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JP2002170921A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2002170921A
JP2002170921A JP2000367554A JP2000367554A JP2002170921A JP 2002170921 A JP2002170921 A JP 2002170921A JP 2000367554 A JP2000367554 A JP 2000367554A JP 2000367554 A JP2000367554 A JP 2000367554A JP 2002170921 A JP2002170921 A JP 2002170921A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
semiconductor chip
wiring pattern
layer
semiconductor device
semiconductor
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000367554A
Other languages
English (en)
Inventor
Yoshihisa Yamashita
嘉久 山下
Koichi Hirano
浩一 平野
Seiichi Nakatani
誠一 中谷
Kazuyoshi Amami
和由 天見
Toshiyuki Asahi
俊行 朝日
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP2000367554A priority Critical patent/JP2002170921A/ja
Publication of JP2002170921A publication Critical patent/JP2002170921A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • H10W72/0198
    • H10W74/15

Landscapes

  • Structures Or Materials For Encapsulating Or Coating Semiconductor Devices Or Solid State Devices (AREA)
  • Encapsulation Of And Coatings For Semiconductor Or Solid State Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 複数の半導体チップを積層して実装でき、且
つ、従来に比べ小型化および薄型化を図り得る半導体装
置およびその製造方法を提供することにある。 【解決手段】 配線パターン103と、配線パターン1
03に実装される第1の半導体チップ101と、第1の
半導体チップ101の背面側に、第1の半導体チップ1
01に電極面を向けて設置される第2の半導体チップ1
02と、第1の半導体チップ101の周縁より外側に位
置する配線パターン103上の部分から第2の半導体チ
ップ102に向けて突出し、第2の半導体チップ102
に接続される取り出し電極104と、第1の半導体チッ
プ101および取り出し電極104の一部又は全部を埋
設する絶縁層105とで半導体装置を構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の半導体チッ
プが積層されてなる半導体装置およびその製造方法に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年の電子機器の高性能化、小型化の要
求に伴い、半導体装置(半導体パッケージ)の高密度
化、小型化、薄型化が必要とされている。このため、ほ
ぼチップサイズにまで小型化された半導体装置であるC
SP(Chip Scale Package)が普及
してきている。
【0003】また、半導体装置の高密度化、小型化を達
成するため、半導体チップの基板への実装にフリップチ
ップ実装が多く採用されている。フリップチップ実装
は、半導体チップを配線パターン上にフェイスダウン状
態で実装する方式である。フリップチップ実装には、ワ
イヤーボンディング法に比べ、半導体チップの電極と配
線パターン上の入出力端子電極との接続長を短縮化で
き、且つ、近年の半導体チップの小型化と接続端子数の
増加による電極間の狭ピッチ化にも対応できるという利
点がある。このため、フリップチップ実装は高密度化、
小型化された半導体装置に適した実装方法と言える。
【0004】ところで、携帯情報機器等においては、メ
モリ等の付加価値の追加や容量の増加を目的として複数
個の半導体チップを平面方向に配列・実装してなるマル
チチップパッケージ等が用いられる。しかし、このマル
チチップパッケージでは実装する半導体チップの総面積
よりも小さなパッケージを作製することができないとい
う問題がある。そのため、実装面積の低減を図るべく、
複数個の半導体チップを積層して実装密度を高めたスタ
ックドパッケージと呼ばれる構造が提案(特開平5−9
0486号公報等)されている。さらに、スタックドパ
ッケージをCSP化したものも提案(特開平11−20
4720号等)されている。
【0005】一方、例えばカードサイズの情報端末等と
いった薄型の機器においては、半導体装置の薄型化、低
背化が望まれており、半導体チップ自身を研磨により薄
くする事が要求されている。しかし、厚みが100μm
以下の半導体チップは機械的強度が弱く、半導体ウェハ
を研磨により薄くすることはウェハ割れ発生の原因とな
り、また個々の半導体チップの研磨はより困難で効率的
ではない。さらに、薄型化して得られた半導体チップは
機械的強度が弱いため、フリップチップ実装では、実装
時に荷重をかけることができず、また破壊される恐れが
あり、取り扱いが難しい。
【0006】このため、配線パターンに半導体チップを
フリップチップ実装し、熱硬化性樹脂と無機フィラーの
混合物で半導体チップを埋設した後に、半導体チップの
背面側から所望の厚みになるまで研磨して、半導体チッ
プを薄くする方法も提案されている。この方法によれ
ば、フリップチップ実装後の半導体チップを樹脂封止し
た状態で研磨を行うので、半導体チップに機械的衝撃を
加えずに厚みの薄い半導体装置を得ることができる。更
に、この方法によると、研磨時の半導体チップの汚染を
防止することもできる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
スタックドパッケージにおいては、積層時に上層に位置
する半導体チップと配線パターンとの接続にワイヤーボ
ンディングを用いる必要がある。このため、半導体チッ
プの周囲にワイヤーボンディング用のスペースを確保し
なければならず、特に多ピンの半導体チップ程必要なス
ペースは大きくなり、小型化に適さないという問題があ
る。更に、接続のためのワイヤー(金属細線)が長くな
ってしまい、高速動作させる半導体チップでは金属細線
によるインダクタンス成分の影響が大きいという問題も
ある。また、ワイヤーの一部は上層の半導体チップの上
面よりも突出してしまうため、ワイヤーボンディングは
半導体装置の薄型化、低背化の妨げとなっている。
【0008】本発明の目的は、上記課題を解決し、複数
の半導体チップを積層して実装でき、且つ、従来に比べ
小型化および薄型化を図り得る半導体装置およびその製
造方法を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明にかかる半導体装置の第1の態様は、配線パ
ターンと、配線パターンに実装される第1の半導体チッ
プと、第1の半導体チップの背面側に、第1の半導体チ
ップに電極面を向けて設置される第2の半導体チップ
と、第1の半導体チップの周縁より外側に位置する配線
パターン上の部分から第2の半導体チップに向けて突出
し、第2の半導体チップに接続される取り出し電極と、
第1の半導体チップおよび取り出し電極の一部又は全部
を埋設する絶縁層とを少なくとも有することを特徴とす
る。
【0010】かかる構成により、積層時に上層側となる
第2の半導体チップと配線パターンとの接続にワイヤー
ボンディングを用いなくてもよく、半導体チップの周囲
にワイヤーボンディング用のスペースを設けなくても良
いため、小型化を図ることができる。更に、ワイヤーボ
ンディングを用いた場合に比べ、第2半導体チップの電
極と配線パターン上の入出力端子電極との接続長を短く
でき、高速動作させる半導体チップを用いた場合でもイ
ンダクタンス成分の影響を小さくすることが可能とな
る。
【0011】上記第1の態様にかかる半導体装置におい
ては、第1の半導体チップが、その背面のみが絶縁層か
ら露出した状態で、絶縁層に埋設されているのが好まし
い。この場合、絶縁層の厚みをより薄くできるので、薄
型化に適した態様となる。
【0012】更に上記第1の態様においては、第1の半
導体チップの背面が、第2の半導体チップの電極面に接
着されているのが好ましい。この場合、第1の半導体チ
ップの厚みが薄くても機械的強度の向上を図ることがで
きる。
【0013】上記第1の態様においては、第2の半導体
チップの電極面の面積が第1の半導体チップの電極面の
面積よりも大きくなっており、第2の半導体チップの電
極面には複数の電極が、該電極面の外周に沿って、第1
の半導体チップの周縁より外側に位置するように配置さ
れているのが好ましい。この場合は、第2の半導体チッ
プの電極と配線パターン上の入出力端子電極とを対向さ
せることができ、これらの接続長を最短距離とできるの
で、高速動作させる半導体チップを用いた場合のインダ
クタンス成分の影響を更に小さくすることが可能とな
る。
【0014】上記第1の態様においては、第1の半導体
チップおよび/または第2の半導体チップの電極に金属
バンプが設けられており、導電性接着剤を介して、第1
の半導体チップに設けられた金属バンプは配線パターン
に、第2の半導体チップに設けられた金属バンプは取り
出し電極に固着されているのが好ましい。この場合、ハ
ンダによって接続する場合に比べ、接続を低温で行え、
半導体チップに与える熱によるダメージを減少できる。
【0015】上記第1の態様においては、第1の半導体
チップおよび/または第2の半導体チップの電極に金属
バンプが設けられており、導電性フィラーを分散させて
なる接着シートまたはペーストを介して、第1の半導体
チップに設けられた金属バンプは配線パターンに、第2
の半導体チップに設けられた金属バンプは取り出し電極
に固着されているのが好ましい。この場合、第1の半導
体チップと配線パターンとの間を同時に樹脂によって封
止でき、更に微細なピッチに対応できる。
【0016】上記第1の態様においては、第1の半導体
チップおよび/または第2の半導体チップの電極に金属
バンプが設けられており、熱硬化性樹脂で形成されたシ
ートまたはペーストによって、第1の半導体チップに設
けられた金属バンプは配線パターンに、第2の半導体チ
ップに設けられた金属バンプは取り出し電極に固着され
ているのが好ましい。この場合、低コストな接続が可能
となる。
【0017】上記第1の態様においては、配線パターン
が配線基板の一方の面に設けられており、配線基板は外
部と接続するための外部接続端子を少なくとも有し、外
部接続端子は配線パターンと接続されているのが好まし
い。この場合、半導体装置をBGA(Ball Gri
d Array)として使用でき、リフロー等の設備で
容易に別の基板に実装することできる。
【0018】上記目的を達成するために本発明にかかる
半導体装置の第2の態様は、配線パターンと、配線パタ
ーン上に実装される半導体チップと、半導体チップの一
部または全部を埋設する絶縁層とを少なくとも有する構
造体を、各構造体の半導体チップの電極面を同一方向に
向けて積層してなる半導体装置であって、上層に位置す
る構造体の半導体チップの電極面の面積は、その下層に
位置する構造体の半導体チップの電極面の面積よりも大
きくなっており、最上層となる構造体以外の各構造体
は、半導体チップの周縁より外側に位置する配線パター
ン上の部分から上方向に突出し、且つ、一部が絶縁層か
ら露出する取り出し電極を有しており、各構造体の取り
出し電極は絶縁層から露出した部分で上層に位置する構
造体の配線パターンと接続されていることを特徴とす
る。
【0019】かかる構成によれば、第1の態様に比べ更
に複数の半導体チップを積層できるため、より高密度な
実装を容易に行うことができる。
【0020】上記第2の態様においては、半導体チップ
の電極に金属バンプが設けられており、金属バンプは導
電性接着剤を介して配線パターンに固着されているのが
好ましい。この場合、ハンダによって接続する場合に比
べ、接続を低温で行え、半導体チップに与える熱による
ダメージを減少できる。
【0021】上記第2の態様においては、半導体チップ
の電極に金属バンプが設けられており、金属バンプは、
導電性フィラーを分散させてなる接着シートまたはペー
ストを介して、配線パターンに固着されているのが好ま
しい。この場合、第1の半導体チップと配線パターンと
の間を同時に樹脂によって封止でき、更に微細なピッチ
に対応できる。
【0022】上記第2の態様においては、半導体チップ
の電極に金属バンプが設けられており、金属バンプは、
熱硬化性樹脂で形成されたシートまたはペーストによっ
て、配線パターンに固着されているのが好ましい。この
場合、低コストな接続が可能となる。
【0023】上記第2の態様においては、最下層の構造
体を構成する配線パターンが配線基板の一方の面に設け
られており、配線基板は外部と接続するための外部接続
端子を少なくとも有し、外部接続端子は配線パターンと
接続されているのが好ましい。この場合、半導体装置を
BGA(Ball Grid Array)として使用
でき、リフロー等の設備で容易に別の基板に実装するこ
とできる。
【0024】上記第1および第2の態様においては、配
線パターンが、金属箔、リードフレームおよび導電性樹
脂組成物から選ばれる少なくとも一つで形成されている
のが好ましい。これにより、低電気抵抗で、微細な配線
パターンを形成できる。
【0025】上記第1および第2の態様においては、絶
縁層が、無機フィラーと絶縁性樹脂とを少なくとも含有
する材料によって形成されているのが好ましい。この場
合、無機フィラーの選択によって、半導体チップを埋設
する絶縁層の熱伝導度、線熱膨張係数および誘電率等の
調整が可能となる。
【0026】更に、無機フィラーはアルミナ、マグネシ
ア、窒化ホウ素、窒化アルミ、窒化珪素およびシリカか
ら選ばれる少なくとも一種を含有するものであるのが好
ましい。このような、無機フィラーは熱伝導性に優れ、
半導体チップを埋設する絶縁層の放熱性を高めることが
できる。更に無機フィラーとしてアルミナを用いた場合
は低コスト化が図れる。また、無機フィラーとしてマグ
ネシアを用いた場合は、絶縁層の線熱膨張係数を大きく
することができる。反対に無機フィラーとして、窒化ホ
ウ素、窒化アルミ、窒化珪素を用いた場合は、絶縁層の
線熱膨張係数を低くすることができる。また、無機フィ
ラーとしてシリカを用いた場合は、絶縁層の誘電率を小
さくすることができる。
【0027】また、上記絶縁性樹脂はエポキシ樹脂、フ
ェノール樹脂、フッ素樹脂、シアネート樹脂、ポリフェ
ニレンオキサイド樹脂およびポリフェニレンエーテル樹
脂から選ばれる少なくとも一種を含有するものであるの
が好ましい。これにより、耐熱性や電気絶縁性、高周波
特性を向上させることができる。
【0028】上記本発明の目的を達成するため、本発明
にかかる半導体装置の製造方法の第1の態様は、上記半
導体装置の第1の態様を製造する方法であって、キャリ
ア層の上に配線パターンを形成し、第1の半導体チップ
が配線パターンにフリップチップ実装されたときに第1
の半導体チップの周縁の外側に位置する配線パターン上
の部分に、上方に向けて突出する取り出し電極を形成す
る工程と、第1の半導体チップを配線パターン上にフリ
ップチップ実装する工程と、キャリア層の上に絶縁層を
形成する工程と、取り出し電極の先端に第2の半導体チ
ップをフリップチップ実装する工程とを少なくとも有す
ることを特徴とする。
【0029】上記本発明の目的を達成するため、本発明
にかかる半導体装置の製造方法の第2の態様は、上記半
導体装置の第1の態様を製造する方法であって、キャリ
ア層の上に配線パターンを形成し、配線パターン上に第
1の半導体チップをフリップチップ実装し、第1の半導
体チップの一部または全部が埋設されるようにキャリア
層の上に絶縁層を形成する工程と、第2の半導体チップ
を設置したときに第2の半導体チップの電極と対向する
絶縁層上の位置から、少なくとも配線パターンが露出す
るまで、絶縁層に孔を形成する工程と、形成された孔に
導電性材料を充填して第2の半導体チップと配線パター
ンとを接続する取り出し電極を形成する工程と、取り出
し電極の先端に第2の半導体チップをフリップチップ実
装する工程とを少なくとも有することを特徴とする。か
かる方法によれば、絶縁層の厚みが大きい場合であって
も、取り出し電極を確実に形成することができる。
【0030】上記本発明の目的を達成するため、本発明
にかかる半導体装置の製造方法の第3の態様は、上記半
導体装置の第1の態様を製造する方法であって、キャリ
ア層の上に配線パターンを形成し、第1の半導体チップ
が配線パターンにフリップチップ実装されたときに第1
の半導体チップの周縁の外側に位置する配線パターン上
の部分に、上方に向けて突出する取り出し電極を形成す
る工程と、第1の半導体チップの背面と第2の半導体チ
ップの電極面とを、第2の半導体チップの電極が露出す
るように接着する工程と、第1の半導体チップを配線パ
ターン上に、第2の半導体チップを取り出し電極の先端
にそれぞれフリップチップ実装する工程と、キャリア層
の上に絶縁層を形成する工程とを少なくとも有すること
を特徴とする。かかる方法によれば、半導体装置の製造
をより容易に行うことができる。更に、第1の半導体チ
ップおよび第2の半導体チップの厚みを薄くした場合で
あっても、これらを貼り合せているため、これらの機械
的強度を向上することができ、実装時の取り扱いを容易
なものとできる。
【0031】上記本発明の目的を達成するため、本発明
にかかる半導体装置の製造方法の第4の態様は、上記半
導体装置の第1の態様を製造する方法であって、金属層
の上に第1の半導体チップをフリップチップ実装する工
程と、第1の半導体チップが埋設されるように金属層の
上に絶縁層を形成する工程と、金属層をエッチングして
配線パターンを形成する工程と、第2の半導体チップを
設置したときに第2の半導体チップの電極と対向する絶
縁層上の位置から、少なくとも配線パターンが露出する
まで、絶縁層に孔を形成する工程と、形成された孔に導
電性材料を充填して第2の半導体チップと配線パターン
とを接続する取り出し電極を形成する工程と、取り出し
電極の先端に第2の半導体チップをフリップチップ実装
する工程とを少なくとも有することを特徴とする。
【0032】上記本発明にかかる半導体装置の製造方法
の第1、第2および第4の態様は、取り出し電極の先端
に第2の半導体チップがフリップチップ実装される工程
の前に、絶縁層の上面側から少なくとも絶縁層と第1の
半導体チップとに除去加工を行ってこれらの厚みを小さ
くする工程を有しているのが好ましい。この場合、半導
体装置の薄型化を図ることができる。
【0033】上記本発明にかかる半導体装置の製造方法
の第1〜第3の態様は、更にキャリア層を剥離する工程
を有しているのが好ましい。また、上記本発明にかかる
半導体装置の製造方法の第1〜第3の態様は、キャリア
層が配線基板であるのが好ましい。更に、上記本発明に
かかる半導体装置の製造方法の第1〜第4の態様は、複
数の半導体装置が少なくとも絶縁層を共有した状態で形
成されており、半導体装置ごとに分離する工程を有して
いるのが好ましい。この場合、一度に多数の半導体装置
を作製できるため、半導体装置のコストの低下を図るこ
とができる。
【0034】上記本発明の目的を達成するため、本発明
にかかる半導体装置の製造方法の第5の態様は、上記半
導体装置の第2の態様を製造する方法であって、キャリ
ア層の上に配線パターンを形成し、半導体チップを配線
パターン上にフリップチップ実装し、半導体チップが埋
設されるようにキャリア層の上に絶縁層を形成し、キャ
リア層を剥離して、最上層となる構造体を形成する工程
と、キャリア層の上に配線パターンを形成し、半導体チ
ップが配線パターンにフリップチップ実装されたときに
半導体チップの周縁の外側に位置する配線パターン上の
部分に、上方に向けて突出する取り出し電極を形成し、
半導体チップを配線パターン上にフリップチップ実装
し、半導体チップと取り出し電極とが埋設されるように
キャリア層の上に絶縁層を形成し、キャリア層を剥離し
て、最上層となる構造体以外の構造体を形成する工程
と、各構造体の半導体チップの電極面を同一方向に向
け、最上層となる構造体以外の各構造体の取り出し電極
が、該構造体より上層に位置する構造体の配線パターン
と接続されるようにして、全部の構造体を積層する工程
とを少なくとも有することを特徴とする。この場合、半
導体チップが多層化された半導体装置を容易に作製する
ことができる。
【0035】上記本発明の目的を達成するため、本発明
にかかる半導体装置の製造方法の第6の態様は、上記半
導体装置の第2の態様を製造する方法であって、キャリ
ア層の上に配線パターンを形成し、配線パターン上に半
導体チップをフリップチップ実装し、半導体チップの一
部または全部が埋設されるようにキャリア層の上に絶縁
層を形成し、キャリア層を剥離して、最上層となる構造
体を形成する工程と、キャリア層の上に配線パターンを
形成し、配線パターン上に半導体チップをフリップチッ
プ実装し、半導体チップの一部または全部が埋設される
ようにキャリア層の上に絶縁層を形成し、各構造体を積
層したときに上層に位置する構造体の半導体チップの電
極と対向する該絶縁層上の位置から、少なくとも配線パ
ターンが露出するまで、該絶縁層に孔を形成し、形成さ
れた孔に導電性材料を充填して上方向に突出する取り出
し電極を形成し、キャリア層を剥離して、最上層となる
構造体以外の構造体を形成する工程と、各構造体の半導
体チップの電極面を同一方向に向け、最上層となる構造
体以外の各構造体の取り出し電極が、該構造体より上層
に位置する構造体の配線パターンと接続されるようにし
て、全部の構造体を積層する工程とを少なくとも有する
ことを特徴とする。かかる場合、構造体を構成する絶縁
層の厚みが大きい場合でも、取り出し電極を確実に形成
することができる。
【0036】上記本発明の目的を達成するため、本発明
にかかる半導体装置の製造方法の第7の態様は、上記半
導体装置の第2の態様を製造する方法であって、金属層
の上に半導体チップをフリップチップ実装し、半導体チ
ップが埋設されるように金属層の上に絶縁層を形成し、
金属層をエッチングして配線パターンを形成して、最上
層となる構造体を形成する工程と、金属層の上に半導体
チップをフリップチップ実装し、半導体チップが埋設さ
れるように金属層の上に絶縁層を形成し、金属層をエッ
チングして配線パターンを形成し、各構造体を積層した
ときに上層に位置する構造体の半導体チップの電極と対
向する該絶縁層上の位置から、少なくとも配線パターン
が露出するまで、該絶縁層に孔を形成し、形成された孔
に導電性材料を充填して上方向に突出する取り出し電極
を形成して、最上層となる構造体以外の構造体を形成す
る工程と、各構造体の半導体チップの電極面を同一方向
に向け、最上層となる構造体以外の各構造体の取り出し
電極が、該構造体より上層に位置する構造体の配線パタ
ーンと接続されるようにして、全部の構造体を積層する
工程とを少なくとも有することを特徴とする。
【0037】上記本発明にかかる半導体装置の製造方法
の第5〜第7の態様では、最下層に位置する構造体を形
成するためのキャリア層が配線基板であるのが好まし
い。かかる場合、作製された半導体装置を外部の基板に
接続する場合に、微細なピッチで接続することが可能と
なる。
【0038】上記本発明にかかる半導体装置の製造方法
の第2、第4、第6、第7の態様では、絶縁層に形成さ
れた孔に充填する導電性材料が導電性樹脂組成物であ
り、該孔への導電性材料の充填がスクリーン印刷により
行われており、スクリーン印刷の後、該導電性樹脂組成
物を加熱して硬化させるのが好ましい。かかる方法によ
れば、取り出し電極の作製をより簡易に行うことが可能
となる。
【0039】上記本発明にかかる半導体装置の製造方法
の第1、第3および第5の態様では、キャリア層となる
第1の金属層の上に剥離層を積層し、剥離層の上に配線
パターンとなる第2の金属層を積層する工程と、第2の
金属層の上にメッキにより第3の金属層を形成する工程
と、第3の金属層をエッチングして取り出し電極を形成
する工程と、第2の金属層をエッチングして配線パター
ンを形成する工程とを少なくとも有する方法によって、
配線パターンと取り出し電極とが形成されるのが好まし
い。この場合、フォトリソグラフィ等の化学エッチング
法により配線パターンを形成できるので、微細な配線パ
ターンを形成できる。
【0040】更に、上記本発明にかかる半導体装置の製
造方法の第1、第3および第5の態様では、キャリア層
となる第1の金属層の上に剥離層を積層し、剥離層の上
に配線パターンとなる第2の金属層を積層する工程と、
第2の金属層における取り出し電極の形成が意図された
領域が露出するように、第2の金属層の上にメッキレジ
スト膜を形成する工程と、メッキレジスト膜から露出し
た第2の金属層上に取り出し電極となる第3の金属層を
メッキにより形成する工程と、メッキレジスト膜を剥離
する工程と、第2の金属層をエッチングして配線パター
ンを形成する工程とを少なくとも有する方法によって、
配線パターンと取り出し電極とが形成されているのも好
ましい。この場合、取り出し電極の形成にアディティブ
法を用いているため、より狭ピッチで取り出し電極を形
成できる。
【0041】また、上記本発明にかかる半導体装置の製
造方法の第1、第3および第5の態様では、キャリア層
となる第1の金属層の上に剥離層を積層し、剥離層の上
に配線パターンとなる第2の金属層を積層する工程と、
第2の金属層における取り出し電極の形成が意図された
領域が露出するように、第2の金属層の上に第1のメッ
キレジスト膜を形成する工程と、第1のメッキレジスト
膜から露出した第2の金属層上に取り出し電極のパター
ンとなる第3の金属層をメッキにより形成する工程と、
第1のメッキレジスト膜を剥離する工程と、第2の金属
層上における配線パターンとなる領域と第3の金属層の
上面とが露出するように、第2のメッキレジスト膜を形
成する工程と、第2のメッキレジスト膜から露出した第
2の金属層と第3の金属層の上面とに、メッキにより、
第2の金属層と第3の金属層とを腐食するエッチング液
に対し化学的に安定な金属成分を有する金属材料で第4
の金属層を形成する工程と、第2のメッキレジスト膜を
剥離する工程と、第4の金属層をエッチングマスクとし
て第2の金属層をエッチングして、配線パターンを形成
する工程とを少なくとも有する方法によって、配線パタ
ーンと取り出し電極とが形成されているのも好ましい。
この場合、配線パターンおよび取り出し電極の表面を第
4の金属層で被覆するため、酸化防止や接続の低抵抗化
を図ることが出来る。
【0042】更に、上記本発明にかかる半導体装置の製
造方法の第1、第3および第5の態様では、メッキ法、
蒸着法、スクリーン印刷法から選ばれる少なくとも一つ
の方法によって取り出し電極が形成されるの好ましい。
また、上記本発明にかかる半導体装置の製造方法の第5
〜第7の態様では、複数の半導体装置が、各半導体装置
を構成する構造体が別の半導体装置を構成する構造体と
絶縁層を共有した状態で、形成されており、半導体装置
ごとに分離する工程を有しているのが好ましい。この場
合、一度に多数の半導体装置を作製できるため、半導体
装置のコストの低下を図ることができる。
【0043】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
実施の形態1にかかる半導体装置およびその製造方法に
ついて、図1を参照しながら説明する。図1は本発明の
実施の形態1にかかる半導体装置を示す断面図である。
図2は、図1に示す半導体装置の製造方法の一例を工程
ごとに示す断面図である。図3〜図5は、図1に示す半
導体装置の配線パターンおよび取り出し電極を形成する
方法を示す断面図である。
【0044】図1の例に示すように、本発明の実施の形
態1にかかる半導体装置100は、配線パターン103
と、配線パターンに実装される第1の半導体チップ10
1と、第2の半導体チップ102と、配線パターン10
3と第2の半導体チップ102とを接続する取り出し電
極104と、絶縁層105とを少なくとも有している。
【0045】第2の半導体チップ102は、第1の半導
体チップ101の背面側に、第1の半導体チップ101
に電極面を向けて設置されている。取り出し電極104
は、第1の半導体チップ101の周縁より外側に位置す
る配線パターン103上の部分から第2の半導体チップ
102に向けて突出し、第2の半導体チップ102に接
続されるように形成されている。絶縁層105は、第1
の半導体チップ101の全部および取り出し電極104
の一部が埋設されるように形成されている。
【0046】本発明の半導体装置100はこのような構
成を有しているため、積層時に上側となる第2の半導体
チップ102と配線パターン103との接続は、第2の
半導体チップ102を取り出し電極104にフリップチ
ップ実装することによって行うことができる。よって、
本発明の半導体装置100においては、半導体チップの
周囲にワイヤーボンディング用のスペースを設けなくて
も良く、従来の半導体装置に比べて容易に小型化を図る
ことができる。更に第2の半導体チップ102と配線パ
ターン103との接続長を、ワイヤーボンディングを用
いる場合に比べて短くできるので、高速動作させる半導
体チップを用いる場合でもインダクタンス成分の影響を
小さくすることが可能となる。
【0047】図1の例では、第1の半導体チップ101
と第2の半導体チップとはサイズが異なっている。第2
の半導体チップ102としては、電極面の面積が第1の
半導体チップ101の電極面の面積よりも大きい半導体
チップが用いられている。第2の半導体チップ102の
電極面には、複数の電極が電極面の外周に沿って配列さ
れている。なお、図1の例では、第1の半導体チップ1
01の電極面にも複数の電極が電極面の外周に沿って配
列されているが、本発明においてはこれに限定されるも
のではない。第1の半導体チップ101の電極は電極面
にアレイ状に配列されていても良い。第2の半導体チッ
プ102の電極は、第2の半導体チップ102を第1の
半導体チップ101の背面側に配置したときに、第1の
半導体チップ101の周縁より外側に位置するように配
置されている。
【0048】このため、第2の半導体チップ102の電
極と、配線パターン103上の入出力端子電極(図示せ
ず)とを対向させることができるので、第2の半導体チ
ップ102と配線パターンとの接続長を最も短くでき
る。よって、高速動作させる半導体チップを用いる場合
でもインダクタンス成分の影響も最も小さくすることが
可能となる。
【0049】第1の半導体チップ101および第2の半
導体チップ102としては、回路形成面上に電極を有す
るものであれば特に限定されることなく用いることがで
き、例えば、トランジスタ、IC、LSIなどの半導体
素子が挙げられる。図1の例では、第1の半導体チップ
101と第2の半導体チップ102とは共に半導体ベア
チップである。
【0050】第1の半導体チップ101の配線パターン
103への実装方式や、第2の半導体チップ102の取
り出し電極104への実装方式は、特に限定されるもの
ではない。但し、半導体チップが半導体ベアチップの場
合においては、図1の例に示すようにフリップチップ実
装方式による実装が好ましいものとして挙げられる。
【0051】図1の例では、第1の半導体チップ101
の電極および第2の半導体チップ102の電極には金や
ハンダを主成分とする金属バンプ106が設けられてい
る。この金属バンプ106は導電性接着剤(図示せず)
を介して配線パターン103または取り出し電極104
に接続されている。このため第1の半導体チップ101
は導電性接着剤により配線パターン103に固定され
る。
【0052】また、金属バンプ106の厚みは、ワイヤ
ーボンディングによってワイヤーが半導体チップから突
出する高さよりも小さく、本発明の半導体装置100は
従来のワイヤーボンディングを用いた半導体装置に比べ
薄型化、低背化が測られている。導電性接着剤を用いた
場合は、ハンダによって接続する場合に比べ、低温で接
続を行うことができるため、半導体チップに与えられる
熱によるダメージを減少できる点で好ましいといえる。
【0053】なお、第1の半導体チップ101と配線パ
ターン103との接続部分や、第2の半導体チップ10
2と取り出し電極104との接続部分は、樹脂により封
止しておくのが好ましい態様である。樹脂による封止を
行えば、接続部分を機械的に補強できるため、その後の
工程において導電性接着剤による接続不良が生じるのを
抑制できるからである。このような樹脂としては、従来
よりフリップチップ実装において使用されているアンダ
ーフィル樹脂が利用できる。
【0054】本実施の形態においては、この例に限定さ
れず、導電性接着剤の代わりに、導電性フィラーを分散
させた接着シート(ACF)やペースト(ACP)を用
いることもできる。ACFやACPを用いれば、第1の
半導体チップ101と配線パターン103との接続部分
をACFやACPによって封止できるので、接続部分を
別工程で樹脂によって封止する必要がないという利点が
ある。また、導電性接着剤を用いる場合に比べ、微細な
ピッチの電極に対応できる。
【0055】更に、本発明においては、熱硬化性樹脂で
形成されたシート(NCF)やペースト(NCP)によ
って、半導体チップの電極に設けられた金属バンプを接
続対象となる配線パターン103または取り出し電極1
04に固着する方法を用いることができる。具体的に
は、半導体チップと接続対象との間に熱硬化性樹脂で形
成されたシート(NCF)やペースト(NCP)を介在
させた状態で、金属バンプを接続対象に圧接し、このシ
ートやペーストを加熱収縮させることによって、行われ
る。NCFまたはNCPを用いた場合においても、第1
の半導体チップ101と配線パターン103との接続部
分はNCFやNCPによって封止できるので、接続部分
を別工程で樹脂によって封止する必要がないという利点
がある。また、導電性接着剤を用いる場合に比べ低コス
トで接続できるという利点もある。
【0056】配線パターン103は、導電性に優れ、回
路形成を容易に行い得るものであれば良く、特に限定さ
れるものではない。配線パターン103の形成材料や形
成方法については、後述の図2において説明する。配線
パターン103は配線基板の一方の面に設けられた態様
であっても良い。この配線基板としては、例えば内部に
二層以上の配線層が形成された多層配線板が挙げられ
る。配線基板には、配線パターン103が設けられてい
ない面に、外部と接続でき、且つ、配線基板内部で配線
パターン103と接続される外部接続端子が設けられて
いるのが好ましい。このように配線パターン103と接
続された外部接続端子が設けられていると、半導体装置
をBGA(Ball Grid Array)として使
用でき、リフロー等の設備を用いることで容易に外部の
基板に実装することできる。配線基板を用いる場合は、
配線パターンは、配線基板の一方の面上に形成されてい
ても良いし、その一面だけが露出するように配線基板に
埋設されていても良い。
【0057】図1の例では、取り出し電極104は、配
線パターン103上の入出力端子電極(図示せず)から
上方向に突出するように形成されており、先端を除いて
絶縁層105に埋設されている。この取り出し電極10
4により絶縁層105に埋設された配線パターン103
と第2の半導体チップ102とは、電気的に接続された
状態となる。更に、取り出し電極104は、配線パター
ン103と第2の半導体チップ102の電極とを最短距
離で接続しているため、上述したように高速動作させる
半導体チップを用いた場合のインダクタンス成分の影響
を小さくすることが可能となる。取り出し電極104の
形成材料や形成方法についても後述の図2において説明
する。
【0058】次に、図1に示す本発明の実施の形態1に
かかる半導体装置の製造方法について図2を用いて説明
する。
【0059】図2(a)の例に示すように、最初の工程
において、キャリア層207の上に配線パターン203
を形成し、第1の半導体チップ201が配線パターン2
03にフリップチップ実装されたときに第1の半導体チ
ップ201の周縁の外側に位置する配線パターン203
上の部分に、上方に向けて突出する取り出し電極204
を形成して、転写パターン形成材が作製される。
【0060】図2(a)の例では、キャリア層207上
には剥離層208が設けられており、配線パターン20
3は剥離層208の上に形成されている。これは後の工
程でキャリア層207を絶縁層205から剥がし易くす
るためである。剥離層208は、絶縁層205からキャ
リア層207を剥がし易くするものであれば特に限定さ
れるものではない。具体的には、薄い有機層や金属メッ
キ層を剥離層208として用いることができる。なお、
剥離層208と配線パターン203との接着強度は、キ
ャリア層207を剥がす際に絶縁層205に固着されて
いる配線パターン203が引き剥がされてしまわない程
度とするのが好ましい。
【0061】キャリア層207としては、例えば、銅
箔、アルミ箔等の金属箔を用いることができる。このう
ち、搬送性や剥離層との適度な接着強度を有する点か
ら、厚みが50μm〜100μmの銅箔を用いるのが好
ましい。キャリア層に金属箔を用いる理由は、後の工程
で絶縁層209を形成したときに、配線パターン203
が絶縁層205を形成する際の樹脂の流動によって動く
のを抑制できるためである。
【0062】配線パターン203の形成は、金属箔や導
電性樹脂組成物などの電気伝導性に優れた材料をパター
ン形状とすることによって、またパターン形状に形成さ
れたリードフレームを剥離層208に接着することによ
って行うことができる。
【0063】具体的には、例えば金属箔を形成材料とし
て用いる場合は、予めパターン形状に形成された金属箔
をキャリア層207(剥離層208)の上に転写するこ
とによって、またはキャリア層207(剥離層208)
の上に金属箔を積層し、それをエッチングによってパタ
ーン形状に成形することによって、配線パターン203
を形成することが出来る。
【0064】このようにキャリア層207を用いて配線
パターン203を形成すればエッチング等による微細な
配線パターンの作製が容易となり、取り扱いが容易とな
る点で好ましい。金属箔は特に銅箔であるのが、コスト
が低く、電気伝導性が優れている点から好ましい。な
お、配線パター203の形成方法については後述の図3
〜図5において詳述する。
【0065】リードフレームを形成材料として用いる場
合は、予め金属板をエッチングや打ち抜き等によってパ
ターン形状に加工し、これをキャリア層207(剥離層
208)の上に接着することによって、配線パターン2
03を形成することが出来る。リードフレームは電気抵
抗が低く、厚みのある金属材料で形成することができる
ので、この場合は配線パターン203に大電流を流すこ
とが可能となる。
【0066】導電性樹脂組成物を形成材料として用いる
場合は、配線パターン203はスクリーン印刷法等によ
って形成することができる。この場合、導電性樹脂組成
物に含有させる導電性微粒子として、金粉、銀粉、銅粉
およびニッケル粉といった金属粉やカーボン粉等を用い
れば、配線パターンの低電気抵抗化を図れるので好まし
い。導電性樹脂組成物を構成する樹脂としては、エポキ
シ樹脂、フェノール樹脂、シアネート樹脂から選ばれる
少なくとも一つの熱硬化性樹脂を含む材料を用いるの
が、配線パターンの耐熱性の向上を図りうる点で好まし
い。
【0067】取り出し電極204は、金、銀、銅、ニッ
ケル、スズ、鉛といった金属から選ばれる少なくとも一
つの金属材料およびこれらの合金材料を用いて、メッキ
法、蒸着法等を行うことによって形成できる。取り出し
電極204を形成する材料と配線パターン203を形成
する材料とが同一成分の金属であるならば、同一のエッ
チング液を用いることができるので作製が容易となる利
点がある。更に、取り出し電極204は、上述の配線パ
ターン203と同様に、導電性樹脂組成物を用いて形成
することもできる。この場合、取り出し電極204はス
クリーン印刷法等により形成することができる。この導
電性樹脂組成物としては、上述の配線パターンを形成す
るための導電性樹脂組成物を用いることができる。な
お、取り出し電極204の形成方法についても後述の図
3〜図5において詳述する。
【0068】配線パターン203や取り出し電極204
の表面には、金、銀、ニッケル、スズ、鉛から選ばれる
少なくとも1種類を主成分とするメッキ液を用いたメッ
キ処理や、粗化処理を施しておくのが好ましい。メッキ
処理を施した場合は酸化防止、耐食性の向上、低抵抗化
を図ることができるからである。粗化処理を施した場合
は、絶縁層205と配線パターン203との間における
接着強度の向上を図ることができるからである。
【0069】次の工程では、図2(b)の例に示すよう
に、第1の半導体チップ201が配線パターン203上
にフリップチップ実装される。図2(b)の例では、図
1の例で示したように、第1の半導体チップ201の電
極には金属バンプ206が形成されており、金属バンプ
206は導電性接着剤を介して配線パターン203に固
着されている。更に、この導電性接着剤を硬化させるた
め加熱が行われている。
【0070】また、第1の半導体チップ201と配線パ
ターン203との間には、上述したように第1の半導体
チップ201と配線パターン203との接続部分を封止
するため、樹脂を注入するのが良い。また、上述したよ
うに導電性接着剤の代わりにACFやACPを用いるこ
とができ、更にNCF、NCPを用いて第1の半導体チ
ップ201を配線パターン203に実装しても良い。こ
の場合、第1の半導体チップ201と配線パターン20
3との接続部分は、ACF、ACP、NCFまたはNC
Pで封止される。
【0071】次に図2(c)〜(d)の例に示すよう
に、キャリア層207の上に絶縁層205が形成され
る。図2(c)、(d)の例では、絶縁層205は剥離
層208の表面に形成されている。具体的には、最初に
図2(c)の例に示すように、未硬化のシート状の絶縁
物209が、第1の半導体チップ201の上に位置合わ
せされて配置される。次に、図2(d)に示すようにシ
ート状の絶縁物209を第1の半導体チップ201を実
装した配線パターン203に重ね合わせ、これを加熱・
加圧することにより、絶縁物209が硬化して絶縁層2
05が形成される。配線パターン203、取り出し電極
204および第1の半導体チップ201は、硬化した絶
縁層205中に埋設された状態となり、絶縁層205に
強固に接着される。
【0072】絶縁物209の形成材料、即ち絶縁層20
5の形成材料としては、例えば、絶縁性樹脂や、絶縁性
樹脂と無機フィラーとの混合物等を用いることができ
る。後者の場合、絶縁性樹脂および無機フィラーの選択
によって、絶縁層205の熱伝導度、線熱膨張係数、誘
電率等の調整が可能となる。無機フィラーとしては、例
えば、アルミナ、マグネシア、窒化ホウ素、窒化アル
ミ、窒化珪素、シリカ等を利用することができる。この
ような無機フィラーを含有した材料で絶縁層205を形
成することにより、絶縁層205の熱伝導性や放熱性を
高めることができ、埋設された第1の半導体チップ20
1から生じた熱をより効果的に放熱することができる。
【0073】特に、無機フィラーとしてアルミナを用い
た場合は低コスト化を図ることができ、マグネシアを用
いた場合は絶縁層205の線熱膨張係数を大きくするこ
とができる。窒化ホウ素、窒化アルミ、窒化珪素を用い
た場合は、線熱膨張係数を低くすることができる。無機
フィラーとしてシリカを用いた場合は、絶縁物の誘電率
を小さくすることができるので、高周波用途に適した半
導体装置を作成できる。絶縁性樹脂としては、単独で用
いる場合と無機フィラーと混合する場合の両方におい
て、耐熱性の向上の点からはエポキシ樹脂、フェノール
樹脂、フッ素樹脂、シアネート樹脂などの熱硬化性樹脂
が挙げられる。絶縁層205の誘電率を低下させて高周
波特性の向上を図る点からは、ポリフェニレンオキシド
(PPO)樹脂、ポリプロエチレン(PPE)樹脂なら
びにそれらの樹脂を変成させた樹脂が挙げられる。
【0074】絶縁物209のシート状への加工は、形成
材料が絶縁性樹脂と無機フィラーとの混合物であるなら
ば、無機フィラーと液状の絶縁性樹脂とを混合して、ま
たは無機フィラーに溶剤で低粘度化した絶縁性樹脂を混
合してペースト状の混合物を形成し、このペースト状の
混合物をドクターブレード法等によって、フィルム上に
均一の厚みで成形し、絶縁性樹脂の硬化温度以下で熱処
理することによって行うことができる。なお、熱処理を
行うのは、液状の絶縁性樹脂を用いる場合にあっては硬
化を少し進めることによって、また溶剤で低粘度化した
絶縁性樹脂を用いる場合にあっては溶剤を除去すること
によって、可撓性を有する未硬化状態を保持しつつ、粘
着性を失わせてフィルムからの剥離を容易にするためで
ある。
【0075】絶縁物209の加熱・加圧は、最初に熱硬
化性樹脂が硬化しない温度で加熱加圧し、その後さらに
加熱して熱硬化性樹脂を硬化させることにより行えば、
絶縁層205による封止と絶縁層205の硬化をさらに
確実に行うことができる。
【0076】本発明において絶縁層205の形成方法
は、図2(c)および(d)に示された方法に限定され
るものではない。例えば、シート状の絶縁物209を用
いずに、絶縁性樹脂ならびに絶縁性樹脂と無機フィラー
との混合物等を粉末状やペレット状に加工して、これを
加熱して溶解し、溶解したものを成型金型中に注入する
ことにより絶縁層205を形成することもできる。成型
金型中に注入する方法としては、例えばトランスファー
成型や射出成型等による方法を利用できる。このような
シート状の絶縁物209を用いない方法は、特に絶縁性
樹脂が熱硬化性樹脂を含まない場合に有効である。
【0077】次に、図2(e)の例に示すように、剥離
層208とキャリア層とが剥離される。これにより、配
線パターン203と、第1の半導体チップ201と、取
り出し電極204と、第1の半導体チップ201および
取り出し電極204を埋設する絶縁層205とからなる
構造体を得ることができる。この構造体において厚みは
略均一である。
【0078】更に次の工程で、図2(f)の例に示すよ
うに、取り出し電極204の先端に第2の半導体チップ
202がフリップチップ実装され、図1で示した半導体
装置が完成する。図2(f)の例では、取り出し電極2
04先端は絶縁層205から露出しており、第2の半導
体チップ202はこの露出した部分にフリップチップ実
装されている。第2の半導体チップ202の電極にも金
属バンプ206が設けられており、図2(b)に示した
第1の半導体チップ201と配線パターン203との接
続と同様にして、第2の半導体チップ202は配線パタ
ーン203に実装される。第2の半導体チップ202と
取り出し電極204との接続部分も樹脂によって封止さ
れているのが好ましい態様である。
【0079】次に、図3〜図5を用いて配線パターンと
取り出し電極との形成方法について説明する。図3〜図
5には、それぞれ工程が異なる配線パターンと取り出し
電極との形成方法が示されている。図3〜図5に示す形
成方法により、図2(a)に示された転写パターン形成
材が形成される。なお、図3〜図5において用いられる
材料は、特に説明の無い限り、図1および図2の説明で
述べたものである。
【0080】最初に図3の例について説明する。図3
(a)に示すように、最初の工程において、キャリア層
301となる第1の金属層の上に剥離層302を積層
し、剥離層302の上に配線パターン303となる第2
の金属層313を積層する。剥離層302としては上述
したように薄い有機層や金属メッキ層などが用いられ
る。第2の金属層313の形成は、例えば剥離層302
の上に金属箔を接着したり、メッキにより金属層を形成
することによって行うことができる。
【0081】次に、図3(b)に示すように、第2の金
属層313の上にメッキにより第3の金属層314を形
成する。更に図3(c)〜(e)に示すように、第3の
金属層314をエッチングして取り出し電極304を形
成する。具体的には図3(c)に示すように、第3の金
属層314の上に取り出し電極のパターン形状に合わせ
てエッチングレジスト膜305を形成する。エッチング
レジスト膜305の形成は、例えばドライフィルムレジ
ストを積層して紫外露光を行い、これを硬化させて行う
ことができる。さらに、図3(d)に示すように、化学
的エッチングにより、取り出し電極304となる部分以
外の第3の金属層314を除去することにより、取り出
し電極304が形成される。その後、図3(e)に示す
ようにエッチングレジスト膜305が除去される。
【0082】次に、図3(f)〜(h)に示すように、
第2の金属層313をエッチングして配線パターン30
3を形成することによって、図2(a)に示した転写パ
ターン形成材が得られる。具体的には、図3(f)に示
すように、第2の金属層313上に配線パターン303
のパターン形状に合わせてエッチングレジスト膜306
を形成する。さらに、図3(g)に示すように、化学的
エッチングにより配線パターン303となる部分以外の
第2の金属層313を除去することにより、配線パター
ン303が形成される。この後、図3(h)に示すよう
に、エッチングレジスト膜306が除去され、図2
(a)に示した転写パターン形成材が得られる。
【0083】このように図3に示す形成方法によれば、
フォトリソグラフィ等の化学エッチング法により配線パ
ターンを形成することができるため、微細な配線パター
ン303を形成できるという利点がある。
【0084】次に図4の例について説明する。最初に図
4(a)に示すように、キャリア層301となる第1の
金属層の上に剥離層302を積層し、剥離層302の上
に配線パターン303となる第2の金属層313を積層
する。この工程は図3(a)で示した工程と同様であ
る。
【0085】次に、図4(b)に示すように、第2の金
属層313における取り出し電極304の形成が意図さ
れた領域が露出するように、第2の金属層313の上に
メッキレジスト膜307を形成する。更に図4(c)に
示すように、メッキレジスト膜307から露出した第2
の金属層313上に、取り出し電極となる第3の金属層
314をメッキによりを形成する。なお、図3の例と異
なり、この第3の金属層314は既に取り出し電極30
4の形状に形成されている。その後、図4(d)に示す
ように、メッキレジスト膜307を剥離する。
【0086】更に、図4(e)〜(g)に示すように、
第2の金属層313をエッチングして配線パターン30
3を形成することによって、図3の例と同様に、図2
(a)に示した転写パターン形成材が得られる。なお、
図4(e)〜(g)に示す工程は、図3(f)〜(h)
で示した工程と同様である。このように図4に示す形成
方法においては、取り出し電極304の形成はアディテ
ィブ法で行われるため、取り出し電極304の狭ピッチ
化を図ることができる。
【0087】次に、図5の例について説明する。最初に
図5(a)に示すように、キャリア層301となる第1
の金属層の上に剥離層302を積層し、剥離層302の
上に配線パターン303となる第2の金属層313を積
層する。この工程は図3(a)で示した工程と同様であ
る。
【0088】次に、図5(b)に示すように、第2の金
属層313における取り出し電極304の形成が意図さ
れた領域が露出するように、第2の金属層313の上に
第1のメッキレジスト膜309を形成する。この工程は
図4(b)で示した工程と同様であり、第1のメッキジ
スト膜309は図4(b)で示したメッキレジスト膜3
07と同様のものである。
【0089】更に、図5(c)に示すように、第1のメ
ッキレジスト膜309から露出した第2の金属層313
上に、取り出し電極304となる第3の金属層314を
メッキにより形成する。この工程は図4(c)で示した
工程と同様である。その後、図5(d)に示すように、
第1のメッキレジスト膜309を剥離する。
【0090】次に、図5(e)に示すように、第2の金
属層313上における配線パターン303となる領域と
第3の金属層314の上面とが露出するように、第2の
メッキレジスト膜310を形成する。
【0091】更に図5(f)に示すように、第2のメッ
キレジスト膜310から露出した第2の金属層313と
第3の金属層314の上面とに、メッキにより、第4の
金属層308を形成する。このとき、第4の金属層30
8の構成材料としては、第2の金属層313と第3の金
属層314とを腐食するエッチング液に対し化学的に安
定な金属成分を有する金属材料を用いる。その後、図5
(g)に示すように第2のメッキレジスト膜310を剥
離する。最後に、図5(h)に示すように、第4の金属
層308をエッチングマスクとして第2の金属層313
をエッチングして、配線パターン303を形成すること
によって、図3の例と同様に、図2(a)に示した転写
パターン形成材が得られる。
【0092】このように図5に示す形成方法によれば、
配線パターン303および取り出し電極304の上面に
金属層を設けることができるため、酸化防止や低抵抗な
接続が可能となる。
【0093】(実施の形態2)本発明の実施の形態2に
かかる半導体装置およびその製造方法について図6を参
照しながら説明する。図6は本発明の実施の形態2にか
かる半導体装置およびその製造方法の一例を示す断面図
であり、工程ごとに示している。なお、特に説明の無い
限り、本実施の形態で用いられている材料は実施の形態
1で用いられたものと同様であり、同じ呼称の構成部材
は実施の形態1で示したものと同様の機能を持つ。
【0094】最初に図6(a)に示すように、キャリア
層407上に剥離層408を介して形成された配線パタ
ーン403の上に、取り出し電極404を形成し、金属
バンプ406を介して第1の半導体チップ401をフリ
ップチップ実装し、第1の半導体チップ401、配線パ
ターン403および取り出し電極404を埋設する絶縁
層405をキャリア層407(剥離層408)の上に形
成する。具体的には図2(a)〜(d)に示した工程に
従って行えば良い。但し、図4(a)の例では、取り出
し電極404は全部が絶縁層405に埋設されている。
取り出し電極404における第2の半導体チップ402
との接続部分は後の工程で絶縁層405から露出させ
る。
【0095】次に、図6(b)に示すように、取り出し
電極404の先端に第2の半導体チップ402をフリッ
プチップ実装する前に、絶縁層405の上面側から絶縁
層405と第1の半導体チップ401とに除去加工を行
ってこれらの厚みを小さくして、取り出し電極404の
先端を絶縁層405から露出させる。なお、このとき取
り出し電極404の先端の一部に対しても同時に除去加
工を行ってもよい。これにより、第1の半導体チッププ
401の背面と絶縁層405の上面とは同一面となり、
第1の半導体チップ401の背面は絶縁層405から露
出した状態になる。このような除去加工としては、例え
ば、研磨、切削、切断等の方法が挙げられる。
【0096】このように、本実施の形態にかかる半導体
装置の製造方法においては、フリップチップ実装された
第1の半導体チップ401を絶縁層405で封止した後
に、研磨等の除去作業が行われるため、半導体装置の薄
型化を行う際に半導体チップに加わる機械的衝撃を抑制
することができる。
【0097】次に、図6(c)に示すように、キャリア
層407と剥離層408とを剥離する。これにより、配
線パターン403と、第1の半導体チップ401と、取
り出し電極404と、第1の半導体チップ401および
取り出し電極404を埋設する絶縁層405とからなる
構造体を得ることができる。なお、本実施の形態におい
ては、キャリア層407および剥離層408の剥離は、
第1の半導体チップ401と絶縁層405の一部を研
磨、切削、切断等によって除去する工程の前後どちらで
行っても良い。但し、該工程の後に除去すれば、配線パ
ターン403の汚染の抑制を図ることができるので好ま
しい態様となる。
【0098】最後に図6(d)に示すように、取り出し
電極404の露出された先端に、第2の半導体チップ4
02をフリップチップ実装して、本実施の形態にかかる
半導体装置を得ることができる。なお、この場合の実装
も、図2(b)において第1の半導体チップ201を配
線パターン203に実装したときと同様にして行うこと
ができる。この実装においても、少なくとも第2の半導
体チップ402と取り出し電極404の露出した先端と
の間には封止のための樹脂を注入するのが好ましい。
【0099】(実施の形態3)本発明の実施の形態3に
かかる半導体装置およびその製造方法について図7を参
照しながら説明する。図7は本発明の実施の形態3にか
かる半導体装置およびその製造方法の一例を示す断面図
であり、工程ごとに示している。なお、図7に示す半導
体装置は図1に示す半導体装置と構造的には同一のもの
であるが、製造方法の点で異なっている。また、特に説
明の無い限り、本実施の形態で用いられている材料は実
施の形態1で用いられたものと同様であり、同じ呼称の
構成部材は実施の形態1で示したものと同様の機能を持
つ。
【0100】図7(a)に示すように、最初の工程にお
いて、キャリア層507の上に配線パターン503を形
成し、配線パターン503上に第1の半導体チップ50
1をフリップチップ実装し、第1の半導体チップ501
の全部が埋設されるようにキャリア層507の上に絶縁
層505を形成する。本実施の形態では、実施の形態1
と異なり、取り出し電極504の形成は絶縁層505の
形成の後に行われる。
【0101】なお、同図(a)の例では、キャリア層5
07の上には剥離層508が、キャリア層507を後で
剥離し易いように設けられており、配線パターン503
は剥離層508の表面に形成されている。絶縁層505
は第1の半導体チップ501の一部のみが埋設されるよ
うに、例えば第1の半導体チップ501の背面が露出さ
れるように形成しても良い。第1の半導体チップ501
の電極には金属バンプ506が形成されており、第1の
半導体チップ501は図2の例と同様にしてフリップチ
ップ実装されている。
【0102】次に、図7(b)に示すように、第2の半
導体チップ502を設置したときに第2の半導体チップ
502の電極と対向する絶縁層505上の位置から、少
なくとも配線パターン503が露出するまで、絶縁層5
05に孔509を形成する。孔509は、孔内部に導電
性材料を充填したときに、充填された導電性材料と配線
パターン503とが電気的に接続されるように形成され
ていれば良い。よって、孔509は配線パターン503
を貫通するように形成されていても良い。なお、孔50
9が配線パターン503を貫通するようにする場合は、
キャリア層507および剥離層508は予め剥離してお
くのが好ましい。
【0103】孔509を形成する方法としては、例え
ば、レーザ加工が好ましい方法として挙げられる。レー
ザ加工によれば、微細なピッチで孔509を形成するこ
とができ、削り屑が発生しないという利点がある。レー
ザ加工に用いるレーザは特に限定されないが、例えば、
配線パターン503を貫通しないように孔509を形成
するのであれば、炭酸ガスレーザを用いるのが好まし
い。配線パターン503を貫通するように孔509を形
成するのであればエキシマレーザを用いるのが好まし
い。このようなレーザを用いることにより加工が容易と
なる。
【0104】更に、図7(c)に示すように、形成され
た孔509に導電性材料を充填して第2の半導体チップ
502と配線パターン503とを接続する取り出し電極
504を形成する。導電性材料としては、金、銀、銅、
ニッケル、スズ、鉛といった金属材料やこれらの合金材
料、導電性樹脂組成物等が挙げられる。導電性材料の充
填方法としては、導電性材料として金属材料や合金材料
を用いるのであれば、メッキ法が挙げられる。導電性樹
脂樹脂組成物を用いるのであれば、スクリーン印刷法が
挙げられる。スクリーン印刷によるときは充填後に加熱
を行って導電性樹脂組成物を硬化させる必要がある。
【0105】次に、図7(d)に示すように、キャリア
層507と剥離層508とを剥離する。この工程によ
り、配線パターン503と、第1の半導体チップ501
と、取り出し電極504と、第1の半導体チップ501
および取り出し電極504を埋設する絶縁層505とか
らなる構造体を得ることができる。
【0106】最後に図7(e)に示すように、取り出し
電極504の先端に第2の半導体チップ502をフリッ
プチップ実装して、本実施の形態にかかる半導体装置を
得ることができる。
【0107】なお、本実施の形態においても、実施の形
態2と同様に、図7(c)に示す取り出し電極504を
形成する工程の後であって、図7(e)に示す第2の半
導体チップ502をフリップチップ実装する前に、絶縁
層505の上面側から絶縁層505と第1の半導体チッ
プ501とに除去加工を行ってこれらの厚みを小さくす
ることができる。なお、この場合は、取り出し電極50
4の先端の一部に対しても同時に除去加工を行う。
【0108】(実施の形態4)本発明の実施の形態4に
かかる半導体装置およびその製造方法について図8を参
照しながら説明する。図8は本発明の実施の形態4にか
かる半導体装置およびその製造方法の一例を示す断面図
であり、工程ごとに示している。特に説明の無い限り、
本実施の形態で用いられている材料は実施の形態1で用
いられたものと同様であり、同じ呼称の構成部材は実施
の形態1で示したものと同様の機能を持つ。
【0109】図8(a)の例に示すように、最初の工程
では、キャリア層607の上に配線パターン3を形成
し、第1の半導体チップ601が配線パターン603に
フリップチップ実装されたときに第1の半導体チップ6
01の周縁の外側に位置する配線パターン603上の部
分に、上方に向けて突出する取り出し電極604を形成
する。この工程は図2(a)と同様に行われており、キ
ャリア層607の上には剥離層608が設けられてい
る。また、配線パターン603と取り出し電極604は
図3〜図5に示すいずれかの方法によって形成されてい
る。
【0110】また、図8(b)に示すように、図8
(a)に示す工程と平行して、第1の半導体チップ60
1の背面と第2の半導体チップ602の電極面とを、第
2の半導体チップ602の電極が露出するように接着す
る。接着方法は特に限定されるものではなく、例えば接
着ペーストのポッティングによる接着方法や、熱圧着シ
ートを用いた接着方法等が挙げられる。図8(b)の例
では熱圧着シート610が用いられている。このように
第1の半導体チップ601と第2の半導体チップ602
とを実装前に予め接着しておけば、実装時の取り扱いが
容易となり、半導体装置の機械的強度の向上を図ること
ができる。
【0111】次に、図8(c)に示すように、第1の半
導体チップ601を配線パターン603上に、第2の半
導体チップ602を取り出し電極604の先端にそれぞ
れフリップチップ実装する。図8(c)の例では、フリ
ップチップ実装は、実施の形態1と同様に、第1の半導
体チップ601の電極および第2の半導体チップ602
の電極に金属バンプ606を設け、導電性接着剤を介し
て行われている。なお、本実施の形態においても、実施
の形態1と同様に、導電性接着剤の代わりにACFやA
CP、更にはNCFまたはNCPを用いることもでき
る。
【0112】本実施の形態においても実施の形態1と同
様に、第1の半導体チップ601と配線パターン603
との接続部分や、第2の半導体チップ602と取り出し
電極604との接続部分を、樹脂により封止しておくこ
ともできる。このような樹脂による封止を行えば、後の
工程で第1の半導体チップ601および第2の半導体チ
ップ602を絶縁層605に埋設する際に、これら半導
体チップに与えられるダメージを少なくすることができ
る。更に埋設時の圧力によるこれら半導体チップの位置
ズレの抑制を図ることもできる。また、第1の半導体チ
ップ601と第2の半導体チップ602とが接着されて
いるため、樹脂の硬化収縮により、第2の半導体チップ
602の電極に形成された金属バンプ606と取り出し
電極604との接続をより強固とできる。
【0113】次に、図8(d)〜(e)に示すように、
キャリア層607の上に絶縁層605を形成する。具体
的には、図8(d)に示すように、未硬化のシート状の
絶縁物609を位置合わせし、図8(e)に示すよう
に、これを加熱・加圧して絶縁層605を形成する。図
8(d)〜(e)の例では、絶縁層605は剥離層60
8の表面に形成されている。また、絶縁層605は、第
1の半導体チップ601、第2の半導体チップ602、
配線パターン603および取り出し電極604の全部が
埋設されるように形成されている。なお、図8(d)〜
(e)に示す工程は、図2(c)〜(d)で示した工程
と同様にして行われている。よって、図2(c)〜
(d)で示した形成材料や、加熱・加圧方法を用いるこ
とができる。
【0114】最後に、図8(f)に示すように、キャリ
ア層607と剥離層608とを剥離して、本実施の形態
にかかる半導体装置を得ることができる。本実施の形態
で示す半導体装置は、第1の半導体チップ601と第2
の半導体チップ602とが接着されている点で、実施の
形態1〜3で示した半導体装置と異なっている。
【0115】(実施の形態5)本発明の実施の形態5に
かかる半導体装置およびその製造方法について図9〜1
0を参照しながら説明する。図9は、本発明の実施の形
態5にかかる半導体装置の製造方法における前半の工程
を示す断面図である。図10は、本発明の実施の形態5
にかかる半導体装置およびその製造方法における後半の
工程を示す断面図である。特に説明の無い限り、本実施
の形態で用いられている材料は実施の形態1で用いられ
たものと同様であり、同じ呼称の構成部材は実施の形態
1で示したものと同様の機能を持つ。
【0116】最初に、図9(a)に示すように、配線基
板707の上に複数の配線パターン703を形成する。
配線パターン703の形成は実施の形態1と同様にして
行うことができる。配線基板707は、実施の形態1〜
4におけるキャリア層としての役目を果たすものであ
り、内部に2層以上の内部配線(図示せず)を有してい
る。配線基板707における配線パターン703が形成
されていない面(裏面)には、接続パッド708が形成
されており、半導体チップの外部取り出し電極として機
能する。配線パターン703と内部配線との間および内
部配線と接続パッド708の間は、メッキスルーホール
やインナービアホールによって接続されている。なお、
本実施の形態においては、配線パターン703と接続パ
ッド708とが内部配線を介することなく直接接続され
た態様であっても良い。接続パッド708の配列は限定
されるものではなく、マトリクス状に配列した場合はパ
ッド数(入出力端子数)の増加を図ることができる。
【0117】次に、図9(b)に示すように、第1の半
導体チップ701が配線パターン703にフリップチッ
プ実装されたときに第1の半導体チップ701の周縁の
外側に位置する配線パターン703上の部分に、上方に
向けて突出する取り出し電極704を形成する。取り出
し電極704には、後の工程で、第2の半導体チップ7
02がフリップチップ実装される。取り出し電極704
の先端は第2の半導体チップ702の電極と対向してい
る。取り出し電極704は、実施の形態1で示した方法
によって、同様の形成材料を用いて形成できる。
【0118】次に、図9(c)に示すように、各配線パ
ターン703上に第1の半導体チップ701を金属バン
プ706を介してフリップチップ実装する。このフリッ
プチップ実装は実施の形態1と同様にして行うことがで
きる。
【0119】その後、図9(d)に示すように、配線基
板707の上に、全ての第1の半導体チップ701、配
線パターン703および取り出し電極704を埋設する
ように絶縁層705を形成する。絶縁層705は、図2
(c)〜(d)で示した工程と同様に、未硬化のシート
状の絶縁物を位置合わせし、これを加熱・加圧して形成
することができる。このため、図2(c)〜(d)で示
した形成材料や、加熱・加圧方法を用いることができ
る。
【0120】次に、図10(e)に示すように、絶縁層
705の上面側から絶縁層705と各第1の半導体チッ
プ701とに除去加工を行ってこれらの厚みを小さくし
て、取り出し電極704の先端を絶縁層705から露出
させる。なお、このとき取り出し電極704の先端の一
部に対しても同時に除去加工を行ってもよい。これによ
り、各第1の半導体チッププ701の背面と絶縁層70
5の上面とは同一面となり、第1の半導体チップ701
の背面は絶縁層705から露出した状態になる。これに
より、図6(c)に示された構造体と同様の構造体が絶
縁層705を共有した状態で複数個形成される。各構造
体はそれぞれ別の半導体装置を構成するものである。こ
の工程は図6(b)で示した工程と同様の工程であり、
このような除去加工としても、例えば、研磨、切削、切
断等の方法が挙げられる。
【0121】更に、図10(f)に示すように、各取り
出し電極704の上面に第2の半導体チップ702をフ
リップチップ実装して、絶縁層705を共有した状態の
複数の半導体装置を得ることができる。このフリップチ
ップ実装も実施の形態1と同様にして行うことができ
る。従って、少なくとも第2の半導体チップ702と取
り出し電極704との間には、封止のため樹脂を注入す
るのが好ましい。
【0122】次に、図10(g)に示すように、配線板
701の裏面に設けられた各接続パッド708の表面に
実装用の外部接続端子としてのハンダボール709を形
成する。なお、本実施の形態において外部接続端子はハ
ンダボールに限定されず、ハンダボールの代わりに電極
パッド708の周辺に配置されるリードを用いることも
できる。このように配線パターン703と接続された外
部接続端子が設けられていると、半導体装置をBGA
(Ball Grid Array)として使用でき、
リフロー等の設備を用いることで容易に外部の基板に実
装することできる。
【0123】最後に、図10(h)に示すように、絶縁
層705を共有した状態の複数の半導体装置を、半導体
装置ごとに分離する。分離は、例えば、金型による打ち
抜きやレーザによる切断等によって行うことができる。
なお、分割は、ハンダボール709の形成前であっても
良い。このように本実施の形態により半導体装置を作製
すれば、安価に一度に多数の半導体装置を得ることがで
きる。
【0124】(実施の形態6)本発明の実施の形態6に
かかる半導体装置およびその製造方法について図11を
参照しながら説明する。図11は、本発明の実施の形態
6にかかる半導体装置およびその製造方法の一例を示す
断面図であり、工程ごとに示している。特に説明の無い
限り、本実施の形態で用いられている材料は実施の形態
1で用いられたものと同様であり、同じ呼称の構成部材
は実施の形態1で示したものと同様の機能を持つ。
【0125】最初の工程では、図11(a)に示すよう
に、金属層907の上に第1の半導体チップ901をフ
リップチップ実装する。金属層907は、後の工程で配
線パターン903へと加工される。金属層907は配線
パターン903へと加工できるものであれば特に限定さ
れるものではない。金属層907としては、例えば金属
箔を用いることができ、特に銅箔を用いるのが好まし
い。銅箔はコストが低く、電気伝導性も高いためであ
る。図11(a)の例では、第1の半導体チップ901
は金属バンプ906を介して金属箔907へフリップチ
ップ実装されている。第1の半導体チップ901の実装
は、実施の形態1と同様にして行うことができる。
【0126】次に図11(b)に示すように、第1の半
導体チップ901が埋設されるように金属層907の上
に絶縁層905を形成する。図11(b)の例では、実
施の形態1で示した図2(c)〜(d)と同様に、未硬
化のシート状の絶縁物を位置合わせし、これを加熱加圧
することにより形成されている。
【0127】次に、図11(c)に示すように、第1の
半導体チップ901と金属層907との接続部分が除去
されてしまわないように、金属層907をエッチングし
て配線パターン903を形成する。
【0128】更に、図11(d)に示すように、第2の
半導体チップ902を設置したときに、第2の半導体チ
ップ902の電極と対向する絶縁層905上の位置か
ら、少なくとも配線パターン903が露出するまで、絶
縁層905に孔908を形成する。図11(d)の例で
は、孔908の形成は実施の形態3で示した図7(b)
と同様にして行われている。孔908は、図7(b)の
例と同様に配線パターン903を貫通するように形成さ
れたものであっても良い。
【0129】その後、図11(e)に示すように、形成
された孔908に導電性材料を充填して第2の半導体チ
ップ902と配線パターン903とを接続する取り出し
電極904を形成する。導電性材料としては、実施の形
態3で述べた金属材料、合金材料、導電性樹脂組成物等
を用いることができる。この工程により、配線パターン
903と、第1の半導体チップ901と、取り出し電極
904と、第1の半導体チップ901および取り出し電
極904を埋設する絶縁層905とからなる構造体を得
ることができる。
【0130】最後に図11(f)に示すように、取り出
し電極904の先端に第2の半導体チップ902をフリ
ップチップ実装して、本実施の形態にかかる半導体装置
を得ることができる。第2の半導体チップ902も金属
バンプ906を介して取り出し電極904にフリップチ
ップ実装されている。
【0131】なお、本実施の形態においても、実施の形
態2と同様に、図11(e)に示す取り出し電極904
を形成する工程の後であって、図11(f)に示す第2
の半導体チップ902をフリップチップ実装する前に、
絶縁層905の上面側から絶縁層905と第1の半導体
チップ901とに除去加工を行ってこれらの厚みを小さ
くすることができる。この場合は、取り出し電極904
の先端の一部に対しても同時に除去加工を行う。
【0132】(実施の形態7)本発明の実施の形態7に
かかる半導体装置およびその製造方法について図12を
参照しながら説明する。図12は、本発明の実施の形態
7にかかる半導体装置およびその製造方法の一例を示す
断面図であり、工程ごとに示している。特に説明の無い
限り、本実施の形態で用いられている材料は実施の形態
1で用いられたものと同様であり、同じ呼称の構成部材
は実施の形態1で示したものと同様の機能を持つ。
【0133】最初に、図12(a)の例に示すように、
複数の構造体(800、810、820)を用意する。
各構造体(800、810、820)は、配線パターン
(803、813、823)と、配線パターン上に実装
される半導体チップ(801、811、821)と、半
導体チップ(801、811、821)の一部または全
部を埋設する絶縁層(805、815、825)とを少
なくとも有している。各構造体のうち構造体820が最
上層、構造体810が中間層、構造体801が最下層と
なる。また、図12の例から分かるように、上層に位置
する構造体の半導体チップの電極面の面積は、それより
下層に位置する構造体の半導体チップの電極面の面積よ
りも大きくなっている。
【0134】最上層となる構造体820以外の各構造体
(800、810)は、更に、半導体チップ(801、
810)の周縁より外側に位置する配線パターン(80
3、813)上の部分から上方向に突出し、且つ、一部
が絶縁層(805、815)から露出する取り出し電極
(804、814)を有している。後の工程において、
取り出し電極804は絶縁層805から露出した部分で
上層に位置する構造体810の配線パターン813と接
続される。取り出し電極814は絶縁層815から露出
した部分で上層に位置する構造体820の配線パターン
823と接続される。
【0135】構造体800および構造体810は図6
(c)で示したものと同様のものであり、図6(a)〜
(c)に示した工程を用いて形成することができる。但
し、本実施の形態において構造体800および構造体8
10は、図2(a)〜(e)に示す工程や、図7(a)
〜(d)に示す工程によって形成されたものであっても
良い。また、図2(a)〜(e)に示す工程や図7
(a)〜(d)に示す工程と、絶縁層(805、81
5)の上面側から絶縁層(805、815)と半導体チ
ップ(801、811)とに除去加工を行ってこれらの
厚みを小さくする工程とで形成されたものであっても良
い。更に構造体800および構造体810として、図1
1(e)で示した他の半導体装置を構成する構造体と絶
縁層を共有した構造体を用いることもできる。この場合
は積層後に半導体装置ごとに分離する必要がある。
【0136】なお、図12の例では、構造体800およ
び構造体810において半導体チップ(801、80
2)の背面は絶縁層(805、815)から露出してい
るが、本実施の形態においては取り出し電極(804、
814)のみが絶縁層(805、815)から露出して
いれば良く、半導体チップ(801、802)の背面は
絶縁層(805、815)に埋設されていても良い。
【0137】最上層に位置する構造体820は、取り出
し電極を形成しない以外は構造体(800、810)と
同様にして形成できる。例えば、図6(a)〜(c)に
示した工程に準じて、キャリア層(図示せず)の上に配
線パターン823を形成し、半導体チップ821を配線
パターン823上にフリップチップ実装し、半導体チッ
プ821が埋設されるようにキャリア層の上に絶縁層8
25を形成し、絶縁層825の上面側から絶縁層825
と半導体チップ821とに除去加工を行ってこれらの厚
みを小さくし、キャリア層を剥離して形成できる。
【0138】また、構造体820として、図11(e)
で示した他の半導体装置を構成する構造体と絶縁層を共
有した構造体を用いることもできる。なお、本実施の形
態においては最上層に位置する構造体820にも取り出
し電極を形成しても良い。構造体820に取り出し電極
を形成した場合は、後で必要に応じて更に多層化するこ
とが可能となる。
【0139】次に、図12(b)に示すように、各構造
体(800、810、820)の半導体チップ(80
1、811、821)の電極面を同一方向に向け、構造
体801の取り出し電極804が構造体810の配線パ
ターン813と接続され、構造体810の取り出し電極
814が構造体820の配線パターン823と接続され
るようにして、これら構造体を配置する。
【0140】図12(b)の例では、構造体と構造体と
の間には未硬化の絶縁シート(802、812)が挟み
込まれる。各絶縁シート(802、812)にはそれぞ
れ導電路(807、817)が設けられている。絶縁シ
ート802に設けられた導電路807により、構造体8
00の取り出し電極804と構造体810の配線パター
ン813とが電気的に接続される。絶縁シート812に
設けられた導電路817により、構造体810の取り出
し電極814と構造体820の配線パターン823とが
電気的に接続される。
【0141】絶縁シート(802、812)における導
電路(807、817)以外の部分の形成材料として
は、構造体の絶縁層(805、815、825)の形成
材料や、回路基板用プリプレグを利用することができ
る。回路基板用プリプレグは、ガラス織布やアラミド不
織布に、熱硬化性樹脂であるエポキシ樹脂を含浸させて
形成したものであり、加熱により未硬化状態から硬化状
態となる。
【0142】導電路(807、817)はシートに貫通
孔を形成し、そこに導電性ペーストを充填して形成され
ている。導電性ペーストとしては、金、銀、銅等の金属
粉末をエポキシ樹脂などの熱硬化性樹脂と混練してなる
ものが利用できる。このうち金属粉末として銅を用いた
ものが、導電性が良好で、マイグレーションを抑制でき
る点で好ましい。熱硬化性樹脂としては液状のエポキシ
樹脂を用いるのが耐熱性の面で好ましい。
【0143】最後に図12(d)に示すように、各構造
体(800、810、820)および未硬化の絶縁シー
ト(802、812)を積層した後、未硬化の絶縁シー
ト(807、817)を加熱・加圧して硬化することに
より、各構造体は接着されて一体となり、本実施の形態
にかかる半導体装置が完成する。
【0144】なお、図12の例では3個の構造体を積層
して半導体装置が構成されているが、本実施の形態にお
いてはこの例に限定されず、例えば4個以上の構造体を
積層して半導体装置を構成することもできる。また、本
実施の形態では、最下層の構造体800の配線パターン
803が、図9および図10で示した半導体装置と同様
に、多層配線および外部接続端子を備えた回路基板に設
けられたものであっても良い。
【0145】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明の半導体装置お
よびその製造方法について具体的に説明する。
【0146】(実施例1)実際に図6に示す製造工程に
従って、図6(d)に示す半導体装置の作製を行った。
転写パターン形成材については図5に示す工程に従って
作製している。
【0147】最初に、キャリア層上に剥離層を介して、
配線パターンとなる第2の金属層を形成する(図5
(a)参照)。具体的には、先ずキャリア層となる第1
の金属層として、厚み70μmの電解銅箔(キャリア銅
箔)を準備する。電解銅箔は、銅塩原料をアルカリ性浴
に溶解し、これに高電流密度の電流を流して回転ドラム
に電着を行い、電着によって形成された銅メッキ層を連
続的に巻き取って作製する。この時、メッキ電流密度、
ドラム回転速度などを制御することにより、任意の厚み
の銅箔を作製することができる。更に、キャリア層とな
る銅箔の表面にニッケル−リン合金で構成された薄い剥
離層を形成し、この剥離層上に銅メッキを行って第2の
金属層(銅層)を形成する。銅メッキは層の厚みが12
μmになるまで行う。
【0148】次に、この第2の金属層上に公知のアディ
ティブ法により取り出し電極を作製する(図5(b)〜
(d)参照)。具体的には、取り出し電極のパターン形
状の露出部を残して第1のメッキレジスト膜を形成し
(図5(b)参照)、キャリア層、剥離層および第2の
金属層を給電層として、電解メッキ法により第3の金属
層としての銅を露出部に成長させる(図5(c)参
照)。第1のメッキレジスト膜を除去した後(図5
(d)参照)、更に取りだし電極の表面と、第2の金属
層における配線パターンとなる領域とを残して第2のメ
ッキレジスト膜を形成する(図5(e)参照)。
【0149】次に、取りだし電極の形成と同様に電解メ
ッキ法により、露出部にニッケル(図5(e)参照)、
金の順に析出させ(図5(f)参照)、その後にメッキ
レジスト膜を除去する(図5(g)参照)。更に、この
配線パターン形状の金メッキ層をエッチングマスクとし
て、塩化鉄第2水溶液により第2の金属層(銅層)を化
学エッチングして、配線パターンを形成する(図5
(h)参照)。以上の工程により作製された転写パター
ン形成材は、図5(h)と同様の構造を有しており、取
り出し電極における配線パターンからの突起高さは約1
20μmであった。
【0150】次に、このようにして作製した銅メッキ層
による配線パターンと取りだし電極を備えた転写パター
ン形成材上に、第1の半導体チップをフリップチップ実
装する。第1の半導体チップとしては厚みが0.3mm
t、大きさが10mm×10mmのものを用いた。実装
方法は、まず第1の半導体チップのアルミ電極に、25
μm径の金ワイヤを用いてボンディングし、2段突起状
の金バンプを形成する。形成した金バンプは高さが一定
しないのでレべリングを行う。レべリングは第1の半導
体チップ上の金バンプ群に金型を押し当て、一定圧力で
加圧して行う。
【0151】更に、金バンプが形成された第1の半導体
チップを一定厚みにスキージングした導電性ペースト面
に金バンプ側から押し当て、2段突起状の金バンプ先端
部に導電性ペーストを塗布する。金バンプが形成され、
金バンプの先端部に導電性ペースとが塗布された半導体
チップを、キャリア層上に形成された配線パターン上に
位置合わせして重ね、さらに加熱により導電性ペースト
を硬化させ、金バンプ−配線パターン間を導電性ペース
トを介して電気的に接続する。
【0152】次いで、第1の半導体チップと配線パター
ンを有するキャリア層との間を液状の樹脂で封止した。
この封止のための樹脂としては、液状エポキシ樹脂に熱
膨張係数を制御するためのシリカ粒子を混合したものを
用いた。封止は、この液状の樹脂を第1の半導体チップ
と配線パターンと間の隙間に滴下し、その表面張力を利
用して行った。
【0153】このようにして作製した半導体チップを実
装した配線パターンを有するキャリア層の上に、未硬化
のシート状の絶縁物を重ね合わせ、加熱加圧して半導体
チップをこの混合物に埋設して絶縁層を形成する(図6
(a)参照)。本実施例では、シート状の絶縁物として
は、無機フィラーと液状の熱硬化性樹脂とを混合してな
るものを用いている。
【0154】具体的には、無機フィラー:Al2O3
(90重量%、昭和電工社製AS−40、球状、平均粒
径12μm)と、熱硬化性樹脂:液状エポキシ樹脂
(9.5重量%、日本レック社製 EF−450)と、
カーボンブラック(0.2重量%、東洋カーボン社製)
と、カップリング剤(0.3重量%、味の素社製 チタ
ネート系 46B)と、粘度調整用のメチルエチルケト
ンとを混合して形成している。混合は、所定量の無機フ
ィラーと液状エポキシ樹脂とを容器に投入し、本容器ご
と攪拌混練機によって混合することによって行った。
【0155】このペースト状の混合物は離型フィルム上
にドクターブレード法により造膜してシート状とする。
なお、離型フィルムとしては、表面にシリコンによる離
型処理を施されたポリエチレンテレフタレートフィルム
(厚み:75μm)を用いている。更に、このシート状
の混合物を温度120℃で15分間加熱して乾燥させ
る。なお、エポキシ樹脂は、硬化開始温度が130℃で
あるため、この熱処理条件下では、未硬化状態(Bステ
ージ)であり、以降の工程で更に加熱することにより再
度溶融させることができる。このようにして形成したシ
ート状の絶縁物は、粘着性がなく、未硬化のものであ
る。また、厚みを測定したところ500μmであった。
【0156】半導体チップを絶縁層に埋設するための加
熱・加圧は、150℃に加熱した金型に半導体チップを
実装したキャリア層をセットし、その上にシート状の混
合物を配置し、金型で加圧(100Kg/cm2)し、
この状態を15分間保持することによって行っている。
その後、シート状の混合物の離型フィルムを剥離する。
よって、図6(a)に示すものを得ることができる。
【0157】次に、絶縁層の上面側から絶縁層と第1の
半導体チップとに研磨を行ってこれらの厚みを小さくす
る(図6(b)参照)。研磨はラッピングマシンを用い
て絶縁層の厚みが170μmになるまで行う。なお、研
磨はキャリア層および剥離層を貼り合わせた状態で行っ
ている。キャリア層と剥離層とは、研磨後に洗浄を行っ
てから剥離する(図6(c)参照)。なお、キャリア層
は銅箔であるため、絶縁層との接触面が光沢面となって
いるため、絶縁層を形成している混合物が硬化状態であ
っても容易に剥離することができる。
【0158】最後に、取り出し電極における絶縁層から
の露出した部分に、第2の半導体チップをフリップチッ
プ実装する。第2の半導体チップとしては、厚みが0.
3mmt、大きさが15mm×15mmのものを用い
た。第2の半導体チップにも第1の半導体チップと同様
に金バンプを形成し、レべリングし、更に導電性ペース
トを金バンプの先端に塗布した。第2の半導体チップの
取り出し電極へのフリップチップ実装は、金バンプを絶
縁層から露出した取り出し電極の先端に位置合わせし、
さらに加熱して導電性ペーストを硬化させ、金バンプと
取り出し電極との間を導電性ペーストを介して電気的に
接続することにより行っている。なお、第2の半導体チ
ップと取り出し電極との間も液状の樹脂により封止し
た。
【0159】以上の工程により図6に示した半導体装置
と同様の構造を有する半導体装置を得ることができた。
次に、得られた半導体装置の信頼性評価を行うため、最
高温度を260℃に設定してリフロー試験(10秒間)
を10回行った。結果、半導体装置には外観上のクラッ
クなどは発生しなかった。更に、超音波探傷装置による
観察も行ったが、半導体チップとパッケージとの界面に
特に異常は認められなかった。また、リフロー前後での
接続抵抗値の変化量も非常に小さかった。
【0160】(実施例2)図12に示す製造工程に従っ
て、図12(c)に示す半導体装置の作製を行った。最
上層となる構造体以外の構造体は、実施例1における第
2の半導体チップを配置するまでの工程に従って作製し
た。最上層となる構造体は、取り出し電極を形成しない
で、実施例1における第2の半導体チップを配置するま
での工程に従って作製した。なお、最上層となる構造体
以外の構造体において、取り出し電極は、それより上層
にある構造体の半導体チップの電極位置に対向するよう
に形成している。
【0161】各構造体間を固着させるための絶縁シート
としては、回路基板用プリプレグで形成されたシートに
導電性ペースとからなる導通路を形成してなるものを用
いた。回路基板用プリプレグとしては、ガラス織布にエ
ポキシ樹脂を含浸させてなるものであって、Bステージ
状態のものを用いた。絶縁シートの厚みは80μmであ
る。導通路は、下層に位置する構造体の取り出し電極に
対応する位置に炭酸ガスレーザにより直径0.1mmの
貫通孔を形成し、この貫通孔にビアホール充填用導電性
ペーストを充填して形成した。なお、導電性ペーストと
しては、銅の球形状の金属粒子85重量%と、ビスフェ
ノールA型エポキシ樹脂(エピコート828 油化シェ
ルエポキシ社製)3重量%と、グルシジルエステル系エ
ポキシ樹脂(YD−171 東都化成社製)9重量%
と、アミンアダクト硬化剤(MY−24 味の素社製)
3重量%とを三本ロールにて混練したものを用い、充填
はスクリーン印刷法によって行った。
【0162】このようにして作製した二枚の絶縁シート
を構造体と構造体との間に介在させ、位置合わせし(図
12(b)参照)、これらを熱プレスで加熱・加圧した
(プレス温度:170℃、圧力:50kg/cm2、時
間:60分間)。これにより、プリプレグ中の熱硬化樹
脂が加熱により硬化するため、構造体は絶縁シートに接
着される。同時に絶縁シートに充填された導電性ペース
ト中の熱硬化性樹脂も硬化し、層間の電気接続が行われ
る。以上の工程により、本発明の多層化した高密度な半
導体装置を得ることができる。
【0163】次に、本実施例で得られた半導体装置につ
いても、実施例1と同様のリフロー試験を10回行っ
た。結果は実施例1と同様に、半導体装置に外観上のク
ラックは発生しておらず、超音波探傷装置によっても半
導体チップとパッケージとの界面に異常は認められなか
った。更に、リフロー前後での接続抵抗値の変化量も非
常に小さかった。
【0164】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の半導体装
置によれば、積層時に上側となる半導体チップと配線パ
ターンとの接続にワイヤーボンディングを用いなくても
よく、半導体チップの周囲にワイヤーボンディング用の
スペースを設ける必要がない。よって、従来よりも半導
体装置の小型化を図ることが可能となる。
【0165】更に、上側となる半導体チップの電極と配
線パターン上の入出力端子電極を最短距離で電気的に接
続できるため、接続長を短くできる。よって、高速動作
させる半導体チップを用いた場合でもインダクタンス成
分の影響を小さくすることができ、高周波化が可能とな
る。
【0166】また、フリップチップ実装された第1の半
導体チップの厚みを樹脂で埋設した後に研磨等により薄
くでき、更にこの半導体チップの上側に位置する半導体
チップと配線パターンとの接続をワイヤーボンディング
によらずに取り出し電極によって接続するため、従来よ
りも薄型化した半導体装置がより容易に提供できる。
【0167】さらに、本発明の半導体装置においては、
薄型化された半導体チップで多層化を図ることもできる
ので、従来よりもさらに高密度化した半導体装置を実現
することもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1にかかる半導体装置を示
す断面図。
【図2】図1に示す本発明の実施の形態1にかかる半導
体装置の製造方法の一例を工程ごとに示す断面図。
【図3】図1に示す半導体装置の配線パターンおよび取
り出し電極を形成する方法の一例を示す断面図。
【図4】図1に示す半導体装置の配線パターンおよび取
り出し電極を形成する方法の一例を示す断面図。
【図5】図1に示す半導体装置の配線パターンおよび取
り出し電極を形成する方法の一例を示す断面図。
【図6】本発明の実施の形態2にかかる半導体装置およ
びその製造方法の一例を示す断面図。
【図7】本発明の実施の形態3にかかる半導体装置およ
びその製造方法の一例を示す断面図。
【図8】本発明の実施の形態4にかかる半導体装置およ
びその製造方法の一例を示す断面図。
【図9】本発明の実施の形態5にかかる半導体装置の製
造方法における前半の工程を示す断面図。
【図10】本発明の実施の形態5にかかる半導体装置お
よびその製造方法における後半の工程を示す断面図。
【図11】本発明の実施の形態6にかかる半導体装置お
よびその製造方法の一例を示す断面図。
【図12】本発明の実施の形態7にかかる半導体装置お
よびその製造方法の一例を示す断面図。
【符号の説明】
100 半導体装置 101、201、401、501、601、701、9
01 第1の半導体チップ 102、202、402、502、602、702、9
02 第2の半導体チップ 103、203、303、403、503、603、7
03、803、813、823、903 配線パターン 104、204、304、404、504、604、7
04、804、814、904 取り出し電極 105、205、405、505、605、705、8
05、815、825、905 絶縁層 106、206、306、406、506、606、7
06、806、816、826、906 金属バンプ 207、301、507、607、707 キャリア層 208、302、508、608、708 剥離層 209、609、709 未硬化のシート状の絶縁物 313 第2の金属層 314 第3の金属層 305、306 エッチングレジスト膜 307 メッキレジスト膜 308 第4の金属層 309 第1のメッキレジスト膜 310 第2のメッキレジスト膜 509、908 孔 800、810、820 構造体 801、811、821 半導体チップ 802、812 絶縁シート 807、817 導電路 907 金属層
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 23/28 (72)発明者 中谷 誠一 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 天見 和由 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 朝日 俊行 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4M109 AA01 BA01 BA03 BA05 EA02 EA20 EB03 EB12 EB13 EC03 EC05 GA10 5F061 AA01 BA01 BA03 BA05 FA06

Claims (35)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 配線パターンと、配線パターンに実装さ
    れる第1の半導体チップと、第1の半導体チップの背面
    側に、第1の半導体チップに電極面を向けて設置される
    第2の半導体チップと、第1の半導体チップの周縁より
    外側に位置する配線パターン上の部分から第2の半導体
    チップに向けて突出し、第2の半導体チップに接続され
    る取り出し電極と、第1の半導体チップおよび取り出し
    電極の一部又は全部を埋設する絶縁層とを少なくとも有
    することを特徴とする半導体装置。
  2. 【請求項2】 第1の半導体チップが、その背面のみが
    絶縁層から露出した状態で、絶縁層に埋設されている請
    求項1記載の半導体装置。
  3. 【請求項3】 第1の半導体チップの背面が、第2の半
    導体チップの電極面に接着されている請求項1または2
    に記載の半導体装置。
  4. 【請求項4】 第2の半導体チップの電極面の面積が第
    1の半導体チップの電極面の面積よりも大きくなってお
    り、第2の半導体チップの電極面には複数の電極が、該
    電極面の外周に沿って、第1の半導体チップの周縁より
    外側に位置するように配置されている請求項1〜3のい
    ずれかに記載の半導体装置。
  5. 【請求項5】 第1の半導体チップおよび/または第2
    の半導体チップの電極に金属バンプが設けられており、
    導電性接着剤を介して、第1の半導体チップに設けられ
    た金属バンプは配線パターンに、第2の半導体チップに
    設けられた金属バンプは取り出し電極に固着されている
    請求項1〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  6. 【請求項6】 第1の半導体チップおよび/または第2
    の半導体チップの電極に金属バンプが設けられており、
    導電性フィラーを分散させてなる接着シートまたはペー
    ストを介して、第1の半導体チップに設けられた金属バ
    ンプは配線パターンに、第2の半導体チップに設けられ
    た金属バンプは取り出し電極に固着されている請求項1
    〜4のいずれかに記載の半導体装置。
  7. 【請求項7】 第1の半導体チップおよび/または第2
    の半導体チップの電極に金属バンプが設けられており、
    熱硬化性樹脂で形成されたシートまたはペーストによっ
    て、第1の半導体チップに設けられた金属バンプは配線
    パターンに、第2の半導体チップに設けられた金属バン
    プは取り出し電極に固着されている請求項1〜4のいず
    れかに記載の半導体装置。
  8. 【請求項8】 配線パターンが配線基板の一方の面に設
    けられており、配線基板は外部と接続するための外部接
    続端子を少なくとも有し、外部接続端子は配線パターン
    と接続されている請求項1〜7のいずれかに記載の半導
    体装置。
  9. 【請求項9】 配線パターンと、配線パターン上に実装
    される半導体チップと、半導体チップの一部または全部
    を埋設する絶縁層とを少なくとも有する構造体を、各構
    造体の半導体チップの電極面を同一方向に向けて積層し
    てなる半導体装置であって、 上層に位置する構造体の半導体チップの電極面の面積
    は、その下層に位置する構造体の半導体チップの電極面
    の面積よりも大きくなっており、 最上層となる構造体以外の各構造体は、半導体チップの
    周縁より外側に位置する配線パターン上の部分から上方
    向に突出し、且つ、一部が絶縁層から露出する取り出し
    電極を有しており、各構造体の取り出し電極は絶縁層か
    ら露出した部分で上層に位置する構造体の配線パターン
    と接続されていることを特徴とする半導体装置。
  10. 【請求項10】 半導体チップの電極に金属バンプが設
    けられており、金属バンプは導電性接着剤を介して配線
    パターンに固着されている請求項9に記載の半導体装
    置。
  11. 【請求項11】 半導体チップの電極に金属バンプが設
    けられており、金属バンプは、導電性フィラーを分散さ
    せてなる接着シートまたはペーストを介して、配線パタ
    ーンに固着されている請求項9に記載の半導体装置。
  12. 【請求項12】 半導体チップの電極に金属バンプが設
    けられており、金属バンプは、熱硬化性樹脂で形成され
    たシートまたはペーストによって、配線パターンに固着
    されている請求項9に記載の半導体装置。
  13. 【請求項13】 最下層の構造体を構成する配線パター
    ンが配線基板の一方の面に設けられており、配線基板は
    外部と接続するための外部接続端子を少なくとも有し、
    外部接続端子は該配線パターンと接続されている請求項
    9〜12のいずれかに記載の半導体装置。
  14. 【請求項14】 配線パターンが、金属箔、リードフレ
    ームおよび導電性樹脂組成物から選ばれる少なくとも一
    つで形成されている請求項1〜13のいずれかに記載の
    半導体装置。
  15. 【請求項15】 絶縁層が、無機フィラーと絶縁性樹脂
    とを少なくとも含有する材料によって形成されている請
    求項1〜14のいずれかに記載の半導体装置。
  16. 【請求項16】 無機フィラーがアルミナ、マグネシ
    ア、窒化ホウ素、窒化アルミ、窒化珪素およびシリカか
    ら選ばれる少なくとも一種を含有するものである請求項
    15に記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 絶縁性樹脂がエポキシ樹脂、フェノー
    ル樹脂、フッ素樹脂、シアネート樹脂、ポリフェニレン
    オキサイド樹脂およびポリフェニレンエーテル樹脂から
    選ばれる少なくとも一種を含有するものである請求項1
    5に記載の半導体装置。
  18. 【請求項18】 請求項1〜8のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法であって、キャリア層の上に配線パタ
    ーンを形成し、第1の半導体チップが配線パターンにフ
    リップチップ実装されたときに第1の半導体チップの周
    縁の外側に位置する配線パターン上の部分に、上方に向
    けて突出する取り出し電極を形成する工程と、第1の半
    導体チップを配線パターン上にフリップチップ実装する
    工程と、キャリア層の上に絶縁層を形成する工程と、取
    り出し電極の先端に第2の半導体チップをフリップチッ
    プ実装する工程とを少なくとも有することを特徴とする
    半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 請求項1〜8のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法であって、キャリア層の上に配線パタ
    ーンを形成し、配線パターン上に第1の半導体チップを
    フリップチップ実装し、第1の半導体チップの一部また
    は全部が埋設されるようにキャリア層の上に絶縁層を形
    成する工程と、第2の半導体チップを設置したときに第
    2の半導体チップの電極と対向する絶縁層上の位置か
    ら、少なくとも配線パターンが露出するまで、絶縁層に
    孔を形成する工程と、形成された孔に導電性材料を充填
    して第2の半導体チップと配線パターンとを接続する取
    り出し電極を形成する工程と、取り出し電極の先端に第
    2の半導体チップをフリップチップ実装する工程とを少
    なくとも有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  20. 【請求項20】 請求項1〜8のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法であって、キャリア層の上に配線パタ
    ーンを形成し、第1の半導体チップが配線パターンにフ
    リップチップ実装されたときに第1の半導体チップの周
    縁の外側に位置する配線パターン上の部分に、上方に向
    けて突出する取り出し電極を形成する工程と、第1の半
    導体チップの背面と第2の半導体チップの電極面とを第
    2の半導体チップの電極が露出するように接着する工程
    と、第1の半導体チップを配線パターン上に、第2の半
    導体チップを取り出し電極の先端にそれぞれフリップチ
    ップ実装する工程と、キャリア層の上に絶縁層を形成す
    る工程とを少なくとも有することを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  21. 【請求項21】 請求項1〜8のいずれかに記載の半導
    体装置の製造方法であって、金属層の上に第1の半導体
    チップをフリップチップ実装する工程と、第1の半導体
    チップが埋設されるように金属層の上に絶縁層を形成す
    る工程と、金属層をエッチングして配線パターンを形成
    する工程と、第2の半導体チップを設置したときに第2
    の半導体チップの電極と対向する絶縁層上の位置から、
    少なくとも配線パターンが露出するまで、絶縁層に孔を
    形成する工程と、形成された孔に導電性材料を充填して
    第2の半導体チップと配線パターンとを接続する取り出
    し電極を形成する工程と、取り出し電極の先端に第2の
    半導体チップをフリップチップ実装する工程とを少なく
    とも有することを特徴とする半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】 取り出し電極の先端に第2の半導体チ
    ップがフリップチップ実装される工程の前に、絶縁層の
    上面側から少なくとも絶縁層と第1の半導体チップとに
    除去加工を行ってこれらの厚みを小さくする工程を有し
    ている請求項18、19または21のいずれかに記載の
    半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】 キャリア層を剥離する工程を有してい
    る請求項18〜20のいずれかに記載の半導体装置の製
    造方法。
  24. 【請求項24】 キャリア層が配線基板である請求項1
    8〜20のいずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】 複数の半導体装置が少なくとも絶縁層
    を共有した状態で形成されており、半導体装置ごとに分
    離する工程を有している請求項18〜24のいずれかに
    記載の半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】 請求項9〜13のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法であって、 キャリア層の上に配線パターンを形成し、半導体チップ
    を配線パターン上にフリップチップ実装し、半導体チッ
    プの一部または全部が埋設されるようにキャリア層の上
    に絶縁層を形成し、キャリア層を剥離して、最上層とな
    る構造体を形成する工程とキャリア層の上に配線パター
    ンを形成し、半導体チップが配線パターンにフリップチ
    ップ実装されたときに半導体チップの周縁の外側に位置
    する配線パターン上の部分に、上方に向けて突出する取
    り出し電極を形成し、半導体チップを配線パターン上に
    フリップチップ実装し、半導体チップと取り出し電極と
    が埋設されるようにキャリア層の上に絶縁層を形成し、
    キャリア層を剥離して、最上層となる構造体以外の構造
    体を形成する工程と各構造体の半導体チップの電極面を
    同一方向に向け、最上層となる構造体以外の各構造体の
    取り出し電極が、該構造体より上層に位置する構造体の
    配線パターンと接続されるようにして、全部の構造体を
    積層する工程とを少なくとも有することを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】 請求項9〜13のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法であって、 キャリア層の上に配線パターンを形成し、半導体チップ
    を配線パターン上にフリップチップ実装し、半導体チッ
    プの一部または全部が埋設されるようにキャリア層の上
    に絶縁層を形成し、キャリア層を剥離して、最上層とな
    る構造体を形成する工程とキャリア層の上に配線パター
    ンを形成し、配線パターン上に半導体チップをフリップ
    チップ実装し、半導体チップの一部または全部が埋設さ
    れるようにキャリア層の上に絶縁層を形成し、各構造体
    を積層したときに上層に位置する構造体の半導体チップ
    の電極と対向する該絶縁層上の位置から、少なくとも配
    線パターンが露出するまで、該絶縁層に孔を形成し、形
    成された孔に導電性材料を充填して上方向に突出する取
    り出し電極を形成し、キャリア層を剥離して、最上層と
    なる構造体以外の構造体を形成する工程と、 各構造体の半導体チップの電極面を同一方向に向け、最
    上層となる構造体以外の各構造体の取り出し電極が、該
    構造体より上層に位置する構造体の配線パターンと接続
    されるようにして、全部の構造体を積層する工程とを少
    なくとも有することを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  28. 【請求項28】 請求項9〜13のいずれかに記載の半
    導体装置の製造方法であって、 金属層の上に半導体チップをフリップチップ実装し、半
    導体チップが埋設されるように金属層の上に絶縁層を形
    成し、金属層をエッチングして配線パターンを形成し、
    最上層となる構造体を形成する工程と金属層の上に半導
    体チップをフリップチップ実装し、半導体チップが埋設
    されるように金属層の上に絶縁層を形成し、金属層をエ
    ッチングして配線パターンを形成し、各構造体を積層し
    たときに上層に位置する構造体の半導体チップの電極と
    対向する該絶縁層上の位置から、少なくとも配線パター
    ンが露出するまで、該絶縁層に孔を形成し、形成された
    孔に導電性材料を充填して上方向に突出する取り出し電
    極を形成して、最上層となる構造体以外の構造体を形成
    する工程と各構造体の半導体チップの電極面を同一方向
    に向け、最上層となる構造体以外の各構造体の取り出し
    電極が、該構造体より上層に位置する構造体の配線パタ
    ーンと接続されるようにして、全部の構造体を積層する
    工程とを少なくとも有することを特徴とする半導体装置
    の製造方法。
  29. 【請求項29】 最下層に位置する構造体を形成するた
    めのキャリア層が配線基板である請求項26〜28のい
    ずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  30. 【請求項30】 絶縁層に形成された孔に充填する導電
    性材料が導電性樹脂組成物であり、該孔への導電性材料
    の充填がスクリーン印刷により行われており、スクリー
    ン印刷の後、該導電性樹脂組成物を加熱して硬化させる
    請求項19、21、27または28のいずれかに記載の
    半導体装置の製造方法。
  31. 【請求項31】 キャリア層となる第1の金属層の上に
    剥離層を積層し、剥離層の上に配線パターンとなる第2
    の金属層を積層する工程と、第2の金属層の上にメッキ
    により第3の金属層を形成する工程と、第3の金属層を
    エッチングして取り出し電極を形成する工程と、第2の
    金属層をエッチングして配線パターンを形成する工程と
    を少なくとも有する方法によって、配線パターンと取り
    出し電極とが形成される請求項18、20または26の
    いずれかに記載の半導体装置の製造方法。
  32. 【請求項32】 キャリア層となる第1の金属層の上に
    剥離層を積層し、剥離層の上に配線パターンとなる第2
    の金属層を積層する工程と、第2の金属層における取り
    出し電極の形成が意図された領域が露出するように、第
    2の金属層の上にメッキレジスト膜を形成する工程と、
    メッキレジスト膜から露出した第2の金属層上に取り出
    し電極となる第3の金属層をメッキにより形成する工程
    と、メッキレジスト膜を剥離する工程と、第2の金属層
    をエッチングして配線パターンを形成する工程とを少な
    くとも有する方法によって、配線パターンと取り出し電
    極とが形成される請求項18、20または26のいずれ
    かに記載の半導体装置の製造方法。
  33. 【請求項33】 キャリア層となる第1の金属層の上に
    剥離層を積層し、剥離層の上に配線パターンとなる第2
    の金属層を積層する工程と、第2の金属層における取り
    出し電極の形成が意図された領域が露出するように、第
    2の金属層の上に第1のメッキレジスト膜を形成する工
    程と、第1のメッキレジスト膜から露出した第2の金属
    層上に取り出し電極となる第3の金属層をメッキにより
    形成する工程と、第1のメッキレジスト膜を剥離する工
    程と、第2の金属層上における配線パターンとなる領域
    と第3の金属層の上面とが露出するように、第2のメッ
    キレジスト膜を形成する工程と、第2のメッキレジスト
    膜から露出した第2の金属層と第3の金属層の上面と
    に、メッキにより、第2の金属層と第3の金属層とを腐
    食するエッチング液に対し化学的に安定な金属成分を有
    する金属材料で第4の金属層を形成する工程と、第2の
    メッキレジスト膜を剥離する工程と、第4の金属層をエ
    ッチングマスクとして第2の金属層をエッチングして、
    配線パターンを形成する工程とを少なくとも有する方法
    によって、配線パターンと取り出し電極とが形成される
    請求項18、20または26のいずれかに記載の半導体
    装置の製造方法。
  34. 【請求項34】 メッキ法、蒸着法、スクリーン印刷法
    から選ばれる少なくとも一つの方法によって取り出し電
    極が形成される請求項18、20または26のいずれか
    に記載の半導体装置の製造方法。
  35. 【請求項35】 複数の半導体装置が、各半導体装置を
    構成する構造体が別の半導体装置を構成する構造体と絶
    縁層を共有した状態で、形成されており、半導体装置ご
    とに分離する工程を有している請求項26〜28のいず
    れかに記載の半導体装置の製造方法。
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