによ
り、底端板に対する側板の傾きについて、傾き角度変化
2゜以上で検知することができ、前記接合部に発生する
局部的塑性歪値、亀裂の発生及びその発生位置と範囲の
監視が可能である。 (3)したがって、常時監視により貯蔵タンクの損傷の
程度とその位置を把握することができるので、重大損傷
に至る前に損傷を予知することができ、的確な対応処置
をとることが可能となる。
【図1】 本発明の実施例に係わる光ファイバを用いた
貯蔵タンクの損傷予知システムの構成図である。
貯蔵タンクの損傷予知システムの構成図である。
【図2】 貯蔵タンク内の石油液面高さ、側板外周の高
さ位置及び周方向歪の関係を有限要素法によって計算し
た結果を示すグラフである。
さ位置及び周方向歪の関係を有限要素法によって計算し
た結果を示すグラフである。
【図3】 貯蔵タンクの底端板下基礎陥没幅、側板外周
の高さ位置及び周方向歪の関係を有限要素法によって計
算した結果を示すグラフである。
の高さ位置及び周方向歪の関係を有限要素法によって計
算した結果を示すグラフである。
【図4】貯蔵タンクの底端板に対する側板の傾き角と側
板外周の周方向歪との関係を有限要素法によって計算し
た結果を示すグラフである。
板外周の周方向歪との関係を有限要素法によって計算し
た結果を示すグラフである。
1 底端板 2 側板 3 底端板と側板の接合部 4 光ファイバ 5 光ファイバ 6 光ファイバ 7 歪計測装置 8 歪データ処理装置 9 状態表示
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G08C 15/06 G08C 15/06 K (72)発明者 井上 好章 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 井上 克明 長崎市深堀町五丁目717番1号 三菱重工 業株式会社長崎研究所内 (72)発明者 越後 武彦 東京都新宿区西新宿五丁目1番14号 北海 道石油共同備蓄株式会社内 (72)発明者 南 義彦 東京都新宿区西新宿五丁目1番14号 北海 道石油共同備蓄株式会社内 Fターム(参考) 2F065 AA01 AA49 AA65 BB08 CC06 CC14 FF41 GG04 GG08 LL67 PP01 2F073 AA22 AB07 BB06 BC04 CC02 CD24 DD04 GG01 GG09 2F103 BA19 CA06 CA07 EB02 EC09 GA15 2G024 AD38 BA21 CA30 FA06 2G086 DD05
Claims (4)
- 【請求項1】 貯蔵タンクの底端板に接合された側板の
該接合部近傍及び前記底端板から適宜高さ位置の全周に
亘って光ファイバをリング状に布設し、該光ファイバを
介して前記側板の周方向歪を全周に亘って測定する歪計
測装置と該歪計測装置により測定されたデータを処理す
る歪データ処理装置を具備し、前記接合部近傍の側板の
周方向歪測定値から前記接合部における側板の前記底端
板に対する傾斜角を推定し、前記底端板から適宜高さ位
置における側板の周方向歪測定値、座屈により発生する
塑性歪値と併せて、前記接合部に発生する局部的塑性歪
値、亀裂の発生、前記底端板下基礎の陥没等を監視する
ことを特徴とする光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷
予知システム。 - 【請求項2】 貯蔵タンクの底端板に接合された側板の
該接合部近傍の全周に亘って光ファイバをリング状に布
設し、該光ファイバを介して前記側板の周方向歪を全周
に亘って測定する歪計測装置と該歪計測装置により測定
されたデータを処理する歪データ処理装置を具備し、前
記接合部近傍の側板の周方向歪測定値から前記接合部に
おける側板の前記底端板に対する傾斜角を推定して前記
接合部に発生する局部的塑性歪値、亀裂の発生等を監視
することを特徴とする光ファイバを用いた貯蔵タンクの
損傷予知システム。 - 【請求項3】 貯蔵タンクの底端板に接合された側板の
前記底端板から適宜高さ位置の全周に亘って光ファイバ
をリング状に布設し、該光ファイバを介して前記側板の
周方向歪を全周に亘って測定する歪計測装置と該歪計測
装置により測定されたデータを処理する歪データ処理装
置を具備し、前記適宜高さ位置における側板の周方向歪
測定値を介して前記底端板下基礎の陥没位置及び陥没幅
を間接的に検知することを特徴とする光ファイバを用い
た貯蔵タンクの損傷予知システム。 - 【請求項4】 前記貯蔵タンクの底端板に接合された側
板の前記底端板より適宜高さ位置を該底端板より5m未
満の高さ位置とすることを特徴とする請求項1或は3に
記載の光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システ
ム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144144A JP2002340741A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2001144144A JP2002340741A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002340741A true JP2002340741A (ja) | 2002-11-27 |
Family
ID=18990139
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2001144144A Withdrawn JP2002340741A (ja) | 2001-05-15 | 2001-05-15 | 光ファイバを用いた貯蔵タンクの損傷予知システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002340741A (ja) |
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005003689A1 (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-13 | Neubrex Co., Ltd. | 構造体監視システム |
| WO2009037914A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2009-03-26 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | 構造体の欠陥を検知するための方法及びシステム |
| JP2009092644A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-30 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 構造体の欠陥を検知するための方法及びシステム |
| WO2009095655A1 (en) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Schlumberger Holdings Limited | Fatigue and damage monitoring of pipes |
| CN104634268A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-05-20 | 苏州市职业大学 | 一种用于不同刚度材料微小切向应变的高精度测量机构 |
| CN105674947A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-06-15 | 西南石油大学 | 一种大型石油储罐变形监测及纠偏装置及方法 |
| CN111504214A (zh) * | 2020-03-27 | 2020-08-07 | 中国特种设备检测研究院 | 一种大型原油储罐罐体变形光纤监测装置、系统及方法 |
| CN116255924A (zh) * | 2023-03-08 | 2023-06-13 | 唐山市神州科贸有限公司 | 一种用于lng储罐的监测系统 |
-
2001
- 2001-05-15 JP JP2001144144A patent/JP2002340741A/ja not_active Withdrawn
Cited By (13)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4495672B2 (ja) * | 2003-07-02 | 2010-07-07 | ニューブレクス株式会社 | 構造体監視システム |
| JPWO2005003689A1 (ja) * | 2003-07-02 | 2006-08-17 | ニューブレクス株式会社 | 構造体監視システム |
| CN100458371C (zh) * | 2003-07-02 | 2009-02-04 | 光纳株式会社 | 结构体监视系统 |
| US7542856B2 (en) | 2003-07-02 | 2009-06-02 | Neubrex Co., Ltd. | Structure monitor system |
| WO2005003689A1 (ja) * | 2003-07-02 | 2005-01-13 | Neubrex Co., Ltd. | 構造体監視システム |
| WO2009037914A1 (ja) * | 2007-09-21 | 2009-03-26 | National Institute Of Advanced Industrial Science And Technology | 構造体の欠陥を検知するための方法及びシステム |
| JP2009092644A (ja) * | 2007-09-21 | 2009-04-30 | National Institute Of Advanced Industrial & Technology | 構造体の欠陥を検知するための方法及びシステム |
| WO2009095655A1 (en) * | 2008-01-28 | 2009-08-06 | Schlumberger Holdings Limited | Fatigue and damage monitoring of pipes |
| CN104634268A (zh) * | 2015-01-23 | 2015-05-20 | 苏州市职业大学 | 一种用于不同刚度材料微小切向应变的高精度测量机构 |
| CN105674947A (zh) * | 2016-03-31 | 2016-06-15 | 西南石油大学 | 一种大型石油储罐变形监测及纠偏装置及方法 |
| CN111504214A (zh) * | 2020-03-27 | 2020-08-07 | 中国特种设备检测研究院 | 一种大型原油储罐罐体变形光纤监测装置、系统及方法 |
| CN111504214B (zh) * | 2020-03-27 | 2021-06-08 | 中国特种设备检测研究院 | 一种大型原油储罐罐体变形光纤监测方法 |
| CN116255924A (zh) * | 2023-03-08 | 2023-06-13 | 唐山市神州科贸有限公司 | 一种用于lng储罐的监测系统 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A300 | Withdrawal of application because of no request for examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300 Effective date: 20080805 |