JP2002116404A - 3次元偏心光路を備えた画像表示装置 - Google Patents
3次元偏心光路を備えた画像表示装置Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 1つの画像表示素子からの映像をハーフミラ
ーを利用せずに両眼に導き、明るく観察でき、諸収差の
補正を容易にした画像表示装置。 【解決手段】 観察光学系が、左接眼部10Lと右接眼
部10Rと単一の画像表示素子3からの光束を左右の接
眼部10L、10Rに導く光路振り分け部20とを含
み、左右の接眼部が2面以上の反射面12R(L)、1
3R(L)を有し、左右の接眼部の軸上主光線の偏心光
路面が略平行に配置されるように構成され、光路振り分
け部20は、対称面を有せずに、画像表示素子3の中心
を通る法線に対してのみ180°の回転対称な左右の光
路を形成するように、左右回転対称に光学面21L〜2
4L、21R〜24R、25が配置され、その光学面と
して左右で2組以上の反射面22L(R)〜24L
(R)を有する画像表示装置。
ーを利用せずに両眼に導き、明るく観察でき、諸収差の
補正を容易にした画像表示装置。 【解決手段】 観察光学系が、左接眼部10Lと右接眼
部10Rと単一の画像表示素子3からの光束を左右の接
眼部10L、10Rに導く光路振り分け部20とを含
み、左右の接眼部が2面以上の反射面12R(L)、1
3R(L)を有し、左右の接眼部の軸上主光線の偏心光
路面が略平行に配置されるように構成され、光路振り分
け部20は、対称面を有せずに、画像表示素子3の中心
を通る法線に対してのみ180°の回転対称な左右の光
路を形成するように、左右回転対称に光学面21L〜2
4L、21R〜24R、25が配置され、その光学面と
して左右で2組以上の反射面22L(R)〜24L
(R)を有する画像表示装置。
Description
【発明の属する技術分野】本発明は、3次元偏心光路を
備えた画像表示装置に関し、特に、観察者の頭部又は顔
面に保持することを可能にする頭部又は顔面装着式画像
表示装置に関する。
備えた画像表示装置に関し、特に、観察者の頭部又は顔
面に保持することを可能にする頭部又は顔面装着式画像
表示装置に関する。
【従来の技術】従来、1つの画像表示素子の画像を両眼
で観察する画像表示装置としては、特開平6−1100
13号、特開平7−287185号、特開平9−617
48号、特開平9−181998号、特開平9−181
999号、特表平10−504115号のもの等が知ら
れている。
で観察する画像表示装置としては、特開平6−1100
13号、特開平7−287185号、特開平9−617
48号、特開平9−181998号、特開平9−181
999号、特表平10−504115号のもの等が知ら
れている。
【発明が解決しようとする課題】この中、特開平6−1
10013号のものでは、二等辺三角柱のプリズムとミ
ラーで光線を分割し、折り曲げているので、諸収差の補
正は、瞳の前に配置するレンズで行うことになり、補正
が難しくなると同時に、装置の大型化を招く。また、特
開平7−287185号のものでは、ミラーを複数使用
し、凸レンズ1枚で結像作用を行っている。そのため、
組み立て調整が非常に難しく、また、適切な性能を達成
できない。また、画像表示素子が3次元的に配置してあ
るが、左右対称の光学系であるため、左右の映像が逆に
回転してしまう。また、特開平9−61748号のもの
では、LCD(液晶表示素子)の表示光をハーフミラー
を利用して分割して両眼で観察する。そのために、左右
それぞれの眼球へ表示光が分かれるので、観察像が弱く
暗くなる。また、特開平9−181998号、特開平9
−181999号のものは、反射面が1面のみの構成
で、偏心収差の補正が不十分であり、近年の小型化、高
精細化している画像表示素子には適用できない。さら
に、画角が非常に狭い。また、特表平10−50411
5号のものでは、部品点数が非常に多く、組み立てが非
常に複雑である。また、この場合、ハーフミラーを使用
しているので、観察像が弱く暗くなる。さらに、近年の
画像表示素子の小型化により、観察光学系の焦点距離も
小さくする必要がある。さらに、広画角を確保するため
には、焦点距離を短くしなければならない。そのためバ
ックフォーカスの確保が難しくなり、プリズム内の光路
を長くすることができない。結果として、反射面を増や
せず、偏心収差が十分に補正できない。さらに、近年の
画像表示素子の高精細化も進んでいる。本発明は従来技
術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、1つの画像表示素子からの画像を、ハーフミ
ラーを利用せずに両眼に導き明るく観察でき、さらに、
光学系に4面以上の曲面を有した反射面を使用すること
で、近年の小型・高精細化した画像表示素子に対応でき
るように諸収差の補正を容易にした、広画角でかつ安価
な頭部装着式画像表示装置等の画像表示装置を提供する
ことである。さらには、先に提案した特願2000−4
8750号のような画像表示装置をさらに広画角化する
ことである。
10013号のものでは、二等辺三角柱のプリズムとミ
ラーで光線を分割し、折り曲げているので、諸収差の補
正は、瞳の前に配置するレンズで行うことになり、補正
が難しくなると同時に、装置の大型化を招く。また、特
開平7−287185号のものでは、ミラーを複数使用
し、凸レンズ1枚で結像作用を行っている。そのため、
組み立て調整が非常に難しく、また、適切な性能を達成
できない。また、画像表示素子が3次元的に配置してあ
るが、左右対称の光学系であるため、左右の映像が逆に
回転してしまう。また、特開平9−61748号のもの
では、LCD(液晶表示素子)の表示光をハーフミラー
を利用して分割して両眼で観察する。そのために、左右
それぞれの眼球へ表示光が分かれるので、観察像が弱く
暗くなる。また、特開平9−181998号、特開平9
−181999号のものは、反射面が1面のみの構成
で、偏心収差の補正が不十分であり、近年の小型化、高
精細化している画像表示素子には適用できない。さら
に、画角が非常に狭い。また、特表平10−50411
5号のものでは、部品点数が非常に多く、組み立てが非
常に複雑である。また、この場合、ハーフミラーを使用
しているので、観察像が弱く暗くなる。さらに、近年の
画像表示素子の小型化により、観察光学系の焦点距離も
小さくする必要がある。さらに、広画角を確保するため
には、焦点距離を短くしなければならない。そのためバ
ックフォーカスの確保が難しくなり、プリズム内の光路
を長くすることができない。結果として、反射面を増や
せず、偏心収差が十分に補正できない。さらに、近年の
画像表示素子の高精細化も進んでいる。本発明は従来技
術のこのような問題点に鑑みてなされたものであり、そ
の目的は、1つの画像表示素子からの画像を、ハーフミ
ラーを利用せずに両眼に導き明るく観察でき、さらに、
光学系に4面以上の曲面を有した反射面を使用すること
で、近年の小型・高精細化した画像表示素子に対応でき
るように諸収差の補正を容易にした、広画角でかつ安価
な頭部装着式画像表示装置等の画像表示装置を提供する
ことである。さらには、先に提案した特願2000−4
8750号のような画像表示装置をさらに広画角化する
ことである。
【課題を解決するための手段】上記目的を達成する本発
明の3次元偏心光路を備えた画像表示装置は、観察画像
を画像表示部に形成する画像表示素子と、前記画像表示
素子が形成した画像を観察者眼球位置に相当する瞳に導
く観察光学系とを含んだ画像表示装置において、前記画
像表示素子が、複数の画素を単板上に並設させた1枚の
画像表示素子を有して構成され、前記1枚の画像表示素
子の少なくとも中央部分に位置する各画素が、観察者の
左右の眼球に光束を導けるような射出角度で画像光束を
放射するように構成され、前記観察光学系が、少なくと
も、観察者の左眼に光束を導く左接眼部と、観察者の右
眼に光束を導く右接眼部と、前記画像表示素子から前記
射出角度を持って放射された画像光束を前記左右の接眼
部に導く光路振り分け部とを含み、前記左接眼部が、少
なくとも2面以上の反射面を有し、その中の少なくとも
1つの反射面が偏心収差補正機能を有した回転非対称な
曲面反射面にて構成され、前記右接眼部が、少なくとも
2面以上の反射面を有し、その中の少なくとも1つの反
射面が偏心収差補正機能を有した回転非対称な曲面反射
面にて構成され、前記左接眼部の有する前記2面以上の
反射面にて形成される軸上主光線の偏心光路面(Y−Z
面であり、観察者の上下方向)と、前記右接眼部の有す
る前記2面以上の反射面にて形成される軸上主光線の偏
心光路面(Y−Z面であり、観察者の上下方向)とが、
略平行(Y−Z面)に配置されるように、前記左右接眼
部が構成され、前記光路振り分け部は、対称面を有せず
に、前記画像表示素子の中心を通る法線に対してのみ1
80°の回転対称な左右の光路を形成するように、左右
回転対称に光学面が配置され、その光学面として少なく
とも左右で2組以上の反射面を有することを特徴とする
ものである。以下、本発明において、上記構成をとる理
由と作用を説明する。通常、人間の瞳の間隔は平均約6
4mm程度と言われ、個人差がある。そのため、両眼観
察用の観察光学系において、眼幅の個人差を観察光学系
で吸収するためには、予め光学系の瞳を横長に設定する
ことが好ましい。つまり、観察光学系の瞳は観察者の水
平方向に長い楕円(あるいは長方形等)を用いることが
好ましい。そのとき、瞳の長手方向と接眼部の偏心方向
を同一方向にすると、有効面を確保するために大きく偏
心せざるを得なくなり、非常に偏心収差の発生量が大き
くなってしまう。また、偏心量を極力小さく抑えるため
には、光学系全体を大きくせざるを得ない。さらに、人
間の眼幅からくる制約があるため、光学系を横方向に大
きくするには限度があり、広画角化できない。そのた
め、広画角な小型・高性能の観察光学系にするために
は、接眼部の偏心方向を観察者に対して上下方向にする
ことが有利である。当然、上記光路振り分け部内におい
ても、極力偏心方向と瞳の長手方向を同一方向にしない
方が有利であるが、画像表示素子からの光束は光路振り
分け部で倍率の小さいリレー像を形成するため、接眼部
よりも有効面は小さく上記理由の影響は少ない。そし
て、光路振り分け部は、偏心収差補正機能を有した回転
非対称な曲面形状の反射面を少なくとも2組備えている
ことが望ましい。また、光路振り分け部は、対称面を有
せずに、画像表示素子の中心を通る法線に対してのみ1
80°の回転対称な左右の光路を形成するように、左右
回転対称に光学面が配置され、その光学面として少なく
とも左右で2組以上の反射面を有する構成とする。単一
の画像表示素子を用いて左右の眼で観察する(単板両眼
視)画像表示装置の構成には、一般的に左右で面対称の
光学系が採用されている。その場合、画像表示素子の配
置も、左右面対称の配置にする必要がある。観察光学系
として2次元偏心光路を用いた場合は、図10にイメー
ジ図を示すように、観察者の座標を(X0 ,Y0 ,
Z0 )とし、画像表示素子の座標を(Xi ,Yi ,
Zi )とすると、画像表示素子の配置は左右で面対称の
位置に中心がきて、画像表示素子が観察者の顔面に平行
に配置される位置に決まってしまうが、左右対称の3次
元的な光路で構成する場合、図11にイメージ図を示す
ように、画像表示素子をXi 軸の周りで回転させて配置
する場合でも単板両眼視が可能となる(画像表示素子を
観察者に対して対向するように配置し、画像表示素子の
長辺方向をXi 軸、短辺方向をYi 軸、画像表示素子の
法線方向をZi 軸としたときに、Xi 軸の周りで回転の
みが可能となる。)。しかし、光路を任意に3次元に偏
心させた場合、軸上主光線を軸に像の回転が発生する。
左右面対称の光学系の場合、左右で像の回転が相互に逆
になるため、左右の眼で融像できなくなる。左右面対称
で、このような像の回転が発生しないように光路を構成
するためには、非常に光路が複雑になり装置の大型化を
招く。また、光路振り分け部内の画像表示素子からの光
束を反射する第1の左右の反射面は、画像表示素子に対
向配置され、画像表示素子の長手方向に並んで配置する
必要がある。その場合、画像表示素子が長方形である影
響と、光学系の瞳が楕円型である影響により、上記反射
面の有効径は左右方向に大きく確保する必要がある。そ
のため、上記人間の眼幅の範囲内で、左右の光路が干渉
しないように構成するためには、光学系を大きくせざる
を得ない。本発明の構成においては、光路振り分け部
が、対称面を有せずに、画像表示素子の中心を通る法線
に対してのみ180°の回転対称な左右の光路を構成し
ているため、光学系を大きくしなくても左右の光路の反
射面を、干渉しないように容易に配置することができ
る。さらには、画像表示素子の配置も、画像表示素子の
中心を通る法線を軸とした回転を加えて配置することが
でき、設計の自由度が増える(画像表示素子を観察者に
対して対向するように配置し、画像表示素子の長辺方向
をXi 軸、短辺方向をYi 軸、画像表示素子の法線方向
をZi 軸としたときに、Xi 軸、Zi 軸の周りで回転が
可能となる。)。さらには、3次元に偏心させたときに
生じる像の回転が、左右で同一方向の回転となるため、
画像表示素子を回転させることで、像の回転を吸収する
ことができる。そのとき、光路振り分け部内の画像表示
素子からの光束を反射する第1の左右の反射面は、画像
表示素子の回転と一緒に有効径が回転するため、観察者
側からみて、左右の上記反射面を水平方向に並んで配置
する必要がなくなるため、人間の眼幅の範囲内で各反射
面の有効径及び光路を確保しやすくなる。後記の実施例
1及び2の光路振り分けプリズムの構成のイメージ図を
図12に、実施例3の光路振り分けプリズムの構成のイ
メージ図を図13に示す。実施例1及び2は像の回転が
左右同一方向に90°回転するため、画像表示素子は縦
方向(画像表示素子の表示の水平方向が縦方向)になる
配置となり、実施例3は任意に3次元光路を形成してい
るため、画像表示素子は、Zi 軸の周りに任意に回転さ
せた配置(実際は、15.73°)をとることができ
る。そして、本発明の画像表示装置においては、画像表
示素子が1枚で両眼視できるため、コストが非常に安く
なる。また、各接眼部は少なくとも2面以上の反射面を
有し、その中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正
機能を有した回転非対称な曲面反射面にて構成されてい
るため、良好に収差補正ができる。ここで、回転非対称
な曲面形状の面として、本発明では代表的に自由曲面を
使用するが、自由曲面とは以下の式で定義されるもので
ある。この定義式のZ軸が自由曲面の軸となる。 ここで、(a)式の第1項は球面項、第2項は自由曲面
項である。球面項中、 c:頂点の曲率 k:コーニック定数(円錐定数) r=√(X2 +Y2 ) である。自由曲面項は、 ただし、Cj (jは2以上の整数)は係数である。上記
自由曲面は、一般的には、X−Z面、Y−Z面共に対称
面を持つことはないが、Xの奇数次項を全て0にするこ
とによって、Y−Z面と平行な対称面が1つだけ存在す
る自由曲面となる。また、Yの奇数次項を全て0にする
ことによって、X−Z面と平行な対称面が1つだけ存在
する自由曲面となる。また、上記の回転非対称な曲面形
状の面である自由曲面の他の定義式として、Zerni
ke多項式により定義できる。この面の形状は以下の式
(b)により定義する。その定義式(b)のZ軸がZe
rnike多項式の軸となる。回転非対称面の定義は、
X−Y面に対するZの軸の高さの極座標で定義され、R
はX−Y面内のZ軸からの距離、AはZ軸回りの方位角
で、X軸から測った回転角で表せられる。 x=R×cos(A) y=R×sin(A) Z=D2 +D3 Rcos(A)+D4 Rsin(A) +D5 R2 cos(2A)+D6 (R2 −1)+D7 R2 sin(2A) +D8 R3 cos(3A) +D9 (3R3 −2R)cos(A) +D10(3R3 −2R)sin(A)+D11R3 sin(3A) +D12R4cos(4A)+D13(4R4 −3R2 )cos(2A) +D14(6R4 −6R2 +1)+D15(4R4 −3R2 )sin(2A) +D16R4 sin(4A) +D17R5 cos(5A) +D18(5R5 −4R3 )cos(3A) +D19(10R5 −12R3 +3R)cos(A) +D20(10R5 −12R3 +3R)sin(A) +D21(5R5 −4R3 )sin(3A) +D22R5 sin(5A) +D23R6cos(6A)+D24(6R6 −5R4 )cos(4A) +D25(15R6 −20R4 +6R2 )cos(2A) +D26(20R6 −30R4 +12R2 −1) +D27(15R6 −20R4 +6R2 )sin(2A) +D28(6R6 −5R4 )sin(4A) +D29R6sin(6A)・・・・・ ・・・・(b) ただし、Dm (mは2以上の整数)は係数である。な
お、X軸方向に対称な光学系として設計するには、
D4 ,D5 ,D6 、D10,D11,D12,D13,D14,D
20,D21,D22…を利用する。上記定義式は、回転非対
称な曲面形状の面の例示のために示したものであり、他
のいかなる定義式に対しても同じ効果が得られることは
言うまでもない。なお、自由曲面の他の定義式の例とし
て、次の定義式(c)があげられる。 Z=ΣΣCnmXY 例として、k=7(7次項)を考えると、展開したと
き、以下の式で表せる。 Z=C2 +C3 Y+C4 |X| +C5 Y2 +C6 Y|X|+C7 X2 +C8 Y3 +C9 Y2 |X|+C10YX2 +C11|X3 | +C12Y4 +C13Y3 |X|+C14Y2 X2 +C15Y|X3 |+C16X4 +C17Y5 +C18Y4 |X|+C19Y3 X2 +C20Y2 |X3 | +C21YX4 +C22|X5 | +C23Y6 +C24Y5 |X|+C25Y4 X2 +C26Y3 |X3 | +C27Y2 X4 +C28Y|X5 |+C29X6 +C30Y7 +C31Y6 |X|+C32Y5 X2 +C33Y4 |X3 | +C34Y3 X4 +C35Y2 |X5 |+C36YX6 +C37|X7 | ・・・(c) なお、回転非対称な曲面形状の面としては、アナモフィ
ック面、トーリック面を用いることもできる。また、本
発明においては、画像表示素子から広がりのある射出角
度を持って放射された画像光束を左右の接眼部に導く前
記のような光路振り分け部を用い、ハーフミラー等の光
路分割光学素子を使用していないため、明るい画像が観
察できる。そして、観察光学系の左眼用光路における光
路振り分け部に入射する軸上主光線と光路振り分け部か
ら射出する軸上主光線とが非同一面になり、観察光学系
の右眼用光路における前記光路振り分け部に入射する軸
上主光線と光路振り分け部から射出する軸上主光線とが
非同一面になるように、光路振り分け部に少なくとも左
右で2組以上の反射面が配置されていることが望まし
い。これは、光路振り分け部の左右の光路が、対称面を
有せずに、画像表示素子の中心を通る法線に対してのみ
180°の回転対称になるための最低限の条件である。
また、観察光学系の左眼用光路における光路振り分け部
から射出する軸上主光線と、観察光学系の右眼用光路に
おける光路振り分け部から射出する軸上主光線とが略平
行になるように、少なくとも左右で2組以上の反射面が
配置されていることが望ましい。これは、左接眼部の偏
心光路面と右接眼部の偏心光路面とを略平行に配置可能
にするために必要な条件である。また、光路振り分け部
は、偏心収差補正機能を有した回転非対称な曲面形状の
反射面を少なくとも1組備えていることが望ましい。さ
らには、光路振り分け部が、偏心収差補正機能を有した
回転非対称な曲面形状の反射面を少なくとも2組備えて
いることが望ましい。さらには、光路振り分け部が、少
なくとも左右で3組以上の反射面を有し、その少なくと
も3組以上の反射面が偏心収差補正機能を有した回転非
対称な曲面形状であるようにしてもよい。なお、観察光
学系を構成する左右の接眼部、光路振り分け部それぞれ
を反射鏡のみで構成しても、左右の接眼部、光路振り分
け部それぞれを偏心プリズムで構成しても、また、左右
の接眼部と3次元光路振り分け部を一体の偏心プリズム
で構成してもよい。左右の接眼部、光路振り分け部それ
ぞれを左接眼プリズム、右接眼プリズム、光路振り分け
プリズムで構成する場合、その光路振り分けプリズム
は、少なくとも画像表示素子に対向し左眼用光路を形成
する画像光束と右眼用光路を形成する画像光束の両方の
光束をプリズム内に入射させる入射面と、左眼用光路の
光束をプリズム外に射出する左側射出面と、入射面と左
側射出面との間の光路上に配置されかつ左眼用光路の光
束をプリズム内で反射する少なくとも3面以上の左側反
射面と、右眼用光路の光束をプリズム外に射出する右側
射出面と、入射面と右側射出面との間の光路上に配置さ
れかつ右眼用光路の光束をプリズム内で反射する少なく
とも3面以上の右側反射面とを含んで構成され、その光
路振り分けプリズムにおいて、左眼用光路上入射面に最
も近い位置に配置された反射面に入射する軸上主光線の
入射光軸と、入射面から最も遠い位置に配置された反射
面から射出する軸上主光線の射出光軸が非同一面にな
り、右眼用光路上入射面に最も近い位置に配置された反
射面に入射する軸上主光線の入射光軸と、入射面から最
も遠い位置に配置された反射面から射出する軸上主光線
の射出光軸が非同一面になるように構成することが望ま
しい。この構成は、前記と同様、光路振り分けプリズム
の左右の光路が、対称面を有せずに、画像表示素子の中
心を通る法線に対してのみ180°の回転対称になるた
めの最低限の条件である。そして、入射面に対して左眼
用光路上最も近い位置に配置された反射面と、入射面に
対して右眼用光路上最も近い位置に配置された反射面と
が、共に画像表示素子と入射面の双方に対して対向する
ように隣接配置されているようにすることができる。こ
の場合に、光路振り分けプリズムが、入射面に対して光
路上最も近い位置に配置された左右の反射面の境界部分
を含む領域に対して、画像表示素子の中心領域から垂直
に放射された光線がゴースト光として反射しないように
反射防止部材を設けることが望ましい。また、画像表示
素子と光路振り分け部との間に、その1枚の画像表示素
子の少なくとも中央部分に位置する各画素から放射され
る所定の射出角度を持った画像光束の光強度を各画素面
の垂直方向に放射される光束強度より強くするような振
り分け光増強部材を配置することが望ましい。観察光学
系を光路振り分けプリズムと左右の接眼プリズムで構成
する場合、後記の実施例のように、左接眼プリズムと右
接眼プリズムが共に、光路振り分けプリズム側から順
に、入射面と第1反射面と第2反射面と射出面とからな
り、第1反射面と射出面は同一面からなり、第1反射面
はその面での全反射による反射面であるように構成する
ことができる。その場合、左側接眼プリズムと右接眼プ
リズムの入射面を、偏心収差を補正する回転非対称な曲
面形状にて構成することができ、その回転非対称な曲面
を、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面にて構成す
ることができる。また、左側接眼プリズムと右接眼プリ
ズムの第2反射面を、偏心収差を補正する回転非対称な
曲面形状にて構成することができ、その回転非対称な曲
面を、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面にて構成
することができる。また、観察光学系は、右側光路中に
画像表示素子の表示した像の右眼用リレー像を形成し、
かつ、左側光路中に前記画像表示素子の表示した像の左
眼用リレー像を形成するように構成することが望まし
い。また、画像表示素子は、画像表示素子の中心を通る
法線を回転軸として任意の角度回転させて、画像表示素
子の表示の水平方向が、光路振り分け部から出る左右の
軸上主光線の射出光軸を含む平面に対して角度をなすよ
うに配置されるようにすることもできる。また、画像表
示素子の少なくとも中央部分に位置する各画素から観察
者の眼球に導かれる左右の光束の軸上主光線間のなす角
度をθとしたときに、以下の条件式を満足することが望
ましい。 20°<θ<150° ・・・(1) この条件式は、両眼に適切に画像光束を分離するための
条件式であり、下限の20°を越えると、左右の光学
面、特に、画像表示素子に最も近い位置に配置された光
路振り分け部の左右の第1反射面の有効径が重なってし
まい、その有効径を確保するためには光学系を大きくし
なければならなくなり、頭部又は顔面装着式画像表示装
置の光学系に適さないものとなってしまう。逆に、上限
の150°を越えると、非常に視野角特性の広い画像表
示素子が必要になると同時に、画像光束の立体角が小さ
くなり、結果として明るい画像を観察することができな
くなる。この角度θはさらに下記の条件式を満足すると
さらに好ましい。 25°<θ<120° ・・・(1−1) また、上記のような画像表示装置は、その画像表示素子
に代えて撮像素子を配置し、瞳を被写体からの光束の通
過する入射瞳として構成し、被写体の像を撮像素子上に
形成する撮像装置として用いることもできる。さらに
は、画像表示素子に代えて投影物体を配置し、瞳の前方
にスクリーンが配置して、投影物体の投影像をスクリー
ン上に形成する投影装置として用いることもできる。
明の3次元偏心光路を備えた画像表示装置は、観察画像
を画像表示部に形成する画像表示素子と、前記画像表示
素子が形成した画像を観察者眼球位置に相当する瞳に導
く観察光学系とを含んだ画像表示装置において、前記画
像表示素子が、複数の画素を単板上に並設させた1枚の
画像表示素子を有して構成され、前記1枚の画像表示素
子の少なくとも中央部分に位置する各画素が、観察者の
左右の眼球に光束を導けるような射出角度で画像光束を
放射するように構成され、前記観察光学系が、少なくと
も、観察者の左眼に光束を導く左接眼部と、観察者の右
眼に光束を導く右接眼部と、前記画像表示素子から前記
射出角度を持って放射された画像光束を前記左右の接眼
部に導く光路振り分け部とを含み、前記左接眼部が、少
なくとも2面以上の反射面を有し、その中の少なくとも
1つの反射面が偏心収差補正機能を有した回転非対称な
曲面反射面にて構成され、前記右接眼部が、少なくとも
2面以上の反射面を有し、その中の少なくとも1つの反
射面が偏心収差補正機能を有した回転非対称な曲面反射
面にて構成され、前記左接眼部の有する前記2面以上の
反射面にて形成される軸上主光線の偏心光路面(Y−Z
面であり、観察者の上下方向)と、前記右接眼部の有す
る前記2面以上の反射面にて形成される軸上主光線の偏
心光路面(Y−Z面であり、観察者の上下方向)とが、
略平行(Y−Z面)に配置されるように、前記左右接眼
部が構成され、前記光路振り分け部は、対称面を有せず
に、前記画像表示素子の中心を通る法線に対してのみ1
80°の回転対称な左右の光路を形成するように、左右
回転対称に光学面が配置され、その光学面として少なく
とも左右で2組以上の反射面を有することを特徴とする
ものである。以下、本発明において、上記構成をとる理
由と作用を説明する。通常、人間の瞳の間隔は平均約6
4mm程度と言われ、個人差がある。そのため、両眼観
察用の観察光学系において、眼幅の個人差を観察光学系
で吸収するためには、予め光学系の瞳を横長に設定する
ことが好ましい。つまり、観察光学系の瞳は観察者の水
平方向に長い楕円(あるいは長方形等)を用いることが
好ましい。そのとき、瞳の長手方向と接眼部の偏心方向
を同一方向にすると、有効面を確保するために大きく偏
心せざるを得なくなり、非常に偏心収差の発生量が大き
くなってしまう。また、偏心量を極力小さく抑えるため
には、光学系全体を大きくせざるを得ない。さらに、人
間の眼幅からくる制約があるため、光学系を横方向に大
きくするには限度があり、広画角化できない。そのた
め、広画角な小型・高性能の観察光学系にするために
は、接眼部の偏心方向を観察者に対して上下方向にする
ことが有利である。当然、上記光路振り分け部内におい
ても、極力偏心方向と瞳の長手方向を同一方向にしない
方が有利であるが、画像表示素子からの光束は光路振り
分け部で倍率の小さいリレー像を形成するため、接眼部
よりも有効面は小さく上記理由の影響は少ない。そし
て、光路振り分け部は、偏心収差補正機能を有した回転
非対称な曲面形状の反射面を少なくとも2組備えている
ことが望ましい。また、光路振り分け部は、対称面を有
せずに、画像表示素子の中心を通る法線に対してのみ1
80°の回転対称な左右の光路を形成するように、左右
回転対称に光学面が配置され、その光学面として少なく
とも左右で2組以上の反射面を有する構成とする。単一
の画像表示素子を用いて左右の眼で観察する(単板両眼
視)画像表示装置の構成には、一般的に左右で面対称の
光学系が採用されている。その場合、画像表示素子の配
置も、左右面対称の配置にする必要がある。観察光学系
として2次元偏心光路を用いた場合は、図10にイメー
ジ図を示すように、観察者の座標を(X0 ,Y0 ,
Z0 )とし、画像表示素子の座標を(Xi ,Yi ,
Zi )とすると、画像表示素子の配置は左右で面対称の
位置に中心がきて、画像表示素子が観察者の顔面に平行
に配置される位置に決まってしまうが、左右対称の3次
元的な光路で構成する場合、図11にイメージ図を示す
ように、画像表示素子をXi 軸の周りで回転させて配置
する場合でも単板両眼視が可能となる(画像表示素子を
観察者に対して対向するように配置し、画像表示素子の
長辺方向をXi 軸、短辺方向をYi 軸、画像表示素子の
法線方向をZi 軸としたときに、Xi 軸の周りで回転の
みが可能となる。)。しかし、光路を任意に3次元に偏
心させた場合、軸上主光線を軸に像の回転が発生する。
左右面対称の光学系の場合、左右で像の回転が相互に逆
になるため、左右の眼で融像できなくなる。左右面対称
で、このような像の回転が発生しないように光路を構成
するためには、非常に光路が複雑になり装置の大型化を
招く。また、光路振り分け部内の画像表示素子からの光
束を反射する第1の左右の反射面は、画像表示素子に対
向配置され、画像表示素子の長手方向に並んで配置する
必要がある。その場合、画像表示素子が長方形である影
響と、光学系の瞳が楕円型である影響により、上記反射
面の有効径は左右方向に大きく確保する必要がある。そ
のため、上記人間の眼幅の範囲内で、左右の光路が干渉
しないように構成するためには、光学系を大きくせざる
を得ない。本発明の構成においては、光路振り分け部
が、対称面を有せずに、画像表示素子の中心を通る法線
に対してのみ180°の回転対称な左右の光路を構成し
ているため、光学系を大きくしなくても左右の光路の反
射面を、干渉しないように容易に配置することができ
る。さらには、画像表示素子の配置も、画像表示素子の
中心を通る法線を軸とした回転を加えて配置することが
でき、設計の自由度が増える(画像表示素子を観察者に
対して対向するように配置し、画像表示素子の長辺方向
をXi 軸、短辺方向をYi 軸、画像表示素子の法線方向
をZi 軸としたときに、Xi 軸、Zi 軸の周りで回転が
可能となる。)。さらには、3次元に偏心させたときに
生じる像の回転が、左右で同一方向の回転となるため、
画像表示素子を回転させることで、像の回転を吸収する
ことができる。そのとき、光路振り分け部内の画像表示
素子からの光束を反射する第1の左右の反射面は、画像
表示素子の回転と一緒に有効径が回転するため、観察者
側からみて、左右の上記反射面を水平方向に並んで配置
する必要がなくなるため、人間の眼幅の範囲内で各反射
面の有効径及び光路を確保しやすくなる。後記の実施例
1及び2の光路振り分けプリズムの構成のイメージ図を
図12に、実施例3の光路振り分けプリズムの構成のイ
メージ図を図13に示す。実施例1及び2は像の回転が
左右同一方向に90°回転するため、画像表示素子は縦
方向(画像表示素子の表示の水平方向が縦方向)になる
配置となり、実施例3は任意に3次元光路を形成してい
るため、画像表示素子は、Zi 軸の周りに任意に回転さ
せた配置(実際は、15.73°)をとることができ
る。そして、本発明の画像表示装置においては、画像表
示素子が1枚で両眼視できるため、コストが非常に安く
なる。また、各接眼部は少なくとも2面以上の反射面を
有し、その中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正
機能を有した回転非対称な曲面反射面にて構成されてい
るため、良好に収差補正ができる。ここで、回転非対称
な曲面形状の面として、本発明では代表的に自由曲面を
使用するが、自由曲面とは以下の式で定義されるもので
ある。この定義式のZ軸が自由曲面の軸となる。 ここで、(a)式の第1項は球面項、第2項は自由曲面
項である。球面項中、 c:頂点の曲率 k:コーニック定数(円錐定数) r=√(X2 +Y2 ) である。自由曲面項は、 ただし、Cj (jは2以上の整数)は係数である。上記
自由曲面は、一般的には、X−Z面、Y−Z面共に対称
面を持つことはないが、Xの奇数次項を全て0にするこ
とによって、Y−Z面と平行な対称面が1つだけ存在す
る自由曲面となる。また、Yの奇数次項を全て0にする
ことによって、X−Z面と平行な対称面が1つだけ存在
する自由曲面となる。また、上記の回転非対称な曲面形
状の面である自由曲面の他の定義式として、Zerni
ke多項式により定義できる。この面の形状は以下の式
(b)により定義する。その定義式(b)のZ軸がZe
rnike多項式の軸となる。回転非対称面の定義は、
X−Y面に対するZの軸の高さの極座標で定義され、R
はX−Y面内のZ軸からの距離、AはZ軸回りの方位角
で、X軸から測った回転角で表せられる。 x=R×cos(A) y=R×sin(A) Z=D2 +D3 Rcos(A)+D4 Rsin(A) +D5 R2 cos(2A)+D6 (R2 −1)+D7 R2 sin(2A) +D8 R3 cos(3A) +D9 (3R3 −2R)cos(A) +D10(3R3 −2R)sin(A)+D11R3 sin(3A) +D12R4cos(4A)+D13(4R4 −3R2 )cos(2A) +D14(6R4 −6R2 +1)+D15(4R4 −3R2 )sin(2A) +D16R4 sin(4A) +D17R5 cos(5A) +D18(5R5 −4R3 )cos(3A) +D19(10R5 −12R3 +3R)cos(A) +D20(10R5 −12R3 +3R)sin(A) +D21(5R5 −4R3 )sin(3A) +D22R5 sin(5A) +D23R6cos(6A)+D24(6R6 −5R4 )cos(4A) +D25(15R6 −20R4 +6R2 )cos(2A) +D26(20R6 −30R4 +12R2 −1) +D27(15R6 −20R4 +6R2 )sin(2A) +D28(6R6 −5R4 )sin(4A) +D29R6sin(6A)・・・・・ ・・・・(b) ただし、Dm (mは2以上の整数)は係数である。な
お、X軸方向に対称な光学系として設計するには、
D4 ,D5 ,D6 、D10,D11,D12,D13,D14,D
20,D21,D22…を利用する。上記定義式は、回転非対
称な曲面形状の面の例示のために示したものであり、他
のいかなる定義式に対しても同じ効果が得られることは
言うまでもない。なお、自由曲面の他の定義式の例とし
て、次の定義式(c)があげられる。 Z=ΣΣCnmXY 例として、k=7(7次項)を考えると、展開したと
き、以下の式で表せる。 Z=C2 +C3 Y+C4 |X| +C5 Y2 +C6 Y|X|+C7 X2 +C8 Y3 +C9 Y2 |X|+C10YX2 +C11|X3 | +C12Y4 +C13Y3 |X|+C14Y2 X2 +C15Y|X3 |+C16X4 +C17Y5 +C18Y4 |X|+C19Y3 X2 +C20Y2 |X3 | +C21YX4 +C22|X5 | +C23Y6 +C24Y5 |X|+C25Y4 X2 +C26Y3 |X3 | +C27Y2 X4 +C28Y|X5 |+C29X6 +C30Y7 +C31Y6 |X|+C32Y5 X2 +C33Y4 |X3 | +C34Y3 X4 +C35Y2 |X5 |+C36YX6 +C37|X7 | ・・・(c) なお、回転非対称な曲面形状の面としては、アナモフィ
ック面、トーリック面を用いることもできる。また、本
発明においては、画像表示素子から広がりのある射出角
度を持って放射された画像光束を左右の接眼部に導く前
記のような光路振り分け部を用い、ハーフミラー等の光
路分割光学素子を使用していないため、明るい画像が観
察できる。そして、観察光学系の左眼用光路における光
路振り分け部に入射する軸上主光線と光路振り分け部か
ら射出する軸上主光線とが非同一面になり、観察光学系
の右眼用光路における前記光路振り分け部に入射する軸
上主光線と光路振り分け部から射出する軸上主光線とが
非同一面になるように、光路振り分け部に少なくとも左
右で2組以上の反射面が配置されていることが望まし
い。これは、光路振り分け部の左右の光路が、対称面を
有せずに、画像表示素子の中心を通る法線に対してのみ
180°の回転対称になるための最低限の条件である。
また、観察光学系の左眼用光路における光路振り分け部
から射出する軸上主光線と、観察光学系の右眼用光路に
おける光路振り分け部から射出する軸上主光線とが略平
行になるように、少なくとも左右で2組以上の反射面が
配置されていることが望ましい。これは、左接眼部の偏
心光路面と右接眼部の偏心光路面とを略平行に配置可能
にするために必要な条件である。また、光路振り分け部
は、偏心収差補正機能を有した回転非対称な曲面形状の
反射面を少なくとも1組備えていることが望ましい。さ
らには、光路振り分け部が、偏心収差補正機能を有した
回転非対称な曲面形状の反射面を少なくとも2組備えて
いることが望ましい。さらには、光路振り分け部が、少
なくとも左右で3組以上の反射面を有し、その少なくと
も3組以上の反射面が偏心収差補正機能を有した回転非
対称な曲面形状であるようにしてもよい。なお、観察光
学系を構成する左右の接眼部、光路振り分け部それぞれ
を反射鏡のみで構成しても、左右の接眼部、光路振り分
け部それぞれを偏心プリズムで構成しても、また、左右
の接眼部と3次元光路振り分け部を一体の偏心プリズム
で構成してもよい。左右の接眼部、光路振り分け部それ
ぞれを左接眼プリズム、右接眼プリズム、光路振り分け
プリズムで構成する場合、その光路振り分けプリズム
は、少なくとも画像表示素子に対向し左眼用光路を形成
する画像光束と右眼用光路を形成する画像光束の両方の
光束をプリズム内に入射させる入射面と、左眼用光路の
光束をプリズム外に射出する左側射出面と、入射面と左
側射出面との間の光路上に配置されかつ左眼用光路の光
束をプリズム内で反射する少なくとも3面以上の左側反
射面と、右眼用光路の光束をプリズム外に射出する右側
射出面と、入射面と右側射出面との間の光路上に配置さ
れかつ右眼用光路の光束をプリズム内で反射する少なく
とも3面以上の右側反射面とを含んで構成され、その光
路振り分けプリズムにおいて、左眼用光路上入射面に最
も近い位置に配置された反射面に入射する軸上主光線の
入射光軸と、入射面から最も遠い位置に配置された反射
面から射出する軸上主光線の射出光軸が非同一面にな
り、右眼用光路上入射面に最も近い位置に配置された反
射面に入射する軸上主光線の入射光軸と、入射面から最
も遠い位置に配置された反射面から射出する軸上主光線
の射出光軸が非同一面になるように構成することが望ま
しい。この構成は、前記と同様、光路振り分けプリズム
の左右の光路が、対称面を有せずに、画像表示素子の中
心を通る法線に対してのみ180°の回転対称になるた
めの最低限の条件である。そして、入射面に対して左眼
用光路上最も近い位置に配置された反射面と、入射面に
対して右眼用光路上最も近い位置に配置された反射面と
が、共に画像表示素子と入射面の双方に対して対向する
ように隣接配置されているようにすることができる。こ
の場合に、光路振り分けプリズムが、入射面に対して光
路上最も近い位置に配置された左右の反射面の境界部分
を含む領域に対して、画像表示素子の中心領域から垂直
に放射された光線がゴースト光として反射しないように
反射防止部材を設けることが望ましい。また、画像表示
素子と光路振り分け部との間に、その1枚の画像表示素
子の少なくとも中央部分に位置する各画素から放射され
る所定の射出角度を持った画像光束の光強度を各画素面
の垂直方向に放射される光束強度より強くするような振
り分け光増強部材を配置することが望ましい。観察光学
系を光路振り分けプリズムと左右の接眼プリズムで構成
する場合、後記の実施例のように、左接眼プリズムと右
接眼プリズムが共に、光路振り分けプリズム側から順
に、入射面と第1反射面と第2反射面と射出面とからな
り、第1反射面と射出面は同一面からなり、第1反射面
はその面での全反射による反射面であるように構成する
ことができる。その場合、左側接眼プリズムと右接眼プ
リズムの入射面を、偏心収差を補正する回転非対称な曲
面形状にて構成することができ、その回転非対称な曲面
を、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面にて構成す
ることができる。また、左側接眼プリズムと右接眼プリ
ズムの第2反射面を、偏心収差を補正する回転非対称な
曲面形状にて構成することができ、その回転非対称な曲
面を、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面にて構成
することができる。また、観察光学系は、右側光路中に
画像表示素子の表示した像の右眼用リレー像を形成し、
かつ、左側光路中に前記画像表示素子の表示した像の左
眼用リレー像を形成するように構成することが望まし
い。また、画像表示素子は、画像表示素子の中心を通る
法線を回転軸として任意の角度回転させて、画像表示素
子の表示の水平方向が、光路振り分け部から出る左右の
軸上主光線の射出光軸を含む平面に対して角度をなすよ
うに配置されるようにすることもできる。また、画像表
示素子の少なくとも中央部分に位置する各画素から観察
者の眼球に導かれる左右の光束の軸上主光線間のなす角
度をθとしたときに、以下の条件式を満足することが望
ましい。 20°<θ<150° ・・・(1) この条件式は、両眼に適切に画像光束を分離するための
条件式であり、下限の20°を越えると、左右の光学
面、特に、画像表示素子に最も近い位置に配置された光
路振り分け部の左右の第1反射面の有効径が重なってし
まい、その有効径を確保するためには光学系を大きくし
なければならなくなり、頭部又は顔面装着式画像表示装
置の光学系に適さないものとなってしまう。逆に、上限
の150°を越えると、非常に視野角特性の広い画像表
示素子が必要になると同時に、画像光束の立体角が小さ
くなり、結果として明るい画像を観察することができな
くなる。この角度θはさらに下記の条件式を満足すると
さらに好ましい。 25°<θ<120° ・・・(1−1) また、上記のような画像表示装置は、その画像表示素子
に代えて撮像素子を配置し、瞳を被写体からの光束の通
過する入射瞳として構成し、被写体の像を撮像素子上に
形成する撮像装置として用いることもできる。さらに
は、画像表示素子に代えて投影物体を配置し、瞳の前方
にスクリーンが配置して、投影物体の投影像をスクリー
ン上に形成する投影装置として用いることもできる。
【発明の実施の形態】以下、本発明の3次元偏心光路を
備えた画像表示装置を実施例に基づいて説明する。以下
の実施例の座標の取り方は、観察者の視軸方向(正面方
向)をZ軸、水平方向をX軸、垂直方向をY軸としてい
る。後記する各実施例の数値データにおいては、左右の
瞳1L、1Rからの画像表示素子(像面)3に至る逆光
線追跡のデータで示してある。以下の構成の説明もその
逆光線追跡の順で説明する。面番号は各実施例の数値デ
ータの面番号に対応する。以下の実施例1〜3におい
て、接眼プリズム10L、10Rは2次元偏心のプリズ
ムからなり、光路振り分けプリズム20は3次元偏心の
プリズムからなる。接眼プリズム10L、10R内の左
右の光路は両眼の対称面(左右の瞳1L、1Rを結ぶ直
線の中心を通りその直線に垂直な平面)に対して、面対
称の関係にあり、接眼プリズム10L、10Rから射出
した左右の光路は、画像表示素子3の中心における法線
を軸に180°回転させた光路(回転対称の関係) をと
る。図1に実施例1の画像表示装置の光学系の主として
光学面と光路を示す図を示す。図中、(a)はX軸負方
向から見た右眼用光路の側面図、(b)はZ軸負方向か
ら見た右眼用光路の裏面図、(c)はY軸正方向から見
た右眼用光路の平面図、(d)はY軸正方向から見た両
眼用光路の平面図である。左右の光学面と軸上主光線と
瞳を区別するのに、符号の後に“L”と“R”を付与す
る。また、後記の数値データの説明との整合性をとるた
めに、符号をとる順は逆光線追跡に基づいている。他の
実施例においても同じ。実施例1の右眼光路を説明す
る。頭部装着式画像表示装置として構成する場合に、観
察者の右眼の瞳が位置すべき瞳1Rから出た逆光線追跡
の軸上主光線(光軸)2Rは、右接眼プリズム10Rの
第11面11Rで屈折されて接眼プリズム10R内に入
り、第12面12Rで内部反射され、第11面11Rが
兼ねる第13面13Rに臨界角を越える角度で入射して
全反射され、第14面14Rで屈折されて右接眼プリズ
ム10Rから出て、光路振り分けプリズム20の右眼用
第21面21Rで屈折されて光路振り分けプリズム20
内に入り、右眼用第22面22R〜右眼用第26面26
Rの順で内部反射され、左右の眼共用の第27面27で
屈折されて光路振り分けプリズム20から出て、画像表
示素子3に至る。後記の数値データ上、右接眼プリズム
10Rは2面〜5面からなり、光路振り分けプリズム2
0の構成は、入射面は7面、射出面は13面であり、8
面〜12面が反射面である。6面は仮想面であり、1面
からこの仮想面までが左右の瞳1L、1Rを結ぶ直線の
中心を通りその直線に垂直な平面に対して面対称、この
仮想面から13面が画像表示素子3の中心を通る法線に
対して180°の回転対称になっている。実施例1の左
眼光路を説明する。左眼用の光路は、上記と同様になる
が、符号の後の“R”の代わりに“L”が付く。ただ
し、左接眼プリズム10Lから射出した軸上主光線2L
は光路振り分けプリズム20の第1反射面22Lで右眼
とは逆の方向にY軸回りに回転させた面(8面)で反射
し、その後も右眼用光路とは仮想面(6面)をZ軸周り
に180°回転した光路をたどり、画像表示素子3に至
る。つまり、仮想面から画像表示素子3までの左右の光
路は、画像表示素子3の中心における法線を基準にして
Z軸周りに180°回転させた光路となる(後記の数値
データにおいて、左右光路の7面以降のβの符号が逆、
α(左)=α(右)±180°、γ(左)=γ(右)±
180°)。このような構成であるので、画像表示素子
が1枚で両眼視できるため、コストが非常に安くなる。
また、ハーフミラーを使用していないため、明るい画像
が観察できる。また、観察光学系全体で反射面を7面有
し、さらに中間結像(リレー像)を光路振り分けプリズ
ム20の第21面21R(L)と第22面22R(L)
の間に形成することで、要求される短い焦点距離の観察
光学系でもバックフォーカスの確保が可能となり、広画
角の観察光学系が提供できる。さらに、接眼プリズム1
0R(L)を縦方向(Y−Z面)に偏心させ、全体で3
次元偏心構成になっているため、画像表示素子3からリ
レー像までの光路を長く確保でき、光路振り分けプリズ
ム20の各面のパワーを弱く設定することができる。し
たがって、画像表示素子3の高精細化に伴う高性能な観
察光学系を確保することができる。また、両眼の光学系
が両眼の対称面に対して面対称の場合、画像表示素子の
配置は横置き(素子上の座標系を(Xi ,Yi ,Zi )
とすると、Xi の周りの回転のみ)のみ可能であったが
(図11)、両眼の接眼プリズム10R、10Lが面対
称の光学系で、光路振り分けプリズム20が回転対称の
光学系であるため、画像表示素子3の法線を軸に画像表
示素子3を回転させても、両眼で観察が可能(Xi 軸、
Zi 軸の周りで回転が可能)であり、設計の自由度も増
えるため高性能の観察光学系を提供することができる。
この実施例においては、画像表示素子3を横置き(長手
方向を観察者の水平方向にする) ではなく、縦に配置す
ることができるため(図12)、アスペクト比が9:1
6の画像表示素子を使用しても、各面の干渉を防ぐこと
ができると同時に、コンパクトな画像表示装置を提供で
きる。図2に実施例2の図1と同様の図を示す。この実
施例は、実施例1の光路振り分けプリズム20の反射面
を1つ減らした実施例に相当する。すなわち、実施例2
の右眼光路を説明すると、観察者の右眼の瞳が位置すべ
き瞳1Rから出た逆光線追跡の軸上主光線(光軸)2R
は、右接眼プリズム10Rの第11面11Rで屈折され
て接眼プリズム10R内に入り、第12面12Rで内部
反射され、第11面11Rが兼ねる第13面13Rに臨
界角を越える角度で入射して全反射され、第14面14
Rで屈折されて右接眼プリズム10Rから出て、光路振
り分けプリズム20の右眼用第21面21Rで屈折され
て光路振り分けプリズム20内に入り、右眼用第22面
22R〜右眼用第25面25Rの順で内部反射され、左
右の眼共用の第26面26で屈折されて光路振り分けプ
リズム20から出て、画像表示素子3に至る。後記の数
値データ上、右接眼プリズム10Rは2面〜5面からな
り、光路振り分けプリズム20の構成は、入射面は7
面、射出面は12面であり、8面〜11面が反射面であ
る。6面は仮想面であり、1面からこの仮想面までが左
右の瞳1L、1Rを結ぶ直線の中心を通りその直線に垂
直な平面に対して面対称、この仮想面から12面が画像
表示素子3の中心を通る法線に対して180°の回転対
称になっている。実施例2の左眼光路を説明する。左眼
用の光路は、上記と同様になるが、符号の後の“R”の
代わりに“L”が付く。ただし、左接眼プリズム10L
から射出した軸上主光線2Lは光路振り分けプリズム2
0の第1反射面22Lで右眼とは逆の方向にY軸回りに
回転させた面(8面)で反射し、その後も右眼用光路と
は仮想面(6面)をZ軸周りに180°回転した光路を
たどり、画像表示素子3に至る。つまり、仮想面から画
像表示素子3までの左右の光路は、画像表示素子3の中
心における法線を基準にしてZ軸周りに180°回転さ
せた光路となる(後記の数値データにおいて、左右光路
の7面以降のβの符号が逆、α(左)=α(右)±18
0°、γ(左)=γ(右)±180°)。このような構
成であるので、画像表示素子が1枚で両眼視できるた
め、コストが非常に安くなる。また、ハーフミラーを使
用していないため、明るい画像が観察できる。また、観
察光学系全体で反射面を6面有し、さらに中間結像(リ
レー像)を光路振り分けプリズム20の第21面21R
(L)と第22面22R(L)の間に形成することで、
要求される短い焦点距離の観察光学系でもバックフォー
カスの確保が可能となり、広画角の観察光学系が提供で
きる。さらに、接眼プリズム10R(L)を縦方向(Y
−Z面)に偏心させ、全体で3次元偏心構成になってい
るため、画像表示素子3からリレー像までの光路を長く
確保でき、光路振り分けプリズム20の各面のパワーを
弱く設定することができる。したがって、画像表示素子
3の高精細化に伴う高性能な観察光学系を確保すること
ができる。また、両眼の光学系が両眼の対称面に対して
面対称の場合、画像表示素子の配置は横置き(素子上の
座標系を(Xi ,Yi ,Zi )とすると、Xi の周りの
回転のみ)のみ可能であったが(図11)、両眼の接眼
プリズム10R、10Lが面対称の光学系で、光路振り
分けプリズム20が回転対称の光学系であるため、画像
表示素子3の法線を軸に画像表示素子3を回転させて
も、両眼で観察が可能(Xi 軸、Zi 軸の周りで回転が
可能)であり、設計の自由度も増えるため高性能の観察
光学系を提供することができる。この実施例において
は、画像表示素子3を横置き(長手方向を観察者の水平
方向にする) ではなく、縦に配置することができるため
(図12)、アスペクト比が9:16の画像表示素子を
使用しても、各面の干渉を防ぐことができると同時に、
コンパクトな画像表示装置を提供できる。図3に実施例
3の図1と同様の図を示す。また、図4に実施例3の画
像表示装置の光学系の右眼用部分の斜視図、図5に実施
例3の光学系の右眼光学系の軸上主光線2Rを示す透視
斜視図、図6に実施例3の画像表示装置の両眼の光学系
の図4に対応する斜視図、図7に実施例3の両眼の光学
系中に右眼光学系の軸上主光線2Rを示す示す図5に対
応する透視斜視図を示す。ただし、図4〜図7において
面はメッシュで表現してある。この実施例は、光路振り
分けプリズム20の左右の光路を3組の反射面で構成し
たものである。すなわち、実施例3の右眼光路を説明す
ると、観察者の右眼の瞳が位置すべき瞳1Rから出た逆
光線追跡の軸上主光線(光軸)2Rは、右接眼プリズム
10Rの第11面11Rで屈折されて接眼プリズム10
R内に入り、第12面12Rで内部反射され、第11面
11Rが兼ねる第13面13Rに臨界角を越える角度で
入射して全反射され、第14面14Rで屈折されて右接
眼プリズム10Rから出て、光路振り分けプリズム20
の右眼用第21面21Rで屈折されて光路振り分けプリ
ズム20内に入り、右眼用第22面22R〜右眼用第2
4面24Rの順で内部反射され、左右の眼共用の第25
面25で屈折されて光路振り分けプリズム20から出
て、画像表示素子3に至る。後記の数値データ上、右接
眼プリズム10Rは2面〜5面からなり、光路振り分け
プリズム20の構成は、入射面は7面、射出面は11面
であり、8面〜10面が反射面である。6面は仮想面で
あり、1面からこの仮想面までが左右の瞳1L、1Rを
結ぶ直線の中心を通りその直線に垂直な平面に対して面
対称、この仮想面から11面が画像表示素子3の中心を
通る法線に対して180°の回転対称になっている。実
施例3の左眼光路を説明する。左眼用の光路は、上記と
同様になるが、符号の後の“R”の代わりに“L”が付
く。ただし、後記の数値データを見ても分かるように、
仮想面(6面)を基準に示した数値データを比較すると
左右の光路で仮想面を180°回転させたのみで、その
後の数値データを比較すると両眼の数値が一致する。つ
まり、実施例3においても、瞳1R(L)から仮想面ま
では両眼で面対称の光学系であり、仮想面から画像表示
素子3までは両眼の光学系は回転対称の光学系になって
いる。このような構成であるので、画像表示素子が1枚
で両眼視できるため、コストが非常に安くなる。また、
ハーフミラーを使用していないため、明るい画像が観察
できる。また、観察光学系全体で反射面を5面有し、さ
らに中間結像(リレー像)を光路振り分けプリズム20
の第21面21R(L)と第22面22R(L)の間に
形成することで、要求される短い焦点距離の観察光学系
でもバックフォーカスの確保が可能となり、広画角の観
察光学系が提供できる。さらに、接眼プリズム10R
(L)を縦方向(Y−Z面)に偏心させ、全体で3次元
偏心構成になっているため、画像表示素子3からリレー
像までの光路を長く確保でき、光路振り分けプリズム2
0の各面のパワーを弱く設定することができる。したが
って、画像表示素子3の高精細化に伴う高性能な観察光
学系を確保することができる。また、両眼の光学系が両
眼の対称面に対して面対称の場合、画像表示素子の配置
は横置き(素子上の座標系を(Xi ,Yi ,Zi )とす
ると、Xi の周りの回転のみ)のみ可能であったが(図
11)、両眼の接眼プリズム10R、10Lが面対称の
光学系で、光路振り分けプリズム20が回転対称の光学
系であるため、画像表示素子3の法線を軸に画像表示素
子3を回転させても、両眼で観察が可能(Xi 軸、Zi
軸の周りで回転が可能)であり、設計の自由度も増える
ため高性能の観察光学系を提供することができる。この
実施例においては、画像表示素子3を横置き(長手方向
を観察者の水平方向にする) ではなく、画像表示素子3
の中心を通る法線を回転軸として斜めに配置することが
できる(図13)。また、この実施例においては、光路
振り分けプリズム20が3次元偏心の非常に少ない反射
面で構成でき、広い画角の単版両眼視が達成できる。光
路振り分けプリズム20の反射面が片側3面のみなの
で、実施例1、2よりも低コスト・小型化が達成でき
る。そして、各反射面の自由曲面の係数を全て使用し、
対称面が存在しない3次元的な光路の構成により、複雑
な偏心収差を良好に補正している。なお、実施例1〜3
は全て接眼プリズム10(R,L)が、光路振り分けプ
リズム20側から順に、入射面14(R,L)と第1反
射面13(R,L)と第2反射面12(R,L)と射出
面11(R,L)とからなり、第1反射面13(R,
L)と射出面11(R,L)は同一面からなり、第1反
射面13(R,L)はその面での全反射による反射面で
あるプリズムを用いたが、この変形として、接眼プリズ
ムの代わりに公知の何れの光学系を用いてもよい。例え
ば、今までの公知の接眼プリズムや凹面鏡、ホログラム
光学素子等を用いてもよい。また、光路振り分けプリズ
ム20においても、各光路の構成も同様で、自由曲面ミ
ラーとプリズムの組み合わせ、光路振り分けプリズム2
0を2つに分割する等しても、本発明の目的を達成でき
る。光路振り分けプリズム20をミラーとプリズムに分
割して構成すれば、プリズムの大きさが小さくなり、射
出成形で作る場合には成形時間を短縮でき、低コスト化
を達成することが可能である。また、光路振り分けプリ
ズム20を2〜3個に分割して製作しても、上記理由に
より低コスト化が可能となる。以下に、上記実施例1〜
3の構成パラメータを示すが、これら数値例は、右眼用
及び左眼用の光学系について、瞳1R、1L側からの逆
光線追跡に沿った面番号で記述してある。瞳1R、1L
から仮想面(6面)までの光路は両眼の対称面に対し
て、面対称の関係であり、仮想面から画像表示素子3ま
での光路は画像表示素子3の中心を通る法線を軸にして
回転対称の関係にある。つまり、右眼用光路の仮想面の
法線を軸にして180°回転させた光路が左眼用の光路
となる。また、以下の実施例1〜3は観察光学系とした
場合に、観察画角は水平半画角17.5°、垂直半画角
13.3°である。また、画像表示素子3の大きさは
8.9×6.7mmであり、瞳径4mmで設計したもの
である。以下に示す各実施例の構成パラメータにおいて
は、逆光線追跡で、軸上主光線2R(L)を、光学系の
射出瞳1R(L)の中心を垂直に通り、画像表示素子3
中心に至る光線で定義する。そして、逆光線追跡におい
て、瞳1R(L)の中心を偏心光学系の偏心光学面の原
点として、軸上主光線2R(L)に沿う方向をZ軸方向
とし、瞳1R(L)から第11面11R(L)に向かう
方向をZ軸正方向とし、接眼プリズム10内で光軸が折
り曲げられる平面をY−Z平面とし、原点を通りY−Z
平面に直交し、水平方向の右から左へ向かう方向をX軸
正方向とし、X軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸
をY軸とする。したがって、垂直方向の下から上へ向か
う方向がY軸正方向となる。偏心面については、光学系
の原点の中心からその面の面頂位置の偏心量(X軸方
向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、そ
の面の中心軸(自由曲面については、前記(a)式のZ
軸、非球面については、後記の(d)式のZ軸)のX
軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする傾き角(それぞれ
α,β,γ(°))とが与えられている。その場合、α
とβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回り
を、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味す
る。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、
面の中心軸とそのXYZ直交座標系を、まずX軸の回り
で反時計回りにα回転させ、次に、その回転した面の中
心軸を新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転
させると共に1度回転した座標系もY軸の回りで反時計
回りにβ回転させ、次いで、その2度回転した面の中心
軸を新たな座標系の新たな座標系のZ軸の回りで時計回
りにγ回転させるものである。また、各実施例の光学系
を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が
共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられてお
り、その他、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って
与えられている。また、本発明で用いられる自由曲面の
面の形状は前記(a)式により定義し、その定義式のZ
軸が自由曲面の軸となる。また、非球面は、以下の定義
式で与えられる回転対称非球面である。 Z=(y2 /R)/[1+{1−(1+K)y2 /R2 }1 /2] +Ay4 +By6 +Cy8 +Dy10+…… ・・・(d) ただし、Zを光の進行方向を正とした光軸(軸上主光
線)とし、yを光軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは
近軸曲率半径、Kは円錐定数、A、B、C、D、…はそ
れぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。なお、
データの記載されていない自由曲面、非球面に関する項
は0である。屈折率については、d線(波長587.5
6nm)に対するものを表記してある。長さの単位はm
mである。なお、実施例3の偏心データ中、偏心(4)
以降の括弧内に、6面(仮想面)を基準にした偏心値を
示してある。これは、反射面(8〜10面) は全てα及
びβの回転があるため、瞳1R(L)を基準にデータを
表すと、左右の光学系が回転対称であることが分かり難
いために表記したものである。6面(仮想面)につい
て、右眼用γ=0、 左眼用γ=180°とした場合、
左右の偏心データは一致する。なお、以下の構成パラメ
ータの表中の“FFS”は自由曲面、“ASS”は非球
面、“HRP”は仮想面、“RE”は反射面をそれぞれ
示す。 (実施例1:右眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 FFS(RE) 偏心(10) 1.5254 56.2 13 ∞ 偏心(11) 像 面 ∞ 偏心(12) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 5.4743×10-2 C6 3.0681×10-2 FFS C4 8.5196×10-3 C6 3.5633×10-3 C7 2.9759×10-5 C9 -1.4388×10-4 FFS C4 -3.5841×10-4 C6 5.7576×10-4 C7 -1.8029×10-4 C9 -9.1964×10-5 FFS C4 -5.4682×10-3 C6 -8.4242×10-3 C7 -1.1006×10-4 C9 -6.0334×10-5 FFS C4 4.2147×10-3 C6 6.6151×10-3 C7 -6.4666×10-6 C9 5.5288×10-5 FFS C4 -1.8195×10-3 C6 -6.6901×10-5 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 19.99 Z 33.41 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(6) X 0.00 Y 30.13 Z 39.82 α 57.70 β 45.00 γ 0.00 偏心(7) X 20.00 Y 30.13 Z 39.82 α 147.70 β -64.27 γ 0.00 偏心(8) X 6.15 Y 20.84 Z 54.52 α -32.30 β 64.27 γ 180.00 偏心(9) X 32.00 Y 20.84 Z 54.52 α 147.70 β 45.00 γ 0.00 偏心(10) X 32.00 Y 25.86 Z 46.58 α 92.30 β 0.00 γ 0.00 偏心(11) X 32.00 Y 14.65 Z 30.03 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(12) X 32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 90.00 。 (実施例1:左眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 FFS(RE) 偏心(10) 1.5254 56.2 13 ∞ 偏心(11) 像 面 ∞ 偏心(12) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 5.4743×10-2 C6 3.0681×10-2 FFS C4 8.5196×10-3 C6 3.5633×10-3 C7 2.9759×10-5 C9 -1.4388×10-4 FFS C4 -3.5841×10-4 C6 5.7576×10-4 C7 -1.8029×10-4 C9 -9.1964×10-5 FFS C4 -5.4682×10-3 C6 -8.4242×10-3 C7 -1.1006×10-4 C9 -6.0334×10-5 FFS C4 4.2147×10-3 C6 6.6151×10-3 C7 -6.4666×10-6 C9 5.5288×10-5 FFS C4 -1.8195×10-3 C6 -6.6901×10-5 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(5) X 0.00 Y 19.99 Z 33.41 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(6) X 0.00 Y 30.13 Z 39.82 α 57.70 β -45.00 γ 180.00 偏心(7) X -20.00 Y 30.13 Z 39.82 α -32.30 β 64.27 γ 180.00 偏心(8) X -6.15 Y 39.43 Z 25.12 α 147.70 β -64.27 γ 0.00 偏心(9) X -32.00 Y 39.43 Z 25.12 α -32.30 β -45.00 γ 180.00 偏心(10) X -32.00 Y 34.41 Z 33.06 α 23.10 β 0.00 γ 180.00 偏心(11) X -32.00 Y 14.65 Z 30.03 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(12) X -32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 270.00 。 (実施例2:右眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 ∞ 偏心(10) 像 面 ∞ 偏心(11) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 4.3215×10-3 C6 3.6634×10-2 FFS C4 -3.7250×10-3 C6 7.8829×10-3 C7 -1.7314×10-5 C9 2.3703×10-4 FFS C4 -2.0794×10-3 C6 6.6243×10-3 C7 -1.3561×10-5 C9 -1.7459×10-4 FFS C4 -1.1990×10-2 C6 -1.5233×10-2 C7 -1.2519×10-4 C9 -8.0694×10-5 FFS C4 -8.9616×10-4 C6 -1.6696×10-3 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 20.31 Z 33.61 偏心(6) X 0.00 Y 28.44 Z 38.75 α 57.70 β 45.00 γ 0.00 偏心(7) X 20.00 Y 28.44 Z 38.75 α 147.70 β -22.50 γ 0.00 偏心(8) X 32.00 Y 22.03 Z 48.89 α -32.30 β -22.50 γ 180.00 偏心(9) X 32.00 Y 25.77 Z 42.98 α 95.80 β 0.00 γ 0.00 偏心(10) X 32.00 Y 14.80 Z 30.13 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(11) X 32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 90.00 。 (実施例2:左眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 ∞ 偏心(10) 像 面 ∞ 偏心(11) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862 ×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393 ×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888 ×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 4.3215×10-3 C6 3.6634×10-2 FFS C4 -3.7250×10-3 C6 7.8829×10-3 C7 -1.7314×10-5 C9 2.3703×10-4 FFS C4 -2.0794×10-3 C6 6.6243×10-3 C7 -1.3561×10-5 C9 -1.7459×10-4 FFS C4 -1.1990×10-2 C6 -1.5233×10-2 C7 -1.2519×10-4 C9 -8.0694×10-5 FFS C4 -8.9616×10-4 C6 -1.6696×10-3 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(5) X 0.00 Y 20.31 Z 33.61 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(6) X 0.00 Y 28.44 Z 38.75 α 57.70 β -45.00 γ 180.00 偏心(7) X -20.00 Y 28.44 Z 38.75 α -32.30 β 22.50 γ 180.00 偏心(8) X -32.00 Y 34.86 Z 28.61 α 147.70 β 22.50 γ 0.00 偏心(9) X -32.00 Y 31.11 Z 34.52 α 19.60 β 0.00 γ 180.00 偏心(10) X -32.00 Y 14.80 Z 30.13 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(11) X -32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 270.00 。 (実施例3:右眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 ASS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 ASS 偏心(9) 像 面 ∞ 偏心(10) ASS R -368.45 K 0.0000 A 4.5583×10-7 B -1.5145×10-10 ASS R -48.92 K 0.0000 A 2.9667×10-6 ASS R -30.00 K 0.0000 A 4.2130×10-5 FFS C4 -7.4375×10-3 C6 -6.4478×10-3 C8 3.6852×10-5 C10 3.8267×10-5 C11 1.2477×10-6 C13 2.5929×10-6 C15 9.3753×10-7 C17 2.7365×10-8 C19 2.3475×10-8 C21 4.5123×10-8 FFS C4 1.2113×10-2 C5 4.3957×10-3 C6 1.7363×10-3 C7 -6.7274×10-5 FFS C4 2.7585×10-3 C5 -2.2633×10-3 C6 -2.1496×10-3 C7 -1.2980×10-5 C8 2.4352×10-5 C9 1.2164×10-4 C10 -1.4806×10-4 C11 -3.1978×10-6 C12 3.4083×10-6 C13 3.7744×10-6 C14 3.4678×10-5 C15 4.5731×10-5 C16 1.9178×10-7 C17 1.0060×10-7 C18 1.9182×10-7 C19 1.0242×10-7 C21 3.9019×10-6 FFS C4 -3.8824×10-3 C5 -4.4423×10-4 C6 -3.8240×10-3 C7 8.2712×10-6 C8 1.9357×10-5 C9 3.0205×10-6 C10 2.7338×10-5 C11 1.7450×10-7 C12 -1.8579×10-7 C13 1.5047×10-6 C14 -1.0329×10-6 C15 1.2398×10-6 C16 -8.5732×10-9 C17 5.3323×10-8 C18 -1.6212×10-7 C19 1.3303×10-7 C21 -1.7930×10-8 FFS C4 -7.7644×10-3 C5 -6.4826×10-6 C6 -6.0150×10-3 C7 3.1011×10-6 C8 -1.6971×10-5 C9 7.0993×10-6 C10 -2.2276×10-5 C11 8.3257×10-8 C12 -3.1221×10-7 C13 -7.3208×10-7 C14 -4.5097×10-7 C15 -6.2018×10-7 C16 -3.2268×10-9 C17 3.5107×10-8 C18 9.6470×10-9 C19 5.0804×10-9 C21 2.0644×10-9 偏心(1) X 0.00 Y 7.33 Z 28.44 α 16.20 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 39.60 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13 α 81.38 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13(X 0.00 Y 22.17 Z 36.13) α 51.96 β 0.00 γ 0.00(α 51.96 β 0.00 γ 0.00) 偏心(5) X 0.00 Y 25.32 Z 38.60(X 0.00 Y 0.00 Z 4.00) α 51.96 β 0.00 γ 0.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(6) X 0.00 Y 37.13 Z 47.84(X 0.00 Y 0.00 Z 19.00) α 41.43 β 45.99 γ 17.57(α -10.53 β 46.00 γ 17.57) 偏心(7) X 44.00 Y 44.28 Z 43.57(X 44.00 Y 7.77 Z 22.00) α 63.70 β -54.62 γ -15.33(α 11.74 β -54.62 γ -15.33) 偏心(8) X 32.00 Y 23.29 Z 28.21(X 32.00 Y 6.94 Z -4.00) α -132.55 β 12.45 γ 75.27(α -4.51 β 167.55 γ -104.73) 偏心(9) X 32.00 Y 46.58 Z 55.23(X 32.00 Y 0.00 Z 31.00) α 51.96 β 0.00 γ 0.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(10) X 32.00 Y 48.16 Z 56.47(X 32.00 Y 0.00 Z 33.00) α 51.96 β 0.00 γ 15.73(α 0.00 β 0.00 γ 15.74) 。 (実施例3:左眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 ASS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 ASS 偏心(9) 像 面 ∞ 偏心(10) ASS R -368.45 K 0.0000 A 4.5583×10-7 B -1.5145×10-10 ASS R -48.92 K 0.0000 A 2.9667×10-6 ASS R -30.00 K 0.0000 A 4.2130×10-5 FFS C4 -7.4375×10-3 C6 -6.4478×10-3 C8 3.6852×10-5 C10 3.8267×10-5 C11 1.2477×10-6 C13 2.5929×10-6 C15 9.3753×10-7 C17 2.7365×10-8 C19 2.3475×10-8 C21 4.5123×10-8 FFS C4 1.2113×10-2 C5 4.3957×10-3 C6 1.7363×10-3 C7 -6.7274×10-5 FFS C4 2.7585×10-3 C5 -2.2633×10-3 C6 -2.1496×10-3 C7 -1.2980×10-5 C8 2.4352×10-5 C9 1.2164×10-4 C10 -1.4806×10-4 C11 -3.1978×10-6 C12 3.4083×10-6 C13 3.7744×10-6 C14 3.4678×10-5 C15 4.5731×10-5 C16 1.9178×10-7 C17 1.0060×10-7 C18 1.9182×10-7 C19 1.0242×10-7 C21 3.9019×10-6 FFS C4 -3.8824×10-3 C5 -4.4423×10-4 C6 -3.8240×10-3 C7 8.2712×10-6 C8 1.9357×10-5 C9 3.0205×10-6 C10 2.7338×10-5 C11 1.7450×10-7 C12 -1.8579×10-7 C13 1.5047×10-6 C14 -1.0329×10-6 C15 1.2398×10-6 C16 -8.5732×10-9 C17 5.3323×10-8 C18 -1.6212×10-7 C19 1.3303×10-7 C21 -1.7930×10-8 FFS C4 -7.7644×10-3 C5 -6.4826×10-6 C6 -6.0150×10-3 C7 3.1011×10-6 C8 -1.6971×10-5 C9 7.0993×10-6 C10 -2.2276×10-5 C11 8.3257×10-8 C12 -3.1221×10-7 C13 -7.3208×10-7 C14 -4.5097×10-7 C15 -6.2018×10-7 C16 -3.2268×10-9 C17 3.5107×10-8 C18 9.6470×10-9 C19 5.0804×10-9 C21 2.0644×10-9 偏心(1) X 0.00 Y 7.33 Z 28.44 α 16.20 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 39.60 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13 α 81.38 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13(X 0.00 Y 22.17 Z 36.13) α 51.96 β 0.00 γ 180.00(α 51.96 β 0.00 γ 180.00) 偏心(5) X 0.00 Y 25.32 Z 38.60(X 0.00 Y 0.00 Z 4.00) α 51.96 β 0.00 γ 180.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(6) X 0.00 Y 37.13 Z 47.84(X 0.00 Y 0.00 Z 19.00) α 62.49 β -45.99 γ -162.43(α -10.53 β 46.00 γ 17.57) 偏心(7) X -44.00 Y 34.71 Z 55.81(X 44.00 Y 7.77 Z 22.00) α 40.22 β 54.62 γ 164.67(α 11.74 β -54.62 γ -15.33) 偏心(8) X -32.00 Y 14.74 Z 39.13(X 32.00 Y 6.94 Z -4.00) α -123.53 β -12.45 γ -104.74(α -4.51 β 167.55 γ -104.73) 偏心(9) X -32.00 Y 46.58 Z 55.23(X 32.00 Y 0.00 Z 31.00) α 51.96 β 0.00 γ 180.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(10) X -32.00 Y 48.16 Z 56.47(X 32.00 Y 0.00 Z 33.00) α 51.96 β 0.00 γ 15.73(α 0.00 β 0.00 γ 195.74) 。 上記実施例1、3の横収差をそれぞれ図8、図9に示
す。これらの横収差図において、括弧内に示された数字
は(水平画角,垂直画角)を表し、その画角における横
収差を示す。また、以上の実施例における前記条件式
(1)のθの値は次の通りである。 。ところで、本発明の画像表示装置においては、単一の
画像表示素子3から射出されたある程度広がりのある射
出角度の表示光束を左右の光路に分離して光路振り分け
プリズム20の入射面27(実施例1)に入射させ、左
右の接眼プリズム10L、10Rを通して両眼で観察可
能にするものであるが、図14(a)に示すように、そ
のための左右共通の画像表示素子3としては、白色バッ
クライト32で均一に照明され、左右の光路の光軸間の
なす角度θ(条件式(1))より大きな射出角度で表示
光束を射出させる液晶表示素子31からなる画像表示素
子3が用いられる。また、表示の射出角度が大きなEL
素子のような自己発光型素子を画像表示素子3として用
いることもできる。また、表示の射出角度が小さな画像
表示素子33を画像表示素子3として用いる場合には、
図14(b)に示すように、各画素34から放射される
表示の射出角度を垂直方向でなく左右の光路方向に射出
角度を増やす振り分け光増強部材として、例えば図示の
ような断面の光束振り分けマイクロプリズム35を各画
素34に対応して配置することが望ましい。その代わり
に、0次透過光の強度を弱め、±1次回折光を強める構
成の透過型回折格子を画像表示素子3の表示面に近接し
て配置してもよい。ところで、光路振り分けプリズム2
0の画像表示素子3に対して光路上最も近い位置に配置
された左右の反射面26L、26R(実施例1)の境界
部分29に画像表示素子3から射出された表示光束が当
たると、そこで反射されてゴースト光となる恐れがあ
る。そこで、図14(c)に示すように、その境界部分
29近傍にこのような反射を防止する反射防止部材36
として黒色塗料を塗布するか拡散処理等をして、画像表
示素子3から射出された表示光束37中の境界部分29
に入射する破線で示した光束部分を吸収等させることが
望ましい。なお、表示光束37中の実線で示した光束部
分が左右の光路に導かれ、有効に表示に使用される光束
を表す。さて、以上に説明したような観察光学系を支持
することにより、両眼装着用の画像表示装置に構成する
ことができ、両眼で観察できる据え付け型又はポータブ
ル型の画像表示装置として構成することができる。その
様子を図15に示す。図中、131は表示装置本体部を
示し、観察者の顔面の両眼の前方に保持されるよう支持
部材が頭部を介して固定している。その支持部材として
は、一端を表示装置本体部131に接合し、観察者のこ
めかみから耳の上部にかけて延在する左右の前フレーム
132と、前フレーム132の他端に接合され、観察者
の側頭部を渡るように延在する左右の後フレーム133
と、左右の後フレーム133の他端に挟まれるように自
らの両端を一方づつ接合し、観察者の頭頂部を支持する
頭頂フレーム134とから構成されている。また、前フ
レーム132における上記の後フレーム133との接合
近傍には、弾性体からなり例えば金属板バネ等で構成さ
れたリヤプレート135が接合されている。このリヤプ
レート135は、上記支持部材の一翼を担うリヤカバー
136が観察者の後頭部から首のつけねにかかる部分で
耳の後方に位置して支持可能となるように接合されてい
る。リヤプレート135又はリヤカバー136内にの観
察者の耳に対応する位置にスピーカー139が取り付け
られている。映像・音声信号等を外部から送信するため
のケーブル141が表示装置本体部131から、頭頂フ
レーム134、後フレーム133、前フレーム132、
リヤプレート135の内部を介してリヤプレート135
あるいはリヤカバー136の後端部より外部に突出して
いる。そして、このケーブル141はビデオ再生装置1
40に接続されている。なお、図中、140aはビデオ
再生装置140のスイッチやボリュウム調整部である。
なお、ケーブル141は先端をジャックして、既存のビ
デオデッキ等に取り付け可能としてもよい。さらに、T
V電波受信用チューナーに接続してTV鑑賞用としても
よいし、コンピュータに接続してコンピュータグラフィ
ックスの映像や、コンピュータからのメッセージ映像等
を受信するようにしてもよい。また、邪魔なコードを排
斥するために、アンテナを接続して外部からの信号を電
波によって受信するようにしても構わない。また、本発
明の画像表示装置の観察光学系は、瞳1(1R又は1
L)側から被写体からの光を導入し、画像表示素子3の
位置に撮像素子を配することにより結像光学系として用
いることも可能である。図16に本発明の観察光学系の
左右の片側のみの光学系を電子カメラ40の撮影部の撮
影用対物光学系42に組み込んだ構成の概念図を示す。
もちろん、本発明の観察光学系の左右の両方の光学系を
用いてもよい(入射瞳が2個の光学系になる。)。この
例の場合は、撮影用光路41上に配置された撮影用対物
光学系42は、実施例3と同様の光学系を光路を逆にし
て用いており、瞳1の位置に絞り1’を配置している。
この撮影用対物光学系42により形成された物体像は、
ローパスフィルター、赤外カットフィルター等のフィル
ター44を介してCCD45の撮像面46上に形成され
る。このCCD45で受光された物体像は、処理手段5
1を介し、液晶表示素子(LCD)52上に電子像とし
て表示される。また、この処理手段51は、CCD45
で撮影された物体像を電子情報として記録する記録手段
54の制御も行う。LCD52に表示された画像は、接
眼プリズム10と同様な偏心プリズムからなる接眼光学
系53を介して観察者眼球Eに導かれる。この接眼光学
系53としては、本発明による片側の接眼プリズム10
と光路振り分けプリズム20からなる3次元偏心光学系
を用いてもよい。なお、この撮影用対物光学系42は他
のレンズ(正レンズ、負レンズ)をプリズム10の物体
側あるいはプリズム20の像側にその構成要素として含
んでいてもよい。このように構成されたカメラ40は、
撮影用対物光学系42を少ない光学部材で構成でき、装
置全体を小型化することができ、低価格で、他の部材を
考慮してデットスペースの少ないカメラとすることがで
きると共に、デザインの自由度が大きなものとなる。な
お、本例では、撮影用対物光学系42のカバー部材43
はとして、平行平面板を配置しているが、パワーを持っ
たレンズを用いてもよい。また、本発明の観察光学系の
左右の片側のみの光学系は、画像表示素子3の位置に投
影用の像面を配置し、瞳1の前方にスクリーンを配置す
ることにより投影光学系としても用いることができる。
もちろん、この場合も、本発明の観察光学系の左右の両
方の光学系を用いてもよい(射出瞳が2個の光学系にな
る。)。図17に、パソコン90と液晶プロジェクタ9
1とを組み合わせたプレゼンテーションシステムの投影
光学系96に本発明による偏心プリズム光学系を用いた
構成の概念図を示す。この例の場合は、投影光学系96
に実施例3と同様の光学系を用いている。同図におい
て、パソコン90上で作成された画像・原稿データは、
モニタ出力から分岐して液晶プロジェクタ91の処理制
御部98に出力される。液晶プロジェクタ91の処理制
御部98では、この入力されたデータが処理され、液晶
パネル(LCP)93に出力される。液晶パネル93で
は、この入力画像データに応じた画像が表示される。そ
して、光源92からの光は、液晶パネル93に表示した
画像の階調によってその透過量が決定された後、液晶パ
ネル93直前に配置したフィールドレンズ95と本発明
の光学系を構成するプリズム20、10と正レンズのカ
バーレンズ94とからなる投影光学系96を介してスク
リーン97に投影される。このように構成されたプロジ
ェクタは、少ない光学部材で構成でき、低コスト化が実
現できると共に、小型化が可能である。以上の本発明の
3次元偏心光路を備えた画像表示装置は、例えば次のよ
うに構成することができる。 〔1〕 観察画像を画像表示部に形成する画像表示素子
と、前記画像表示素子が形成した画像を観察者眼球位置
に相当する瞳に導く観察光学系とを含んだ画像表示装置
において、前記画像表示素子が、複数の画素を単板上に
並設させた1枚の画像表示素子を有して構成され、前記
1枚の画像表示素子の少なくとも中央部分に位置する各
画素が、観察者の左右の眼球に光束を導けるような射出
角度で画像光束を放射するように構成され、前記観察光
学系が、少なくとも、観察者の左眼に光束を導く左接眼
部と、観察者の右眼に光束を導く右接眼部と、前記画像
表示素子から前記射出角度を持って放射された画像光束
を前記左右の接眼部に導く光路振り分け部とを含み、前
記左接眼部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、そ
の中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を有
した回転非対称な曲面反射面にて構成され、前記右接眼
部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、その中の少
なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を有した回転
非対称な曲面反射面にて構成され、前記左接眼部の有す
る前記2面以上の反射面にて形成される軸上主光線の偏
心光路面(Y−Z面であり、観察者の上下方向)と、前
記右接眼部の有する前記2面以上の反射面にて形成され
る軸上主光線の偏心光路面(Y−Z面であり、観察者の
上下方向)とが、略平行(Y−Z面)に配置されるよう
に、前記左右接眼部が構成され、前記光路振り分け部
は、対称面を有せずに、前記画像表示素子の中心を通る
法線に対してのみ180°の回転対称な左右の光路を形
成するように、左右回転対称に光学面が配置され、その
光学面として少なくとも左右で2組以上の反射面を有す
ることを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装
置。 〔2〕 上記1において、前記観察光学系の左眼用光路
における前記光路振り分け部に入射する軸上主光線と前
記光路振り分け部から射出する軸上主光線とが非同一面
になり、前記観察光学系の右眼用光路における前記光路
振り分け部に入射する軸上主光線と前記光路振り分け部
から射出する軸上主光線とが非同一面になるように、前
記少なくとも左右で2組以上の反射面が配置されている
ことを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装
置。 〔3〕 上記1又は2において、前記観察光学系の左眼
用光路における前記光路振り分け部から射出する軸上主
光線と、前記観察光学系の右眼用光路における前記光路
振り分け部から射出する軸上主光線とが略平行になるよ
うに、前記少なくとも左右で2組以上の反射面が配置さ
れていることを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像
表示装置。 〔4〕 上記1から3の何れか1項において、前記光路
振り分け部が、偏心収差補正機能を有した回転非対称な
曲面形状の反射面を少なくとも1組備えていることを特
徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔5〕 上記1から3の何れか1項において、前記光路
振り分け部が、偏心収差補正機能を有した回転非対称な
曲面形状の反射面を少なくとも2組備えていることを特
徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔6〕 上記1から3の何れか1項において、前記光路
振り分け部が、少なくとも左右で3組以上の反射面を有
し、前記少なくとも3組以上の反射面が偏心収差補正機
能を有した回転非対称な曲面形状であることを特徴とす
る3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔7〕 上記1〜6の何れか1項において、前記観察光
学系が、プリズム部材にて形成され、前記反射面の何れ
もが前記プリズム部材の表面に形成された裏面反射面に
て構成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備
えた画像表示装置。 〔8〕 上記7において、前記観察光学系は、前記光路
振り分け部を構成する光路振り分けプリズムと、前記光
路振り分けプリズムと空気間隔を挟んで分離され、前記
左接眼部を構成する左接眼プリズムと前記右接眼部を構
成する右接眼プリズムとを含んで構成されていることを
特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。
備えた画像表示装置を実施例に基づいて説明する。以下
の実施例の座標の取り方は、観察者の視軸方向(正面方
向)をZ軸、水平方向をX軸、垂直方向をY軸としてい
る。後記する各実施例の数値データにおいては、左右の
瞳1L、1Rからの画像表示素子(像面)3に至る逆光
線追跡のデータで示してある。以下の構成の説明もその
逆光線追跡の順で説明する。面番号は各実施例の数値デ
ータの面番号に対応する。以下の実施例1〜3におい
て、接眼プリズム10L、10Rは2次元偏心のプリズ
ムからなり、光路振り分けプリズム20は3次元偏心の
プリズムからなる。接眼プリズム10L、10R内の左
右の光路は両眼の対称面(左右の瞳1L、1Rを結ぶ直
線の中心を通りその直線に垂直な平面)に対して、面対
称の関係にあり、接眼プリズム10L、10Rから射出
した左右の光路は、画像表示素子3の中心における法線
を軸に180°回転させた光路(回転対称の関係) をと
る。図1に実施例1の画像表示装置の光学系の主として
光学面と光路を示す図を示す。図中、(a)はX軸負方
向から見た右眼用光路の側面図、(b)はZ軸負方向か
ら見た右眼用光路の裏面図、(c)はY軸正方向から見
た右眼用光路の平面図、(d)はY軸正方向から見た両
眼用光路の平面図である。左右の光学面と軸上主光線と
瞳を区別するのに、符号の後に“L”と“R”を付与す
る。また、後記の数値データの説明との整合性をとるた
めに、符号をとる順は逆光線追跡に基づいている。他の
実施例においても同じ。実施例1の右眼光路を説明す
る。頭部装着式画像表示装置として構成する場合に、観
察者の右眼の瞳が位置すべき瞳1Rから出た逆光線追跡
の軸上主光線(光軸)2Rは、右接眼プリズム10Rの
第11面11Rで屈折されて接眼プリズム10R内に入
り、第12面12Rで内部反射され、第11面11Rが
兼ねる第13面13Rに臨界角を越える角度で入射して
全反射され、第14面14Rで屈折されて右接眼プリズ
ム10Rから出て、光路振り分けプリズム20の右眼用
第21面21Rで屈折されて光路振り分けプリズム20
内に入り、右眼用第22面22R〜右眼用第26面26
Rの順で内部反射され、左右の眼共用の第27面27で
屈折されて光路振り分けプリズム20から出て、画像表
示素子3に至る。後記の数値データ上、右接眼プリズム
10Rは2面〜5面からなり、光路振り分けプリズム2
0の構成は、入射面は7面、射出面は13面であり、8
面〜12面が反射面である。6面は仮想面であり、1面
からこの仮想面までが左右の瞳1L、1Rを結ぶ直線の
中心を通りその直線に垂直な平面に対して面対称、この
仮想面から13面が画像表示素子3の中心を通る法線に
対して180°の回転対称になっている。実施例1の左
眼光路を説明する。左眼用の光路は、上記と同様になる
が、符号の後の“R”の代わりに“L”が付く。ただ
し、左接眼プリズム10Lから射出した軸上主光線2L
は光路振り分けプリズム20の第1反射面22Lで右眼
とは逆の方向にY軸回りに回転させた面(8面)で反射
し、その後も右眼用光路とは仮想面(6面)をZ軸周り
に180°回転した光路をたどり、画像表示素子3に至
る。つまり、仮想面から画像表示素子3までの左右の光
路は、画像表示素子3の中心における法線を基準にして
Z軸周りに180°回転させた光路となる(後記の数値
データにおいて、左右光路の7面以降のβの符号が逆、
α(左)=α(右)±180°、γ(左)=γ(右)±
180°)。このような構成であるので、画像表示素子
が1枚で両眼視できるため、コストが非常に安くなる。
また、ハーフミラーを使用していないため、明るい画像
が観察できる。また、観察光学系全体で反射面を7面有
し、さらに中間結像(リレー像)を光路振り分けプリズ
ム20の第21面21R(L)と第22面22R(L)
の間に形成することで、要求される短い焦点距離の観察
光学系でもバックフォーカスの確保が可能となり、広画
角の観察光学系が提供できる。さらに、接眼プリズム1
0R(L)を縦方向(Y−Z面)に偏心させ、全体で3
次元偏心構成になっているため、画像表示素子3からリ
レー像までの光路を長く確保でき、光路振り分けプリズ
ム20の各面のパワーを弱く設定することができる。し
たがって、画像表示素子3の高精細化に伴う高性能な観
察光学系を確保することができる。また、両眼の光学系
が両眼の対称面に対して面対称の場合、画像表示素子の
配置は横置き(素子上の座標系を(Xi ,Yi ,Zi )
とすると、Xi の周りの回転のみ)のみ可能であったが
(図11)、両眼の接眼プリズム10R、10Lが面対
称の光学系で、光路振り分けプリズム20が回転対称の
光学系であるため、画像表示素子3の法線を軸に画像表
示素子3を回転させても、両眼で観察が可能(Xi 軸、
Zi 軸の周りで回転が可能)であり、設計の自由度も増
えるため高性能の観察光学系を提供することができる。
この実施例においては、画像表示素子3を横置き(長手
方向を観察者の水平方向にする) ではなく、縦に配置す
ることができるため(図12)、アスペクト比が9:1
6の画像表示素子を使用しても、各面の干渉を防ぐこと
ができると同時に、コンパクトな画像表示装置を提供で
きる。図2に実施例2の図1と同様の図を示す。この実
施例は、実施例1の光路振り分けプリズム20の反射面
を1つ減らした実施例に相当する。すなわち、実施例2
の右眼光路を説明すると、観察者の右眼の瞳が位置すべ
き瞳1Rから出た逆光線追跡の軸上主光線(光軸)2R
は、右接眼プリズム10Rの第11面11Rで屈折され
て接眼プリズム10R内に入り、第12面12Rで内部
反射され、第11面11Rが兼ねる第13面13Rに臨
界角を越える角度で入射して全反射され、第14面14
Rで屈折されて右接眼プリズム10Rから出て、光路振
り分けプリズム20の右眼用第21面21Rで屈折され
て光路振り分けプリズム20内に入り、右眼用第22面
22R〜右眼用第25面25Rの順で内部反射され、左
右の眼共用の第26面26で屈折されて光路振り分けプ
リズム20から出て、画像表示素子3に至る。後記の数
値データ上、右接眼プリズム10Rは2面〜5面からな
り、光路振り分けプリズム20の構成は、入射面は7
面、射出面は12面であり、8面〜11面が反射面であ
る。6面は仮想面であり、1面からこの仮想面までが左
右の瞳1L、1Rを結ぶ直線の中心を通りその直線に垂
直な平面に対して面対称、この仮想面から12面が画像
表示素子3の中心を通る法線に対して180°の回転対
称になっている。実施例2の左眼光路を説明する。左眼
用の光路は、上記と同様になるが、符号の後の“R”の
代わりに“L”が付く。ただし、左接眼プリズム10L
から射出した軸上主光線2Lは光路振り分けプリズム2
0の第1反射面22Lで右眼とは逆の方向にY軸回りに
回転させた面(8面)で反射し、その後も右眼用光路と
は仮想面(6面)をZ軸周りに180°回転した光路を
たどり、画像表示素子3に至る。つまり、仮想面から画
像表示素子3までの左右の光路は、画像表示素子3の中
心における法線を基準にしてZ軸周りに180°回転さ
せた光路となる(後記の数値データにおいて、左右光路
の7面以降のβの符号が逆、α(左)=α(右)±18
0°、γ(左)=γ(右)±180°)。このような構
成であるので、画像表示素子が1枚で両眼視できるた
め、コストが非常に安くなる。また、ハーフミラーを使
用していないため、明るい画像が観察できる。また、観
察光学系全体で反射面を6面有し、さらに中間結像(リ
レー像)を光路振り分けプリズム20の第21面21R
(L)と第22面22R(L)の間に形成することで、
要求される短い焦点距離の観察光学系でもバックフォー
カスの確保が可能となり、広画角の観察光学系が提供で
きる。さらに、接眼プリズム10R(L)を縦方向(Y
−Z面)に偏心させ、全体で3次元偏心構成になってい
るため、画像表示素子3からリレー像までの光路を長く
確保でき、光路振り分けプリズム20の各面のパワーを
弱く設定することができる。したがって、画像表示素子
3の高精細化に伴う高性能な観察光学系を確保すること
ができる。また、両眼の光学系が両眼の対称面に対して
面対称の場合、画像表示素子の配置は横置き(素子上の
座標系を(Xi ,Yi ,Zi )とすると、Xi の周りの
回転のみ)のみ可能であったが(図11)、両眼の接眼
プリズム10R、10Lが面対称の光学系で、光路振り
分けプリズム20が回転対称の光学系であるため、画像
表示素子3の法線を軸に画像表示素子3を回転させて
も、両眼で観察が可能(Xi 軸、Zi 軸の周りで回転が
可能)であり、設計の自由度も増えるため高性能の観察
光学系を提供することができる。この実施例において
は、画像表示素子3を横置き(長手方向を観察者の水平
方向にする) ではなく、縦に配置することができるため
(図12)、アスペクト比が9:16の画像表示素子を
使用しても、各面の干渉を防ぐことができると同時に、
コンパクトな画像表示装置を提供できる。図3に実施例
3の図1と同様の図を示す。また、図4に実施例3の画
像表示装置の光学系の右眼用部分の斜視図、図5に実施
例3の光学系の右眼光学系の軸上主光線2Rを示す透視
斜視図、図6に実施例3の画像表示装置の両眼の光学系
の図4に対応する斜視図、図7に実施例3の両眼の光学
系中に右眼光学系の軸上主光線2Rを示す示す図5に対
応する透視斜視図を示す。ただし、図4〜図7において
面はメッシュで表現してある。この実施例は、光路振り
分けプリズム20の左右の光路を3組の反射面で構成し
たものである。すなわち、実施例3の右眼光路を説明す
ると、観察者の右眼の瞳が位置すべき瞳1Rから出た逆
光線追跡の軸上主光線(光軸)2Rは、右接眼プリズム
10Rの第11面11Rで屈折されて接眼プリズム10
R内に入り、第12面12Rで内部反射され、第11面
11Rが兼ねる第13面13Rに臨界角を越える角度で
入射して全反射され、第14面14Rで屈折されて右接
眼プリズム10Rから出て、光路振り分けプリズム20
の右眼用第21面21Rで屈折されて光路振り分けプリ
ズム20内に入り、右眼用第22面22R〜右眼用第2
4面24Rの順で内部反射され、左右の眼共用の第25
面25で屈折されて光路振り分けプリズム20から出
て、画像表示素子3に至る。後記の数値データ上、右接
眼プリズム10Rは2面〜5面からなり、光路振り分け
プリズム20の構成は、入射面は7面、射出面は11面
であり、8面〜10面が反射面である。6面は仮想面で
あり、1面からこの仮想面までが左右の瞳1L、1Rを
結ぶ直線の中心を通りその直線に垂直な平面に対して面
対称、この仮想面から11面が画像表示素子3の中心を
通る法線に対して180°の回転対称になっている。実
施例3の左眼光路を説明する。左眼用の光路は、上記と
同様になるが、符号の後の“R”の代わりに“L”が付
く。ただし、後記の数値データを見ても分かるように、
仮想面(6面)を基準に示した数値データを比較すると
左右の光路で仮想面を180°回転させたのみで、その
後の数値データを比較すると両眼の数値が一致する。つ
まり、実施例3においても、瞳1R(L)から仮想面ま
では両眼で面対称の光学系であり、仮想面から画像表示
素子3までは両眼の光学系は回転対称の光学系になって
いる。このような構成であるので、画像表示素子が1枚
で両眼視できるため、コストが非常に安くなる。また、
ハーフミラーを使用していないため、明るい画像が観察
できる。また、観察光学系全体で反射面を5面有し、さ
らに中間結像(リレー像)を光路振り分けプリズム20
の第21面21R(L)と第22面22R(L)の間に
形成することで、要求される短い焦点距離の観察光学系
でもバックフォーカスの確保が可能となり、広画角の観
察光学系が提供できる。さらに、接眼プリズム10R
(L)を縦方向(Y−Z面)に偏心させ、全体で3次元
偏心構成になっているため、画像表示素子3からリレー
像までの光路を長く確保でき、光路振り分けプリズム2
0の各面のパワーを弱く設定することができる。したが
って、画像表示素子3の高精細化に伴う高性能な観察光
学系を確保することができる。また、両眼の光学系が両
眼の対称面に対して面対称の場合、画像表示素子の配置
は横置き(素子上の座標系を(Xi ,Yi ,Zi )とす
ると、Xi の周りの回転のみ)のみ可能であったが(図
11)、両眼の接眼プリズム10R、10Lが面対称の
光学系で、光路振り分けプリズム20が回転対称の光学
系であるため、画像表示素子3の法線を軸に画像表示素
子3を回転させても、両眼で観察が可能(Xi 軸、Zi
軸の周りで回転が可能)であり、設計の自由度も増える
ため高性能の観察光学系を提供することができる。この
実施例においては、画像表示素子3を横置き(長手方向
を観察者の水平方向にする) ではなく、画像表示素子3
の中心を通る法線を回転軸として斜めに配置することが
できる(図13)。また、この実施例においては、光路
振り分けプリズム20が3次元偏心の非常に少ない反射
面で構成でき、広い画角の単版両眼視が達成できる。光
路振り分けプリズム20の反射面が片側3面のみなの
で、実施例1、2よりも低コスト・小型化が達成でき
る。そして、各反射面の自由曲面の係数を全て使用し、
対称面が存在しない3次元的な光路の構成により、複雑
な偏心収差を良好に補正している。なお、実施例1〜3
は全て接眼プリズム10(R,L)が、光路振り分けプ
リズム20側から順に、入射面14(R,L)と第1反
射面13(R,L)と第2反射面12(R,L)と射出
面11(R,L)とからなり、第1反射面13(R,
L)と射出面11(R,L)は同一面からなり、第1反
射面13(R,L)はその面での全反射による反射面で
あるプリズムを用いたが、この変形として、接眼プリズ
ムの代わりに公知の何れの光学系を用いてもよい。例え
ば、今までの公知の接眼プリズムや凹面鏡、ホログラム
光学素子等を用いてもよい。また、光路振り分けプリズ
ム20においても、各光路の構成も同様で、自由曲面ミ
ラーとプリズムの組み合わせ、光路振り分けプリズム2
0を2つに分割する等しても、本発明の目的を達成でき
る。光路振り分けプリズム20をミラーとプリズムに分
割して構成すれば、プリズムの大きさが小さくなり、射
出成形で作る場合には成形時間を短縮でき、低コスト化
を達成することが可能である。また、光路振り分けプリ
ズム20を2〜3個に分割して製作しても、上記理由に
より低コスト化が可能となる。以下に、上記実施例1〜
3の構成パラメータを示すが、これら数値例は、右眼用
及び左眼用の光学系について、瞳1R、1L側からの逆
光線追跡に沿った面番号で記述してある。瞳1R、1L
から仮想面(6面)までの光路は両眼の対称面に対し
て、面対称の関係であり、仮想面から画像表示素子3ま
での光路は画像表示素子3の中心を通る法線を軸にして
回転対称の関係にある。つまり、右眼用光路の仮想面の
法線を軸にして180°回転させた光路が左眼用の光路
となる。また、以下の実施例1〜3は観察光学系とした
場合に、観察画角は水平半画角17.5°、垂直半画角
13.3°である。また、画像表示素子3の大きさは
8.9×6.7mmであり、瞳径4mmで設計したもの
である。以下に示す各実施例の構成パラメータにおいて
は、逆光線追跡で、軸上主光線2R(L)を、光学系の
射出瞳1R(L)の中心を垂直に通り、画像表示素子3
中心に至る光線で定義する。そして、逆光線追跡におい
て、瞳1R(L)の中心を偏心光学系の偏心光学面の原
点として、軸上主光線2R(L)に沿う方向をZ軸方向
とし、瞳1R(L)から第11面11R(L)に向かう
方向をZ軸正方向とし、接眼プリズム10内で光軸が折
り曲げられる平面をY−Z平面とし、原点を通りY−Z
平面に直交し、水平方向の右から左へ向かう方向をX軸
正方向とし、X軸、Z軸と右手直交座標系を構成する軸
をY軸とする。したがって、垂直方向の下から上へ向か
う方向がY軸正方向となる。偏心面については、光学系
の原点の中心からその面の面頂位置の偏心量(X軸方
向、Y軸方向、Z軸方向をそれぞれX,Y,Z)と、そ
の面の中心軸(自由曲面については、前記(a)式のZ
軸、非球面については、後記の(d)式のZ軸)のX
軸、Y軸、Z軸それぞれを中心とする傾き角(それぞれ
α,β,γ(°))とが与えられている。その場合、α
とβの正はそれぞれの軸の正方向に対して反時計回り
を、γの正はZ軸の正方向に対して時計回りを意味す
る。なお、面の中心軸のα,β,γの回転のさせ方は、
面の中心軸とそのXYZ直交座標系を、まずX軸の回り
で反時計回りにα回転させ、次に、その回転した面の中
心軸を新たな座標系のY軸の回りで反時計回りにβ回転
させると共に1度回転した座標系もY軸の回りで反時計
回りにβ回転させ、次いで、その2度回転した面の中心
軸を新たな座標系の新たな座標系のZ軸の回りで時計回
りにγ回転させるものである。また、各実施例の光学系
を構成する光学作用面の中、特定の面とそれに続く面が
共軸光学系を構成する場合には面間隔が与えられてお
り、その他、媒質の屈折率、アッベ数が慣用法に従って
与えられている。また、本発明で用いられる自由曲面の
面の形状は前記(a)式により定義し、その定義式のZ
軸が自由曲面の軸となる。また、非球面は、以下の定義
式で与えられる回転対称非球面である。 Z=(y2 /R)/[1+{1−(1+K)y2 /R2 }1 /2] +Ay4 +By6 +Cy8 +Dy10+…… ・・・(d) ただし、Zを光の進行方向を正とした光軸(軸上主光
線)とし、yを光軸と垂直な方向にとる。ここで、Rは
近軸曲率半径、Kは円錐定数、A、B、C、D、…はそ
れぞれ4次、6次、8次、10次の非球面係数である。
この定義式のZ軸が回転対称非球面の軸となる。なお、
データの記載されていない自由曲面、非球面に関する項
は0である。屈折率については、d線(波長587.5
6nm)に対するものを表記してある。長さの単位はm
mである。なお、実施例3の偏心データ中、偏心(4)
以降の括弧内に、6面(仮想面)を基準にした偏心値を
示してある。これは、反射面(8〜10面) は全てα及
びβの回転があるため、瞳1R(L)を基準にデータを
表すと、左右の光学系が回転対称であることが分かり難
いために表記したものである。6面(仮想面)につい
て、右眼用γ=0、 左眼用γ=180°とした場合、
左右の偏心データは一致する。なお、以下の構成パラメ
ータの表中の“FFS”は自由曲面、“ASS”は非球
面、“HRP”は仮想面、“RE”は反射面をそれぞれ
示す。 (実施例1:右眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 FFS(RE) 偏心(10) 1.5254 56.2 13 ∞ 偏心(11) 像 面 ∞ 偏心(12) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 5.4743×10-2 C6 3.0681×10-2 FFS C4 8.5196×10-3 C6 3.5633×10-3 C7 2.9759×10-5 C9 -1.4388×10-4 FFS C4 -3.5841×10-4 C6 5.7576×10-4 C7 -1.8029×10-4 C9 -9.1964×10-5 FFS C4 -5.4682×10-3 C6 -8.4242×10-3 C7 -1.1006×10-4 C9 -6.0334×10-5 FFS C4 4.2147×10-3 C6 6.6151×10-3 C7 -6.4666×10-6 C9 5.5288×10-5 FFS C4 -1.8195×10-3 C6 -6.6901×10-5 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 19.99 Z 33.41 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(6) X 0.00 Y 30.13 Z 39.82 α 57.70 β 45.00 γ 0.00 偏心(7) X 20.00 Y 30.13 Z 39.82 α 147.70 β -64.27 γ 0.00 偏心(8) X 6.15 Y 20.84 Z 54.52 α -32.30 β 64.27 γ 180.00 偏心(9) X 32.00 Y 20.84 Z 54.52 α 147.70 β 45.00 γ 0.00 偏心(10) X 32.00 Y 25.86 Z 46.58 α 92.30 β 0.00 γ 0.00 偏心(11) X 32.00 Y 14.65 Z 30.03 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(12) X 32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 90.00 。 (実施例1:左眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 FFS(RE) 偏心(10) 1.5254 56.2 13 ∞ 偏心(11) 像 面 ∞ 偏心(12) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 5.4743×10-2 C6 3.0681×10-2 FFS C4 8.5196×10-3 C6 3.5633×10-3 C7 2.9759×10-5 C9 -1.4388×10-4 FFS C4 -3.5841×10-4 C6 5.7576×10-4 C7 -1.8029×10-4 C9 -9.1964×10-5 FFS C4 -5.4682×10-3 C6 -8.4242×10-3 C7 -1.1006×10-4 C9 -6.0334×10-5 FFS C4 4.2147×10-3 C6 6.6151×10-3 C7 -6.4666×10-6 C9 5.5288×10-5 FFS C4 -1.8195×10-3 C6 -6.6901×10-5 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(5) X 0.00 Y 19.99 Z 33.41 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(6) X 0.00 Y 30.13 Z 39.82 α 57.70 β -45.00 γ 180.00 偏心(7) X -20.00 Y 30.13 Z 39.82 α -32.30 β 64.27 γ 180.00 偏心(8) X -6.15 Y 39.43 Z 25.12 α 147.70 β -64.27 γ 0.00 偏心(9) X -32.00 Y 39.43 Z 25.12 α -32.30 β -45.00 γ 180.00 偏心(10) X -32.00 Y 34.41 Z 33.06 α 23.10 β 0.00 γ 180.00 偏心(11) X -32.00 Y 14.65 Z 30.03 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(12) X -32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 270.00 。 (実施例2:右眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 ∞ 偏心(10) 像 面 ∞ 偏心(11) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 4.3215×10-3 C6 3.6634×10-2 FFS C4 -3.7250×10-3 C6 7.8829×10-3 C7 -1.7314×10-5 C9 2.3703×10-4 FFS C4 -2.0794×10-3 C6 6.6243×10-3 C7 -1.3561×10-5 C9 -1.7459×10-4 FFS C4 -1.1990×10-2 C6 -1.5233×10-2 C7 -1.2519×10-4 C9 -8.0694×10-5 FFS C4 -8.9616×10-4 C6 -1.6696×10-3 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(5) X 0.00 Y 20.31 Z 33.61 偏心(6) X 0.00 Y 28.44 Z 38.75 α 57.70 β 45.00 γ 0.00 偏心(7) X 20.00 Y 28.44 Z 38.75 α 147.70 β -22.50 γ 0.00 偏心(8) X 32.00 Y 22.03 Z 48.89 α -32.30 β -22.50 γ 180.00 偏心(9) X 32.00 Y 25.77 Z 42.98 α 95.80 β 0.00 γ 0.00 偏心(10) X 32.00 Y 14.80 Z 30.13 α 57.70 β 0.00 γ 0.00 偏心(11) X 32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 90.00 。 (実施例2:左眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 FFS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 FFS(RE) 偏心(9) 1.5254 56.2 12 ∞ 偏心(10) 像 面 ∞ 偏心(11) ASS R -165.42 K 0.0000 A -5.2477×10-7 B 5.9890×10-10 FFS C4 -9.0776×10-3 C6 -8.8020×10-3 C8 2.4862 ×10-5 C10 4.5192×10-5 C11 -1.1138×10-6 C13 -2.2393 ×10-6 C15 -1.4980×10-6 C17 6.2564×10-9 C19 7.3888 ×10-8 C21 4.9912×10-8 FFS C4 -2.5220×10-4 C6 -5.6446×10-3 C8 6.9828×10-5 C10 -2.8905×10-5 C11 7.7931×10-6 C13 1.1521×10-5 C17 -5.3841×10-8 C19 -2.0288×10-6 FFS C4 4.3215×10-3 C6 3.6634×10-2 FFS C4 -3.7250×10-3 C6 7.8829×10-3 C7 -1.7314×10-5 C9 2.3703×10-4 FFS C4 -2.0794×10-3 C6 6.6243×10-3 C7 -1.3561×10-5 C9 -1.7459×10-4 FFS C4 -1.1990×10-2 C6 -1.5233×10-2 C7 -1.2519×10-4 C9 -8.0694×10-5 FFS C4 -8.9616×10-4 C6 -1.6696×10-3 偏心(1) X 0.00 Y 7.22 Z 27.80 α 18.61 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 38.64 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 85.56 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 18.30 Z 32.34 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(5) X 0.00 Y 20.31 Z 33.61 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(6) X 0.00 Y 28.44 Z 38.75 α 57.70 β -45.00 γ 180.00 偏心(7) X -20.00 Y 28.44 Z 38.75 α -32.30 β 22.50 γ 180.00 偏心(8) X -32.00 Y 34.86 Z 28.61 α 147.70 β 22.50 γ 0.00 偏心(9) X -32.00 Y 31.11 Z 34.52 α 19.60 β 0.00 γ 180.00 偏心(10) X -32.00 Y 14.80 Z 30.13 α 57.70 β 0.00 γ 180.00 偏心(11) X -32.00 Y 13.23 Z 29.13 α 57.70 β 0.00 γ 270.00 。 (実施例3:右眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 ASS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 ASS 偏心(9) 像 面 ∞ 偏心(10) ASS R -368.45 K 0.0000 A 4.5583×10-7 B -1.5145×10-10 ASS R -48.92 K 0.0000 A 2.9667×10-6 ASS R -30.00 K 0.0000 A 4.2130×10-5 FFS C4 -7.4375×10-3 C6 -6.4478×10-3 C8 3.6852×10-5 C10 3.8267×10-5 C11 1.2477×10-6 C13 2.5929×10-6 C15 9.3753×10-7 C17 2.7365×10-8 C19 2.3475×10-8 C21 4.5123×10-8 FFS C4 1.2113×10-2 C5 4.3957×10-3 C6 1.7363×10-3 C7 -6.7274×10-5 FFS C4 2.7585×10-3 C5 -2.2633×10-3 C6 -2.1496×10-3 C7 -1.2980×10-5 C8 2.4352×10-5 C9 1.2164×10-4 C10 -1.4806×10-4 C11 -3.1978×10-6 C12 3.4083×10-6 C13 3.7744×10-6 C14 3.4678×10-5 C15 4.5731×10-5 C16 1.9178×10-7 C17 1.0060×10-7 C18 1.9182×10-7 C19 1.0242×10-7 C21 3.9019×10-6 FFS C4 -3.8824×10-3 C5 -4.4423×10-4 C6 -3.8240×10-3 C7 8.2712×10-6 C8 1.9357×10-5 C9 3.0205×10-6 C10 2.7338×10-5 C11 1.7450×10-7 C12 -1.8579×10-7 C13 1.5047×10-6 C14 -1.0329×10-6 C15 1.2398×10-6 C16 -8.5732×10-9 C17 5.3323×10-8 C18 -1.6212×10-7 C19 1.3303×10-7 C21 -1.7930×10-8 FFS C4 -7.7644×10-3 C5 -6.4826×10-6 C6 -6.0150×10-3 C7 3.1011×10-6 C8 -1.6971×10-5 C9 7.0993×10-6 C10 -2.2276×10-5 C11 8.3257×10-8 C12 -3.1221×10-7 C13 -7.3208×10-7 C14 -4.5097×10-7 C15 -6.2018×10-7 C16 -3.2268×10-9 C17 3.5107×10-8 C18 9.6470×10-9 C19 5.0804×10-9 C21 2.0644×10-9 偏心(1) X 0.00 Y 7.33 Z 28.44 α 16.20 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 39.60 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13 α 81.38 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13(X 0.00 Y 22.17 Z 36.13) α 51.96 β 0.00 γ 0.00(α 51.96 β 0.00 γ 0.00) 偏心(5) X 0.00 Y 25.32 Z 38.60(X 0.00 Y 0.00 Z 4.00) α 51.96 β 0.00 γ 0.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(6) X 0.00 Y 37.13 Z 47.84(X 0.00 Y 0.00 Z 19.00) α 41.43 β 45.99 γ 17.57(α -10.53 β 46.00 γ 17.57) 偏心(7) X 44.00 Y 44.28 Z 43.57(X 44.00 Y 7.77 Z 22.00) α 63.70 β -54.62 γ -15.33(α 11.74 β -54.62 γ -15.33) 偏心(8) X 32.00 Y 23.29 Z 28.21(X 32.00 Y 6.94 Z -4.00) α -132.55 β 12.45 γ 75.27(α -4.51 β 167.55 γ -104.73) 偏心(9) X 32.00 Y 46.58 Z 55.23(X 32.00 Y 0.00 Z 31.00) α 51.96 β 0.00 γ 0.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(10) X 32.00 Y 48.16 Z 56.47(X 32.00 Y 0.00 Z 33.00) α 51.96 β 0.00 γ 15.73(α 0.00 β 0.00 γ 15.74) 。 (実施例3:左眼用光路) 面番号 曲率半径 面間隔 偏心 屈折率 アッベ数 物体面 ∞ -1000.00 1 ∞(瞳) 2 ASS 偏心(1) 1.5254 56.2 3 FFS(RE) 偏心(2) 1.5254 56.2 4 ASS(RE) 偏心(1) 1.5254 56.2 5 ASS 偏心(3) 6 ∞(HRP) 偏心(4) 7 FFS 偏心(5) 1.5254 56.2 8 FFS(RE) 偏心(6) 1.5254 56.2 9 FFS(RE) 偏心(7) 1.5254 56.2 10 FFS(RE) 偏心(8) 1.5254 56.2 11 ASS 偏心(9) 像 面 ∞ 偏心(10) ASS R -368.45 K 0.0000 A 4.5583×10-7 B -1.5145×10-10 ASS R -48.92 K 0.0000 A 2.9667×10-6 ASS R -30.00 K 0.0000 A 4.2130×10-5 FFS C4 -7.4375×10-3 C6 -6.4478×10-3 C8 3.6852×10-5 C10 3.8267×10-5 C11 1.2477×10-6 C13 2.5929×10-6 C15 9.3753×10-7 C17 2.7365×10-8 C19 2.3475×10-8 C21 4.5123×10-8 FFS C4 1.2113×10-2 C5 4.3957×10-3 C6 1.7363×10-3 C7 -6.7274×10-5 FFS C4 2.7585×10-3 C5 -2.2633×10-3 C6 -2.1496×10-3 C7 -1.2980×10-5 C8 2.4352×10-5 C9 1.2164×10-4 C10 -1.4806×10-4 C11 -3.1978×10-6 C12 3.4083×10-6 C13 3.7744×10-6 C14 3.4678×10-5 C15 4.5731×10-5 C16 1.9178×10-7 C17 1.0060×10-7 C18 1.9182×10-7 C19 1.0242×10-7 C21 3.9019×10-6 FFS C4 -3.8824×10-3 C5 -4.4423×10-4 C6 -3.8240×10-3 C7 8.2712×10-6 C8 1.9357×10-5 C9 3.0205×10-6 C10 2.7338×10-5 C11 1.7450×10-7 C12 -1.8579×10-7 C13 1.5047×10-6 C14 -1.0329×10-6 C15 1.2398×10-6 C16 -8.5732×10-9 C17 5.3323×10-8 C18 -1.6212×10-7 C19 1.3303×10-7 C21 -1.7930×10-8 FFS C4 -7.7644×10-3 C5 -6.4826×10-6 C6 -6.0150×10-3 C7 3.1011×10-6 C8 -1.6971×10-5 C9 7.0993×10-6 C10 -2.2276×10-5 C11 8.3257×10-8 C12 -3.1221×10-7 C13 -7.3208×10-7 C14 -4.5097×10-7 C15 -6.2018×10-7 C16 -3.2268×10-9 C17 3.5107×10-8 C18 9.6470×10-9 C19 5.0804×10-9 C21 2.0644×10-9 偏心(1) X 0.00 Y 7.33 Z 28.44 α 16.20 β 0.00 γ 0.00 偏心(2) X 0.00 Y 0.84 Z 39.60 α -12.47 β 0.00 γ 0.00 偏心(3) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13 α 81.38 β 0.00 γ 0.00 偏心(4) X 0.00 Y 22.17 Z 36.13(X 0.00 Y 22.17 Z 36.13) α 51.96 β 0.00 γ 180.00(α 51.96 β 0.00 γ 180.00) 偏心(5) X 0.00 Y 25.32 Z 38.60(X 0.00 Y 0.00 Z 4.00) α 51.96 β 0.00 γ 180.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(6) X 0.00 Y 37.13 Z 47.84(X 0.00 Y 0.00 Z 19.00) α 62.49 β -45.99 γ -162.43(α -10.53 β 46.00 γ 17.57) 偏心(7) X -44.00 Y 34.71 Z 55.81(X 44.00 Y 7.77 Z 22.00) α 40.22 β 54.62 γ 164.67(α 11.74 β -54.62 γ -15.33) 偏心(8) X -32.00 Y 14.74 Z 39.13(X 32.00 Y 6.94 Z -4.00) α -123.53 β -12.45 γ -104.74(α -4.51 β 167.55 γ -104.73) 偏心(9) X -32.00 Y 46.58 Z 55.23(X 32.00 Y 0.00 Z 31.00) α 51.96 β 0.00 γ 180.00(α 0.00 β 0.00 γ 0.00) 偏心(10) X -32.00 Y 48.16 Z 56.47(X 32.00 Y 0.00 Z 33.00) α 51.96 β 0.00 γ 15.73(α 0.00 β 0.00 γ 195.74) 。 上記実施例1、3の横収差をそれぞれ図8、図9に示
す。これらの横収差図において、括弧内に示された数字
は(水平画角,垂直画角)を表し、その画角における横
収差を示す。また、以上の実施例における前記条件式
(1)のθの値は次の通りである。 。ところで、本発明の画像表示装置においては、単一の
画像表示素子3から射出されたある程度広がりのある射
出角度の表示光束を左右の光路に分離して光路振り分け
プリズム20の入射面27(実施例1)に入射させ、左
右の接眼プリズム10L、10Rを通して両眼で観察可
能にするものであるが、図14(a)に示すように、そ
のための左右共通の画像表示素子3としては、白色バッ
クライト32で均一に照明され、左右の光路の光軸間の
なす角度θ(条件式(1))より大きな射出角度で表示
光束を射出させる液晶表示素子31からなる画像表示素
子3が用いられる。また、表示の射出角度が大きなEL
素子のような自己発光型素子を画像表示素子3として用
いることもできる。また、表示の射出角度が小さな画像
表示素子33を画像表示素子3として用いる場合には、
図14(b)に示すように、各画素34から放射される
表示の射出角度を垂直方向でなく左右の光路方向に射出
角度を増やす振り分け光増強部材として、例えば図示の
ような断面の光束振り分けマイクロプリズム35を各画
素34に対応して配置することが望ましい。その代わり
に、0次透過光の強度を弱め、±1次回折光を強める構
成の透過型回折格子を画像表示素子3の表示面に近接し
て配置してもよい。ところで、光路振り分けプリズム2
0の画像表示素子3に対して光路上最も近い位置に配置
された左右の反射面26L、26R(実施例1)の境界
部分29に画像表示素子3から射出された表示光束が当
たると、そこで反射されてゴースト光となる恐れがあ
る。そこで、図14(c)に示すように、その境界部分
29近傍にこのような反射を防止する反射防止部材36
として黒色塗料を塗布するか拡散処理等をして、画像表
示素子3から射出された表示光束37中の境界部分29
に入射する破線で示した光束部分を吸収等させることが
望ましい。なお、表示光束37中の実線で示した光束部
分が左右の光路に導かれ、有効に表示に使用される光束
を表す。さて、以上に説明したような観察光学系を支持
することにより、両眼装着用の画像表示装置に構成する
ことができ、両眼で観察できる据え付け型又はポータブ
ル型の画像表示装置として構成することができる。その
様子を図15に示す。図中、131は表示装置本体部を
示し、観察者の顔面の両眼の前方に保持されるよう支持
部材が頭部を介して固定している。その支持部材として
は、一端を表示装置本体部131に接合し、観察者のこ
めかみから耳の上部にかけて延在する左右の前フレーム
132と、前フレーム132の他端に接合され、観察者
の側頭部を渡るように延在する左右の後フレーム133
と、左右の後フレーム133の他端に挟まれるように自
らの両端を一方づつ接合し、観察者の頭頂部を支持する
頭頂フレーム134とから構成されている。また、前フ
レーム132における上記の後フレーム133との接合
近傍には、弾性体からなり例えば金属板バネ等で構成さ
れたリヤプレート135が接合されている。このリヤプ
レート135は、上記支持部材の一翼を担うリヤカバー
136が観察者の後頭部から首のつけねにかかる部分で
耳の後方に位置して支持可能となるように接合されてい
る。リヤプレート135又はリヤカバー136内にの観
察者の耳に対応する位置にスピーカー139が取り付け
られている。映像・音声信号等を外部から送信するため
のケーブル141が表示装置本体部131から、頭頂フ
レーム134、後フレーム133、前フレーム132、
リヤプレート135の内部を介してリヤプレート135
あるいはリヤカバー136の後端部より外部に突出して
いる。そして、このケーブル141はビデオ再生装置1
40に接続されている。なお、図中、140aはビデオ
再生装置140のスイッチやボリュウム調整部である。
なお、ケーブル141は先端をジャックして、既存のビ
デオデッキ等に取り付け可能としてもよい。さらに、T
V電波受信用チューナーに接続してTV鑑賞用としても
よいし、コンピュータに接続してコンピュータグラフィ
ックスの映像や、コンピュータからのメッセージ映像等
を受信するようにしてもよい。また、邪魔なコードを排
斥するために、アンテナを接続して外部からの信号を電
波によって受信するようにしても構わない。また、本発
明の画像表示装置の観察光学系は、瞳1(1R又は1
L)側から被写体からの光を導入し、画像表示素子3の
位置に撮像素子を配することにより結像光学系として用
いることも可能である。図16に本発明の観察光学系の
左右の片側のみの光学系を電子カメラ40の撮影部の撮
影用対物光学系42に組み込んだ構成の概念図を示す。
もちろん、本発明の観察光学系の左右の両方の光学系を
用いてもよい(入射瞳が2個の光学系になる。)。この
例の場合は、撮影用光路41上に配置された撮影用対物
光学系42は、実施例3と同様の光学系を光路を逆にし
て用いており、瞳1の位置に絞り1’を配置している。
この撮影用対物光学系42により形成された物体像は、
ローパスフィルター、赤外カットフィルター等のフィル
ター44を介してCCD45の撮像面46上に形成され
る。このCCD45で受光された物体像は、処理手段5
1を介し、液晶表示素子(LCD)52上に電子像とし
て表示される。また、この処理手段51は、CCD45
で撮影された物体像を電子情報として記録する記録手段
54の制御も行う。LCD52に表示された画像は、接
眼プリズム10と同様な偏心プリズムからなる接眼光学
系53を介して観察者眼球Eに導かれる。この接眼光学
系53としては、本発明による片側の接眼プリズム10
と光路振り分けプリズム20からなる3次元偏心光学系
を用いてもよい。なお、この撮影用対物光学系42は他
のレンズ(正レンズ、負レンズ)をプリズム10の物体
側あるいはプリズム20の像側にその構成要素として含
んでいてもよい。このように構成されたカメラ40は、
撮影用対物光学系42を少ない光学部材で構成でき、装
置全体を小型化することができ、低価格で、他の部材を
考慮してデットスペースの少ないカメラとすることがで
きると共に、デザインの自由度が大きなものとなる。な
お、本例では、撮影用対物光学系42のカバー部材43
はとして、平行平面板を配置しているが、パワーを持っ
たレンズを用いてもよい。また、本発明の観察光学系の
左右の片側のみの光学系は、画像表示素子3の位置に投
影用の像面を配置し、瞳1の前方にスクリーンを配置す
ることにより投影光学系としても用いることができる。
もちろん、この場合も、本発明の観察光学系の左右の両
方の光学系を用いてもよい(射出瞳が2個の光学系にな
る。)。図17に、パソコン90と液晶プロジェクタ9
1とを組み合わせたプレゼンテーションシステムの投影
光学系96に本発明による偏心プリズム光学系を用いた
構成の概念図を示す。この例の場合は、投影光学系96
に実施例3と同様の光学系を用いている。同図におい
て、パソコン90上で作成された画像・原稿データは、
モニタ出力から分岐して液晶プロジェクタ91の処理制
御部98に出力される。液晶プロジェクタ91の処理制
御部98では、この入力されたデータが処理され、液晶
パネル(LCP)93に出力される。液晶パネル93で
は、この入力画像データに応じた画像が表示される。そ
して、光源92からの光は、液晶パネル93に表示した
画像の階調によってその透過量が決定された後、液晶パ
ネル93直前に配置したフィールドレンズ95と本発明
の光学系を構成するプリズム20、10と正レンズのカ
バーレンズ94とからなる投影光学系96を介してスク
リーン97に投影される。このように構成されたプロジ
ェクタは、少ない光学部材で構成でき、低コスト化が実
現できると共に、小型化が可能である。以上の本発明の
3次元偏心光路を備えた画像表示装置は、例えば次のよ
うに構成することができる。 〔1〕 観察画像を画像表示部に形成する画像表示素子
と、前記画像表示素子が形成した画像を観察者眼球位置
に相当する瞳に導く観察光学系とを含んだ画像表示装置
において、前記画像表示素子が、複数の画素を単板上に
並設させた1枚の画像表示素子を有して構成され、前記
1枚の画像表示素子の少なくとも中央部分に位置する各
画素が、観察者の左右の眼球に光束を導けるような射出
角度で画像光束を放射するように構成され、前記観察光
学系が、少なくとも、観察者の左眼に光束を導く左接眼
部と、観察者の右眼に光束を導く右接眼部と、前記画像
表示素子から前記射出角度を持って放射された画像光束
を前記左右の接眼部に導く光路振り分け部とを含み、前
記左接眼部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、そ
の中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を有
した回転非対称な曲面反射面にて構成され、前記右接眼
部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、その中の少
なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を有した回転
非対称な曲面反射面にて構成され、前記左接眼部の有す
る前記2面以上の反射面にて形成される軸上主光線の偏
心光路面(Y−Z面であり、観察者の上下方向)と、前
記右接眼部の有する前記2面以上の反射面にて形成され
る軸上主光線の偏心光路面(Y−Z面であり、観察者の
上下方向)とが、略平行(Y−Z面)に配置されるよう
に、前記左右接眼部が構成され、前記光路振り分け部
は、対称面を有せずに、前記画像表示素子の中心を通る
法線に対してのみ180°の回転対称な左右の光路を形
成するように、左右回転対称に光学面が配置され、その
光学面として少なくとも左右で2組以上の反射面を有す
ることを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装
置。 〔2〕 上記1において、前記観察光学系の左眼用光路
における前記光路振り分け部に入射する軸上主光線と前
記光路振り分け部から射出する軸上主光線とが非同一面
になり、前記観察光学系の右眼用光路における前記光路
振り分け部に入射する軸上主光線と前記光路振り分け部
から射出する軸上主光線とが非同一面になるように、前
記少なくとも左右で2組以上の反射面が配置されている
ことを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装
置。 〔3〕 上記1又は2において、前記観察光学系の左眼
用光路における前記光路振り分け部から射出する軸上主
光線と、前記観察光学系の右眼用光路における前記光路
振り分け部から射出する軸上主光線とが略平行になるよ
うに、前記少なくとも左右で2組以上の反射面が配置さ
れていることを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像
表示装置。 〔4〕 上記1から3の何れか1項において、前記光路
振り分け部が、偏心収差補正機能を有した回転非対称な
曲面形状の反射面を少なくとも1組備えていることを特
徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔5〕 上記1から3の何れか1項において、前記光路
振り分け部が、偏心収差補正機能を有した回転非対称な
曲面形状の反射面を少なくとも2組備えていることを特
徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔6〕 上記1から3の何れか1項において、前記光路
振り分け部が、少なくとも左右で3組以上の反射面を有
し、前記少なくとも3組以上の反射面が偏心収差補正機
能を有した回転非対称な曲面形状であることを特徴とす
る3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔7〕 上記1〜6の何れか1項において、前記観察光
学系が、プリズム部材にて形成され、前記反射面の何れ
もが前記プリズム部材の表面に形成された裏面反射面に
て構成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備
えた画像表示装置。 〔8〕 上記7において、前記観察光学系は、前記光路
振り分け部を構成する光路振り分けプリズムと、前記光
路振り分けプリズムと空気間隔を挟んで分離され、前記
左接眼部を構成する左接眼プリズムと前記右接眼部を構
成する右接眼プリズムとを含んで構成されていることを
特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。
〔9〕 上記8において、前記光路振り分けプリズム
が、少なくとも前記画像表示素子に対向し左眼用光路を
形成する画像光束と右眼用光路を形成する画像光束の両
方の光束をプリズム内に入射させる入射面と、前記左眼
用光路の光束を前記プリズム外に射出する左側射出面
と、前記入射面と前記左側射出面との間の光路上に配置
されかつ前記左眼用光路の光束を前記プリズム内で反射
する少なくとも3面以上の左側反射面と、前記右眼用光
路の光束を前記プリズム外に射出する右側射出面と、前
記入射面と前記右側射出面との間の光路上に配置されか
つ前記右眼用光路の光束を前記プリズム内で反射する少
なくとも3面以上の右側反射面とを含んで構成され、前
記光路振り分けプリズムにおいて、前記左眼用光路上前
記入射面に最も近い位置に配置された反射面に入射する
軸上主光線の入射光軸と、前記入射面から最も遠い位置
に配置された反射面から射出する軸上主光線の射出光軸
が非同一面になり、前記右眼用光路上前記入射面に最も
近い位置に配置された反射面に入射する軸上主光線の入
射光軸と、前記入射面から最も遠い位置に配置された反
射面から射出する軸上主光線の射出光軸が非同一面にな
るように構成されていることを特徴とする3次元偏心光
路を備えた画像表示装置。 〔10〕 上記9において、前記入射面に対して前記左
眼用光路上最も近い位置に配置された反射面と、前記入
射面に対して前記右眼用光路上最も近い位置に配置され
た反射面とが共に、前記画像表示素子と前記入射面の双
方に対して対向するように、隣接配置されていることを
特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔11〕 上記10において、前記光路振り分けプリズ
ムが、前記入射面に対して光路上最も近い位置に配置さ
れた左右の反射面の境界部分を含む領域に対して、前記
画像表示素子の中心領域から垂直に放射された光線がゴ
ースト光として反射しないように反射防止部材を設けた
ことを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装
置。 〔12〕 上記1〜11の何れか1項において、前記画
像表示素子と前記光路振り分け部との間に、前記1枚の
画像表示素子の少なくとも中央部分に位置する各画素か
ら放射される所定の射出角度を持った画像光束の光強度
を前記各画素面の垂直方向に放射される光束強度より強
くするような振り分け光増強部材を配置したことを特徴
とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔13〕 上記1〜12の何れか1項において、前記左
接眼プリズムと前記右接眼プリズムが共に、前記光路振
り分けプリズム側から順に、入射面と第1反射面と第2
反射面と射出面とからなり、前記第1反射面と前記射出
面は同一面からなり、前記第1反射面はその面での全反
射による反射面であることを特徴とする3次元偏心光路
を備えた画像表示装置。 〔14〕 上記13において、前記左側接眼プリズムと
前記右接眼プリズムの前記入射面が、偏心収差を補正す
る回転非対称な曲面形状にて構成されていることを特徴
とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔15〕 上記14において、前記左側接眼プリズムと
前記右接眼プリズムの前記入射面の有する回転非対称な
曲面が、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面にて構
成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備えた
画像表示装置。 〔16〕 上記13〜15の何れか1項において、前記
左側接眼プリズムと前記右接眼プリズムの前記第2反射
面が、偏心収差を補正する回転非対称な曲面形状にて構
成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備えた
画像表示装置。 〔17〕 上記16において、前記左側接眼プリズムと
前記右接眼プリズムの前記第2反射面の有する回転非対
称な曲面が、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面に
て構成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備
えた画像表示装置。 〔18〕 上記1〜17の何れか1項において、前記観
察光学系は、前記右側光路中に前記画像表示素子の表示
した像の右眼用リレー像を形成し、かつ、前記左側光路
中に前記画像表示素子の表示した像の左眼用リレー像を
形成することを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像
表示装置。 〔19〕 上記1〜18の何れか1項において、前記画
像表示素子は、前記画像表示素子の中心を通る法線を回
転軸として任意の角度回転させて、前記画像表示素子の
表示の水平方向が、前記光路振り分け部から出る左右の
軸上主光線の射出光軸を含む平面に対して角度をなすよ
うに配置されていることを特徴とする3次元偏心光路を
備えた画像表示装置。 〔20〕 上記1〜19の何れか1項において、前記画
像表示素子の少なくとも中央部分に位置する各画素から
観察者の眼球に導かれる左右の光束の軸上主光線間のな
す角度をθとしたときに、以下の条件式を満足すること
を特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 20°<θ<150° ・・・(1) 〔21〕 上記1〜20の何れか1項に記載の3次元偏
心光路を備えた画像表示装置の前記画像表示素子に代え
て撮像素子を配置し、前記瞳を被写体からの光束の通過
する入射瞳として構成し、被写体の像を前記撮像素子上
に形成することを特徴とする撮像装置。 〔22〕 上記1〜20の何れか1項に記載の3次元偏
心光路を備えた画像表示装置の前記画像表示素子に代え
て投影物体を配置し、前記瞳の前方にスクリーンが配置
して、前記投影物体の投影像を前記スクリーン上に形成
することを特徴とする投影装置。
が、少なくとも前記画像表示素子に対向し左眼用光路を
形成する画像光束と右眼用光路を形成する画像光束の両
方の光束をプリズム内に入射させる入射面と、前記左眼
用光路の光束を前記プリズム外に射出する左側射出面
と、前記入射面と前記左側射出面との間の光路上に配置
されかつ前記左眼用光路の光束を前記プリズム内で反射
する少なくとも3面以上の左側反射面と、前記右眼用光
路の光束を前記プリズム外に射出する右側射出面と、前
記入射面と前記右側射出面との間の光路上に配置されか
つ前記右眼用光路の光束を前記プリズム内で反射する少
なくとも3面以上の右側反射面とを含んで構成され、前
記光路振り分けプリズムにおいて、前記左眼用光路上前
記入射面に最も近い位置に配置された反射面に入射する
軸上主光線の入射光軸と、前記入射面から最も遠い位置
に配置された反射面から射出する軸上主光線の射出光軸
が非同一面になり、前記右眼用光路上前記入射面に最も
近い位置に配置された反射面に入射する軸上主光線の入
射光軸と、前記入射面から最も遠い位置に配置された反
射面から射出する軸上主光線の射出光軸が非同一面にな
るように構成されていることを特徴とする3次元偏心光
路を備えた画像表示装置。 〔10〕 上記9において、前記入射面に対して前記左
眼用光路上最も近い位置に配置された反射面と、前記入
射面に対して前記右眼用光路上最も近い位置に配置され
た反射面とが共に、前記画像表示素子と前記入射面の双
方に対して対向するように、隣接配置されていることを
特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔11〕 上記10において、前記光路振り分けプリズ
ムが、前記入射面に対して光路上最も近い位置に配置さ
れた左右の反射面の境界部分を含む領域に対して、前記
画像表示素子の中心領域から垂直に放射された光線がゴ
ースト光として反射しないように反射防止部材を設けた
ことを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装
置。 〔12〕 上記1〜11の何れか1項において、前記画
像表示素子と前記光路振り分け部との間に、前記1枚の
画像表示素子の少なくとも中央部分に位置する各画素か
ら放射される所定の射出角度を持った画像光束の光強度
を前記各画素面の垂直方向に放射される光束強度より強
くするような振り分け光増強部材を配置したことを特徴
とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔13〕 上記1〜12の何れか1項において、前記左
接眼プリズムと前記右接眼プリズムが共に、前記光路振
り分けプリズム側から順に、入射面と第1反射面と第2
反射面と射出面とからなり、前記第1反射面と前記射出
面は同一面からなり、前記第1反射面はその面での全反
射による反射面であることを特徴とする3次元偏心光路
を備えた画像表示装置。 〔14〕 上記13において、前記左側接眼プリズムと
前記右接眼プリズムの前記入射面が、偏心収差を補正す
る回転非対称な曲面形状にて構成されていることを特徴
とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 〔15〕 上記14において、前記左側接眼プリズムと
前記右接眼プリズムの前記入射面の有する回転非対称な
曲面が、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面にて構
成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備えた
画像表示装置。 〔16〕 上記13〜15の何れか1項において、前記
左側接眼プリズムと前記右接眼プリズムの前記第2反射
面が、偏心収差を補正する回転非対称な曲面形状にて構
成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備えた
画像表示装置。 〔17〕 上記16において、前記左側接眼プリズムと
前記右接眼プリズムの前記第2反射面の有する回転非対
称な曲面が、唯一対称面を1面のみの備えた自由曲面に
て構成されていることを特徴とする3次元偏心光路を備
えた画像表示装置。 〔18〕 上記1〜17の何れか1項において、前記観
察光学系は、前記右側光路中に前記画像表示素子の表示
した像の右眼用リレー像を形成し、かつ、前記左側光路
中に前記画像表示素子の表示した像の左眼用リレー像を
形成することを特徴とする3次元偏心光路を備えた画像
表示装置。 〔19〕 上記1〜18の何れか1項において、前記画
像表示素子は、前記画像表示素子の中心を通る法線を回
転軸として任意の角度回転させて、前記画像表示素子の
表示の水平方向が、前記光路振り分け部から出る左右の
軸上主光線の射出光軸を含む平面に対して角度をなすよ
うに配置されていることを特徴とする3次元偏心光路を
備えた画像表示装置。 〔20〕 上記1〜19の何れか1項において、前記画
像表示素子の少なくとも中央部分に位置する各画素から
観察者の眼球に導かれる左右の光束の軸上主光線間のな
す角度をθとしたときに、以下の条件式を満足すること
を特徴とする3次元偏心光路を備えた画像表示装置。 20°<θ<150° ・・・(1) 〔21〕 上記1〜20の何れか1項に記載の3次元偏
心光路を備えた画像表示装置の前記画像表示素子に代え
て撮像素子を配置し、前記瞳を被写体からの光束の通過
する入射瞳として構成し、被写体の像を前記撮像素子上
に形成することを特徴とする撮像装置。 〔22〕 上記1〜20の何れか1項に記載の3次元偏
心光路を備えた画像表示装置の前記画像表示素子に代え
て投影物体を配置し、前記瞳の前方にスクリーンが配置
して、前記投影物体の投影像を前記スクリーン上に形成
することを特徴とする投影装置。
【発明の効果】以上の説明から明らかに、本発明による
と、画像表示素子が1枚で両眼視できるため、コストが
非常に安くなる。また、両眼に画像を振り分ける光路振
り分けプリズムに自由曲面を用いているため、良好に収
差補正ができる。また、ハーフミラーを使用していない
ため、明るい画像が観察できる。さらに、左右の接眼プ
リズムと光路振り分けプリズムからなる全体の観察光学
系を3次元的に偏心させているため、画像表示素子が1
枚で両眼視できる非常に広い画角の表示装置を提供する
ことができる。さらに、接眼プリズムの偏心面を垂直に
しているため、単板両眼視の画像表示装置でありながら
非常に広い画角が確保できる。
と、画像表示素子が1枚で両眼視できるため、コストが
非常に安くなる。また、両眼に画像を振り分ける光路振
り分けプリズムに自由曲面を用いているため、良好に収
差補正ができる。また、ハーフミラーを使用していない
ため、明るい画像が観察できる。さらに、左右の接眼プ
リズムと光路振り分けプリズムからなる全体の観察光学
系を3次元的に偏心させているため、画像表示素子が1
枚で両眼視できる非常に広い画角の表示装置を提供する
ことができる。さらに、接眼プリズムの偏心面を垂直に
しているため、単板両眼視の画像表示装置でありながら
非常に広い画角が確保できる。
【図1】本発明の実施例1の画像表示装置の光学系の主
として光学面と光路を示す図である。
として光学面と光路を示す図である。
【図2】本発明の実施例2の画像表示装置の光学系の主
として光学面と光路を示す図である。
として光学面と光路を示す図である。
【図3】本発明の実施例3の画像表示装置の光学系の主
として光学面と光路を示す図である。
として光学面と光路を示す図である。
【図4】実施例3の画像表示装置の光学系の右眼用部分
の斜視図である。
の斜視図である。
【図5】実施例3の光学系の右眼光学系の軸上主光線を
示す透視斜視図である。
示す透視斜視図である。
【図6】実施例3の画像表示装置の両眼の光学系の図4
に対応する斜視図である。
に対応する斜視図である。
【図7】実施例3の両眼の光学系中に右眼光学系の軸上
主光線を示す示す図5に対応する透視斜視図である。
主光線を示す示す図5に対応する透視斜視図である。
【図8】実施例1の横収差を示す図である。
【図9】実施例3の横収差を示す図である。
【図10】左右で面対称の光学系で構成した画像表示装
置の画像表示素子の配置を示すイメージ図である。
置の画像表示素子の配置を示すイメージ図である。
【図11】左右対称の3次元的な光路で構成した画像表
示装置の画像表示素子の配置を示すイメージ図である。
示装置の画像表示素子の配置を示すイメージ図である。
【図12】実施例1及び2の光路振り分けプリズムの構
成のイメージ図である。
成のイメージ図である。
【図13】実施例3の光路振り分けプリズムの構成のイ
メージ図である。
メージ図である。
【図14】本発明において使用可能な画像表示素子、そ
のための振り分け光増強部材、反射防止部材を説明する
ための図である。
のための振り分け光増強部材、反射防止部材を説明する
ための図である。
【図15】本発明の画像表示装置を両眼に装着する構成
にした場合の様子を示す図である。
にした場合の様子を示す図である。
【図16】本発明の光学系を電子カメラの撮影部の撮影
用対物光学系に組み込んだ構成の概念図である。
用対物光学系に組み込んだ構成の概念図である。
【図17】本発明による光学系をプレゼンテーションシ
ステムの投影光学系に用いた構成の概念図である。
ステムの投影光学系に用いた構成の概念図である。
1L、1R…射出瞳 2L、2R…軸上主光線(光軸) 3…画像表示素子(像面) 10、10L、10R…接眼プリズム 11R、11L…第11面 12R、12L…第12面 13R、13L…第13面 14R、14L…第14面 20…光路振り分けプリズム 21R、21L…第21面 22R、22L…第22面 23R、23L…第23面 24R、24L…第24面 25、25R、25L…第25面 26、26R、26L…第26面 27、27R、27L…第27面 29…境界部分 30…一体プリズム 31…液晶表示素子 32…白色バックライト 33…画像表示素子 34…画素 35…光束振り分けマイクロプリズム 36…反射防止部材 37…表示光束 40…電子カメラ 41…撮影用光路 42…撮影用対物光学系 43…カバー部材 44…フィルター 45…CCD 46…撮像面 51…処理手段 52…液晶表示素子(LCD) 53…接眼光学系 54…記録手段 90…パソコン 91…液晶プロジェクタ 92…光源 93…液晶パネル(LCP) 94…カバーレンズ 95…フィールドレンズ 96…投影光学系 97…スクリーン 98…処理制御部 131…表示装置本体部 132…前フレーム 133…後フレーム 134…頭頂フレーム 135…リヤプレート 136…リヤカバー 139…スピーカー 140…ビデオ再生装置 140a…ボリュウム調整部 141…ケーブル
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G02B 25/00 G02B 25/00 A H04N 5/64 511 H04N 5/64 511A
Claims (3)
- 【請求項1】 観察画像を画像表示部に形成する画像表
示素子と、前記画像表示素子が形成した画像を観察者眼
球位置に相当する瞳に導く観察光学系とを含んだ画像表
示装置において、 前記画像表示素子が、複数の画素を単板上に並設させた
1枚の画像表示素子を有して構成され、 前記1枚の画像表示素子の少なくとも中央部分に位置す
る各画素が、観察者の左右の眼球に光束を導けるような
射出角度で画像光束を放射するように構成され、 前記観察光学系が、少なくとも、観察者の左眼に光束を
導く左接眼部と、観察者の右眼に光束を導く右接眼部
と、前記画像表示素子から前記射出角度を持って放射さ
れた画像光束を前記左右の接眼部に導く光路振り分け部
とを含み、 前記左接眼部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、
その中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を
有した回転非対称な曲面反射面にて構成され、 前記右接眼部が、少なくとも2面以上の反射面を有し、
その中の少なくとも1つの反射面が偏心収差補正機能を
有した回転非対称な曲面反射面にて構成され、 前記左接眼部の有する前記2面以上の反射面にて形成さ
れる軸上主光線の偏心光路面(Y−Z面であり、観察者
の上下方向)と、前記右接眼部の有する前記2面以上の
反射面にて形成される軸上主光線の偏心光路面(Y−Z
面であり、観察者の上下方向)とが、略平行(Y−Z
面)に配置されるように、前記左右接眼部が構成され、 前記光路振り分け部は、対称面を有せずに、前記画像表
示素子の中心を通る法線に対してのみ180°の回転対
称な左右の光路を形成するように、左右回転対称に光学
面が配置され、その光学面として少なくとも左右で2組
以上の反射面を有することを特徴とする3次元偏心光路
を備えた画像表示装置。 - 【請求項2】 請求項1において、 前記観察光学系の左眼用光路における前記光路振り分け
部に入射する軸上主光線と前記光路振り分け部から射出
する軸上主光線とが非同一面になり、前記観察光学系の
右眼用光路における前記光路振り分け部に入射する軸上
主光線と前記光路振り分け部から射出する軸上主光線と
が非同一面になるように、前記少なくとも左右で2組以
上の反射面が配置されていることを特徴とする3次元偏
心光路を備えた画像表示装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2において、 前記観察光学系が、プリズム部材にて形成され、前記反
射面の何れもが前記プリズム部材の表面に形成された裏
面反射面にて構成されていることを特徴とする3次元偏
心光路を備えた画像表示装置。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000306013A JP2002116404A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 3次元偏心光路を備えた画像表示装置 |
| US09/969,889 US6464361B2 (en) | 2000-10-05 | 2001-10-04 | Image display apparatus having three-dimensionally decentered optical path |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000306013A JP2002116404A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 3次元偏心光路を備えた画像表示装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002116404A true JP2002116404A (ja) | 2002-04-19 |
Family
ID=18786773
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000306013A Withdrawn JP2002116404A (ja) | 2000-10-05 | 2000-10-05 | 3次元偏心光路を備えた画像表示装置 |
Country Status (2)
| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6464361B2 (ja) |
| JP (1) | JP2002116404A (ja) |
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2001
- 2001-10-04 US US09/969,889 patent/US6464361B2/en not_active Expired - Fee Related
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