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JP2002030299A - スケール化塗料スラッジ除去用水性アルカリ洗浄剤及びスケール化塗料スラッジ除去方法 - Google Patents

スケール化塗料スラッジ除去用水性アルカリ洗浄剤及びスケール化塗料スラッジ除去方法

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JP2002030299A
JP2002030299A JP2000215456A JP2000215456A JP2002030299A JP 2002030299 A JP2002030299 A JP 2002030299A JP 2000215456 A JP2000215456 A JP 2000215456A JP 2000215456 A JP2000215456 A JP 2000215456A JP 2002030299 A JP2002030299 A JP 2002030299A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
scaled
carbon atoms
sludge
aqueous alkaline
paint sludge
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000215456A
Other languages
English (en)
Inventor
Akihiko Kawai
昭彦 河合
Toru Sunaga
徹 須永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nihon Parkerizing Co Ltd
Parker Corp
Original Assignee
Nihon Parkerizing Co Ltd
Parker Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
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Publication date
Application filed by Nihon Parkerizing Co Ltd, Parker Corp filed Critical Nihon Parkerizing Co Ltd
Priority to JP2000215456A priority Critical patent/JP2002030299A/ja
Publication of JP2002030299A publication Critical patent/JP2002030299A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 洗浄性に優れ、引火の危険がないスケール化
塗料スラッジ除去用洗浄剤、及びこの洗浄剤を使用する
手作業の必要のないスケール化塗料スラッジ除去方法の
提供。 【解決手段】 スケール化した塗料スラッジが付着した
固液分離装置から該スラッジを除去するための水性アル
カリ洗浄剤であって、アルカリ剤、有機アミン、有機溶
剤及び界面活性剤を含有する水性アルカリ洗浄剤、及び
スケール化した塗料スラッジが付着した遠心分離機から
該スラッジを除去するための方法であって、洗浄剤槽か
らポンプで遠心分離機に洗浄剤を供給して固液分離し、
スラッジは回収し、液は洗浄剤槽に戻し、かかる循環系
にてスケール化した塗料スラッジを除去すること、及び
該洗浄剤として上記水性アルカリ洗浄剤を使用すること
を特徴とする方法。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】自動車等の塗装工程において
は、湿式の塗装ブースでは、被塗物に付着しなかった塗
料ミストは水で捕集され、凝集剤を加えて塗料スラッジ
分散液として循環ピットに送られる。塗料スラッジ分散
液は、通常、ここからポンプで遠心分離機等の固液分離
装置に送られ、塗料スラッジと液(主として水)とに分
離して、塗料スラッジは回収し、液は循環ピットに戻す
ことにより、循環処理されている。ところが、この循環
処理中に固液分離装置内に塗料スラッジがスケール化し
て付着・蓄積し、運転に支障を来す事態に至ることが多
い。本発明は、このスケール化した塗料スラッジを除去
するための水性アルカリ洗浄剤及びこれを用いて該スラ
ッジを除去する方法に関する。
【0002】
【従来の技術】上記したように固液分離装置内部に付着
・蓄積した、スケール化塗料スラッジは運転に支障を来
す事態を招くことが多い。例えば、遠心分離機内にスケ
ール化した塗料スラッジは、スクリューと回転筒との間
に回転負荷を生じ、トリップの原因になり、さらに停止
後、再起不能な状態に陥るためオーバーホールを余儀な
くされる。このため従来、シンナーを遠心分離機内部に
通してスケール化塗料スラッジを、手作業で、除去して
いたが、除去後、かえって塗料スラッジの再付着性が増
し、直ぐに電流過負荷を生じ、運転異常になってしまう
問題があった。さらにシンナーは引火性を有し火災の危
険性も伴うため、取扱いには細心の注意を払う必要があ
り、さらに作業者の健康への影響も問題であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、洗浄性に優
れ、引火の危険がないスケール化塗料スラッジ除去用洗
浄剤、及びこの洗浄剤を使用する手作業の必要のないス
ケール化塗料スラッジ除去方法を提供することを目的と
する。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは前述の課題
を解決すべく種々検討を重ねた結果、この目的に適した
洗浄剤及びスケール化塗料スラッジ除去方法を見出し、
本発明を完成するに至った。かかる本発明は、スケール
化した塗料スラッジが付着した固液分離装置から該スラ
ッジを除去するための水性アルカリ洗浄剤であって、ア
ルカリ剤、有機アミン、有機溶剤及び界面活性剤を含有
する水性アルカリ洗浄剤、及びスケール化した塗料スラ
ッジが付着した遠心分離機から該スラッジを除去するた
めの方法であって、洗浄剤槽からポンプで遠心分離機に
洗浄剤を供給して固液分離し、スラッジは回収し、液は
洗浄剤槽に戻し、かかる循環系にてスケール化した塗料
スラッジを除去すること、及び該洗浄剤として上記水性
アルカリ洗浄剤を使用することを特徴とする方法に関す
る。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明で使用するアルカリ剤とし
ては、アルカリ金属もしくはアルカリ土類金属の水酸化
物、ケイ酸又は炭酸塩を用いることができる。これらは
単独で又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。具体的には、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、
水酸化カルシウム、ケイ酸ナトリウム、ケイ酸カリウ
ム、炭酸ナトリウム、炭酸カリウム等を挙げることがで
き、水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、特に水酸化カ
リウムが好ましい。
【0006】本発明で使用する有機アミンとしては、モ
ノ、ジもしくはトリアルカノールアミン(ここでアルカ
ノールは同一の又は異なる炭素数2〜4の直鎖状もしく
は分枝状のものをさす)、N−アルキルもしくはN,N
−ジアルキル−モノアルカノールアミン(ここでアルキ
ルは同一の又は異なる炭素数1〜4の直鎖状もしくは分
枝状のものをさし、アルカノールは炭素数2〜4の直鎖
状もしくは分枝状のものをさす)、N−アルキル−ジア
ルカノールアミン(ここでアルキルは炭素数1〜4の直
鎖状もしくは分枝状のものをさし、アルカノールは同一
の又は異なる炭素数2〜4の直鎖状もしくは分枝状のも
のをさす)、モノ、ジもしくはトリアルキルアミン(こ
こでアルキルは同一の又は異なる炭素数1〜6の直鎖状
もしくは分枝状のものをさす)、炭素数2〜6のアルキ
レンジアミン又は炭素数5又は6のシクロアルキルアミ
ン等を用いることができる。これらは単独で又は2種以
上組み合わせて使用することができる。上記モノ、ジも
しくはトリアルカノールアミンとしてはモノエタノール
アミン、ジエタノールアミン、トリエタノールアミン、
モノイソプロパノールアミン、ジイソプロパノールアミ
ン、トリイソプロパノールアミン等、上記N−アルキル
もしくはN,N−ジアルキル−モノアルカノールアミン
としてはN−メチルエタノールアミン、N,N−ジメチ
ルエタノールアミン等、上記N−アルキルジアルカノー
ルアミンとしてはN−メチルジエタノールアミン、N−
エチルジエタノールアミン等、上記モノ、ジもしくはト
リアルキルアミンとしてはメチルアミン、エチルアミ
ン、ジエチルアミン、トリエチルアミン等、上記アルキ
レンジアミンとしてはエチレンジアミン、プロピレンジ
アミン等、上記シクロアルキルアミンとしてはシクロヘ
キシルアミン等を挙げることができる。
【0007】本発明で使用する有機溶剤としては、特に
制限される訳ではないが、ラクタム系溶剤、ラクトン系
溶剤、非プロトン性極性溶剤、飽和脂肪族ジカルボン酸
ジアルキル(ここでアルキルは同一の又は異なる炭素数
1〜4の直鎖状もしくは分枝状のものをさす)又は一般
式 R1O−(アルキレン−O)n−R2 (式中、R1は同一の又は異なる炭素数1〜8の直鎖状
もしくは分枝状のアルキル基、R2は水素原子又は同一
のもしくは異なる炭素数1〜8の直鎖状もしくは分枝状
のアルキル基、アルキレンは炭素数2〜4の直鎖状もし
くは分枝状のもの、nは1〜6の整数を表す)で表され
るモノもしくはポリアルキレングリコールモノもしくは
ジアルキルエーテルなどを用いることができる。これら
は単独で又は2種以上組み合わせて使用することができ
る。
【0008】ラクタム系溶剤としては5−メチルピロリ
ドン、N−メチルピロリドン等、ラクトン系溶剤として
はγ−ブチロラクトン、δ−バレロラクトン、γ−バレ
ロラクトン等、非プロトン性極性溶剤としてはジメチル
スルホキシド、スルホラン、ジメチルスルホン、ジメチ
ルホルムアミド、ジメチルアセトアミド、アセトニトリ
ル等、上記飽和脂肪族ジカルボン酸ジアルキルとしては
グルタル酸ジメチル、コハク酸ジメチル、アジピン酸ジ
メチル等、上記モノもしくはポリアルキレングリコール
モノもしくはジアルキルエーテルとしてはジエチレング
リコールモノメチルエーテル、トリエチレングリコール
モノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノブチル
エーテル、トリエチレングリコールモノブチルエーテ
ル、エチレングリコールモノヘキシルエーテル、ジエチ
レングリコールモノヘキシルエーテル、エチレングリコ
ールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、ジエチレング
リコールモノ−2−エチルヘキシルエーテル、プロピレ
ングリコールモノメチルエーテル、ジプロピレングリコ
ールモノメチルエーテル、トリプロピレングリコールモ
ノメチルエーテル、プロピレングリコールモノプロピル
エーテル、ジプロピレングリコールモノプロピルエーテ
ル、プロピレングリコールモノブチルエーテル、エチレ
ングリコールジメチルエーテル、ジエチレングリコール
ジメチルエーテル、トリエチレングリコールジメチルエ
ーテル、ジエチレングリコールジエチルエーテル、ジエ
チレングリコールジブチルエーテル、ジプロピレングリ
コールジメチルエーテル等を挙げることができる。
【0009】本発明で使用する界面活性剤は、特に制限
されず、陰イオン界面活性剤、陽イオン界面活性剤、非
イオン界面活性剤、両性イオン界面活性剤のいずれをも
用いることができ、陰イオン界面活性剤、非イオン界面
活性剤が好ましく、陰イオン界面活性剤と非イオン界面
活性剤とを併用するのがさらに好ましい。本発明で使用
する界面活性剤は各単独で又は2種以上組み合わせて使
用することができる。
【0010】陰イオン界面活性剤としては、具体的に
は、高級アルコール硫酸エステルナトリウム塩、ドデシ
ルベンゼンスルホン酸ナトリウム、アルキルナフタレン
スルホン酸ナトリウム、ポリオキシエチレンアルキルエ
ーテル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレン
アルキルフェニルエーテル硫酸エステルナトリウム塩、
β−ナフタレンスルホン酸ホルムアルデヒド縮合物のナ
トリウム塩、スルホコハク酸ジアルキルエステルナトリ
ウム塩等が挙げられる。
【0011】非イオン界面活性剤としては、具体的に
は、ポリオキシエチレンヘキシルエーテル、ポリオキシ
エチレンオクチルエーテル、ポリオキシエチレンデシル
エーテル、ポリオキシエチレンラウリルエーテル、ポリ
オキシエチレンパルミチルエーテル、ポリオキシエチレ
ンミリスチルエーテル、ポリオキシエチレンステアリル
エーテル、ポリオキシエチレンオレイルエーテル、ポリ
オキシエチレントリルエーテル、ポリオキシエチレンオ
クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンノニルフ
ェニルエーテル、ポリオキシエチレンドデシルフェニル
エーテル、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンコ
ポリマー、ポリオキシエチレンポリオキシプロピレンオ
クチルフェニルエーテル、ポリオキシエチレンポリオキ
シプロピレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシエチ
レンポリオキシプロピレンドデシルフェニルエーテル、
ポリオキシプロピレンオクチルフェニルエーテル、ポリ
オキシプロピレンノニルフェニルエーテル、ポリオキシ
プロピレンドデシルフェニルエーテル等が挙げられる。
【0012】本発明の水性アルカリ洗浄剤中の各成分の
濃度としては、水性アルカリ洗浄剤の質量を基準とし
て、アルカリ剤を1〜30質量%、特に10〜20質量
%、有機アミンを5〜20質量%、特に5〜10質量
%、有機溶剤を10〜50質量%、特に10〜20質量
%、及び界面活性剤を1〜10質量%、特に1〜5質量
%とするのが好ましい。本発明の水性アルカリ洗浄剤は
水に上記各成分が溶解もしくは分散した形態をしてお
り、水に溶解している方が好ましい。本発明の水性アル
カリ洗浄剤中の水の量は上記各成分を溶解もしくは分散
状態に保てる限り特に制限されない。
【0013】本発明の水性アルカリ洗浄剤の使用に際し
ては、スケール化した塗料スラッジが付着した固液分離
装置中の該スラッジと接触させた後、手作業でもしくは
機械力でこするなどして該スラッジを除去する。
【0014】なお、前記循環ピツト中の塗料スラッジ分
散液中の塗料スラッジは塗料と凝集剤から構成されるも
のである。ここで塗料は、通常、自動車の車体その他の
被塗物、家電製品及びその他の工業製品の塗装、特にス
プレー塗装に使用される、ポリエステル樹脂塗料、アク
リルアルキド樹脂塗料、メラミンアルキド樹脂塗料、エ
ポキシ樹脂塗料、ビニル樹脂塗料、ウレタン樹脂塗料等
であり、本発明の水性アルカリ洗浄剤はこれらの塗料の
種類にかかわらず効果を発揮し得る。凝集剤は、通常、
凝集効果と塗料の不粘着化効果とを同時に発揮させるた
めに用いられるもので、種々の凝集剤が実際に用いられ
又は試みられている。例えば、ベントナイトクレーを含
む処理剤(米国特許4,504,395)、擬ベーマイ
ト形もしくはベーマイト形のアルミナを含む処理剤(特
開平2−18492)、セピオライトを含有する処理剤
(特開平11−77061)等がある。本発明の水性ア
ルカリ洗浄剤はこれらの処理剤の種類にかかわらず効果
を発揮し得るが、特に擬ベーマイト形もしくはベーマイ
ト形のアルミナを含む処理剤又はセピオライトを含有す
る処理剤で処理した塗料スラッジ分散液に基づく、スケ
ール化した塗料スラッジの除去に有用である。
【0015】上記固液分離装置としては、通常、遠心分
離機が用いられるが、ベルトプレス(塗料スラッジ分散
液をベルトの間に挟んで圧することにより固液分離す
る)、フィルタープレス等も用いられる場合があり、本
発明の水性アルカリ洗浄剤は、遠心分離機のみならず、
上記したようなその他の固液分離装置に付着・蓄積し
た、スケール化塗料スラッジの除去に有用である。
【0016】特に、スケール化した塗料スラッジが付着
した遠心分離機から該スラッジを、本発明の水性アルカ
リ洗浄剤を用いて除去する場合には、以下に述べる方法
によって行うのが好ましい。すでに述べたごとく、自動
車等の塗装工程においては、湿式の塗装ブースでは、被
塗物に付着しなかった塗料ミストは水で捕集され、凝集
剤を加えて塗料スラッジ分散液として循環ピットに送ら
れる。塗料スラッジ分散液は、通常、ここからポンプで
遠心分離機に送られ、塗料スラッジと液(主として水)
とに分離して、塗料スラッジは回収し、液は循環ピット
に戻すことにより、循環処理されている。本発明方法に
おいては、この循環経路とは別に、本発明の洗浄剤の入
った洗浄剤槽から該遠心分離機を経て再び洗浄剤槽に戻
る循環経路を設けてこれによりスケール化塗料スラッジ
を除去する。すなわち、洗浄剤槽からポンプで遠心分離
機に洗浄剤を供給して固液分離し、スラッジは回収し、
液は洗浄剤槽に戻し、かかる循環系にてスケール化塗料
スラッジを除去する。
【0017】本発明処理を行う場合には、塗料スラッジ
分散液から塗料スラッジを回収する循環経路は閉じてお
く。この塗料スラッジ回収工程で使用される遠心分離機
はスクリューデカンタ型、分離板型(ディスク型)、円
筒型(バスケット型)等であるが、本発明方法は遠心分
離機の形式は問わず、いずれの遠心分離機についても適
用可能である。また、本発明方法を実施する際の遠心分
離機の操作条件、例えば遠心力、回転数、回転差、洗浄
剤供給速度についても特に制限はない。遠心分離機の操
作時間(洗浄剤循環時間)はスケール化塗料スラッジの
除去程度を例えば差動機電流値を洗浄開始前と比較する
ことによって調べることにより決定できる。塗料ミスト
の処理は自動車業界、家電業界等を初めとして種々の分
野で必要であり、本発明の洗浄剤及びスケール化塗料ス
ラッジ除去方法は、これらの業界を問わず適用可能であ
る。
【0018】
【実施例】以下、本発明を実施例及び比較例により説明
するが、本発明はこれらの実施例によって何ら限定され
るものではない。下記組成の実施例洗浄剤及び比較例洗
浄剤を調製し、後述の試験に供した。
【0019】
【表1】
【0020】試験1 スケール化塗料スラッジ溶解速度 自動車塗料ミストからの塗料スラッジ回収用に使用され
ているスクリューデカンタ型遠心分離機内に蓄積したス
ケール化塗料スラッジを採取し、実施例又は比較例の洗
浄剤に常温で浸漬し、1時間後に残留固形物を取り出し
150℃で乾燥して減量を測定し、溶解速度を下記式に
したがって求めた。 溶解速度(%/hr)={(浸漬前質量−浸漬後質量)×10
0/浸漬前質量}/hr 結果は以下の通りであり、比較例1(水酸化カリウムの
み)及び比較例2(シンナー)に比し、実施例の洗浄剤
は優れた洗浄性能を有していた。 溶解速度(%/hr) 24(実施例1)、22(実施例2)、27(実施例
3)、25(実施例4)11(比較例1)、14(比較
例2)、
【0021】試験2 遠心分離機内に蓄積したスケール
化塗料スラッジの除去性能 図1に概略的に示すように、循環ピットa、循環ポンプ
b及びスクリューデカンタ型遠心分離機c(巴工業
(株)製P−660SF)より構成される、塗料スラッ
ジ分散液から塗料スラッジを回収する循環ラインに対し
て、遠心分離機c及び一部配管を共用する形で、洗浄剤
槽1、洗浄ポンプ2及び遠心分離機cより構成される、
遠心分離機c内に蓄積したスケール化塗料スラッジを除
去する循環ラインを設け、洗浄剤槽1に入れる洗浄剤と
して実施例4の洗浄剤を用いて、スケール化塗料スラッ
ジの除去試験を行った。遠心分離機の設定条件は、遠心
力1200G、回転数3811rpm、回転差20rp
m、洗浄剤供給速度8L/minとした。洗浄時間は2
時間とした。スケール化塗料スラッジの除去性能は、洗
浄前と洗浄後とでそれぞれ水道水を遠心分離機作動下に
60分間循環させた時点での差動電流値を測定すること
により調べた。その結果、差動電流値は以下の通りであ
った。 初期値 4.8A 洗浄前 7.0A 洗浄後 5.5A 初期値は該遠心分離機納品時の未使用状態値である。洗
浄前後の差動電流値から本発明方法によるスケール化塗
料スラッジ除去効果は明らかである。
【0022】
【発明の効果】本発明のスケール化塗料スラッジ除去用
洗浄剤は、洗浄性に優れ、引火の危険がない。また本発
明のスケール化塗料スラッジ除去方法は、手作業を必要
とせず、また除去性能に優れる。さらに、本発明の洗浄
剤又は除去方法を用いてスケール化塗料スラッジを除去
した場合、従来法に比しスケール化塗料スラッジが再付
着しにくいという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】スケール化塗料スラッジの除去試験の方法を概
略的に示す図である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C11D 3/10 C11D 3/10 3/20 3/20 3/26 3/26 3/28 3/28 3/30 3/30 3/32 3/32 3/34 3/34 (72)発明者 須永 徹 東京都中央区日本橋人形町二丁目22番1号 株式会社パーカーコーポレーション内 Fターム(参考) 4H003 AB18 AB19 AC08 AC11 AC23 BA12 DA11 DB03 EA15 EA16 EA21 EB12 EB14 EB31 ED02 ED29 ED32 FA45 4J038 RA02 RA04 RA08 RA09 RA12

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 スケール化した塗料スラッジが付着した
    固液分離装置から該スラッジを除去するための水性アル
    カリ洗浄剤であって、アルカリ剤、有機アミン、有機溶
    剤及び界面活性剤を含有する水性アルカリ洗浄剤。
  2. 【請求項2】 アルカリ剤がアルカリ金属もしくはアル
    カリ土類金属の水酸化物、ケイ酸又は炭酸塩である請求
    項1記載の水性アルカリ洗浄剤。
  3. 【請求項3】 有機アミンがモノ、ジもしくはトリアル
    カノールアミン(ここでアルカノールは同一の又は異な
    る炭素数2〜4の直鎖状もしくは分枝状のものをさ
    す)、N−アルキル−モノもしくはジアルカノールアミ
    ン(ここでアルキルは炭素数1〜4の直鎖状もしくは分
    枝状のものをさし、アルカノールは同一の又は異なる炭
    素数2〜4の直鎖状もしくは分枝状のものをさす)、モ
    ノ、ジもしくはトリアルキルアミン(ここでアルキルは
    同一の又は異なる炭素数1〜6の直鎖状もしくは分枝状
    のものをさす)、炭素数2〜6のアルキレンジアミン又
    は炭素数5又は6のシクロアルキルアミンである請求項
    1又は2記載の水性アルカリ洗浄剤。
  4. 【請求項4】 有機溶剤がラクタム系溶剤、ラクトン系
    溶剤、非プロトン性極性溶剤、飽和脂肪族ジカルボン酸
    ジアルキル(ここでアルキルは同一の又は異なる炭素数
    1〜4の直鎖状もしくは分枝状のものをさす)又は一般
    式 R1O−(アルキレン−O)n−R2 (式中、R1は同一の又は異なる炭素数1〜8の直鎖状
    もしくは分枝状のアルキル基、R2は水素原子又は同一
    のもしくは異なる炭素数1〜8の直鎖状もしくは分枝状
    のアルキル基、アルキレンは炭素数2〜4の直鎖状もし
    くは分枝状のもの、nは1〜6の整数を表す)で表され
    るモノもしくはポリアルキレングリコールモノもしくは
    ジアルキルエーテルである請求項1〜3のいずれかに記
    載の水性アルカリ洗浄剤。
  5. 【請求項5】 界面活性剤が陰イオン界面活性剤及び/
    又は陽イオン界面活性剤である請求項1〜4のいずれか
    に記載の水性アルカリ洗浄剤。
  6. 【請求項6】 水性アルカリ洗浄剤の質量を基準とし
    て、アルカリ剤を1〜30質量%、有機アミンを5〜2
    0質量%、有機溶剤を10〜50質量%及び界面活性剤
    を1〜10質量%含有する請求項1〜5のいずれかに記
    載の水性アルカリ洗浄剤。
  7. 【請求項7】 スケール化した塗料スラッジが付着した
    遠心分離機から該スラッジを除去するための方法であっ
    て、洗浄剤槽からポンプで遠心分離機に洗浄剤を供給し
    て固液分離し、スラッジは回収し、液は洗浄剤槽に戻
    し、かかる循環系にてスケール化した塗料スラッジを除
    去すること、及び該洗浄剤として請求項1〜6のいずれ
    かに記載の水性アルカリ洗浄剤を使用することを特徴と
    する方法。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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