JP2002110976A - 半導体装置及び半導体装置の製造方法 - Google Patents
半導体装置及び半導体装置の製造方法Info
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Abstract
のを抑制し、所望の特性で以て動作可能な半導体装置を
提供する。 【解決手段】 基板1には溝2が形成されており、溝2
内に溝型素子分離を成すシリコン酸化膜9が埋め込まれ
ている。シリコン酸化膜9は基板1の主面1Sよりも落
ち込んだ形状を有さない。基板1の主面1S内にMOS
FETのしきい値電圧を制御するチャネル不純物層10
が形成されている。チャネル不純物層10はP型の層か
ら成る一方で、基板1よりも不純物濃度が高い。チャネ
ル不純物層10の第1部分10Aは溝2の開口端付近に
溝2の側面2Sに沿って形成されており、ソース・ドレ
イン層6内に、より具体的にはN+型層6B内に設けら
れている。チャネル不純物層10の第2部分10Bは第
1部分10Aよりも深い位置に形成されている。基板1
の主面1S上にゲート絶縁膜4及びゲート電極5が形成
されている。
Description
型の素子分離構造を有する半導体装置及びその製造方法
に関するものである。
個々の素子を完全に独立して制御するために、各素子間
の電気的な干渉を無くす必要がある。このため、半導体
集積回路では素子分離領域を有する素子分離構造が採用
されている。かかる素子分離構造の一つとして、トレン
チ分離法が広く知られており、数々の改良が提案されて
いる。
部に向けて溝(トレンチ)を形成し、その内部に誘電体
を充填することにより、各素子間を電気的に絶縁する方
法である。この方法はLOCOS法による素子分離構造
で見られるバーズビークがほとんど発生しない。このた
め、トレンチ分離法は、LOCOS法による素子分離構
造よりも形成に必要な基板表面上の面積が小さくて済む
ので、半導体集積回路の微細化を推進する上で好適な方
法である。従って、トレンチ分離法は、今後更に微細化
が進む半導体集積回路において不可欠な素子分離方法で
あると言える。
的な平面図(上面図)を示す。また、図23中のAP−
AP線及びBP−BP線における各(縦)断面図をそれ
ぞれ図24及び図25に示す。更に、図25中の一部を
図26に拡大して示す。なお、図23では図24〜図2
6中に図示される要素の一部の図示化を省略している。
101PはP型のシリコン単結晶基板(以下、単に「基
板」とも呼ぶ)1Pを備える。基板1Pの主面1SPか
ら基板1Pの内部に向けて溝2Pが形成されており、溝
2Pは素子分離領域AR2Pを形成する。
APが形成されており、シリコン酸化膜9AP上にシリ
コン酸化膜9BPが形成されている。このとき、溝2P
内はシリコン酸化膜9AP,9BP(以下、総称して
「シリコン酸化膜9P」とも呼ぶ)で充填されている。
シリコン酸化膜9Pはいわゆる溝型素子分離にあたる。
分離を成すシリコン酸化膜9Pは、溝2Pの開口端に沿
って、基板1Pの主面1SPよりも落ち込んだ形状(以
下「落ち込み」とも呼ぶ)9RPを有している。
R1P内にはNチャネル型の電界効果トランジスタ(N
MOSFET)が形成されている。詳細には、基板1P
の主面1SP上に活性領域AR1P(図23参照)を横
切ってゲート絶縁膜4Pが延在している。ゲート絶縁膜
4P上にポリシリコン膜5AP及びタングステンシリサ
イド膜5BPがこの順序で積層されており、かかるポリ
シリコン膜5AP及びタングステンシリサイド膜5BP
がゲート電極5Pを成す。なお、図25及び図26に示
すように、ゲート電極5Pはシリコン酸化膜9P上にも
当該シリコン酸化膜9Pを横切って延在しており、シリ
コン酸化膜9Pの落ち込み9RP内にもゲート電極5P
が配置されている。ゲート絶縁膜4P上にはゲート電極
5Pの側面に接してサイドウォール酸化膜41Pが形成
されている。
板1の主面1SP内にゲート電極5P下方のMOSFE
Tのチャネル領域を介して形成されている。ソース・ド
レイン層6PはN+型層6BP及びN-型層6APから成
り、N-型層6APはN+型層6BPよりも不純物濃度が
低く又チャネル領域側に形成されている。
ETのしきい値電圧を制御するチャネル不純物層10P
が形成されている。チャネル不純物層10Pは基板1P
と同じP型の層から成り、基板1Pよりも不純物濃度が
高い。チャネル不純物層10Pはチャネル領域よりも深
い領域に形成されており、チャネル不純物層10Pはそ
の全体が基板1Pの主面1SPに略平行な平面状に形成
されている。なお、チャネル不純物層10P及びソース
・ドレイン層6Pの各一部は基板1P内において互いに
形成領域を共有しており(重複しており)、より具体的
にはチャネル不純物層10Pはソース・ドレイン層6P
の底部に跨って形成されている。
7〜図31を参照しつつ半導体装置101Pの製造方法
を説明する。なお、図27〜図31は図24と同様に図
23中のAP−AP線における(縦)断面図である。
1SPを熱酸化してシリコン酸化膜7P(図27参照)
を形成する。続いて、シリコン酸化膜7P上にシリコン
窒化膜8P(図27参照)を形成する。
化膜8P上に素子分離領域となる領域以外を覆うレジス
ト(図示せず)を形成する。そして、当該レジストをマ
スクとする異方性エッチングによって、シリコン窒化膜
8P,シリコン酸化膜7P及び基板1Pの一部をエッチ
ングする。これにより、図27に示すように、シリコン
窒化膜8Pの露出表面から基板1Pの内部に至る溝2a
Pを形成する。そして、図28に示すように、溝2aP
の内面2SPを熱酸化してシリコン酸化膜9AaPを形
成し、続いて、HDP(high density plasma)−CV
D(chemical vapor deposition)法によって溝2aP
内を埋めるように基板1Pの主面1P側全面を覆ってシ
リコン酸化膜9BaPを堆積する。
するCMP(chemical mechanicalpolishing)法によっ
て、シリコン窒化膜8Pが露出するまでシリコン酸化膜
9BaPを研磨する(図29参照)。これにより、シリ
コン酸化膜9BaPの内で溝2aP内の部分がシリコン
酸化膜9BbPとして残る。
8Pを除去し、続いてフッ酸を用いてシリコン酸化膜7
Pを除去する(図30参照)。これにより、溝2aPの
内で基板1P内の部分である溝2Pが残る。なお、図3
0に示すように、かかるフッ酸処理時に、シリコン酸化
膜9AaP,9BbPに溝2Pの開口端に沿って上述の
落ち込み9RPが形成される。
ことにより再度シリコン酸化膜を形成する。そして、図
31に示すように、イオン注入法によってチャネル不純
物層10Pを形成する。次に、上記シリコン酸化膜をフ
ッ酸で除去する。このとき、シリコン酸化膜9AaP,
9BbPの一部もエッチングされて既述のシリコン酸化
膜9AP,9BPから成るシリコン酸化膜9Pが形成さ
れるが、かかるフッ酸処理時に上述の落ち込み9RPが
形成される又は大きくなる。
及びタングステンシリサイド膜を順次に形成し、これら
をパターニングしてゲート絶縁膜4P及びゲート電極5
P(共に図24及び図25を参照)を形成する。次に、
N-型層6APの形成のためのイオン注入,サイドウォ
ール酸化膜41Pの形成及びN+型層6BPの形成のた
めのイオン注入を順次に行うことにより、図23〜図2
5に示す半導体装置101Pが完成する。
従来の半導体装置101Pは溝型素子分離を成すシリコ
ン酸化膜9Pの開口端に落ち込み9RPを有している。
即ち、従来の半導体装置101Pの製造方法では、シリ
コン酸化膜7P及び当該シリコン酸化膜7Pの除去後に
再度形成したシリコン酸化膜をフッ酸で除去する際にシ
リコン酸化膜9AaP,9BbPの一部もエッチングさ
れてしまい(図29〜図31参照)、シリコン酸化膜9
Pに落ち込み9RPが形成されてしまう。
板1Pの主面1SPよりも低く形成されるので、落ち込
み9RPが無い場合と比較して、ゲート電極5Pの内で
落ち込み9RP内に形成された部分は溝2Pの側面に近
い。このため、ゲート電極5Pへの印加電圧による電界
が溝2Pの側面へないしは活性領域AR1Pへ及ぼす電
界Eが強くなる。換言すれば、電界Eが活性領域端に集
中する。
シャルを低下させるので、MOSFETの活性領域端に
おけるしきい値電圧はチャネル領域(の中央部)でのそ
れに比して低くなる。即ち、活性領域端に所望の(ない
しは設計の)電圧よりも低いしきい値電圧を有した寄生
MOSFET(ないしは寄生素子)が形成される。この
ため、動作時にはまず寄生MOSFETがONし、その
後に寄生MOSFET以外の部分がONする。その結
果、MOSFETの特性図である図32中の特性線βと
して示すように、所望のしきい値電圧よりも低い電圧に
おいてMOSFETのドレイン電流が流れ始めてしま
う。即ち、特性図においてハンプが観測される。
ネル幅が減少すると、上述の寄生MOSFETの存在
は、チャネル幅の減少と共にしきい値電圧が低くなると
いう逆ナローチャネル効果を発生させる。即ち、MOS
FETではかかる逆ナローチャネル効果によって所望の
しきい値電圧よりも低い電圧で電流が流れ始めてしま
う。
も、素子分離領域AR2P内に又はシリコン酸化膜9P
上に形成された各種の配線等からの電界は、シリコン酸
化膜9Pを介してないしは溝2Pの側面を介して活性領
域端のポテンシャルに影響を及ぼし、上述の寄生MOS
FETを形成しうる。
ンプや逆ナローチャネル効果はMOSFETのオフ電流
ないしはリーク電流の増加を招くので、半導体装置10
1Pの歩留まりを低下させてしまうという問題がある。
てLOCOSではかかる落ち込みが形成されないが、半
導体装置の更なる微細化を推進するためには溝型素子分
離構造が不可欠であることは既述の通りである。
であり、活性領域端に寄生素子が形成されるのを抑制
し、所望の特性で以て動作可能な半導体装置及びその製
造方法を提供することを主たる目的とする。
半導体装置は、主面を有し、所定の不純物濃度を有した
所定の導電型の半導体材料を含む基板と、前記基板の前
記主面から前記基板の内部へ向けて形成された溝と、前
記溝内に形成された、溝型素子分離を成す誘電体と、前
記基板の前記所定の導電型と同じ導電型及び前記基板の
前記所定の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有し、前
記基板の前記主面に対面して前記基板内に延在する第1
不純物層と、前記基板の前記所定の導電型とは反対の導
電型を有し、前記基板の前記主面内の一部に形成された
第2不純物層とを備え、前記第1不純物層は、第1部分
と、前記第1部分に連続し、前記基板の前記主面から前
記第1部分よりも深くに延在する第2部分とを含み、前
記第1不純物層の前記第1部分の一部が前記第2不純物
層内に形成されていることを特徴とする。
求項1に記載の半導体装置であって、前記第1不純物層
の前記第1部分は前記溝の側面に沿って設けられている
ことを特徴とする。
求項1又は2に記載の半導体装置であって、前記第1不
純物層の前記第1部分は前記基板内において前記溝の開
口端付近に設けられていることを特徴とする。
求項1乃至3のいずれかに記載の半導体装置であって、
前記第2不純物層と同じ導電型を有し、前記第2不純物
層に接することなく前記基板の前記主面内の他の一部に
形成された第3不純物層を更に備え、前記第1不純物層
の前記第1部分の内で前記一部とは異なる他の一部が前
記第3不純物層内に形成されており、前記半導体装置
は、前記第2不純物層及び前記第3不純物層をそれぞれ
ソース・ドレイン層として含む電界効果トランジスタを
更に備えることを特徴とする。
求項4に記載の半導体装置であって、前記電界効果トラ
ンジスタは、前記基板の前記主面上に形成されたゲート
絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜上及び前記誘電体上に延在
するゲート電極を更に含むことを特徴とする。
方法は、(a)所定の半導体材料を含むと共に所定の導
電型を有する基板を準備する工程と、(b)前記基板上
に前記所定の半導体材料の酸化物を含む酸化膜を所定の
膜厚に形成する工程と、(c)前記酸化膜上に前記所定
の半導体材料を含む半導体膜を形成する工程と、(d)
前記半導体膜,前記酸化膜及び前記基板の一部を順次に
エッチングして、前記半導体膜から前記基板の内部に至
る溝を形成する工程と、(e)前記基板及び前記半導体
膜の前記溝内において露出している各表面を酸化して、
前記酸化膜の前記溝に沿った端部を前記所定の膜厚より
も厚くする工程と、(f)前記工程(e)の後に、前記
酸化膜越しに前記所定の導電型と同じ導電型の不純物を
前記基板内に注入する工程と、を備えることを特徴とす
る。
方法は、請求項6に記載の半導体装置の製造方法であっ
て、前記工程(f)で注入された前記不純物が、前記酸
化膜の内で前記工程(e)で厚くなった前記端部と前記
基板との界面付近にピークを有して前記基板の深さ方向
に分布することを特徴とする。
方法は、請求項6又は7に記載の半導体装置の製造方法
であって、(g)前記工程(f)の後に、前記基板に対
して急速加熱アニールを施す工程を更に備えることを特
徴とする。
方法は、請求項6乃至8のいずれかに記載の半導体装置
の製造方法であって、(h)前記半導体膜を等方性エッ
チングして除去する工程を更に備えることを特徴とす
る。
態1に係る半導体装置101の模式的な平面図(上面
図)を示す。また、図1中のA1−A1線及びA2−A
2線における各(縦)断面図をそれぞれ図2及び図4に
示し、図2中の一部を図3に拡大して示す。また、図1
中のB1−B1線及びB2−B2線における各(縦)断
面図をそれぞれ図5及び図7に示し、図5中の一部を図
6に拡大して示す。なお、図1では、図面の煩雑化を避
けるために図2〜図7中に図示される要素の一部の図示
化を省略している一方で、後述のチャネル不純物層10
を模式的に図示している。
1は、例えばP型のシリコン単結晶よりなる半導体基板
(以下、単に「基板」とも呼ぶ)1を備える。基板1の
主面1Sから基板1の内部に向けて所定の深さの溝2が
形成されており、溝2は主面1Sにおける素子分離領域
AR2を規定する。
主面1S上の平面的な領域のみならず、主面1Sに垂直
な方向の3次元の領域、より具体的には基板1の厚さ方
向及び主面1S上方の両領域をも含むものとする。この
とき、基板1は、素子分離領域AR2とそれ以外の3次
元の領域である活性領域AR1との2つ領域に区画さ
れ、活性領域AR1は素子分離領域AR2に囲まれてい
る。
Bまでの距離、即ち溝2の深さは例えば100nm〜5
00nm程度である。
ち側面2S及び底面)上に当該内面に沿ってシリコン酸
化膜9Aが形成されており、シリコン酸化膜9A上に溝
2を埋め尽くすようにシリコン酸化膜9Bが形成されて
いる。これにより、溝2内はシリコン酸化膜9A,9B
(以下、総称して「シリコン酸化膜(誘電体)9」とも
呼ぶ)で充填されている。シリコン酸化膜9はいわゆる
溝型素子分離にあたる。なお、シリコン酸化膜9は基板
1の主面1S以上の高さレベルまで設けられており、主
面1Sよりも落ち込んだ形状を有さない。
1内に形成されたNチャネル型の電界効果トランジスタ
(NMOSFET)を備える。
AR1(図1参照)の略中央を横切ってゲート絶縁膜4
が延在している。ゲート絶縁膜4は例えば厚さ3nm〜
7nm程度のシリコン酸化膜から成る。なお、図5及び
図6に示すように、ゲート絶縁膜4の延在方向における
各端部はシリコン酸化膜9(又は9A)に接しており、
ゲート絶縁膜4とシリコン酸化膜9とは互いに結合して
一体化している。
m程度のポリシリコン膜5A及び厚さ50nm〜100
nm程度のタングステンシリサイド膜5Bがこの順序で
積層されており、かかるポリシリコン膜5A及びタング
ステンシリサイド膜5Bがゲート電極5を成す。なお、
図1及び図5に示すように、ゲート電極5はシリコン酸
化膜9上にも当該シリコン酸化膜9を横切って延在して
いる。更に、ゲート絶縁膜4上にはゲート電極5の側面
に接してサイドウォール酸化膜41が形成されている。
で区画された各領域内にそれぞれ基板1とは反対の導電
型であるN型のソース・ドレイン層(ないしは第2及び
第3不純物層)6が形成されている。詳細には、各ソー
ス・ドレイン層6はそれぞれ溝2に接して基板1の主面
1S内の一部に形成されており、2つのソース・ドレイ
ン層6は互いに接することなくゲート電極5下方のMO
SFETのチャネル領域を介して配置されている。
はそれぞれN型のN+型層6B及び当該N+型層6Bより
も不純物濃度が低いN-型層6Aから成る。このとき、
N+型層6Bは基板1の主面1S内においてゲート絶縁
膜4の端部直下付近からゲート絶縁膜4とは反対側へ延
在し、シリコン酸化膜9Aないしは溝2まで至る。ま
た、N-型層6Aはそれぞれ基板1の主面1S内におい
てN+型層6Bに接し、ゲート電極5とサイドウォール
酸化膜41との界面の下方付近まで延在している。ま
た、N+型層6BはN-型層6Aよりも主面1Sから深く
まで形成されている。なお、N-型層6AはいわゆるL
DD(Lightly Doped Drain)層にあたる。
のしきい値電圧を制御するチャネル不純物層(ないしは
第1不純物層)10が形成されている。チャネル不純物
層10は基板1と同じP型の層から成る一方で、基板1
よりも不純物濃度が高い。図1〜図7に示すように、チ
ャネル不純物層10はその全体が溝2の底部2Bの深さ
レベルと基板1の主面1Sとの間の深さに形成されてい
る。そして、チャネル不純物層10は第1部分10A及
び第2部分10Bを含み、全体として基板1の主面1S
に対面して延在している。なお、チャネル不純物層10
の端部ないしは周縁部(後述の第1部分10Aにあた
る)は溝2に接している。また、チャネル不純物層10
及びソース・ドレイン層6の各一部は基板1内において
互いに形成領域を共有している(重複している)。
物層10の内で溝2の側面2Sに接して当該側面2Sに
沿う部分にあたる。特に、第1部分10Aは基板1内に
おいて溝2の開口端付近ないしは主面1S付近に形成さ
れており、図4及び図7に示すように各N+型層6B内
に(従って、各ソース・ドレイン層6内に)それぞれ第
1部分10Aの一部が設けられている。より具体的に
は、後述の図20に示すように、第1部分10A及びソ
ース・ドレイン層6の不純物濃度分布の両ピークが、基
板1とソース・ドレイン層6との接合面に対して同じ側
に設定されている。
10の内で第1部分10A以外の部分ないしは中央部に
あたる。即ち、第2部分10Bは第1部分10Aに連続
して形成され、基板1の主面1Sに略平行な平面状に形
成されている。
るMOSFETのしきい値電圧が従来の半導体装置10
1Pと同じ場合を説明する。このため、MOSFETの
チャネル領域下方に配置されるチャネル不純物層10の
第2部分10Bは、従来の半導体装置101P(図24
及び図25を参照)のチャネル不純物層10Pと同程度
の深さに形成されている。
ル不純物層10の第1部分10Aは第2部分10Bより
も浅い位置に(基板1の主面1S側に)形成されてお
り、従来の半導体装置101Pのチャネル不純物層10
Pよりも浅い位置に形成されている。逆に言えば、第2
部分10Bは第1部分10Aよりも主面1Sから深くに
形成されている。
2の底部2B付近にチャネルカット不純物層が形成され
ており、又、当該チャネルカット不純物層及びチャネル
不純物層10よりも深い領域にウエル不純物層が形成さ
れている。
参照しつつ半導体装置101の製造方法を説明する。な
お、図8〜図16及び図18は図2と同様に図1中のA
1−A1線における(縦)断面図であり、又、図11は
図10の一部拡大図である。図17は後述のイオン注入
工程における注入条件を説明するための模式図である。
基板1の主面1S全体を熱酸化してシリコン酸化膜(な
いしは酸化膜)7を5nm〜30nm程度形成する。続
いて、シリコン酸化膜7の露出表面上に、(基板1と同
じ半導体材料であるシリコンから成る)シリコン膜(な
いしは半導体膜)11を10nm〜50nm程度形成す
る。シリコン膜11は例えばポリシリコンやアモルファ
ス・シリコン等の非単結晶から成る。なお、シリコン膜
11はドーピングされても良いし又されていなくても良
い。更に、シリコン膜11の露出表面上にシリコン窒化
膜8を100nm〜300nm程度形成する。
化膜8の露出表面上に素子分離領域AR2となる領域以
外を覆うレジスト(図示せず)を形成する。そして、当
該レジストをマスクとする異方性エッチングによって、
シリコン窒化膜8,シリコン膜11,シリコン酸化膜7
及び基板1の一部(主面1Sから例えば100nm〜5
00nm程度の深さ)をエッチングする。これにより、
図9に示すように、シリコン窒化膜8の上記露出表面か
ら基板1の内部に至る溝2a(既述の図2に示す溝2を
含んでいる)を形成する。
面(既述の溝2の内面にあたる)及びシリコン膜11の
露出表面11Sを熱酸化法やプラズマ酸化法等を用いて
酸化して、図10及び図11に示すようにシリコン酸化
膜9Aaを形成する。なお、シリコン酸化膜9Aaはシ
リコン酸化膜7の溝2aに沿った端部と結合して一体化
しており、図11では両シリコン酸化膜9Aa,7の境
界を破線BL1で模式的に示している。
主面1S上に形成されているシリコン酸化膜7の溝2a
に沿った端部はいわゆるバーズビークと同様の形状に変
化し、形成当初よりも厚くなる。このため、かかる酸化
工程後のシリコン酸化膜7は、基板1の主面1S上の
(a)上述のバーズビーク状の端部ないしは厚い部分7
A及び(b)当該厚い部分7A以外の部分である薄い部
分7Bを含んで成る。薄い部分7Bの膜厚は形成当初と
大略等しい。なお、図11では、厚い部分7Aと薄い部
分7Bとの境界を破線BL2で模式的に示している。
gh density plasma)−CVD(chemical vapor deposi
tion)法によって、溝2a内を埋めるように基板1の主
面1側全面を覆ってシリコン酸化膜9Baを堆積する。
シリコン酸化膜9Baは例えば200nm〜700nm
程度形成する。
ばシリコン窒化酸化膜,PSG(phospho-silicate gla
ss)膜,BPSG(boro-phospho silicate glass)膜
又はFSG(flourine doped silicon glass)膜等を用
いても良い。また、HDP−CVD法以外の成膜法によ
ってシリコン酸化膜9Baを形成しても構わない。な
お、上述のHDP−CVD法のようにエッチング(又は
スパッタリング)と成膜とを同時に行う成膜方法によれ
ば、隙間(シーム)をほとんど生じることなく溝2a内
にシリコン酸化膜9Baを充填することができる。
膜8をストッパ膜とするCMP(chemical mechanical
polishing)法によって、図12に図示されるシリコン
酸化膜9Baの一部を除去する。より具体的には、シリ
コン窒化膜8が露出するまでシリコン酸化膜9Baを研
磨し、シリコン酸化膜9Baの内で溝2a内の部分をシ
リコン酸化膜9Bbとして残存させる。
ング(等方性エッチング)でシリコン窒化膜8を除去し
(図14参照)、アンモニアと過酸化水素水との混合液
を用いたウエットエッチング(等方性エッチング)でシ
リコン膜11を除去する(図15参照)。
に200keV〜1MeV程度の加速エネルギーで以て
ボロンイオンを注入し、これによりウエル不純物層(図
示せず)を形成する。また、100keV〜300ke
V程度の加速エネルギーで以てボロンイオンを注入し、
これにより溝2a(又は溝2)の底部2B付近の基板1
内にチャネルカット不純物層(図示せず)を形成する。
速エネルギーで以て基板1の主面1S内へボロンイオン
を注入し、これにより図16に示すようにチャネル不純
物層10を形成する。このとき、シリコン酸化膜7の厚
い部分7A越しの方が薄い部分7B越しよりも不純物
(ボロン)を浅く注入することができる。特に、図17
の模式図に示すように、注入された不純物の深さ方向に
おける濃度分布のピークが基板1とシリコン酸化膜7の
厚い部分7Aとの界面(主面1Sの一部にあたる)付近
に形成されるように、注入条件を設定する。その後、イ
オン注入後の基板1に対して急速加熱アニール、いわゆ
るRTA(rapid thermal annealing)を行う。かかる
急速加熱アニールは例えば700゜C〜1100゜C程
度の温度範囲で30秒〜60秒間程度、実施する。
エットエッチングし、基板1の主面1Sを露出させる
(図18参照)。このとき、シリコン酸化膜9Aa,9
Bbの一部も除去されて、溝2aの内で基板1P内の部
分である溝2が残り、又、既述のシリコン酸化膜9A,
9Bから成るシリコン酸化膜9が溝2内に残る。
熱酸化して厚さ3nm〜7nm程度のシリコン酸化膜
(後にゲート絶縁膜4となる)を形成する。なお、この
シリコン膜の各端部はシリコン酸化膜9(又は9A)に
結合して一体化している。次に、CVD法によって、厚
さ40nm〜70nm程度のポリシリコン膜及び厚さ5
0nm〜100nm程度のタングステンシリサイド膜を
順次に堆積する。そして、写真製版技術及び異方性エッ
チング法を用いて上記タングステンシリサイド膜及びポ
リシリコン膜をパターニングすることにより、ゲート電
極5(図2参照)を形成する。
0keV〜50keV程度で注入する。続いて、ゲート
電極5の側面にサイドウォール酸化膜41(図2参照)
を形成する。更に、イオン注入法により砒素イオンを1
0keV〜50keV程度で注入する。その後、熱処理
を施すことによって、上記リンのみを含んだN-型層6
Aが形成され、上記砒素を含んだN+型層6Bが形成さ
れる。即ち、ソース・ドレイン層6が形成される。以上
の工程により、図1〜図7に示す半導体装置101が完
成する。
ば以下の効果を得ることができる。
9A)の形成に熱酸化法等を用いるので、シリコン酸化
膜7に厚い部分7A(図11参照)を形成することがで
きる。このため、従来の半導体装置101Pの製造方法
とは異なり、図16及び図18に示すようにシリコン酸
化膜7をフッ酸でウエットエッチングする際であって
も、厚い部分7Aによってシリコン酸化膜9Bb,9A
aないしはシリコン酸化膜9A,9Bに落ち込み9RP
(図24参照)が形成されないようにすることができ
る。従って、落ち込み9RPに起因した寄生MOSFE
T(寄生素子)が形成されるのを抑制することができ
る。これにより、半導体装置101のMOSFETにお
いて、ハンプや逆ナローチャネル効果を抑制してリーク
電流を低減することができる。その結果、MOSFET
は、更には半導体装置は所望の(設計の)特性で以て動
作することができる。
っても、素子分離領域AR2内に又はシリコン酸化膜9
上に形成された配線(ゲート電極5を含む)からの電界
は、シリコン酸化膜9を介してないしは溝2の側面2S
を介して活性領域端のポテンシャルに影響を及ぼし、寄
生MOSFETを形成しうる。しかし、半導体装置10
1によれば、かかる寄生MOSFETの影響をも低減す
ることができる。
物層10の第1部分10Aは第2部分10Bよりも(従
って従来のチャネル不純物層10Pよりも)浅い位置に
形成されている。特に、第1部分10Aは溝2の側面2
Sに沿って形成されている。このため、基板1では第1
部分10Aの分だけ溝2の開口端付近の不純物濃度が従
来の基板1Pよりも高い。従って、半導体装置101に
よれば、チャネル不純物層10Pの全体が第2部分10
Bと同じ深さに形成されている従来の半導体装置101
Pよりも、溝2の側面2Sでの寄生MOSFETをON
しにくくすることができる。換言すれば、しきい値電圧
が低い寄生MOSFETの形成を抑制することができ
る。かかる点においても、半導体装置101は、ハンプ
や逆ナローチャネル効果が低減されて所望の特性で以て
動作することができる。
物層10の第1部分10Aは溝2の開口端付近ないしは
基板1の主面1S付近に形成されている。このとき、上
記配線からの電界は当該配線に近いほど、即ち溝の開口
端に近いほどより強い点に鑑みれば、チャネル不純物層
10の第1部分10Aは上記電界がより強い部分に設け
られていることによって、上述の効果をより確実に得る
ことができる。
成する際、厚い部分7Aを有したシリコン酸化膜7越し
にボロンを注入するので、厚い部分7A越しの方が薄い
部分7B越しよりも不純物が浅く注入することができ
る。このため、溝2付近ないしは活性領域端付近におい
てチャネル不純物層10の第1部分10Aを第2部分1
0Bよりも基板1の主面1S側に容易に形成することが
できる。即ち、ボロンの注入深さを違えるためにレジス
トを形成した上で別々の工程で不純物を注入したりする
必要がない。
際、厚い部分7Aと基板1との界面付近に、深さ方向に
おける不純物濃度のピークが形成されるように注入条件
を設定する。このため、チャネル不純物層10の第1部
分10Aを確実に溝2の開口端付近に形成することがで
きる。
物層10を形成するためのイオン注入後にRTAを行
う。これにより、イオン注入により発生する結晶の点欠
陥をアニールアウトすることができる。更に、その後の
熱処理工程においてTED(transient enhanced diffu
sion)を抑制することができ、チャネル不純物層10を
形成するボロンを所望の分布に保つことができる。従っ
て、チャネル不純物層10により得られる上述の効果を
発揮しうる半導体装置101を確実に製造することがで
きる。
15に示すように、アンモニアと過酸化水素水との混合
液を用いたウエットエッチング(即ち等方性エッチン
グ)によりシリコン膜11を除去する。即ち、ドライエ
ッチング(異方性エッチング)を用いないので、ドライ
エッチング時に生じるプラズマ・ダメージを回避するこ
とができる。
チング残を少なくしてシリコン膜11の全体を容易に除
去することができる。かかる点を図19に示す一部拡大
断面図を参照しつつ以下に説明する。
グと成膜とを同時に行う成膜法なので、シリコン酸化膜
9BaをHDP−CVD法で以て形成すると、シリコン
窒化膜8のエッジ部がエッチング(ないしはスパッタ)
されて当該エッジ部に斜面8ES(図19参照)が形成
される。その後、シリコン酸化膜9Baの堆積及びCM
P工程を実施すると、CMP後のシリコン酸化膜9Bb
に斜面8ESに接する庇状部ないしはオーバーハング状
部9BHが形成される場合がある。なお、オーバーハン
グ状部9BHの大きさは上記CMP時にストッパ膜であ
るシリコン窒化膜8がどの程度研磨されるかにも依る。
シリコン酸化膜9Bbがオーバーハング状部9BHを有
する場合、シリコン膜11をドライエッチングにより除
去するとオーバーハング形状部9BHの下方にエッチン
グ残が発生してしまう。これに対して、半導体装置10
1の製造方法によれば、シリコン膜11をウエットエッ
チングで除去するので、オーバーハング状部9BHの有
無に関わりなく、シリコン膜11の全体を容易に且つ確
実に除去することができる。
望の特性で動作可能な半導体装置101を歩留まり良く
製造することができる。
導体装置101Pよりも高速動作が可能である。かかる
点を図20及び図21を参照しつつ説明する。図20及
び図21は活性領域端付近ないしは溝2付近におけるN
型のソース・ドレイン層(又はN+型層)とP型のチャ
ネル不純物層との濃度分布を説明するための模式図であ
り、図20が半導体装置101に関するものであり、図
21が従来の半導体装置101Pに関するものである。
ル不純物層10の第1部分10Aが第2部分10B(及
び従来のチャネル不純物層10P)よりも基板1の主面
1Sの側に形成されており、第1部分10Aはソース・
ドレイン層6(詳細にはN+型層6B)内に設けられて
いる。より具体的には、図20に示すように、第1部分
10A及びソース・ドレイン層6の不純物濃度分布の両
ピークが、ソース・ドレイン層6と基板1との接合面
(両層の分布曲線の交差点で与えられる)に対して同じ
側に設定されている。このため、図20に示すように、
活性領域端ではチャネル不純物層10の第1部分10A
がソース・ドレイン層6と大きく重なっている。換言す
れば、ソース・ドレイン層6及び第1部分10Aの双方
の高濃度領域ないしはピーク濃度領域が重なっている。
これに対して、図21に示すように、形成深さの違いに
起因して、従来のチャネル不純物層10Pはソース・ド
レイン層6Pとの重なりが小さい。
ーピング作用を相殺することに鑑みれば、図20に示す
半導体装置101では、上記接合面の両側の不純物濃度
は、図21に示す従来の半導体装置101Pのそれらよ
りも低い。このため、活性領域端では、半導体装置10
1の方が上記接合面での空乏層が基板1の深さ方向に広
がりやすく、接合容量がより小さい。従って、活性領域
全体についても半導体装置101の方が接合容量が小さ
く、その結果、動作をより高速化することができる。な
お、接合容量の低減による高速化はチャネル不純物層1
0の第1部分10Aの一部がソース・ドレイン層6内に
設けられていることによって得られ、基板1内での第1
部分10Aの形成位置に依らない。
1,酸化膜7及び半導体膜11等がシリコンを含む場合
を説明したが、これらがシリコン以外の他の半導体材料
を含む場合であって上述の説明はあてはまる。
NMOSFETの場合を述べたが、基板1及び各層(又
は各膜)の導電型を逆転させることによって、半導体装
置101としてPチャネル型のMOSFET(PMOS
FET)を提供することができる。また、NMOSFE
T及びPMOSFETを組み合わせることにより、半導
体装置101としてCMOSFETを提供することも可
能である。
絶縁膜4がシリコン酸化膜以外の場合であっても、即ち
半導体装置101が一般的なMIS(metal-insulator-
semiconductor)構造のFETを備える場合であって
も、上述の説明は妥当である。
コン膜との組み合わせ等の他の積層構造としても構わな
いし、又、シリサイド化したポリシリコン膜で形成して
も良いし、又、金属膜のみで形成しても良い。
る半導体装置102として、既述の半導体装置101を
応用して得られるDRAM(dynamic random access me
mory)を説明する。図22に半導体装置102の(縦)
断面図を示す。なお、以下の説明では、既述の要素と同
等の要素には同一の符号を付してその説明を援用するに
留める。
溝2が形成された基板1を備え、溝2内に溝型素子分離
を成すシリコン酸化膜9が埋め込まれている。なお、図
22では詳細な図示化を省略するが、シリコン酸化膜9
はシリコン酸化膜9A,9B(図2参照)から成る。
2つのMOSFETが形成されている。詳細には、基板
1の主面1S上に、所定の距離だけ離れて2つのゲート
絶縁膜4が形成されており、それぞれのゲート絶縁膜4
上にゲート電極5及びサイドウォール酸化膜41が形成
されている。なお、ゲート電極5は例えば既述のポリシ
リコン膜5A及びタングステンシリサイド膜5B(図2
参照)から成る。なお、図22中にはシリコン酸化膜9
上にもゲート絶縁膜4,ゲート電極5及びサイドウォー
ル酸化膜41が形成されているが、これらの構成要素
(以下まとめて「ゲート要素4,5,41」とも呼ぶ)
は、図22中には図示しない他の活性領域内に形成さ
れ、且つ、紙面に垂直な方向に延長形成されたものであ
る。
イン層(ないしは第2及び第3不純物層)61,62が
形成されている。各ソース・ドレイン層61,62は既
述のソース・ドレイン層6(図2参照)に相当する。図
22では詳細な図示化を省略するが、各ソース・ドレイ
ン層61,62はN-型層6A及びN+型層6Bから成
る。なお、ソース・ドレイン層62は上記2つのMOS
FETに渡って形成されている。即ち、ソース・ドレイ
ン層62は各MOSFETの各一方のソース・ドレイン
層6が主面1S内で一体化した形態にあたる。
活性領域AR1(図1参照)内には基板1の主面1Sの
全体に対面してチャネル不純物層10が形成されてい
る。即ち、チャネル不純物層10の第1部分10Aは基
板1内において溝2の側面2S(図2等参照)に接し、
当該側面2Sに沿って形成されており、又、溝2の開口
端付近ないしは主面1S付近に形成されている。しか
も、第1部分10AはN+型層6B内に、即ちソース・
ドレイン層6内に設けられている。チャネル不純物層1
0の第2部分10Bは第1部分10Aよりも深い位置に
形成されている。
方法により形成可能である。
板1の主面1S上に層間絶縁膜50Aが形成されてお
り、かかる層間絶縁膜50Aの表面50ASからソース
・ドレイン層62へ至る接続孔13が形成されている。
層間絶縁膜50Aの表面50AS上には、接続孔13を
介してソース・ドレイン層62に接続されたビット線1
4が形成されている。
0Aの表面50AS上に層間絶縁膜50Bが形成されて
おり、かかる層間絶縁膜50Bの表面50BSからソー
ス・ドレイン層61へ至る接続孔15が形成されてい
る。層間絶縁膜50Bの表面50BS上には、接続孔1
5を介してソース・ドレイン層61に接続されたストレ
ージノード16が形成されている。
縁膜50Bの表面50BSを覆って、又、層間絶縁膜5
0Bの表面50BS上の凹凸に沿ってキャパシタ絶縁膜
17が形成されている。更に、キャパシタ絶縁膜17上
に当該キャパシタ絶縁膜17に沿ってセルプレート電極
18が形成されている。
層間絶縁膜50Cが形成されており、層間絶縁膜50C
の表面50CS上に複数の配線19が形成されている。
かかる配線層19は図22中に図示されない部分におい
てゲート電極5等と接続されている。
01と同様の効果を得ることができる。このとき、MO
SFETのリーク電流の低減により、ストレージノード
16に(即ちDRAMのキャパシタ部に)蓄積された電
荷の損失を抑制することができる。
2不純物層の内で第1不純物層の第1部分の一部が配置
されている部分では、第2不純物層の不純物濃度を下げ
ることができる。このため、かかる付近では第2不純物
層と基板との接合面に形成される空乏層が広がりやす
く、接合容量を小さくすることができる。これにより、
接合面全体についても接合容量が小さくなるので、かか
る接合容量が大きいが故に遅い動作速度を改善すること
ができる。
不純物層の第1部分は溝の側面に沿って設けられてい
る。溝内の誘電体上に配置された配線等からの電界は溝
の側面から基板のポテンシャルに影響を及ぼす点に鑑み
れば、第1部分によって溝付近での特性を補償すること
ができる。これにより、半導体装置の上記電界に起因し
た動作不具合を低減することができる。
不純物層の第1部分は溝の開口端付近に設けられてい
る。ところで、上述の誘電体上の配線からの電界は当該
配線等に近いほど、即ち溝の開口端に近いほどより強
い。このとき、第1不純物層の第1部分は上述の電界が
より強い部分に設けられているので、上述の電界に起因
した動作不具合をより確実に低減することができる。
不純物層及び(第2不純物層と同等の)第3不純物層が
電界効果トランジスタのソース・ドレイン層を成すの
で、電界効果トランジスタの動作を、従って当該半導体
装置の動作を高速化することができる。
効果トランジスタにおいてハンプや逆ナローチャネル効
果を抑制してリーク電流を低減することができる。その
結果、電界効果トランジスタを、更には半導体装置を所
望の(設計の)特性で動作させることができる。また、
半導体装置が当該電界効果トランジスタを含むDRAM
(dynamic random access memory)の場合、上述のリー
ク電流の低減によって、DRAMのキャパシタ部に蓄積
された電荷の損失を抑制することができる。
(e)における酸化処理によって、酸化膜の端部を形成
当初(工程(b))の膜厚よりも厚くする。このため、
後の工程において酸化膜をウエットエッチングして基板
を露出させる際であっても、酸化膜の上述の厚い部分
(端部)によって溝の開口端付近に落ち込みが形成され
ないようにすることができる。従って、かかる落ち込み
に起因した寄生素子が形成されるのを抑制して、半導体
装置の動作不具合を低減することができる。
介した方が形成当初の膜厚を有する部分を介するよりも
不純物が浅く注入される。このため、溝付近では、上述
の形成当初の膜厚を有する部分を介した場合よりも基板
の主面(酸化膜と接する表面)側に不純物を注入するこ
とができるので、溝付近の不純物濃度を基板の当初の濃
度よりも増大させることができる。かかる高濃度領域に
よって溝付近での特性を補償することができ、これによ
り溝内の誘電体上に配置された配線等からの電界に起因
した、半導体装置の動作不具合を低減することができ
る。
上記酸化膜越しに不純物を注入するのみで不純物の注入
深さを容易に制御することができる。即ち、注入深さを
違えるためにレジストを形成した上で別々の工程で不純
物を注入したりする必要がない。
導体装置を歩留まり良く製造することができる。
内の上記不純物の濃度を開口端付近でより高くすること
ができる。従って、上述の電界に起因した動作不具合を
より確実に低減することができる。
物の注入により発生する結晶の点欠陥をアニールアウト
することができる。更に、その後の熱処理工程において
TED(transient enhanced diffusion)を抑制するこ
とができ、不純物を所望の分布に保つことができる。従
って、上記(6)又は(7)の効果を発揮しうる半導体
装置を確実に製造することができる。
性エッチングにおいて生じるエッチング時のダメージを
回避することができる。また、エッチング残を少なくし
て半導体膜の全体を容易に除去することができる。
面図である。
る。
図である。
る。
る。
図である。
る。
説明するための断面図である。
説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための模式図である。
を説明するための断面図である。
を説明するための断面図である。
純物濃度分布を説明するための模式図である。
を説明するための模式図である。
ある。
る。
めの断面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
めの断面図である。
ゲート絶縁膜、5ゲート電極、6,61,62 ソー
ス・ドレイン層(第2又は第3不純物層)、6A N-
型層、6B N+型層、7 シリコン酸化膜(酸化
膜),7A 厚い部分,7B 薄い部分、9 シリコン
酸化膜(誘電体)、9A,9Aa,9B,9Ba,9B
b シリコン酸化膜、10 チャネル不純物層(第1不
純物層)、10A 第1部分、10B 第2部分、11
シリコン膜(半導体膜)、11S表面、101,10
2 半導体装置、AR1 活性領域、AR2 素子分離
領域。
Claims (9)
- 【請求項1】 主面を有し、所定の不純物濃度を有した
所定の導電型の半導体材料を含む基板と、 前記基板の前記主面から前記基板の内部へ向けて形成さ
れた溝と、 前記溝内に形成された、溝型素子分離を成す誘電体と、 前記基板の前記所定の導電型と同じ導電型及び前記基板
の前記所定の不純物濃度よりも高い不純物濃度を有し、
前記基板の前記主面に対面して前記基板内に延在する第
1不純物層と、 前記基板の前記所定の導電型とは反対の導電型を有し、
前記基板の前記主面内の一部に形成された第2不純物層
とを備え、 前記第1不純物層は、 第1部分と、 前記第1部分に連続し、前記基板の前記主面から前記第
1部分よりも深くに延在する第2部分とを含み、 前記第1不純物層の前記第1部分の一部が前記第2不純
物層内に形成されていることを特徴とする、半導体装
置。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体装置であって、 前記第1不純物層の前記第1部分は前記溝の側面に沿っ
て設けられていることを特徴とする、半導体装置。 - 【請求項3】 請求項1又は2に記載の半導体装置であ
って、 前記第1不純物層の前記第1部分は前記基板内において
前記溝の開口端付近に設けられていることを特徴とす
る、半導体装置。 - 【請求項4】 請求項1乃至3のいずれかに記載の半導
体装置であって、 前記第2不純物層と同じ導電型を有し、前記第2不純物
層に接することなく前記基板の前記主面内の他の一部に
形成された第3不純物層を更に備え、 前記第1不純物層の前記第1部分の内で前記一部とは異
なる他の一部が前記第3不純物層内に形成されており、 前記半導体装置は、 前記第2不純物層及び前記第3不純物層をそれぞれソー
ス・ドレイン層として含む電界効果トランジスタを更に
備えることを特徴とする、半導体装置。 - 【請求項5】 請求項4に記載の半導体装置であって、 前記電界効果トランジスタは、 前記基板の前記主面上に形成されたゲート絶縁膜と、 前記ゲート絶縁膜上及び前記誘電体上に延在するゲート
電極を更に含むことを特徴とする、半導体装置。 - 【請求項6】 (a)所定の半導体材料を含むと共に所
定の導電型を有する基板を準備する工程と、 (b)前記基板上に前記所定の半導体材料の酸化物を含
む酸化膜を所定の膜厚に形成する工程と、 (c)前記酸化膜上に前記所定の半導体材料を含む半導
体膜を形成する工程と、 (d)前記半導体膜,前記酸化膜及び前記基板の一部を
順次にエッチングして、前記半導体膜から前記基板の内
部に至る溝を形成する工程と、 (e)前記基板及び前記半導体膜の前記溝内において露
出している各表面を酸化して、前記酸化膜の前記溝に沿
った端部を前記所定の膜厚よりも厚くする工程と、 (f)前記工程(e)の後に、前記酸化膜越しに前記所
定の導電型と同じ導電型の不純物を前記基板内に注入す
る工程と、を備えることを特徴とする、半導体装置の製
造方法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の半導体装置の製造方法
であって、 前記工程(f)で注入された前記不純物が、前記酸化膜
の内で前記工程(e)で厚くなった前記端部と前記基板
との界面付近にピークを有して前記基板の深さ方向に分
布することを特徴とする、半導体装置の製造方法。 - 【請求項8】 請求項6又は7に記載の半導体装置の製
造方法であって、 (g)前記工程(f)の後に、前記基板に対して急速加
熱アニールを施す工程を更に備えることを特徴とする、
半導体装置の製造方法。 - 【請求項9】 請求項6乃至8のいずれかに記載の半導
体装置の製造方法であって、 (h)前記半導体膜を等方性エッチングして除去する工
程を更に備えることを特徴とする、半導体装置の製造方
法。
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