JP2002039540A - 加熱調理器 - Google Patents
加熱調理器Info
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- JP2002039540A JP2002039540A JP2000220443A JP2000220443A JP2002039540A JP 2002039540 A JP2002039540 A JP 2002039540A JP 2000220443 A JP2000220443 A JP 2000220443A JP 2000220443 A JP2000220443 A JP 2000220443A JP 2002039540 A JP2002039540 A JP 2002039540A
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- Japan
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- cylinder
- lid
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- heating
- magnetron
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- Thermally Insulated Containers For Foods (AREA)
- Constitution Of High-Frequency Heating (AREA)
- Electric Ovens (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 加熱調理器の低価格化、軽薄短小化、および
魔法瓶の如き熱効率の高性能化を図ること。 【解決手段】 金属製、二重真空の円形の筒11の両端
の開口12および13を後蓋26および前蓋である扉1
7とで塞ぎ、マグネトロン40やシーズヒータ35の加
熱源およびファンモータ(周辺部品)48を蓋26に取
りつけたものであり、筒11と蓋26および扉17とで
囲われた空間は上下左右が真空断熱であり、高い熱効率
が得られ、また筒を一重にすれば加熱室がそのまま外箱
となり、極限の簡素化が実現できる。
魔法瓶の如き熱効率の高性能化を図ること。 【解決手段】 金属製、二重真空の円形の筒11の両端
の開口12および13を後蓋26および前蓋である扉1
7とで塞ぎ、マグネトロン40やシーズヒータ35の加
熱源およびファンモータ(周辺部品)48を蓋26に取
りつけたものであり、筒11と蓋26および扉17とで
囲われた空間は上下左右が真空断熱であり、高い熱効率
が得られ、また筒を一重にすれば加熱室がそのまま外箱
となり、極限の簡素化が実現できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は食品を加熱する加熱
調理器に関し、特に機器の構成の簡素化と熱効率の改善
に関するものである。
調理器に関し、特に機器の構成の簡素化と熱効率の改善
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】現在市販されている電子レンジは金属平
板で構成される直方体二重構造が一般的であり、内側は
加熱室として、外側は外箱として用いられる。しかしコ
スト低減および軽薄短小化が強く求められている当業界
において、不必要な二重構造を解消し、一重構造つまり
加熱室が外箱を兼ねるようにしようとする試みは古くか
らあった。しかし裏面や底面など部分的に実用化されて
いるものの、上面や左右側面は相変わらず二重構造のま
まである。またこれとは別にオーブンあるいはオーブン
機能付き電子レンジにおいて熱効率改善のため、魔法瓶
のごとく円筒形真空二重容器を加熱室に用いる案がある
がこれも実現されていない。
板で構成される直方体二重構造が一般的であり、内側は
加熱室として、外側は外箱として用いられる。しかしコ
スト低減および軽薄短小化が強く求められている当業界
において、不必要な二重構造を解消し、一重構造つまり
加熱室が外箱を兼ねるようにしようとする試みは古くか
らあった。しかし裏面や底面など部分的に実用化されて
いるものの、上面や左右側面は相変わらず二重構造のま
まである。またこれとは別にオーブンあるいはオーブン
機能付き電子レンジにおいて熱効率改善のため、魔法瓶
のごとく円筒形真空二重容器を加熱室に用いる案がある
がこれも実現されていない。
【0003】これらの課題を解決する試みとして特開平
8−50989号公報がある。この公報には、真空二重
円筒容器または一重円筒容器の開口をふさぐ蓋にマグネ
トロンおよびヒータ等の必須部品をすべて収納し、かつ
扉も設けるということが記載されている。
8−50989号公報がある。この公報には、真空二重
円筒容器または一重円筒容器の開口をふさぐ蓋にマグネ
トロンおよびヒータ等の必須部品をすべて収納し、かつ
扉も設けるということが記載されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の構成では、蓋に扉を設ける構成なのでマグネトロン
等の必須部品を配置する空間がなくなり、勢い容器の内
部に設計せざるを得なくなり、その結果かえって複雑な
構造になってしまうという問題があった。
来の構成では、蓋に扉を設ける構成なのでマグネトロン
等の必須部品を配置する空間がなくなり、勢い容器の内
部に設計せざるを得なくなり、その結果かえって複雑な
構造になってしまうという問題があった。
【0005】本発明は、前記従来の課題を解決するもの
で、簡単な構成で軽薄短小を図るとともに熱効率の優れ
た加熱調理器を提供することを目的とする。
で、簡単な構成で軽薄短小を図るとともに熱効率の優れ
た加熱調理器を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】前記従来の課題を解決す
るために、本発明の加熱調理器は両端に開口を有する筒
を用い、その開口の一方に扉を、他方に蓋を設け、前記
蓋に食品を加熱する加熱源およびその加熱源の周辺部品
を設ける構成とした。この構成では扉と加熱源とを筒の
両端に分離して配置しているので、扉は十分な広さを確
保でき、また加熱源および周辺部品も扉がないので筒の
断面全域に配置できる。
るために、本発明の加熱調理器は両端に開口を有する筒
を用い、その開口の一方に扉を、他方に蓋を設け、前記
蓋に食品を加熱する加熱源およびその加熱源の周辺部品
を設ける構成とした。この構成では扉と加熱源とを筒の
両端に分離して配置しているので、扉は十分な広さを確
保でき、また加熱源および周辺部品も扉がないので筒の
断面全域に配置できる。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載の発明は、両端に
開口を有する筒と、前記開口の一方に設けた食品の出し
入れを行う回転自在の扉と、前記開口の他方に設けた蓋
と、前記扉と前記蓋との間に設けた前記食品を加熱する
加熱室とを備え、前記蓋に前記食品を加熱する加熱源お
よび前記加熱源の周辺部品を設ける構成とした。この構
成では扉と加熱源とを筒の両端に分離して配置している
ので、扉は十分な広さを確保でき、また加熱源および周
辺部品も扉がないので筒の断面全域に配置でき、簡単な
構成で軽薄短小化できる。
開口を有する筒と、前記開口の一方に設けた食品の出し
入れを行う回転自在の扉と、前記開口の他方に設けた蓋
と、前記扉と前記蓋との間に設けた前記食品を加熱する
加熱室とを備え、前記蓋に前記食品を加熱する加熱源お
よび前記加熱源の周辺部品を設ける構成とした。この構
成では扉と加熱源とを筒の両端に分離して配置している
ので、扉は十分な広さを確保でき、また加熱源および周
辺部品も扉がないので筒の断面全域に配置でき、簡単な
構成で軽薄短小化できる。
【0008】請求項2に記載の発明は、特に、請求項1
に記載の筒を真空二重構造の円筒とすることにより、加
熱室からの熱の放散を少なくし熱効率の優れたものとす
るとができる。
に記載の筒を真空二重構造の円筒とすることにより、加
熱室からの熱の放散を少なくし熱効率の優れたものとす
るとができる。
【0009】
【実施例】以下本発明の一実施例について図面を用いて
説明する。
説明する。
【0010】図1は本発明の一実施例の加熱調理器の分
解斜視図である。図において筒11は薄いステンレス板
金製の円筒であり、内径約30cm、外形32cm程度
で、内外の筒に挟まれた空間は魔法瓶と同程度の真空状
態である。筒11の後端には開口12があり、開口12
周縁には六つの雌ネジ12aが設けられる。当然ながら
雌ネジ12aは筒11の外側に取り付けられている。ま
た図1には描かれてないが反対側の前端にもほぼ同一形
状の開口13がある。ただし雌ネジは無い。前端付近の
外側にはステンレス板金製のバンド14が巻かれ、ほぼ
直角に曲げられた両端はビス15によりピアノヒンジ1
6の固定側16aに上下から取り付けられる。ヒンジの
回転側16bは扉17の側面に固定され、ヒンジピン1
6cで両者が結合され、ピアノヒンジ16として機能す
る。
解斜視図である。図において筒11は薄いステンレス板
金製の円筒であり、内径約30cm、外形32cm程度
で、内外の筒に挟まれた空間は魔法瓶と同程度の真空状
態である。筒11の後端には開口12があり、開口12
周縁には六つの雌ネジ12aが設けられる。当然ながら
雌ネジ12aは筒11の外側に取り付けられている。ま
た図1には描かれてないが反対側の前端にもほぼ同一形
状の開口13がある。ただし雌ネジは無い。前端付近の
外側にはステンレス板金製のバンド14が巻かれ、ほぼ
直角に曲げられた両端はビス15によりピアノヒンジ1
6の固定側16aに上下から取り付けられる。ヒンジの
回転側16bは扉17の側面に固定され、ヒンジピン1
6cで両者が結合され、ピアノヒンジ16として機能す
る。
【0011】扉17はそれ自体が前端開口13を塞ぐ前
蓋である。前後二つの部分から成り、後方は前記筒11
の内径より若干小さい外径を持つチョーク18であり、
所謂レイセオン式の電波漏洩防止機構である。後面19
はステンレス製の板であり、中央部に透視用の小孔群2
0が設けられる。前方は浅い角筒21であり、一辺の長
さは筒11の外径と同程度の値とする。角筒21の後面
22の、チョーク18の外側にはシリコンゴム製の緩衝
体23を固定する。ヒンジ16b付近には孔24が開け
られ、リード線が貫通する。
蓋である。前後二つの部分から成り、後方は前記筒11
の内径より若干小さい外径を持つチョーク18であり、
所謂レイセオン式の電波漏洩防止機構である。後面19
はステンレス製の板であり、中央部に透視用の小孔群2
0が設けられる。前方は浅い角筒21であり、一辺の長
さは筒11の外径と同程度の値とする。角筒21の後面
22の、チョーク18の外側にはシリコンゴム製の緩衝
体23を固定する。ヒンジ16b付近には孔24が開け
られ、リード線が貫通する。
【0012】後方の蓋26は板金製、略円筒形状であ
り、円筒の外径は筒11の外径と同一であるが、下部は
前記バンド14下部と同一高さまで膨らんだ形状を成
す。後面27には下から電源コード28、吸気用ルーバ
29、排気用ルーバ30、排気用小孔31が設けられ、
側面にはリード線用の角孔32と固定用小孔33とが設
けられている。蓋26も前記扉17と同様に前後二つの
部分から成り、前面は筒11の内径より僅かに小さい外
形を有する円筒34であり、この前面には上下二つ設け
られたU字形状のシーズヒータ(加熱源)35とターン
テーブル駆動用のシャフト機構36とを設ける。ただし
図1には上のシーズヒータのみが描かれ、下はシャフト
機構36と重なる位置となり煩雑の為描いてない。
り、円筒の外径は筒11の外径と同一であるが、下部は
前記バンド14下部と同一高さまで膨らんだ形状を成
す。後面27には下から電源コード28、吸気用ルーバ
29、排気用ルーバ30、排気用小孔31が設けられ、
側面にはリード線用の角孔32と固定用小孔33とが設
けられている。蓋26も前記扉17と同様に前後二つの
部分から成り、前面は筒11の内径より僅かに小さい外
形を有する円筒34であり、この前面には上下二つ設け
られたU字形状のシーズヒータ(加熱源)35とターン
テーブル駆動用のシャフト機構36とを設ける。ただし
図1には上のシーズヒータのみが描かれ、下はシャフト
機構36と重なる位置となり煩雑の為描いてない。
【0013】カバー37は略コの字状断面を有するステ
ンレス板金製であり、前部は鍵状の切り欠き37aによ
り前記ビス15に嵌合させ、後部は前記固定用小孔33
に嵌合する小孔37bを用いてビス止めし、固定する。
前蓋である扉17と後方の蓋26とを結ぶリード線を保
護する働きをする。
ンレス板金製であり、前部は鍵状の切り欠き37aによ
り前記ビス15に嵌合させ、後部は前記固定用小孔33
に嵌合する小孔37bを用いてビス止めし、固定する。
前蓋である扉17と後方の蓋26とを結ぶリード線を保
護する働きをする。
【0014】図2は本発明一実施例の加熱調理器である
オーブンレンジの要部断面図であり、組み立てられた状
態を示す。蓋26の前面部は上述した如く筒11の内径
より僅かに小さい外径を持つ円筒部34であり、円筒部
34の前面38はほぼ平面を成す。この前面38の中央
部に凹所39を設け、高周波加熱源であるマグネトロン
40のアンテナ40aを挿入する。凹所39の開口はマ
イカ積層板製の開口カバー41で塞ぎ、凹所39の周
囲、前面38の全域にわたり断熱材42を取り付ける。
オーブンレンジの要部断面図であり、組み立てられた状
態を示す。蓋26の前面部は上述した如く筒11の内径
より僅かに小さい外径を持つ円筒部34であり、円筒部
34の前面38はほぼ平面を成す。この前面38の中央
部に凹所39を設け、高周波加熱源であるマグネトロン
40のアンテナ40aを挿入する。凹所39の開口はマ
イカ積層板製の開口カバー41で塞ぎ、凹所39の周
囲、前面38の全域にわたり断熱材42を取り付ける。
【0015】この断熱材42を貫通する部品を説明する
と、最上部に排気ガイド43が円筒部34の前面38に
開けられた小孔44と、蓋26の後面27の前記排気用
小孔31とを結ぶ状態で取り付けられる。中央の小さな
突起は針金挿入防止用であり、湿度センサ(図示せず)
をこの排気ガイド内部に臨ませる。次に前記上下二つの
シーズヒータ35の内、上側は前面38にビス止めさ
れ、接続用端子35aは断熱材42を貫通した位置に達
する。その下部に開けた空気導入用小孔45にはエアー
ガイド46の一方の出口46cが結合され、他方の出口
46bは前記排気ルーバ30に、入り口46aはマグネ
トロン40に結合される。
と、最上部に排気ガイド43が円筒部34の前面38に
開けられた小孔44と、蓋26の後面27の前記排気用
小孔31とを結ぶ状態で取り付けられる。中央の小さな
突起は針金挿入防止用であり、湿度センサ(図示せず)
をこの排気ガイド内部に臨ませる。次に前記上下二つの
シーズヒータ35の内、上側は前面38にビス止めさ
れ、接続用端子35aは断熱材42を貫通した位置に達
する。その下部に開けた空気導入用小孔45にはエアー
ガイド46の一方の出口46cが結合され、他方の出口
46bは前記排気ルーバ30に、入り口46aはマグネ
トロン40に結合される。
【0016】前記ターンテーブル駆動用のシャフト機構
36はステンレスパイプ36aの一端が前記前面38に
ビスで固定され、他端にはダイキャスト製ギアボックス
36bが固定され、これを上下に貫通してセラミック製
のシャフト36cが設けられ、一対の笠歯車36dによ
り金属軸36eに、そして凹凸嵌合によりモータ45の
出力軸45aに結合される。モータ45は断熱材42の
外に固定され、その出力軸45aが断熱材を貫通する。
また上下二つのシーズヒータ35の内、下側はシャフト
機構36と重なる位置に先端のみ描かれている。取り付
け部分は上と同一である。
36はステンレスパイプ36aの一端が前記前面38に
ビスで固定され、他端にはダイキャスト製ギアボックス
36bが固定され、これを上下に貫通してセラミック製
のシャフト36cが設けられ、一対の笠歯車36dによ
り金属軸36eに、そして凹凸嵌合によりモータ45の
出力軸45aに結合される。モータ45は断熱材42の
外に固定され、その出力軸45aが断熱材を貫通する。
また上下二つのシーズヒータ35の内、下側はシャフト
機構36と重なる位置に先端のみ描かれている。取り付
け部分は上と同一である。
【0017】蓋26の前後の境を構成する面46には小
孔が六つ、前記開口12周縁の雌ネジ12aと対応する
位置に開けられ、ビス47により固定される。マグネト
ロン40の下部には加熱源の周辺部品であるファンモー
タ48が取り付けられ、その吹き出し口はマグネトロン
40と、インバータ(図示せず)とに向けられる。前記
シャフト36cには金属製のターンテーブル49が載せ
られ、その上にはセラミック製の円盤、皿受け台50が
載せられる。
孔が六つ、前記開口12周縁の雌ネジ12aと対応する
位置に開けられ、ビス47により固定される。マグネト
ロン40の下部には加熱源の周辺部品であるファンモー
タ48が取り付けられ、その吹き出し口はマグネトロン
40と、インバータ(図示せず)とに向けられる。前記
シャフト36cには金属製のターンテーブル49が載せ
られ、その上にはセラミック製の円盤、皿受け台50が
載せられる。
【0018】前蓋である扉17の後面19には前述の透
視用小孔群20が開けられるが、その裏側にはガラス板
51を取り付け、小孔群20を塞ぐ。これと平行にもう
一枚のガラス板52が設けられ、固定用の板金とで両方
のガラス板で形成される空間は封止される。扉の最前面
はアクリル等の透明樹脂板53および操作部54を設け
る。前記シリコンゴム製緩衝体23を挟んで扉17側に
はホールIC55を、筒11側には磁石56を取り付け
る。ホールIC55はNS各々の磁極に反応、導通する
素子を少なくとも一つ含んだ複数の素子が近接して配置
されたものであり、フェライト製の磁石56もホールI
C55の各素子を導通させる磁極配列を持つものとす
る。磁石56はホールIC55の無い部分にも取り付
け、対向する後面板22を磁石に吸引される材質で構成
し、扉17が閉じられた時の保持力とする。
視用小孔群20が開けられるが、その裏側にはガラス板
51を取り付け、小孔群20を塞ぐ。これと平行にもう
一枚のガラス板52が設けられ、固定用の板金とで両方
のガラス板で形成される空間は封止される。扉の最前面
はアクリル等の透明樹脂板53および操作部54を設け
る。前記シリコンゴム製緩衝体23を挟んで扉17側に
はホールIC55を、筒11側には磁石56を取り付け
る。ホールIC55はNS各々の磁極に反応、導通する
素子を少なくとも一つ含んだ複数の素子が近接して配置
されたものであり、フェライト製の磁石56もホールI
C55の各素子を導通させる磁極配列を持つものとす
る。磁石56はホールIC55の無い部分にも取り付
け、対向する後面板22を磁石に吸引される材質で構成
し、扉17が閉じられた時の保持力とする。
【0019】次に動作、作用を説明する。筒11の内側
と、蓋26の前面38および前蓋である扉17の後面1
9とで形成される図2の中央部を占める円筒空間57を
食品を加熱する加熱室として用いる。この円筒空間57
は断熱効果が優れている。つまり筒11は魔法瓶と同じ
真空構造であり、筒11の両端の一方は断熱材42が設
けられ、他方は二枚のガラス板51、52による封止空
間だからである。加熱源であるシーズヒータ35とマグ
ネトロン40が共に上記前面38に取り付けられ、かつ
円筒空間57に臨んだ状態で取り付けられているのでシ
ーズヒータ35の熱はこの円筒空間57に放出され、マ
グネトロン40の高周波も円筒空間57に放射される。
と、蓋26の前面38および前蓋である扉17の後面1
9とで形成される図2の中央部を占める円筒空間57を
食品を加熱する加熱室として用いる。この円筒空間57
は断熱効果が優れている。つまり筒11は魔法瓶と同じ
真空構造であり、筒11の両端の一方は断熱材42が設
けられ、他方は二枚のガラス板51、52による封止空
間だからである。加熱源であるシーズヒータ35とマグ
ネトロン40が共に上記前面38に取り付けられ、かつ
円筒空間57に臨んだ状態で取り付けられているのでシ
ーズヒータ35の熱はこの円筒空間57に放出され、マ
グネトロン40の高周波も円筒空間57に放射される。
【0020】次に風の流れを説明する。ファンモータ4
8が回転すると吸気ルーバ29から外部の空気が吸引さ
れる。ファンモータ48から吹き出された風の一部はイ
ンバータを冷却し、排気ルーバ30から外部に排出され
る。ファンモータ48から吹き出された風の残りはマグ
ネトロン40を冷却した後エアーガイドの入り口46a
から二手に分かれ、多くは排気出口46bからルーバ3
0を通り外部に排出される。残りは出口46cから吸気
口45を通り円筒空間である加熱室57に入り、食品か
ら排出される蒸気や臭気等と一緒に排気口44、排気ガ
イド43、排気小孔31を通り外部に排出される。
8が回転すると吸気ルーバ29から外部の空気が吸引さ
れる。ファンモータ48から吹き出された風の一部はイ
ンバータを冷却し、排気ルーバ30から外部に排出され
る。ファンモータ48から吹き出された風の残りはマグ
ネトロン40を冷却した後エアーガイドの入り口46a
から二手に分かれ、多くは排気出口46bからルーバ3
0を通り外部に排出される。残りは出口46cから吸気
口45を通り円筒空間である加熱室57に入り、食品か
ら排出される蒸気や臭気等と一緒に排気口44、排気ガ
イド43、排気小孔31を通り外部に排出される。
【0021】ホールIC55はラッチスイッチとして動
作する。扉17が閉じられている時は緩衝体23を挟ん
で磁石56が対向しているので導通し、扉が開けば磁石
56が遠ざかるので導通しなくなる。扉17が開かれて
いる時に米国のUL規格で規定されている様に任意の磁
石が近づけられた場合でも、上述の如くホールIC55
がN磁極で導通するものとS磁極で導通するものとの二
種類が少なくとも一つ含まれ隣接して設置されているの
でSまたはN一方のみに着磁された通常の磁石が近づけ
られても少なくとも一つは導通しない。
作する。扉17が閉じられている時は緩衝体23を挟ん
で磁石56が対向しているので導通し、扉が開けば磁石
56が遠ざかるので導通しなくなる。扉17が開かれて
いる時に米国のUL規格で規定されている様に任意の磁
石が近づけられた場合でも、上述の如くホールIC55
がN磁極で導通するものとS磁極で導通するものとの二
種類が少なくとも一つ含まれ隣接して設置されているの
でSまたはN一方のみに着磁された通常の磁石が近づけ
られても少なくとも一つは導通しない。
【0022】前蓋である扉17に操作部54を取り付け
たので、シーズヒータ(加熱源)35、マグネトロン
(加熱源)40、ファンモータ(周辺部品)48が収納
された後方の蓋26との間を接続するリード線が必要と
なる。これを筒11の外側を通し、金属製カバー37で
覆ったものであり、人の手が直接リード線に触れる危険
を解消できる。
たので、シーズヒータ(加熱源)35、マグネトロン
(加熱源)40、ファンモータ(周辺部品)48が収納
された後方の蓋26との間を接続するリード線が必要と
なる。これを筒11の外側を通し、金属製カバー37で
覆ったものであり、人の手が直接リード線に触れる危険
を解消できる。
【0023】筒11は、円筒にしたので従来の直方体加
熱室に比較し、掃除し難い隅が減少し、また同一容積な
らば壁面積が減少するので一般に高周波損失も減少す
る。また同じ理由で真空でなくとも熱効率が向上する。
つまり表面積が減少するので表面からの熱放散が減少
し、特に従来の直方体の場合に必須である二面の接合フ
ランジ部からの大量熱放散が無くなるからである。
熱室に比較し、掃除し難い隅が減少し、また同一容積な
らば壁面積が減少するので一般に高周波損失も減少す
る。また同じ理由で真空でなくとも熱効率が向上する。
つまり表面積が減少するので表面からの熱放散が減少
し、特に従来の直方体の場合に必須である二面の接合フ
ランジ部からの大量熱放散が無くなるからである。
【0024】なお本実施例として電子レンジ、オーブ
ン、オーブンレンジの中で最も複雑なオーブンレンジを
取り上げ、従って筒11は熱効率の優れた魔法瓶式の円
筒真空二重構造とし、加熱源もヒータとマグネトロンの
両方を一方の蓋に収納する例を示したが、電子レンジ機
能を持たないオーブンであればマグネトロンその他マイ
クロ波関連部品が省略でき、構成はより簡単となる。又
オーブン機能を持たない電子レンジでは筒11は外側の
筒を省略し、内側の筒一重で良い。この場合筒11は加
熱室57であり、かつ外箱でもあり、念願であった一重
構造の電子レンジとなる。さらにはこの場合、魔法瓶式
の真空二重が不必要であるから、筒11を円形にする必
要がなく、角筒にする事もできる。角筒ならば外観は従
来と類似となり、新規商品に有りがちな違和感が低減す
る。
ン、オーブンレンジの中で最も複雑なオーブンレンジを
取り上げ、従って筒11は熱効率の優れた魔法瓶式の円
筒真空二重構造とし、加熱源もヒータとマグネトロンの
両方を一方の蓋に収納する例を示したが、電子レンジ機
能を持たないオーブンであればマグネトロンその他マイ
クロ波関連部品が省略でき、構成はより簡単となる。又
オーブン機能を持たない電子レンジでは筒11は外側の
筒を省略し、内側の筒一重で良い。この場合筒11は加
熱室57であり、かつ外箱でもあり、念願であった一重
構造の電子レンジとなる。さらにはこの場合、魔法瓶式
の真空二重が不必要であるから、筒11を円形にする必
要がなく、角筒にする事もできる。角筒ならば外観は従
来と類似となり、新規商品に有りがちな違和感が低減す
る。
【0025】ターンテーブル駆動用シャフト機構36は
後方の蓋26に固定したが、ヒンジ16が十分な強度を
持つならば扉17に固定しても良い。この場合には扉1
7を開けばターンテーブル49および皿受け台50が扉
と一緒に引き出されるので食品の出し入れが容易にな
る。この種の機構を採用しないならば扉17は一般に広
く採用されている縦開きも可能である。縦開きの場合に
は扉の自重を支える工夫が必要となり、それは筒11の
外側に設ける事が望ましいが、従来から各種アイデアが
出願されており、本発明の主旨でないのでここでは取り
上げない。
後方の蓋26に固定したが、ヒンジ16が十分な強度を
持つならば扉17に固定しても良い。この場合には扉1
7を開けばターンテーブル49および皿受け台50が扉
と一緒に引き出されるので食品の出し入れが容易にな
る。この種の機構を採用しないならば扉17は一般に広
く採用されている縦開きも可能である。縦開きの場合に
は扉の自重を支える工夫が必要となり、それは筒11の
外側に設ける事が望ましいが、従来から各種アイデアが
出願されており、本発明の主旨でないのでここでは取り
上げない。
【0026】バンド14を省略して固定ヒンジ16aを
直接円筒11の外側に溶接等で固定する事も可能であ
る。その場合、固定ヒンジ16aは真空にする前に溶接
し、かつ筒11の外側壁は必要強度を得る為、十分な厚
さが必要となる。本実施例の如くバンド方式とすれば筒
の全周囲で強度が分担されるので比較的薄い板でも使用
でき真空処理以後に取りつけ可能であり、取り扱いが容
易になる。
直接円筒11の外側に溶接等で固定する事も可能であ
る。その場合、固定ヒンジ16aは真空にする前に溶接
し、かつ筒11の外側壁は必要強度を得る為、十分な厚
さが必要となる。本実施例の如くバンド方式とすれば筒
の全周囲で強度が分担されるので比較的薄い板でも使用
でき真空処理以後に取りつけ可能であり、取り扱いが容
易になる。
【0027】筒11と蓋26との固定、接続は6本のビ
スを用いたが、これは接続部からの電波漏洩を防ぐ為で
あり、必要に応じて増減する事は当然である。円筒部3
4と筒11の内側とが確実に接触するか否かに依存す
る。間に金属製のメッシュを挿入したり、ここにチョー
ク18と同一機構を設け、ビスの数を減らす事も可能で
ある。
スを用いたが、これは接続部からの電波漏洩を防ぐ為で
あり、必要に応じて増減する事は当然である。円筒部3
4と筒11の内側とが確実に接触するか否かに依存す
る。間に金属製のメッシュを挿入したり、ここにチョー
ク18と同一機構を設け、ビスの数を減らす事も可能で
ある。
【0028】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載の発明によ
れば、加熱室の左右上下がそのまま電子レンジの外箱と
して機能し、従来の外箱、加熱室の二重構造と比較し、
外箱が省略される為、簡単な構成で軽薄短小にすること
ができる。
れば、加熱室の左右上下がそのまま電子レンジの外箱と
して機能し、従来の外箱、加熱室の二重構造と比較し、
外箱が省略される為、簡単な構成で軽薄短小にすること
ができる。
【0029】また請求項2に記載の発明によれば、魔法
瓶と同様な円筒形状の真空二重構造の円筒を採用するこ
とにより魔法瓶と同程度の熱効率が得られる。
瓶と同様な円筒形状の真空二重構造の円筒を採用するこ
とにより魔法瓶と同程度の熱効率が得られる。
【図1】本発明の一実施例における加熱調理器の分解斜
視図
視図
【図2】同加熱調理器の要部断面図
11 筒 12 開口 13 開口 17 扉 26 蓋 35 シーズヒータ(加熱源) 40 マグネトロン(加熱源) 48 ファンモータ(周辺部品)
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) // A47J 41/02 102 A47J 41/02 102D H05B 6/64 H05B 6/64 D Fターム(参考) 3K090 AA04 AB02 BA01 BA09 BB01 EA01 EA02 EB02 EB10 EB16 EB29 FA05 JA01 3L086 AA02 AA03 AA04 BA08 BB01 BB02 BB04 BB05 BC06 BC20 BD02 DA06 DA19 DA23 4B002 AA18 AA21 BA07 BA53 BA55 CA23 CA32 CA34
Claims (2)
- 【請求項1】 両端に開口を有する筒と、前記開口の一
方に設けた食品の出し入れを行う回転自在の扉と、前記
開口の他方に設けた蓋と、前記扉と前記蓋との間に設け
た前記食品を加熱する加熱室とを備え、前記蓋に前記食
品を加熱する加熱源および前記加熱源の周辺部品を設け
る構成とした加熱調理器。 - 【請求項2】 筒として真空二重構造の円筒を用いた請
求項1記載の加熱調理器。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000220443A JP2002039540A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 加熱調理器 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000220443A JP2002039540A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 加熱調理器 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002039540A true JP2002039540A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18715052
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000220443A Pending JP2002039540A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 加熱調理器 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002039540A (ja) |
Cited By (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008036011A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
| CN108131696A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-06-08 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
| WO2020208814A1 (ja) * | 2019-04-12 | 2020-10-15 | 三菱電機株式会社 | 加熱装置 |
-
2000
- 2000-07-21 JP JP2000220443A patent/JP2002039540A/ja active Pending
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008036011A (ja) * | 2006-08-03 | 2008-02-21 | Mitsubishi Electric Corp | 加熱調理器 |
| CN108131696A (zh) * | 2018-02-08 | 2018-06-08 | 广东美的厨房电器制造有限公司 | 加热烹调器 |
| WO2020208814A1 (ja) * | 2019-04-12 | 2020-10-15 | 三菱電機株式会社 | 加熱装置 |
| US12225653B2 (en) | 2019-04-12 | 2025-02-11 | Mitsubishi Electric Corporation | Heating device |
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