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JP2002282718A - 洗米機能付き卓上精米器 - Google Patents

洗米機能付き卓上精米器

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JP2002282718A
JP2002282718A JP2001096802A JP2001096802A JP2002282718A JP 2002282718 A JP2002282718 A JP 2002282718A JP 2001096802 A JP2001096802 A JP 2001096802A JP 2001096802 A JP2001096802 A JP 2001096802A JP 2002282718 A JP2002282718 A JP 2002282718A
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JP
Japan
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rice
milling
washing
milled
amount
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JP2001096802A
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English (en)
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Masahiko Iijima
雅彦 飯島
Koichi Soeda
康一 添田
Yoshimasa Koizumi
吉正 小泉
Yoshiaki Asada
義明 浅田
Hirofumi Takubo
博典 田窪
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Yamamoto Electric Corp
Original Assignee
Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Yamamoto Electric Corp
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Publication date
Application filed by Tiger Vacuum Bottle Co Ltd, Yamamoto Electric Corp filed Critical Tiger Vacuum Bottle Co Ltd
Priority to JP2001096802A priority Critical patent/JP3616345B2/ja
Publication of JP2002282718A publication Critical patent/JP2002282718A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 十分な洗米を低い砕米率、亀裂率で行いう
る、簡単な構成、メインテナンスの容易な攪拌対流式の
卓上精米器を提供する。 【解決手段】 精米時には玄米を精米かご内に入れて駆
動軸を回転させることで精米羽根の回転により玄米が撹
拌され、玄米はその遠心力により精米かごの金網の網目
に擦り付けられて、糠が削り落とされ、削り落とされた
糠は遠心力により網目から外側に飛ばされ糠ボックス内
に落とされる。精米後の米を精米かごに、精米時の回転
数より低い該米の量に応じた回転数で精米羽根を該米の
量に応じた時間回転させて、洗米後の米の水分率が実質
的に12.5%から13.5%の範囲内になるよう洗米
する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願発明は、玄米を攪拌、対
流させて精米するタイプの卓上精米器に関し、得に、簡
単な構成で、精米後に米研ぎ(洗米)を行って無洗米を
生成しうる洗米機能付き卓上精米器に関する。
【0002】
【従来の技術】精米前の玄米は中から胚乳、うまみ層、
肌糠、糠となっており、精米して白米とすると糠部分が
取り除かれる。その後、水でとぐと残りの肌糠も落ち
る。一方,精米後の白米を水でとぐ代わりに特殊な方法
で肌糠を落としたものが無洗米として流通している。
【0003】精米後の白米を水でとぐと、水によく溶け
るビタミンB1等がとぎ汁の中に流出してしまうと共
に、うまみ、甘味等の食味が低下してしまう。また、水
でとぐと、とぎ汁にはりん、窒素、脂肪分等が含まれる
ため、それが生活排水として河川等に流されるとヘドロ
や赤潮発生の原因となり環境破壊を招いていた。無洗米
においては、とぎ汁が発生しないためビタミンB1等の
流出を防止できうま味、甘味成分を多く残留できると共
に環境汚染の心配も無いという利点がある。
【0004】従来、精米後の米を洗米する装置として、
無洗米製造装置、米研ぎ機、研米機で米研ぎ(洗米)を
行うもの等が、例えば、特開昭64−63051、実開
昭62−59138等で知られている。また、精米から
洗米までを行う精米器が知られているが、その方式はロ
ール式、墳風式、バキューム式等であり、しかも卓上型
ではなく大型で高価であった。また、水を使わずに遠心
力とブラシにより米粒表面の糠を書き出すブラシ式の洗
米器が市販されているが、卓上型ではなく大型で高価で
あるばかりでなく、砕米、米の亀裂の発生率が高い。
【0005】一方、攪拌対流式の卓上精米器としては特
開2000−218183において、表面が酸化して黄
色に変色した白米を磨く機能を付加したものが開示され
ているが、目的が洗米とは異なる。また、この白米磨き
は精米羽根の回転数を精米時より低い回転数で行う旨記
載されているが、それでも砕米、米の亀裂は避けられな
い。また、攪拌対流式の他の卓上精米器としては特開2
001−46891において、精米後に回転速度を可変
等にして洗米を行う旨の記載がされているが、そのよう
な構成にすると装置が複雑化し、また上記と同様に砕
米、米の亀裂は避けられない。洗米時に砕米や米の亀裂
が生じると、糠やごみが米に付着したり亀裂に入りやす
く、これらは洗米時に十分除去できずに食味の低下等を
招きやすい。また、砕米、米の亀裂の発生率を低くする
ためには精米羽根の回転数を精米時より、より低い回転
数とするか洗米時間を短縮する必要があるが、そうすれ
ば十分な洗米が行われず、糠を満足に取り除けない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、攪拌対流
式の卓上精米器では米研ぎ(洗米)を行って満足しうる
無洗米を生成しうるものはなかった。ここで、洗米とは
図1に示すように、精米後の白米から肌糠や糠片やごみ
を落とすことを言う。ここで、図1の(a)は玄米、
(b)は精米後の白米、(c)は洗米後の米を示す。ま
た、分付き米においては、所望の分付き終了後の米の表
面に付着した糠片やごみを落とすことをいう。図1の
(a)、(b)に示すように、精米後の白米において
は、外側の「糠」の部分が取り除かれ、これを水でとぐ
と図1の(c)に示すように残りの「肌糠」も落ちる。
また、市販の無洗米においては、図1の(c)に示すよ
うに、特殊な方法で「糠」も「肌糠」も取り除かれてお
り、一切水でとぐ必要は無い。
【0007】そのような洗米動作においては、洗米が十
分でないと米に糠片等が付着したままとなったり、また
過度に洗米を行うと砕米や米に亀裂が発生したりする場
合がある。米に糠片や肌糠片等が付着したままとなると
食味が低下したりする。また、砕米率が高いと炊いたご
飯がべとべとして食味が低下し、亀裂が発生すると亀裂
に糠片やごみ等が詰るため、亀裂の発生率が高いと食味
が低下する。ここで、砕米率とは洗米後の米の総重量に
対する砕米の重量の比である。
【0008】ところで、本願発明者等は、精米時におけ
る米の水分率の変化に着目し、精米が進むにつれて水分
率が低下すること、また水分率が低下しすぎると米の割
れ、欠け、亀裂等を生じ易いこと、更には、米の割れ、
欠け、亀裂等は水分率が約12.5%未満となると発生
率が高くなる点を見出した。一方、米の割れ、欠け、亀
裂等の発生率を減少するために水分率が約14%以上と
なるようにすると、米から糠が十分に取り除かれず、洗
米後の米を水に浸した際の水の濁度が増加してしまう。
ここで、濁度とは洗米後の米を水に浸した後の水の透明
度を言い、単位はNTUである。1NTUは約0.7度
である。なお、本願発明における濁度の測定方法につい
ては後述する。そこで、本願発明者等は、攪拌対流式の
卓上精米器において、精米後に精米と同一の精米羽根を
用いて精米羽根を回転させることで米研ぎ(洗米)を行
う洗米モードを設けることを提案し、該洗米モードにお
いては、上記のような米の割れ、欠け、亀裂等の現象の
発生を防止すると共に、米を水に浸した際の濁度を十分
低下させるために、洗米後の水分率を約12.5%〜約
13.5%の範囲とすること、そのためには、精米羽根
の形状、回転数、回転時間等の洗米動作の制御要素のう
ち少なくとも2つを適切な範囲に設定する必要があるこ
とを発明者等は初めて認識した。
【0009】従って、本願発明の目的は、攪拌対流式の
卓上精米器において、洗米を適切に行いうる卓上精米器
を提供することにある。本願発明の別の目的は、攪拌対
流式の卓上精米器において、十分な洗米を低い砕米率、
亀裂率で行いうる、簡単な構成、メインテナンスの容易
な卓上精米器を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】このような目的を達成す
るために、本発明による卓上精米器は、駆動軸に着脱自
在に嵌合されて該駆動軸と共に回転する部材に設けら
れ、該駆動軸と共に回転する精米羽根を含む精米羽根組
立体と、前記精米羽根を着脱自在に収容する精米かご
と、前記精米かごを着脱自在に収容する糠ボックスとを
備え、前記精米かごの側周部は金網で構成され、精米時
には玄米を前記精米かご内に入れて駆動軸を回転させる
ことで前記精米羽根の回転により玄米が撹拌され、玄米
はその遠心力により前記精米かごの金網の網目に擦り付
けられて、糠が削り落とされ、削り落とされた糠は遠心
力により網目から外側に飛ばされ前記糠ボックス内に落
とされるようになった卓上精米器において、精米後の米
を前記精米かごに収容した状態で、精米時の回転数より
低い該米の量に応じた回転数で回転させて、洗米後の米
の水分率が実質的に12.5%から13.5%の範囲内
になるよう洗米する洗米機能を備えるようにしたもので
ある。なお、ここで精米後の米とは、市販の精白米でも
良いが、好ましくは本願発明の卓上精米器により精米し
た米を言う。
【0011】また、本発明による卓上精米器は、洗米時
においては米の量の増加に従って回転数を増加させ、前
記精米羽根の精米時の回転数と洗米時の回転数との差を
米の量の増加に従って小さくしたものである。また、本
発明による卓上精米器は、前記駆動軸を駆動するモータ
を制御する制御部を備え、該制御部は洗米動作を行う洗
米モードと、精米動作を行う精米モードと、精米動作と
洗米動作を連続的に行う精米/洗米モードとを備えるも
のである。
【0012】このように構成した卓上精米器において
は、低い砕米率で洗米を行うことができ、従って、米か
ら糠を十分に取り除くことができると共に食味の低下や
べたつきを防ぐことができる。しかも、精米を行った後
に同一の機械で連続的かつ自動的にそのまま洗米を行う
ことができ、または精米後に改めて洗米モードを選択的
に実行させて洗米を行うことができ大変便利である。ま
た、精米と洗米と同一の羽根で兼用できるため、洗米動
作のために羽根を取り替える手間が不要であり、従っ
て、精米から洗米への自動的連続運転の実行、または精
米後そのままの状態で洗米開始指示手段(例えば精米/
洗米ボタン)により洗米動作の実行をすることができ、
構成が簡単で、メインテナンスが極めて容易な洗米機能
付き卓上精米器が実現できる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下に、本発明による洗米機能付
き卓上精米器の実施例の基本構成を図2から図8までを
参照して説明する。図2および図3は本実施例の卓上精
米器の全体の外観図を示し、図2は上面図であり、図3
は斜視図である。図2、図3において50はこの卓上精
米器を示し、11は例えばABS樹脂からなる本体ケー
ス、14は同様に例えばABS樹脂からなる底蓋、15
は底蓋14の底部に取り付けられたゴム足である。3は
蓋であり、例えばABS樹脂からなる外側フレーム4
a、内側フレーム4b(図4の断面図参照)、該フレー
ム4a,4bに取り付けられた例えばABS樹脂からな
る取っ手1、及びフレーム4a,4bに挟まれたガラス
又はアクリル樹脂からなる透明な窓2を有する。27は
電源コード、28は電源プラグである。
【0014】7は卓上精米器の各種動作を指示する操作
パネル(操作部)の構成例であり、図3に示すように、
精米動作又は/及び洗米動作の開始、停止(スタート/
ストップ)を指示するための精米/洗米ボタン(精米/
洗米指示部または精米/洗米指示手段)70、胚芽を残
した精米を行う胚芽モードを設定する胚芽モードボタン
(胚芽モード設定部または胚芽モード設定手段)71、
分づきの程度、即ち、精白度を設定する精白度設定ボタ
ン(精白度設定部または精白度設定手段)72、精米す
る際の精米量(例えば1―5合)を設定する精米量/洗
米量設定ボタン(精米量/洗米量設定部または精米量/
洗米量設定手段)73、ボタン72により設定された精
白度又は/及びボタン73により設定された精米量を表
示する表示部74、洗米を行う洗米モードを指示する洗
米モードボタン(洗米モード指示部または洗米モード指
示手段)75、精米及び洗米を連続して行う精米/洗米
モードを指示する精米/洗米モードボタン(精米/洗米
モード指示部または精米/洗米モード指示手段)76、
精米後に再度精米を指示する際に使用する再精米ボタン
(再精米指示部または再精米指示手段)78、及び洗米
後に再度洗米を指示する際に使用する再洗米ボタン(再
洗米指示部または再洗米指示手段)79有する。
【0015】図4はこの卓上精米器の図2の線IV−I
Vに沿った断面図であり、図5はこの卓上精米器の要部
の分解図である。図4及び図5において、5は玄米を収
容する筒状特に円筒(スリーブ)状の精米かご、9は回
転することにより精米かご5内の玄米を精米する精米羽
根組立体、6は精米かご5を収容すると共に精米かご5
により玄米より削り落とされた糠を収容する例えばAB
S樹脂からなる円筒(スリーブ)状の糠ボックス、30
は糠ボックス6を収容する例えばABS樹脂からなる円
筒(スリーブ)状の糠ボックス収容ケースであり、その
上端部30a及び底部開口端30bが本体ケース11に
固定されることにより該糠ボックス収容ケース30は本
体ケース11に固定される。
【0016】8は当該卓上精米器の制御回路(図示せ
ず)を収容する制御回路ボックスであり、制御回路はコ
ードリール組立体26に収容された電源コード27(図
3)の電源プラグ28を交流電源に接続することで給電
される。10は制御回路により制御されるモータ、10
aはモータ10の回転に伴い回転するモータ駆動軸、1
2はモータ駆動軸10aに固定されモータ駆動軸と共に
回転するモータプーリー、13はモータプーリー12と
駆動プーリー25とに巻き回されモータ駆動軸10aの
回転を駆動プーリー25に伝える駆動ベルトである。駆
動プーリー25は駆動軸23aの下端部に固定され、モ
ータ10の回転に伴い駆動軸23aも回転する。駆動軸
23aの上端部は例えばポリアセタール製の回転盤20
及び例えばゴム系の材質でできたカップリング19を介
して六角軸組立体16の本体16bの下端部に結合し、
駆動軸23aの回転に伴い六角軸組立体16も回転する
ようにしている。尚、図5においては駆動軸23a、回
転盤20及びカップリング19は省略しており、回転盤
20及びカップリング19は周知のものである。ここ
で、図4,図5、図8に示す、六角軸組立体16、本体
16b、先端部16aとは駆動軸(精米羽根駆動軸)2
3bを構成する。
【0017】駆動軸23aは本体フレーム24の開口部
24a及び糠ボックス収容ケース30の底部開口部を貫
通しており、駆動軸23aと本体フレーム24の開口部
24aとの間及び駆動軸23aと糠ボックス収容ケース
30の底部開口部との間にはベアリング21が設けら
れ、これらベアリング21はベアリングケース22に収
容されている。ベアリングケース22の下端部はネジ3
2により本体フレーム24に固定されている。本体フレ
ーム24は本体ケース11に固定されている。また、モ
ータ10は本体フレーム24上に搭載、固定されてい
る。
【0018】次に、精米羽根組立体9、精米かご5、糠
ボックス6、六角軸組立体16等の構成について図4及
び図5を参照して説明する。六角軸組立体16の本体1
6bは円筒状であり、例えばステンレスで一体成形され
ており、該六角軸組立体の軸受である金属製の円筒状の
スリーブメタル17に受け入れられており、該スリーブ
メタル17は例えばステンレス製のメタルケース18内
に収容されている。本体16bの下端部はカップリング
19にネジにより固定されている。これらスリーブメタ
ル17及びメタルケース18は精米かご5の中空突出部
5gの内周部に圧入固定されている。また、スリーブメ
タル17の下には調整ワッシャ34が設けられ、カップ
リング19と回転盤20との噛み合いの程度を調整す
る。六角軸組立体16の先端部16aは樹脂(例えばポ
リアセタール)でコーティングされ、多角柱形状、例え
ば、六角柱形状をしており後述する精米羽根組立体9の
六角軸受部9cにきつく嵌合され、それにより六角軸組
立体16の回転に伴い精米羽根組立体9を回転させる。
【0019】糠ボックス6は、円形状の上部フレーム6
a、筒状特に円筒状の側周部6i,円形状の底部フレー
ム6fからなり、底部フレーム6fには円柱状の中空突
出部6gが設けられ、その中空部6hには上記のように
カップリング19と回転盤20等が収容される。上部フ
レーム6aは、外側に突出した上部フレームフランジ6
bと内側に突出した複数(例えば2つ)の上部フレーム
凸部6cとを有し、上部フレームフランジ6bの周縁部
は図4に示すように糠ボックス収容ケース30の上部フ
ランジ30cの上面で受けられて支持される。こうし
て、糠ボックス6は着脱自在に糠ボックス収容ケース3
0内に収容される。
【0020】精米かご5は、円形状の上部フレーム5
d、円形状の底部フレーム5b、上部フレームと底部フ
レームとを結合する複数本の縦フレーム5c,底部フレ
ームの上面側に設けられた円筒状の上面側中空突出部5
g及び下面側に設けられた円筒状の下面側中空突出部5
iを有し、これらは例えばABS樹脂で形成されてい
る。更に、縦フレーム5cの間には金網5aが張られて
いる。尚縦フレーム5c及び底部フレーム5bは、必須
のものでなく、これらを省略しても良い。また、金網5
aは、かごの底部まで達しているものでなくても良く、
別の例としてはかごの底部から下面側中空突出部5iま
で達するようにしても良い。金網としてはエキスパンド
メタルを使用しても良い。下面側中空突出部5iの内径
は糠ボックス6の中空突出部6gの外径とほぼ同一かあ
るいは僅かに大きく、中空突出部6gが下面側中空突出
部5iの中空部にゆるく嵌合される。この時、上面側中
空突出部5gの内径は中空突出部6gの内径より小さい
ため、精米かご5は糠ボックス6の中空突出部6gの上
端に乗せられた状態となる。上記のように、上面側中空
突出部5gの内周部にはスリーブメタル17及びメタル
ケース18が圧入固定され、六角軸組立体16を貫通さ
せている。上部フレーム5dは外側に突出した上部フレ
ームフランジ5eと、糠ボックス6の上部フレーム凸部
6cに対応した位置に設けられた複数(例えば2つ)の
切欠部5fを有し、切欠部5fの形状は上部フレーム凸
部6cと同一である。上部フレームフランジ5eの周縁
部は図3に示すように糠ボックス6の上部フレームフラ
ンジ6bの上面で受けられて支持される。更に、この
時、糠ボックス6の上部フレーム凸部6cは切欠部5f
と嵌合される。こうして、精米かご5は糠ボックス6内
に着脱自在にかつ固定した状態で収容される。
【0021】金網5aの網目形状及びサイズは図5及び
図7に示すように以下の通りである。形状としては図7
に示すように、縦に長いひし形又は横に長いひし形であ
る。後述するように、精米時には玄米を前記精米かご内
に入れて駆動軸を回転させることで精米羽根9aの回転
により玄米が撹拌され、玄米はその遠心力により精米か
ご5の金網の網目に擦り付けられながら金網に沿って斜
め上方に図7に矢印で示すように移動することで、糠が
削り落とされる。ひし形のサイズは、米が金網の網目か
ら飛び出さないようかつ網目に入り込まないよう、短目
方向の長さSWが好ましくは約2.2−3.0mmの
間、長目方向の長さLWが約2.8−4.6mmの間で
あり、組み合わせとしては例えば、(SW:LW)=
(2.2mm:3.0mm)又は(2.5mm:3.5
mm)又は(3.0mm:4.6mm)である。尚、金
網の網目形状は四角形(長方形又は正方形)でも良く、
その場合には縦及び横方向一辺の長さは共に約2.0−
3.0mmの範囲である。また、網目形状は円形として
も良く、その場合には直径が約1.3−3.0mmの範
囲である。また、いずれの場合も、金網の厚さ、幅は共
に例えば約0.4−0.6mmの間のものである。
【0022】精米羽根組立体9は、例えばPP樹脂から
なる円筒状のボス(即ち、駆動軸に着脱自在に嵌合され
て該駆動軸と共に回転する部材)9bと、同じく例えば
PP樹脂からなる円筒状の多角柱軸受部、例えば六角軸
受部9cと、例えばステンレス又はPP樹脂からなりボ
ス9bに固定された複数(例えば2つ)の精米羽根9a
とを有する。羽根9aはPP樹脂からなる場合はボス9
bと一体成形される。羽根9aは、図6に示すように例
えばボス9bの底面あるいは精米かごの底面に対して傾
いており、その角度αは好ましくは約5−35度の範囲
である。尚この角度は、必ずしも限定される必要がな
く、後述するように、例えば、精米かごの底面に対して
垂直でも良く、あるいは、精米かごの底面に対して略平
行に延設し、羽根の端部あるいは、一部を略垂直に立て
たものでも良く、要するに米粒を効果的に撹拌でき、遠
心力により精米かご5の金網の網目に擦り付けながら金
網に沿って斜め上方に移動させて精米かご内を順次循環
させうる形態であれば良い。ボス9bの中空部9dは精
米かご5の上面側中空突出部5gを受けて収容する。六
角軸受部9cの中空部9eは六角柱形状としており、六
角軸組立体16の先端部16aときつく嵌合可能となっ
ている。これにより、精米羽根組立体9は六角軸組立体
16の先端部16aに対して着脱自在に嵌合され、モー
タ10の回転に伴い回転される。尚、六角軸組立体16
の先端部16a及び六角軸受部9cの中空部9eの形状
は六角柱形状に限らず三角柱、四角柱、五角柱形状など
であり得る。
【0023】次に、この卓上精米器50の動作を図8を
参照して簡単に説明する。先ず、糠ボックス収容ケース
30に糠ボックス6を収容し、更に糠ボックス6に精米
かご5を収容し、精米羽根組立体9を六角軸組立体16
に嵌合した状態で、所望の量の玄米40を精米かご5に
入れ、蓋3を閉じる。次いで、電源プラグ28をコンセ
ントに挿入し、精白度設定ボタン72により精白度(分
づき)を設定し、精米量/洗米量設定ボタン73により
精米量を設定した後、精米/洗米ボタン70を押すと、
モータ10が設定された精白度及び精米量に応じた回転
数で回転し精米羽根組立体9が回転する。すると、精米
羽根9aの回転により玄米40が攪拌され、玄米はその
遠心力により精米かご5の金網5aの網目に擦り付けら
れて、糠が削り落とされる。更に、削り落とされた糠4
1は遠心力により網目から外側に飛ばされ糠ボックス6
内に落とされる。精米かご5の金網5aに対して外方に
押された玄米は半径方向内方に向かって移動し、図4及
び図8に示すように精米かご5の上端部付近まで延びて
いる円筒状のボス9b及び六角軸受部9cでなる軸部に
沿って流下するという軌跡を順次繰りかえりして精米さ
れる。このような玄米の対流が生じるために、玄米が全
体的に精米かご内を図8に示すように循環するために精
米かご内の玄米は全体として均一に精米され、精米むら
が出たり、精白度が均一にならないといった不都合がな
くなる。モータ10が設定された精白度及び精米量に応
じた時間だけ回転すると、回転を終了し、所望の精白度
の精米が完了する。なお、玄米の精白状態が蓋3の透明
な窓2を介して見ることができるため、精米中の適当な
時点で精米/洗米ボタン70を押して精米を停止し、所
望の精白度を得るようにすることもできる。このような
精米後、更に精白度をあげるべく精米を必要と判断した
場合には、再精米ボタン78を押して再精米するか、又
は再度、精白度設定ボタン72と精米量/洗米量設定ボ
タン73により再精米するようにして所望の精白度にす
れば良い。こうして、玄米から糠が確実に容易に分離さ
れ、所望の精白度の米を得ることができる。精米後は、
蓋3を外し、更に精米羽根組立体9を六角軸組立体16
から外して取り出し、精米かご5を取り出して精米かご
5内の精米後の米を取り出す。この時、精米かご5内の
米をそのままの状態として水をかけて洗米することも可
能である。更に、糠ボックス6を取り出してその中の糠
を取り出す。
【0024】このように、この精米器によれば、米の遠
心力により糠が金網5aの網目から飛ばされるため糠切
れが良い。従って、糠は糠ボックス6内に堆積されるた
め、金網5aの清掃が容易であり、糠は糠ボックス6か
ら容易に廃棄できる。また、精米かご5の上端付近まで
延びている円筒状のボス9b及び六角軸受部9cでなる
軸部が存在するために、上記したような米の均一な対流
が生じ、かごの形状及び精米量に関係無く、精米むらが
生じない。その上、軸部が精米かご5の上端部付近まで
延びているので、精米羽根の着脱が容易となる。また、
米が精米羽根9aの回転により攪拌される時に精米羽根
9aにより風が起こされるため、米の温度上昇が防げ、
食味の低下を防止できる。また、従来公知の精米機のよ
うに精米ロールや精白筒が無いため、米づまりの心配も
なくメインテナンスが極めて容易である。即ち、糠は精
米かご5の金網5aにはほとんど付着せず、付着してい
ても精米かご5を取り出して清掃すれば良く、それは極
めて容易である。同様に、糠ボックス6内の糠も糠ボッ
クス6を取り出して容易に清掃できる。また、精白度は
蓋3の窓2より容易に把握できるため、精白度の調整も
容易である。このため、玄米の種類や含有水分量の相違
に従った精白度の調整は容易であり、精白度の掛けすぎ
による米割れや、欠けを防止できる。更に、精米器は精
米ロールや精白筒が無いため、小型化でき重量も約3キ
ログラム程度とすることができるため、台所の狭い場所
に置くことができ卓上型とすることができる。
【0025】ところで、上記の精米羽根組立体9は、精
米羽根9aがボス9bからほぼ直角方向に延びていて、
精米羽根9aが根元部分から先端部分まで、羽根の全部
が露出しており、精米羽根9aによって撹拌されて遠心
力により外側に飛ばされ徐々に上昇した米が内側に下降
する時、精米羽根9aに当たって、米が飛び跳ね、砕
米、欠け米が生ずる可能性がある。例えば、精米量が3
合以下になると、遠心力により軸(ボス9b,9c)の
回りに米の無い空域(空間部)が生じ、この空間部に上
昇した米が下降し、ボス9bの根元部分近傍の精米羽根
9aに当たり、そして精米羽根9aの作用で米は飛び散
り、蓋3や金網5aに叩き付けられ、砕米、欠け米を生
じることがある。そこで、そのような現象を生じないよ
う、精米羽根組立体は、精米羽根の根元部分の上方を覆
って精米羽根の先端部分のみを露出させるようにした、
駆動軸と同心状の遮へい装置(例えば、ボスに取り付け
られた円盤)を備えるようにしても良い。以下に、その
ような遮へい装置を備えた精米羽根組立体の例を説明す
る。
【0026】図9は精米羽根組立体の第1の変形例90
を示すものであり図9(a)は斜視図および図9(b)
は側面図である。精米羽根組立体90は、前述した精米
羽根組立体9に替えて採用されるものである。精米羽根
組立体90は、ボス90cと、ボス90cから上方に延
びている軸受部90aと、ボス90cと軸受部90aと
の間に備えらえた肩部90bと、ボス90cに取り付け
られた精米羽根9aとを有する。尚、この場合、ボス9
0cは精米羽根9aが取り付けられる箇所を示すもので
あり、肩部90bはなくても、あるいはわずかに設けら
れている程度でも良く、軸受部90aとボス90cとを
略同径にしても良い。ボス90cには、精米羽根9aの
羽根部分の上方を覆って精米羽根9aの先端部分のみを
露出させるように、駆動軸(図4の六角軸組立体16を
参照)と同心状の遮へい装置を構成する円盤51が備え
られている。円盤51は、ボス90cと一体に成形され
ても、別体で作られてボス90cに接着されても良い。
この円盤51が備えられているために、精米羽根9aに
よって上昇した米が、遠心力により生じた軸まわりの米
の空域(空間部)に落ちてきたときにも、この米が直
接、精米羽根9aに当たることはなく、円盤51の上面
に当たるようになる。従って、米が飛び跳ねることはな
くなる。
【0027】前述した米の空域、すなわち空間部を勘案
して、円盤51の直径D1が定められることになるが、
例えば、精米量が4合である精米器においては、直径D
1は78〜80mm程度にされ、精米量が6合である精
米器においては直径D1は75mm程度にされるのが適
当である。また、精米羽根9aの直径(長さ)D2は、
例えば精米量が4合である精米器においては115mm
程度であり、精米量が6合である精米器においては12
8mm程度である。精米羽根組立体90はたとえばPP
樹脂で作られ、円盤51も、例えば、厚さG1が3.5
mm程度のPP樹脂製円盤である。円盤51と精米羽根
9aとの間隙G2は無くても良いが、それ自体従来周知
のボスに備える場合も考慮して、約2.5mm以下とさ
れ得る。なお、円形状しゃへい装置の大きさ(径)は、
例えば、羽根の一部を曲げ、撹拌力を大きくすることに
より、増大可能である。すなわち、モータ動力と精米か
ごの大きさと羽根の形状により適宜設計すれば良い。又
その形状は必ずしも円盤形状である必要はない。しかし
て鋭角部があるとその面部で砕米が生じるので、スムー
スな曲状の周を有するものが望ましい。
【0028】図10は精米羽根組立体の第2の変形例9
1の側面図である。この変形例においては、遮へい装置
を構成する略円盤状部材91cは、ボスと一体で成形さ
れており、精米羽根9aの根元部分は、完全にこの略円
盤状部材91c内に埋没されていて、略円盤状部材91
cの外周部から精米羽根の先端部分のみが露出してい
る。符号91bで示した破線は、それ自体従来周知のボ
スの形状を示したものであり、勿論かようなものにも本
発明の円盤状部材91cは一体成形し得る。円盤状部材
91cの直径D1と精米羽根9aの直径(長さ)D2、
及び精米羽根組立体91と円盤状部材91cの材料につ
いては、図10の第1の変形例で説明したことと同様の
ことが第2の変形例においても言える。
【0029】図11は精米羽根組立体の第3の変形例9
2の側面図であって、カップ状のアタッチメント52の
みが断面で示されている。精米羽根組立体92は、精米
羽根9aを取り付けているボス92cと、ボス92cか
ら上方に延びる軸受部92aと、ボス92cと軸受部9
2aとの間にある肩部92bとを有している。遮へい装
置を構成するカップ状のアタッチメント52が軸受部9
2aの上方から被せられている。カップ状のアタッチメ
ント52は開口の周りに略円形状のフランジ53を備え
ており、この開口の周縁53aが肩部92bに係合し
て、このフランジ53が精米羽根9aの根元部分の上方
を覆うようになっている。このカップ状のアタッチメン
ト52は、ボス92cに接着等で連結する必要はなく、
単に、軸受部92aに被せるだけで備え得る。フランジ
53の直径及び精米羽根9aの直径(長さ)と、アタッ
チメント52及び精米羽根組立体の材料とについては、
前述した実施態様で述べたことと同様のことが言える。
ちなみに、軸受け部を大きくしてカップ状アタッチメン
トと同一の軸受け部を一体成形しても良い。またカップ
状アタッチメントの形状は筒形に限らず円錐形としても
良い。
【0030】図12は精米羽根組立体の第4の変形例9
2の側面図であって、カップ状のアタッチメント55の
みが断面で示されている。このカップ状のアタッチメン
ト55のカップの底54には第2開口57が備えられ、
第2開口57の周りが上方にカール状に形成されてい
る。カップ状のアタッチメント55のフランジ56は、
精米羽根9aの根元部分を上方から覆っている。図13
の実施態様と違って、カール状に形成された部分がある
ために、第2開口57の周りのカールされた部分の周縁
が軸受部92aの上方端部に引っ掛けられて、カップ状
のアタッチメント55を装着することができる。フラン
ジ56の内周縁は肩部92bと係合していて、カップ状
のアタッチメント55内の空洞部内に米が入り込むのを
防止するように寸法決めされていることは勿論である。
その他の寸法関係及び材料については前述した変形例と
同様である。
【0031】図13は精米羽根組立体の第5の変形例9
2の側面図であって、遮へい装置のみが断面で示されて
いる。遮へい装置は、筒部60と、該筒部60の内側に
備えられた内方に突出した略円形状フランジ部分58と
で構成されている。略円形状フランジ部分58の内周縁
59が肩部92bと係合して装着され、略円形状フラン
ジ部分58と筒部60の下方部分60aとが精米羽根9
aの根元部分の上方を覆っている。筒部60の長さは、
米が入り込むのを防止するために、軸受部92aの高さ
以上に上方に延びている。寸法関係及び材料について
は、前述した変形例で述べたことと同様である。
【0032】図14(a)および(b)に本発明の卓上
精米器の変形態様を示す。すなわち精米かご5の頂部の
径が底部の径より大きくして、精米深さを低減させて、
精米における消費動力を少なくし、かつ効率良い砕米率
の低いものとする。図14(a)では精米かご5の径が
2段階で変化するもの図14(b)では、連続的に変化
するものを示している。具体的には5〜6合の卓上精米
器の場合精米かご5の底部の内径は約110〜130m
mであり、頂部(玄米投入口)の内径は約140〜16
0mmである。以上の精米かごの形状により、精米かご
に入れた玄米の上面と精米羽根との間の距離、すなわ
ち、精米深さが大きくなり精米羽根の回転力を増大しな
ければならず、米粒に掛かる撹拌力が大きくなることに
よる砕米の増加や、逆に精米深さを小さくし、精米かご
の内径を大きくして、精米羽根の長さを長くした場合に
生じる精米羽根先端部の米粒を撹拌する速度が速くなる
ことによる砕米の増加の問題を解消できる。よって低消
費動力で精米羽根の回転数を高めずに効率良くかつ低砕
米率(砕米率 = 砕米重量/精白米の重量 X 10
0(%))で精米することができる。ここで、精白米と
は精白度100%、即ち、糠を完全に削り落とした状態
の米をいう。
【0033】本発明の卓上精米器を使用して、胚芽米モ
ードを選定して胚芽米を精米可能である。胚芽を残した
精米方法は、精米時間を短縮しても可能であるが、この
ようにすると糠を充分取り切れない。本発明の卓上精米
器により得られる胚芽米は糠を充分取り除き白米に近い
状態で得られる。
【0034】また、本発明の他の例によれば精米羽根の
ピッチ角度αを20〜50°範囲に設定し、又羽根の一
部においてほぼ垂直となるようにして米粒の撹拌力と対
流作用を向上させている。このような精米羽根と径が変
化する精米かごとの組合せ構成により精米羽根の回転数
を適度に調節し易くなり、玄米に良好(ソフト)な撹拌
力を与えながら効率の良い精米が可能となる。精米後に
胚芽が残っている米粒と胚芽が除去されてしまった米粒
を分けて米粒全量に対して胚芽の残っている米粒の比
率、つまり胚芽残存率は60%以上であり、更に限られ
た銘柄の胚芽好適米に精米する場合には、市販の胚芽米
と同等の80%の胚芽残存率が得られる。
【0035】図15(a),(b),(c)は、精米羽
根組立体の他の変形例を示すものであり、図15(a)
は精米かご5の底面と平行に配置した帯板片の先端部分
を上方に折り曲げた精米羽根を有するものである。帯板
片の中間部をさらに図示のように上下に折り曲げても良
いし、折曲げずに平らに延在させても良い。尚帯板片の
先端部分は片方を上方に曲げ、もう片方を下方に曲げて
構成しても良い。図15(b)は、精米かご5の底面に
対して、直交する方向に配置した帯板片とし、先端部を
鉤形とした精米羽根を有するものである。図15(c)
は、精米かご5の底面に対して直交する方向に配置した
帯板片とし、同底面に対し平行に略S字形状に屈曲した
ものである。尚、本発明の卓上精米器に用いられる精米
羽根組立体の何れの例においても、精米羽根は、例えば
PP樹脂等で遮へい装置と一体で成形しても良く、もち
ろん別体で構成しても良い。あるいは、遮へい装置のみ
別体で構成しても良い。また、精米羽根組立体を全体と
して、一体で成形しても良く、あるいは、複数に分割し
て組み立てたものでも良く、材料や、成形性あるいは強
度に応じて適宜創作して良い。
【0036】次ぎに、上記のような構成による本発明の
卓上精米器の制御回路及びその精米/洗米動作について
説明する。図16は制御回路ボックス8内の制御回路
(制御部)80の構成例を示すブロック図である。該制
御回路80はマイコン81とモータ10を駆動制御する
モータ駆動回路88を有する。マイコン81は操作パネ
ル7に接続されると共に、速度センサ86、モータ駆動
回路88に接続された入出力(I/O)回路82と、C
PU83と、メモリ(ROM,RAM)84と、これら
を接続するバス85を有する。操作パネル7のボタン7
0,71、75,76,78,79はオンされるとそれ
を示す信号がマイコン81に与えられる。また、ボタン
72,73により精白度、精米量が設定されるとそれら
設定量を示す信号がマイコン81に与えられると共に、
それら設定量は表示部74に表示される。なお、モータ
10の回転速度を検出する速度センサ86はモータをク
ローズドループで制御する場合には設け、オープンルー
プで制御する場合には設けなくて良い。以下に説明する
処理動作はメモリ(ROM)84内のプログラムにより
実行される。
【0037】本発明の洗米機能付き卓上精米器は、運転
モードとして精米モード(精米動作のみ)、洗米モード
(洗米動作のみ)、及び精米/洗米モード(精米動作を
行った後に自動的に洗米モードを行う)を有する。
【0038】以下に、本発明の卓上精米器の制御回路に
よる各種運転モード処理について図17のフローチャー
トを参照して説明する。先ず、図示しない電源スイッチ
をオンすると、図16の各構成要素に電源が供給され
る。次ぎに、操作パネル7の洗米モードボタン75がオ
ンされているかどうかチェックし(ステップ160)、
オンされていればステップ188に進み、洗米モードに
移行する。オンされていなければ、ステップ162にお
いて、精米/洗米モードボタン76がオンされているか
どうかチェックし、オンされていればステップ180に
進み、精米/洗米モードに移行する。オンされていなけ
れば、ステップ164に進み、精米モードに移行する。
【0039】精米モードにおいては、以下の様に処理が
行われる。先ず、精米かごに精米/洗米処理を行う米を
入れておく。この状態で、ステップ164において、胚
芽モードボタン71がオンされているかどうかをチェッ
クし、オンされていれば胚芽モードの精米を行うべくス
テップ166に進み、オンされていなければ通常の精米
を行うべくステップ174に進む。
【0040】胚芽モードにおいては、先ず、ステップ1
66において、ボタン73により精米量が設定されてい
るかどうかチェックし、設定されていればメモリ84か
らこの設定値に対応する精米時間、モータへの駆動信号
のPWM比(または精米羽根の回転数)を読み出す。胚
芽モードにおいては、例えば、図18に示すように、メ
モリ84内にマップとして、精米量毎のPWM比及び精
米時間を予め設定しておく。一般に、胚芽モードにおい
ては、通常の精米モードに比べて回転数は遅く、精米時
間を長く設定する。次ぎに、ステップ168に進み、精
米/洗米ボタン70が押されたかどうかチェックし、押
されたことに応答して、上記読み出された精米時間の
間、上記読み出されたPWM比(精米羽根の回転数)で
精米を行うべくモータ駆動回路88に制御信号を与えて
精米動作を行う(ステップ170)。即ち、読み出され
たPWM比(精米羽根の回転数)を指示する制御信号を
該読み出された精米時間だけモータ駆動回路88に与え
て制御を行う。
【0041】通常の精米モードにおいては、先ず、ステ
ップ174において、ボタン72,73により精白度、
精米量が設定されているかどうかチェックし、これらが
設定されていれば、メモリ84からこれら設定値に対応
する精米時間、モータへの駆動信号のPWM比(または
精米羽根の回転数)を読み出す。通常の精米モードにお
いては、例えば、図19に示すように、メモリ84内に
マップとして、精米量毎のPWM比及び精米時間(図
中、“最小精米時間”は例えば精白度20%に相当し、
“最大精米時間”は例えば精白度100%に相当すると
する)を予め設定しておく。次ぎに、ステップ176に
進み、精米/洗米ボタン70が押されたかどうかチェッ
クし、押されたことに応答して、上記読み出された精米
時間の間、上記読み出されたPWM比(精米羽根の回転
数)で精米を行うべくモータ駆動回路88に制御信号を
与えて精米動作を行う(ステップ178)。このように
して精米モードが終了する。この状態で、ステップ17
9において精米/洗米ボタン70が押されたかどうかチ
ェックし、押されない場合には何も実行されずに処理を
終了する。一方、精米かごに精米後の米を収容したまま
の状態で、精米モードに引き続いて洗米を行いたい場合
には精米/洗米ボタン70を押す。すると、ステップ1
79においてそれが検知されてステップ192に進み、
後述する方法で洗米モードを実行する。この場合、既
に、精米量がステップ174において設定されているの
でその値に基づき洗米を実行すれば良い。なお、電源ス
イッチをオフしない限りは、精米モード終了後の経過時
間に拘わらず精米/洗米ボタン70が押されると洗米モ
ードを実行するようにして良い。
【0042】次ぎに洗米モードについて説明する。洗米
モードは、精白米(精白度100%の米)を洗米するも
のである。先ず、ステップ188において、ボタン73
により洗米量が設定されているかどうかチェックし、設
定されていれば、メモリ84から設定値に対応する洗米
時間、精米羽根の回転数を読み出す。例えば、図20に
示すように、メモリ84内にマップとして、洗米モード
における洗米量毎の精米羽根の回転数(又はPWM比)
を予め設定しておく。なお、図20は、精米モード及び
洗米モードにおける精米量(洗米量)毎の精米羽根の回
転数(又はPWM比)、モータの駆動時間(精米羽根の
回転時間)を設定したものである。なお、図20におい
ては、精米時間(精米羽根の回転時間)、精米時の精米
羽根の回転数、洗米時間(精米羽根の回転時間)、洗米
時の精米羽根の回転数はそれぞれある範囲に規定されて
いるが、実際の制御回路においてはこれらの範囲内の所
定値にそれぞれ設定される。精米時間、洗米時間につい
ては()内に好ましい設定値を記載した。この図20に
ついては、追って詳細に説明する。次ぎに、ステップ1
90に進み、精米/洗米ボタン70が押されたかどうか
チェックし、押されたことに応答して、上記読み出され
た精米時間、精米羽根の回転数で洗米を行うべくモータ
駆動回路88に制御信号を与えて洗米動作を行う(ステ
ップ192)。なお、米の洗米状態が蓋3の透明な窓2
を介して見ることができるため、洗米中の適当な時点で
精米/洗米ボタン70を押して洗米を停止することもで
きる。
【0043】次ぎに精米/洗米モードについて説明す
る。精米/洗米モードは玄米を精白米(精白度100%
の米)に精米する精米モードを実行後、自動的に洗米モ
ードを実行するものである。従って、先ず、ステップ1
80において、ボタン73により精米量が設定されてい
るかどうかチェックし、設定されていれば、メモリ84
から設定値に対応する精米時間、モータへの駆動信号の
PWM比(または精米羽根の回転数)を読み出す。例え
ば、図19に示すマップにおいては、精米量に対応する
PWM比及び最大精米時間である。また、図20におい
ては、精米量に対応する精米羽根の回転数及び精米時間
である。次ぎに、ステップ182に進み、精米/洗米ボ
タン70が押されたかどうかチェックし、押されたこと
に応答して、上記読み出された精米時間の間、上記読み
出されたPWM比(精米羽根の回転数)で精米を行うべ
くモータ駆動回路88に制御信号を与えて精米動作を行
う(ステップ184)。精米動作終了後は、洗米量に対
応する洗米動作を行う(ステップ186)。即ち、メモ
リ84から洗米量に対応する洗米時間、精米羽根の回転
数を読み出す。従って、図20に示すメモリ84内のマ
ップから、洗米量に対応する精米羽根の回転数(又はP
WM比)及び洗米時間を読み出す。次ぎに、読み出され
た精米時間、精米羽根の回転数で洗米を行うべくモータ
駆動回路88に制御信号を与えて洗米動作を行う。
【0044】なお、ある量(例えば、3合)の精白米を
洗米モードで洗米する場合(上記ステップ188−19
2)の回転数と、それと同一量(例えば、3合)の玄米
を精米+洗米モードで連続して精米、洗米する場合(上
記ステップ180−186またはステップ174−17
9,192)の洗米モードにおける回転数とは異なるよ
うにして良い。即ち、精米+洗米モードでは例えば、3
合の玄米でも精白後は約5−10%重量が減少するた
め、実際は3合より5−10%重量が減った量の精白米
を洗米することになる。従って、所定量、例えば、精米
量3合を設定して精米+洗米モードを行った場合の洗米
モードにおいては、洗米量3合を設定して洗米モードだ
けを行う場合に比べて回転数を減少及び/又は駆動時間
を減少するようにして良い。また、精白米でなく分付き
米を洗米する場合も分付きの程度により同様に、洗米モ
ードだけを行う場合に比べて回転数を減少及び/又は駆
動時間を減少するようにして良い。
【0045】ところで、再精米ボタン78は、例えば、
押してる間だけ回転するようにしたフラッシュボタンで
も良く、又は一旦押すと一定時間回転するようにしてよ
い。この場合の回転数は前の精米モードにおける値を使
用するようにする。また、再洗米ボタン79も、再精米
ボタン78と同様に機能するようにして良い。なお、回
転数は前の洗米モードにおける値を使用するようにす
る。従って、精米後に再度精米を指示する際には再精米
ボタン78を押せば良く、また洗米後に再度洗米を指示
する際には再洗米ボタン79を押せば良い。
【0046】ところで、上記したように、洗米モードに
おいては、米の割れ、欠け、亀裂等は水分率が約12.
5%未満となると発生率が高くなり、一方、米の割れ、
欠け、亀裂等の発生率を減少するために水分率が約1
3.5%以上となるようにすると、米から糠が十分に取
り除かれず、洗米後の米を水に浸した際の濁度が増加し
てしまう。そこで、本願発明者等は、精米羽根組立体と
して図9の第1の変形例を用いた場合における洗米動作
での、水分率と濁度及び砕米率との関係を調べた結果、
図21の実験結果を得た。図21において、横軸は洗米
前と洗米後における米の重量変化率(米研ぎ(洗米)後
の米の重量 / 精米後(洗米前)の米の重量X 10
0(%))を示し、図中、左側に行くほど(米の重量変
化率が小さい値であるほど)洗米時間が長く肌糠の除去
率が高い。縦軸は米の重量変化率に対する水分率と濁度
(NTU)及び砕米率の値を示す。なお、水分率測定装
置としては(有)岡谷計器製作所製のデジタルGRAI
N MOISTURE METERを用い、測定は、洗
米終了後、蓋の開放、米の取りだし、測定装置へのセッ
ト後に行ったものである。ここで、洗米直後の米は洗米
中の発熱により水分率が高く14%近くまで達してお
り、米を精米器から取り出した後は徐々に米から水分が
蒸発し、米の温度の低下と共にその水分率も低下し、洗
米終了後、約3分程経過すると温度及び水分率の低下も
和らぐ。 そこで、ここでは、洗米停止後、約2分〜3
分程経過した時点で水分率を測定したものである。な
お、測定条件を均一化するため、洗米終了直後、精米器
外に取り出す米は約100グラムとし、米が層にならな
いように広げられる程度の浅底の容器に入れた後に米を
平らにならし、上記の時間が経過するまで放置し、その
後に測定するようにした。 濁度測定機器としてはHA
CK製の2100P TURBIDIMETERを用い
た。濁度の測定は以下のような条件の元で行った。先
ず、米約50gを入れた容器(容積約500ml)に水
約300mlを注ぎ、約20分間放置する。水を注ぐ高
さは容器から水がはじかない程度の高さ、例えば、約3
0cmとし、注ぐ時間は約5秒とする。なお、水を容器
に注いだ後は、米から糠以外の不純物が流出したりする
ことを防止するため、かき混ぜずに放置した方が良い。
このように容器を約20分間放置後、水のみを別の容器
に入れ替え、水を約10秒間、周速およそ約3回転/秒
で攪拌する。その後、専用の試験容器に水を移し、水が
静止状態となった後に濁度を測定する。ここでは、上記
の10秒間の攪拌後、約3分経過後に測定するようにし
た。これは、試験容器への水の移し替え、容器の内面に
付く曇りの除去、静止状態となるまでの時間として約3
分間を設定したものである。今回の実験で使用した注入
前の水の濁度は約0.3NTUである。
【0047】上記したように、濁度が高いと、即ち、米
に糠片や肌糠片等が付着したままとなると食味が低下し
たりする。また、砕米率が高いと、炊いたご飯がべとべ
として食味が低下し、また亀裂が発生し易く、亀裂に糠
片やごみ等が詰るため、亀裂の発生率が高いと食味が低
下する。また、米の重量変化率が小さい値となるほど、
即ち、肌糠の除去率が高い程、うまみ層の喪失も大きく
食味が低下する。こうして吟味した結果、本発明者等
は、砕米率が約0.5%から約3.5%の範囲内であれ
ば十分な食味が得られるとし、従って、それに対応する
水分率の範囲は約12.5%〜約13.5%であること
を確認した。また、濁度については市販の無洗米(約1
00NTU)に近い値(150±20NTU〜230±
20NTU)となるようにした。なお、精米後の精白米
の一般的な濁度は250〜350NTU、水分率は1
3.5%〜14.5%である。また、洗米後の目標とす
る水分率は約12.5%〜約13.5%としたが、これ
は洗米する精白米の状態(水分率)により変動するもの
であり、上記の範囲から多少変動しても良い。また、市
販の精白米を本願発明の卓上精米器で洗米した後の濁度
を測定してみたところ、1合の場合は89NTU、2合
の場合は87NTU、3合の場合は88NTU、4合の
場合は75NTU、5合の場合は71NTUであった。
このことからも、本願発明の卓上精米器は、市販の精白
米の洗米を行う洗米器(研米器)としても十分使用でき
ることが判る。
【0048】この結果から、水分率が約12.5%〜約
13.5%の範囲内であれば濁度及び砕米率を満足しう
る値とすることができることが判明した。そこで、本発
明では水分率をこの範囲内にするための洗米モードにお
ける精米羽根の回転数及び駆動時間(洗米時間)を各精
米量毎に実験して求めた。なお、水分率、濁度及び砕米
率は精米羽根の回転数及び駆動時間と相関があり、回転
数が高すぎたり、攪拌時間が長すぎると砕米率が上昇し
たり、米が発熱しやすく、食味が低下する。そこで、そ
のような観点からも精米羽根の回転数及び駆動時間(洗
米時間)を適切に設定した。その結果が図22、図23
であり、この結果に基づき、各精米量毎の、上記の適切
な水分率約12.5%〜約13.5%とするため好適な
精米羽根の回転数及び駆動時間(洗米時間)を表にした
ものが図20である。即ち、図23は各洗米量(1合、
2合、3合、4合、5合)毎のモータの駆動時間(洗米
時間、即ち攪拌時間)及び回転数の設定値であり、図2
2はそれぞれの場合における得られた水分率である。な
お、参考として市販の無洗米A,B,C,Dの開封時の
水分率も記載した。
【0049】図20の結果から、各精米量毎の好適な精
米羽根の回転数を精米モードと洗米モードとで比較した
図が図24である。これらの図から明らかなように、精
米モードにおいては、精米時間は精米量の増加に応じて
2〜6分の間で増加し、精米羽根の回転数は1900か
ら2400rpmの間である。洗米モードにおいては、
精米時間は4〜9分の間であり、精米羽根回転数は精米
量の増加に応じて1100から2100rpmの間で増
加している。また、図24に示すように、各精米量(洗
米量)毎の好適な精米羽根の回転数の精米モードと洗米
モードとの間での差は実質的に1000rpm以内であ
り、即ち、精米時と洗米時との精米羽根の回転数の差は
実質的に1000rpm以内であり、精米量(洗米量)
の増加に応じて差は減少する傾向にある。なお、精米モ
ード時(または洗米モード時)の精米羽根の回転数は、
精米(または洗米)の時間を多少長くすれば多少低くす
ることが可能となるが、砕米率の増加の防止及び適切な
濁度の維持のためには、精米モード時と洗米モード時の
精米羽根の回転数の差は1000rpm以内とすること
が望ましい。また、精米羽根組立体として、図10から
図13の第2から第5の変形例を用いた場合にも同様の
結果が得られる。また、精米羽根組立体として、図2等
に示すもの、図15に示すものを用いることも可能であ
るが、図9から図13のものに比べてやや砕米率が上昇
する。
【0050】なお、一般に、精米量が多くなるほど回転
数を低くして精米時間を長くしており、従って洗米にお
いても、洗米量が多いほどより低い回転数でより長い時
間駆動する方が良いと認識されがちである。しかし、実
際には、洗米量が多いほど、例えば、5合の場合には、
精米時とほぼ同様の精米羽根駆動時間と回転数で効率良
く洗米が行われることが分かった。即ち、洗米量が多い
ほど、洗米機能は良好、即ち、より短時間で品質の良い
(砕米率、濁度のより低い)洗米が可能となる。この傾
向は攪拌式の精米器において、精米かごの大きさや形状
に拘わらず見られるものであることが判明した。これ
は、洗米量が多くなることによって、精米時の回転数に
近づけても米の飛び跳ねが抑制されるため砕米率の上昇
を抑圧でき、また米が精米かごの金網へ効率良く擦り付
けられると共に、米同士が擦られることで粘りを持った
糠同士が干渉し合い、糠が効率良く除去されるためであ
る。しかし、より短時間で洗米すべくより回転数を上昇
した場合には、周速が早くなり米の温度が上昇すると共
に砕米率が増加してしまい、更には騒音も増大し好まし
くない。このような観点から洗米量が多くなるに従い、
洗米時の回転数を精米時の回転数に近づけてるが、それ
以上は上昇させないようにすることが好ましい。
【0051】図25は本発明による洗米モードにより生
成された無洗米と、市販のブラシ式米研ぎ機により生成
された無洗米と、市販の無洗米との間における、無洗米
の各種状態を比較評価したものであり、ここでは、5段
階で評価し、Sが最も優れており、次いで、A,B,C
の順でDが最も評価が低いものである。この図から、一
般的な家庭において通常食される米の量(3合以上)に
おいても、本発明による洗米モードにより生成された無
洗米は市販の無洗米に比較して遜色ないことが分かっ
た。
【0052】なお、精米または洗米後においては、糠の
油分、静電気等により糠が精米かごの金網から十分に削
り落とされずに、精米かご5の外側に一部付着してしま
うことがある。従って、精米かごを反転して精米かご内
の米を炊飯釜に向けて排出しようとして精米かごを叩く
等した場合には、糠までも米と一緒に炊飯釜に落ちる可
能性がある。そこで、精米または洗米後において、精米
かごを短時間回転させて精米かご5の外側に付着してい
る糠をふるい落とすようにしても良い。精米かごを回転
させる方法としては、例えば、精米かごの上部をフリー
な状態としておき、精米かごの下方にクラッチ機構等を
取り付け、精米または洗米時においては精米羽根のみを
回転させ、精米または洗米終了後の脱糠時には切替レバ
ー等でクラッチ機構を切り換えて精米かごと精米羽根を
回転させるようにすれば良い。勿論、脱糠時には精米羽
根をその軸部(ボス)を持って取りだし、その後切替レ
バー等でクラッチ機構を切り換えて精米かごのみを回転
させるようにしても良い。
【0053】
【発明の効果】以上のように、本発明による卓上精米器
においては、低い砕米率で洗米を行うことができ、従っ
て、米から糠を十分に取り除くことができると共に食味
の低下やべたつきを防ぐことができる。しかも、精米を
行った後に同一の機械で連続的かつ自動的にそのまま洗
米を行うことができ、または精米後に改めて洗米モード
を選択的に実行させて洗米を行うことができ大変便利で
ある。また、精米と洗米と同一の羽根で兼用できるた
め、洗米動作のために羽根を取り替える手間が不要であ
り、従って、精米から洗米への自動的連続運転の実行、
または精米後そのままの状態で洗米開始指示手段(例え
ば精米/洗米ボタン)により洗米動作の実行をすること
ができ、構成が簡単で、メインテナンスが極めて容易な
洗米機能付き卓上精米器が実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は玄米、(b)は精米後の白米、(c)
は洗米後の米を示す。
【図2】本発明による洗米機能付き卓上精米器の実施例
の全体の外観を示す斜視図である。
【図3】図2の卓上精米器の上面図である。
【図4】図2の卓上精米器の図2の線IV−IVに沿っ
た断面図である。
【図5】図2の卓上精米器の要部の分解斜視図である。
【図6】図2の卓上精米器における精米羽根組立体の羽
根の角度を説明するための図である。
【図7】図2の卓上精米器における精米かごの金網の構
成例を示す図である。
【図8】図2の卓上精米器の精米動作を説明する精米器
の要部断面図である。
【図9】図2の卓上精米器に用いられる精米羽根組立体
の第1の変形例を示すものであり、(a)は斜視図であ
り、(b)は側面図である。
【図10】本発明で用いられる精米羽根組立体の第2の
変形例の側面図である。
【図11】本発明で用いられる精米羽根組立体の第3の
変形例の側面図であって、アタッチメントのみが断面で
示された図である。
【図12】本発明で用いられる精米羽根組立体の第4の
変形例の側面図であって、アタッチメントのみが断面で
示された図である。
【図13】本発明で用いられる精米羽根組立体の第5の
変形例の側面図であって、遮へい装置のみが断面で示さ
れた図である。
【図14】(a)および(b)は本発明の変形態様の異
なる精米かごをそれぞれ示す側面図である。
【図15】(a)、(b)および(c)は本発明の卓上
精米器に用いられる精米羽根組立体の変形例を示す斜視
図である。
【図16】図2の卓上精米器における制御回路ボックス
内の制御回路の構成例を示すブロック図である。
【図17】本発明の卓上精米器の制御回路による各種運
転モード処理のフローチャートを示す図である。
【図18】本発明における、胚芽モードでの精米量毎の
PWM比及び精米時間を設定したマップの例を示す図で
ある。
【図19】本発明における、通常の精米モードでの精米
量毎のPWM比及び精米時間を設定したマップの例を示
す図である。
【図20】本発明における、精米モード及び洗米モード
における各精米量(洗米量)毎の精米羽根の回転数(又
はPWM比)、モータの駆動時間を設定したマップの例
を示す図である。
【図21】洗米モードでの、水分率と濁度及び砕米率と
の関係の実験結果を示す図である。
【図22】図23に示す各洗米量毎の精米羽根の回転
数、モータの駆動時間の設定設定値による洗米後の水分
率の測定値を示す図である。
【図23】洗米モードでの、各洗米量毎の精米羽根の回
転数、モータの駆動時間の設定設定値を示す図である。
【図24】図20の結果から、各精米量毎の好適な精米
羽根の回転数を精米モードと洗米モードとで比較した図
である。
【図25】本発明による洗米モードにより生成された無
洗米と、市販の無洗米等との間における、無洗米の各種
状態を比較評価した図である。
【符号の説明】
5 精米かご 6 糠ボックス 7 操作パネル 8 制御回路ボックス 9b、90c、92c ボス 9、50、91、92 精米羽根組立体 10 モータ 11 本体ケース 23a、23b 駆動軸 50 卓上精米器 75 洗米モードボタン 76 精米/洗米モードボタン 80 制御回路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 添田 康一 福島県須賀川市和田道116 山本電気株式 会社内 (72)発明者 小泉 吉正 福島県須賀川市和田道116 山本電気株式 会社内 (72)発明者 浅田 義明 大阪府門真市速見町3番1号 タイガー魔 法瓶株式会社内 (72)発明者 田窪 博典 大阪府門真市速見町3番1号 タイガー魔 法瓶株式会社内 Fターム(参考) 4B053 AA01 BA17 BB02 BC14 BE12 BJ20 BL01 BL20 4D043 AA03 AA04 BC24 BC40 DA04 DA06 DL04 FA10 HA07 HB08 JC03 JC10 KA06 MA15 MA23 MA26 MB24

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動軸に着脱自在に嵌合されて該駆動軸
    と共に回転する部材に設けられ、該駆動軸と共に回転す
    る精米羽根を含む精米羽根組立体と、前記精米羽根を着
    脱自在に収容する精米かごと、前記精米かごを着脱自在
    に収容する糠ボックスとを備え、前記精米かごの側周部
    は金網で構成され、精米時には玄米を前記精米かご内に
    入れて駆動軸を回転させることで前記精米羽根の回転に
    より玄米が撹拌され、玄米はその遠心力により前記精米
    かごの金網の網目に擦り付けられて、糠が削り落とさ
    れ、削り落とされた糠は遠心力により網目から外側に飛
    ばされ前記糠ボックス内に落とされるようになった卓上
    精米器において、 精米後の米を前記精米かごに収容した状態で、精米時の
    回転数より低い該米の量に応じた回転数で回転させて、
    洗米後の米の水分率が実質的に12.5%から13.5
    %の範囲内になるよう洗米する洗米機能を備えた前記卓
    上精米器。
  2. 【請求項2】 駆動軸に着脱自在に嵌合されて該駆動軸
    と共に回転する部材に設けられ、該駆動軸と共に回転す
    る精米羽根を含む精米羽根組立体と、前記精米羽根を着
    脱自在に収容する精米かごと、前記精米かごを着脱自在
    に収容する糠ボックスとを備え、前記精米かごの側周部
    は金網で構成され、精米モード時には玄米を前記精米か
    ご内に入れて駆動軸を回転させることで前記精米羽根の
    回転により玄米が撹拌され、玄米はその遠心力により前
    記精米かごの金網の網目に擦り付けられて、糠が削り落
    とされ、削り落とされた糠は遠心力により網目から外側
    に飛ばされ前記糠ボックス内に落とされるようになった
    卓上精米器において、精米後の米を前記精米かごに収容
    した状態で、精米時の回転数より低い該米の量に応じた
    回転数で回転させて洗米する洗米機能を備え、精米時と
    洗米時との前記精米羽根の回転数の差を実質的に100
    0rpm以内とし、かつ米の量の増加に従って前記精米
    羽根の回転数の差を減少するようにした卓上精米器。
  3. 【請求項3】 請求項1または2に記載の卓上精米器に
    おいて、洗米時においては前記精米羽根を米の量に応じ
    た時間回転させて洗米するようにした卓上精米器。
  4. 【請求項4】 請求項1または2に記載の卓上精米器に
    おいて、洗米時においては米の量の増加に従って前記精
    米羽根の回転数を増加させ、精米時と洗米時との前記精
    米羽根の回転数の差を米の量の増加に従って小さくした
    前記卓上精米器。
  5. 【請求項5】 請求項3に記載の卓上精米器において、
    洗米後の砕米率を実質的に0.5%から3.5%の範囲
    内とするよう前記精米羽根の回転数と回転時間を設定し
    た前記卓上精米器。
  6. 【請求項6】 請求項3に記載の卓上精米器において、
    洗米後の米の濁度を実質的に130NTUから250N
    TUの範囲内とするよう前記精米羽根の回転数と回転時
    間を設定した前記卓上精米器。
  7. 【請求項7】 請求項3に記載の卓上精米器において、
    精米時において前記精米羽根の回転数を実質的に190
    0rpmから2400rpmの範囲とすると共に回転時
    間を実質的に2分から6分の範囲内で米の量の増加に従
    って増加させるよう設定し、洗米時において前記精米羽
    根の回転時間を実質的に4分から9分の範囲とすると共
    に回転数を実質的に1150rpmから2100rpm
    の範囲内で米の量の増加に従って増加させるよう設定し
    た前記卓上精米器。
  8. 【請求項8】 請求項1または2に記載の卓上精米器に
    おいて、更に、前記精米羽根組立体が前記精米羽根の根
    元部分の上方を覆って該精米羽根の先端部分のみ露出さ
    せた、前記駆動軸と同心状の遮へい装置を備える前記卓
    上精米器。
  9. 【請求項9】 請求項8に記載の卓上精米器において、
    前記遮へい装置が、前記ボスに取り付けられた円盤であ
    る前記卓上精米器。
  10. 【請求項10】 請求項1または2に記載の卓上精米器
    において、更に、前記駆動軸を駆動するモータを制御す
    る制御部を備え、該制御部は洗米動作を行う洗米モード
    と、精米動作を行う精米モードと、精米動作と洗米動作
    を自動的に連続的に行う精米/洗米モードとを備える前
    記卓上精米器。
  11. 【請求項11】 請求項1または2に記載の卓上精米器
    において、更に、卓上精米器の各種動作を指示する操作
    部と、該操作部の指示に従って前記駆動軸を駆動するモ
    ータを制御する制御部とを備え、前記操作部は、洗米動
    作を指示する洗米モード指示部と、精米動作と洗米動作
    を連続的に行うことを指示する精米/洗米モード指示部
    とを有し、前記制御部は前記洗米モード指示部からの指
    示に応答して洗米動作を行う洗米モードと、前記精米/
    洗米モード指示部からの指示に応答して精米動作と洗米
    動作を自動的に連続的に行う精米/洗米モードとを備え
    る前記卓上精米器。
  12. 【請求項12】 請求項1または2に記載の卓上精米器
    において、更に、卓上精米器の各種動作を指示する操作
    部と、該操作部の指示に従って前記駆動軸を駆動するモ
    ータを制御する制御部とを備え、前記操作部は、精米量
    を設定する精米量設定部と、精米動作と洗米動作を連続
    的に行うことを指示する精米/洗米モード指示部とを有
    し、前記制御部は、前記精米量設定部で精米量を設定後
    に前記精米/洗米モード指示部からの指示に応答して、
    該設定された米の量に応じた回転数で前記精米羽根を該
    設定された米の量に応じた時間回転させて精米動作を行
    い、該精米動作終了後に、該設定された米の量に応じた
    回転数で前記精米羽根を該設定された米の量に応じた時
    間回転させて引き続き自動的に洗米動作を行う前記卓上
    精米器。
  13. 【請求項13】 請求項1または2に記載の卓上精米器
    において、更に、卓上精米器の各種動作を指示する操作
    部と、該操作部の指示に従って前記駆動軸を駆動するモ
    ータを制御する制御部とを備え、前記操作部は、精米量
    を設定する精米量設定部と、精米または洗米動作の開始
    を指示する精米/洗米指示部とを有し、前記制御部は前
    記精米量設定部で精米量を設定後に前記精米/洗米指示
    部より精米または洗米動作の開始を指示されると、該設
    定された米の量に応じた回転数で前記精米羽根を該設定
    された米の量に応じた時間回転させて精米動作を行い、
    該精米動作終了後に再び前記精米/洗米指示部より精米
    または洗米動作の開始を指示されると、該設定された米
    の量に応じた回転数で前記精米羽根を該設定された米の
    量に応じた時間回転させて引き続き洗米動作を行う前記
    卓上精米器。
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