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JP2002141314A - 化学機械研磨用スラリおよび半導体装置の製造方法 - Google Patents

化学機械研磨用スラリおよび半導体装置の製造方法

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JP2002141314A
JP2002141314A JP2001250570A JP2001250570A JP2002141314A JP 2002141314 A JP2002141314 A JP 2002141314A JP 2001250570 A JP2001250570 A JP 2001250570A JP 2001250570 A JP2001250570 A JP 2001250570A JP 2002141314 A JP2002141314 A JP 2002141314A
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slurry
film
colloidal
chemical mechanical
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JP2001250570A
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Fukugaku Minami
学 南幅
Nobuyuki Kurashima
延行 倉嶋
Hiroyuki Yano
博之 矢野
Nobuo Kawahashi
信夫 川橋
Masayuki Hattori
雅幸 服部
Kazuo Nishimoto
和男 西元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
JSR Corp
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Toshiba Corp
JSR Corp
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Publication date
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  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)
  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)
  • Mechanical Treatment Of Semiconductor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 導電性材料膜のCMP処理に際し、低エロー
ジョンおよび低スクラッチ化を図ることが可能なCMP
用スラリを提供する。 【解決手段】 一次粒子径が5〜30nmで、会合度が
5以下のコロイダル粒子からなる研磨粒子を含むCMP
用スラリ。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、CMP(Chemical
Mechanical Polishing)用スラリに関し、特にDRA
Mや高速ロジックLSIに搭載されるAl、Cu、Wな
どの金属を主成分とするダマシン配線を形成するための
CMP用スラリ及びこれを用いた半導体装置の製造方法
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、半導体装置の製造技術では、LS
Iの高性能化に伴い、配線の微細化、高密度化及び多層
化が急速に進んでいる。また、デザインルールが縮小化
されていくばかりではなく、新しい材料の導入も活発に
行われている。例えば、配線材料にはCuを主成分とす
るものや有機系や多孔質など低誘電率系の層間絶縁膜
(ILD)などの開発が進んでいる。
【0003】特に、CMP技術は配線および接続配線を
絶縁膜に埋め込み形成するデュアルダマシンプロセスに
適用すると工程数が削減できる。また、CMP技術はウ
エハ最表面の凸凹を緩和することができるため、リソグ
ラフィプロセスのフォーカスマージンを確保することも
できる。さらに、CMP技術はCuなどドライエッチン
グが困難である材料で配線を形成することも可能であ
る。
【0004】現在のメタルダマシン配線プロセスでは、
スループットを向上させるために高研磨速度が望まれて
いる。また、高性能配線を形成するためには、配線など
のメタル部および層間絶縁膜などの低エロージョン(er
osion)と、配線などのメタル部および層間絶縁膜など
の低スクラッチを達成できるCMPプロセスが望まれて
いる。ここで、エロージョンとはCMP方法において配
線などのオーバーポリッシングで生じるディッシングに
よるメタルロスと、絶縁膜のオーバーポリッシングで生
じるシニングによるメタルロスを意味する。
【0005】CMP特性は、主にスラリと研磨パッドに
より決定される。研磨パッドは、低エロージョンを得る
ために、ある程度の堅さは必要である。現在、Rode
l社で市販されているハードパッド(IC1000−P
ad)よりも柔らかい研磨パッドでは一般的なスラリを
用いてもエロージョンを制御することが困難である。
【0006】しかしながら、前記ハードパッドでは、低
エロージョンは実現できるが、スラリ中に含まれる粗大
粒子、過度の凝集体によるスクラッチあるいはスクラッ
チに起因する膜剥がれを生じる虞がある。つまり、現状
では低エロージョンと低スクラッチ化はトレードオフの
関係にある。したがって、低エロージョン及び低スクラ
ッチの両方を実現するためには、スラリ側の改善を図る
必要がある。
【0007】CMP用スラリは、例えば水に研磨粒子を
分散させた組成を有する。この研磨粒子は、従来、フュ
ームド法で形成されたシリカやアルミナが用いられてい
る。この研磨粒子は、安価で、高純度である特徴を有す
る。また、フュームド法で形成された粒子は、製造過程
で凝集体(二次粒子)が形成され、これが研磨速度を高
める作用をなすと考えられている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、フュー
ムド法で形成された粒子は、一次粒子径のバラツキが大
きく、二次粒子が大きすぎ、さらに粗大粒子が形成され
易いために、CMP特性を厳格にコントロールすること
が困難になる。
【0009】本発明の目的は、導電性材料膜のCMP処
理に際し、低エロージョンおよび低スクラッチ化を図る
ことが可能なCMP用スラリを提供することである。
【0010】本発明の別の目的は、導電性材料膜のCM
P処理に際し、CMPの高速化と低エロージョンおよび
低スクラッチ化とを図ることが可能なCMP用スラリを
提供することである。
【0011】本発明のさらに別の目的は、絶縁膜の配線
溝に埋込まれた低エロージョンおよび低スクラッチの配
線(例えばダマシン配線)の形成を可能にした半導体装
置の製造方法を提供することである。
【0012】本発明のさらに別の目的は、絶縁膜の配線
溝に導電性バリア膜を介して埋込まれた低エロージョン
および低スクラッチの配線(例えばダマシン配線)の形
成を可能にした半導体装置の製造方法を提供することで
ある。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によると、一次粒
子径が5〜30nmで、会合度が5以下のコロイダル粒
子からなる研磨粒子を含むことを特徴とするCMP用ス
ラリが提供される。
【0014】また本発明によると、一次粒子径が5〜2
0nmの第1コロイダル粒子と、一次粒子径が20nm
を超え、前記第1コロイダル粒子と同一材料の第2コロ
イダル粒子とを含み、かつ前記第1、第2のコロイダル
粒子の合量に占める前記第1コロイダル粒子の比率が重
量割合で0.6〜0.9である研磨粒子を含有すること
を特徴とするCMP用スラリが提供される。
【0015】さらに本発明によると、半導体基板上に形
成された絶縁膜表面に配線溝を形成する工程と、前記配
線溝内部を含む前記絶縁膜上に導電性材料膜を堆積させ
る工程と、一次粒子径が5〜30nmで、会合度が5以
下のコロイダル粒子からなる研磨粒子を含む化学機械研
磨用スラリ、または一次粒子径が5〜20nmの第1コ
ロイダル粒子と、一次粒子径が20nmを超える大きさ
で、前記第1コロイダル粒子と同一材料の第2コロイダ
ル粒子とを含み、かつ前記第1、第2のコロイダル粒子
の合量に占める前記第1コロイダル粒子が重量比で0.
6〜0.9である研磨粒子を含有する化学機械研磨用ス
ラリを少なくとも用いて前記導電性材料膜を化学機械研
磨し、前記配線溝に埋込まれた前記導電性材料膜以外の
導電性材料膜を除去する工程とを含むことを特徴とする
半導体装置の製造方法が提供される。
【0016】さらに本発明によると、半導体基板上に形
成された絶縁膜表面に配線溝を形成する工程と、前記配
線溝の内面を含む前記絶縁膜上に導電性バリア膜を堆積
させる工程と、前記導電性バリア膜上に前記配線溝が埋
まるように配線材料膜を堆積させる工程と、前記配線材
料膜を化学機械研磨し、前記配線溝の内面を除く前記絶
縁膜上の導電性バリア膜をストッパとして前記配線溝内
に埋込まれた前記配線材料膜以外の配線材料膜を除去す
る工程と一次粒子径が5〜30nmで、会合度が5以下
のコロイダル粒子からなる研磨粒子を含む化学機械研磨
用スラリ、または一次粒子径が5〜20nmの第1コロ
イダル粒子と、一次粒子径が20nmを超える大きさ
で、前記第1コロイダル粒子と同一材料の第2コロイダ
ル粒子とを含み、かつ前記第1、第2のコロイダル粒子
の合量に占める前記第1コロイダル粒子が重量比で0.
6〜0.9である研磨粒子を含有する化学機械研磨用ス
ラリを用いて前記絶縁膜上の導電性バリア膜部分を化学
機械研磨する工程とを含むことを特徴とする半導体装置
の製造方法が提供される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るC
MP用スラリを詳細に説明する。
【0018】(1)CMP用スラリ このCMP用スラリは、一次粒子径が5〜30nmで、
会合度が5以下のコロイダル粒子からなる研磨粒子を
水、好ましくは純水に分散させた組成を有する。
【0019】前記コロイダル粒子としては、例えばコロ
イダルシリカ粒子を挙げることができる。このコロイダ
ルシリカ粒子は、例えばSi(OC254、Si(s
ec−OC494、Si(OCH34、Si(OC4
94のようなシリコンアルコキシド化合物をゾルゲル法
により加水分解することにより得ることができる。この
ようなコロイダル粒子(例えばコロイダルシリカ粒子)
は、後述する図3に示すように粒度分布が非常に急峻な
ものである。
【0020】前記一次粒子径とは、コロイダル粒子の粒
子径とその粒子径を持つ粒子数を積算した累積度数との
関係を示す粒度累積曲線を求め、この曲線の累積度数が
50%のポイントでの粒子径を意味するものである。こ
のコロイダル粒子の粒子径は、電子顕微鏡写真で測定す
ることができる。
【0021】前記コロイダル粒子の一次粒子径を規定し
たのは、次のような理由によるものである。前記コロイ
ダル粒子の一次粒子径を5nm未満にすると、このコロ
イダル粒子を研磨粒子として含むスラリの研磨性能が低
下する虞がある。前記コロイダル粒子の一次粒子径が3
0nmを超えると、このコロイダル粒子を研磨粒子とし
て含むスラリによる研磨時において、エロージョンおよ
びスクラッチが発生する虞がある。より好ましい前記コ
ロイダル粒子の一次粒子径は10〜20nmである。
【0022】前記会合度とは、一次粒子が凝集した二次
粒子の径を一次粒子の径で除した値(二次粒子の径/一
次粒子の径)を意味する。ここで、会合度が1とは単分
散した一次粒子のみのものを意味する。前記二次粒子径
は、動的光散乱法又はレーザー回折法もしくは電子顕微
鏡法で測定することができる。
【0023】前記会合度が5を超えると、この会合度の
コロイダル粒子を研磨粒子として含むスラリによる研磨
時において、エロージョンおよびスクラッチが発生する
虞がある。
【0024】前記コロイダル粒子において、会合したコ
ロイダル粒子の径は100nm以下であることが好まし
い。
【0025】前記研磨粒子は、前記スラリ中に0.5〜
5重量%含有されることが好ましい。前記研磨粒子の含
有量を0.5重量%未満にすると、この研磨粒子を含む
スラリの研磨性能が低下する虞がある。前記研磨粒子の
含有量が5重量%を超えると、この研磨粒子を含むスラ
リによる研磨時において、エロージョンおよびスクラッ
チが発生する虞がある。より好ましい前記研磨粒子の量
は、0.5〜2重量%である。
【0026】また、前記スラリ中に含有される研磨粒子
(コロイダル粒子)の上限量を5重量%にすることによ
って、コロイダル粒子の一次粒子が過度に二次粒子化す
るのを抑えて、コロイダル粒子の会合度を5以下に容易
にコントロールすることが可能になる。その結果、この
研磨粒子を含むスラリによる研磨時において、低エロー
ジョンおよび低スクラッチ化を図ることが可能になる。
【0027】前記CMP用スラリのpHは、前記コロイ
ダル粒子の等電点に対して±1程度ずらすことが望まし
いが、基本的にpH0.5〜12の領域で使用すればよ
い。
【0028】前記CMP用スラリは、以下に説明する
1)酸化剤、2)酸化抑制剤、3)界面活性剤から選ば
れる少なくとも1つの成分をさらに含有することを許容
する。
【0029】1)酸化剤 この酸化剤としては、例えば過硫酸アンモニウム、過硫
酸カリウム、過酸化水素水、硝酸第二鉄、硝酸アンモニ
ウムセリウム等を挙げることができる。この酸化剤は、
スラリ中に0.1〜5重量%配合することが好ましい。
【0030】2)酸化抑制剤 この酸化抑制剤は、キナルジン酸、キノリン酸、マロン
酸、シュウ酸、コハク酸などの有機酸、グリシン、アラ
ニン、トリプトファンなどのアミノ酸などを挙げること
ができる。この中で、取り扱いの点からキナルジン酸、
キノリン酸、グリシンが好ましい。前記酸化抑制剤は、
スラリ中に0.01〜3重量%配合することが好まし
い。
【0031】3)界面活性剤 この界面活性剤は、研磨時のエロージョン及びスクラッ
チを低減させるもので、例えばアニオン界面活性剤、カ
チオン界面活性剤、ノニオン界面活性剤等を挙げること
ができる。この中で、特にドデシルベンゼンスルホン酸
塩、ポリオキシエチレンアルキルアミン、ポリオキシエ
チレンラウリルエーテルが好適である。この界面活性剤
は、スラリ中に0.01〜1重量%配合することが好ま
しい。
【0032】(2)CMP用スラリ このCMP用スラリは、一次粒子径が5〜20nmの第
1コロイダル粒子と、一次粒子径が20nmを超える大
きさで、前記第1コロイダル粒子と同一材料の第2コロ
イダル粒子とを含み、かつ前記第1、第2のコロイダル
粒子の合量に占める前記第1コロイダル粒子(第1コロ
イダル粒子/第1、第2のコロイダル粒子の合量)の比
率が重量割合で0.6〜0.9である研磨粒子を水、好
ましくは純水に分散させた組成を有する。
【0033】前記第1、第2のコロイダル粒子として
は、例えばコロイダルシリカ粒子を挙げることができ
る。このコロイダルシリカ粒子は、例えばSi(OC2
54、Si(sec−OC494、Si(OCH3
4、Si(OC494のようなシリコンアルコキシド化
合物をゾルゲル法により加水分解することにより得るこ
とができる。このような第1、第2のコロイダル粒子
(例えば第1、第2のコロイダルシリカ粒子)は、後述
する図3に示すように粒度分布が非常に急峻なものであ
る。
【0034】前記第1、第2のコロイダル粒子の一次粒
子径とは、コロイダル粒子の粒子径とその粒子径を持つ
粒子数を積算した累積度数との関係を示す粒度累積曲線
を求め、この曲線の累積度数が50%のポイントでの粒
子径を意味するものである。このコロイダル粒子の粒子
径は、電子顕微鏡写真で測定することができる。
【0035】前記第1コロイダル粒子は、前記(1)の
CMP用スラリで定義した会合度が5以下であることが
好ましい。
【0036】前記第2コロイダル粒子の一次粒子径は、
特に20nmを超え、50nm以下の大きさを有するこ
とが望ましい。
【0037】前記(第1コロイダル粒子/第1、第2の
コロイダル粒子の合量)の比率を重量割合で0.6〜
0.9に規定したのは、次のような理由によるものであ
る。前記比率を0.6未満にすると、これら第1、第2
のコロイダル粒子を研磨粒子として含むスラリによる研
磨時において、エロージョンおよびスクラッチが発生す
る虞がある。一方、前記比率が0.9を越えるとこれら
第1、第2のコロイダル粒子を研磨粒子として含むスラ
リの研磨性能が低下する虞がある。
【0038】前記研磨粒子は、前記スラリ中に0.5〜
5重量%含有されることが好ましい。前記研磨粒子の含
有量を0.5重量%未満にすると、この研磨粒子を含む
スラリの研磨性能が低下する虞がある。前記研磨粒子の
含有量が5重量%を超えると、この研磨粒子を含むスラ
リによる研磨時において、エロージョンおよびスクラッ
チが発生する虞がある。より好ましい前記研磨粒子の量
は、1〜3重量%である。特に、前記第2コロイダル粒
子は、前記スラリ中に最大で0.4重量%含有されるこ
とが好ましい。
【0039】前記CMP用スラリのpHは、前記第1コ
ロイダル粒子の等電点に対して±1程度ずらすことが望
ましいが、基本的にpH0.5〜12の領域で使用すれ
ばよい。
【0040】前記CMP用スラリにおいて、前記第1、
第2のコロイダル粒子にさらにこれらのコロイダル粒子
と異なる材料からなる第3粒子を配合して研磨粒子を構
成することを許容する。この第3粒子としては、例えば
酸化セリウム、酸化マンガン、シリカ、アルミナおよび
ジルコニアからなる群から選ばれる少なくとも1つの粒
子を用いることができる。前記第3粒子は、特にコロイ
ダルアルミナ粒子が好ましい。このコロイダルアルミナ
粒子は、例えばAl(iso−OC33、Al(O
CH33、Al(OC253のようなアルミニウムア
ルコキシド化合物をゾルゲル法により加水分解すること
により得ることができる。
【0041】前記第3粒子は、前述した定義に基づく一
次粒子径が5〜30nmであることが好ましい。この第
3粒子は、前記第1、第2のコロイダル粒子の合量に対
して40重量%以下配合されることが好ましい。
【0042】前記CMP用スラリは、前述した1)酸化
剤、2)酸化抑制剤、3)界面活性剤から選ばれる少な
くとも1つの成分をさらに含有することを許容する。
【0043】前述したCMP用スラリにより例えば基板
上に成膜された導電性材料膜を研磨するには、図1およ
び図2に示すポリッシング装置が用いられる。図1は、
CMP処理に使用されるポリッシング装置を示す断面
図、図2は図1のポリッシング装置の要部を示す斜視図
である。
【0044】すなわち、研磨盤受け23はステージ21
上にベアリング22を介して配置されている。研磨盤2
4(ターンテーブル)は、前記研磨盤受け23上に取り
付けられている。研磨パッド25は、前記研磨盤24上
に張り付けられている。駆動シャフト26は、前記研磨
盤受け23および前記研磨盤24を回転させるためにこ
れらの中心部分に連結されている。この駆動シャフト2
6は、モータ27により回転ベルト28を介して回転さ
れる。
【0045】導電性材料膜が形成された基板、例えば半
導体ウエハ20は、前記研磨パッド25と対向する位置
に配置され、真空又は水張りにより吸着盤(トップリン
グ)31に取り付けられた吸着布30およびテンプレー
ト29に固定されている。前記トップリング31は、駆
動シャフト32に連結されている。この駆動シャフト3
2は、モータ33により2つのギア34,35を介して
回転される。駆動台36は、前記駆動シャフト32に固
定されている。シリンダ37は、前記駆動台36に取り
付けられ、このシリンダ37による上下の移動に伴って
前記駆動台36も上下する。スラリ供給管38は、スラ
リタンク(図示せず)から導出され、かつ下端が前記研
磨パッド25の上方に配置されている。
【0046】このようなポリッシング装置において、モ
ータ27を駆動することにより研磨パッド25が張り付
けられた研磨盤24を回転する。トップリング31に半
導体ウエハ20を固定し、モータ33を駆動して前記ト
ップリング31を前記研磨パッド25と同一方向に回転
させると共にシリンダ37により前記トップリング31
に取り付けられた半導体ウエハ20を前記研磨パッド2
5に押し付ける。このとき、スラリタンク(図示せず)
のCMP用スラリをスラリ供給管38を通して互いに同
一方向に回転し、摺接される前記研磨パッド25と前記
半導体ウエハ20の間に滴下してそのウェハ表面(図
1、図2では裏面)の導電性材料膜のポリッシングを行
う。
【0047】次に、本発明の実施形態に係る半導体装置
の製造方法を詳細に説明する。
【0048】(第1工程)半導体基板上の絶縁膜表面に
配線溝を形成し、この配線溝を含む全面に導電性材料膜
を形成する。
【0049】前記絶縁膜としては、例えばシラン系ガ
ス、TEOS系ガスを用いて形成されたシリコン酸化膜
のような無機質絶縁膜、フッ素を含有した低誘電率の絶
縁膜、有機系膜または多孔質膜のように柔らかく、脆
く、剥がれ易く、疎水性を有するLow−K絶縁膜を用
いることができる。
【0050】前記導電性材料膜は、金属からなる配線材
料膜単独、または導電性バリア膜とこのバリア膜に積層
された金属からなる配線材料膜との2層以上の積層膜を
挙げることができる。
【0051】前記金属からなる配線材料膜としては、例
えばCuまたはCu−Si合金、Cu−Al合金、Cu
−Si−Al合金、Cu−Ag合金のようなCu合金、
AlまたはAl合金、W等を用いることができる。
【0052】前記導電性バリア膜としては、例えばTi
N、Ti、Nb、W,WN,TaN,TaSiN,T
a,V,Mo,ZrおよびZrNから選ばれる1層また
は2層以上から作られる。
【0053】(第2工程)前記基板の導電性材料膜を前
述した図1、図2に示すポリッシング装置および前記
(1),(2)のCMP用スラリを用いてCMP処理を
行い、前記配線溝に埋込まれた前記導電性材料膜以外の
導電性材料膜を除去することにより前記絶縁膜に埋込み
配線(ダマシン配線)を形成する。
【0054】なお、前記導電性材料膜が導電性バリア膜
とこのバリア膜に積層された金属からなる配線材料膜と
の2層以上の積層膜からなる場合、前記配線材料膜を前
述した図1および図2に示すポリッシング装置および前
記(1),(2)のCMP用スラリを用いてCMP処理
した後、前記絶縁膜表面に位置する露出した導電性バリ
ア膜部分を前記配線材料膜のときに使用したスラリと異
なる組成のCMP用スラリを用いてCMP処理して除去
することにより、前記絶縁膜に前記導電性バリア膜を介
して埋込まれたダマシン配線を形成することができる。
【0055】また、導電性バリア膜とこのバリア膜に積
層された金属からなる配線材料膜との2層以上の積層膜
からなる場合、前述した図1および図2に示すポリッシ
ング装置および前記(2)で説明した第1、第2のコロ
イダル粒子、さらにコロイダルアルミナ粒子のような第
3粒子を含むCMP用スラリを用いてCMP処理してそ
れら積層膜を除去することにより、前記絶縁膜に前記導
電性バリア膜を介して埋込まれたダマシン配線を形成す
ることができる。
【0056】次に、本発明の実施形態に係る別の半導体
装置の製造方法を説明する。
【0057】(第1工程)半導体基板上に形成された絶
縁膜表面に配線溝を形成し、この配線溝の内面を含む前
記絶縁膜上に導電性バリア膜を堆積した後、この導電性
バリア膜上に金属からなる配線材料膜を前記配線溝が埋
まるように堆積させる。
【0058】前記絶縁膜、導電性バリア膜および配線材
料膜は、前述したのと同様なものを用いることができ
る。
【0059】(第2工程)前記配線材料膜を化学機械研
磨し、前記配線溝の内面を除く前記絶縁膜上の導電性バ
リア膜をストッパとして前記配線溝内に埋込まれた前記
配線材料膜以外の配線材料膜を除去する。
【0060】前記化学機械研磨処理は、汎用のCMP用
スラリを用いて行うことができる。
【0061】(第3工程)前記絶縁膜上の導電性バリア
膜部分を前述した図1、図2に示すポリッシング装置お
よび前記(1),(2)のCMP用スラリを用いてCM
P処理を行い、前記導電性バリア膜を介して埋込まれた
ダマシン配線を形成する。
【0062】以上説明した本発明の実施形態に係るCM
P用スラリは、一次粒子径が5〜30nmで、会合度が
5以下のコロイダル粒子からなる研磨粒子を含む組成を
有するため、導電性材料膜、例えばCu膜のCMP処理
に際し、低エロージョンおよび低スクラッチ化を図るこ
とができる。
【0063】また、本発明の実施形態に係る別のCMP
用スラリは一次粒子径が5〜20nmの第1コロイダル
粒子と、一次粒子径が20nmを超える大きさで、前記
第1コロイダル粒子と同一材料の第2コロイダル粒子と
を含み、かつ前記第1、第2のコロイダル粒子の合量に
占める前記第1コロイダル粒子が重量比で0.6〜0.
9である研磨粒子を含有するため、導電性材料膜、例え
ばCu膜のCMP処理に際し、CMPの高速化と低エロ
ージョンおよび低スクラッチ化とを図ることができる。
【0064】すなわち、図3はフュームド法で形成され
たシリカ粒子およびゾルゲル法で形成されたコロイダル
シリカ粒子における一次粒子の対数正規プロットを示す
グラフである。図3において、縦軸は累積度数(%)を
表わし、横軸は粒子径(nm)を表わしている。コロイ
ダルシリカ粒子の累積度数曲線Aは、累積度数50%の
ポイントの粒子径が15nm(1σ;11.8%)であ
り、コロイダルシリカ粒子の累積度数曲線Bは累積度数
50%のポイントの粒子径が41nm(1σ;12.9
%)であり、フュームド法のシリカ粒子の累積度数曲線
Cは累積度数50%のポイントの粒子径が58nm(1
σ;25.2%)である。
【0065】図3に示すようにコロイダルシリカ粒子
は、フュームド法に比べて粒子径のバラツキが小さい。
また、コロイダルシリカ粒子は凝集して粗大粒子を生成
し難い。このため、コロイダルシリカ粒子はその粒子径
をコントロールするという観点から、取り扱い易い粒子
である。
【0066】ただし、コロイダル粒子は以下に説明する
図4に示すように一次粒子径が10nm程度と小さい場
合、エロージョン及びスクラッチはほとんど生じない
が、研磨速度が低下する。一方、コロイダル粒子は一次
粒子径が30nmを超える大きな粒子、特に50nmを
超える大きな粒子になると、逆に研磨速度は向上する
が、エロージョン、スクラッチが生じやすくなる。
【0067】すなわち、図4はCMP処理に用いるコロ
イダル粒子の粒子径(nm)の変化に伴うCuの研磨速
度(CuRR)の変化およびエロージョンの大きさ(n
m)を表している。図4において、縦軸左が研磨速度
(nm/min)、縦軸右がエロージョンの大きさ(n
m)を表わし、横軸がコロイダルシリカ粒子の粒子径
(nm)を表わしている。図4中の曲線Dは、コロイダ
ルシリカ粒子の粒子径の変化に伴うエロージョンの大き
さを示す特性線、曲線Eはコロイダルシリカ粒子の粒子
径の変化に伴うCuの研磨速度の大きさを示す特性線で
ある。
【0068】コロイダル粒子は、凝集体、つまり二次粒
子を形成し難い性質を有し、一次粒子径が小さいときに
低エロージョン性、低スクラッチ性を示し、一次粒子径
が大きいときに高研磨速度の特性を併せ持っている。
【0069】このようなことから、本発明の実施形態に
よれば一次粒子径が5〜30nmで、会合度が5以下の
コロイダル粒子からなる研磨粒子を含む組成にすること
によって、導電性材料膜、例えばCu膜を低エロージョ
ンおよび低スクラッチを図りつつ、CMP処理すること
が可能なCMP用スラリを提供できる。
【0070】また、本発明の実施形態によれば一次粒子
径が5〜20nmの第1コロイダル粒子と、一次粒子径
が20nmを超える大きさで、前記第1コロイダル粒子
と同一材料の第2コロイダル粒子とを含み、かつ前記第
1、第2のコロイダル粒子の合量に占める前記第1コロ
イダル粒子が重量比で0.6〜0.9である研磨粒子を
含有する組成にすることによって、導電性材料膜、例え
ばCu膜を低エロージョンおよび低スクラッチを図りつ
つ、高速CMP処理することが可能なCMP用スラリを
提供できる。
【0071】さらに、本発明の実施形態によれば半導体
基板上の絶縁膜表面に配線溝を形成し、この配線溝を含
む全面に導電性材料膜を形成した後、この導電性材料膜
を例えば前述した図1、図2に示すポリッシング装置お
よび前記(1),(2)のCMP用スラリを用いてCM
P処理を行い、前記配線溝に埋込まれた前記導電性材料
膜以外の導電性材料膜を除去することによって、前記絶
縁膜の配線溝に低エロージョンおよび低スクラッチの埋
込み配線(ダマシン配線)を形成することができる。
【0072】さらに、本発明の実施形態によれば半導体
基板上の絶縁膜表面に配線溝を形成し、この配線溝内面
を含む全面に導電性バリア膜を堆積し、さらに金属から
なる配線材料膜を堆積した後、この配線材料膜を前記導
電性バリア膜をストッパとしてCMPを行い、ひきつづ
き露出した導電性バリア膜部分を例えば前述した図1、
図2に示すポリッシング装置および前記(1),(2)
のCMP用スラリを用いてCMP処理することによっ
て、前記絶縁膜の配線溝に導電性バリア膜を介して埋込
まれた低エロージョンおよび低スクラッチの配線(ダマ
シン配線)を形成することができる。
【0073】特に、有機系膜または多孔質膜のように柔
らかく、脆く、剥がれ易く、疎水性を有するLow−K
絶縁膜の配線溝に導電性バリア膜を介して埋め込んでダ
マシン配線を形成する際、前記(1),(2)のCMP
用スラリによるCMP処理は前記Low−K絶縁膜に対
してソフトでかつ穏やかである。このため、前記Low
−K絶縁膜上の導電性バリア膜をCMP処理する際、前
記Low−K絶縁膜が前記導電性バリア膜と共に剥離さ
れることなく、その絶縁膜の配線溝に導電性バリア膜を
介して埋込まれた低エロージョンおよび低スクラッチの
配線(ダマシン配線)を形成することができる。その結
果、低誘電率の絶縁膜に起因する伝播遅延を抑制した高
速のダマシン配線を有する半導体装置を製造することが
できる。
【0074】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0075】(実施例1)まず、図5の(a)に示すよ
うに例えば半導体素子などが作られたシリコン基板(シ
リコンウエハ)101上に例えば酸化シリコンからなる
絶縁膜102を形成した後、表面を平坦化した。つづい
て、この絶縁膜102を選択的にエッチングして深さ4
00nmの配線溝103を形成した。ひきつづき、厚さ
10nm程度のバリア膜としてのTaN膜104を前記
絶縁膜102上および前記配線溝103の内面に堆積さ
せた。この後、厚さ800nmのCu膜105をスパッ
タリング法およびメッキ法により順次堆積した。
【0076】次いで、前述した図1、図2に示すポリッ
シング装置および下記組成の第1CMP用スラリを用い
て下記条件で前記Cu膜105表面をCMP処理するこ
とにより、図5の(b)に示すように前記配線溝103
にのみCu膜105を残存させた。なお、前記CMP処
理はTaN膜104でストップさせることができた。
【0077】<第1CMP用スラリの組成> ・研磨粒子;一次粒子径15nm、会合度3.0の第1
コロイダルシリカ(前述した図3のコロイダルシリカ粒
子A):0.8wt%、一次粒子径41nm、会合度
3.0の第2コロイダルシリカ(前述した図3のコロイ
ダルシリカ粒子B):0.2wt%、 ・過硫酸アンモニウム(酸化剤):1wt%、 ・キナルジン酸(酸化抑制剤):0.5wt%、 ・ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム:0.06wt
%、 ・pH;9.2(水酸化カリウム水溶液を加えて調
節)。
【0078】<CMP処理条件> ・研磨パッド;Rodel社製商品名IC1000/S
UBA400、 ・スラリの供給流量:200cc/分、 ・トップリング(TR)の回転数;100rpm、 ・ターンテーブル(TT)回転数:100rpm、 ・荷重(DF):300g/cm2
【0079】次いで、前記絶縁膜102上に位置する露
出したTaN膜104部分を前述した図1、図2に示す
ポリッシング装置および下記組成の第2CMP用スラリ
を用いて下記条件でCMP処理した。このCMP処理に
より図5の(c)に示すように配線溝103にTaN膜
104を介して埋込まれたCu配線(Cuダマシン配
線)106が形成された。
【0080】<第2CMP用スラリの組成> ・研磨粒子;一次粒子径30nmのコロイダルシリカ:
3wt%、 ・エチレンジアミン:0.05wt%。
【0081】<CMP処理条件> ・スラリの供給流量:200cc/分、 ・研磨パッド;Rodel社製商品名IC1000/S
UBA400、 ・トップリング(TR)の回転数;50rpm、 ・ターンテーブル(TT)回転数:50rpm、 ・荷重(DF):300g/cm2
【0082】本実施例1において、前記Cu膜のCMP
処理によるCMP特性を図6に示す。なお、図6には研
磨粒子としてフュームド法のシリカ粒子を用いた以外、
実施例1と同様な組成のCMP用スラリ、図1、図2に
示すポリッシング装置を用いて同様な条件でCu膜をC
MP処理したときのCMP特性を比較例1として示す。
図6の縦軸は、エロージョン(erosion)/配線幅10
0μmの大きさ(nm)を表わし、横軸はオーバーポリ
ッシング(%)を表わしている。ここでのエロージョン
は、配線幅を100μmとし、+0〜100%の範囲で
オーバーポリッシングを行った場合の大きさを表す。つ
まり、前記エロージョンは配線溝内部以外のCu膜がな
くなるジャストポリッシングまでのポリッシング時間に
0〜100%のポリッシング時間を付加してオーバーポ
リッシングを行った場合の大きさを表す。
【0083】この図6から明らかなように研磨粒子とし
てフュームド法のシリカ粒子を用いた比較例1によれ
ば、エロージョンが400nm(配線幅100μm、+
100%オーバーポリッシュ)であった。また、比較例
1によるCu膜の研磨速度は、432nm/分であっ
た。
【0084】これに対し、研磨粒子として一次粒子径1
5nmの第1コロイダルシリカ粒子および一次粒子径4
1nmの第2コロイダルシリカ粒子を含む実施例1のC
MP用スラリによるCMP処理では、Cu膜の研磨速度
が520nm/分と約20%向上し、エロージョンが2
8nm(配線幅100μm、+100%オーバーポリッ
シュ)と飛躍的に改善できた。
【0085】また、本実施例1で用いられるスラリ中の
第1コロイダルシリカ粒子と第2コロイダルシリカ粒子
との配合バランスは、図7に示す関係にある。図7にお
いて、縦軸左は、Cuの研磨速度(CuRR:nm/m
in)、縦軸右はエロージョンの大きさ(nm)を表わ
し、横軸は第1、第2のコロイダルシリカ粒子の合量に
占める第1コロイダルシリカの比率(重量割合)を表わ
している。曲線Fは、エロージョンの大きさを示す特性
曲線、曲線GはCu研磨速度を示す特性曲線、を表わし
ている。
【0086】図7から明らかなように第1、第2のコロ
イダルシリカ粒子の合量に占める第1コロイダルシリカ
の比率が0.6〜0.9の範囲において低エロージョ
ン、高研磨速度を両立できることがわかる。
【0087】また、第1、第2のコロイダルシリカ粒子
の合量に占める第1コロイダルシリカの比率が0.6〜
0.9の範囲においてTaN膜104の研磨速度を抑制
しつつ、Cu膜を高速研磨することが可能で、それら膜
の選択比を大きくできる。例えばTaN膜104の研磨
速度をCu膜のそれに対し1/5(約3nm/分)とす
ることができる。その結果、より確実にTaN膜104
でポリッシングのストッパとして機能させることができ
る。
【0088】以上、本実施例1によればCuに対する研
磨速度の向上によりスループットの向上と、エロージョ
ン性が大幅に改善された高性能のCuダマシン配線の形
成とを達成することができる。
【0089】また、本実施例1で用いられるCMP用ス
ラリは研磨中の摩擦(テーブルモータのトルクセンサ電
流値)も小さいため、絶縁膜の剥がれに対しても有利で
ある。さらに、2種類のコロイダルシリカ粒子を混合す
ることによって、研磨速度のウエハ面内の均一性が改善
され、特にウエハエッジ部の研磨速度が向上するため、
配線のショート歩留まりが、比較例1のそれが80〜9
0%であったのに対し、100%に改善された。
【0090】(実施例2)まず、図8の(a)に示すよ
うに例えば半導体素子などが作られたシリコン基板(シ
リコンウエハ)201上に絶縁膜202を形成した後、
この絶縁膜202を選択的にエッチングして深さ400
nmの配線溝203を形成した。前記絶縁膜202は、
多孔質膜や有機系膜のような柔らかく、脆く、剥がれ易
いlow−K膜である。つづいて、厚さ15nm程度の
バリア膜としてのNb膜204を前記絶縁膜202上お
よび前記配線溝203の内面に堆積させた。この後、厚
さ800nmのAl膜205をスパッタリング法により
堆積した。
【0091】次いで、前述した図1、図2に示すポリッ
シング装置および下記組成の第1CMP用スラリを用い
て下記条件で前記Al膜205表面をCMP処理するこ
とにより、図8の(b)に示すように前記配線溝203
にのみAl膜205を残存させた。このAl膜205の
研磨において、前記Nb膜204がストッパとして作用
する。このため、下記組成のようにフュームド法で形成
したアルミナとシリカの混合粒子を含むスラリを用いて
も、前述した脆弱な絶縁膜202に対するダメージを抑
制できる。
【0092】<第1CMP用スラリの組成> ・研磨粒子;フュームド法で形成したアルミナとシリカ
の混合粒子、 ・過硫酸アンモニウム(酸化剤):0.5wt%、 ・キナルジン酸(酸化抑制剤):0.02wt%、 <CMP処理条件> ・スラリの供給流量:200cc/分、 ・研磨パッド;Rodel社製商品名IC1000/S
UBA400、 ・トップリング(TR)の回転数;100rpm、 ・ターンテーブル(TT)回転数:100rpm、 ・荷重(DF):300g/cm2
【0093】次いで、前記絶縁膜202上に位置する露
出したNb膜204部分を前述した図1、図2に示すポ
リッシング装置および下記組成の第2CMP用スラリを
用いて下記条件でCMP処理した。このCMP処理によ
り図8の(c)に示すように配線溝203にNb膜20
4を介して埋込まれたAl配線(Alダマシン配線)2
06が形成された。
【0094】<第2CMP用スラリの組成> ・研磨粒子;一次粒子径15nm、会合度:3.0のコ
ロイダルシリカ:0.8wt%、 ・過硫酸アンモニウム(酸化剤):1wt%、 ・キナルジン酸(酸化抑制剤):0.05wt%、 ・カチオン界面活性剤:0.025wt%。
【0095】<CMP処理条件> ・研磨パッド;ポリテックス社製商品名Polite
x、 ・スラリの供給流量:200cc/分、 ・トップリング(TR)の回転数;60rpm、 ・ターンテーブル(TT)回転数:100rpm、 ・荷重(DF):300g/cm2
【0096】このようなNb膜204のCMP処理にお
いて、柔らかく、脆く、且つ疎水性のlow−K絶縁膜
202にダメージを与えることなく研磨でき、ダマシン
配線206を形成することができた。
【0097】また、本実施例2で用いられるスラリ中の
コロイダルシリカの一次粒子径と絶縁膜に対するスクラ
ッチとの関係を図9に示す。なお、コロイダルシリカの
会合度は3.0と一定にした。図9において、縦軸は8
インチウエハ上の絶縁膜に対するスクラッチ数(個)を
表わし、横軸はスラリに含有されるコロイダルシリカの
一次粒子径(nm)を表わしている。
【0098】図9から明らかなように一次粒子径が30
nmを超える大きさのコロイダルシリカ粒子を研磨粒子
として含むスラリでCMP処理すると、low−K絶縁
膜へのスクラッチ数が急激に増加することがわかる。
【0099】これに対し、一次粒子径が5〜30nmの
コロイダルシリカ粒子を研磨粒子として含む本実施例の
スラリでCMP処理すると、low−K絶縁膜へのスク
ラッチ数がほぼゼロに激減できることがわかる。
【0100】以上、本実施例2によれば有機系絶縁膜や
多孔質絶縁膜のように柔らかく、脆く、剥れ易いlow
−K膜に対しても、ダメージを与えることなくCMP処
理をすることが可能となる。そのため、ダマシン配線を
多層に形成した場合、各層でのスクラッチに起因する上
層膜の剥れ、配線形成時のメタル残りのための電流ショ
ート、リソグラフィプロセスのフォーカスずれによるパ
ターン形状の異常等を大幅に改善することができる。
【0101】(実施例3)半導体素子などが作られたシ
リコン基板(シリコンウエハ)の例えば酸化シリコンか
らなる絶縁膜上に堆積されたCu膜を前述した図1、図
2に示すポリッシング装置および下記組成のCMP用ス
ラリを用いて下記条件でCMP処理した以外、実施例1
と同様な方法により配線溝にTaN膜を介して埋込まれ
たCu配線(Cuダマシン配線)を形成して半導体装置
を製造した。
【0102】<CMP用スラリの組成> ・研磨粒子;会合度の異なる一次粒子径25nmのコロ
イダルシリカ粒子:1.0wt%、 ・過硫酸アンモニウム(酸化剤):1wt%、 ・キナルジン酸(酸化抑制剤):0.5wt%、 ・ドデシルベンゼンスルホン酸カリウム:0.06wt
%、 ・pH;9.2(水酸化カリウム水溶液を加えて調
節)。
【0103】<CMP処理条件> ・研磨パッド;Rodel社製商品名IC1000/S
UBA400、 ・スラリの供給流量:200cc/分、 ・トップリング(TR)の回転数;100rpm、 ・ターンテーブル(TT)回転数:100rpm、 ・荷重(DF):300g/cm2
【0104】本実施例3で用いられるCMP用スラリ中
の研磨粒子であるコロイダルシリカ粒子の会合度に対す
るCu研磨速度(CuRR:)およびエロージョンの関
係を図10に示す。図10において、縦軸左はCuの研
磨速度(nm/min)、縦軸右はエロージョンの大き
さ(nm)を表わし、横軸はスラリに含まれるコロイダ
ル粒子の会合度を表している。曲線Hは、会合度の変化
に伴うCu研磨速度を示す特性曲線、曲線Iは会合度の
変化に伴うエロージョンの大きさを示す特性曲線、を表
わしている。
【0105】図10から明らかなようにエロージョン
は、スラリ中のコロイダルシリカ粒子の会合度が増加す
るに従って劣化する方向ヘシフトする。さらに、コロイ
ダルシリカ粒子の会合度が5を越えると、Cu膜及びT
aN膜上に細かなスクラッチが多く発生することが確認
された。
【0106】これに対し、会合度が5以下のコロイダル
シリカ粒子を含む本実施形態のスラリによりCu膜をC
MP処理した場合、研磨速度が低くなるものの、Cu膜
表面のエロージョンを抑制できることがわかる。
【0107】例えば、会合度3で一次粒子径25nmの
コロイダルシリカ粒子を含むスラリを用いると、前述し
た研磨粒子としてフュームド法のシリカ粒子を含む比較
例1のスラリによるエロージョン116nm(図6参
照)から68nmとエロージョンを小さくすることがで
きる。
【0108】以上、本実施例3によればCuなど金属膜
の研磨速度の向上と、エロージョンの大幅な改善が達成
され、例えばCuダマシン配線を容易に形成することが
可能になる。
【0109】(実施例4)まず、図11の(a)に示す
ように例えば半導体素子などが作られたシリコン基板
(シリコンウエハ)301上に例えば酸化シリコンから
なる絶縁膜302を形成した後、表面を平坦化した。つ
づいて、この絶縁膜302を選択的にエッチングして深
さ400nmの配線溝303を形成した。ひきつづき、
厚さ15nm程度のバリア膜としてのTiN膜304を
前記絶縁膜302上および前記配線溝303の内面に堆
積させた。この後、厚さ600nmのW膜305をCV
D法により堆積した。
【0110】次いで、前述した図1、図2に示すポリッ
シング装置および下記組成のCMP用スラリを用いて下
記条件で前記W膜305およびTiN膜304を順次C
MP処理した。このCMP処理により図11の(b)に
示すように配線溝303にTiN膜304を介して埋込
まれたW配線(Wダマシン配線)306が形成された。
【0111】<CMP用スラリの組成> ・研磨粒子;一次粒子径15nm、会合度3.0の第1
コロイダルシリカ粒子:2.5wt%、一次粒子径41
nm、会合度3.0の第2コロイダルシリカ粒子:0.
3wt%、一次粒子径15nm、会合度1.5のコロイ
ダルアルミナ粒子:0.2wt%、 ・硝酸第二鉄(酸化剤):5wt%、 ・過硫酸アンモニウム(酸化剤):0.5wt%、 ・マロン酸(酸化抑制剤):1wt%、 ・pH;1.5。
【0112】<CMP処理条件> ・研磨パッド;Rodel社製商品名IC1000/S
UBA400、 ・スラリの供給流量:200cc/分、 ・トップリング(TR)の回転数;100rpm、 ・ターンテーブル(TT)回転数:100rpm、 ・荷重(DF):300g/cm2、 ・研磨時間:160秒間。
【0113】本実施例4によれば、エロージョン(配線
幅:5μm、+50%のオーバーポリッシュ)は30n
mであり、前述した研磨粒子としてフュームド法のシリ
カ粒子を含む比較例1のスラリを用いた場合(研磨時間
210秒でエロージョンが180nm)に比べてエロー
ジョンが改善された。
【0114】なお、前記実施例1で用いた第1、第2の
コロイダルシリカ粒子を研磨粒子として含むCMP用ス
ラリを前記実施例2のNb膜のようなバリア膜のCMP
処理に適用しても、実施例2と同様にそのNb膜の下地
膜である有機系絶縁膜や多孔質絶縁膜のように柔らか
く、脆く、剥れ易いlow−K膜に対して、ダメージを
与えることなくCMP処理をすることができる。
【0115】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、導
電性材料膜のCMP処理に際し、低エロージョンおよび
低スクラッチ化を図ることが可能なCMP用スラリを提
供することができる。
【0116】また、本発明によれば導電性材料膜のCM
P処理に際し、CMPの高速化と低エロージョンおよび
低スクラッチ化とを図ることが可能なCMP用スラリを
提供することができる。
【0117】さらに、本発明によれば絶縁膜の配線溝に
埋込まれた低エロージョンおよび低スクラッチの配線
(例えばダマシン配線)の形成を可能にした半導体装置
の製造方法を提供することができる。
【0118】さらに、本発明によれば絶縁膜の配線溝に
導電性バリア膜を介して埋込まれた低エロージョンおよ
び低スクラッチの配線(例えばダマシン配線)の形成を
可能にした半導体装置の製造方法を提供することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】CMP処理に使用されるポリッシング装置を示
す断面図。
【図2】図1のポリッシング装置の要部を示す斜視図。
【図3】CMP用スラリに含まれるコロイダル粒子とフ
ュームド粒子のバラツキを示すグラフ。
【図4】CMP用スラリに含まれるコロイダル粒子径と
Cu研磨速度(CuRR)およびエロージョンとの関係
を示すグラフ。
【図5】本発明の実施例1における半導体装置の製造工
程を示す断面図。
【図6】図6は、実施例1および比較例1のCMP処理
によるオーバポリッシングとエロージョンの度合との関
係(CMP特性)を示すグラフ。
【図7】実施例1のCMP処理における第1、第2コロ
イダルシリカ粒子の配合バランスとCu研磨速度(Cu
RR)およびエロージョンとの関係を示すグラフ。
【図8】本発明の実施例2における半導体装置の製造工
程を示す断面図。
【図9】実施例2のCMP処理におけるコロイダル粒子
径とスクラッチ数との関係を説明するグラフ。
【図10】実施例3のCMP用スラリに含まれるコロイ
ダル粒子の会合度とCu研磨速度(CuRR)およびエ
ロージョンとの関係を示すグラフ。
【図11】本発明の実施例4における半導体装置の製造
工程を示す断面図。
【符号の説明】
20…半導体ウェハ、 21…ステージ、 24…研磨盤、 25…研磨パッド、 31…吸着盤(トップリング)、 38…スラリ供給管、 101,201,301…シリコン基板、 102,202,302…絶縁膜、 103,203,303…配線溝、 104…TaN膜、 105…Cu膜、 106,206,306…配線、 204…Nb膜、 205…Al膜、 304…TiN膜、 305…W膜。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/3205 H01L 21/88 K M R (72)発明者 倉嶋 延行 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 矢野 博之 神奈川県横浜市磯子区新杉田町8番地 株 式会社東芝横浜事業所内 (72)発明者 川橋 信夫 東京都中央区築地2丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 服部 雅幸 東京都中央区築地2丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 (72)発明者 西元 和男 東京都中央区築地2丁目11番24号 ジェイ エスアール株式会社内 Fターム(参考) 3C058 AA07 CB01 CB10 DA02 DA12 DA17 5F033 HH08 HH09 HH11 HH12 HH17 HH18 HH19 HH20 HH21 HH27 HH32 HH33 HH34 MM01 MM12 MM13 PP15 PP27 QQ09 QQ48 QQ49 QQ50 RR04 RR11 RR21 RR29 SS04 WW01 WW04 XX00 XX01

Claims (21)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一次粒子径が5〜30nmで、会合度が
    5以下のコロイダル粒子からなる研磨粒子を含むことを
    特徴とする化学機械研磨用スラリ。
  2. 【請求項2】 前記コロイダル粒子は、コロイダルシリ
    カ粒子であることを特徴とする請求項1記載の化学機械
    研磨用スラリ。
  3. 【請求項3】 前記コロイダル粒子が会合している場
    合、その会合した二次粒子は粒径が100nm以下であ
    ることを特徴とする請求項1記載の化学機械研磨用スラ
    リ。
  4. 【請求項4】 前記研磨粒子は、前記スラリ中に0.5
    〜5重量%含有されることを特徴とする請求項1記載の
    化学機械研磨用スラリ。
  5. 【請求項5】 一次粒子径が5〜20nmの第1コロイ
    ダル粒子と、一次粒子径が20nmを超える大きさで、
    前記第1コロイダル粒子と同一材料の第2コロイダル粒
    子とを含み、かつ前記第1、第2のコロイダル粒子の合
    量に占める前記第1コロイダル粒子が重量比で0.6〜
    0.9である研磨粒子を含有することを特徴とする化学
    機械研磨用スラリ。
  6. 【請求項6】 前記第1、第2のコロイダル粒子は、コ
    ロイダルシリカ粒子であることを特徴とする請求項5記
    載の化学機械研磨用スラリ。
  7. 【請求項7】 前記研磨粒子は、前記第1、第2のコロ
    イダル粒子と異なる材料からなる第3粒子をさらに含む
    ことを特徴とする請求項5記載の化学機械研磨用スラ
    リ。
  8. 【請求項8】 前記第3粒子は、コロイダルアルミナ粒
    子であることを特徴とする請求項7記載の化学機械研磨
    用スラリ。
  9. 【請求項9】 前記研磨粒子は、前記スラリ中に0.5
    〜5重量%含有されることを特徴とする請求項5記載の
    化学機械研磨用スラリ。
  10. 【請求項10】 さらに酸化剤および酸化抑制剤を含有
    することを特徴とする請求項1〜9いずれか記載の化学
    機械研磨用スラリ。
  11. 【請求項11】 前記酸化抑制剤は、キナルジン酸、キ
    ノリン酸およびグリシンから選ばれる少なくとも1つで
    あることを特徴とする請求項10記載の化学機械研磨用
    スラリ。
  12. 【請求項12】 さらに界面活性剤を含有することを特
    徴とする請求項1〜11いずれか記載の化学機械研磨用
    スラリ。
  13. 【請求項13】 前記界面活性剤は、ドデシルベンゼン
    スルホン酸塩であることを特徴とする請求項12記載の
    化学機械研磨用スラリ。
  14. 【請求項14】 半導体基板上に形成された絶縁膜表面
    に配線溝を形成する工程と、 前記配線溝内部を含む前記絶縁膜上に導電性材料膜を堆
    積させる工程と、 一次粒子径が5〜30nmで、会合度が5以下のコロイ
    ダル粒子からなる研磨粒子を含む化学機械研磨用スラ
    リ、または一次粒子径が5〜20nmの第1コロイダル
    粒子と、一次粒子径が20nmを超える大きさで、前記
    第1コロイダル粒子と同一材料の第2コロイダル粒子と
    を含み、かつ前記第1、第2のコロイダル粒子の合量に
    占める前記第1コロイダル粒子が重量比で0.6〜0.
    9である研磨粒子を含有する化学機械研磨用スラリを少
    なくとも用いて前記導電性材料膜を化学機械研磨し、前
    記配線溝に埋込まれた前記導電性材料膜以外の導電性材
    料膜を除去する工程とを含むことを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  15. 【請求項15】 前記導電性材料膜は、配線材料膜であ
    ることを特徴とする請求項14記載の半導体装置の製造
    方法。
  16. 【請求項16】 前記配線材料膜は、銅膜であることを
    特徴とする請求項15記載の半導体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】 前記導電性材料膜は、TiN、Ti、
    Nb、W,WN,TaN,TaSiN,Ta,V,M
    o,ZrおよびZrNから選ばれる少なくとも1つの導
    電性バリア膜とこのバリア膜に積層された配線材料膜と
    の2層以上の積層膜で、前記配線材料膜を前記化学機械
    研磨用スラリを用いて化学機械研磨することを特徴とす
    る請求項14記載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】 前記導電性材料膜は、TiN、Ti、
    Nb、W,WN,TaN,TaSiN,Ta,V,M
    o,ZrおよびZrNから選ばれる少なくとも1つの導
    電性バリア膜とこのバリア膜に積層された配線材料膜と
    の2層以上の積層膜で、この導電性材料膜を前記第1、
    第2のコロイダル粒子と異なる材料からなる第3粒子を
    さらに含む化学機械研磨用スラリを用いて化学機械研磨
    し、前記配線溝に埋込まれた前記導電性材料膜以外の導
    電性材料膜を除去することを特徴とする請求項14記載
    の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】 半導体基板上に形成された絶縁膜表面
    に配線溝を形成する工程と、 前記配線溝の内面を含む前記絶縁膜上に導電性バリア膜
    を堆積させる工程と、前記導電性バリア膜上に前記配線
    溝が埋まるように配線材料膜を堆積させる工程と、 前記配線材料膜を化学機械研磨し、前記配線溝の内面を
    除く前記絶縁膜上の導電性バリア膜をストッパとして前
    記配線溝内に埋込まれた前記配線材料膜以外の配線材料
    膜を除去する工程と一次粒子径が5〜30nmで、会合
    度が5以下のコロイダル粒子からなる研磨粒子を含む化
    学機械研磨用スラリ、または一次粒子径が5〜20nm
    の第1コロイダル粒子と、一次粒子径が20nmを超え
    る大きさで、前記第1コロイダル粒子と同一材料の第2
    コロイダル粒子とを含み、かつ前記第1、第2のコロイ
    ダル粒子の合量に占める前記第1コロイダル粒子が重量
    比で0.6〜0.9である研磨粒子を含有する化学機械
    研磨用スラリを用いて前記絶縁膜上の導電性バリア膜部
    分を化学機械研磨する工程とを含むことを特徴とする半
    導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】 前記絶縁膜は、SiO2に比べて低誘
    電率の多孔質膜または有機膜であることを特徴とする請
    求項19記載の半導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】 前記導電性バリア膜は、TiN、T
    i、Nb、W,WN,TaN,TaSiN,Ta,V,
    Mo,ZrおよびZrNから選ばれる1層または2層以
    上から作られることを特徴とする請求項19記載の半導
    体装置の製造方法。
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