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JP2002038340A - 紡績機の糸継ぎ装置 - Google Patents

紡績機の糸継ぎ装置

Info

Publication number
JP2002038340A
JP2002038340A JP2000230298A JP2000230298A JP2002038340A JP 2002038340 A JP2002038340 A JP 2002038340A JP 2000230298 A JP2000230298 A JP 2000230298A JP 2000230298 A JP2000230298 A JP 2000230298A JP 2002038340 A JP2002038340 A JP 2002038340A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
compressed air
sliver
pipe
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000230298A
Other languages
English (en)
Inventor
Shigeki Mori
森  茂樹
Noboru Nakayama
昇 中山
Toshio Yamauchi
利男 山内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Murata Machinery Ltd filed Critical Murata Machinery Ltd
Priority to JP2000230298A priority Critical patent/JP2002038340A/ja
Publication of JP2002038340A publication Critical patent/JP2002038340A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【解決手段】停止していたドラフトローラー1、2の再
駆動により、フロントローラー4から供給されるスライ
バー6の先端部6aの一部を除去するために、加撚装置
Tのスライバー導入口7c方向に圧縮空気を噴出させる
空気噴出管16を有する紡績機の糸継ぎ装置において、
前記空気噴出管を、排気ポート25を有する三方向電磁
バルブVに連結したものである。 【効果】空気噴出管に接続されたパイプ内に残存する圧
縮空気を、排気ポートを経て大気中に排出することがで
き、従って、従来の紡績機の糸継ぎ装置のように、パイ
プ内に残留している圧縮空気の空気噴出管からの排出に
より、スライバーの加撚装置への導入が阻止されるよう
なことがなく、よって、常に、糸の継ぎ目の長さが一定
で、また、継ぎ目の強力が大きい糸継ぎを行うことがで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、紡績機において、
切断された糸を継ぐための紡績機の糸継ぎ装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】先ず最初に、図3〜図8を用いて、従来
の紡績機の糸継ぎ装置について説明する。
【0003】Dは、ドラフト装置であり、一例として4
線式のドラフト装置Dが示されている。ドラフト装置D
は、バックローラー1、サードローラー2、エプロンベ
ルトが装架されたミドルローラー3及びフロントローラ
ー4から構成されている。5は、ラッパ状のスライバー
ガイドであり、スライバーガイド5に挿入されてドラフ
ト装置Dに供給されたスライバー6は、ドラフト装置D
で延伸された後に、後述する加撚装置Tに供給されて糸
Yが生成されることになる。
【0004】加撚装置Tは、圧空噴射により旋回空気流
を生成するノズル7と、それを支持するノズルブロック
8と、ノズル7の内部7aに、その先端部9aを位置さ
せた、挿通孔9bを有する中空ガイド軸体(スピンド
ル)9と、それを支承する中空ガイド軸体支持部材10
とから主に構成されている。ノズル7には、旋回吸気流
を発生させるための複数の空気噴射孔7bが穿設されて
いる。11は、ノズルブロック8と中空ガイド軸体支持
部材10との間に形成される空気室であり、空気室11
は、吸引孔12を介して、図示されていない弱い吸引圧
で空気を吸引する空気吸引源に連結されており、紡績中
は、ノズル7の空気噴射孔7bから噴出される空気の逃
し孔として作用するとともに、紡績中に空気室11内に
発生する浮遊繊維等を吸引除去する働きをするものであ
る。
【0005】13は、シリンダーであり、シリンダー1
3のピストンロッド14の先端に、中空ガイド軸体支持
部材10の下部フレーム10aが取着されている。従っ
て、シリンダー13を作動させて、中空ガイド軸体支持
部材10を左右に移動させることにより、中空ガイド軸
体支持部材10を、ノズルブロック8から離したり或は
ノズルブロック8と結合することができるように構成さ
れている。
【0006】15は、その吸引口15aが、ノズル7の
スライバー導入口7cとフロントローラー4との間で、
且つ、ノズル7のスライバー導入口7cの下方に配置さ
れた吸引管であり、図示されていない吸引空気源に接続
されている。16は、空気噴出口16aが、ノズル7の
スライバー導入口7c方向に向くとともに、ノズル7の
スライバー導入口7cを挟んで吸引管15に対向するよ
うに配置された空気噴出管であり、空気噴出管16に接
続されたパイプ17は、公知のパイロットピストンを有
する二方向バルブ18を介して圧縮空気供給源19に接
続されている。20は、常時回転駆動されているデリベ
リローラー21に接離自在なニップローラーであり、デ
リベリローラー21にニップローラー20を接触させ
て、生成された糸Yを、図示されていない巻き取り装置
方向に移送するように構成されている。
【0007】紡績機が糸Yを生成している稼動状態にお
いては、スライバーガイド5からドラフト装置Dに供給
されたスライバー6は、ドラフト装置Dにより延伸され
た後に、加撚装置Tにより加撚されて、糸Yが生成され
ることになる。即ち、加撚装置Tのノズル7に供給され
たスライバー6を構成する繊維は、空気噴射孔7bから
噴出された旋回空気流により旋回されながら、先端部9
aから中空ガイド軸体9の挿通孔9bに入り、糸Yに生
成されることになる。
【0008】次に、図4〜図6を用いて、糸継ぎ動作に
ついて説明する。
【0009】糸切れが発生した場合には、図示しない糸
切れ検出センサーから検出信号が発せられ、それに伴
い、バックローラー1に接続された、図示されていない
クラッチを介して、バックローラー1及びサードローラ
ー2の駆動が停止されてスライバー6の供給が停止され
る。加撚装置Tは、依然として稼働を続けている。停止
したサードローラー2と、駆動を続けるミドルローラー
3間において、スライバー6が、その先端が先細り状に
引き千切られる。また、引き千切られた加撚装置T側の
スライバーは、加撚装置Tにより糸に生成され、生成さ
れた糸は、デリベリローラー21及びニップローラー2
0の下流側に配設された、図示されていないスラックチ
ューブ等の吸引管に吸引され除去される。引き千切られ
た加撚装置T側のスライバーによる糸の生成が終了した
後、ノズル7の空気噴射孔7bからの空気の噴出を停止
させて、加撚装置Tの稼動を停止させる。加撚装置Tの
稼動が停止され、糸の生成が終了した後に、ニップロー
ラー20をデリベリローラー21から離反させる。
【0010】次いで、シリンダー13を作動させて、ピ
ストンロッド14を進出させ、中空ガイド軸体支持部材
10を、ノズルブロック8から離反させる。また、巻き
取りパッケージに巻き込まれ、公知のサクションマウス
により、巻き取りパッケージから引き出された種糸Y’
或いは別途用意したパッケージから引き出された種糸
Y’の先端部を、一対の駆動ローラーa1、a2により
把持しているトランスファーアーム部材AのヘッドA’
を、中空ガイド軸体9の糸排出口9cに接近して配置す
る。一方、離反された中空ガイド軸体支持部材10とノ
ズルブロック8との間には、エアーサッカー部材Sの吸
引ヘッドS’を、中空ガイド軸体9の先端部9aが、吸
引ヘッドS’の吸引孔s1に接近或いは当接するように
配置する。その後、吸引ヘッドS’を作動させて、中空
ガイド軸体9の挿通孔9bに、糸排出口9cから先端部
9aに向かう吸引空気流を発生させるとともに、トラン
スファーアーム部材Aの駆動ローラーa1、a2を作動
させて、図4に示されているように、中空ガイド軸体9
の挿入孔9bに種糸Y’を挿通する。
【0011】次いで、エアーサッカー部材Sを下降させ
るとともに、シリンダー13を作動させ、ピストンロッ
ド14を後退させて、図5に示されているように、中空
ガイド軸体支持部材10とノズルブロック8とを結合す
る。次いで、二方向バルブ18のパイロットピストンを
作動させて、パイプ17を介して、圧縮空気供給源19
からの圧縮空気を、空気噴出管16の空気噴出口16a
から噴出させて、ノズル7の内部7aに、中空ガイド軸
体9の先端部9aからノズル7のスライバー導入口7c
方向に向かう空気流を発生させ、この空気流により、中
空ガイド軸体9の挿入孔9bに挿通されている種糸Y’
を、ノズル7のスライバー導入口7cから排出させると
ともに、ノズル7のスライバー導入口7cから排出され
た種糸Y’を、吸引空気流が発生している吸引管15に
挿入する。この際、種糸Y’が、ノズル7のスライバー
導入口7cから排出されるように、適宜、トランスファ
ーアーム部材Aの駆動ローラーa1、a2を回動させ
る。種糸Y’が、中空ガイド軸体9の挿通孔9b及びノ
ズル7に挿通された後に、換言すれば、種糸Y’の加撚
装置Tへの糸通しが終了した後に、トランスファーアー
ム部材Aは、所定の待機位置に戻される。
【0012】ところで、糸切れの際に、停止したサード
ローラー2と駆動を続けるミドルローラー3間において
引き千切られたスライバー6は、その先端が細長い先細
り状となっており、このように先端が細長い先細り状と
なっているスライバー6の切断端は、ミドルローラー3
及びフロントローラー4により更にドラフトされて、図
7に示されているように、先細り状部分6aが更に長く
なる。このように先細り状部分6aが長いと、当然のこ
とながら、継ぎ目部分が長くなり好ましくない。先細り
状部分6aが長いと、種糸Y’をより長くしなければな
らないし、また、糸継ぎの際に、種糸Y’の先端Ya’
が、先細り状部分6aの途中に位置すると、細い継ぎ目
部分が形成されて、糸の継ぎ目の強力が落ち、再度、継
ぎ目部分で糸切れが発生することになる。
【0013】上述したようなトラブルを防止するため
に、空気噴出管16の空気噴出口16aから噴出されて
いる圧縮空気を、スライバー6の先細り状部分6aに吹
き付けて、先細り状部分6aの一部を吹き飛ばすことが
行われる。以下に、この動作について説明する。
【0014】空気噴出管16の空気噴出口16aから、
圧縮空気が噴出している状態で、且つ、加撚装置Tの稼
動を停止させたままの状態で、停止されていたバックロ
ーラー1及びサードローラー2の駆動を再開し、バック
ローラー1及びサードローラー2に挟持されているスラ
イバー6を、ミドルローラー3及びフロントローラー4
方向に移送し、ミドルローラー3及びフロントローラー
4により延伸して、ドラフト装置Dにより延伸されたス
ライバー6を、加撚装置Tを構成するノズル7のスライ
バー導入口7cからノズル7の内部7aに供給すること
になるが、スライバー6の先細り状部分6aは、その一
部が、空気噴出管16の空気噴出口16aから噴出され
ている圧縮空気により、吹き飛ばされる。吹き飛ばされ
て除去されたスライバー6の先細り状部分6aは、所定
の長さの種糸Y’を吸引し、貯留している吸引管15に
吸引されて除去されることになる。
【0015】上述したように、細長い先細り状となって
いるスライバー6を除去した後、二方向バルブ18のパ
イロットピストンを作動させて、圧縮空気供給源19か
らの圧縮空気の供給を停止して、空気噴出管16の空気
噴出口16aからの圧縮空気の噴出を停止させる。ま
た、該圧縮空気の噴出停止と略同時に、加撚装置Tを再
稼動、即ち、ノズル7の空気噴射孔7bからの圧縮空気
の噴出を再開させるとともに、ノズル7の空気噴射孔7
bからの圧縮空気の噴出の直後に、デリベリローラー2
1から離反しているニップローラー20をデリベリロー
ラー21に接触させて、ニップローラー20とデリベリ
ローラー21により種糸Y’をニップし、種糸Y’を、
図示されていない巻き取り装置方向に送る。このように
して、紡績を再開すると、フロントローラー4から送り
出され、先細り状部分6aがより短くなったスライバー
6を構成する繊維は、ノズル7のスライバー導入口7c
に導入されるとともに、ノズル7の内部7aにおいて、
吸引管15から引き出される種糸Y’に、スライバーを
構成する繊維が絡みつきながら糸継ぎが行われることに
なる。
【0016】上述した糸継ぎ動作におけるバックローラ
ー1とサードローラー2の駆動タイミング、空気噴出管
16からの圧縮空気の噴出タイミング、加撚装置Tの駆
動、即ち、ノズル7の空気噴射孔7bからの圧縮空気の
噴出タイミング及びデリベリローラー21から離反して
いるニップローラー20のデリベリローラー21への接
触タイミングの一例が、図8に示されている。即ち、糸
継ぎ作業の際には、空気噴出管16から圧縮空気が噴出
されている状態で、バックローラー1とサードローラー
2を再駆動させて、スライバー6の移送を再開し、スラ
イバー6の先細り状部分6aの一部を、空気噴出管16
の空気噴出口16aから噴出されている圧縮空気によ
り、吹き飛ばして除去する。空気噴出管16の空気噴出
口16aから噴出されている圧縮空気によるスライバー
6の先細り状部分6aの除去後、二方向バルブ18のパ
イロットピストンを作動させて、圧縮空気供給源19か
らの圧縮空気の供給を停止させると同時に、加撚装置T
を構成するノズル7の空気噴射孔7bからの圧縮空気を
噴出させて、加撚装置Tを再駆動させるとともに、その
直後に、デリベリローラー21から離反しているニップ
ローラー20をデリベリローラー21に接触させて、ニ
ップローラー20とデリベリローラー21により種糸
Y’をニップし、種糸Y’の移送を再開する。
【0017】
【発明が解決しようとする課題】ところで、糸継ぎの際
には、常に、糸の継ぎ目の長さが一定であり、また、継
ぎ目の強力が大きいこと、更には、このような継ぎ目の
長さや継ぎ目の強力が、錘間で一定していることが重要
である。このためには、上述したように、二方向バルブ
18のパイロットピストンを作動させて、二方向バルブ
18を閉じた際には、直ぐに、空気噴出管16の空気噴
出口16aからの圧縮空気の噴出が停止されると同時
に、加撚装置Tを再駆動して、ノズル7の空気噴射孔7
bからの圧縮空気を噴出させることが重要である。即
ち、図8の実線で示されているように、空気噴出管16
の空気噴出口16aからの圧縮空気の噴出が、瞬時に完
了し、同時に、ノズル7の空気噴射孔7bからの圧縮空
気の噴出が再開されることが重要である。例えば、ノズ
ル7の空気噴射孔7bからの圧縮空気の噴出を再開させ
ても、依然として、空気噴出管16の空気噴出口16a
から圧縮空気が噴出していると、加撚装置Tへのスライ
バー6の供給が阻止されて、吸引管15に貯留されてい
る種糸Y’が、無駄に、ニップローラー20とデリベリ
ローラー21によりニップされて引き出され、スライバ
ーを構成する繊維が絡みつく種糸Y’の長さが短くな
り、従って、糸の継ぎ目の長さが短くなり、糸の継ぎ目
の強力が落ちることになる。
【0018】上述した従来の紡績機の糸継ぎ装置におい
ては、二方向バルブ18のパイロットピストンを作動さ
せて、二方向バルブ18を閉じても、しばらくの間、空
気噴出管16の空気噴出口16aから圧縮空気が噴出し
ており、糸の継ぎ目の長さにバラツキがあったり、継ぎ
目の強力が弱く、再度、糸切れを起すというような問題
があった。
【0019】二方向バルブ18を閉じても、しばらくの
間、空気噴出管16の空気噴出口16aから圧縮空気が
噴出する1つの原因は、従来の紡績機の糸継ぎ装置にお
いては、空気噴出管16と二方向バルブ18とを連結し
ているパイプ17の長さが、例えば、70cm〜80c
mと長いために、二方向バルブ18を閉じても、空気噴
出管16と二方向バルブ18とを連結しているパイプ1
7内に存在する圧縮空気が、略大気圧に戻るまで、空気
噴出管16の空気噴出口16aから排出されるためであ
り、従って、図8に二点鎖線で示されているように、空
気噴出管16の空気噴出口16aからの圧縮空気の噴出
が、瞬時に完了することなく、傾斜線Lに沿って徐々に
大気圧に戻ることになる。然も、この傾斜線Lにバラツ
キがあるので、従って、糸の継ぎ目の長さや継ぎ目の強
力にバラツキが生じることになる。
【0020】また、他の原因は、圧縮空気供給源19か
らの圧縮空気を、空気噴出管16に供給するためのバル
ブとしてパイロットピストンを有する二方向バルブ18
を使用していることに起因している。圧縮空気供給源1
9に接続された通常の開閉バルブを、閉じた状態から開
いた状態に作動させることにより、圧縮空気供給源19
から二方向バルブ18に圧縮空気を供給し、この二方向
バルブ18に供給される圧縮空気により、二方向バルブ
18のパイロットピストンを、パイロットピストンを閉
じる方向に付勢しているコイルスプリングの付勢力に抗
して、圧縮空気の流れる方向に移動させて、二方向バル
ブ18を開き、圧縮空気供給源19からの圧縮空気を、
空気噴出管16に供給するように構成されており、ま
た、圧縮空気供給源19に接続された通常の開閉バルブ
を、開いた状態から閉じた状態に作動させることによ
り、二方向バルブ18方向への圧縮空気の供給を停止し
て、二方向バルブ18のパイロットピストンを、コイル
スプリングの付勢力により、パイロットピストンを閉じ
る方向に移動させて、二方向バルブ18を閉じ、圧縮空
気供給源19からの圧縮空気の空気噴出管16への供給
を停止するように構成されているが、二方向バルブ18
の閉鎖作動は、コイルスプリングの付勢力により、パイ
ロットピストンを閉じる方向に移動させることにより行
われるので、閉鎖が瞬時に行われず、所定の時間がかか
ることになる。
【0021】本発明の目的は、上述した従来の紡績機の
糸継ぎ装置が有する課題を解決することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、停止していたドラフトローラーの再
駆動により、フロントローラーから供給されるスライバ
ーの先端部の一部を除去するために、加撚装置のスライ
バー導入口方向に圧縮空気を噴出させる空気噴出管を有
する紡績機の糸継ぎ装置において、第1には、前記空気
噴出管を、排気ポートを有する三方向電磁バルブに連結
したものであり、第2には、三方向電磁バルブのスプー
ルを、直動式としたものであり、第3には、三方向電磁
バルブを、空気噴出管に接近して配設したものである。
【0023】以下に、図1及び図2を用いて、本発明の
実施例について説明するが、本発明の趣旨を越えない限
り、何ら、本実施例に限定されるものでない。なお、後
述する直動式の三方向電磁バルブや三方向電磁バルブの
スプールを作動させるソレノイドコイルを励磁するため
の直流電源等を有する以外は、上述した従来の紡績機の
糸継ぎ装置とは、その構造が略同じであるので、同じ構
成部材については、同じ符号を用いるとともに、その詳
細な説明は省略する。
【0024】
【実施例】本発明の実施例においては、上述した従来の
紡績機の糸継ぎ装置において使用されているパイロット
ピストンを有する二方向バルブ18に代えて、直動式の
三方向電磁バルブVが使用されている。
【0025】三方向電磁バルブVのスプール22には、
両端及び中央部に、それぞれ、鍔部22a、22b、2
2cが形成されており、また、スプール22には、磁性
体からなる作動軸23が、一体的に取着されている。三
方向電磁バルブVのシリンダー24には、大気に連通し
た排気ポート25が形成されており、また、三方向電磁
バルブVのシリンダー24には、パイプ17を介して、
空気噴出管16に連通された出口ポート26が形成され
ており、更に、三方向電磁バルブVのシリンダー24に
は、パイプ27を介して、上述した圧縮空気供給源19
に連通された入口ポート28が形成されている。スプー
ル22に取着された作動軸23の周囲には、ソレノイド
コイル29が配設されており、ソレノイドコイル29
は、適当なスイッチを介して、直流電源30に接続され
ている。また、ソレノイドコイル29と反対側に位置す
るシリンダー24の端部とスプール22との間には、復
帰スプリング31が配設されている。
【0026】図1に示されているような、通常の紡績作
業の状態では、直流電源30からソレノイドコイル29
への電流の供給は行われておらず、従って、復帰スプリ
ング31の付勢力により、スプール22は、ソレノイド
コイル29方向に移動しており、スプール22の復帰ス
プリング31側の鍔部22aと中央部の鍔部22bとの
間に位置する空気室32には、排気ポート25及び出口
ポート26が位置し、また、中央部の鍔部22bとソレ
ノイドコイル29側の鍔部22cとの間に位置する空気
室33には、入口ポート28が位置するように構成され
ている。従って、圧縮空気供給源19からの圧縮空気
は、中央部の鍔部22bとソレノイドコイル29側の鍔
部22cとの間に位置する空気室33内に止まってお
り、空気噴出管16へは、圧縮空気が供給されることは
ない。
【0027】上述したように、糸継ぎ作業に際して、空
気噴出管16に圧縮空気を供給する場合には、直流電源
30のスイッチを入れて、ソレノイドコイル29に電流
を流し、ソレノイドコイル29を励磁させることによ
り、スプール22に、一体的に取着された作動軸23
を、復帰スプリング31に抗して、復帰スプリング31
方向に移動させて、図2に示されているように、中央部
の鍔部22bとソレノイドコイル29側の鍔部22cと
の間に位置する空気室33内に、出口ポート26と入口
ポート28とが位置するようにする。このように、中央
部の鍔部22bとソレノイドコイル29側の鍔部22c
との間に位置する空気室33内に、出口ポート26と入
口ポート28とが位置することにより、圧縮空気供給源
19からの圧縮空気は、出口ポート26からパイプ17
を経て、空気噴出管16に供給され、空気噴出管16の
空気噴出口16aから噴出されることになる。なお、糸
継ぎ動作は、上述した従来の紡績機の糸継ぎ装置におけ
る動作と同じであるので、その説明は省略する。
【0028】上述したように、停止されていたバックロ
ーラー1及びサードローラー2の駆動を再開し、ドラフ
ト装置Dにより延伸されたスライバー6が、加撚装置T
を構成するノズル7のスライバー導入口7c付近に近づ
いた時点で、スライバー6の先細り状部分6aは、その
一部が、空気噴出管16の空気噴出口16aから噴出さ
れている圧縮空気により吹き飛ばされて除去される。次
いで、直流電源30のスイッチを切って、ソレノイドコ
イル29への電流を絶って、復帰スプリング31の付勢
力により、スプール2を、図1に示されている元の待機
位置に戻すと、入口ポート28のみが、中央部の鍔部2
2bとソレノイドコイル29側の鍔部22cとの間に位
置するとともに、排気ポート25と出口ポート26と
が、スプール22の復帰スプリング31側の鍔部22a
と中央部の鍔部22bとの間に位置する空気室32に位
置するので、空気噴出管16への圧縮空気の供給が停止
することになる。また、空気噴出管16に接続されたパ
イプ17内に残存する圧縮空気は、スプール22の復帰
スプリング31側の鍔部22aと中央部の鍔部22bと
の間に位置する空気室32から、排気ポート25を経
て、大気中に排出されるので、瞬時に、パイプ17内か
ら排出され、ほとんど、空気噴出管16の空気噴出口1
6aから排出されることはない。従って、直流電源30
からのソレノイドコイル29への電流の遮断と同時に、
加撚装置Tを再稼動、即ち、ノズル7の空気噴射孔7b
からの圧縮空気の噴出を再開させても、従来の紡績機の
糸継ぎ装置における糸継ぎ動作のように、パイプ17内
に残留している圧縮空気の空気噴出管16の空気噴出口
16aから排出により、スライバー6のノズル7のスラ
イバー導入口7cへの導入が阻止されるようなことがな
い。
【0029】また、本実施例の三方向電磁バルブVのス
プール22が、スプール22に、作動軸23が一体的に
取着され、ソレノイドコイル29への電流の導通、遮断
により、作動軸23に一体的に取着されたスプール22
が移動し、空気噴出管16への圧縮空気の供給停止を行
うようにした、所謂、直動式のバルブであるので、空気
噴出管16への圧縮空気の供給停止の応答性能が向上
し、迅速な圧縮空気の供給及び瞬時の圧縮空気の停止を
実現することができる。
【0030】更に、本実施例においては、出口ポート2
6と空気噴出管16とを連結するパイプ17の長さを、
従来の紡績機の糸継ぎ装置のパイプ17の長さに比べ
て、可能な限り短くしてある。一例として、従来の紡績
機の糸継ぎ装置のパイプ17の長さ70cm〜80cm
に比べて、本実施例においては、20cm以下にしてあ
る。このように、パイプ17の長さを短くすることによ
り、パイプ17内に残存する圧縮空気の量を減らすこと
ができ、従って、パイプ17内に残存する圧縮空気を、
より瞬時に、パイプ17内から排出することができる。
【0031】また、直流電源のスイッチのオン/オフに
より、電源ラインに発生するサージ電圧を抑制するため
に、電源ラインを、サージアブソーバー或いはサージキ
ラーと称されるサージ抑制素子を介して接地することが
行われている。このようなサージキラーとして、サージ
抑制効果の大きなダイオードを使用すると、三方向電磁
バルブVの遮断特性、即ち、遮断応答時間が長くなり、
また、錘間のバラツキが大きくなる。そこで、本実施例
においては、サージキラーとして、サージ抑制効果の少
ないツェナダイオード(定電圧ダイオード)が使用され
ている。このように、サージキラーとして、ツェナダイ
オードを使用することにより、三方向電磁バルブVの遮
断特性、即ち、遮断応答時間を短くすることができると
ともに、錘間のバラツキを少なくすることができる。例
えば、サージキラーとしてダイオードを使用した場合の
三方向電磁バルブVの遮断応答時間は、略20マイクロ
セコンド(ms)であったが、サージキラーとして、ツ
ェナダイオードを使用した場合には、略5マイクロセコ
ンド(ms)と短くなった。
【0032】
【発明の効果】本発明は、以上説明したように構成され
ているので、以下に記載する効果を奏することができ
る。
【0033】空気噴出管を、排気ポートを有する三方向
電磁バルブに連結したので、空気噴出管に接続されたパ
イプ内に残存する圧縮空気を、排気ポートを経て大気中
に排出することができ、従って、従来の紡績機の糸継ぎ
装置のように、パイプ内に残留している圧縮空気の空気
噴出管からの排出により、スライバーの加撚装置への導
入が阻止されるようなことがなく、よって、常に、糸の
継ぎ目の長さが一定で、また、継ぎ目の強力が大きい糸
継ぎを行うことができる。
【0034】三方向電磁バルブのスプールを、直動式と
したので、空気噴出管への圧縮空気の供給停止の応答性
能が向上し、迅速な圧縮空気の供給及び瞬時の圧縮空気
の停止を実現することができ、従って、更に、糸の継ぎ
目の長さが一定で、また、継ぎ目の強力が大きい糸継ぎ
を行うことができる。
【0035】三方向電磁バルブを、空気噴出管に接近し
て配設したので、空気噴出管と三方向電磁バルブを連結
するパイプの長さが短くなり、従って、パイプ内の残存
圧縮空気の量を少なくすることができ、よって、パイプ
内に残留している圧縮空気の空気噴出管からの排出によ
り、スライバーの加撚装置への導入が阻止されるような
ことが、確実に防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明の紡績機の糸継ぎ装置の一例とし
ての紡績機の一部断面を含む側面図である。
【図2】図2は同じく本発明の紡績機の糸継ぎ装置の一
例としての紡績機の一部断面を含む側面図である。
【図3】図3は従来の紡績機の糸継ぎ装置の紡績機の一
部断面を含む側面図である。
【図4】図4は同じく従来の紡績機の糸継ぎ装置の紡績
機の一部断面を含む側面図である。
【図5】図5は同じく従来の紡績機の糸継ぎ装置の紡績
機の一部断面を含む側面図である。
【図6】図6は同じく従来の紡績機の糸継ぎ装置の紡績
機の一部断面を含む側面図である。
【図7】図7は種糸とスライバーの先端部の模擬的な側
面図である。
【図8】図8は糸継ぎ動作におけるバックローラーとサ
ードローラーの駆動タイミング、空気噴出管からの圧縮
空気の噴出タイミング、加撚装置のノズルの圧縮空気の
噴出タイミング及びニップローラーのデリベリローラー
への接触タイミングを示すチャート図である。
【符号の説明】
D・・・・・・・ドラフト装置 T・・・・・・・加撚装置 V・・・・・・・三方向電磁バルブ Y’・・・・・・種糸 7・・・・・・・ノズル 8・・・・・・・ノズルブロック 9・・・・・・・中空ガイド軸体(スピンドル) 16・・・・・・空気噴出管 17・・・・・・パイプ 18・・・・・・吸引管 19・・・・・・圧縮空気供給源 30・・・・・・直流電源
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山内 利男 京都府京都市伏見区竹田向代町136番地 村田機械株式会社本社工場内 Fターム(参考) 4L056 AA14 AA19 CB04 CB13

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】停止していたドラフトローラーの再駆動に
    より、フロントローラーから供給されるスライバーの先
    端部の一部を除去するために、加撚装置のスライバー導
    入口方向に圧縮空気を噴出させる空気噴出管を有する紡
    績機の糸継ぎ装置において、前記空気噴出管を、排気ポ
    ートを有する三方向電磁バルブに連結したことを特徴と
    する紡績機の糸継ぎ装置。
  2. 【請求項2】三方向電磁バルブのスプールを、直動式と
    したことを特徴とする請求項1に記載の紡績機の糸継ぎ
    装置。
  3. 【請求項3】三方向電磁バルブを、空気噴出管に接近し
    て配設したことを特徴とする請求項1又は請求項2に記
    載の紡績機の糸継ぎ装置。
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