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JP2002241049A - 線材の巻き替え装置 - Google Patents

線材の巻き替え装置

Info

Publication number
JP2002241049A
JP2002241049A JP2001039271A JP2001039271A JP2002241049A JP 2002241049 A JP2002241049 A JP 2002241049A JP 2001039271 A JP2001039271 A JP 2001039271A JP 2001039271 A JP2001039271 A JP 2001039271A JP 2002241049 A JP2002241049 A JP 2002241049A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
bobbin
wire
mounting shaft
guide stand
separator
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001039271A
Other languages
English (en)
Inventor
Kyosuke Yamazaki
京介 山崎
Toshikazu Ueda
俊和 上田
Tsutomu Saito
勉 斉藤
Katsuhiko Uda
克彦 宇田
Takeshi Matsushima
岳史 松島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
Priority to JP2001039271A priority Critical patent/JP2002241049A/ja
Publication of JP2002241049A publication Critical patent/JP2002241049A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Winding, Rewinding, Material Storage Devices (AREA)
  • Coiling Of Filamentary Materials In General (AREA)
  • Unwinding Of Filamentary Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ボビンに巻かれている線材をリング状の束に
巻き替える際、線材に加わる張力を極力抑制して、線材
を傷付けることなくより高品質の線材束に巻き替えるこ
とができる線材の巻き替え装置を提供すること。 【解決手段】 垂直なボビン装着軸2に保持されたボビ
ン1を一方向へ回転させながら、ボビン1の回りを線材
の巻き方向の逆方向へ公転するセパレータ3により、ボ
ビン1に巻かれた線材を繰り出し方向へガイドし、当該
線材を装着軸2の直下に設置されているガイドスタンド
4の回りで螺旋状を呈しつつ順次垂れ下がるようにガイ
ドし、ガイドスタンド4を中心としてリング状を形成す
るように下方の受け部材5上に順次落下集束させること
を特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ボビンに巻き取ら
れている金属の線材をリング状の束に巻き替える巻き替
え装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図7を参照しながら従来の巻き替え装置
の概略を説明する。適宜に制動された図示しない装着軸
へ金属の線材が巻かれたボビンを保持させ、鋼製で円錐
台状の巻取りドラム9を回転させながら、ボビンから巻
き出される線材1a(線径0.2〜3mm)を当該巻取り
ドラム9へ3〜5MPa(3〜5kgf /mm2 )程度の張
力で巻き取る。巻取りドラム9は、下部の鍔90と、急
な円錐状傾斜面を有する巻取り幅の小さい下部円錐部9
1と、比較的緩慢な円錐状傾斜面を有する巻取り幅の大
きい上部円錐部92からなり、外周部の対称位置には上
下方向へ連続するガイド溝93が形成されている。巻取
りドラム9の上方には、先端の間隔を拡大縮小できる取
外しロッド95,95を有するストリッパ94が待機し
ている。巻取りドラム9へ線材1aを巻き付けるに当た
っては、線材1aの先端部分を手で下部円錐部91へ適
当長さ巻き付け、線材1aを下部円錐部91へ固定した
後、巻取りドラム9を巻取り方向へ回転させる。このよ
うに下部円錐部91へ線材1aを巻き取ると、線材1a
の既に巻き取られた部分は巻取り具ドラムの円錐面を滑
って順次上昇する。線材1aの先端部が一定のレベルに
達すると、巻き取られた線材1aの重量が目標に到達す
るので、巻取りドラム9の回転を停止さる。次いで、取
外しロッド95,95がガイド溝93,93へ案内され
るようにストリッパ94を下降させ、線材1aの巻き取
られた後端部を切断するとともに、取外しロッド95,
95の先端部を巻き取られた線材1aへ引っ掛け、スト
リッパ94を上昇させて線材1aを巻取りドラム9から
取り外し、図8のような束1bとする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来の巻き替え装置
は、第1に、前述のように比較的大きな張力を加えた状
態で巻取りドラムへ巻き取るため、また、線材を巻取り
ドラムから取り外すときに上方へ滑らせて取り外すた
め、線材と巻取りドラムとの強い摩擦により線材に傷が
付き易かった。第2に、鋼製の巻取りドラムは高強度,
高精度,高表面品質であることが要求されるため、装置
の設置コストが高かった。第3に、通常は一つのボビン
に巻かれた線材を複数の束に巻き替えるが、線材を巻取
りドラムへ一束相当巻き取る毎に装置を停止して取り外
す必要があり、連続運転ができなかった。
【0004】本発明の目的は、巻き替え時に線材に大き
な張力が加わる従来のような巻取りドラムを使用せず、
線材に加わる張力を極力抑制して線材を傷付けることな
く、より高品質の線材束に巻き替えることができる線材
の巻き替え装置を提供することにある。本発明の他の目
的は、より低コストで設置することができる線材の巻き
替え装置を提供することにある。本発明のさらに他の目
的は、一つのボビンに巻かれた線材を複数の束に巻き替
える際、運転を停止することなく連続的に巻き替えるこ
とができる線材の巻き替え装置を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明に係る線材の巻き
替え装置は、前述の課題を解決するため以下のように構
成したものである。すなわち、請求項1に記載の線材の
巻き替え装置は、機枠20に垂直方向へ吊り下げ状に取
り付けられ、ボビン1を保持して当該ボビン1に対する
線材1aの巻き方向又は当該巻き方向の逆方向へ回転さ
れるボビン装着軸2と、前記ボビン装着軸2に保持され
たボビン1の回りを前記巻き方向の逆方向へ公転しつ
つ、当該ボビン1に巻き取られている線材1aをその先
端部より繰り出し方向へガイドするセパレータ3と、前
記セパレータ3により繰り出し方向へガイドされる線材
1aが垂れ下がるとき、当該線材1aがほぼ螺旋状を呈
しつつガイドされる状態に前記ボビン装着軸2の直下に
設置されたガイドスタンド4と、ガイドスタンド4の下
部外周へほぼ水平に設置され、繰り出される線材1aを
受ける受け部材5とを備えたことを特徴としている。
【0006】請求項2に記載の線材の巻き替え装置は、
請求項1の巻き替え装置において、前記ガイドスタンド
4を中心とする平面円軌道上へ所定の角度間隔に複数の
ほぼ垂直な棒状ガイド41を設けたことを特徴としてい
る。
【0007】請求項3に記載の線材の巻き替え装置は、
請求項1又は2の巻き替え装置において、次式の関係を
もってボビン装着軸2の回転数とセパレータ3の公転数
のいずれか一方又は双方を制御することを特徴としてい
る。 式・・・・・D2×R2=D1(R2−R1) 但し、D1・・・ボビンから繰り出される直前の線材の
巻き径 D2・・・所望の束径 R1・・・ボビン装着軸回転数(回転方向は無関係) R2・・・セパレータ公転数
【0008】請求項4に記載の線材の巻き替え装置は、
請求項1〜3のいずれかの巻き替え装置において、前記
セパレータ3は、ボビン1の半径方向の延長上に沿って
順に並ぶように設けられた一対の垂直ローラ30,30
と、垂直ローラ30,30の下端部相互を結ぶように設
置された水平ローラ31とから構成され、一対の垂直ロ
ーラ30,30の上端部は、基端部が前記ボビン装着軸
2と同心的に回転する状態に設けられたほぼ水平なアー
ム32へ吊り下げ状に取り付けられていることを特徴と
している。
【0009】請求項5に記載の線材の巻き替え装置は、
請求項1〜4のいずれかの巻き替え装置において、前記
機枠20は所定のガイドレール21に沿って運転位置a
から待機位置bへ水平方向へ可動に設置されているとと
もに、当該機枠20を前記運転位置aから前記待機位置
bへ往復移動させるシフタ20aを有し、前記待機位置
bの下方には、前記機枠20が当該待機位置bに移動し
たときに当該待機位置bまで昇降して空のボビン1を受
け取り、さらに待機位置bまで昇降して線材が巻かれて
いるボビン1を当該待機位置bのボビン装着軸2へ案内
するボビン着脱装置6を設置したことを特徴としてい
る。
【0010】請求項6に記載の線材の巻き替え装置は、
請求項1〜5のいずれかの巻き替え装置において、前記
ボビン1には、前記ボビン装着軸2へ装着された状態に
おける下部のフランジ11に、当該フランジ11よりも
大径の受け皿12が取り付けられていることを特徴とし
ている。
【0011】請求項7に記載の線材の巻き替え装置は、
請求項1〜6のいずれかの巻き替え装置において、前記
受け部材5は、ガイドスタンド4を保持する保持部材を
兼ねているとともに、ガイドスタンド4を介して周方向
から相対して進退することにより当該ガイドスタンド4
をそれぞれ挟んで保持する一対の上部受け部材50,5
0及び一対の下部受け部材51,51とから構成され、
上下の各受け部材50,51は当該受け部材をガイドス
タンド4に対して進退させるアクチュエータ50a,5
1aをそれぞれ備え、前記ガイドスタント4の下方側部
には、前記下部受け部材51,51がガイドスタンド4
を解放して上部受け部材50,50がガイドスタンド4
を保持したときに当該ガイドスタンド4の下方へ進出し
て線材1aの垂れ下がっている部分を切断するカッタ7
が設置されていることを特徴としている。
【0012】
【発明の実施の形態】図1〜図6を参照しながら、本発
明に係る線材の巻き替え装置の好ましい実施形態を説明
する。図1は本発明の一実施形態に係る線材の巻き替え
装置の一部を断面とした概略側面図、図2は図1の巻き
替え装置の一部省略平面図、図3は図1の巻き替え装置
を同図の右側から見た部分破断概略背面図、図4は図1
の巻き替え装置におけるボビン装着軸とその周辺部分を
示す拡大縦断面図、図5は図1の巻き替え装置に装着さ
れているボビンの拡大部分断面図、図6は図1の巻き替
え装置におけるガイドスタンドの拡大斜視図である。
【0013】巻き替え装置の運転位置aには、上方,正
面側,背面側及び両側方が解放された固定機枠29が設
置されている。固定機枠29の上部には可動の機枠20
が設置されており、この機枠20には、ボビン1を保持
して一方向又は他方向へ回転する垂直なボビン装着軸2
が、固定機枠29の上部中央へ臨むように吊り下げ状に
取り付けられている。ボビン装着軸2に保持されたボビ
ン1の下部フランジ11の外縁から周方向へ50mm前後
離れた位置には、ボビン1から引き出された線材1aの
端末が当該ボビン1の回転方向に沿って通されるセパレ
ータ3が設置されている。このセパレータ3は、ボビン
1の回りを当該ボビン1に対する線材1aの巻き方向の
逆方向へ公転しつつ、当該ボビン1に巻き取られている
線材1aをその先端部より繰り出し方向へガイドする。
【0014】ボビン装着軸2の直下にはガイドスタンド
4が垂直に設けられている。このガイドスタンド4の外
接円40c(図2,図6)は、前記セパレータ3の公転
軌道の径よりも所定量小径であって、前記セパレータ3
により繰り出し方向へガイドされる線材1aが垂れ下が
るとき、当該線材1aがほぼ螺旋状を呈しつつ当該ガイ
ドスタンド4の回りにガイドされるようになっている。
ガイドスタンド4の下部外周へ位置するように、繰り出
される線材1aを受ける受け部材5が設置されている。
ガイドスタンド4を中心とする平面円軌道上には、所定
の角度間隔に複数のほぼ垂直な棒状ガイド41が設けら
れている。各棒状ガイド41は、上端部分が前記ガイド
スタンド4から遠ざかるように外周方向へ先上がり傾斜
しており、それらの垂直部分は、図2のように各支持部
材41bへそれぞれ支持された各可動ロッド41aの先
端に取り付けられている。各可動ロッド41aは、それ
ぞれの棒状ガイド41をガイドスタンド4に対して近接
離反させるべくそれらの位置を調整して、それらが形成
する円軌道の位置を加減することができるようになって
おり、調整後はそれぞれの支持部材41bの図示しない
チャックにより当該各支持部材41へ固定されるように
構成されている。
【0015】以下、この実施形態の巻き替え装置をさら
に詳細に説明する。図1,図3及び図4で示されている
ように、可動の機枠20は下部機枠22とこの下部機枠
22の中央上部へ直立状に取り付けられた上部機枠23
とから構成されている。図4で示されているように、ボ
ビン装着軸2は、ガイドスタンド4の直上に臨むボビン
装着部から上方へ垂直に伸びる中心軸2aと、所定の間
隙を介して中心軸2aの外周を同心状に覆うようにボビ
ン装着部の直上から中心軸2aの上端下部まで伸びる管
状軸2cを備えている。中心軸2aは、管状軸2cの上
下の端部付近において当該中心軸2aへ固定されたスラ
イドキー2dにより、管状軸2cに対して所定量スライ
ド可能でかつ一体に回転するように結合されている。
【0016】上部機枠23には、水平で互いに平行する
ように下段の取付フレーム24,中段の取付フレーム2
5及び上段の取付フレーム26が取り付けられている。
管状軸2cは、下段の取付フレーム24と中段の取付フ
レーム25に取り付けられた各軸受け部材27,28
へ、それぞれベアリング27a,28aを介して回転自
在に保持されている。中段の取付フレーム25から上方
へ突出した管状軸2cの上端部にはタイミングプーリ2
eが固定されており、ボビン装着軸2は、減速機構を有
する図3のモータ2fにより、当該モータ2fの出力軸
と前記タイミングプーリ2eとに掛け渡されたタイミン
グベルトを介して回転するように構成されている。
【0017】上部機枠23の上段の取付フレーム26の
上部には、出力部が当該取付フレーム26の下方へ突出
するようにエアシリンダ又は油圧シリンダ等からなるア
クチュエータ2gが取り付けられている。アクチュエー
タ2gの出力部の下端には、内部にベアリング2iを有
するベアリングユニット2hが連結されており、前記管
状軸2cの上端から突出した中心軸2aの上端部は、前
記ベアリング2iを介してベアリングユニット2hへ回
転自在に連結されている。したがって、中心軸2aは図
示されていない制御手段の制御を受けて作動する前記ア
クチュエータ2gにより、管状軸2cに対して小さなス
トロークで上下にスライドする。
【0018】ボビン装着軸2はさらに、中心軸2aの下
端部分(ボビン装着部)を同心状に覆うように管状軸2
cの下端部外周へ固定され、かつ、一部が周方向に沿っ
て一定範囲で拡大・縮小する管状の拡縮軸2bを有して
いる。管状の拡縮軸2bの上端部分と下端部分を除く長
さ方向の中央部分には、180度対称な位置に軸方向に
沿う長孔2j,2jが形成されている。拡縮軸2b内の
前記長孔2j,2jと対応する部分には、中心軸2aへ
固定されているカラー2mへ植設された各ガイドピン2
nに沿って、長孔2j,2jから所定量突出するように
外周方向へ進退し得る対称形状の可動駒2k,2kが挿
入されている。各可動駒2k,2kは、図示されていな
いばねにより、拡縮軸2bの外周へ突出しないように常
時内側方向へ付勢されている。各拡縮軸2bの上下の所
定長さ部分の内側(対向面)には、中心軸2aの方向へ
均一に先上がり傾斜するテーパー部が相対向するように
形成されており、中心軸2aには、それぞれ相対向する
前記テーパー部と接触するようにテーパウエッジ2p,
2pがそれぞれ固定されている。
【0019】このような構成により、ボビン1がボビン
装着軸2の装着部へ案内されたとき、アクチュエータ2
gの作動により中心軸2aが所定量上方へスライドする
と、テーパウエッジ2pに押されて可動駒2k,2kの
上下部分が拡縮軸2bの長孔2jから周方向へ突出し、
当該拡縮軸2bが部分的に拡大するので、ボビン装着軸
2へボビン1が固定される。他方、アクチュエータ2g
の作動により中心軸2aが下方へスライドすると、ばね
付勢により可動駒2k,2kが拡縮軸2bの内側へ没入
し、当該拡縮軸2bが部分的に縮小するので、ボビン1
は前記ボビン装着軸2の装着部から解放される。
【0020】図4で詳細に示されているように、セパレ
ータ3は、ボビン1の半径方向の延長上に沿って順に並
ぶように設けられた一対の垂直ローラ30,30と、垂
直ローラ30,30の下端部相互を結ぶように設置され
た水平ローラ31とから構成されている。一対の垂直ロ
ーラ30,30の上端部は、基端部が前記ボビン装着軸
2と同心的に回転する状態に設けられたほぼ水平なアー
ム32へ吊り下げ状に取り付けられている。この実施形
態では、ボビン装着軸2における管状軸2cに対して、
下端部が前記拡縮軸2bの上端に近接する状態に、上下
の各ベアリング34,35を介して管状の取付軸33を
回転自在に取り付け、この取付軸33の下端部には前記
アーム32の基端部を固定している。そして、取付軸3
3の上端部に固定されたタイミングプーリ36と、図3
のモータ37の出力軸とに掛け渡されたタイミングベル
トとを介して、モータ37を作動させて取付軸33を減
速回転させることにより、セパレータ3がボビン装着軸
2へ保持されたボビン1の回りを公転するようにしてい
る。前述の垂直ローラ30,30の軸部の上端には雄ね
じを形成し、この部分をアーム32に貫通させてアーム
32の上方から止めナット30aにより当該アーム32
へ取り付けている。アーム32の先端部分にはその長さ
方向に沿って垂直ローラ30,30の上端部が挿通され
る図示しない長孔を形成し、止めナット30aを緩めた
状態で垂直ローラ30,30の公転軸からの距離(公転
半径)を調整することができるように構成するのが好ま
しい。
【0021】図1で示すように、機枠20は固定機枠2
9の上部へ取り付けられたガイドレール21の上に沿っ
て可動状に設置され、例えばエアシリンダ等からなるシ
フタ20aにより、図1の運転位置aから待機位置bへ
往復移動し得るように構成されている。前記待機位置b
の下方には、ローラコンベアその他のコンベア62と、
このコンベア62により前方位置から待機位置bの真下
まで往復移送されるボビン搭載具60と、コンベア62
を図1の実線で示す状態から待機位置bの所定レベルま
で昇降させるリフタ61とを備えたボビン着脱装置6が
設置されている。
【0022】図6で示されているように、ガイドスタン
ド4は平面視において正方形の各頂点に位置するように
4本の金属製のパイプ40又は丸棒を垂直に配置し、パ
イプ40の上端部分を相互に近接するようにあらかじめ
曲げ加工し、各パイプ40の上下の端部を金属製のパイ
プ又は丸棒からなる方形の枠40a,40bにより互い
に連結したものである。このガイドスタンド4は、それ
を構成する各パイプ40への外接円40cがセパレータ
3の公転軌道よりも小さくなるように構成されている。
両者の差は、後述のように形成される束1bの目標とす
る内外径に応じて適宜設定される。ガイドスタンド4に
は、上端部分が円錐台形状に形成された円筒状又は円柱
状の部材を使用することができるが、前述のように複数
の垂直なパイプ又は丸棒を外接円4cを形成するように
配置し、それらを相互に連結して構成するのが、より低
コストで製造することができるとともに、線材1aの先
端部分が絡まり易いので好ましい。
【0023】図3及び図2で示されているように、受け
部材5は、ガイドスタンド4を保持する保持部材を兼ね
ているとともに、ガイドスタンド4を介して周方向から
相対して進退することにより当該ガイドスタンド4をそ
れぞれ挟んで保持する一対の上部受け部材50,50及
び一対の下部受け部材51,51とから構成されてい
る。ガイドスタンド4の下方両側部には取付台52がそ
れぞれ設置され、この取付台52,52には、上下の各
受け部材50,51をガイドスタンド4に対して進退さ
せるエアシリンダ等のアクチュエータ50a,51aが
それぞれ設けられている。
【0024】前記下部受け部材51,51の下方両側部
には、取付台52,52に設置されたエアシリンダ等の
各アクチュエータ70,70によって進退することによ
り、必要なときにガイドスタンド4の下方に進出して垂
れ下がっている線材1aを切断するカッタ7,7が設置
されている。カッタ7,7の一方は雄刃、他方は当該雄
刃と適合する雌刃であって、アクチュエータ70,70
の作動により両者がガイドスタンド4の下方に進出して
線材1aを挟む状態に合致したとき、当該線材1aが切
断されるようになっている。
【0025】図1及び図3で示されているように、カッ
タ7,7のさらに下方にはガイドスタンド4の直下に位
置する状態に線材の束1bを受け取る受取コンベア8が
設置され、この受取コンベア8上面両側部には、図3で
示されているように上端部分が側方へ上り傾斜した板状
のガイド8a,8aがやや浮上した状態に設置されてい
る。受取コンベア8の移送方向下流側には、中継コンベ
ア81及び終端コンベア82が順次連続するように設置
されいる。受取コンベア8と終端コンベア82の下部に
は、必要なときに図1の実線で描かれている位置から二
点鎖線で描かれて位置まで各コンベア8,82を昇降さ
せるリフタ80,83がそれぞれ設置されている。
【0026】図5で拡大して示すように、使用されるボ
ビン1は内外の金属製の円筒からなる胴部の上下にフラ
ンジ10,11を取り付けたものであるが、このボビン
1には、ボビン装着軸2へ装着された状態における下部
のフランジ11に、当該フランジ11よりも大径の受け
皿12を、例えば磁石などで取外し可能に取り付けるの
が好ましい。また受け皿12は、その直径が下部のフラ
ンジ11の直径よりも70〜140mm程度大きく、周縁
12aの高さが30〜70mmであるのが好ましい。ボビ
ン1に巻かれた線材の端末は通常はほぐれないように止
めてあるが、ボビン装着軸2へセットした状態では線材
の端末は外して解放されており、線材をセパレータ3へ
通す前に当該線材がほぐれて垂れ下がる場合があるが、
前述のように受け皿12を取り付けることによりこれを
防止することができる。下部のフランジ11の外周部分
下面と受け皿12の上面との間に隙間が形成されている
と、線材の線径が小さい場合には胴部から解放された線
材の端末が前記隙間に突き刺さり状態に入り込むおそれ
がある。図5のボビン1にはこれを防止するため、フラ
ンジ11の外周部分下面と受け皿12の上面との間にス
ポンジその他の膨縮性を有するシート状の詰め物13が
介装してある。
【0027】前記実施形態の巻き替え装置は、線径0.
2〜3mmの線材を対象とし、胴部径300mm,フランジ
径450mm,幅(胴部長さ)350mmの寸法のボビンを
使用し、巻き替え後の束の目標径450mmとした場合、
セパレータ3の公転軌道直径を500〜600mm、セパ
レータ3の線材ガイドレベル(水平ロール31のレベ
ル)をボビンの下部フランジ11から100〜200mm
浮上した位置にそれぞれ設定して運転するのが好まし
い。また、各棒状ガイド41はガイドスタンド4を中心
とする直径500mmの円周上に位置させるのが好まし
い。
【0028】各部材のサイズ及び位置関係を上記のよう
に設定した場合の運転要領について以下順に説明する。
運転に先立ち、可動の機枠20を図1の待機位置bへ移
動させ、ボビン着脱装置6のコンベア62を作動させて
ボビン1を搭載したボビン搭載具60をボビン装着軸2
の直下まで移動させる。次いで、リフタ61によりコン
ベア62を上昇させて、搭載具60に搭載されているボ
ビン1をボビン装着軸2へセットし、当該装着軸2の拡
縮軸2bを周方向に拡大させてボビン1をボビン装着軸
2へ保持させる。ガイドスタンド4は、あらかじめ下部
受け部材51,51により保持させておき、上部受け部
材50,50は側方へ後退させておく。
【0029】機枠20を運転位置aに移動させ、ボビン
1に巻かれている線材1aの端末を線材の巻き方向へ沿
うようにセパレータ3に通した状態で線材1aを繰り出
し方向に引き出し、その垂れ下がった先端部分をガイド
スタンド4へ絡ませる。この状態でセパレータ3を線材
巻き方向の逆方向へ公転させるとともに、ボビン装着軸
2を一方向へ回転させて運転を開始する。セパレータ3
は、二つの平行な垂直ローラ30,30と、当該ローラ
30,30を結ぶように設置された水平ローラ31とか
ら構成されているので、線材1aとの摩擦は非常に小さ
く、摩擦により線材に傷が付くのが抑制される。セパレ
ータ3にガイドされて繰り出される線材1aは、ガイド
スタンド4によりその回りでほぼ螺旋状を呈しつつ下方
へ垂れ下がるようにガイドされ、ガイドスタンド4を中
心としてリング状を形成するように下部受け部材51,
51の上に順次落下集束し、リング状の束1bに巻き替
えられる。線材1aが繰り出されてから束1aに巻き替
えられるまでの間に、線材1aには僅かな張力が加わる
のみであるから、線材が強い摩擦により傷付けられるこ
とはほとんどなく、より高品質の線材束を形成すること
がきる。
【0030】ボビン1を回転させない場合、線材の束径
はセパレータ3の一回の公転で繰り出される線材1aの
長さで形成される円周の径に相当するので、この実施形
態ではセパレータ3が公転する円軌道の径に左右されな
いように所望の束径を得るため、前述のようにボビン1
を回転させるようにしている。すなわち、束径の選択範
囲を広くなっている。ボビン装着軸2(ボビン1)の回
転方向は、形成される線材束の束径を相対的に大きくし
たいときは線材1aの巻き方向の逆方向へ回転させ、束
径を相対的に小さくしたいときは線材の巻き方向へ回転
させる。
【0031】運転中セパレータ3の公転数とボビン装着
軸2の回転数(ボビンの回転数)は、線材1aがセパレ
ータ3にガイドされて繰り出される速度(線材1aがセ
パレータ3を通過する速度)がより均一化されるように
制御される。この実施形態では、前述のような条件のも
とで線材1aの繰り出し速度が100m/min 前後にな
るように制御されている。このような制御のためには、
D1=ボビンから繰り出される直前の線材の巻き径、D
2=所望の束径、R1=ボビン装着軸回転数、R2=セ
パレータ公転数とした場合、式D2×R2=D1(R2
−R1)となるように、セパレータ3の公転数又は(及
び)ボビン1の回転数を制御する。このような制御によ
り、形成される束の束径はより均一化される。
【0032】セパレータ3を通過する線材1aの速度が
均一化されるように、セパレータ公転数とボビン回転数
のいずれか一方又は双方を制御するのであるが、いずれ
かの一方を一定にして他方を制御する方がより容易であ
るし、また、束径の変化に影響を与えるのはボビン1か
ら繰り出される直前の部分の線材1aの巻き径(ボビン
一回転で繰り出される線材の長さ。すなわち、形成され
る束1bの所望の径は通常ほぼ一定であるが、ボビンに
巻かれている線材の巻き径は経時的に小さくなる方向へ
刻々変化する)であるから、セパレータ3の公転数を一
定にしてボビン1の回転数を制御するのが望ましい。具
体的には、ボビン一回転に対応する線材1aの繰り出し
長さを検出し、この検出情報に基いてコンピュータによ
りボビン回転数を制御する。
【0033】下部受け部材51,51上に形成されつつ
ある線材の束1baが所定の重量に達したならば、上部
受け部材50,50を前進方向へ作動させて各上部受け
部材50によりガイドスタンド4を保持させた後、下部
受け部材51,51を側方へ後退させる。このとき、下
方の受取コンベア8がリフタ80の作動によりガイドス
タンド4の下部近くまで上昇して落下する束1bを受け
取った後元の位置へ下降する。同時にカッタ7,7が切
断位置に前進,後退し、垂れ下がっている線材を切断す
ることにより、独立した一つの線材の束1bが形成され
る。カッタ7,7による線材の切断後直ちに下部受け部
材51,51を前進位置に復帰させ、各受け部材51に
よりガイドスタンド4を保持させた後、上部受け部材5
0,50を側方へ後退させる。上部受け部材50,50
上に溜まっていた線材1aの少量の輪は下部受け部材5
1,51上に落下し、次の束が形成され始める。
【0034】受取コンベア8で受け取られた独立の束1
bは、当該受取コンベア8,中継コンベア81及び終端
コンベア82により終端コンベア82の所定位置まで移
送され、リフタ83の作動により、終端コンベア82が
図1の二点鎖線の作業位置まで上昇した後、当該コンベ
ア82上の束は結束され、さらの他の位置へ移送され
る。終端コンベア82は元の位置に下降する。
【0035】以上のサイクル繰り返すことにより、一つ
のボビン1に巻かれた線材により線材の複数の束を連続
的に形成することができる。ボビン1に巻かれている線
材1aが全部繰り出され、当該ボビン1が空になったな
らば、ボビン装着軸2の回転及びセパレータ3の公転を
停止(装置の運転を停止)し、機枠20を待機位置bへ
移動させる。ボビン搭載具60が待機位置bにおける空
のボビンの受取位置に達するまで、リフタ61によりコ
ンベア62を上昇させ、ボビン装着軸2の拡縮軸2bを
縮小させて空ボビンをボビン搭載具60へ受け取らせた
後、コンベア62を元の位置に下降させる。次いで、ボ
ビン搭載具60は、コンベア62により新たなボビンの
受取位置に達するまで移送され、当該位置で線材が巻か
れている新たなボビンを受け取った後、コンベア62に
より上方のボビン装着軸の直下まで移送される。この状
態でリフタ61によりコンベア62が上昇され、ボビン
装着軸へ新たなボビンがセットされたならば、当該ボビ
ン装着軸の拡縮軸を拡大させてこれに当該ボビンを保持
させる。機枠20を運転位置aへ移動させ、新たなボビ
ンが空になるまで巻き替え装置を前述の要領で連続的に
運転する。
【0036】その他の実施形態 前記実施形態では、セパレータ3を二つの垂直ローラ3
0,30と、当該垂直ローラ30,30の下端を連結す
るように取り付けられた水平ローラ30とから構成した
が、このような構成に代えて、低摩擦性部材からなる丸
棒又は表面が低摩擦性の丸棒等の一端部をリング状又は
鉤状に加工し、リング状又は鉤状の中に線材を通すよう
に構成しても実施することができる。
【0037】
【発明の効果】請求項1の発明に係る線材の巻き替え装
置によれば、垂直なボビン装着軸2に保持されたボビン
1を一方向へ回転させながら、ボビン1の回りを線材の
巻き方向の逆方向へ公転するセパレータ3により、ボビ
ン1に巻かれた線材を繰り出し方向へガイドし、当該線
材をガイドスタンド4の回りで螺旋状を呈しつつ順次垂
れ下がるようにガイドし、ガイドスタンド4を中心とす
るリング状を形成するように下方の受け部材5上に順次
落下集束させるものであって、線材には僅かな張力が加
わるのみであるから、線材に傷が付き難く、より高品質
の線材束に巻き替えることができる。また、セパレータ
3の公転軌道の大きさによって束径が左右されることが
少なく、目標とする束径の選択範囲をより広くすること
がきる。さらに、鋼製の巻取りドラム等の高品質の部材
を使用する必要がないので、装置をより低コストで設置
することができる。
【0038】請求項2の発明に係る線材の巻き替え装置
によれば、ガイドスタンド4を中心とする平面円軌道上
へ所定の角度間隔に複数のほぼ垂直な棒状ガイド41を
設けたので、形成される束の外径が規制されるととも
に、束が形成されるときに線材が外周方向へずれるのを
防止することができる。
【0039】請求項3の発明に係る線材の巻き替え装置
によれば、D1=ボビンから繰り出される直前の線材の
巻き径、D2=所望の束径、R1=ボビン装着軸回転
数、R2=セパレータ公転数とした場合において、D2
×R2=D1(R2−R1)となるように、セパレータ
公転数とボビン回転数のいずれか一方又は双方を制御す
るので、セパレータ3により案内される線材の繰り出し
速度が均一化し、束径をより均一化することができる。
【0040】請求項4の発明に係る線材の巻き替え装置
によれば、セパレータ3は、ボビン1の半径方向の延長
上に沿って順に並ぶように設けられた一対の垂直ローラ
30,30と、垂直ローラ30,30の下端部相互を結
ぶように設置された水平ローラ31とから構成されてい
るので、線材を傷付けることなく繰り出し方向へガイド
することができる。
【0041】請求項5の発明に係る線材の巻き替え装置
によれば、機枠20が所定のガイドレール21に沿って
運転位置から待機位置へ水平方向へ可動に設置され、当
該機枠20を前記運転位置から待機位置へ往復移動させ
るシフタ20aを有し、前記待機位置の下方には、前記
機枠20が待機位置に移動したときに当該待機位置まで
昇降して空のボビン1を受け取り、さらに待機位置まで
昇降して線材が巻かれているボビン1を当該待機位置の
ボビン装着軸2へ案内するボビン着脱装置6を設置した
ので、自動的かつ容易に空のボビンを線材が巻かれた新
たなボビンと取り替えることがきる。
【0042】請求項6の発明に係る線材の巻き替え装置
によれば、ボビン1には、ボビン装着軸2へ装着された
状態における下部のフランジ11に、当該フランジ11
よりも大径の受け皿12が取り付けられているので、ボ
ビン装着軸2へボビン1を保持させた後、線材をセパレ
ータ3へ通す前に当該線材がほぐれて落ちるのを防止す
ることがきる。
【0043】請求項7の発明に係る線材の巻き替え装置
によれば、受け部材5は、ガイドスタンド4を保持する
保持部材を兼ねており、また、ガイドスタンド4を介し
て周方向から相対して進退することにより当該ガイドス
タンド4をそれぞれ挟んで保持する一対の上部受け部材
50,50及び一対の下部受け部材51,51とから構
成され、さらに、それらの下方に線材を切断するカッタ
7,7が設置されているので、上部受け部材50,5
0,下部受け部材51,51及びカッタ7,7をタイミ
ングよく操作することにより、一つのボビンに巻かれて
いる線材から複数の束を形成する際、装置の運転を停止
することなく連続的に束を形成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る線材の巻き替え装置
の一部を断面とした概略側面図である。
【図2】図1の巻き替え装置の一部省略平面図である。
【図3】図1の巻き替え装置を同図の右側から見た部分
破断概略背面図である。
【図4】図1の巻き替え装置におけるボビン装着軸とそ
の周辺部分を示す拡大縦断面図である。
【図5】図1の巻き替え装置に装着されているボビンの
拡大部分断面図である。
【図6】図1の巻き替え装置におけるガイドスタンドの
拡大斜視図である。
【図7】従来の線材の巻き替え装置の部分正面図であ
る。
【図8】巻き替えられた線材束の断面図である。
【符号の説明】
a 運転位置 b 待機位置 1 ボビン 1a 線材 1b 束 10,11 フランジ 12 受け皿 12a 周縁 13 シート状の詰め物 2 ボビン装着軸 2a 中心軸 2b 拡縮軸 2c 管状軸 2d スライドキー 2e タイミングプーリ 2f モータ 2g アクチュエータ 2h ベアリングユニット 2i ベアリング 2j 長孔 2k 可動駒 2m カラー 2n ガイドピン 2p テーパーウエッジ 20 可動の機枠 20a シフタ 21 ガイドレール 22 下部機枠 23 上部機枠 24,25,26 取付フレーム 27,28 軸受け部材 27a,28a ベアリング 29 固定機枠 3 セパレータ 30 垂直ローラ 30a 止めナット 31 水平ローラ 32 アーム 33 取付軸 34,35 ベアリング 36 タイミングプーリ 37 モータ 4 ガイドスタンド 40 パイプ 40a,40b 枠 40c 外接円 41 棒状ガイド 41a 可動ロッド 41b 支持部材 5 受け部材 50 上部受け部材 51 下部受け部材 50a,51a アクチュエータ 52 取付台 6 ボビン着脱装置 60 ボビン搭載具 61 リフタ 62 コンベア 7 カッタ 70 アクチュエータ 8 受取コンベア 8a ガイド 81 中継コンベア 82 終端コンベア 80,83 リフタ 9 巻取りドラム 90 鍔 91 下部円錐部 92 上部円錐部 93 ガイド溝 94 ストリッパ 95 取外しロッド
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 斉藤 勉 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 宇田 克彦 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 松島 岳史 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 Fターム(参考) 3F057 BA01 BC05 3F109 AA08 BA01 CA03 CA06 CA07 CA09 CB02 CB03 CB11 4E026 AA01 AA18

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 機枠(20)に垂直方向へ吊り下げ状に
    取り付けられ、ボビン(1)を保持して当該ボビン
    (1)に対する線材(1a)の巻き方向又は当該巻き方
    向の逆方向へ回転されるボビン装着軸(2)と、 前記ボビン装着軸(2)に保持されたボビン(1)の回
    りを前記巻き方向の逆方向へ公転しつつ、当該ボビン
    (1)に巻き取られている線材(1a)をその先端部よ
    り繰り出し方向へガイドするセパレータ(3)と、 前記セパレータ(3)により繰り出し方向へガイドされ
    る線材(1a)が垂れ下がるとき、当該線材(1a)が
    ほぼ螺旋状を呈しつつガイドされる状態に前記ボビン装
    着軸(2)の直下に設置されたガイドスタンド(4)
    と、 前記ガイドスタンド(4)の下部外周へほぼ水平に設置
    され、繰り出される線材(1a)を受ける受け部材
    (5)と、 を備えたことを特徴とする線材の巻き替え装置。
  2. 【請求項2】 前記ガイドスタンド(4)を中心とする
    平面円軌道上へ所定の角度間隔に複数のほぼ垂直な棒状
    ガイド(41)を設けたことを特徴とする、請求項1に
    記載の線材の巻き替え装置。
  3. 【請求項3】 次式の関係をもってボビン装着軸(2)
    の回転数とセパレータ(3)の公転数のいずれか一方又
    は双方を制御することを特徴とする、請求項1又は2に
    記載の線材の巻き替え装置。 式・・・・・D2×R2=D1(R2−R1) 但し、D1・・・ボビンから繰り出される直前の線材の
    巻き径 D2・・・所望の束径 R1・・・ボビン装着軸回転数(回転方向は無関係) R2・・・セパレータ公転数
  4. 【請求項4】 前記セパレータ(3)は、ボビン(1)
    の半径方向の延長上に沿って順に並ぶように設けられた
    一対の垂直ローラ(30),(30)と、各垂直ローラ
    (30)の下端部相互を結ぶように設置された水平ロー
    ラ(31)とから構成され、一対の垂直ローラ(3
    0),(30)の上端部は、基端部が前記ボビン装着軸
    (2)と同心的に回転する状態に設けられたほぼ水平な
    アーム(32)へ吊り下げ状に取り付けられていること
    を特徴とする、請求項1〜3のいずれかに記載の線材の
    巻き替え装置。
  5. 【請求項5】 前記機枠(20)は所定のガイドレール
    (21)に沿って運転位置から待機位置へ水平方向へ可
    動に設置されているとともに、当該機枠(20)を前記
    運転位置(a)から待機位置(b)へ往復移動させるシ
    フタ(20a)を有し、前記待機位置(b)の下方に
    は、前記機枠(20)が待機位置(b)に移動したとき
    に当該待機位置(b)まで昇降して空のボビン(1)を
    受け取り、さらに前記待機位置(b)まで昇降して線材
    が巻かれているボビン(1)を当該待機位置(b)のボ
    ビン装着軸(2)へガイドするボビン着脱装置(6)を
    設けたことを特徴とする、請求項1〜4のいずれかに記
    載の線材の巻き替え装置。
  6. 【請求項6】 前記ボビン(1)には、前記ボビン装着
    軸(2)へ装着された状態における下部のフランジ(1
    1)の下面に、当該フランジ(11)よりも大径の受け
    皿(12)が取り付けられていることを特徴とする、請
    求項1〜5のいずれかに記載の線材の巻き替え装置。
  7. 【請求項7】 前記受け部材(5)は、ガイドスタンド
    (4)を保持する保持部材を兼ねているとともに、ガイ
    ドスタンド(4)を介して周方向から相対して進退する
    ことにより当該ガイドスタンド(4)をそれぞれ挟んで
    保持する一対の上部受け部材(50),(50)及び一
    対の下部受け部材(51),(51)とから構成され、
    上下の各受け部材(50),(51)は当該受け部材を
    ガイドスタンド(4)に対して進退させるアクチュエー
    タ(50a),(51a)をそれぞれ備え、前記ガイド
    スタント(4)の下方側部には、前記下部受け部材(5
    1),(51)がガイドスタンド(4)を解放して上部
    受け部材(50),(50)がガイドスタンド(4)を
    保持したときに当該ガイドスタンド(4)の下方へ進出
    して線材(1a)の垂れ下がっている部分を切断するカ
    ッタ(7)が設置されていることを特徴とする、請求項
    1〜6のいずれかに記載の線材の巻き替え装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100956156B1 (ko) * 2008-02-11 2010-05-06 주식회사 해동산업 논스톱 코일경 가변식 권취기
CN101817465A (zh) * 2010-04-12 2010-09-01 无锡平盛科技有限公司 工字轮收线机上的主传动部件
CN104190731A (zh) * 2014-08-11 2014-12-10 吴江市中信科技有限公司 铜包铝线拉伸收线机

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