JP2002202108A - 板厚測定装置 - Google Patents
板厚測定装置Info
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- Instruments For Measurement Of Length By Optical Means (AREA)
- Length Measuring Devices By Optical Means (AREA)
- Constituent Portions Of Griding Lathes, Driving, Sensing And Control (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 被測定物が傾斜していてもその板厚を正確に
測定できるようにする。 【構成】 光学センサ10Aは、参照面5Aで反射した
光ビームf3Aと半導体ウエハ50の表面で反射した光
ビームf4Aとの干渉波を受光し、それに応じた信号を
出力する。光学センサ10Bは、参照面5Bで反射した
光ビームf3Bと半導体ウエハ50の裏面で反射した光
ビームf4Bとの干渉波を受光し、それに応じた信号を
出力する。板厚測定回路30はこれらの信号に基づいて
半導体ウエハ50の表面及び裏面の位置を検出し、板厚
を測定する。光学センサ13A,16Aは、光ビームf
4Aの一部をそれぞれ離れた位置で分離して受光し、そ
れぞれの光軸の位置を示す信号を出力する。板厚測定回
路30は、光学センサ13A,16Aからの信号に基づ
いて半導体ウエハ50の傾斜角θを算出し、それをta
n2(θ/2)に代入して、先に求められた板厚から減
算することによって半導体ウエハ50の正確な板厚を測
定する。
測定できるようにする。 【構成】 光学センサ10Aは、参照面5Aで反射した
光ビームf3Aと半導体ウエハ50の表面で反射した光
ビームf4Aとの干渉波を受光し、それに応じた信号を
出力する。光学センサ10Bは、参照面5Bで反射した
光ビームf3Bと半導体ウエハ50の裏面で反射した光
ビームf4Bとの干渉波を受光し、それに応じた信号を
出力する。板厚測定回路30はこれらの信号に基づいて
半導体ウエハ50の表面及び裏面の位置を検出し、板厚
を測定する。光学センサ13A,16Aは、光ビームf
4Aの一部をそれぞれ離れた位置で分離して受光し、そ
れぞれの光軸の位置を示す信号を出力する。板厚測定回
路30は、光学センサ13A,16Aからの信号に基づ
いて半導体ウエハ50の傾斜角θを算出し、それをta
n2(θ/2)に代入して、先に求められた板厚から減
算することによって半導体ウエハ50の正確な板厚を測
定する。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、半導体ウエハ、
ディスク、プリント基板、アルミ板、金属板などのよう
な薄い板材の厚さを測定する板厚測定装置に関する。
ディスク、プリント基板、アルミ板、金属板などのよう
な薄い板材の厚さを測定する板厚測定装置に関する。
【0002】
【従来の技術】半導体ウエハ表面を平坦化することは、
半導体集積回路を製作する上で重要な工程の一つであ
り、半導体ウエハの平坦度を測定するためのウエハフラ
ットネステスタと呼ばれる板厚測定装置が種々開発され
ている。このウエハフラットネステスタは、半導体ウエ
ハの板厚をナノメータ(nm)オーダで測定するもので
あり、半導体ウエハの表面及び裏面の高さを光干渉方式
によって測定し、その測定された高さに基づいて半導体
ウエハの厚さを測定するものである。
半導体集積回路を製作する上で重要な工程の一つであ
り、半導体ウエハの平坦度を測定するためのウエハフラ
ットネステスタと呼ばれる板厚測定装置が種々開発され
ている。このウエハフラットネステスタは、半導体ウエ
ハの板厚をナノメータ(nm)オーダで測定するもので
あり、半導体ウエハの表面及び裏面の高さを光干渉方式
によって測定し、その測定された高さに基づいて半導体
ウエハの厚さを測定するものである。
【0003】図1は従来の光干渉方式の板厚測定装置の
概略を示す図である。板厚測定装置は半導体ウエハ50
の表面及び裏面にそれぞれ配置された光学式の高さ測定
装置によって構成される。レーザ装置1A,1Bは波長
532nmのレーザ光f0A,f0Bを偏光ビームスプ
リッタ2A,2Bに出射する。偏光ビームスプリッタ2
A,2Bは、レーザ光f0A,f0Bの一部(所定方向
の直線偏光)を反射して、その直線偏光レーザ光f1
A,f1Bを波長板3A,3B及びレンズ4A,4Bを
介して参照ミラー5A,5Bに照射させる。また、偏光
ビームスプリッタ2A,2Bは、レーザ光f1A,f1
Bに直交する成分の直線偏光レーザ光f2A,f2Bだ
けを透過させて波長板6A,6B及びレンズ7A,7B
を介して、半導体ウエハ50の表面及び裏面に照射させ
る。
概略を示す図である。板厚測定装置は半導体ウエハ50
の表面及び裏面にそれぞれ配置された光学式の高さ測定
装置によって構成される。レーザ装置1A,1Bは波長
532nmのレーザ光f0A,f0Bを偏光ビームスプ
リッタ2A,2Bに出射する。偏光ビームスプリッタ2
A,2Bは、レーザ光f0A,f0Bの一部(所定方向
の直線偏光)を反射して、その直線偏光レーザ光f1
A,f1Bを波長板3A,3B及びレンズ4A,4Bを
介して参照ミラー5A,5Bに照射させる。また、偏光
ビームスプリッタ2A,2Bは、レーザ光f1A,f1
Bに直交する成分の直線偏光レーザ光f2A,f2Bだ
けを透過させて波長板6A,6B及びレンズ7A,7B
を介して、半導体ウエハ50の表面及び裏面に照射させ
る。
【0004】波長板3A,3B,6A,6Bは、それぞ
れ直線偏光レーザ光f1A,f1B,f2A,f2Bを
円偏光に変換する。従って、参照ミラー5A,5Bで反
射したレーザ光は、波長板3A,3Bによって直線偏光
から円偏光に変換され、偏光ビームスプリッタ2A,2
Bを透過し、直線偏光レーザ光f3A,f3Bとしてレ
ンズ8A,8B及び偏光板9A,9Bを介して光学セン
サ10A,10Bに入射する。一方、半導体ウエハ50
の表面及び裏面で反射したレーザ光も同じく波長板6
A,6Bによって直線偏光から円偏光に変換され、偏光
ビームスプリッタ2A,2Bで反射し、同じく直線偏光
レーザ光f4A,f4Bとしてレンズ8A,8B及び偏
光板9A,9Bを介して光学センサ10A,10Bに入
射する。なお、図では直線偏光レーザ光f3A,f3B
と直線偏光レーザ光f4A,f4Bは同じ一つの線で描
かれているがそれぞれ直交する成分のレーザ光である。
れ直線偏光レーザ光f1A,f1B,f2A,f2Bを
円偏光に変換する。従って、参照ミラー5A,5Bで反
射したレーザ光は、波長板3A,3Bによって直線偏光
から円偏光に変換され、偏光ビームスプリッタ2A,2
Bを透過し、直線偏光レーザ光f3A,f3Bとしてレ
ンズ8A,8B及び偏光板9A,9Bを介して光学セン
サ10A,10Bに入射する。一方、半導体ウエハ50
の表面及び裏面で反射したレーザ光も同じく波長板6
A,6Bによって直線偏光から円偏光に変換され、偏光
ビームスプリッタ2A,2Bで反射し、同じく直線偏光
レーザ光f4A,f4Bとしてレンズ8A,8B及び偏
光板9A,9Bを介して光学センサ10A,10Bに入
射する。なお、図では直線偏光レーザ光f3A,f3B
と直線偏光レーザ光f4A,f4Bは同じ一つの線で描
かれているがそれぞれ直交する成分のレーザ光である。
【0005】光学センサ10A,10Bは、参照ミラー
5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと、半導
体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f4
A,f4Bとをレンズ8A,8B及び偏光板9A,9B
を介して受光する。偏光板9A,9Bは、その透過軸と
レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4Bの偏
光方向とは互いに45度傾斜するように配置されている
ので、レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4
Bは偏光板9A,9Bを通過することによって合成され
たレーザ光f5A,f5Bとなり光学センサ10A,1
0Bに照射される。光学センサ10A,10Bは、レー
ザ光5A,5Bに応じた電気信号を板厚測定回路20に
出力する。
5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと、半導
体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f4
A,f4Bとをレンズ8A,8B及び偏光板9A,9B
を介して受光する。偏光板9A,9Bは、その透過軸と
レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4Bの偏
光方向とは互いに45度傾斜するように配置されている
ので、レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4
Bは偏光板9A,9Bを通過することによって合成され
たレーザ光f5A,f5Bとなり光学センサ10A,1
0Bに照射される。光学センサ10A,10Bは、レー
ザ光5A,5Bに応じた電気信号を板厚測定回路20に
出力する。
【0006】ビームスプリッタ2A,2Bの境界面と参
照ミラー5A,5Bとの間の距離、ビームスプリッタ2
A,2Bの境界面と半導体ウエハ50の表面及び裏面と
の間の距離がそれぞれ等しい場合には、参照ミラー5
A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと半導体ウ
エハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f4A,f
4Bとは互いに同じ位相となるので、レーザ光f5A,
f5Bの干渉出力信号の振幅値、すなわち光強度は最大
となる。これに対して、ビームスプリッタ2A,2Bの
境界面と参照ミラー5A,5Bとの間の距離、ビームス
プリッタ2A,2Bの境界面と半導体ウエハ50の表面
及び裏面との間の距離がそれぞれ異なる場合には、参照
ミラー5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと
半導体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f
4A,f4Bとは互いに異なる位相となり、特に両者の
位相が180度異なる場合にはレーザ光f5A,f5B
の干渉出力信号の振幅値(光強度)は最小となる。レー
ザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4Bの位相が
0度から180度の間においては、レーザ光f5A,f
5Bの振幅値(光強度)はサイン波形に従って変化す
る。従って、板厚測定回路20は光学センサ10A,1
0Bからの電気信号に基づいて半導体ウエハ50の表面
及び裏面の高さをそれぞれ算出し、それぞれの高さに基
づいて半導体ウエハ50の板厚Dを測定している。
照ミラー5A,5Bとの間の距離、ビームスプリッタ2
A,2Bの境界面と半導体ウエハ50の表面及び裏面と
の間の距離がそれぞれ等しい場合には、参照ミラー5
A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと半導体ウ
エハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f4A,f
4Bとは互いに同じ位相となるので、レーザ光f5A,
f5Bの干渉出力信号の振幅値、すなわち光強度は最大
となる。これに対して、ビームスプリッタ2A,2Bの
境界面と参照ミラー5A,5Bとの間の距離、ビームス
プリッタ2A,2Bの境界面と半導体ウエハ50の表面
及び裏面との間の距離がそれぞれ異なる場合には、参照
ミラー5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと
半導体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f
4A,f4Bとは互いに異なる位相となり、特に両者の
位相が180度異なる場合にはレーザ光f5A,f5B
の干渉出力信号の振幅値(光強度)は最小となる。レー
ザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4Bの位相が
0度から180度の間においては、レーザ光f5A,f
5Bの振幅値(光強度)はサイン波形に従って変化す
る。従って、板厚測定回路20は光学センサ10A,1
0Bからの電気信号に基づいて半導体ウエハ50の表面
及び裏面の高さをそれぞれ算出し、それぞれの高さに基
づいて半導体ウエハ50の板厚Dを測定している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】上述の板厚測定装置で
は、半導体ウエハ50を3点支持方式で保持しているの
で、半導体ウエハの50の直径が30cm以上になる
と、半導体ウエハ50の自重によってその中央付近に撓
みが発生し、この撓みによって半導体ウエハ50の表面
及び裏面がレーザ光f2A,f2Bに対して傾斜するよ
うになるため、板厚を高精度に測定することができなく
なるという問題がある。図2は従来の板厚測定装置が有
している上述の問題を説明するための図であり、図2
(a)は半導体ウエハ50がレーザ光f2A,f2Bに
対して傾いた場合に生じる誤差を説明するための図であ
り、図2(b)はレーザ光f2A,f2Bの光軸が互い
にずれた場合に生じる誤差を説明するための図である。
は、半導体ウエハ50を3点支持方式で保持しているの
で、半導体ウエハの50の直径が30cm以上になる
と、半導体ウエハ50の自重によってその中央付近に撓
みが発生し、この撓みによって半導体ウエハ50の表面
及び裏面がレーザ光f2A,f2Bに対して傾斜するよ
うになるため、板厚を高精度に測定することができなく
なるという問題がある。図2は従来の板厚測定装置が有
している上述の問題を説明するための図であり、図2
(a)は半導体ウエハ50がレーザ光f2A,f2Bに
対して傾いた場合に生じる誤差を説明するための図であ
り、図2(b)はレーザ光f2A,f2Bの光軸が互い
にずれた場合に生じる誤差を説明するための図である。
【0008】図2(a)では、半導体ウエハ50は水平
であり、点線で示した半導体ウエハ51はこの半導体ウ
エハ50に対して所定の角度θで傾いている。実際はこ
のように極端に傾くことはないが説明の便宜上、傾斜角
を大きく示してある。図2(a)のように半導体ウエハ
51がレーザ光f2A,f2Bに対して角度θだけ傾く
と、実際の半導体ウエハ50の板厚はDなのに対して、
半導体ウエハ51の板厚はあたかも(D/cosθ)の
ように大きな板厚として測定されてしまう。この板厚
(D/cosθ)は、図2(a)から明らかなように となり、実際の角度θは微小角度なので、 D/cosθ=D{1+ tan2(θ/2)} と近似することができる。なお、実際は角度θは微小角
度なので、近似によって上式のようになる。従って、半
導体ウエハ51が角度θだけ傾くことによる誤差分はt
an2(θ/2)となる。このように傾斜角θに対応し
て半導体ウエハ51の板厚は誤差成分を含んだ形で測定
されることになる。
であり、点線で示した半導体ウエハ51はこの半導体ウ
エハ50に対して所定の角度θで傾いている。実際はこ
のように極端に傾くことはないが説明の便宜上、傾斜角
を大きく示してある。図2(a)のように半導体ウエハ
51がレーザ光f2A,f2Bに対して角度θだけ傾く
と、実際の半導体ウエハ50の板厚はDなのに対して、
半導体ウエハ51の板厚はあたかも(D/cosθ)の
ように大きな板厚として測定されてしまう。この板厚
(D/cosθ)は、図2(a)から明らかなように となり、実際の角度θは微小角度なので、 D/cosθ=D{1+ tan2(θ/2)} と近似することができる。なお、実際は角度θは微小角
度なので、近似によって上式のようになる。従って、半
導体ウエハ51が角度θだけ傾くことによる誤差分はt
an2(θ/2)となる。このように傾斜角θに対応し
て半導体ウエハ51の板厚は誤差成分を含んだ形で測定
されることになる。
【0009】一方、図2(b)のように半導体ウエハ5
0の表面及び裏面に照射されるレーザ光f2A,f2B
の光軸が互いにずれていると、前述の誤差分に対してさ
らに光軸ずれによる誤差が生じることになる。例えば、
半導体ウエハ50の表面及び裏面に照射されるレーザ光
f2A,f2Bの光軸が互いに距離εだけずれていた場
合であっても、レーザ光f2A,f2Bに対して半導体
ウエハ50が傾斜していない場合には、光軸ずれにより
影響はなく、その板厚を正確に測定することができる。
しかしながら、半導体ウエハ51のように傾斜角θで傾
いていると、前述の誤差分に対して、さらにεtanθ
の誤差分が発生することになる。図2(b)の場合は、
板厚が大きくなるような誤差分であるが、図2(b)の
場合と逆方向に光軸がずれている場合には、板厚が小さ
くなるような誤差分となる。
0の表面及び裏面に照射されるレーザ光f2A,f2B
の光軸が互いにずれていると、前述の誤差分に対してさ
らに光軸ずれによる誤差が生じることになる。例えば、
半導体ウエハ50の表面及び裏面に照射されるレーザ光
f2A,f2Bの光軸が互いに距離εだけずれていた場
合であっても、レーザ光f2A,f2Bに対して半導体
ウエハ50が傾斜していない場合には、光軸ずれにより
影響はなく、その板厚を正確に測定することができる。
しかしながら、半導体ウエハ51のように傾斜角θで傾
いていると、前述の誤差分に対して、さらにεtanθ
の誤差分が発生することになる。図2(b)の場合は、
板厚が大きくなるような誤差分であるが、図2(b)の
場合と逆方向に光軸がずれている場合には、板厚が小さ
くなるような誤差分となる。
【0010】前述の傾斜角θが半導体ウエハ50のどの
位置でも一定であれば、それを見込んで補正することが
できるが、実際は3点支持によって半導体ウエハ50の
中央付近で徐々にその傾斜角度は変化しており、その傾
斜角の大きさも半導体ウエハ50の板厚や直径などに応
じて種々異なったものであり、補正することができなか
ったのが現状である。
位置でも一定であれば、それを見込んで補正することが
できるが、実際は3点支持によって半導体ウエハ50の
中央付近で徐々にその傾斜角度は変化しており、その傾
斜角の大きさも半導体ウエハ50の板厚や直径などに応
じて種々異なったものであり、補正することができなか
ったのが現状である。
【0011】本発明は、上述の点に鑑みてなされたもの
であり、被測定物が傾斜していてもその板厚を正確に測
定することのできる板厚測定装置を提供することを目的
とする。
であり、被測定物が傾斜していてもその板厚を正確に測
定することのできる板厚測定装置を提供することを目的
とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された板
厚測定装置は、第1の参照面に照射され、そこで反射し
た基準位相となる第1の光ビームと被測定対象物の表面
に照射され、そこで反射した測定位相となる第2の光ビ
ームとの干渉波を受光する第1の光学センサ手段と、第
2の参照面に照射され、そこで反射した基準位相となる
第3の光ビームと前記被測定対象物の裏面に照射され、
そこで反射した測定位相となる第4の光ビームとの干渉
波を受光する第2の光学センサ手段と、前記第2の光ビ
ームの一部をそれぞれ離れた位置で分離して受光し、そ
の光軸の位置を検出する第3及び第4の光学センサ手段
と、前記第1から第4までの光学センサ手段から出力さ
れる信号に基づいて前記被測定対象物の板厚を検出する
板厚検出手段とを備えたものである。第1の光学センサ
手段は、第1の参照面で反射した第1の光ビームと被測
定対象物の表面で反射した第2の光ビームとの干渉波を
受光し、それに応じた信号を出力するので、この信号に
基づいて被測定対象物の表面の位置を検出することがで
きる。一方、第2の光学センサ手段は、第2の参照面で
反射した第3の光ビームと被測定対象物の裏面で反射し
た第4の光ビームとの干渉波を受光し、それに応じた信
号を出力するので、この信号に基づいて被測定対象物の
裏面の位置を検出する。板厚測定装置は、これらの信号
に基づいて被測定対象物の板厚を測定する。被測定対象
物の板厚を正確に測定することができるのは、第2及び
第4の光ビームに対して被測定対象物が垂直な状態にな
っている場合である。第2及び第4の光ビームに対して
被測定対象物が傾斜している場合には、第3及び第4の
光学センサ手段は、第2の光ビームの一部をそれぞれ離
れた位置で分離して受光しているので、光軸の位置をそ
の傾斜角に応じた位置の情報として検出する。従って、
板厚測定手段は、第3及び第4の光学センサ手段からの
信号に基づいて被測定対象物の傾斜角θを算出し、それ
をtan2(θ/2)に代入して、先に求められた板厚
から減算することによって被測定対象物の正確な板厚を
測定することができる。また、被測定対象物の表面及び
裏面に照射する第2及び第4の光ビームの光軸ずれにつ
いては、被測定対象物のない状態で第4の光ビームを表
面側に照射し、それを第3及び第4の光学センサ手段で
受光し、光軸の位置が第3及び第4の光学センサ手段の
中心となるように裏面側の光学系の配置を調整すること
によって行う。
厚測定装置は、第1の参照面に照射され、そこで反射し
た基準位相となる第1の光ビームと被測定対象物の表面
に照射され、そこで反射した測定位相となる第2の光ビ
ームとの干渉波を受光する第1の光学センサ手段と、第
2の参照面に照射され、そこで反射した基準位相となる
第3の光ビームと前記被測定対象物の裏面に照射され、
そこで反射した測定位相となる第4の光ビームとの干渉
波を受光する第2の光学センサ手段と、前記第2の光ビ
ームの一部をそれぞれ離れた位置で分離して受光し、そ
の光軸の位置を検出する第3及び第4の光学センサ手段
と、前記第1から第4までの光学センサ手段から出力さ
れる信号に基づいて前記被測定対象物の板厚を検出する
板厚検出手段とを備えたものである。第1の光学センサ
手段は、第1の参照面で反射した第1の光ビームと被測
定対象物の表面で反射した第2の光ビームとの干渉波を
受光し、それに応じた信号を出力するので、この信号に
基づいて被測定対象物の表面の位置を検出することがで
きる。一方、第2の光学センサ手段は、第2の参照面で
反射した第3の光ビームと被測定対象物の裏面で反射し
た第4の光ビームとの干渉波を受光し、それに応じた信
号を出力するので、この信号に基づいて被測定対象物の
裏面の位置を検出する。板厚測定装置は、これらの信号
に基づいて被測定対象物の板厚を測定する。被測定対象
物の板厚を正確に測定することができるのは、第2及び
第4の光ビームに対して被測定対象物が垂直な状態にな
っている場合である。第2及び第4の光ビームに対して
被測定対象物が傾斜している場合には、第3及び第4の
光学センサ手段は、第2の光ビームの一部をそれぞれ離
れた位置で分離して受光しているので、光軸の位置をそ
の傾斜角に応じた位置の情報として検出する。従って、
板厚測定手段は、第3及び第4の光学センサ手段からの
信号に基づいて被測定対象物の傾斜角θを算出し、それ
をtan2(θ/2)に代入して、先に求められた板厚
から減算することによって被測定対象物の正確な板厚を
測定することができる。また、被測定対象物の表面及び
裏面に照射する第2及び第4の光ビームの光軸ずれにつ
いては、被測定対象物のない状態で第4の光ビームを表
面側に照射し、それを第3及び第4の光学センサ手段で
受光し、光軸の位置が第3及び第4の光学センサ手段の
中心となるように裏面側の光学系の配置を調整すること
によって行う。
【0013】請求項2に記載された板厚測定装置は、請
求項1において、前記板厚測定手段が、前記第1の光学
センサ手段から出力される信号に基づいて前記被測定対
象物の表面の位置を求め、前記第2の光学センサ手段か
ら出力される信号に基づいて前記被測定対象物の裏面の
位置を求め、前記表面及び裏面の位置から前記被測定対
象物の第1の板厚を求め、前記第3及び第4の光学セン
サ手段から出力される信号に基づいて前記第1の板厚を
補正することによって前記被測定対象物の最終的な板厚
を求めるように構成されたものである。これは、板厚測
定手段がどのようにして板厚を検出するのかを具体的に
したものである。
求項1において、前記板厚測定手段が、前記第1の光学
センサ手段から出力される信号に基づいて前記被測定対
象物の表面の位置を求め、前記第2の光学センサ手段か
ら出力される信号に基づいて前記被測定対象物の裏面の
位置を求め、前記表面及び裏面の位置から前記被測定対
象物の第1の板厚を求め、前記第3及び第4の光学セン
サ手段から出力される信号に基づいて前記第1の板厚を
補正することによって前記被測定対象物の最終的な板厚
を求めるように構成されたものである。これは、板厚測
定手段がどのようにして板厚を検出するのかを具体的に
したものである。
【0014】請求項3に記載された板厚測定装置は、請
求項1において、前記第4の光ビームの一部をそれぞれ
離れた位置で分離して受光し、その光軸の位置を検出す
る第5及び第6の光学センサ手段を設け、前記板厚測定
手段は、前記第1から第6までの光学センサ手段から出
力される信号に基づいて被測定対象物の板厚を測定する
ように構成したものである。これは、請求項1に記載さ
れた第3及び第4の光学センサ手段が被測定対象物の表
面で反射した第2の光ビームに基づいて被測定対象物の
表面の傾斜角θ1を求めているので、さらに、被測定対
象物の裏面で反射した第4の光ビームに基づいて被測定
対象物の裏面の傾斜角θ2を求める第5及び第6の光学
センサ手段を設け、両方の傾斜角θ1,θ2の平均値か
ら被測定対象物の傾斜角を求めるようにしたものであ
る。
求項1において、前記第4の光ビームの一部をそれぞれ
離れた位置で分離して受光し、その光軸の位置を検出す
る第5及び第6の光学センサ手段を設け、前記板厚測定
手段は、前記第1から第6までの光学センサ手段から出
力される信号に基づいて被測定対象物の板厚を測定する
ように構成したものである。これは、請求項1に記載さ
れた第3及び第4の光学センサ手段が被測定対象物の表
面で反射した第2の光ビームに基づいて被測定対象物の
表面の傾斜角θ1を求めているので、さらに、被測定対
象物の裏面で反射した第4の光ビームに基づいて被測定
対象物の裏面の傾斜角θ2を求める第5及び第6の光学
センサ手段を設け、両方の傾斜角θ1,θ2の平均値か
ら被測定対象物の傾斜角を求めるようにしたものであ
る。
【0015】請求項4に記載された板厚測定装置は、請
求項3において、前記板厚測定手段が、前記第1の光学
センサ手段から出力される信号に基づいて前記被測定対
象物の表面の位置を求め、前記第2の光学センサ手段か
ら出力される信号に基づいて前記被測定対象物の裏面の
位置を求め、前記表面及び裏面の位置から前記被測定対
象物の第1の板厚を求め、前記第3から第6までの光学
センサ手段から出力される信号に基づいて前記第1の板
厚を補正することによって前記被測定対象物の最終的な
板厚を求めるように構成されたものである。これは、板
厚測定手段がどのようにして板厚を検出するのかを具体
的にしたものである。
求項3において、前記板厚測定手段が、前記第1の光学
センサ手段から出力される信号に基づいて前記被測定対
象物の表面の位置を求め、前記第2の光学センサ手段か
ら出力される信号に基づいて前記被測定対象物の裏面の
位置を求め、前記表面及び裏面の位置から前記被測定対
象物の第1の板厚を求め、前記第3から第6までの光学
センサ手段から出力される信号に基づいて前記第1の板
厚を補正することによって前記被測定対象物の最終的な
板厚を求めるように構成されたものである。これは、板
厚測定手段がどのようにして板厚を検出するのかを具体
的にしたものである。
【0016】請求項5に記載された板厚測定装置は、請
求項1、2、3又は4において、前記第3から第6まで
の光学センサ手段が、4分割された受光面からそれぞれ
検出信号を出力する4分割光学センサで構成されている
ものである。第3から第6までの光学センサ手段は第2
及び第4の光ビームの一部を受光し、その光軸の位置を
検出することができなければならない。光軸の位置を検
出することのできる光学センサ手段として受光面の4分
割された4分割光学センサを採用した。
求項1、2、3又は4において、前記第3から第6まで
の光学センサ手段が、4分割された受光面からそれぞれ
検出信号を出力する4分割光学センサで構成されている
ものである。第3から第6までの光学センサ手段は第2
及び第4の光ビームの一部を受光し、その光軸の位置を
検出することができなければならない。光軸の位置を検
出することのできる光学センサ手段として受光面の4分
割された4分割光学センサを採用した。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を添付
図面に従って説明する。図3は、本発明の板厚測定装置
の測定原理を示す概略構成図である。板厚測定装置は、
従来のものと同様に半導体ウエハ50の表面及び裏面に
それぞれ配置された光学式の高さ測定装置によって構成
される。レーザ装置1A,1Bは波長532nmのレー
ザ光f0A,f0Bを偏光ビームスプリッタ2A,2B
に出射する。偏光ビームスプリッタ2A,2Bは、レー
ザ光f0A,f0Bの一部(所定方向の直線偏光)を反
射して、その直線偏光レーザ光f1A,f1Bを波長板
3A,3B及びレンズ4A,4Bを介して参照ミラー5
A,5Bに照射させる。また、偏光ビームスプリッタ2
A,2Bは、レーザ光f1A,f1Bに直交する成分の
直線偏光レーザ光f2A,f2Bを透過させて、その直
線偏光レーザ光f2A,f2Bを波長板6A,6B及び
レンズ7A,7Bを介して、被測定対象物となる半導体
ウエハ50の表面及び裏面に照射させる。
図面に従って説明する。図3は、本発明の板厚測定装置
の測定原理を示す概略構成図である。板厚測定装置は、
従来のものと同様に半導体ウエハ50の表面及び裏面に
それぞれ配置された光学式の高さ測定装置によって構成
される。レーザ装置1A,1Bは波長532nmのレー
ザ光f0A,f0Bを偏光ビームスプリッタ2A,2B
に出射する。偏光ビームスプリッタ2A,2Bは、レー
ザ光f0A,f0Bの一部(所定方向の直線偏光)を反
射して、その直線偏光レーザ光f1A,f1Bを波長板
3A,3B及びレンズ4A,4Bを介して参照ミラー5
A,5Bに照射させる。また、偏光ビームスプリッタ2
A,2Bは、レーザ光f1A,f1Bに直交する成分の
直線偏光レーザ光f2A,f2Bを透過させて、その直
線偏光レーザ光f2A,f2Bを波長板6A,6B及び
レンズ7A,7Bを介して、被測定対象物となる半導体
ウエハ50の表面及び裏面に照射させる。
【0018】波長板3A,3B,6A,6Bは、それぞ
れ直線偏光レーザ光f1A,f1B,f2A,f2Bを
円偏光に変換する。従って、参照ミラー5A,5Bで反
射したレーザ光は、波長板3A,3Bによって直線偏光
から円偏光に変換され、偏光ビームスプリッタ2A,2
Bを透過し、直線偏光レーザ光f3A,f3Bとしてビ
ームスプリッタ11A,11B、レンズ8A,8B、ビ
ームスプリッタ14A,14B及び偏光板9A,9Bを
介して光学センサ10A,10Bに入射する。一方、半
導体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光も同
じく波長板6A,6Bによって直線偏光から円偏光に変
換され、偏光ビームスプリッタ2A,2Bで反射し、同
じく直線偏光レーザ光f4A,f4Bとしてビームスプ
リッタ11A,11B、レンズ8A,8B、ビームスプ
リッタ14A,14B及び偏光板9A,9Bを介して光
学センサ10A,10Bに入射する。なお、図では直線
偏光レーザ光f3A,f3Bと直線偏光レーザ光f4
A,f4Bは同じ一つの線で描かれているがそれぞれ直
交する成分のレーザ光である。
れ直線偏光レーザ光f1A,f1B,f2A,f2Bを
円偏光に変換する。従って、参照ミラー5A,5Bで反
射したレーザ光は、波長板3A,3Bによって直線偏光
から円偏光に変換され、偏光ビームスプリッタ2A,2
Bを透過し、直線偏光レーザ光f3A,f3Bとしてビ
ームスプリッタ11A,11B、レンズ8A,8B、ビ
ームスプリッタ14A,14B及び偏光板9A,9Bを
介して光学センサ10A,10Bに入射する。一方、半
導体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光も同
じく波長板6A,6Bによって直線偏光から円偏光に変
換され、偏光ビームスプリッタ2A,2Bで反射し、同
じく直線偏光レーザ光f4A,f4Bとしてビームスプ
リッタ11A,11B、レンズ8A,8B、ビームスプ
リッタ14A,14B及び偏光板9A,9Bを介して光
学センサ10A,10Bに入射する。なお、図では直線
偏光レーザ光f3A,f3Bと直線偏光レーザ光f4
A,f4Bは同じ一つの線で描かれているがそれぞれ直
交する成分のレーザ光である。
【0019】ビームスプリッタ11A,11Bは、半導
体ウエハ50の表面及び裏面で反射した直線偏光レーザ
光f4A,f4Bの一部を反射レーザ光f6A,f6B
として分離して、偏光板12A,12Bを介して4分割
光学センサ13A,13Bに照射させる。ビームスプリ
ッタ14A,14Bは、ビームスプリッタ11A,11
B及びレンズ8A,8Bを通過した直線偏光レーザ光f
4A,f4Bの一部を反射レーザ光f7A,f7Bとし
て分離して、偏光板15A,15Bを介して4分割光学
センサ16A,16Bに照射させる。4分割光学センサ
13A,13Bは、反射レーザ光f6A,f6Bを受光
し、各分割領域に対応した4つの電気信号を板厚測定回
路30に出力する。同じく4分割光学センサ16A,1
6Bは、反射レーザ光f7A,f7Bを受光し、各分割
領域に対応した4つの電気信号を板厚測定回路30に出
力する。
体ウエハ50の表面及び裏面で反射した直線偏光レーザ
光f4A,f4Bの一部を反射レーザ光f6A,f6B
として分離して、偏光板12A,12Bを介して4分割
光学センサ13A,13Bに照射させる。ビームスプリ
ッタ14A,14Bは、ビームスプリッタ11A,11
B及びレンズ8A,8Bを通過した直線偏光レーザ光f
4A,f4Bの一部を反射レーザ光f7A,f7Bとし
て分離して、偏光板15A,15Bを介して4分割光学
センサ16A,16Bに照射させる。4分割光学センサ
13A,13Bは、反射レーザ光f6A,f6Bを受光
し、各分割領域に対応した4つの電気信号を板厚測定回
路30に出力する。同じく4分割光学センサ16A,1
6Bは、反射レーザ光f7A,f7Bを受光し、各分割
領域に対応した4つの電気信号を板厚測定回路30に出
力する。
【0020】光学センサ10A,10Bは、参照ミラー
5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと半導体
ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f4A,
f4Bとをビームスプリッタ11A,11B、レンズ8
A,8B、ビームスプリッタ14A,14B及び偏光板
9A,9Bを介して受光する。偏光板9A,9Bは、そ
の透過軸とレーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,
f4Bの偏光方向とは互いに45度傾斜するように配置
されているので、レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f
4A,f4Bは偏光板9A,9Bを通過することによっ
て合成されたレーザ光f5A,f5Bとなり光学センサ
10A,10Bに照射される。光学センサ10A,10
Bは、レーザ光f5A,f5Bを受光し、それに応じた
電気信号を板厚測定回路30に出力する。
5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3Bと半導体
ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ光f4A,
f4Bとをビームスプリッタ11A,11B、レンズ8
A,8B、ビームスプリッタ14A,14B及び偏光板
9A,9Bを介して受光する。偏光板9A,9Bは、そ
の透過軸とレーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,
f4Bの偏光方向とは互いに45度傾斜するように配置
されているので、レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f
4A,f4Bは偏光板9A,9Bを通過することによっ
て合成されたレーザ光f5A,f5Bとなり光学センサ
10A,10Bに照射される。光学センサ10A,10
Bは、レーザ光f5A,f5Bを受光し、それに応じた
電気信号を板厚測定回路30に出力する。
【0021】板厚測定回路30は、光学センサ10A,
10Bからの電気信号に基づいて半導体ウエハ50の表
面及び裏面のそれぞれの高さを検出し、それに基づいて
半導体ウエハ50の板厚Dを算出する。すなわち、ビー
ムスプリッタ2A,2Bの境界面と参照ミラー5A,5
Bとの間の距離、ビームスプリッタ2A,2Bの境界面
と半導体ウエハ50の表面及び裏面との間の距離がそれ
ぞれ等しい場合には、参照ミラー5A,5Bで反射した
レーザ光f3A,f3Bと半導体ウエハ50の表面及び
裏面で反射したレーザ光f4A,f4Bとは互いに同じ
位相となるので、レーザ光f5A,f5Bの干渉出力信
号の振幅値、すなわち光強度は最大となる。
10Bからの電気信号に基づいて半導体ウエハ50の表
面及び裏面のそれぞれの高さを検出し、それに基づいて
半導体ウエハ50の板厚Dを算出する。すなわち、ビー
ムスプリッタ2A,2Bの境界面と参照ミラー5A,5
Bとの間の距離、ビームスプリッタ2A,2Bの境界面
と半導体ウエハ50の表面及び裏面との間の距離がそれ
ぞれ等しい場合には、参照ミラー5A,5Bで反射した
レーザ光f3A,f3Bと半導体ウエハ50の表面及び
裏面で反射したレーザ光f4A,f4Bとは互いに同じ
位相となるので、レーザ光f5A,f5Bの干渉出力信
号の振幅値、すなわち光強度は最大となる。
【0022】これに対して、ビームスプリッタ2A,2
Bの境界面と参照ミラー5A,5Bとの間の距離、ビー
ムスプリッタ2A,2Bの境界面と半導体ウエハ50の
表面及び裏面との間の距離がそれぞれ異なる場合には、
参照ミラー5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3
Bと半導体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ
光f4A,f4Bとは互いに異なる位相となり、特に両
者の位相が180度異なる場合にはレーザ光f5A,f
5Bの干渉出力信号の振幅値(光強度)は最小となる。
レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4Bの位
相が0度から180度の間においては、レーザ光f5
A,f5Bの振幅値(光強度)はサイン波形に従って変
化する。従って、板厚測定回路30はレーザ光f5A,
f5Bの両干渉出力信号の振幅値に基づいて検出された
半導体ウエハ50の表面及び裏面の高さから半導体ウエ
ハ50の板厚Dを測定している。また、板厚測定回路3
0は、4分割光学センサ13A,13B,16A,16
Bからの電気信号に基づいて半導体ウエハ50傾斜角を
それぞれ算出し、それに基づいて半導体ウエハ50の厚
さDを補正する。
Bの境界面と参照ミラー5A,5Bとの間の距離、ビー
ムスプリッタ2A,2Bの境界面と半導体ウエハ50の
表面及び裏面との間の距離がそれぞれ異なる場合には、
参照ミラー5A,5Bで反射したレーザ光f3A,f3
Bと半導体ウエハ50の表面及び裏面で反射したレーザ
光f4A,f4Bとは互いに異なる位相となり、特に両
者の位相が180度異なる場合にはレーザ光f5A,f
5Bの干渉出力信号の振幅値(光強度)は最小となる。
レーザ光f3A,f3Bとレーザ光f4A,f4Bの位
相が0度から180度の間においては、レーザ光f5
A,f5Bの振幅値(光強度)はサイン波形に従って変
化する。従って、板厚測定回路30はレーザ光f5A,
f5Bの両干渉出力信号の振幅値に基づいて検出された
半導体ウエハ50の表面及び裏面の高さから半導体ウエ
ハ50の板厚Dを測定している。また、板厚測定回路3
0は、4分割光学センサ13A,13B,16A,16
Bからの電気信号に基づいて半導体ウエハ50傾斜角を
それぞれ算出し、それに基づいて半導体ウエハ50の厚
さDを補正する。
【0023】このように、この実施の形態に係る板厚測
定装置が従来のものと異なる点は、ビームスプリッタ1
1A,11B,14A,14B、偏光板12A,12
B,15A,15B及び4分割光学センサ13A,13
B,16A,16Bが設けられている点である。これら
の各構成要素は半導体ウエハ50の傾斜角θを検出した
り、半導体ウエハ50の表面及び裏面両方に照射される
レーザ光f2A,f2Bの光軸を合わせるために使用さ
れるものである。
定装置が従来のものと異なる点は、ビームスプリッタ1
1A,11B,14A,14B、偏光板12A,12
B,15A,15B及び4分割光学センサ13A,13
B,16A,16Bが設けられている点である。これら
の各構成要素は半導体ウエハ50の傾斜角θを検出した
り、半導体ウエハ50の表面及び裏面両方に照射される
レーザ光f2A,f2Bの光軸を合わせるために使用さ
れるものである。
【0024】半導体ウエハ50の表面及び裏面両方に照
射されるレーザ光f2A,f2Bの光軸を合わせるに
は、まず、半導体ウエハ50に代えてその位置にミラー
を設置し、4分割光学センサ13A,16Aの中心とレ
ーザ光f6A,f7Aの光軸とを合わせる。同様に4分
割光学センサ13B,16Bの中心とレーザ光f6B,
f7Bの光軸とを合わせる。この処理は、4分割光学セ
ンサ13A,13B,16A,16Bから出力される各
分割領域に対応した4つの電気信号がそれぞれ等しくな
るように4分割光学センサ13A,13B,16A,1
6Bの位置を調整することによって行う。次に、半導体
レーザ装置1Aの出力を停止し、ミラーを取り去り、半
導体ウエハ50の裏面側(図では下面側)のレーザ光f
2Bがレンズ4A側に照射するようにする。このレーザ
光f2Bは、レーザ光f2Aと同じようにレンズ4A、
波長板3A、偏光ビームスプリッタ2A、ビームスプリ
ッタ11A、レンズ8A、ビームスプリッタ14Aを介
して4分割光学センサ13A,16Aにレーザ光f6
A,f7Aとして照射されるようになる。そこで4分割
光学センサ13A,16Aの中心とレーザ光f6A,f
7Aの光軸とがそれぞれ一致するように半導体ウエハ5
0の裏面側の光学系全体の位置を調整する。これによっ
て、半導体ウエハ50の表面及び裏目の各レーザ光f2
A,f2Bの光軸ずれ及び光軸の傾き誤差を最小にする
ことができる。上述の光軸ずれ及び光軸の傾き誤差の調
整後に、これらが変動することがあるが、その場合には
被測定物である半導体ウエハ50の設置直前に光軸ずれ
と光軸傾き誤差を測定し、板厚測定時の測定面傾きに対
してその測定値を補正するように演算処理を行えばよ
い。
射されるレーザ光f2A,f2Bの光軸を合わせるに
は、まず、半導体ウエハ50に代えてその位置にミラー
を設置し、4分割光学センサ13A,16Aの中心とレ
ーザ光f6A,f7Aの光軸とを合わせる。同様に4分
割光学センサ13B,16Bの中心とレーザ光f6B,
f7Bの光軸とを合わせる。この処理は、4分割光学セ
ンサ13A,13B,16A,16Bから出力される各
分割領域に対応した4つの電気信号がそれぞれ等しくな
るように4分割光学センサ13A,13B,16A,1
6Bの位置を調整することによって行う。次に、半導体
レーザ装置1Aの出力を停止し、ミラーを取り去り、半
導体ウエハ50の裏面側(図では下面側)のレーザ光f
2Bがレンズ4A側に照射するようにする。このレーザ
光f2Bは、レーザ光f2Aと同じようにレンズ4A、
波長板3A、偏光ビームスプリッタ2A、ビームスプリ
ッタ11A、レンズ8A、ビームスプリッタ14Aを介
して4分割光学センサ13A,16Aにレーザ光f6
A,f7Aとして照射されるようになる。そこで4分割
光学センサ13A,16Aの中心とレーザ光f6A,f
7Aの光軸とがそれぞれ一致するように半導体ウエハ5
0の裏面側の光学系全体の位置を調整する。これによっ
て、半導体ウエハ50の表面及び裏目の各レーザ光f2
A,f2Bの光軸ずれ及び光軸の傾き誤差を最小にする
ことができる。上述の光軸ずれ及び光軸の傾き誤差の調
整後に、これらが変動することがあるが、その場合には
被測定物である半導体ウエハ50の設置直前に光軸ずれ
と光軸傾き誤差を測定し、板厚測定時の測定面傾きに対
してその測定値を補正するように演算処理を行えばよ
い。
【0025】板厚測定時において、図3の点線で示すよ
うに半導体ウエハ51が傾斜角θで傾いていると、半導
体ウエハ51の表面及び裏面で反射した各レーザ光は、
点線のように進行し、4分割光学センサ13A,13
B,16A,16Bに入射する。4分割光学センサ13
A,13B,16A,16Bは、各分割領域に対応した
4つの電気信号をそれぞれ板厚測定回路30に出力す
る。板厚測定回路30は、4分割光学センサ13A,1
3B,16A,16Bの各出力に基づいて半導体ウエハ
51の傾斜角θを求める。なお、ここでは、4分割光学
センサ13A,16Aの出力に基づいて半導体ウエハ5
0の表面側の傾斜角が求まり、4分割光学センサ13
B,16Bの出力に基づいて半導体ウエハ50の裏面側
の傾斜角が求まるので、両傾斜角の平均値を半導体ウエ
ハ50の傾斜角θとして採用する。傾斜角θが算出され
たら、それをtan2(θ/2)に代入し、その値を計
測された半導体ウエハ50の板厚から減算する。これに
よって傾斜角θに対応した誤差を補正し、半導体ウエハ
50の真の板厚を測定することが可能となる。
うに半導体ウエハ51が傾斜角θで傾いていると、半導
体ウエハ51の表面及び裏面で反射した各レーザ光は、
点線のように進行し、4分割光学センサ13A,13
B,16A,16Bに入射する。4分割光学センサ13
A,13B,16A,16Bは、各分割領域に対応した
4つの電気信号をそれぞれ板厚測定回路30に出力す
る。板厚測定回路30は、4分割光学センサ13A,1
3B,16A,16Bの各出力に基づいて半導体ウエハ
51の傾斜角θを求める。なお、ここでは、4分割光学
センサ13A,16Aの出力に基づいて半導体ウエハ5
0の表面側の傾斜角が求まり、4分割光学センサ13
B,16Bの出力に基づいて半導体ウエハ50の裏面側
の傾斜角が求まるので、両傾斜角の平均値を半導体ウエ
ハ50の傾斜角θとして採用する。傾斜角θが算出され
たら、それをtan2(θ/2)に代入し、その値を計
測された半導体ウエハ50の板厚から減算する。これに
よって傾斜角θに対応した誤差を補正し、半導体ウエハ
50の真の板厚を測定することが可能となる。
【0026】上述の実施の形態では、半導体ウエハ50
の両面に同じ構成の光学系を設ける場合について説明し
たが、半導体ウエハ50の表面側だけにビームスプリッ
タ11A,14A、偏光板12A,15A及び4分割光
学センサ13A,16Aを設けてもよいし、又は裏面側
だけにビームスプリッタ11B,14B、偏光板12
B,15B及び4分割光学センサ13B,16Bを設け
てもよい。なお、両面に設けた場合は表面と裏面の傾斜
角度の平均値を算出することができるので精度が高いこ
とはいうまでもない。また、上述の実施の形態では、4
分割光学センサを用いて光軸の位置を検出する場合につ
いて説明したが、例えば2次元CCDのような光学セン
サを用いて光軸の位置を検出するようにしてもよい。
の両面に同じ構成の光学系を設ける場合について説明し
たが、半導体ウエハ50の表面側だけにビームスプリッ
タ11A,14A、偏光板12A,15A及び4分割光
学センサ13A,16Aを設けてもよいし、又は裏面側
だけにビームスプリッタ11B,14B、偏光板12
B,15B及び4分割光学センサ13B,16Bを設け
てもよい。なお、両面に設けた場合は表面と裏面の傾斜
角度の平均値を算出することができるので精度が高いこ
とはいうまでもない。また、上述の実施の形態では、4
分割光学センサを用いて光軸の位置を検出する場合につ
いて説明したが、例えば2次元CCDのような光学セン
サを用いて光軸の位置を検出するようにしてもよい。
【0027】
【発明の効果】本発明の板厚測定装置によれば、被測定
物が傾斜していてもその板厚を正確に測定することがで
きるという効果がある。
物が傾斜していてもその板厚を正確に測定することがで
きるという効果がある。
【図1】 従来の光干渉方式の板厚測定装置の概略を示
す図である。
す図である。
【図2】 従来の板厚測定装置が有している問題を説明
するための図である。
するための図である。
【図3】 本発明の板厚測定装置の測定原理を示す概略
構成図である。
構成図である。
1A,1B…レーザ装置 2A,2B…偏光ビームスプリッタ 3A,3B,6A,6B…波長板 4A,4B,7A,7B,8A,8B…レンズ 5A,5B…参照ミラー 9A,9B,12A,12B,15A,15B…偏光板 10A,10B…光学センサ 11A,11B,14A,14B…ビームスプリッタ 13A,13B,16A,16B…4分割光学センサ 50,51…半導体ウエハ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森 恭一 東京都渋谷区東3丁目16番3号 日立電子 エンジニアリング株式会社内 Fターム(参考) 2F064 AA01 CC04 FF01 GG12 GG22 GG23 GG37 HH06 2F065 AA06 AA19 AA30 AA35 BB01 BB03 CC00 CC01 CC03 CC19 EE00 FF43 FF52 GG06 GG22 HH04 HH08 HH13 JJ01 JJ05 JJ09 JJ22 LL04 LL12 LL33 LL35 LL37 LL46 NN02 QQ25 QQ26 3C034 BB93 CA01 3C058 AA07 AC02 CB01 DA17
Claims (5)
- 【請求項1】 第1の参照面に照射され、そこで反射し
た基準位相となる第1の光ビームと被測定対象物の表面
に照射され、そこで反射した測定位相となる第2の光ビ
ームとの干渉波を受光する第1の光学センサ手段と、 第2の参照面に照射され、そこで反射した基準位相とな
る第3の光ビームと前記被測定対象物の裏面に照射さ
れ、そこで反射した測定位相となる第4の光ビームとの
干渉波を受光する第2の光学センサ手段と、 前記第2の光ビームの一部をそれぞれ離れた位置で分離
して受光し、その光軸の位置を検出する第3及び第4の
光学センサ手段と、 前記第1から第4までの光学センサ手段から出力される
信号に基づいて前記被測定対象物の板厚を検出する板厚
検出手段とを備えたことを特徴とする板厚測定装置。 - 【請求項2】 請求項1において、前記板厚測定手段
は、 前記第1の光学センサ手段から出力される信号に基づい
て前記被測定対象物の表面の位置を求め、前記第2の光
学センサ手段から出力される信号に基づいて前記被測定
対象物の裏面の位置を求め、前記表面及び裏面の位置か
ら前記被測定対象物の第1の板厚を求め、前記第3及び
第4の光学センサ手段から出力される信号に基づいて前
記第1の板厚を補正することによって前記被測定対象物
の最終的な板厚を求めるように構成されたことを特徴と
する板厚測定装置。 - 【請求項3】 請求項1において、 前記第4の光ビームの一部をそれぞれ離れた位置で分離
して受光し、その光軸の位置を検出する第5及び第6の
光学センサ手段を設け、 前記板厚測定手段が前記第1から第6までの光学センサ
手段から出力される信号に基づいて被測定対象物の板厚
を測定するように構成したことを特徴とする板厚測定装
置。 - 【請求項4】 請求項3において、前記板厚測定手段
は、 前記第1の光学センサ手段から出力される信号に基づい
て前記被測定対象物の表面の位置を求め、前記第2の光
学センサ手段から出力される信号に基づいて前記被測定
対象物の裏面の位置を求め、前記表面及び裏面の位置か
ら前記被測定対象物の第1の板厚を求め、前記第3から
第6までの光学センサ手段から出力される信号に基づい
て前記第1の板厚を補正することによって前記被測定対
象物の最終的な板厚を求めるように構成されたことを特
徴とする板厚測定装置。 - 【請求項5】 請求項1、2、3又は4において、 前記第3から第6までの光学センサ手段は、4分割され
た受光面からそれぞれ検出信号を出力する4分割光学セ
ンサで構成されていることを特徴とする板厚測定装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399655A JP2002202108A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 板厚測定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000399655A JP2002202108A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 板厚測定装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002202108A true JP2002202108A (ja) | 2002-07-19 |
Family
ID=18864389
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000399655A Pending JP2002202108A (ja) | 2000-12-28 | 2000-12-28 | 板厚測定装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002202108A (ja) |
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-
2000
- 2000-12-28 JP JP2000399655A patent/JP2002202108A/ja active Pending
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