JP2002036001A - 切削加工方法及び切削加工装置及び工具保持装置及び光学素子及び光学素子の成形用金型 - Google Patents
切削加工方法及び切削加工装置及び工具保持装置及び光学素子及び光学素子の成形用金型Info
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Abstract
削加工装置を提供する。 【解決手段】切削工具2と被加工物1を相対的に主分力
方向と背分力方向とに振動させるための加振部5a,5
bと、切削工具2を、この切削工具の先端の振動の軌跡
である楕円の背分力方向の軸が被加工物1の曲面からな
る加工面の法線方向を向くように運動させる駆動装置9
とを具備する。
Description
被加工物あるいは曲率半径が一定でない自由曲面を持つ
被加工物を切削加工する場合に、良好な加工精度と加工
時間の短縮を図るための切削加工方法及び切削加工装置
に関するものである。
の長手方向を母線方向(X方向)、短手方向を子線方向
(Y方向)として、母線方向と子線方向の曲率半径が異
なるトーリック形状等の光学部品あるいはその成形用の
金型を切削加工する場合、ダイヤモンドチップ2aとシ
ャンク2bとからなる切削工具2をバイトホルダ3に取
付け、主軸4により切削工具2を回転させる。この際、
ダイヤモンドチップの先端半径は被加工物の子線の曲率
半径より小さく、また切削工具の旋回半径R1は被加工
物の母線の曲率半径R2より小さくする必要がある。こ
の状態で、子線方向に切削工具と被加工物を相対的に移
動させることにより、微小な1ライン分をフライカット
加工した後、母線方向に送りピッチPで移動させ、これ
を繰り返すことにより、全面を切削加工する。
に、切削工具を強制的に振動させる振動切削加工法が用
いられる。この方式では、工具刃先の発熱抑制、構成刃
先の形成阻止、切削抵抗の低減ができ、これによりびび
り振動を抑制することも可能である。特に図17に示す
様な、主分力方向(X方向)と背分力方向(Z方向)に
切削工具を2次元的に振動させるとともに、両者の振動
に90°前後の位相差を与える楕円振動切削は、切削抵
抗を低減させる効果が大きい。この様な振動切削方式に
おいても、被加工物と切削工具を上記のフライカット方
式と同様に相対運動させることにより、全面を切削加工
することができる。なお、1aは未加工面、1bは目標
加工面である。
学部品の形状に対する様々な要求が出てきており、特に
製品のコンパクト化に伴い、曲率半径の小さな光学部品
が要求されるようになってきた。また、光学部品の形状
に対する様々な要求も出てきており、自由曲面を採用す
ることにより、部品点数の削減や光学性能の向上が可能
であるため、曲率半径が数mmから数十mmまで変化す
るような光学部品が要求されるようになってきた。この
ため、フライカット方式において切削工具の旋回半径を
小さくする必要がでてきたが、曲率半径が10mm以下
になるような加工をするには、切削工具を主軸に固定す
るためのバイトホルダの突き出し部3aの径を被加工物
との干渉を避けるため細くする必要があり、切削抵抗に
よりびびりやすくなり、表面粗さが数十nmレベルの高
精度な加工は実質的にできなくなる。
円振動切削は、振動振幅が数μm〜数十μmであり、曲
率半径に関する限り充分に対応可能である。しかし、振
動切削の今までの適用例は、平面加工や旋削加工に適用
したものだけであり、これらの加工においては、被加工
物と切削工具のなす角を一定のまま加工しており、光学
式の関係を満足する曲面を加工する場合は、被加工物の
加工面の法線方向が変化する。そのため、今までのよう
に被加工物と切削工具のなす角を一定のまま上記の曲面
の加工に適用すると、図17のように、切削工具の先端
を被加工物の目標加工面1bに沿って移動させても、楕
円運動で加工された軌跡を結ぶと1cのような形状にな
り、形状誤差が生じてしまう。この形状誤差は、被加工
物の傾斜角度の変化の度合いと切削工具の楕円軌跡の形
状により決まるが、数μmオーダーとなり高精度な加工
は期待できない。
たり図10のように、工具刃先を楕円運動させ子線方向
に移動させ、1ライン加工後に母線方向にピッチPだけ
送る方式をとるが、工具の軌跡の曲率半径が非常に小さ
いため、数十nmの表面粗さを得ようとすると、送りピ
ッチPが数μmと小さくなって加工時間が膨大になり、
実質的に量産は不可能である。
工する場合の理論表面粗さRthは、Rth=f2/8
r(f=送りピッチP、r=工具振動軌跡の半径)とし
て求められ、Rthが20nmで、rが5μmである場
合、fは0.89μmとなり、母線が100mmである
と、100mm/0.89μm=112360回、母線
方向に送る必要があり、1ラインの加工に5秒かかる
と、加工時間は全体で156時間である。
−68401号公報に開示されているように切削方向で
ある楕円運動の方向に切削工具と被加工物を相対的に送
る方法が知られている。しかしながら、特開平7−68
401号公報に開示されている方法を光学式の関係から
決定される曲面の鏡面加工に適用すると、フライカット
加工方法で加工する場合の2倍以上の時間がかかる。な
ぜならば、この方法では、上記のように、楕円運動の方
向に切削工具と被加工物を相対的に送るため、往復加工
を行おうとすると、往路と復路とでアップカットとダウ
ンカットを用いる必要がある。しかし、アップカットと
ダウンカットでは加工面の状態に違いが発生するので、
高精度な鏡面加工を必要とする場合、往復加工ができな
い。
の仕上げ状態の違いは、以下のような原理により生ず
る。ダウンカットの場合、背分力方向(切り込み方向)
の速度が切削方向の速度より速く、工具の進入角が直角
に近い。これに対して、アップカットの場合、切削が進
んでいる方向から工具が進入することにより、切削方向
の速度が背分力方向の速度より速くなり、工具の進入角
を寝かせることができる。また、切削が進んでいる方向
と切削が進んでいない方向からの加工になるので、切り
屑の排出状態も異なり、切削仕上げ面の状態が異なる。
このように、往復加工を行うと、切削仕上げ面の状態が
加工ライン毎に交互に違うため、規則性があり、光学特
性に影響を与えることになる。アップカットとダウンカ
ットの工具進入角の違いは、図6に示すA点とB点の違
いであり、それらの点の工具軌跡からわかるように、点
Aの方が進入角が寝ている。
下の部分ともっと大きな部分が混在するような被加工物
を加工しようとすると、従来のフライカット方式ではび
びり等により良好な表面粗さを得ることができず、また
楕円振動切削方式では加工時間が大幅にかかってしま
い、良好な表面粗さを短時間で得る実用的な加工法がな
かった。
されたものであり、その目的は、良好な表面粗さを短時
間で得ることができる切削加工方法及び装置及び光学素
子及び光学素子の成形用金型を提供することである。
目的を達成するために、本発明に係わる切削加工方法
は、切削工具と被加工物を相対的に主分力方向と背分力
方向とに振動させながら曲面からなる加工面の切削を行
う切削加工方法であって、前記切削工具を、該切削工具
の先端の振動の軌跡である楕円の背分力方向の軸が前記
被加工物の加工面の法線方向を向くように運動させるこ
とを特徴としている。
いて、前記切削工具を主分力方向に振動させる駆動源の
振幅を拡大して前記切削工具に伝達させることを特徴と
している。
いて、前記切削工具と被加工物を相対的に振動させる駆
動源に圧電素子を用いることを特徴としている。
削工具と被加工物を相対的に主分力方向と背分力方向と
に振動させるための加振手段と、前記切削工具を、該切
削工具の先端の振動の軌跡である楕円の背分力方向の軸
が前記被加工物の曲面からなる加工面の法線方向を向く
ように運動させる駆動手段とを具備することを特徴とし
ている。
いて、前記切削工具を主分力方向に振動させる駆動源の
振幅を拡大して前記切削工具に伝達する拡大手段をさら
に具備することを特徴としている。
いて、前記切削工具と被加工物を相対的に振動させる駆
動源に圧電素子を用いたことを特徴としている。
削工具と被加工物を相対的に主分力方向と配分力方向に
振動させながら光学式の関係を満足する曲面の切削加工
を行う切削加工方法であって、前記振動により、前記切
削工具の刃先を楕円運動させるための楕円運動工程と、
前記切削工具を、前記楕円の背分力方向の軸が前記被加
工物の加工面の法線方向を向くように、前記楕円の中心
軸と平行な軸周りに回動させる回動工程とを具備するこ
とを特徴としている。
削工具と被加工物とを相対的に主分力方向と背分力方向
とに振動させながら前記被加工物を切削加工するための
切削加工方法において、前記被加工物の加工面の曲率の
変化に伴って、前記切削工具の先端の振動の軌跡を前記
被加工物の曲率に合わせて変化させることを特徴として
いる。
いて、前記切削工具の主分力方向の振動の振幅と位相、
及び前記切削工具の背分力方向の振動の振幅と位相とを
制御することにより、前記切削工具の先端の振動の軌跡
を制御することを特徴としている。
いて、前記切削工具の先端を楕円運動させることを特徴
としている。
削工具を主分力方向と背分力方向に振動させる駆動手段
と、被加工物の加工面の曲率変化に前記切削工具を追従
させるために、前記切削工具の主分力方向の振動振幅と
背分力方向の振動振幅と振動の位相とを制御する制御手
段とを具備することを特徴としている。
いて、前記制御手段は、前記切削工具の先端を楕円運動
させるように制御することを特徴としている。
切削加工方法により加工されたことを特徴とする光学素
子。
金型は、上記の切削加工方法により加工されたことを特
徴としている。
切削加工装置により加工されたことを特徴としている。
型は、上記の切削加工装置により加工されたことを特徴
としている。
加工部材の被加工面に母線曲面と子線曲面からなる非球
面形状曲面を創生加工する切削工具刃に主分力方向と背
分力方向の振動による楕円運動を付与して加工する切削
加工方法において、前記創生すべき非球面形状曲面を複
数の区域に区分し、前記切削工具刃の前記区分された区
域における前記楕円運動の最下点P1、加工開始点P
2、加工終了点P3で構成される母線曲面と一致する楕
円の短直径Hを求め、前記区域において母線方向への切
削工具刃の送りピッチが最大となる条件を前記工具刃の
移動軌跡とすることを特徴としている。
球面形状曲面を被加工部材の被加工面に切削加工する工
具刃に振動を作用させて振動切削加工する工具保持装置
であって、前記工具刃に主分力方向の振動を作用させる
第1の振動発生手段と、前記工具刃に背分力方向の振動
を作用させる第2の振動発生手段と、前記工具刃を保持
する保持部材とを具備し、前記保持部材に主分力方向の
変位を拡大する拡大機構部を形成したことを特徴として
いる。
球面形状曲面を被加工部材の被加工面に切削加工する工
具刃に主分力方向の振動と背分力方向の振動を作用させ
て加工する切削装置であって、前記工具刃に前記主分力
方向の振動を作用させる第1の振動発生手段と、前記工
具刃に前記配分力方向の振動を作用させる第2の振動発
生手段と、前記第1及び第2の振動発生手段と前記工具
刃とを保持する保持部材と、該保持部材を介して前記工
具刃を前記被加工面の加工位置に割り出し操作する割り
出し操作部材と、前記第1及び第2の振動発生手段を駆
動制御する制御手段と、前記割り出し操作部材を駆動制
御する割り出し制御手段とを具備することを特徴として
いる。
ついて、添付図面を参照して詳細に説明する。
切削加工装置の第1の実施形態の構成を示す図である。
図中左側の機構図は切削加工装置の正面図を示してお
り、右側の機構図は左側の機構図を右側から見た側面図
を示している。
であり、子線方向(Y方向)は円弧状である。5aは切
削工具2を主分力方向に振動させるための圧電素子であ
り、5bは背分力方向に振動させれるための圧電素子で
ある。圧電素子5a,5bの一端はそれぞれ、ベース部
材6に弾性ヒンジ6a、6bを介して接着固定されてい
る。また、圧電素子5a,5bの他端は弾性ヒンジ6
c、6dを介して振動伝達部材6eに接着固定されてい
る。ベース部材6と振動伝達部材6eはもともと同一部
材であり、平板を放電加工により、ベース部(ベース部
材6)、ヒンジ部(ヒンジ6a,6b,6c,6d)、
圧電素子挿入部(ヒンジ6aと6cの間、及びヒンジ6
bと6dの間)、振動伝達部(振動伝達部材6e)とし
て構成したものである。また、主分力方向の変位を拡大
するための拡大機構を構成するため、弾性ヒンジ6f、
6gが設けられている。
の拡大機構の動作について説明する。
この状態で、駆動制御装置7により圧電素子5aに通電
し変位させると、ヒンジ6a側は変位せず、ヒンジ6c
側が移動し、図7(b)に示す状態となる。即ちヒンジ
6c部が作用点、ヒンジ6f部が支点となるてこが形成
され、切削工具の先端は距離l1とl2の比率で圧電素
子の変位が拡大されてS1で示す量だけ移動する。この
際ヒンジ6a、6c、6f、6gには圧縮力あるいは引
っ張り力と曲げモーメント、ヒンジ6b、6dには主に
曲げモーメントがかかるが、弾性ヒンジは圧縮、引張り
には剛で、回転モーメントに対しては柔であるため、圧
電素子変位方向の変位伝達ロスや、剛性ヒンジを曲げる
ことによる圧電素子の発生力の損失はほとんどなく、変
位量の減少は僅かである。同様に、圧電素子5bに通電
し変位させるとヒンジ6b側は変位せず、ヒンジ6d側
が移動し、図7(c)の状態になる。この際、圧電素子
の変位を減少させる力は主にヒンジ6a、6c、6f、
6gに加わる曲げモーメントであるが、これも変位量減
少に対する影響は微小である。この図7(b)、図7
(c)の状態を重ね合わせることにより、楕円運動(回
転運動)を行う。
0μm変位するようなものである。これに駆動制御装置
7により75V±55V程度通電し、約20μmの変位
を得る。定格電圧をフルにかける場合よりも寿命を伸ば
すことができる。2個の圧電素子5a,5bに駆動制御
装置7により、位相差が90°のsin波電圧を加える
と、l1とl2の比率に応じた切削工具2の先端の長楕
円形状の軌跡が得られる。振動の周波数は高い方が、振
動切削としての効果は高く、加工能率も高いが、駆動制
御装置7の許容電流、圧電素子の寿命、振動伝達部材6
eの共振周波数等を考慮して500Hz以下が適当であ
る。
にスペーサは割り出し盤9に固定されている。割り出し
盤9は回転部のロータ9aと、固定部のハウジング9b
とからなり、ロータ9aはDCブラシレス等のモータで
駆動され、回転角はエンコーダで検出される。割り出し
盤9は上下に移動するZスライダ10に搭載されてい
る。被加工物は雇い11により、水平面内を移動するX
Yスライダ12に固定されている。XYスライダ12、
及びZスライダ10は、静圧軸受けで支持され、リニア
モータで駆動され、レーザ測長器で位置検出される高精
度スライダである。
内の加工プログラムに、被加工物の母線形状、子線形
状、割り出し盤9の回転中心から切削工具2(ダイヤモ
ンドチップ2a)の先端までの距離、切削工具2(ダイ
ヤモンドチップ2a)の子線方向の曲率半径を入力し
て、被加工物の形状を加工するためのNCデータを作成
する。同期信号作成部からは一定クロック間隔で、加工
プログラムで作成したNCデータが演算制御部に送ら
れ、ここからXYスライダ、Zスライダ、割り出し軸
(ロータ9a)に割り振られた指令値がサーボコントロ
ーラ14に送られる。演算制御部での各軸(X、Y、
Z、およびロータ)への割り振りは、図2に示すよう
に、切削工具2(ダイヤモンドチップ2a)の先端の楕
円軌跡の背分力方向の軸が、母線形状の法線方向と一致
するという条件のもとで計算される。また、子線方向に
おいても、切削工具2と被加工物1の当たり点における
子線形状の法線方向と切削工具2(ダイヤモンドチップ
2a)の円弧の半径方向が一致するという条件も加味さ
れている。サーボコントローラ14から、各リニアモー
タ及び回転モータに指令位置まで移動させるための電流
が与えられ、各軸の位置をレーザ測長器及びエンコーダ
で検出し、位置検出部がこれを演算制御部に伝え、指令
との誤差をゼロにするようなサーボ系が組まれている。
説明すると、切削工具2を常に楕円振動させた状態で、
被加工物1の母線方向(X方向)端部b1に対して光学
式の関係に当てはまる延長線上a1の点に被加工物1と
切削工具2を相対移動させ、子線方向(Y方向)に加工
送りし(切削工具と被加工物とをY方向への移動が主に
なるように相対移動させ)、1ライン分の加工を行う。
実際の工具経路は図4のL1であり、a1→b1→c1
→d1→e1になり、切削工具の背分力方向が加工面の
法線方向に一致するとともにZ方向に変化する面形状で
あるため、形状に追従するような工具軌跡を満足するた
めには、X、Z方向にも移動しながら1ラインの加工を
行う。その後、母線方向に点e1→e2に移動する送り
ピッチ分の移動と切削工具の回転割り出しを行う回転軸
9により法線角の移動を行い、また子線方向に加工送り
を行う(e2→d2→c2→b2→a2)。この動作を
繰り返すことにより被加工物1の全面が加工され、結果
として目標加工面が得られる。このような加工により、
装置移動精度と同等の0.1μmレベルの高い形状精度
を得ることができる。
である図2を参照して説明すると、切削工具2を常に楕
円振動させた状態で、点b1から子線方向(Y方向)に
加工送りし、1ライン分の加工を行う。その後、母線方
向に送りピッチp1分移動させ、また子線方向に加工送
りを行う。この動作を繰り返すことにより被加工物1の
全面が加工され、結果として目標加工面1bが得られ
る。この様な加工により、装置移動精度と同等の0.1
μmレベルの高い形状精度を得ることができる。しかし
ながら、この様な加工法で、光学部品の型として必要な
数十nmレベルの表面粗さを得るには、母線方向送りピ
ッチを非常に細かくする必要があり加工時間が長くなっ
てしまう。例えば、楕円振動の振動振幅が20μmで、
母線形状が平面として理論表面粗さ50nmを得る場
合、送りピッチは6μmと非常に小さい。そこで、図1
に示したように、テコの原理を用いた拡大機構により、
主分力方向変位を拡大すると、工具先端の楕円形状も図
3に示すように主分力方向に拡大される。理論表面粗さ
を同一にするという条件において、P1とP2の比率は
l1とl2の比率にほぼ比例する。
構により4倍に拡大すると、P2はP1の4倍にでき、
この結果加工時間を1/4にすることができる。ただ
し、拡大率をあまり大きくすると、振動伝達部材6eが
長くなりこの部材の剛性が低下して、楕円振動の振動数
と共振して振動の軌跡が不安定になるため、この問題が
起きない拡大率である必要がある。また、圧電素子5b
の変位を減少させると、楕円がより潰れた形状になり、
切削領域の楕円の曲率半径が大きくなるため、送りピッ
チP2を拡大でき加工時間を短縮できる。背分力方向の
振幅の減少比率の平方根にほぼ反比例して送りピッチを
拡大できる。例えば、圧電素子5bの振幅を20μmか
ら5μmに減少させると、送りを約2倍にできる。
らに説明する。
決定される。
50nm、R=10〜50mm程度を使用しており、P
は63.2μm〜141.1μmになる。
面粗さと送りピッチは、図6に示すように、工具軌跡が
加工面に転写されることから、図中のRy1が表面粗さ
で、Lが送りピッチとなる。このため、加工時間を現実
的なもの且つフライカットより優位にするためには、L
を長くする必要がある。また、実際に市販されているP
ZTなどの大きさとストロークを考えると、ストローク
15μm、長さ20mmであり、取り付けを考慮した大
きさから考えると、ストローク45μm程度が限界と考
えられ、変位の拡大機構が必要である。
円振動を与えていたが、相対的に被加工物が振動しても
よく、主分力方向の拡大機構も被加工物側に設置されて
いてもよい。さらに、楕円運動の背分力方向と母線形状
の法線方向を一致させるための回転割り出し機構がXY
スライダ側にあってもよい。また、圧電素子の機能は磁
歪素子によっても果たすことができる。
態によれば、切削工具の先端を楕円形状に振動させなが
ら、切削工具の振動の軌跡である楕円の背分力方向の軸
が、被加工物の加工面の法線方向を常に向くように運動
させるとともに、圧電素子等によって得られる楕円振動
の主分力方向の振動振幅を拡大機構により拡大すること
により、曲率半径の小さな被加工物のフライカット加工
において、非常に高い形状精度を得られるとともに、理
論表面粗さを劣化させることなく送りピッチを増加させ
られるため、加工時間を短縮できる。
切削加工装置の第2の実施形態の構成を示すブロック図
である。
曲率半径が最小数百μmから最大無限大すなわち平面ま
で変化するような形状である。102aはダイヤモンド
バイトであり、子線方向(Y方向)は円弧状であり被加
工物全域における子線曲率半径の最小値よりも小さな曲
率半径を持っている。105aは切削工具を主分力方向
(X方向)に振動させるための圧電素子であり、105
bは背分力方向(Z方向)に振動させるための圧電素子
である。圧電素子の一端はそれぞれ、ベース部材106
に弾性ヒンジ106a,106bを介して接着固定され
ている。また、圧電素子の他端は弾性ヒンジ106c,
106dを介して振動伝達部材106eに接着固定され
ている。ベース部材106と振動伝達部材106eはも
ともと同一部材であり、平板を放電加工することによ
り、ベース部、ヒンジ部、圧電素子挿入部、振動伝達部
として構成したものである。また、主分力方向の変位を
拡大するための拡大機構を構成するため弾性ヒンジ10
6f,106gが設けられている。
により圧電素子105aに通電し変位させると、ヒンジ
106a側は変位せず、ヒンジ106c側が移動する。
これによりヒンジ106c部が作用点、ヒンジ106f
部が支点となるてこが形成され、切削工具102の先端
は距離l1とl2の比率で圧電素子105aの変位が拡
大されて移動する。この際ヒンジ106a,106c,
106f,106gには圧縮力或いは引張り力と曲げモ
ーメント、ヒンジ106b,106dには主に曲げモー
メントがかかるが、弾性ヒンジは圧縮、引張りには剛
で、回転モーメントに対しては柔であるため、圧電素子
105aの変位方向の変位伝達ロスや、剛性ヒンジを曲
げることによる圧電素子105aの発生力の損失はほと
んどなく、変位量の減少は僅かである。同様に、PZT
駆動制御装置107bにより圧電素子105bに通電し
変位させるとヒンジ106b側は変位せず、ヒンジ10
6d側が移動する。この際、圧電素子の変位を減少させ
る力は主にヒンジ106a,106c,106f,10
6gに加わる曲げモーメントであるが、これも変位量減
少に対する影響は微小である。
電して30μm変位するようなものである。これに駆動
制御装置107a,107bにより75V±55V程度
通電し、約20μmの変位を得る。定格電圧をフルにか
けるより寿命を伸ばすことができる。2個の圧電素子1
05a,105bにPZT駆動制御装置107a,10
7bにより、位相差が90度のsin波電圧を加える
と、l1とl2の比率に応じた切削工具先端の楕円形状
の軌跡が得られる。振動伝達部材106eをあまり長く
するとこの部材の剛性が低下して、楕円振動の振動数と
共振して振動の軌跡が不安定になるため、この問題が起
きない拡大率である必要がある。
程度が適当と考えられるため、主分力方向ストロークは
100μmとなる。振動の周波数は高い方が、振動切削
としての効果は高く加工能率も高いが、PZT駆動制御
装置107a,107bの許容電流、圧電素子105
a,105bの寿命、振動伝達部材106eの共振周波
数等を考慮して500Hz以下が適当である。一般的に
は、超音波振動周波数の10kHZ〜40kHzを使用
するが、これは振動子或いは構造体の共振を利用して振
動振幅を拡大するもので、共振状態のため切削抵抗やバ
イトと被加工物の接触等による共振状態の系変化により
振動振幅が変化しやすく、バイト軌跡が意図したものか
らずれ、形状精度が劣化する可能性があるため、共振状
態を使用しない構成とした。
され、更にスペーサ108は割り出し盤109に固定さ
れている。割り出し盤109は回転部のロータ109a
と、固定部のハウジング109bとからなり、ロータ1
09aはDCブラシレス等のモータで駆動され、回転角
はエンコーダで検出される。割り出し盤109は上下に
移動するZスライダ110に搭載されている。被加工物
は雇い111により、水平面内を移動するXYスライダ
112に固定されている。XYスライダ112は、静圧
軸受けで支持され、リニアモータで駆動され、レーザ測
長器で位置検出される高精度スライダである。
力方向と背分力方向に振動させながら子線方向に連続的
に送り、1ライン加工後母線方向に送りピッチP分だけ
送り、以上の動作を繰り返して全域を加工する。
113内の加工プログラム作成部に、被加工物101の
母線形状、子線形状、割り出し盤109の回転中心から
切削工具102の先端までの距離、切削工具102の子
線方向の曲率半径を入力して、被加工物の形状を加工す
るためのNCデータを作成する。
で、加工プログラムで作成したNCデータが演算制御部
に送られ、ここから2個の圧電素子105a,105b
及びX、Y、Z、割り出し軸に割り振られた指令値がそ
れぞれのPZT駆動制御装置107a,107bとサー
ボコントローラ114に送られる。
a,107bへの指令値は、母線の曲率変化に対応させ
るように、主分力方向に振動する圧電素子105aと背
分力方向に振動する圧電素子105bの変位量と両者の
位相を算出している。PZT駆動制御装置107a,1
07bは与えられた指令値をsin波形状の電圧に増幅
し、圧電素子105a,105bに与える。これによ
り、図9のように被加工物の曲率半径が101c,10
1d,101eと変化しても、バイト先端軌跡形状を被
加工物の曲率半径に合わせて102c,102d,10
2eと変化させることができる。
になることを条件とする軌跡計算をする。図10により
説明すれば、主分力方向のストロークLは変位拡大機構
により最大100μmであり、そのうち80%のストロ
ークを形状創生に使用するものとし、バイト先端の最下
点P1と加工開始点P2、加工終了点P3で母線形状と
一致する楕円の短直径Hを求め、バイト先端軌跡形状1
02fとなるようPZT駆動制御装置107a,107
bに指令する。
=10.00μmである。この場合の圧電素子105
a,105bに与える電圧波形は図11のようになる。
曲率半径が1mmではH=4.00μm、曲率半径10
mmではH=0.40μmとHが減少するが、背分力方
向のストロークが減少すると切り粉の排出性が低下する
などして振動切削の利点が損なわれる。このため母線曲
率半径が0.4mmより大きな場合は、図12のバイト
軌跡102gのようにH=10μmとなるよう加工終了
点P3以降は楕円の軌跡より大きく変位させ、その後圧
電素子105bに一定電圧を与え、侵入動作を開始し加
工開始点P2まで大きく変位させその後は楕円軌道用の
電圧を与えることとする。この際の圧電素子への電圧波
形は図13のようになる。
mmより大きな場合は、主分力方向のみ最大振動振幅を
与え、背分力方向には加工中振動させず非加工時は同様
にH=10μmとなるような指令を与える。すなわち、
曲率半径が50mmより大きな場合は、バイト旋回半径
は常に50mmとなり、非加工時は10μmだけ背分力
方向に逃げている。また曲率半径が0.2mm以下で
は、主分力方向ストロークを最大にすると、背分力方向
ストロークが20μmでは不足するため、背分力方向ス
トローク20μmを固定し、主分力方向ストロークを減
少させていく。さらに曲率半径が0.01mm以下では
主分力方向ストロークも背分力方向ストロークも曲率半
径の2倍の値を取るものとする。
主分力方向及び背分力方向の圧電素子のストロークを図
14のように指令することになる。
への指令値は、母線曲率半径に応じて母線送りピッチP
が主分力方向ストロークの0.8倍になるように計算さ
れる。これによりどの様な母線曲率半径であっても常に
最大の送りピッチが得られ加工時間の短縮が可能にな
る。また演算制御部からの指令値は切削工具の先端の楕
円軌跡の背分力方向の軸が、母線形状の法線方向と一致
するという条件のもとで計算され、更に子線方向におい
ても、切削工具と被加工物の当たり点における子線形状
の法線方向と切削工具の円弧の半径方向が一致するとい
う条件も加味されている。
からは、バイト先端を楕円運動させるため変位指令に見
合った電圧が圧電素子に印加され、サーボコントローラ
からは、各リニアモータ及び回転モータに指令位置まで
移動させるための電流が与えられ、各軸の位置をレーザ
測長器及びエンコーダで検出し、位置検出部がこれを演
算制御部に伝え、指令との誤差をゼロにするようなサー
ボ系が組まれている。
て、例えば101c部分の曲率半径が5mm、101d
部分の曲率半径が100mm、101e部分の曲率半径
が0.1mmで、母線の長さが約100mmであるよう
な母線曲率半径変化が大きくサイズも大きな被加工物に
対し、理論表面粗さを20nmに設定しても、2〜3時
間程度で加工することができる。
似しているので本来の形状からの形状誤差が生じるが、
この量は例えば曲率半径1mmでは50nm、曲率半径
10mmでは5nmと形状誤差としてはほとんど無視で
きるオーダーである。さらに形状誤差を少なくする場合
には、演算制御部で母線曲率半径に応じたsin波形の
歪み率を計算し、PZT駆動制御装置107a,107
bにおいて波形を歪ませる回路を加えればよい。
場合について説明したが、平面及び凸形状の場合には、
バイト旋回半径を50mmとした動きをさせ、母線送り
ピッチは旋回半径50mmと母線曲率半径と要求される
理論表面粗さから算出すればよい。
し、母線方向にあるピッチ分送る方式について説明した
が、母線方向に1ライン分連続的に加工し、子線方向に
ピッチ送りする加工もできる。この場合は、母線加工中
にバイト先端軌跡を連続的に変化するようPZT駆動制
御装置に指令する。
続している形状においても、従来は101fの部分で分
割して加工する必要があったが、第2の実施形態によれ
ば1fにおいて0.1mm程度の曲率半径を付けること
により、1個の被加工物として連続的に加工可能であ
り、部品コスト低減、段取り・加工の時間短縮、複数部
品の位置合わせ誤差による形状精度劣化の防止が可能と
なった。
レーザービームプリンターのスキャナ光学系に使用され
るトーリックレンズやヘッドマウントディスプレイ用プ
リズム等の自由曲面形状の光学素子を高精度に短時間で
切削加工することができる。光学プラスチック材料であ
れば直接切削することができ、ガラス材料でも切り込み
が数μm以下であれば加工できる。
材にニッケル系切削層を付けた金型を加工できるので、
これらを用いたプラスチック成形やガラス成形により、
自由曲面光学素子の量産が可能である。さらにこれら光
学素子により、光学部品点数削減、光学性能向上がで
き、製品の小型、高性能、コストダウンができる。
最大100μm程度とれる振動切削装置と4軸NC装置
を用い、バイト先端の軌跡が被加工物の曲率半径に近く
なるよう、背分力方向の振動振幅と主分力方向の振動振
幅と両者の位相を制御することにより、従来実質的に製
作できなかった数mm以下の曲率半径を持つ自由曲面光
学素子を数十nmの良好な表面粗さと、量産において実
用上問題ない数時間程度の時間で、プラスチックやガラ
スあるいはその金型において製作が可能になり、さらに
曲率半径が数μmから平面まで、そして凹から凸まで変
化するような自由曲面形状の素子も加工可能となる。
良好な表面粗さを短時間で得ることが可能となる。
構成を示す図である。
である。
示す図である。
を示すブロック図である。
の詳細を示す図である。
図である。
す図である。
示す図である。
る。
す図である。
Claims (19)
- 【請求項1】 切削工具と被加工物を相対的に主分力方
向と背分力方向とに振動させながら曲面からなる加工面
の切削を行う切削加工方法であって、 前記切削工具を、該切削工具の先端の振動の軌跡である
楕円の背分力方向の軸が前記被加工物の加工面の法線方
向を向くように運動させることを特徴とする切削加工方
法。 - 【請求項2】 前記切削工具を主分力方向に振動させる
駆動源の振幅を拡大して前記切削工具に伝達させること
を特徴とする請求項1に記載の切削加工方法。 - 【請求項3】 前記切削工具と被加工物を相対的に振動
させる駆動源に圧電素子を用いることを特徴とする請求
項1に記載の切削加工方法。 - 【請求項4】 切削工具と被加工物を相対的に主分力方
向と背分力方向とに振動させるための加振手段と、 前記切削工具を、該切削工具の先端の振動の軌跡である
楕円の背分力方向の軸が前記被加工物の曲面からなる加
工面の法線方向を向くように運動させる駆動手段とを具
備することを特徴とする切削加工装置。 - 【請求項5】 前記切削工具を主分力方向に振動させる
駆動源の振幅を拡大して前記切削工具に伝達する拡大手
段をさらに具備することを特徴とする請求項4に記載の
切削加工装置。 - 【請求項6】 前記切削工具と被加工物を相対的に振動
させる駆動源に圧電素子を用いたことを特徴とする請求
項4に記載の切削加工装置。 - 【請求項7】 切削工具と被加工物を相対的に主分力方
向と配分力方向に振動させながら光学式の関係を満足す
る曲面の切削加工を行う切削加工方法であって、 前記振動により、前記切削工具の刃先を楕円運動させる
ための楕円運動工程と、 前記切削工具を、前記楕円の背分力方向の軸が前記被加
工物の加工面の法線方向を向くように、前記楕円の中心
軸と平行な軸周りに回動させる回動工程とを具備するこ
とを特徴とする切削加工方法。 - 【請求項8】 切削工具と被加工物とを相対的に主分力
方向と背分力方向とに振動させながら前記被加工物を切
削加工するための切削加工方法において、 前記被加工物の加工面の曲率の変化に伴って、前記切削
工具の先端の振動の軌跡を前記被加工物の曲率に合わせ
て変化させることを特徴とする切削加工方法。 - 【請求項9】 前記切削工具の主分力方向の振動の振幅
と位相、及び前記切削工具の背分力方向の振動の振幅と
位相とを制御することにより、前記切削工具の先端の振
動の軌跡を制御することを特徴とする請求項8に記載の
切削加工方法。 - 【請求項10】 前記切削工具の先端を楕円運動させる
ことを特徴とする請求項9に記載の切削加工方法。 - 【請求項11】 切削工具を主分力方向と背分力方向に
振動させる駆動手段と、 被加工物の加工面の曲率変化に前記切削工具を追従させ
るために、前記切削工具の主分力方向の振動振幅と背分
力方向の振動振幅と振動の位相とを制御する制御手段と
を具備することを特徴とする切削加工装置。 - 【請求項12】 前記制御手段は、前記切削工具の先端
を楕円運動させるように制御することを特徴とする請求
項11に記載の切削加工装置。 - 【請求項13】 請求項8乃至10のいずれか1項に記
載された切削加工方法により加工されたことを特徴とす
る光学素子。 - 【請求項14】 請求項8乃至10のいずれか1項に記
載された切削加工方法により加工されたことを特徴とす
る光学素子の成形用金型。 - 【請求項15】 請求項11又は12に記載された切削
加工装置により加工されたことを特徴とする光学素子。 - 【請求項16】 請求項11又は12に記載された切削
加工装置により加工されたことを特徴とする光学素子の
成形用金型。 - 【請求項17】 被加工部材の被加工面に母線曲面と子
線曲面からなる非球面形状曲面を創生加工する切削工具
刃に主分力方向と背分力方向の振動による楕円運動を付
与して加工する切削加工方法において、 前記創生すべき非球面形状曲面を複数の区域に区分し、
前記切削工具刃の前記区分された区域における前記楕円
運動の最下点P1、加工開始点P2、加工終了点P3で
構成される母線曲面と一致する楕円の短直径Hを求め、
前記区域において母線方向への切削工具刃の送りピッチ
が最大となる条件を前記工具刃の移動軌跡とすることを
特徴とする切削加工方法。 - 【請求項18】 非球面形状曲面を被加工部材の被加工
面に切削加工する工具刃に振動を作用させて振動切削加
工する工具保持装置であって、 前記工具刃に主分力方向の振動を作用させる第1の振動
発生手段と、 前記工具刃に背分力方向の振動を作用させる第2の振動
発生手段と、 前記工具刃を保持する保持部材とを具備し、 前記保持部材に主分力方向の変位を拡大する拡大機構部
を形成したことを特徴とする工具保持装置。 - 【請求項19】 非球面形状曲面を被加工部材の被加工
面に切削加工する工具刃に主分力方向の振動と背分力方
向の振動を作用させて加工する切削装置であって、 前記工具刃に前記主分力方向の振動を作用させる第1の
振動発生手段と、 前記工具刃に前記配分力方向の振動を作用させる第2の
振動発生手段と、 前記第1及び第2の振動発生手段と前記工具刃とを保持
する保持部材と、 該保持部材を介して前記工具刃を前記被加工面の加工位
置に割り出し操作する割り出し操作部材と、 前記第1及び第2の振動発生手段を駆動制御する制御手
段と、 前記割り出し操作部材を駆動制御する割り出し制御手段
とを具備することを特徴とする切削加工装置。
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