JP2002039261A - 振動制御構造 - Google Patents
振動制御構造Info
- Publication number
- JP2002039261A JP2002039261A JP2000223552A JP2000223552A JP2002039261A JP 2002039261 A JP2002039261 A JP 2002039261A JP 2000223552 A JP2000223552 A JP 2000223552A JP 2000223552 A JP2000223552 A JP 2000223552A JP 2002039261 A JP2002039261 A JP 2002039261A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- vibration control
- vibration
- liquid
- displacement
- movable portion
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Vibration Prevention Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 低周波域での優れたアクティブ振動遮断性能
を維持しつつ、固有振動数が低く高周波域でのパッシブ
振動遮断性能に優れており、しかも多次元多自由度の振
動制御を行うことが可能な振動制御構造を提供する。 【解決手段】 制御対象部材である上面板5に対して、
作用子15を有する振動制御装置3によって水平方向に
振動制御を行うとともに、作用子35a、35bを有す
る振動制御装置2によって鉛直方向に振動制御を行う。
振動制御装置2、3には、ピエゾアクチュエータ12
a、12b;32a、32b、32cと駆動板17、3
7との間にそれぞれ防振ゴム13、33が直列に配置さ
れている。
を維持しつつ、固有振動数が低く高周波域でのパッシブ
振動遮断性能に優れており、しかも多次元多自由度の振
動制御を行うことが可能な振動制御構造を提供する。 【解決手段】 制御対象部材である上面板5に対して、
作用子15を有する振動制御装置3によって水平方向に
振動制御を行うとともに、作用子35a、35bを有す
る振動制御装置2によって鉛直方向に振動制御を行う。
振動制御装置2、3には、ピエゾアクチュエータ12
a、12b;32a、32b、32cと駆動板17、3
7との間にそれぞれ防振ゴム13、33が直列に配置さ
れている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床などの環境振動
から精密機器を能動的に除振するアクティブ除振装置や
微振動環境のシミュレーションや機器の微振動感度を計
測するための、固体アクチュエータを具備した振動制御
構造に関する。
から精密機器を能動的に除振するアクティブ除振装置や
微振動環境のシミュレーションや機器の微振動感度を計
測するための、固体アクチュエータを具備した振動制御
構造に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、圧電(ピエゾ)素子および磁歪素
子などの固体アクチュエータは、防振、除振といった振
動制御や振動発振などの様々な分野において使用されて
いる。しかしながら、これらの固体アクチュエータは、
それ単独での変位が比較的小さいために所定の目的を達
成できないことが多い。そこで、大径ピストンと小径ピ
ストンの間に液体を満たした変位拡大機構と固体アクチ
ュエータとを組み合わせた振動制御装置を用いることが
提案されている(例えば特開平7−301354号公報
参照)。このような変位拡大機構と固体アクチュエータ
とをそれぞれ1つずつ用いた振動制御装置により、大径
ピストンと小径ピストンとの面積比に応じて固体アクチ
ュエータの変位を拡大して小径ピストン側から出力する
ことが可能となっている。
子などの固体アクチュエータは、防振、除振といった振
動制御や振動発振などの様々な分野において使用されて
いる。しかしながら、これらの固体アクチュエータは、
それ単独での変位が比較的小さいために所定の目的を達
成できないことが多い。そこで、大径ピストンと小径ピ
ストンの間に液体を満たした変位拡大機構と固体アクチ
ュエータとを組み合わせた振動制御装置を用いることが
提案されている(例えば特開平7−301354号公報
参照)。このような変位拡大機構と固体アクチュエータ
とをそれぞれ1つずつ用いた振動制御装置により、大径
ピストンと小径ピストンとの面積比に応じて固体アクチ
ュエータの変位を拡大して小径ピストン側から出力する
ことが可能となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た公報には多次元多自由度での振動制御を行う手段につ
いて明確に記載されていない。また、上述したような変
位拡大機構および固体アクチュエータを備えた振動制御
装置は、固体アクチュエータを駆動してアクティブ制御
を行った際における低周波域での振動遮断性能(アクテ
ィブ振動遮断性能)の点で優れているものの、その固有
振動数が比較的高く、高周波域でのパッシブ振動遮断特
性の点で満足のいくものではない。
た公報には多次元多自由度での振動制御を行う手段につ
いて明確に記載されていない。また、上述したような変
位拡大機構および固体アクチュエータを備えた振動制御
装置は、固体アクチュエータを駆動してアクティブ制御
を行った際における低周波域での振動遮断性能(アクテ
ィブ振動遮断性能)の点で優れているものの、その固有
振動数が比較的高く、高周波域でのパッシブ振動遮断特
性の点で満足のいくものではない。
【0004】そこで、本発明の目的は、低周波域での優
れたアクティブ振動遮断性能を維持しつつ、固有振動数
が低く高周波域でのパッシブ振動遮断性能に優れてお
り、しかも多次元多自由度の振動制御を行うことが可能
な振動制御構造を提供することである。
れたアクティブ振動遮断性能を維持しつつ、固有振動数
が低く高周波域でのパッシブ振動遮断性能に優れてお
り、しかも多次元多自由度の振動制御を行うことが可能
な振動制御構造を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の振動制御構造は、第1および第2の可動
部を有し、前記第1の可動部に入力された変位が拡大さ
れて前記第2の可動部から出力されるような変位拡大機
構と、前記第1の可動部に対して前記第2の可動部とは
反対側に配置されており、供給された電気信号に基づい
て前記変位拡大機構の前記第1の可動部を移動させる方
向に変位可能な固体アクチュエータと、前記変位拡大機
構および前記固体アクチュエータと直列に配置された弾
性部材とをそれぞれ備えた複数の振動制御装置が、前記
第2の可動部の変位による作用方向が互いに交差するよ
うに、1または複数の部材に対して組み合わされて用い
られているものである。
に、請求項1の振動制御構造は、第1および第2の可動
部を有し、前記第1の可動部に入力された変位が拡大さ
れて前記第2の可動部から出力されるような変位拡大機
構と、前記第1の可動部に対して前記第2の可動部とは
反対側に配置されており、供給された電気信号に基づい
て前記変位拡大機構の前記第1の可動部を移動させる方
向に変位可能な固体アクチュエータと、前記変位拡大機
構および前記固体アクチュエータと直列に配置された弾
性部材とをそれぞれ備えた複数の振動制御装置が、前記
第2の可動部の変位による作用方向が互いに交差するよ
うに、1または複数の部材に対して組み合わされて用い
られているものである。
【0006】請求項1によると、変位拡大機構と固体ア
クチュエータと弾性部材とがそれぞれ直列に配置された
複数の振動制御装置が1または複数の部材に対して作用
方向が互いに交差するように組み合わされて用いられて
いるために、多次元多自由度における振動制御が可能と
なる。
クチュエータと弾性部材とがそれぞれ直列に配置された
複数の振動制御装置が1または複数の部材に対して作用
方向が互いに交差するように組み合わされて用いられて
いるために、多次元多自由度における振動制御が可能と
なる。
【0007】また、請求項1によると、直列に配置され
た弾性部材のために振動制御装置の固有振動数が従来よ
りも低下したものとなり、高周波域において優れたパッ
シブ振動遮断性能が得られる。例えば、直列に配置され
た弾性部材を具備していない振動制御装置の固有振動数
が10〜20Hz程度であるとすると、これに弾性部材
を直列付加した振動制御装置の固有振動数を1〜10H
z程度に低下させることができる。つまり、請求項1の
振動制御装置では、弾性部材の変位(ストローク)の大
小に拘わらず、柔らかい(すなわち、固有振動数が小さ
い)支持系を作ることができるという、パッシブ除振系
にとって好適な特性を得ることができる。このように、
請求項1によると、低周波域において優れたアクティブ
振動遮断性能が得られるとともに、固有振動数が従来よ
りも低下したものとなって高周波域で優れたパッシブ振
動遮断性能が得られる。なお、本発明で「直列」とは、
力の相互作用がシリアルに行われることを意味してお
り、機械的に一直線上に配置されていることを意味する
ものではない。
た弾性部材のために振動制御装置の固有振動数が従来よ
りも低下したものとなり、高周波域において優れたパッ
シブ振動遮断性能が得られる。例えば、直列に配置され
た弾性部材を具備していない振動制御装置の固有振動数
が10〜20Hz程度であるとすると、これに弾性部材
を直列付加した振動制御装置の固有振動数を1〜10H
z程度に低下させることができる。つまり、請求項1の
振動制御装置では、弾性部材の変位(ストローク)の大
小に拘わらず、柔らかい(すなわち、固有振動数が小さ
い)支持系を作ることができるという、パッシブ除振系
にとって好適な特性を得ることができる。このように、
請求項1によると、低周波域において優れたアクティブ
振動遮断性能が得られるとともに、固有振動数が従来よ
りも低下したものとなって高周波域で優れたパッシブ振
動遮断性能が得られる。なお、本発明で「直列」とは、
力の相互作用がシリアルに行われることを意味してお
り、機械的に一直線上に配置されていることを意味する
ものではない。
【0008】また、請求項2の振動制御構造は、前記変
位拡大機構が、内部に液体が封入された液体室を有する
液体変位拡大機構であって、前記第1の可動部が前記液
体室内の液体と接触しており、前記第2の可動部が前記
第1の可動部よりも小さい接触面積で前記液体室内の液
体と接触したものである。
位拡大機構が、内部に液体が封入された液体室を有する
液体変位拡大機構であって、前記第1の可動部が前記液
体室内の液体と接触しており、前記第2の可動部が前記
第1の可動部よりも小さい接触面積で前記液体室内の液
体と接触したものである。
【0009】請求項2の振動制御装置において、液体変
位拡大機構は、内部に液体が封入された液体室、第1の
可動部、および、前記第1の可動部よりも液体との接触
面積が小さい第2の可動部を有し、第1の可動部側に固
体アクチュエータが配置されたものとなっている(以
下、このような構造を有する機構を本明細書において、
「液体梃子機構」ということがある)。
位拡大機構は、内部に液体が封入された液体室、第1の
可動部、および、前記第1の可動部よりも液体との接触
面積が小さい第2の可動部を有し、第1の可動部側に固
体アクチュエータが配置されたものとなっている(以
下、このような構造を有する機構を本明細書において、
「液体梃子機構」ということがある)。
【0010】液体梃子機構においては力伝達が液体で行
われることから、力を作用させる場所や方向を高い自由
度で変更できるというメリットがある。このことを用い
れば、固体アクチュエータをメンテナンスしやすい場所
に配置し、第2の可動部を制御対象部材の近くに配置し
た振動制御装置を構成することができるという従来の装
置では実現できない効果が得られる。
われることから、力を作用させる場所や方向を高い自由
度で変更できるというメリットがある。このことを用い
れば、固体アクチュエータをメンテナンスしやすい場所
に配置し、第2の可動部を制御対象部材の近くに配置し
た振動制御装置を構成することができるという従来の装
置では実現できない効果が得られる。
【0011】さらに、液体梃子機構は、例えばレバーを
用いるなどした機械的な変位拡大機構と比べた場合に、
非剛体内部自由度による高次振動モードをほとんど持た
ないという利点がある。
用いるなどした機械的な変位拡大機構と比べた場合に、
非剛体内部自由度による高次振動モードをほとんど持た
ないという利点がある。
【0012】液体室内部の液体としてはシリコンオイル
などの不揮発性で安定なものを用いることが好ましい
が、これに限定されるものではない。液体自身は振動に
対する減衰性を持っている必要はなく、むしろ粘度が小
さく流動性がよい方が制御の立ち上がりに優れている。
などの不揮発性で安定なものを用いることが好ましい
が、これに限定されるものではない。液体自身は振動に
対する減衰性を持っている必要はなく、むしろ粘度が小
さく流動性がよい方が制御の立ち上がりに優れている。
【0013】また、請求項3の振動制御構造において
は、前記弾性部材が、前記第2の可動部と前記固体アク
チュエータとの間に両者に対して直列に配置されてい
る。
は、前記弾性部材が、前記第2の可動部と前記固体アク
チュエータとの間に両者に対して直列に配置されてい
る。
【0014】請求項3では、複数の変位拡大機構の最端
部にある第2の可動部と固体アクチュエータとの間に両
者に対して直列に弾性部材が配置されているので、弾性
部材がそれ以外の場所に配置される場合に比べて弾性係
数が大きく変位が小さい(言い換えると、硬い)弾性部
材を用いることが可能である。そのため、弾性部材の体
積を縮小することができることになり、振動制御装置の
小型化を図ることが可能となる。
部にある第2の可動部と固体アクチュエータとの間に両
者に対して直列に弾性部材が配置されているので、弾性
部材がそれ以外の場所に配置される場合に比べて弾性係
数が大きく変位が小さい(言い換えると、硬い)弾性部
材を用いることが可能である。そのため、弾性部材の体
積を縮小することができることになり、振動制御装置の
小型化を図ることが可能となる。
【0015】弾性部材としては、ゴムやばねなど公知の
ものをいずれも用いることができる。具体的には、ドリ
フトや温度変化による特性変化の少ないもの(例えば、
複数の小さなコイルスプリングが並列に配置されたばね
ユニットや、このユニットがゲルでモールドされたも
の、或いは、皿ばねなど)を用いることが好ましい。
ものをいずれも用いることができる。具体的には、ドリ
フトや温度変化による特性変化の少ないもの(例えば、
複数の小さなコイルスプリングが並列に配置されたばね
ユニットや、このユニットがゲルでモールドされたも
の、或いは、皿ばねなど)を用いることが好ましい。
【0016】また、請求項4の振動制御構造は、内部に
液体が封入されているとともに弾性的に体積可変である
多数の小粒が分散された液体室、前記液体室内の液体と
接触している第1の可動部、および、前記第1の可動部
よりも小さい接触面積で前記液体室内の液体と接触して
いる第2の可動部を有する変位拡大機構と、前記第1の
可動部に対して前記第2の可動部とは反対側に配置され
ており、供給された電気信号に基づいて前記変位拡大機
構の前記第1の可動部を移動させる方向に変位可能な固
体アクチュエータとをそれぞれ備えた複数の振動制御装
置が、前記第2の可動部の変位による作用方向が互いに
交差するように、1または複数の部材に対して組み合わ
されて用いられたものである。
液体が封入されているとともに弾性的に体積可変である
多数の小粒が分散された液体室、前記液体室内の液体と
接触している第1の可動部、および、前記第1の可動部
よりも小さい接触面積で前記液体室内の液体と接触して
いる第2の可動部を有する変位拡大機構と、前記第1の
可動部に対して前記第2の可動部とは反対側に配置され
ており、供給された電気信号に基づいて前記変位拡大機
構の前記第1の可動部を移動させる方向に変位可能な固
体アクチュエータとをそれぞれ備えた複数の振動制御装
置が、前記第2の可動部の変位による作用方向が互いに
交差するように、1または複数の部材に対して組み合わ
されて用いられたものである。
【0017】請求項4によると、請求項1と同様に、複
数の振動制御装置が1または複数の部材に対して作用方
向が互いに交差するように組み合わされて用いられてい
るために、多次元多自由度における振動制御が可能とな
る。また、液体梃子機構によって固体アクチュエータの
変位を拡大することができ、液体室内の小粒が弾性部材
として機能するために、低周波域において優れたアクテ
ィブ振動遮断性能が得られるとともに、固有振動数が従
来よりも低下したものとなって高周波域で優れたパッシ
ブ振動遮断性能が得られる。また、請求項1の弾性部材
と同等の機能を果たすものとして液体室内に弾性的に体
積可変である多数の小粒が分散されているので、液体室
の外に別の弾性部材を配置しなくともよい小型でパッシ
ブ除振に適した振動制御装置を得ることが可能となる。
数の振動制御装置が1または複数の部材に対して作用方
向が互いに交差するように組み合わされて用いられてい
るために、多次元多自由度における振動制御が可能とな
る。また、液体梃子機構によって固体アクチュエータの
変位を拡大することができ、液体室内の小粒が弾性部材
として機能するために、低周波域において優れたアクテ
ィブ振動遮断性能が得られるとともに、固有振動数が従
来よりも低下したものとなって高周波域で優れたパッシ
ブ振動遮断性能が得られる。また、請求項1の弾性部材
と同等の機能を果たすものとして液体室内に弾性的に体
積可変である多数の小粒が分散されているので、液体室
の外に別の弾性部材を配置しなくともよい小型でパッシ
ブ除振に適した振動制御装置を得ることが可能となる。
【0018】また、請求項5の振動制御構造は、内部に
気体が封入されており弾性的に容積可変である気体室、
前記気体室内の気体と接触している第1の可動部、およ
び、前記第1の可動部よりも小さい接触面積で前記気体
室内の気体と接触している第2の可動部を有する変位拡
大機構と、前記第1の可動部に対して前記第2の可動部
とは反対側に配置されており、供給された電気信号に基
づいて前記変位拡大機構の前記第1の可動部を移動させ
る方向に変位可能な固体アクチュエータとをそれぞれ備
えた複数の振動制御装置が、前記第2の可動部の変位に
よる作用方向が互いに交差するように、1または複数の
部材に対して組み合わされて用いられたものである。
気体が封入されており弾性的に容積可変である気体室、
前記気体室内の気体と接触している第1の可動部、およ
び、前記第1の可動部よりも小さい接触面積で前記気体
室内の気体と接触している第2の可動部を有する変位拡
大機構と、前記第1の可動部に対して前記第2の可動部
とは反対側に配置されており、供給された電気信号に基
づいて前記変位拡大機構の前記第1の可動部を移動させ
る方向に変位可能な固体アクチュエータとをそれぞれ備
えた複数の振動制御装置が、前記第2の可動部の変位に
よる作用方向が互いに交差するように、1または複数の
部材に対して組み合わされて用いられたものである。
【0019】請求項5によると、請求項1と同様に、作
用方向が互いに交差するように1または複数の部材に対
して複数の振動制御装置が組み合わされて用いられてい
るために、多次元多自由度における振動制御が可能とな
る。また、気体梃子機構によって固体アクチュエータの
変位を拡大することができ、気体室が弾性部材として機
能するために、低周波域において優れたアクティブ振動
遮断性能が得られるとともに、固有振動数が従来よりも
低下したものとなって高周波域で優れたパッシブ振動遮
断性能が得られる。また、気体室内の気体が請求項1の
弾性部材と同等の機能を果たすので、気体室の外に別の
弾性部材を配置しなくともよい小型でパッシブ除振に適
した振動制御装置を得ることが可能となる。
用方向が互いに交差するように1または複数の部材に対
して複数の振動制御装置が組み合わされて用いられてい
るために、多次元多自由度における振動制御が可能とな
る。また、気体梃子機構によって固体アクチュエータの
変位を拡大することができ、気体室が弾性部材として機
能するために、低周波域において優れたアクティブ振動
遮断性能が得られるとともに、固有振動数が従来よりも
低下したものとなって高周波域で優れたパッシブ振動遮
断性能が得られる。また、気体室内の気体が請求項1の
弾性部材と同等の機能を果たすので、気体室の外に別の
弾性部材を配置しなくともよい小型でパッシブ除振に適
した振動制御装置を得ることが可能となる。
【0020】請求項6の振動制御構造は、前記部材まで
の距離を測定するためのセンサをさらに備えている。請
求項6によると、センサによって各部材までの距離を測
定することができるので、その測定信号に基づいて固体
アクチュエータを制御することにより、部材の位置およ
び配向(すなわち、姿勢)の制御を的確に行うことがで
きるようになる。
の距離を測定するためのセンサをさらに備えている。請
求項6によると、センサによって各部材までの距離を測
定することができるので、その測定信号に基づいて固体
アクチュエータを制御することにより、部材の位置およ
び配向(すなわち、姿勢)の制御を的確に行うことがで
きるようになる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好適な実施の形態
について、図面を参照しつつ説明する。
について、図面を参照しつつ説明する。
【0022】図1は、本発明の第1の実施の形態にかか
る振動制御構造の断面図である。図1に示すように、本
実施の形態の振動制御構造1は、2つの振動制御装置
2、3が組み込まれた下部アセンブリ4によって、制御
対象部材である上面板5の振動制御を行うものである。
2つの振動制御装置2、3は、後述する作用子35a、
35b;15の変位方向(本実施の形態では、作用子の
変位方向と作用方向とがおなじである)がそれぞれ鉛直
および水平方向となるように配置されている。そのた
め、上面板5は、水平方向および鉛直方向の2方向に関
して独立に振動制御される。ここで、下部アセンブリ4
は、下面板6、シリンダケース7およびシリンダケース
8の集合体を意味しているものとする。振動制御装置2
は、下面板6およびシリンダケース7の内部および近傍
に形成されており、振動制御装置3は、シリンダケース
7上に配置されたシリンダケース8の内部および近傍に
形成されており、上面板5の下面側に設けられた凹部5
aに挿入されている。
る振動制御構造の断面図である。図1に示すように、本
実施の形態の振動制御構造1は、2つの振動制御装置
2、3が組み込まれた下部アセンブリ4によって、制御
対象部材である上面板5の振動制御を行うものである。
2つの振動制御装置2、3は、後述する作用子35a、
35b;15の変位方向(本実施の形態では、作用子の
変位方向と作用方向とがおなじである)がそれぞれ鉛直
および水平方向となるように配置されている。そのた
め、上面板5は、水平方向および鉛直方向の2方向に関
して独立に振動制御される。ここで、下部アセンブリ4
は、下面板6、シリンダケース7およびシリンダケース
8の集合体を意味しているものとする。振動制御装置2
は、下面板6およびシリンダケース7の内部および近傍
に形成されており、振動制御装置3は、シリンダケース
7上に配置されたシリンダケース8の内部および近傍に
形成されており、上面板5の下面側に設けられた凹部5
aに挿入されている。
【0023】また、上面板5には、その鉛直および水平
方向の振動加速度をそれぞれ測定するためのセンサ10
a、10bが、振動制御装置2、3の各作用子の変位方
向の延長線上に配置されている。また、シリンダケース
7の側面には上面板5の底面との鉛直方向の離隔距離を
測定するためのセンサ11aが配置されており、上面板
5の底面にはシリンダケース7の側面との水平方向の離
隔距離を測定するためのセンサ11bが配置されてい
る。センサ10a、11aからの検出信号は、前置信号
処理器を経て制御器(ともに図示せず)に与えられ、振
動制御装置2のピエゾアクチュエータ12a、12bを
制御するために用いられる。同様に、センサ10b、1
1bからの検出信号は、前置信号処理器を経て制御器に
与えられ、振動制御装置3のピエゾアクチュエータ32
a、32b、32cを制御するために用いられる。この
ように、本実施の形態では、センサ10a、10b、1
1a、11bからの検出信号に基づいて振動制御装置
2、3を制御しているので、上面板5の振動制御を的確
に行うことができるようになっている。
方向の振動加速度をそれぞれ測定するためのセンサ10
a、10bが、振動制御装置2、3の各作用子の変位方
向の延長線上に配置されている。また、シリンダケース
7の側面には上面板5の底面との鉛直方向の離隔距離を
測定するためのセンサ11aが配置されており、上面板
5の底面にはシリンダケース7の側面との水平方向の離
隔距離を測定するためのセンサ11bが配置されてい
る。センサ10a、11aからの検出信号は、前置信号
処理器を経て制御器(ともに図示せず)に与えられ、振
動制御装置2のピエゾアクチュエータ12a、12bを
制御するために用いられる。同様に、センサ10b、1
1bからの検出信号は、前置信号処理器を経て制御器に
与えられ、振動制御装置3のピエゾアクチュエータ32
a、32b、32cを制御するために用いられる。この
ように、本実施の形態では、センサ10a、10b、1
1a、11bからの検出信号に基づいて振動制御装置
2、3を制御しているので、上面板5の振動制御を的確
に行うことができるようになっている。
【0024】次に、振動制御装置3の構造について説明
する。振動制御装置3においては、ピエゾ(圧電)素子
を含む2つの並列配置されたピエゾアクチュエータ12
a、12bと、弾性部材である防振ゴム13と、変位拡
大機構である液体梃子機構14とが、シリンダケース8
内に直列に配置されている。液体梃子機構14は、内部
に液体が封入された液体室16と、液体室16内の液体
と接触するように且つ液体室16と防振ゴム13との間
に配置された駆動板17と、液体室16内の液体と接触
するように且つ液体室16に対して駆動板17とは反対
側に配置された作用子15とを有している。液体室16
内の液体は、作用子15側では作用子15に沿って設け
られた弾性シール部材20によってシールされており、
駆動板17側では防振ゴム13によってシールされてい
る。
する。振動制御装置3においては、ピエゾ(圧電)素子
を含む2つの並列配置されたピエゾアクチュエータ12
a、12bと、弾性部材である防振ゴム13と、変位拡
大機構である液体梃子機構14とが、シリンダケース8
内に直列に配置されている。液体梃子機構14は、内部
に液体が封入された液体室16と、液体室16内の液体
と接触するように且つ液体室16と防振ゴム13との間
に配置された駆動板17と、液体室16内の液体と接触
するように且つ液体室16に対して駆動板17とは反対
側に配置された作用子15とを有している。液体室16
内の液体は、作用子15側では作用子15に沿って設け
られた弾性シール部材20によってシールされており、
駆動板17側では防振ゴム13によってシールされてい
る。
【0025】並列配置されたピエゾアクチュエータ12
a、12bは、その周囲がエラストマ18で被覆モール
ドされている。そのために、ピエゾアクチュエータ12
a、12bを外気から遮断することができるので、ピエ
ゾアクチュエータ12a、12b、2cが外部湿度の影
響を受けないようになり、ピエゾアクチュエータ12
a、12bの長寿命化を図ることができるという効果が
得られる。なお、エラストマ18の代わりにゲルなどの
他の弾性部材を用いてもよい。また、図1では、エラス
トマ18によって2つのピエゾアクチュエータ12a、
12bの間隙が埋められているように描かれているが、
エラストマ18はピエゾアクチュエータ12aを被覆す
る部分とピエゾアクチュエータ12bを被覆する部分と
に分離されていてもよい。
a、12bは、その周囲がエラストマ18で被覆モール
ドされている。そのために、ピエゾアクチュエータ12
a、12bを外気から遮断することができるので、ピエ
ゾアクチュエータ12a、12b、2cが外部湿度の影
響を受けないようになり、ピエゾアクチュエータ12
a、12bの長寿命化を図ることができるという効果が
得られる。なお、エラストマ18の代わりにゲルなどの
他の弾性部材を用いてもよい。また、図1では、エラス
トマ18によって2つのピエゾアクチュエータ12a、
12bの間隙が埋められているように描かれているが、
エラストマ18はピエゾアクチュエータ12aを被覆す
る部分とピエゾアクチュエータ12bを被覆する部分と
に分離されていてもよい。
【0026】防振ゴム13とピエゾアクチュエータ12
a、12bとの間には、剛性板19が配置されている。
このように防振ゴム3とピエゾアクチュエータ12a、
12bとの間に剛性板19を配置しておくことで、局所
的に配置されたピエゾアクチュエータ12a、12bの
変位を液体室16内の液体に対して効率よく一様に与え
るようにしている。
a、12bとの間には、剛性板19が配置されている。
このように防振ゴム3とピエゾアクチュエータ12a、
12bとの間に剛性板19を配置しておくことで、局所
的に配置されたピエゾアクチュエータ12a、12bの
変位を液体室16内の液体に対して効率よく一様に与え
るようにしている。
【0027】液体室16内の液体との接触面積は、駆動
板17よりも作用子15の方が小さくなっている。作用
子15の液体室16とは反対側の端部は、シリンダケー
ス18に設けられた孔を通ってその外部に露出してい
る。このようにピエゾアクチュエータ12a、12b、
防振ゴム13および液体梃子機構14がシリンダケース
8内に収納されているために、振動制御装置3は小型で
あり、省スペースに寄与することが可能なものとなって
いる。
板17よりも作用子15の方が小さくなっている。作用
子15の液体室16とは反対側の端部は、シリンダケー
ス18に設けられた孔を通ってその外部に露出してい
る。このようにピエゾアクチュエータ12a、12b、
防振ゴム13および液体梃子機構14がシリンダケース
8内に収納されているために、振動制御装置3は小型で
あり、省スペースに寄与することが可能なものとなって
いる。
【0028】ピエゾアクチュエータ12a、12bは、
上述した制御器からの制御によって図示しないドライバ
から供給された電気信号に基づいて微小振動する。その
振動の方向は、ピエゾアクチュエータ12a、12bと
防振ゴム13と液体梃子機構14とが直列配置された方
向(すなわち、水平方向)になっている。
上述した制御器からの制御によって図示しないドライバ
から供給された電気信号に基づいて微小振動する。その
振動の方向は、ピエゾアクチュエータ12a、12bと
防振ゴム13と液体梃子機構14とが直列配置された方
向(すなわち、水平方向)になっている。
【0029】作用子15と上面板5の凹部5aの一方の
側面との間には、積層弾性体22が直列に配置されてい
る。積層弾性体22は、鋼板(若しくは樹脂板またはこ
れらの両方)と防振ゴムなどのエラストマとを交互に積
層した非干渉化弾性部材である。積層弾性体22の直列
配列方向における両端には、剛性板23a、23bがそ
れぞれ配置されている。また、剛性板23bとシリンダ
ケース8との間には、作用子15と並列に、防振ゴム2
5および剛性板23cが配置されている。
側面との間には、積層弾性体22が直列に配置されてい
る。積層弾性体22は、鋼板(若しくは樹脂板またはこ
れらの両方)と防振ゴムなどのエラストマとを交互に積
層した非干渉化弾性部材である。積層弾性体22の直列
配列方向における両端には、剛性板23a、23bがそ
れぞれ配置されている。また、剛性板23bとシリンダ
ケース8との間には、作用子15と並列に、防振ゴム2
5および剛性板23cが配置されている。
【0030】また、シリンダケース8と上面板5の凹部
5aの他方の対向した側面との間には、積層弾性体26
が直列に配置されている。積層弾性体26は、積層弾性
体22と同様に、鋼板(若しくは樹脂板またはこれらの
両方)と防振ゴムなどのエラストマとを交互に積層した
非干渉化弾性部材である。積層弾性体26の直列配列方
向における両端には、剛性板27a、27bがそれぞれ
配置されている。
5aの他方の対向した側面との間には、積層弾性体26
が直列に配置されている。積層弾性体26は、積層弾性
体22と同様に、鋼板(若しくは樹脂板またはこれらの
両方)と防振ゴムなどのエラストマとを交互に積層した
非干渉化弾性部材である。積層弾性体26の直列配列方
向における両端には、剛性板27a、27bがそれぞれ
配置されている。
【0031】剛性板23aから剛性板27bまでの長さ
は、凹部5aの対向する側面間の距離よりも僅かに長く
なっており、そのために、振動制御装置3が凹部5aに
挿入された状態では、振動制御装置3に適切な予圧が加
えられている。
は、凹部5aの対向する側面間の距離よりも僅かに長く
なっており、そのために、振動制御装置3が凹部5aに
挿入された状態では、振動制御装置3に適切な予圧が加
えられている。
【0032】このように、本実施の形態では、作用子1
5の液体室16とは反対側に、ピエゾアクチュエータ1
2a、12bおよび液体梃子機構14と直列配置された
積層弾性体22が配置されていることにより、作用子1
5の変位方向(つまり直列配置方向)と交差する方向の
剪断力が外部から加えられた場合に、積層弾性体22が
剪断力の緩衝部材として作用子15に大きな剪断力がか
からないように機能して、作用子15の破損を効果的に
防止する。特に、本実施の形態の場合には、振動制御装
置2が鉛直方向の振動を発生してそれが作用子15に負
荷されることになるため、積層弾性体22の役割は非常
に重要である。さらに、本実施の形態では、2つの積層
弾性体22、26に挟み込まれるようにしてこれらと直
列にシリンダケース8が配置されているので、作用子1
5の破損をより効果的に防止することが可能になってい
る。なお、積層弾性体22、26は積層されていない通
常の弾性体であってもよいが、本実施の形態のように積
層された非干渉化弾性部材は剪断力の緩衝部材として良
好に機能するために好ましい。
5の液体室16とは反対側に、ピエゾアクチュエータ1
2a、12bおよび液体梃子機構14と直列配置された
積層弾性体22が配置されていることにより、作用子1
5の変位方向(つまり直列配置方向)と交差する方向の
剪断力が外部から加えられた場合に、積層弾性体22が
剪断力の緩衝部材として作用子15に大きな剪断力がか
からないように機能して、作用子15の破損を効果的に
防止する。特に、本実施の形態の場合には、振動制御装
置2が鉛直方向の振動を発生してそれが作用子15に負
荷されることになるため、積層弾性体22の役割は非常
に重要である。さらに、本実施の形態では、2つの積層
弾性体22、26に挟み込まれるようにしてこれらと直
列にシリンダケース8が配置されているので、作用子1
5の破損をより効果的に防止することが可能になってい
る。なお、積層弾性体22、26は積層されていない通
常の弾性体であってもよいが、本実施の形態のように積
層された非干渉化弾性部材は剪断力の緩衝部材として良
好に機能するために好ましい。
【0033】また、本実施の形態において、作用子15
と並列に配置された防振ゴム25は、外部から加えられ
る力を作用子15と分担して作用子15に加えられる外
力負担を減らす役割を有している。そのため、より精度
の高い振動制御が行えるようになり、防振ゴム25での
振動減衰が少なくなるほど制御効率が高められる。
と並列に配置された防振ゴム25は、外部から加えられ
る力を作用子15と分担して作用子15に加えられる外
力負担を減らす役割を有している。そのため、より精度
の高い振動制御が行えるようになり、防振ゴム25での
振動減衰が少なくなるほど制御効率が高められる。
【0034】このように構成された振動制御装置3の動
作について説明する。振動制御装置3では、ピエゾアク
チュエータ12a、12bを駆動することによって振動
が生じると、その振動が防振ゴム13を介して駆動板1
7に与えられる。駆動板17はピエゾアクチュエータ1
2a、12bの変位量とほぼ同じだけ変位するが、作用
子15の液体との接触面積が駆動板17のそれよりも小
さいために、両者の比の分だけ作用子15の変位が拡大
される。つまり、作用子15と駆動板17の液体接触面
積比が1:10であれば、作用子15と駆動板17の変
位量比は10:1となる。このように、本実施の形態に
よると、液体梃子機構14が設けられているために、ピ
エゾアクチュエータ12a、12bの変位を大きく拡大
して取り出すことが可能である。そのためピエゾアクチ
ュエータ12a、12b内のピエゾ素子の積層数を従来
よりも減少させることができて、製造コストを大幅に低
下させることができる。
作について説明する。振動制御装置3では、ピエゾアク
チュエータ12a、12bを駆動することによって振動
が生じると、その振動が防振ゴム13を介して駆動板1
7に与えられる。駆動板17はピエゾアクチュエータ1
2a、12bの変位量とほぼ同じだけ変位するが、作用
子15の液体との接触面積が駆動板17のそれよりも小
さいために、両者の比の分だけ作用子15の変位が拡大
される。つまり、作用子15と駆動板17の液体接触面
積比が1:10であれば、作用子15と駆動板17の変
位量比は10:1となる。このように、本実施の形態に
よると、液体梃子機構14が設けられているために、ピ
エゾアクチュエータ12a、12bの変位を大きく拡大
して取り出すことが可能である。そのためピエゾアクチ
ュエータ12a、12b内のピエゾ素子の積層数を従来
よりも減少させることができて、製造コストを大幅に低
下させることができる。
【0035】さらに、変位拡大機構として液体梃子機構
を用いた振動制御装置3は、レバーを用いるなどした機
械的な変位拡大機構を用いたものと比較して、構成が比
較的簡単であり且つ非剛性内部自由度における高次振動
モードをほとんど持たないという点からも好ましい。
を用いた振動制御装置3は、レバーを用いるなどした機
械的な変位拡大機構を用いたものと比較して、構成が比
較的簡単であり且つ非剛性内部自由度における高次振動
モードをほとんど持たないという点からも好ましい。
【0036】次に、振動制御装置2の構造について説明
する。振動制御装置2においても、上述した振動制御装
置3と同様に、ピエゾアクチュエータと防振ゴムと液体
梃子機構とが直列に配置されている。ただし、振動制御
装置3では、振動制御装置2とは異なり液体梃子機構に
2つの作用子が設けられており、その作用方向がピエゾ
アクチュエータの配列方向に対して180°反転させら
れている。具体的には、振動制御装置2においては、ピ
エゾ素子を含む3つの並列配置されたピエゾアクチュエ
ータ32a、32b、32cと、弾性部材である防振ゴ
ム33と、変位拡大機構である液体梃子機構34とが直
列に配置されている。これらのうち、ピエゾアクチュエ
ータ32a、32b、32cはシリンダケース7に収容
されているが、防振ゴム33および液体梃子機構34
は、作用子35a、35bの先端部分を除いて、シリン
ダケース7の下方にこれがほぼ中央に配置されるように
接続された下面板6に収容されている。
する。振動制御装置2においても、上述した振動制御装
置3と同様に、ピエゾアクチュエータと防振ゴムと液体
梃子機構とが直列に配置されている。ただし、振動制御
装置3では、振動制御装置2とは異なり液体梃子機構に
2つの作用子が設けられており、その作用方向がピエゾ
アクチュエータの配列方向に対して180°反転させら
れている。具体的には、振動制御装置2においては、ピ
エゾ素子を含む3つの並列配置されたピエゾアクチュエ
ータ32a、32b、32cと、弾性部材である防振ゴ
ム33と、変位拡大機構である液体梃子機構34とが直
列に配置されている。これらのうち、ピエゾアクチュエ
ータ32a、32b、32cはシリンダケース7に収容
されているが、防振ゴム33および液体梃子機構34
は、作用子35a、35bの先端部分を除いて、シリン
ダケース7の下方にこれがほぼ中央に配置されるように
接続された下面板6に収容されている。
【0037】液体梃子機構34は、内部に液体が封入さ
れた液体室36と、液体室36内の液体と接触するよう
に且つ液体室36と防振ゴム33との間に配置された駆
動板37と、液体室36内の液体と接触するように且つ
液体室36に対して駆動板37とは反対側に配置された
2つの作用子35a、35bとを有している。作用子3
5a、35bは、液体室36の両端にそれぞれ鉛直方向
で液体室36の上方から突出するように上向きに配置さ
れている。液体室36内の液体は、作用子35a、35
b側では各作用子35a、35bに沿って設けられた弾
性シール部材40によってシールされており、駆動板3
7側では防振ゴム33によってシールされている。
れた液体室36と、液体室36内の液体と接触するよう
に且つ液体室36と防振ゴム33との間に配置された駆
動板37と、液体室36内の液体と接触するように且つ
液体室36に対して駆動板37とは反対側に配置された
2つの作用子35a、35bとを有している。作用子3
5a、35bは、液体室36の両端にそれぞれ鉛直方向
で液体室36の上方から突出するように上向きに配置さ
れている。液体室36内の液体は、作用子35a、35
b側では各作用子35a、35bに沿って設けられた弾
性シール部材40によってシールされており、駆動板3
7側では防振ゴム33によってシールされている。
【0038】並列配置されたピエゾアクチュエータ32
a、32b、32cは、振動制御装置3のピエゾアクチ
ュエータ12a、12bと同様に、その周囲がエラスト
マ38で被覆モールドされている。ピエゾアクチュエー
タ32a、32b、32cは、上述した制御器からの制
御によって図示しないドライバから供給された電気信号
に基づいて鉛直方向に微小振動する。また、防振ゴム3
3とピエゾアクチュエータ32a、32b、32cとの
間には、剛性板39が配置されており、局所的に配置さ
れたピエゾアクチュエータ32a、32b、32cの変
位を液体室36内の液体に対して効率よく一様に与える
ようにしている。
a、32b、32cは、振動制御装置3のピエゾアクチ
ュエータ12a、12bと同様に、その周囲がエラスト
マ38で被覆モールドされている。ピエゾアクチュエー
タ32a、32b、32cは、上述した制御器からの制
御によって図示しないドライバから供給された電気信号
に基づいて鉛直方向に微小振動する。また、防振ゴム3
3とピエゾアクチュエータ32a、32b、32cとの
間には、剛性板39が配置されており、局所的に配置さ
れたピエゾアクチュエータ32a、32b、32cの変
位を液体室36内の液体に対して効率よく一様に与える
ようにしている。
【0039】液体室36内の液体との接触面積は、駆動
板37よりも作用子35a、35bの方が小さくなって
いる。作用子35a、35bの液体室36とは反対側の
端部は、下面板6から突出して上面板5の底面の方向を
向いている。振動制御装置2も、振動制御装置3と同様
に、このようにピエゾアクチュエータ32a、32b、
32c、防振ゴム33および液体梃子機構34がシリン
ダケース7および下面板6内に収納されているために、
小型で省スペースに寄与することが可能なものとなって
いる。
板37よりも作用子35a、35bの方が小さくなって
いる。作用子35a、35bの液体室36とは反対側の
端部は、下面板6から突出して上面板5の底面の方向を
向いている。振動制御装置2も、振動制御装置3と同様
に、このようにピエゾアクチュエータ32a、32b、
32c、防振ゴム33および液体梃子機構34がシリン
ダケース7および下面板6内に収納されているために、
小型で省スペースに寄与することが可能なものとなって
いる。
【0040】作用子35a、35bと上面板5の底面と
の間には、積層弾性体42が直列に配置されている。積
層弾性体42は、鋼板(若しくは樹脂板またはこれらの
両方)と防振ゴムなどのエラストマとを交互に積層した
非干渉化弾性部材である。積層弾性体42の直列配列方
向における両端には、剛性板43a、43bがそれぞれ
配置されている。また、剛性板43bと下面板6との間
には、作用子35a、35bと並列に、防振ゴム45お
よび剛性板43cがそれぞれ配置されている。
の間には、積層弾性体42が直列に配置されている。積
層弾性体42は、鋼板(若しくは樹脂板またはこれらの
両方)と防振ゴムなどのエラストマとを交互に積層した
非干渉化弾性部材である。積層弾性体42の直列配列方
向における両端には、剛性板43a、43bがそれぞれ
配置されている。また、剛性板43bと下面板6との間
には、作用子35a、35bと並列に、防振ゴム45お
よび剛性板43cがそれぞれ配置されている。
【0041】上面板5と下面板6との間に配置された積
層弾性体42および防振ゴム45は、上面板5の重量に
よって僅かに縮んでおり、その弾性復帰力のために振動
制御装置2には適切な予圧が加えられている。
層弾性体42および防振ゴム45は、上面板5の重量に
よって僅かに縮んでおり、その弾性復帰力のために振動
制御装置2には適切な予圧が加えられている。
【0042】このように構成された振動制御装置2の動
作について説明する。振動制御装置2では、ピエゾアク
チュエータ32a、32b、32cを駆動することによ
って振動が生じると、その振動が防振ゴム33を介して
駆動板37に与えられる。駆動板37はピエゾアクチュ
エータ32a、32b、32cの変位量とほぼ同じだけ
変位するが、作用子35a、35bの液体との接触面積
が駆動板37のそれよりも小さいために、両者の比の分
だけ作用子35a、35bの変位が拡大される。このよ
うに、液体梃子機構34が設けられているために、ピエ
ゾアクチュエータ32a、32b、32cの変位を大き
く拡大して取り出すことが可能である。
作について説明する。振動制御装置2では、ピエゾアク
チュエータ32a、32b、32cを駆動することによ
って振動が生じると、その振動が防振ゴム33を介して
駆動板37に与えられる。駆動板37はピエゾアクチュ
エータ32a、32b、32cの変位量とほぼ同じだけ
変位するが、作用子35a、35bの液体との接触面積
が駆動板37のそれよりも小さいために、両者の比の分
だけ作用子35a、35bの変位が拡大される。このよ
うに、液体梃子機構34が設けられているために、ピエ
ゾアクチュエータ32a、32b、32cの変位を大き
く拡大して取り出すことが可能である。
【0043】上述のように構成された本実施の形態の振
動制御構造1においては、振動制御装置2が上面板5に
対して鉛直方向の力を付与し、振動制御装置3が上面板
5に対して水平方向の力を付与する。つまり、2つの振
動制御装置2、3がその作用子35a、35b;15の
変位方向が互いに直交するように上面板5に対して組み
合わせて用いられている。そのために、上面板5に対し
て2次元2自由度での振動制御を行うことが可能になっ
ている。
動制御構造1においては、振動制御装置2が上面板5に
対して鉛直方向の力を付与し、振動制御装置3が上面板
5に対して水平方向の力を付与する。つまり、2つの振
動制御装置2、3がその作用子35a、35b;15の
変位方向が互いに直交するように上面板5に対して組み
合わせて用いられている。そのために、上面板5に対し
て2次元2自由度での振動制御を行うことが可能になっ
ている。
【0044】また、本実施の形態の振動制御構造1で
は、各振動制御装置2、3において直列配置された積層
弾性体22、26、42および防振ゴム13、33のた
めに振動制御装置2、3の各固有振動数が従来よりも低
下したものとなり、高周波域において優れたパッシブ振
動遮断性能が得られる。そのため、本実施の形態の振動
制御構造1によると、小容積で高速応答可能であるとい
うピエゾアクチュエータ12a、12bが有する利益を
保持しつつ、低周波域では変位の大きな優れたアクティ
ブ振動遮断性能を発揮することができ、しかも高周波域
では優れたパッシブ振動遮断性能を発揮することができ
るといういままでの振動制御装置によっては実現できな
かった振動制御系が比較的低コストで構成される。
は、各振動制御装置2、3において直列配置された積層
弾性体22、26、42および防振ゴム13、33のた
めに振動制御装置2、3の各固有振動数が従来よりも低
下したものとなり、高周波域において優れたパッシブ振
動遮断性能が得られる。そのため、本実施の形態の振動
制御構造1によると、小容積で高速応答可能であるとい
うピエゾアクチュエータ12a、12bが有する利益を
保持しつつ、低周波域では変位の大きな優れたアクティ
ブ振動遮断性能を発揮することができ、しかも高周波域
では優れたパッシブ振動遮断性能を発揮することができ
るといういままでの振動制御装置によっては実現できな
かった振動制御系が比較的低コストで構成される。
【0045】なお、振動制御装置3において積層弾性体
22、26および防振ゴム13のどれか1つだけが存在
している場合にも同様の効果を期待することができ、振
動制御装置2において積層弾性体42および防振ゴム3
3のいずれか一方だけが存在している場合にも同様の効
果を期待することができる。また、振動制御装置2、3
において、液体室16、36内に積層弾性体或いは防振
ゴムなどの弾性部材が配置されている場合にも同様の効
果を期待することができる。
22、26および防振ゴム13のどれか1つだけが存在
している場合にも同様の効果を期待することができ、振
動制御装置2において積層弾性体42および防振ゴム3
3のいずれか一方だけが存在している場合にも同様の効
果を期待することができる。また、振動制御装置2、3
において、液体室16、36内に積層弾性体或いは防振
ゴムなどの弾性部材が配置されている場合にも同様の効
果を期待することができる。
【0046】また、本実施の形態では、防振ゴム13、
33が駆動板17、37とピエゾアクチュエータとの間
に両者に対して直列に配置されているので、防振ゴム1
3、33がそれ以外の場所に配置される場合に比べて弾
性係数が大きく変位が小さい防振ゴム13、33を用い
ることが可能である。そのため、防振ゴム13、33の
体積を縮小することができることになり、振動制御装置
2、3の小型化、さらには振動制御構造1の小型化を図
ることが可能となる。
33が駆動板17、37とピエゾアクチュエータとの間
に両者に対して直列に配置されているので、防振ゴム1
3、33がそれ以外の場所に配置される場合に比べて弾
性係数が大きく変位が小さい防振ゴム13、33を用い
ることが可能である。そのため、防振ゴム13、33の
体積を縮小することができることになり、振動制御装置
2、3の小型化、さらには振動制御構造1の小型化を図
ることが可能となる。
【0047】また、本実施の形態では、力伝達が液体で
行われる液体梃子機構34が振動制御装置2に採用され
ているために、力を作用させる場所や方向をピエゾアク
チュエータ32a、32b、32cの配列方向に拘わら
ず高い自由度で変更することが可能である。本実施の形
態では、この利点を生かして上面板5と下面板6との間
に設けられたスペースにピエゾアクチュエータ32a、
32b、32cを配置し、振動制御構造1を嵩の低いも
のにしている。
行われる液体梃子機構34が振動制御装置2に採用され
ているために、力を作用させる場所や方向をピエゾアク
チュエータ32a、32b、32cの配列方向に拘わら
ず高い自由度で変更することが可能である。本実施の形
態では、この利点を生かして上面板5と下面板6との間
に設けられたスペースにピエゾアクチュエータ32a、
32b、32cを配置し、振動制御構造1を嵩の低いも
のにしている。
【0048】次に、本発明の第2の実施の形態について
図2を参照して説明する。なお、本実施の形態において
第1の実施の形態と同等の部材については同じ符号を用
いその説明を省略する。
図2を参照して説明する。なお、本実施の形態において
第1の実施の形態と同等の部材については同じ符号を用
いその説明を省略する。
【0049】図2に示すように、本実施の形態の振動制
御装置51は、矩形の枠体52内に配置された断面矩形
の1つの制御対象部材53に対して、図1に示した第1
の実施の形態の振動制御装置3と類似した2つの振動制
御装置54、55が作用子の変位方向が互いに直交する
ように組み合わされて水平に取り付けられ、さらに、制
御対象部材53と枠体52との間であって制御対象部材
53を挟んで2つの振動制御装置54、55と対向する
領域に、それぞれ積層弾性体56、57が配置されたも
のである。積層弾性体56、57は、その積層方向が振
動制御装置54、55の作用子の変位方向と一致するよ
うに配向されている。
御装置51は、矩形の枠体52内に配置された断面矩形
の1つの制御対象部材53に対して、図1に示した第1
の実施の形態の振動制御装置3と類似した2つの振動制
御装置54、55が作用子の変位方向が互いに直交する
ように組み合わされて水平に取り付けられ、さらに、制
御対象部材53と枠体52との間であって制御対象部材
53を挟んで2つの振動制御装置54、55と対向する
領域に、それぞれ積層弾性体56、57が配置されたも
のである。積層弾性体56、57は、その積層方向が振
動制御装置54、55の作用子の変位方向と一致するよ
うに配向されている。
【0050】振動制御装置54、55は、ピエゾ(圧
電)素子を含むピエゾアクチュエータ12と、弾性部材
である防振ゴム13と、変位拡大機構である液体梃子機
構14とが、シリンダケース8内に直列に配置されたも
のである。液体梃子機構14は、内部に液体が封入され
た液体室16と、液体室16内の液体と接触するように
且つ液体室16と防振ゴム13との間に配置された駆動
板17と、液体室16内の液体と接触するように且つ液
体室16に対して駆動板17とは反対側に配置された作
用子15とを有している。また、液体室16内の液体と
の接触面積は、駆動板17よりも作用子15の方が小さ
くなっている。作用子15の液体室16とは反対側の端
部は、シリンダケース8に設けられた孔を通ってその外
部に露出している。
電)素子を含むピエゾアクチュエータ12と、弾性部材
である防振ゴム13と、変位拡大機構である液体梃子機
構14とが、シリンダケース8内に直列に配置されたも
のである。液体梃子機構14は、内部に液体が封入され
た液体室16と、液体室16内の液体と接触するように
且つ液体室16と防振ゴム13との間に配置された駆動
板17と、液体室16内の液体と接触するように且つ液
体室16に対して駆動板17とは反対側に配置された作
用子15とを有している。また、液体室16内の液体と
の接触面積は、駆動板17よりも作用子15の方が小さ
くなっている。作用子15の液体室16とは反対側の端
部は、シリンダケース8に設けられた孔を通ってその外
部に露出している。
【0051】ピエゾアクチュエータ12の微小振動の方
向は、ピエゾアクチュエータ12と防振ゴム13と液体
梃子機構14とが直列配置された方向と平行となってい
る。また、この直列配置方向における防振ゴム13の両
端には、肉薄の剛性板19a、19bがそれぞれ配置さ
れている。このように防振ゴム13の両側に剛性板19
a、19bを配置しておくことで、局所的に配置された
ピエゾアクチュエータ12の変位を液体室16内の液体
に対して効率的に与えるようにしている。
向は、ピエゾアクチュエータ12と防振ゴム13と液体
梃子機構14とが直列配置された方向と平行となってい
る。また、この直列配置方向における防振ゴム13の両
端には、肉薄の剛性板19a、19bがそれぞれ配置さ
れている。このように防振ゴム13の両側に剛性板19
a、19bを配置しておくことで、局所的に配置された
ピエゾアクチュエータ12の変位を液体室16内の液体
に対して効率的に与えるようにしている。
【0052】また、作用子15および駆動板17の側面
とシリンダケース8との間には、その間隙を埋めて液体
室16内の液体が漏れないようにするための弾性シール
部材20a、20bがそれぞれ配置されている。
とシリンダケース8との間には、その間隙を埋めて液体
室16内の液体が漏れないようにするための弾性シール
部材20a、20bがそれぞれ配置されている。
【0053】駆動板17に対して液体室16とは反対側
であってピエゾアクチュエータ12、防振ゴム13およ
び剛性板19a、19bが配置されていない空間には空
気が充填されており、その空気圧は図示しないバルブや
コンプレッサなどの装置によって調整可能となってい
る。つまり、この空間は空気圧調整が可能で、ピエゾア
クチュエータ12と並列に配置された空気ばねとして機
能する。従って、当該空間の空気圧を調節することで、
ピエゾアクチュエータ12に負荷される荷重を制御して
ピエゾアクチュエータ12を最適動作させることができ
るようになる。
であってピエゾアクチュエータ12、防振ゴム13およ
び剛性板19a、19bが配置されていない空間には空
気が充填されており、その空気圧は図示しないバルブや
コンプレッサなどの装置によって調整可能となってい
る。つまり、この空間は空気圧調整が可能で、ピエゾア
クチュエータ12と並列に配置された空気ばねとして機
能する。従って、当該空間の空気圧を調節することで、
ピエゾアクチュエータ12に負荷される荷重を制御して
ピエゾアクチュエータ12を最適動作させることができ
るようになる。
【0054】また、制御対象部材53と振動制御装置5
4、55との間には、第1の実施の形態と同様に、液体
梃子機構14と直列の積層弾性体22と、作用子15に
並列の防振ゴム25とが配置されている。また、これら
の端部には、剛性板23a、23b、23cがそれぞれ
設置されている。
4、55との間には、第1の実施の形態と同様に、液体
梃子機構14と直列の積層弾性体22と、作用子15に
並列の防振ゴム25とが配置されている。また、これら
の端部には、剛性板23a、23b、23cがそれぞれ
設置されている。
【0055】このように、本実施の形態では、1つの制
御対象部材53に対して交差する2方向に変位する2つ
の作用子15から制御力が加えられるので、水平面内の
2自由度での振動制御が可能である。また、さらに交差
する方向に変位する振動制御装置を追加して組み合わせ
ることによって、より多次元多自由度(例えば3次元6
自由度)での振動制御を行うことも可能である。
御対象部材53に対して交差する2方向に変位する2つ
の作用子15から制御力が加えられるので、水平面内の
2自由度での振動制御が可能である。また、さらに交差
する方向に変位する振動制御装置を追加して組み合わせ
ることによって、より多次元多自由度(例えば3次元6
自由度)での振動制御を行うことも可能である。
【0056】また、図2のように配置された振動制御機
構51を駆動する場合、ピエゾアクチュエータの制御ル
ープを作用子15の変位方向ごと、つまり2つの振動制
御装置54、55ごとに独立したループとし、これら2
つの独立した制御ループの振動信号に基づき、1つの制
御器での座標変換によって共通座標系における制御信号
を生成し、さらに、共通座標系における制御信号を、個
々の作用子15のローカル座標系における個別の操作信
号に加算するという制御を行うことが正確な制御を行う
という観点から好ましい。
構51を駆動する場合、ピエゾアクチュエータの制御ル
ープを作用子15の変位方向ごと、つまり2つの振動制
御装置54、55ごとに独立したループとし、これら2
つの独立した制御ループの振動信号に基づき、1つの制
御器での座標変換によって共通座標系における制御信号
を生成し、さらに、共通座標系における制御信号を、個
々の作用子15のローカル座標系における個別の操作信
号に加算するという制御を行うことが正確な制御を行う
という観点から好ましい。
【0057】また、本実施の形態の振動制御構造51で
は、上述した第1の実施の形態と同様に、各振動制御装
置54、55において直列配置された積層弾性体22お
よび防振ゴム13のために振動制御装置54、55の各
固有振動数が従来よりも低下したものとなり、高周波域
において優れたパッシブ振動遮断性能が得られる。その
ため、本実施の形態の振動制御構造51によると、小容
積で高速応答可能であるというピエゾアクチュエータ1
2が有する利益を保持しつつ、低周波域では変位の大き
な優れたアクティブ振動遮断性能を発揮することがで
き、しかも高周波域では優れたパッシブ振動遮断性能を
発揮することができるといういままでの振動制御装置に
よっては実現できなかった振動制御系が比較的低コスト
で構成される。なお、振動制御装置54、55において
積層弾性体22および防振ゴム13のいずれか一方だけ
が存在している場合にも同様の効果を期待することがで
きる。また、振動制御装置54、55において、液体室
16内に積層弾性体或いは防振ゴムなどの弾性部材が配
置されている場合にも同様の効果を期待することができ
る。
は、上述した第1の実施の形態と同様に、各振動制御装
置54、55において直列配置された積層弾性体22お
よび防振ゴム13のために振動制御装置54、55の各
固有振動数が従来よりも低下したものとなり、高周波域
において優れたパッシブ振動遮断性能が得られる。その
ため、本実施の形態の振動制御構造51によると、小容
積で高速応答可能であるというピエゾアクチュエータ1
2が有する利益を保持しつつ、低周波域では変位の大き
な優れたアクティブ振動遮断性能を発揮することがで
き、しかも高周波域では優れたパッシブ振動遮断性能を
発揮することができるといういままでの振動制御装置に
よっては実現できなかった振動制御系が比較的低コスト
で構成される。なお、振動制御装置54、55において
積層弾性体22および防振ゴム13のいずれか一方だけ
が存在している場合にも同様の効果を期待することがで
きる。また、振動制御装置54、55において、液体室
16内に積層弾性体或いは防振ゴムなどの弾性部材が配
置されている場合にも同様の効果を期待することができ
る。
【0058】また、本実施の形態では、防振ゴム13が
駆動板17とピエゾアクチュエータ12との間に両者に
対して直列に配置されているので、防振ゴム13がそれ
以外の場所に配置される場合に比べて弾性係数が大きく
変位が小さい防振ゴム13を用いることが可能である。
そのため、防振ゴム13の体積を縮小することができる
ことになり、振動制御装置54、55の小型化、さらに
は振動制御機構51の小型化を図ることが可能となる。
駆動板17とピエゾアクチュエータ12との間に両者に
対して直列に配置されているので、防振ゴム13がそれ
以外の場所に配置される場合に比べて弾性係数が大きく
変位が小さい防振ゴム13を用いることが可能である。
そのため、防振ゴム13の体積を縮小することができる
ことになり、振動制御装置54、55の小型化、さらに
は振動制御機構51の小型化を図ることが可能となる。
【0059】次に、上述した第1および第2の実施の形
態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて用
いることが可能な振動制御装置の別の形態について、図
3を参照して説明する。
態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて用
いることが可能な振動制御装置の別の形態について、図
3を参照して説明する。
【0060】図3は、上述した第1および第2の実施の
形態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて
用いることが可能な1つの振動制御装置の断面図であ
る。振動制御装置61は、シリンダケース62内に、並
列配置された5つのピエゾアクチュエータ12a、12
b、12c、12d、12eと、液体梃子機構64とが
直列に配置されたものである。液体梃子機構64は、弾
性的に体積可変である多数の小粒が内部の液体に分散さ
れた液体室66と、液体室66内の液体と接触するよう
に且つ液体室66とピエゾアクチュエータ12a、12
b、12c、12d、12eとの間に配置された駆動板
67a、67bと、一端が液体室66内の液体と接触し
且つ他端がシリンダケース62から突出するように配置
された作用子65とを有している。弾性的に体積可変で
ある多数の小粒としては例えば気体が封入された樹脂や
エラストマの粉末体が用いられてよい。
形態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて
用いることが可能な1つの振動制御装置の断面図であ
る。振動制御装置61は、シリンダケース62内に、並
列配置された5つのピエゾアクチュエータ12a、12
b、12c、12d、12eと、液体梃子機構64とが
直列に配置されたものである。液体梃子機構64は、弾
性的に体積可変である多数の小粒が内部の液体に分散さ
れた液体室66と、液体室66内の液体と接触するよう
に且つ液体室66とピエゾアクチュエータ12a、12
b、12c、12d、12eとの間に配置された駆動板
67a、67bと、一端が液体室66内の液体と接触し
且つ他端がシリンダケース62から突出するように配置
された作用子65とを有している。弾性的に体積可変で
ある多数の小粒としては例えば気体が封入された樹脂や
エラストマの粉末体が用いられてよい。
【0061】作用子65、駆動板67aおよびピエゾア
クチュエータ12d、12eは、液体室66を挟んで駆
動板67bおよびピエゾアクチュエータ12a、12
b、12cと対向している。駆動板67aはピエゾアク
チュエータ12d、12eによって駆動され、駆動板6
7bはピエゾアクチュエータ12a、12b、12cに
よって駆動される。
クチュエータ12d、12eは、液体室66を挟んで駆
動板67bおよびピエゾアクチュエータ12a、12
b、12cと対向している。駆動板67aはピエゾアク
チュエータ12d、12eによって駆動され、駆動板6
7bはピエゾアクチュエータ12a、12b、12cに
よって駆動される。
【0062】作用子65の側面とシリンダケース62と
の間には、その間隙を埋めて液体室66内の液体が漏れ
ないようにするための弾性シール部材68aが配置され
ている。また、駆動板67a、67bの側面とシリンダ
ケース62との間にも同様の弾性シール部材68bがそ
れぞれ配置されている。
の間には、その間隙を埋めて液体室66内の液体が漏れ
ないようにするための弾性シール部材68aが配置され
ている。また、駆動板67a、67bの側面とシリンダ
ケース62との間にも同様の弾性シール部材68bがそ
れぞれ配置されている。
【0063】本実施の形態によると、液体室66内に分
散された多数の小粒が弾性部材と同等に機能するため、
上述した実施の形態の振動制御装置のように防振ゴム1
3や積層弾性体26などの弾性部材を液体室の外に配置
しなくとも、上述した実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。従って、上述した効果を保持しつつ振動制
御構造をよりコンパクトに構成することが可能である。
散された多数の小粒が弾性部材と同等に機能するため、
上述した実施の形態の振動制御装置のように防振ゴム1
3や積層弾性体26などの弾性部材を液体室の外に配置
しなくとも、上述した実施の形態と同様の効果を得るこ
とができる。従って、上述した効果を保持しつつ振動制
御構造をよりコンパクトに構成することが可能である。
【0064】また、本実施の形態では、液体室66の上
下に駆動板が配置されているためにシリンダケース62
に与えられて外部に逃げる作用力がほとんどなく、ピエ
ゾアクチュエータ12a〜12eで生じた作用力を上述
の実施の形態で用いた振動制御装置よりも高い割合で作
用子65に与えることが可能であり、ピエゾアクチュエ
ータ12a〜12eを高効率で動作させることが可能で
ある。また、本実施の形態のように多くのピエゾアクチ
ュエータ12a〜12eを対向させて用いることによ
り、狭い平面積内に比較的多くのピエゾアクチュエータ
を配置して大きな作用力を得ることができるという利点
もある。
下に駆動板が配置されているためにシリンダケース62
に与えられて外部に逃げる作用力がほとんどなく、ピエ
ゾアクチュエータ12a〜12eで生じた作用力を上述
の実施の形態で用いた振動制御装置よりも高い割合で作
用子65に与えることが可能であり、ピエゾアクチュエ
ータ12a〜12eを高効率で動作させることが可能で
ある。また、本実施の形態のように多くのピエゾアクチ
ュエータ12a〜12eを対向させて用いることによ
り、狭い平面積内に比較的多くのピエゾアクチュエータ
を配置して大きな作用力を得ることができるという利点
もある。
【0065】次に、上述した第1および第2の実施の形
態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて用
いることが可能な振動制御装置のさらに別の形態につい
て、図4を参照して説明する。なお、図3の振動制御装
置と同等の部材については同じ符号を用いその説明を省
略する。
態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて用
いることが可能な振動制御装置のさらに別の形態につい
て、図4を参照して説明する。なお、図3の振動制御装
置と同等の部材については同じ符号を用いその説明を省
略する。
【0066】図4は、上述した第1および第2の実施の
形態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて
用いることが可能な1つの振動制御装置の断面図であ
る。図4に示した振動制御装置71は、液体梃子機構6
4の代わりに気体梃子機構74が用いられている点にお
いて図3に示したものと相違している。気体梃子機構7
4は、液体室66と比較して非常に高さが小さく上下の
駆動板67a、67b間の距離が接近した気体室76を
具備している。
形態で用いた振動制御装置2、3、54、55に代えて
用いることが可能な1つの振動制御装置の断面図であ
る。図4に示した振動制御装置71は、液体梃子機構6
4の代わりに気体梃子機構74が用いられている点にお
いて図3に示したものと相違している。気体梃子機構7
4は、液体室66と比較して非常に高さが小さく上下の
駆動板67a、67b間の距離が接近した気体室76を
具備している。
【0067】このように構成された気体梃子機構74の
気体室76内に封止された気体は弾性部材として機能す
るため、本実施の形態によっても図3の場合と同等の効
果を得ることが可能である。また、気体梃子機構74は
上述した実施の形態で用いた液体梃子機構に比べて小型
であってその外部に弾性部材をさらに配置する必要がな
いので、非常にコンパクトな振動制御装置を得ることが
可能となる。
気体室76内に封止された気体は弾性部材として機能す
るため、本実施の形態によっても図3の場合と同等の効
果を得ることが可能である。また、気体梃子機構74は
上述した実施の形態で用いた液体梃子機構に比べて小型
であってその外部に弾性部材をさらに配置する必要がな
いので、非常にコンパクトな振動制御装置を得ることが
可能となる。
【0068】以上、本発明の好適な実施の形態について
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の
形態では、1つの制御対象部材について2つの振動制御
装置を組み合わせて用いるようにしたが、1つの制御対
象部材について3つ以上の振動制御装置を組み合わせて
用いるようにしてもよく、それによって、より高次元高
自由度の制御を行うようにしてもよい。
説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるもの
ではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々
な設計変更が可能なものである。例えば、上述の実施の
形態では、1つの制御対象部材について2つの振動制御
装置を組み合わせて用いるようにしたが、1つの制御対
象部材について3つ以上の振動制御装置を組み合わせて
用いるようにしてもよく、それによって、より高次元高
自由度の制御を行うようにしてもよい。
【0069】また、作用子の変位方向と制御対象物の変
位方向は上述した実施の形態のように同じでなくともよ
く、公知の作用方向変換機構を用いることにより作用子
の変位方向が制御対象物の変位方向と例えば90°をな
すようにしてもよい。また、固体アクチュエータとして
は、ピエゾアクチュエータの代わりに超磁歪アクチュエ
ータなどの公知のアクチュエータが用いられてもよい。
位方向は上述した実施の形態のように同じでなくともよ
く、公知の作用方向変換機構を用いることにより作用子
の変位方向が制御対象物の変位方向と例えば90°をな
すようにしてもよい。また、固体アクチュエータとして
は、ピエゾアクチュエータの代わりに超磁歪アクチュエ
ータなどの公知のアクチュエータが用いられてもよい。
【0070】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によると、
変位拡大機構と固体アクチュエータと弾性部材とがそれ
ぞれ直列に配置された複数の振動制御装置が1または複
数の部材に対して作用方向が互いに交差するように組み
合わされて用いられているために、多次元多自由度にお
ける振動制御が可能となる。また、直列に配置された弾
性部材のために振動制御装置の固有振動数が従来よりも
低下したものとなり、高周波域において優れたパッシブ
振動遮断性能が得られる。
変位拡大機構と固体アクチュエータと弾性部材とがそれ
ぞれ直列に配置された複数の振動制御装置が1または複
数の部材に対して作用方向が互いに交差するように組み
合わされて用いられているために、多次元多自由度にお
ける振動制御が可能となる。また、直列に配置された弾
性部材のために振動制御装置の固有振動数が従来よりも
低下したものとなり、高周波域において優れたパッシブ
振動遮断性能が得られる。
【図1】本発明の第1の実施の形態にかかる振動制御装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態にかかる振動制御装
置の断面図である。
置の断面図である。
【図3】第1および第2の実施の形態で用いた振動制御
装置に代えて用いることが可能な1つの振動制御装置の
断面図である。
装置に代えて用いることが可能な1つの振動制御装置の
断面図である。
【図4】第1および第2の実施の形態で用いた振動制御
装置に代えて用いることが可能な別の1つの振動制御装
置の断面図である。
装置に代えて用いることが可能な別の1つの振動制御装
置の断面図である。
1 振動制御構造 2、3 振動制御装置 4 下部アセンブリ 5 上面板 6 下面板 7、8 シリンダケース 10a、10b、11a、11b センサ 12a、12b,32a、32b、32c ピエゾアク
チュエータ 13、33 防振ゴム 14、34 液体梃子機構 15、35a、35b 作用子 16、36 液体室 17、37 駆動板 18 エラストマ 19 剛性板 20、40 弾性シール部材 22、26、42 積層弾性体 23a、23b 剛性板 18、38 エラストマ
チュエータ 13、33 防振ゴム 14、34 液体梃子機構 15、35a、35b 作用子 16、36 液体室 17、37 駆動板 18 エラストマ 19 剛性板 20、40 弾性シール部材 22、26、42 積層弾性体 23a、23b 剛性板 18、38 エラストマ
Claims (6)
- 【請求項1】 第1および第2の可動部を有し、前記第
1の可動部に入力された変位が拡大されて前記第2の可
動部から出力されるような変位拡大機構と、前記第1の
可動部に対して前記第2の可動部とは反対側に配置され
ており、供給された電気信号に基づいて前記変位拡大機
構の前記第1の可動部を移動させる方向に変位可能な固
体アクチュエータと、前記変位拡大機構および前記固体
アクチュエータと直列に配置された弾性部材とをそれぞ
れ備えた複数の振動制御装置が、前記第2の可動部の変
位による作用方向が互いに交差するように、1または複
数の部材に対して組み合わされて用いられていることを
特徴とする振動制御構造。 - 【請求項2】 前記変位拡大機構が、内部に液体が封入
された液体室を有する液体変位拡大機構であって、前記
第1の可動部が前記液体室内の液体と接触しており、前
記第2の可動部が前記第1の可動部よりも小さい接触面
積で前記液体室内の液体と接触していることを特徴とす
る請求項1に記載の振動制御構造。 - 【請求項3】 前記弾性部材が、前記第2の可動部と前
記固体アクチュエータとの間に両者に対して直列に配置
されていることを特徴とする請求項1または2に記載の
振動制御構造。 - 【請求項4】 内部に液体が封入されているとともに弾
性的に体積可変である多数の小粒が分散された液体室、
前記液体室内の液体と接触している第1の可動部、およ
び、前記第1の可動部よりも小さい接触面積で前記液体
室内の液体と接触している第2の可動部を有する変位拡
大機構と、前記第1の可動部に対して前記第2の可動部
とは反対側に配置されており、供給された電気信号に基
づいて前記変位拡大機構の前記第1の可動部を移動させ
る方向に変位可能な固体アクチュエータとをそれぞれ備
えた複数の振動制御装置が、前記第2の可動部の変位に
よる作用方向が互いに交差するように、1または複数の
部材に対して組み合わされて用いられていることを特徴
とする振動制御構造。 - 【請求項5】 内部に気体が封入されており弾性的に容
積可変である気体室、前記気体室内の気体と接触してい
る第1の可動部、および、前記第1の可動部よりも小さ
い接触面積で前記気体室内の気体と接触している第2の
可動部を有する変位拡大機構と、前記第1の可動部に対
して前記第2の可動部とは反対側に配置されており、供
給された電気信号に基づいて前記変位拡大機構の前記第
1の可動部を移動させる方向に変位可能な固体アクチュ
エータとをそれぞれ備えた複数の振動制御装置が、前記
第2の可動部の変位による作用方向が互いに交差するよ
うに、1または複数の部材に対して組み合わされて用い
られていることを特徴とする振動制御構造。 - 【請求項6】 前記部材までの距離を測定するためのセ
ンサをさらに備えていることを特徴とする請求項1〜5
のいずれか1項に記載の振動制御構造。
Priority Applications (2)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000223552A JP2002039261A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 振動制御構造 |
| US09/851,897 US6570298B2 (en) | 2000-05-09 | 2001-05-09 | Vibration control device and driving method thereof |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000223552A JP2002039261A (ja) | 2000-07-25 | 2000-07-25 | 振動制御構造 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002039261A true JP2002039261A (ja) | 2002-02-06 |
Family
ID=18717624
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000223552A Pending JP2002039261A (ja) | 2000-05-09 | 2000-07-25 | 振動制御構造 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002039261A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6570298B2 (en) * | 2000-05-09 | 2003-05-27 | Tokkyokiki Co., Ltd. | Vibration control device and driving method thereof |
-
2000
- 2000-07-25 JP JP2000223552A patent/JP2002039261A/ja active Pending
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6570298B2 (en) * | 2000-05-09 | 2003-05-27 | Tokkyokiki Co., Ltd. | Vibration control device and driving method thereof |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US6570298B2 (en) | Vibration control device and driving method thereof | |
| US7637359B2 (en) | Modular interface for damping mechanical vibrations | |
| JP5699269B2 (ja) | 加速度計及びトランスデューサ | |
| JP4850248B2 (ja) | 磁気レオロジーダンパーおよびその使用 | |
| US9086112B2 (en) | Instrumented platform for vibration-sensitive equipment | |
| JP5064316B2 (ja) | 除振装置 | |
| EP3246686B1 (en) | Three-component standard shaker based on aerostatic decoupling device | |
| US6604451B1 (en) | Fluid actuator | |
| CN101398052A (zh) | 一种重载精密减振器及其构成的减振系统 | |
| WO2005026573A1 (ja) | 除振方法およびその装置 | |
| CN106321708B (zh) | 一种两自由度隔振与精密定位的复合主动隔振器 | |
| US20030168295A1 (en) | Active vibration isolation system | |
| Garcia-Bonito et al. | A novel high-displacement piezoelectric actuator for active vibration control | |
| KR100870108B1 (ko) | 보이스코일모터를 사용한 능동수동제진기 | |
| US7586236B2 (en) | Tri-axial hybrid vibration isolator | |
| JP2002035696A (ja) | 振動制御装置およびその駆動方法 | |
| KR20120001068A (ko) | 복합형 방진 마운트 시스템 | |
| JP2005106272A (ja) | 除振方法およびその装置 | |
| JP2002039261A (ja) | 振動制御構造 | |
| JP2006037995A (ja) | アクティブ除振装置およびアクティブ除振マウント | |
| JP2001317585A (ja) | 振動制御装置およびその駆動方法 | |
| JP4057134B2 (ja) | アクティブ型除振装置 | |
| JP4198853B2 (ja) | ハイブリッドアクチュエータ | |
| JP2002235793A (ja) | 液体封入式防振装置 | |
| Schmidt et al. | Piezoelectric polymer actuators for vibration suppression |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070625 |
|
| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090513 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090519 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090924 |