JP2002166461A - 押出し機の口金及びその使用方法 - Google Patents
押出し機の口金及びその使用方法Info
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Landscapes
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 環状タイヤ構成部材のクラウン部に貼着され
る接着ゴム部材の幅方向に亘るゴムゲージが略均一に形
成され、かつ穴埋めも良好に行われる押出し機の口金及
びその使用方法を供する。 【解決手段】 トロイダル形状の環状タイヤ構成部材の
外周面に接着ゴム部材を押出して貼着する押出し機にお
いて、接着ゴム部材を板状に成型して押出す口金5が幅
方向に長尺の偏平矩形状の押出し開口25を有し、その一
方の長尺開口縁が切欠かれて縁取り面26が形成され、該
口金5の環状タイヤ構成部材に対向する平面状をした外
表面の中央部分を切欠いた凹部27が前記縁取り面26の一
部を欠損して形成されている押出し機の口金。
る接着ゴム部材の幅方向に亘るゴムゲージが略均一に形
成され、かつ穴埋めも良好に行われる押出し機の口金及
びその使用方法を供する。 【解決手段】 トロイダル形状の環状タイヤ構成部材の
外周面に接着ゴム部材を押出して貼着する押出し機にお
いて、接着ゴム部材を板状に成型して押出す口金5が幅
方向に長尺の偏平矩形状の押出し開口25を有し、その一
方の長尺開口縁が切欠かれて縁取り面26が形成され、該
口金5の環状タイヤ構成部材に対向する平面状をした外
表面の中央部分を切欠いた凹部27が前記縁取り面26の一
部を欠損して形成されている押出し機の口金。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タイヤ又は更生タ
イヤを製造する工程において環状タイヤ構成部材に接着
ゴム部材を貼着する押出し機又はその使用方法に関す
る。
イヤを製造する工程において環状タイヤ構成部材に接着
ゴム部材を貼着する押出し機又はその使用方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】この種の押出し機には、タイヤを更生す
るリィトレッディング装置として特表平8−50629
2号公報に記載された例があり、同公報に記載されたリ
ィトレッディング装置は、その口金部01が図11に示す
正面図のようにリップと称される上型02と下型03とから
なり、両者間に所定の開口を有する。
るリィトレッディング装置として特表平8−50629
2号公報に記載された例があり、同公報に記載されたリ
ィトレッディング装置は、その口金部01が図11に示す
正面図のようにリップと称される上型02と下型03とから
なり、両者間に所定の開口を有する。
【0003】上型02が下型03より突出していて、上型02
の外表面02aがバフタイヤのクラウン部と当接して押出
された接着ゴム部材がバフタイヤの回転により上型02の
外表面02aとバフタイヤのクラウン部との間に導かれて
外表面02aにより押圧されてクラウン部に穴埋めをしな
がら貼着される。
の外表面02aがバフタイヤのクラウン部と当接して押出
された接着ゴム部材がバフタイヤの回転により上型02の
外表面02aとバフタイヤのクラウン部との間に導かれて
外表面02aにより押圧されてクラウン部に穴埋めをしな
がら貼着される。
【0004】バフタイヤのクラウン部には、鋼鉄製ベル
トが埋設されて高い剛性を有するとともに、曲率を有し
左右幅方向の中央が一番突出しているので、中央部が一
番押圧力を受けて接着ゴム部材は最も薄く、側部が厚く
貼着されて厚さが不均一となる。そこで上型02の開口縁
にチャムファーと称される縁取り面02bが形成されてい
る。
トが埋設されて高い剛性を有するとともに、曲率を有し
左右幅方向の中央が一番突出しているので、中央部が一
番押圧力を受けて接着ゴム部材は最も薄く、側部が厚く
貼着されて厚さが不均一となる。そこで上型02の開口縁
にチャムファーと称される縁取り面02bが形成されてい
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】この口金を用いたリィ
トレッディング装置によりバフタイヤに貼着された接着
ゴム部材の厚さ(ゴムゲージ)を実際に測った結果を図
12、ゴムゲージの最大差と穴埋め率を図った結果を図
13に示す。
トレッディング装置によりバフタイヤに貼着された接着
ゴム部材の厚さ(ゴムゲージ)を実際に測った結果を図
12、ゴムゲージの最大差と穴埋め率を図った結果を図
13に示す。
【0006】図12は、接着ゴム部材のゴムゲージを縦
軸にとり、横軸はバフタイヤの幅方向のタイヤセクショ
ン位置を示し、バフタイヤのクラウン部のセンターを原
点0として各セクションの代表位置に原点0に近い順に
番号を付けたものであり、±6辺りまでがクラウン部に
相当し、±7辺りから外側がショルダー部に当る。
軸にとり、横軸はバフタイヤの幅方向のタイヤセクショ
ン位置を示し、バフタイヤのクラウン部のセンターを原
点0として各セクションの代表位置に原点0に近い順に
番号を付けたものであり、±6辺りまでがクラウン部に
相当し、±7辺りから外側がショルダー部に当る。
【0007】シリンダ内に投入されたゴム材をシリンダ
内部のスクリューの回転によってシリンダ先端の口金ま
で送り押出す構造のリィトレッディング装置であり、こ
のスクリューの回転数が異なる4種類について実験した
結果が示されている。なおバフタイヤの内圧は、1.5bar
に設定されている。
内部のスクリューの回転によってシリンダ先端の口金ま
で送り押出す構造のリィトレッディング装置であり、こ
のスクリューの回転数が異なる4種類について実験した
結果が示されている。なおバフタイヤの内圧は、1.5bar
に設定されている。
【0008】スクリュー回転数の違いによってゴムゲー
ジのバラツキが大きいとともに、クラウン部のセンター
(原点0)において改善されているもののなお全体的に
ゲージが薄くなり、±5辺りで厚くなって(ベルトによ
る剛性の高いセンターとショルダー部の撓みの影響と推
測される)ベルトセンターと±5辺りではゴムゲージの
差が割りと大きく存在する。
ジのバラツキが大きいとともに、クラウン部のセンター
(原点0)において改善されているもののなお全体的に
ゲージが薄くなり、±5辺りで厚くなって(ベルトによ
る剛性の高いセンターとショルダー部の撓みの影響と推
測される)ベルトセンターと±5辺りではゴムゲージの
差が割りと大きく存在する。
【0009】図13は、タイヤ撓み量(バフタイヤの口
金への押圧力に相当し、バフタイヤが口金に接触してか
らさらに押圧されて撓んだときの進行した量)を変えた
ときのゴムゲージ差と穴埋め率の変化を示しており、1
点鎖線α´がゴムゲージ差の変化、1点鎖線β´が穴埋
め率の変化を示している。
金への押圧力に相当し、バフタイヤが口金に接触してか
らさらに押圧されて撓んだときの進行した量)を変えた
ときのゴムゲージ差と穴埋め率の変化を示しており、1
点鎖線α´がゴムゲージ差の変化、1点鎖線β´が穴埋
め率の変化を示している。
【0010】穴埋め率(β´)は、あるタイヤ撓み量の
範囲(10〜25mm)でタイヤ撓み量に略比例して徐々に大
きくなっているので、穴埋め率を良くするためにできる
だけタイヤ撓み量を大きくしたい。しかしゴムゲージ差
(α´)の変化をみると、タイヤ撓み量が16mmまではゴ
ムゲージ差が小さくなっていくが、16mmを越えると反転
してゴムゲージ差が大きくなっていく。
範囲(10〜25mm)でタイヤ撓み量に略比例して徐々に大
きくなっているので、穴埋め率を良くするためにできる
だけタイヤ撓み量を大きくしたい。しかしゴムゲージ差
(α´)の変化をみると、タイヤ撓み量が16mmまではゴ
ムゲージ差が小さくなっていくが、16mmを越えると反転
してゴムゲージ差が大きくなっていく。
【0011】したがって単純にタイヤ撓み量を大きくし
ていくと、穴埋め率は良くなるが、ゴムゲージ差が大き
くなって接着ゴム部材の厚さが不均一となってくる。そ
のためゴムゲージ差の縮小と穴埋め率の向上を両立させ
ることが困難であった。
ていくと、穴埋め率は良くなるが、ゴムゲージ差が大き
くなって接着ゴム部材の厚さが不均一となってくる。そ
のためゴムゲージ差の縮小と穴埋め率の向上を両立させ
ることが困難であった。
【0012】本発明は、斯かる点に鑑みなされたもの
で、その目的とする処は、環状タイヤ構成部材のクラウ
ン部に貼着される接着ゴム部材の幅方向に亘るゴムゲー
ジが略均一に形成され、かつ穴埋めも良好に行われる押
出し機の口金及びその使用方法を供する点にある。
で、その目的とする処は、環状タイヤ構成部材のクラウ
ン部に貼着される接着ゴム部材の幅方向に亘るゴムゲー
ジが略均一に形成され、かつ穴埋めも良好に行われる押
出し機の口金及びその使用方法を供する点にある。
【0013】
【課題を解決するための手段及び作用効果】上記目的を
達成するために、本請求項1記載の発明は、トロイダル
形状の環状タイヤ構成部材の外周面に接着ゴム部材を押
出して貼着する押出し機において、接着ゴム部材を板状
に成型して押出す口金が幅方向に長尺の偏平矩形状の押
出し開口を有し、その一方の長尺開口縁が切欠かれて縁
取り面が形成され、該口金の環状タイヤ構成部材に対向
する平面状をした外表面の中央部分を切欠いた凹部が前
記縁取り面の一部を欠損して形成されている押出し機の
口金とした。
達成するために、本請求項1記載の発明は、トロイダル
形状の環状タイヤ構成部材の外周面に接着ゴム部材を押
出して貼着する押出し機において、接着ゴム部材を板状
に成型して押出す口金が幅方向に長尺の偏平矩形状の押
出し開口を有し、その一方の長尺開口縁が切欠かれて縁
取り面が形成され、該口金の環状タイヤ構成部材に対向
する平面状をした外表面の中央部分を切欠いた凹部が前
記縁取り面の一部を欠損して形成されている押出し機の
口金とした。
【0014】口金の一方の長尺開口縁に縁取り面を有す
るとともに、平面状をした外表面中央部に傾斜面の一部
を欠損して凹部が形成されているので、トロイダル形状
をした環状タイヤ構成部材が口金の当接面(平面状をし
た外表面とその中央の凹部内面)に当接されると、凹部
に環状タイヤ構成部材のクラウン部のセンターが嵌まり
センター部分の圧力が軽減される。すなわちタイヤの押
圧力によって口金の左右平面で変動する接触圧力を該凹
部の切り込み量(深さ)を調整することで略均一にし、
環状タイヤ構成部材の外周面に貼着される接着ゴム部材
のゴムゲージ差を小さくして幅方向に亘って略均一にす
ることが可能である。
るとともに、平面状をした外表面中央部に傾斜面の一部
を欠損して凹部が形成されているので、トロイダル形状
をした環状タイヤ構成部材が口金の当接面(平面状をし
た外表面とその中央の凹部内面)に当接されると、凹部
に環状タイヤ構成部材のクラウン部のセンターが嵌まり
センター部分の圧力が軽減される。すなわちタイヤの押
圧力によって口金の左右平面で変動する接触圧力を該凹
部の切り込み量(深さ)を調整することで略均一にし、
環状タイヤ構成部材の外周面に貼着される接着ゴム部材
のゴムゲージ差を小さくして幅方向に亘って略均一にす
ることが可能である。
【0015】また該口金より押出されたゴム材が縁取り
面で溜まり環状タイヤ構成部材の押圧された当接面に供
給されるので、穴埋め率も良くなる。したがってゴムゲ
ージ差の縮小と穴埋め率の向上をともに両立して達成す
ることができる。
面で溜まり環状タイヤ構成部材の押圧された当接面に供
給されるので、穴埋め率も良くなる。したがってゴムゲ
ージ差の縮小と穴埋め率の向上をともに両立して達成す
ることができる。
【0016】請求項2記載の発明は、請求項1記載の押
出し機の口金において、前記口金の外表面部分を切欠い
た凹部は、左右方向に滑らかに湾曲した面を有し、外表
面からの最大深さが1〜5mmで左右幅が60〜200mmであ
ることを特徴とする。
出し機の口金において、前記口金の外表面部分を切欠い
た凹部は、左右方向に滑らかに湾曲した面を有し、外表
面からの最大深さが1〜5mmで左右幅が60〜200mmであ
ることを特徴とする。
【0017】左右方向に滑らかに湾曲した面を有する凹
部を、最大深さが1〜5mmで左右幅が60〜200mmとする
ことで、種々の環状タイヤ構成部材に対してクラウン部
の幅方向に亘って略均一な厚さで接着ゴム部材を貼着す
ることができる。
部を、最大深さが1〜5mmで左右幅が60〜200mmとする
ことで、種々の環状タイヤ構成部材に対してクラウン部
の幅方向に亘って略均一な厚さで接着ゴム部材を貼着す
ることができる。
【0018】請求項3記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の押出し機の口金において、前記口金の外表面
部分を切欠いた凹部は、、左右方向に滑らかに湾曲した
面を有し、前記凹部の湾曲面が環状タイヤ構成部材のク
ラウン部中央の曲率半径と略等しい曲率半径を有するこ
とを特徴とする。
項2記載の押出し機の口金において、前記口金の外表面
部分を切欠いた凹部は、、左右方向に滑らかに湾曲した
面を有し、前記凹部の湾曲面が環状タイヤ構成部材のク
ラウン部中央の曲率半径と略等しい曲率半径を有するこ
とを特徴とする。
【0019】口金の外表面の凹部が、環状タイヤ構成部
材のクラウン部中央の曲率半径と略等しい曲率半径の湾
曲面とすることで、凹部への環状タイヤ構成部材のクラ
ウン部中央の嵌りが一致し、クラウン部の幅方向に亘っ
てますます均一な厚さで接着ゴム部材を貼着することが
できる。
材のクラウン部中央の曲率半径と略等しい曲率半径の湾
曲面とすることで、凹部への環状タイヤ構成部材のクラ
ウン部中央の嵌りが一致し、クラウン部の幅方向に亘っ
てますます均一な厚さで接着ゴム部材を貼着することが
できる。
【0020】請求項4記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の押出し機の口金において、前記口金の縁取り
面が傾斜面をなす場合に、同傾斜面が外表面に対して15
〜40度の角度を有することを特徴とする。
項2記載の押出し機の口金において、前記口金の縁取り
面が傾斜面をなす場合に、同傾斜面が外表面に対して15
〜40度の角度を有することを特徴とする。
【0021】口金の縁取り傾斜面が外表面に対して15〜
40度とすることで、押出されたゴム材を傾斜面に適量溜
めた状態から環状タイヤ構成部材の当接部に供給するこ
とができ、穴埋めを良好に行うことができる。
40度とすることで、押出されたゴム材を傾斜面に適量溜
めた状態から環状タイヤ構成部材の当接部に供給するこ
とができ、穴埋めを良好に行うことができる。
【0022】請求項5記載の発明は、請求項1又は請求
項2記載の押出し機の口金において、前記口金の縁取り
面により外表面が削り取られる部分を幅方向に垂直に切
断した断面積が少なくとも20mm2であることを特徴とす
る。
項2記載の押出し機の口金において、前記口金の縁取り
面により外表面が削り取られる部分を幅方向に垂直に切
断した断面積が少なくとも20mm2であることを特徴とす
る。
【0023】口金の縁取り面により外表面が削り取られ
る部分に口金より押出されたゴム材が溜まるが、同部分
の幅方向に垂直に切断した断面積が少なくとも20mm2と
することで、十分ゴム材を溜めて環状タイヤ構成部材の
当接部に供給することができ、穴埋めを良好に行うこと
ができる。
る部分に口金より押出されたゴム材が溜まるが、同部分
の幅方向に垂直に切断した断面積が少なくとも20mm2と
することで、十分ゴム材を溜めて環状タイヤ構成部材の
当接部に供給することができ、穴埋めを良好に行うこと
ができる。
【0024】請求項6記載の発明は、請求項1記載の押
出し機の口金において、上型と下型の組み合わせで幅方
向に長尺の偏平矩形状の押出し開口を形成して前記口金
が構成され、前記上型の長尺開口縁が前記縁取り面で構
成され、前記上型の環状タイヤ構成部材に対向する平面
状をした外表面の中央部分に前記凹部が前記縁取り面の
一部を欠損して形成されていることを特徴とする。
出し機の口金において、上型と下型の組み合わせで幅方
向に長尺の偏平矩形状の押出し開口を形成して前記口金
が構成され、前記上型の長尺開口縁が前記縁取り面で構
成され、前記上型の環状タイヤ構成部材に対向する平面
状をした外表面の中央部分に前記凹部が前記縁取り面の
一部を欠損して形成されていることを特徴とする。
【0025】口金が上型と下型の組み合わせで構成され
ることで、口金の製造が容易となり、口金形状の変更も
一方だけの交換ですみコストが削減される。
ることで、口金の製造が容易となり、口金形状の変更も
一方だけの交換ですみコストが削減される。
【0026】請求項7記載の発明は、請求項6記載の押
出し機の口金において、前記上型が前記下型より環状タ
イヤ構成部材側に突出していることを特徴とする。下型
の外表面が邪魔せずに上型の外表面に環状タイヤ構成部
材のクラウン部が適切に当接し、高い穴埋め率を確保し
つつクラウン部の幅方向に亘って均一な厚さで接着ゴム
部材を貼着することができる。
出し機の口金において、前記上型が前記下型より環状タ
イヤ構成部材側に突出していることを特徴とする。下型
の外表面が邪魔せずに上型の外表面に環状タイヤ構成部
材のクラウン部が適切に当接し、高い穴埋め率を確保し
つつクラウン部の幅方向に亘って均一な厚さで接着ゴム
部材を貼着することができる。
【0027】請求項8記載の発明は、請求項6記載の押
出し機の口金において、前記下型の外表面中央部分にも
前記上型の外表面中央部分に形成された凹部と同じ凹部
が形成されていることを特徴とする。
出し機の口金において、前記下型の外表面中央部分にも
前記上型の外表面中央部分に形成された凹部と同じ凹部
が形成されていることを特徴とする。
【0028】環状タイヤ構成部材は、上型と下型の各外
表面に当接しても、下型の凹部により下型が環状タイヤ
構成部材の回転を妨げるようなこと及び接着ゴム部材の
円滑な供給を妨げるようなことは可及的に防止される。
表面に当接しても、下型の凹部により下型が環状タイヤ
構成部材の回転を妨げるようなこと及び接着ゴム部材の
円滑な供給を妨げるようなことは可及的に防止される。
【0029】請求項9記載の発明は、請求項1記載の押
出し機の口金において、前記縁取り面が湾曲面であるこ
とを特徴とする。
出し機の口金において、前記縁取り面が湾曲面であるこ
とを特徴とする。
【0030】口金より押出された接着ゴム部材は、長尺
開口縁の縁取りされた湾曲面により適当に溜められた状
態から円滑に外表面と環状タイヤ構成部材との当接部に
供給され、穴埋めを良好に行うことができる。
開口縁の縁取りされた湾曲面により適当に溜められた状
態から円滑に外表面と環状タイヤ構成部材との当接部に
供給され、穴埋めを良好に行うことができる。
【0031】請求項10記載の発明は、前記押出し機の
口金の外表面とトロイダル形状の環状タイヤ構成部材の
外周面とを互いに押し付け、環状タイヤ構成部材を前記
口金の他方の長尺開口縁から一方の縁取り面のある長尺
開口縁の方に回転させながら接着ゴム部材を押出して環
状タイヤ構成部材の外周面に接着ゴム部材を貼着するこ
とを特徴とする前記請求項1又は請求項8記載の押出し
機の口金の使用方法である。
口金の外表面とトロイダル形状の環状タイヤ構成部材の
外周面とを互いに押し付け、環状タイヤ構成部材を前記
口金の他方の長尺開口縁から一方の縁取り面のある長尺
開口縁の方に回転させながら接着ゴム部材を押出して環
状タイヤ構成部材の外周面に接着ゴム部材を貼着するこ
とを特徴とする前記請求項1又は請求項8記載の押出し
機の口金の使用方法である。
【0032】押出し機の口金から押出された接着ゴム部
材は、縁取り面に適量溜められた後、環状タイヤ構成部
材の回転に引きずられて互いに押圧された口金の外表面
と環状タイヤ構成部材の外周面と間に供給されて穴埋め
が良好になされるとともに、外表面中央の凹部及びその
左右平面により略均一な厚さで接着ゴム部材を環状タイ
ヤ構成部材のクラウン部に貼着することができる。
材は、縁取り面に適量溜められた後、環状タイヤ構成部
材の回転に引きずられて互いに押圧された口金の外表面
と環状タイヤ構成部材の外周面と間に供給されて穴埋め
が良好になされるとともに、外表面中央の凹部及びその
左右平面により略均一な厚さで接着ゴム部材を環状タイ
ヤ構成部材のクラウン部に貼着することができる。
【0033】
【発明の実施の形態】以下本発明に係る一実施の形態に
ついて図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形
態に係る押出し機1は、更生タイヤ用の接着ゴム部材を
押出す押出し機であり、タイヤのトレッド部を剥がしバ
フ掛けしたトロイダル形状のバフタイヤB(環状タイヤ
構成部材)の外周面に接着ゴム部材Cを貼着する。
ついて図1ないし図8に基づいて説明する。本実施の形
態に係る押出し機1は、更生タイヤ用の接着ゴム部材を
押出す押出し機であり、タイヤのトレッド部を剥がしバ
フ掛けしたトロイダル形状のバフタイヤB(環状タイヤ
構成部材)の外周面に接着ゴム部材Cを貼着する。
【0034】この接着ゴム部材Cにより新たなトレッド
部材がバフタイヤBに接着される。また接着ゴム部材C
の貼着は、バフタイヤBの表面の傷等の穴埋めを同時に
行う。図1は、該押出し機1とバフタイヤB及びその移
動台11の全体側面図である。
部材がバフタイヤBに接着される。また接着ゴム部材C
の貼着は、バフタイヤBの表面の傷等の穴埋めを同時に
行う。図1は、該押出し機1とバフタイヤB及びその移
動台11の全体側面図である。
【0035】押出し機1は、基台2上にスクリューを内
蔵するシリンダ3が水平に設置され、同シリンダ3の基
端側にモータ及び減速機などの駆動機構4が設けられ、
他方の先端側に口金5が取り付けられて、シリンダ3内
に投入されたゴム材はスクリューの回転により練られな
がら口金5に向かって送られ口金5により成形されて接
着ゴム部材Cとして押出される。
蔵するシリンダ3が水平に設置され、同シリンダ3の基
端側にモータ及び減速機などの駆動機構4が設けられ、
他方の先端側に口金5が取り付けられて、シリンダ3内
に投入されたゴム材はスクリューの回転により練られな
がら口金5に向かって送られ口金5により成形されて接
着ゴム部材Cとして押出される。
【0036】一方バフタイヤBは、外周面を押出し機1
の口金5に対向させて移動台11の水平回転軸12に支持さ
れている。移動台11はレール13に載り、レール13に沿っ
て移動し、支持したバフタイヤBを口金5に近づけ押し
付けることができる。
の口金5に対向させて移動台11の水平回転軸12に支持さ
れている。移動台11はレール13に載り、レール13に沿っ
て移動し、支持したバフタイヤBを口金5に近づけ押し
付けることができる。
【0037】なお押出し機1の方を移動可能として定位
置に支持されたバフタイヤBに口金5を押し付けるよう
にしてもよい。バフタイヤBを支持する水平回転軸12は
図示されないモータにより回転駆動され、一体にバフタ
イヤBを図1に矢印で示す方向に回転することができ
る。
置に支持されたバフタイヤBに口金5を押し付けるよう
にしてもよい。バフタイヤBを支持する水平回転軸12は
図示されないモータにより回転駆動され、一体にバフタ
イヤBを図1に矢印で示す方向に回転することができ
る。
【0038】図2は、口金5の正面を示している。口金
5は、上型21と下型22とから左右水平方向に指向した3
mm幅の隙間が形成され、その左右側方にサイド型23,24
が配置されて左右に長尺の偏平矩形の開口25が形成され
ている。
5は、上型21と下型22とから左右水平方向に指向した3
mm幅の隙間が形成され、その左右側方にサイド型23,24
が配置されて左右に長尺の偏平矩形の開口25が形成され
ている。
【0039】上型21は、下型22より前方へ5mm程突出し
ており(図4参照)、バフタイヤBに対向する外表面21
aが鉛直平面をなし、図2及び図3に示すように開口25
の上側(上型21)の長尺開口縁が中央部を深く左右側方
にいくに従い浅く削られた上下方向に湾曲した傾斜面26
で縁取りされ、この傾斜面26が外表面21aを侵食してい
る。特に中央部が最も大きく侵食しており(少なくとも
10mmの侵食量)、左右側方にいくに従い徐々に侵食量が
小さくなる形状となっている。
ており(図4参照)、バフタイヤBに対向する外表面21
aが鉛直平面をなし、図2及び図3に示すように開口25
の上側(上型21)の長尺開口縁が中央部を深く左右側方
にいくに従い浅く削られた上下方向に湾曲した傾斜面26
で縁取りされ、この傾斜面26が外表面21aを侵食してい
る。特に中央部が最も大きく侵食しており(少なくとも
10mmの侵食量)、左右側方にいくに従い徐々に侵食量が
小さくなる形状となっている。
【0040】傾斜面26が最も大きく侵食して狭くなった
外表面21aの中央部分に凹部27が形成されている。凹部
27は、左右方向に滑らかに湾曲した面を有し、傾斜面26
の一部を欠損している。
外表面21aの中央部分に凹部27が形成されている。凹部
27は、左右方向に滑らかに湾曲した面を有し、傾斜面26
の一部を欠損している。
【0041】図3を参照して外表面21aに対する傾斜面
26の傾斜角度θを17度、傾斜面26の上下方向に湾曲した
面の曲率半径RRを1100mm、凹部27の左右幅Wを115m
m、深さλを2.5mm、凹部27の湾曲面の曲率半径Rを660m
mとしている。
26の傾斜角度θを17度、傾斜面26の上下方向に湾曲した
面の曲率半径RRを1100mm、凹部27の左右幅Wを115m
m、深さλを2.5mm、凹部27の湾曲面の曲率半径Rを660m
mとしている。
【0042】凹部27の左右幅Wは60〜200mm、深さλは
1〜5mm、曲率半径RはバフタイヤBのクラウン部中央
の曲率半径に近い値とするのが適している。なお下型22
は、開口縁が傾斜面を構成せず、外表面22aと水平面と
で直角角部をなしている。
1〜5mm、曲率半径RはバフタイヤBのクラウン部中央
の曲率半径に近い値とするのが適している。なお下型22
は、開口縁が傾斜面を構成せず、外表面22aと水平面と
で直角角部をなしている。
【0043】斯かる口金5の上型21とバフタイヤBとの
対向した状態を図4の上面図に実線で示す。上型21の外
表面21aと凹部27の当接面であるがバフタイヤBの外周
面に対向している。
対向した状態を図4の上面図に実線で示す。上型21の外
表面21aと凹部27の当接面であるがバフタイヤBの外周
面に対向している。
【0044】バフタイヤBを上型21に当接すると、バフ
タイヤBの湾曲して若干突出しているクラウン部中央が
凹部27に嵌まり、さらに押圧すると図4で2点鎖線で示
すように左右の平面状の外表面21aにクラウン部が接し
ていきショルダー部が撓み、その撓みを外表面21aが支
えることができ、クラウン部に剛性の高いベルトbが埋
設されているにもかかわらず、当接部の幅方向に亘る押
圧力が略均一になる。
タイヤBの湾曲して若干突出しているクラウン部中央が
凹部27に嵌まり、さらに押圧すると図4で2点鎖線で示
すように左右の平面状の外表面21aにクラウン部が接し
ていきショルダー部が撓み、その撓みを外表面21aが支
えることができ、クラウン部に剛性の高いベルトbが埋
設されているにもかかわらず、当接部の幅方向に亘る押
圧力が略均一になる。
【0045】バフタイヤBの外周面に接着ゴム部材Cを
貼着する際には、移動台11の水平回転軸12にバフタイヤ
Bを支持させ、移動台11を移動して支持したバフタイヤ
Bを口金5に近づけ押し付ける。口金5は、上型21が下
型22により突出しているので、バフタイヤBは上型21の
外表面21a及び中央の凹部27の湾曲面に当接される
貼着する際には、移動台11の水平回転軸12にバフタイヤ
Bを支持させ、移動台11を移動して支持したバフタイヤ
Bを口金5に近づけ押し付ける。口金5は、上型21が下
型22により突出しているので、バフタイヤBは上型21の
外表面21a及び中央の凹部27の湾曲面に当接される
【0046】押出し機1の口金5にバフタイヤBが当接
し押圧された状態で、押出し機1を駆動して口金5から
接着ゴム部材Cを押出すとともにバフタイヤBを口金5
側で上方に移動するように回転させる。
し押圧された状態で、押出し機1を駆動して口金5から
接着ゴム部材Cを押出すとともにバフタイヤBを口金5
側で上方に移動するように回転させる。
【0047】口金5から左右に広がって板状に成形され
た接着ゴム部材Cが押出されると、図5に示すように押
出された接着ゴム部材Cは回転するバフタイヤBの外周
面に接し引きずられて上方の湾曲した傾斜面26内に送ら
れ適量溜まった状態から、外表面21a及び凹部27の湾曲
面とバフタイヤBの外周面との当接部分に供給され、バ
フタイヤBの外周面に押圧されて貼着される。
た接着ゴム部材Cが押出されると、図5に示すように押
出された接着ゴム部材Cは回転するバフタイヤBの外周
面に接し引きずられて上方の湾曲した傾斜面26内に送ら
れ適量溜まった状態から、外表面21a及び凹部27の湾曲
面とバフタイヤBの外周面との当接部分に供給され、バ
フタイヤBの外周面に押圧されて貼着される。
【0048】傾斜面26内に溜まったゴム材が凹部27と外
表面21aによりバフタイヤBの外周面に押し付けられる
ので、外周面に傷などによる穴があると、これを埋める
ことができ、この穴埋めを同時に行いつつ接着ゴム部材
CがバフタイヤBの外周面に貼着される。
表面21aによりバフタイヤBの外周面に押し付けられる
ので、外周面に傷などによる穴があると、これを埋める
ことができ、この穴埋めを同時に行いつつ接着ゴム部材
CがバフタイヤBの外周面に貼着される。
【0049】前記したように上型21の当接面である外表
面21aと凹部27の湾曲面により当接部の幅方向に亘る押
圧力が略均一になるので、貼着される接着ゴム部材Cの
ゴムゲージは幅方向に当って略均一となる。
面21aと凹部27の湾曲面により当接部の幅方向に亘る押
圧力が略均一になるので、貼着される接着ゴム部材Cの
ゴムゲージは幅方向に当って略均一となる。
【0050】本実施の形態においてバフタイヤに貼着さ
れた接着ゴム部材の厚さを実際に測った結果を図6に示
す。図6は前記従来例の図12と同じく縦軸がゴムゲー
ジ、横軸がバフタイヤBの幅方向のタイヤセクション位
置を示す。
れた接着ゴム部材の厚さを実際に測った結果を図6に示
す。図6は前記従来例の図12と同じく縦軸がゴムゲー
ジ、横軸がバフタイヤBの幅方向のタイヤセクション位
置を示す。
【0051】押出し機1のシリンダ3内のスクリューの
回転数が異なる3種類について実験した結果を示してお
り、従来の図12と比較して明らかなようにスクリュー
回転数の違いによるゴムゲージのバラツキが小さく、ク
ラウン部のセンター(原点0)において全体的にゲージ
が薄くなることなく適当な厚さを保ち、±6辺りまで大
きく変化することがなくゴムゲージ差が小さく略均一な
厚さに保たれている。
回転数が異なる3種類について実験した結果を示してお
り、従来の図12と比較して明らかなようにスクリュー
回転数の違いによるゴムゲージのバラツキが小さく、ク
ラウン部のセンター(原点0)において全体的にゲージ
が薄くなることなく適当な厚さを保ち、±6辺りまで大
きく変化することがなくゴムゲージ差が小さく略均一な
厚さに保たれている。
【0052】図7は図13と同じくタイヤ撓み量に対す
るゴムゲージ差と穴埋め率の変化を示しており、実線α
がゴムゲージ差の変化、実線βが穴埋め率の変化でいず
れも本実施の形態のもの(凹部27を備えるもの)であ
る。比較のため従来の押出し機による実験結果(図1
3)も同時に示しており、1点鎖線α´,β´が従来の
前記公報記載のもの(凹部なし)のゴムゲージ差の変
化、穴埋め率の変化を示している。
るゴムゲージ差と穴埋め率の変化を示しており、実線α
がゴムゲージ差の変化、実線βが穴埋め率の変化でいず
れも本実施の形態のもの(凹部27を備えるもの)であ
る。比較のため従来の押出し機による実験結果(図1
3)も同時に示しており、1点鎖線α´,β´が従来の
前記公報記載のもの(凹部なし)のゴムゲージ差の変
化、穴埋め率の変化を示している。
【0053】ゴムゲージ差に関してタイヤ接触圧が増す
と、従来(1点鎖線α´)はある程度まではが小さくな
るが、それ程大きくもないタイヤ撓み量16mmを超えると
増大してしまうのに対して、本実施の形態(実線α)は
全体として従来より小さいとともにかなり大きなタイヤ
撓み量(約24mm)まで減少している。
と、従来(1点鎖線α´)はある程度まではが小さくな
るが、それ程大きくもないタイヤ撓み量16mmを超えると
増大してしまうのに対して、本実施の形態(実線α)は
全体として従来より小さいとともにかなり大きなタイヤ
撓み量(約24mm)まで減少している。
【0054】一方穴埋め率に関しては、タイヤ接触圧が
増すと、本実施の形態(実線β)も従来(1点鎖線β
´)も漸増しているが、本実施の形態(実線β)の方が
従来(1点鎖線β´)よりも若干穴埋め率が向上してい
る。
増すと、本実施の形態(実線β)も従来(1点鎖線β
´)も漸増しているが、本実施の形態(実線β)の方が
従来(1点鎖線β´)よりも若干穴埋め率が向上してい
る。
【0055】従来は穴埋め率を向上させるためにタイヤ
接触圧を上げると、ゴムゲージ差も大きくなって穴埋め
率の向上とゴムゲージ差の減少を両立させることが困難
であったが、本実施の形態のように口金5の上型21の外
表面21aに凹部27を形成する簡単な構成で、穴埋め率の
向上とゴムゲージ差の減少を共に図ることができる。
接触圧を上げると、ゴムゲージ差も大きくなって穴埋め
率の向上とゴムゲージ差の減少を両立させることが困難
であったが、本実施の形態のように口金5の上型21の外
表面21aに凹部27を形成する簡単な構成で、穴埋め率の
向上とゴムゲージ差の減少を共に図ることができる。
【0056】図8は、凹部27の深さλ(削り込み量)を
変えてバフタイヤBに貼着された接着ゴム部材Cのゴム
ゲージの変化を測定したもので、バフタイヤBの幅方向
のタイヤセクション3ヵ所(図5に横軸に示す0,3,
6セクション位置)について測定した結果である。
変えてバフタイヤBに貼着された接着ゴム部材Cのゴム
ゲージの変化を測定したもので、バフタイヤBの幅方向
のタイヤセクション3ヵ所(図5に横軸に示す0,3,
6セクション位置)について測定した結果である。
【0057】深さλが0(従来に相当)のとき、0,
3,6セクション位置でゴムゲージが大きくばらついて
いるが、深さλが大きくなるにつれ、互いに近づいてゴ
ムゲージ差が小さくなっていくことが分かる。
3,6セクション位置でゴムゲージが大きくばらついて
いるが、深さλが大きくなるにつれ、互いに近づいてゴ
ムゲージ差が小さくなっていくことが分かる。
【0058】深さλが2.5mm(本実施の形態)の場合、
3セクション位置(中央部とショルダー部の中間位置)
と6セクション位置(ショルダー部)のゴムゲージが略
等しくなり、0セクション位置(中央部)のゴムゲージ
が若干小さい程度で、接着ゴム部材が幅方向に亘って概
ね均一な厚さで貼着されていることが分かる。
3セクション位置(中央部とショルダー部の中間位置)
と6セクション位置(ショルダー部)のゴムゲージが略
等しくなり、0セクション位置(中央部)のゴムゲージ
が若干小さい程度で、接着ゴム部材が幅方向に亘って概
ね均一な厚さで貼着されていることが分かる。
【0059】次に口金の上型の変形例を示す。図9は、
前記実施の形態に係る上型21(図8)と他の3種類の
上型41,51,61を図示しており、図8の上型41は縁取
り面46が外表面41aを侵食する量が中央より左右側部の
方が大きいものであり、図9の上型51は縁取り面56が
外表面51aを侵食する量が左右幅方向に亘って等しいも
のであり、図9の上型61は傾斜面の代わりに長尺開口
縁を縁取りした湾曲面66が形成されたものである。
前記実施の形態に係る上型21(図8)と他の3種類の
上型41,51,61を図示しており、図8の上型41は縁取
り面46が外表面41aを侵食する量が中央より左右側部の
方が大きいものであり、図9の上型51は縁取り面56が
外表面51aを侵食する量が左右幅方向に亘って等しいも
のであり、図9の上型61は傾斜面の代わりに長尺開口
縁を縁取りした湾曲面66が形成されたものである。
【0060】この図9の,,,の4種類の上型
21,41,51,61及び前記従来の口金についての各寸法と
タイヤ撓み量について求めたゴムゲージ差及び穴埋め率
を図10に表にして示す。なお全ての種類についてバフ
タイヤBには1.5barの内圧が加えられている。
21,41,51,61及び前記従来の口金についての各寸法と
タイヤ撓み量について求めたゴムゲージ差及び穴埋め率
を図10に表にして示す。なお全ての種類についてバフ
タイヤBには1.5barの内圧が加えられている。
【0061】従来の口金の場合タイヤ撓み量を16.1mmと
しているのは、前記したように16.1mmを越えるとゴムゲ
ージ差が増加してしまうからであり、それでもゴムゲー
ジ差は0.9mmあり、穴埋め率は87%である。
しているのは、前記したように16.1mmを越えるとゴムゲ
ージ差が増加してしまうからであり、それでもゴムゲー
ジ差は0.9mmあり、穴埋め率は87%である。
【0062】これに対して本案の上型21,41,51,61に
ついては、タイヤ撓み量21.8mmまで大きくしてもゴムゲ
ージ差は減少して略最低値を示し、約0.25mm程度と従来
に比べ相当小さい値となって接着ゴム部材が幅方向に亘
って概ね均一な厚さで貼着されている。また穴埋め率も
90%、89%と高い値を示している。
ついては、タイヤ撓み量21.8mmまで大きくしてもゴムゲ
ージ差は減少して略最低値を示し、約0.25mm程度と従来
に比べ相当小さい値となって接着ゴム部材が幅方向に亘
って概ね均一な厚さで貼着されている。また穴埋め率も
90%、89%と高い値を示している。
【0063】以上のように4種類の上型21,41,51,61
についてはいずれの場合もゴムゲージ差の減少と穴埋め
率の向上の双方を両立させている。
についてはいずれの場合もゴムゲージ差の減少と穴埋め
率の向上の双方を両立させている。
【0064】なお以上の実施の形態では、口金の上型が
下型より前方へ突出している例であったが、上型と下型
が外表面を同一平面として上型に設けられる凹部と同じ
凹部を下型の中央に設けるようにしてもよい。
下型より前方へ突出している例であったが、上型と下型
が外表面を同一平面として上型に設けられる凹部と同じ
凹部を下型の中央に設けるようにしてもよい。
【0065】回転する環状タイヤ構成部材が上型ととも
に下型にも当接するが、下型の凹部によって下型が環状
タイヤ構成部材の回転を妨げたり、押出された接着ゴム
部材の円滑な供給を妨げたりするようなことはない。
に下型にも当接するが、下型の凹部によって下型が環状
タイヤ構成部材の回転を妨げたり、押出された接着ゴム
部材の円滑な供給を妨げたりするようなことはない。
【0066】また本実施の形態は更生タイヤを製造する
工程におけるバフタイヤへの接着ゴム部材の貼着に適用
したものであったが、本発明はバフタイヤに限らず種々
の環状タイヤ構成部材に接着ゴムを貼着するのに適用可
能である。
工程におけるバフタイヤへの接着ゴム部材の貼着に適用
したものであったが、本発明はバフタイヤに限らず種々
の環状タイヤ構成部材に接着ゴムを貼着するのに適用可
能である。
【0067】さらに口金5を上型21と下型22及びサイド
型23,22により構成されているので、口金の製造が容易
となり、口金形状の変更も一方だけの交換ですみコスト
が削減されるが、口金全体を一体に形成するようにして
もよい。
型23,22により構成されているので、口金の製造が容易
となり、口金形状の変更も一方だけの交換ですみコスト
が削減されるが、口金全体を一体に形成するようにして
もよい。
【図1】本発明の一実施の形態に係る押出し機とバフタ
イヤ及びその移動台の全体側面図である。
イヤ及びその移動台の全体側面図である。
【図2】該押出し機の口金の正面を示す斜視図である。
【図3】同口金の上型の形状を示す斜視図である。
【図4】口金の上型とバフタイヤとの対向した状態を示
す上面図である。
す上面図である。
【図5】該押出し機によりバフタイヤへ接着ゴム部材を
貼着している状態を示す断面図である。
貼着している状態を示す断面図である。
【図6】該押出し機によりバフタイヤに貼着された接着
ゴム部材のゴムゲージを示す図である。
ゴム部材のゴムゲージを示す図である。
【図7】タイヤ撓み量に対するゴムゲージ差及び穴埋め
率を示す図である。
率を示す図である。
【図8】口金の上型に設けられる凹部の深さによるゴム
ゲージの変化を示す図である。
ゲージの変化を示す図である。
【図9】該押出し機の口金の上型及び各種上型の形状を
示す図である。
示す図である。
【図10】各種上型についての各寸法とゴムゲージ差及
び穴埋め率の表を示す図である。
び穴埋め率の表を示す図である。
【図11】従来の押出し機の口金の正面図である。
【図12】従来の押出し機によりバフタイヤに貼着され
た接着ゴム部材のゴムゲージを示す図である。
た接着ゴム部材のゴムゲージを示す図である。
【図13】従来の口金におけるタイヤ撓み量に対するゴ
ムゲージ差及び穴埋め率を示す図である。
ムゲージ差及び穴埋め率を示す図である。
B…バフタイヤ、C…接着ゴム部材、1…押出し機、2
…基台、3…シリンダ、4…駆動機構、5…口金、11…
移動台、12…水平回転軸、13…レール、21…上型、22…
下型、23,24…サイド型、25…開口、26…傾斜面、27…
凹部、41…上型、46…傾斜面、47…凹部、51…上型、56
…傾斜面、57…凹部、61…上型、66…傾斜面、67…凹
部。
…基台、3…シリンダ、4…駆動機構、5…口金、11…
移動台、12…水平回転軸、13…レール、21…上型、22…
下型、23,24…サイド型、25…開口、26…傾斜面、27…
凹部、41…上型、46…傾斜面、47…凹部、51…上型、56
…傾斜面、57…凹部、61…上型、66…傾斜面、67…凹
部。
Claims (10)
- 【請求項1】 トロイダル形状の環状タイヤ構成部材の
外周面に接着ゴム部材を押出して貼着する押出し機にお
いて、 接着ゴム部材を板状に成型して押出す口金が幅方向に長
尺の偏平矩形状の押出し開口を有し、その一方の長尺開
口縁が切欠かれて縁取り面が形成され、 該口金の環状タイヤ構成部材に対向する平面状をした外
表面の中央部分を切欠いた凹部が前記縁取り面の一部を
欠損して形成されていることを特徴とする押出し機の口
金。 - 【請求項2】 前記口金の外表面部分を切欠いた凹部
は、左右方向に滑らかに湾曲した面を有し、外表面から
の最大深さが1〜5mmで左右幅が60〜200mmであること
を特徴とする請求項1記載の押出し機の口金。 - 【請求項3】 前記口金の外表面部分を切欠いた凹部
は、左右方向に滑らかに湾曲した面を有し、前記凹部の
湾曲面が環状タイヤ構成部材のクラウン部中央の曲率半
径と略等しい曲率半径を有することを特徴とする請求項
1又は請求項2記載の押出し機の口金。 - 【請求項4】 前記口金の縁取り面が傾斜面をなす場合
に、同傾斜面が外表面に対して約15〜40度の角度を有す
ることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の押出し
機の口金。 - 【請求項5】 前記口金の縁取り面により外表面が削り
取られる部分を幅方向に垂直に切断した断面積が少なく
とも20mm2であることを特徴とする請求項1又は請求項
2記載の押出し機の口金。 - 【請求項6】 上型と下型の組み合わせで幅方向に長尺
の偏平矩形状の押出し開口を形成して前記口金が構成さ
れ、 前記上型の長尺開口縁が前記縁取り面で構成され、 前記上型の環状タイヤ構成部材に対向する平面状をした
外表面の中央部分に前記凹部が前記縁取り面の一部を欠
損して形成されていることを特徴とする請求項1記載の
押出し機の口金。 - 【請求項7】 前記上型は前記下型より環状タイヤ構成
部材側に突出していることを特徴とする請求項6記載の
押出し機の口金。 - 【請求項8】 前記下型の外表面中央部分にも前記上型
の外表面中央部分に形成された凹部と同じ凹部が形成さ
れていることを特徴とする請求項6記載の押出し機の口
金。 - 【請求項9】 前記縁取り面が湾曲面であることを特徴
とする請求項1記載の押出し機の口金。 - 【請求項10】 前記押出し機の口金の外表面とトロイ
ダル形状の環状タイヤ構成部材の外周面とを互いに押し
付け、 環状タイヤ構成部材を前記口金の他方の長尺開口縁から
一方の縁取り面のある長尺開口縁の方に回転させながら
接着ゴム部材を押出して環状タイヤ構成部材の外周面に
接着ゴム部材を貼着することを特徴とする前記請求項1
記載の押出し機の口金の使用方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000362626A JP2002166461A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 押出し機の口金及びその使用方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000362626A JP2002166461A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 押出し機の口金及びその使用方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002166461A true JP2002166461A (ja) | 2002-06-11 |
Family
ID=18833869
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000362626A Withdrawn JP2002166461A (ja) | 2000-11-29 | 2000-11-29 | 押出し機の口金及びその使用方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002166461A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR20180125307A (ko) | 2017-05-15 | 2018-11-23 | 금호타이어 주식회사 | 타이어 고무 반제품 제조용 압연 장치 |
| CN113260495A (zh) * | 2019-05-17 | 2021-08-13 | 通伊欧轮胎株式会社 | 带状橡胶构件的成形方法及成形装置 |
| CN114211795A (zh) * | 2021-12-21 | 2022-03-22 | 马牌科技(东莞)有限公司 | 一种高分子材料平衡车轮胎制作工艺及设备 |
-
2000
- 2000-11-29 JP JP2000362626A patent/JP2002166461A/ja not_active Withdrawn
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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Legal Events
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| A761 | Written withdrawal of application |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A761 Effective date: 20091027 |