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JP2002244588A - 画像表示装置 - Google Patents

画像表示装置

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Publication number
JP2002244588A
JP2002244588A JP2001041995A JP2001041995A JP2002244588A JP 2002244588 A JP2002244588 A JP 2002244588A JP 2001041995 A JP2001041995 A JP 2001041995A JP 2001041995 A JP2001041995 A JP 2001041995A JP 2002244588 A JP2002244588 A JP 2002244588A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
pixel
transistor
scanning line
voltage
electrode
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001041995A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideto Kitakado
英人 北角
Masaaki Yamashita
正明 山下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2001041995A priority Critical patent/JP2002244588A/ja
Publication of JP2002244588A publication Critical patent/JP2002244588A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Electroluminescent Light Sources (AREA)
  • Vessels, Lead-In Wires, Accessory Apparatuses For Cathode-Ray Tubes (AREA)
  • Cathode-Ray Tubes And Fluorescent Screens For Display (AREA)
  • Control Of Indicators Other Than Cathode Ray Tubes (AREA)
  • Devices For Indicating Variable Information By Combining Individual Elements (AREA)
  • Control Of El Displays (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 画素選択用トランジスタ、画素電流制御用ト
ランジスタ、および信号電圧保持用キャパシタを有する
発光維持型のディスプレイにおいて、開口率あるいは画
素電極面積の低下を最小限に抑えて、十分な表示輝度が
得られ、またエミッション電流の安定性に問題を生じる
ことのない画像表示装置を提供する。 【解決手段】 画素選択用トランジスタ6aは、ゲート
が一方の走査線1aに、ソースが信号線2aに、ドレイ
ンがキャパシタ5aの一方の電極と画素電流制御用トラ
ンジスタ7aのゲートにそれぞれ接続されている。画素
電流制御用トランジスタは、ドレインが画素電極4aに
接続され、ソースがキャパシタの他方の電極とともに、
他方の走査線1a'に接続されている。隣接する走査線1
a' に電圧供給線の役割をもたせることにより、電圧供
給線の配線面積を不要にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アクティブマトリ
ックス方式の画像表示装置、特に、電子または正孔を注
入することにより発光する発光表示装置に関し、高精細
化、高輝度化、および発光材料の高寿命化を可能とする
技術に関する。本発明は、ELD(ElectroLuminescence
Display) やFED(Field Emission Display) への適
用が可能である。
【0002】
【従来の技術】現在、フラットパネルディスプレイとし
ては、液晶ディスプレイ、プラズマディスプレイ、EL
ディスプレイ(ELD)、FEディスプレイ(FED)等が実用化
されている。この中で、ELDおよびFEDは自発光型
のディスプレイであり、しかも高精細化が可能なため、
CRTに代わる次世代のテレビ受像機として開発が進め
られている。しかし、これらのディスプレイを単純マト
リックスにより駆動を行なうと、表示が高精細になるに
従い、デューティ比が小さくなり、十分な輝度が得られ
ないという問題が生じていた。また十分な輝度を得るた
めに電流を増大させると、発光素子の劣化や発光材料
(蛍光体等)の劣化が生じるという問題があった。そこ
で、これらの問題点を改善するためにアクティブマトリ
ックス駆動のディスプレイが提案されている。アクティ
ブマトリックス駆動のディスプレイでは、一般にMIS
(Metal Insulator Semiconductor)電界効果トランジス
タが画素のスイッチング素子として用いられている。こ
こで、ゲート絶縁膜として酸化ケイ素が形成されたもの
は、MOS(Metal Oxide Semiconductor) 電界効果トラ
ンジスタと呼ばれる。
【0003】図6は、従来のFED(Field Emission Di
splay)の画素駆動回路であって、特許第2656843号公報
に記載されている回路における、i行j列の画素(i
j)13を例示したものである。この駆動回路は画素毎
に配置された、画素選択用のNMOSトランジスタ1
6、電流駆動用のNMOSトランジスタ17、及び信号
電圧保持用のキャパシタ15から構成されている。画素
選択用のNMOSトランジスタ16のゲートは、i行目
の走査線11に接続されている。11’は隣接する画素
用のi+1行目の走査線を示す。画素選択用NMOSト
ランジスタ16のソースまたはドレインの一方がj列目
の信号線12に接続され、ソースまたはドレインの他方
がキャパシタ15と電流駆動用NMOSトランジスタ1
7のゲートに接続されている。電流駆動用NMOSトラ
ンジスタ17のソースまたはドレインの一方は定電圧線
18に接続され、ソースまたはドレインの他方が画素電
極14に接続されている。
【0004】この構成によれば、画素選択用NMOSト
ランジスタ16がオフした後も、電流駆動用NMOSト
ランジスタ17が信号に応じた電流を流し続ける。従っ
て、画素が非選択の状態であっても発光を維持すること
が可能となり、輝度の高いディスプレイが形成できる。
この場合、単純マトリックス駆動のように、大電流のエ
ミッション電流を流さなくても十分な輝度が得られるた
め、エミッタの寿命および蛍光体の寿命が長くなる。
【0005】図7は、従来の有機ELディスプレイの画
素駆動回路であって、特許第2784615号公報に記載され
た回路における、i行j列の画素(ij)23を例示し
たものである。この回路は、図6に示したFEDのアク
ティブマトリックス駆動方式と同様な駆動方法を用いて
いる。図7の駆動回路は、画素選択用のNMOSトラン
ジスタ26、電流駆動用のPMOSトランジスタ29、
及び信号電圧保持用のキャパシタ25から構成されてい
る。画素選択用のNMOSトランジスタ26のゲート
は、i行目の走査線21に接続されている。21’は隣
接する画素用のi+1行目の走査線を示す。画素選択用
NMOSトランジスタ26のソースまたはドレインの一
方がj列目の信号線22に接続され、ソースまたはドレ
インの他方がキャパシタ25と電流駆動用PMOSトラ
ンジスタ29のゲートに接続されている。電流駆動用P
MOSトランジスタ29のソースまたはドレインの一方
は電圧供給線28に接続され、ソースまたはドレインの
他方が画素電極24に接続されている。
【0006】この構成によれば、NMOSトランジスタ
26がオフした後も、信号に応じた電流をPMOSトラ
ンジスタ29に流し続けることが可能となる。また、N
MOSトランジスタ26のソースまたはドレインの一方
にキャパシタ25を接続することによって、NMOSト
ランジスタ26のオフ電流に影響され難い、安定したP
MOSトランジスタ29の電流が得られる。従って画素
発光の安定化が可能となる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記ア
クティブマトリックス駆動の場合には、トランジスタの
数と配線数が多いという問題が生じていた。従来のアク
ティブマトリックス駆動のFEDやELDの場合には、
走査線と信号線に加え定電圧線または電圧供給線が必要
となり、また画素選択用のトランジスタと信号電圧保持
用キャパシタ以外に電流駆動用のトランジスタが必要と
なる。従って、アクティブマトリックス駆動の場合に
は、トランジスタ数および配線数増大による、画素電極
面積の減少や開口率の低下が生じる問題があった。特
に、定電圧線は電流を流すための配線であるため、十分
に低抵抗化する必要があり、画素面積に占める割合が大
きかった。例えば、画素寸法が100μm×300μmの場合、
配線幅が10μmで配線長が300μmとすると、画素面積に
占める定電圧線の割合は10%と、非常に大きな割合を占
めることになる。その結果、有機ELDの場合には、開
口率が低下して暗い表示となり、またFEDの場合に
は、エミッタを形成する画素電極面積が小さくなること
による表示輝度の低下、およびエミッション電流の安定
性や画素間均一性が低下するという問題が生じていた。
【0008】本発明は、有機ELDやFED等のアクテ
ィブマトリックス型ディスプレイにおいて、開口率の低
下および画素電極面積の低下を最小限に抑えて、十分な
表示輝度が得られ、またエミッション電流の安定性や画
素間均一性に問題を生じることのない画像表示装置を提
供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示装置
は、複数の画素と、複数の走査線と、複数の信号線を有
するアクティブマトリックス型の表示装置である。各画
素は1画素内に、画素選択用トランジスタ、画素電流制
御用トランジスタ、キャパシタ、および画素電極を有す
る。画素選択用トランジスタは、ゲートが走査線または
信号線に接続され、ソースまたはドレインの一方がゲー
トと接続されていない信号線または走査線に接続され、
ソースまたはドレインの他方がキャパシタの一方の電極
と画素電流制御用トランジスタのゲートに接続されてい
る。画素電流制御用トランジスタは、ドレインが画素電
極に接続され、ソースがキャパシタの他方の電極ととも
に、走査線に対して画素を挟んだ隣に位置する走査線に
接続されている。この構成によれば、信号線から入って
きた画像信号は、キャパシタと画素電流制御用トランジ
スタのゲート電圧として保持される。即ち、画素が非選
択状態となっても、信号に応じた画素電流を画素電流制
御用トランジスタを通じて流し続けることが可能とな
る。
【0010】ここで画素選択用トランジスタのソースま
たはドレインが信号線に接続されている場合には、電圧
の大きさを信号として入力し、画素選択用トランジスタ
のゲートが信号線に接続されている場合には、トランジ
スタのオン時間としての信号を入力し、信号に応じた画
素電流を画素電流制御用トランジスタにより制御するこ
とができる。このとき流れる電流経路は、従来のように
定電圧線または電圧供給線を通じて流すのではなく、画
素選択用トランジスタが接続されている走査線とは異な
る、画素を挟んだ隣の走査線を通じて電流を流す。その
ため、画素電流制御用トランジスタでは、ドレインを画
素電極に接続し、ソースおよびキャパシタの他方の電極
を、画素選択用トランジスタが接続された走査線に対し
て画素を挟んだ隣に位置する走査線に接続する。これに
より、画素電流を流すための定電圧線または電圧供給線
を設けることなく動作させることが可能となる。
【0011】ここで線順次駆動の場合を考え、走査線数
をn本とすると、各走査線は1フレーム時間当たり1/
n時間だけ電圧が変動する。従って、画素電流制御用ト
ランジスタが接続されている走査線の電位も変動するた
め、画素電流制御用トランジスタのゲート電圧および画
素電極の電圧も容量結合により変動し、その結果、画素
電流も変動する。しかし、この電圧変動は1フレーム時
間当たり1/n時間だけであり、VGA以上の高精細パ
ネルでは、走査線の数がn=480本以上であるため、問
題とはならない。
【0012】しかし、画素電流制御用トランジスタが接
続された走査線が選択されて電圧が上昇すると、画素電
流制御用トランジスタのゲート電圧が上昇するだけでな
く、画素選択用トランジスタのソースとドレイン間の電
圧も増大する。画素電流制御用トランジスタが接続され
た走査線が選択されている時には、画素選択用トランジ
スタが接続された走査線は非選択状態、即ち画素選択用
トランジスタはオフ状態であるが、ソースとドレイン間
の電圧が増大するとオフリーク電流が増大する。その結
果、信号線から入力されキャパシタに保持されている信
号電圧が変動してしまうという問題が発生する。
【0013】そこで本発明においては、1画素におけ
る、画素電流制御用トランジスタを接続した走査線か
ら、画素選択用トランジスタを接続した走査線の向きに
線順次走査することが好ましい。それにより、オフリー
ク電流による信号電圧変動の影響を1/nとし、画像表
示への影響を無視できる程度に低減できる。
【0014】また、画素選択用トランジスタをマルチゲ
ート構造とすることにより、更にオフリーク電流の低減
が可能となる。
【0015】また、FEDのように画素電流制御用トラ
ンジスタのソースとドレイン間に10〜20Vの高電圧
が印加される場合には、画素電流制御用トランジスタも
マルチゲート構造とすることにより、オフリーク電流起
因の消費電力を低減できる。
【0016】以上のように本発明によれば、従来のよう
な定電圧線、または電圧供給線が不要となり、その結
果、開口率または画素電極面積が増大し、高精細パネル
の画像表示を明るくすることが可能となる。
【0017】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。
【0018】図1および図2に、本発明の実施の形態の
画像表示装置における画素部回路の構成を示す。図1
(a)、(b)の回路は、2個のNMOSトランジスタ
と1個のキャパシタおよび画素電極から構成され、画素
電極から電子を放出することにより発光素子または発光
材料を発光させる場合に用いる。具体的には、FEDに
用いることが可能である。また図2(a)、(b)の回
路は、2個のPMOSトランジスタと1個のキャパシタ
および画素電極から構成され、画素電極から正孔を放出
することにより発光素子または発光材料を発光させる場
合に用いる。具体的には、有機ELディスプレイに用い
ることが可能である。ここで、画素電極からの電荷の放
出は、異なる電荷との再結合の場合にも適用できる。
【0019】図1(a)あるいは図2(a)の回路と、
図1(b)あるいは図2(b)の回路とは、画素選択用
トランジスタの配線との接続方法が異なる。
【0020】図1(a)の回路では、画素選択用トラン
ジスタ6aのゲートがi行目の走査線1aに接続され、
ソースまたはドレインの一方がj列目の信号線2aに接
続されている。図2(a)の回路でも同様に、画素選択
用トランジスタ8cのゲートがi行目の走査線1cに接
続され、ソースまたはドレインの一方がj列目の信号線
2cに接続されている。この場合の画素信号は、画素電
流駆動用トランジスタ7a、9cのゲート電圧であって
もよいし、また、1フレーム中に画素に信号を書き込む
回数等による時間的な階調制御信号であってもよい。
【0021】図1(b)の回路では、画素選択用トラン
ジスタ6bのゲートがj列目の信号線2bに接続され、
ソースまたはドレインの一方がi行目の走査線1bに接
続されている。図2(b)の回路でも同様に、画素選択
用トランジスタ8dのゲートがj列目の信号線2dに接
続され、ソースまたはドレインの一方がi行目の走査線
1dに接続されている。この場合の画素信号は、1フレ
ーム中に画素に信号を書き込む回数等による時間的な階
調制御信号であることが好ましい。
【0022】(実施の形態1)以下、FEDを駆動させ
る場合の実施の形態について、図1(a)を用いて説明
する。図1(a)はn行m列の画素から構成されるディ
スプレイのi行j列における画素部を示している。画素
(ij)3aは、画素選択用NMOSトランジスタ6a、
エミッション電流制御用NMOSトランジスタ7a、信
号電圧保持用キャパシタ5a、および画素電極4aから構
成される。画素電極4aには、蛍光体を発光させるため
の電子電流源となるエミッタ(図示せず)が形成されて
いる。
【0023】画素選択用NMOSトランジスタ6aは、
ゲートがi行目の走査線1aに接続され、ソースまたはド
レインの一方がj列目の信号線2aに接続され、ソースま
たはドレインの他方が、エミッション電流制御用NMO
Sトランジスタ7aのゲートと、キャパシタ5aの片側電
極に接続されている。ここで画素選択用NMOSトラン
ジスタ6aのソースとドレインは、j列目の信号線2aに
印加される電圧により入れ替わる。従って、トランジス
タ6aに関しては、ソースとドレインの区別がつかない
が、以下、トランジスタ6aのj列目の信号線2aに接続
された方をソース、キャパシタ5aに接続された方をド
レインと呼ぶことにする。エミッション電流制御用NM
OSトランジスタ7aのドレインは、エミッタが形成さ
れる画素電極4aに接続され、ソースはキャパシタ5aの
他方の電極とi−1行目の走査線1a' に接続されてい
る。
【0024】線順次駆動を行なう場合、i行目の走査線
1aが選択され、例えば10Vの電圧が印加されると、i
行目の走査線1aに接続されたm個のトランジスタがオ
ン状態となる。図1(a)では、NMOSトランジスタ
6aがオン状態となり、外部駆動回路よりj列目の信号線
2aに出力されされた信号電圧が、キャパシタ5aとNM
OSトランジスタ7aのゲートに印加される。信号電圧
の大きさは、NMOSトランジスタ7aの飽和ドレイン
電流が、エミッタから放出すべき所望の電流値となるよ
うに調整される。例えば、エミッション電流が1μAで
蛍光体から所望の輝度が得られる場合には、トランジス
タ7aの飽和ドレイン電流が1μAとなるような信号電
圧を与えればよい。ここで各画素における階調は、信号
電圧を変化させることでトランジスタ7aの飽和ドレイ
ン電流値を変化させることにより制御することができ
る。また、信号電圧一定でトランジスタ7aの飽和ドレ
イン電流値を一定として、1フレーム期間における各画
素の選択回数または選択時間を変えることにより制御す
ることも可能である。画素の選択、非選択は、信号電圧
がトランジスタ7aの閾値電圧以上と0V、または閾値
電圧以上と負電圧等により行なう。
【0025】次に信号電圧に対応した電流を、約1フレ
ーム期間中、維持できる理由について説明する。i行目
の走査線1aが選択され正電圧が印加されている期間、
他の走査線は非選択状態である。即ち、i行目の走査線
1aが選択されている間、i−1行目の走査線1a' は0
Vまたは負電圧となっている。従って画素(ij)3a
が選択され、トランジスタ7aがオン状態の場合、エミ
ッション電流は画素電極4aからトランジスタ7aを経由
して、i−1行目の走査線1a' に流れる。i行目の走査
線1aが非選択状態となると、トランジスタ6aはオフ状
態となるため、キャパシタ5aに与えられた信号電圧は
保持される。従って、1フレーム後に次の信号がキャパ
シタ5aに入力されるまで、トランジスタ7aは保持され
た信号電圧に応じた電流を流し続けることができる。
【0026】ここで、i−1行目の走査線1a' が選択さ
れた場合の現象を図3、図4を用いて説明する。図3、
図4は、走査線の選択状態を10V、非選択状態を0V
とし、また、信号電圧4Vでエミッション電流が1.0
4μA流れる場合のシミュレーション結果を示す。図に
は示していないが、エミッタ先端の電界強度を強め、エ
ミッタからの電子放出を行い易くするための引出ゲート
電極の電圧を80V固定とし、またエミッション電流の
閾値電圧を60Vとしてシミュレーションを行なった。
【0027】図3は、キャパシタ5aに4Vの信号電圧
が保持された状態の後、時間370μsから400μsに
i−1行目の走査線1a' が選択状態となって10V印加
された場合の、トランジスタ7aのゲートおよびキャパ
シタ5aの電圧Vcapaと、エミッタが形成された画素電
極4aの電圧Vemitterの変動を示している。ゲート側
キャパシタ電圧Vcapaの変動に引きずられてエミッタ電
圧Vemitterも9.8Vから11.2Vに変動する。この
結果、図4に示すように、エミッション電流が低下す
る。このようにi−1行目の走査線1a' の電圧変動によ
りエミッション電流も変動するが、この変動時間は、図
4に示す通りi−1行目の走査線1a' が選択される期間
のみであり、この期間は1フレームの1/n以下である
ため、VGA以上の高精細パネルでは1/480以下と
なり、画像への影響は非常に小さく、問題ないことがわ
かった。
【0028】これに対し、トランジスタ6aのドレイン
は、トランジスタ7aのゲート電圧Vcapaと同じである
ため、信号線2aの電圧が0Vの場合、トランジスタ6a
のソースとドレイン間電圧は14Vとなる。その結果、
トランジスタ6aはオフリーク電流が流れやすくなり、
Vcapaの電圧が変動する。トランジスタを薄膜トランジ
スタで形成する場合、単位チャネル幅あたり10〜10
0pA/μm程度のオフリーク電流が発生する場合があ
るため、Vcapaの電圧変動も0.1V程度の変動が起こ
りうる。この電圧変動は、2.56Vの電圧振幅で25
6階調を行なう場合、10階調分に相当するため問題と
なる。
【0029】そこで本発明では、上記のようなオフリー
ク電流の影響を小さくするため、走査線の選択順序を、
i−1行目の走査線1a' からi行目の走査線1aへ向かう
順に順次選択するように設定する。これにより、1フレ
ーム内の(n−1)/n期間中におけるトランジスタ6
aのソースとドレイン間電圧は、最大で信号電圧分、本
実施の形態の場合4Vであるので、オフリーク電流は1
0pA/μm以下に容易に制御でき、良好な階調制御が
可能となる。
【0030】尚、前記オフリーク電流を抑制するため、
トランジスタ6aをマルチゲート構造とすることが有効
である。また、トランジスタ7aもFEDの場合には、
ソースとドレイン間の電圧が10〜20V程度となるた
め、オフリーク電流起因の消費電力を抑制する目的でマ
ルチゲート構造とすることが有効である。また、マルチ
ゲート構造に加え、トランジスタの拡散層をLDD(Lig
htly Doped Drain)構造とすることによって、更にオフ
リーク電流の抑制、およびホットキャリア劣化によるト
ランジスタ特性の変動が抑制できた。
【0031】図5に本実施の形態における、FEDの1
画素分に対応するレイアウト図を示す。図中の引出ゲー
ト電極51は必ずしも必要ではないが、エミッタからの
電子の放出を行い易くするためのもので、全画素共通ま
たは複数画素共通となっている。また、引出ゲート電極
51はエミッタから1μm以下の距離に形成されてお
り、エミッタに対して自己整合的に形成されている。エ
ミッタおよび引出ゲート電極51の形成方法としては、
Spindt型の方式が適用できる。
【0032】図5よりわかるように、従来のような定電
圧線または電圧供給線を配置する必要がなくなったた
め、エミッタ形成領域52を大きくとれるようになっ
た。トランジスタ寸法およびキャパシタ面積は、トラン
ジスタの特性によりかわるため、エミッタ形成領域52
もそれに伴い変更する必要はあるが、本実施の形態では
画素面積に対し36%の領域に形成できるようになっ
た。従来は、定電圧線または電圧供給線が画素面積の数
%〜10%を占めていたため、本実施の形態と同様なレ
イアウトを行なうと、エミッタ形成領域52は画素面積
の30%以下になっていた。本実施の形態に基づいて、
FEDパネルを形成することにより、エミッション電流
が安定し、かつ画面の輝度が向上することが確認され
た。
【0033】(実施の形態2)有機ELディスプレイを
駆動させる場合の実施の形態を図2(a)を用いて説明
する。図2(a)はn行m列の画素から構成されるディ
スプレイのi行j列における画素部を示している。画素
(ij)3cは、画素選択用PMOSトランジスタ8c、
画素電流制御用PMOSトランジスタ9c、信号電圧保
持用キャパシタ5c、そして有機発光層に正孔を注入す
るための画素電極4cから構成される。実施の形態1の
FED駆動に対し、トランジスタの極性が変わるだけ
で、駆動方法は全く同じである。走査線および信号線の
電圧をFEDの正電圧に対し、負電圧に変更するだけで
よい。
【0034】ディスプレイ画素部は、ガラス基板上に形
成した薄膜トランジスタにより、画素選択用トランジス
タ8c、画素電流制御用トランジスタ9c、およびキャパ
シタ5cを形成した構成とする。画素電極4cはITO等
の透明電極で形成し、その上に発光層となる有機薄膜を
形成し、最上層に陰極を形成する。有機発光層からの発
光は、透明電極およびガラス基板を通して利用する。こ
の場合、画素の開口率が輝度に大きく影響する。本発明
では、電圧供給線をなくすことにより、開口率を数%〜
10%改善することができたので、高輝度の有機ELデ
ィスプレイを形成できるようになった。
【0035】
【発明の効果】本発明の画像表示装置によれば、画素選
択用トランジスタ、画素電流制御用トランジスタ、およ
び信号電圧保持用キャパシタを有する発光維持型のディ
スプレイであるにもかかわらず、電圧供給線の役割を走
査線にもたせて電圧供給線をなくしたため、開効率また
は画素電極形成領域が増大でき、従来方式に比べて高輝
度化が可能となる。
【0036】また、走査線の選択方法を、1つの画素か
ら見て、画素電流制御用トランジスタが接続された走査
線から、画素選択用トランジスタが接続された走査線へ
向かう向きに順次選択する構成とすることにより、電圧
供給線の役割を走査線にもたせることによって生じる、
信号電圧保持用キャパシタの電圧変動の影響をなくし、
良好な階調制御が可能となる。
【0037】更に、画素選択用トランジスタをマルチゲ
ート構造とすることにより、信号電圧保持特性を改善す
ることが可能となり、良好な階調制御が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1の画像表示装置におけ
る画素の回路図
【図2】 本発明の実施の形態2の画像表示装置におけ
る画素の回路図
【図3】 本発明の実施の形態のFEDにおける信号電
圧の変動特性図
【図4】 本発明の実施の形態のFEDにおけるエミッ
ション電流の変動特性図
【図5】 本発明の実施の形態のFEDにおける画素領
域のレイアウト図
【図6】 従来例のFEDにおける画素の回路図
【図7】 他の従来例のELDにおける画素の回路図
【符号の説明】
1a,1b,1c,1d,11,21 i行目の走査線 1a',1b',1c',1d' i−1行目の走査線 11',21' i+1行目の走査線 2a,2b,2c,2d,12,22 j列目の信号線 3a,3b,3c,3d,13,23 画素(ij) 4a,4b,4c,4d,14,24 画素電極 5a,5b,5c,5d,15,25 信号保持用キャ
パシタ 6a,6b,16,26 画素選択用NMOSトランジ
スタ 7a,7b,17 画素電流制御用NMOSトランジス
タ 8c,8d 画素選択用PMOSトランジスタ 9c,9d,29 画素電流制御用PMOSトランジス
タ 51 引出しゲート電極 52 エミッタ形成領域
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01J 29/96 H01J 29/96 31/12 31/12 C Fターム(参考) 5C032 AA01 5C036 EE04 EE14 EF01 EF06 EF09 EG48 EH05 EH26 5C080 AA01 AA06 BB05 DD01 DD23 EE29 FF11 FF12 JJ03 JJ04 JJ05 JJ06 5C094 AA10 AA15 BA03 BA29 CA19 EA04 EA07

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の画素と、複数の走査線と、複数の
    信号線とを有するアクティブマトリックス型の画像表示
    装置において、 前記各画素は1画素内に、画素選択用トランジスタ、画
    素電流制御用トランジスタ、キャパシタ、および画素電
    極を有し、 前記画素選択用トランジスタは、ゲートが前記走査線ま
    たは前記信号線に接続され、ソースまたはドレインの一
    方が前記ゲートと接続されていない前記信号線または走
    査線に接続され、ソースまたはドレインの他方が前記キ
    ャパシタの一方の電極と前記画素電流制御用トランジス
    タのゲートに接続され、 前記画素電流制御用トランジスタは、ドレインが前記画
    素電極に接続され、ソースが前記キャパシタの他方の電
    極とともに、前記走査線に対して前記画素を挟んだ隣に
    位置する走査線に接続されていることを特徴とする画像
    表示装置。
  2. 【請求項2】 前記画素選択用トランジスタと前記画素
    電流制御用トランジスタの少なくとも一方が、マルチゲ
    ート構造のトランジスタであることを特徴とする請求項
    1記載の画像表示装置。
  3. 【請求項3】 前記画素選択用トランジスタと前記画素
    電流制御用トランジスタが共にN型MIS電界効果トランジ
    スタで構成され、前記画素電極から電子を放出すること
    により発光素子若しくは発光材料を発光させることを特
    徴とする請求項1または2記載の画像表示装置。
  4. 【請求項4】 前記画素選択用トランジスタと前記画素
    電流制御用トランジスタが共にP型MIS電界効果トラン
    ジスタで構成され、前記画素電極から正孔を放出するこ
    とにより発光素子若しくは発光材料を発光させることを
    特徴とする請求項1または2記載の画像表示装置。
  5. 【請求項5】 請求項1に記載の画像表示装置の駆動方
    法であって、1つの画素における、前記画素電流制御用
    トランジスタのソースとキャパシタの片側の電極を接続
    した走査線から、前記画素選択用トランジスタを接続し
    た走査線へ向かう順に線順次走査することを特徴とする
    画像表示装置の駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2006023332A (ja) * 2004-07-06 2006-01-26 Nippon Hoso Kyokai <Nhk> 電界放出型表示装置の駆動装置及びその駆動方法
US8022903B2 (en) 2007-07-03 2011-09-20 Sony Corporation Organic EL device and organic EL display apparatus

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