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JP2002282281A - 義歯アタッチメント - Google Patents

義歯アタッチメント

Info

Publication number
JP2002282281A
JP2002282281A JP2001083502A JP2001083502A JP2002282281A JP 2002282281 A JP2002282281 A JP 2002282281A JP 2001083502 A JP2001083502 A JP 2001083502A JP 2001083502 A JP2001083502 A JP 2001083502A JP 2002282281 A JP2002282281 A JP 2002282281A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
keeper
denture
yoke
magnet structure
magnet
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001083502A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshinobu Motokura
義信 本蔵
Kazuo Arai
一生 荒井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Aichi Steel Corp
Original Assignee
Aichi Steel Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Aichi Steel Corp filed Critical Aichi Steel Corp
Priority to JP2001083502A priority Critical patent/JP2002282281A/ja
Priority to EP01127720A priority patent/EP1243232A1/en
Priority to US09/994,997 priority patent/US20020137010A1/en
Priority to KR1020010079190A priority patent/KR20020075199A/ko
Priority to CN02107932A priority patent/CN1376447A/zh
Priority to TW091105455A priority patent/TW533066B/zh
Publication of JP2002282281A publication Critical patent/JP2002282281A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/225Fastening prostheses in the mouth
    • A61C13/30Fastening of peg-teeth in the mouth
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C13/00Dental prostheses; Making same
    • A61C13/225Fastening prostheses in the mouth
    • A61C13/235Magnetic fastening
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61CDENTISTRY; APPARATUS OR METHODS FOR ORAL OR DENTAL HYGIENE
    • A61C8/00Means to be fixed to the jaw-bone for consolidating natural teeth or for fixing dental prostheses thereon; Dental implants; Implanting tools
    • A61C8/0081Magnetic dental implant retention systems

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  • Oral & Maxillofacial Surgery (AREA)
  • Dentistry (AREA)
  • Epidemiology (AREA)
  • Life Sciences & Earth Sciences (AREA)
  • Animal Behavior & Ethology (AREA)
  • General Health & Medical Sciences (AREA)
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  • Veterinary Medicine (AREA)
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  • Dental Prosthetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 噛み合せ時に磁石構造体とキーパーとの間に
隙間を生ずることがなく,義歯が適度に揺動,回動でき
ると共に,強度に優れ,かつ耐腐食性に優れた義歯アタ
ッチメントを提供すること。 【解決手段】 磁性材料からなるキーパー5と,磁気吸
引力によりキーパー5に吸着する磁石構造体4を有する
義歯1とよりなる。上記磁石構造体4は,歯丈方向に互
いに背向する両面がN極及びS極となる磁石体41と,
該磁石体41を収納する凹部を有する第1ヨーク42
と,上記キーパーに対面する第2ヨーク43とを有し,
キーパー5と対面する吸着面40が,キーパーの被吸着
面53と型対称な凹球面状を有している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は,磁気吸引力によって,義歯を固
定用支台のキーパーに対して着脱自在に固定する義歯ア
タッチメントに関する。
【0002】
【従来技術】歯科治療においては,義歯の着脱が容易で
あるという観点から,例えば特開平7−136190号
公報,米国特許4,508,507号等に開示されてい
るように,磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントが
種々提案されている。上記特開平7−136190号公
報に開示されたアタッチメントは,図8に示すように,
義歯床82に植設された磁石構造体61と,顎骨11に
埋設した人工歯根19に固定したキーパー62とからな
る。そして,磁石構造体61の吸着面611とキーパー
62の被吸着面621とを磁気吸引力によって固定する
ものである。
【0003】
【解決しようとする課題】しかしながら,この義歯アタ
ッチメントは上記磁石構造体61の吸着面611とキー
パー62の被吸着面621とは平面状であるため,噛み
合わせに伴う義歯の揺動,回転ができない。また,米国
特許4,508,507号に開示されているアタッチメ
ントは,図9に示すように,上記揺動に対処するため,
磁石構造体71の吸着面713とキーパー72の被吸着
面723に曲面を形成させてある。
【0004】しかし,この場合でも,噛み合わせに伴う
義歯の揺動で磁石構造体71がキーパー72から滑り,
磁石構造体71とキーパー72との間に隙間を生じるこ
とがある。そこで,この隙間発生を防止すべく,キーパ
ー72の頂部に,突部73を設けてある。そのため,こ
のキーパーの頂部の突起73,及び該突起73を挿入す
るための磁石構造体側の凹所711の形成加工が複雑と
なり,コストが高くなる。
【0005】その上,上記義歯アタッチメントにおいて
は,上記のごとく,磁石構造体71の下面が,キーパー
の突起73とスライド可能に形成するという複雑な形状
のため,磁石をシールすることが困難である。そのた
め,実際には磁石がシールされず,磁石の表面が口腔内
に露出している。このため,磁石体710は,常に口内
の唾液に接触し,腐食し易いという問題を有する。
【0006】また,アタッチメントを構成する磁石構造
体71は,一対のヨーク715で磁石体710を挟むサ
ンドイッチ構造を有するため,磁石構造体71自体の高
さが高い。そのため,歯部81と磁石構造体71との間
の距離が接近する。それ故,義歯床82の厚さを薄くせ
ざるを得なくなり,その結果義歯の強度が低下するおそ
れがある。
【0007】さらに,磁石構造体71とキーパー72と
の各摺動面,磁石構造体71の磁石710,上記突起7
3が摩耗しやすいという問題がある。
【0008】本発明は,かかる従来の問題点に鑑み,噛
み合せ時に磁石構造体とキーパーとの間に隙間を生ずる
ことがなく,義歯が適度に揺動,回動できると共に,強
度に優れ,かつ耐腐食性に優れた義歯アタッチメントを
提供しようとするものである。
【0009】
【課題の解決手段】請求項1の発明は,顎骨側に配置す
る固定用支台と,該固定用支台に支持され球面状の被吸
着面をもつ磁性材料からなるキーパーと,磁気吸引力に
より上記キーパーに吸着する磁石構造体及び歯部を植設
した義歯床を有する義歯とよりなり,上記磁石構造体
は,歯丈方向に互いに背向する両面がN極及びS極とな
る磁石体と,該磁石体を収納する凹部を有する第1ヨー
クと,該第1ヨークの開口部に配設され,上記磁石体を
シールし上記キーパーに対面する第2ヨークと,上記第
1ヨークと第2ヨークとの境界に位置する非磁性部とを
有し,また,該磁石構造体は,上記第1ヨーク,第2ヨ
ーク,および非磁性部によって形成され,上記キーパー
と対面する吸着面が,上記キーパーの被吸着面と型対称
な凹球面状を有していることを特徴とする義歯アタッチ
メントである。
【0010】本発明において,上記固定用支台として
は,後述のごとく,顎骨に植設されている自然の歯根部
に埋設固定する根面板,或いは顎骨に固定する人工歯根
などがある。
【0011】本発明においては,磁石の吸引力を利用し
てキーパーに義歯を固定するため,義歯の着脱が容易な
義歯アタッチメントとなる。すなわち,上記従来のアタ
ッチメントとは異なり,口腔内において位置合わせが簡
単となり,ワンタッチで義歯の着脱が可能となる。
【0012】また,本発明の義歯アタッチメントを構成
する磁石構造体は,その吸着面がキーパーの球面状の被
吸着面と型対称な凹球面状である。そのため,磁石構造
体とキーパーとの吸着性が良好であると共に,回動機能
を有することになる。そのため,義歯がキーパーに対し
て揺動,回動し,磁石構造体とキーパーとの間に隙間を
生ずることなく,噛み合わせに伴う義歯の揺動,回動が
可能となる。
【0013】さらに,本発明の磁石構造体は,第1ヨー
クおよび第2ヨークが磁石体を覆う,いわゆるキャップ
型構造を有する。そして,これらはキーパーに対面する
第2ヨーク,磁石体,義歯床の順に,噛み合い方向に積
層された偏平な状態に構成でき,磁石構造体の高さを低
くすることができる。そのため,従来のサンドイッチ構
造の磁石構造体(上記米国特許参照)に比べ義歯床の厚
さを厚く確保でき,義歯床の強度を向上させることがで
きる。
【0014】また,磁石体自体は,口内において比較的
腐食しやすいものであるが,その全周囲がヨークに覆わ
れているため,耐腐食性に優れている。そして,第1ヨ
ークと第2ヨークとの境界には,非磁性部が配置されて
いるため,第1ヨークと第2ヨークとは磁気的に絶縁さ
れ,第1ヨークと第2ヨークとの間にキーパーを通らな
い磁力線が通じて,両者が磁気的に短絡するということ
はない。そのため,磁石構造体とキーパーとを,磁気吸
引力により強く吸着することができる。
【0015】上記のごとく,本発明によれば,噛み合せ
時に磁石構造体とキーパーとの間に隙間を生ずることな
く,義歯が適度に揺動,回動できると共に,強度に優
れ,口腔内における噛み合せ調整が容易で,かつ耐腐食
性に優れた義歯アタッチメントを提供することができ
る。
【0016】次に,請求項2の発明のように,上記固定
用支台は歯根部に埋込み固定する根面板とすることがで
きる。この場合には,口腔内において,顎骨に生来植設
されている自然の歯根部を用い,これに根面板を埋設し
ているので,固定用支台は強固にキーパーを保持するこ
とができる。そのため,耐久性に優れた義歯アタッチメ
ントを提供することができる。また,上記の固定用支台
は,キーパーを歯根部に固定する部材である。
【0017】次に,請求項3の発明のように,上記固定
用支台は歯根部に埋め込み固定するコンポジットレジン
であることが好ましい。この場合には,上記と同様に自
然の歯根部に固定用支台を埋め込み固定するので,固定
用支台は強固にキーパーを保持することができる。その
ため,耐久性に優れた義歯アタッチメントを提供するこ
とができる。上記コンポジットレジンとしては,アクリ
ルレンジなどの樹脂を用いる。
【0018】次に,請求項4の発明のように,上記固定
用支台は顎骨に固定される人工歯根とすることができ
る。この場合は,自然の歯根部が破損しているときに,
人工歯根を顎骨に挿入固定する。これにより,固定用支
台としての人工歯根を顎骨に対して強く植設することが
できる。上記の人工歯根は,通称インプラントと称され
ている。
【0019】次に,請求項5の発明のように,上記人工
歯根は,本体部と,該本体部において上記義歯に対向す
る面に設けた嵌め合せ用凸部と,該嵌め合せ用凸部に穿
設されて上記キーパーの雄ネジ部を螺合するためのネジ
穴とよりなるキーパー支持部と,上記嵌め合せ用凸部の
周囲に嵌め合わせる非磁性材料からなるリングとを有
し,上記人工歯根に上記キーパーを装着するに当って
は,上記キーパー支持部の嵌め合せ用凸部に上記リング
を嵌め,次いで上記ネジ穴にキーパーの雄ネジ部を螺合
し,上記キーパーと上記キーパー支持部とによって上記
リングを挟持するよう構成してなることが好ましい。
【0020】また,上記のごとく,キーパーをねじ式に
することで,固定用支台への結合が容易となり,さら
に,キーパーと固定用支台との間に上記のリングを介在
させることにより,食物を食べるときの咬合力がリング
へ分散し,咬合力がキーパーの雄ネジ部へ集中すること
を防止することができる。なお,キーパーの側面には少
なくとも2つの直線部を設けることが好ましい。これに
より,キーパーを固定用支台に固定する際に回転工具を
用いることができ,キーパーに損傷を与えることなくよ
り強く,固定用支台に固定することができる。さらに,
キーパーの外径をリングの外径より大きくすることが好
ましい。この場合には,キーパーに回転工具を係合させ
るときにリングが妨げになりにくい。
【0021】また,リングは,キーパー支持部における
上記嵌め合せ用凸部の外側においてキーパー支持部の本
体部に設けた凹部と嵌め合せる凸部と,キーパーの下部
周縁を嵌め合せる凹部とを有することが好ましい(図4
参照)。これらの嵌め合せにより,キーパーがキーパー
支持部から横ずれすることを防止することができる。な
お,リングは非磁性材料で形成し,特に,生体との馴染
みが良い非磁性材料であるSUS316L,純Ti,T
i合金等を用いることが望ましい。
【0022】次に,請求項6の発明のように,上記磁石
構造体の吸着面には,耐摩耗性を高めるための表面処理
が施されていることが好ましい。この場合には,キーパ
ーとの吸着面表面を表面処理することによって,繰り返
し行われる着脱や咬合による磁石構造体の吸着面の摩耗
をより減少することができ,より寿命の長い義歯アタッ
チメントとなる。なお,表面処理は,通常耐摩耗性を向
上するために行われる種々の処理を行うことができ,例
えば,TiN,ダイヤモンド,N,Cr,セラミック等
のコーティングや窒化処理,クロム処理などの表面処理
が挙げられる。
【0023】次に,請求項7の発明のように,上記第1
ヨークの上記開口部に対して側方側となる面の一部は突
部又は凹部を形成していることが好ましい。この場合に
は,突部または凹部を設けることにより,磁石構造体を
義歯床に対してより強く固定することができる。
【0024】すなわち,磁石構造体は,レジン材料等か
らなる義歯床内に接着剤を用いて埋設固定するが,長期
間の使用によって義歯床との間に剥離を生じるおそれが
ある。これに対して,上記突部または凹部の形成によ
り,該突部が義歯床に侵入し,または該凹部に義歯床が
侵入した状態で磁石構造体が固定される。そのため,磁
石構造体の剥離,脱落を一層確実に防止することができ
る。なお,突部および凹部の形状は特に限定するもので
はなく,種々の形状を採用することができる。
【0025】次に,請求項8の発明のように,上記第1
ヨークの外周面は,上記義歯床との接合性を高めるプラ
イマーコートが施されていることが好ましい。この場合
には,プライマーコートを設けることで,磁石構造体と
義歯床のレジン(合成樹脂)材料等との接合性をより高
めることができ,上述の突部または凹部の作用と同様,
磁石構造体を義歯床により強く固定することができる。
なお,プライマーは,義歯床との接合性を高めるための
ものであれば種々のものを用いることができ,例えば金
属接着系アクリル樹脂等が挙げられる。
【0026】以下,本発明の義歯アタッチメントの好適
な実施の形態を説明する。本発明の義歯アタッチメント
は,歯根部に埋設される固定用支台と,固定用支台に支
持されるキーパーと,キーパーの被吸着面に磁気吸引力
で吸着する磁石構造体とから構成される。上記固定用支
台は歯根部や人工歯根に埋設され,キーパーを支持する
部材である。固定用支台は非磁性材料で形成され,なか
でも生体との馴染みが良い非磁性材料であるチタン合金
を用いることが望ましい。
【0027】次に,キーパーは,固定用支台の上部(磁
石構造体側)に固定され,磁石構造体とともに磁気回路
を形成し,義歯を固定用支台へ固定する部材である。キ
ーパーを形成する材料としては,従来より磁気吸引力を
利用する義歯アタッチメントのキーパーとして使用され
ている種々の歯科用の耐食性磁性材料を用いることがで
きる。特に,飽和磁束密度1.3T以上,透磁率300
0以上の磁性材料を用いることが望ましく,このような
特性を有する磁性材料には,鉄・クロム・モリブデン合
金や,19Cr−2Mo−0.2Ti鋼,17Cr−2
Mo−0.2Ti鋼等の軟磁性ステンレス鋼等がある。
【0028】キーパーの被吸着面は球面状であり,磁石
構造体の吸着面もキーパーの被吸着面と型対称な凹球面
状である。なお,被吸着面を除くキーパーの形状は,特
に限定するものではなく,八角形,十二角形等の多角形
や,円形等の形状とすることができる。特に,上記の形
状は,工具を用いてキーパーの取り外しを容易にすると
いう理由から,八角形,または十二角形,或いは,中心
部に多角形の穴を形成しておくことが望ましい。
【0029】次に,磁石構造体は,キーパーとともに磁
気回路を形成し,義歯を固定用支台へ固定する部材であ
る。磁石体は,特に限定されるものではなく,従来より
磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントの磁石体とし
て使用されている種々の磁性体を用いることができる。
特に,高いエネルギー積をもつ磁性体を用いることが望
ましく,具体的には,2388kJ/m以上のエネル
ギー積をもつ磁性体を用いることが実用的に望ましい。
このような磁性体としては,Nd−Fe−B系やSm−
Co系の希土類磁石等がある。
【0030】磁石構造体における第1ヨークは,その凹
部に磁石体を収納する。そして第2ヨークは第1ヨーク
に収納された磁石体のキーパーとの対向面,つまり義歯
床の開口部をシールする。これら第1ヨークおよび第2
ヨークの材料は,特に限定されるものではなく,従来よ
り磁気吸引力を利用する義歯アタッチメントのヨークと
して使用されている種々の材料を用いることができる。
なかでも軟磁性材料を用いることが望ましく,特に磁石
の腐食を防止する観点から耐食性の軟磁性材料を用いる
ことが望ましい。具体的には,鉄・クロム・モリブデン
合金や,19Cr−2Mo−0.2Ti鋼,17Cr−
2Mo−0.2Ti鋼,純鉄等が挙げられる。
【0031】また,第1ヨークの開口部周縁,つまりキ
ーパーとの対向面および第2ヨークのキーパーとの対向
面及び両者の境界部に位置する非磁性部は,キーパーの
球面状の被吸着面と型対称な凹球面状である吸着面を形
成しているため,上述のごとく,本発明の義歯アタッチ
メントは,回動機能を有し,噛み合わせに伴う義歯の揺
動に対応が可能となる。
【0032】また,第1ヨークと第2ヨークとの境界に
は,非磁性部が配置されているため,第1ヨークと第2
ヨークとは磁気的に絶縁される。この非磁性部は,例え
ば,第1ヨークと第2ヨークとの境界にNi等を添加し
つつ,レーザー,電子ビーム等により,非磁性改質する
ことにより,形成することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】実施形態例1 本発明の実施形態例にかかる義歯アタッチメントにつ
き,図1〜図3を用いて説明する。本例の義歯アタッチ
メントは,図1〜図3に示すごとく,顎骨11側に配置
する固定用支台としての根面板55と,該固定用支台に
支持され球面状の被吸着面53をもつ磁性材料からなる
キーパー5と,磁気吸引力により上記キーパー5に吸着
する磁石構造体4及び歯部81を植設した義歯床82を
有する義歯1とよりなる。
【0034】また,上記磁石構造体4は,歯丈方向に互
いに背向する両面がN極及びS極となる磁石体41と,
該磁石体41を収納する凹部49を有する第1ヨーク4
2と,該第1ヨーク42の開口部421に配設され,上
記磁石体41をシールし上記キーパー5に対面する第2
ヨーク43と,上記第1ヨーク42と第2ヨーク43と
の境界に位置する非磁性部44とを有する。また,該磁
石構造体4は,上記第1ヨーク42,第2ヨーク43,
および非磁性部44によって形成されると共に,上記キ
ーパー5と対面する吸着面40が,上記キーパー5の被
吸着面53と型対称な凹球面状を有している。
【0035】そして,上記固定用支台は,上記のごとく
歯根部13に埋込み固定するコンポジットレンジ55で
ある。また,上記磁石構造体4の吸着面40には,耐摩
耗性を高めるための表面処理として,Al23のコーテ
ィング460が施されている。また,上記第1ヨーク4
2の上記開口部421に対して側方側となる面の一部
は,突部45を形成している(図3)。
【0036】また,本例において,固定用支台としての
上記コンポジットレンジ55は,顎骨11に生来植設さ
れている,自然生えの歯根部13に深穴130を穿設
し,その中にコンポジットレジン用の樹脂を注入し,固
化することにより形成してある。そして,このコンポジ
ットレジン用の樹脂を注入する際に,キーパー5の下部
に設けたルート51を上記深穴130内に挿入してお
く。これにより,キーパー5は,ルート51とコンポジ
ットレジンとによって歯根部13に強固に固定される。
【0037】このように,固定されたキーパー5に対し
て,義歯1を上方より覆い,義歯1に設けた磁石構造体
4の凹球面状の吸着面40とキーパー5の凸球面状の被
吸着面53とを磁気吸引力により吸着させる。上記義歯
1は,図1,図2に示すごとく,顎骨11上の歯肉12
を覆う義歯床82と,義歯床82の内側に固定した上記
磁石構造体4と,義歯床82の上部に固定した歯部81
とよりなる。
【0038】本例における,磁石構造体等の具体例につ
き,以下に示す。上記磁石構造体4は,外周径が4.4
mm,高さ1.5mmで,吸着面40の直径は4mmで
あり,磁石構造体4はNd系希土類磁石を用いた。第1
ヨーク42,第2ヨーク43には19Cr−2Mo−
0.2Ti磁性ステンレス鋼を用いた。また,本義歯ア
タッチメントにおける磁気吸引力は8Nであった。
【0039】また,キーパー5は,直径4.0mm,厚
さ0.8mmで19Cr−2Mo−0.2Ti材料を用
い,被吸着面53の外側形状は12角形とした。そし
て,このキーパー5の下方に設けたルート51は,最大
径1.2mm,全体長さが7mmで,途中の外周に根面
板55との接合を向上させるための凹部を設けた。ま
た,ルート51は,SUS316Lステンレス鋼で,キ
ーパー5とレーザ溶接されている。キーパー5の被吸着
面53の曲率半径は6mmである。
【0040】本例においては,磁石の吸引力を利用して
キーパー5に義歯1を固定するため,義歯1の着脱が容
易な義歯アタッチメントとなる。すなわち,上記従来の
アタッチメントとは異なり,口腔内において位置合わせ
が不要となり,ワンタッチで義歯の着脱が可能となる。
【0041】また,磁石構造体4は,その吸着面40が
キーパー5の球面状の被吸着面53と型対称な凹球面状
であるため,磁石構造体4とキーパー5との吸着性が良
好であると共に,回動機能を有することになる。そのた
め,義歯1がキーパー5に対して揺動,回動し,磁石構
造体とキーパーとの間に隙間を生ずることなく,噛み合
わせに伴う義歯の揺動,回動が可能となる。
【0042】さらに,磁石構造体4は,第1ヨーク42
および第2ヨーク43が磁石体41を覆う,いわゆるキ
ャップ型構造を有する。そして,これらはキーパー5に
対面する第2ヨーク43,磁石体41,義歯床82の順
に,噛み合い方向に積層された偏平な状態に構成でき,
磁石構造体4の高さを低くすることができる。そのた
め,従来のサンドイッチ構造の磁石構造体(上記米国特
許参照)に比べ義歯床の厚さを厚く確保でき,義歯床の
強度を向上させることができる。
【0043】また,磁石体自体4は,その全周囲がヨー
ク42,43に覆われているため,磁石体41の腐食の
おそれがなく,耐腐食性に優れている。また,第1ヨー
ク42と第2ヨーク43との境界には非磁性部44が配
置されているため,第1ヨーク42と第2ヨーク43と
は磁気的に絶縁され,両者が磁気的に短絡することはな
い。そのため,磁石構造体4とキーパー5とを,磁気に
より強く吸着することができる。
【0044】また,上記コンポジットレジン55が,キ
ーパーと歯根部13とを強固に接合する。また,上記磁
石構造体4の吸着面40には,耐摩耗性を高めるための
表面処理が施されているので,繰り返し行われる着脱や
咬合による磁石構造体4の吸着面40の摩耗をより減少
させることができ,より寿命の長い義歯アタッチメント
となる。
【0045】また,上記第1ヨーク42の上記開口部に
対して側方側となる面には,突部45を形成しているの
で,磁石構造体4を義歯床82に対してより強く固定す
ることができる。即ち,突部45が義歯床82の樹脂材
料中に侵入した状態で磁石構造体4が固定される。その
ため,磁石構造体4の剥離,脱落を一層確実に防止する
ことができる。
【0046】上記のごとく,本例によれば,噛み合せ時
に磁石構造体4とキーパー5との間に隙間を生ずること
なく,義歯1が適度に揺動,回動できると共に,強度に
優れ,口腔内における噛み合せ調整が容易で,かつ耐腐
食性に優れた義歯アタッチメントを提供することができ
る。
【0047】実施形態例2 本例は,図4〜図6に示すごとく,固定用支台として顎
骨11に固定する人工歯根2を用いたもので,いわゆる
インプラント式の例である。本例の義歯アタッチメント
において,上記人工歯根2は,図4に示すごとく,本体
部20と,該本体部20において義歯に対向する面に設
けた嵌め合せ用凸部215と,該嵌め合せ用凸部215
に穿設されてキーパー3の雄ネジ部32を螺合するため
のネジ穴212とよりなるキーパー支持部21と,上記
ネジ穴212に嵌め合せる非磁性材料からなるリング2
2とを有する。
【0048】そして,上記人工歯根2に上記キーパー3
を装着するに当っては,上記キーパー支持部21の嵌め
合せ用凸部215に上記リング22を嵌め,次いで上記
ネジ穴212にキーパー3の雄ネジ部32を螺合し,上
記キーパー3と上記キーパー支持部21とによって上記
リング22を挟持する。以下,これらにつき詳細に説明
する。
【0049】図4に示すように,キーパー支持部21
は,本体部20の上端に嵌め合せ用凸部215を有し,
該嵌め合せ用凸部215の外周において本体部20の頂
部に凹部211を有する。そして,嵌め合せ用凸部21
5には,キーパー支持部21の軸方向に沿って,ネジ穴
212を有する。リング22は,キーパー支持部21の
頂部に位置する凹部211と嵌め合せる凸部222と,
凸部222と背向する面にキーパー3を嵌め合せる凹部
221とを有する。
【0050】本例では,キーパー支持部21の凹部21
1の中央部分に,キーパー3をキーパー支持部21へ固
定するための嵌め合せ用凸部215が設けられている。
また,キーパー3は,その被吸着面31と背向する面に
キーパー支持部21のねじ穴212に螺合する雄ネジ部
32を有する。
【0051】すなわち,キーパー3は雄ネジ部32によ
りキーパー支持部21に固定されるが,キーパー3とキ
ーパー支持部21との間にリング22を介在させること
により,雄ネジ部32への咬合力の集中を防止すること
ができる。また,リング22は凸部222,凹部221
により,それぞれキーパー支持部21およびキーパー3
と嵌め合せるため,キーパー3がキーパー支持部21か
ら横ずれすることを防止することができる。
【0052】磁石構造体4は,歯丈方向に互いに背向す
る両面がN極及びS極となる磁石体41と,磁石体41
を収納する凹部49と,キーパー3との吸着面40の外
縁部分を形成するケース状の第1ヨーク42と,磁石体
41のキーパー3との対向面をシールし,キーパー3と
の吸着面40を形成する第2ヨーク43と,第1ヨーク
42と第2ヨーク43との境界に位置する非磁性部44
とから構成される。この磁石構造体4がキーパー3に着
脱自在に吸着することによって,義歯の固定,取り外し
を容易に行うことができる。この両者の吸着状態は,実
施形態例1と同様である。
【0053】そして,上記吸着面40は,キーパー3の
被吸着面31と型対称な凹球面状となっている。したが
って,義歯アタッチメント1は,回動機能を有し,噛み
合わせに伴う義歯の揺動に対応できる。さらに,磁石構
造体4は,義歯床からの脱落を防止するため,第1ヨー
ク42の外周側面に突部45を有し,キーパー3との吸
着面40は,耐摩耗性を高めるため,TiN膜46によ
る表面処理がなされている。
【0054】次に,本例の義歯アタッチメントの材料お
よび寸法の具体例につき説明する。キーパー支持部21
は,Ti(チタン)製で,その大きさは,直径4.5m
m,高さ13mmとした。また,凹部211の受部の直
径は3.4mm,凹部211の深さは0.3mm,嵌め
合せ用凸部215は直径2.4mmの六角形とした。リ
ング22はSUS316L製とし,その大きさは,直径
4.5mm,高さ1.0mmとし,凸部222および凹
部221の高さは0.3mm,凸部222の先端部およ
び凹部221の受部の各直径は3.4mmとした。
【0055】キーパー3には,19Cr−2Mo−0.
2Tiを用い,被吸着面31の外側形状は12角形と
し,その最大径は5.0mm,厚さは1.0mm,被吸
着面31の曲率半径は8mmとした。また,雄ネジ部3
2の直径は1.4mm,ピッチは0.3mmとし,リン
グ22を嵌め合せる嵌め合せ用凸部215の高さは0.
7mmとした。磁石構造体4の外周径は4.4mm,高
さは1.3mmとした。
【0056】磁石構造体4を構成する磁石体41には,
Nd系希土類磁石を用い,第1ヨーク42および第2ヨ
ーク43には,19Cr−2Mo−0.2Tiを用い
た。なお,本義歯アタッチメントにおける磁気吸引力は
7Nであった。
【0057】本例は,自然の歯根部が破損しているとき
に,人工歯根2を顎骨11に挿入固定する例である。本
例によれば,固定用支台としての人工歯根2を顎骨11
に対して強く植設することができる。上記の人工歯根
は,通称インプラントと称されている。
【0058】また,本例によれば,上記のごとく,キー
パー3をねじ式にすることで,固定用支台としての人工
歯根2への結合が容易となり,さらに,キーパー3とキ
ーパー支持部21との間にリング22を介在させること
により,食物を食べるときの咬合力がリングへ分散し,
キーパー3の雄ネジ部32へ咬合力が集中することを防
止することができる。
【0059】また,本例においては,図6に示すごと
く,上記第1ヨーク42の外周面は,上記義歯床82と
の接合性を高める接着性レジン材料からなるプライマー
コート47が施されている。そのため,磁石構造体4を
義歯床82により強く固定することができる。
【0060】なお,キーパー3の側面には少なくとも2
つの直線部を設けることが好ましい。これにより,キー
パー3をキーパー支持部に固定する際に回転工具を用い
ることができ,キーパー3に損傷を与えることなくより
強く,固定することができる。さらに,キーパー3の外
径をリング22の外径より大きくすることが好ましい。
この場合には,キーパーに回転工具を係合させるときに
リングが妨げになりにくい。その他,実施形態例1と同
様の効果を得ることができる。
【0061】実施形態例3 実施形態例2に示した義歯アタッチメントについて,図
7に示すごとく,キーパーの構造,材料及び寸法に関す
る具体例を示す。上記実施形態例2の,人工歯根2を用
いた義歯アタッチメントの構成において,キーパー3の
構造,磁石構造体4のキーパー3との吸着面の表面処理
をTiNに代えてダイヤモンドを用いて行った以外は,
実施形態例2の義歯アタッチメントの構成と同様とし
た。即ち,Ti製のキーパー支持部21を用い,その大
きさは,直径3.5mm,高さ10mmとした。また,
凹部211の直径は2.4mm,凹部211の深さは
0.2mmとした。
【0062】リング22はTi製とし,その大きさは,
直径3.5mm,高さ1.0mmとし,凸部222およ
び凹部221の高さは0.2mm,凸部222および凹
部221の直径は2.4mmとした。キーパー3には,
17Cr−2Mo−0.2Tiを用い,その最大径は
3.5mm,厚さは0.8mm,被吸着面31の曲率半
径は10mmとした。そして,キーパー3の上部中央部
には六角穴35を形成した。該六角穴35の直径は1.
0mm,深さは0.9mmである。また,雄ネジ部32
の直径は1.4mm,ピッチは0.3mmとし,リング
22と嵌め合せる凸部高さは0.2mmとした。
【0063】磁石構造体4の外周径は3.4mm,高さ
は1.0mmとした。磁石構造体4を構成する磁石体4
1には,Sm−Co系を用い,第1ヨーク42および第
2ヨーク43には,17Cr−2Mo−0.2Tiを用
いた。なお,本義歯アタッチメントにおける磁気吸引力
は5Nであった。本例においては,上記六角穴35に六
角レンチを嵌合して,キーパー3を回動し,その装着取
り外しを行なう。本例の場合も,実施形態例2と同様の
効果を得ることができた。
【0064】実施形態例4 実施形態例1〜実施形態例3の各義歯アタッチメントに
ついて,その着脱操作性および耐久性を評価した。ま
ず,着脱操作性について述べると,上記実施形態例1〜
3の義歯アタッチメントは,磁石構造体4が上記構造を
有しているので,装着の際に厳密な位置合わせや圧入操
作が不要であり,ワンタッチで義歯を装着できた。また
同様に,ワンタッチで取り外すことも可能であった。
【0065】次に,耐久性は,義歯アタッチメントの取
り外し回数および咬合負荷回数で評価した。義歯アタッ
チメントの取り外しを,一日当たり5回行うと仮定し
て,それを3年間継続して行った場合,すなわち500
0回程度取り外しを繰り返しても,磁気吸引力の低下が
1%未満であることが耐久性が良好であるための一つの
条件となる。また,義歯は回転角±3度で揺動し,噛み
合わせを一日当たり1000回行うと仮定して,それを
3年間継続して行った場合,すなわち100万回程度の
咬合を繰り返しても,磁石構造体のキーパーとの吸着面
の摩耗量が1μm以下であることが,耐久性が良好であ
るためのもう一つの条件となる。
【0066】なお,実施形態例1〜3の義歯アタッチメ
ントにおける吸着面は,Al23,TiNまたはダイヤ
モンドによる表面処理が施されているため,吸着面は厚
さ1μmの膜が形成され,地色以外の色を有する。した
がって,咬合により吸着面の摩耗量が1μmを超えた場
合には,吸着面の地色が表出するため確認できる。
【0067】上記の評価テストを行なったところ,上記
の実施形態例1〜3の義歯アタッチメントは,取り外し
回数10000回においても,磁気吸引力の低下が1%
未満であり,咬合負荷回数200万回においても,磁石
構造体のキーパーとの吸着面の摩耗量が1μm以下であ
った。
【0068】また,実施形態例1〜3の義歯アタッチメ
ントは,取り外し回数20000回においても,磁気吸
引力の低下が1%未満であり,咬合負荷回数300万回
においても,磁石構造体のキーパーとの吸着面の摩耗量
が1μm以下であった。したがって,耐久性に優れ,寿
命の長い義歯アタッチメントであることが分る。なお,
実施形態例3の義歯アタッチメントは,吸着面にダイヤ
モンドを用いた表面処理を施したことから,実施形態例
2の義歯アタッチメントと比較して,耐久性もより優れ
たものとなっている。
【0069】
【発明の効果】本発明によれば,噛み合せ時に磁石構造
体とキーパーとの間に隙間を生ずることなく,義歯が適
度に揺動,回動できると共に,強度に優れ,かつ耐腐食
性に優れた義歯アタッチメントを提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1における,義歯アタッチメントの
展開説明図。
【図2】実施形態例1における,義歯アタッチメントを
装着した状態の説明図。
【図3】実施形態例1における,義歯アタッチメントに
おける磁石構造体の説明図。
【図4】実施形態例2における,義歯アタッチメントの
展開要部断面図。
【図5】実施形態例2における,義歯アタッチメントを
装着した状態の説明図。
【図6】実施形態例2における,義歯アタッチメントに
おいて,プライマーコートを設けた磁石構造体の断面
図。
【図7】実施形態例3における,(A)キーパー及び人
工歯根の断面図,(B)キーパーの平面図。
【図8】従来例の義歯アタッチメントの側断面図。
【図9】他の従来例の義歯アタッチメントの側断面図。
【符号の説明】
1...義歯アタッチメント, 11...顎骨, 13...歯根部, 2...人工歯根, 21...キーパー支持部, 22...リング, 3...キーパー, 31...被吸着面, 4...磁石構造体, 41...磁石体, 42...第1ヨーク, 43...第2ヨーク, 44...被磁性部, 47...プライマーコート, 5...キーパー, 55...根面板, 81...歯部,

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顎骨側に配置する固定用支台と,該固定
    用支台に支持され球面状の被吸着面をもつ磁性材料から
    なるキーパーと,磁気吸引力により上記キーパーに吸着
    する磁石構造体及び歯部を植設した義歯床を有する義歯
    とよりなり,上記磁石構造体は,歯丈方向に互いに背向
    する両面がN極及びS極となる磁石体と,該磁石体を収
    納する凹部を有する第1ヨークと,該第1ヨークの開口
    部に配設され,上記磁石体をシールし上記キーパーに対
    面する第2ヨークと,上記第1ヨークと第2ヨークとの
    境界に位置する非磁性部とを有し,また,該磁石構造体
    は,上記第1ヨーク,第2ヨーク,および非磁性部によ
    って形成され,上記キーパーと対面する吸着面が,上記
    キーパーの被吸着面と型対称な凹球面状を有しているこ
    とを特徴とする義歯アタッチメント。
  2. 【請求項2】 請求項1において,上記固定用支台は歯
    根部に埋込み固定する根面板であることを特徴とする義
    歯アタッチメント。
  3. 【請求項3】 請求項1において,上記固定用支台は歯
    根部に埋め込み固定するコンポジットレジンであること
    を特徴とする義歯アタッチメント。
  4. 【請求項4】 請求項1において,上記固定用支台は顎
    骨に固定される人工歯根であることを特徴とする義歯ア
    タッチメント。
  5. 【請求項5】 請求項4において,上記人工歯根は,本
    体部と,該本体部において上記義歯に対向する面に設け
    た嵌め合せ用凸部と,該嵌め合せ用凸部に穿設されて上
    記キーパーの雄ネジ部を螺合するためのネジ穴とよりな
    るキーパー支持部と,上記嵌め合せ用凸部の周囲に嵌め
    合せる非磁性材料からなるリングとを有し,上記人工歯
    根に上記キーパーを装着するに当っては,上記キーパー
    支持部の嵌め合せ用凸部に上記リングを嵌め,次いで上
    記ネジ穴にキーパーの雄ネジ部を螺合し,上記キーパー
    と上記キーパー支持部とによって上記リングを挟持する
    よう構成してなることを特徴とする義歯アタッチメン
    ト。
  6. 【請求項6】 請求項1〜5のいずれか一項において,
    上記磁石構造体の吸着面には,耐摩耗性を高めるための
    表面処理が施されていることを特徴とする義歯アタッチ
    メント。
  7. 【請求項7】 請求項1〜6のいずれか一項において,
    上記第1ヨークの上記開口部に対して側方側となる面の
    一部は突部又は凹部を形成していることを特徴とする義
    歯アタッチメント。
  8. 【請求項8】 請求項1〜7のいずれか一項において,
    上記第1ヨークの外周面は,上記義歯床との接合性を高
    めるプライマーコートが施されていることを特徴とする
    義歯アタッチメント。
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