JP2002299098A - X線発生装置 - Google Patents
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Abstract
することにより、より長期にわたってしかも安定的にX
線を得ることが可能なX線発生装置を提供する。 【解決手段】 X線発生装置1は、カソード部16、グ
リッド電極15及びターゲット22を有するX線管11
と、カソード部16及びグリッド電極15に印加する電
圧を制御する電圧制御装置27,32と、X線発生装置
1及びX線出射のオン・オフを操作するスイッチ33,
34とを備える。電圧制御装置27,32は、X線発生
装置1のオン信号とX線出射のオフ信号とに基づいて、
カソード部16に正の待機電圧Vf1 を印加すると共
に、負のカットオフ電圧Vc1をグリッド電極15に印加
する。また、X線発生装置1のオン信号とX線出射のオ
ン信号とに基づいて、カソード部16に待機電圧Vf1よ
りも高いカソード動作電圧Vf2を印加すると共に、カッ
トオフ電圧Vc1よりも高いグリッド動作電圧Vc2をグリ
ッド電極15に印加する。
Description
X線発生装置に関する。
開平7−29532号公報に開示されたものがある。こ
のX線発生装置は、熱電子を放出するカソード部と、カ
ソード部から放出された熱電子を制御するグリッド電極
と、熱電子が衝突することでX線を発生するターゲット
と、これらカソード部及びグリッド電極に印加する電圧
を制御する電圧制御装置とを備えている。カソード部
は、多孔質タングステンにBaOなどの易電子放射物質
が含浸されたカソードと、このカソードを加熱して熱電
子を放出させるためのヒータとを備えている。
生装置では、図8(a)〜(e)に示すように、X線発
生装置のメイン電源(図中、駆動SWと示す)をオンに
することで、電圧制御装置によってカソード部、すなわ
ちカソードを加熱するためのヒータに所定の電圧が印加
されると共に、熱電子がターゲットに到達しないような
カットオフ電圧がグリッド電極に印加される。このよう
に予めヒータに所定の電圧を印加すること(すなわち、
ヒータの予熱)は、X線出射のオン信号が入力されたと
同時に所望の安定したX線を出射するために重要であ
る。そして、X線出射のスイッチ(図中、X線SWと示
す)によりX線出射のオン信号が入力されると、ターゲ
ットに衝突する熱電子の量が所定値となるような動作電
圧がグリッド電極に印加され、これにより熱電子がター
ゲットに衝突してX線が発生する。
信号が入力されると同時に所望の安定したX線を出射す
るために、カソード部のヒータには熱電子の放出に必要
な電圧が常に印加されていた。ところで、X線発生装置
では、使用条件によってはメイン電源がオン状態でX線
出射がオフの状態である待機時間、すなわちヒータの予
熱状態が圧倒的に長い状態となることがあった。この待
機時間中にもカソード部のヒータには熱電子の放出に必
要な電圧が印加されているので、X線を出射しなくとも
カソードは消耗することになる。このように、使用条件
によってはX線管の非効率な運転が行われることにな
り、その結果、カソードの寿命が短くなって、ひいては
X線管の寿命が短くなるという問題があった。
線管を効率的に運転することにより、より長期にわたっ
てしかも安定的にX線を得ることが可能なX線発生装置
を提供することを目的とする。
置は、(1)熱電子を放出するカソード部、カソード部
から放出された熱電子を制御するグリッド電極、及び熱
電子が衝突することによりX線を発生させるターゲット
を有するX線管と、(2)カソード部及びグリッド電極
に印加する電圧を制御する電圧制御装置と、(3)X線
発生装置のオン・オフ及びX線出射のオン・オフを操作
するスイッチと、を備え、電圧制御装置は、スイッチを
介するX線発生装置のオン信号とX線出射のオフ信号と
に基づいて、カソード部に正の待機電圧Vf1 を印加す
ると共に、カソード部から放出された熱電子がターゲッ
トに到達しないような負のカットオフ電圧Vc1をグリッ
ド電極に印加し、スイッチを介するX線発生装置のオン
信号とX線出射のオン信号とに基づいて、カソード部に
待機電圧Vf1よりも高いカソード動作電圧Vf2を印加す
ると共に、カソード部から放出された熱電子がターゲッ
トに到達するようなカットオフ電圧Vc1よりも高いグリ
ッド動作電圧Vc2をグリッド電極に印加する、ことを特
徴とする。
イッチがオンでX線出射のスイッチがオフの状態では、
X線出射のスイッチがオンのときに印加されるカソード
動作電圧Vf2よりも低い待機電圧Vf1がカソード部に印
加される。よって、X線発生装置のスイッチがオンの状
態でカソード部に常にカソード動作電圧Vf2が印加され
る従来のX線発生装置と比べて、カソード部が消耗する
までの期間が長くなり、しかもX線出射のスイッチをオ
ンにしたと同時に所望の安定したX線を出射することが
できる。このように、このX線発生装置によれば、使用
条件によらないでX線管を効率的に運転することによ
り、より長期にわたって安定的にX線を得ることが可能
となる。
熱電子を放出するカソード部、カソード部から放出され
た熱電子を制御するグリッド電極、及び熱電子が衝突す
ることによりX線を発生させるターゲットを有するX線
管と、(2)カソード部及びグリッド電極に印加する電
圧を制御する電圧制御装置と、(3)X線発生装置のオ
ン・オフ、カソード部のオン・オフ、及びX線出射のオ
ン・オフを操作するスイッチと、を備え、電圧制御装置
は、スイッチを介するX線発生装置のオン信号とカソー
ド部のオフ信号とX線出射のオフ信号とに基づいて、カ
ソード部に正の待機電圧Vf1 を印加すると共に、カソ
ード部から放出された熱電子がターゲットに到達しない
ような負のカットオフ電圧Vc1をグリッド電極に印加
し、スイッチを介するX線発生装置のオン信号とカソー
ド部のオン信号とX線出射のオフ信号とに基づいて、カ
ソード部に待機電圧Vf1よりも高いカソード動作電圧V
f2を印加すると共に、グリッド電極にカットオフ電圧V
c1を印加し、スイッチを介するX線発生装置のオン信号
とカソード部のオン信号とX線出射のオン信号とに基づ
いて、カソード部にカソード動作電圧Vf2を印加すると
共に、カソード部から放出された熱電子が前記ターゲッ
トに到達するようなカットオフ電圧Vc1よりも高いグリ
ッド動作電圧Vc2をグリッド電極に印加する、ことを特
徴とする。
イッチがオンでカソード部のスイッチがオフの状態で
は、カソード部のスイッチがオンのときに印加されるカ
ソード動作電圧Vf2よりも低い待機電圧Vf1がカソード
部に印加される。よって、X線発生装置のスイッチがオ
ンの状態でカソード部に常にカソード動作電圧Vf2が印
加される従来のX線発生装置と比べて、カソード部が消
耗するまでの期間が長くなり、しかもX線出射のスイッ
チをオンにしたと同時に所望の安定したX線を出射する
ことができる。このように、使用条件によらないでX線
管を効率的に運転することにより、より長期にわたって
しかも安定的にX線を得ることが可能となる。特に、こ
のX線発生装置では、カソード部のオン・オフを操作す
るスイッチにより、カソード部に印加する電圧を待機電
圧Vf1とカソード動作電圧Vf2との間で自由に操作でき
るようになっている。よって、X線の出射を開始する前
にカソード部のスイッチをオンにし、カソード部に印加
する電圧を待機電圧Vf1からカソード動作電圧Vf2に切
り替えておくことで、X線出射のスイッチのオンにより
X線の出射に瞬時に対応して、X線出射の初期状態から
より安定した特性のX線を出射することが可能となる。
熱電子を放出するカソード部、カソード部から放出され
た熱電子を制御するグリッド電極、及び熱電子が衝突す
ることによりX線を発生させるターゲットを有するX線
管と、(2)カソード部及びグリッド電極に印加する電
圧を制御する電圧制御装置と、(3)X線発生装置のオ
ン・オフ、カソード部のオン・オフ、及びX線出射のオ
ン・オフを操作するスイッチと、を備え、電圧制御装置
は、スイッチを介するX線発生装置のオン信号とカソー
ド部のオフ信号とX線出射のオフ信号とに基づいて、カ
ソード部へ電圧を印加しないと共に、グリッド電極へ電
圧を印加せず、スイッチを介するX線発生装置のオン信
号とカソード部のオン信号とX線出射のオフ信号とに基
づいて、カソード部へ正の待機電圧Vf1 を印加すると
共に、グリッド電極にカソード部から放出された熱電子
がターゲットに到達しないような負のカットオフ電圧V
c1を印加し、スイッチを介するX線発生装置のオン信号
とカソード部のオン信号とX線出射のオン信号とに基づ
いて、カソード部へ待機電圧Vf1よりも高いカソード動
作電圧Vf2を印加すると共に、カソード部から放出され
た熱電子がターゲットに到達するようなカットオフ電圧
Vc1よりも高いグリッド動作電圧Vc2をグリッド電極に
印加する、ことを特徴とする。
イッチがオンで、カソード部のスイッチがオフのときは
カソード部に電圧が印加されず、X線発生装置のスイッ
チがオンで、カソード部のスイッチがオンで、X線出射
のスイッチがオフの状態では、X線出射のスイッチがオ
ンのときに印加されるカソード動作電圧Vf2よりも低い
待機電圧Vf1がカソード部に印加される。よって、X線
発生装置のスイッチがオンの状態でカソード部に常にカ
ソード動作電圧Vf2が印加される従来のX線発生装置と
比べて、カソード部が消耗するまでの期間が長くなり、
しかもX線出射のスイッチをオンにしたと同時に所望の
安定したX線を出射することができる。このように、使
用条件によらないでX線管を効率的に運転することによ
り、より長期にわたってしかも安定的にX線を得ること
が可能となる。特に、本実施形態に係るX線発生装置
は、カソード部のオン・オフを操作するスイッチによ
り、カソード部に印加する電圧を電圧印加停止と待機電
圧Vf1との間で自由に操作できるようになっている。よ
って、X線発生装置のスイッチがオンの状態であって
も、カソード部への電圧印加を停止することが可能とな
り、カソード部が短期間で消耗することがより一層抑制
され、X線管をより効率的に運転することにより、より
長期にわたって安定的にX線を得ることが可能となる。
装置は、カソード部への待機電圧V f1 の印加時間が連
続して所定の時間以上継続したとき、カソード部のオン
・オフを制御するスイッチをオフにして、カソード部へ
の電圧の印加を停止することを特徴としてもよい。この
ようにすれば、カソード部のスイッチを消し忘れたと
き、カソード部への電圧の印加が自動的に停止されるこ
とにより、カソード部が短期間で消耗することが更に抑
制され、X線管を更に効率的に運転することにより、更
に長期にわたって安定的にX線を得ることが可能とな
る。
部は、カソードとカソードを加熱するためのヒータとを
有する傍熱タイプのカソード部であることを特徴として
もよい。このようにすれば、ヒータに印加する電圧を制
御することによりカソードが消耗するまでの期間が長く
なる。
部は、フィラメントを有する直熱タイプのカソード部で
あることを特徴としてもよい。このようにすれば、フィ
ラメントに印加する電圧を制御することによりフィラメ
ントが消耗するまでの期間が長くなる。
発明に係るX線発生装置の好適な実施形態について説明
する。なお、図面において同一の要素には同一の符号を
付し、重複する説明を省略する。
態に係るX線発生装置は、基本構成が同一であるため、
X線発生装置の基本構成について最初にまとめて説明す
る。
生装置の構成を模式的に示す図である。図1に示すよう
に、X線発生装置1はX線を発生するX線管ユニット1
0と、このX線管ユニット10を制御する制御ユニット
30とを備えている。
ている。X線管11は、エンドウィンドウタイプとサイ
ドウィンドウタイプのいずれも用いることが可能である
が、本実施形態ではエンドウィンドウタイプのX線管1
1について説明する。
フォーカスX線管であり、金属製の外囲器12とガラス
製の外囲器13とを組み合わせて構成されている。外囲
器12の一端にはセラミック製のステム14がはめ込ま
れており、ステム14には後述するグリッド電極15や
カソード部16に電圧を供給するための複数のピン17
が挿通されている。また、この外囲器12の側面にはベ
リリウム製のX線出射窓18が形成されている。
側に電子銃20が配置され、外囲器13側に無酸素銅な
どからなるターゲット基体21が配置されている。電子
銃20は、カソード部16、グリッド電極15、及びフ
ォーカス電極19を有している。また、ターゲット基体
21の先端には、タングステンのターゲット22が銀で
ロウ付けされている。
2に向かう軌道に垂直な面に対して25度傾けて配置さ
れている。このように、ターゲット22が傾けられて配
置されているため、発生したX線の多くがX線出射窓1
8から外部に出射される。
ある。図3に示すように、カソード部16、グリッド電
極15、及びフォーカス電極19は、アルミナ又はサフ
ァイヤの支柱23に取り付けられている。グリッド電極
15とフォーカス電極19の材質は、耐熱性及び放熱性
に優れたモリブデンを使用することができる。グリッド
電極15とフォーカス電極19の支柱23への接着は、
非結晶性ガラスまたは銀24によるロウ付けにより行わ
れている。カソード部16は、ヒータ25とカソード2
6とを含み、ヒータ25の熱によりカソード26を加熱
する傍熱タイプである。なお、カソード部16はフィラ
メントを有し、このフィラメントに電圧を印加すること
で熱電子が放出される直熱タイプであってもよい。本実
施形態では、傍熱タイプのカソード部16について説明
する。
ている。含浸型カソードは多孔質タングステンにBa
O,CaO,Al2O3などの易電子放射物質を含浸させ
たものであり、その電子放斜面がOs(オスミウム),
Ir(イリジウム),Os/Ru(ルテニウム)などで
被覆されている。この被覆により、動作温度が低減され
カソード26の長寿命化が図られる。
成されている。ニッケル・銅合金は、熱伝導性、加工性
(特に溶接性)に優れ、ガス放出の少ない金属である。
このように、外囲器12は熱伝導性の高い合金により形
成されるため、X線管11の内部で発生する熱を効率よ
く外部に運び去ることができ、熱によるダメージを軽減
してX線管11の寿命を延ばすことができる。
ンド電位に維持されている。フォーカス電極19はこの
外囲器12と接続されているため、フォーカス電極19
も常にグランド電位に維持される。これにより、ターゲ
ット22の電位が変化しても、フォーカス電極19の周
囲に形成される電子レンズの形状は常に一定となり、安
定した微小X線焦点を保つことができる。さらに、グラ
ンド電位に維持された外囲器12によって、電子銃10
及びターゲット22が囲まれているため、外部の影響に
より外囲器12内部の電界分布の乱れが抑制されてい
る。
15、ターゲット22、及びカソード部16に印加する
電圧を発生する電圧発生回路27を有している。ここで
本明細書において「カソード部に印加する電圧」とは、
上記した傍熱タイプのカソード部16についてはヒータ
25に印加する電圧のことを指し、直熱タイプのカソー
ド部16についてはフィラメントに印加する電圧のこと
を指す。この電圧発生回路27は、グリッド電極15、
ターゲット22、及びカソード部16について共通のも
のとして図示するが、これらグリッド電極15、ターゲ
ット22、及びカソード部16は電圧発生回路をそれぞ
れ有していてもよい。
16のヒータ25に電圧が印加されて発熱することによ
りカソード26が加熱されると、一定の温度でカソード
26の表面から熱電子が放出される。放出された熱電子
は、グリッド電極15により加速され、フォーカス電極
19により集束されて、ターゲット22に衝突する。衝
突により、熱電子はX線と熱に変換され、発生したX線
はX線出射窓18から外部に出射する。また発生した熱
は熱伝導性の高いターゲット基体21を通って外部に放
出される。
操作部31と制御部32とを有している。操作部31に
は、X線発生装置1自体のオン・オフを操作するスイッ
チ33と、X線出射のオン・オフを操作するスイッチ3
4が設けられている。第2及び第3の実施形態に係るX
線発生装置1では、操作部31には更にカソード部16
のオン・オフを操作するスイッチ35が設けられてい
る。
するためのプログラムが記憶されたメモリ36と、X線
発生装置10全体の動作をつかさどる演算手段としての
CPU37が設けられている。なお、この制御部32と
電圧発生回路27とにより本実施形態に係る電圧制御装
置が構成される。
置1において、第1〜3の実施形態では制御部32の構
成がそれぞれ相違する。よって、以下に説明する各実施
形態においては、主に制御部32の相違点について詳述
する。
X線発生装置1では、制御ユニット30の制御部32の
メモリ37には、X線管ユニット10の電圧発生回路2
7を以下のように制御するためのプログラムが記憶され
ている。
に、X線発生装置1のスイッチ(図中、駆動SWと示
す)33がオフにされているとき(X線出射のスイッチ
34は必然的にオフである)、グリッド電極15及びカ
ソード部16のヒータ25のいずれにも電圧を印加しな
い。そして、X線発生装置1のスイッチ33がオンにさ
れ、X線出射のスイッチ(図中、X線SWと示す)34
がオフにされているとき、X線発生装置1のオン信号
と、X線出射のオフ信号とに基づいて、カソード部16
のヒータ25に正の待機電圧Vf1 を印加すると共に、
カソード部16のカソード26から放出された熱電子が
ターゲット22に到達しないような負のカットオフ電圧
Vc1をグリッド電極15に印加する。
ンにされ、X線出射のスイッチ34がオンにされている
とき、X線発生装置1のオン信号とX線出射のオン信号
とに基づいて、カソード部16のヒータ25に待機電圧
Vf1よりも高いカソード動作電圧Vf2を印加すると共
に、カソード部16のカソード26から放出された熱電
子がターゲット22に到達するような、カットオフ電圧
Vc1よりも高いグリッド動作電圧Vc2をグリッド電極1
5に印加する。
発生装置1を動作させるためには、図4(a)に示すよ
うに、まずX線発生装置1のスイッチ33をオンにす
る。すると、図4(d)に示すように、カソード部16
のヒータ25に3ボルト程度の正の待機電圧Vf1 が印
加される。これによりカソード26が暖められ、X線出
射にすばやく対応できるよう待機状態に入る。この待機
電圧Vf1 は可能な限り小さいと好ましい。これと同時
に、図4(c)に示すように、カソード26から放出さ
れた熱電子がターゲット22に到達しないような−20
0ボルト程度の負のカットオフ電圧Vc1がグリッド電極
15に印加される。これにより、待機状態においてカソ
ード26から放出された熱電子がターゲット22に到達
することが抑制される。
図4(b)に示すように、X線出射のスイッチ34をオ
ンにする。すると、図4(d)に示すように、カソード
部16のヒータ25に待機電圧Vf1よりも高い6.3ボ
ルト程度のカソード動作電圧Vf2 が印加される。これ
によりカソード26が高温に熱せられ、カソード26か
ら多くの熱電子が放出される。これと同時に、図4
(c)に示すように、カソード26から放出された熱電
子がターゲット22に到達するようなカットオフ電圧V
c1よりも高いグリッド動作電圧Vc2がグリッド電極15
に印加される。このグリッド動作電圧Vc2は、カソード
26から放出されてターゲット22に衝突する熱電子の
量が所定値となるように調整される。これにより、カソ
ード26から放出された熱電子がグリッド電極15によ
り加速され、集束電極19により集束されてターゲット
22に衝突する。そして、生成されたX線は、X線出射
窓19から外部に出射される(図4(e))。
に示すように、X線出射のスイッチ34をオフにする。
すると、図4(d)に示すように、カソード部16のヒ
ータ25に待機電圧Vf1が印加されると共にカットオフ
電圧Vc1がグリッド電極15に印加され、再び待機状態
に入る。
射のスイッチ34をオンにすることで上記したようにし
てX線が出射され、X線の出射を停止するときはX線出
射のスイッチ34をオフにすることで上記したようにし
てX線の出射が停止される。そして、X線発生装置1の
使用を終了するときは、図4(a)に示すように、X線
発生装置1のスイッチ33をオフにする。すると、図4
(c)、(d)に示すように、カソード部16のヒータ
25への電圧の印加が停止され、またグリッド電極15
への電圧の印加が停止されて、X線発生装置1の動作が
完全に停止される。
は、X線発生装置1のスイッチ33がオンでX線出射の
スイッチ34がオフの状態では、X線出射のスイッチ3
4がオンのときに印加されるカソード動作電圧Vf2より
も低い待機電圧Vf1がカソード部16のヒータ25に印
加される。よって、X線発生装置1のスイッチ33がオ
ンの状態でカソード部26のヒータ25に常にカソード
動作電圧Vf2が印加される従来のX線発生装置と比べ
て、カソード部16のカソード26が消耗するまでの期
間が長くなる。このように、使用条件によらないでX線
管11を効率的に運転することにより、このX線発生装
置1ではより長期にわたってしかも安定的にX線を得る
ことが可能となる。
線発生装置1では、制御ユニット30の制御部32のメ
モリ37には、X線管ユニット10の電圧発生回路27
を以下のように制御するためのプログラムが記憶されて
いる。
に、X線発生装置1のスイッチ33がオフにされている
とき(X線出射のスイッチ34及びカソード部16のス
イッチ35は必然的にオフである)、グリッド電極15
及びカソード部16のヒータ25のいずれにも電圧を印
加しない。そして、X線発生装置1のスイッチ33がオ
ンにされ、カソード部16のスイッチ(図中、カソード
部SWと示す)35がオフにされ、X線出射のスイッチ
34がオフにされているとき、X線発生装置1のオン信
号とカソード部16のオフ信号とX線出射のオフ信号と
に基づいて、カソード部16のヒータ25に正の待機電
圧Vf1 を印加すると共に、カソード部16のカソード
26から放出された熱電子がターゲット22に到達しな
いような負のカットオフ電圧Vc1をグリッド電極15に
印加する。
ンにされ、カソード部16のスイッチ35がオンにさ
れ、X線出射のスイッチ34がオフにされているとき、
X線発生装置1のオン信号とカソード部16のオン信号
とX線出射のオフ信号とに基づいて、カソード部16の
ヒータ25に待機電圧Vf1よりも高いカソード動作電圧
Vf2を印加すると共に、グリッド電極15に上記したカ
ットオフ電圧Vc1を印加する。
ンにされ、カソード部16のスイッチ35がオンにさ
れ、X線出射のスイッチ34がオンにされているとき、
X線発生装置1のオン信号とカソード部16のオン信号
とX線出射のオン信号とに基づいて、カソード部16の
ヒータ25に上記したカソード動作電圧Vf2を印加する
と共に、カソード部16のカソード26から放出された
熱電子がターゲット22に到達するような、カットオフ
電圧Vc1よりも高いグリッド動作電圧Vc2をグリッド電
極15に印加する。
発生装置1を動作させるためには、図5(a)に示すよ
うに、まずX線発生装置1のスイッチ33をオンにす
る。すると、図5(e)に示すように、カソード部16
のヒータ25に3ボルト程度の正の待機電圧Vf1 が印
加される。これによりカソード26が暖められ、X線出
射にすばやく対応できるよう待機状態に入る。この待機
電圧Vf1 は可能な限り小さいと好ましい。これと同時
に、図5(d)に示すように、カソード26から放出さ
れた熱電子がターゲット22に到達しないような−20
0ボルト程度の負のカットオフ電圧Vc1がグリッド電極
15に印加される。これにより、待機状態においてカソ
ード26から放出された熱電子がターゲット22に到達
することが抑制される。
まず図5(b)に示すように、カソード部16のスイッ
チ35をオンにする。すると、図5(e)に示すよう
に、カソード部16のヒータ25に6.3ボルト程度の
カソード動作電圧Vf2が印加される。これにより、待機
状態にあったカソード26がヒータ25により熱せられ
て動作状態に入り、X線出射の信号に瞬時に対応できる
状態となる。このとき、グリッド電極15にはカットオ
フ電圧Vc1が印加されているため、カソード26から放
出された熱電子がターゲット22に到達することが抑制
されている。次に、図5(c)に示すように、X線出射
のスイッチ34をオンにする。すると、図5(d)に示
すように、カソード26から放出された熱電子がターゲ
ット22に到達するような、カットオフ電圧Vc1よりも
高いグリッド動作電圧Vc2がグリッド電極15に印加さ
れる。このグリッド動作電圧Vc2は、カソード26から
放出されてターゲット22に衝突する熱電子の量が所定
値となるように調整される。これにより、カソード26
から放出された熱電子がグリッド電極15により加速さ
れ、集束電極19により集束されてターゲット22に衝
突する。そして、生成されたX線は、X線出射窓19か
ら外部に出射される(図5(f))。
に示すように、X線出射のスイッチ34をオフにする。
すると、図5(d)に示すように、上記したカットオフ
電圧Vc1がグリッド電極15に印加される。
射のスイッチ34をオンにすることで、上記したように
してX線が出射され、またX線の出射を停止するとき
は、X線出射のスイッチ34をオフにすることで、上記
したようにしてX線の出射が停止される。待機状態に入
るときは、図5(b)に示すように、カソード部16の
スイッチ35をオフにする。すると、図5(d)、
(e)に示すように、カソード部16のヒータ25に上
記した待機電圧Vf1が印加されると共に、上記したカッ
トオフ電圧Vc1がグリッド電極15に印加される。そし
て、X線発生装置1の使用を終了するときは、図5
(a)に示すように、X線発生装置1のスイッチ33を
オフにする。すると、図5(d)、(e)に示すよう
に、カソード部16のヒータ25への電圧の印加が停止
され、またグリッド電極15への電圧の印加が停止され
て、X線発生装置1の動作が完全に停止される。
は、X線発生装置1のスイッチ33がオンでカソード部
16のスイッチ35がオフの状態では、カソード部16
のスイッチ35がオンのときに印加されるカソード動作
電圧Vf2よりも低い待機電圧Vf1がヒータ25に印加さ
れる。よって、X線発生装置1のスイッチ33がオンの
状態でカソード部16のヒータ25に常にカソード動作
電圧Vf2が印加される従来のX線発生装置と比べて、カ
ソード部16のカソード26が消耗するまでの期間が長
くなる。このように、使用条件によらないでX線管11
を効率的に運転することにより、このX線発生装置1に
よればより長期にわたってしかも安定的にX線を得るこ
とが可能となる。
は、カソード部16のオン・オフを操作するスイッチ3
5により、カソード部16のヒータ25に印加する電圧
を待機電圧Vf1とカソード動作電圧Vf2との間で自由に
操作できるようになっている。よって、X線の出射を開
始する前にカソード部16のスイッチ35をオンにし、
カソード部16のヒータ25に印加する電圧を待機電圧
Vf1からカソード動作電圧Vf2に切り替えておくこと
で、X線出射のスイッチ34のオンによりX線の出射に
瞬時に対応して、X線出射の初期状態からより安定した
特性のX線を出射することが可能となる。
X線発生装置1では、制御ユニット30の制御部32の
メモリ37には、X線管ユニット10の電圧発生回路2
7を以下のように制御するためのプログラムが記憶され
ている。
に、X線発生装置1のスイッチ33がオフにされている
とき(X線出射のスイッチ34及びカソード部16のス
イッチ35は必然的にオフである)、グリッド電極15
及びカソード部16のヒータ25のいずれにも電圧を印
加しない。また、X線発生装置1のスイッチ33がオン
にされ、カソード部16のスイッチ35がオフにされ、
X線出射のスイッチ34がオフにされているときも、X
線発生装置1のオン信号とカソード部16のオフ信号と
X線出射のオフ信号とに基づいて、カソード部16のヒ
ータ25へ電圧を印加しないと共に、グリッド電極15
へ電圧を印加しない。
ンにされ、カソード部16のスイッチ35がオンにさ
れ、X線出射のスイッチ34がオフにされているとき、
X線発生装置1のオン信号とカソード部16のオン信号
とX線出射のオフ信号とに基づいて、カソード部16の
ヒータ25に正の待機電圧Vf1 を印加すると共に、グ
リッド電極15にカソード部16のカソード26から放
出された熱電子がターゲット22に到達しないような負
のカットオフ電圧Vc1を印加する。
ンにされ、カソード部16のスイッチ35がオンにさ
れ、X線出射のスイッチ34がオンにされているとき、
X線発生装置1のオン信号とカソード部16のオン信号
とX線出射のオン信号とに基づいて、カソード部16の
ヒータ25へ上記した待機電圧Vf1よりも高いカソード
動作電圧Vf2を印加すると共に、カソード部16のカソ
ード26から放出された熱電子がターゲット22に到達
するような、カットオフ電圧Vc1よりも高いグリッド動
作電圧Vc2をグリッド電極15に印加する。
発生装置1を動作させるためには、図6(a)に示すよ
うに、まずX線発生装置1のスイッチ33をオンにす
る。この状態では、図6(d),(e)に示すように、
グリッド電極15、カソード部16のヒータ26のいず
れにも電圧が印加されない。
まず図6(b)に示すように、カソード部16のスイッ
チ35をオンにする。すると、図6(e)に示すよう
に、カソード部16のヒータ25に3ボルト程度の待機
電圧Vf1が印加される。これにより、カソード26がヒ
ータ25により暖められ、X線の出射にすばやく対応で
きる状態となる。これと同時に、図6(d)に示すよう
に、カソード26から放出された熱電子がターゲット2
2に到達しないような−200ボルト程度の負のカット
オフ電圧Vc1がグリッド電極15に印加される。これに
より、カソード26から放出された熱電子がターゲット
22に到達することが抑制される。
のスイッチ34をオンにする。すると、図6(e)に示
すように、カソード部16のヒータ25に6.3ボルト
程度のカソード動作電圧Vf2が印加される。これにより
カソード26が高温に熱せられ、カソード26から多く
の熱電子が放出される。これと同時に、図6(d)に示
すように、カソード26から放出された熱電子がターゲ
ット22に到達するような、カットオフ電圧Vc1よりも
高いグリッド動作電圧Vc2がグリッド電極15に印加さ
れる。このグリッド動作電圧Vc2は、カソード26から
放出されてターゲット22に衝突する熱電子の量が所定
値となるように調整される。これにより、カソード26
から放出された熱電子がグリッド電極15により加速さ
れ、集束電極19により集束されてターゲット22に衝
突する。そして、生成されたX線は、X線出射窓19か
ら外部に出射される(図6(f))。
に示すように、X線出射のスイッチ34をオフにする。
すると、図6(d),(e)に示すように、カソード部
16のヒータ25に待機電圧Vf1が印加されると共に、
カットオフ電圧Vc1がグリッド電極15に印加される。
射のスイッチ34をオンにすることで、上記したように
してX線が出射され、またX線の出射を停止するとき
は、X線出射のスイッチ34をオフにすることで、上記
したようにしてX線の出射が停止される。待機状態に入
るときは、図6(b)に示すように、カソード部16の
スイッチ35をオフにする。すると、図6(d),
(e)に示すように、カソード部16のヒータ25への
電圧の印加が停止されると共に、グリッド電極15への
電圧の印加が停止される。そして、X線発生装置1の使
用を終了するときは、図6(a)に示すように、X線発
生装置1のスイッチ33をオフにする。すると、X線発
生装置1の動作が完全に停止される。
は、X線発生装置1のスイッチ33がオンで、カソード
部16のスイッチ35がオフのときはカソード部16の
ヒータ25に電圧が印加されず、X線発生装置1のスイ
ッチ33がオンで、カソード部16のスイッチ35がオ
ンで、X線出射のスイッチ34がオフの状態では、X線
出射のスイッチ34がオンのときに印加されるカソード
動作電圧Vf2よりも低い待機電圧Vf1がカソード部16
のヒータ25に印加される。よって、X線発生装置1の
スイッチ33がオンの状態でカソード部16のヒータ2
5に常にカソード動作電圧Vf2が印加される従来のX線
発生装置と比べて、カソード部16のカソード26が消
耗するまでの期間が長くなる。このように、使用条件に
よらないでX線管11を効率的に運転することにより、
より長期にわたってしかも安定的にX線を得ることが可
能となる。
は、カソード部16のオン・オフを操作するスイッチ3
5により、カソード部16のヒータ25に印加する電圧
を電圧印加停止と待機電圧Vf1との間で自由に操作でき
るようになっている。よって、X線発生装置1のスイッ
チ33がオンの状態であっても、カソード部16のヒー
タ25への電圧印加を停止することが可能となり、カソ
ード26が短期間で消耗することがより一層抑制され、
X線管11をより効率的に運転することにより、より長
期にわたって安定的にX線を得ることが可能となる。
は、図7(a)〜(f)に示すように、カソード部16
への待機電圧Vf1 の印加時間tが連続して所定の時間
tm以上、例えば30分以上継続したとき、カソード部
16のスイッチ35を自動的にオフにして、カソード部
16への電圧の印加を停止するように電圧発生装置27
を制御するためのプログラムが、制御部32のメモリ3
7に記憶されていてもよい。このようにすれば、カソー
ド部16のスイッチ35を消し忘れた場合でも、カソー
ド部16への電圧の印加が自動的に停止されることによ
り、カソード部16のカソード26が短期間で消耗する
ことが更に抑制され、X線管11を更に効率的に運転す
ることにより、更により長期にわたって安定的にX線を
得ることが可能となる。
れることなく、種々の変更が可能である。例えば、上記
した実施形態では、カソード部16はヒータ25とカソ
ード26とを含み、ヒータ25の熱によりカソード26
を加熱する傍熱タイプのX線管11について説明した
が、カソード部16はフィラメントを有し、このフィラ
メントに電圧を印加することで熱電子が放出される直熱
タイプのX線管11であってもよい。直熱タイプのX線
管11では、カソード部16のフィラメントに印加する
電圧を制御することで、フィラメントが消耗するまでの
期間が長くなり、使用条件によらないでX線管11を効
率的に運転することで、より長期にわたってしかも安定
的にX線を得ることが可能となる。
X線管を効率的に運転することにより、より長期にわた
ってしかも安定的にX線を得ることが可能なX線発生装
置が提供される。
示す図である。
断面図である。
明するための図である。
明するための図である。
明するための図である。
動作を説明するための図である。
である。
管、15…グリッド電極、16…カソード部、20…電
子銃、22…ターゲット、25…ヒータ、26…カソー
ド、27…電圧発生回路、30…制御ユニット、31…
操作部、32…制御部、33…X線発生装置のスイッ
チ、34…X線出射のスイッチ、35…カソード部のス
イッチ、36…CPU、37…メモリ、Vc1…カットオ
フ電圧、V c2…グリッド動作電圧、Vf1…待機電圧、V
f2…カソード動作電圧。
Claims (6)
- 【請求項1】 熱電子を放出するカソード部、前記カソ
ード部から放出された熱電子を制御するグリッド電極、
及び熱電子が衝突することによりX線を発生させるター
ゲットを有するX線管と、 前記カソード部及び前記グリッド電極に印加する電圧を
制御する電圧制御装置と、 当該X線発生装置のオン・オフ及びX線出射のオン・オ
フを操作するスイッチと、を備え、 前記電圧制御装置は、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号とX
線出射のオフ信号とに基づいて、前記カソード部に正の
待機電圧Vf1 を印加すると共に、前記カソード部から
放出された熱電子が前記ターゲットに到達しないような
負のカットオフ電圧Vc1を前記グリッド電極に印加し、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号とX
線出射のオン信号とに基づいて、前記カソード部に前記
待機電圧Vf1よりも高いカソード動作電圧Vf2を印加す
ると共に、前記カソード部から放出された熱電子が前記
ターゲットに到達するような前記カットオフ電圧Vc1よ
りも高いグリッド動作電圧Vc2を前記グリッド電極に印
加する、ことを特徴とするX線発生装置。 - 【請求項2】 熱電子を放出するカソード部、前記カソ
ード部から放出された熱電子を制御するグリッド電極、
及び熱電子が衝突することによりX線を発生させるター
ゲットを有するX線管と、 前記カソード部及び前記グリッド電極に印加する電圧を
制御する電圧制御装置と、 当該X線発生装置のオン・オフ、前記カソード部のオン
・オフ、及びX線出射のオン・オフを操作するスイッチ
と、を備え、 前記電圧制御装置は、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号と前
記カソード部のオフ信号とX線出射のオフ信号とに基づ
いて、前記カソード部に正の待機電圧Vf1 を印加する
と共に、前記カソード部から放出された熱電子が前記タ
ーゲットに到達しないような負のカットオフ電圧Vc1を
前記グリッド電極に印加し、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号と前
記カソード部のオン信号とX線出射のオフ信号とに基づ
いて、前記カソード部に前記待機電圧Vf1よりも高いカ
ソード動作電圧Vf2を印加すると共に、前記グリッド電
極に前記カットオフ電圧Vc1を印加し、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号と前
記カソード部のオン信号とX線出射のオン信号とに基づ
いて、前記カソード部に前記カソード動作電圧Vf2を印
加すると共に、前記カソード部から放出された熱電子が
前記ターゲットに到達するような前記カットオフ電圧V
c1よりも高いグリッド動作電圧Vc2を前記グリッド電極
に印加する、ことを特徴とするX線発生装置。 - 【請求項3】 熱電子を放出するカソード部、前記カソ
ード部から放出された熱電子を制御するグリッド電極、
及び熱電子が衝突することによりX線を発生させるター
ゲットを有するX線管と、 前記カソード部及び前記グリッド電極に印加する電圧を
制御する電圧制御装置と、 当該X線発生装置のオン・オフ、前記カソード部のオン
・オフ、及びX線出射のオン・オフを操作するスイッチ
と、を備え、 前記電圧制御装置は、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号と前
記カソード部のオフ信号とX線出射のオフ信号とに基づ
いて、前記カソード部へ電圧を印加しないと共に、前記
グリッド電極へ電圧を印加せず、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号と前
記カソード部のオン信号とX線出射のオフ信号とに基づ
いて、前記カソード部へ正の待機電圧Vf1 を印加する
と共に、前記グリッド電極に前記カソード部から放出さ
れた熱電子が前記ターゲットに到達しないような負のカ
ットオフ電圧Vc1を印加し、 前記スイッチを介する当該X線発生装置のオン信号と前
記カソード部のオン信号とX線出射のオン信号とに基づ
いて、前記カソード部へ前記待機電圧Vf1よりも高いカ
ソード動作電圧Vf2を印加すると共に、前記カソード部
から放出された熱電子が前記ターゲットに到達するよう
な前記カットオフ電圧Vc1よりも高いグリッド動作電圧
Vc2を前記グリッド電極に印加する、ことを特徴とする
X線発生装置。 - 【請求項4】 前記電圧制御装置は、 前記カソード部への前記待機電圧Vf1 の印加時間が連
続して所定の時間以上継続したとき、該カソード部のオ
ン・オフを制御する前記スイッチをオフにして、該カソ
ード部への電圧の印加を停止することを特徴とする請求
項3に記載のX線発生装置。 - 【請求項5】 前記カソード部は、カソードと該カソー
ドを加熱するためのヒータとを有する傍熱タイプのカソ
ード部であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか
に記載のX線発生装置。 - 【請求項6】 前記カソード部は、フィラメントを有す
る直熱タイプのカソード部であることを特徴とする請求
項1〜4のいずれかに記載のX線発生装置。
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