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JP2002249030A - 車体塗装面のワックス処理具及び車体塗装面のワックス処理方法 - Google Patents

車体塗装面のワックス処理具及び車体塗装面のワックス処理方法

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Publication number
JP2002249030A
JP2002249030A JP2001049354A JP2001049354A JP2002249030A JP 2002249030 A JP2002249030 A JP 2002249030A JP 2001049354 A JP2001049354 A JP 2001049354A JP 2001049354 A JP2001049354 A JP 2001049354A JP 2002249030 A JP2002249030 A JP 2002249030A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wax
sponge
abrasive particles
vehicle body
painted surface
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001049354A
Other languages
English (en)
Inventor
Makoto Ishii
誠 石居
Yuichiro Okada
雄一郎 岡田
Ryutaro Hidaka
隆太郎 日高
Takuya Okahata
拓也 岡畑
Kimi Uragami
樹実 浦上
Toshimasa Mano
稔正 真野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Soft99 Corp
Aion Co Ltd
Original Assignee
Soft99 Corp
Aion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Soft99 Corp, Aion Co Ltd filed Critical Soft99 Corp
Priority to JP2001049354A priority Critical patent/JP2002249030A/ja
Publication of JP2002249030A publication Critical patent/JP2002249030A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)
  • Vehicle Cleaning, Maintenance, Repair, Refitting, And Outriggers (AREA)
  • Application Of Or Painting With Fluid Materials (AREA)
  • Coating Apparatus (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 車体塗装面へのワックス処理に関して、塗布
面に対するワックス被膜の密着性を改善する。拭き上げ
作業時に、ワックス被膜に含まれる研磨粒子によってワ
ックス被膜が削り取られないようにする。ワックス自体
が発揮するワックス性能を向上させる。短時間でワック
ス処理作業の時間短縮を図る。 【解決手段】 車体の塗装面に塗布されるワックスと、
ワックスを塗装面に塗布するための研磨粒子を保持して
なるスポンジでなる。このスポンジは発泡工程前に添加
された研磨粒子を保持してなるスポンジ、または発泡・
硬化工程を経たスポンジを研磨粒子とバインダーとの混
合液に含浸させ、そのスポンジに研磨粒子を保持させて
たものであってもよい。上記ワックスには、研磨粒子を
含むものと、研磨粒子を含まないものとが含まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は車体塗装面のワック
ス処理具、及び車体塗装面のワックス処理方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体に対して行うワックス処理
は、車体に付着した汚れを落としたり車体に汚れが付着
することを抑制したりすることだけでなく、車体に光沢
や撥水性を持たせたりすることに役立つけれども、ワッ
クスの種類やワックスを塗布するのに用いられる塗布具
の種類によってその処理効果に差異が生じる。
【0003】車体塗装面のクリーニング(清浄化処理)
とワックス掛け(ワックス処理)とを一回の作業で同時
に行うことのできるワックスとして、ワックス液中に研
磨粒子を混入したものが知られており、この種のワック
スは、通常、ウレタンフォームでなるスポンジを用いて
車体の塗装面に塗布していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、研磨粒
子はワックス、石油樹脂、シリコン樹脂、フッ素樹脂な
どに比べて親水的な性質を備えているため、ワックス液
中に存在するとワックス被膜の親水性を高めることにな
り、ワックス被膜と塗装面との密着性を損い、その結
果、ワックス被膜が短期間で塗装面から剥がれたり消失
したりしやすくなる。また、ワックス塗布後、拭き上げ
前のワックス被膜に研磨粒子が残り、拭き上げ作業時に
研磨粒子によって形成したばかりのワックス被膜が削り
取られるということも起こり得る。
【0005】これらのことから、従来は、ワックス被膜
の親水性が高くなってワックス被膜が消失しやすくなっ
たり、ワックス塗布後の拭き上げによりワックス被膜が
削られたりすることによって、撥水性能や防汚性能とい
ったワックス被膜によって発揮される性能が著しく低下
してしまうという問題があった。言い換えると、研磨粒
子がワックス液中に存在すると、ワックス被膜性能を十
分に得ることができないという問題があった。
【0006】本発明は以上の状況に鑑みてなされたもの
であり、車体塗布面を覆うワックス被膜の塗布面に対す
る密着性が大幅に改善され、しかも、拭き上げ作業時に
研磨粒子によってワックス被膜が削り取られるおそれの
少ない車体塗装面のワックス処理具を提供することを目
的とする。
【0007】また、本発明は、ワックス自体によって発
揮されるワックス性能を低下させにくい車体塗装面のワ
ックス処理具を提供することを目的とする。
【0008】また、本発明は、短時間でワックス処理作
業を行うことができるようになる車体塗装面のワックス
処理具を提供することを目的とする。
【0009】さらに、本発明は、車体塗布面を覆うワッ
クス被膜の塗布面に対する密着性を高め、かつ拭き上げ
作業時に研磨粒子によってワックス被膜を削り取ること
なく車体塗装面にワックス処理を行うことができる車体
塗装面のワックス処理方法を提供することを目的とす
る。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明に係る車体塗装面
のワックス処理具は、車体の塗装面に塗布されてその塗
装面を覆う被膜を形成するためのワックスと、そのワッ
クスを上記塗装面に塗布するための塗布具とでなり、上
記塗布具が、研磨粒子を保持してなるスポンジでなる、
というものである。研磨粒子を保持した塗布具は、発泡
工程前に添加された研磨粒子を保持してなるスポンジで
なるものであっても、発泡・硬化工程を経ることによっ
て得られたスポンジを研磨粒子とバインダーとの混合液
に含浸させることによって、そのスポンジに研磨粒子を
保持させてなるものであってもよい。上記ワックスに
は、研磨粒子を含んでいないものと、研磨粒子を含んで
いるものとが含まれる。
【0011】この発明において、スポンジに保持されて
いる研磨粒子は、そのスポンジを製造する際に材料原液
中に添加されているので、当該スポンジを使って車体塗
装面にワックスを塗布したとしても、スポンジから研磨
粒子が脱落してワックス被膜中に混入するという事態が
起こりにくい。また、発泡・硬化したスポンジに研磨粒
子を含浸させるときもバインダーを用いて脱落を未然に
防いでいる。そのため、塗装面を覆うワックス被膜にス
ポンジに保持されていた研磨粒子が混ざり込むことはな
い。その結果、研磨粒子が親水的な性質を備えていると
しても、その研磨粒子によってワックス被膜の塗装面に
対する密着性が損なわれることはなく、また、ワックス
塗布後の拭き上げ作業でワックス被膜が研磨粒子によっ
て削り取られるということもなくなる。したがって、ワ
ックス自体によって発揮されるワックス性能がワックス
被膜によってそのまま発揮される。加えて、ワックスを
塗布するためのスポンジには研磨粒子が保持されている
ので、このスポンジでワックスを車体塗装面に塗布する
と、スポンジに含まれている研磨粒子が塗装面の汚れを
除去することに顕著に役立つ。
【0012】これらのことから、本発明に係るワックス
処理具を用いることによって、塗装面のクリーニングと
ワックス掛けとを一回の作業で行うことができるように
なると共に、塗装面を覆うワックス被膜自体による耐久
性や撥水性、防汚性(汚れを抑える性質)が得られるよ
うになる。
【0013】研磨粒子を含有するスポンジに用いられる
材料は特に限定されない。スポンジを形成する材料に
は、ウレタンフォーム、ポリビニルアセタールスポン
ジ、メラミンフォーム、発泡ポリエチレンなどを例示す
ることができる。研磨粒子としては、アルミナ、珪石、
酸化セリウム、酸化ジルコニウム、酸化クロム、炭化珪
素、炭化硼素、窒化珪素、窒化硼素、ダイヤモンド、炭
酸カルシウム、リン酸カルシウム、ケイ酸ジルコニウ
ム、ゼオライト、珪藻土などを例示することができる。
【0014】研磨粒子の平均粒子径としては、一次粒子
径の大きさでおよそ0.5μm〜80μm、好ましくは
1μm〜60μmであると、車体塗装面を傷付けること
のない研磨性能が発揮される。研磨粒子の量はスポンジ
の重量を100wt%としたとき、10〜600wt
%、好ましくは40〜500wt%であれば良好な研磨
性能が発揮される。その算出方法は、以下の通りであ
る。でき上がったスポンジを100℃の恒温槽中に1〜
2日放置し重量を計測(研磨スポンジ乾燥重量)する。
その後700℃で熱処理を行い有機物を除去し、残った
無機物の重量を計測(含有研磨粒子重量)する。このよ
うにして計測した2つの重量から算出した。でき上がっ
たスポンジは、使用時において面積が20〜300cm
2 、好ましくは50〜250cm2 の底面を持ち、高さ
が0.3〜10cm、好ましくは0.5〜5.0cmの
柱状構造の形状を持っていることが望ましい。持ち手を
付けるときはこの限りではないが、底面(塗布に使用す
る面)から持ち手の最高点までの高さが1.0〜25c
m、好ましくは1.5〜10.0cmであればよい。ス
ポンジを発泡・成形する際に用いる他の添加剤などは特
に限定されない。
【0015】ここで掲げた条件を満たしたスポンジが実
際の使用に耐え得るかどうかを以下の試験方法で確認し
た。
【0016】スポンジを水中で20回手揉みし、スポン
ジの破片や研磨粒子の脱落分の重量を、水中に入れる前
のスポンジに対する百分率にし、それで比較・分別を行
った。その結果、脱落分の重量が3.0wt%以下であ
れば問題を生じることはなかった。
【0017】本発明に係る車体塗装面のワックス処理方
法は、 研磨粒子を含むワックスやコンパウンドを、研
磨粒子を含むスポンジを用いて車体塗装面に塗布した
後、その上にさらに研磨粒子を含まないワックスを塗布
するというものである。この方法のように、研磨粒子を
含んでいるワックスやコンパウンドを、この研磨粒子入
りスポンジを用いて車体塗装面に塗布する作業を行う
と、通常の研磨粒子を含んでいないスポンジを使用した
ときと比べて、早くかつきれいに汚れ落しを行うことが
できた。そのときの被膜性能に差はなかったが、この上
にさらに研磨粒子を含まないワックスを塗布すると、研
磨粒子入りスポンジを用いて先に作業をしておいた方が
より高い性能の被膜が得られた。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る車体塗装面の
ワックス処理具の実施形態を説明する。
【0019】このワックス処理具は、車体の塗装面に塗
布されてその塗装面を覆う被膜を形成するためのワック
スと、そのワックスを上記塗装面に塗布するための塗布
具とでなる。ワックスとしては、研磨粒子を含んでいな
いもの、研磨粒子を含んでいるもの、のいずれをも用い
ることができるけれども、研磨粒子を含んでいないワッ
クスを用いると、研磨粒子を含まないワックス被膜を形
成することが可能になる。塗布具には、研磨粒子を保持
してなるスポンジが用いられる。
【0020】このワックス処理具を用いると、研磨粒子
をワックス液中に入れることなく、研磨粒子を保持して
いる塗布具でワックス処理を行うことが可能になるの
で、車体塗装面のクリーニングとワックス掛けとを同時
に一回の作業で行うことができる。しかも、車体塗装面
に塗布したワックス液中や拭き上げ後のワックス被膜に
研磨粒子が存在しなくなるので、研磨粒子によるワック
ス液やワックス被膜の親水化が起こらず、拭き取り作業
時の掻取りなども起こらなくなる。その結果、ワックス
被膜によって十分なワックス性能が得られるようになる
ことに加え、スポンジに保持されている研磨粒子による
足付け効果が得られて、研磨粒子を保持していないスポ
ンジで塗布したときと比べて密着性の高い被膜が得られ
る。
【0021】また、研磨粒子を含んでいるワックスやコ
ンパウンドを研磨粒子入りスポンジにて車体塗装面をワ
ックス処理すると、通常のスポンジを使用したときと比
べて早くかつきれいに汚れ落しを行うことができる。そ
して、研磨剤入りワックスを用いたときについてのワッ
クス被膜の性能に差はなかったけれども、その上にさら
に研磨粒子を含まないワックスを塗布すると、研磨粒子
入りスポンジをもちいたときの方が、より高い性能の被
膜が得られる。この点については後で説明する実験例に
よっても明らかになる。
【0022】ところで、車体塗装面をワックス処理する
ことによって得られるワックス被膜の性質ないし特徴と
しては、形成されたワックス被膜が発揮する艶、光沢
性、水をはじく撥水性、汚れを付きにくくする防汚性な
どを挙げることができ、また、ワックスを塗布するとき
にスポンジで擦ることによるクリーナ性を挙げることが
できる。
【0023】ワックス被膜自体によって発揮される光沢
性、撥水性、防汚性などの各性能は、ワックスやシリコ
ンオイル、石油樹脂、フッ素樹脂、シリコン樹脂などを
いろいろな割合で組み合わせることによって様々に変化
させることができる。そのため、本発明で用いるワック
スは、それらを所望の配合に組み合わせたものを用いる
ことができ、そうすることによって上記の光沢性や撥水
性などの各性能が複合的に発現するようになる。たとえ
ば、(株)ソフト99コーポレーションの市販されてい
る「ソフト99 ハンネリ」は研磨粒子を含みクリーナ
性に秀でたものであり、同「ソフト99 激防水」は研
磨粒子を含まないが撥水性と光沢性に、同「ソフト99
フッ素コート7」や同「ソフト99 フッ素コート
年間防水固形」などは研磨粒子を含まないが撥水性と防
汚性に優れている。
【0024】本発明のワックス処理具において、スポン
ジにはポリビニールアセタール系スポンジやポリウレタ
ンフォームに研磨粒子を保持させたものを好適に用いる
ことができる。このような研磨粒子入りスポンジは、そ
のスポンジを製造するために行われる発泡工程を行う前
に材料原液中に添加されている必要があり、そのような
スポンジを塗布具として用いることによって、ワックス
被膜への研磨粒子の混入が防止される。この点に関し、
発泡工程後にスポンジに研磨粒子を保持させたものでも
特に問題はない。しかし、使用中に多量に研磨粒子が脱
落するようなものであれば、脱落した研磨粒子がワック
ス被膜に混ざり込むので、そのような研磨粒子入りスポ
ンジは本発明に係る塗布具から除外される。
【0025】ポリビニールアセタール系の研磨粒子入り
スポンジは、たとえば次の手順で製造することが可能で
ある。ポリビニールアルコール水溶液に研磨粒子として
の砥粒と必要に応じて澱粉等の気孔形成材を加え、さら
に、アルデヒドを加えて、酸触媒下で40〜80℃で5
〜20時間程度加熱し、ポリビニールアルコールをアセ
タール化することで、砥粒入りポリビニールアセタール
系スポンジ(研磨粒子入りPVAスポンジ)が得られ
る。なお、ポリビニールアルコール水溶液に適当な界面
活性剤を加え、予め発泡させた後、砥粒とアルデヒドを
加え、同じく酸触媒下で加熱することでも得られる。
【0026】研磨粒子入りポリウレタンフォームは、た
とえば次の手順で製造することが可能である。主材とし
て適当なポリイソシアネート、ポリオールに砥粒、水、
触媒、界面活性剤、発泡助剤、フォーム安定剤等を同時
に加え、強力な攪拌によって混合し、発泡硬化すること
で、砥粒入りポリウレタンフォームを得ることができ
る。なお、予め得たポリウレタンフォームに砥粒とバイ
ンダの混合液を含浸、付着させることでも得られる。
【0027】次に実験例(試験例)を説明する。
【0028】I.性能優位性 塗布具としての研磨粒子入りスポンジを次の手順で試作
した。
【0029】(1)下記(a)〜(d)は、ウレタンフ
ォーム、ポリビニルアセタール系スポンジなどの各種ス
ポンジに、珪石粉末、アルミナ粉末などの各種研磨砥粒
を、スポンジ製造時の発泡工程以前にあらかじめ添加
し、その後発泡させることで得られるものである。 (a) 和光純薬工業(株)製ポリプロピレングリコー
ル(トリオールタイプ、分子量3000)80g中にあ
らかじめ、(株)フジミインコーポレーテッド製炭化珪
素粉末(商品名『GC♯240』平均粒径約57μm)
570gと、和光純薬工業(株)製ジメチルアミノエタ
ノール0.2gと、信越化学工業(株)製ポリエーテル
変性シリコーンオイル(商品名『KF−351』)0.
5gと、水3gとを均一分散したものと、和光純薬工業
(株)製トリレンジイソシアネート35gを底面積24
3.2cm2 の円柱状容器にとり、攪拌することで泡の
形成・液の均一化を行った。それによりウレタン化反応
が進行し、膨張・ゲル化・硬化が起こり、ウレタンフォ
ームが得られた。それを厚さ4.5cmにカットした。
このようにできあがったスポンジを100℃の恒温槽中
に1日間放置した後、重量を測定したところ411gで
あった。これを700℃に加熱し有機物を除去、冷却し
た後に重量を計測したところ、341gであった。これ
より、スポンジの重量を100%とした時のスポンジ中
に含まれる炭化珪素の重量百分率は487%であった。
また、同じサイズにカットしたスポンジを1リットルの
水中で20回手揉みし、それにより脱落したものをろ紙
により分取した。それの乾燥後の重量が4.5gであっ
たので、手揉みする前の研磨スポンジの乾燥状態の重量
を100wt%としたときの、脱落分の重量百分率は
1.1%であった。 (b) 底面積289cm2 の四角柱状容器に、(株)
クラレ製ポバール(商品名『PVA117』)の12%
水溶液800gと、第一稀元素化学工業(株)製ケイ酸
ジルコニウム粉末(商品名『MZ−1000B』平均粒
径約1.0μm)65gと、バレイショデンプン100
gと、和光純薬工業(株)製37%ホルマリン100g
と、和光純薬工業(株)製36%塩酸100gを加え
た。それを加熱することでアセタール化反応を起こし、
ポリビニルアセタールスポンジを得た。それを厚さ7c
mにカットし、発泡ポリスチレン製の持ち手を変性シリ
コーンポリマー系接着剤にて接着し、高さ9.5cmに
した。このようにできあがった、持ち手を接着する前の
スポンジを100℃の恒温槽中に1日間放置した後、重
量を測定したところ118gであった。これを700℃
に加熱し有機物を除去、冷却した後に重量を計測したと
ころ、38gであった。これより、スポンジの重量を1
00%とした時のスポンジ中に含まれるケイ酸ジルコニ
ウムの重量百分率は48%であった。また、同じサイズ
にカットしたスポンジを1リットルの水中で20回手揉
みし、それにより脱落したものをろ紙により分取した。
それの乾燥後の重量が0.2gであったので、手揉みす
る前の研磨スポンジの乾燥状態の重量を100wt%と
したときの、脱落分の重量百分率は0.17%であっ
た。 (c) 底面積150cm2 の台形を底面とする柱状形
容器に、和光純薬工業(株)製37%ホルマリン115
gと、和光純薬工業(株)製メラミン60gとを入れ、
大盛加工(株)製28%アンモニア水100gを加えて
メチロール化反応を進行させた。反応終了後、さらに水
40g、和光純薬工業(株)製88%ギ酸6g、花王
(株)製ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム(商品
名『ネオペレックスNo.6』)40g、住友スリーエ
ム(株)製ハイドロフルオロエーテル(商品名『HFE
7100』)45g、昭和電工(株)製立方晶窒化硼素
粉末(商品名『SBN−B 36−54』平均粒径約4
5μm)750gを加え、液を攪拌により均一分散化し
たのちに発泡、硬化させて得た。それを厚さ0.9cm
にカットした。このようにできあがったスポンジを10
0℃の恒温槽中に1日間放置した後、重量を測定した所
534gであった。これを700℃に加熱し有機物を除
去、冷却した後に重量を測定したところ、446gであ
った。これより、スポンジの重量を100%としたとき
のスポンジ中に含まれる立方晶窒化硼素の重量百分率は
507%であった。また、同じサイズにカットしたスポ
ンジを1リットルの水中で20回手揉みし、それにより
脱落したものをろ紙により分取した。それの乾燥後の重
量が15gであったので、手揉みする前の研磨スポンジ
の乾燥状態の重量を100wt%としたときの、脱落分
の重量百分率は2.8%であった。 (d) 住友化学工業(株)製低密度ポリエチレン10
0g中に、(株)ピュアミック製珪石粉末(商品名『珪
石NYS−48』平均粒径約10μm)300gと、和
光純薬工業(株)製アゾジカルボンアミド5gと和光純
薬工業(株)製ジクミルパーオキサイド0.5gとを練
り込み、底面積65cm2 の六角柱状密閉容器にとり、
発泡剤と架橋剤を熱分解することで形成された。それを
厚さ5.1cmにカットした。このようにしてできあが
ったスポンジを100℃の恒温槽中に1日間放置した
後、重量を測定したところ243gであった。これを7
00℃に加熱し有機物を除去、冷却した後に重量を計測
したところ、179gであった。これよりスポンジの重
量を100%としたときのスポンジ中に含まれる珪石の
重量百分率は280%であった。また、同じサイズにカ
ットしたスポンジを1リットルの水中で20回手揉み
し、それにより脱落したものをろ紙により分取した。そ
れの乾燥後の重量が6gであったので、手揉みする前の
研磨スポンジの乾燥状態の重量を100wt%としたと
きの脱落分の重量百分率は2.5%であった。
【0030】(2)下記(e)は、発泡・硬化工程を経
ることによって得られたスポンジを研磨粒子(砥粒)と
バインダーとの混合液に含浸させることによって、その
スポンジに研磨粒子を保持させて得られるものである。 (e) (株)イノアックコーポレーション製ウレタン
フォーム(商品名『モルトプレンSC』)に、信越化学
工業(株)製酸化セリウム粉末(平均粒径約3.3μ
m)と、ローム・アンド・ハース・ジャパン(株)製ア
クリルエマルジョン(商品名『プライマルLC−4
0』)の混合液(混合液における酸化セリウムの重量百
分率50%)により、酸化セリウムを付着させた。この
ときのウレタンフォームは、厚さ0.8cm、底面積6
4cm2(重量1.45g)で酸化セリウムの付着量は
スポンジ重量を100%としたときの重量百分率にして
60%であった。また、同じサイズにカットしたスポン
ジを1リットルの水中で20回手揉みし、それにより脱
落したものをろ紙により分取した。それの乾燥後の重量
が0gであったので、手揉みする前の研磨スポンジの乾
燥状態の重量(2.32g)を100wt%としたとき
の、脱落分の重量百分率は0%であった。
【0031】(3)下記(f)は、ポリビニルアルコー
ル水溶液に適当な界面活性剤を加え、あらかじめ発泡さ
せた後、砥粒とアルデヒドを加えて反応硬化させること
によって、砥粒入りポリビニルアセタール系スポンジと
したものである。 (f) 底面積55cm2 の楕円形を底面とする柱状形
容器中で、(株)クラレ製ポバール(商品名『PVA1
17』)の15%水溶液500gを日本油脂(株)製界
面活性剤(商品名『スタホームF』)により発泡させた
後、昭和化学工業(株)製珪藻土粉末(商品名『ラヂオ
ライト#3000』平均粒径約74.9μm)530g
と、和光純薬工業(株)製37%ホルマリン60gと、
和光純薬工業(株)製36%塩酸60gを添加した。そ
れを加熱することでアセタール化反応を起こし、ポリビ
ニルアセタールスポンジを得た。それを厚さ0.5cm
にカットし、発泡ポリスチレン製の持ち手を変性シリコ
ーンポリマー系接着剤にて接着し、高さ1.8cmにし
た。このようにできあがった、持ち手を接着する前のス
ポンジを100℃の恒温槽中に1日間放置した後、重量
を測定したところ389gであった。これを700℃に
加熱し有機物を除去、冷却した後に重量を計測したとこ
ろ、317gであった。これよりスポンジの重量を10
0%としたときのスポンジ中に含まれる珪藻土の重量百
分率は440%であった。また、同じサイズにカットし
たスポンジを1リットルの水中で20回手揉みし、それ
により脱落したものをろ紙により分取した。それの乾燥
後の重量が2.0gであったので、手揉みする前の研磨
スポンジの乾燥状態の重量を100wt%としたとき
の、脱落分の重量百分率は0.5%であった。上記した
(a)〜(f)の研磨粒子入りスポンジは、未使用のと
きに、1リットルの水中で20回手揉みし、欠落したも
のすべての重さを乾燥後に計量した。その重量が、スポ
ンジ100g当り3g以内であることを確認している。
【0032】(4)比較例として以下のものを用いた。 (g) 和光純薬工業(株)製ポリプロピレングリコー
ル(トリオールタイプ、分子量3000)80g中にあ
らかじめ第一稀元素化学工業(株)製酸化ジルコニウム
粉末(商品名『HSY−8』平均粒径約0.3μm)1
0gと、和光純薬工業(株)製ジメチルアミノエタノー
ル0.2gと、信越化学工業(株)製ポリエーテル変性
シリコーンオイル(商品名『KF−351』)0.5g
と、水3gとを添加し均一分散したものと、和光純薬工
業(株)製トリレンジイソシアネート35gを底面積1
6.7cm2 の中心角120°の扇形を底面に持つ柱状
形容器にとり、攪拌することで泡の形成・液の均一化を
行った。それによりウレタン化反応が進行し、膨張・ゲ
ル化・硬化が起こり、ウレタンフォームが得られた。そ
れを厚さ0.2cmにカットした。このようにしてでき
あがったスポンジを100℃の恒温槽中に1日間放置し
た後、重量を測定したところ75gであった。これを7
00℃に加熱し有機物を除去、冷却した後に重量を測定
したところ、5gであった。これより、スポンジの重量
を100%としたときのスポンジ中に含まれる酸化ジル
コニウムの重量百分率は7%であった。また、同じサイ
ズによりカットしたスポンジを1リットルの水中で20
回手揉みし、それにより脱落したものをろ紙により分取
した。それの乾燥後の重量が1.5gであったので、手
揉みする前の研磨スポンジの乾燥状態の重量を100w
t%としたときの、脱落分の重量百分率は2.0%であ
った。 (h) 底面積339.1cm2 の八角柱状容器に、
(株)クラレ製ポバール(商品名『PVA117』)の
12%水溶液800gと、住友化学工業(株)製アルミ
ナ粉末(商品名『粗粒アルミナAC−21』平均粒径1
20μm)900gと、バレイショデンプン100g
と、和光純薬工業(株)製37%ホルマリン100g
と、和光純薬工業(株)製36%塩酸100gとを加え
た。それを加熱することでアセタール化反応を起こし、
ポリビニルアセタールスポンジを得た。それを厚さ12
cmにカットした。このようにできあがったスポンジを
100℃の恒温槽中に1日間放置した後、重量を測定し
たところ619gであった。これを700℃に加熱し有
機物を除去、冷却した後に重量を計測したところ、53
9gであった。これより、スポンジの重量を100%と
したときのスポンジ中に含まれるアルミナの重量百分率
は674%であった。また、同じサイズにカットしたス
ポンジを1リットルの水中で20回手揉みし、それによ
り脱落したものをろ紙により分取した。それの乾燥後の
重量が30gであったので、手揉みする前の研磨スポン
ジの乾燥状態の重量を100wt%としたときの、脱落
分の重量百分率は4.8%であった。 (i) (株)イノアックコーポレーション製ウレタン
フォーム(商品名『モルトプレンSC』)に、太平化学
産業(株)製リン酸カルシウム粉末(商品名『DCPD
−SS』平均粒径約16μm)分散液(バインダー成分
を含まないもので、分散液におけるリン酸カルシウムの
重量百分率50%)によりリン酸カルシウムを含ませ
た。このときのウレタンフォームは厚さ2.5cm、底
面積80cm2 の四角柱状(5.67g)のもので、リ
ン酸カルシウムの付着量はスポンジ重量を100%とし
たときの重量百分率にして60%であった。また、同じ
サイズにカットしたスポンジを1リットルの水中で20
回手揉みし、それにより脱落したものをろ紙により分取
した。それの乾燥後の重量が0.9gであったので、手
揉みする前の研磨スポンジの乾燥状態の重量(9.07
2g)を100wt%としたときの、脱落分の重量百分
率は10%であった。 (j) 厚さ3.0cm、底面積78.5cm2 で、円
柱状の(株)イノアックコーポレーション製ウレタンフ
ォーム(商品名『モルトプレンSC』)(研磨砥粒等は
含まないもの)
【0033】(5)ワックス(ワックス・コーティング
剤)は以下のものを使用した。いずれも(株)ソフト9
9コーポレーションから市販されている。 A.ソフト99 ハンネリ B.ソフト99 激防水ホワイト(半固形) C.ソフト99 フッ素コート7 ホワイト車用 D.ソフト99 フッ素コート年間防水 固形 ライト
カラー車用 Aは研磨粒子を含みクリーナ性に、Bは研磨粒子を含ま
ないが撥水性に、C及びDは研磨粒子を含まないが撥水
性と防汚性に優れており、それらの性能についてそれぞ
れ性能比較を行った。
【0034】(6)試験は(a)〜(j)の各種スポン
ジ及びA〜Dのワックス・コーティング剤を用いて、そ
れぞれのスポンジごとにテストを行うことにして、白色
塗装車(平成8年型トヨタカローラ)の車体塗装面を6
ヶ所に分割して、そのうち4ヶ所をA〜Dのワックスを
用いて、1ヶ所をスポンジのみで処理を行った。残りの
1ヶ所は処理を行わず、そのままにした。処理方法は次
に示す通りである。水道水により塗装面上の小石、砂な
どを除去し、乾いたタオルで水分を拭き取った。そこに
対して、ワックス・コーティング剤A〜Dを(a)〜
(j)の各種スポンジを用いて塗布した。塗装面に塗布
したワックス・コーティング剤が乾燥した後、きれいな
タオルでワックス液を拭き上げることによって仕上げ
た。このように処理された塗装面を有する車を実際に1
週間あたり200kmを目標に走行させ、1週間、2週
間、1か月、2か月、3か月がそれぞれ経過する毎に性
能確認を行った。撥水性は、実際に水をかけたときの水
玉のでき方や流れ落ち方を目視にて確認・比較した。ク
リーナー性はワックス処理前の汚染された状態とワック
ス処理後の状態とを目視にて確認し比較した。防汚性は
ワックス処理していない面とワックス処理した面とを目
視にて確認し比較した。
【0035】表1〜表6にそれらの結果をまとめてあ
る。なお、各表中の評価のための符号の意味は下記の通
りである。 撥水性: ◎:きれいな水玉になってはじく。ほとんど球状 ○:はじくが、水玉の形状がだ円形になっている。 △:はじき方がかなり鈍い。 ×:ほとんどはじかない。 防汚性: ◎:まったく汚れない。 ○:部分的に若干汚れている。 △:全体的に薄く汚れている。 ×:全体的にひどく汚れている。 クリーナ性: ◎:全ての汚れがおち、きれいな塗装色の面ができる。 ○:かなりの汚れが落とせるが、若干こびりつくような
ものが残る。 △:こびりついたような汚れがまったく落ちない。 ×:まったく汚れが落ちない。 作業性: ○:スポンジをそのままの形状で、容易に力をかけるこ
とができる持ち方ができ、それにて作業を行うことがで
きる。 ×:スポンジをそのままの形状で、力をかけることがで
きる持ち方がしにくく、それにて作業を行うことが困難
である。
【0036】
【表1】
【0037】
【表2】
【0038】
【表3】
【0039】
【表4】
【0040】
【表5】
【0041】
【表6】
【0042】
【表7】
【0043】
【表8】
【0044】
【表9】
【0045】
【表10】
【0046】表1〜10を併せ見ると、スポンジ(a)
〜(f)を用いた場合、ワックス・コーティング剤の性
能が十分に引き出され、かつクリーナ性能が付与ないし
強化された結果となっている。さらに塗布時にクリーニ
ングが行われることになるので、下地処理をしたときと
同等の被膜性能が得られている。
【0047】それぞれのスポンジにおける「ワックス
『なし』」の項目は、ワックス・コーティング剤を用い
ずにスポンジだけで研磨作業を行ったものである。当然
ながら被膜は得られず、研磨粒子含有のものについては
クリーナ性能のみが見受けられた。ただし、ワックス・
コーティング剤を使用したときよりもキズの発生がやゝ
目立っていた。
【0048】スポンジ(g)、(h)は、研磨粒子(研
磨砥粒)の大きさ、その量やスポンジの底面積、その高
さが不適切な例である。スポンジ(g)のように粒子径
が小さすぎる、粒子量が少なすぎると研磨効果が得られ
なかった。また、スポンジ(h)のように粒子径が大き
すぎる、粒子量が多すぎると、研磨効果は十分に出る
が、塗装面にキズが発生していた。また、スポンジの面
積、高さが大きすぎたり小さすぎたりすると、スポンジ
を持つことそのものが困難となり、作業効率が悪くなっ
た。
【0049】スポンジ(i)を使用したときは、使用中
やその後の洗浄のたびに研磨砥粒が脱落していた。表中
には記載できなかったが、繰り返し使用しているうちに
クリーナ性能が失われていった。それに対して、スポン
ジ(e)ではそのようなことがまったく起こらなかっ
た。
【0050】スポンジ(j)の結果から、通常よく用い
られるウレタンフォームでは、ワックス・コーティング
剤の性能は得られるが、(a)〜(f)にかかげたよう
なスポンジでなる塗布具を用いることによってクリーナ
性能の付与・増強が可能であり、さらに優秀で丈夫な被
膜を形成することが可能であることがわかる。
【0051】II.下地処理・性能比較 スポンジの違いによる下地処理の違いを比較するため、
以下の方法で検討した。 (1)スポンジ(a)とワックスAを用いて、白色塗装
車(平成6年型日産プリメーラ)のボンネット右半分に
対して、作業を行った。作業方法は水道水にて水洗いを
行い、塗装表面の小石、砂などを除去し、乾いたタオル
で水分を拭きとる。そこに、スポンジ(a)を用いて、
ワックスAを塗布した。乾燥後、きれいなタオルでふき
あげた。次いでスポンジ(j)にて、ワックスDを塗布
し、乾燥後にきれいなタオルで拭きあげて仕上げた。
【0052】(2)スポンジ(j)とワックスAを用い
て、上記と同じ白色塗装車(平成6年型日産プリメー
ラ)のボンネット左半分に対して作業を行った。作業方
法は水道水にて水洗いを行い、塗装表面の小石、砂など
を除去し、乾いたタオルで水分を拭きとる。そこにスポ
ンジ(j)にて、ワックスAを塗布した。乾燥後、きれ
いなタオルでふきあげた。次いで、別の新たなスポンジ
(j)にてワックスDを塗布し、乾燥後きれいなタオル
で拭きあげて、仕上げた。上記のようにして処理された
車を1週間に200kmを目標として、実際に走行し、
1週間、1ヶ月、2ヶ月、4ヶ月、6ヶ月それぞれ経過
するごとに、撥水と防汚の性能確認を行った。確認方法
ならびに符号は前記0033、0034に記載したもの
をそのまま利用した。以下に結果を示す。
【0053】
【表11】
【0054】
【表12】 上記2つの表から明らかなように、撥水性・防汚性とも
に研磨粒子入りスポンジを用いて下地処理を行った方が
より長期間に及ぶ性能を発揮することが分かった。
【0055】III.作業時間優位性 作業時間についても以下の方法で検討・比較を行った。 (1)スポンジ(b)とワックス・コーティング剤Cを
用いて、白色塗装車(平成5年型日産ブルーバード)1
台に対して作業を行い、それにかかる時間を計測した。
作業方法は、水道水にて水洗いを行い、塗装表面の小
石、砂などを除去し、乾いたタオルで水分を拭き取る。
そこに、スポンジ(b)を用いてワックスCを塗布し
た。乾燥後、きれいなタオルで拭き上げて仕上げた。
【0056】(2)スポンジ(j)とワックス・コーテ
ィング剤C、並びに(株)ソフト99コーポレーション
から市販されている「ソフト99、ニュー水アカ全滅液
体 ホワイト車用」(以下「水アカ全滅」と記載)を用
いて、上記と同様に白色塗装車(平成5年型日産ブルー
バード)に対してワックス処理作業を行い、それにかか
る時間を計測した。作業方法は、水道水にて水洗いを行
い、塗装表面の小石、砂などを除去し、乾いたタオルで
水分を拭き取る。そこにスポンジ(j)を用いて水アカ
全滅を塗布した。乾燥後、きれいなタオルで拭き上げ
た。次いで、別の新たなスポンジ(j)を用いてワック
スCを塗布し、乾燥後にきれいなタオルで拭き上げ仕上
げた。
【0057】以下に、作業にかかった時間について示
す。なお、クリーナー性及び1週間経過時点での撥水性
ならびに防汚性について、ほぼ同等であった。
【0058】
【表13】
【0059】表13で明らかなように、工程数が少ない
分、番号1の作業時間が短くなっている。性能について
はほぼ同等のものが得られた。このことより、番号1の
作業時間が番号2の作業時間よりも短縮されることがわ
かった。
【0060】
【発明の効果】以上のように、本発明に係るワックス処
理具を用いると、車体の塗布面を覆うワックス被膜の塗
布面に対する密着性が大幅に改善され、しかも、拭き上
げ作業時に研磨粒子によってワックス被膜が削り取られ
るおそれが少なくなって、ワックス自体によって発揮さ
れるワックス性能が向上するようになる。さらに、短時
間でワックス処理作業を行うことができるようになる。
【0061】 また、本発明に係る車体塗装面のワック
ス処理方法によると、いっそう優れた性能の被膜が得ら
れる。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 岡田 雄一郎 大阪府大阪市中央区谷町二丁目6番5号 株式会社ソフト九九コーポレーション内 (72)発明者 日高 隆太郎 大阪府大阪市中央区谷町二丁目6番5号 株式会社ソフト九九コーポレーション内 (72)発明者 岡畑 拓也 茨城県猿島郡総和町北利根12番地 アイオ ン株式会社関東工場内 (72)発明者 浦上 樹実 茨城県猿島郡総和町北利根12番地 アイオ ン株式会社関東工場内 (72)発明者 真野 稔正 茨城県猿島郡総和町北利根12番地 アイオ ン株式会社関東工場内 Fターム(参考) 3C063 AA06 BB01 BB03 BB07 BE01 BE07 EE26 FF23 3D026 AA02 AA64 4D075 AC49 AC52 AE03 CA13 CA34 CA36 CB04 DA23 DC12 EA37 EB16 EB43 EC01 4F042 AA09 FA22 FA26 FA48

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 車体の塗装面に塗布されてその塗装面を
    覆う被膜を形成するためのワックスと、そのワックスを
    上記塗装面に塗布するための塗布具とでなり、上記塗布
    具が、研磨粒子を保持してなるスポンジでなることを特
    徴とする車体塗装面のワックス処理具。
  2. 【請求項2】 上記塗布具が、発泡工程前に添加された
    研磨粒子を保持してなるスポンジでなる請求項1に記載
    した車体塗装面のワックス処理具。
  3. 【請求項3】 上記塗布具が、発泡・硬化工程を経るこ
    とによって得られたスポンジを研磨粒子とバインダーと
    の混合液に含浸させることによって、そのスポンジに研
    磨粒子を保持させてなるものである請求項1に記載した
    車体塗装面のワックス処理具。
  4. 【請求項4】 上記ワックスが研磨粒子を含んでいない
    請求項1ないし請求項3のいずれかに記載した車体塗装
    面のワックス処理具。
  5. 【請求項5】 上記ワックスが研磨粒子を含んでいる請
    求項1ないし請求項3のいずれかに記載した車体塗装面
    のワックス処理具。
  6. 【請求項6】 上記スポンジに保持されている研磨粒子
    の平均粒子径が、一次粒子径の大きさでおよそ0.5μ
    m〜80μm、好ましくは1μm〜60μmであり、研
    磨粒子量がスポンジの重量を100wt%としたとき、
    10〜600wt%、好ましくは40〜500wt%で
    ある請求項1ないし請求項5のいずれかに記載した車体
    塗装面のワックス処理具。
  7. 【請求項7】 上記スポンジは、使用時において面積が
    20〜300cm2、好ましくは50〜250cm2
    底面を持ち、高さが0.3〜10cm、好ましくは0.
    5〜5.0cmの柱状構造の形状を持っている請求項6
    に記載した車体塗装面のワックス処理具。
  8. 【請求項8】 上記スポンジが持ち手を備えており、塗
    布に使用する面から持ち手の最高点までの高さが1.0
    〜25cm、好ましくは1.5〜10.0cmである請
    求項6に記載した車体塗装面のワックス処理具。
  9. 【請求項9】 上記研磨粒子を保持するスポンジを水中
    で20回手揉みし、水中に入れる前のスポンジの重量を
    100wt%としたとき、スポンジの破片や研磨粒子の
    脱落分の重量が3.0wt%以下である請求項6ないし
    請求項8のいずれかに記載した車体塗装面のワックス処
    理具。
  10. 【請求項10】 研磨粒子を含むワックスやコンパウン
    ドを、研磨粒子を含むスポンジを用いて車体塗装面に塗
    布した後、その上にさらに研磨粒子を含まないワックス
    を塗布することを特徴とする車体塗装面のワックス処理
    方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2017149631A1 (ja) * 2016-02-29 2017-09-08 株式会社ジーベックテクノロジー 多孔研磨具、及びそれを備えた研磨具
JP2022100855A (ja) * 2020-12-24 2022-07-06 株式会社ダイフク 洗車機

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CN108698205B (zh) * 2016-02-29 2021-05-14 锐必克科技有限公司 多孔研磨具以及具备其的研磨具
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