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JP2002112108A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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Publication number
JP2002112108A
JP2002112108A JP2000304094A JP2000304094A JP2002112108A JP 2002112108 A JP2002112108 A JP 2002112108A JP 2000304094 A JP2000304094 A JP 2000304094A JP 2000304094 A JP2000304094 A JP 2000304094A JP 2002112108 A JP2002112108 A JP 2002112108A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
image
imaging
sharpness
noise
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000304094A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Suzuki
明 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP2000304094A priority Critical patent/JP2002112108A/ja
Publication of JP2002112108A publication Critical patent/JP2002112108A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ダイナミックレンジが広いと共にノイズが少
なく鮮明な画像を得ることのできる画像処理装置を提供
する。 【解決手段】 被写体を撮像して撮像信号を生成する撮
像部5を含む画像処理装置10であって、撮像信号の鮮
鋭度を強調する鮮鋭度強調部8と、撮像信号に基づい
て、複数の撮像における露光比を検出する露光比検出部
7と、鮮鋭度強調部8により鮮鋭度が強調された複数の
撮像信号を、露光比に応じて合成する合成部9とを備え
たことを特徴とする画像処理装置10を提供する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CCD等の固体撮
像素子を用いたビデオカメラやデジタルスチルカメラ等
を構成する画像処理装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、CCD等の固体撮像素子を用いた
信頼性の高い画像撮像装置が安価で普及し、近年におい
ては銀塩写真を撮影する装置に代替するものとして注目
されている。しかしながら、CCD等の固体撮像素子は
銀塩フィルム等に比べると入射光に対するダイナミック
レンジが狭いため、撮影画角内に明るい被写体と暗い被
写体が混在する場合には、明るい被写体が白とびした
り、暗い被写体がつぶれたりしてしまうことがある。
【0003】このように、固体撮像素子を用いた装置に
おいては、ダイナミックレンジの広さに関し、銀塩写真
を撮影する装置には及ばない状況となっている。ここ
で、特開平1−93967号公報や特開平7−1317
99号公報には、シャッタや絞り等を用いて異なる露光
量で被写体を複数回撮影し、該撮影により得られた複数
の画像を用いて合成画像を生成することにより、ダイナ
ミックレンジを拡大する方法が開示されている。
【0004】また、特開平5−64070号公報には、
ビームスプリッタを用いて異なる露光量の画像を合成す
る方法も開示されている。そして、特開平11−155
108号公報には、三板式カメラにおける応用例が開示
されている。
【0005】これらは、複数の異なる露光量で撮像した
画像を合成することにより広ダイナミックレンジの画像
を作成する技術であり、具体的には、撮像手段を用いて
標準となる露光量で撮像した標準撮像画像と、これに対
し1/K(Kは任意の自然数)の露光量で撮像した非標
準撮像画像とを得た後、該非標準撮像画像に露光量比K
をゲインとして乗じることによって、正規化された非標
準撮像画像を作成するものである。
【0006】そして、該技術においては、標準撮像画像
の中で撮像信号が飽和している部分を該正規化された非
標準撮像画像の同一部分で置換することにより、広ダイ
ナミックレンジ画像を作成する。これにより、標準とな
る露光量で撮像した標準撮像画像で飽和するような輝度
部分でも、置換された正規化非標準撮像画像の情報によ
り該画像を再現することができるので、単独の撮像に比
してより広いダイナミックレンジを実現できる。
【0007】以上のような例は、原理的には複数の撮像
画像を合成する方法であるが、実際的には種々の問題が
生じる。すなわち、個々の画像を撮像する際における適
切な露光量あるいは露光比を求めることが困難であるた
め、該複数の画像をきれいに合成することができない場
合がある。また、得られた合成画像において、目立った
ノイズを生じること等の問題がある。
【0008】このような問題に対し、特開平7−131
708号公報には、非標準撮像画像を正規化するための
露光量比Kを、標準撮像画像と非標準撮像画像から算出
して非標準撮像画像に乗ずる技術が開示されている。な
お、該技術においては、上記Kの値を正確に求めるた
め、低レベル(ノイズレベル)と高レベル(飽和レベ
ル)の間の非飽和レベルを有する撮像信号を用いること
としている。
【0009】また、特開平11−191860号公報に
は、飽和している部分を正規化された非標準撮像画像で
単に置換するのではなく、光量レベルに応じた重み付け
関数を用いて標準撮像画像と正規化された非標準撮像画
像とを加重平均することで、標準撮像画像と正規化され
た非標準撮像画像の切り替わり部分を、見た目において
滑らかにする方法が開示されている。
【0010】そして、この方法では撮像信号のレベルに
応じて、標準撮像画像と正規化非標準撮像画像との混合
比(合成比)を調整することにより、暗部では標準撮像
画像を用い、中間部では内分する比で合成される画像を
作成し、明部では正規化非標準撮像画像を用いる。
【0011】ところで一般に、複数の撮像画像から広ダ
イナミックレンジ画像を作成する目的は、広い撮像輝度
レンジにおいてノイズが少ない画像を生成することにあ
る。このとき、単に広い輝度レンジの被写体を飽和させ
ずに撮像するのであれば、低い露光量で撮像すればよい
とも考えられるが、低い露光量では信号レベルも小さく
なるため、暗部ではS/N比が低下するという問題があ
る。
【0012】一方、特開平11−155098号公報に
は、標準撮像画像と非標準撮像画像の混合比に基づいて
合成画像におけるアパーチャゲインとコアリングレベル
を調整する方法が開示されている。すなわち、この方法
では、少ない露光量で撮影された非標準撮像画像は標準
撮像画像に比べてノイズが多く含まれると仮定して、非
標準撮像画像と標準撮像画像におけるコアリングレベル
を設定し、非標準撮像画像と標準撮像画像の混合比に基
づいて該コアリングレベルを変更することによって、ノ
イズレベルを強調することなく鮮鋭度を強調する。
【0013】また一般的には、露光量が大きい程信号レ
ベルは大きくなるが、ノイズの絶対レベルも露光量が大
きいほど大きくなるため、該信号とノイズの比であるS
/N比は露光量が大きくなっても改善されない。
【0014】ここで、撮像素子に生じるノイズはランダ
ムノイズと固定パターンノイズに分けられ、ランダムノ
イズは暗時ノイズと光ショットノイズとに分類される。
そして、上記暗時ノイズは露光量に依らないが、光ショ
ットノイズは露光量の平方根に比例して大きくなる。
【0015】また、固定パターンノイズは暗電流むらと
感度むらに分けられ、暗電流むらは露光量によらない
が、感度むらは露光量に比例して大きくなる。また、撮
像素子から得られた撮像信号を増幅するアンプなどに生
じるアンプ雑音の絶対値は、一般的に撮像信号が大きい
程大きなものとなるが、撮像信号を量子化する際におけ
る量子化ノイズは撮像信号の大きさによらない。
【0016】つまり、一般的に、撮像素子に含まれる各
画素における撮像情報のノイズの絶対量は、撮像信号の
レベルが大きいほど大きくなるが、一方において撮像信
号のレベルによらないノイズも存在するので、S/N比
は撮像信号のレベルが大きい程大きくなる。
【0017】また、複数枚の画像を構成する撮像信号に
基づいて広ダイナミックレンジ画像を作成する場合、標
準の露光量により撮像した画像とそれより少ない露光量
で撮像された画像とでは、標準露光量により撮像された
画像の方がノイズの絶対量は大きくなるが、ノイズの増
加量よりも撮像信号の増加量の方が大きくなるため、S
/N比は標準露光量により得られた画像の方が大きくな
る。
【0018】なお一般に、画像のノイズにより人の目に
感じられる劣化は、ノイズの絶対量よりむしろS/N比
で決まり、S/N比が大きい程ノイズは目立たない。そ
して、撮像光学系に起因する画像のボケや、撮像素子の
受光面積に起因するコントラストの劣化を補正するた
め、一般的な撮像装置においてはアパーチャ補正という
画像の鮮鋭度を強調する画像処理が行われている。とこ
ろが、該鮮鋭度を強調するときには、同時にノイズも強
調してしまうという問題がある。
【0019】このため、撮像情報の変化がノイズレベル
に近い場合は鮮鋭度を強調せず、画像の中で撮像情報の
変化がない平坦な部分のノイズを目立たせないようコア
リング処理と呼ばれる処理が同時に実行される。
【0020】そして、広ダイナミックレンジ画像を作成
する撮像装置において該コアリング処理を実行する場合
には、適切にノイズレベルを把握してコアリングレベル
を決定する必要があるが、上記特開平11−15509
8号公報には、コアリングレベルを変更する構成は開示
されているものの、適切に設定する方法については言及
されていない。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、ダイナミッ
クレンジが広いと共にノイズが少なく鮮明な画像を得る
ことのできる画像処理装置を提供することを目的とす
る。
【0022】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、被写体を
撮像して撮像信号を生成する撮像手段を含む画像処理装
置であって、撮像信号の鮮鋭度を強調する鮮鋭度強調手
段と、撮像信号に基づいて、複数の撮像における露光比
を検出する露光比検出手段と、鮮鋭度強調手段により鮮
鋭度が強調された複数の撮像信号を、露光比に応じて合
成する画像合成手段とを備えたことを特徴とする画像処
理装置を提供することにより達成される。
【0023】このような手段によれば、複数の撮像信号
における露光比によらず、適切な合成画像を得ることが
できる。
【0024】また、鮮鋭度強調手段は、撮像信号の大き
さに応じたノイズレベルに基づいて、撮像信号の鮮鋭度
を強調するものとすれば、不必要なノイズの増幅を回避
することができる。
【0025】また、本発明の目的は、被写体を撮像して
撮像信号を生成する撮像手段を含む画像処理装置であっ
て、撮像信号に基づいて、複数の撮像における露光比を
検出する露光比検出手段と、複数の撮像信号を露光比に
応じて合成して合成画像を生成する画像合成手段と、合
成画像に基づいて複数の撮像信号間の混合比を検出し、
検出された混合比に応じて合成画像の鮮鋭度を強調する
鮮鋭度強調手段とを備えたことを特徴とする画像処理装
置を提供することにより達成される。
【0026】このような手段によれば、合成画像におけ
る混合比により鮮鋭度を強調するため、容易かつ適切に
合成画像の鮮鋭度を強調することができる。
【0027】また、鮮鋭度強調手段は、合成画像及び露
光比に応じたノイズレベルに基づいて合成画像の鮮鋭度
を強調するものとすれば、ノイズを増幅させることなく
合成画像の鮮鋭度を強調することができる。
【0028】また、撮像手段が被写体を所定の露光量下
で複数回撮像することにより得られた複数の撮像信号を
画素毎に平均して平均撮像信号を生成する平均化手段を
さらに備え、画像合成手段は、異なる露光量下で撮像さ
れた撮像信号に基づいて平均化手段により生成された複
数の平均撮像信号を合成することとすれば、ランダムに
発生するノイズを抑制することができる。
【0029】また、所定の露光量下において撮像手段が
被写体を撮像する回数を、露光比に応じて決定する撮像
回数決定手段をさらに備えることとすれば、ランダムに
発生するノイズの影響を抑制した画像を効率的に得るこ
とができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下において、本発明の実施の形
態を図面を参照して詳しく説明する。なお、図中同一符
号は同一又は相当部分を示す。
【0031】異なる露光量で複数回撮像したり複数の撮
像素子を用いることにより得られた撮像信号に基づい
て、広ダイナミックレンジ画像を作成する方法はこれま
でもいろいろと提案されてきているが、いずれの方法も
合成画像に含まれるノイズ成分の変化に言及していな
い。
【0032】そこで、露光量に対するノイズ成分の変化
に注目し、該ノイズ成分に応じて鮮鋭度を強調する方法
を採用することで、該ノイズの目立たない広ダイナミッ
クレンジ画像を作成することができる。
【0033】以下においては、基本的に異なる露光量で
撮像することにより得られた複数の撮像信号に基づい
て、広ダイナミックレンジ画像を作成する場合について
述べる。まず、ある露光量で撮像した第一の撮像信号
と、第一の撮像信号の撮像時に対し1/K(Kは自然
数)の露光量で撮像した第二の撮像信号を得る。
【0034】次に、上記第二の撮像信号をK倍し正規化
する。これにより、図11に示されるように、第一の撮
像信号を示すグラフG1の非飽和部分と、正規化した第
二の撮像信号を示すグラフG3の非飽和部分は、図上に
おいて直線的に重なる。ここで、該二つの撮像信号から
広ダイナミックレンジ画像を作成する場合について考え
る。
【0035】第一の撮像信号と第二の撮像信号が重なっ
ている図11の点Paにおいては、第一の撮像信号にお
けるノイズ成分の無い純粋な信号レベルをSaとする
と、第二の撮像信号のレベルはSa/Kとなる。しかし
ながら、実際はノイズ成分が存在するので第一の撮像信
号Va1の大きさは該ノイズ成分をN1とすると(Sa
+N1)となり、第二の撮像信号Va2の大きさは該ノ
イズ成分をN2とすると(Sa/K+N2)となる。
【0036】次に、第二の撮像信号をK倍して正規化す
ることにより、点Paにおいて正規化された第二の撮像
信号Van2の大きさは(Sa+K×N2)となる。つま
り、第一の撮像信号におけるノイズの大きさはN1とな
るのに対し、正規化された第二の撮像信号におけるノイ
ズの大きさは(K×N2)となる。
【0037】従って、撮像に伴うノイズの量が撮像素子
への入射光量に対し変動しないとするとき、第二の撮像
信号におけるノイズの量は第一の撮像信号に比してK倍
になる。
【0038】しかしながら、一般的にノイズの絶対量は
入射光量に対して増加する傾向がある。そして、入射光
量Iに対するノイズの関数をN(I)とすると、図11
に示された点Paにおける第一の撮像信号のノイズ量は
N(Ia)、正規化された第二の撮像信号のノイズ量は
K×N(Ia/K)となる。
【0039】一方、入射光量に対しノイズ量が小さいと
きは、入射光量と生成される撮像信号(出力信号V)と
は比例する。
【0040】以上より、出力信号Vに対するノイズ量の
関数をN(V)とすると、図11に示された点Paにお
ける第一の撮像信号のノイズ量はN(Va)、正規化さ
れた第二の撮像信号のノイズ量はK×N(Va/K)と
なる。
【0041】つまり、出力信号Vに対するノイズ量の関
数N(V)が得られると、出力信号Vの大きさに応じて
ノイズ量を推定できる。ここで、上記のようにノイズは
時間的に変化しない固定パターンノイズとランダムノイ
ズにわけられるが、ランダムノイズは一義的には決まら
ないので、ノイズ量を表す関数として統計的な分布を用
いるか、変動範囲を決定する。以上より、出力信号に応
じたノイズ量の特性を測定することによって、出力信号
に依る最大ノイズ量を推定することができる。
【0042】つまり、第一の撮像信号におけるノイズ量
に対しては関数N(V)からコアリングレベルを決定
し、正規化された第二の撮像信号におけるノイズ量に対
してはK×N(V/K)よりコアリングレベルを決定す
ることができる。そして、推定される最大ノイズ量を基
に鮮鋭度強調時のコアリングレベルを決定することによ
り、撮像信号の変化が少ない平坦部分のノイズを強調す
ることなく鮮鋭度を強調できる。
【0043】よって、本発明はノイズレベルを予測して
最適なコアリングレベルを設定することにより、適切に
鮮鋭度を強調して良好な広ダイナミックレンジ画像を得
るものである。以下において、本発明の実施の形態に係
る画像処理装置をより具体的に説明する。 [実施の形態1]図1は、本発明の実施の形態1に係る
画像処理装置の構成を示すブロック図である。図1に示
されるように、本実施の形態1に係る画像処理装置10
は、撮像部5と平均化部6、露光比検出部7、鮮鋭度強
調部8、合成部9、及びスイッチング部SWとを備え
る。
【0044】ここで、スイッチング部SWは撮像部5に
接続され、平均化部6と露光比検出部7及び鮮鋭度強調
部8は、スイッチング部SWに接続される。また、合成
部9は露光比検出部7及び鮮鋭度強調部8に接続され
る。
【0045】そして、上記のような構成を有する画像処
理装置10は、例えば図2に示される回路構成により実
現することができる。すなわち、画像処理装置10は撮
像部5を構成するレンズ11及び撮像素子3と、順に直
列接続される増幅器(AGC)12、サンプルホールド
回路(CDS)13、A/D変換器14及び画像処理C
PU15と、画像処理CPU15に接続されたランダム
アクセスメモリ(RAM)16及びカードRAM17に
より構成することができる。
【0046】図3は、図1に示された撮像部5の構成を
示す図である。図3に示されるように、撮像部5はレン
ズ1とデバイダ(被写体像分割器)2、及び二つの撮像
素子3,4を含む。
【0047】このような構成を有する撮像部5において
は、撮影光学系をなすレンズ11を介して入射された光
がデバイダ2により二つの経路に分割され、二つの撮像
素子3,4にそれぞれ被写体像が形成される。
【0048】一方、図1に示された撮像部5は、図4に
示されるようにレンズ1と撮像素子3から構成すること
もできる。そしてこの場合には、撮像素子3は、図5
(a)に示された露光タイミング信号におけるパルスS
1,S2のエッジ(時刻T1,T2)に応じて複数回露
光動作を行い、図5(b)に示されるように、時刻T1
及び時刻T2においてそれぞれ撮像信号VS1,VS2
を生成する。
【0049】次に、上記撮像部5による撮像方法につい
て述べる。図6に示されるように、一般的なCCDなど
の固体撮像素子を用いた場合には、撮像信号の出力レベ
ルはある範囲内では入射光量に応じたものとされるが、
入射光量がある値を超えると出力レベルが飽和して非直
線的な特性を示す。そして、このような非直線的な特性
を示す信号レベルを飽和レベル、それ以外の直線的な特
性を示すレベルを非飽和レベルと呼ぶ。
【0050】ここで、一般的な撮像装置においては、該
出力レベルが非飽和レベルの範囲内となるように、絞り
やシャッタ等を用いて入射光量を制限する必要がある。
すなわち例えば、図7(a)に示されるように、撮像対
象とされる被写体からの入射光量が該被写体像の一部で
非飽和レベルを超えて臨界入射光量IPc以上となる場
合には、図7(b)に示されるように、該臨界入射光量
IPcに対応する臨界出力信号Scを超える部分21
が、飽和のため歪んでしまう。
【0051】次に、撮像信号に含まれるノイズについて
考えると、撮像部5として固体撮像素子等を使用した場
合には、該撮像素子上に結像した被写体像を光電変換す
る過程で種々のノイズが含まれる。ここで、これらのノ
イズは図8に示されるように大別される。ここで、固定
パターンノイズは、絶えず一定の誤差を起こすノイズで
あり、通常の画像処理においてこれらの誤差分を出力信
号から差し引くことにより低減することができる。
【0052】また、量子化ノイズは、得られたアナログ
の撮像信号をデジタル信号に変換するときに生じる量子
化誤差であり、量子化精度をあげることで低減すること
ができる。
【0053】また、ランダムノイズは、被写体照度に依
存する光ショットノイズと被写体照度に依存しない暗時
ノイズに分けられる。ここで、被写体照度に依存する光
ショットノイズNsは、撮像素子3に生じる電荷量(信
号の大きさ)Sの平方根に比例し、被写体照度に依存し
ない定数をNscとするとき、以下の式(1)により示
される。 Ns=Nsc×S1/2 (1) これより、以下の式(2)が得られる。 S/Ns=S1/2/Nsc (2) 以上より、信号が大きいほど光ショットノイズNsは大
きくなるが、S/N比は信号の平方根に比例して大きく
なる。なお、被写体照度に依存しない暗時ノイズN
信号の大きさによらず一定となるため、S/N比は信号
に比例して大きくなる。
【0054】図9は、信号の大きさSと、暗時ノイズ及
び光ショットノイズに関するS/N比との関係を表すグ
ラフである。ここで、暗時ノイズに関するS/N比S/
はグラフ22により示され、光ショットノイズに関
するS/N比S/Ns はグラフ23により示される。
なお、該ノイズはS/N比が大きいほど目立たず、S/
N比が小さいほど目立ち、基本的には信号量が大きいほ
どノイズが目立たなくなる。
【0055】ここで、 図9に示されるように、信号が
(N/Nsc)より小さいときは暗時ノイズN
が支配的で、大きいときは光ショットノイズNsが支配
的となる。
【0056】以上より、画像におけるノイズに関して
は、撮像素子に出来るだけ電荷を蓄積させることにより
信号の大きさを増大させた方が好ましいが、上記のよう
な飽和性を考慮すると出力信号を飽和させることなく露
光させる必要が生じるため、撮像素子における最適な入
射光量の範囲が決定される。
【0057】次に、異なる露光量で撮像することにより
得られた複数の撮像信号に基づいて新たな画像を作成す
る方法について説明する。撮像部5は、被写体からの光
をシャッタや絞りを用いて制限した光を撮像素子に導
き、該撮像素子に被写体像を結像させる。
【0058】このとき一般に、輝度Iの被写体を撮像す
る際に撮像素子に蓄積される電荷は、非飽和領域では該
被写体像における照度Lと露光時間Tを乗じた露光量E
に比例し、出力信号Vは露光量Eに比例するため、以下
の関係式(3)が成立する。 V∝L×T(=E) (3) なお、輝度Iの被写体からの光は、絞りにより被写体像
の照度Lが制御され、シャッタにより露光量Tが制御さ
れる。
【0059】ここで、図10(a)は、シャッタや絞り
を用いることにより露光量がE1となるよう被写体から
撮像素子へ入射される光を制御するときにおける、撮像
部5からの出力信号の被写体輝度依存性を示す。次に、
図10(b)はE1/Kの露光量E2で露光したときに
おける、該出力信号の被写体輝度依存性を示す。
【0060】図10(a)に示されるように、露光量E
1のときにおいては撮像信号出力がV1以上で飽和し、
被写体の輝度がI1であるときに撮像出力信号はV1と
なる。また同様に、露光量E2のときにおいては撮像信
号出力がV2以上で飽和し、被写体の輝度がI2である
ときに撮像信号出力はV2となる。そしてこのとき、被
写体輝度I2は被写体輝度I1のK倍となる。すなわ
ち、当然のことながら、露光量を1/Kにした場合は被
写体輝度がK倍となる範囲まで飽和しない。
【0061】次に、図11には、図10(a)に示され
たグラフG1と、図10(b)に示されたグラフG2に
おいて撮像信号出力をK倍に増幅したグラフG3とが併
記される。そして、図11に示されるように、被写体輝
度I1までにおいては両グラフG1,G3は重なり、被
写体輝度I1以上では露光量E1での出力信号は飽和
し、露光量E2での出力信号は被写体輝度I2まで飽和
しない。
【0062】なお、ここまでの説明においては、被写体
からの光が光電変換される過程におけるノイズの発生に
ついては記していないが、上記のように光電変換に伴い
ノイズが発生する。
【0063】ここで、固定パターンノイズと量子化ノイ
ズを除くランダムノイズNについて考えると、該ノイズ
の大きさは次式(4)で示される。 N=(N +Ns1/2 (4) そして、上記式(1)により次式(5)を得ることがで
きる。 N=(N +Nsc・S)1/2 (5) また、被写体輝度がIaのときに撮像部5から出力され
る信号(ノイズを含まない)をSa とするとき、露光量
E1のときにおけるランダムノイズN1は次式(6)の
ように示される。 N1=(N +Nsc・Sa)1/2 (6) また、同様に露光量E2のときにおけるランダムノイズ
N2は次式(7)のように示される。 N2=K・(N +Nsc・(Sa/K))1/2 =(K・N +K・Nsc・Sa)1/2 (7) 上式(7)より、K>1のときはノイズN1よりノイズ
N2の方が大きくなることが分かる。つまり、被写体輝
度がI1以下である場合においては、露光量E2で撮像
することにより得られた信号をK倍した信号よりも露光
量E1で撮像することにより得られた信号の方がノイズ
が小さいことになる。
【0064】従って、露光量E1及び露光量E2で撮像
することにより得られた撮像信号においては、被写体輝
度がI1以下の場合には露光量E1の下で得られた撮像
信号を使い、被写体輝度がI1以上の場合には露光量E
2の下で得られた撮像信号を使うことにより、広いダイ
ナミックレンジの被写体輝度情報が取得でき、かつ暗部
でのノイズの少ない良好な画像を得ることができる。
【0065】ここで、露光量E1及び露光量E2の下で
得られた二つの撮像信号においては、そのノイズの大き
さが異なる。そして、該ノイズnは撮像信号の大きさに
依存する関数n(S)と依存しない定数n0とにより、
次式(8)で表すことができる。 n=n0+n(S) (8) また、出力信号Vは次式(9)により表される。 V=S+n0+n(S) (9) そして、図11に示された点Paにおいて露光量E1の
下で撮像された信号Va1は、次式(10)により示さ
れる。 Va1=Sa+n0+n(Sa) (10) 一方、点Paにおいて露光量 E2の下で撮像された信
号Va2は、 Va2=Sa/K+n0+n(Sa/K) (11) となり、正規化された信号Van2は次式(12)によ
り示される。 Van2=Sa+K×n0+K×n(Sa/K) (12) つまり、図12に示されるように、露光量E1により撮
像された画像(暗部)と露光量E2により撮像された画
像との間では、臨界輝度Icにおいて、生じ得るノイズ
の幅24に非連続性を生じる。すなわち、従来のように
単純に露光量E1により撮像された画像と正規化された
露光量E2により撮像された画像とを合成すると、合成
の切り替わりポイント(臨界輝度Ic)でノイズの大き
さが大きく変化してしまう。
【0066】そこで、本発明に係る画像処理装置におい
ては、このような問題を解決するため、基本的に2つの
アプローチを行うことにより、良好な広ダイナミックレ
ンジ画像を作成する。まず第一のアプローチとしてノイ
ズの変化に合わせて鮮鋭度を強調する方法があり、第二
のアプローチとして合成される撮像信号のノイズの大き
さを減らす方法がある。
【0067】ここで、まず上記第一のアプローチについ
て説明する。上記のように、一般的にデジタル画像を作
成する場合には、撮像画像についてアパーチャ補正と呼
ばれる鮮鋭度の強調処理を行う。
【0068】例えば、注目画素の撮像信号を3倍した信
号に、該注目画素の両隣の画素における撮像信号をそれ
ぞれ(−1)倍してさらに加えた信号を上記注目画素の
撮像信号とする、いわゆる(−1,3,−1)フイルタ
を用いることによって鮮鋭度を強調する場合には、例え
ば図13(a)に示される画像(撮像信号)は、画像の
エッジ部分の鮮鋭度が強調され、図13(b)に示され
る画像(撮像信号)を得ることができる。
【0069】ところが、図14(a)に示されるような
撮像信号の大きさにおける変化が少ない平坦な画像の場
合には、図14(b)に示されるように、鮮鋭度を強調
しても平坦な画像となるが、図15(a)に示されるよ
うに上記のような平坦な画像にノイズが含まれる場合に
は、図15(b)に示されるように、該ノイズが強調さ
れてしまう。そこで、コアリングと呼ばれる処理が実行
される。
【0070】この処理は、まずアパーチャレベルAPを
注目画素の撮像信号レベルDとその前後における画素
の撮像信号レベルD−1,Dとにより次式(13)に
より求める。 AP=−D−1+2D−D (13) そして、上式(13)により求められたアパーチャレベ
ルAPの絶対値が設定されたコアリングレベルCより小
さい場合には、該注目画素にアパーチャレベルAPを加
算せず、アパーチャレベルAPの絶対値が設定されたコ
アリングレベルC以上である場合には、該注目画素にア
パーチャレベルAPを加算するという処理を実行する。
【0071】これより、図16に示されるように、アパ
ーチャレベルAPがコアリングレベルCより小さい平坦
部などでは撮像信号レベルの増加分Daは0とされてノ
イズの強調が回避されると共に、アパーチャレベルAP
がコアリングレベルCより大きくなるエッジ部では該増
加分DaがアパーチャレベルAPに比例するものとされ
るため、いわゆる画像のエッジ強調が実現できる。な
お、エッジ部にノイズ成分が含まれていても信号変化が
大きいため、該ノイズが目立つことはない。
【0072】つまり、上記のような処理では、アパーチ
ャレベルAPを求めることによりノイズレベルを把握し
て、撮像信号が設定されたコアリングレベル以下におい
て変化する場合は鮮鋭度を強調せず、コアリングレベル
以上変化する場合に鮮鋭度を強調する。
【0073】しかしながら、一般的に該ノイズはランダ
ムノイズと非ランダムノイズにわけられると共に、該ノ
イズは一定でなく、ノイズの大きさも撮像信号の大きさ
に依存するものと依存しないものとがある。
【0074】そして、広ダイナミックレンジの画像を作
成する場合には、異なる露光量の下で撮像することによ
り得られた信号を合成する必要がある。つまり、異なる
露光量の信号を合成した合成画像に対し、単に従来の方
法によるアパーチャ処理を行った場合には適正なコアリ
ング処理を実行することができない。
【0075】換言すれば、第一の露光量で撮像された標
準画像情報と、第一の露光量に対して1/Kの露光量で
撮像された非標準画像情報とを合成する場合には、上記
のように非標準画像情報をK倍して正規化した後に合成
する。そして、この後に従来のアパーチャ処理を行った
場合には、n0+n(Sa)により求められる標準画像
情報のノイズレベルと、K×n0+K×n(Sa/K)
により求められる正規化された非標準画像情報のノイズ
レベルとが同じコアリングレベルの下で鮮鋭度が強調さ
れる。
【0076】そして、K>1とした場合にはn0+n
(Sa)< K×n0+K×n(Sa/K )となるた
め、標準画像情報のノイズレベルに応じてコアリングレ
ベルを設定すると、正規化された非標準画像情報のノイ
ズレベルが該コアリングレベルより大きくなる場合に
は、非標準画像情報におけるノイズが強調されてしま
う。
【0077】そこで、本発明の実施の形態1に係る画像
処理装置においては、該合成に先立って鮮鋭度強調部8
により鮮鋭度を強調する方法が採用される。
【0078】図16は、本実施の形態1に係る鮮鋭度強
調部8の構成を示すブロック図である。図16に示され
るように、鮮鋭度強調部8は色処理部81とアパーチャ
処理部82とを含む。ここで、色処理部81には撮像部
5から撮像信号(撮像情報)が供給され、アパーチャ処
理部82には色処理部81からRGB情報が供給され
る。そして、アパーチャ処理部82で処理された信号は
合成部9に供給される。
【0079】ところで一般的に、撮像部5でカラー情報
を得る場合には、図21に示されるようにRGB成分毎
に異なる分光感度による光電変換を行うため、図20に
示されるようなCCD等の上にRGB成分を選択的に透
過するカラーフィルタを備えた固体撮像素子が使用され
る。
【0080】そして、このような撮像素子を用いること
により得られた信号は、図18に示されるような画素毎
に対応したデジタル情報とされる。そして、図17に示
された色処理部81は、該デジタル情報に対して色処理
と呼ばれる補間処理を施し、図19に示されるようなR
GB成分毎の3プレーンの情報を作成する。ここで、図
19(a)は画素毎のR成分のみを示す情報(Rプレー
ン)を表し、図19(b)は画素毎のG成分のみを示す
情報(Gプレーン)を表し、図19(c)は画素毎のB
成分のみを示す情報(Bプレーン)を表す。
【0081】そして次に、図17に示されたアパーチャ
処理部82は、作成されたRGB情報に対して上記のよ
うなアパーチャ補正を施す。ここで、複数の異なる露光
量の下で撮像された複数の撮像情報をそれぞれ色処理
し、得られた複数のRGB情報のそれぞれにアパーチャ
処理を施す。なお、該色処理は従来の方法を採用しても
良く、例えば注目画素の撮像情報がR成分のみである時
は、G成分及びB成分については、周囲の画素における
G成分及びB成分から補間的に求めることができる。ま
た、作成された複数のRGB情報の各プレーンに対し
て、上記アパーチャ補正が施される。
【0082】そして、合成部9は、例えば異なる露光量
の下で2回撮像することにより得られた撮像信号に基づ
いて広ダイナミックレンジ画像を作成する場合、第一の
露光量で撮像され鮮鋭度の強調された標準画像情報と、
第一の露光量に対して1/Kの露光量で撮像され鮮鋭度
の強調された非標準画像情報とを合成する場合、上記の
ように非標準画像情報を正規化するためにK倍して合成
する。
【0083】従来のように、ただ単に複数の画像情報を
合成した後に鮮鋭度を強調する場合は、一定のコアリン
グレベルを設定した後に鮮鋭度を強調するので、上記の
ように適切に鮮鋭度を強調することができないが、この
ように鮮鋭度の強調を画像合成に先立って行えば、n0
+n(Sa)により求められる標準画像情報のノイズレ
ベルとn0+n(Sa/K)により求められる正規化さ
れる前の非標準画像情報のノイズレベルとは同じコアリ
ングレベルで鮮鋭度が強調され、一般にn0+n(S
a)> n0+n(Sa/K )という関係が成立するの
で、非標準画像情報のノイズが強調されることがない。
【0084】また、より厳密には信号レベルに合わせて
コアリングレベルを設定する事でより適切に鮮鋭度を強
調できる。つまり、図22に示されるように、実際に撮
像部5から出力される信号のレベルLに応じてコアリン
グレベルCを変化させることにより、適切に鮮鋭度を強
調することができる。ここで、該出力信号の大きさに依
存しないノイズレベルn0により決定されるコアリング
レベルをC0とし、該出力信号の大きさに依存するノイ
ズレベルn(S)により経験的に設定される関数をfc
(L)とすれば、コアリングレベルCは次式(14)に
より示される。 C=C0+fc(L) (14) また、アパーチャレベルAPは注目画素の撮像信号D
とその前後の画素の撮像信号D−1,Dより決定され
るので、各画素に対応する出力信号のレベルLを(2×
+D−1+D)/4により算出された値としても
良いし、代表値として撮像信号Dを利用することもで
きる。
【0085】次に、合成される撮像信号のノイズの大き
さを減らす上記第二のアプローチについて説明する。異
なる露光量の下で撮像することにより得られた情報を合
成する場合には、標準画像に対し非標準画像が1/Kの
露光量の下で撮像された場合、 K>1のときには上記
のようにn0+n(Sa)< K×n0+K×n(Sa/
K )となってしまう。
【0086】そこで、固定パターンノイズなどの非ラン
ダムノイズについては、該ノイズ成分をCCDの画素毎
に記録し、記録された該ノイズ成分の値に応じて補正す
ることができるが、ランダムノイズに対しては除去する
ことができない。
【0087】ここで、標準画像のランダムノイズをn0
+n(Sa)、正規化されたランダムノイズをK×n0
+K×n(Sa/K )とした場合、一定の露光量でm
回撮像することにより得られた撮像信号を画素毎に平均
した値はSa+(n0+n(Sa))/m1/2とな
り、ノイズ成分は1/m1/2となる。同様に、1/K
の露光量でn回撮像することにより得られた撮像信号を
画素ごとに平均した値はSa+(K×n0+K×n(S
a/K ))/n1/2となりノイズ成分は1/n
/2になる。
【0088】そこで、双方のノイズが同じになる条件
は、次式(15)により示される。 (n0+n(Sa))/m1/2=(K×n0+K×n(Sa/K ))/n1/ …(15) そして、式(15)より次の式(16)の関係が成立する。 m/n=(K×n0+K×n(Sa/K ))/(n0+n(Sa)) …(16) ここで、上記のように撮像信号の大きさに依存するノイ
ズは光ショットノイズで、その大きさは光量の平方根に
比例するので次の式(17)の関係が成立する。 m/n=(K×n0+K1/2×n(Sa ))/(n0+n(Sa)) …(17) 従って、露光比Kが決まると、式(17)によりmとn
の比が決まる。つまり、露光比Kに応じてmとnの比を
決定することにより、標準画像と非標準画像のランダム
ノイズレベルを同じにすることができる。なお、以上の
ような撮像回数m及びnは、図2に示される画像処理C
PU15に含まれた合成部9により算出される。
【0089】以上が上記二つのアプローチの原理である
が、以下においては図1に示された本実施の形態1に係
る画像処理装置の構成及び動作について説明する。
【0090】図1に示されるように、撮像部5で生成さ
れた複数の撮像信号(撮像情報)が露光比検出部7と鮮
鋭度強調部8に入力される。そして、露光比検出部7は
上記露光比Kを検出し、鮮鋭度強調部8は上記のような
方法により鮮鋭度を強調する。
【0091】ここで、露光比検出部7による露光比検出
動作について説明する。露光比検出部7は、標準画像に
おける非飽和部分の撮像信号の平均値と、非標準画像の
対応部分における撮像信号の平均値を求め、これらの平
均値の比を求めることで露光比Kを検出することができ
る。
【0092】次に、合成部9は標準画像の中で飽和して
いない部分は標準画像を選択し、飽和している部分は露
光比検出部7により算出された露光比Kを非標準画像に
乗じた上でこれを選択する。そして、このような処理を
画素ごとに行うことにより広ダイナミックレンジ画像を
作成することができる。
【0093】また、一定の露光量でm回撮像することに
より得られた画像と、異なる露光量の下でn回撮像した
画像とにより広ダイナミックレンジ画像を作成する場合
には、図1に示されるスイッチング部SWを制御信号に
より切り換えることにより、撮像部5で生成された撮像
信号を平均化部6へ供給する。そして、平均化部6は、
複数の撮像情報において画素ごとに平均を求め、平均画
像を作成する。
【0094】そして、上記のような一連の画像処理は、
図2に示された画像処理CPU15などを用いて実行さ
れる。すなわち、図2に示された画像処理装置は、被写
体像を形成するためのレンズ11と、被写体像を光電変
換する撮像素子3と、撮像素子3により得られた撮像信
号を増幅する増幅器(AGC)12とサンプルホールド
回路(CDS)13及びA/D変換器14からなるアナ
ログ回路と、量子化された情報をデジタル処理する画像
処理CPU15と、画像を一時的に保存する画像処理用
のRAM16と、作成された画像を記録しておくための
カードRAM17を含む。
【0095】以下において、本実施の形態1に係る画像
処理装置の動作を、図23のフローチャートを参照しつ
つ説明する。まずステップS1では、撮像部5に含まれ
た撮像素子3が、異なる露光量下の撮像により複数の撮
像信号(撮像情報)を生成し、RAM16は該撮像信号
を保存する。
【0096】次に、ステップS2では、画像処理CPU
15に含まれた露光比検出部7が、非飽和部分の平均値
の比に応じて、RAM16に保存された複数の画像間に
おける露光比を算出する。そして、ステップS3では、
画像処理CPU15が、画像の鮮鋭度を強調するための
色補間処理を実行する。そして、この色補間処理におい
ては、図18に示されるような画素毎に対応したデジタ
ル情報に基づいて、RGB成分毎に図19に示されたR
GB画像を作成する。
【0097】次に、ステップS4において、画像処理C
PU15に含まれた鮮鋭度強調部8は、上記のようにコ
アリングレベルを撮像信号(撮像情報)に基づいて決定
し、鮮鋭度を強調する。そして、ステップS5では、画
像処理CPU15に含まれた合成部9が、標準画像の非
飽和部分については一画素単位で該標準画像を選択し、
該標準画像の飽和部分では露光比検出部7で検出された
露光比を非標準画像に乗じることによって正規化された
非標準画像を一画素単位で選択することにより合成画像
を作成する。
【0098】以上のような動作により、本実施の形態1
に係る画像処理装置によれば、撮像された複数の画像に
おける露光比に応じて適切なコアリングレベルを設定し
て鮮鋭度を強調した後、鮮鋭度が強調された該複数の撮
像画像を合成することにより、良好な広ダイナミックレ
ンジ画像を生成することができる。
【0099】[実施の形態2]上記実施の形態1に係る
画像処理装置10は、画像の合成に先立って合成対象と
する各画像の鮮鋭度を強調するものであったが、合成後
に鮮鋭度を強調することも考えられる。以下において
は、該画像の合成後に鮮鋭度を強調する実施の形態2に
係る画像処理装置を説明する。
【0100】図24に示されるように、実施の形態2に
係る画像処理装置20は、図1に示された実施の形態1
に係る画像処理装置10と同様な構成を有するが、合成
部9がスイッチング部SW及び露光比検出部7に接続さ
れ、鮮鋭度強調部8が合成部9に接続される点で相違す
るものである。
【0101】図24に示された画像処理装置20におい
ては、まず撮像部5により生成された複数の撮像情報は
合成部9に供給され合成される。ここで、合成部9は標
準画像の中で撮像信号が飽和していない場合(しきい値
より小さい場合)は標準画像を選択し、飽和している場
合(しきい値より大きい場合)は露光比検出部7により
検出された露光比Kを非標準画像に乗じてこれを選択す
る。そして、このような処理を画素ごとに行うことによ
り広ダイナミックレンジ画像を作成する。
【0102】そして、鮮鋭度強調部8は、図25に示さ
れるように、合成処理部9に接続された色処理部81
と、色処理部81に接続されたアパーチャ処理部82と
を含み、合成された情報に対し色処理部81において上
記実施の形態1と同様な色処理を行う。
【0103】さらに、図26(a)及び図26(b)に
示された第一及び第二の撮像信号を合成することによっ
て得られた図26(c)に示される信号から、図26
(d)乃至図26(f)に示されるように、RGB成分
毎に計3プレーンのRGB情報を作成し、作成された該
RGB情報に対してアパーチャ処理を行う。
【0104】ここで、上記のように、単に画像を合成し
た後に鮮鋭度を強調するアパーチャ補正を行うと、K倍
された非標準画像情報部分ではノイズレベルに対して適
切なコアリングレベルの設定ができないという問題があ
る。
【0105】そこで、鮮鋭度を強調するに当たり合成さ
れた画像がどの画像から作成されたかを調べる必要があ
る。ところが、上記色処理では複数の画像情報からRG
B情報を作成するため、強調される情報は標準画像情報
と非標準画像情報が混合されたものとなる。
【0106】つまり、図28に示されるように、注目画
素30がB成分の信号を検出する場合には、不足するR
成分及びG成分を周囲の画素より補間する。そして、こ
の場合例えば、注目画素30のG成分は、該注目画素3
0に隣接しG成分の信号を検出する四つの画素で得られ
た信号の平均を求めることにより補間する。
【0107】ここで、周囲の画素で検出されたG成分
が、標準画像の一部を構成するものか非標準画像の一部
を構成するものかに応じ、あるいは両画像の混合比に応
じて、コアリングレベルを適切に設定する必要がある。
【0108】そして仮に、該補間のため使用する注目画
素30の周囲に配置された画素がすべて標準画像の場合
はそれぞれのノイズレベルはn0+n(Sa)となり、
すべて正規化された非標準画像の場合はそれぞれのノイ
ズレベルはK×n0+K×n(Sa/K)となるため、
これらのノイズレベルに対応してコアリングレベルを設
定する必要がある。
【0109】しかしながら、該混合比をそれぞれの画素
毎に記録しておくためには、RGB成分ごとの計3つの
プレーンについて該混合比をそれぞれ記録しておく必要
があるため、実施化は容易ではない。そこで、本実施の
形態2に係る画像処理装置では、該混合比を予測してコ
アリングレベルを設定する。以下において、該コアリン
グレベルの設定方法を説明する。
【0110】図29に示されるように、グラフG1によ
り示される標準画像情報と、グラフG3により示される
正規化された非標準画像情報との間で、いずれの情報を
使用するかを決定するためのレベルをしきい値Thとす
る。
【0111】そして、標準画像の情報がしきい値Thよ
り小さいときは、合成画像情報として標準画像の情報を
採用し、標準画像の情報がしきい値Thより大きいとき
は合成画像情報として正規化された非標準画像の情報を
採用する。このとき、図28に示された注目画素30に
おいて得られるB成分は単一の情報から作成され、例え
ばB成分がしきい値Thより小さい場合には、B成分は
標準画像の情報とされる。
【0112】また、注目画素30の周囲の画素から補間
されるG成分またはR成分については、該G成分がしき
い値Thに比べかなり小さい値をとる場合には、標準画
像のみで補間された情報である可能性が高く、逆に該G
成分がしきい値Thに比べかなり大きな値をとる場合に
は、非標準画像の情報のみで補間された情報である可能
性が高い。
【0113】また、アパーチャ補正におけるコアリング
処理は、画像中において撮像信号の変化の少ない平坦部
分ではノイズを目立たせないことを目的としており、周
囲画素との差が小さいときにコアリングの値が問題とな
る。
【0114】つまり、この場合は注目画素30の周囲に
おける画素値(撮像信号の大きさ)は近似した値である
ため、仮にノイズを含まない信号レベルがしきい値Th
である場合には、周囲の画素に対応する情報がすべて標
準画像情報のときには、該周囲の画素に対応する情報に
n0+n(Th)により求められるノイズが含まれる。
【0115】一方、n0+n(Sa)の平均値が算出さ
れると共に、n0+n(Sa)の最大値をNnとした場
合、該周囲の画素に対応する情報がすべて標準画像情報
であるときの最小値は(Th−Nn)となる。
【0116】また、該周囲の画素に対応する情報がすべ
て正規化された非標準画像情報のときは、K×n0+K
×n(Th/K )により求められるノイズが含まれ、
K×n0+K×n(Th/K )の平均値が求められる。
そして、K×n0+K×n(Th/K )により求められ
るノイズ量の最大値をNkとした場合、周囲画素に対応
する情報がすべて正規化された非標準画像情報であると
きの最大値は(Th+Nk)となる。
【0117】ここで、図27に示されるように、標準画
像に対して設定されるコアリングレベルをCn、正規化
された非標準画像に対して設定されるコアリングレベル
をCkとした場合、作成された撮像信号のレベルを基に
混合比を予測しコアリングレベルを決定する。
【0118】すなわち、作成された撮像信号の値が(T
h−Nn)より小さい領域A1に含まれるときは標準画
像に対して設定されたコアリングレベルCnの下で鮮鋭
度を強調し、(Th+Nk)より大きい領域A3に含ま
れるときは正規化された非標準画像に対して設定された
コアリングレベルCkの下で鮮鋭度を強調すれば良い。
そして、作成された撮像信号の値が(Th−Nn)と
(Th+Nk)の間における領域A2に含まれる場合に
は、コアリングレベルCnとコアリングレベルCkを所
定比で内分することにより求められる混合コアリングレ
ベルの下で鮮鋭度が強調される。なお、Nn及びNkの値
はそれぞれ、n0+n(Th)及びK×n0+K×n(T
h/K )が取り得る最大値から決定すれば良い。
【0119】そして、上記のような色処理において混合
比を予測する方法を採用することにより、合成画像がい
ずれの画像により作成されたかを記録しておく必要が無
くなる。
【0120】なお、このような方法においても、図22
に示されるように、実際の出力信号レベルLに応じてコ
アリングレベルCを変化させるようにしても良い。そし
て、この場合にはまず、撮像信号のレベルに応じて図3
0に示されるようにコアリングレベルを決定すれば良
い。すなわち、撮像信号が該標準画像のみからなり該撮
像信号のレベルが領域A1に含まれる場合には、撮像信
号の関数として求められる標準コアリングレベルを設定
し、撮像信号が色処理により混合され領域A2に含まれ
る場合は同じく撮像信号の関数として求められる混合コ
アリングレベルを設定し、正規化された非標準画像から
作成された可能性が高く領域A3に含まれる場合には撮
像信号の関数として求められる非標準コアリングレベル
を設定するよう切り替えれば良い。
【0121】また、以上の説明においては、画像の合成
に先立って鮮鋭度を強調する実施の形態1に係る場合
と、画像の合成後に鮮鋭度を強調する実施の形態2に係
る場合の両者において、標準画像と非標準画像のいずれ
かを一定のしきい値Thを基準として選択することによ
り単純に合成する方法を述べたが、合成画像において標
準画像と非標準画像の切り替わり部分(つなぎ部分)が
目立たないよう、従来のように少しずつ混合比を変化さ
せる方法を併用しても良い。
【0122】すなわち、図31に示されるように、例え
ば標準画像を形成する撮像信号の値がしきい値Th0以
下である場合は標準画像のみで、しきい値Th0からし
きい値Th1までの値に対しては撮像信号の値の一次関
数として一義的に決定される混合比により合成し、しき
い値Th1以上である場合には非標準画像のみを用いて
合成画像を生成する方法を採用しても良い。
【0123】この場合、画像合成後に鮮鋭度を強調する
本実施の形態2に係る画像処理装置では、上記のように
混合比を変更しながら合成した後、得られた合成画像情
報の値により混合比と色処理による混合比を同時に予測
し、コアリングレベルを決定すれば良い。
【0124】つまり、図32に示されるように撮像信号
の値がしきい値(Th0−Nn)以下の場合は標準画像に
対して設定されるコアリングレベルの下で、撮像信号の
値がしきい値(Th1+Nk)以上である場合は正規化
された非標準画像に対して設定されるコアリングレベル
の下でそれぞれ鮮鋭度を強調し、しきい値(Th0−N
n)としきい値(Th1+Nk)の間の大きさとなる場合
は該混合比と該混合比に基づいてコアリングレベルを設
定すれば良い。
【0125】次に、本実施の形態2に係る画像処理装置
の動作を、図33に示されたフローチャートを参照しつ
つ説明する。図33に示されるように、まずステップS
1では、撮像素子を含む撮像部5が異なる露光量の下で
複数回撮像することにより複数の撮像情報を得る。そし
て、該撮像情報を画像処理用のRAM16に保存する。
【0126】次にステップS2では、露光比検出部7
は、RAM16に保存された複数の画像間における露光
比を、上記のように画像の非飽和部分における撮像信号
の平均値の比によって算出する。
【0127】そして、ステップS3では、上記のように
合成部9が標準画像における非飽和部分に対して標準画
像を画素単位で選択し、飽和部分に対しては露光比検出
部7により検出された露光比Kを非標準画像に乗ずるこ
とによって正規化された非標準画像を選択することによ
って、合成画像を作成する。
【0128】ステップS4では、ステップS3において
得られた合成画像の鮮鋭度を強調するため、鮮鋭度強調
部8に含まれた色処理部81が色補間処理を実行し、図
18に示された情報に色処理を施すことによって、図1
9に示されたRGB成分毎のプレーン画像を作成する。
【0129】次に、ステップS5では、鮮鋭度強調部8
に含まれたアパーチャ処理部82は、上記のように画像
情報に基づいて混合比を予測してコアリングレベルを決
定した上で鮮鋭度を強調し、動作を終了する。
【0130】以上より、本発明の実施の形態2に係る画
像処理装置によっても、ノイズの目立たない広ダイナミ
ックレンジ画像を生成することができる。
【発明の効果】上述のごとく、本発明に係る画像処理装
置によれば、複数の撮像信号における露光比によらず、
適切な合成画像を得ることができるため、ダイナミック
レンジが広く鮮明な画像を得ることができる。
【0131】また、鮮鋭度強調手段は、撮像信号の大き
さに応じたノイズレベルに基づいて、撮像信号の鮮鋭度
を強調するものとすれば、不必要なノイズの増幅を回避
することができるため、ノイズの少ない画像を得ること
ができる。
【0132】また、本発明に係る画像処理装置によれ
ば、合成画像における混合比により鮮鋭度を強調するた
め、容易かつ適切に合成画像の鮮鋭度を強調することが
できるため、ダイナミックレンジが広く鮮明な画像を容
易に得ることができる。
【0133】また、鮮鋭度強調手段は、合成画像及び露
光比に応じたノイズレベルに基づいて合成画像の鮮鋭度
を強調するものとすれば、ノイズを増幅させることなく
合成画像の鮮鋭度を強調することができるため、より質
の高い画像を得ることができる。
【0134】また、複数の撮像信号を画素毎に平均して
平均撮像信号を生成する平均化手段をさらに備え、画像
合成手段は、複数の平均撮像信号を合成することとすれ
ば、ランダムに発生するノイズを抑制することができる
ため、得られる画像の質をさらに高めることができる。
【0135】また、所定の露光量下において撮像手段が
被写体を撮像する回数を、露光比に応じて決定する撮像
回数決定手段をさらに備えることとすれば、ランダムに
発生するノイズの影響を抑制した画像を効率的に得るこ
とができるため、ダイナミックレンジが広くノイズの少
ない画像を低コストで作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1に係る画像処理装置の構
成を示すブロック図である。
【図2】図1に示された画像処理装置の構成を示す図で
ある。
【図3】図1に示された撮像部の第一の構成例を示す図
である。
【図4】図1に示された撮像部の第二の構成例を示す図
である。
【図5】図4に示された撮像部の動作を示すタイミング
チャートである。
【図6】図1に示された撮像部の動作特性を示すグラフ
である。
【図7】図1に示された撮像部の動作を説明する図であ
る。
【図8】図1に示された画像処理装置において生じるノ
イズを分類した図である。
【図9】図1に示された撮像部で生成される信号におけ
るS/N比の特性を示すグラフである。
【図10】図1に示された撮像部において生成される撮
像信号の被写体輝度に対する関数を示すグラフである。
【図11】図1に示された画像処理装置の動作を説明す
る第一のグラフである。
【図12】図1に示された画像処理装置の動作を説明す
る第二のグラフである。
【図13】図1に示された鮮鋭度強調部の動作を説明す
る第一のグラフである。
【図14】図1に示された鮮鋭度強調部の動作を説明す
る第二のグラフである。
【図15】図1に示された鮮鋭度強調部の動作を説明す
る第三のグラフである。
【図16】図1に示された鮮鋭度強調部によるコアリン
グレベルの設定を説明する図である。
【図17】図1に示された鮮鋭度強調部の構成を示すブ
ロック図である。
【図18】図17に示された鮮鋭度強調部の動作を説明
する第一の図である。
【図19】図17に示された鮮鋭度強調部の動作を説明
する第二の図である。
【図20】実施の形態1に係る撮像素子に備えられたカ
ラーフィルタを示す図である。
【図21】図20に示されたカラーフィルタを用いたと
きに得られる感度の波長による変化を示すグラフであ
る。
【図22】図1に示された鮮鋭度強調部の動作を説明す
る第四のグラフである。
【図23】本発明の実施の形態1に係る画像処理装置の
動作を示すフローチャートである。
【図24】本発明の実施の形態2に係る画像処理装置の
構成を示すブロック図である。
【図25】図24に示された鮮鋭度強調部の構成を示す
図である。
【図26】図25に示された鮮鋭度強調部の動作を説明
する図である。
【図27】図24に示された鮮鋭度強調部の動作を説明
する第一のグラフである。
【図28】図24に示された鮮鋭度強調部の動作を説明
する図である。
【図29】図24に示された合成部の動作を説明する第
一のグラフである。
【図30】図24に示された鮮鋭度強調部の動作を説明
する第二のグラフである。
【図31】図24に示された合成部の動作を説明する第
二のグラフである。
【図32】図24に示された鮮鋭度強調部の動作を説明
する第三のグラフである。
【図33】本発明の実施の形態2に係る画像処理装置の
動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1,11 レンズ(撮影光学系) 2 デバイダ(被写体像分割器) 3,4 撮像素子 5 撮像部 6 平均化部 7 露光比検出部 8 鮮鋭度強調部 9 合成部 10,20 画像処理装置 12 増幅器(AGC) 13 サンプルホールド回路(CDS) 14 A/D変換器 15 画像処理CPU 16 ランダムアクセスメモリ(RAM) 17 カードRAM 81 色処理部 82 アパーチャ処理部 SW スイッチング部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被写体を撮像して撮像信号を生成する撮
    像手段を含む画像処理装置であって、 前記撮像信号の鮮鋭度を強調する鮮鋭度強調手段と、 前記撮像信号に基づいて、複数の前記撮像における露光
    比を検出する露光比検出手段と、 前記鮮鋭度強調手段により鮮鋭度が強調された複数の前
    記撮像信号を、前記露光比に応じて合成する画像合成手
    段とを備えたことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 前記鮮鋭度強調手段は、前記撮像信号の
    大きさに応じたノイズレベルに基づいて、前記撮像信号
    の鮮鋭度を強調する請求項1に記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 被写体を撮像して撮像信号を生成する撮
    像手段を含む画像処理装置であって、 前記撮像信号に基づいて、複数の前記撮像における露光
    比を検出する露光比検出手段と、 複数の前記撮像信号を前記露光比に応じて合成して合成
    画像を生成する画像合成手段と、 前記合成画像に基づいて前記複数の撮像信号間の混合比
    を検出し、検出された前記混合比に応じて前記合成画像
    の鮮鋭度を強調する鮮鋭度強調手段とを備えたことを特
    徴とする画像処理装置。
  4. 【請求項4】 前記鮮鋭度強調手段は、前記合成画像及
    び前記露光比に応じたノイズレベルに基づいて前記合成
    画像の鮮鋭度を強調する請求項3に記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 前記撮像手段が前記被写体を所定の露光
    量下で複数回撮像することにより得られた複数の前記撮
    像信号を画素毎に平均して平均撮像信号を生成する平均
    化手段をさらに備え、 前記画像合成手段は、異なる前記露光量下で撮像された
    前記撮像信号に基づいて前記平均化手段により生成され
    た複数の前記平均撮像信号を合成する請求項1または3
    に記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 前記所定の露光量下において前記撮像手
    段が前記被写体を撮像する回数を、前記露光比に応じて
    決定する撮像回数決定手段をさらに備えた請求項5に記
    載の画像処理装置。
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