JP2002035558A - 耐液性通気フィルターおよびその製造方法 - Google Patents
耐液性通気フィルターおよびその製造方法Info
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- JP2002035558A JP2002035558A JP2000222333A JP2000222333A JP2002035558A JP 2002035558 A JP2002035558 A JP 2002035558A JP 2000222333 A JP2000222333 A JP 2000222333A JP 2000222333 A JP2000222333 A JP 2000222333A JP 2002035558 A JP2002035558 A JP 2002035558A
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- stretching
- porous membrane
- permeable filter
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- Separation Using Semi-Permeable Membranes (AREA)
- Filtering Materials (AREA)
- Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)
- Laminated Bodies (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ノードの分散状態を制御することにより、油
など低表面張力の液体が浸透しにくいポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)多孔質膜を用いた耐液性通気フ
ィルターとその製造方法を提供する。 【解決手段】 平均フィブリル長が15μm以下、平均
ノード面積が100μm2以下であるPTFE多孔質膜
を含む耐液性通気フィルターとする。このPTFE多孔
質膜は、例えば、PTFEシートを、所定方向に、所定
速度で延伸を開始した後にこの所定速度よりも遅い速度
で延伸を継続して多孔化することにより、得ることがで
きる。
など低表面張力の液体が浸透しにくいポリテトラフルオ
ロエチレン(PTFE)多孔質膜を用いた耐液性通気フ
ィルターとその製造方法を提供する。 【解決手段】 平均フィブリル長が15μm以下、平均
ノード面積が100μm2以下であるPTFE多孔質膜
を含む耐液性通気フィルターとする。このPTFE多孔
質膜は、例えば、PTFEシートを、所定方向に、所定
速度で延伸を開始した後にこの所定速度よりも遅い速度
で延伸を継続して多孔化することにより、得ることがで
きる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、耐液性通気フィル
ターとその製造方法に関し、さらに詳しくは、例えば、
各種電子部品を収容するケース内外の通気を確保するた
めに用いられる耐液性通気フィルターに関する。
ターとその製造方法に関し、さらに詳しくは、例えば、
各種電子部品を収容するケース内外の通気を確保するた
めに用いられる耐液性通気フィルターに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、自動車に用いられる電子部品の点
数は急激に増加しつつある。車両やエンジンの制御に必
須な電子回路を含む部品を始め、インスツルメントパネ
ルの制御盤、カーオーディオ、カーナビゲーションシス
テム、情報通信機器など、自動車には数多くの電子部品
が用いられている。
数は急激に増加しつつある。車両やエンジンの制御に必
須な電子回路を含む部品を始め、インスツルメントパネ
ルの制御盤、カーオーディオ、カーナビゲーションシス
テム、情報通信機器など、自動車には数多くの電子部品
が用いられている。
【0003】この種の電子部品を収容するケースには、
温度変化によって生じるケース内外の圧力差を解消する
ため、通常、通気孔が設けられている。通気孔には、ケ
ース外部から塵埃が侵入しないように、通気性フィルタ
ーが設けられる場合がある。通気性フィルターには、水
などの液体と接しても通気性を確保し、かつ微細な塵挨
の侵入を防ぐ微多孔構造を有することが要求される。こ
のような通気性フィルターとしては、ポリテトラフルオ
ロエチレン(以下、「PTFE」と称する)シートの延
伸多孔質膜が有用である。PTFEは、微多孔構造を安
価に実現でき、疎水性の素材であるために水に濡れても
細孔が閉塞しにくいという特長を有する。
温度変化によって生じるケース内外の圧力差を解消する
ため、通常、通気孔が設けられている。通気孔には、ケ
ース外部から塵埃が侵入しないように、通気性フィルタ
ーが設けられる場合がある。通気性フィルターには、水
などの液体と接しても通気性を確保し、かつ微細な塵挨
の侵入を防ぐ微多孔構造を有することが要求される。こ
のような通気性フィルターとしては、ポリテトラフルオ
ロエチレン(以下、「PTFE」と称する)シートの延
伸多孔質膜が有用である。PTFEは、微多孔構造を安
価に実現でき、疎水性の素材であるために水に濡れても
細孔が閉塞しにくいという特長を有する。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、自動車内部
にはエンジンオイルやブレーキオイルのような油が多種
類存在するため、これらの油が通気性フィルターに接触
する危険がある。PTFE多孔質膜は、撥水性のみなら
ず撥油性も有する素材であるが、アルコールや油のよう
な表面張力の低い液体に対しては撥液性(耐液性)が必
ずしも十分ではない。このため、アルコールや油が細孔
内部に浸透し、PTFE多孔質膜の通気性を阻害するお
それがある。通気性フィルターに撥油処理を行えば、ア
ルコールや油の浸透を抑制することはできる。しかし、
撥油処理を施した通気性フィルターは高価なものとな
り、通気性が阻害されることもある。
にはエンジンオイルやブレーキオイルのような油が多種
類存在するため、これらの油が通気性フィルターに接触
する危険がある。PTFE多孔質膜は、撥水性のみなら
ず撥油性も有する素材であるが、アルコールや油のよう
な表面張力の低い液体に対しては撥液性(耐液性)が必
ずしも十分ではない。このため、アルコールや油が細孔
内部に浸透し、PTFE多孔質膜の通気性を阻害するお
それがある。通気性フィルターに撥油処理を行えば、ア
ルコールや油の浸透を抑制することはできる。しかし、
撥油処理を施した通気性フィルターは高価なものとな
り、通気性が阻害されることもある。
【0005】そこで、本発明は、低表面張力の液体が浸
透しにくいPTFE多孔質膜を用いた耐液性通気フィル
ターとその製造方法を提供することを目的とする。
透しにくいPTFE多孔質膜を用いた耐液性通気フィル
ターとその製造方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】PTFE多孔質膜は、延
伸によって形成されたフィブリル(繊維)部と、未延伸
のノード(結節)部とが混在して微多孔構造を形成して
いる。本発明者は、鋭意研究した結果、ノードの分散状
態が膜表面の撥液性に影響していることを見出し、本発
明を完成した。すなわち、本発明の耐液性通気フィルタ
ーは、平均フィブリル長が15μm以下、平均ノード面
積が100μm2以下であるPTFE多孔質膜を含むこ
とを特徴とする。
伸によって形成されたフィブリル(繊維)部と、未延伸
のノード(結節)部とが混在して微多孔構造を形成して
いる。本発明者は、鋭意研究した結果、ノードの分散状
態が膜表面の撥液性に影響していることを見出し、本発
明を完成した。すなわち、本発明の耐液性通気フィルタ
ーは、平均フィブリル長が15μm以下、平均ノード面
積が100μm2以下であるPTFE多孔質膜を含むこ
とを特徴とする。
【0007】本発明の耐液性通気フィルターは、表面に
特別な撥油処理を行わずとも、表面張力が低い液体に対
して高い撥液性を発揮できる。
特別な撥油処理を行わずとも、表面張力が低い液体に対
して高い撥液性を発揮できる。
【0008】本発明の耐液性通気フィルターでは、フィ
ブリルが実質的に同一の方向に沿って伸長していること
が好ましい。また、通気度が、ガーレー数により表示し
て、200秒以下であることが好ましい。ここで、通気
度とは、JIS P8117に規定されているガーレー
試験法により測定した数値である。
ブリルが実質的に同一の方向に沿って伸長していること
が好ましい。また、通気度が、ガーレー数により表示し
て、200秒以下であることが好ましい。ここで、通気
度とは、JIS P8117に規定されているガーレー
試験法により測定した数値である。
【0009】また、本発明の耐液性通気フィルターで
は、PTFE多孔質膜と通気性支持材とが積層された構
造としてもよい。この場合には、少なくとも一方の面か
らPTFE多孔質膜が露出していることが好ましい。
は、PTFE多孔質膜と通気性支持材とが積層された構
造としてもよい。この場合には、少なくとも一方の面か
らPTFE多孔質膜が露出していることが好ましい。
【0010】さらに、本発明の耐液性通気フィルターで
は、PTFE多孔質膜上に滴下した1−ブタノールの液
滴が、滴下5分後において、25°以上の接触角を保持
していることが好ましい。
は、PTFE多孔質膜上に滴下した1−ブタノールの液
滴が、滴下5分後において、25°以上の接触角を保持
していることが好ましい。
【0011】また、本発明者は、PTFE多孔質膜を製
造する際の延伸速度を延伸中に変化させることにより、
表面張力が低い液体に対して高い撥液性を発揮する耐液
性通気フィルターを製造できることを見出した。すなわ
ち、この製造方法は、PTFE多孔質膜を含む耐液性通
気フィルターの製造方法であって、PTFEシートを、
所定方向に、所定速度で延伸を開始した後にこの所定速
度よりも遅い速度で延伸を継続することにより、上記P
TFE多孔質膜を得ることを特徴とする。
造する際の延伸速度を延伸中に変化させることにより、
表面張力が低い液体に対して高い撥液性を発揮する耐液
性通気フィルターを製造できることを見出した。すなわ
ち、この製造方法は、PTFE多孔質膜を含む耐液性通
気フィルターの製造方法であって、PTFEシートを、
所定方向に、所定速度で延伸を開始した後にこの所定速
度よりも遅い速度で延伸を継続することにより、上記P
TFE多孔質膜を得ることを特徴とする。
【0012】単に小さい速度で延伸すると各ノードが大
きくなる。その一方、大きい速度で延伸すると延伸中に
フィブリルが破断しやすくなって高倍率の延伸が行えな
い。そこで、本発明の製造方法では、まず相対的に大き
い速度で延伸を開始し、相対的に小さい速度で延伸を継
続することとした。
きくなる。その一方、大きい速度で延伸すると延伸中に
フィブリルが破断しやすくなって高倍率の延伸が行えな
い。そこで、本発明の製造方法では、まず相対的に大き
い速度で延伸を開始し、相対的に小さい速度で延伸を継
続することとした。
【0013】本発明の製造方法では、PTFEシートを
所定速度で延伸を開始した後、延伸速度を断続的に低下
させてもよいが、延伸速度(上記所定速度)を連続的に
低下させながら延伸することが好ましい。連続的に低下
させると、フィブリルに急激な張力がかからないので、
フィブリルの切断が生じ難い。
所定速度で延伸を開始した後、延伸速度を断続的に低下
させてもよいが、延伸速度(上記所定速度)を連続的に
低下させながら延伸することが好ましい。連続的に低下
させると、フィブリルに急激な張力がかからないので、
フィブリルの切断が生じ難い。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の好ましい実施形態
について説明する。本発明の耐液性通気フィルタに用い
るPTFE多孔質膜の一例の走査型電子顕微鏡(SE
M)写真(倍率500倍)を図1に示す。このPTFE
多孔質膜は、後述する一方向延伸により多孔化した膜で
ある。このため、フィブリルは一方向(延伸方向)に沿
って伸長している。フィブリルには、分岐(枝分かれ)
が実質的に存在しない。また、ノードは、基本的に、延
伸方向と直交する方向に長い形状を有している。
について説明する。本発明の耐液性通気フィルタに用い
るPTFE多孔質膜の一例の走査型電子顕微鏡(SE
M)写真(倍率500倍)を図1に示す。このPTFE
多孔質膜は、後述する一方向延伸により多孔化した膜で
ある。このため、フィブリルは一方向(延伸方向)に沿
って伸長している。フィブリルには、分岐(枝分かれ)
が実質的に存在しない。また、ノードは、基本的に、延
伸方向と直交する方向に長い形状を有している。
【0015】フィブリルの平均長さは、15μm以下、
好ましくは10μm以下である。なお、フィブリルの平
均長さの下限は、特に制限されないが、好ましい通気度
を確保するためには、1μm以上とすることが好まし
い。一般に、フィブリルが短いとノードの間隔も狭くな
るから、フィブリルの平均長さが小さいPTFE多孔質
膜では、接触している液体が浸透しにくい。なお、図1
に示したように、一方向延伸によりフィブリルが延伸方
向に沿って伸長している形態では、フィブリルの長さ
は、延伸方向におけるノード間隔にほぼ相当する。
好ましくは10μm以下である。なお、フィブリルの平
均長さの下限は、特に制限されないが、好ましい通気度
を確保するためには、1μm以上とすることが好まし
い。一般に、フィブリルが短いとノードの間隔も狭くな
るから、フィブリルの平均長さが小さいPTFE多孔質
膜では、接触している液体が浸透しにくい。なお、図1
に示したように、一方向延伸によりフィブリルが延伸方
向に沿って伸長している形態では、フィブリルの長さ
は、延伸方向におけるノード間隔にほぼ相当する。
【0016】ノードの平均面積は、100μm2以下、
好ましくは75μm2以下である。ノードの平均面積が
大きい状態で通気性を確保しようとすると、フィブリル
長が長くなって撥液性が十分に得られなくなることがあ
る。ノードの平均面積が小さすぎると、膜面におけるノ
ードが占める割合が小さくなりすぎ、撥液性が低下する
おそれがある。したがって、ノードの平均面積は5μm
2以上が好ましい。なお、特に限定されないが、膜面に
おいてノードが占める割合(面積比)は20〜50%が
好適である。このようにノードが所定割合で存在しなが
らも各ノードの面積が小さいと、ノード分布の均一性は
良好となる。このように小さいノードが均一に分布して
いると、液滴の浸透を効果的に防止できる。これは、膜
表面の微細な凹凸が寄与しているものと考えられる(一
般に、例えば撥水性の表面に凹凸を付与するとさらに撥
水性が向上する)。
好ましくは75μm2以下である。ノードの平均面積が
大きい状態で通気性を確保しようとすると、フィブリル
長が長くなって撥液性が十分に得られなくなることがあ
る。ノードの平均面積が小さすぎると、膜面におけるノ
ードが占める割合が小さくなりすぎ、撥液性が低下する
おそれがある。したがって、ノードの平均面積は5μm
2以上が好ましい。なお、特に限定されないが、膜面に
おいてノードが占める割合(面積比)は20〜50%が
好適である。このようにノードが所定割合で存在しなが
らも各ノードの面積が小さいと、ノード分布の均一性は
良好となる。このように小さいノードが均一に分布して
いると、液滴の浸透を効果的に防止できる。これは、膜
表面の微細な凹凸が寄与しているものと考えられる(一
般に、例えば撥水性の表面に凹凸を付与するとさらに撥
水性が向上する)。
【0017】PTFE多孔質膜の撥液性は、例えば、1
−ブタノールを滴下することにより測定できる。撥液性
の指標としては、1−ブタノール滴下後所定時間経過後
の接触角が適当である。本発明では、ガーレー数により
表示して、200秒以下、好ましくは150秒以下の通
気度を有しながらも、1−ブタノール滴下後5分後の同
液滴の接触角が25°以上、好ましくは30°以上のP
TFE多孔質膜を提供できる。
−ブタノールを滴下することにより測定できる。撥液性
の指標としては、1−ブタノール滴下後所定時間経過後
の接触角が適当である。本発明では、ガーレー数により
表示して、200秒以下、好ましくは150秒以下の通
気度を有しながらも、1−ブタノール滴下後5分後の同
液滴の接触角が25°以上、好ましくは30°以上のP
TFE多孔質膜を提供できる。
【0018】ノードの面積およびフィブリルの長さは、
図1に示したようなSEM写真から測定できる。しか
し、さらに厳密にこれらの値を定める必要がある場合に
は、画像処理を行うとよい。例えば、図1のSEM写真
をスキャナにより読み込んでノード部を分離すると図2
の画像が得られる。また、フィブリル部を分離すると図
3の画像が得られる。画像解析ソフト(例えば、ナノシ
ステム株式会社製"ImazeAnalyzer V10")を用いて、図
2および図3から、それぞれノード面積およびフィブリ
ル長を求めることもできる。
図1に示したようなSEM写真から測定できる。しか
し、さらに厳密にこれらの値を定める必要がある場合に
は、画像処理を行うとよい。例えば、図1のSEM写真
をスキャナにより読み込んでノード部を分離すると図2
の画像が得られる。また、フィブリル部を分離すると図
3の画像が得られる。画像解析ソフト(例えば、ナノシ
ステム株式会社製"ImazeAnalyzer V10")を用いて、図
2および図3から、それぞれノード面積およびフィブリ
ル長を求めることもできる。
【0019】なお、ノードの面積およびフィブリルの長
さは、PTFE多孔質膜の膜面において、少なくとも1
50μm×100μmの領域を測定して定めることが好
ましい。
さは、PTFE多孔質膜の膜面において、少なくとも1
50μm×100μmの領域を測定して定めることが好
ましい。
【0020】PTFE多孔質膜のその他の特性について
は特に制限はないが、平均孔径は0.05μm〜10μ
mが好ましく、気孔率は25〜98%が好ましく、膜厚
は2μm〜2mmが好ましい。
は特に制限はないが、平均孔径は0.05μm〜10μ
mが好ましく、気孔率は25〜98%が好ましく、膜厚
は2μm〜2mmが好ましい。
【0021】以下、上記のような特性を有するPTFE
多孔質膜の製造方法の一例について説明する。各ノード
の面積が小さく、かつ分布の均一性に優れた膜を得るた
めには、延伸速度を適切に制御する必要がある。上記の
ように、延伸速度が小さ過ぎるとノードが大きくフィブ
リルが長くなるが、延伸速度が大き過ぎると繊維が破断
して高倍率で延伸できない。しかし、延伸操作を最初に
大きい速度で行い、さらに延伸を継続しながら延伸速度
を低下させると、耐液性に優れた微多孔構造を得ること
ができる。これは、最初の高速度延伸によって多数のフ
ィブリルが生成して各ノードの面積が相対的に小さくな
り、引き続き行われる低速度延伸によってフィブリルが
切断されることなく伸長するためと考えられる。延伸速
度を連続的に低下させると、上記のような耐液性に優れ
た微多孔構造を作製することがさらに容易となる。
多孔質膜の製造方法の一例について説明する。各ノード
の面積が小さく、かつ分布の均一性に優れた膜を得るた
めには、延伸速度を適切に制御する必要がある。上記の
ように、延伸速度が小さ過ぎるとノードが大きくフィブ
リルが長くなるが、延伸速度が大き過ぎると繊維が破断
して高倍率で延伸できない。しかし、延伸操作を最初に
大きい速度で行い、さらに延伸を継続しながら延伸速度
を低下させると、耐液性に優れた微多孔構造を得ること
ができる。これは、最初の高速度延伸によって多数のフ
ィブリルが生成して各ノードの面積が相対的に小さくな
り、引き続き行われる低速度延伸によってフィブリルが
切断されることなく伸長するためと考えられる。延伸速
度を連続的に低下させると、上記のような耐液性に優れ
た微多孔構造を作製することがさらに容易となる。
【0022】特に制限されないが、本発明者が実験で確
認したところ、最初の延伸速度は、歪み速度により表示
して、20〜500%/秒程度が適当である。また、こ
の延伸速度を、連続的に低下させ、延伸終了時には、例
えば0.5〜10%/秒程度とするとよい。
認したところ、最初の延伸速度は、歪み速度により表示
して、20〜500%/秒程度が適当である。また、こ
の延伸速度を、連続的に低下させ、延伸終了時には、例
えば0.5〜10%/秒程度とするとよい。
【0023】本発明では、PTFE多孔質膜が一方向に
延伸して多孔化した膜に限られるものではないが、上記
のような延伸速度を漸減させる一方向延伸によれば、耐
液性に優れた微多孔構造を実現しやすい。
延伸して多孔化した膜に限られるものではないが、上記
のような延伸速度を漸減させる一方向延伸によれば、耐
液性に優れた微多孔構造を実現しやすい。
【0024】本発明の通気フィルターでは、PTFE多
孔質膜の取り扱い性や強度を向上させるために、通気性
支持材(補強材)と積層してもよい。通気性支持材は、
用いるPTFE多孔質膜よりも通気性に優れていればよ
く、不織布、織布、金属メッシュ、樹脂ネットなどが挙
げられる。コストや取り扱い性を考慮すると、通気性支
持材の材料としては、ポリオレフィン(ポリエチレン、
ポリプロピレンなど)、ポリアミド、ポリエステル、ポ
リ塩化ビニリデン、またはこれらを複合化したもの(例
えば、芯/鞘構造の繊維からなる不織布、低融点材料と
高融点材料の2層不織布)が挙げられる。
孔質膜の取り扱い性や強度を向上させるために、通気性
支持材(補強材)と積層してもよい。通気性支持材は、
用いるPTFE多孔質膜よりも通気性に優れていればよ
く、不織布、織布、金属メッシュ、樹脂ネットなどが挙
げられる。コストや取り扱い性を考慮すると、通気性支
持材の材料としては、ポリオレフィン(ポリエチレン、
ポリプロピレンなど)、ポリアミド、ポリエステル、ポ
リ塩化ビニリデン、またはこれらを複合化したもの(例
えば、芯/鞘構造の繊維からなる不織布、低融点材料と
高融点材料の2層不織布)が挙げられる。
【0025】PTFE多孔質膜と通気性支持材との積層
の順序、積層数について、特に制限はない。しかし、液
体の接触が想定される面には、PTFE多孔質膜を配置
することが好ましく、例えばフィルターの両面をPTF
E多孔質膜により構成してもよい。最外側に配置した通
気性支持材に液体が接触すると、支持材の材質や液体の
種類によっては液体が浸透し、フィルターの通気性を阻
害する場合があるからである。
の順序、積層数について、特に制限はない。しかし、液
体の接触が想定される面には、PTFE多孔質膜を配置
することが好ましく、例えばフィルターの両面をPTF
E多孔質膜により構成してもよい。最外側に配置した通
気性支持材に液体が接触すると、支持材の材質や液体の
種類によっては液体が浸透し、フィルターの通気性を阻
害する場合があるからである。
【0026】PTFE多孔質膜と通気性支持材とを含む
積層体は、各層を単に重ね合わせるだけでもよいが、互
いに接合させてもよい。各層の接合は、通気性支持材の
一部を加熱溶融させることにより融着してもよく、接着
剤を部分的に塗布して接着することにより行ってもよ
い。
積層体は、各層を単に重ね合わせるだけでもよいが、互
いに接合させてもよい。各層の接合は、通気性支持材の
一部を加熱溶融させることにより融着してもよく、接着
剤を部分的に塗布して接着することにより行ってもよ
い。
【0027】本発明の耐液性通気フィルターの使用部位
は制限されないが、車載用機器の他、携帯電話、携帯情
報機器など使用環境を限定できない電子機器において使
用される、電子部品を収容するケースに特に有用であ
る。
は制限されないが、車載用機器の他、携帯電話、携帯情
報機器など使用環境を限定できない電子機器において使
用される、電子部品を収容するケースに特に有用であ
る。
【0028】
【実施例】以下、本発明を実施例によりさらに詳細に説
明するが、本発明は以下の実施例に制限されるものでは
ない。
明するが、本発明は以下の実施例に制限されるものでは
ない。
【0029】(実施例)PTFEファインパウダー(旭
硝子フロロポリマーズ社製「フルオンCD−123」)
100重量部に対して液状潤滑剤(ナフサ)17重量部
を均一に配合した配合物を、20kg/cm2の条件で
予備成形し、次いでこれをロッド状にぺ一スト押出成形
し、さらにこのロッド状成形体を1対の金属圧延ロール
間に通して、厚さ250μmの長尺シートを得た。
硝子フロロポリマーズ社製「フルオンCD−123」)
100重量部に対して液状潤滑剤(ナフサ)17重量部
を均一に配合した配合物を、20kg/cm2の条件で
予備成形し、次いでこれをロッド状にぺ一スト押出成形
し、さらにこのロッド状成形体を1対の金属圧延ロール
間に通して、厚さ250μmの長尺シートを得た。
【0030】このシートを延伸温度150℃でシート長
手方向に延伸した。最初に、歪速度毎秒30%で延伸を
開始し、これを連続的に毎秒6%まで低下させ、最終的
にシート長さを5倍とした。この未焼成PTFEシート
を、寸法を固定した状態で400℃、10秒間熱処理
し、厚さが200μmの焼成されたPTFE多孔質膜を
得た。
手方向に延伸した。最初に、歪速度毎秒30%で延伸を
開始し、これを連続的に毎秒6%まで低下させ、最終的
にシート長さを5倍とした。この未焼成PTFEシート
を、寸法を固定した状態で400℃、10秒間熱処理
し、厚さが200μmの焼成されたPTFE多孔質膜を
得た。
【0031】(比較例1)上記と同様にして得た厚さ2
50μmの長尺シートを、延伸温度150℃、歪速度毎
秒6%で延伸し、シート長さを5倍とした。これを実施
例1と同様に熱処理し、厚さが200μmの焼成された
PTFE多孔質膜を得た。
50μmの長尺シートを、延伸温度150℃、歪速度毎
秒6%で延伸し、シート長さを5倍とした。これを実施
例1と同様に熱処理し、厚さが200μmの焼成された
PTFE多孔質膜を得た。
【0032】(比較例2)上記と同様にして得た厚さ2
50μmの長尺シートを、延伸温度150℃、歪速度毎
秒30%で延伸したところ、シートの一部が延伸に追随
できず破断したため、延伸多孔質膜を得ることができな
かった。
50μmの長尺シートを、延伸温度150℃、歪速度毎
秒30%で延伸したところ、シートの一部が延伸に追随
できず破断したため、延伸多孔質膜を得ることができな
かった。
【0033】実施例と比較例(比較例1)とから得られ
たPTFE多孔質膜の表面を走査型電子顕微鏡を用いて
撮影し、200μm×150μmの範囲でノード平均面
積とフィブリル平均長さとを測定した。また、ガーレー
試験法(JIS P 8117)により各PTFE多孔
質膜の通気度を測定した。結果を表1に示す。
たPTFE多孔質膜の表面を走査型電子顕微鏡を用いて
撮影し、200μm×150μmの範囲でノード平均面
積とフィブリル平均長さとを測定した。また、ガーレー
試験法(JIS P 8117)により各PTFE多孔
質膜の通気度を測定した。結果を表1に示す。
【0034】 (表1) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― ノード平均面積 フィブリル平均長さ 通気度 (μm2) (μm) (秒) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例 50 8 110 比較例 150 20 100 ――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0035】さらに、撥液性を評価するために、各PT
FE多孔質膜の膜面に1−ブタノールと1−ペンタノー
ルとをそれぞれ0.05ml滴下し、滴下5分後の液滴
の状態を観察した。また、液滴の接触角を測定した。結
果を表2に示す。
FE多孔質膜の膜面に1−ブタノールと1−ペンタノー
ルとをそれぞれ0.05ml滴下し、滴下5分後の液滴
の状態を観察した。また、液滴の接触角を測定した。結
果を表2に示す。
【0036】 (表2) ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 1−ブタノール 1−ペンタノール 浸透性 接触角 浸透性 接触角 ―――――――――――――――――――――――――――――――――― 実施例 浸透せず 35° 浸透せず 36° 比較例 浸透する 0° 浸透する 0° ――――――――――――――――――――――――――――――――――
【0037】表1および表2に示したように、実施例で
作製したPTFE多孔質膜は、比較例のPTFE多孔質
膜とほぼ同等の通気性を示しつつも、良好な撥液性を有
することが確認できた。
作製したPTFE多孔質膜は、比較例のPTFE多孔質
膜とほぼ同等の通気性を示しつつも、良好な撥液性を有
することが確認できた。
【0038】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明の耐液性通
気フィルターは、平均フィブリル長が15μm以下、平
均ノード面積が100μm2以下であるPTFE多孔質
膜を用いることにより、通気性を維持しながら、液体の
浸透を効果的に防止できるものである。
気フィルターは、平均フィブリル長が15μm以下、平
均ノード面積が100μm2以下であるPTFE多孔質
膜を用いることにより、通気性を維持しながら、液体の
浸透を効果的に防止できるものである。
【図1】 本発明の耐液性通気フィルターに用いるPT
FE多孔質膜の走査型電子顕微鏡写真の一例である。
FE多孔質膜の走査型電子顕微鏡写真の一例である。
【図2】 図1の写真を画像処理した状態の例を示す図
である。
である。
【図3】 図1の写真を画像処理した状態の別の例を示
す図である。
す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B32B 27/30 B32B 27/30 D 4L047 C08J 9/00 CEW C08J 9/00 CEWA D04H 13/02 D04H 13/02 // B29K 27:18 B29K 27:18 105:04 105:04 B29L 9:00 B29L 9:00 31:14 31:14 C08L 27:18 C08L 27:18 Fターム(参考) 4D006 GA41 HA41 MA03 MA06 MB01 MB10 MC30X NA21 NA66 PA10 PB17 PC72 4D019 AA02 BA13 BB08 BB10 BC13 BD01 CB06 4F074 AA39 CA01 CA02 CA04 CA05 4F100 AK18A AR00B BA02 DJ00A EJ372 JA20A JB07 JD02A JD02B YY00A 4F210 AA17 AG01 AG03 AG20 AR08 QC02 QD25 QG01 QG18 4L047 AA18 AB09 CB10 CC12
Claims (7)
- 【請求項1】 平均フィブリル長が15μm以下、平均
ノード面積が100μm2以下であるポリテトラフルオ
ロエチレン多孔質膜を含むことを特徴とする耐液性通気
フィルター。 - 【請求項2】 フィブリルが実質的に同一の方向に沿っ
て伸長している請求項1に記載の耐液性通気フィルタ
ー。 - 【請求項3】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜の
通気度が、ガーレー数により表示して、200秒以下で
ある請求項1または2に記載の耐液性通気フィルター。 - 【請求項4】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜と
通気性支持材とが積層され、少なくとも一方の面から前
記ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜が露出している
請求項1〜3のいずれかに記載の耐液性通気フィルタ
ー。 - 【請求項5】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜上
に滴下した1−ブタノールの液滴が、滴下5分後におい
て、25°以上の接触角を保持している請求項1〜4の
いずれかに記載の耐液性通気フィルター。 - 【請求項6】 ポリテトラフルオロエチレン多孔質膜を
含む耐液性通気フィルターの製造方法であって、ポリテ
トラフルオロエチレンシートを、所定方向に、所定速度
で延伸を開始した後に前記所定速度よりも遅い速度で延
伸を継続することにより、前記ポリテトラフルオロエチ
レン多孔質膜を得ることを特徴とする耐液性通気フィル
ターの製造方法。 - 【請求項7】 ポリテトラフルオロエチレンシートを所
定速度で延伸を開始し、さらに前記所定速度を連続的に
低下させながら延伸する請求項6に記載の耐液性通気フ
ィルター。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000222333A JP2002035558A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 耐液性通気フィルターおよびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
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|---|---|---|---|
| JP2000222333A JP2002035558A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 耐液性通気フィルターおよびその製造方法 |
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| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002035558A true JP2002035558A (ja) | 2002-02-05 |
Family
ID=18716588
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000222333A Pending JP2002035558A (ja) | 2000-07-24 | 2000-07-24 | 耐液性通気フィルターおよびその製造方法 |
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-
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- 2000-07-24 JP JP2000222333A patent/JP2002035558A/ja active Pending
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