JP2002118368A - 配線基板およびその製造方法 - Google Patents
配線基板およびその製造方法Info
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Abstract
部品を内蔵した配線基板およびその製造方法を提供す
る。 【解決手段】表面3および裏面4を有するコア基板2
と、この表面3および裏面4を貫通する貫通孔5内に樹
脂13を介して内蔵される電子部品のチップコンデンサ
10と、を備え、このチップコンデンサ10は上端およ
び下端に突出する電極12を有し、上記樹脂13はシリ
カフィラ(無機フィラ)fを含有していると共に、シリカ
フィラfの最大粒径dが上記電極12の高さhの2分の
1以下である、配線基板1。
Description
品を内蔵している配線基板およびその製造方法に関す
る。
高性能化の要請に伴って、コア基板に電子部品を内蔵し
た配線基板が提案されている。例えば、図6に示す配線
基板40は、絶縁層41の表裏面に図示しない配線層を
介して絶縁層43,43を積層したものであり、第1主
面上に電子部品45を実装している。また、厚さ方向の
中央に位置する絶縁層41の貫通孔42や表面側に開口
する凹部42aにも、電子部品44やチップコンデンサ
(電子部品)46が挿入されると共に、これらをプリプレ
グ接着剤層47により埋設している。
配線基板40では、凹部42aに内蔵されるチップコン
デンサ46は、薄いプリプレグ接着剤層47によりモー
ルドされ、埋設されている。このため、かかる接着剤層
47を貫通する上記チップコンデンサ46の電極付近で
は、上記接着剤層47にクラックが生じ易い。かかるク
ラックが形成されると、その付近の絶縁性や気密性が低
下すると共に、上記チップコンデンサ46の特性も不安
定になる場合もある、という問題があった。本発明は、
以上にて説明した従来の技術における問題点を解決し、
コア基板にクラックなどを生じにくくして電子部品を内
蔵した配線基板およびその製造方法を提供する、ことを
課題とする。
決するため、電子部品をモールドして埋設する樹脂に無
機フィラを含ませたり、かかるフィラの粒径を電子部品
の電極と関連付ける、ことに着目して成されたものであ
る。即ち、本発明の第1の配線基板(請求項1)は、表面
および裏面を有するコア基板と、上記表面および裏面を
貫通する貫通孔内に樹脂を介して内蔵される電子部品
と、を備え、上記電子部品は上端および下端の少なくと
も一方に突出する電極を有し、上記樹脂は無機フィラを
含有している、ことを特徴とする。また、本発明の第2
の配線基板(請求項2)は、表面および裏面を有するコア
基板と、上記表面または裏面側に開口する凹部内に樹脂
を介して内蔵される電子部品と、を備え、上記電子部品
は上端および下端の少なくとも一方に突出する電極を有
し、上記樹脂は無機フィラを含有している、ことを特徴
とする。
よって強化され且つ熱膨張率が低下するため、電子部品
を埋設する樹脂にクラックが生じなくなり、特に電極が
突出する電子部品の上端または下端に隣接する薄い樹脂
部分は、クラックや剥離を生じにくくなる。このため、
コア基板の貫通孔や凹部に電子部品を絶縁性および気密
性をもって内蔵できる。従って、電子部品の機能を確実
に発揮させると共に、上記電極を介して基板内部の配線
層との導通も安定して確保することができる。
面および裏面を有するコア基板と、このコア基板に内蔵
される電子部品と、を備え、この電子部品は上端および
下端の少なくとも一方に突出する電極を有し、上記コア
基板は無機フィラを含有している、ことを特徴とする。
これによれば、電子部品を内蔵するコア基板自体が無機
フィラを含有して強化されているため、かかる電子部品
の周囲にクラックが生じなくなり、特に電極が突出する
電子部品の上端や下端に隣接するコア基板の薄肉部分
は、クラックや当該薄肉部分の剥離を生じにくくなる。
このため、コア基板自体に電子部品を絶縁性および気密
性をもって内蔵できるので、当該電子部品の機能を確実
に発揮させ得ると共に、上記電極を介して基板内部の配
線層との導通も安定して確保することが可能となる。
ダクタ、フィルタ、抵抗などの受動部品、ローノイズア
ンプ(LNA)、トランジスタ、半導体素子、FETなど
の能動部品、あるいは、SAWフィルタ、LCフィル
タ、アンテナスイッチモジュール、カプラ、ダイプレク
サなどが含まれる。且つこれらをチップ状にしたもの
や、かかるチップ状の電子部品を複数個セットした電子
部品ユニットも含まれる。これらのうち、異種の電子部
品同士を同じ貫通孔または凹部に内蔵しても良い。ま
た、無機フィラには、結晶性シリカ、溶融シリカ、アル
ミナ、窒化ケイ素などが含まれるが、これらに限定され
るものではない。上記無機フィラを含有させることによ
り、前記樹脂の熱膨張係数を40ppm/℃以下(但し、
0は含まず)、好ましくは30ppm/℃以下(但し、0
は含まず)、より好ましくは25ppm/℃以下(但し、
0は含まず)、更に好ましくは20ppm/℃以下(但
し、0は含まず)とすることができる。これにより、内蔵
された電子部品の熱膨張係数との差に基づく応力集中を
低減できる。尚、上記何れの熱膨張係数の場合も、その
下限値は10ppm/℃以上とするのが好ましい。
が、前記電極の高さの2分の1以下(但し、0は含まず)
である、配線基板(請求項4)も含まれる。これによれ
ば、電極が突出する電子部品の上端や下端に隣接する薄
い樹脂部分またはコア基板の薄肉部分が強化されている
ため、熱膨張や熱収縮などによるクラックや薄肉部分の
剥離を防ぐことができる。即ち、電極が突出する電子部
品の上端または下端に隣接する樹脂またはコア基板の薄
肉部分では、無機フィラが回り込みにくいが、本発明に
よれば、電極の高さと比べて前記無機フィラの粒径が相
対的に小さいので、フィラが確実且つ均一に入り込む。
このため、これら樹脂の薄肉部分におけるフィラ充填量
が少なくならず、熱膨張も均一となるので、クラックを
防ぐことができる。
して配線層を形成する場合、樹脂の粗化を酸化剤を用い
て行うが、本発明の配線基板によれば、フィラが均一と
なるため、樹脂も均一に粗化することができる。このた
め、電子部品を埋め込む樹脂とその表面に形成された配
線層との間における密着も確実にすることが可能とな
る。前記フィラの粒径は、当該フィラの粒度分布におけ
る最大粒径を指す。尚、無機フィラの粒度分布による最
大粒径が、電極の高さの2分の1を越える大きさになる
と、却ってクラックなどが発生し易くなるため、かかる
範囲を除いたものである。また、より好ましい無機フィ
ラの粒径は、電極の高さの3分の1以下(但し、0は含
まず)である。また、無機フィラの形状は、前記樹脂や
コア基板を形成する素材の流動性および充填率を高める
ため、ほぼ球形状が望ましいが、長軸と短軸とを有する
楕円形状であっても良い。更に、前記樹脂の低粘度およ
び高充填率を図るため、平均粒径や粒形状が相違する2
種類以上の無機フィラを併用することが望ましい。
が25μm以下であると共に、前記電極の高さが50μ
m以上である、配線基板(請求項5)も含まれる。これに
よれば、電極が突出する電子部品の上端や下端に隣接す
る薄肉の樹脂部分またはコア基板の薄肉部分が適正な状
態で強化されているため、クラックや剥離の発生を確実
に予防することが可能となる。ここで、粒径が25μm
以下とは、粒度分布における最大粒径が25μmである
ことを指す(但し、0は含まず)。尚、シリカフィラの粒
径が25μmを越えると、却って上記薄肉の樹脂部分に
クラックなどが発生し易くなるため、かかる範囲を除い
たものであり、望ましい粒径は20μm以下(但し、0は
含まず)である。但し、シリカフィラの粒径の下限値は
樹脂の流動性を確保するため、0.1μmまたはこれ以
上であり、望ましくは0.5μm以上である。本明細書
において、粒径とは、レーザ回折粒度計により投影画像
を円近似した場合の直径として測定したものである。
と、上記と同様クラックなどが発生し易くなるため、か
かる範囲を除いたものである。尚、電極の高さの上限値
は、電極同士間の短絡を防ぐため、100μmまたはこ
れ以下(但し、0は含まず)とするのが好ましい。更に、
電子部品における電極の表面粗さは、十点平均粗度Rz
で0.3〜20μm、好ましくは0.5〜10μm、よ
り好ましくは0.5〜5μmである。この結果、前記樹
脂が電極表面の凹凸に食い込むため、密着性を高めるア
ンカー効果が得られる。かかる表面粗さの制御は、特に
制約されず、例えば化学的エッチングによる表面粗化処
理、マイクロエッチング処理、黒化処理などの方法で行
われる。
項6)は、表面および裏面を有するコア基板と、該表面
および裏面を貫通する貫通孔内あるいは表面側または裏
面側に開口する凹部内に樹脂を介して内蔵される電子部
品と、を備える配線基板の製造方法であって、上端およ
び下端の少なくとも一方に突出する電極を有する電子部
品を貫通孔または凹部に挿入する工程と、無機フィラを
含有する樹脂により上記電子部品を貫通孔または凹部に
埋設して内蔵する工程と、上記樹脂の表面を研磨して整
面することにより上記電極の端面を露出させる工程と、
を含む、ことを特徴とする。
上端や下端に隣接する薄い樹脂部分またはコア基板の薄
肉部分が強化され、クラックなどが生じにくい配線基板
を確実に提供することができる。また、電子部品の上端
または下端に隣接する薄肉の樹脂部分にも、無機フィラ
が確実に充填されるので、クラックなどが生じにくくな
る。このため、電子部品をコア基板に内蔵した配線基板
を確実に製造することが可能となる。尚、本明細書にお
いて、「埋設する」とは、例えば前記樹脂により埋め込ん
で位置固定し設置することを指す。また、「整面する」と
は、例えば樹脂の表面をほぼ平坦面とすることを指す。
裏面を有するコア基板と、該表面および裏面を貫通する
貫通孔内あるいは表面側または裏面側に開口する凹部内
に樹脂を介して内蔵される電子部品と、を備える配線基
板の製造方法であって、上端および下端の少なくとも一
方に突出する電極を有する電子部品を貫通孔または凹部
に挿入する工程と、粒径が上記電極の高さの2分の1以
下である無機フィラを含有する樹脂により上記電子部品
を貫通孔または凹部に埋設して内蔵する工程と、上記樹
脂の表面を研磨して整面することにより上記電極の端面
を露出させる工程と、を含む、とすることもできる。
尚、上記無機フィラの粒径は、電極の高さの3分の1以
下が好ましい。但し、無機フィラの粒径は、研磨後の電
極の高さに対して、常に2分の1以下になる。
面を有するコア基板と、かかる表面および裏面を貫通す
る貫通孔内あるいは表面側または裏面側に開口する凹部
内に樹脂を介して内蔵される電子部品と、を備える配線
基板の製造方法であって、上端および下端の少なくとも
一方に50μm以上で且つ100μm未満の範囲の高さ
で突出する電極を有する電子部品を貫通孔または凹部に
挿入する工程と、粒径が25μm以下の無機フィラを含
有する樹脂により上記電子部品を貫通孔または凹部に埋
設して内蔵する工程と、上記樹脂の表面を研磨して整面
することにより上記電極の端面を露出させる工程と、を
含む、配線基板の製造方法を含むことも可能である。こ
れによる場合、電子部品の上端または下端に隣接する薄
肉の樹脂部分にも無機フィラが確実に充填されるため、
クラックなどが一層生じにくく、電子部品をコア基板に
内蔵した配線基板を確実に製造することが可能となる。
な形態を図面と共に説明する。図1(A)は、本発明の一
形態の配線基板1における主要部の断面を示す。配線基
板1は、図1(A)に示すように、コア基板2と、その表
面3上と裏面4下とに形成した配線層14,20,2
6,15,21,27、絶縁層16,22,28,1
7,23,29からなるビルドアップ層とを有する多層
基板である。コア基板2は、平面視が略正方形で厚さ約
0.8mmのビスマレイミド・トリアジン(BT)樹脂か
らなり、その中央部をパンチングすることにより、図1
(A)に示すように、平面視がほぼ正方形で一辺が12m
mの貫通孔5が穿孔されている。また、貫通孔5の両側
(周囲)には、表・裏面3,4間を貫通するスルーホール
6と、その内部にスルーホール導体8および充填樹脂9
が形成されている。
の樹脂13を介して、複数のチップコンデンサ(電子部
品)10が内蔵されている。各チップコンデンサ10
は、その上端および下端に複数の電極12を突設してお
り、例えばチタン酸バリウムを主成分とする誘電体層と
Ni層とを交互に積層したセラミックスコンデンサであ
る。かかるチップコンデンサ10は、3.2mm×1.
6mm×0.7mmのサイズを有する。図1(B)に示す
ように、チップコンデンサ10を埋設する樹脂13中に
は、最大粒径d約20〜25μmで且つ平均粒径4μm
のシリカフィラ(無機フィラ)fが互いに接することなく
ほぼ均一に分散して包含されている。チップコンデンサ
10の上(下)端から突出する電極12の高さhは75μ
mであり、その表面にはバレルメッキによる銅メッキ層
が被覆されている。また、シリカフィラfの最大粒径d
は、電極12の高さhの2分の1以下、好ましくは3分
の1以下である。
たは下端と樹脂13の表面に挟まれた薄い樹脂部分にお
いても、シリカフィラfが入り込み易い。このため、シ
リカフィラfは過少にならず、骨材として樹脂13を強
化すると共に、樹脂13の熱膨張率の低下(熱膨張係数
30ppm/℃以下)を図ることができる。従って、樹
脂13を貫通する各電極12の付近であっも、かかる樹
脂13の薄肉部分にクラックが生じにくくなり、チップ
コンデンサ10を絶縁しつつ気密性を保ってコア基板2
に内蔵することができる。
3上には、銅メッキからなる配線層14と、エポキシ樹
脂からなる絶縁層16とが形成され、且つスルーホール
導体8の上端にも配線層14が形成されている。絶縁層
16の所定の位置には、配線層14に接続するフィルド
ビア導体18が形成され、且つその上端と絶縁層16の
上には配線層20が形成される。同様にして配線層20
の上には絶縁層22とフィルドビア導体24が形成さ
れ、且つその上端と絶縁層22上には配線層26が形成
される。配線層26の上には、ソルダーレジスト層(絶
縁層)28が形成され、且つこれを貫通し且つ第1主面
30よりも高く突出する複数のハンダバンプ(IC接続
端子)32が形成される。各バンプ32は、追って第1
主面30上に搭載されるICチップ34の底面に突設さ
れた接続端子36と個別に接続される。尚、ハンダバン
プ32と接続端子36との周囲には、これらを埋設する
ようにICチップ34の底面側に図示しないアンダーフ
ィル材が充填される。
4下にも、銅メッキからなる配線層15と、エポキシ樹
脂からなる絶縁層17とが形成され、且つスルーホール
導体8の下端にも配線層15が形成されている。絶縁層
17の所定の位置には、配線層15に接続するフィルド
ビア導体19が形成され、且つその下端と絶縁層17の
下には配線層21が形成される。同様にして配線層21
の下には絶縁層23とフィルドビア導体25とが形成さ
れ、且つその下端と絶縁層23の下には配線層27が形
成される。配線層27の下には、ソルダーレジスト層
(絶縁層)29が形成されると共に、その開口部31内に
露出する配線層27内の配線33は、表面にAuおよび
Niメッキ膜が被覆され、配線基板1自体を搭載する図
示しないプリント基板などのマザーボードとの接続端子
となる。
ハンダ(低融点合金)などを介して、鉄系または銅系合金
製の図示しないピンを接続しても良い。尚また、配線層
14,20,26,15,21,27、絶縁層16,2
2,28,17,23,29、および、ビア導体18,
24,19,25は、公知のビルドアップ技術(セミア
ディテイブ法、フルアディテイブ法、サブトラクティブ
法、フォトリソグラフィ技術、レーザ加工によるビアホ
ールの孔明けなど)によって形成される。尚更に、図1
(A)に示すように、各チップコンデンサ10の下端に
も、前記同様の高さhで突設する複数の電極12が貫通
孔5内に充填された樹脂13を貫通し、且つこの樹脂1
3に含まれるシリカフィラfの最大粒径dは、上記高さ
hの2分の1以下、好ましくは3分の1以下とされてい
る。
板2の貫通孔5内にチップコンデンサ10を、シリカフ
ィラfを含む樹脂13を介して内蔵し、且つシリカフィ
ラfの最大粒径dがチップコンデンサ10の電極12の
高さhの2分の1以下とされている。このため、電極1
2付近の樹脂13におけるクラックの発生やかかる樹脂
13自体の剥離が生じにくくなる。従って、チップコン
デンサ10を絶縁性および気密性をもって内蔵できるた
め、かかるチップコンデンサ10の機能を確実に発揮さ
せ得ると共に、その電極12を介して配線層14,15
などやICチップ34との導通も安定して確保できる。
は、単層の絶縁板を用いたがこれに限るものではなく、
複数の絶縁層を積層した形態や、複数の絶縁層を積層し
且つこれらの間に配線層を形成した形態も含まれる。ま
た、上述した複数の絶縁層は、1種類または複数種類の
材料を用いても良い。更に、コア基板2に内蔵するチッ
プコンデンサ10は、その上端側のみに電極12を突設
したものとしても良い。かかる形態とした場合、コア基
板2を貫通するスルーホール導体8を介して、各チップ
コンデンサ10と裏面4下方の配線層15などとが導通
される。
な工程に関する。図2(A)は、コア基板2をパンチング
することにより、表・裏面3,4間を貫通する平面視が
ほぼ正方形で一辺が12mmの貫通孔5を形成した状態
を示すと共に、コア基板2の裏面4に当該コア基板2を
含む多数個取り用のパネルにおける多数のコア基板2に
跨って、テープTを貼り付けた状態を示す。このテープ
Tの粘着面は、貫通孔5側に向いている。次に、図2
(B)に示すように、貫通孔5内に上端および下端の電極
12がそれぞれ75μmずつ突出する複数のチップコン
デンサ10を図示しないチップマウンタにより挿入し、
且つ各コンデンサ10の下端側の各電極12を上記テー
プTの粘着面に接着する。
2の表面3側から貫通孔5内に、液状のエポキシ樹脂1
3aを図示しないディスペンサを用いて充填する。この
エポキシ樹脂13aには、例えばビスフェノール型エポ
キシ樹脂が用いられる。かかる樹脂13a中には、最大
粒径が約20〜25μmで且つ平均粒径が4μmの前記
シリカフィラfが含有されている。また、シリカフィラ
fの表面は、上記樹脂13aとの濡れ性を高めると共
に、当該樹脂13aの流動性を高めるため、シラン系、
チタネート系、アルミネート系などのカップリング剤に
よる表面処理が施されている。更に、液状のエポキシ樹
脂13aには、イミダール系、アミン系、ノボラック
系、または酸無水物系の液状硬化剤が添加され、当該樹
脂13aの低粘度化を図ると共に、シリカフィラfの添
加を容易にしている。
aを充填し、且つチップコンデンサ10との隙間を埋め
るには、上記ディスペンサによる注入法の他、スクリー
ン印刷法、ロールコート法などの公知の注入法や塗布法
を用いることも可能である。上記樹脂13aを貫通孔5
内に充填した後、コア基板2を80〜180℃に加熱し
て、かかる樹脂13aを硬化する。この硬化は、80〜
120℃に加熱する1次加熱工程と、120〜180℃
に加熱する2次加熱工程との2段階に分けて行われる。
即ち、1次加熱によりチップコンデンサ10と貫通孔5
との隙間や電極12同士間の上記樹脂13a中に形成さ
れた気泡を効果的に脱泡でき、2次加熱により気泡のな
い状態でキュア処理を施すことができるためである。
面に対し、ベルトサンダによる研磨とラップ研磨による
仕上げ研磨とを施して平坦に整面する。この結果、図2
(D)に示すように、コア基板2の表面3側に平坦面13
bを有し、且つ各チップコンデンサ10における上端側
の電極12の上端面が露出した樹脂13が形成される。
尚、前記テープTを剥離した後、コア基板2の裏面4側
の樹脂13も上記同様に整面した平坦面13cとしてお
くと、各チップコンデンサ10における下端側の電極1
2の下端面を確実に露出させ得る。また、研磨後におけ
る各電極12の高さhは、75μmとなる。この後は、
コア基板2の表面3上や裏面4下に、これらの電極12
に接続する配線層14,15をフォトリソグラフィー技
術により形成し、更に配線層20,26,21,27、
絶縁層16,22,28,17,23,29、および、
フィルドビア導体18,24,19,25を公知のビル
ドアップ技術(ここでは、サブトラクティブ法など)によ
り形成する。これにより、前記図1(A)に主要部の断面
を示した配線基板1を得ることができる。
を比較例と共に説明する。表1に示すように、樹脂13
に粒度分布による最大粒径dが20μmで且つ平均粒径
が4μmのシリカフィラfを73wt%含むものを用
い、電極の高さh1が75μmのチップコンデンサ10
をコア基板2の貫通孔5内に内蔵した後、樹脂13の表
裏面を研磨して整面することにより、電極の高さh2が
60μmとなった実施例1の配線基板1を得た。また、
シリカフィラfの最大粒径を25μmとし、その他の条
件を実施例1と同じくして得た配線基板1を実施例2と
した。一方、表1に示すように、樹脂13に最大粒径d
が35μmであって平均粒径20μmのシリカフィラf
を80wt%含むものを用い、電極の高さh1が75μ
mのチップコンデンサ10を上記と同じコア基板2の貫
通孔5内に内蔵し且つ整面して、電極の高さh2が60
μmになった比較例1の配線基板を得た。
デンサ10の上端および下端に隣接する電極12付近の
樹脂13を検査した結果、実施例1,2ではクラックや
剥離がなかったのに対し、比較例1ではクラックが発生
していた。この結果によれば、実施例1,2ではシリカ
フィラfが電極12付近の樹脂13でも均一に分布した
のに対し、比較例1ではシリカフィラfの分布が不均一
になり、特に前記テープT側の樹脂13の薄肉部分で不
均一になったものと思われる。従って、シリカフィラf
の最大粒径dと研磨後の電極12の高さh2との比d/
h2を、2分の1(0.5)以下にすることの優位性が裏
付けられた。また、シリカフィラfの最大粒径dと当初
の電極12の高さh1との比d/h1を、比較例1の
0.466よりも小さくする、即ちシリカフィラfの最
大粒径dを電極12の高さh1の20分の9(0.45)
以下にすると、樹脂13の薄肉部分へのシリカフィラf
の回り込みも容易に確保することが可能となる。
粒径dが20μmのシリカフィラfを含むものを共通し
て用い、研磨後における電極の高さh2が15μm、5
0μm、80μm、100μm、120μmとなる複数
のチップコンデンサ10を用いて、これらを個別に同じ
コア基板2の貫通孔5内に樹脂13を介して個別に内蔵
した。その後、樹脂13の表裏面を研磨して整面するこ
とにより、複数の配線基板(1)を得た。
50〜120μmの実施例3〜6の各配線基板1では、
何れにも整面後において樹脂13にクラックが生じず、
その後の表面粗化を含むメッキ工程の後にて樹脂13の
浮きや脱落を生じなかった。一方、電極の高さh2が1
5μmの比較例2の配線基板は、整面後に樹脂13にク
ラックが発生しチップコンデンサ10の本体が露出する
と共に、メッキ工程後で樹脂13の浮きや脱落を生じ
た。但し、電極の高さhが120μmの実施例6の配線
基板では、メッキ工程後において、電極12間の短絡が
生じていた。従って、シリカフィラfの最大粒径dと研
磨後の電極12の高さh2との比d/h2を、2分の1
(0.5)以下にすることの優位性が裏付けられた。以上
の実施例1〜6の配線基板1により、シリカフィラfの
最大粒径を25μm以下とし、且つ内蔵するチップコン
デンサ10の電極12の高さhを50μm以上(但し1
00μm以下が好ましい)とする範囲の優位性が容易に
理解できる。
配線基板1aにおける主要部の断面を示す。尚、以下に
おいて前記形態と同じ部分や要素には共通の符号を用い
る。配線基板1aのコア基板2には、その表面3側に開
口し且つ平面視がほぼ正方形で一辺が12mmの凹部5
aがルータ加工により形成されている。また、凹部5a
の底面5bとコア基板2の裏面4との間には、スルーホ
ール37が穿孔され、その内部にスルーホール導体38
および充填樹脂39が形成されている。スルーホール導
体38の上端で且つ凹部5aの底面5b上には、パッド
38aが形成され、ハンダ38bを介して、チップコン
デンサ10の下端側の電極12と個別に接続されてい
る。尚、スルーホール導体38の下端で且つコア基板2
の裏面4下には、前記同様の配線層15が位置してい
る。
10を下端側の電極12を、予め上記パッド38aにハ
ンダ38bを介して接続した状態で、前記同様のシリカ
フィラfを含む液状エポキシ樹脂13aが充填され、加
熱による硬化処理を施して樹脂13とした後、前記同様
に整面される。その後は、図3(A)に示すように、前記
同様の配線層14,20,26,15,21,27、絶
縁層16,22,28,17,23,29、および、フ
ィルドビア導体18,24,19,25が、公知のビル
ドアップ技術によって形成され、配線基板1aが得られ
る。図3(B)に示すように、チップコンデンサ10を埋
設する樹脂13中には、最大粒径dが約25μmのシリ
カフィラfがほぼ均一に分散して包含されている。チッ
プコンデンサ10の上端から突出する電極12の高さh
は、80μmであり、且つシリカフィラfの最大粒径d
はその3分の1以下である。
樹脂13の表面に挟まれた薄い樹脂部分においても、シ
リカフィラfは過少にならず、骨材として樹脂13を強
化し且つ熱膨張率の低下を図ることが可能である。従っ
て、各電極12の付近の樹脂13でも、クラックが生じ
にくく且つ当該樹脂13が剥離しにくくなり、チップコ
ンデンサ10を絶縁しつつ気密性を保ってコア基板2に
内蔵することができる。尚、チップコンデンサ10の下
端側の電極12も上記同様の高さhで突出している。こ
のため、下端側の電極12およびハンダ38bにより、
チップコンデンサ10と凹部5aの底面5bとの隙間が
十分となり、かかる隙間にシリカフィラfが入り込み易
くなる。尚、図3(A)においては、下端側の電極12お
よびパッド38aは、ハンダ38bを介して接続される
が、かかる形態に限らない。例えば、下端側の電極12
とパッド38aとを直に接するように接続しても良い。
の配線基板1bにおける主要部の断面を示す。配線基板
1bのコア基板2は、その裏面4側に開口し且つ平面視
がほぼ正方形で一辺が12mmの凹部5cがルータ加工
で形成されている。凹部5cの底面(天井面)5dとコア
基板2の表面3との間には、スルーホール37が穿孔さ
れ、その内部にスルーホール導体38および充填樹脂3
9が形成される。スルーホール導体38の下端で且つ凹
部5cの底面5dには、パッド38aが形成され、ハン
ダ38bを介してチップコンデンサ10の上端側(IC
チップ34側)の電極12と個別に接続されている。
尚、スルーホール導体38の上端で且つコア基板2の表
面3上には、前記同様の配線層14が形成されている。
複数のチップコンデンサ10を上端側の電極12を、予
め上記パッド38aにハンダ38bを介して接続した状
態で、前記同様のシリカフィラfを含む液状エポキシ樹
脂13aが充填され、前記同様の硬化処理を施し樹脂1
3とした後、その表面が前記同様に整面される。その後
は、図4(A)に示すように、前記同様の配線層14,2
0,26,15,21,27、絶縁層16,22,2
8,17,23,29、および、フィルドビア導体1
8,24,19,25が公知のビルドアップ技術により
形成され、コア基板2にチップコンデンサ10を内蔵し
た配線基板1bが得られる。図4(B)に示すように、チ
ップコンデンサ10を埋設する樹脂13中には、最大粒
径dが約25μmのシリカフィラfがほぼ均一に分散し
て包含されている。チップコンデンサ10の下端から突
出する電極12の高さhは、50〜100μmであり、
且つシリカフィラfの最大粒径dは、上記高さhの2分
の1以下、好ましくは3分の1以下である。
10の上端側の電極12も前記同様の高さhで突出して
いる。このため、上端側の電極12およびハンダ38b
により、チップコンデンサ10と凹部5cの底面5dと
の隙間が十分となり、かかる隙間にシリカフィラfが入
り込み易くなる。尚、図4(A)にては、上端側の電極1
2とパッド38aとは、ハンダ38bを介して接続され
るが、かかる形態に限らない。例えば、上端側の電極1
2とパッド38aとを直に接するように接続しても良
い。また、配線基板1bでは、コア基板2に内蔵するチ
ップコンデンサ10は、その上端側(ICチップ34側)
のみに電極12を突設したものとしても良い。かかる形
態とした場合、コア基板2を貫通するスルーホール導体
8を介して、各チップコンデンサ10と表面3上方の配
線層14などとが導通される。
て、コア基板2は、単層の絶縁板を用いたがこれに限る
ものではなく、複数の絶縁層を積層した形態や、複数の
絶縁層を積層し且つこれらの間に配線層を形成した形態
も含まれる。また、上記複数の絶縁層の一部に貫通孔を
予め穿孔しておき、他の絶縁層と積層した際に、前記凹
部5a,5cを形成するようにしても良い。更に、上述
した複数の絶縁層は、1種類または複数種類の材料を用
いても良い。尚また、上記配線基板1bにて、コア基板
2の裏面4の下方に、絶縁層17,23,29、配線層
21,27、およびフィルドビア導体19,25からな
るビルドアップ層を形成したが、かかる形態に限らな
い。即ち、コア基板2の裏面4の下方には、絶縁層29
と配線層15(配線33を含む)のみを形成した形態のよ
うに、コア基板2の表面3上方にのみビルドアップ層を
形成する図示しない片面積層の配線基板とすることもで
きる。
る製造方法の主要な工程に関する。図5(A)は、複数の
チップコンデンサ10の上下に、BT樹脂からなり且つ
最大粒径が約25μmの前記シリカフィラfを含有する
樹脂シート2a,2bを配置した状態を示す。各チップ
コンデンサ10の上端または下端から突出する電極12
の高さhは75μmで、シリカフィラfの最大粒径は、
該高さhの2分の1以下、好ましくは3分の1以下であ
る。樹脂シート2a,2bは、チップコンデンサ10全
体の高さの約半分の厚みを有する。図5(A)中の矢印で
示すように、樹脂シート2a,2bを加熱しつつ垂直方
向に沿って互いに接近するように加圧する。その結果、
図5(B)に示すように、樹脂シート2a,2bは溶融し
合うと共に、チップコンデンサ10,10間に入り込み
一体化したコア基板2となる。
ように、チップコンデンサ10の上端および下端とコア
基板2の表面3および裏面4に挟まれた薄い樹脂部分に
おいても、シリカフィラfは過少にならず、骨材として
コア基板2の強化と熱膨張率の低下を図ることが可能と
なる。従って、図5(B)に示すように、コア基板2の薄
い樹脂部分を貫通する各電極12の付近でも、コア基板
2自体にクラックが生じにくくなり、チップコンデンサ
10を絶縁し且つ気密性を保ちつつコア基板2に内蔵す
ることができる。次いで、図5(C)に示すように、コア
基板2の所定の位置にスルーホール6,6を穿設した
後、各ホール6内およびコア基板2の表面3上や裏面4
下に銅メッキ層を形成し、且つフォトリソグラフィー技
術を施す。これによって、図5(D)に示すように、スル
ーホール導体8,8および配線層14,15を形成した
配線基板1cが得られる。
に貫通孔5や凹部5a,5cを形成したり、これらに液
状の樹脂13aを充填する必要がなくなる。しかも、複
数のチップコンデンサ10を挟んで前記シリカフィラf
を含有する樹脂シート2a,2bを配置し、これらを加
熱しつつ加圧することにより、一体化したコア基板2自
体にチップコンデンサ10を内蔵することができる。従
って、均一なコア基板2によりチップコンデンサ10を
絶縁し且つ気密性を保って当該コア基板2に内蔵でき
る。尚、前記配線層20,26,21,27、絶縁層1
6,22,28,17,23,29、および、フィルド
ビア導体18,24,19,25を、公知のビルドアッ
プ技術によって形成することにより、前記図1(A)に示
した配線基板1と同様な多層構造の配線基板が得られる
ことも明らかである。
限定されるものではない。例えば、前記貫通孔5や凹部
5a,5c内、あるいはコア基板2に内蔵する電子部品
は、1つのみでも良い。逆に、多数のコア基板2を含む
パネル内における製品単位1個内に、複数の貫通孔5や
凹部5a,5cを形成しても良い。また、前記コア基板
2の貫通孔5内に上端(ICチップ34)側のみに電極1
2を有する前記コンデンサ10のような電子部品を内蔵
することも可能である。更に、複数のチップ状電子部品
を互いの側面間で予め接着したユニットとし、これを前
記貫通孔5または凹部5a,5c内に挿入し内蔵するこ
ともできる。また、チップ状電子部品には、前記チップ
コンデンサ10の他、チップ状にしたインダクタ、抵
抗、フィルタなどの受動部品や、トランジスタ、メモ
リ、ローノイズアンプ(LNA)などの能動部品も含ま
れ、且つ互いに異種の電子部品同士を、同じ貫通孔や凹
部内またはコア基板に併設して内蔵することも可能であ
る。尚、コア基板2の表・裏面3,4の両面において、
電子部品の電極と配線層とを接続する他、表面および裏
面のうちの一方でのみ接続しても良い。
の他、同様の耐熱性、機械強度、可撓性、加工容易性な
どを有するガラス織布やガラス織布などのガラス繊維と
エポキシ樹脂、ポリイミド樹脂、またはBT樹脂などの
樹脂との複合材料であるガラス繊維−樹脂系の複合材料
を用いても良い。あるいは、ポリイミド繊維などの有機
繊維と樹脂との複合材料や、連続気孔を有するPTFE
などの3次元網目構造のフッ素系樹脂にエポキシ樹脂な
どの樹脂を含浸させた樹脂−樹脂系の複合材料などを用
いることも可能である。また、配線層14,15などの
材質は、前記銅メッキの他、Niや、Ni−Auなどに
しても良く、あるいは、金属メッキを用いず、導電性樹
脂を塗布するなどの方法によって形成することも可能で
ある。更に、前記ビア導体18などは、ビアホール内を
埋め尽くす前記フィルドビアの形態に限らず、ビアホー
ルの形状に倣った円錐形状の形態としても良い。
記エポキシ樹脂を主成分とするものの他、同様の耐熱
性、パターン成形性などを有するポリイミド樹脂、BT
樹脂、PPE樹脂、あるいは、連続気孔を有するPTF
Eなどの3次元網目構造のフッ素系樹脂にエポキシ樹脂
などの樹脂を含浸させた樹脂−樹脂系の複合材料などを
用いることもできる。且つ絶縁層の形成には、液状樹脂
をロールコータにより塗布する方法の他、絶縁性のフィ
ルムを熱圧着する方法を用いることもできる。更に、前
記チップコンデンサ10には、BaTiO3などを主成
分とする高誘電体セラミックを用いたが、PbTi
O3,PbZrO3,TiO2,SrTiO3,CaT
iO3,MgTiO3,KNbO3,NaTiO3,K
TaO3,PbTaO3,(Na1/2Bi1/2)Ti
O3,Pb(Mg1/2W1/2)O 3,(K1/2Bi
1/2)TiO3などを主成分とするものを用いても良
い。
質には、Cuを主成分としたが、電子部品との適合性を
有するPt,Ag,Ag−Pt,Ag−Pd,Pd,A
u,Niなどを用いることができる。加えて、前記電子
部品のコンデンサ10は、高誘電体セラミックを主成分
とする誘電体層やAg−Pdなどからなる電極層と、樹
脂やCuメッキ、Niメッキなどからなるビア導体や配
線層とを複合させたコンデンサとしても良い。尚、前記
配線基板1,1a,1bの第1主面30において複数の
搭載エリアを形成し、複数のICチップ34を各エリア
に個別に搭載することも可能である。
(請求項1,2)によれば、電子部品を埋設する樹脂にク
ラックが生じなくなり、特に電極が突出する電子部品の
上端や下端に隣接する薄い樹脂部分は、クラックや剥離
を生じにくくなる。このため、コア基板の貫通孔または
凹部に電子部品を絶縁性および気密性をもって内蔵でき
るので、かかる電子部品の機能を確実に発揮させ得ると
共に、上記電極を介して基板内部の配線層との導通も安
定して確保することができる。また、請求項3の配線基
板によれば、電子部品を内蔵するコア基板自体が無機フ
ィラを含有して強化されているため、この電子部品の周
囲にクラックが生じにくくなり、特に電極が突出する電
子部品の上端や下端に隣接するコア基板の薄肉部分は、
クラックを生じにくくなる。このため、コア基板自体に
電子部品を絶縁性および気密性をもって内蔵でき、当該
電子部品の機能を確実に発揮させ得ると共に、上記電極
を介して基板内部の配線層との導通も安定して確保でき
る。
によれば、電極が突出する電子部品の上端や下端に隣接
する薄い樹脂部分またはコア基板の薄肉部分が強化され
ているため、熱膨張や熱収縮によるクラックなどを確実
に防止することができる。一方、本発明の配線基板の製
造方法(請求項6)によれば、電極が突出する電子部品の
上端や下端に隣接する薄い樹脂部分またはコア基板の薄
肉部分が強化されるため、クラックなどが生じにくい配
線基板を確実に提供することができる。
部の断面図、(B)は(A)中の一点鎖線部分Bの拡大図。
めの主な工程を示す概略図。
主要部の断面図、(B)は(A)中の一点鎖線部分Bの拡大
図。
主要部の断面図、(B)は(A)中の一点鎖線部分Bの拡大
図。
ための主な工程を示す概略図。
Claims (6)
- 【請求項1】表面および裏面を有するコア基板と、 上記表面および裏面を貫通する貫通孔内に樹脂を介して
内蔵される電子部品と、を備え、 上記電子部品は上端および下端の少なくとも一方に突出
する電極を有し、 上記樹脂は無機フィラを含有している、ことを特徴とす
る配線基板。 - 【請求項2】表面および裏面を有するコア基板と、 上記表面側または裏面側に開口する凹部内に樹脂を介し
て内蔵される電子部品と、を備え、 上記電子部品は上端および下端の少なくとも一方に突出
する電極を有し、 上記樹脂は無機フィラを含有している、ことを特徴とす
る配線基板。 - 【請求項3】表面および裏面を有するコア基板と、 上記コア基板に内蔵される電子部品と、を備え、 上記電子部品は上端および下端の少なくとも一方に突出
する電極を有し、 上記コア基板は無機フィラを含有している、ことを特徴
とする配線基板。 - 【請求項4】前記無機フィラの粒径が、前記電極の高さ
の2分の1以下である、ことを特徴とする請求項1乃至
3の何れか一項に記載の配線基板。 - 【請求項5】前記無機フィラの粒径が25μm以下であ
ると共に、前記電極の高さが50μm以上である、 ことを特徴とする請求項1乃至4の何れか一項に記載の
配線基板。 - 【請求項6】表面および裏面を有するコア基板と、かか
る表面および裏面を貫通する貫通孔内あるいは表面側ま
たは裏面側に開口する凹部内に樹脂を介して内蔵される
電子部品と、を備える配線基板の製造方法であって、 上端または下端の少なくとも一方に突出する電極を有す
る電子部品を貫通孔または凹部に挿入する工程と、 無機フィラを含有する樹脂により上記電子部品を貫通孔
または凹部に埋設して内蔵する工程と、 上記樹脂の表面を研磨して整面することにより上記電極
の端面を露出させる工程と、を含む、ことを特徴とする
配線基板の製造方法。
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