JP2002115034A - 無方向性電磁鋼板とその冷延用素材ならびにその製造方法 - Google Patents
無方向性電磁鋼板とその冷延用素材ならびにその製造方法Info
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Abstract
板の製造に好適な無方向性電磁鋼板の冷延用素材および
その製造方法を提供する。 【解決手段】 質量%で、C≦0.005%、[Si(%)+Al
(%)+0.5 Mn(%)] :0.1〜3.0%、P≦0.20%、S≦0.0
30%、N≦0.0050%、残部が実質的にFeからなり、Fe
の質量分率と鋼の密度との積が7.40以上、かつ、板厚中
央部での[200]面集積度がランダム比で1.10以上である
無方向性電磁鋼板。および、板厚中央部での[200] 面集
積度がランダム比で6.0以上である無方向性電磁鋼板の
冷延用素材。この鋼板は、上記化学組成を有するスラブ
を熱間圧延し、圧下率が4〜15%の圧延、または伸び率
が0.5〜3%の引張り曲げ加工による冷間加工と焼鈍とを
施して冷延用素材とし、これを冷間圧延し、仕上焼鈍し
て製造する。
Description
有し表面性状の良好な無方向性電磁鋼板とその冷延用素
材ならびに上記無方向性電磁鋼板の製造方法に関する。
ーへの取り組みが一段と盛んになっている。このような
動向に対応して、電気機器の小型化、高効率化が進めら
れており、モータ、変圧器などの鉄心材料として広く用
いられている無方向性電磁鋼板の磁気特性の改善が求め
られている。
えた鋼を熱間圧延して熱延板とし、これを冷間圧延して
最終製品の厚さを有する冷延板とし、仕上焼鈍を施して
所望の磁気特性を有する鋼板(最終製品)として製造さ
れる。
圧延する前の鋼板(以下、「冷延用素材」と記す)の結
晶粒径を大きくするのがよいことが知られており、その
方法として、冷間圧延前の熱延板に焼鈍を施す方法があ
る(以下、この焼鈍を単に「熱延板焼鈍」と記す)。
性向上には限界があるうえ、熱延板の結晶粒が過度に粗
大化すると製品の表面性状が劣化するという問題もあっ
た。これを解決する手段として、特開平1−30652
3号公報、特開平1−309921号公報、あるいは特
開平5−171280号公報などには、熱延板に軽度の
圧下率の冷間圧延を施して焼鈍することにより冷延用素
材の結晶粒を粗大にし、その後最終製品厚さに冷間圧延
して仕上焼鈍を施す方法が提案されている。
法におけるのと同様に、冷延用素材の結晶粒径の粗大化
のみに着目した方法であり、過度に結晶粒径が粗大化し
た場合の製品の表面性状劣化は避けられず、得られる磁
気特性改善効果には限界があった。
点に鑑みてなされたもので、その目的とするところは、
磁気特性と表面性状に優れた無方向性電磁鋼板、その製
造に好適な無方向性電磁鋼板の冷延用素材、および上記
無方向性電磁鋼板の製造方法を提供することにある。
00] 面は面内に磁化容易方向を2つ有し、[110] 面は1
つ有する。従って無方向性電磁鋼板の磁束密度を高める
には、製品鋼板の結晶集合組織において、鋼板面に平行
な[100] 面あるいは[110] 面の集積度を高め、結晶面内
に磁化容易方向のない[111] 面の集積度を低めるのがよ
いことが知られている。通常、板厚中央部には[111] 面
が強く集積するが、これが鋼板の磁気特性の向上を妨げ
る大きい原因である。従って無方向性電磁鋼板の磁気特
性は最終製品の板厚中央部における鋼板面に平行な[20
0] 面の集積度(以下、単に「[200] 面集積度」と記
す)を高めることにより改善することができる。周知の
ように、[200] 面集積度は[100] 面集積度に対応するも
のである。
電磁鋼板の磁気特性改善における集合組織制御の重要性
に着目し、最終製品の板厚中央部の[200] 面集積度に影
響する要因を明らかにすべく以下の実験をおこなった。
質量%を意味する)C:0.0031%、Si :0.4
6%、Mn :0.18%、P:0.074%、S:0.
015、sol.Al :0.0002%を含有する鋼を11
50℃に加熱し、850℃で仕上げる熱間圧延して厚
さ:2.3mmの熱延板とし、これに種々の加工度の冷
間加工と種々の温度での焼鈍を施して冷延用素材を得
た。これらの冷延用素材を厚さ:0.5mmの鋼板に冷
間圧延し、仕上焼鈍として850℃で30秒間保持する
連続焼鈍を施した。
鈍後の鋼板(最終製品)の板厚中央部のX線回折試験を
おこない、それぞれの板厚中央部における[200] 面集積
度を、[200] 面のX線積分強度(I)と集積状況がラン
ダムである試料のX線積分強度(I0 )との比(I/
I0 ;以下、単に「ランダム比」と記す)として評価し
た。
[200] 面集積度と最終製品の[200]面集積度との関係を
示すグラフである。図1に示すように冷延用素材の[20
0] 面集積度と最終製品のそれとの間には極めて良好な
相関があり、冷延用素材の板厚中央部での[200] 面集積
度が高ければ、これを冷間圧延し仕上焼鈍して得られる
最終製品においても[200] 面、すなわち[100] 面が強く
残存し、磁気特性が向上する。
粗大化のみによる方法では、このように[200] 面集積度
を高める効果は得られない。従来法による冷延用素材の
[200] 面集積度はランダム比で6に満たず、最終製品の
[200] 面集積度はランダム比で高々1.0前後以下であ
る。
を示す極点図であり、図2(a)は熱延板をそのまま焼
鈍した鋼板、図2(b)は熱延板に冷間加工を施しその
後に焼鈍した鋼板に関するものである。図2(b)に示
すように、冷間加工後に焼鈍した鋼板では、熱延板をそ
のまま焼鈍した鋼板(図2(a))に比較して[100]<01
1> 方位が強く集積している。このことから、冷延用素
材の板厚中央部の[200] 面集積度、すなわち[100] 面集
積度が高い状態とは、[100] <011> 方位の集積度が高い
状態に対応することがわかる。
であり、通常は、冷間圧延−仕上焼鈍の工程において、
再結晶し易い[111] 方位に蚕食されてしまう。しかしな
がら本実験結果が示すように、冷延用素材の[100] <011
> 方位の集積度を高めておくことにより、仕上焼鈍時の
[111] 方位の発達が抑制され、冷延用素材が有していた
[100] <011> 方位が最終製品に残存し、最終製品の磁気
特性が向上する。このような知見は、単に冷延前の結晶
粒径を粗大化する従来の方法では認められなかったもの
である。
板厚中央部における[200] 面集積度を高める方法を検討
した。すなわち、前記a項に記載した熱延板に種々の圧
下率で冷間圧延を施し、750℃で10時間保持する焼
鈍を施した鋼板の板厚中央部の[200] 面集積度を調査し
た。
00] 面集積度と冷間加工度との関係を示すグラフであ
る。図3に示すように、熱延板に冷間加工を施して焼鈍
した板の板厚中央部の[200] 面集積度は特定の冷間加工
度の部分で強くなる。この現象は、冷間加工を引張り曲
げ変形による加工とした場合でも同様に認められた。こ
れらのことから、適度な冷間加工を施した後に焼鈍する
ことにより、冷延用素材の板厚中央部の[200] 集合組織
を発達させられることが判明した。
に伴い進行するが、異常粒成長のように過度に結晶粒が
粗大化する場合には、板厚中央部の[100] <011> 方位粒
が異常粒に蚕食されるため、所望の集合組織は得られな
い。本発明では冷延用素材の[100] <011> 方位の集積度
を高くするために、結晶粒の粗大化を生じさせない条件
で製造する。このような冷延用素材を用いれば、粗大粒
に起因する最終製品における凹凸欠陥など、従来の方法
では発生していた欠陥が生じるおそれもない。
めに鋼の固有抵抗を高める作用があるSi 、Al 、Mn
などを含有させる。しかしながら鋼の固有抵抗が同程
度、かつ、その集合組織が同程度であっても、これらの
合金元素の含有内容により磁気特性、とくに磁束密度が
異なることがある。本発明者はこのような磁気特性に影
響する固有抵抗および集合組織以外の要因を明らかにす
るために以下の実験をおこなった。
の鋼を熱間圧延し、さらに圧下率を8%とする冷間圧延
を施し、その後800℃で10時間保持する焼鈍を施し
て冷延用素材とし、これを冷間圧延して厚さが0.30
mmの冷延板とし、その後仕上焼鈍を施して最終製品と
した。得られた最終製品の集合組織と磁束密度B50を測
定した。その結果、集合組織はほぼ同一であったが磁束
密度が異なっていた。
飽和磁束密度の差に起因すると思考し、磁気特性と単位
体積当たりのFe 原子の個数(以下、単に「Fe 原子密
度」とも記す)との関係を解析した。
子がそれぞれ有する磁気モーメントの総和として発現さ
れる。すなわち、飽和磁束密度はFe 原子密度に比例
し、Fe 原子密度は単位体積当たりの総原子数とFe の
原子分率との積に等しい。
たりの質量(密度)を原子の質量で除せばよく、原子の
質量は原子量をアボガドロ数で除せばよい。これらのこ
とから単位体積あたりの総原子数は、密度とアボガドロ
数の積を原子量で除した値となる。鋼のような合金の場
合には、上記原子量として各構成元素の原子量と原子分
率より算出した平均の原子量を用いればよい。
きる。原子%と質量%の換算により、平均の原子量の項
は相殺され、単位体積あたりのFe 原子の個数であるF
e 原子密度は、鋼の密度とFe の質量分率との積に比例
することになる(以下、この積を「Fe*」とも記す)。
ここで本発明でいう「Fe の質量分率」は、C、Si、
Al 、Mn 、P、S、Nの各元素の質量分率(%表示の
含有量の1/100)を1から差し引いた値を意味す
る。
織が同程度である最終製品の磁束密度B50(5000A
/mの磁界中での磁束密度)と、それぞれのFe*との関
係を示すグラフである。図4に示す様に、集合組織が同
じ場合、磁束密度B50とFe*との間には良好な相関関係
があり、Fe*が大きいほど磁束密度B50が良好となる。
すればよいが、鉄損を低減する場合には所望の固有抵抗
を得るためにある程度合金元素を含有させる必要があ
る。従って、所望の固有抵抗を得たうえでFe*を高める
には、鋼の密度に及ぼす合金元素の影響を考慮してSi
、Al 、Mn などの含有量を定めればよい。
完成されたものであり、その要旨は下記(1)および
(2)に記載の無方向性電磁鋼板、(3)に記載のその
冷延用素材、および(4)に記載のその製造方法にあ
る。
5%以下、下記式で表されるSi 当量が0.1%以上、
3.0%以下なる範囲でSi 、Al およびMn からなる
群の内で1種または2種以上を含有し、S:0.030
%以下、N:0.0050%以下、残部が実質的にFe
からなり、Fe の質量分率と鋼の密度との積が7.40
以上、かつ、板厚中央部における[200] 面の集積度がラ
ンダム比で1.10以上であることを特徴とする無方向
性電磁鋼板; Si当量=Si(%)+Al(%)+0.5Mn(%)。
P:0.05〜0.20%を含有することを特徴とする
上記(1)記載の無方向性電磁鋼板。 (3)上記(1)または(2)記載の化学組成を備え、
Fe の質量分率と鋼の密度との積が7.40以上、か
つ、板厚中央部における[200] 面の集積度がランダム比
で6.0以上であることを特徴とする無方向性電磁鋼板
の冷延用素材; Si当量=Si(%)+Al(%)+0.5Mn(%)。
組成を備え、Fe の質量分率と鋼の密度との積が7.4
0以上であるスラブに熱間圧延をおこない、得られた熱
延板に圧下率が4〜15%の圧延、または伸び率が0.
5〜3%の引張り曲げ加工による冷間加工を施し、次い
で焼鈍を施して冷延用素材とし、これに冷間圧延と仕上
焼鈍を施すことを特徴とする無方向性電磁鋼板の製造方
法。
る。 鋼の化学組成; C:最終製品に残存すると磁気時効の原因となり、鉄損
にも悪影響を及ぼすのでCは少ないほど好ましい。特に
磁気時効を抑制するためにC含有量は0.005%以下
とする。好ましくは0.003%以下であるSi 、Al
およびMn :これらの元素はいずれも鋼の固有抵抗を高
め、渦電流損を低減して鉄損を小さくする作用がある。
鋼の固有抵抗上昇に対する各元素の効果を調査した結
果、Al はSi と同程度であり、Mn はSi の1/2程
度であった。従って鉄損低減に対するこれらの元素の影
響は{Si(%)+Al(%) +0.5Mn(%) }で表される合
計量として考えるのが合理的である(以下、上記合計量
を「Si 当量」とも記す)。
0.1%以上とする。好ましくは0.2%以上、より好
ましくは0.5%以上である。Si 当量が3.0%を超
えると、後述するようにFe 原子の個数の減少に起因し
て磁気特性が劣化する。また、鋼板の硬度が過度に高く
なり、打抜性が低下して鉄心製造工程の生産性が著しく
低下する場合がある。これらの不都合を避けるためにS
i 当量は3.0%以下とする。磁束密度を特に高くする
場合にはSi 当量は低いことが望ましく、1.5%以下
とするのが望ましい。
からなる群の内の1種または2種以上をSi 当量が上記
範囲になるように含有させる。各元素の含有量の上限
は、Si は3.0%以下、Al は3.0%以下、Mn は
6.0%以下である。なお、Mn 含有量が増すと共に変
態点が低下し、仕上焼鈍時にα−γ変態が生じるおそれ
が増すので、Mn は3%以下とするのが好ましい。
鈍時の結晶粒成長を阻害し鉄損改善の障害になる場合が
ある。これを避けるために、Al 含有量を0.002%
以下とするか、上記範囲内で0.15%以上とするのが
望ましい。
元素ではない。しかしながらPは鋼の打ち抜き性を向上
させるための硬度上昇に有効である。従って硬度を調整
する目的でPを含有させても構わない。その場合に所望
の効果を得るには、Pを0.05%以上含有させるのが
好ましい。過度にPを含有させると鋼が脆くなり、冷間
圧延時に板が破断するおそれがあるので、これを避ける
ために、含有させる場合でも0.20%以下とするのが
よい。
損なうので0.030%以下とする。 N:Nは微細な窒化物を形成し結晶粒成長を阻害して磁
気特性を劣化させる作用があるので0.0050%以下
とする。
意味は、鋼にSb、SnあるいはBを含有させると、集
合組織形成時に[111] 方位の発達を抑制し、最終製品の
磁束密度を改善する作用がある。従って特に磁束密度を
改善したい場合には、これらの元素の内の1種以上を含
有させても構わないことを意味する。その場合の含有量
は、Sb:0.01%以上、0.3%以下、Sn:0.
01%以上、0.3%以下、B:0.0005%以上、
0.01%以下とするのが望ましい。
e*);Fe 原子密度が高いほど高い磁束密度が得られ
る。鉄損低減のために合金元素を含有させる場合に、磁
束密度の著しい低下を避けるために、Fe 原子密度に比
例する数値である鋼の密度とFe の質量分率との積(F
e*)が7.40以上であるものとする。特に優れた磁束
密度が要求される場合には、Fe*は7.6以上とするの
が好ましい。鋼のFe*は、鋼の密度を大気中と水中での
重量から求め、Fe の質量分率を鋼の化学組成から求め
ることで計算できる。
るようには、C、Si 、Al 、Mnなどの元素の含有量
を調整する。具体的にいえば、Fe*を高めるには、鋼の
密度を小さくする作用が大きいAl 含有量を少なくし、
Si 、Mn 等の含有量を増すことにより、同一の固有抵
抗でもFe*を高めることができる。
面集積度は、良好な磁気特性を得るために、ランダム比
で1.10以上とする。好ましくは1.20以上であ
る。
間圧延し仕上焼鈍して製造される最終製品の[200] 面集
積度との間には良好な関係がある。また、この集積度は
[100] <011> 方位の集積度と対応している。冷延用素材
の板厚中央部の[200] 面集積度がランダム比で6.0以
上であれば、最終製品の板厚中央部の[200] 面集積度を
ランダム比で1.10以上とすることができ、最終製品
の磁気特性改善効果が得られる。従って、冷延用素材の
板厚中央部の[200] 面のランダム比は6.0以上とする
のがよい。より好ましくは7.0以上である。[200] 面
集積度が高いほど磁気特性が良好になるため、上限は特
に定めない。
磨などの方法で鋼板の片側を板厚中央部まで除去して板
厚中央部を測定面とする試料を得、これをX線回折する
方法で測定される。ランダム比は、この測定値と配向性
が無い材料の[200] 面のX線積分強度を用いて求められ
る。
しており、単位体積当たりのFe 原子の個数が多い。従
って、従来法に比較して、冷延用素材の結晶粒をさほど
大きくしなくても優れた磁気特性を備えることができる
ので、冷延用素材の粗大な結晶粒に起因する製品鋼板表
面の畳み目状の凹凸欠陥などが生じるおそれがなく、表
面性状が良好で磁気特性も優れた無方向性電磁鋼板を容
易に製造することができる。冷延用素材の結晶粒径は、
特に限定するものではないが、表面性状を良好にするに
は、平均粒径で150μm以下とするのがよい。
以下に述べる方法で製造するの好ましい。上記(1)ま
たは(2)に記載の化学組成を備えた鋼を転炉、電気炉
など公知の方法で溶製し、必要があれば真空脱ガスなど
の処理を施し、これを連続鋳造あるいは鋼塊にして分塊
圧延する方法などによりスラブとする。
酸洗など公知の方法により脱スケールして熱延板とす
る。熱間圧延条件は特に規定しないが、冷間加工後の焼
鈍中に[200] 面集積度を高めるために700〜950℃
で仕上圧延を施し、700℃以下で巻取るのが好まし
い。
00] 集合組織の集積度を高めるため、軽度の冷間加工と
焼鈍を施す。冷間加工は、冷間圧延法または引張り曲げ
加工法により施すのがよい。
4%以上、15%以下の範囲とするのがよい。4%未満
では、板厚中央部での加工歪みが不足し、また、厚さ方
向に均一に歪みを与えることが出来ないために表層部で
異常粒成長が生じる、などにより板厚中央部での[100]
集合組織の発達が十分ではなく、[200] 面集積度が高く
ならない。良好な集積度を得るには圧下率を5%以上と
するのがより好ましい。
と同じになり、次の焼鈍時に板厚中央部の[100] 集合組
織が他の方位の結晶粒に蚕食されてしまうことがある。
これを防ぐために圧下率は15%以下とするのがよい。
より好ましくは12%以下である。
は、伸び率で0.5%以上、3.0%以下の加工を与え
るのが好適である。伸び率が0.5%に満たない場合に
は[100] 集合組織を増す駆動力として不充分である。
装置に設けられるテンションレベラなどを利用するのが
経済性に優れるので好適である。しかしながらこれらの
方法で工業的に付与できる伸び率は3%が限界であり、
それ以上の加工を加えることは設備の負荷が過大になる
などの理由で困難である。従って、引張り曲げ加工法に
よる場合の伸び率は3.0%以下とするのがよい。
圧延法と同様の効果が生じる理由は明らかでないが、冷
間圧延法と異なり、変形様式の内で張力の作用が大きい
ためと考えられる。冷間加工は製造コストを低減するた
めに、大規模な冷間圧延設備を必要とする冷間圧延法よ
りも、酸洗設備などに装備されているテンションレベラ
などを活用して加工できる引張り曲げ加工法が好まし
い。
集積度をランダム比で6.0以上にするため、冷間加工
に次いで焼鈍を施す。前述の様に、[100] 集合組織は板
厚中央部の結晶粒成長に伴い発達するため、安定的に所
望の集積度を得るには、焼鈍温度を650℃以上、87
5℃以下とする箱焼鈍で施すのが好ましい。焼鈍温度が
650℃に満たない場合には、[200] 面集積度が十分に
向上せず、875℃を超える場合には、粗大粒が生じる
おそれがある上、[100] 集合組織の成長が飽和するため
に、経済性に欠けるからである。焼鈍時間は2時間以上
であればよい。24時間を超える長時間焼鈍は効果が飽
和するので経済性に欠ける。これ以外の焼鈍条件は任意
である。
さに冷間圧延し、公知の方法で仕上焼鈍する。冷延用素
材の厚さは、最終製品の厚さなどに応じて決定すればよ
く任意であるが、例えば最終製品の厚さが0.2〜0.
6mmの範囲の場合であれば、冷延用素材の厚さは1.
5〜2.5mmの範囲とすればよい。
に結晶粒が成長する条件でおこなえばよい。その方法は
公知のものでよいが、例えば連続焼鈍方式で、焼鈍温度
を650〜1150℃の範囲内に選定して10秒以上均
熱する方法などがよい。仕上焼鈍は脱炭焼鈍としてもよ
いし、非脱炭雰囲気で焼鈍しても構わない。仕上焼鈍後
は、必要に応じて表面に、絶縁、防錆、打抜加工性向上
を目的に、薄い皮膜を塗布焼き付けても良い。
の冷延用素材を用いた場合に比較して、表面性状が良好
で磁気特性が優れた無方向性電磁鋼板を容易に製造する
ことができる。
真空処理で成分調整した後、連続鋳造してスラブとし、
これを1150℃に加熱し、890℃の仕上温度で熱間
圧延し、厚さが2.3mmの熱延板とした。巻取温度は
600℃とした。
間圧延、あるいは種々の伸び率でのテンションレベラー
による引張り曲げ変形加工を施した後、種々の温度で1
0時間保持する箱焼鈍をおこない冷延用素材を得た。こ
れらの冷延用素材は厚さが0.50mmまたは0.30
mmの冷延板に冷間圧延し、850℃、900℃または
1000℃でそれぞれ0.5分間保持する連続焼鈍を実
施した。
ダム比をX線回折法により測定した。最終製品の磁気特
性は、圧延方向および幅方向から短冊状のエプスタイン
試験片を打ち抜き、打ち抜き状態の試験片を用いてJI
S−C2550に規定される方法に従って測定した。
の密度は鋼板の大気中と水中での重量より求め、これら
の積を計算してFe*を求めた。表1に鋼の化学組成を示
す。また、表2に各製造条件および得られた測定結果を
あわせて示す。
含有量が本発明の規定する条件から外れるもので、いず
れも比較例として使用したものである。
満足する試験番号2〜4、10、13〜15、18、2
0、22および24は最終製品の磁気特性、表面性状共
に良好であった。これに対し、冷延用素材製造時に冷間
加工を施さなかったり、加工度が不適切であったために
冷延用素材の[200] 面集積度が低かった試験番号1、
5、6、8、9、11、12、17、19、21、23
および25では、最終製品の磁気特性がよくなかった。
密度を示したグラフである。同図で図中の丸かっこ内の
数字は鋼番を表し、丸かっこにダッシュを付したものは
冷延用素材の[200] 面集積度が6.0に満たなかったこ
とを意味する。図5で同一鋼番の鋼の製品の磁束密度を
対比すれば、冷延用素材の[200] 面集積度の差異が磁気
特性に及ぼす影響を明瞭に理解できる。
の規定する下限よりも低かったために磁束密度がよくな
かった。Si 当量が本発明の規定する上限を超えた鋼8
を用いた試験番号27はFe 原子密度が低く、冷延用素
材の[200] 面集積度は高かったが最終製品の磁束密度が
低かった。S含有量が本発明の規定する上限を超えた鋼
9を用いた試験番号7、N含有量が本発明の規定する上
限を超えた鋼10を用いた試験番号16も同様に冷延用
素材の[200] 面集積度は高かったが最終製品の磁束密度
が低かった。
験番号9は、最終製品の磁気特性がよくないうえ、異常
粒成長に起因する表面欠陥が生じていた。
密度が高いため、飽和磁束密度が高く、かつ、板厚中央
部において[200] 面集積度が高いので、磁気特性と表面
性状に優れる。このため、モータ、変圧器などの高効率
化を実現する鉄心材料として極めて有用である。また、
本発明の無方向性電磁鋼板用の冷延用素材は、板厚中心
部の[200] 面集積度が高いので、これを用いることによ
り磁気特性と表面性状に優れた無方向性電磁鋼板を容易
に製造できる。
のランダム比の関係を示すグラフである。
図であり、図2(a)は熱延板をそのまま焼鈍した鋼
板、図2(b)は熱延板に冷間加工を施しその後に焼鈍
した鋼板である。
板厚中央部の[200] 面集積度と冷間加工度の関係を示す
グラフである。
50が、Fe*により変動する状況を示すグラフである。
ある。
Claims (4)
- 【請求項1】 化学組成が質量%で、C:0.005%
以下、下記式で表されるSi 当量が0.1%以上、3.
0%以下なる範囲でSi 、Al およびMn からなる群の
内の1種または2種以上を含有し、S:0.030%以
下、N:0.0050%以下、残部が実質的にFe から
なり、Fe の質量分率と鋼の密度との積が7.40以
上、かつ、板厚中央部における[200] 面の集積度がラン
ダム比で1.10以上であることを特徴とする無方向性
電磁鋼板; Si当量=Si(%)+Al(%)+0.5Mn(%)。 - 【請求項2】 前記化学組成が、さらに、質量%でP:
0.05〜0.20%を含有することを特徴とする請求
項1記載の無方向性電磁鋼板。 - 【請求項3】 請求項1または2記載の化学組成を備
え、Fe の質量分率と鋼の密度との積が7.40以上、
かつ、板厚中央部における[200] 面の集積度がランダム
比で6.0以上であることを特徴とする無方向性電磁鋼
板の冷延用素材; Si当量=Si(%)+Al(%)+0.5Mn(%)。 - 【請求項4】 請求項1または2記載の化学組成を備
え、Fe の質量分率と鋼の密度との積が7.40以上で
あるスラブに熱間圧延をおこない、得られた熱延板に圧
下率が4〜15%の圧延、または伸び率が0.5〜3%
の引張り曲げ加工による冷間加工を施し、次いで焼鈍を
施して冷延用素材とし、これに冷間圧延と仕上焼鈍を施
すことを特徴とする無方向性電磁鋼板の製造方法。
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