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JP2002121290A - エチレン−ビニルアルコール共重合体含水組成物の製造方法 - Google Patents

エチレン−ビニルアルコール共重合体含水組成物の製造方法

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JP2002121290A
JP2002121290A JP2001237442A JP2001237442A JP2002121290A JP 2002121290 A JP2002121290 A JP 2002121290A JP 2001237442 A JP2001237442 A JP 2001237442A JP 2001237442 A JP2001237442 A JP 2001237442A JP 2002121290 A JP2002121290 A JP 2002121290A
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ethylene
water
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vinyl alcohol
alcohol copolymer
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JP2001237442A
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Takaharu Kawahara
孝春 川原
Toshio Tsuboi
俊雄 坪井
Yukihiro Ohara
行博 大原
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Kuraray Co Ltd
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Kuraray Co Ltd
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    • C08JWORKING-UP; GENERAL PROCESSES OF COMPOUNDING; AFTER-TREATMENT NOT COVERED BY SUBCLASSES C08B, C08C, C08F, C08G or C08H
    • C08J3/00Processes of treating or compounding macromolecular substances
    • C08J3/12Powdering or granulating
    • C08J3/14Powdering or granulating by precipitation from solutions
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29BPREPARATION OR PRETREATMENT OF THE MATERIAL TO BE SHAPED; MAKING GRANULES OR PREFORMS; RECOVERY OF PLASTICS OR OTHER CONSTITUENTS OF WASTE MATERIAL CONTAINING PLASTICS
    • B29B9/00Making granules
    • B29B9/02Making granules by dividing preformed material
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    • C08J2323/02Characterised by the use of homopolymers or copolymers of unsaturated aliphatic hydrocarbons having only one carbon-to-carbon double bond; Derivatives of such polymers not modified by chemical after treatment
    • C08J2323/04Homopolymers or copolymers of ethene
    • C08J2323/08Copolymers of ethene

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 作業環境、周辺環境を悪化させることなく、
効率的にアルコールを除去することができるEVOH含
水組成物の製造方法を提供すること。また、そうして得
られた含水組成物から安定生産可能で、洗浄速度が速い
EVOHペレットを提供すること。 【解決手段】 エチレン−ビニルアルコール共重合体1
00重量部に対し、沸点が100℃以下のアルコールを
50重量部以上含有するエチレン−ビニルアルコール共
重合体溶液を容器に導入し、前記容器内で水蒸気と接触
させて前記アルコールを水蒸気とともに導出し、エチレ
ン−ビニルアルコール共重合体100重量部に対し、前
記アルコールを0〜10重量部、水を10〜500重量
部含有するエチレン−ビニルアルコール共重合体含水組
成物を前記容器から導出することを特徴とするエチレン
−ビニルアルコール共重合体含水組成物の製造方法であ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、エチレン−ビニル
アルコール共重合体含水組成物の製造方法及び当該製法
によって得られたエチレン−ビニルアルコール共重合体
ペレットに関する。
【0002】
【従来の技術】エチレン−ビニルアルコール共重合体
(以下EVOHと略すことがある。)は、酸素遮断性、
保香性、耐油性、非帯電性、機械強度などに優れた有用
な高分子材料であり、フィルム、シート、容器などに成
形されて広く用いられている。EVOHの製造方法とし
ては、エチレンと酢酸ビニルなどの脂肪酸ビニルエステ
ルを重合して得られたエチレン−ビニルエステル共重合
体をケン化触媒の存在下にアルコールを含む有機溶媒中
でケン化する方法が一般的である。
【0003】ケン化して得られたEVOHのアルコール
溶液の後処理方法としては、特公昭47−38634号
(USP3847845号)公報に、EVOHのメタノ
ール溶液を必要に応じて濃縮してから、EVOHが析出
しない程度の量の水を添加し、EVOHを15〜45重
量%含有するEVOHのメタノール−水混合溶液を製造
し、これを50℃以下の水又は前記溶液よりもメタノー
ル濃度の低いメタノール−水混合溶液中に押出してスト
ランド状に析出させてから切断する、EVOHペレット
の製造方法が記載されている。この時の凝固浴のメタノ
ール−水混合溶液はメタノールを10〜50重量%含有
することが好ましいとされている。こうして得られるペ
レットは多孔質であり、ケン化触媒残渣を水洗除去しや
すく、その後の洗浄乾燥工程でも取り扱いが容易である
旨が記載されている。
【0004】ケン化後のEVOHのメタノール溶液に水
を添加する方法としては、例えば特開平11−9092
7号(EP937557号)の実施例1に、樹脂分濃度
が30重量%であるEVOHのメタノール溶液に、含水
率62.5重量%のメタノール水溶液を、100〜11
0℃、圧力3kg/cmGの共沸条件下で供給して、
樹脂分濃度が40重量%になるまでメタノールを留出さ
せて、完全透明なメタノール/水均一溶液を得る方法が
記載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述の
ようにメタノールを大量に含有するEVOH溶液を凝固
浴で析出させる方法によりEVOHペレットを製造する
と、析出作業時にアルコールが揮散することがあった。
アルコールの揮散は、作業環境を悪化させて作業員の健
康を損ねるのみならず、周辺環境へも悪影響を及ぼすも
のであり、改善が求められていた。
【0006】また、EVOHのうちでも、エチレン含有
量が20モル%未満のEVOH及び/又はケン化度95
%未満のEVOHの場合に上記方法を採用した場合、凝
固液中での凝固速度が遅いためにストランドが析出し難
く、そのためカットミスや微粉の混入が発生し易く、安
定して生産することが困難であった。また、エチレン含
有量20モル%以上、ケン化度95%以上のEVOHで
あっても、生産効率を向上させるために高速又はノズル
数を増加してストランドの析出を行った場合には、凝固
が不十分あるいはハンドリングが難しくなり、カットミ
スが多発して安定生産することが困難であった。
【0007】さらに、従来の方法で得られたペレット
は、アルコール及びケン化時の触媒残渣であるアルカリ
金属塩を含んでいるため、これらを除くための洗浄工程
が必要である。洗浄速度を上げるためには、洗浄液の温
度を上げるのが効果的であるが、あまり温度を上げると
ペレット中にアルコールが含まれているため、ペレット
同士が融着し、十分に洗浄速度を上げられないという問
題があった。
【0008】すなわち、本発明の目的は、作業環境、周
辺環境を悪化させることなく、効率的にアルコールを除
去することができるEVOH含水組成物の製造方法を提
供することにある。また、こうして得られた含水組成物
から得られる、安定生産可能で、洗浄速度が速いEVO
Hペレットを提供することにもある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明者らは鋭意検討を
重ね、アルコールを含有するエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体溶液を水蒸気と接触させて前記アルコールを
水蒸気とともに導出するエチレン−ビニルアルコール共
重合体含水組成物の製造方法を提供することによって、
上記発明の課題が解決されることを見出した。
【0010】すなわち本発明は、エチレン−ビニルアル
コール共重合体100重量部に対し、沸点が100℃以
下のアルコールを50重量部以上含有するエチレン−ビ
ニルアルコール共重合体溶液を容器に導入し、前記容器
内で水蒸気と接触させて前記アルコールを水蒸気ととも
に導出し、エチレン−ビニルアルコール共重合体100
重量部に対し、前記アルコールを0〜10重量部、水を
10〜500重量部含有するエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体含水組成物を前記容器から導出することを特
徴とするエチレン−ビニルアルコール共重合体含水組成
物の製造方法である。
【0011】前記製造方法において、エチレン−ビニル
アルコール共重合体溶液を前記容器に連続的に導入する
ことが好適である。また、前記エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体溶液と水蒸気とを塔型容器内で接触させる
こと、あるいは向流接触させることも好適である。具体
的な実施の態様としては、前記エチレン−ビニルアルコ
ール共重合体溶液を塔上部から導入し、水蒸気を塔下部
から導入し、前記エチレン−ビニルアルコール共重合体
含水組成物を塔下部から導出し、前記アルコールを水蒸
気とともに塔上部から導出する製造方法が好適である。
【0012】また、水蒸気の導入量が前記エチレン−ビ
ニルアルコール共重合体溶液の導入量に対して重量比で
表示して0.3〜30倍であることが好適である。さら
に、前記エチレン−ビニルアルコール共重合体溶液と水
蒸気を接触させる際の前記容器内の温度が100〜15
0℃で、圧力が1〜6kg/cmである製造方法も好
適である。
【0013】本製造方法で使用されるアルコールはメタ
ノールであることが好適である。またエチレン−ビニル
アルコール共重合体のエチレン含有量が3〜70モル
%、ケン化度が80モル%以上であることも好適であ
る。
【0014】また本願のもうひとつの発明は、上記製造
方法により得られたエチレン−ビニルアルコール共重合
体含水組成物を切断してなるエチレン−ビニルアルコー
ル共重合体ペレットである。このとき、エチレン−ビニ
ルアルコール共重合体含水組成物を溶融状態で凝固液中
にストランド状に押出して凝固させてから切断してなる
エチレン−ビニルアルコール共重合体ペレットが好適で
ある。また、前記エチレン−ビニルアルコール共重合体
含水組成物を溶融状態で切断してなるエチレン−ビニル
アルコール共重合体ペレットも好適である。
【0015】
【発明の実施の形態】本発明に用いられるEVOHは、
通常、エチレン−ビニルエステル共重合体をケン化して
得られる。エチレン含有量は通常3〜70モル%であ
り、ガスバリア性と溶融成形性に優れた成形物を得ると
いう観点からは、好適には10〜60モル%、さらに好
適には20〜55モル%、最適には25〜55モル%で
あるものが好ましい。さらに、ビニルエステル成分のケ
ン化度は通常80モル%以上であり、ガスバリア性に優
れた成形物を得るという観点からは、好ましくは95モ
ル%以上、特に好ましくは99モル%以上である。
【0016】一方、エチレン含量3〜20モル%のEV
OHは、水溶性が付与されたEVOHとして好適に用い
られ、かかるEVOH水溶液はバリア性、塗膜成形性に
優れ、優れたコート材料として用いられる。
【0017】また、ケン化度80〜95モル%のEVO
Hは、成形加工性を改善するために用いられる場合があ
る。かかるEVOHは単独で用いることも可能である
が、ケン化度が99モル%を超えるEVOHとブレンド
して用いる実施態様も好適である。
【0018】しかし、製造プロセスの観点から見た場
合、上記のエチレン含量が3〜20モル%のEVOH及
びケン化度80〜95モル%のEVOHは、何れもその
EVOHのメタノール溶液を凝固浴にストランド状に押
出して析出させることが困難であった。このようなEV
OHに対しても、容易に凝固させることが可能となり、
安定にペレットの生産ができるようになった観点から
も、本発明の意義は大きい。
【0019】EVOHのエチレン含有量が3モル%未満
では一般に溶融成形性が悪く、耐水性、耐熱水性、高湿
度下でのガスバリア性が低下する虞がある。一方、70
モル%を超える場合は、バリア性や印刷適性等が不足す
る場合が多い。また、けん化度が80モル%未満では、
バリア性、耐着色性、耐湿性が不満足なものとなること
が多い。
【0020】以下にEVOHの製造方法を具体的に説明
する。エチレンとビニルエステルの重合は溶液重合に限
るものではなく、溶液重合、懸濁重合、乳化重合、バル
ク重合のいずれであっても良い。また連続式、回分式の
いずれであってもよい。回分式の溶液重合の重合条件の
一例を以下に示す。
【0021】溶媒;沸点が100℃以下のアルコール類
を用いる。エチレン−ビニルエステル共重合体あるいは
EVOHの溶解性の点や、取り扱い性の点からアルコー
ルが採用される。その沸点が100℃以下であることが
必要なのは、アルコールを水に置き換える際に、水より
も沸点が低いアルコールの方が効率的に置き換えられる
からである。沸点は好適には80℃以下であり、より好
適には70℃以下である。沸点が100℃以下のアルコ
ールとしてはメチルアルコール、エチルアルコール、n
−プロピルアルコール、イソプロピルアルコール、t−
ブチルアルコール等が例示されるが、特にメチルアルコ
ールが好ましい。
【0022】触媒;2,2−アゾビスイソブチロニトリ
ル、2,2−アゾビス−(2,4−ジメチルバレロニト
リル)、2,2−アゾビス−(4−メトキシ−2,4−
ジメチルバレロニトリル)、2,2−アゾビス−(2−
シクロプロピルプロピオニトリル)等のアゾニトリル系
開始剤及びイソブチリルパーオキサイド、クミルパーオ
キシネオデカノエイト、ジイソプロピルパーオキシカー
ボネート、ジ−n−プロピルパーオキシジカーボネー
ト、t−ブチルパーオキシネオデカノエイト、ラウロイ
ルパーオキサイド、ベンゾイルパーオキサイド、t−ブ
チルハイドロパーオキサイド等の有機過酸化物系開始剤
等を用いることができる。
【0023】ビニルエステル;酢酸ビニル、脂肪酸ビニ
ルエステル(プロピオン酸ビニル、ピバリン酸ビニルな
ど)等が使用できるが、酢酸ビニルが好適である。ま
た、EVOHは共重合成分としてビニルシラン化合物
0.0002〜0.2モル%を含有することができる。
ここで、ビニルシラン系化合物としては、たとえば、ビ
ニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、
ビニルトリ(β−メトキシ−エトキシ)シラン、γ−メ
タクリルオキシプロピルメトキシシランが挙げられる。
なかでも、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエト
キシシランが好適に用いられる。
【0024】重合条件は以下の通りである。 (1)温度;20〜90℃、好ましくは40℃〜70
℃。 (2)時間;2〜15時間、好ましくは3〜11時間。 (3)重合率;仕込みビニルエステルに対して10〜9
0%、好ましくは30〜80%。 (4)重合後の溶液中の樹脂分;5〜85%、好ましく
は20〜70%。 (5)共重合体中のエチレン含有率;3〜70モル%。
好適には10〜60モル%、さらに好適には20〜55
モル%、最適には25〜55モル%。
【0025】なお、エチレンとビニルエステル以外にこ
れらと共重合し得る単量体、例えば、プロピレン、イソ
ブチレン、α−オクテン、α−ドデセン等のα−オレフ
ィン;アクリル酸、メタクリル酸、クロトン酸、マレイ
ン酸、イタコン酸等の不飽和酸又はその無水物、塩、あ
るいはモノ又はジアルキルエステル等;アクリロニトリ
ル、メタクリロニトリル等のニトリル類;アクリルアミ
ド、メタクリルアミド等のアミド類;エチレンスルホン
酸、アリルスルホン酸、メタアリルスルホン酸等のオレ
フィンスルホン酸又はその塩;アルキルビニルエーテル
類、ビニルケトン、N−ビニルピロリドン、塩化ビニ
ル、塩化ビニリデン等を少量共存させることも可能であ
る。
【0026】所定時間の重合後、所定の重合率に達した
後、必要に応じて重合禁止剤を添加し、未反応のエチレ
ンガスを蒸発除去した後、未反応ビニルエステルを追い
出す。エチレンを蒸発除去したエチレン−ビニルエステ
ル共重合体溶液から未反応のビニルエステルを追い出す
方法としては、例えば、ラシヒリングを充填した塔の上
部から前記共重合体溶液を一定速度で連続的に供給し、
塔下部より有機溶剤、好適には沸点100℃以下のアル
コール、最適にはメタノールの蒸気を吹き込み、塔頂部
より前記有機溶剤と未反応ビニルエステルの混合蒸気を
留出させ、塔底部より未反応ビニルエステルを除去した
前記共重合体溶液を取り出す方法などが採用される。
【0027】未反応ビニルエステルを除去した前記共重
合体溶液にアルカリ触媒を添加し、前記共重合体中のビ
ニルエステル成分をケン化する。ケン化方法は連続式、
回分式いずれも可能である。アルカリ触媒としては水酸
化ナトリウム、水酸化カリウム、アルカリ金属アルコラ
ートなどが用いられる。例えば、回分式の場合のケン化
条件は次の通りである。 (1)前記共重合体溶液濃度;10〜50% (2)反応温度;30〜65℃ (3)触媒使用量;0.02〜1.0当量(ビニルエス
テル成分当り) (4)時間;1〜6時間
【0028】反応後のEVOH溶液は通常EVOH10
0重量部に対して沸点が100℃以下のアルコールを5
0重量部以上含有する。当該アルコールの含有量は好適
には70重量部以上であり、より好適には80重量部以
上である。また当該アルコールの含有量は好適には10
00重量部以下であり、より好適には500重量部以下
である。このようなアルコールの含有量とすることで、
EVOH溶液の流動性が確保されるとともに、効率の良
い樹脂製造が可能である。当該アルコールは好適にはメ
タノールである。なお、上記ケン化後のEVOH溶液は
アルコール溶液のみならず、必要に応じて水等の他の溶
媒を添加した混合溶媒の溶液であっても構わない。水を
加える方法は前述の先行技術に記載された方法などを挙
げることができる。
【0029】本発明は、例えば上記のようにして得られ
た、エチレン−ビニルアルコール共重合体100重量部
に対し、沸点が100℃以下のアルコールを50重量部
以上含有するエチレン−ビニルアルコール共重合体溶液
を容器に導入し、前記容器内で水蒸気と接触させて前記
アルコールを水蒸気とともに導出し、エチレン−ビニル
アルコール共重合体100重量部に対し、前記アルコー
ルを0〜10重量部、水を10〜500重量部含有する
エチレン−ビニルアルコール共重合体含水組成物を前記
容器から導出することを特徴とするエチレン−ビニルア
ルコール共重合体含水組成物の製造方法である。
【0030】すなわち、上述したように、ケン化後のE
VOH溶液は通常アルコールを多量に含む溶液として得
られるが、本発明においては、このようなEVOH溶液
を容器に導入し、容器内で水蒸気と接触させることによ
り、アルコールを水蒸気とともに容器から導出し、アル
コールの含有量の少ないEVOH含水組成物を容器から
導出するものである。
【0031】容器に導入したEVOH溶液を容器内で水
蒸気と接触させる方法は特に限定されず、連続式、回分
式のいずれの方法によってもよい。また、当該容器の形
態についても特に限定されるものではないが、連続式の
場合には塔型容器が、回分式の場合には槽型容器がそれ
ぞれ好適である。生産効率を考えれば工業的には連続式
の方が望ましい。塔型容器としては、多孔板塔、泡鐘塔
などの棚段塔、リング型充填物などの入った充填塔を例
示することができる。
【0032】容器に導入されたEVOH溶液と水蒸気と
は、アルコール除去効率の観点から向流で接触させるの
が好ましい。例えば、塔型容器において、EVOH溶液
を塔上部から導入し、水蒸気を塔下部から導入して前記
溶液と向流接触させ、EVOH含水組成物を塔下部から
導出し、アルコールを水蒸気とともに塔上部から導出す
る方法などを好適な実施態様として挙げることができ
る。塔上部から導出されたアルコール蒸気と水蒸気は凝
縮器で凝縮し、アルコール水溶液として取り出し、必要
に応じ精製して再使用することができる。
【0033】水蒸気の導入量は、少なすぎるとアルコー
ルの除去効率が悪く、逆に多すぎるとコスト面で不利と
なるので、EVOH溶液の導入量に対して重量比で表示
して0.3〜30倍(重量比)であることが好ましく、
より好適には0.5〜10倍、さらに好適には0.7〜
5倍である。EVOH溶液と接触させる水蒸気は、水蒸
気100重量部に対して10重量部以下のアルコールを
含んでいても構わないが、効率よくアルコールを除去す
るためには、水蒸気中にアルコールを含まないことが好
ましい。
【0034】処理容器内の温度は100〜150℃であ
ることが好ましい。容器内の温度が100℃未満の場合
には、EVOH含水組成物の流動性が不充分となり、処
理容器内でゲル化したり、閉塞を起こしたりする虞があ
る。より好適には110℃以上であり、さらに好適には
120℃以上である。一方、容器内の温度が150℃を
超える場合には、EVOH樹脂が劣化する場合がある。
より好適には140℃以下である。また、処理容器内の
圧力は、あまり低いと、アルコールの除去効率が悪く、
また、あまり高いと、処理容器内のEVOH溶液の温度
が上昇してEVOHの熱劣化が生じやすくなるため、1
〜6kg/cm、好ましくは、1.5〜5kg/cm
、さらに好ましくは、2〜4kg/cmで実施する
のが好ましい。
【0035】本発明において、EVOH溶液は容器内で
水蒸気と直接接触し、アルコールの含有量が徐々に減少
するが、その間EVOHは膨潤したペースト状であり、
流動性を保ったままゲル化することなく容器から導出す
ることが可能である。EVOHは、常圧下、例えば60
〜70℃程度の温度の水/メタノール混合溶媒に溶解す
るが、溶媒が水のみの場合には常圧下では溶解すること
ができない。ところが、例えば100℃以上の温度の加
圧水蒸気の存在下においては、EVOHが実質的に水だ
けを含んだ状態であっても、流動性を保つことができる
ことを見出したものである。その結果、例えば塔型の容
器などを用いて連続的に処理することも容易となったも
のである。
【0036】容器から導出されるEVOH含水組成物
は、EVOH100重量部に対し、前記アルコールを0
〜10重量部、水を10〜500重量部含有するもので
あり、流動状態で当該容器から導出される。EVOH含
水組成物中のアルコールの含有量は0〜10重量部であ
るが、好適には0〜5重量部、より好適には0〜1重量
部、さらに好適には0〜0.1重量部である。アルコー
ルの含有量が少ないことにより、析出等の後工程でアル
コールが揮散することを防止でき、作業環境あるいは周
辺環境の保全が可能となる。またケン化触媒残渣等の洗
浄時に、洗浄水の温度を上昇させてもペレットが相互に
膠着しにくくなるので、洗浄水温を上げることができ、
結果として洗浄速度を上げることも可能となる。
【0037】また、EVOH含水組成物中の水の含有量
は10〜500重量部である。水の含有量が10重量部
未満では、処理容器内での流動性が不足する。好適には
30重量部以上であり、さらに好適には50重量部以上
である。一方、水の含有量が500重量部を超えると、
ストランド状に析出させる場合に安定に析出することが
困難になるし、溶融状態で切断する場合にも切断後のペ
レットが相互に融着したり形状が不均質になったりする
問題が生じる。好適には300重量部以下であり、さら
に好適には200重量部以下である。こうして得られた
EVOH含水組成物は、通常、EVOH100重量部に
対して金属換算で0.1〜5重量部のアルカリ金属塩の
他、副生塩類、その他不純物などを含有する。
【0038】容器から導出されたEVOH含水組成物を
切断することで、ペレットを製造することができるが、
切断する方法は特に限定されない。溶融状態のEVOH
含水組成物を凝固液中にストランド状に押出して凝固さ
せてから切断する方法や、溶融状態で直接切断する方法
などを挙げることができる。
【0039】ストランド状に押出して凝固させてから切
断する場合、容器から導出されたEVOH含水組成物
は、ノズルから凝固液中に押出して、所望の径のストラ
ンドとする。このときEVOH含水組成物の含水率が高
すぎると、EVOH含水組成物から水分が分離し、かか
る分離水がノズルから排出されるために、連続したスト
ランドを得ることが困難になることがある。したがっ
て、EVOH中の水分をあらかじめニーダなどで減少さ
せた後にノズルから押出し、ストランド状に凝固させる
のが好ましい。ここで、ニーダとは、液の排出口を設け
たシリンダーとそれに装着するスクリューから構成され
たものをいう。
【0040】上記凝固液には、水が用いられるが、少量
のアルコールが含まれていても構わない。EVOHのメ
タノール溶液あるいは水/メタノール混合溶液を凝固液
中に押出していた従来法では、凝固液にメタノールを配
合して凝固液の比重を小さくして、吐出したストランド
が析出する前に凝固浴中で浮き上がるのを防止する必要
があったが、本発明では凝固速度が速いためアルコール
を含まない水を凝固浴に用いることができ、作業環境の
改善、周辺環境への排出の点で優れている。
【0041】凝固液の温度は0〜50℃であることが好
ましく、押出す際の溶融状態のEVOH含水組成物の温
度は100〜150℃であることが好ましい。この温度
差によって、EVOH含水組成物を凝固させることがで
きる。凝固液の液温は好適には0〜30℃である。ま
た、溶融状態のEVOH含水組成物の温度は、好適には
110〜140℃である。
【0042】凝固したストランドは、カッターで切断し
てペレットにする。カッターとしてはストランドカッタ
ーが好適に用いられる。
【0043】また、上記EVOH含水組成物を溶融状態
で直接切断する場合、容器から導出されたEVOH含水
組成物を切断する方法としては、ホットカット方式ある
いは水中カット方式が好適なものとして例示される。ペ
レットの取り扱いの容易性の観点から、ノズルの口径は
2〜5mmφ(φは直径。以下同じ)が好適である。ホ
ットカット方式で使用されるホットカッターの一例を図
2に示す。13はEVOH含水組成物の供給口、14は
ダイ、15は回転刃、16は回転軸、17はカッター
箱、18は冷却水供給口、19は冷却水、20は水膜、
21はペレット排出口、22は冷却水及びペレットであ
る。
【0044】EVOH含水組成物中の水分が多いと、E
VOH含水組成物から水分が分離することがあり、かか
る分離水がノズルから排出されるために、安定したカッ
トが困難になることがある。したがって、ストランドを
切断するときと同様、EVOH含水組成物中の水分をあ
らかじめニーダなどで減少させた後に、ノズルから吐出
して切断するのが好ましい。
【0045】こうして得られたペレットは通常、ケン化
時に使用する触媒の残渣であるアルカリ金属塩を含んで
おり、多量に含まれる場合は、着色などの品質問題が生
じるため、洗浄除去するのが好ましい。洗浄方法は、特
に限定されないが、水又は酢酸などの酸の水溶液中に浸
漬して洗浄する方法が例示される。
【0046】洗浄温度は、0〜95℃の範囲で採用でき
る。洗浄効率向上の観点からは洗浄温度は高い方が好ま
しいが、あまり温度が高すぎるとペレット同士の融着が
発生するため好ましくない。洗浄温度の下限値は好適に
は20℃以上、より好適には30℃以上、最適には40
℃以上である。従来の洗浄温度は25〜30℃くらいが
一般的であり、それより洗浄温度を高くすることができ
ることも本発明の特徴のひとつである。また、洗浄温度
の上限値は好適には80℃以下、より好適には70℃以
下である。洗浄後のアルカリ金属塩含有量は、EVOH
100重量部に対して金属換算で0.05重量部以下、
より好ましくは、0.03重量部以下にするのがよい。
【0047】ペレットには、熱安定性などの品質を向上
させるために、カルボン酸、ホウ素化合物、リン酸化合
物、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群
から選ばれる少なくとも1種を添加することが好まし
い。添加方法は、特に制限はなく公知の方法が採用でき
る。例えば、カルボン酸、ホウ素化合物、リン酸化合
物、アルカリ金属塩及びアルカリ土類金属塩からなる群
から選ばれる少なくとも1種を含む水溶液にペレットを
浸漬させて、これらを吸着させる方法があげられる。
【0048】上記カルボン酸としては、シュウ酸、コハ
ク酸、安息香酸、クエン酸、酢酸、乳酸、プロピオン酸
などが例示されるが、コスト、入手の容易さなどの面か
ら、酢酸、乳酸又はプロピオン酸を用いることが好まし
い。本発明のEVOHからなる乾燥樹脂組成物ペレット
中のカルボン酸の含有量は、あまり少ないと、溶融成形
時に着色が発生することがあり、また、あまり多いと、
層間接着性が不充分となることがあるので、10〜50
00ppmで実施するのが好ましい。カルボン酸の含有
量の下限は好適には30ppm以上であり、さらに好適
には50ppm以上である。また、カルボン酸の含有量
の上限は好適には1000ppm以下であり、さらに好
適には500ppm以下である。
【0049】リン酸化合物としては、リン酸、亜リン酸
などの各種の酸やその塩などが例示される。リン酸塩と
しては第1リン酸塩、第2リン酸塩、第3リン酸塩のい
ずれの形で含まれていても良く、そのカチオン種も特に
限定されるものではないが、アルカリ金属塩、アルカリ
土類金属塩であることが好ましい。中でもリン酸2水素
ナトリウム、リン酸2水素カリウム、リン酸水素2ナト
リウム、リン酸水素2カリウムの形でリン酸化合物を添
加することが好ましい。本発明のEVOHからなる乾燥
樹脂組成物ペレット中のリン酸化合物の含有量はリン酸
根換算で1〜1000ppmであることが好ましく、リ
ン酸化合物を適切な範囲で添加することにより、成形物
の着色及びゲル・ブツの発生を抑制することが可能であ
る。リン酸化合物の含有量が1ppm未満の場合は、溶
融成形時の着色が激しくなる虞がある。また、1000
ppmを超える場合は成形物のゲル・ブツが発生しやす
くなる虞がある。
【0050】ホウ素化合物としては、ホウ酸類、ホウ酸
エステル、ホウ酸塩、水素化ホウ素類などが挙げられる
が、これらに限定されない。具体的には、ホウ酸類とし
ては、オルトホウ酸、メタホウ酸、四ホウ酸などが挙げ
られ、ホウ酸エステルとしてはホウ酸トリエチル、ホウ
酸トリメチルなどが挙げられ、ホウ酸塩としては上記の
各種ホウ酸類のアルカリ金属塩、アルカリ土類金属塩、
ホウ砂などが挙げられる。これらの化合物の中でもオル
トホウ酸(単にホウ酸と表示)が好ましい。本発明のE
VOHからなる乾燥樹脂組成物ペレット中のホウ素化合
物の含有量は、あまり少ないと、熱安定性の改善効果が
少なく、また、あまり多いと、ゲル化しやすく、成形性
不良となることがあるので、ホウ素換算で10〜200
0ppmで実施するのが好ましく、50〜1000pp
mで実施するのがより好ましい。
【0051】アルカリ金属塩を含有させることにより、
層間接着性や相容性を効果的に改善することが可能であ
る。本発明のEVOHからなる乾燥樹脂組成物ペレット
中のアルカリ金属塩の添加量は、アルカリ金属元素換算
で5〜5000ppmが好ましい。より好ましくは20
〜1000ppm、さらに好ましくは、30〜750p
pmである。アルカリ金属としては、リチウム、ナトリ
ウム、カリウムなどが挙げられ、アルカリ金属塩として
は、脂肪族カルボン酸塩、芳香族カルボン酸塩、リン酸
塩、金属錯体などが挙げられる。例えば、酢酸ナトリウ
ム、酢酸カリウム、プロピオン酸ナトリウム、リン酸ナ
トリウム、リン酸リチウム、ステアリン酸ナトリウム、
ステアリン酸カリウム、エチレンジアミン四酢酸のナト
リウム塩などが挙げられる。中でも酢酸ナトリウム、酢
酸カリウム、プロピオン酸ナトリウム、リン酸ナトリウ
ムが好適である。
【0052】また、アルカリ土類金属塩を添加すること
も好適である。アルカリ土類金属塩を添加した場合、耐
着色性が若干悪化する場合があるが、溶融成形時に熱劣
化した樹脂が成形機のダイに付着する量を低減すること
ができる。アルカリ土類金属塩は特に限定されず、マグ
ネシウム塩、カルシウム塩、バリウム塩、ベリリウム塩
などが挙げられ、特にマグネシウム塩とカルシウム塩が
好適である。アルカリ土類金属塩のアニオン種も特に限
定されるものではないが、脂肪族カルボン酸アニオンや
リン酸アニオンが好適である。中でも、酢酸マグネシウ
ム、酢酸カルシウム、プロピオン酸マグネシウム、プロ
ピオン酸カルシウム、リン酸マグネシウム、リン酸カル
シウムが好適である。本発明のEVOHからなる乾燥樹
脂組成物ペレット中のアルカリ土類金属の含有量は金属
換算で10〜1000ppmが好適であり、より好適に
は20〜500ppmである。アルカリ土類金属塩の含
有量が10ppm未満の場合はロングラン性の改善効果
が不充分となる虞があり、1000ppmを超えると樹
脂溶融時の着色が激しくなる虞がある。
【0053】得られたペレットは、通常、乾燥工程に供
される。乾燥後のEVOHからなる樹脂組成物ペレット
の含水率は、一般に1重量%以下とされ、好適には0.
5重量%以下とされる。従来のアルコールを含むEVO
H溶液を凝固液中にストランド状に凝固させ、次いで該
ストランド状物を切断して得られたペレットと比較し
て、本発明の含水組成物をストランド状に押出して切断
して得られたペレットは乾燥速度が速いことが特徴の一
つである。したがってこの場合は、従来よりも乾燥時間
を短縮することが可能であり、コスト面でも有利であ
る。かかる乾燥方法は特に限定されないが、静置乾燥
法、流動乾燥法などが好適なものとして挙げられる。ま
た、幾つかの乾燥方法を組み合わせた多段階の乾燥工程
を採用することも可能であり、初めに流動乾燥法で乾燥
し、引き続いて静置乾燥法で乾燥する方法などを採用す
ることもできる。本発明の含水組成物を乾燥する場合に
は、従来複数の乾燥方法を組み合わせなければ効率的に
乾燥できなかった場合にも、一つの乾燥方法のみで効率
的に乾燥できる場合があり、乾燥時間の短縮のみでな
く、乾燥プロセス採用の自由度が大きい点も有用な点の
一つである。
【0054】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらに限定されるものではない。実施
例1で使用したEVOHペレット製造装置の概略図を図
1に示す。棚段塔1の最上段2から原料のEVOH溶液
が塔内に導入され、棚段塔の最下段3から水蒸気が塔内
に導入される。EVOH溶液は塔内を上方から下方に移
動し、水蒸気は塔内を下方から上方に移動し、両者は向
流接触することになる。塔頂部4からは水とメタノール
の混合蒸気が導出され、凝縮器23で凝縮させて、メタ
ノール水溶液として回収される。塔底部5からはEVO
H含水組成物が導出され、ニーダ6へ導入される。ニー
ダ6内の排出口7からは少量のメタノールを含む水が排
出され、吐出口8からEVOH含水組成物ストランド9
が吐出される。EVOH含水組成物ストランド9は凝固
槽10に満たされた凝固液11中で凝固させた後、スト
ランドカッター12によってペレット状に切断される。
【0055】実施例1 エチレン含有量32モル%、ケン化度99.5モル%の
EVOH100重量部に対し、メタノール100重量
部、水50重量部及び酢酸ナトリウムがナトリウム換算
で2重量部を含むEVOH溶液を、塔径0.3m、段数
10段の棚段塔の最上段から52kg/hrで連続的に
供給し、最下段から水蒸気を86kg/hrで吹き込
み、EVOH溶液と水蒸気を向流で接触させた。塔内の
温度は130℃、塔内の圧力は3kg/cmであっ
た。塔頂より留去したメタノール蒸気と水蒸気は、凝縮
器で凝縮して、メタノール水溶液として回収した。塔底
からはEVOH含水組成物を抜き出した。このEVOH
含水組成物は、EVOH100重量部に対し、メタノー
ル0.05重量部、水105重量部及び酢酸ナトリウム
をナトリウム換算で2重量部を含むものであった。
【0056】次に、このEVOH含水組成物を、液の排
出口を有する口径50mm、長さ660mm(L/D=
13.2)のニーダへ41kg/hrで供給した。この
時のスクリューの回転数は100rpmとした。吐出口
から得られたEVOH含水組成物は、EVOH100重
量部に対し、メタノール0.03重量部、水63重量部
及び酢酸ナトリウムをナトリウム換算で1.2重量部を
含むものであり、温度は118℃であった。続いて、こ
のEVOH含水組成物を10℃の水からなる凝固液中
に、4本のノズル(径6mm)から押出し、ストランド
状に凝固させた。凝固液から取り出した後、ストランド
カッターでペレット状に切断した。
【0057】得られたペレットを、酢酸ナトリウムがナ
トリウム換算で0.002重量%になるまで50℃で水
洗した。水洗中にペレット同士が融着することはなかっ
た。水洗後のペレットを、酢酸0.09%、リン酸2水
素ナトリウム0.022%の水溶液に2時間浸漬し、脱
液した。その後、水分率0.2重量%まで乾燥するの
に、100℃で3時間を要した。乾燥後のペレットは、
酢酸を510ppm、ナトリウム元素を52ppm、リ
ン酸根を107ppm含んでいた。このペレットは各種
成形に使用できるものであった。また、これらの操作中
にメタノールが大気中に揮散することはなく、作業環境
は良好であった。
【0058】実施例2 棚段塔の最下段から水蒸気を42kg/hrで吹き込
み、塔内の温度を124℃、塔内の圧力を2.5kg/
cmとする以外は実施例1に記載の含水組成物製造工
程と同様に操作したところ、塔底から、EVOH100
重量部に対し、メタノール0.8重量部及び水102重
量部を含むEVOH含水組成物が得られた。この操作中
にメタノールが大気中に揮散することはなく、作業環境
は良好であった。
【0059】実施例3 エチレン含有量55モル%、ケン化度90.5モル%の
EVOH100重量部に対し、メタノール185重量部
を含むEVOH溶液を原料として使用する以外は実施例
1に記載の含水組成物製造工程と同様に操作したとこ
ろ、塔底から、EVOH100重量部に対し、メタノー
ル0.08重量部及び水87重量部を含むEVOH含水
組成物が得られた。この操作中にメタノールが大気中に
揮散することはなく、作業環境は良好であった。
【0060】実施例4 エチレン含有量32モル%、ケン化度99.5モル%の
EVOH100重量部に対し、メタノール140重量部
及び水90重量部を含むEVOH溶液300kgを容積
500Lの槽型容器に仕込み、容器の下部から水蒸気を
75kg/hrで連続的に吹き込んだ。容器内の温度は
138℃、圧力は4kg/cmとした。容器の上部よ
りメタノール蒸気と水蒸気を留去し、これらは凝縮器で
凝縮してメタノール水溶液として回収した。水蒸気の吹
き込み開始から10hr後、吹き込みを止め、塔底から
EVOH含水組成物を取り出した。このEVOH含水組
成物は、EVOH100重量部に対し、メタノール7重
量部及び水125重量部を含むものであった。この操作
中にメタノールが大気中に揮散することはなく、作業環
境は良好であった。
【0061】実施例5 実施例1において、エチレン含有量17モル%、ケン化
度99.1モル%のEVOH100重量部に対し、メタ
ノール85重量部、水85重量部及び酢酸ナトリウムを
ナトリウム換算で3重量部を含むEVOH溶液を使用す
る以外は実施例1と同様に操作したところ、水分率0.
2重量%まで乾燥するのに、100℃で6時間を要し
た。乾燥後のペレットは、酢酸を550ppm、ナトリ
ウム元素を61ppm、リン酸根を114ppm含んで
いた。このペレットは各種成形に使用できるものであっ
た。
【0062】実施例6 メタノールの代わりにエタノールを使用する以外は実施
例1と同様に操作したところ、棚段塔の塔底からEVO
H100重量部に対し、エタノール0.4重量部、水1
07重量部及び酢酸ナトリウムをナトリウム換算で2重
量部を含むEVOH含水組成物を得た。続いて、実施例
1と同様に、ニーダを通した後にストランド状に凝固さ
せ、切断、水洗後、酢酸及びリン酸2水素ナトリウムの
水溶液に浸漬し、脱液した。水分率0.2重量%まで乾
燥するのに、100℃で3時間を要した。乾燥後のペレ
ットは、酢酸を480ppm、ナトリウム元素を47p
pm、リン酸根を95ppm含んでいた。このペレット
は各種成形に使用できるものであった。
【0063】実施例7 エチレン含有量32モル%、ケン化度90.5モル%の
EVOH100重量部に対し、メタノール100重量
部、水50重量部及び酢酸ナトリウムをナトリウム換算
で2重量部を含むEVOH溶液を、塔径0.3m、段数
10段の棚段塔の最上段から52kg/hrで連続的に
供給し、最下段から水蒸気を86kg/hrで吹き込ん
でEVOH溶液と水蒸気を向流で接触させた。塔内の温
度は130℃、塔内の圧力は3kg/cmであった。
塔頂よりメタノール蒸気と水蒸気を留去し、これらは凝
縮器で凝縮して、メタノール水溶液として回収した。塔
底からはEVOH含水組成物を抜き出した。このEVO
H含水組成物は、EVOH100重量部に対し、メタノ
ール0.05重量部、水105重量部及び酢酸ナトリウ
ムをナトリウム換算で2重量部を含むものであった。
【0064】次に、このEVOH含水組成物を、液の排
出口を有する口径50mm、長さ660mm(L/D=
13.2)のニーダへ41kg/hrで供給した。この
時のスクリューの回転数は100rpmとした。吐出口
から得られたEVOH含水組成物は、EVOH100重
量部に対し、メタノール0.03重量部、水63重量部
及び酢酸ナトリウムをナトリウム換算で1.2重量部を
含むものであり、温度は118℃であった。続いて、こ
のEVOH含水組成物を孔径3mm、6個の孔を有する
ダイスから押出し、ダイスからの距離が0.05mmの
ところで、4枚の刃を有するホットカッターで切断し
た。カッター刃の回転数は1200rpmであった。
【0065】得られたペレットを、酢酸ナトリウムがナ
トリウム換算で0.002重量%になるまで50℃で水
洗した。水洗中にペレット同士が融着することはなかっ
た。水洗後のペレットを、酢酸0.09%、リン酸2水
素ナトリウム0.022%の水溶液に50℃で4時間浸
漬し、脱液した。その後、熱風乾燥機で水分率0.2重
量%まで乾燥させた。乾燥後のペレットは、酢酸を40
0ppm、ナトリウム元素を35ppm、リン酸根を8
8ppm含んでいた。このペレットは各種成形に使用で
きるものであった。
【0066】実施例8 実施例7において、エチレン含有量17モル%、ケン化
度99.1モル%のEVOH100重量部に対し、メタ
ノール85重量部、水85重量部及び酢酸ナトリウムを
ナトリウム換算で3重量部を含むEVOH溶液を棚段塔
に供給する以外は実施例7と同様に操作した。50℃で
水洗中も、ペレット同士の融着はなかった。乾燥後のペ
レットは、酢酸を450ppm、ナトリウム元素を40
ppm及びリン酸根を94ppm含んでいた。このペレ
ットは各種成形に使用できるものであった。
【0067】実施例9 メタノールの代わりにエタノールを使う以外は実施例7
と同様に操作したところ、棚段塔の塔底からEVOH1
00重量部に対し、エタノール0.4重量部、水107
重量部及び酢酸ナトリウムをナトリウム換算で2重量部
を含むEVOH含水組成物を得た。続いて、実施例7と
同様に、ニーダを通した後にホットカッターで切断し、
水洗後、酢酸及びリン酸2水素ナトリウムの水溶液に浸
漬し、脱液した。50℃で水洗中も、ペレット同士の融
着はなかった。乾燥後のペレットは、酢酸を410pp
m、ナトリウム元素を44ppm及びリン酸根を90p
pm含んでいた。このペレットは各種成形に使用できる
ものであった。
【0068】比較例1 実施例1と同じ組成のEVOHである、エチレン含有量
32モル%、ケン化度99.5モル%のEVOH100
重量部に対し、メタノール100重量部、水50重量部
及び酢酸ナトリウムがナトリウム換算で2重量部を含む
EVOH溶液を、メタノール10重量%、水90重量%
からなる10℃の凝固液中に、4本のノズル(径6m
m)から押出し、ストランド状に凝固させた。凝固液か
ら取り出した後、ストランドカッターでペレット状に切
断した。得られたペレットを、酢酸ナトリウムがナトリ
ウム換算で0.002重量%になるまで50℃で水洗し
たところ、水洗中にペレットが激しく融着した。水洗後
のペレットを、酢酸0.09%及びリン酸2水素ナトリ
ウム0.022%の水溶液に2時間浸漬し、脱液した。
その後、実施例1と同じ水分量である0.2重量%にす
るための乾燥時間は、100℃で35時間であった。乾
燥後のペレットは、酢酸を510ppm、ナトリウム元
素を53ppm、リン酸根を104ppm含んでいた。
【0069】比較例2 実施例5と同じ組成のEVOHである、エチレン含有量
17モル%、ケン化度99.1モル%のEVOH100
重量部に対し、メタノール85重量部、水85重量部及
び酢酸ナトリウムがナトリウム換算で3重量部を含むE
VOH溶液を、メタノール5重量%及び水95重量%か
らなる10℃の凝固液中に、4本のノズル(径6mm)
から押出したが、凝固性が悪く、すぐにストランドが切
れてしまい、これ以上操作を続けることができなかっ
た。
【0070】比較例3 エチレン含有量32モル%、ケン化度90.5モル%の
EVOH100重量部に対し、メタノール100重量
部、水50重量部及び酢酸ナトリウムをナトリウム換算
で2重量部を含むEVOH溶液を、メタノール10重量
%及び水90重量%からなる10℃の凝固液中に、6本
のノズル(径3mm)から押出し、ストランド状に凝固
させた。このとき、ストランド切れが多く、運転は不安
定であった。凝固液から取り出した後、ストランドカッ
ターでペレット状に切断した。得られたペレットを50
℃で水洗したところ、ペレット同士の融着が激しく、各
種成形用途に使用できるペレットを得ることが出来なか
った。
【0071】
【発明の効果】本発明により、作業環境、周辺環境を悪
化させることなく、効率的にアルコールを除去すること
ができるEVOH含水組成物の製造方法を提供できる。
また、こうして得られた含水組成物から安定生産可能
で、洗浄速度が速いEVOHペレットを提供することも
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 実施例1で使用したEVOHペレット製造装
置の概略図である。
【図2】 本発明で使用されるホットカッターの構成の
例を示す図である。
【符号の説明】 1 棚段塔 2 最上段 3 最下段 4 塔頂部 5 塔底部 6 ニーダ 7 排出口 8 吐出口 9 EVOH含水組成物ストランド 10 凝固槽 11 凝固液 12 ストランドカッター 13 EVOH含水組成物の供給口 14 ダイ 15 回転刃 16 回転軸 17 カッター箱 18 冷却水供給口 19 冷却水 20 水膜 21 ペレット排出口 22 冷却水及びペレット 23 凝縮器
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大原 行博 岡山県岡山市海岸通1丁目2番1号 株式 会社クラレ内 Fターム(参考) 4F070 AA13 AA26 AC12 AC36 AE28 BA02 CA12 CA16 CB05 CB11 DA21 DA41 DA50

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エチレン−ビニルアルコール共重合体1
    00重量部に対し、沸点が100℃以下のアルコールを
    50重量部以上含有するエチレン−ビニルアルコール共
    重合体溶液を容器に導入し、前記容器内で水蒸気と接触
    させて前記アルコールを水蒸気とともに導出し、エチレ
    ン−ビニルアルコール共重合体100重量部に対し、前
    記アルコールを0〜10重量部、水を10〜500重量
    部含有するエチレン−ビニルアルコール共重合体含水組
    成物を前記容器から導出することを特徴とするエチレン
    −ビニルアルコール共重合体含水組成物の製造方法。
  2. 【請求項2】 前記エチレン−ビニルアルコール共重合
    体溶液を前記容器に連続的に導入する請求項1に記載の
    エチレン−ビニルアルコール共重合体含水組成物の製造
    方法。
  3. 【請求項3】 前記エチレン−ビニルアルコール共重合
    体溶液と水蒸気とを塔型容器内で接触させる請求項1又
    は2に記載のエチレン−ビニルアルコール共重合体含水
    組成物の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記エチレン−ビニルアルコール共重合
    体溶液と水蒸気とを向流接触させる請求項1〜3のいず
    れかに記載のエチレン−ビニルアルコール共重合体含水
    組成物の製造方法。
  5. 【請求項5】 前記エチレン−ビニルアルコール共重合
    体溶液を塔上部から導入し、水蒸気を塔下部から導入
    し、前記エチレン−ビニルアルコール共重合体含水組成
    物を塔下部から導出し、前記アルコールを水蒸気ととも
    に塔上部から導出する請求項4に記載のエチレン−ビニ
    ルアルコール共重合体含水組成物の製造方法。
  6. 【請求項6】 水蒸気の導入量が前記エチレン−ビニル
    アルコール共重合体溶液の導入量に対して重量比で表示
    して0.3〜30倍である請求項1〜5のいずれかに記
    載のエチレン−ビニルアルコール共重合体含水組成物の
    製造方法。
  7. 【請求項7】 前記エチレン−ビニルアルコール共重合
    体溶液と水蒸気を接触させる際の前記容器内の温度が1
    00〜150℃で、圧力が1〜6kg/cm である請
    求項1〜6のいずれかに記載のエチレン−ビニルアルコ
    ール共重合体含水組成物の製造方法。
  8. 【請求項8】 前記アルコールがメタノールである請求
    項1〜7のいずれかに記載のエチレン−ビニルアルコー
    ル共重合体含水組成物の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記エチレン−ビニルアルコール共重合
    体のエチレン含有量が3〜70モル%、ケン化度が80
    モル%以上である請求項1〜8のいずれかに記載のエチ
    レン−ビニルアルコール共重合体含水組成物の製造方
    法。
  10. 【請求項10】 請求項1〜9のいずれかに記載の製造
    方法により得られたエチレン−ビニルアルコール共重合
    体含水組成物を切断してなるエチレン−ビニルアルコー
    ル共重合体ペレット。
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