JP2002039334A - 転がり軸受ユニット - Google Patents
転がり軸受ユニットInfo
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- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16H—GEARING
- F16H55/00—Elements with teeth or friction surfaces for conveying motion; Worms, pulleys or sheaves for gearing mechanisms
- F16H55/32—Friction members
- F16H55/36—Pulleys
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C13/00—Rolls, drums, discs, or the like; Bearings or mountings therefor
- F16C13/006—Guiding rollers, wheels or the like, formed by or on the outer element of a single bearing or bearing unit, e.g. two adjacent bearings, whose ratio of length to diameter is generally less than one
-
- F—MECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
- F16—ENGINEERING ELEMENTS AND UNITS; GENERAL MEASURES FOR PRODUCING AND MAINTAINING EFFECTIVE FUNCTIONING OF MACHINES OR INSTALLATIONS; THERMAL INSULATION IN GENERAL
- F16C—SHAFTS; FLEXIBLE SHAFTS; ELEMENTS OR CRANKSHAFT MECHANISMS; ROTARY BODIES OTHER THAN GEARING ELEMENTS; BEARINGS
- F16C2361/00—Apparatus or articles in engineering in general
- F16C2361/63—Gears with belts and pulleys
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- Mechanical Engineering (AREA)
- Rolling Contact Bearings (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】ベルトとプーリの摩擦による静電気を抑制し、
転動体と軌道輪との電位差を1V以下とすることによ
り、グリース中の水分の電気分解による水素の発生を抑
制防止し、もって転がり軸受の剥離を防止して長寿命化
を図る。 【解決手段】ベルト3が摺接するプーリ2の外径面2E
及び回転軸4に被嵌する内径面2Iを含めて、プーリ2
の外表面に電着塗装を施し、10〜40μmの絶縁塗装
膜9を形成する。これにより、10時間運転後の電気抵
抗値が1MΩ以上となり、プーリ2とベルト3の摩擦に
よる静電気を−1kV以下とし、もって転動体と軌道輪
との電位差を1V以下とすることができる。
転動体と軌道輪との電位差を1V以下とすることによ
り、グリース中の水分の電気分解による水素の発生を抑
制防止し、もって転がり軸受の剥離を防止して長寿命化
を図る。 【解決手段】ベルト3が摺接するプーリ2の外径面2E
及び回転軸4に被嵌する内径面2Iを含めて、プーリ2
の外表面に電着塗装を施し、10〜40μmの絶縁塗装
膜9を形成する。これにより、10時間運転後の電気抵
抗値が1MΩ以上となり、プーリ2とベルト3の摩擦に
よる静電気を−1kV以下とし、もって転動体と軌道輪
との電位差を1V以下とすることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ベルトを摺接支持
するプーリと、このプーリを回転可能に支持する転がり
軸受とを備えた転がり軸受ユニットに関し、特に外径面
にベルト動力伝達面が形成された金属製プーリを用いた
ものに好適なものである。
するプーリと、このプーリを回転可能に支持する転がり
軸受とを備えた転がり軸受ユニットに関し、特に外径面
にベルト動力伝達面が形成された金属製プーリを用いた
ものに好適なものである。
【0002】
【従来の技術】例えば自動車のエンジン周りにおいて
は、オルタネータや電磁クラッチ、コンプレッサー等の
補器類に受動プーリを取付け、クランクシャフトの回転
を駆動プーリとベルトによって各補器類に伝達してい
る。一般に受動プーリとしては、S45Cや冷間圧延鋼
板、SPCC等のように、強度・加工性の高い鉄製のプ
ーリが用いられている。また、近年、軽量化を目的とし
て、ガラス繊維強化フェノール樹脂等のような樹脂製プ
ーリも用いられている。また、Vリブドプーリ、即ちプ
ーリの外径面にV溝が形成されたプーリが主流であり、
金属を素材とするプーリの場合には、通常、防錆用或い
は耐摩耗用の塗装が施されている。
は、オルタネータや電磁クラッチ、コンプレッサー等の
補器類に受動プーリを取付け、クランクシャフトの回転
を駆動プーリとベルトによって各補器類に伝達してい
る。一般に受動プーリとしては、S45Cや冷間圧延鋼
板、SPCC等のように、強度・加工性の高い鉄製のプ
ーリが用いられている。また、近年、軽量化を目的とし
て、ガラス繊維強化フェノール樹脂等のような樹脂製プ
ーリも用いられている。また、Vリブドプーリ、即ちプ
ーリの外径面にV溝が形成されたプーリが主流であり、
金属を素材とするプーリの場合には、通常、防錆用或い
は耐摩耗用の塗装が施されている。
【0003】このようなVリブドプーリに対し、特開平
3−189340号公報には、プーリの回転体取付部表
面に硬質のメッキ塗装を施すと共にプーリのV溝部表面
に軟質の電着塗装を施すことにより、ベルトとプーリと
の摩擦で塗装が剥げ落ちることに起因するフレッチング
の発生やベルトの泣き音を防止することが開示されてい
る。
3−189340号公報には、プーリの回転体取付部表
面に硬質のメッキ塗装を施すと共にプーリのV溝部表面
に軟質の電着塗装を施すことにより、ベルトとプーリと
の摩擦で塗装が剥げ落ちることに起因するフレッチング
の発生やベルトの泣き音を防止することが開示されてい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、一般の
鉄製プーリを前述のようなエンジン周りに用いた場合、
高速回転するクランクシャフトで駆動されるベルトとプ
ーリとの摩擦により、約十kVの静電気が発生し、一部
は大気放電するが、例えば特開平4−160225号公
報に記載されるように、この静電気の一部がプーリと接
する転がり軸受にに放電し、グリース中の水分の電気分
解反応を促進して水素イオンが発生し、この水素イオン
が軌道面に吸着し、水素原子となって軸受軌道面内部に
浸入し、早期剥離を生じる原因となる場合が考えられ
る。
鉄製プーリを前述のようなエンジン周りに用いた場合、
高速回転するクランクシャフトで駆動されるベルトとプ
ーリとの摩擦により、約十kVの静電気が発生し、一部
は大気放電するが、例えば特開平4−160225号公
報に記載されるように、この静電気の一部がプーリと接
する転がり軸受にに放電し、グリース中の水分の電気分
解反応を促進して水素イオンが発生し、この水素イオン
が軌道面に吸着し、水素原子となって軸受軌道面内部に
浸入し、早期剥離を生じる原因となる場合が考えられ
る。
【0005】また、全樹脂製プーリを使用した場合、軽
量化を図れるといった利点はあるものの、樹脂自体は、
通常は、電気の絶縁体であるために、ベルトとの摺接に
よって帯電し易く、ベルト摺接面に砂塵等の異物が付着
侵入し易くなり、研磨(アブレッシブ)作用によってベ
ルト摺接面が早期内に異常摩耗を起こしたり、過剰な昇
温に伴って異常変形を生じたりし、その結果、ベルト伝
動に不具合をもたらしたり、プーリ自体の寿命が短期に
尽きたりするという問題がある。
量化を図れるといった利点はあるものの、樹脂自体は、
通常は、電気の絶縁体であるために、ベルトとの摺接に
よって帯電し易く、ベルト摺接面に砂塵等の異物が付着
侵入し易くなり、研磨(アブレッシブ)作用によってベ
ルト摺接面が早期内に異常摩耗を起こしたり、過剰な昇
温に伴って異常変形を生じたりし、その結果、ベルト伝
動に不具合をもたらしたり、プーリ自体の寿命が短期に
尽きたりするという問題がある。
【0006】また、特開平3−189450号公報に
は、少なくともプーリの回転体取付部表面に、ハードク
ロムメッキなどのメッキを施し、プーリV溝部、つまり
プーリのベルト摺接部表面に電着塗装を施したものが開
示されているが、このプーリでは、発生した静電気の一
部がメッキ部を通って軸受内に流れることが考えられ、
その結果、転動体と軌道面の間で放電が発生し、内輪と
外輪との間の電位差が1Vより高くなると、前述と同様
に、水素が発生する可能性がある。
は、少なくともプーリの回転体取付部表面に、ハードク
ロムメッキなどのメッキを施し、プーリV溝部、つまり
プーリのベルト摺接部表面に電着塗装を施したものが開
示されているが、このプーリでは、発生した静電気の一
部がメッキ部を通って軸受内に流れることが考えられ、
その結果、転動体と軌道面の間で放電が発生し、内輪と
外輪との間の電位差が1Vより高くなると、前述と同様
に、水素が発生する可能性がある。
【0007】本発明は前記諸問題を解決すべく開発され
たものであり、プーリとベルトとの摩擦で発生する静電
気量を抑制し、且つプーリから軸受までの間に強固な絶
縁層を設けることによって、転がり軸受に発生する電位
差を1V以下とし、水素イオンの発生を抑制して寿命を
向上させることが可能な転がり軸受ユニットを提供する
ことを目的とするものである。
たものであり、プーリとベルトとの摩擦で発生する静電
気量を抑制し、且つプーリから軸受までの間に強固な絶
縁層を設けることによって、転がり軸受に発生する電位
差を1V以下とし、水素イオンの発生を抑制して寿命を
向上させることが可能な転がり軸受ユニットを提供する
ことを目的とするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】かかる諸問題を解決する
ために、本発明に係る転がり軸受ユニットは、外径面で
ベルトを摺接支持する金属製のプーリと、このプーリを
回転可能に支持する転がり軸受とを備えた転がり軸受ユ
ニットにおいて、少なくとも前記プーリの外径面又は内
径面の何れか一方又は双方に、10〜40μm厚の絶縁
性樹脂を電着塗装し、且つ前記プーリのベルト摺接面か
ら転がり軸受の内径面又は外径面までの電気抵抗値を1
MΩ以上としたことを特徴とするものである。
ために、本発明に係る転がり軸受ユニットは、外径面で
ベルトを摺接支持する金属製のプーリと、このプーリを
回転可能に支持する転がり軸受とを備えた転がり軸受ユ
ニットにおいて、少なくとも前記プーリの外径面又は内
径面の何れか一方又は双方に、10〜40μm厚の絶縁
性樹脂を電着塗装し、且つ前記プーリのベルト摺接面か
ら転がり軸受の内径面又は外径面までの電気抵抗値を1
MΩ以上としたことを特徴とするものである。
【0009】本発明でいう電着塗装とは、所謂カチオン
電着塗装であり、水溶性塗料中に浸漬した被塗物を陰極
とし、塗料を陽極として直流電圧を印加し、被塗物に塗
膜を形成させる塗装方法である。この塗装方法に寄れ
ば、処理仕様を制御することにより、塗料は被塗物の狭
い空隙にまで浸透し、全面に10〜40μmの均一な塗
膜が形成され、塗料溶液から引き上げられたときには、
水に不溶で且つ含水率の低い塗膜が得られる。
電着塗装であり、水溶性塗料中に浸漬した被塗物を陰極
とし、塗料を陽極として直流電圧を印加し、被塗物に塗
膜を形成させる塗装方法である。この塗装方法に寄れ
ば、処理仕様を制御することにより、塗料は被塗物の狭
い空隙にまで浸透し、全面に10〜40μmの均一な塗
膜が形成され、塗料溶液から引き上げられたときには、
水に不溶で且つ含水率の低い塗膜が得られる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て説明する。図1は本実施形態の転がり軸受ユニットの
断面図である。この転がり軸受ユニットに使用される転
がり軸受1は、JIS呼び番号6301の玉軸受(内径
12mm、外径37mm、幅12mm)であり、外輪
5、内輪6、転動体7、保持器8から構成される。この
実施形態では、転がり軸受1の内輪6の内径に挿通され
た回転軸4に対して外輪5が回転する。
て説明する。図1は本実施形態の転がり軸受ユニットの
断面図である。この転がり軸受ユニットに使用される転
がり軸受1は、JIS呼び番号6301の玉軸受(内径
12mm、外径37mm、幅12mm)であり、外輪
5、内輪6、転動体7、保持器8から構成される。この
実施形態では、転がり軸受1の内輪6の内径に挿通され
た回転軸4に対して外輪5が回転する。
【0011】前記転がり軸受1の外輪5には、鉄製プー
リ2が被嵌されている。このプーリ2の外径面2Eに
は、ベルト3を支持するためのV溝が複数形成されてお
り、これらのV溝をベルトのV溝に嵌合させてベルト3
を支持する。そして、このプーリ2のうち、少なくとも
前記ベルト3を摺接支持する外径面2E又は前記転がり
軸受1に被嵌される内径面2Iの何れか一方又は双方を
含んで、外表面全域に、10〜40μmの電着塗装が施
され、絶縁塗装膜9が形成されている。そして、この電
着塗装による絶縁塗装膜9の種類や厚さを種々に変更し
て、本実施形態の実施例1〜4及び比較例1〜5を作成
した。なお、比較例には、絶縁塗装膜を形成しないもの
や、プーリ外表面に硬質クロムメッキ処理や亜鉛メッキ
処理を施したものもある。また、全てのプーリの材質は
S45Cである。
リ2が被嵌されている。このプーリ2の外径面2Eに
は、ベルト3を支持するためのV溝が複数形成されてお
り、これらのV溝をベルトのV溝に嵌合させてベルト3
を支持する。そして、このプーリ2のうち、少なくとも
前記ベルト3を摺接支持する外径面2E又は前記転がり
軸受1に被嵌される内径面2Iの何れか一方又は双方を
含んで、外表面全域に、10〜40μmの電着塗装が施
され、絶縁塗装膜9が形成されている。そして、この電
着塗装による絶縁塗装膜9の種類や厚さを種々に変更し
て、本実施形態の実施例1〜4及び比較例1〜5を作成
した。なお、比較例には、絶縁塗装膜を形成しないもの
や、プーリ外表面に硬質クロムメッキ処理や亜鉛メッキ
処理を施したものもある。また、全てのプーリの材質は
S45Cである。
【0012】これらの転がり軸受ユニットを用い、特開
平9−177910号公報に記載される試験装置によっ
て寿命試験を行った。試験は、回転数を所定時間(例え
ば9秒)毎に5000rpmと1000rpmとに切り
換えるベンチ加減速試験に従った。ベルトは市販の4山
リブドベルト(バンドー社製)を用いた。また、試験軸
受の荷重条件は、P(負荷荷重)/C(動定格荷重)=
0.10とし、封入グリースにはEグリースを用いた。
また、このときの軸受の計算寿命は2200時間であ
り、従って試験打ち切り時間を4000時間に設定し
た。試験数は、各々n=10行った。
平9−177910号公報に記載される試験装置によっ
て寿命試験を行った。試験は、回転数を所定時間(例え
ば9秒)毎に5000rpmと1000rpmとに切り
換えるベンチ加減速試験に従った。ベルトは市販の4山
リブドベルト(バンドー社製)を用いた。また、試験軸
受の荷重条件は、P(負荷荷重)/C(動定格荷重)=
0.10とし、封入グリースにはEグリースを用いた。
また、このときの軸受の計算寿命は2200時間であ
り、従って試験打ち切り時間を4000時間に設定し
た。試験数は、各々n=10行った。
【0013】また、これと平行して、静電気(帯電圧)
を測定した。具体的には、試験装置の試験プーリの回転
方向に対して、ベルトの出口側に静電気測定器(シムコ
製FMX−002;イオンバランス測定)を設置し、回
転変動中のプーリとベルトの摩擦による静電気の最大値
を求めた。更に、各試験において、100時間試験停止
後のプーリの外径面と軸受外輪との間の電気抵抗をテス
ターで求め、最大抵抗値を測定した。なお、抵抗値が小
さい場合はプーリと軸受外輪とが導電状態にあり、抵抗
値が大きい場合はプーリと軸受外輪とが絶縁状態にある
ことを意味する。
を測定した。具体的には、試験装置の試験プーリの回転
方向に対して、ベルトの出口側に静電気測定器(シムコ
製FMX−002;イオンバランス測定)を設置し、回
転変動中のプーリとベルトの摩擦による静電気の最大値
を求めた。更に、各試験において、100時間試験停止
後のプーリの外径面と軸受外輪との間の電気抵抗をテス
ターで求め、最大抵抗値を測定した。なお、抵抗値が小
さい場合はプーリと軸受外輪とが導電状態にあり、抵抗
値が大きい場合はプーリと軸受外輪とが絶縁状態にある
ことを意味する。
【0014】試験結果を表1に示す。
【0015】
【表1】
【0016】この表1から明らかなように、実施例1〜
3の電着塗装を施したプーリの転がり軸受ユニットで
は、4000時間(図ではhr)に至っても内輪に剥離
を生じなかった。この際、プーリとベルトとの摩擦によ
る静電気(帯電圧)は−0.5kV以下となっており、
更に100時間試験後のプーリ外径面から軸受外輪まで
の電気抵抗値が10MΩ以上となっていたため、静電気
発生による軸受軌道輪と転動体との電位差が0.5V以
下に抑制され、グリース中の水分の電気分解による水素
の発生が防止されたものであると考えられる。
3の電着塗装を施したプーリの転がり軸受ユニットで
は、4000時間(図ではhr)に至っても内輪に剥離
を生じなかった。この際、プーリとベルトとの摩擦によ
る静電気(帯電圧)は−0.5kV以下となっており、
更に100時間試験後のプーリ外径面から軸受外輪まで
の電気抵抗値が10MΩ以上となっていたため、静電気
発生による軸受軌道輪と転動体との電位差が0.5V以
下に抑制され、グリース中の水分の電気分解による水素
の発生が防止されたものであると考えられる。
【0017】また、実施例4に関しては、10個中3個
に内輪剥離を生じたが、L10寿命は、比較例1の29
5時間の約10倍の3500時間と長寿命となった。こ
れは、プーリの絶縁塗装膜厚さが10μmと、他の実施
例に比較して薄いため、静電気(帯電圧)が−1.0k
Vとなり、電気抵抗値が1MΩであったため、軌道輪と
転動体との電位差が1Vとなり、グリース中の水分の電
気分解が起こり、水素が発生したためであると考えられ
る。
に内輪剥離を生じたが、L10寿命は、比較例1の29
5時間の約10倍の3500時間と長寿命となった。こ
れは、プーリの絶縁塗装膜厚さが10μmと、他の実施
例に比較して薄いため、静電気(帯電圧)が−1.0k
Vとなり、電気抵抗値が1MΩであったため、軌道輪と
転動体との電位差が1Vとなり、グリース中の水分の電
気分解が起こり、水素が発生したためであると考えられ
る。
【0018】他方、比較例1は、プーリ表面に塗装がな
く、静電気(帯電圧)も−3.8kV発生し、10個中
10個剥離を生じ、L10寿命は、計算寿命の1/9相
当の295時間に終わった。また、比較例2は、静電気
(帯電圧)が0.9kVと低いものの、プーリ外径面か
ら軸受外輪までの電気抵抗値が10Ωであり、軌道輪と
転動体との電位差が2Vとなり、10個中10個剥離を
生じ、L10寿命は1035時間と、計算寿命以下にな
った。また、比較例3は、プーリの絶縁塗装膜厚さが5
0μmと厚いため、プーリ内径面と軸受外輪との間でク
リープを引き起こし、10個中10個クリープを生じ、
L10寿命はわずか57時間であった。
く、静電気(帯電圧)も−3.8kV発生し、10個中
10個剥離を生じ、L10寿命は、計算寿命の1/9相
当の295時間に終わった。また、比較例2は、静電気
(帯電圧)が0.9kVと低いものの、プーリ外径面か
ら軸受外輪までの電気抵抗値が10Ωであり、軌道輪と
転動体との電位差が2Vとなり、10個中10個剥離を
生じ、L10寿命は1035時間と、計算寿命以下にな
った。また、比較例3は、プーリの絶縁塗装膜厚さが5
0μmと厚いため、プーリ内径面と軸受外輪との間でク
リープを引き起こし、10個中10個クリープを生じ、
L10寿命はわずか57時間であった。
【0019】また、比較例4、5は、プーリ表面の硬質
クロムメッキ処理、亜鉛メッキ処理を行ったため、静電
気(帯電圧)はそれぞれ−2.3kV、−5.5kVと
高く、且つプーリ外径面から軸受外輪までの電気抵抗値
も7Ω、9Ωと小さいため、軌道輪と転動体との電位差
が共に3Vとなり、10個中10個剥離を生じ、L10
寿命は、それぞれ、315時間、115時間と、計算寿
命以下の短寿命となった。
クロムメッキ処理、亜鉛メッキ処理を行ったため、静電
気(帯電圧)はそれぞれ−2.3kV、−5.5kVと
高く、且つプーリ外径面から軸受外輪までの電気抵抗値
も7Ω、9Ωと小さいため、軌道輪と転動体との電位差
が共に3Vとなり、10個中10個剥離を生じ、L10
寿命は、それぞれ、315時間、115時間と、計算寿
命以下の短寿命となった。
【0020】なお、この実施形態では、プーリと軸受の
組立を圧入で行ったが、軸受外輪が内嵌されるプーリの
内径面の絶縁塗装膜が摩耗したり剥がれたりし易いの
で、プーリ自体を加熱し、膨張させてから軸受を組込む
ようにすれば、絶縁塗装膜の摩耗や剥離を回避できるの
で、更に高寿命な転がり軸受ユニットを提供することが
できる。
組立を圧入で行ったが、軸受外輪が内嵌されるプーリの
内径面の絶縁塗装膜が摩耗したり剥がれたりし易いの
で、プーリ自体を加熱し、膨張させてから軸受を組込む
ようにすれば、絶縁塗装膜の摩耗や剥離を回避できるの
で、更に高寿命な転がり軸受ユニットを提供することが
できる。
【0021】以上、この実施形態では、V溝プーリを用
い、その長寿命を確認したが、平プーリ(溝のないも
の)のようなベルト動力伝達面を有するプーリについて
も同様の効果がある。また、図2は、転がり軸受1の外
輪5をハウジング10で固定し、共通する回転軸4を転
がり軸受1の内輪6及びプーリ2の内径面2Iに挿通し
て、転がり軸受1の内輪5が回転するようにしたもので
あり、結果的にプーリ2と転がり軸受1とが軸線方向に
並んで接触している。このような場合、前述したように
プーリ2の外径面2E、つまりベルト摺接面から軸受外
輪5までの電気抵抗値を高くするために、転がり軸受1
に接触しているプーリ2の軸線方向端面2Tにも電着塗
装を施して絶縁塗装膜9を形成しておくのが望ましい。
い、その長寿命を確認したが、平プーリ(溝のないも
の)のようなベルト動力伝達面を有するプーリについて
も同様の効果がある。また、図2は、転がり軸受1の外
輪5をハウジング10で固定し、共通する回転軸4を転
がり軸受1の内輪6及びプーリ2の内径面2Iに挿通し
て、転がり軸受1の内輪5が回転するようにしたもので
あり、結果的にプーリ2と転がり軸受1とが軸線方向に
並んで接触している。このような場合、前述したように
プーリ2の外径面2E、つまりベルト摺接面から軸受外
輪5までの電気抵抗値を高くするために、転がり軸受1
に接触しているプーリ2の軸線方向端面2Tにも電着塗
装を施して絶縁塗装膜9を形成しておくのが望ましい。
【0022】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の転がり軸
受ユニットによれば、転がり軸受と組み合わせて用いら
れるプーリの外径面又は内径面に10〜40μm厚の絶
縁性樹脂を電着塗装し、且つプーリのベルト摺接面から
転がり軸受の内径面又は外径面までの電気抵抗値を1M
Ω以上としたことにより、プーリのベルト摺接面の静電
気を1kV以下とし、軌道輪と転動体との電位差を1V
以下として、グリース中の水分の電気分解による水素の
発生を抑制防止し、転がり軸受の早期剥離を防止して長
寿命化を図ることができる。
受ユニットによれば、転がり軸受と組み合わせて用いら
れるプーリの外径面又は内径面に10〜40μm厚の絶
縁性樹脂を電着塗装し、且つプーリのベルト摺接面から
転がり軸受の内径面又は外径面までの電気抵抗値を1M
Ω以上としたことにより、プーリのベルト摺接面の静電
気を1kV以下とし、軌道輪と転動体との電位差を1V
以下として、グリース中の水分の電気分解による水素の
発生を抑制防止し、転がり軸受の早期剥離を防止して長
寿命化を図ることができる。
【図1】本発明の転がり軸受ユニットの一実施形態を示
す縦断面図である。
す縦断面図である。
【図2】本発明の転がり軸受ユニットの異なる例を示す
縦断面図である。
縦断面図である。
1は転がり軸受 2はプーリ 2Eは外径面 2Iは内径面 3はベルト 4は回転軸 5は外輪(外径面) 6は内輪(内径面) 7は転動体 8は保持器 9は絶縁塗装膜
Claims (1)
- 【請求項1】 外径面でベルトを摺接支持する金属製の
プーリと、このプーリを回転可能に支持する転がり軸受
とを備えた転がり軸受ユニットにおいて、少なくとも前
記プーリの外径面又は内径面の何れか一方又は双方に、
10〜40μm厚の絶縁性樹脂を電着塗装し、且つ前記
プーリのベルト摺接面から転がり軸受の内径面又は外径
面までの電気抵抗値を1MΩ以上としたことを特徴とす
る転がり軸受ユニット。
Priority Applications (4)
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| JP2000219962A JP2002039334A (ja) | 2000-07-21 | 2000-07-21 | 転がり軸受ユニット |
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