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JP2002164775A - トランジスタ回路 - Google Patents

トランジスタ回路

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JP2002164775A
JP2002164775A JP2000343330A JP2000343330A JP2002164775A JP 2002164775 A JP2002164775 A JP 2002164775A JP 2000343330 A JP2000343330 A JP 2000343330A JP 2000343330 A JP2000343330 A JP 2000343330A JP 2002164775 A JP2002164775 A JP 2002164775A
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type transistor
transistor
circuit
type
source
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JP2000343330A
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JP4366858B2 (ja
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Kazutoshi Shimizume
和年 清水目
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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Publication date
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    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
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    • H03K19/0008Arrangements for reducing power consumption
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    • HELECTRICITY
    • H10SEMICONDUCTOR DEVICES; ELECTRIC SOLID-STATE DEVICES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H10DINORGANIC ELECTRIC SEMICONDUCTOR DEVICES
    • H10D84/00Integrated devices formed in or on semiconductor substrates that comprise only semiconducting layers, e.g. on Si wafers or on GaAs-on-Si wafers
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    • HELECTRICITY
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 待機時においてリーク電流等に起因する無駄
な電力消費を低減する。 【解決手段】 MOSトランジスタA,Bはトランジス
タ回路(ここではインバータ)を構成する。MOSトラ
ンジスタDは、MOSトランジスタA,Bよりもチャネ
ル長の長いリーク電流遮断用のMOSトランジスタであ
り、イネーブル端子(Enable)の作用により、回路を動
作させる時にのみ導通し、回路を待機させる時には非導
通となってリーク電流を遮断する。また、MOSトラン
ジスタCは、回路を動作させる時には影響せず、回路を
待機させる時にのみ出力端子(Output)の電位を(中間
電位ではない)ハイまたはロー電位とすることにより、
従来は待機時の中間電位で生じていた後段の待機型回路
の無駄なトランジスタ貫通電流を抑制する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、MOSトランジス
タを使用したトランジスタ回路に関し、特に、待機状態
回路のリーク電流等を低減し、消費電力を抑えることが
できるトランジスタ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、LSI(集積回路)では、電源を
印加した状態で、その信号処理動作のみを停止させる状
態、即ち待機状態(スタンバイ状態)が存在する。
【0003】例えば、タイマーで設定した時刻まで動作
を一時停止し、設定時刻になった時から音楽等を再生す
るような仕様の製品が挙げられるが、このような製品で
は、常時、回路全体に電源電圧が印加された状態にあ
り、この時、タイマーなどの一部の回路要素のみが動作
状態で、その他の殆どの回路要素は、その信号処理動作
が停止したままでの待機状態にある。
【0004】一般に、このような待機状態の回路要素を
含む回路は、この回路の全ての回路要素が動作状態にあ
る時よりも、低消費電力であるが、このような回路で
も、回路要素には待機状態でも流れるリーク電流が存在
するために、定常的な電力消費がなされることになる。
【0005】図10は、従来のトランジスタ回路の1例
である標準的なインバータ回路を示す回路図である。図
10に示すトランジスタ回路は、P型トランジスタA
と、N型トランジスタBを備える。
【0006】入力端子(Input)は、P型トランジスタ
AとN型トランジスタBのゲート同士を接続した部位で
あり、出力端子(Output)は、P型トランジスタAとN
型トランジスタBのドレイン同士を接続した部位であ
る。
【0007】また、インバータ回路の電源電圧(Vdd)
は、P型トランジスタAのソースに供給されている。さ
らに、N型トランジスタBのソースは接地されている。
【0008】なお、P型トランジスタAとN型トランジ
スタBは、ショートチャネル型のトランジスタであり、
信号の伝播速度は非常に速いが、その反面、待機状態で
はない動作時点においてリーク電流(IL)が生じる。
【0009】入力端子(Input)には、Vdd側に等しいハ
イ(High)の電位か、または、設置側の電位に等しいロ
ー(Low)の電位かいずれか一つの電位が信号として到
来する。入力端子(Input)がハイの電位である時に
は、N型(Nチャネル型)のトランジスタBがオン(O
N)状態で、かつP型(Pチャネル型)のトランジスタ
Aがオフ(OFF)状態となり、出力端子(Output)に
は、設置側の電位に等しいロー電位が出力される。逆
に、入力端子(Input)がローの電位である時には、P
型のトランジスタAがオン(ON)状態、かつN型のト
ランジスタBがオフ(OFF)状態となり、出力端子
(Output)には、電圧値(Vdd)に等しいハイ電位が出
力される。
【0010】図10に示すインバータ回路において、リ
ーク電流(IL)は、Vdd側と接地との間に接続されたト
ランジスタA,Bの内部を常時流れる無駄な電流であ
る。LSIの微細加工技術の進歩は、製品回路の耐圧値
の低下をもたらし、印加される電源電圧も低く抑えられ
るので消費電力自体は漸減傾向にあり、従って、電源と
してバッテリーを使用する製品にとっては好ましい環境
が形成されつつあると言える。
【0011】しかしながら、LSIの微細加工技術の進
歩は、他方では、回路のリーク電流(サブスレッシュホ
ールド電流)等を大きくし、このリーク電流による定常
的な電力消費を増大させる傾向にある。
【0012】なお、待機状態において、入力端子(Inpu
t)の値は、上記ハイとローの中間値を示したり、不定
値を示したりする場合も多い。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来は、
0.35μm以上のチャネル長を持つトランジスタを集
積させるLSIでは、トランジスタのリーク電流は、無
視できる程に小さく、従って、待機状態においては、こ
のリーク電流による定常的な消費電力量は、大きな問題
にはならなかった。
【0014】しかし、近年になって、LSIのMOS型
トランジスタのチャネル長は0.2μm以下になってお
り、このような微細化傾向は、今後、益々進展すること
が予想される。
【0015】従って、上記のリーク電流による定常的な
電力消費の問題を解決することが急務となっていた。ま
た、従来のLSIでは、待機状態において、図10に示
す入力端子(Input)の値は、上記ハイとローの中間値
を示したり、不定値を示したりする場合が多いので、こ
の時には、トランジスタA,Bには、不安定な貫通電流
が流れることになり、やはり無駄な電力消費をもたらす
といった問題点も有った。
【0016】本発明は、以上のような従来のトランジス
タ回路における問題点に鑑みてなされたものであり、待
機時においてリーク電流等に起因する無駄な電力消費を
低減することができるトランジスタ回路を提供すること
を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明では上記の課題を
解決するために、MOSトランジスタを使用し、電源電
圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路におい
て、1つ以上の入力端子、出力端子、電源側端子、及
び、MOSトランジスタを含む主回路と、P型トランジ
スタと、N型トランジスタを備え、前記主回路に供給す
る電源電圧と同じ電源電圧を前記P型トランジスタのソ
ースに印加し、かつ前記主回路の動作をオンオフ制御す
るためのイネーブル端子に前記P型トランジスタのゲー
ト及び前記N型トランジスタのゲートを、前記主回路の
出力端子の少なくとも1つに前記P型トランジスタのド
レインを、前記主回路の接地側端子の少なくとも1つに
前記N型トランジスタのドレインをそれぞれ接続し、か
つ前記N型トランジスタのソースを接地し、かつ前記N
型トランジスタのチャネルを前記主回路に含まれるMO
Sトランジスタのチャネル長よりも長く形成したことを
特徴とするトランジスタ回路が提供される。
【0018】また、MOSトランジスタを使用し、電源
電圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路におい
て、1つ以上の入力端子、出力端子、電源側端子、及
び、MOSトランジスタを含む主回路と、P型トランジ
スタと、N型トランジスタを備え、前記主回路に供給す
べき電源電圧を前記P型トランジスタのソースに印加
し、かつ前記P型トランジスタのドレインを前記主回路
の電源側端子の少なくとも1つに接続し、かつ前記主回
路の動作をオンオフ制御するためのイネーブル端子に前
記P型トランジスタのゲート及び前記N型トランジスタ
のゲートを、前記主回路の出力端子の少なくとも1つに
前記N型トランジスタのドレインをそれぞれ接続し、か
つ前記主回路の接地側端子の少なくとも1つ及び前記N
型トランジスタのソースを接地し、かつ前記P型トラン
ジスタのチャネルを前記主回路に含まれるMOSトラン
ジスタのチャネル長よりも長く形成したことを特徴とす
るトランジスタ回路が提供される。
【0019】さらに、MOSトランジスタを使用し、電
源電圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路にお
いて、P型トランジスタのソースに電源電圧を印加し、
かつ前記P型トランジスタのゲートと第1のN型トラン
ジスタのゲート同士を接続した部位を入力端子とし、か
つ前記P型トランジスタのドレインと前記第1のN型ト
ランジスタのドレイン同士を接続した部位を出力端子と
する1つ以上の論理回路と、ドレインを前記論理回路の
任意の1つの前記第1のN型トランジスタのソースに接
続し、かつソースを接地し、かつゲートを前記論理回路
の動作をオンオフ制御するためのイネーブル端子とし、
かつチャネルを前記第1のN型トランジスタのチャネル
長よりも長く形成した第2のN型トランジスタとを具備
したことを特徴とするトランジスタ回路が提供される。
【0020】また、MOSトランジスタを使用し、電源
電圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路におい
て、第1のP型トランジスタのソースに電源電圧を印加
し、かつ前記第1のP型トランジスタのゲートと第1の
N型トランジスタのゲート同士を接続した部位を入力端
子とし、かつ前記第1のP型トランジスタのドレインと
前記第1のN型トランジスタのドレイン同士を接続した
部位を出力端子とする1つ以上の論理回路と、ドレイン
を前記論理回路の任意の1つの前記第1のN型トランジ
スタのソースに接続し、かつソースを接地し、かつゲー
トを前記論理回路の動作をオンオフ制御するためのイネ
ーブル端子とし、かつチャネルを前記第1のN型トラン
ジスタのチャネル長よりも長く形成した第2のN型トラ
ンジスタと、ソースに前記電源電圧を印加し、かつドレ
インを前記出力端子に、ゲートを前記イネーブル端子に
それぞれ接続した第2のP型トランジスタとを具備した
ことを特徴とするトランジスタ回路が提供される。
【0021】さらに、MOSトランジスタを使用し、電
源電圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路にお
いて、N型トランジスタのソースを接地し、かつ第1の
P型トランジスタのゲートと前記N型トランジスタのゲ
ート同士を接続した部位を入力端子とし、かつ前記第1
のP型トランジスタのドレインと前記N型トランジスタ
のドレイン同士を接続した部位を出力端子とする1つ以
上の論理回路と、ドレインを前記論理回路の任意の1つ
の前記第1のP型トランジスタのソースに接続し、かつ
ソースに電源電圧を印加し、かつゲートを前記論理回路
の動作をオンオフ制御するためのイネーブル端子とし、
かつチャネルを前記第1のP型トランジスタのチャネル
長よりも長く形成した第2のP型トランジスタとを具備
したことを特徴とするトランジスタ回路が提供される。
【0022】また、MOSトランジスタを使用し、電源
電圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路におい
て、第1のN型トランジスタのソースを接地し、かつ第
1のP型トランジスタのゲートと前記第1のN型トラン
ジスタのゲート同士を接続した部位を入力端子とし、か
つ前記第1のP型トランジスタのドレインと前記第1の
N型トランジスタのドレイン同士を接続した部位を出力
端子とする1つ以上の論理回路と、ドレインを前記論理
回路の任意の1つの前記第1のP型トランジスタのソー
スに接続し、かつソースに電源電圧を印加し、かつゲー
トを前記論理回路の動作をオンオフ制御するためのイネ
ーブル端子とし、かつチャネルを前記第1のP型トラン
ジスタのチャネル長よりも長く形成した第2のP型トラ
ンジスタと、ソースを接地し、かつドレインを前記出力
端子に、ゲートを前記イネーブル端子にそれぞれ接続し
た第2のN型トランジスタとを具備したことを特徴とす
るトランジスタ回路。
【0023】さらに、MOSトランジスタを使用し、電
源電圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路にお
いて、第1と第2のP型トランジスタのソースに電源電
圧を印加し、かつ前記第1のP型トランジスタのゲート
と第1のN型トランジスタのゲート同士を接続した部位
を第1の入力端子とし、かつ前記第2のP型トランジス
タのゲートと第2のN型トランジスタのゲート同士を接
続した部位を第2の入力端子とし、かつ前記第1と第2
のP型トランジスタのドレインと前記第1のN型トラン
ジスタのドレイン同士を接続した部位を出力端子とし、
かつ前記第1のN型トランジスタのソースと前記第2の
N型トランジスタのドレインを接続した1つ以上の論理
回路と、ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第
2のN型トランジスタのソースに接続し、かつソースを
接地し、かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ制
御するためのイネーブル端子とし、かつチャネルを前記
第1及び第2のN型トランジスタのチャネル長よりも長
く形成した第3のN型トランジスタと、ソースに前記電
源電圧を印加し、かつドレインを前記出力端子に、ゲー
トを前記イネーブル端子にそれぞれ接続した第3のP型
トランジスタとを具備したことを特徴とするトランジス
タ回路が提供される。
【0024】また、MOSトランジスタを使用し、電源
電圧を印加した状態で待機するトランジスタ回路におい
て、第1のP型トランジスタのソースに電源電圧を印加
し、かつ前記第1のP型トランジスタのゲートと第1の
N型トランジスタのゲート同士を接続した部位を第2の
入力端子とし、かつ前記第1のP型トランジスタのドレ
インと第2のP型トランジスタのソースを接続し、かつ
前記第2のP型トランジスタのゲートと第2のN型トラ
ンジスタのゲート同士を接続した部位を第1の入力端子
とし、かつ前記第1と第2のN型トランジスタのドレイ
ン同士と前記第2のP型トランジスタのドレインを接続
した部位を出力端子とし、かつ前記第1と第2のN型ト
ランジスタのソース同士を接続した1つ以上の論理回路
と、ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第1と
第2のN型トランジスタのソースに接続し、かつソース
を接地し、かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ
制御するためのイネーブル端子とし、かつチャネルを前
記第1及び第2のN型トランジスタのチャネル長よりも
長く形成した第3のN型トランジスタと、ソースに前記
電源電圧を印加し、かつドレインを前記出力端子に、ゲ
ートを前記イネーブル端子にそれぞれ接続した第3のP
型トランジスタとを具備したことを特徴とするトランジ
スタ回路が提供される。
【0025】即ち、本発明では、電源電圧を印加した状
態で待機するタイプのMOSトランジスタを使用した論
理部を含むトランジスタ回路において、複数の論理回路
(より具体的には、インバータ回路等)に使用されてい
るMOSトランジスタよりもチャネル長の長いリーク電
流遮断用のMOSトランジスタを、上記論理回路に(電
源電圧と接地間で)直列接続となるように設置し、回路
を動作させる時にのみ上記リーク電流遮断用のMOSト
ランジスタを導通させ、回路を待機させる時には、非導
通とすることにより、(電源電圧と接地間の)上記論理
回路のリーク電流による無駄な電力消費を低減できるよ
うにしている。
【0026】また、回路を動作させる時には影響せず、
回路を待機させる時にのみ、出力端子の電位を(中間電
位ではない)ハイまたはロー電位とすることができるM
OSトランジスタを設置することにより、後段の待機型
回路のトランジスタ貫通電流による無駄な電力消費も低
減できるようにしている。
【0027】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。 (第1の実施の形態)図1は、本発明の第1の実施の形
態に係るトランジスタ回路の回路構成を示す回路図であ
る。
【0028】本実施の形態に係るトランジスタ回路は、
MOS−FET(Metal Oxide Semiconductor )トラン
ジスタを含むセル(CE1)(主回路)と、P型トラン
ジスタCと、リーク電流遮断の役割を持つN型トランジ
スタDとを備える。
【0029】ここで、P型トランジスタC、N型トラン
ジスタDは、いずれもMOS−FETである。P型トラ
ンジスタCのソースにはセル(CE1)の電源電圧(Vd
d)を印加し、ドレインはセル(CE1)の出力端子(O
utput)と、ゲートはN型トランジスタDのゲート及び
後述するイネーブル端子(Enable)とそれぞれ接続して
いる。
【0030】さらに、N型トランジスタDのドレインは
セル(CE1)の接地側端子と接続し、ソースは接地し
ている。なお、セル(CE1)は、ショートチャネル型
のMOSトランジスタを含んでいる回路とする。
【0031】このショートチャネル型のMOSトランジ
スタは、信号の伝播速度は非常に速いが、その反面、待
機状態ではない動作時点において図10に示すリーク電
流(IL)が生じる。このリーク電流(IL)は、そのまま
では、待機状態でも生じるが、本実施の形態では、後述
する動作原理により、これを阻止している。
【0032】上記のN型トランジスタDのチャネル長
は、上記セル(CE1)に含まれるショートチャネル型
のMOSトランジスタのチャネル長よりも十分に長くな
るように形成している。
【0033】また、セル(CE1)は、複数のMOSト
ランジスタの縦列接続(これは、一種の増幅器として機
能する)が可能であり、その場合には、リーク電流遮断
の役割を持つN型トランジスタDのドレインは、対応す
る接地側端子を介して、そのいずれか1つと接続するこ
とができる。
【0034】以下、本実施の形態に係るトランジスタ回
路の動作原理を説明する。本実施の形態に係るトランジ
スタ回路を動作状態とする場合には、イネーブル端子
(Enable)に電源電圧(Vdd)と等しいハイ電位を印加
する。
【0035】動作状態、即ち、イネーブル端子(Enabl
e)に電源電圧(Vdd)と等しいハイ電位が印加された時
には、P型トランジスタCはオフ状態、即ち、非導通状
態となり、出力端子(Output)に対して何の影響も与え
ない。
【0036】また、N型トランジスタDはオン状態、即
ち、導通状態となるので、セル(CE1)の接地側端子
が接地された状態となる。これにより、セル(CE1)
は、例えば、後述の図2で示すNAND回路や、図10
に示す従来のインバータ回路と等価な回路となる。
【0037】この時、この回路の入力端子(Input)に
は、Vdd側に等しいハイの電位か、または、設置側の電
位に等しいローの電位かいずれか一つの電位が信号とし
て到来し、この信号に対して、セル(CE1)による所
定の演算が実行されて、その結果が、出力端子(Outpu
t)に出力される。
【0038】本実施の形態に係るトランジスタ回路を待
機状態とする時には、イネーブル端子(Enable)を接地
側電位と等しいロー電位とする。待機状態、即ち、イネ
ーブル端子(Enable)が接地側と等しいロー電位となっ
た時には、P型トランジスタCはオン状態、即ち、導通
状態となり、出力端子(Output)はVdd側と同じハイ電
位となる。即ち、出力端子(Output)には、後段の回路
要素(図示は省略)に必要なハイ電位の電源電圧(Vd
d)が印加される。
【0039】この時、N型トランジスタDはオフ状態、
即ち、非導通状態となり、セル(CE1)は動作不可の
状態になると共に、N型トランジスタDのチャネル長は
セル(CE1)に使用されているショートチャネル型の
MOSトランジスタのチャネル長よりも十分に長いの
で、図10に示すようなリーク電流(IL)は遮断され
る。
【0040】なお、本実施の形態は、後段の回路要素
が、電源を印加したままで待機するタイプであり、か
つ、この待機状態において、入力端子(Input)がVdd側
と同じハイ電位であることを要求するタイプの回路要素
である場合に使用することができる。
【0041】また、図1に示す本実施の形態では、セル
(CE1)の入力端子(Input)は、符号Input-1,Input-
2で示される2端子となっているが、一般には、任意の
個数の入力端子を備えることが可能である。
【0042】さらに、セル(CE1)の出力端子(Outp
ut)や、電源(Vdd)側端子、接地側端子についても、
一般には、任意の個数を備えることが可能である(本実
施の形態では、電源(Vdd)側端子も2端子としてい
る)。
【0043】また、P型トランジスタCはオプショナル
であり、省略することも可能である。図2は、本発明の
第1の実施の形態に係るトランジスタ回路の一般的なセ
ルの回路構成の1例を示す回路図である。
【0044】図2に示すセル回路は、ソースに電源(Vd
d)を印加し、ドレインを出力端子(Output)に接続
し、ゲートにそれぞれ入力端子(Input-1),(Input-
2)を接続した並列接続のP型トランジスタO,Pと、
ドレインを出力端子(Output)に接続し、ソースを後述
するN型トランジスタRのドレインと接続し、ゲートを
入力端子(Input-1 )に接続したN型トランジスタQ
と、ドレインをN型トランジスタQのソースと接続し、
ソースを接地し、ゲートを入力端子(Input-2 )に接続
したN型トランジスタRを含む。
【0045】図2に示すセル回路は、入力端子(Input-
1 ),(Input-2 )に入力される信号に対してNAND
回路(NANDゲート)としての演算動作を実行し、そ
の演算結果を、出力端子(Output)に出力する。
【0046】(第2の実施の形態)図3は、本発明の第
2の実施の形態に係るトランジスタ回路の回路構成を示
す回路図である。
【0047】本実施の形態に係るトランジスタ回路は、
MOS−FETトランジスタを含むセル(CE2)(主
回路)と、リーク電流遮断の役割を持つN型トランジス
タC’と、P型トランジスタD’を備える。
【0048】ここで、N型トランジスタC’、P型トラ
ンジスタD’は、いずれもMOS−FETである。な
お、N型トランジスタC’のドレインは出力端子(Outp
ut)と接続し、ソースを接地している。
【0049】また、P型トランジスタD’のソースは電
源(Vdd)と、ドレインは、セル(CE2)の電源側端
子にそれぞれ接続している。さらに、N型トランジスタ
C’及びP型トランジスタD’の各々のゲートは反イネ
ーブル端子(Enableバー)と接続している。
【0050】さらに、P型トランジスタD’のチャネル
長は、セル(CE2)に含まれるショートチャネル型の
MOSトランジスタのチャネル長よりも十分に長くなる
ように形成している。
【0051】以下、本実施の形態に係るトランジスタ回
路の動作原理を説明する。本実施の形態に係るトランジ
スタ回路を待機状態とはせずに、動作状態とする場合に
は、反イネーブル端子(Enableバー)を接地側電位と等
しいロー電位とする。
【0052】動作状態、即ち、反イネーブル端子(Enab
leバー)が接地側と等しいロー電位となった時には、N
型トランジスタC’はオフ状態、即ち、非導通状態とな
り、出力端子(Output)に対して何の影響も与えない。
【0053】また、P型トランジスタD’はオン状態、
即ち、導通状態となるので、セル(CE2)に電源電圧
(Vdd)が供給される状態となり、これにより、セル
(CE2)は、例えば、図2に示すNAND回路や、図
10に示すインバータ回路と等価な回路となる。
【0054】この時、この回路の入力端子(Input)に
は、Vdd側に等しいハイ電位か、または、設置側の電位
に等しいロー電位かいずれか1つの電位が信号として到
来し、この信号に対してセル(CE2)の所定の演算が
実行され、その結果が出力端子(Output)に出力され
る。
【0055】本実施の形態に係るトランジスタ回路を待
機状態とする時には、反イネーブル端子(Enableバー)
をVdd側と等しいハイ電位とする。待機状態、即ち、反
イネーブル端子(Enableバー)がVdd側と同じハイ電位
となった時には、N型トランジスタC’はオン状態、即
ち、導通状態となり、出力端子(Output)は接地側と同
電位となる。即ち、出力端子(Output)は、後段の回路
要素(図示は省略)に必要なロー電位となる。
【0056】この時、P型トランジスタD’はオフ状
態、即ち、非導通状態となり、セル(CE2)は動作不
可の状態になると共に、P型トランジスタD’のチャネ
ル長はP型トランジスタAやN型トランジスタBのチャ
ネル長よりも十分に長いので、図10に示すようなリー
ク電流(IL)は遮断される。
【0057】なお、本実施の形態は、後段の回路要素が
電源を印加したままで待機するタイプであり、かつ、こ
の待機状態において、入力端子が接地側と同じロー電位
であることを要求するタイプの回路要素である場合に使
用することができる。
【0058】また、本実施の形態では、セル(CE2)
の入力端子(Input)は、1端子となっているが、一般に
は、任意の個数の入力端子を備えることが可能である。
さらに、セル(CE2)の出力端子(Output)や、電源
(Vdd)側端子、接地側端子についても、一般には、任
意の個数を備えることが可能である(本実施の形態で
は、電源(Vdd)側端子をP型トランジスタD’のドレ
インと接続された1端子のみとしている)。
【0059】また、N型トランジスタC’はオプショナ
ルであり、省略することも可能である。 (第3の実施の形態)図4は、本発明の第3の実施の形
態に係るトランジスタ回路の回路構成を示す回路図であ
る。
【0060】本実施の形態に係るトランジスタ回路は、
インバータ部を構成するP型トランジスタAと、N型ト
ランジスタBと、リーク電流遮断の役割を持つN型トラ
ンジスタDを備える。
【0061】ここで、P型トランジスタA、N型トラン
ジスタB、N型トランジスタDは、いずれもMOS−F
ETである。なお、インバータ部の入力端子(Input)
は、P型トランジスタAとN型トランジスタBのゲート
同士を接続した部位であり、出力端子(Output)は、P
型トランジスタAとN型トランジスタBのドレイン同士
を接続した部位である。
【0062】また、インバータ部の電源電圧(Vdd)
は、P型トランジスタAのソースに供給している。さら
に、N型トランジスタBのソースとN型トランジスタD
のドレインを接続しており、N型トランジスタDのソー
スを接地している。
【0063】なお、P型トランジスタAとN型トランジ
スタBは、ショートチャネル型のトランジスタであり、
信号の伝播速度は非常に速いが、その反面、待機状態で
はない動作時点において図10に示すリーク電流(IL)
が生じる。このリーク電流(IL)は、そのままでは、待
機状態でも生じるが、本実施の形態では、後述する動作
原理により、これを阻止している。
【0064】N型トランジスタDのチャネル長は、P型
トランジスタA及びN型トランジスタBのそれぞれのチ
ャネル長よりも十分に長くなるように形成している。ま
た、インバータ部は、複数の縦列接続(これは、一種の
増幅器として機能する)が可能であり、その場合には、
リーク電流遮断の役割を持つN型トランジスタDは、そ
のいずれか1つのインバータ部と接続することができ
る。
【0065】以下、本実施の形態に係るトランジスタ回
路の動作原理を説明する。本実施の形態に係るトランジ
スタ回路を待機状態とはせずに、動作状態とする場合に
は、イネーブル端子(Enable)に電源電圧(Vdd)と等
しいハイ電位を印加する。
【0066】これにより、N型トランジスタDはオン状
態、即ち、導通状態となるので、N型トランジスタBの
ソースが接地された状態となる。これにより、P型トラ
ンジスタAとN型トランジスタBを含むインバータ部
は、図10に示す従来のインバータ回路と等価な回路と
なる。
【0067】この回路の入力端子(Input)には、Vdd側
に等しいハイの電位か、または、設置側の電位に等しい
ローの電位かいずれか1つの電位が信号として到来す
る。入力端子(Input)がハイ電位である時には、N型
のトランジスタBがオン状態で、かつP型のトランジス
タAがオフ状態となり、出力端子(Output)には、接地
側の電位に等しいロー電位が出力される。逆に、入力端
子(Input)がロー電位である時には、P型のトランジ
スタAがオン状態、かつN型のトランジスタBがオフ状
態となり、出力端子(Output)には、電圧値(Vdd)に
等しいハイ電位が出力される。
【0068】本実施の形態に係るトランジスタ回路を待
機状態とする時には、イネーブル端子(Enable)を接地
側電位と等しいロー電位とする。これにより、N型トラ
ンジスタDはオフ状態、即ち、非導通状態となり、イン
バータ部は動作不可の状態になると共に、N型トランジ
スタDのチャネル長はP型トランジスタAやN型トラン
ジスタBのチャネル長よりも十分に長いので、図10に
示すようなリーク電流(IL)は遮断される。
【0069】(第4の実施の形態)図5は、本発明の第
4の実施の形態に係るトランジスタ回路の回路構成を示
す回路図である。
【0070】本実施の形態に係るトランジスタ回路は、
第1の実施の形態に係るトランジスタ回路と比較して、
P型トランジスタCが追加されているだけであり、その
他は、第1の実施の形態に係るトランジスタ回路と同じ
である。
【0071】ここで、P型トランジスタCは、MOS−
FETである。なお、P型トランジスタCのソースはイ
ンバータ部の電源電圧(Vdd)と、ドレインは出力端子
(Output)にそれぞれ接続している。
【0072】さらに、P型トランジスタCのゲートはイ
ネーブル端子(Enable)と接続している。また、N型ト
ランジスタDのチャネル長は、P型トランジスタA及び
N型トランジスタBのそれぞれのチャネル長よりも十分
に長くなるように形成している。
【0073】以下、本実施の形態に係るトランジスタ回
路の動作原理を説明する。本実施の形態に係るトランジ
スタ回路の動作は、前述の第1の実施の形態に係るトラ
ンジスタ回路の動作に、P型トランジスタCの動作を付
加したものとなる。
【0074】動作状態、即ち、イネーブル端子(Enabl
e)に電源電圧(Vdd)と等しいハイ電位が印加された時
には、P型トランジスタCはオフ状態、即ち、非導通状
態となり、出力端子(Output)に対して何の影響も与え
ない。
【0075】待機状態、即ち、イネーブル端子(Enabl
e)が接地側と同電位となった時には、P型トランジス
タCはオン状態、即ち、導通状態となり、出力端子(Ou
tput)はVdd側と同じハイ電位となる。即ち、出力端子
(Output)には、後段の回路要素(図示は省略)に必要
な電源電圧(Vdd)が印加される。
【0076】本実施の形態は、後段の回路要素が電源を
印加したままで待機するタイプであり、かつ、この待機
状態において、入力端子がVdd側と同じハイ電位である
ことを要求するタイプの回路要素である場合に使用する
ことができる。
【0077】(第5の実施の形態)図6は、本発明の第
5の実施の形態に係るトランジスタ回路の回路構成を示
す回路図である。
【0078】本実施の形態に係るトランジスタ回路は、
インバータ部を構成するP型トランジスタAと、N型ト
ランジスタBと、リーク電流遮断の役割を持つP型トラ
ンジスタD’を備える。
【0079】ここで、P型トランジスタA、N型トラン
ジスタB、P型トランジスタD’は、MOS−FETで
ある。なお、インバータ部の入力端子(Input)は、P
型トランジスタAとN型トランジスタBのゲート同士を
接続した部位であり、出力端子(Output)は、P型トラ
ンジスタAとN型トランジスタBのドレイン同士を接続
した部位である。
【0080】また、インバータ部の電源電圧(Vdd)は
P型トランジスタD’のソースに、P型トランジスタ
D’のドレインはP型トランジスタAのソースとそれぞ
れ接続している。
【0081】さらに、N型トランジスタBのソースは接
地している。なお、P型トランジスタAとN型トランジ
スタBは、ショートチャネル型のトランジスタであり、
信号の伝播速度は非常に速いが、その反面、待機状態で
はない動作時点において図5に示すリーク電流(IL)が
生じる。このリーク電流(IL)は、そのままでは、待機
状態でも生じるが、本実施の形態では、後述する動作原
理により、これを阻止している。
【0082】P型トランジスタD’のチャネル長は、P
型トランジスタA及びN型トランジスタBのそれぞれの
チャネル長よりも十分に長くなるように形成している。
また、インバータ部は、複数の縦列接続(これは、一種
の増幅器として機能する)が可能であり、その場合に
は、リーク電流遮断の役割を持つP型トランジスタD’
は、そのいずれか1つのインバータ部とVdd側との間に
介在させることができる。
【0083】以下、本実施の形態に係るトランジスタ回
路の動作原理を説明する。本実施の形態に係るトランジ
スタ回路を待機状態とはせずに、動作状態とする場合に
は、反イネーブル端子(Enableバー)を接地側電位と等
しいロー電位とする。
【0084】これにより、P型トランジスタD’はオン
状態、即ち、導通状態となるので、P型トランジスタA
のソースに電源電圧(Vdd)が印加される状態となる。
これにより、P型トランジスタAとN型トランジスタB
を含むインバータ部は、図10に示すインバータ回路と
等価な回路となる。
【0085】この回路の入力端子(Input)には、Vdd側
に等しいハイ電位か、または、設置側の電位に等しいロ
ー電位かいずれか1つの電位が信号として到来する。入
力端子(Input)がハイ電位である時には、N型のトラ
ンジスタBがオン状態で、かつP型のトランジスタAが
オフ状態となり、出力端子(Output)には、接地側の電
位に等しいロー電位が出力される。逆に、入力端子(In
put)がロー電位である時には、P型のトランジスタA
がオン状態、かつN型のトランジスタBがオフ状態とな
り、出力端子(Output)には、電圧値(Vdd)に等しい
ハイ電位が出力される。
【0086】本実施の形態に係るトランジスタ回路を待
機状態とする時には、反イネーブル端子(Enableバー)
をVdd側と等しいハイ電位とする。これにより、P型ト
ランジスタD’はオフ状態、即ち、非導通状態となり、
インバータ部は動作不可の状態になると共に、P型トラ
ンジスタD’のチャネル長はP型トランジスタAやN型
トランジスタBのチャネル長よりも十分に長いので、図
10に示すようなリーク電流(IL)は遮断される。
【0087】(第6の実施の形態)図7は、本発明の第
6の実施の形態に係るトランジスタ回路の回路構成を示
す回路図である。
【0088】本実施の形態に係るトランジスタ回路は、
第3の実施の形態に係るトランジスタ回路と比較して、
N型トランジスタC’が追加されているだけであり、そ
の他は、第3の実施の形態に係るトランジスタ回路と同
じである。
【0089】ここで、N型トランジスタC’は、MOS
−FETである。なお、N型トランジスタC’のドレイ
ンは出力端子(Output)と接続し、ソースは接地してい
る。
【0090】さらに、N型トランジスタC’のゲート及
びP型トランジスタD’の各々のゲートは反イネーブル
端子(Enableバー)と接続している。また、P型トラン
ジスタD’のチャネル長は、P型トランジスタA及びN
型トランジスタBのそれぞれのチャネル長よりも十分に
長くなるように形成している。
【0091】以下、本実施の形態に係るトランジスタ回
路の動作原理を説明する。本実施の形態に係るトランジ
スタ回路の動作は、前述の第3の実施の形態に係るトラ
ンジスタ回路の動作に、N型トランジスタC’の動作を
付加したものとなる。
【0092】動作状態、即ち、反イネーブル端子(Enab
leバー)が接地側と等しいロー電位となった時には、N
型トランジスタC’はオフ状態、即ち、非導通状態とな
り、出力端子(Output)に対して何の影響も与えない。
【0093】待機状態、即ち、反イネーブル端子(Enab
leバー)がVdd側と同じハイ電位となった時には、N型
トランジスタC’はオン状態、即ち、導通状態となり、
出力端子(Output)は接地側と同電位となる。即ち、出
力端子(Output)は、後段の回路要素(図示は省略)に
必要なロー電位となる。
【0094】本実施の形態は、後段の回路要素が電源を
印加したままで待機するタイプであり、かつ、この待機
状態において、入力端子が接地側と同じロー電位である
ことを要求するタイプの回路要素である場合に使用する
ことができる。
【0095】(第7の実施の形態)図8は、本発明の第
7の実施の形態に係るトランジスタ回路の回路構成を示
す回路図である。
【0096】本実施の形態に係るトランジスタ回路の回
路構成は、図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る
トランジスタ回路のセル(CE1)が、具体的に図2に
示すNAND回路と置き換わった構成を持つ。
【0097】また、N型トランジスタDのチャネル長
は、P型トランジスO,P及びN型トランジスタQ,R
のそれぞれのチャネル長よりも十分に長くなるように形
成している。
【0098】従って、その動作は、図1に示す本発明の
第1の実施の形態に係るトランジスタ回路のセル(CE
1)の動作を、図2に示すNAND回路に置き換えたも
のとなる。
【0099】(第8の実施の形態)図9は、本発明の第
8の実施の形態に係るトランジスタ回路の回路構成を示
す回路図である。
【0100】本実施の形態に係るトランジスタ回路の回
路構成は、図1に示す本発明の第1の実施の形態に係る
トランジスタ回路のセル(CE1)が、NOR回路と置
き換わった構成を持つ。
【0101】従って、その動作は、図1に示す本発明の
第1の実施の形態に係るトランジスタ回路のセル(CE
1)の動作を、P型トランジスタH,Iと、N型トラン
ジスタJ,Kを含むNOR回路に置き換えたものとな
る。
【0102】ここで、トランジスタH,I,J,Kは、
MOS−FETである。P型トランジスタHのソースは
電源(Vdd)と、ドレインは後続するP型トランジス
タIのソースと、ゲートは入力端子(Input-2 )とそれ
ぞれ接続している。
【0103】また、P型トランジスタIのソースはP型
トランジスタHのドレインと、ドレインは出力端子(Ou
tput)と、ゲートは入力端子(Input-1 )とそれぞれ接
続している。
【0104】N型トランジスタJのドレインは出力端子
(Output)と、ソースは後続するN型トランジスタDの
ドレインと、ゲートは入力端子(Input-2 )とそれぞれ
接続している。
【0105】また、N型トランジスタKのドレインは出
力端子(Output)と、ソースは後続するN型トランジス
タDのドレインと、ゲートは入力端子(Input-1 )とそ
れぞれ接続している。
【0106】さらに、N型トランジスタDのチャネル長
は、P型トランジスタH,I及びN型トランジスタJ,
Kのそれぞれのチャネル長よりも十分に長くなるように
形成している。
【0107】なお、上記の各実施の形態に係るトランジ
スタ回路では、セルを構成する回路として、インバータ
回路,NAND回路,NOR回路を用いた例を説明した
が、AND,OR,EXCLUSIVE−OR,FLI
P−FLOP等の回路素子や、ROM,RAM,PLA
T等の回路素子を用いても、同様に、本発明を適用した
回路を構成することができる。
【0108】
【発明の効果】以上に説明したとおり、本発明では、電
源電圧を印加した状態で待機するタイプのMOSトラン
ジスタを使用したセルを含むトランジスタ回路におい
て、上記セルに使用されているMOSトランジスタより
もチャネル長の長いリーク電流遮断用のMOSトランジ
スタを、上記セルと(電源電圧と接地間で)直列接続と
なるように追加的に設置し、該トランジスタ回路を動作
させる時にのみ上記リーク電流遮断用のMOSトランジ
スタを導通させ、該トランジスタ回路を待機させる時に
は、非導通となるように構成したので、(電源電圧と接
地間の)上記セルのリーク電流による無駄な電力消費を
低減することができる。
【0109】また、該トランジスタ回路を動作させる時
には影響せず、該トランジスタ回路を待機させる時にの
み、出力端子の電位を(中間電位ではない)ハイまたは
ロー電位とすることができるMOSトランジスタを設置
したので、後段の待機型回路のトランジスタ貫通電流に
よる無駄な電力消費も低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図2】本発明の第1の実施の形態に係るトランジスタ
回路の一般的なセルの回路構成の1例を示す回路図であ
る。
【図3】本発明の第2の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図4】本発明の第3の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図5】本発明の第4の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図7】本発明の第6の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図8】本発明の第7の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図9】本発明の第8の実施の形態に係るトランジスタ
回路の回路構成を示す回路図である。
【図10】従来のトランジスタ回路の1例である標準的
なインバータ回路を示す回路図である。
【符号の説明】
A,C,D’,O,P,H,I……P型トランジスタ、
B,D,C’,Q,R,J,K……N型トランジスタ、
CE1,CE2……セル、IL……リーク電流、Vdd……
電源電圧、Input,Input-1 ,Input-2 ……入力端子、O
utput……出力端子、Enable……イネーブル端子、Enabl
eバー……反イネーブル端子
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F048 AB03 AB04 AB06 AB07 AC03 BD10 5J056 AA03 BB17 BB19 BB49 CC00 DD13 DD28 DD29 EE11 EE12 EE13 EE14 FF07 FF08 FF09 GG01 GG14 HH02 5J091 AA01 AA18 AA24 AA46 AA51 AA66 CA36 CA81 FA04 FA10 FA18 HA10 HA16 HA17 HA40 KA04 KA12 KA25 KA33 KA47 MA19 MA21 TA01 UW09 5J092 AA01 AA18 AA24 AA46 AA51 AA66 CA36 CA81 FA04 FA10 FA18 GR05 GR09 HA10 HA16 HA17 HA40 KA04 KA12 KA25 KA33 KA47 MA19 MA21 TA01 VL01 VL02 VL06

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 1つ以上の入力端子、出力端子、電源側端子、及び、M
    OSトランジスタを含む主回路と、P型トランジスタ
    と、N型トランジスタを備え、 前記主回路に供給する電源電圧と同じ電源電圧を前記P
    型トランジスタのソースに印加し、かつ前記主回路の動
    作をオンオフ制御するためのイネーブル端子に前記P型
    トランジスタのゲート及び前記N型トランジスタのゲー
    トを、前記主回路の出力端子の少なくとも1つに前記P
    型トランジスタのドレインを、前記主回路の接地側端子
    の少なくとも1つに前記N型トランジスタのドレインを
    それぞれ接続し、かつ前記N型トランジスタのソースを
    接地し、かつ前記N型トランジスタのチャネルを前記主
    回路に含まれるMOSトランジスタのチャネル長よりも
    長く形成したこと、 を特徴とするトランジスタ回路。
  2. 【請求項2】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 1つ以上の入力端子、出力端子、電源側端子、及び、M
    OSトランジスタを含む主回路と、P型トランジスタ
    と、N型トランジスタを備え、 前記主回路に供給すべき電源電圧を前記P型トランジス
    タのソースに印加し、かつ前記P型トランジスタのドレ
    インを前記主回路の電源側端子の少なくとも1つに接続
    し、かつ前記主回路の動作をオンオフ制御するためのイ
    ネーブル端子に前記P型トランジスタのゲート及び前記
    N型トランジスタのゲートを、前記主回路の出力端子の
    少なくとも1つに前記N型トランジスタのドレインをそ
    れぞれ接続し、かつ前記主回路の接地側端子の少なくと
    も1つ及び前記N型トランジスタのソースを接地し、か
    つ前記P型トランジスタのチャネルを前記主回路に含ま
    れるMOSトランジスタのチャネル長よりも長く形成し
    たこと、 を特徴とするトランジスタ回路。
  3. 【請求項3】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 P型トランジスタのソースに電源電圧を印加し、かつ前
    記P型トランジスタのゲートと第1のN型トランジスタ
    のゲート同士を接続した部位を入力端子とし、かつ前記
    P型トランジスタのドレインと前記第1のN型トランジ
    スタのドレイン同士を接続した部位を出力端子とする1
    つ以上の論理回路と、 ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第1のN型
    トランジスタのソースに接続し、かつソースを接地し、
    かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ制御するた
    めのイネーブル端子とし、かつチャネルを前記第1のN
    型トランジスタのチャネル長よりも長く形成した第2の
    N型トランジスタと、 を具備したことを特徴とするトランジスタ回路。
  4. 【請求項4】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 第1のP型トランジスタのソースに電源電圧を印加し、
    かつ前記第1のP型トランジスタのゲートと第1のN型
    トランジスタのゲート同士を接続した部位を入力端子と
    し、かつ前記第1のP型トランジスタのドレインと前記
    第1のN型トランジスタのドレイン同士を接続した部位
    を出力端子とする1つ以上の論理回路と、 ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第1のN型
    トランジスタのソースに接続し、かつソースを接地し、
    かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ制御するた
    めのイネーブル端子とし、かつチャネルを前記第1のN
    型トランジスタのチャネル長よりも長く形成した第2の
    N型トランジスタと、 ソースに前記電源電圧を印加し、かつドレインを前記出
    力端子に、ゲートを前記イネーブル端子にそれぞれ接続
    した第2のP型トランジスタと、 を具備したことを特徴とするトランジスタ回路。
  5. 【請求項5】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 N型トランジスタのソースを接地し、かつ第1のP型ト
    ランジスタのゲートと前記N型トランジスタのゲート同
    士を接続した部位を入力端子とし、かつ前記第1のP型
    トランジスタのドレインと前記N型トランジスタのドレ
    イン同士を接続した部位を出力端子とする1つ以上の論
    理回路と、 ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第1のP型
    トランジスタのソースに接続し、かつソースに電源電圧
    を印加し、かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ
    制御するためのイネーブル端子とし、かつチャネルを前
    記第1のP型トランジスタのチャネル長よりも長く形成
    した第2のP型トランジスタと、 を具備したことを特徴とするトランジスタ回路。
  6. 【請求項6】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 第1のN型トランジスタのソースを接地し、かつ第1の
    P型トランジスタのゲートと前記第1のN型トランジス
    タのゲート同士を接続した部位を入力端子とし、かつ前
    記第1のP型トランジスタのドレインと前記第1のN型
    トランジスタのドレイン同士を接続した部位を出力端子
    とする1つ以上の論理回路と、 ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第1のP型
    トランジスタのソースに接続し、かつソースに電源電圧
    を印加し、かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ
    制御するためのイネーブル端子とし、かつチャネルを前
    記第1のP型トランジスタのチャネル長よりも長く形成
    した第2のP型トランジスタと、 ソースを接地し、かつドレインを前記出力端子に、ゲー
    トを前記イネーブル端子にそれぞれ接続した第2のN型
    トランジスタと、 を具備したことを特徴とするトランジスタ回路。
  7. 【請求項7】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 第1と第2のP型トランジスタのソースに電源電圧を印
    加し、かつ前記第1のP型トランジスタのゲートと第1
    のN型トランジスタのゲート同士を接続した部位を第1
    の入力端子とし、かつ前記第2のP型トランジスタのゲ
    ートと第2のN型トランジスタのゲート同士を接続した
    部位を第2の入力端子とし、かつ前記第1と第2のP型
    トランジスタのドレインと前記第1のN型トランジスタ
    のドレイン同士を接続した部位を出力端子とし、かつ前
    記第1のN型トランジスタのソースと前記第2のN型ト
    ランジスタのドレインを接続した1つ以上の論理回路
    と、 ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第2のN型
    トランジスタのソースに接続し、かつソースを接地し、
    かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ制御するた
    めのイネーブル端子とし、かつチャネルを前記第1及び
    第2のN型トランジスタのチャネル長よりも長く形成し
    た第3のN型トランジスタと、 ソースに前記電源電圧を印加し、かつドレインを前記出
    力端子に、ゲートを前記イネーブル端子にそれぞれ接続
    した第3のP型トランジスタと、を具備したことを特徴
    とするトランジスタ回路。
  8. 【請求項8】 MOSトランジスタを使用し、電源電圧
    を印加した状態で待機するトランジスタ回路において、 第1のP型トランジスタのソースに電源電圧を印加し、
    かつ前記第1のP型トランジスタのゲートと第1のN型
    トランジスタのゲート同士を接続した部位を第2の入力
    端子とし、かつ前記第1のP型トランジスタのドレイン
    と第2のP型トランジスタのソースを接続し、かつ前記
    第2のP型トランジスタのゲートと第2のN型トランジ
    スタのゲート同士を接続した部位を第1の入力端子と
    し、かつ前記第1と第2のN型トランジスタのドレイン
    同士と前記第2のP型トランジスタのドレインを接続し
    た部位を出力端子とし、かつ前記第1と第2のN型トラ
    ンジスタのソース同士を接続した1つ以上の論理回路
    と、 ドレインを前記論理回路の任意の1つの前記第1と第2
    のN型トランジスタのソースに接続し、かつソースを接
    地し、かつゲートを前記論理回路の動作をオンオフ制御
    するためのイネーブル端子とし、かつチャネルを前記第
    1及び第2のN型トランジスタのチャネル長よりも長く
    形成した第3のN型トランジスタと、 ソースに前記電源電圧を印加し、かつドレインを前記出
    力端子に、ゲートを前記イネーブル端子にそれぞれ接続
    した第3のP型トランジスタと、 を具備したことを特徴とするトランジスタ回路。
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