JP2003278034A - 紡績装置 - Google Patents
紡績装置Info
- Publication number
- JP2003278034A JP2003278034A JP2002077802A JP2002077802A JP2003278034A JP 2003278034 A JP2003278034 A JP 2003278034A JP 2002077802 A JP2002077802 A JP 2002077802A JP 2002077802 A JP2002077802 A JP 2002077802A JP 2003278034 A JP2003278034 A JP 2003278034A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- yarn
- spinning
- compressed air
- guide shaft
- hollow guide
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
- 238000009987 spinning Methods 0.000 title claims abstract description 121
- 238000002347 injection Methods 0.000 claims description 21
- 239000007924 injection Substances 0.000 claims description 21
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 claims description 15
- 230000015572 biosynthetic process Effects 0.000 abstract description 2
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 1
- 239000000835 fiber Substances 0.000 description 84
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 7
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 6
- 238000001514 detection method Methods 0.000 description 4
- 238000000034 method Methods 0.000 description 4
- 239000000126 substance Substances 0.000 description 2
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 238000010276 construction Methods 0.000 description 1
- 230000007423 decrease Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 1
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【解決手段】ノズル孔16dを有する紡績ノズル部材1
6と、該紡績ノズル部材側と反対側を、軸体取付け部材
22により取着された中空ガイド軸体19、190とを
具備し、前記紡績ノズル部材と軸体取付け部材により囲
まれた空間部23が形成され、該空間部内に吸引流を発
生させる吸引孔16gを備えた紡績装置において、該吸
引孔への吸引空気流を制御する吸引空気流制御手段C1
を配設したものである。 【効果】吸引孔への吸引空気流を制御する吸引空気流制
御手段を配設したことにより、中空ガイド軸体への繊維
の付着や巻き付きを防止することができ、従って、糸強
力の低下した弱糸部分の生成を防止することができる。
6と、該紡績ノズル部材側と反対側を、軸体取付け部材
22により取着された中空ガイド軸体19、190とを
具備し、前記紡績ノズル部材と軸体取付け部材により囲
まれた空間部23が形成され、該空間部内に吸引流を発
生させる吸引孔16gを備えた紡績装置において、該吸
引孔への吸引空気流を制御する吸引空気流制御手段C1
を配設したものである。 【効果】吸引孔への吸引空気流を制御する吸引空気流制
御手段を配設したことにより、中空ガイド軸体への繊維
の付着や巻き付きを防止することができ、従って、糸強
力の低下した弱糸部分の生成を防止することができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ドラフト装置によ
りドラフトされた繊維束に、旋回気流を作用させて加撚
することにより紡績糸を製造する紡績装置に関するもの
である。
りドラフトされた繊維束に、旋回気流を作用させて加撚
することにより紡績糸を製造する紡績装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮空気が噴射されるノズル孔を
有する紡績ノズル部材と中空ガイド軸体とからなる紡績
部材を有する紡績装置が知られており、この紡績装置に
おいては、紡績ノズル部材のノズル孔から、中空ガイド
軸体の先端部に向けて噴射された圧縮空気により、紡績
部材に供給される繊維束を構成する繊維を加撚すること
により、芯繊維と巻き付き繊維とからなる実撚り状の糸
(実撚り糸)が生成されることになる。
有する紡績ノズル部材と中空ガイド軸体とからなる紡績
部材を有する紡績装置が知られており、この紡績装置に
おいては、紡績ノズル部材のノズル孔から、中空ガイド
軸体の先端部に向けて噴射された圧縮空気により、紡績
部材に供給される繊維束を構成する繊維を加撚すること
により、芯繊維と巻き付き繊維とからなる実撚り状の糸
(実撚り糸)が生成されることになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の紡績装
置においては、中空ガイド軸体への繊維の付着や巻き付
きが発生し、このために、生成される糸に、糸強力の低
下した弱糸部分ができるという問題があった。
置においては、中空ガイド軸体への繊維の付着や巻き付
きが発生し、このために、生成される糸に、糸強力の低
下した弱糸部分ができるという問題があった。
【0004】本発明の目的は、上述した従来の紡績装置
が有する課題を解決することにある。
が有する課題を解決することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述した目的
を達成するために、第1には、ノズル孔を有する紡績ノ
ズル部材と、該紡績ノズル部材側と反対側を、軸体取付
け部材により取着された中空ガイド軸体とを具備し、前
記紡績ノズル部材と軸体取付け部材により囲まれた空間
部が形成され、該空間部内に吸引流を発生させる吸引孔
を備えた紡績装置において、該吸引孔への吸引空気流を
制御する吸引空気流制御手段を配設したものであり、第
2には、上記制御手段として、上記吸引孔に対向する位
置から、空間部内に位置する中空ガイド軸体の軸体取付
け部材側外周面に向かって圧縮空気を噴射する圧縮空気
噴射手段を配設したものであり、第3には、ノズル孔を
有する紡績ノズル部材と中空ガイド軸体とを具備すると
ともに、糸継ぎ作業において、中空ガイド軸体の糸通
路、紡績ノズルの順に種糸を挿通して糸継ぎを行う紡績
装置において、上記中空ガイド軸体に向かって圧縮空気
を噴射する圧縮空気噴射手段を配設するとともに、少な
くとも糸継ぎ作業中は、上記圧縮空気噴射手段による圧
縮空気の噴射を停止する制御装置を設けたものであり、
第4には、中空ガイド軸体に向かって圧縮空気を、間欠
的に噴射させるようにしたものである。
を達成するために、第1には、ノズル孔を有する紡績ノ
ズル部材と、該紡績ノズル部材側と反対側を、軸体取付
け部材により取着された中空ガイド軸体とを具備し、前
記紡績ノズル部材と軸体取付け部材により囲まれた空間
部が形成され、該空間部内に吸引流を発生させる吸引孔
を備えた紡績装置において、該吸引孔への吸引空気流を
制御する吸引空気流制御手段を配設したものであり、第
2には、上記制御手段として、上記吸引孔に対向する位
置から、空間部内に位置する中空ガイド軸体の軸体取付
け部材側外周面に向かって圧縮空気を噴射する圧縮空気
噴射手段を配設したものであり、第3には、ノズル孔を
有する紡績ノズル部材と中空ガイド軸体とを具備すると
ともに、糸継ぎ作業において、中空ガイド軸体の糸通
路、紡績ノズルの順に種糸を挿通して糸継ぎを行う紡績
装置において、上記中空ガイド軸体に向かって圧縮空気
を噴射する圧縮空気噴射手段を配設するとともに、少な
くとも糸継ぎ作業中は、上記圧縮空気噴射手段による圧
縮空気の噴射を停止する制御装置を設けたものであり、
第4には、中空ガイド軸体に向かって圧縮空気を、間欠
的に噴射させるようにしたものである。
【0006】
【実施例】以下に、本発明の実施例について説明する
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
が、本発明の趣旨を越えない限り何ら、本実施例に限定
されるものではない。
【0007】先ず最初に、図1を用いて、本発明の紡績
装置の全体の構成について説明する。
装置の全体の構成について説明する。
【0008】1は、ケンス2に収容されている繊維束
(スライバー)であり、3は、繊維束1を案内するため
のラッパ状のガイドであり、Dは、バックローラー4、
サードローラー5、エプロンベルト6aが装架されたセ
カンドローラー6及びフロントローラー7からなる、一
例としての4線式のドラフト装置である。Sは、後述す
る紡績部材であり、8は、ニップローラー8aとデリベ
リーローラー8bとからなる糸送り部材である。9は、
糸継ぎ作業の際に、紡績が再開された紡績部材Sから排
出される糸を、一時的に貯留するためのスラックチュー
ブであり、10は、ヤーンクリアラーである。11は、
図示されていないボビンホルダーに支持されたボビン1
2に巻回されたパッケージであり、パッケージ11は、
回転駆動されているフリクションローラー13が当接す
ることにより、回転されるように構成されている。14
は、図示されていない綾振り装置の綾振りガイドであ
る。そして、ボビンホルダーに支持されたボビン12や
フリクションローラー13や綾振りガイド14等により
巻取り部材Wが構成されている。
(スライバー)であり、3は、繊維束1を案内するため
のラッパ状のガイドであり、Dは、バックローラー4、
サードローラー5、エプロンベルト6aが装架されたセ
カンドローラー6及びフロントローラー7からなる、一
例としての4線式のドラフト装置である。Sは、後述す
る紡績部材であり、8は、ニップローラー8aとデリベ
リーローラー8bとからなる糸送り部材である。9は、
糸継ぎ作業の際に、紡績が再開された紡績部材Sから排
出される糸を、一時的に貯留するためのスラックチュー
ブであり、10は、ヤーンクリアラーである。11は、
図示されていないボビンホルダーに支持されたボビン1
2に巻回されたパッケージであり、パッケージ11は、
回転駆動されているフリクションローラー13が当接す
ることにより、回転されるように構成されている。14
は、図示されていない綾振り装置の綾振りガイドであ
る。そして、ボビンホルダーに支持されたボビン12や
フリクションローラー13や綾振りガイド14等により
巻取り部材Wが構成されている。
【0009】ケンス2から引き出された繊維束1は、ド
ラフト装置Dによりドラフトされた後、紡績部材Sに入
り糸に生成される。その後、紡績部材Sから排出された
糸Yは、糸送り部材8を構成するニップローラー8aと
デリベリーローラー8bとにより挟持されて、パッケー
ジ11方向に送られる。そして、綾振りガイド14によ
り綾振りされながら、フリクションローラー13に当接
し、回転しているパッケージ11に巻き取られるように
構成されている。
ラフト装置Dによりドラフトされた後、紡績部材Sに入
り糸に生成される。その後、紡績部材Sから排出された
糸Yは、糸送り部材8を構成するニップローラー8aと
デリベリーローラー8bとにより挟持されて、パッケー
ジ11方向に送られる。そして、綾振りガイド14によ
り綾振りされながら、フリクションローラー13に当接
し、回転しているパッケージ11に巻き取られるように
構成されている。
【0010】上述したような、ドラフト装置D、紡績部
材S、糸送り部材8、スラックチューブ9、ヤーンクリ
アラー10及び巻取り部材W等により構成されている紡
績ユニットが、図示されていない機台に沿って、多数、
並設されて紡績装置が形成されている。
材S、糸送り部材8、スラックチューブ9、ヤーンクリ
アラー10及び巻取り部材W等により構成されている紡
績ユニットが、図示されていない機台に沿って、多数、
並設されて紡績装置が形成されている。
【0011】次に、図2を用いて、紡績部材Sについて
説明する。
説明する。
【0012】15は、ドラフト装置Dによりドラフトさ
れた繊維束1を導入する導入孔15aと導入孔15aか
ら排出された繊維束1の流路上にニードル15bとを有
する繊維導入ブロックであり、繊維導入ブロック15
は、紡績ノズル部材16の先端に形成された取付孔16
aに嵌入されている。繊維導入ブロック15が嵌入され
ている取付孔16aの下流側(図2において左側)に
は、繊維導入ブロック15から遠ざかる方向に末広り状
に傾斜した内周壁16bを有する、略円錐台状の空間部
16cが形成されている。16dは、繊維導入ブロック
15付近に位置する紡績ノズル部材16に形成された複
数のノズル孔であり、17は、ノズル孔16dを囲むよ
うに、エア通路17aが形成された圧縮空気供給部材で
あり、圧縮空気供給部材17は、適当なパイプを介し
て、図示されていない圧縮空気供給源に連結されてい
る。
れた繊維束1を導入する導入孔15aと導入孔15aか
ら排出された繊維束1の流路上にニードル15bとを有
する繊維導入ブロックであり、繊維導入ブロック15
は、紡績ノズル部材16の先端に形成された取付孔16
aに嵌入されている。繊維導入ブロック15が嵌入され
ている取付孔16aの下流側(図2において左側)に
は、繊維導入ブロック15から遠ざかる方向に末広り状
に傾斜した内周壁16bを有する、略円錐台状の空間部
16cが形成されている。16dは、繊維導入ブロック
15付近に位置する紡績ノズル部材16に形成された複
数のノズル孔であり、17は、ノズル孔16dを囲むよ
うに、エア通路17aが形成された圧縮空気供給部材で
あり、圧縮空気供給部材17は、適当なパイプを介し
て、図示されていない圧縮空気供給源に連結されてい
る。
【0013】紡績ノズル部材16の筒部16eには、空
気噴出孔16fが穿設されており、空気噴出孔16fに
は、空気供給ラインL1が接続されており、空気供給ラ
インL1は、切換弁V1を介して、圧縮空気供給源A1
に接続されている。C1は、切換弁V1の開閉動作を制
御する制御装置である。本実施例では、空気噴出孔16
f、空気供給ラインL1、切換弁V1、圧縮空気供給源
A1、制御装置C1により吸引流制御手段たる圧縮空気
噴射手段が構成されている。
気噴出孔16fが穿設されており、空気噴出孔16fに
は、空気供給ラインL1が接続されており、空気供給ラ
インL1は、切換弁V1を介して、圧縮空気供給源A1
に接続されている。C1は、切換弁V1の開閉動作を制
御する制御装置である。本実施例では、空気噴出孔16
f、空気供給ラインL1、切換弁V1、圧縮空気供給源
A1、制御装置C1により吸引流制御手段たる圧縮空気
噴射手段が構成されている。
【0014】16gは、上述した空気供給ラインL1が
接続されている空気噴出孔16fと対向する位置にあ
る、紡績ノズル部材16の筒部16eに形成された吸引
孔であり、吸引孔16gには、図示されていない空気吸
引源に接続されているパイプ18が連接されている。
接続されている空気噴出孔16fと対向する位置にあ
る、紡績ノズル部材16の筒部16eに形成された吸引
孔であり、吸引孔16gには、図示されていない空気吸
引源に接続されているパイプ18が連接されている。
【0015】19は、中空ガイド軸体であり、中空ガイ
ド軸体19は、円錐台状の先端部19aと、環状の内部
空気通路19bを有する筒体部19cとを有しており、
中空ガイド軸体19の軸線に沿って糸通路19dが形成
されている。内部空気通路19bと糸通路19dとは、
補助ノズル19eにより連結されており、また、内部空
気通路19bには、筒体部19cに形成された透孔19
fに連結された連結具20を介して、図示されていない
圧縮空気供給源に接続されたパイプ21が連結されてい
る。なお、補助ノズル19eは、筒体部19cに形成さ
れた透孔19fより、先端部19a側に位置するように
構成されている。
ド軸体19は、円錐台状の先端部19aと、環状の内部
空気通路19bを有する筒体部19cとを有しており、
中空ガイド軸体19の軸線に沿って糸通路19dが形成
されている。内部空気通路19bと糸通路19dとは、
補助ノズル19eにより連結されており、また、内部空
気通路19bには、筒体部19cに形成された透孔19
fに連結された連結具20を介して、図示されていない
圧縮空気供給源に接続されたパイプ21が連結されてい
る。なお、補助ノズル19eは、筒体部19cに形成さ
れた透孔19fより、先端部19a側に位置するように
構成されている。
【0016】圧縮空気供給源からの圧縮空気は、連結具
20及びパイプ21を介して、内部空気通路19bに入
り、その後、補助ノズル19eから噴射されて、中空ガ
イド軸体19に形成された糸通路19dに入り、中空ガ
イド軸体19の先端部19aと反対側に位置する糸排出
口19g方向に向かって流れるように構成されている。
20及びパイプ21を介して、内部空気通路19bに入
り、その後、補助ノズル19eから噴射されて、中空ガ
イド軸体19に形成された糸通路19dに入り、中空ガ
イド軸体19の先端部19aと反対側に位置する糸排出
口19g方向に向かって流れるように構成されている。
【0017】中空ガイド軸体19は、軸体取付け部材2
2に形成された取付孔22aに嵌入されており、軸体取
付け部材22は、その嵌合部22bを、紡績ノズル部材
16の筒部16eに嵌合することにより、紡績ノズル部
材16と合体するように構成されている。
2に形成された取付孔22aに嵌入されており、軸体取
付け部材22は、その嵌合部22bを、紡績ノズル部材
16の筒部16eに嵌合することにより、紡績ノズル部
材16と合体するように構成されている。
【0018】中空ガイド軸体19の円錐台状の先端部1
9aは、紡績ノズル部材16の略円錐台状の空間部16
c内に配置されているとともに、先端部19aが、繊維
導入ブロック15に取着されているニードル15bと対
向するように配置されている。また、紡績ノズル部材1
6に形成された空間部16cの内周壁16bと、中空ガ
イド軸体19の先端部19aの外周面19a1との間に
は、所定の幅の間隙Gが形成されている。
9aは、紡績ノズル部材16の略円錐台状の空間部16
c内に配置されているとともに、先端部19aが、繊維
導入ブロック15に取着されているニードル15bと対
向するように配置されている。また、紡績ノズル部材1
6に形成された空間部16cの内周壁16bと、中空ガ
イド軸体19の先端部19aの外周面19a1との間に
は、所定の幅の間隙Gが形成されている。
【0019】次に、上述した構成を有する紡績装置を構
成する紡績ユニットによる糸Yの生成過程について概説
する。
成する紡績ユニットによる糸Yの生成過程について概説
する。
【0020】ケンス2から引き出されドラフト装置Dに
供給された繊維束1は、ドラフト装置Dによりドラフト
された後、紡績ノズル部材16のノズル孔16dから噴
射される噴射空気の作用で発生している繊維導入ブロッ
ク15の導入孔15a付近の吸引空気流によって、導入
孔15aに入り、その後、ニードル15bの周囲に沿っ
て送られ、紡績ノズル部材16に形成された空間部16
cのうち、中空ガイド軸体19の先端部19aと繊維導
入ブロック15との間に位置する紡績室16c1に入
る。
供給された繊維束1は、ドラフト装置Dによりドラフト
された後、紡績ノズル部材16のノズル孔16dから噴
射される噴射空気の作用で発生している繊維導入ブロッ
ク15の導入孔15a付近の吸引空気流によって、導入
孔15aに入り、その後、ニードル15bの周囲に沿っ
て送られ、紡績ノズル部材16に形成された空間部16
cのうち、中空ガイド軸体19の先端部19aと繊維導
入ブロック15との間に位置する紡績室16c1に入
る。
【0021】紡績室16c1内に吸い込まれた繊維束1
を構成する繊維は、ノズル孔16dから噴射され中空ガ
イド軸体19の先端部19a付近において高速で旋回し
ている旋回気流の作用を受け、繊維束1から分離されな
がら一部の繊維が反転し、中空ガイド軸体19の先端部
19aの外周に巻き付き、更に、生成過程にある繊維の
周囲を振り回されながら、その外周に巻き付いて、旋回
気流の方向に加撚される。また、旋回気流により掛けら
れた一部の撚りは、フロントローラ−7方向へ伝播しよ
うとするが、ニードル15bによってその伝播が阻止さ
れるので、フロントローラ−7から送りだされる繊維束
1が上記撚りによって撚られるようなことはない。旋回
気流により加撚された繊維は、芯繊維と、芯繊維に巻き
付けられた巻き付き繊維とからなる実撚り状の糸Yに順
次生成され、中空ガイド軸体19の糸通路19dを通
り、糸排出口19gから排出される。このような、通常
の糸Yの生成過程においては、圧縮空気供給源から、パ
イプ21及び連結部材20を経て、中空ガイド軸体19
の内部空気通路19bには圧縮空気は供給されておら
ず、従って、補助ノズル19eから、糸通路19d内に
圧縮空気は供給されていない。
を構成する繊維は、ノズル孔16dから噴射され中空ガ
イド軸体19の先端部19a付近において高速で旋回し
ている旋回気流の作用を受け、繊維束1から分離されな
がら一部の繊維が反転し、中空ガイド軸体19の先端部
19aの外周に巻き付き、更に、生成過程にある繊維の
周囲を振り回されながら、その外周に巻き付いて、旋回
気流の方向に加撚される。また、旋回気流により掛けら
れた一部の撚りは、フロントローラ−7方向へ伝播しよ
うとするが、ニードル15bによってその伝播が阻止さ
れるので、フロントローラ−7から送りだされる繊維束
1が上記撚りによって撚られるようなことはない。旋回
気流により加撚された繊維は、芯繊維と、芯繊維に巻き
付けられた巻き付き繊維とからなる実撚り状の糸Yに順
次生成され、中空ガイド軸体19の糸通路19dを通
り、糸排出口19gから排出される。このような、通常
の糸Yの生成過程においては、圧縮空気供給源から、パ
イプ21及び連結部材20を経て、中空ガイド軸体19
の内部空気通路19bには圧縮空気は供給されておら
ず、従って、補助ノズル19eから、糸通路19d内に
圧縮空気は供給されていない。
【0022】通常の紡績状態において、中空ガイド軸体
19の糸通路19dを通り、糸排出口19gから出た糸
Yは、糸送り部材8を構成するニップローラー8aとデ
リベリーローラ−8bとにより挟持されて、パッケージ
11方向に送られ、その後、綾振りガイド14により綾
振りされながら、フリクションローラ−13に当接し、
回転しているパッケージ11に巻き取られる。
19の糸通路19dを通り、糸排出口19gから出た糸
Yは、糸送り部材8を構成するニップローラー8aとデ
リベリーローラ−8bとにより挟持されて、パッケージ
11方向に送られ、その後、綾振りガイド14により綾
振りされながら、フリクションローラ−13に当接し、
回転しているパッケージ11に巻き取られる。
【0023】次に、上述した構成を有する紡績装置の糸
継ぎ作業について説明する。なお、糸継ぎ作業中とは、
ヤーンクリアラー10が、糸欠陥部分を検出し、糸欠陥
部分の検出に基づいて、ヤーンクリアラー10が、中央
制御装置に、糸欠陥検出信号を送信してから、通常の紡
績が再開されるまでをいう。
継ぎ作業について説明する。なお、糸継ぎ作業中とは、
ヤーンクリアラー10が、糸欠陥部分を検出し、糸欠陥
部分の検出に基づいて、ヤーンクリアラー10が、中央
制御装置に、糸欠陥検出信号を送信してから、通常の紡
績が再開されるまでをいう。
【0024】スラブ等の糸欠陥をヤーンクリアラー10
が検出し、糸を切断する等して糸切れが発生した際に
は、バックローラー4及びサードローラー5が停止さ
れ、従って、繊維束1は、停止したサードローラー5
と、常時、回転しているセカンドローラ−6との間で切
断され、繊維束1の先端部は、停止しているサードロー
ラー5により把持されている。糸継ぎ作業の際には、繊
維束1を、バックローラー4及びサードローラー5を再
駆動させることにより送り出すとともに、セカンドロー
ラー6及びフロントローラー7を経て、紡績部材Sに供
給する。停止していたドラフト装置Dの駆動再開ととも
に、紡績ノズル部材16のノズル孔16d及び中空ガイ
ド軸体19の補助ノズル19eから圧縮空気の噴射を開
始する。即ち、糸継ぎ作業時には、紡績ノズル部材16
のノズル孔16dから圧縮空気が噴射されているととも
に、圧縮空気用供給源からパイプ21及び連結具20を
経て、中空ガイド軸体19の内部空気通路19bに圧縮
空気が供給されており、従って、補助ノズル19eから
も通路19d内に圧縮空気が噴射されている。
が検出し、糸を切断する等して糸切れが発生した際に
は、バックローラー4及びサードローラー5が停止さ
れ、従って、繊維束1は、停止したサードローラー5
と、常時、回転しているセカンドローラ−6との間で切
断され、繊維束1の先端部は、停止しているサードロー
ラー5により把持されている。糸継ぎ作業の際には、繊
維束1を、バックローラー4及びサードローラー5を再
駆動させることにより送り出すとともに、セカンドロー
ラー6及びフロントローラー7を経て、紡績部材Sに供
給する。停止していたドラフト装置Dの駆動再開ととも
に、紡績ノズル部材16のノズル孔16d及び中空ガイ
ド軸体19の補助ノズル19eから圧縮空気の噴射を開
始する。即ち、糸継ぎ作業時には、紡績ノズル部材16
のノズル孔16dから圧縮空気が噴射されているととも
に、圧縮空気用供給源からパイプ21及び連結具20を
経て、中空ガイド軸体19の内部空気通路19bに圧縮
空気が供給されており、従って、補助ノズル19eから
も通路19d内に圧縮空気が噴射されている。
【0025】紡績ノズル部材16のノズル孔16dから
噴射される圧縮空気は、旋回しながら繊維束1の送り方
向に流れるため、繊維導入ブロック15の導入孔15a
に導入された繊維束1は、この旋回気流により、緩い仮
撚り状態にされながら、ニードル15bを経て、中空ガ
イド軸体17の先端部19a付近に送られる。また、補
助ノズル19eから噴射している圧縮空気は、中空ガイ
ド軸体19に形成された糸通路19dに沿って、旋回気
流を形成しながら流れるとともに、中空ガイド軸体19
の先端部19aに形成された開口19h付近に、吸引方
向(中空ガイド軸体19内へ向かう方向)の空気の流れ
を発生させる。これにより、繊維束1を、連続的に、中
空ガイド軸体19の糸通路19d内に引き込むことがで
きる。
噴射される圧縮空気は、旋回しながら繊維束1の送り方
向に流れるため、繊維導入ブロック15の導入孔15a
に導入された繊維束1は、この旋回気流により、緩い仮
撚り状態にされながら、ニードル15bを経て、中空ガ
イド軸体17の先端部19a付近に送られる。また、補
助ノズル19eから噴射している圧縮空気は、中空ガイ
ド軸体19に形成された糸通路19dに沿って、旋回気
流を形成しながら流れるとともに、中空ガイド軸体19
の先端部19aに形成された開口19h付近に、吸引方
向(中空ガイド軸体19内へ向かう方向)の空気の流れ
を発生させる。これにより、繊維束1を、連続的に、中
空ガイド軸体19の糸通路19d内に引き込むことがで
きる。
【0026】中空ガイド軸体19の先端部19aに形成
された開口19h付近に送られた仮撚り状態の繊維束1
は、開口19hから糸通路19dに吸引される。そし
て、繊維束1は、糸通路19d内において、補助ノズル
19eから噴射されている圧縮空気により発生している
旋回気流にさらされることになる。紡績ノズル部材16
のノズル孔16dから噴射されている圧縮空気により、
紡績室16c1内で発生している旋回気流と、中空ガイ
ド軸体19の補助ノズル19eから噴射されている圧縮
空気により、中空ガイド軸体19の糸通路19d内で発
生している旋回気流とにより、緩い仮撚り状態の繊維束
1は、結束繊維状の糸(結束糸)に紡績されながら、中
空ガイド軸体19の糸排出口19gから排出されること
になる。糸継ぎ作業の際の、この結束糸の紡績を糸出し
紡績と称する。そして、適当な時間経過後、補助ノズル
19eへの圧縮空気供給源からの圧縮空気の供給を停止
して、補助ノズル19eからの糸通路19d内への圧縮
空気の噴射を停止することにより、中空ガイド軸体19
内の旋回気流は消えて、通常の紡績状態に戻ることにな
る。
された開口19h付近に送られた仮撚り状態の繊維束1
は、開口19hから糸通路19dに吸引される。そし
て、繊維束1は、糸通路19d内において、補助ノズル
19eから噴射されている圧縮空気により発生している
旋回気流にさらされることになる。紡績ノズル部材16
のノズル孔16dから噴射されている圧縮空気により、
紡績室16c1内で発生している旋回気流と、中空ガイ
ド軸体19の補助ノズル19eから噴射されている圧縮
空気により、中空ガイド軸体19の糸通路19d内で発
生している旋回気流とにより、緩い仮撚り状態の繊維束
1は、結束繊維状の糸(結束糸)に紡績されながら、中
空ガイド軸体19の糸排出口19gから排出されること
になる。糸継ぎ作業の際の、この結束糸の紡績を糸出し
紡績と称する。そして、適当な時間経過後、補助ノズル
19eへの圧縮空気供給源からの圧縮空気の供給を停止
して、補助ノズル19eからの糸通路19d内への圧縮
空気の噴射を停止することにより、中空ガイド軸体19
内の旋回気流は消えて、通常の紡績状態に戻ることにな
る。
【0027】上述したようにして、紡績が再開され、生
成された糸Yは、紡績装置に沿って走行可能な走行台車
に配設されているとともに、中空ガイド軸体19の糸排
出口19g付近の位置まで回動可能な公知のサクション
ノズルの、上方への回動により吸引され、その後、サク
ションノズルの下方への回動に伴い、走行台車に配設さ
れているノッタ又はスプライサ等の公知の糸継ぎ装置へ
導入される。サクションノズルにより糸継ぎ装置へ案内
される途中で、糸Yは、糸送り部材8を構成するニップ
ローラー8aとデリベリーローラー8bとに挟持され
る。一方、パッケージ11に巻き込まれた糸Yの終端部
分は、走行台車に配設されている公知のサクションマウ
スにより吸引され、その後、サクションマウスの上方へ
の回動に伴い、上記の糸継ぎ装置に導入される。そし
て、紡績部材Sにより生成された糸Yと、パッケージ1
1から引き出された糸Yとが糸継ぎ装置に導入された
後、糸継ぎ装置を駆動して、双方の糸Yを継なぎ、糸継
ぎ作業が終了することになる。
成された糸Yは、紡績装置に沿って走行可能な走行台車
に配設されているとともに、中空ガイド軸体19の糸排
出口19g付近の位置まで回動可能な公知のサクション
ノズルの、上方への回動により吸引され、その後、サク
ションノズルの下方への回動に伴い、走行台車に配設さ
れているノッタ又はスプライサ等の公知の糸継ぎ装置へ
導入される。サクションノズルにより糸継ぎ装置へ案内
される途中で、糸Yは、糸送り部材8を構成するニップ
ローラー8aとデリベリーローラー8bとに挟持され
る。一方、パッケージ11に巻き込まれた糸Yの終端部
分は、走行台車に配設されている公知のサクションマウ
スにより吸引され、その後、サクションマウスの上方へ
の回動に伴い、上記の糸継ぎ装置に導入される。そし
て、紡績部材Sにより生成された糸Yと、パッケージ1
1から引き出された糸Yとが糸継ぎ装置に導入された
後、糸継ぎ装置を駆動して、双方の糸Yを継なぎ、糸継
ぎ作業が終了することになる。
【0028】通常の紡績過程においては、上述したよう
に、紡績部材Sの紡績室16c1内に吸い込まれた繊維
束1を構成する繊維は、紡績ノズル部材16のノズル孔
16dから噴射され中空ガイド軸体19の先端部19a
付近において高速で旋回している旋回気流の作用を受
け、繊維束1から分離されながら旋回気流の方向に加撚
され、芯繊維と、芯繊維に巻き付けられた巻き付き繊維
とからなる実撚り状の糸Yに順次生成される。そして、
紡績ノズル部材16のノズル孔16dから、紡績室16
c1内に噴射された空気は、吸引孔16gにより空間部
23内に吸引流が発生しているため、紡績ノズル部材1
6に形成された空間部16cの内周壁16bと中空ガイ
ド軸体19の先端部19aの外周面19a1との間に形
成されている間隙Gを経て、紡績ノズル部材16の筒部
16eと中空ガイド軸体19が取着されている軸体取付
け部材22とにより囲まれた空間部23に入り、その
後、紡績ノズル部材16の筒部16eに形成され、パイ
プ18を介して、空気吸引源に連接されている吸引孔1
6gから排出されることになる。
に、紡績部材Sの紡績室16c1内に吸い込まれた繊維
束1を構成する繊維は、紡績ノズル部材16のノズル孔
16dから噴射され中空ガイド軸体19の先端部19a
付近において高速で旋回している旋回気流の作用を受
け、繊維束1から分離されながら旋回気流の方向に加撚
され、芯繊維と、芯繊維に巻き付けられた巻き付き繊維
とからなる実撚り状の糸Yに順次生成される。そして、
紡績ノズル部材16のノズル孔16dから、紡績室16
c1内に噴射された空気は、吸引孔16gにより空間部
23内に吸引流が発生しているため、紡績ノズル部材1
6に形成された空間部16cの内周壁16bと中空ガイ
ド軸体19の先端部19aの外周面19a1との間に形
成されている間隙Gを経て、紡績ノズル部材16の筒部
16eと中空ガイド軸体19が取着されている軸体取付
け部材22とにより囲まれた空間部23に入り、その
後、紡績ノズル部材16の筒部16eに形成され、パイ
プ18を介して、空気吸引源に連接されている吸引孔1
6gから排出されることになる。
【0029】上述したように、糸継ぎ作業に際し、後述
する種糸を使用することなく、紡績部材Sに導入された
繊維束1のみにより、糸継ぎを行うようにした糸継ぎ作
業を、糸出し紡績による糸継ぎと称する。
する種糸を使用することなく、紡績部材Sに導入された
繊維束1のみにより、糸継ぎを行うようにした糸継ぎ作
業を、糸出し紡績による糸継ぎと称する。
【0030】ところで、上述した紡績過程において、中
空ガイド軸体19の先端部19aに、繊維束1を構成す
る繊維や浮遊繊維が、付着したり巻き付くことがあり
(スピンドルラップと称する)、このような中空ガイド
軸体19への繊維や浮遊繊維の付着や巻き付きが発生す
ると、紡績ノズル部材16に形成された空間部16cの
内周壁16bと中空ガイド軸体19の先端部19aの外
周面19a1との間に形成されている間隙G及び空間部
23が狭くなり、従って、紡績ノズル部材16のノズル
孔16dから噴射された空気の上述した空間部23への
排出が阻害されることになる。このように、紡績ノズル
部材16のノズル孔16dから噴射された空気の空間部
23への排出が不十分になると、紡績室16c1内にお
ける旋回気流の旋回速度が低下し、芯繊維への巻き付き
繊維の巻き付き力が弱くなり、弱糸部分が生成されるこ
とになる。
空ガイド軸体19の先端部19aに、繊維束1を構成す
る繊維や浮遊繊維が、付着したり巻き付くことがあり
(スピンドルラップと称する)、このような中空ガイド
軸体19への繊維や浮遊繊維の付着や巻き付きが発生す
ると、紡績ノズル部材16に形成された空間部16cの
内周壁16bと中空ガイド軸体19の先端部19aの外
周面19a1との間に形成されている間隙G及び空間部
23が狭くなり、従って、紡績ノズル部材16のノズル
孔16dから噴射された空気の上述した空間部23への
排出が阻害されることになる。このように、紡績ノズル
部材16のノズル孔16dから噴射された空気の空間部
23への排出が不十分になると、紡績室16c1内にお
ける旋回気流の旋回速度が低下し、芯繊維への巻き付き
繊維の巻き付き力が弱くなり、弱糸部分が生成されるこ
とになる。
【0031】上述した弱糸部分の生成を防止するため
に、切換弁V1を介して、圧縮空気供給源A1に接続さ
れている空気供給ラインLを経て、紡績ノズル部材16
の筒部16eに穿設された空気噴出孔16fから、紡績
ノズル部材16の筒部16eと中空ガイド軸体19が取
着されている軸体取付け部材22とにより囲まれた空間
部23内に位置する中空ガイド軸体19の軸体取付け部
材22側の外周面に向けて、圧縮空気を噴射させる。こ
のように、空間部23内に圧縮空気を噴射させることに
より、吸引孔16gへの吸引空気流を変化させ(制御し
て)、空間部23内の空気の流運を変化させることがで
きるので、紡績ノズル部材16のノズル孔16dから噴
射された空気が、紡績ノズル部材16に形成された空間
部16cの内周壁16bと中空ガイド軸体19の先端部
19aの外周面19a1との間に形成された間隙G及び
空間部23を経て、より円滑に、吸引孔16gヘ流れ出
ることができる。
に、切換弁V1を介して、圧縮空気供給源A1に接続さ
れている空気供給ラインLを経て、紡績ノズル部材16
の筒部16eに穿設された空気噴出孔16fから、紡績
ノズル部材16の筒部16eと中空ガイド軸体19が取
着されている軸体取付け部材22とにより囲まれた空間
部23内に位置する中空ガイド軸体19の軸体取付け部
材22側の外周面に向けて、圧縮空気を噴射させる。こ
のように、空間部23内に圧縮空気を噴射させることに
より、吸引孔16gへの吸引空気流を変化させ(制御し
て)、空間部23内の空気の流運を変化させることがで
きるので、紡績ノズル部材16のノズル孔16dから噴
射された空気が、紡績ノズル部材16に形成された空間
部16cの内周壁16bと中空ガイド軸体19の先端部
19aの外周面19a1との間に形成された間隙G及び
空間部23を経て、より円滑に、吸引孔16gヘ流れ出
ることができる。
【0032】また、紡績ノズル部材16の筒部16eに
穿設された空気噴出孔16fから、中空ガイド軸体19
に向けて、圧縮空気を噴射させることにより、吸引孔1
6gへの吸引空気流を変化させ(制御して)、空間部2
3内の空気の流速を変化させることができるため、中空
ガイド軸体19の先端部19aに巻き付こうとする繊維
や浮遊繊維を、中空ガイド軸体19から遠ざけることが
できるので、中空ガイド軸体19への繊維や浮遊繊維の
付着や巻き付きを防止することができる。従って、紡績
ノズル部材16に形成された空間部16cの内周壁16
bと中空ガイド軸体19の先端部19aの外周面19a
1との間に形成されている間隙G及び空間部23が狭く
なるようなことがなく、紡績ノズル部材16のノズル孔
16dから噴射された空気の空間部23への排出が、十
分に行われ、弱糸部分が生成されるようなことを防止す
ることができる。
穿設された空気噴出孔16fから、中空ガイド軸体19
に向けて、圧縮空気を噴射させることにより、吸引孔1
6gへの吸引空気流を変化させ(制御して)、空間部2
3内の空気の流速を変化させることができるため、中空
ガイド軸体19の先端部19aに巻き付こうとする繊維
や浮遊繊維を、中空ガイド軸体19から遠ざけることが
できるので、中空ガイド軸体19への繊維や浮遊繊維の
付着や巻き付きを防止することができる。従って、紡績
ノズル部材16に形成された空間部16cの内周壁16
bと中空ガイド軸体19の先端部19aの外周面19a
1との間に形成されている間隙G及び空間部23が狭く
なるようなことがなく、紡績ノズル部材16のノズル孔
16dから噴射された空気の空間部23への排出が、十
分に行われ、弱糸部分が生成されるようなことを防止す
ることができる。
【0033】上述した紡績ノズル部材16の筒部16e
に穿設された空気噴出孔16fからの空間部23への圧
縮空気の噴射は、常時、行うように構成することによ
り、中空ガイド軸体19への繊維や浮遊繊維の付着や巻
き付きを、確実に防止するように構成することができ
る。圧縮空気の消費量の低減化や省エネの観点から、空
気噴出孔16fからの空間部23への圧縮空気の噴射
を、間欠的に、行うように構成することもできる。この
ような圧縮空気の間欠噴射は、制御装置C1からの指令
により、切換弁V1の開状態及び閉状態を、所定の間隔
で、繰り返すことにより行うことができる。
に穿設された空気噴出孔16fからの空間部23への圧
縮空気の噴射は、常時、行うように構成することによ
り、中空ガイド軸体19への繊維や浮遊繊維の付着や巻
き付きを、確実に防止するように構成することができ
る。圧縮空気の消費量の低減化や省エネの観点から、空
気噴出孔16fからの空間部23への圧縮空気の噴射
を、間欠的に、行うように構成することもできる。この
ような圧縮空気の間欠噴射は、制御装置C1からの指令
により、切換弁V1の開状態及び閉状態を、所定の間隔
で、繰り返すことにより行うことができる。
【0034】また、上述した糸継ぎは、後述する実施例
と異なり、種糸を使用しない糸出し紡績による糸継ぎな
ので、空気噴出孔16fから噴射される圧縮空気の種糸
への影響を考慮する必要がないので、圧縮空気の消費量
の低減化や省エネを考えなければ、糸継ぎ作業中に、空
気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射を停止する必要は
ない。
と異なり、種糸を使用しない糸出し紡績による糸継ぎな
ので、空気噴出孔16fから噴射される圧縮空気の種糸
への影響を考慮する必要がないので、圧縮空気の消費量
の低減化や省エネを考えなければ、糸継ぎ作業中に、空
気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射を停止する必要は
ない。
【0035】次に、図3及び図4を用いて、本発明の別
の実施例について説明する。
の実施例について説明する。
【0036】この実施例において使用されている中空ガ
イド軸体190は、上述した実施例において使用されて
いる中空ガイド軸体19とは異なり、内部空気通路19
bは形成されておらず、従って、連結具20や圧縮空気
供給源に接続されたパイプ21等は配設されていない。
中空ガイド軸体190の後端部は、後述するように、種
糸Y’の中空ガイド軸体190への挿入を容易にするた
めにラッパ状後端部190aとして構成されている。ま
た、繊維導入ブロック15とフロントローラー7との間
で、且つ、繊維導入ブロック15の導入孔15aの下方
には、図示されていない吸引空気源に接続されている吸
引管24が配設されている。
イド軸体190は、上述した実施例において使用されて
いる中空ガイド軸体19とは異なり、内部空気通路19
bは形成されておらず、従って、連結具20や圧縮空気
供給源に接続されたパイプ21等は配設されていない。
中空ガイド軸体190の後端部は、後述するように、種
糸Y’の中空ガイド軸体190への挿入を容易にするた
めにラッパ状後端部190aとして構成されている。ま
た、繊維導入ブロック15とフロントローラー7との間
で、且つ、繊維導入ブロック15の導入孔15aの下方
には、図示されていない吸引空気源に接続されている吸
引管24が配設されている。
【0037】上述した構成以外は、実質的に、上述した
実施例の構成部材と同じであるので、同じ構成部材につ
いては、同じ符号を使用するとともに、その詳細な説明
は省略する。また、糸Yの生成過程についても、実質的
に同じであるので、その説明は省略する。
実施例の構成部材と同じであるので、同じ構成部材につ
いては、同じ符号を使用するとともに、その詳細な説明
は省略する。また、糸Yの生成過程についても、実質的
に同じであるので、その説明は省略する。
【0038】スラブ等の糸欠陥をヤーンクリアラー10
が検出し、糸切断する等して糸切れが発生した場合に
は、バックローラー4及びサードローラー5の駆動が停
止されて繊維束1の供給が停止される。そして、繊維束
1は、停止したサードローラー5と、常時、回転してい
るセカンドローラ−6との間で切断され、繊維束1の先
端部は、停止しているサードローラー5により把持され
ている。その後、適当な時間経過後、紡績ノズル部材1
6のノズル孔16dから圧縮空気の噴射は停止される。
また、糸送り部材8を構成するニップローラー8aは、
上方に回動され、デリベリーローラー8bから離反され
る。
が検出し、糸切断する等して糸切れが発生した場合に
は、バックローラー4及びサードローラー5の駆動が停
止されて繊維束1の供給が停止される。そして、繊維束
1は、停止したサードローラー5と、常時、回転してい
るセカンドローラ−6との間で切断され、繊維束1の先
端部は、停止しているサードローラー5により把持され
ている。その後、適当な時間経過後、紡績ノズル部材1
6のノズル孔16dから圧縮空気の噴射は停止される。
また、糸送り部材8を構成するニップローラー8aは、
上方に回動され、デリベリーローラー8bから離反され
る。
【0039】次いで、巻き取りパッケージ11に巻き込
まれ、公知のサクションマウスにより巻き取りパッケー
ジから引き出された種糸Y’或いは別途用意したパッケ
ージから引き出された種糸Y’の先端部を、一対の駆動
ローラーp1、p2により把持しているトランスファー
アーム部材PのヘッドP’を、中空ガイド軸体190の
糸排出口糸排出口190b付近に配置する。その後、駆
動ローラーp1、p2を回転駆動させて、種糸Y’を、
中空ガイド軸体190方向に送り出すとともに、空気流
を利用した適当な糸通し手段を用いて、種糸Y’を、中
空ガイド軸体190の糸通路190c、紡績ノズル部材
16及び繊維導入ブロック15の導入孔15aに挿通す
るとともに、導入孔15aから出た種糸Y’を、図4に
示されているように、上述した吸引管24に吸引保持す
る。
まれ、公知のサクションマウスにより巻き取りパッケー
ジから引き出された種糸Y’或いは別途用意したパッケ
ージから引き出された種糸Y’の先端部を、一対の駆動
ローラーp1、p2により把持しているトランスファー
アーム部材PのヘッドP’を、中空ガイド軸体190の
糸排出口糸排出口190b付近に配置する。その後、駆
動ローラーp1、p2を回転駆動させて、種糸Y’を、
中空ガイド軸体190方向に送り出すとともに、空気流
を利用した適当な糸通し手段を用いて、種糸Y’を、中
空ガイド軸体190の糸通路190c、紡績ノズル部材
16及び繊維導入ブロック15の導入孔15aに挿通す
るとともに、導入孔15aから出た種糸Y’を、図4に
示されているように、上述した吸引管24に吸引保持す
る。
【0040】次いで、停止されていたバックローラー4
及びサードローラー5の駆動を再開し、バックローラー
4及びサードローラー5に挟持されている繊維束1を移
送すると略同時に、紡績ノズル部材16のノズル孔16
dからの圧縮空気の噴射を再開する。紡績ノズル部材1
6のノズル孔16dからの圧縮空気の噴射の再開と略同
時に、常時回転駆動されているデリベリローラー8bに
ニップローラー8aを接触させて、種糸Y’を巻取り部
材W方向に移送する。すると、フロントローラー7から
送り出された繊維束1が、紡績部材Sの紡績室16c1
に導入されるとともに、吸引管24から引き出される種
糸Y’に、繊維束1を構成する繊維が絡みつきながら糸
継ぎが行われることになる。
及びサードローラー5の駆動を再開し、バックローラー
4及びサードローラー5に挟持されている繊維束1を移
送すると略同時に、紡績ノズル部材16のノズル孔16
dからの圧縮空気の噴射を再開する。紡績ノズル部材1
6のノズル孔16dからの圧縮空気の噴射の再開と略同
時に、常時回転駆動されているデリベリローラー8bに
ニップローラー8aを接触させて、種糸Y’を巻取り部
材W方向に移送する。すると、フロントローラー7から
送り出された繊維束1が、紡績部材Sの紡績室16c1
に導入されるとともに、吸引管24から引き出される種
糸Y’に、繊維束1を構成する繊維が絡みつきながら糸
継ぎが行われることになる。
【0041】上述した種糸Y’を用いた糸継ぎ作業の際
には、糸継ぎ開始信号Eとして、ヤーンクリアラー10
の糸欠陥検出信号を、上述した制御装置C1に送信し、
この糸継ぎ開始信号Eに基づいて、制御装置C1からの
指令により、空気供給ラインL1が接続されている切換
弁V1を閉じるように構成する。糸継ぎ作業中にも、紡
績ノズル部材16の筒部16eに穿設された空気噴出孔
16fから、紡績ノズル部材16の筒部16eと中空ガ
イド軸体19が取着されている軸体取付け部材22とに
より囲まれた空間部23内に圧縮空気を噴射すると、種
糸Y’が、空気噴出孔16fから噴射された圧縮空気の
影響を受けてふらつくことになり、糸継ぎの成功率が低
下することになる。
には、糸継ぎ開始信号Eとして、ヤーンクリアラー10
の糸欠陥検出信号を、上述した制御装置C1に送信し、
この糸継ぎ開始信号Eに基づいて、制御装置C1からの
指令により、空気供給ラインL1が接続されている切換
弁V1を閉じるように構成する。糸継ぎ作業中にも、紡
績ノズル部材16の筒部16eに穿設された空気噴出孔
16fから、紡績ノズル部材16の筒部16eと中空ガ
イド軸体19が取着されている軸体取付け部材22とに
より囲まれた空間部23内に圧縮空気を噴射すると、種
糸Y’が、空気噴出孔16fから噴射された圧縮空気の
影響を受けてふらつくことになり、糸継ぎの成功率が低
下することになる。
【0042】上述したように、糸継ぎ作業中は、空間部
23内の空気の流速の変化を停止させることにより、例
えば、空気供給ラインL1が接続されている切換弁V1
を閉じて、紡績ノズル部材16の筒部16eに穿設され
た空気噴出孔16fから、紡績ノズル部材16の筒部1
6eと中空ガイド軸体19が取着されている軸体取付け
部材22とにより囲まれた空間部23内への圧縮空気の
噴射を停止することにより、種糸Y’のふらつきを防止
することができ、従って、糸継ぎの成功率が上昇する。
空気噴出孔16fからの空間部23内への圧縮空気の噴
射再開は、少なくとも、糸継ぎ作業が完了した後に行わ
れるが、好ましくは、糸継ぎ部分が、パッケージ11に
巻き込まれた後に、空気噴出孔16fからの空間部23
内への圧縮空気の噴射再開を行うようにすることが好ま
しい。そこで、紡績ノズル部材16の空気噴出孔16f
からの圧縮空気の噴射再開は、タイマー等を設け、上述
した空気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射停止後、所
定時間経過後に行うようにしたり、或いは、通常紡績の
再開を、適当な検出手段等による検出し、この検出信号
に基づいて、制御装置C1が、紡績ノズル部材16の空
気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射再開を指令するよ
うに構成することもできる。
23内の空気の流速の変化を停止させることにより、例
えば、空気供給ラインL1が接続されている切換弁V1
を閉じて、紡績ノズル部材16の筒部16eに穿設され
た空気噴出孔16fから、紡績ノズル部材16の筒部1
6eと中空ガイド軸体19が取着されている軸体取付け
部材22とにより囲まれた空間部23内への圧縮空気の
噴射を停止することにより、種糸Y’のふらつきを防止
することができ、従って、糸継ぎの成功率が上昇する。
空気噴出孔16fからの空間部23内への圧縮空気の噴
射再開は、少なくとも、糸継ぎ作業が完了した後に行わ
れるが、好ましくは、糸継ぎ部分が、パッケージ11に
巻き込まれた後に、空気噴出孔16fからの空間部23
内への圧縮空気の噴射再開を行うようにすることが好ま
しい。そこで、紡績ノズル部材16の空気噴出孔16f
からの圧縮空気の噴射再開は、タイマー等を設け、上述
した空気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射停止後、所
定時間経過後に行うようにしたり、或いは、通常紡績の
再開を、適当な検出手段等による検出し、この検出信号
に基づいて、制御装置C1が、紡績ノズル部材16の空
気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射再開を指令するよ
うに構成することもできる。
【0043】本実施例の場合、紡績ノズル部材16の空
気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射を停止させる必要
があるのは、少なくとも、種糸Y’が、中空ガイド軸体
190の糸通路190cを経て、紡績ノズル部材16に
向かって逆走するところから、糸継ぎ作業が完了して通
常の紡績が再開されるまでである。
気噴出孔16fからの圧縮空気の噴射を停止させる必要
があるのは、少なくとも、種糸Y’が、中空ガイド軸体
190の糸通路190cを経て、紡績ノズル部材16に
向かって逆走するところから、糸継ぎ作業が完了して通
常の紡績が再開されるまでである。
【0044】上述した実施例と同様に、通常の紡績過程
においては、紡績ノズル部材16の筒部16eに穿設さ
れた空気噴出孔16fからの空間部23への圧縮空気の
噴射は、常時、行うように構成することにより、中空ガ
イド軸体190への繊維や浮遊繊維の付着や巻き付き
を、確実に防止するように構成することが好ましい。し
かしながら、圧縮空気の消費量の低減化や省エネの観点
から、空気噴出孔16fからの空間部23への圧縮空気
の噴射を、間欠的に、行うように構成することもでき
る。このような圧縮空気の間欠噴射は、制御装置C1か
らの指令により、切換弁V1の開状態及び閉状態を、所
定の間隔で、繰り返すことにより行うことができる。
においては、紡績ノズル部材16の筒部16eに穿設さ
れた空気噴出孔16fからの空間部23への圧縮空気の
噴射は、常時、行うように構成することにより、中空ガ
イド軸体190への繊維や浮遊繊維の付着や巻き付き
を、確実に防止するように構成することが好ましい。し
かしながら、圧縮空気の消費量の低減化や省エネの観点
から、空気噴出孔16fからの空間部23への圧縮空気
の噴射を、間欠的に、行うように構成することもでき
る。このような圧縮空気の間欠噴射は、制御装置C1か
らの指令により、切換弁V1の開状態及び閉状態を、所
定の間隔で、繰り返すことにより行うことができる。
【0045】上記実施例では、空間部23内の流速を変
化させ、繊維の、中空ガイド軸体19、190外周への
接近、巻き付きが生じないように、吸引空気流制御手段
としての圧縮空気噴射手段を配設し、空気噴射孔16g
から圧縮空気を噴射するようにしているが、これに限ら
ず、例えば、吸引空気流制御手段を、吸引孔16gから
パイプ18を介して連設された空気吸引源を制御するも
のとし、該吸気吸引源の制御により、吸引孔16gでの
吸引力を変化させ、繊維の、中空ガイド軸体19、19
0外周への接近、巻き付きが生じないようにしてもよ
い。
化させ、繊維の、中空ガイド軸体19、190外周への
接近、巻き付きが生じないように、吸引空気流制御手段
としての圧縮空気噴射手段を配設し、空気噴射孔16g
から圧縮空気を噴射するようにしているが、これに限ら
ず、例えば、吸引空気流制御手段を、吸引孔16gから
パイプ18を介して連設された空気吸引源を制御するも
のとし、該吸気吸引源の制御により、吸引孔16gでの
吸引力を変化させ、繊維の、中空ガイド軸体19、19
0外周への接近、巻き付きが生じないようにしてもよ
い。
【0046】上述したように、空間部23内の吸引孔1
6gへの吸引空気流を変化させて(制御して)、空間部
23内の流速を変化させるべく吸引空気流制御手段を配
設した構成は、繊維束1が、長繊維を多く含む場合に特
に有効である。例えば、繊維束1が、少量の綿等の短繊
維と多量の化学繊維の長繊維とから構成されている場
合、又は、化学繊維の長繊維100%の場合には、繊維
長が長くなり、中空ガイド軸体19、190の外周に接
近するため、巻き付き易くなるが、上記のような構成を
適用することにより、弱糸部分の生成を、確実に防止す
ることができる。しかも、吸引空気流制御手段として、
圧縮空気噴射手段を配設すれば、空気吸引源(ブロア)
の容量を変化させることなく、空間部23内の空気の流
速を変化させるため、設備の大型化等を回避できる。
6gへの吸引空気流を変化させて(制御して)、空間部
23内の流速を変化させるべく吸引空気流制御手段を配
設した構成は、繊維束1が、長繊維を多く含む場合に特
に有効である。例えば、繊維束1が、少量の綿等の短繊
維と多量の化学繊維の長繊維とから構成されている場
合、又は、化学繊維の長繊維100%の場合には、繊維
長が長くなり、中空ガイド軸体19、190の外周に接
近するため、巻き付き易くなるが、上記のような構成を
適用することにより、弱糸部分の生成を、確実に防止す
ることができる。しかも、吸引空気流制御手段として、
圧縮空気噴射手段を配設すれば、空気吸引源(ブロア)
の容量を変化させることなく、空間部23内の空気の流
速を変化させるため、設備の大型化等を回避できる。
【0047】
【発明の効果】本発明は、以上説明した構成を有してい
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
るので、以下に記載する効果を奏するものである。
【0048】吸引孔への吸引空気流を制御する吸引空気
流制御手段を配設したことにより、中空ガイド軸体への
繊維の付着や巻き付きを防止することができ、従って、
糸強力の低下した弱糸部分の生成を防止することができ
る。
流制御手段を配設したことにより、中空ガイド軸体への
繊維の付着や巻き付きを防止することができ、従って、
糸強力の低下した弱糸部分の生成を防止することができ
る。
【0049】吸引孔に対向する位置から空間部内に位置
する中空ガイド軸体の軸体取付け部材側の外周面に向か
って圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射手段を配設したの
で、設備の大型化等を回避しつつ、中空ガイド軸体への
繊維の付着や巻き付きを防止することができ、従って、
糸強力の低下した弱糸部分の生成を防止することができ
る。
する中空ガイド軸体の軸体取付け部材側の外周面に向か
って圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射手段を配設したの
で、設備の大型化等を回避しつつ、中空ガイド軸体への
繊維の付着や巻き付きを防止することができ、従って、
糸強力の低下した弱糸部分の生成を防止することができ
る。
【0050】ノズル孔を有する紡績ノズル部材と中空ガ
イド軸体とを具備するとともに、糸継ぎ作業において、
中空ガイド軸体の糸通路、紡績ノズルの順に種糸を挿通
して糸継ぎを行う紡績装置において、前記中空ガイド軸
体に向かって圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射手段を配
設するとともに、少なくとも糸継ぎ作業中は、前記圧縮
空気噴射手段による圧縮空気の噴射を停止する制御装置
を設けたので、種糸が、前記圧縮空気の影響を受けてふ
らつくようなことになく、従って、糸継ぎの成功率が向
上する。
イド軸体とを具備するとともに、糸継ぎ作業において、
中空ガイド軸体の糸通路、紡績ノズルの順に種糸を挿通
して糸継ぎを行う紡績装置において、前記中空ガイド軸
体に向かって圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射手段を配
設するとともに、少なくとも糸継ぎ作業中は、前記圧縮
空気噴射手段による圧縮空気の噴射を停止する制御装置
を設けたので、種糸が、前記圧縮空気の影響を受けてふ
らつくようなことになく、従って、糸継ぎの成功率が向
上する。
【0051】中空ガイド軸体に向かって圧縮空気を、間
欠的に噴射させるように構成したので、圧縮空気の消費
量の低減化や省エネを実現することができる。
欠的に噴射させるように構成したので、圧縮空気の消費
量の低減化や省エネを実現することができる。
【図1】図1は本発明の紡績装置の斜視図である。
【図2】図2は本発明の紡績装置を構成する紡績部材の
側断面を含む要部側面図である。
側断面を含む要部側面図である。
【図3】図3は本発明の紡績装置の他の実施例の一部断
面を含む側面図である。
面を含む側面図である。
【図4】図4は図3と同様の側面図である。
D・・・・・・・・・・・・・ドラフト装置
S・・・・・・・・・・・・・紡績部材
1・・・・・・・・・・・・・繊維束
8・・・・・・・・・・・・・糸送り部材
11・・・・・・・・・・・・パッケージ
16・・・・・・・・・・・・紡績ノズル部材
16d・・・・・・・・・・・ノズル孔
19、190・・・・・・・・中空ガイド軸体
19e・・・・・・・・・・・補助ノズル
Claims (4)
- 【請求項1】ノズル孔を有する紡績ノズル部材と、該紡
績ノズル部材側と反対側を、軸体取付け部材により取着
された中空ガイド軸体とを具備し、前記紡績ノズル部材
と軸体取付け部材により囲まれた空間部が形成され、該
空間部内に吸引流を発生させる吸引孔を備えた紡績装置
において、該吸引孔への吸引空気流を制御する吸引空気
流制御手段を配設したことを特徴とする紡績装置。 - 【請求項2】上記制御手段として、上記吸引孔に対向す
る位置から、空間部内に位置する中空ガイド軸体の軸体
取付け部材側外周面に向かって圧縮空気を噴射する圧縮
空気噴射手段を配設した請求項1記載の紡績装置。 - 【請求項3】ノズル孔を有する紡績ノズル部材と中空ガ
イド軸体とを具備するとともに、糸継ぎ作業において、
中空ガイド軸体の糸通路、紡績ノズルの順に種糸を挿通
して糸継ぎを行う紡績装置において、上記中空ガイド軸
体に向かって圧縮空気を噴射する圧縮空気噴射手段を配
設するとともに、少なくとも糸継ぎ作業中は、上記圧縮
空気噴射手段による圧縮空気の噴射を停止する制御装置
を設けた請求項2記載の紡績装置。 - 【請求項4】中空ガイド軸体に向かって圧縮空気を、間
欠的に噴射させることを特徴とする請求項2又は請求項
3に記載の紡績装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002077802A JP2003278034A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 紡績装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002077802A JP2003278034A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 紡績装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003278034A true JP2003278034A (ja) | 2003-10-02 |
Family
ID=29228122
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002077802A Pending JP2003278034A (ja) | 2002-03-20 | 2002-03-20 | 紡績装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003278034A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006144136A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Murata Mach Ltd | 紡績装置の運転方法及び紡績装置 |
| WO2006097008A1 (de) * | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Luftspinnmaschine mit überwachung des spinnprozesses mit sensoren |
| EP1655393A3 (en) * | 2004-11-05 | 2007-05-30 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Spinning device and method for detecting fiber accumulated state |
| EP1790760A3 (de) * | 2005-11-28 | 2008-09-10 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Luftdüsenaggregat zum Herstellen eines gesponnenen Garnes |
| CN106012124A (zh) * | 2016-08-09 | 2016-10-12 | 苏州江赛纺织科技有限公司 | 一种易起绒涡流纺纱工艺及其加工装置 |
| EP2573223A3 (en) * | 2011-09-21 | 2017-01-18 | Murata Machinery, Ltd. | Pneumatic spinning device, spinning unit, spinning machine, and pneumatic spinning method |
-
2002
- 2002-03-20 JP JP2002077802A patent/JP2003278034A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP1655393A3 (en) * | 2004-11-05 | 2007-05-30 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Spinning device and method for detecting fiber accumulated state |
| US7269936B2 (en) | 2004-11-05 | 2007-09-18 | Murata Kikai Kabushiki Kaisha | Spinning device and method for detecting fiber accumulated state |
| JP2006144136A (ja) * | 2004-11-16 | 2006-06-08 | Murata Mach Ltd | 紡績装置の運転方法及び紡績装置 |
| WO2006097008A1 (de) * | 2005-03-16 | 2006-09-21 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Luftspinnmaschine mit überwachung des spinnprozesses mit sensoren |
| EP1790760A3 (de) * | 2005-11-28 | 2008-09-10 | Maschinenfabrik Rieter Ag | Luftdüsenaggregat zum Herstellen eines gesponnenen Garnes |
| EP2573223A3 (en) * | 2011-09-21 | 2017-01-18 | Murata Machinery, Ltd. | Pneumatic spinning device, spinning unit, spinning machine, and pneumatic spinning method |
| CN106012124A (zh) * | 2016-08-09 | 2016-10-12 | 苏州江赛纺织科技有限公司 | 一种易起绒涡流纺纱工艺及其加工装置 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP4062869B2 (ja) | コアヤーン製造装置及びコアヤーン製造方法 | |
| JP3552618B2 (ja) | コアヤーン製造方法および装置 | |
| JP2011038210A (ja) | 空気紡績装置及びこの空気紡績装置を備える紡績機 | |
| EP2573223A2 (en) | Pneumatic spinning device, spinning unit, spinning machine, and pneumatic spinning method | |
| JP2010174405A (ja) | 糸端捕捉案内装置及びそれを備える紡績機 | |
| JPH09302538A (ja) | 紡績機のピーシング方法及びその装置 | |
| JP3575470B2 (ja) | 紡績方法及びその装置 | |
| JP2658901B2 (ja) | 紡績装置 | |
| US6453656B1 (en) | Piecing method and piecing device for the spinning machine | |
| JP3682583B2 (ja) | コアヤーン製造装置 | |
| JP2003278034A (ja) | 紡績装置 | |
| JP3475878B2 (ja) | 紡績方法 | |
| JP3821132B2 (ja) | 紡績機 | |
| JP3341732B2 (ja) | 空気紡績装置及びその糸継ぎ方法 | |
| JP3341726B2 (ja) | 紡績装置 | |
| JP2001192938A (ja) | 紡績装置及び紡績方法 | |
| JP2002363831A (ja) | コアヤーン及びその製造方法 | |
| JP2017014672A (ja) | ノズルブロック、空気紡績装置及び紡績機 | |
| JP2001159039A (ja) | 糸継ぎ装置 | |
| JP2003268637A (ja) | 紡績装置及び該紡績装置における糸継ぎ方法 | |
| JP2001159033A (ja) | 紡績装置 | |
| JP3562396B2 (ja) | 紡績装置 | |
| JPS6112939A (ja) | 結束紡績装置の糸継ぎ装置 | |
| JP2002069761A (ja) | 紡績方法 | |
| JP2626500B2 (ja) | 紡績装置の糸継ぎ方法 |