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JP2002031761A - 対物レンズの加工装置及び加工方法 - Google Patents

対物レンズの加工装置及び加工方法

Info

Publication number
JP2002031761A
JP2002031761A JP2000214109A JP2000214109A JP2002031761A JP 2002031761 A JP2002031761 A JP 2002031761A JP 2000214109 A JP2000214109 A JP 2000214109A JP 2000214109 A JP2000214109 A JP 2000214109A JP 2002031761 A JP2002031761 A JP 2002031761A
Authority
JP
Japan
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objective lens
mounting surface
lens
mounting
sample
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000214109A
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English (en)
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JP2002031761A5 (ja
Inventor
Yoshiteru Ito
義晃 伊藤
Yasuhiro Uehara
靖弘 上原
Toshiharu Tsubata
敏晴 津幡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Olympus Optical Co Ltd filed Critical Olympus Optical Co Ltd
Priority to JP2000214109A priority Critical patent/JP2002031761A/ja
Publication of JP2002031761A publication Critical patent/JP2002031761A/ja
Publication of JP2002031761A5 publication Critical patent/JP2002031761A5/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 倍率の異なる対物レンズに切り換えても、視
野中心がずれることを防止できる対物レンズを製造す
る。 【解決手段】 レボルバの支持ねじ部に螺合する取付ね
じ部24及びレボルバの当て付け面に当て付けられる取
付面23を対物レンズ1に加工する。対物レンズ1に平
行光を照射する9光学系と、対物レンズ1を透過して結
像する標本10を有し、標本10に結像したスポットを
観察する観察系14と、対物レンズ1を保持するチャッ
ク2と、チャック2を回転させるスピンドル5と、標本
10と対物レンズ1の焦点位置とが一致するようにチャ
ック2とスピンドル5との相対位置を調整する位置調整
機構4と、標本10と対物レンズ1の取付面23との間
隔を一定に保った状態で対物レンズ1の取付面23を加
工する取付面加工工具16と、取付面加工工具16とは
別個に配置され、対物レンズ1の取付ねじ部24を加工
する取付ねじ部加工工具18とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、顕微鏡等の光学機
器に使用する対物レンズを加工する加工装置及び加工方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】微小電子部品等の生産においては、顕微
鏡などの光学機器を用いてその検査を行っている。この
操作では、まず低倍率の対物レンズを用いて視野内に測
定個所を位置決めし、次にレボルバを回転させて高倍率
の対物レンズに切り換えて測定を行う。このような操作
においては、対物レンズの光学系誤差のため、低倍率の
対物レンズから高倍率の対物レンズへ切り替えた時に視
野中心がずれて測定個所が外れたり、焦点がずれること
がある。このような場合には、視野中心を合わせるため
に低倍率の対物レンズに再度切り換えて、再度の位置決
めや、焦点合わせを行う必要がある。
【0003】このような煩雑な操作をなくすため、顕微
鏡等の光学機器に自動位置決め機構や自動焦点合わせ機
構を設けることが行われている。図5はこのような機構
を備えた特開平5−88091号公報に記載された顕微
鏡である。
【0004】この顕微鏡は、試料103に焦点が合うよ
うに、試料ステージ104を自動的に移動させる機能を
有するものであり、この機能を実現するために、接眼レ
ンズ105、対物レンズ101に加えて、撮像素子10
6透過平面板107及び制御装置110を備えている。
【0005】透過平面板107は接眼レンズ105と対
物レンズ101との間に設けられており、パルスモータ
108によって回転されることにより、これらのレンズ
105,101間の光路内に挿入及び離脱する。パルス
モータ108は制御装置110によって制御されるもの
である。
【0006】試料ステージ104は制御装置110によ
って制御されたパルスモータ120に連結されており、
制御装置110からの指令に従って、光路内で上下方向
に移動する。撮像素子106は接眼レンズ105の上方
に位置するように顕微鏡の鏡筒に固定されており、その
出力信号がビデオアンプ109によって増幅された後、
制御装置110に送出される。制御装置110は、MP
U(処理装置)111、ROM112、RAM113、
バスライン114、モータドライバ115,116、A
/Dコンバータ117を備えている。
【0007】この顕微鏡では、試料ステージ104を制
御装置110によって移動させ、透過平面板107を挿
入した時と離脱した時とのそれぞれのコントラスト値を
撮像素子106が測定し、制御装置110がそれらの値
を比較する。この比較値から合焦点を求め、その位置ま
で試料ステージ104を移動させることにより自動的に
合焦させるものである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図5の
ように自動的に合焦させる機構を備えた顕微鏡では、構
成部品が多くなり、構造が複雑で、高価となる問題があ
る。これに対し、観察者が手作業で視野中心を合わせる
場合には、熟練を要したり、焦点合わせをする際に試料
ステージの移動を微細に調整する必要があり、観察の際
の負担となるばかりでなく、タクトタイムが長くなる問
題がある。
【0009】本発明はこのような従来の問題点を考慮し
てなされたものであり、測定対象物を観察したり測定す
る際に、自動位置決め機構や自動焦点合わせ機構を用い
なくても、対物レンズを低倍率から高倍率に切り換えた
ときに、再度の位置決めや焦点合せを必要とすることな
く、観察や測定を行うことができる対物レンズを加工す
る加工装置及び加工方法を提供することを目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】光学機器のレボルバに取
り付けた対物レンズを低倍率から高倍率に切り換えた際
に、視野中心や焦点がずれるのは、レボルバのそれぞれ
によって、対物レンズの取付位置または取付角度がずれ
ていたり、対物レンズの焦点位置から対物レンズの取付
面までの距離がずれているためである。本発明では、対
物レンズのレボルバ取付位置またはレボルバ取付角度お
よび対物レンズの焦点位置から取付面までの距離が異な
った対物レンズ間で常に同一となるように、レボルバへ
の取付面及び取付ねじ部を加工するものである。
【0011】すなわち、請求項1の発明の対物レンズの
加工装置は、レボルバの支持ねじ部に螺合する取付ねじ
部及びレボルバの当て付け面に当て付けられる取付面を
対物レンズに加工する装置であって、対物レンズに平行
光を照射する光学系と、対物レンズを透過して結像する
標本を有し、この標本に結像したスポットを観察する観
察系と、対物レンズを保持するチャックと、チャックを
回転させるスピンドルと、前記標本と対物レンズの焦点
位置とが一致するようにチャックとスピンドルとの相対
位置を調整する位置調整機構と、標本と対物レンズの取
付面との間隔を一定に保った状態で対物レンズの取付面
を加工する取付面加工工具と、取付面加工工具とは別個
に配置され、対物レンズの取付ねじ部を加工する取付ね
じ部加工工具とを備えていることを特徴とする。
【0012】この発明では、標本と対物レンズの焦点位
置とが一致するように位置調整を行い、標本と対物レン
ズの取付面との間隔を一定に保った状態で取付面の加工
を行う。この加工では、標本と対物レンズの取付面との
距離が常に一定となっているため、異なった対物レンズ
を加工しても、その焦点位置と取付面との距離が常に一
定となる。このため、加工された対物レンズを顕微鏡の
レボルバに取り付けると、レボルバに対する方向が常に
所定の方向となるため、対物レンズを切り換えても視野
中心が一定となり、焦点がずれることがなくなる。
【0013】このような発明では、高価な自動位置決め
機構や自動焦点合わせ機構が不要となり、また、再度の
位置決めや焦点合わせが不要となってタクトタイムを短
縮することができる。
【0014】請求項2の発明は、請求項1記載の発明で
あって、前記標本と対物レンズの取付面との間隔を一定
に保った状態で、観察系と取付面加工工具とが一体的に
平行光の光路に沿って移動可能となっていることを特徴
とする。
【0015】この発明では、観察系と取付面加工工具と
が一体的に移動可能となっているため、取付面加工工具
は、標本と対物レンズの取付面との距離を常に一定に保
った状態で取付面を加工することができ、標本と対物レ
ンズの間隔調整を簡素化することができる。
【0016】請求項3の発明の対物レンズの加工方法
は、レボルバの支持ねじ部に螺合する取付ねじ部及びレ
ボルバの当て付け面に当て付けられる取付面を対物レン
ズに加工する方法であって、前記対物レンズに照射した
平行光を標本に結像させ、標本と対物レンズの焦点位置
を一致させると共に、標本と対物レンズの取付面との間
隔を一定に保った状態で前記取付ねじ部及び取付面を加
工することを特徴とする。
【0017】標本と対物レンズの焦点位置を一致させる
と共に、標本と対物レンズの取付面との間隔を一定に保
った状態で対物レンズを加工するため、異なった対物レ
ンズであっても焦点位置と取付面との距離が常に一定と
なる。このため、対物レンズを顕微鏡のレボルバに取り
付け、対物レンズを切り換えても視野中心が一定とな
り、焦点がずれることがなくなる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示する実施の形
態により具体的に説明する。なお、各実施の形態におい
て、同一の要素は同一の符号を付して対応させてある。
【0019】(実施の形態1)図1は本発明の実施の形
態1における加工装置であり、図2はレボルバに対する
対物レンズの装着状態である。
【0020】対物レンズ1はレンズ群(図示省略)を鏡
筒1aの内部に有している。図2に示すように鏡筒1a
の上部には、取付面23及び取付ねじ部24が形成され
ている。レボルバ25は対物レンズ1を取り付けるため
の当て付け面25a及び支持ねじ部25bが円周方向に
沿って複数箇所形成されている。対物レンズ1は取付ね
じ部24をレボルバ25の支持ねじ部25bに螺合さ
せ、取付面23を当て付け面25aに当て付けることに
よりレボルバ25に装着される。従って、レボルバ25
に対する対物レンズ1の取付位置及び取付方向は、取付
面23及び取付ねじ部24によって決定される。
【0021】加工装置は、図1に示すように、旋盤のス
ピンドル5及びチャック2と、光学系9と、観察系14
と、取付面加工工具(取付面切削バイト)16と、取付
ねじ部加工工具(取付ねじ部切削バイト)18とを備え
ている。
【0022】チャック2は加工される対物レンズ1の鏡
筒1aをチャッキングすることにより対物レンズ1を保
持するものである。チャック2にはスリットが設けられ
ており、対物レンズ1と接触する部分には、ベークライ
ト、デルリン(商標名)等の非金属材料からなる緩衝材
3が貼り付けられることにより、チャック時に対物レン
ズ1を傷付けることがないようになっている。なお、チ
ャッキングされる対物レンズ1はレンズ群が鏡筒1a内
に組み込まれており、取付面23及び取付ねじ部24に
は切削代が若干残っているものである。
【0023】スピンドル5はチャック2を回転させるも
のである。スピンドル5は平面方向及び上下方向の振れ
が極小となるように調整されている。これは、後述する
取付面加工工具である取付面切削バイト16によって対
物レンズ1の取付面23を加工する際の取付面23の面
精度を向上させるためである。また、光学系9からの平
行光に対するスピンドル5の中心軸との平行度のズレも
サブミクロンオーダの精度で調整してある。
【0024】かかるスピンドル5はモータ(図示省略)
によって回転駆動するが、モータの発熱による装置全体
の熱変位を抑制するため、架台(図示省略)を別にし、
さらにエアで冷却されるようになっている。なお、スピ
ンドル5の形態としてはベアリングを組み合わせたも
の、エアスピンドルを用いたもの、その他のものを使用
することができる。
【0025】スピンドル5とチャック2との間には、位
置調整機構4が設けられている。位置調整機構4はスピ
ンドル5に対してチャック2すなわち対物レンズ1をシ
フト及びチルト方向に調整することにより、スピンドル
5及びチャック2(対物レンズ1)の相対位置を調整す
るものである。そして、この調整の状態でチャック2す
なわち対物レンズ1を固定する。微調整の構造として
は、ガイドとマイクロヘッドを用いて行うものや、磁石
を用いて行うものなどを選択することができる。
【0026】図3はガイド及びマイクロヘッドを用いて
調整を行う位置調整機構の一例を示している。この位置
調整機構50では、XYステージ51上にXZ方向のチ
ルト調整ステージ53が設けられている。XZ方向のチ
ルト調整ステージ53は、XYステージ51上に設けら
れたガイドシャフト52を中心に回動するようになって
いる。又、チルト調整ステージ53におけるガイドシャ
フト52を挟んだ一側は、ばね54によって付勢されて
いると共に、他側には、マイクロヘッド55が取り付け
られている。この構造では、マイクロヘッド55を回転
操作することにより、チルト調整ステージ53はXZ方
向に傾くため、同方向へのチルト調整を行うことができ
る。
【0027】さらに図示を省略するが、XZ方向のチル
ト調整ステージ53上に、これと直交する方向のガイド
シャフトを設けると共に、このガイドシャフトを中心と
して回動するYZ方向のチルト調整ステージを設ける。
そして、そのマイクロヘッドを回転操作してYZ方向の
チルト調整を行う。これにより、XYZの3方向へのチ
ルト調整を行うことができる。
【0028】光学系9は対物レンズ1に平行光を照射す
るものであり、レーザ6、レンズ7、PBS(偏光ビー
ムスプリッタ)8を備えている。レーザ6としては、波
長633nmのHe−Neレーザを用いることが良好で
ある。
【0029】観察系14は対物レンズ1側から標本1
0、コリメートレンズ11、結像レンズ12、CCD1
3が平行光に沿って順に配置されることにより構成され
ている。又、CCD13には、モニタ15が接続されて
いる。
【0030】標本10は光学系9からの平行光の一部を
反射し、一部を透過させるハーフミラーからなり、光学
系9からの平行光に対して直交するように配置されてい
る。CCD13は標本10を透過し結像レンズ12によ
って結像したスポットをモニタ15に写し出す。このス
ポットがモニタ15の中心に来るように装置製作時に調
整する。さらに光軸方向に調整可能な調整機構(図示せ
ず)を有している。
【0031】観察系14はモニタ15上に映し出される
スポットを最小にするように平行光の光路に沿って上下
方向に調整可能となっている。この実施の形態では、後
述するように取付面切削バイト16と観察系14とがL
字形の連結アーム26によって連結されており、従っ
て、観察系14及び取付面切削バイト16とが一体とな
って光路に沿って移動可能となっている。又、このよう
に連結アーム26によって、観察系14と取付面切削バ
イト16とが一体的となっているため、標本10の上面
から対物レンズ1の取付面23までの距離を常に一定に
することができる。
【0032】取付面切削バイト16には、平面方向の一
軸に沿って移動可能となっており、そのための移動軸
(図示省略)が設けられている。この取付面切削バイト
16はモータ17によって駆動されることにより、対物
レンズ1の取付面23を一定量切削する。なお、取付面
切削バイト16の移動方向は、スピンドル5の中心軸と
精密に直角になるように図示せぬ測定装置により、装置
取付時に位置出しされている。
【0033】取付面切削バイト16はL字形の連結アー
ム26によって観察系14と一体となっており、観察系
14の標本10と取付面切削バイト16との間隔が常
時、一定となっている。これにより、どの対物レンズ1
を製作する際にも焦点位置、即ち、標本10の上面から
取付面23(取付面切削バイト16)の間での位置が一
定となるようにセットされる。なお、取付面切削バイト
16の材質としては、単結晶ダイヤモンド、超硬金属、
ハイスなどを用いることができる。又、段取り時にはツ
ールプリセッタなどによって位置決めしてからセットす
る。
【0034】取付ねじ部切削バイト18は取付面切削バ
イト16とは別個に設けられておりNC制御モータ19
によって移動し、対物レンズ1を切削加工する。制御モ
ータ19は直交する上下及び左右の2方向への移動を制
御する第1モータ19a及び第2モータ19bを有する
ものである。この切削バイト18も取付面切削バイト1
6と同様、段取り時にツールプリセッタで位置決めして
からセットする。また、切削バイト18の左右の移動方
向も、スピンドル5の回転軸と直角になるように位置決
めされる。
【0035】取付ねじ部切削バイト18による加工は、
外周加工、ねじ切削、仕上げを行う。このため、この実
施の形態では、外径加工時とねじ切り時の2つの刃が一
体となったバイトを使用するものである。又、明視野用
のねじと暗視野用のねじの切削を切り替える場合には、
NC側で設定を行うことにより、段取り時に変更するこ
とによって対応する。
【0036】このように、取付ねじ部切削バイト18と
取付面切削バイト16の2種類のバイトを用いることに
より、前段で行う取付ねじ24の加工中に発生したバイ
トの熱が取付面23を切削する際に伝わることがなく、
対物レンズ1の全長方向が切削熱により伸びて、標本1
0の上面から取付面までの距離が変化することを防止す
ることができる。
【0037】次に、この実施の形態による加工方法につ
いて説明する。
【0038】対物レンズ1の鏡筒1aをチャック2内に
挿入し、チャック2を閉じることにより対物レンズ1を
チャック2に保持する。光学系9から平行光を照射する
ことにより、光学系9からの平行光の結像をモニタ15
に写し出す。そして、モニタ15を観察しながら、スピ
ンドル5を回転させ結像の回転中心がモニタ15の中心
に位置するように位置調整機構4で調整し、その位置を
固定する。結像の回転中心がモニタ15の中心に位置す
るように調整することにより、対物レンズ1が取付ねじ
部24でレボルバ25に取り付けられたとき、対物レン
ズ1の焦点の方向が常に一定になる。
【0039】この状態で、スタートスイッチ(図示省
略)を押すことにより取付面切削バイト16により、鏡
筒1aの取付面23の端面切削を行う。その後、取付ね
じ部切削バイト18の外径加工用バイトにより取付ねじ
部24の外周を切削する。外周切削が終了した時点で、
取付ねじ部切削バイト18のねじ切削用バイトによって
切削して取付ねじ部24を切削加工する。
【0040】次の対物レンズ1を切削する際は、加工後
の対物レンズ1をチャック2から外した後、同様の段取
りを行って後、加工を行う。これによって、どの対物レ
ンズ1を加工しても焦点から取付面23までの距離を常
に一定にすることができる。従って、観察者が顕微鏡等
の光学機器に対物レンズ1を取り付けて低倍率から高倍
率に切り換えても焦点がずれることがなく、視野中心を
一定とすることができる。従って、観察や測定の際の操
作性が向上すると共に、煩雑な構造の自動焦点合わせ機
構や移動位置決め機構が不要となる。
【0041】(実施の形態2)図4は本発明の実施の形
態2における対物レンズの加工装置を示す。この実施の
形態では、チャック2とスピンドル5との間に配置され
た位置調整機構4に調整モータ21が連結されている。
調整モータ21は第1モータ21a及び第2モータ21
bの二つのモータによって構成されており、位置調整機
構4を少なくとも2方向に制御するようになっている。
二つのモータ21a、21bは制御装置20に接続され
ており、標本10上に結像したスポットをモニタ15で
観察し、その位置を制御装置20によってフイードバッ
クすることにより、スポットがモニタ15の中心に位置
するように位置決めすることができる。
【0042】以上に加えて、この実施の形態では、観察
系14と取付面切削バイト16とを連結する連結アーム
26が上下動モータ22に支持されている。上下動モー
タ22は観察系14と取付面切削バイト16とが一体と
なって平行光の光路に沿って上下動できるように制御す
るものである。
【0043】このように上下動モータ22を設けること
により、モニタ15上のスポットが最小径になるように
制御装置20内で画像処理し、合焦した位置で取付面切
削バイト16を位置決めすることができる。このとき、
観察系14が連結アーム26によって連結されているた
め、観察系14も取付面切削バイト16と一体となって
移動する。このため、標本10と対物レンズ1の取付面
23を一定に保った状態で取付面23を加工することが
できる。
【0044】このような実施の形態では、位置ずれと焦
点ずれとを補正するため、対物レンズ1を作製するタク
トタイムを短縮することができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、観察系の標本
と対物レンズの焦点位置とが一致するように調整した
後、対物レンズの取付面及び取付ねじ部を加工するた
め、顕微鏡等の光学機器に対物レンズを取り付け、レボ
ルバの回転で低倍率から高倍率へ対物レンズを交換した
際に、視野中心がずれず、測定個所を再び探す必要がな
く、操作性が向上するばかりでなく、自動位置決め機構
が不要なため、対物レンズを取り付ける顕微鏡等の光学
機器の構成を単純かつ安価にできる。
【0046】又、、取付面加工工具と取付ねじ部加工工
具の2種類の工具を有しているため、ねじ加工時に発生
したねじ部加工工具の熱が対物レンズの取付面の切削時
に影響することがなく、対物レンズの全長が熱影響で伸
びて焦点がずれることを防止できる。同様に、スピンド
ルを取付面加工工具及び標本から離しているため、スピ
ンドルから発生する熱の影響で対物レンズの全長が伸び
て焦点がずれるのを防止できる。
【0047】請求項2の発明によれば、請求項1の発明
と同様な効果を有するのに加えて、観察系と取付面加工
工具とが一体的に移動するため、標本と対物レンズの取
付面との距離を常に一定に保った状態で取付面を加工す
ることができ、標本と対物レンズの間隔調整を簡素化す
ることができる。
【0048】請求項3の発明によれば、標本と対物レン
ズの焦点位置を一致させると共に、標本と対物レンズの
取付面との間隔を一定に保った状態で対物レンズを加工
するため、異なった対物レンズであっても焦点位置と取
付面との距離が常に一定となり、このため、対物レンズ
を顕微鏡のレボルバに取り付けて、対物レンズを切り換
えても視野中心が一定となり、焦点がずれることがなく
なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1の加工装置を示す正面図
である。
【図2】対物レンズをレボルバに取り付けた状態の部分
破断正面図である。
【図3】位置調整機構の正面図である。
【図4】本発明の実施の形態2の加工装置を示す正面図
である。
【図5】自動調整機能を備えた従来の顕微鏡のブロック
図である。
【符号の説明】 1 対物レンズ 2 チャック 5 スピンドル 9 光学系 10 標本 14 観察系 16 取付面切削バイト 18 取付ねじ部切削バイト 23 取付面 24 取付ねじ部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 津幡 敏晴 東京都渋谷区幡ヶ谷2丁目43番2号 オリ ンパス光学工業株式会社内 Fターム(参考) 2H087 KA09 LA01 NA00

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 レボルバの支持ねじ部に螺合する取付ね
    じ部及びレボルバの当て付け面に当て付けられる取付面
    を対物レンズに加工する装置であって、 対物レンズに平行光を照射する光学系と、対物レンズを
    透過して結像する標本を有し、この標本に結像したスポ
    ットを観察する観察系と、対物レンズを保持するチャッ
    クと、チャックを回転させるスピンドルと、前記標本と
    対物レンズの焦点位置とが一致するようにチャックとス
    ピンドルとの相対位置を調整する位置調整機構と、標本
    と対物レンズの取付面との間隔を一定に保った状態で対
    物レンズの取付面を加工する取付面加工工具と、取付面
    加工工具とは別個に配置され、対物レンズの取付ねじ部
    を加工する取付ねじ部加工工具とを備えていることを特
    徴とする対物レンズの加工装置。
  2. 【請求項2】 前記標本と対物レンズの取付面との間隔
    を一定に保った状態で、観察系と取付面加工工具とが一
    体的に前記平行光の光路に沿って移動可能となっている
    ことを特徴とする請求項1記載の対物レンズの加工装
    置。
  3. 【請求項3】 レボルバの支持ねじ部に螺合する取付ね
    じ部及びレボルバの当て付け面に当て付けられる取付面
    を対物レンズに加工する方法であって、 前記対物レンズに照射した平行光を標本に結像させ、標
    本と対物レンズの焦点位置を一致させると共に、標本と
    対物レンズの取付面との間隔を一定に保った状態で前記
    取付ねじ部及び取付面を加工することを特徴とする対物
    レンズの加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN105223673A (zh) * 2015-09-30 2016-01-06 马瑞利汽车零部件(芜湖)有限公司 透镜模组调光装置

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