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JP2002262351A - 移動通信システムにおける通信サービスエリアの構成、情報配信方法及びその移動通信システム - Google Patents

移動通信システムにおける通信サービスエリアの構成、情報配信方法及びその移動通信システム

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Publication number
JP2002262351A
JP2002262351A JP2001055838A JP2001055838A JP2002262351A JP 2002262351 A JP2002262351 A JP 2002262351A JP 2001055838 A JP2001055838 A JP 2001055838A JP 2001055838 A JP2001055838 A JP 2001055838A JP 2002262351 A JP2002262351 A JP 2002262351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
mobile
communication system
base station
mobile device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001055838A
Other languages
English (en)
Inventor
Koichi Tsunekawa
光一 常川
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2001055838A priority Critical patent/JP2002262351A/ja
Publication of JP2002262351A publication Critical patent/JP2002262351A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Information Transfer Between Computers (AREA)
  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】本発明課題は、セルラ方式の移動通信システム
において通常の通信サービスのほかに地域的に限定した
通常の通信サービス以外のサービスを提供できるような
通信サービスエリアの構成を提供することである。 【解決手段】上記課題は、セルラ方式の移動通信システ
ムにおける通信サービスエリアの構成において、上記移
動通信システムから移動機に対して所定の通信サービス
が提供される通信サービスエリアに重畳して上記移動通
信システムから移動機に対して上記所定の通信サービス
と異なる通信サービスとして情報の配信を行い得る特別
エリアを形成した通信サービスエリアの構成にて達成さ
れる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動通信システム
における通信サービスエリアの構成及び情報配信方法に
係り、詳しくは、セルラ方式の移動通信システムから移
動機に対して通信サービスを提供し得る通信サービスエ
リアの構成及び、そのような構成の通信サービスエリア
にて移動機に対して情報配信を行う情報配信方法に関す
る。
【0002】また、本発明は、そのような情報配信方法
に従って移動機に情報の配信を行う移動通信システムに
関する。
【0003】
【従来の技術】従来、セルラ方式の移動通信システムで
は、各種の情報提供サービスが行われている。例えば、
インターネット上の情報を移動通信システム内に取り込
んでその情報を広域サービスエリアにおける各セルの無
線基地局からそのセルに在圏する移動機に対して提供し
ている。このような移動通信システムにおける情報提供
サービスでは、移動機はその広域サービスエリアのどの
セルに在圏していても無線基地局から同じ内容の情報を
取得することができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、従来の移動通
信システムにおける情報提供方法では、移動機(携帯電
話機、PHS端末、移動無線端末等)が広域サービスエ
リアのどのセルに在圏していてもその移動機に対して同
じ内容の情報を提供することはできるものの、移動通信
システムの広域サービスエリアに重なるある限定された
特定のエリア(例えば、各セルより狭いエリア)にて移
動機に対して特定のサービスに係る情報を提供すること
ができない。例えば、デパートでのバーゲン情報や、突
発的に発生した危険な状況に関する情報をそのデパート
内やその危険な状況が発生した地域などの限定的なエリ
アに進入した移動機に対して提供することができない。
【0005】そこで、本発明の第一の課題は、セルラ方
式の移動通信システムにおいて通常の通信サービスのほ
かに地域的に限定した通常の通信サービス以外のサービ
スを提供できるような通信サービスエリアの構成を提供
することである。
【0006】また、本発明の第二の課題は、そのような
通信サービスエリアの構成において、地域的に限定した
通信サービスとして情報の配信を行うことのできる情報
配信方法を提供することである。
【0007】更に、本発明の第三の課題は、そのような
情報配信方法に従って移動機に対して情報の配信を行え
る移動通信システムを提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は、請求項1に記載されるように、セルラ方
式の移動通信システムにおける通信サービスエリアの構
成において、上記移動通信システムから移動機に対して
所定の通信サービスが提供される通信サービスエリアに
重畳して上記移動通信システムから移動機に対して上記
所定の通信サービスと異なる通信サービスとして情報の
配信を行い得る特別エリアを形成したものとなる。
【0009】このような通信サービスエリアの構成で
は、上記特別エリアに在圏する移動機に対して、その特
別エリアが重畳する通信サービスエリアに提供されるべ
き所定の通信サービスを提供できると共に、その所定の
通信サービスと異なる通信サービスとして情報の配信を
行うことができる。
【0010】上記特別エリアは、請求項2に記載される
ように、上記移動通信システムにおける単一の無線基地
局が担当するサービスエリアに含まれるように形成され
ても、請求項3に記載されるように、上記移動通信シス
テムにおける複数の無線基地局のそれぞれが担当するサ
ービスエリアに重畳するように形成されてもよい。
【0011】上記第二の課題を解決するため、本発明
は、請求項4に記載されるように、セルラ方式の移動通
信システムから移動機に対して通信サービスに基づいた
情報配信を行う情報配信方法において、上記移動通信シ
ステムから移動機に対して所定の通信サービスが提供さ
れる通信サービスエリアに重畳した特別エリアに在圏す
る移動機に対して上記移動通信システムの無線基地局か
ら上記所定の通信サービスと異なる通信サービスとして
情報の配信を行うように構成される。
【0012】上記特別エリアに在圏する移動機に対に対
して上記所定の通信サービスと異なる通信サービスとし
て情報の配信を行う無線基地局は、上記移動システムか
ら移動機にた対して所定の通信サービスが提供される通
信サービスエリアを分担する無線基地局であっても、ま
た、それとは異なるその特別エリアに在圏する移動機に
上記情報の配信だけを行う無線基地局でってもよい。
【0013】前者の場合、請求項5に記載されるよう
に、上記通信サービスエリアを分担する一または複数の
無線基地局から指向性アンテナを用いて上記特別エリア
に在圏する移動機に対して上記情報の配信を行うように
することができる。
【0014】上記複数の無線基地局から指向性アンテナ
を用いて上記特別エリアに在圏する移動機に対して上記
情報の配信を行う場合、各無線基地局が同期して該移動
機に上記情報を配信することにより上記受信機において
上記情報をダイバーシチィ受信できるようにしても、上
記特別エリアを各無線基地局が分担して上記情報を配信
するようにしてもよい。
【0015】上記後者の場合、請求項6に記載されるよ
うに、上記通信サービスエリアを分担する無線基地局以
外の無線基地局から上記特別エリアに在圏する移動機に
対して上記情報の配信を行うようにすることができる。
【0016】更に、請求項7に記載されるように、上記
通信サービスエリアを分担する無線基地局以外の無線基
地局と共にその通信サービスエリアを分担する一または
複数の無線基地局から指向性アンテナを用いて上記特別
エリアに在圏する上記移動機に対して上記情報の配信を
行うようにすることもできる。
【0017】この場合、上記通信サービスエリアを分担
する無線基地局以外の無線基地局と上記通信サービスを
分担する一または複数の無線基地局が同期して該移動機
に上記情報を配信することにより該受信機において上記
情報をダイバーシチィ受信できるようにしても、上記特
別エリアを各無線基地局が分担して上記情報を配信する
ようにしてもよい。
【0018】所定の条件を満足する移動機に上記情報の
配信を行うという観点から、本発明は、請求項8に記載
されるように、上記各移動通信システムにおける情報配
信方法において、上記通信サービスエリアに重畳された
特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進入し
たか否かを判定し、その特別エリアに上記情報の配信を
受け得る移動機が進入したことが判定されたときに、上
記移動通信システムの上記無線基地局からその移動機に
対して上記情報の配信を行うようにすることができる。
【0019】このような情報配信方法では、上記特別エ
リアに上記情報の配信を受け得る移動機として進入した
と判定された移動機に対して上記情報の配信が行われ
る。
【0020】上記具体的な判定手法を提供するという観
点から、本発明は、請求項8に記載されるように、上記
移動通信システムにおける情報配信方法において、上記
移動通信システムの上記無線基地局から上記特別エリア
に向けて所定の信号を送信し、その所定の信号を受信し
た移動機からその受信レベルが上記無線基地局に通知さ
れた際に、その受信レベルに基づいてその移動機が上記
特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機として進
入した移動機であるか否かを判定するように構成するこ
とができる。
【0021】このような情報配信方法では、上記無線基
地局からの所定の信号の受信レベルが良好となる移動機
を上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機と
して進入した移動機であると判定することができる。
【0022】特別エリアに進入した移動機であることを
更に確実に判定できるという観点から本発明は、請求項
10に記載されるように、上記移動通信システムにおけ
る情報配信方法において、更に、上記移動機から送信さ
れる信号の上記移動通信システムの一または複数の他の
無線基地局での受信レベルを加味して上記移動機が上記
特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機として進
入した移動機であるか否かを判定するように構成するこ
とができる。
【0023】更に、特定の移動機に対してだけ上記情報
の配信を行うことができるという観点から、本発明は、
請求項11に記載されるように、上記各移動通信システ
ムにおける情報配信方法において、更に、上記移動機か
ら上記無線基地局に通知される当該移動機に予め割当て
られた情報に基づいて上記移動機が上記特別エリアに上
記情報の配信を受け得る移動機として進入した移動機で
あるか否かを判定するように構成することができる。
【0024】上記移動に予め割当てられた情報は、移動
通信システムにて移動機に対応させて管理できる情報で
あれば特に限定されず、その情報として機体番号、電話
番号、暗証番号等を用いることができる。
【0025】この移動機に割当てられた情報を用いて移
動機をグループ化することにより、そのグループ毎に異
なった情報を配信することができるようになる。
【0026】更に、請求項12に記載されるように、上
記各記載の移動通信システムにおける情報配信方法にお
いて、上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動
機が進入したと判定されたときに、その移動機に対して
その情報の内容を取得するためのキー情報を上記移動通
信システムの上記無線基地局から送信するように構成す
ることができる。
【0027】このような情報配信方法では、そのキー情
報を取得した移動機だけがそのキー情報を用いて配信さ
れる情報の内容を取得することができる。
【0028】上記無線基地局は、その配信する情報の内
容に基づいてキー情報を変えることができる。
【0029】無線基地局からの上記情報の配信を確実に
停止できるという観点から、本発明は、請求項13に記
載されるように、上記各移動通信システムにおける情報
配信方法において、上記特別エリアに上記情報の配信を
受け得る移動機が進入したと判定された後に、その移動
機が上記特別エリアから退出したか否かを判定し、その
移動機が上記特別エリアから退出したと判定されたとき
に、上記移動通信システムの上記無線基地局からその移
動機に対する上記情報の配信を停止するように構成する
ことができる。
【0030】上記特別エリアから上記移動機が退出した
か否かの具体的な判定手法を提供するという観点から、
本発明は、請求項14に記載されるように、上記移動通
信システムにおける情報配信方法において、上記移動機
に配信される情報の受信レベルが上記無線基地局に通知
された際に、その受信レベルに基づいてその移動機が上
記特別エリアから退出したか否かを判定するように構成
することができる。
【0031】上述したように移動機に対してキー情報を
配信する場合において、無用なキー情報を回収するとい
う観点から、本発明は、請求項15に記載されるよう
に、上記移動通信システムにおける情報配信方法におい
て、上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機
が進入したと判定された後に、その移動機が上記特別エ
リアから退出したか否かを判定し、その移動機が上記特
別エリアから退出したと判定されたときに、上記移動通
信システムの上記無線基地局からその移動機に対する上
記情報の配信を停止すると共にその移動機に提供したキ
ー情報を消去する指示をその移動機に行うように構成す
ることができる。
【0032】これにより、特別エリアから退出したと判
定された移動機は、仮に、上記情報を受信していたとし
ても、その内容を取得することができなくなる。
【0033】上記特別エリアに進入した移動機に対して
比較的制限なく情報の配信を行うという観点から本発明
は、請求項16に記載されるように、上記移動通信シス
テムにおける情報配信方法において、移動通信システム
の上記無線基地局から上記特別エリアに向けて所定の制
御信号を送信し、移動機からその所定の制御信号を受信
した旨が上記無線基地局に通知されたときに、その移動
機が上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機
として進入したと判定するように構成することができ
る。
【0034】このような情報配信方法では、上記無線基
地局から上記特別エリアに向けて送信される上記所定の
制御信号を受信した移動機は、原則的にその情報の配信
を受けることができるようになる。
【0035】通信中の状態で上記特別エリアに進入した
移動機に対して強制的に上記情報の配信を行うという観
点から、本発明は、請求項17に記載されるように、上
記移動通信システムにおける情報配信方法において、移
動通信システムの上記無線基地局から上記特別エリアに
向けて所定の制御信号を送信し、上記通信サービスエリ
アを分担するいずれかの無線基地局と通信を行って上記
所定の通信サービスを受ける状態の移動機が上記所定の
制御信号を受信した際に、当該移動機が行う上記通信に
その所定の制御信号を強制割込みさせ、上記所定の制御
信号の強制割込みに起因して上記移動機から送信される
所定の要求信号が上記無線基地局にて受信された際に、
その移動機が上記特別エリアに上記情報の配信を受け得
る移動機として進入した移動機であると判定するように
構成することができる。
【0036】上記移動機からの要求信号は、上記制御信
号の強制割込みがあった際に、自動的に送信されるよう
にしても、ユーザの操作に基づいて送信されるようにし
てもよい。
【0037】また、待機中の状態で上記特別エリアに進
入した移動機に対して強制的に上記情報の配信を行うと
いう観点から、本発明は、請求項18に記載されるよう
に、上記移動通信システムにおける情報配信方法におい
て、上記通信サービスエリアに提供される上記所定の通
信サービスの待機状態で上記特別エリアに進入した移動
機に対して上記所定の制御信号を強制割込みさせるよう
に構成することができる。
【0038】上述したように通信中の状態で上記特別エ
リアに進入して上記制御信号の強制割込みがなされた結
果、上記情報の配信を受けることとなった移動機に対す
るサービスを考慮して、本発明は、請求項19に記載さ
れるように、移動通信システムにおける情報配信方法に
おいて、移動機が上記情報の配信を受ける状態を解除し
た際に、上記通信サービスエリアを分担するいずれかの
無線基地局と通信を行って上記所定のサービスを受ける
状態に当該移動機を復帰させるように構成することがで
きる。
【0039】このような情報配信方法では、例えば、通
話状態で上記特別エリアに進入して上記制御信号の強制
割込みがなされた結果、上記情報の配信を受けることと
なった移動機がその情報の配信を受ける状態を解除した
ときには、その移動機はもとの通話状態に復帰すること
ができる。
【0040】移動機が上記特別エリアに進入したことを
ユーザに知らせることができるという観点から、本発明
は、請求項20に記載されるように、上記各移動通信シ
ステムにおける情報配信方法において、上記無線基地局
からの上記所定の制御信号にて移動機にアラーム出力を
行わせるように構成することができる。
【0041】上記アラーム出力は、音、振動、メッセー
ジ表示、マーク表示など、ユーザが認識できるものであ
れば、特に限定されない。
【0042】その特別エリア内に上記情報を受信し得る
移動機が多数在圏する場合に、その調整を行うという観
点から、本発明は、請求項21に記載されるように、上
記移動通信システムにおける情報配信方法において、上
記無線基地局から複数の移動機に対して上記情報の配信
を行う際に、その情報の配信に係る通信が輻輳状態にあ
るか否かを判定し、その通信が輻輳状態にあると判定さ
れたときに、所定の優先アルゴリズムに従って決定され
た移動機以外の移動機に対して上記情報の配信の規制を
行うように構成することができる。
【0043】上記通信が輻輳状態にあるか否かの判定基
準は、移動通信システムにおける無縁リソースなどにて
決めることができる。
【0044】また、上記所定の優先アルゴリズムは、任
意に決めることができる。例えば、特定の契約を行って
いる移動機が優先されるように決定することも、移動機
固有の番号(機体番号、電話番号、暗証番号)などの基
づいた優先度に基づいて決定することもできる。
【0045】更に、上記情報配信の規制の手法も、任意
に決めることができる。例えば、情報配信のタイミング
を所定時間遅延させたり、輻輳状態が解消されるまで情
報配信を停止したりすることができる。
【0046】建造物やある敷地など明確に限られたエリ
アに対して上記特別エリアが設定される場合に、移動機
の当該特別エリアへの進入を容易に検出することができ
るという観点から、本発明は、請求項22に記載される
ように、上記移動通信システムにおける情報配信方法に
おいて、上記特別エリアの所定の進入口から進入する移
動機と信号の送受信が可能な入口用関門送受信機から第
一の制御信号を送信し、この第一の制御信号を受信した
移動機から入口用関門送受信機にその移動機を特定する
識別情報を通知させ、その入口用関門送受信機に通知さ
れた識別情報に基づいてその移動機が上記特別エリアに
上記情報の配信を受け得る移動機として進入した移動機
であるか否かを判定するように構成することができる。
【0047】このような情報配信方法では、進入口から
上記特別エリアに進入する移動機が入口関門送受信機か
らの第一の制御信号を受信すると、その移動機の識別信
号が入口関門送受信機に通知される。そして、その識別
信号に基づいてその移動機が上記特別エリアに上記情報
の配信を受け得る移動機として進入した移動機であるか
否かが判定される。
【0048】請求項22に記載されるように、本発明
は、請求項23に記載されるように、上記移動通信シス
テムにおける情報配信方法において、上記上記移動機が
上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機とし
て進入した移動機であると判定されたときに、上記入口
関門送受信機から移動機に対して上記情報の内容を取得
するためのキー情報を送信するように構成することがで
きる。
【0049】また、無線基地局から上記特別エリアに進
入した移動機に対して確実に上記情報の配信が行えると
いう観点から、本発明は、請求項24に記載されるよう
に、上記各移動通信システムにおける情報配信方法にお
いて、入口関門送受信機から上記識別情報を上記無線基
地局に転送し、この識別情報を上記無線基地局が受信し
た後に、該無線基地局からその識別情報で特定される移
動機に対して上記情報の配信を行うように構成すること
ができる。
【0050】また、請求項25に記載されるように、本
発明は、上記移動通信システムにおける情報配信方法に
おいて、上記識別情報を上記無線基地局が受信した後
に、当該無線基地局からその移動機に対して所定の制御
信号を送信し、その所定の制御信号の応答として要求信
号をその移動機から上記無線基地局が受信したときに、
該無線基地局からその移動機に対して上記情報の配信が
行われるように構成することができる。
【0051】上記要求信号は、移動機が上記所定の制御
信号を受信したときに自動的に送信しても、ユーザの操
作に基づいて移動機が送信してもよい。
【0052】通信中の移動機が当該特別エリアに進入し
た際に、その移動機に対して特別エリアにて配信される
情報を受信し得ることを強制的に知らせることができる
という観点から、本発明は、請求項26に記載されるよ
うに、上記各移動通信システムにおける情報配信方法に
おいて、上記通信サービスエリアを分担するいずれかの
無線基地局と通信を行って上記所定の通信サービスを受
ける状態の移動機が上記入口関門送受信機からの第一の
制御信号を受信した際に、当該移動機が行う上記通信に
該第一の制御信号を強制割込みさせ、上記第一の制御信
号の強制割込みに起因して上記移動機から入口関門送受
信機に上記識別情報を通知させ、入口関門送受信機から
その識別情報の通知のあった移動機に上記情報の配信を
受け得る移動機であることを表す情報を通知し、その通
知の後、上記通信サービスエリアを分担するいずれかの
無線基地局と通信を行って上記所定の通信サービスを受
ける状態に当該移動機を復帰させるように構成すること
ができる。
【0053】特別エリアから退出した移動機に対する上
記情報の配信を容易に停止できるという観点から、本発
明は、請求項27に記載されるように、上記各移動通信
システムにおける情報配信方法において、上記特別エリ
アの所定の退出口から退出する移動機と信号の送受信が
可能な出口用関門送受信機から第二の制御信号を送信
し、この第二の制御信号を受信した移動機から出口用関
門送受信機に所定の情報を通知させ、その出口用関門送
受信機に上記所定の通知がなされたときに、上記無線基
地局からその移動機に対する上記情報の配信を停止する
ように構成することができる。
【0054】キー情報を取得した移動機が上記特別エリ
アから退出する際に、その情報の配信の停止とキー情報
の回収を行うという観点から、本発明は、請求項28に
記載されるように、上記移動通信システムにおける情報
配信方法において、上記特別エリアの所定の退出口から
退出する移動機と信号の送受信が可能な出口用関門送受
信機から第二の制御信号を送信し、この第二の制御信号
を受信した移動機から出口用関門送受信機に所定の情報
を通知させ、その出口用関門送受信機に上記所定の通知
がなされたときに、上記無線基地局からその移動機に対
する上記情報の配信を停止すると共に、上記キー情報を
消去する指示を出口用関門送受信機から移動機に行うよ
うに構成することができる。
【0055】上記第三の課題を解決するため、本発明
は、請求項29に記載されるように、移動機に対して通
信サービスに基づいた情報配信を行うセルラ方式に移動
通信システムにおいて、移動機に対して所定の通信サー
ビスを提供するための通信サービスエリアを分担する複
数の無線基地局と、その通信サービスエリアに重畳した
特別エリアに在圏する移動機に対して上記所定の通信サ
ービスと異なる通信サービスとして情報の配信を行う無
線基地局とを有するように構成される。
【0056】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0057】本発明の実施の一形態に係る情報提供方法
に従って移動機(例えば、携帯電話機)への情報提供を
行う移動通信システムは、例えば、図1に示すように構
成される。なお、図1は、セルラ方式の移動通信システ
ムの概略的な構成を示している。
【0058】図1において、このセルラ方式の移動通信
システムでは、各無線基地局10−1、10−2、10
−3、10−4、10−5、10−6、10−7が、無
線基地局10−1の通信サービスエリア(セル)を中心
にそれに隣接して各無線基地局10−2、10−3、1
0−4、10−5、10−6、10−7の通信サービス
エリアE2、E3、E4、E5、E6、E7が形成され
るように、設置されている。各無線基地局は、その通信
サービスエリア内に在圏する携帯電話機と無線通信を行
い、当該携帯電話機と各種制御信号及び各種情報(制御
信号、音声信号、データ)の送受信を行う。例えば、無
線基地局10−1は、その通信サービスエリアE1に在
圏する各携帯電話機100−0、100−2、100−
3と無線通信を行い、無線基地局10−2は、その通信
サービスエリアE2に在圏する携帯電話機100−3と
無線通信を行う。
【0059】無線基地局10−1は、例えば、図2に示
すように構成される。
【0060】図2において、無線基地局10−1は、無
指向性のアンテナを有し、通信サービスエリアE1に向
けて電波ビーム放射するためのアンテナ装置11、複数
のアンテナ素子を有するアレイアンテナ装置12、アン
テナ装置11及びアレイアンテナ装置12との切替えを
行う切替回路13、通信装置14及び制御装置15を有
している。制御装置15は、アンテナ装置11、アレイ
アンテナ装置12、切替回路13及び通信装置14を制
御する。
【0061】このような構成により、制御装置15によ
る制御のもと、アレイアンテナ装置12は、アレイアン
テナから放射される電波ビームの指向性を調整して上記
アンテナ装置11にて形成される通信サービスエリアE
1に重畳した所定の通信エリアE0(以下、特別エリア
E0という)を形成する。切替回路13は、通信装置1
4から特別エリアE0向けの送信信号をアレイアンテナ
装置12に供給し、通信装置から通常の通信サービスエ
リアE1向けの送信信号をアンテナ装置11に供給する
ように、送信信号の供給先の切替処理を行う。
【0062】通信装置14は、アンテナ装置11及び切
替回路13を介して通常の通信サービスエリアE1内の
携帯電話機と無線通信を行い、アレイアンテナ装置12
及び切替回路13を介して特別エリアE0内の携帯電話
機と無線通信を行う。この通信装置14は、移動通信シ
ステムにおけるネットワークに接続され、携帯電話機に
送信すべき情報をネットワークNWを介して取得し、携
帯電話機から受信した他の通信端末に送信すべき信号を
ネットワークNWに転送する機能を有する。
【0063】無線基地局10−1の上記のような構成に
より、特別エリアE0に在圏する携帯電話機100−0
は、無線基地局10−1から通信サービスエリアE1に
向けて送信される情報を受信できる一方、所定の条件を
満足することにより無線基地局10−1から特別エリア
E0に向けて送信される報知情報も受信できる。
【0064】ある携帯電話機100が特別エリアE0に
進入した際に無線基地局10−1から送信される報知情
報を受信するための手順を図2を参照して説明する。
【0065】無線基地局10−1及び携帯電話機100
は動作を開始し、無線基地局10−1は特別エリアE0
にビームを向けた指向性アンテナから報知情報を送信し
得る状態にある。また、携帯電話機100は、待機状態
で特別エリアE0に向けて移動している。
【0066】上記のような状態で、携帯電話機100
は、上記特別エリアE0に進入すると、無線基地局10
−1から送信される制御用報知信号を受信する。そこ
で、携帯電話機100は、報知情報を取得するために、
無線基地局10−1に対して、報知情報の受信が許容さ
れる携帯電話機(以下、このような携帯電話機を必要に
応じて特別携帯電話機という)としての認定を受けるた
めの要求信号を当該携帯電話機100を特定する識別情
報(PID)と共に送信する(S1)。この要求信号を
受信した無線基地局10−1は、携帯電話機100に対
して上記制御用報知信号の受信レベルの報告を要求する
(S2)。この要求を受けた携帯電話機100は、上記
制御用報知信号の受信レベルを無線基地局10−1に報
告する(S3)。この受信レベルの報告を受けた無線基
地局10−1は、受信レベルの判定処理を実行する(S
4)。
【0067】無線基地局10−1は、この報告された受
信レベルが当該特別エリアE0に対して予め定められた
所定レベル範囲内(例えば、所定レベル以上)であるか
否かを判定し(S5)、もし、その受信レベルが所定レ
ベル範囲内であれば、携帯電話機100が特別エリアE
0に在圏するものと見なして、当該携帯電話機100を
特別携帯電話として認定する。即ち、無線基地局10−
1は、携帯電話機100の識別情報(PID)を記録す
ると共に、暗号化された報知情報の復号を可能とするキ
ーを送信する(S6)。
【0068】一方、携帯電話機100から報告される受
信レベルが上記所定レベル範囲外(例えば、所定レベル
未満)であれば、無線基地局10−1は、当該携帯電話
機100に応答(キーの送信)を行わず、特別携帯電話
機としての認定を受けるための要求信号の待ち状態とな
る。
【0069】上記のようにして無線基地局10−1から
送信されるキーを受信した携帯電話機100は、特別携
帯電話機として認定されたことになり、内部メモリにそ
のキーを格納する。そして、その携帯電話機100は、
無線基地局10−1から送信される暗号化された報知情
報の受信を開始し(S7)、その暗号化された報知情報
をそのキーを用いて復号して元の報知情報を取得する。
このようにして特別携帯電話機として認定された携帯電
話機100は無線基地局10−1から送信される報知情
報を取得することができるようになる。
【0070】上記携帯電話機100が報知情報を受信し
ている間、無線基地局10−1は、その携帯電話機10
0にその報知情報の受信レベルを報告させている。そし
て、無線基地局10−1は、携帯電話機100から逐次
報告される受信レベルが上記所定レベル範囲内であるか
否かを判定している(S8)。この報告された受信レベ
ルがその所定レベル範囲外であるとの判定がなされる
と、無線基地局10−1は、その携帯電話機100が特
別エリアE0から逸脱したと判断し、その携帯電話機1
00に対してキーの削除を指令する(S9)。
【0071】このキーの削除指令を受信した携帯電話機
100は、内部メモリに格納したキーを消去し(S1
0)、無線基地局10−1から送信される報知情報の受
信動作を停止する。その後、携帯電話機100は、無線
基地局10−1から通信サービスエリアE1に対してな
される通信サービス(音声通信サービス、データ配信サ
ービスなど)を受けることができる状態となる。
【0072】次に、携帯電話機100が特別エリアE0
に進入したことを更に厳格に判定して、その携帯電話機
100に対して無線基地局10−1から報知情報を提供
するための手順について図3を参照して説明する。
【0073】上述した場合と同様に、無線基地局10−
1は、特別エリアE0にビームを向けた指向性アンテナ
により報知情報を送信している状態にあり、また、携帯
電話機100は待機状態にてその特別エリアE0に向け
て移動している。更に、無線基地局10−1の周囲に配
置される複数の無線基地局、例えば、無線基地局10−
2、10−3及び10−4は既に動作を開始している状
態にある。
【0074】このような状態で、携帯電話機100は、
上記特別エリアE0に向けて無線基地局10−1から送
信される制御用報知信号を受信すると、特別携帯電話機
としての認定を受けるための要求信号を送信する(S2
1)。この要求信号を無線基地局10−1が受信する
と、上述した手順と同様に、無線基地局10−1は、上
記制御用報知信号の受信レベルの報告要求を携帯電話機
100に行う(S22)。そして、その要求に基づいて
携帯電話機100は、上記制御用報知信号の受信レベル
を無線基地局10−1に通知する(S23)。この受信
レベルの通知を受けた無線基地局10−1は、その受信
レベルの判定処理を実行する(S24)。
【0075】無線基地局10−1は、この通知された受
信レベルが当該特別エリアE0に対して予め定められた
第一のレベル範囲内(例えば、第一のレベル以上)であ
るか否かを判定し(S25)、その受信レベルがその第
一のレベル範囲内であると判定すると(S25でYE
S)、無線基地局10−1は、周囲の各無線基地局10
−2、10−3及び10−4からの受信レベルの報告の
待ち状態となる。
【0076】上記のように携帯電話機100から送信さ
れた特別携帯電話の認定を受けるための要求信号は、空
間を伝搬して無線基地局10−1の周囲の各無線基地局
10−2、10−3及び10−4にも到来し得る。各無
線基地局10−2、10−3及び10−4は、その要求
信号の受信レベルを測定する(S26、S27、S2
8)。そして、各無線基地局10−2、10−3及び1
0−4は、その測定した受信レベルを無線基地局10−
1に所定の通信線路(例えば、専用線)を介して通知す
る。
【0077】上記のように受信レベルの報告の待ち状態
にある(S29)無線基地局10−1は、周囲の各無線
基地局10−2、10−3及び10−4から上記要求信
号の受信レベルを受信すると、その各受信レベルが特別
エリアE0に対して予め定めた第二のレベル範囲内(例
えば、上記第一のレベルより低い第二のレベル以下)と
なるか否かを判定する。そして、無線基地局10−1
は、通知された全ての受信レベルがその第二のレベル範
囲内であると判定すると(S29でYES)、携帯電話
機100が特別エリアE0に在圏するものと見なし、当
該携帯電話機100を特別携帯電話機として認定して上
述した例と同様に報知情報の復号に必要なキーを携帯電
話機100に送信する(S30)。
【0078】一方、携帯電話機100から報告される受
信レベルが上記第一のレベル範囲外(例えば、第一のレ
ベル未満)である場合(S25でNO)、または、その
受信レベルが上記第一のレベル範囲内であっても周囲の
無線基地局10−2、10−3及び10−4から通知さ
れる各受信レベルのいずれかが上記第二のレベル範囲外
(例えば、第二のレベルを越える)である場合(S29
でNO)、無線基地局10−1は、当該携帯電話機10
0に応答(キーの送信)を行わず、所定の状態に遷移す
る。
【0079】上記のように無線基地局10−1から送信
されるキーを受信した携帯電話機100は、上述した例
と同様に、そのキーを内部メモリに格納した後、無線基
地局10−1から受信される暗号化された報知情報をそ
のキーを用いて復号して元の報知情報を取得する(S3
1)。
【0080】上記のような手順によれば、特別エリアE
0に進入したと厳格に判定された携帯電話機100だけ
がその特別エリアE0に向けて無線基地局10−1から
送信される報知情報を受信することができるようにな
る。
【0081】なお、上記のようにして特別携帯電話機と
して認定されて内部メモリにキーを格納した携帯電話機
100は、図2に示すステップS8〜S10と同様の手
順に従って、その特別エリアE0から逸脱したと判定さ
れたときに、そのキーが内部メモリから消去される。携
帯電話機が特別エリアE0から逸脱したか否かの判定
に、上述した携帯電話機100がその特別エリアE0に
進入したか否かの判定と同様に、周囲の無線基地局10
−2、10−3及び10−4における携帯電話機100
からの所定信号の受信レベルを反映させることも可能で
ある。
【0082】更に、所定の契約を行った等、より限られ
た携帯電話機100だけが無線基地局10−1から特別
エリアE0に向けて送信される報知情報を受信できるよ
うにするための手順を図4を参照して説明する。
【0083】ユーザが通信事業者(移動通信システムの
管理者)に対して特別エリアE0にて特定の報知情報の
配信を受けるための契約を行うと、所定の暗証番号(ユ
ーザが決めたものでも、通信事業者が決めたものでもよ
い)が移動通信システム内に登録される。また、この暗
証番号は、携帯電話機100内に格納するようにして
も、単にユーザが覚えておくだけでもよい。
【0084】上記のような契約を行ったユーザの携帯電
話機100、無線基地局10−1、及びその周囲の携帯
電話機10−2、10−3、10−4は、例えば、図3
に示すステップS21からステップS29の手順に従っ
て処理を行う。この過程で、無線基地局10−1は、携
帯電話機100が特別エリアE0内に在圏すると判定す
ると(S29でYES)、図4に示すように、携帯電話
機100に対して暗証番号の送付する旨の要求信号を送
信する(S41)。携帯電話機100は、その要求信号
を受信すると、例えば、暗証番号の入力を促すメッセー
ジを表示し、それに基づいてユーザがその暗証番号の入
力操作を行うと、その暗証番号を無線基地局10−1に
送信する(S42)。また、携帯電話機100内に暗証
番号が格納されていれば、当該携帯電話機100は、上
記要求信号を受信したときに、その格納された暗証番号
を無線基地局10−1に送信する。
【0085】この携帯電話機100から送信される暗証
番号を無線基地局10−1が受信すると(S43)、無
線基地局10−1は、当該移動通信システム内に登録さ
れた暗証番号を取得し、そられの暗証番号が一致するか
否か、即ち、受信した暗証番号が正しいか否かを判定す
る(S44)。その受信した暗証番号が正しいと判定す
ると(S44でYES)、その携帯電話機100を特別
携帯電話機であると認定して、上述した各例と同様に、
報知情報の復号に必要なキーを携帯電話機100に送信
する(S45)。一方、上記携帯電話機100から受信
した暗証番号が正しくなければ、無線基地局10−1
は、当該携帯電話機100に応答(キーの送信)を行わ
ずに所定の状態に遷移する。
【0086】上記のように無線基地局10−1から送信
されるキーを受信した携帯電話機100は、上述した各
例と同様に、そのキーを内部メモリに格納した後に、無
線基地局10−1から受信される暗号化された報知情報
をそのキーを用いて復号して元の報知情報を取得する
(S46)。
【0087】上記のような手順によれば、予め契約など
により暗証番号が与えられた携帯電話機100だけがそ
の特別エリアE0に向けて無線基地局10−1から送信
される報知情報を受信することができるようになる。
【0088】なお、上記のようにして特別携帯電話機と
して認定されて内部メモリにキーを格納した携帯電話機
100は、上述した例と同様に、図2に示すステップS
8〜S10と同様の手順に従ってそのキーを内部メモリ
から消去する。
【0089】また、図4に示す手順において、無線基地
局10−1が暗証番号の要求を行う(S41)前までの
携帯電話機100、無線基地局10−1での手順は、図
2に示すステップS1〜S5と同様の手順であってもよ
い。
【0090】以上、携帯電話機100が無線基地局10
−1から特別エリアE0に向けて送信される報知情報を
受信するための3通りの手順(図2、図3、図4参照)
について説明した。ところで、その特別エリアE0にお
いて携帯電話機に報知情報を提供するサービスが、排他
的なサービス、優先的なサービス、及び強制的なサービ
スのいずれを主体にしたサービスであるべきかは、その
報知情報を提供するための目的や期待される効果により
異なる。そして、実際のシステムでは、その報知情報の
提供サービスが排他的なサービス、優先的なサービス、
及び強制的なサービスのいずれを主体にしたサービスで
あるべきかに基づいて携帯電話機が特別エリアE0に向
けて送信される報知情報を受信するための手順が決めら
れる。
【0091】例えば、学校の教室などに向けて試験問題
や資料などを報知情報として送信し、その教室内の学生
が携帯電話機にてその報知情報(試験問題や資料)を受
信する場合、その報知情報を学生に提供するためのサー
ビスは、限定的(排他的)なサービスとすべきである。
また、公共施設内の例えば男性を対象としたアンケート
調査を携帯電話機を使用して行う場合、そのアンケート
の質問、解説等を報知情報として提供するサービスもま
た、男性に対する限定的(排他的)なサービスとすべき
である。このような場合、上述したように暗証番号を使
用する三番目の手順(図4参照)に従って携帯電話機が
その報知情報を受信できるようにすることが好ましい。
【0092】また、あるデパートに携帯電話機を所持し
て来た人にバーゲン情報を報知情報として提供する場
合、販売促進の観点から、そのような報知情報(バーゲ
ン情報)を提供するサービスは、限定的(排他的)なサ
ービスとするのではなく、そのデパートに来た人への優
先的なサービスとすることが好ましい。このような場
合、上述したように特に暗証番号を用いることのない一
番目の手順(図2参照)または二番目の手順(図3参
照)に従って携帯電話機がその報知情報を受信できるよ
うにすることが好ましい。
【0093】また更に、例えば、危険な状況(火災、道
路工事等)となる地域を特別エリアE0として、その特
別エリアE0に進入した者にその旨を報知情報として提
供する場合、その報知情報を提供するためのサービス
は、その特定エリアE0内の者に必ずその報知情報を提
供すべきであるという観点から、強制的なサービスであ
ることが好ましい。このような場合、上述したように特
に暗証番号を用いることのない一番目の手順(図2参
照)または二番目の手順(図3参照)に従って携帯電話
機がその報知情報を受信できるようにすることが好まし
い。
【0094】また、その特別エリアE0に対して携帯電
話機の所持者の立場(一般的な人、事故の保守管理者な
ど)、性別(男性、女性)、年齢(大人、子供)などに
応じた複数の内容の報知情報を送信することができる。
この場合、その報知情報を送信する無線基地局からその
特別エリアE0内の各携帯電話機にその内容毎に異なる
複数のキーを送信する。この複数のキーを受信した携帯
電話機は、そのユーザの立場、性別、年齢などに応じて
キーを選択することにより適切な報知情報を取得するこ
とができる。
【0095】また、更に、上記三番目(図4参照)の手
順に従って携帯電話機が報知情報の受信を行う場合、上
記暗証番号により携帯電話機にて取得可能な報知情報の
差別化を行うこともできる。
【0096】次に、危険な事態が発生した地域(特別エ
リアE0)に向けて無線基地局10−1がその状況に関
する報知情報を送信する場合においてその特別エリアE
0に進入した携帯電話機100がその報知情報を取得す
るための手順の他の例について図5及び図6を参照して
説明する。
【0097】携帯電話機100が待機状態でその特別エ
リアE0に進入する場合、図5に示す手順に従って処理
が行われる。また、携帯電話機100が通信中(例え
ば、通話中)にその特別エリアE0に進入する場合、図
6に示す手順に従って処理が行われる。
【0098】図5において、無線基地局10−1は、通
常の通信サービスエリアE1に向けて所定の制御信号を
送信すると共に、特別エリアE0に向けて指向性アンテ
ナを用いて制御用報知信号を送信している(S10
1)。この状態で、携帯電話機100が通常の通信サー
ビスエリアE1向けの上記所定の制御信号を受信しつつ
その特別エリアE0に近づく。そして、携帯電話機10
0がその特別エリアE0に進入すると、上記通常の通信
サービスエリアE1向けの上記所定の制御信号を受信し
ている携帯電話機100に特別エリアE0向けの制御用
報知信号が到来する。
【0099】携帯電話機100は、上記特別エリアE0
向けの制御用報知信号の受信が通常の通信サービスエリ
アE1向けの所定の制御信号の受信に優先するように、
その制御用報知信号により制御チャネルに強制的な割込
みがなされる機能を有している。そのため、通常の通信
サービスエリアE1向けの所定の制御信号を受信してい
る状態の携帯電話機100は、到来する特別エリアE0
向けの制御用報知信号の制御チャネルへの強制割込みに
よりその制御用報知信号の受信状態に切替わる。そし
て、携帯電話機100は、その制御用報知信号の受信状
態に切替えたことを無線基地局10−1に通知する(S
102)。
【0100】無線基地局10−1は、この通知を受ける
と、特別エリアE0に向けて報知情報(火災、事故など
の危険を報知するための情報)を送信する(S10
3)。携帯電話機100では、無線基地局10−1から
受信した報知情報が危険な状況を知らせる内容のもので
あると判定すると、警報音(振動)発生、警報ランプ点
灯、メッセージや警報マークの表示等の避難を促すため
の情報を出力する(S104)。この情報を確認したユ
ーザがその危険な事態の発生地域から避難するように移
動すると、それに伴って携帯電話機100が特定エリア
E0に向けて送信される制御用報知信号の当該携帯電話
機100での受信レベルが低下する。そして、その受信
レベルが所定レベル以下になると、携帯電話機100
は、特別エリアE0から逸脱したと判定し、通常の通信
サービスエリアE1からの所定の信号の受信状態に切替
える。そして、携帯電話機100は、その受信状態の切
替えを無線基地局10−1に通知する(S105)。
【0101】この通知を受けた無線基地局10−1は、
携帯電話機100が特別エリアE0から逸脱したことを
認識し、携帯電話機100に対するその報知情報の送信
を中止する(S106)。
【0102】このような手順によれば、待機中の携帯電
話機100を所持したユーザが特別エリアE0に進入す
ると、その携帯電話機100は、その特別エリアE0内
で発生した危険な事態の状況に関する報知情報を自動的
に受信することができる。その結果、ユーザは、特別エ
リアE0で危険な事態が発生していることを知ることが
できる。
【0103】携帯電話機100が通信中の場合、図6に
示す手順に従って処理が行われる。
【0104】図6において、携帯電話機100が、無線
基地局10−1が通常の通信サービスエリアE1に提供
する通信サービスに基づいて、他の通信端末(他の携帯
電話機、固定電話機等)と通信を行っている(S11
1)。この状態で、携帯電話機100が特別エリアE0
に進入すると、無線基地局10−1は、携帯電話機10
0からの信号に基づいて当該携帯電話機100の方向及
び位置を推定し、その推定結果に基づいて当該携帯電話
機100が特別エリアE0に進入したことを判定する。
無線基地局10−1は、このようにして携帯電話機10
0が特別エリアE0に進入したことを検出すると、通話
チャネルに対する制御信号による強制割込みを行ってそ
の制御信号を携帯電話機100に送信する。このとき、
移動通信システムは、携帯電話機100の通信相手とな
る通信端末に所定のメッセージ(災害地域に侵入した旨
等)を送信してとの通信端末との通信を保留にする。
【0105】そして、上記通話チャネルへの強制割込み
による制御信号を携帯電話機100が受信すると、その
制御信号に基づいて、携帯電話機100は、音や振動の
発生、ランプの点灯などの特別エリアE0に進入した旨
の情報出力を行う(S112)。この情報を認識したユ
ーザが所定の操作を行うと、携帯電話機100から報知
情報の送信要求が無線基地局10−1に通知される(S
112)。
【0106】この通知を受けた無線基地局10−1は、
携帯電話機100に対して危険な事態の状況を表す報知
情報を送信する(S113)。そして、携帯電話機10
0は、無線基地局10−1からの報知情報に基づいてそ
の地域からの避難を促す情報(メッセージ表示、警報音
(振動)の発生、警報ランプの点灯など)を出力する。
この情報を確認したユーザがその危険な事態の発生地域
から避難するように移動すると、それに伴って携帯電話
機100からの信号の無線基地局10−1での受信状態
が変わる。無線基地局10−1は、その信号の受信状態
に基いて推定される携帯電話機100の方向と距離から
当該携帯電話機100が特別エリアE0から逸脱したこ
とを検出すると、制御信号の通話チャネルへの強制割込
みを解除する。その制御信号の通話チャネルへの強制割
込みが解除されることにより、携帯電話機100は、無
線基地局10−1から通常の通信サービスエリアE1に
提供される通信サービスに基づいた通話状態に復帰する
(S114)。
【0107】その結果、通信相手となる通信端末の保留
状態が解除され、携帯電話機100は、無線機基地局1
0−1から通常の通信サービスエリアE1に提供される
通信サービスに基づいて、その通信端末との通信を再開
する(S115)。
【0108】なお、上述した危険な事態が解消されれ
ば、無線基地局10−1は、その報知情報の送信を中止
し、結果として、広域サービスエリア上に形成された特
別エリアE0は消滅する。
【0109】上記のような手順によれば、通信中の携帯
電話機100を所持したユーザが特別エリアE0に進入
すると、その携帯電話機100は、通信相手との通信が
保留にされた状態で、その特別エリアE0で発生した危
険な事態の状況に関する報知情報を自動的に受信するこ
とができる。
【0110】上述した各例(図2乃至図4参照)で説明
したように、携帯電話機100が無線基地局10−1か
ら特別エリアE0に向けて送信される報知情報を受信
し、ユーザが携帯電話機100にてその受信した報知情
報を閲覧する際の具体的な処理について説明する。
【0111】無線基地局10−1から送信されるべき報
知情報は、例えば、図7に示すように階層化されてい
る。情報の送信単位となる1フレームが報知すべき情報
の最上位の項目を表す複数の上位報知情報1、…、Nに
て構成さる(図8(a)参照)。上記各上位報知情報、
例えば、上位報知情報1が更にその細部の項目を表す複
数の中位報知情報1−1、…、1−Mにて構成される
(図8(b)参照)。各中位報知情報、例えば、中位報
知情報1−1が更にその細部の項目を表す複数の下位報
知情報1−1−1、…、1−1−Pにて構成されている
(図8(c)参照)。
【0112】例えば、無線基地局10−1がある施設に
て販売される商品に関する報知情報をその施設に設定さ
れる特別エリアE0に向けて送信する場合、上記各上位
報知情報1〜Nはその施設で販売される商品種を表し、
各中位報知情報1−1〜1−Mは、対応する上位報知情
報で表される商品種のメーカ名(ブランド名)を表し、
各下位報知情報1−1−1〜1−1−Pは、対応する上
位報知情報及び中位報知情報で表されるメーカ(ブラン
ド)の商品種の商品名を表す。
【0113】携帯電話機100及び無線基地局10−1
は、例えば、図8に示す手順に従って処理を行う。
【0114】携帯電話機100は、図2乃至図4のいず
れかの手順に従って無線基地局10−1から特別エリア
E0に向けて送信される報知情報を受信できる状態(携
帯電話機100が認定を受けている状態)にある。この
状態において、無線基地局10−1は、特別エリアE0
に向けて各上位報知情報1、…、Nをフレーム単位に送
信している(S211)。携帯電話機100は、各上位
報知情報1、…、Nで構成される1フレーム分の報知情
報を受信すると(S212)、各上位報知情報1、…、
Nに対応した項目(例えば、特別エリアE0が設定され
る施設にて販売される商品種)を表示パネルに表示す
る。そして、ユーザがいずれかの項目(商品種:例え
ば、腕時計)の選択操作を行うと、その選択された項目
に対応する上位報知情報、例えば、上位報知情報1が携
帯電話機100から無線基地局10−1に送信される
(S212)。
【0115】無線基地局10−1は、その選択された上
位報知情報1を受信すると、携帯電話機100の識別情
報と共にその上位報知情報1をユーザの希望情報として
記録(登録)する(S213)。そして、無線基地局1
0−1は、受信した上位報知情報1を構成する中位報知
情報1−1、…、1−Mを携帯電話機100に送信する
(S214)。携帯電話機100は、各中位報知情報1
−1、…、1−Mを受信すると(S215)、その各中
位報知情報1−1、…、1−Mに対応した項目(例え
ば、メーカ名(ブランド名)を表示パネルに表示する。
そして、ユーザがいずれかの項目(例えば、A社)の選
択操作を行うと、その選択された項目に対応する中位報
知情報、例えば、中位報知情報1−1が携帯電話機10
0から無線基地局10−1に送信される(S215)。
【0116】無線基地局10−1は、その選択された中
位報知情報1−1を受信すると、携帯電話機100の識
別情報に対応させてその中位報知情報1−1を希望情報
として記録(登録)する(S216)。そして、無線基
地局10−1は、受信した中位報知情報を構成する下位
報知情報1−1−1、…、1−1−Pを携帯電話機10
0に送信する(S217)。携帯電話機100は、各下
位報知情報1−1−1、…、1−1−Pを細部希望情報
として受信すると(S218)、その各下位報知情報に
対応した項目(例えば、商品名)を表示パネルに表示す
る。そして、ユーザがいずれかの項目(例えば、Aウォ
ッチ)を選択すると、その選択された項目に対応する下
位報知情報、例えば、下位報知情報1−1−2が携帯電
話機100から無線基地局10−1に送信される(S2
18)。無線基地局10−1は、その選択された下位報
知情報1−1−2を受信すると、携帯電話機100の識
別情報に対応させてその下位報知情報1−1−2を希望
情報として記録(登録)する(S219)。
【0117】その後、無線基地局10−1は、携帯電話
機100の識別情報に対応させて登録されている上位、
中位、下位の各報知情報(1、1−1、1−1−2)で
表される商品情報(A社のAウォッチという腕時計)の
詳細情報の検索を所定のサーバ(図示せず)に依頼す
る。そして、無線基地局10−1は、そのサーバから検
索結果として詳細情報(例えば、A社のAウォッチとい
う腕時計の機能、特徴、価格、施設内の売場名及び位置
等)を取得すると、その詳細情報を携帯電話機100に
送信する(S220)。なお、携帯電話機100が画像
(静止画、動画)の受信機能を有していれば、その商品
の画像情報も詳細情報に含めることができる。
【0118】携帯電話機100は無線基地局10−1か
らその詳細情報を受信すると、その詳細情報を表示パネ
ルに表示する(S221)。ユーザは、その詳細情報か
ら自分が選択した商品の機能、価格、外観、売場名及び
その位置を知ることができる。そして、ユーザは、その
商品の購入を希望する場合には、その売場に出向いてそ
の商品を購入することができる。
【0119】また、ユーザがその商品の購入を希望する
場合に所定の操作を行うと、商品名、時刻情報、価格、
ユーザ名等を含む商品の予約要求情報が上記送信された
詳細情報の応答信号として携帯電話機100から無線基
地局10−1に送信される(S221)。無線基地局1
0−1は、その予約要求情報を受信すると、その予約要
求情報を記録する(S222)。そして、無線基地局1
0−1は、移動通信システムを介して、その商品の売場
に設置した端末装置にその予約要求情報を転送する。こ
れにより、その商品の予約を行うことができる。
【0120】更に、ユーザがその商の購入を希望する場
合に所定の操作を行うことにより、商品名、価格、クレ
ジット番号等を含む商品の購入要求情報を上記送信され
た詳細情報の応答信号として携帯電話機100から無線
基地局10−1に送信するようにすることもできる。こ
の場合、無線基地局10−1は、その購入要求情報を受
信すると、その購入要求情報を記録し、移動通信システ
ムを介してその購入要求情報を所定の電子決済システム
に転送する。これにより、ユーザは、希望商品の料金決
済を自動的に行うことができる。
【0121】次に、特別エリアE0内において携帯電話
機100が受信する報知情報の高品質化、あるいはその
信頼性向上のために、送信ダイバーチィの手法を適用す
ることができる。この場合、無線基地局10−1から特
別エリアE0に向けて報知情報を送信すると共に、無線
基地局10−1の近傍に位置する他の無線基地局、例え
ば、無線基地局10−2、10−3、10−4が、指向
性アンテナからその特別エリアE0にビームを向けて同
じ報知情報を送信する。
【0122】上記のような送信ダイバーシチィの手法に
従って携帯電話機100が特別エリアE0に向けて送信
される報知情報を受信する際の手順を図9を参照して説
明する。
【0123】図9において、携帯電話機100及び無線
基地局10−1、10−2、10−3、10−4は、例
えば、図3に示すS21〜S29の手順に従って通信処
理を行う。その過程で、無線基地局10−1が周囲の無
線基地局10−2、10−3、10−4から通知される
携帯電話機100からの信号の各受信レベルが第二のレ
ベル範囲内であると判定すると(S29でYES)、無
線基地局10−1は、その携帯電話機100を報知情報
の供給を受け得る特別携帯電話機であると認定して報知
情報の取得に利用されるキーを携帯電話機100に送信
する。
【0124】その後、無線基地局10−1は、その周囲
の無線基地局10−2、10−3、10−4に対してタ
イミング情報と共に報知情報の送信要求を送る(S6
1)。そして、無線基地局10−1は、そのタイミング
情報に基づいて定められるタイミングに従って報知情報
を特別エリアE0に向けて送信する(S61)。また、
無線基地局10−2、10−3、10−4は、無線基地
局10−1からのタイミング情報及び送信要求を受信す
ると、上述した携帯電話機100からの信号の受信レベ
ルに基づいて送信電力を調整し、上記タイミング情報に
基づいて定められるタイミングに従って携帯電話機10
0宛てに報知情報を送信する(S63、S64、S6
5)。
【0125】このようにして各無線基地局10−1、1
0−2、10−3、10−4から同じ報知情報が同期を
取られて携帯電話機100に対して送信される。その結
果、携帯電話機100は、上記各無線基地局から同時に
同じ報知情報を受信する(S66)。携帯電話機100
は、受信された同じ報知情報を公知の手法を用いてダイ
バーシチィ合成を行うと共に、既に内部メモリに格納さ
れたキーを用いて元の報知情報を取得する。
【0126】このように、送信ダイバーシチィの手法を
用いて報知情報を特別エリアE0内の携帯電話機100
に提供するため、携帯電話機100では高品質のあるい
は信頼性の高い報知情報を取得することができるように
なる。
【0127】また、携帯電話機100からの応答信号も
無線基地局10−1の周囲に存在する複数の無線基地局
10−2、10−3、10−4にて受信し、その信号を
無線基地局10−1に転送することもできる。この場
合、上り(携帯電話機100から移動通信システムに向
かう)回線の信頼性を向上させることができる。
【0128】なお、図9に示す無線基地局10−1での
処理ステップS61が開始される前における携帯電話機
100を特別携帯電話機として認定するための処理手順
として、図2に示す手順(S1〜S8)、あるいは図4
に示す手順(S41〜S44)を採用することも可能で
ある。
【0129】上述したような各例において、特別エリア
E0に在圏して特別携帯電話機として認定された携帯電
話機の数が増加し、また、図8に示したような手順に従
って報知情報を取得するための通信が頻繁に行われる
と、上り回線トラフィックが輻輳してシステム動作が正
常に行われなくなる場合がある。このようなトラフィッ
クの輻輳を防止するための対策について図10を参照し
て説明する。図10に示す例では、特別エリアE0にて
3台の携帯電話機100−1、100−2、100−3
が無線基地局10−1からの報知情報を受信している
(更に多数の携帯電話機が報知情報を受信していてもよ
い)。
【0130】各携帯電話機100−1、100−2、1
00−3は、例えば、暗証番号を利用する図4に示す手
順に従って報知情報を取得するためのキーを受信し、内
部メモリに格納している。この状態において、無線基地
局10−1は、特別エリアE0に向けて報知情報を送信
している(S301)。この報知情報を受信した各携帯
電話機100−1、100−2、100−3は、その報
知情報からそれぞれ選択された希望情報A、B、Cを無
線基地局10−1に通知する(S302、S303、S
304)。無線基地局10−1は、各携帯電話機100
−1、100−2、100−3から受信した希望情報
A、B、Cをその携帯電話機の識別情報に対応付けて記
録(登録)する(S305)。
【0131】無線基地局10−1は、上記のようにして
各携帯電話機からの希望情報の通知数に基づいてトラフ
ィック輻輳状態にあるか否かを判定する(S306)。
トラフィック輻輳状態でない場合、無線基地局10−1
は、各携帯電話機100−1、100−2、100−3
に対して対応する希望情報A、B、Cを送信する。一
方、無線基地局10−1は、トラフィック輻輳状態であ
ると判定すると(S306でYES)、移動通信システ
ムの所定サーバ(図示せず)に対して各携帯電話機10
0−1、100−2、100−3の識別情報を通知し
て、その各携帯電話機が特別の契約を行っているユーザ
(VIPユーザ)所有の携帯電話機であるか否かを問い
合わせる(S307)。
【0132】その結果、例えば、携帯電話機100−1
がそのようなVIPユーザ所有の携帯電話機であるとの
報告を移動通信システムから得ると(S307でYE
S)、無線基地局10−1は、その携帯電話機100−
1の識別情報に対応させて記録(登録)した希望情報A
に係る内容を検索してその希望情報Aに係る内容を携帯
電話機100−1に対して送信する(S308)。携帯
電話機100−1は、この希望情報Aに係る内容を受信
すると、その応答信号を無線基地局10−1に送信する
(S309)。そして、無線基地局10−1は、その受
信した応答信号を携帯電話機100−1の識別情報に対
応付けて記録する(S310)。
【0133】トラフィック輻輳状態において上記のよう
に携帯電話機100−1がVIPユーザ所有の携帯電話
機である場合、無線基地局10−1は、他の携帯電話機
100−2、100−3に対する希望情報B、Cに係る
内容の送信を、上りトラフィック輻輳が解除されるまで
保留する。
【0134】一方、無線基地局10−1は、上記各携帯
電話機100−1、100−2、100−3がどれもV
IPユーザ所有のものではないとの報告を所定サーバか
ら受けると(S307でNO)、更に、各携帯電話機1
00−1、100−2、100−3からすでに受信して
いる暗証番号のうち最も優先度の高いものを選択する。
例えば、システム内において暗証番号の小さい順に優先
度が高いと定められていれば、受信している暗証番号の
うち最小の暗証番号が選択される(S311)。そし
て、無線基地局10−1は、その選択した暗証番号に対
応した携帯電話機、例えば、携帯電話機100−2の識
別情報に対応させて記録(登録)した希望情報Bに係る
内容を検索してその希望情報Bに係る内容を携帯電話機
100−2に対して送信する(S312)。携帯電話機
100−2は、この希望情報Bに係る内容を受信する
と、その応答信号を無線基地局10−1に送信する(S
313)。そして、無線基地局10−1は、その受信し
た応答信号を携帯電話機100−2の識別情報に対応付
けて記録する(S314)。以下、トラフィック輻輳状
態が解消されるまで、暗証番号の小さい順に対応する携
帯電話機への希望情報の送信が所定周期にて行われる。
【0135】更に、携帯電話機に割当てられた暗証番号
に基づいた優先度が決められていない場合(S311で
NO)、他の手法に基づいて報知情報(希望情報)を送
信すべき携帯電話機の選択が行われる。無線基地局10
−1は、例えば、各携帯電話機の暗証番号を用いて、 k=(暗証番号)mod5 に従ってk値(0、1、2、3、4)を演算する。そし
て、無線基地局10−1は、上りトラフィック輻輳が解
消するまで、そのk値の小さい順に対応する携帯電話機
への希望情報の送信を所定周期にておこなう。
【0136】上記のように上りトラフィック輻輳が発生
している場合、希望情報の通知を行った全ての携帯電話
機に対してその希望情報を送信するのではなく、所定の
手法に従って選択される携帯電話機に対しするその希望
情報の送信を行う。これにより、上りトラフィックの更
なる増加を防止することができる。
【0137】次に、上記特別エリアE0を建造物内やあ
る限られた敷地内などに設定する場合、携帯電話機のそ
の特別エリアE0への進入及びそれからの逸脱をより確
実に判定できるようにした例について説明する。
【0138】例えば、図12に示すようにドーム型施設
200内に特別エリアE0を設定する場合、そのドーム
型施設200の入場ゲートに入口用関門送受信機51が
設置されると共にその退場ゲートに出口用関門送受信機
52が設置される。また、例えば、図13に示すように
デパート等の建物201内に特別エリアE0を設定する
場合、その建物201の入館専用口に入口用関門送受信
機51が設置されると共に、退出専用口に出口用関門送
受信機52が設置される。更に、例えば、図14に示す
ように工場敷地(構内)の出入り口に入口用関門送受信
機51と出口用関門送受信機52が設置されると共に、
それらの間に電磁波干渉防止用の金属製の遮蔽板60が
設置される。また、図15に示すように、上記のような
建物や敷地の出入り口に向かう道路の中央線上に電磁波
干渉防止用の遮蔽板61が設置され、その道路が当該建
物や敷地への進入路と退出路に分割される。そして、そ
の進入路側に入口関門送受信機51が設置されると共
に、その退出路側に出口用送受信機52が設置される。
【0139】携帯電話機100は、上記のように特別エ
リアE0の設定される建物や敷地などに対して設置され
る入口用関門送受信機51と出口用関門送受信機52
と、各無線基地局との通信と異なる通信方式に従って通
信する機能を有している。
【0140】上記のような構成、例えば、図12に示す
構成において、携帯電話機100が無線基地局10−1
から送信される報知情報を受信できる特別携帯電話機と
して認定するための処理は、例えば、図16に示すよう
にしてなされる。
【0141】入口関門用送受信機51、出口用関門送受
信機52及び携帯電話機100は動作を開始している。
そして、携帯電話機100は、待機状態でドーム型施設
200の入場口に接近している。
【0142】入口用関門送受信機51は、携帯電話機1
00の接近に備えて、入場口近傍エリアに対して、常
時、制御信号を送信している(S51)。上記のように
待機状態の携帯電話機100がドーム型施設200の入
場口に接近し、入口用関門送受信機51からの制御信号
を受信すると、そのドーム型施設200内で特別の報知
情報を受信するために、その携帯電話機100は所定の
識別情報を送信する(S52)。この識別情報は、ユー
ザが予め当該携帯電話機100の利用に際して使用する
ものとしてシステムに登録した暗証番号やその携帯電話
機100を特定するID情報(電話番号や機体番号)を
含むことができる。
【0143】この識別情報を受信した入口用関門送受信
機51は、その識別情報の内容を検査する(S53)。
その結果、携帯電話機100を特別携帯電話機として認
定すべきでないと判定すると(S54でNO)、入口関
門送受信機51は、所定の状態に遷移し、携帯電話機1
00に対して以後の信号送信を行わない。
【0144】一方、上記識別情報の内容検査の結果、そ
の携帯電話機100を特別携帯電話機として認定すべき
であると判定すると(S54でYES)、入口用関門送
受信機51は、その携帯電話機100から受信した識別
情報を記録すると共に、システム内で予め定められた特
別エリアキーを携帯電話機100に対して送信する(S
55)。また、入口用関門送受信機51は、識別情報に
て特定される携帯電話機100に対して特別エリアキー
を付与した旨を報知情報の送信元となる無線基地局10
−1及び出口用関門送受信機52に通知する(S5
5)。なお、入口用関門送受信機51は、無線基地局1
0−1及び出口用関門送受信機52に例えば専用線にて
接続されている。
【0145】出口用関門送受信機52は、その通知を入
口関門送受信機51から受けると、上記携帯電話機10
0を特定する識別情報と特別エリアキーを記録する。ま
た、報知情報の送信元となる無線基地局10−1も、そ
の通知を入口用関門送受信機51から受けると、その識
別情報と特別エリアキーを記録し、携帯電話機100か
らの要求があれば、その報知情報を当該携帯電話機10
0に対して送信できる状態で待機する。携帯電話機10
0は、上記のように入口用関門送受信機51からの特別
エリアキーを受信し、その特別エリアキーを内部メモリ
に記録する(S56)。その後、携帯電話機100は、
ドーム型施設200内において報知情報の受信が可能な
状態となる。
【0146】このようにして報知情報の受信が可能な状
態となった携帯電話機10は、後述するような手順に従
って無線基地局10−1からの報知情報を受信する。そ
して、ユーザがそのドーム型施設200での用件を終え
て退場口に接近すると、次のような手順にて処理が行わ
れる。
【0147】退場口に設置された出口用関門送受信機5
2は、退場口近傍エリアに対して、常時、制御信号を送
信している(S57)。ユーザがドーム型施設200か
ら退場するためにその退場口に接近し、無線基地局10
−1からの報知情報を受信していた携帯電話機100が
出口用関門送受信機52から制御信号を受信すると、内
部メモリに記録した特別エリアキーを消去し、その旨を
出口用関門送受信機52に通知する(S58)。
【0148】このように特別エリアキーが削除された旨
の通知を携帯電話機100から受けた出口用関門送受信
機52は、その携帯電話機100を特定する識別情報及
び特別エリアキーを削除すると共に、その旨を無線基地
局10−1に通知する(S59)。なお、出口用関門送
受信機52は、例えば専用線にて無線基地局10−1に
接続されている。上記のような通知により、無線基地局
10−1は、識別情報にて特定される携帯電話機100
がドーム型施設200に設定される特別エリアE0から
退出したことを認識し、その識別情報に対応させて記録
した特別エリアキーを削除する。
【0149】上記例によれば、入口用関門送受信機51
及び出口用関門送受信機52からの通知に基づいて報知
情報の送信元となる無線基地局10−1は、携帯電話機
100の特別エリアE0内への進入及びそれからの退出
を確実に認識することができるようになる。
【0150】上述した例は、携帯電話機100が待機状
態でドーム型施設200に入場する場合の処理手順につ
いて説明したが、携帯電話機100が無線基地局10−
1から通常の通信サービスエリアE1に対して提供され
るサービスに基づいて通話中となる状態で、上記ドーム
型施設200に入場する場合の処理手順を図17を参照
して説明する。
【0151】図17において、携帯電話機100は、無
線基地局10−1から通常の通信サービスエリアE1に
対して提供されるサービスに基づいて他の携帯端末や固
定電話機と通話している状態でドーム型施設200の入
場口に接近する(S61)。上述したように入口用関門
送受信機51は、入場口近傍エリアに対して常時、制御
信号を送信している状態にある(S62)。
【0152】携帯電話機100は、入口用関門送受信機
51から強制割込みによる制御信号を受信すると、アラ
ームを鳴動する。そして、そのアラームにより、ユーザ
が所定の操作を行うと、当該携帯電話機100を特定す
る識別情報を入口用関門送受信機51に送信する(S6
3)。この識別情報を携帯電話機100から受信した入
口関門送受信機51は、その識別情報の内容を検査する
(S64)。その結果、携帯電話機100を特別携帯電
話機として認定すべきでないと判定すると(S65でN
O)、入口関門送受信機51は、所定の状態に遷移し、
携帯電話機100に対して以後の信号送信を行わない。
【0153】一方、上記識別情報の内容検査の結果、そ
の携帯電話機100を特別携帯電話機であると認定すべ
きであると判定すると(S65でYES)、入口用関門
送受信機51は、その携帯電話機100から受信した識
別情報を受信すると共に、特別エリアキーを携帯電話機
100に対して送信する(S66)。また、入口用関門
送受信機51は、上述した例と同様に、識別情報にて特
定される携帯電話機100に対して特別エリアキーを付
与した旨を報知情報の送信元となる無線基地局10−1
及び出口用関門送受信機52に通知する(S66)。
【0154】出口用関門送受信機52は、その通知を入
口用送受信機51から受けると、その識別情報と特別エ
リアキーを記録する。また、無線基地局10−1も、そ
の通知を入口用関門送受信機51から受けると、その識
別情報と特別エリアキーを記録し、携帯電話機100か
らの要求があれば、その報知情報を当該携帯電話機10
0に対して送信できる状態で待機する。
【0155】携帯電話機100は、上記のようにして入
口関門送受信機100から送信される特別エリアキーを
受信し、特別携帯電話機であることを認識し、その特別
エリアキーを内部メモリに記録する(S67)。その
後、携帯電話機100は、無線基地局10−1から通常
の通信サービスエリアE1に対して提供されるサービス
に基づいた上記他の携帯電話機または固定電話機との通
話状態に復帰する(S68)。そして、その通話が終了
した後に、携帯電話機100のユーザが無線基地局10
−1からの報知情報の受信を希望する場合には、所定の
操作を行うことにより、内部メモリに記録した特別エリ
アキーを用いて当該携帯電話機100からの報知情報を
取得することができる。
【0156】なお、上記携帯電話機100の通話が長引
き、通話状態のまま退場口から当該携帯電話機100が
退出する場合、出口用関門送受信機52からの制御信号
が携帯電話機100に強制割込みされる。そして、図1
6に示すS57〜S59に示す手順と同様の手順にて識
別情報や特別エリアキーの削除がなされた後に、そ携帯
電話機100は通話状態に復帰する。
【0157】次に、上述したように無線基地局10−1
からの報知情報が受信可能となる特別エリアE0が設定
されたドーム型施設200に進入した携帯電話機100
がその報知情報を受信する際の手順について図18を参
照して説明する。
【0158】無線基地局10−1は、前述したような入
口用関門送受信機51からの通知により(図16におけ
るS55)、その携帯電話機100を特定する識別情報
と特別エリアキーを記録し、特別携帯電話機としての携
帯電話機100を認識する(S71)。そして、無線基
地局10−1は、指向性アンテナにて電波ビームを特別
エリアE0(ドーム型施設200)に向けて携帯電話機
100宛ての制御用報知信号を送信する(S71)。
【0159】ドーム型施設200に進入した携帯電話機
100は、前述したように特別エリアキーを内部メモリ
に記録した後(図16におけるS56)、無線基地局1
0−1からの上記制御用報知情報を受信する(S7
2)。そして、携帯電話機100は、報知情報を受信す
るために、その要求信号を無線基地局10−1に送信す
る(S72)。無線基地局10−1は、携帯電話機10
0から上記要求信号を受信すると、当該無線基地局10
−1からの信号の受信レベルと特別エリアキーを報告す
るための要請を携帯電話機100に行う(S73)。
【0160】この要請を無線基地局10−1から受けた
携帯電話機100は、無線基地局10−1からの上記制
御用報知信号の受信レベルと、内部メモリに格納した特
別エリアキーを無線基地局10−1に通知する(S7
4)。この通知を受けた無線基地局10−1は、その特
別エリアキーが当該携帯電話機100に対して登録され
たものであるか等、問題ないものか否か、また、受信レ
ベルが報知情報を受信するうえで問題ないか否かを検査
する(S75)。
【0161】その検査の結果、受信レベル及び特別エリ
アキーに問題がなければ(S76でYES)、無線基地
局10−1は、指向性アンテナから特別エリアE0内に
向けた電波ビームを形成して携帯電話機100に対して
所定の報知情報を送信する(S77)。携帯電話機10
0は、この無線基地局10−1からの報知情報を受信し
(S78)、内部メモリに格納した特別エリアキーを用
いた復号処理等を行ってその報知情報の内容を取得す
る。
【0162】なお、受信レベル及び特別エリアキーに何
らかの問題があれば、無線基地局10−1は、受信レベ
ル及び特別エリアキーの再度の要請を携帯電話機100
に対して行う(S73)。
【0163】上記のようにしてドーム型施設200内に
おいて無線基地局10−1から報知情報を受信する携帯
電話機100のユーザが当該ドーム型施設200内での
用件を終えて、その退場口から退出しようとすると、携
帯電話機100は、上述したように出口関門送受信機5
2から制御信号を受信し、内部メモリに記録した特別エ
リアキーを消去する(図16におけるS58)。これに
より、携帯電話機100は、無線基地局10−1からの
報知情報を受信できない状態になる。
【0164】また、出口関門送受信機52から携帯電話
機100の識別情報及び特別エリアキーを削除した旨の
報告(図16におけるS59)を受けた無線基地局10
−1は、携帯電話機100がドーム型施設200に設定
される特別エリアE0を退出したことを認識し、その識
別情報に対応させて記録した特別エリアキーを削除する
(S79)。これにより、無線基地局10−1は、携帯
電話機100に対する報知情報の送信を停止する。
【0165】上述した各例では、通常の通信サービスを
行う無線基地局10−1から指向性アンテナ(図2に示
すアレイアンテナ装置12)を用いて特別エリアE0に
電波ビームを向けてその特別エリアE0に在圏する携帯
電話機100に対して報知情報を送信している。このよ
うな構成とは別に、例えば、図19に示すように、広域
サービスエリア内に臨時的に設置した臨時無線基地局3
0から特別エリアE0内の携帯電話機100−0に送信
するようにすることもできる。
【0166】この場合、その臨時無線基地局30は、前
述した無線基地局10−1と同様の手順(図3、図4、
図5、図6、図7、図9、図11)に従って、特別エリ
アE0内の携帯電話機100に対して報知情報を送信す
ることができる。また、その臨時無線基地局30は、そ
の特別エリアE0の近傍の無線基地局10−1、10−
2、10−3等と共に、図10に示す無線基地局10−
1と同様の手順に従って、特別エリアE0内の携帯電話
機100に対して報知情報のダイバーシチィ送信を行う
こともできる。
【0167】更に、臨時無線基地局30は、図12乃至
図15に示すように特別エリアE0が設定される建造物
の出入り口などに設置された入口用関門送受信機51及
び出口用関門送受信機52と共に、図18に示す無線基
地局10−1と同様の手順に従って、その建造物内の携
帯電話機100に対して報知情報を送信することができ
る。この場合、臨時無線基地局30は、ドーム型施設2
00、建物201あるいは工場敷地内に設置される。
【0168】また、上述した各例では、特別エリアE0
は、ある無線基地局の通常の通信サービスエリア、例え
ば、無線基地局10−1の通常の通信サービスエリアE
1に重畳して設定されるものであった。特別エリアE0
は、このように設定されるだけでなく、例えば、図2
0、図21に示すように、複数の無線基地局の通常の通
信サービスエリア、例えば、2つの無線基地局10−1
及び10−2の通常の通信サービスエリアE1及びE2
に重畳して、あるいは、例えば、3つの無線基地局10
−1、10−2及び10−3の通常の通信サービスエリ
アE1、E2及びE3に重畳して設定することもでき
る。
【0169】この場合、その複数の無線基地局のそれぞ
れからの放射ビームがその特別エリアE0を部分的にカ
バーして、その部分領域に在圏する携帯電話機100に
対して対応する無線基地局から報知情報を送信するよう
にしても、また、複数の無線基地局のそれぞれからの放
射ビームがその特別エリアE0全体をカバーして、各無
線基地局から特別エリアE0内の携帯電話機100に対
して報知情報をダイバーシチィ送信するようにしてもよ
い。
【0170】更に、上記のように複数の通常の通信サー
ビスエリアに重畳して特別エリアE0を設定する場合、
その特別エリアE0内の携帯電話機100に報知情報を
送信するための臨時無線基地局30を、図22及び図2
3に示すように設置することもできいる。この場合、そ
の臨時無線基地局30は、前述した各例における無線基
地局10−1と同様の手順に従って特別エリアE0内の
携帯電話機100に報知情報を送信することができる。
【0171】上記各例において、図3に示すS2、S
4、S5での処理、図4に示すS22、S24、S2
5、S29での処理、図5に示すS41、S43、S4
4での処理、図6に示すS101、S103での処理、
図16に示すS51、S53、S54での処理、図17
に示すS62、S64、S65での処理、更に、図18
に示すS71、S73、S75、S76での処理のそれ
ぞれが移動機進入判定手段に対応する。
【0172】図3に示すS8での処理、図6に示すS1
06での処理の一部、図16に示すS57、S59での
処理のそれぞれが移動機退出判定手段に対応し、図3に
示すS9での処理の一部、図6に示すS106での処理
の一部、図18に示すS79での処理のそれぞれが情報
配信停止制御手段に対応する。
【0173】
【発明の効果】以上、説明したように、請求項1乃至3
記載の本願発明によれば、特別エリアに在圏する移動機
に対して、その特別エリアが重畳する通信サービスエリ
アに提供されるべき所定の通信サービスを提供できると
共に、その所定の通信サービスと異なる通信サービスと
して情報の配信を行うことができる。その結果、上記所
定の通信サービスに対応した通常の通信サービスのほか
に地域的に限定した通常の通信サービス以外のサービス
を提供することができるようになる。
【0174】また、請求項4乃至28記載の本願発明に
よれば、上記のような通信サービスエリアの構成におい
て、地域的に限定した通信サービスとして情報の配信を
行うことのできる情報配信方法を実現することができ
る。
【0175】更に、請求項29乃至53記載の本願発明
によれば、そのおうな情報配信方法に従って移動機に対
して情報の配信を行える移動通信システムを実現するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態に係る情報提供方法に従
って移動機に対して報知情報を提供するためのシステム
の第一の構成例を示す図である。
【図2】特別エリアE0内の移動機に対して報知情報を
送信する機能を有する無線基地局の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図3】移動機(携帯電話機)が特別エリアE0内で報
知情報を受信しうる移動機(携帯電話機)として認定を
受けるための第一の手順例を示すフローチャートであ
る。
【図4】移動機が特別エリアE0内で報知情報を受信し
うる移動機として認定を受けるための第二の手順例を示
すフローチャートである。
【図5】移動機が特別エリアE0内で報知情報を受信し
うる移動機として認定を受けるための第三の手順例を示
すフローチャートである。
【図6】特別エリアE0内に進入した移動機に対して強
制的に報知情報を配信するための第一の手順例を示すフ
ローチャートである。
【図7】特別エリアE0内に進入した移動機に対して強
制的に報知情報を配信するための第二の手順例を示すフ
ローチャートである。
【図8】報知情報の構造例を示す図である。
【図9】特別エリアE0内の移動機に対して報知情報を
送信するための手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図10】特別エリアE0内の移動機に対してダイバー
シチィ送信の手法を用いて報知情報を送信するための手
順の一例を示すフローチャートである。
【図11】特別エリアE0内の移動機の増加にて上りト
ラフィックが増大した場合の処理手順の一例を示すフロ
ーチャートである。
【図12】入口関門送受信機と出口関門送受信機の第一
の設置例を示す図である。
【図13】入口関門送受信機と出口関門送受信機の第二
の設置例を示す図である。
【図14】入口関門送受信機と出口関門送受信機の第三
の設置例を示す図である。
【図15】入口関門送受信機と出口関門送受信機の第四
の設置例を示す図である。
【図16】入口関門送受信機、出口関門送受信機及び携
帯電話機での処理手順の一例を示すフローチャートであ
る。
【図17】移動機が通信中に入口関門送受信機の設置さ
れた特別エリアE0の入口を通過際になされる処理手順
の一例を示すフローチャートである。
【図18】入口関門送受信機の設置される特別エリアE
0の入口から当該特別エリアE0に進入した移動機が報
知情報を受信するための手順の一例を示すフローチャー
トである。
【図19】本発明の実施の一形態に係る情報提供方法に
従って移動機に対して報知情報を提供するためのシステ
ムの第二の構成例を示す図である。
【図20】本発明の実施の一形態に係る情報提供方法に
従って移動機に対して報知情報を提供するためのシステ
ムの第三の構成例を示す図である。
【図21】本発明の実施の一形態に係る情報提供方法に
従って移動機に対して報知情報を提供するためのシステ
ムの第四の構成例を示す図である。
【図22】本発明の実施の一形態に係る情報提供方法に
従って移動機に対して報知情報を提供するためのシステ
ムの第五の構成例を示す図である。
【図23】本発明の実施の一形態に係る情報提供方法に
従って移動機に対して報知情報を提供するためのシステ
ムの第六の構成例を示す図である。 10−1〜10−7 無線基地局 11 アンテナ装置 12 アレイアンテナ装置 13 切替回路 14 通信装置 15 制御装置 30 臨時無線基地局 51 入口用関門送受信機 52 出口用関門送受信機 100(100−0〜100−3) 携帯電話機(移動
機)

Claims (53)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】セルラ方式の移動通信システムにおける通
    信サービスエリアの構成において、 上記移動通信システムから移動機に対して所定の通信サ
    ービスが提供される通信サービスエリアに重畳して上記
    移動通信システムから移動機に対して上記所定の通信サ
    ービスと異なる通信サービスとして情報の配信を行い得
    る特別エリアを形成した通信サービスエリアの構成。
  2. 【請求項2】請求項1記載の移動通信システムにおける
    通信サービスエリア構成において、 上記特別エリアは、上記移動通信システムにおける単一
    の無線基地局が担当するサービスエリアに含まれるよう
    に形成される通信サービスエリアの構成。
  3. 【請求項3】請求項1記載の移動通信システムにおける
    通信サービスエリアの構成において、 上記特別エリアは、上記移動通信システムにおける複数
    の無線基地局のそれぞれが担当するサービスエリアに重
    畳するように形成される通信サービスエリアの構成。
  4. 【請求項4】セルラ方式の移動通信システムから移動機
    に対して通信サービスに基づいた情報配信を行う情報配
    信方法において、 上記移動通信システムから移動機に対して所定の通信サ
    ービスが提供される通信サービスエリアに重畳した特別
    エリアに在圏する移動機に対して上記移動通信システム
    の無線基地局から上記所定の通信サービスと異なる通信
    サービスとして情報の配信を行う情報配信方法。
  5. 【請求項5】請求項4記載の移動通信システムにおける
    情報配信方法において、 上記通信サービスエリアを分担する一または複数の無線
    基地局から指向性アンテナを用いて上記特別エリアに在
    圏する移動機に対して上記情報の配信を行う情報配信方
    法。
  6. 【請求項6】請求項4記載の移動通信システムにおける
    情報配信方法において、 上記通信サービスエリアを分担する無線基地局以外の無
    線基地局から上記特別エリアに在圏する移動機に対して
    上記情報の配信を行う情報配信方法。
  7. 【請求項7】請求項6記載の移動通信システムにおける
    情報配信方法において、 上記通信サービスエリアを分担する無線基地局以外の無
    線基地局と共にその通信サービスエリアを分担する一ま
    たは複数の無線基地局から指向性アンテナを用いて上記
    特別エリアに在圏する上記移動機に対して上記情報の配
    信を行う情報配信方法。
  8. 【請求項8】請求項4乃至7いずれか記載の移動通信シ
    ステムにおける情報 配信方法において、上記通信サービスエリアに重畳され
    た特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進入
    したか否かを判定し、 その特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進
    入したことが判定されたときに、上記移動通信システム
    の上記無線基地局からその移動機に対して上記情報の配
    信を行う情報配信方法。
  9. 【請求項9】請求項8記載の移動通信システムにおける
    情報配信方法において、 上記移動通信システムの上記無線基地局から上記特別エ
    リアに向けて所定の信号を送信し、 その所定の信号を受信した移動機からその受信レベルが
    上記無線基地局に通知された際に、その受信レベルに基
    づいてその移動機が上記特別エリアに上記情報の配信を
    受け得る移動機として進入した移動機であるか否かを判
    定する情報配信方法。
  10. 【請求項10】請求項9記載の移動通信システムにおけ
    る情報配信方法において、 更に、上記移動機から送信される信号の上記移動通信シ
    ステムの一または複数の他の無線基地局での受信レベル
    を加味して上記移動機が上記特別エリアに上記情報の配
    信を受け得る移動機として進入した移動機であるか否か
    を判定する情報配信方法。
  11. 【請求項11】請求項9または10記載の移動通信シス
    テムにおける情報配信方法において、 更に、上記移動機から上記無線基地局に通知される当該
    移動機に予め割当てられた情報に基づいて上記移動機が
    上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機とし
    て進入した移動機であるか否かを判定する情報配信方
    法。
  12. 【請求項12】請求項8乃至11いずれか記載の移動通
    信システムにおける情報配信方法において、 上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進
    入したと判定されたときに、その移動機に対してその情
    報の内容を取得するためのキー情報を上記移動通信シス
    テムの上記無線基地局から送信する情報配信方法。
  13. 【請求項13】請求項8乃至12いずれか記載の移動通
    信システムにおける情報配信方法において、 上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進
    入したと判定された後に、その移動機が上記特別エリア
    から退出したか否かを判定し、 その移動機が上記特別エリアから退出したと判定された
    ときに、上記移動通信システムの上記無線基地局からそ
    の移動機に対する上記情報の配信を停止する情報配信方
    法。
  14. 【請求項14】請求項13記載の移動通信システムにお
    ける情報配信方法において、 上記移動機に配信される情報の受信レベルが上記無線基
    地局に通知された際に、その受信レベルに基づいてその
    移動機が上記特別エリアから退出したか否かを判定する
    情報配信方法。
  15. 【請求項15】請求項12記載の移動通信システムにお
    ける情報配信方法において、 上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進
    入したと判定された後に、その移動機が上記特別エリア
    から退出したか否かを判定し、 その移動機が上記特別エリアから退出したと判定された
    ときに、上記移動通信システムの上記無線基地局からそ
    の移動機に対する上記情報の配信を停止すると共にその
    移動機に提供したキー情報を消去する指示をその移動機
    に行う情報配信方法。
  16. 【請求項16】請求項8記載の移動通信システムにおけ
    る情報配信方法において、 移動通信システムの上記無線基地局から上記特別エリア
    に向けて所定の制御信号を送信し、 移動機からその所定の制御信号を受信した旨が上記無線
    基地局に通知されたときに、その移動機が上記特別エリ
    アに上記情報の配信を受け得る移動機として進入したと
    判定する情報配信方法。
  17. 【請求項17】請求項8記載の移動通信システムにおけ
    る情報配信方法において、 移動通信システムの上記無線基地局から上記特別エリア
    に向けて所定の制御信号を送信し、 上記通信サービスエリアを分担するいずれかの無線基地
    局と通信を行って上記所定の通信サービスを受ける状態
    の移動機が上記所定の制御信号を受信した際に、当該移
    動機が行う上記通信にその所定の制御信号を強制割込み
    させ、 上記所定の制御信号の強制割込みに起因して上記移動機
    から送信される所定の要求信号が上記無線基地局にて受
    信された際に、その移動機が上記特別エリアに上記情報
    の配信を受け得る移動機として進入した移動機であると
    判定する情報配信方法。
  18. 【請求項18】請求項16記載の移動通信システムにお
    ける情報配信方法において、 上記通信サービスエリアに提供される上記所定の通信サ
    ービスの待機状態で上記特別エリアに進入した移動機に
    対して上記所定の制御信号を強制割込みさせる情報配信
    方法。
  19. 【請求項19】請求項17記載の移動通信システムにお
    ける情報配信方法において、 移動機が上記情報の配信を受ける状態を解除した際に、
    上記通信サービスエリアを分担するいずれかの無線基地
    局と通信を行って上記所定のサービスを受ける状態に当
    該移動機を復帰させる情報配信方法。
  20. 【請求項20】請求項16乃至19いずれか記載の移動
    通信システムにおける情報配信方法において、 上記無線基地局からの上記所定の制御信号にて移動機に
    アラーム出力を行わせる情報配信方法。
  21. 【請求項21】請求項8記載の移動通信システムにおけ
    る情報配信方法において、 上記無線基地局から複数の移動機に対して上記情報の配
    信を行う際に、その情報の配信に係る通信が輻輳状態に
    あるか否かを判定し、 その通信が輻輳状態にあると判定されたときに、所定の
    優先アルゴリズムに従って決定された移動機以外の移動
    機に対して上記情報の配信の規制を行う情報配信方法。
  22. 【請求項22】請求項8記載の移動通信システムにおけ
    る情報配信方法において、 上記特別エリアの所定の進入口から進入する移動機と信
    号の送受信が可能な入口用関門送受信機から第一の制御
    信号を送信し、 この第一の制御信号を受信した移動機から入口用関門送
    受信機にその移動機を特定する識別情報を通知させ、 その入口用関門送受信機に通知された識別情報に基づい
    てその移動機が上記特別エリアに上記情報の配信を受け
    得る移動機として進入した移動機であるか否かを判定す
    る情報配信方法。
  23. 【請求項23】請求項22記載の移動通信システムにお
    ける情報配信方法において、 上記上記移動機が上記特別エリアに上記情報の配信を受
    け得る移動機として進入した移動機であると判定された
    ときに、上記入口関門送受信機から移動機に対して上記
    情報の内容を取得するためのキー情報を送信する情報配
    信方法。
  24. 【請求項24】請求項22または23記載の移動通信シ
    ステムにおける情報配信方法において、 入口関門送受信機から上記識別情報を上記無線基地局に
    転送し、 この識別情報を上記無線基地局が受信した後に、該無線
    基地局からその識別情報で特定される移動機に対して上
    記情報の配信を行う情報配信方法。
  25. 【請求項25】請求項24記載の移動通信システムにお
    ける情報配信方法において、 上記識別情報を上記無線基地局が受信した後に、当該無
    線基地局からその移動機に対して所定の制御信号を送信
    し、 その所定の制御信号の応答として要求信号をその移動機
    から上記無線基地局が受信したときに、該無線基地局か
    らその移動機に対して上記情報の配信が行われる情報配
    信方法。
  26. 【請求項26】請求項22乃至25いずれか記載の移動
    通信システムにおける情報配信方法において、 上記通信サービスエリアを分担するいずれかの無線基地
    局と通信を行って上記所定の通信サービスを受ける状態
    の移動機が上記入口関門送受信機からの第一の制御信号
    を受信した際に、当該移動機が行う上記通信に該第一の
    制御信号を強制割込みさせ、 上記第一の制御信号の強制割込みに起因して上記移動機
    から入口関門送受信機に上記識別情報を通知させ、 入口関門送受信機からその識別情報の通知のあった移動
    機に上記情報の配信を受け得る移動機であることを表す
    情報を通知し、 その通知の後、上記通信サービスエリアを分担するいず
    れかの無線基地局と通信を行って上記所定の通信サービ
    スを受ける状態に当該移動機を復帰させる情報配信方
    法。
  27. 【請求項27】請求項22乃至26いずれか記載の移動
    通信システムにおける情報配信方法において、 上記特別エリアの所定の退出口から退出する移動機と信
    号の送受信が可能な出口用関門送受信機から第二の制御
    信号を送信し、 この第二の制御信号を受信した移動機から出口用関門送
    受信機に所定の情報を通知させ、 その出口用関門送受信機に上記所定の通知がなされたと
    きに、上記無線基地局からその移動機に対する上記情報
    の配信を停止する情報配信方法。
  28. 【請求項28】請求項23記載の移動通信システムにお
    ける情報配信方法において、 上記特別エリアの所定の退出口から退出する移動機と信
    号の送受信が可能な出口用関門送受信機から第二の制御
    信号を送信し、 この第二の制御信号を受信した移動機から出口用関門送
    受信機に所定の情報を通知させ、 その出口用関門送受信機に上記所定の通知がなされたと
    きに、上記無線基地局からその移動機に対する上記情報
    の配信を停止すると共に、上記キー情報を消去する指示
    を出口用関門送受信機から移動機に行う情報配信方法。
  29. 【請求項29】移動機に対して通信サービスに基づいた
    情報配信を行うセルラ方式に移動通信システムにおい
    て、 移動機に対して所定の通信サービスを提供するための通
    信サービスエリアを分担する複数の無線基地局と、 その通信サービスエリアに重畳した特別エリアに在圏す
    る移動機に対して上記所定の通信サービスと異なる通信
    サービスとして情報の配信を行う無線基地局とを有する
    移動通信システム。
  30. 【請求項30】請求項29記載の移動通信システムにお
    いて、 上記通信サービスエリアを分担する一または複数の無線
    基地局が指向性アンテナを用いて上記特別エリアに在圏
    する移動機に対して上記情報の配信を行うようにした移
    動通信システム。
  31. 【請求項31】請求項29記載の移動通信システムにお
    いて、 上記通信サービスを分担する無線基地局以外の無線基地
    局が上記特別エリアに在圏する移動機に対して上記情報
    の配信を行う移動通信システム。
  32. 【請求項32】請求項31記載の移動通信システムにお
    いて、 上記通信サービスを分担する無線基地局以外の無線基地
    局と共にその通信サービスを分担する一または複数の無
    線基地局が指向性アンテナを用いて上記特別エリアに在
    圏する移動機に対して上記情報の配信を行う移動通信シ
    ステム。
  33. 【請求項33】請求項29乃至32いずれか記載の移動
    通信システムにおいて、 上記通信サービスエリアに重畳された特別エリアに上記
    情報の配信を受け得る移動機が進入したか否かを判定す
    る移動機進入判定手段を有し、 移動機進入判定手段にて上記特別エリアに上記情報の配
    信を受け得る移動機が進入したことが判定されたとき
    に、上記無線基地局からその移動機に対して上記情報の
    配信を行う移動通信システム。
  34. 【請求項34】請求項33記載の移動通信システムにお
    いて、 上記移動機進入判定手段は、上記無線基地局から上記特
    別エリアに向けて所定の信号を送信させる信号送信制御
    手段と、 その所定の信号を受信した移動機からその受信レベルが
    上記無線基地局に通知された際に、その受信レベルに基
    づいてその移動機が上記特別エリアに上記情報の配信を
    受ける移動機として進入した移動機であるか否かを判定
    する移動機判定手段とを有する移動通信システム。
  35. 【請求項35】請求項34記載の移動通信システムにお
    いて、 上記移動機進入判定手段は、更に、上記移動機から送信
    される信号の上記移動通信システムの一または複数の他
    の無線基地局での受信レベルを取得する受信レベル取得
    制御手段を有し、 上記移動機種定手段が、該受信レベル取得制御手段にて
    取得された上記複数の他の無線基地局での受信レベルを
    加味して上記移動機が上記特別エリアに上記情報の配信
    を受け得る移動機として進入した移動機であるか否かを
    判定するようにした移動通信システム。
  36. 【請求項36】請求項33または34記載の移動通信シ
    ステムにおいて、 上記移動機進入判定手段は、更に、上記移動機から上記
    無線基地局に通知される当該移動機に予め割当てられた
    情報を取得する識別情報取得手段を有し、 上記識別情報取得手段にて取得された上記移動機に予め
    割当てられた情報に基づいて上記移動機が上記特別エリ
    アに上記情報の配信を受け得る移動機として進入した移
    動機であるか否かを判定するようにした移動通信システ
    ム。
  37. 【請求項37】請求項33乃至36いずれか記載の移動
    通信システムにおいて、 上記移動機進入判定手段にて上記特別エリアに上記情報
    の配信を受け得る移動機が進入したと判定されたとき
    に、その移動機移動機に対してその情報の内容を取得す
    るためのキー情報を上記無線基地局から送信させるキー
    情報送信制御手段とを有する移動通信システム。
  38. 【請求項38】請求項33乃至37いずれか記載の移動
    通信システムにおいて、 上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進
    入したと判定された後に、その移動機が上記特別エリア
    から退出したか否かを判定する移動機退出判定手段と、 該移動機退出判定手段にてその移動機が上記特別エリア
    から退出したと判定されたときに、上記無線基地局から
    その移動機に対する上記情報の配信を停止させる情報配
    信停止制御手段とを有する移動通信システム。
  39. 【請求項39】請求項38記載の移動通信システムにお
    いて、 上記情報配信停止制御手段は、上記移動機に配信される
    情報の受信レベルが上記無線基地局に通知された際に、
    その受信レベルに基づいてその移動機が上記特別エリア
    から退出したか否かを判定するようにした移動通信シス
    テム。
  40. 【請求項40】請求項37記載の移動通信システムにお
    いて、 上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機が進
    入したと判定された後に、その移動機が上記特別エリア
    から退出したか否かを判定する移動機退出判定手段と、 該移動機退出判定手段にてその移動機が上記特別エリア
    から退出したと判定されたときに、上記無線基地局から
    その移動機に対する上記情報の配信を停止させる情報配
    信停止制御手段と、 上記移動機退出判定手段にてその移動機が上記特別エリ
    アから退出したと判定されたときに、その移動機に提供
    したキー情報を消去する指示をその移動機に行うキー情
    報消去制御手段とを有する移動通信システム。情報配信
    方法。
  41. 【請求項41】請求項33記載の移動通信システムにお
    いて、 上記無線基地局から上記特別エリアに向けて所定の制御
    信号を送信させる制御信号送信制御手段を有し、 上記移動機進入判定手段は、移動機からその所定の制御
    信号を受信した旨が上記無線基地局に通知されたとき
    に、その移動機が上記特別エリアに上記情報の配信を受
    け得る移動機として進入したと判定するようにした移動
    通信システム。
  42. 【請求項42】請求項33記載の移動通信システムにお
    いて、 上記無線基地局から上記特別エリアに向けて所定の制御
    信号を送信させる制御信号送信制御手段と、 上記通信サービスエリアを分担するいずれかの無線基地
    局と通信を行って上記所定の通信サービスを受ける状態
    の移動機が上記所定の制御信号を受信した際に、当該移
    動機が行う上記通信にその所定の制御信号を強制割込み
    させる強制割込み制御手段とを有し、 上記移動機進入判定手段は、上記所定の制御信号の強制
    割込みに起因して上記移動機から送信される所定の要求
    信号が上記無線基地局にて受信された際に、その移動機
    が上記特別エリアに上記情報の配信を受け得る移動機と
    して進入した移動機であると判定するようにした移動通
    信システム。
  43. 【請求項43】請求項41記載の移動通信システムにお
    いて、 上記通信サービスエリアに提供される上記所定の通信サ
    ービスの待機状態で上記特別エリアに進入した移動機に
    対して上記所定の制御信号を強制割込みさせる強制割込
    み制御手段を有する移動通信システム。
  44. 【請求項44】請求項42記載の移動通信システムにお
    いて、 移動機が上記情報の配信を受ける状態を解除した際に、
    上記通信サービスエリアを分担するいずれかの無線基地
    局と通信を行って上記所定のサービスを受ける状態に当
    該移動機を復帰させる移動機復帰制御手段を有する移動
    通信システム。
  45. 【請求項45】請求項41乃至44いずれか記載の移動
    通信システムにおいて、 上記無線基地局からの上記所定の制御信号にて移動機に
    アラーム出力を行わせるアラーム制御手段を有する移動
    通信システム。
  46. 【請求項46】請求項33記載の移動通信システムにお
    いて、 上記無線基地局から複数の移動機に対して上記情報の配
    信を行う際に、その情報の配信に係る通信が輻輳状態に
    あるか否かを判定する輻輳判定手段と、 該輻輳判定手段にてその通信が輻輳状態にあると判定さ
    れたときに、所定の優先アルゴリズムに従って決定され
    た移動機以外の移動機に対して上記情報の配信の規制を
    行う通信規制制御手段とを有する移動通信システム。
  47. 【請求項47】請求項33記載の移動通信システムにお
    いて、 上記特別エリアの所定の進入口から進入する移動機と信
    号の送受信が可能であり、第一の制御信号を送信する入
    口用関門送受信機と、 この第一の制御信号を受信した移動機から入口用関門送
    受信機にその移動機を特定する識別情報を通知させる識
    別情報通知制御手段と、 その入口用関門送受信機に通知された識別情報に基づい
    てその移動機が上記特別エリアに上記情報の配信を受け
    得る移動機として進入した移動機であるか否かを判定す
    る移動機進入判定手段とを有する移動通信システム。
  48. 【請求項48】請求項47記載の移動通信システムにお
    いて、 上記移動機進入判定手段が上記特別エリアに上記情報の
    配信を受け得る移動機として進入したと判定されたとき
    に、上記入口関門送受信機から移動機に対して上記情報
    の内容を取得するためのキー情報を送信させるキー情報
    送信制御手段する移動通信システム。
  49. 【請求項49】請求項47または48記載の移動通信シ
    ステムにおいて、入口関門受信機は、上記移動機から通
    知された識別情報を上記無線基地局に転送する識別情報
    転送制御手段を有し、 上記無線基地局は、上記入口関門受信機からの識別情報
    を受信した後に、その識別情報で特定される移動機に対
    して上記情報の配信を行う移動通信システム。
  50. 【請求項50】請求項49記載の移動通信システムにお
    いて、 上記識別情報を上記無線基地局が受信した後に、当該無
    線基地局からその移動機に対して所定の制御信号を送信
    させる制御信号送信制御手段を有し、 その所定の制御信号の応答として要求信号をその移動機
    から上記無線基地局が受信したときに、該無線基地局か
    らその移動機に対して上記情報の配信が行われるように
    した移動通信システム。
  51. 【請求項51】請求項47乃至50いずれか記載の移動
    通信システムにおいて、 上記サービスエリアを分担するいずれかの無線基地局と
    通信を行って上記所定の通信サービスを受ける状態の移
    動機が上記入口関門送受信機からの第一の制御信号を受
    信した際に、当該移動機が行う通信に上記第一の制御信
    号を強制割込みさせる強制割込み制御手段と、 上記第一の制御信号の強制割込みに起因して上記移動機
    から入口関門送受信機に上記識別情報を通知させる識別
    情報通知制御手段と、 入口関門受信機からその識別情報の通知のあった移動機
    に上記情報の配信を受け得る移動機であることを表す情
    報を通知させる通知制御手段と、 その通知制御手段に従って上記情報を移動機に通知した
    後に、上記通信サービスエリアを分担するいづれかの無
    線基地局と通信を行って上記所定の通信サービスを受け
    る状態に当該移動機を復帰させる通信サービス復帰制御
    手段とを有する移動通信システム。
  52. 【請求項52】請求項47乃至51いずれか記載の移動
    通信システムにおいて、 上記特別エリアの所定の退出口から退出する移動機と信
    号の送受信が可能であり、第二の制御信号を送信する出
    口用関門送受信機と、 この第二の制御信号を受信した移動機から出口用関門送
    受信機に所定の情報を通知させる情報通知制御手段と、 その出口用関門送受信機に上記所定の通知がなされたと
    きに、上記無線基地局からその移動機に対する上記情報
    の配信を停止する情報配信停止制御手段とを有する移動
    通信システム。
  53. 【請求項53】請求項48記載の移動通信システムにお
    いて、 上記特別エリアの所定の退出口から退出する移動機と信
    号の送受信が可能であり、第二の制御信号を送信する出
    口用関門送受信機と、 この第二の制御信号を受信した移動機から出口用関門送
    受信機に所定の情報を通知させる情報通知制御手段と、 その出口用関門送受信機に上記所定の通知がなされたと
    きに、上記無線基地局からその移動機に対する上記情報
    の配信を停止させる情報配信停止制御手段と、 上記出口用関門送受信機に上記所定の通知がなされたと
    きに、キー情報を消去する指示を出口用関門送受信機か
    ら移動機に行なわせるキー情報消去制御手段とを有する
    移動通信システム。
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