[go: up one dir, main page]

JP2002030241A - 水性ボールペン用インキ組成物 - Google Patents

水性ボールペン用インキ組成物

Info

Publication number
JP2002030241A
JP2002030241A JP2000389290A JP2000389290A JP2002030241A JP 2002030241 A JP2002030241 A JP 2002030241A JP 2000389290 A JP2000389290 A JP 2000389290A JP 2000389290 A JP2000389290 A JP 2000389290A JP 2002030241 A JP2002030241 A JP 2002030241A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
ink
polysaccharide
weight
ink composition
ballpoint pen
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2000389290A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4859155B2 (ja
Inventor
Yasuhiro Nobata
靖浩 野畑
Tomomi Kuromiya
友美 黒宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakuto Co Ltd
Original Assignee
Hakuto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hakuto Co Ltd filed Critical Hakuto Co Ltd
Priority to JP2000389290A priority Critical patent/JP4859155B2/ja
Publication of JP2002030241A publication Critical patent/JP2002030241A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4859155B2 publication Critical patent/JP4859155B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Inks, Pencil-Leads, Or Crayons (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ペン先を一端に取り付けたインキ収容管に、
インキと、インキ逆流防止体とを直接充填して使用す
る、長期間保管後も粘度を安定に維持し、更に顔料の沈
降がなく、その分散安定性が良好な、安定した品質を有
する水性ボールペン用インキ組成物を提供すること。 【解決手段】 顔料、水を含んでいる水性ボールペン用
インキ組成物に少なくともグルコース、フコース、グル
クロン酸、ラムノースを構成単糖とする多糖類を増粘剤
として配合することを特徴とする水性ボールペン用イン
キ組成物。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、一端にペン先を取
り付けたインキ収容管にインキとインキ逆流防止体を直
接接続した筆記具に使用できるボールペン用水性インキ
組成物に関するもので、長期間保管後も粘度の変化が少
なく、更に、顔料の沈降がなく、その分散安定性が良好
で安定した品質を有する水性ボールペン用インキ組成物
に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、ペン先を取り付けたインキ収容管
に、水性インキを直接充填して、油性ボールペンが有す
る長所と水性ボールペンが有する長所との両方を兼ね備
えたボールペンが市販されてきている。この種のボール
ペンはインキをインキ収容管に直接充填されているた
め、ペン先を下向きにすると、インキがペン先から自然
に漏出し易い。そこで、これを防止するために、インキ
を高粘度にする必要がある。また、筆跡の耐水性向上、
耐光性向上にために、顔料を着色材として用いた場合、
高粘度のインキの方が顔料の沈降が少なく、長期間保管
ができる。しかし、インキの粘度が高いとペン先からの
インキ吐出性が悪くなリ、好ましくない。そこで、水性
ボールペンに使用するインキには、スムースにインキが
吐出するように筆記時にボールの回転による高剪断力で
インキ粘度が下がるような特性を持つように、種々の水
溶性高分子が提案されている。例えば、キサンタンガム
の配合(特公昭64−8673号公報)、ウェランガム
の配合(特開平4−214782号公報)、サクシノグ
ルカンの配合(特開平6−88050号公報)、キサン
タンガムとローカストビンガムの併用(特開2000−
17217号公報)が開示されている。しかし、キサン
タンガムは顔料の分散をやや不安定にする性質があり、
顔料分散系で長期間使用すると分散破壊のために顔料が
徐々に沈降する場合がある。また、キサンタンガムを単
独で使用した場合、その増粘効果が不充分なため多量に
添加する必要があり、その結果、他の成分の添加量に制
約が生じてしまうという問題や、長期間保管した場合、
インキの粘度が低下してインキ漏れを起こしたり、顔料
が沈降して筆記時の筆跡濃度が不均一になったり、更に
は、沈降した顔料がペン先に詰まってしまい、インキの
追従性が悪くなったり、筆記不能になったりするという
問題が起きる。一方、ローカストビーンガムを単独で使
用した場合、少量の使用では増粘効果が不充分である。
また、多量に使用した場合、粘度が増加し、インキ流動
性が失われる危険性がある。また、ローカストビーンガ
ムは、一般には冷水に不溶であるため熱水にて溶解しな
ければならず、かつ、溶解時の水温により粘度に著しい
差を生じるため厳密な温度調整が必要になる。よって、
インキ製造が煩雑になったり、製造したインキ粘度が不
安定となる問題を有する。ウェランガムは、着色材であ
る顔料の分散安定性を長期間維持することは難しく、ウ
ェランガムを用いたインキをボールペン用インキを長期
間保管した後、筆記すると筆跡の淡色化や逆に過度の濃
色化現象が生じたり、ひどい場合には顔料の凝集による
ペン先でのインキ詰まりを起こして筆記できないことが
ある。サクシノグルカンも同様にこれを使用した水性ボ
ールペンを長期間保管した後、顔料の分散状態が悪くな
るために、筆記すると筆跡の淡色化や逆に過度の濃色化
現象が生じたり、ペン先のインキ詰まりが生じている。
そのため、依然として、上記のような水溶性高分子を用
いた水性ボールペン用インキ組成物は、長期間保管にお
ける顔料の分散安定性を維持することは難しく、顔料の
沈降や粘度調節剤の凝集により、筆記時のインキ追従性
が悪くなり、書き味が重くなったり、カスレが発生した
り、筆記できない等の問題点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、長期
間の保管後においても粘度調節剤が凝集することなくイ
ンキ粘度を安定に維持し、かつ顔料の沈降がなく、その
分散安定性が良好な、安定した品質を有する水性ボール
ペン用インキ組成物を提供することである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、顔料を含
む水性ボールペン用インキ組成物について、鋭意検討を
重ねた結果、特定の多糖類系増粘剤を水性ボールペン用
インキ組成物に配合することにより、インキ粘度を安定
に維持し、顔料の沈降がなく、しかもインキの流動性が
高く、書き味に優れた水性ボールペン用インキ組成物が
得られることを見出し、本発明を完成した。
【0005】すなわち、請求項1の発明は、少なくとも
グルコース、フコース、グルクロン酸、ラムノースを構
成単糖とする多糖類、顔料、水を含んでいることを特徴
とする水性ボールペン用インキ組成物である。
【0006】請求項2の発明は、請求項1記載の水性ボ
ールペン用インキ組成物において、多糖類の構成単糖
が、モル比でフコース:グルコース:グルクロン酸:ラ
ムノース=1〜2:1〜4:1〜2:1〜2であること
を特徴とするものである。
【0007】請求項3の発明は、請求項1記載の水性ボ
ールペン用インキ組成物において、多糖類が、グルコー
ス、グルクロン酸、ラムノースにて主鎖を構成し、さら
にフコースが側鎖に結合している構造を有する多糖類で
あることを特徴としているものである。
【0008】請求項4の発明は、請求項1、2、3又は
4のいずれかに記載の水性ボールペン用インキ組成物に
おいて、多糖類がアルカリゲネス レータス B−16
株の産生する多糖類であることを特徴としているもので
ある。
【0009】以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】本発明の水性ボールペン用インキ組成物に
使用する多糖類は、実質的にフコース、グルコース、グ
ルクロン酸、ラムノースを構成単糖として含む多糖類
で、好ましくは一般式(1)に示されるようなグルコー
ス、グルクロン酸、ラムノースからなる繰返し構造の主
鎖からなり、1つのグルコースに1つのフコースが分岐
した構造を有する多糖類である。
【0011】
【化1】
【0012】本発明の多糖類は、一般には微生物産生の
多糖類として得られる物である。一般に微生物は、2種
以上の多糖類を産生することが多いために本発明に使用
される多糖類の他に他の多糖類が含まれていても本発明
の多糖類の効果を妨げるものでなければ、他の多糖類が
含まれることを妨げるものではない。
【0013】本発明の多糖類を産生する微生物は、特に
限定されるものではないが、例えば、アルカリゲネス
レータスB−16株細菌(FERM BP−2015
号)がある。
【0014】本発明の多糖類の配合量は、水性ボールペ
ン用インク組成物中、0.001〜0.5重量%、好ま
しくは0.005〜0.1重量%である。その配合量が
0.001重量%より少ないと、配合した効果が得られ
ず、0.5重量%より多いと、効果の向上は得られるも
のの、配合量に見合うだけの効果の向上は得られず、経
済的にメリットが少ない場合がある。
【0015】本発明の少なくともグルコース、フコー
ス、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖とする多糖類
は、従来の合成系増粘剤、天然系増粘剤に比べて、少量
での高い増粘性、大きなチキソトロピー性、高い保水性
と周辺の環境に応じた水徐放性、無機物や無機塩類が存
在しても粘性への影響が小さいうえに粘性への温度影響
が小さく安定な粘性を維持できる等の特徴を持つため
に、該多糖類を本発明の水性ボールペン用インキ組成物
に使用することで染料、顔料、樹脂エマルション着色体
等の分散安定化性や経時安定性の改善、さらには温度に
よるインキ粘度の変化の安定化の向上をもたらす。その
結果、長期保存性、特に夏季の保存安定性の向上、水性
ボールペン用インキの先端チップでの目詰まり防止と吐
出安定性の向上、印字ムラや印刷物の色濃度あるいはに
じみの改善、印字後の文字の乾燥性の向上等の高印字品
質を実現できる。
【0016】本発明の多糖類の製造は、例えば、アルカ
リゲネス レータスB−16株細菌の場合、次のように
行われる。
【0017】アルカリゲネス レータスB−16株細菌
は、通常の微生物の培養方法で培養され、例えば、炭素
源にフラクトース、グルコース、シュークロースなどの
単糖類、ヘミセルロース、デンプン、コーンスターチな
どの天然高分子、オリーブ油脂などの油類を、窒素源に
尿素、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アン
モニウムなどの無機態窒素源、トリプトン、酵母エキ
ス、肉エキス、ペプトン、麦芽エキスなどの有機態窒素
源を、その他リン酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩化
ナトリウムなどの無機塩類を加えた培地を用いて初発p
Hが4〜10、培養温度が15〜40℃で通気攪拌液体
培養を3〜10日間行なう。培養後、該培養液に約2倍
量(容量)以上のアセトン、エタノール、イソプロピル
アルコールなどの有機溶媒を入れ、培養産生物を不溶性
の凝集物として回収する。
【0018】アルカリゲネス レータスB−16株細菌
の生産する多糖類には、少なくとも2種の多糖類が含ま
れていることが確かめられており、一つは、本発明の多
糖類である前記式(1)に示すようなグルコース、グル
クロン酸、ラムノースからなる繰返し構造の中の1つの
グルコースに1つのフコースが分岐した構造を有する多
糖類であり、他の一つは、下記式(2)で示される実質
的にフコースとマンノースを構成単糖とする構造の繰り
返しの多糖類である〔1998年度日本農芸化学会大会
要旨集、371頁参照。Y.Nohata,J.Azu
ma,R.Kurane,Carbohydrate
Research 293,(1996)213〜22
2参照〕。
【0019】
【化2】
【0020】一般式(2)で示される多糖類が、本発明
の多糖類である一般式(1)の多糖類中に含まれていて
もその効果を妨げないため、一般式(2)で示される多
糖類を除去することなく、アルカリゲネス レータスB
−16株細菌の生産する多糖類を使用することができ
る。
【0021】また、本発明の多糖類の効果を損なわない
範囲で、他の水溶性高分子と混合して用いることも、何
ら妨げるものではない。例えば、天然物系多糖類である
プルラン、ザンサンガム、ウェランガム、ラムザンガ
ム、グァーガム、ローカストビーンガム、ペクチン、ゼ
ラチン、カゼイン、デンプン、カチオンデンプン、デキ
ストリン、デンプングリコール酸ナトリウム等及びそれ
らの誘導体、セルロース誘導体であるヒドロキシエチル
セルロース、カルボキシメチルセルロース(CMC)、
ヒドロキシプロピルセルロース等及びその誘導体、合成
高分子系のポリビニルアルコール(PVA)、ポリビニ
ルピロリドン、ポリビニルエーテル、ポリ(メタ)アク
リル酸ナトリウム、ポリエチレンオキシド、メトキシエ
チレンマレイン酸共重合体等が使用できる。
【0022】本発明に使用する顔料は主着色剤として用
いるものであり、従来より水性ボールペン用インキ組成
物に用いられているものを用いることが出来る。具体的
には、カーボンブラック、酸化チタン、コバルトブル
ー、酸化鉄、群青、紺青等の無機顔料、さらに有機顔
料、アルミニウム粉、金粉、銀粉、銅粉、錫粉、真鍮粉
などの金属粉顔料、蛍光顔料、雲母系顔料等が使用でき
る。また、顔料を水性媒体に分散した分散顔料の水性ボ
ールペン用インキ組成物ベースを用いることもできる。
これらは、1種以上を混合して使用することができる。
【0023】また、水を主溶剤として使用する。
【0024】上記成分以外にも、従来から水性ボールペ
ン用インキ組成物に使用されている種々の添加剤を使用
することもできる。例えば、ペン先のインキ乾燥防止、
低温時のインキの凍結防止などの目的で水溶性有機溶剤
を配合することも何ら構わない。具体的には、エチレン
グリコール、ジエチレングリコール、トリエチレングリ
コール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコー
ル、ポリエチレングリコール、1,3−ブチレングリコ
ール、チオジエチレングリコール、1,5−ペンタンジ
オール、グリセリン等のグリコール類や、エチレングリ
コールモノメチルエーテル、ジエチレングリコールモノ
メチルエーテル、2−ピロリドン、N−メチル−2−ピ
ロリドン、トリエタノールアミン等を1種以上混合して
使用することができる。
【0025】また、インキの被筆記面への定着性を向上
するために樹脂を添加することも何ら構わない。樹脂と
しては、スチレン−アクリル系樹脂エマルション、アク
リル系樹脂エマルション、スチレン−ブタジエン系樹脂
エマルション、アルカリ可溶型樹脂、ベタイン型アクリ
ル樹脂などがある。
【0026】更に、従来公知の酸性染料、塩基性染料、
直接染料といった水溶性染料も補色用着色剤として使用
可能である。その他、ベンゾチアゾリン系、オマジン系
などの防腐剤、ベンゾトリアゾールや各種キレート剤等
の防錆剤、アニオン系、非イオン系の界面活性剤、消泡
剤、分散剤などの種々の添加剤も使用できる。
【0027】本発明の水性ボールペン用インキ組成物の
製造は、特に限定されるのもではなく、従来の種々の方
法で行われるものであり、例えば、上記各成分をターボ
ミキサーやヘンシェルミキサー等の撹拌機により撹拌混
合し、ボールミル等の分散機により混合摩砕したりする
ことによって容易に得られる。
【作用】本発明に係る水性ボールペン用インキ組成物
は、粘度調節剤として少なくともグルコース、フコー
ス、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖とする多糖類
を配合するもので、これによって、インキのチキソトロ
ピー性が高まり、長期間保存してもインキ粘度が安定で
あり、顔料の沈降防止が可能となる。よって、ボールペ
ンとした後にペン先を下向きにして放置しても、ペン先
への顔料の沈降による筆跡のカスレや筆記不能を防止す
ることができる。
【0028】
【実施例】本発明を以下の実施例によってさらに詳細に
説明するが、本発明はこれらに限定されるものではな
い。 (多糖類) A−1:特開平2−291292号公報の方法に準じ
て、アルカリゲネスレータスB−16株(FERM B
P−2015号)を培養し、培養終了後、培養物に約3
倍容量のイソプロピルアルコールを加えて攪拌混合し、
析出した凝集物を濾過、回収し、減圧下にて乾燥して多
糖類A−1を得た。 A−2:特開平5−301904号公報の方法に準じ
て、アルカリゲネスレータスB−16株(FERM B
P−2015号)を培養し、培養物1,000mlに対
してイオン交換水4,000ml加えNaOHによりp
H12に調製した。次いでダイヤイオンHPA−75
(OH)(日本錬水社製)1,000mlのカラムに
8レジン容量以下にて処理を行ない、低分子成分である
一般式(2)で示される多糖類を除去して多糖類A−2
を得た。 A−3:特願2000―41122号公報に準じて製造
された多糖類(「INCINAME:Alcalige
nes Polysaccharides」(伯東
(株)製) (その他) アルミニウムペースト:「WXMU75」商品名、アル
ミニウム粉含有率60重量%、東洋アルミニウム(株)
製 酸化チタン:「クロノスKR380」(商品名)(チタ
ン工業(株)製) 着色剤−1:「EM Green G」(商品名)、緑
色分散顔料、不揮発分44重量%(東洋インキ(株)
製) 着色剤―2:「NKW−2107」(商品名)、桃色蛍
光顔料、不揮発分53重量%(日本蛍光化学(株)製) 着色剤−3:「NKW−2167」(商品名)、紫色蛍
光顔料、不揮発分54重量%(日本蛍光化学(株)
製)) 樹脂エマルジョン−1:「ジョンクリル450」(商品
名)、スチレン−アクリル系樹脂エマルション(ジョン
ソンポリマー(株)製) 樹脂エマルジョン−2:「モビニールDM774」(商
品名)、アクリル系樹脂エマルション(ヘキスト合成
(株)製) 樹脂水溶液−1:「ジョンクリル61J」(商品名)、
スチレン−アクリル酸エステル共重合体のアンモニウム
塩(ジョンソンポリマー(株)製) 分散剤―1:ポリオキシエチレンジグリセリンホウ酸エ
ステルのオレイン酸エステルとジグリセリンホウ酸エス
テルのオレイン酸エステルとの混合物 分散剤−2:ポリオキシエチレンジグリセリンホウ酸エ
ステルのラウリン酸エステル 分散剤−3:「TL10」(商品名)(日光ケミカルズ
(株)製) 防腐剤:1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン
(「プロクセルGXL」(商品名)(ICIジャパン
(株)製) 消泡剤:「フォームクリンS」(商品名)、シリコンエ
マルジョン(伯東(株)製) キサンタンガム:「ロードポール23」(商品名)(ロ
ーヌ・プーラン・ジャパン(株)製) ローカストビーンガム:「メイプロディン200」(商
品名)(メイホールケミカル社製) (実施例1)下記の配合1で、多糖類A−1と水を混合
して、多糖類A−1の分散液を作り、これに他の成分を
混合し、ターボミキサーで5分間分散した。さらにプロ
ペラ撹拌機で30分撹拌し、さらに遠心脱泡機にかけて
微細な気泡を除去した後、光沢を有する緑色インキを得
た。
【0029】(配合1) アルミニウムペースト 6.0重量部 着色剤―1 12.0重量部 水 64.2重量部 エチレングリコール 6.0重量部 グリセリン 6.0重量部 多糖類A−1 0.4重量部 樹脂エマルジョン−1 4.0重量部 防腐剤 0.2重量部 分散剤―1 1.0重量部 消泡剤 0.2重量部 (実施例2)下記の配合2において、実施例1と同様に
して製造し、光沢を有する桃色インキを得た。
【0030】(配合2) アルミニウムペースト 4.0重量部 着色剤―2 11.0重量部 水 62.4重量部 プロピレングリコール 15.0重量部 グリセリン 5.0重量部 多糖類A−1 0.4重量部 樹脂エマルジョン−2 1.0重量部 防腐剤 0.2重量部 分散剤−2 1.0重量部 (実施例3)下記の配合3において、実施例1と同様に
して製造し、光沢を有する桃色インキを得た。
【0031】(配合3) アルミニウムペースト 4.0重量部 着色剤―2 11.0重量部 水 62.4重量部 プロピレングリコール 15.0重量部 グリセリン 5.0重量部 多糖類A−2 0.4重量部 樹脂エマルジョン−2 1.0重量部 防腐剤 0.2重量部 分散剤−2 1.0重量部 (実施例4)下記の配合4において、実施例1と同様に
して製造し、光沢を有する桃色インキを得た。
【0032】(配合4) アルミニウムペースト 4.0重量部 着色剤―2 11.0重量部 水 62.4重量部 プロピレングリコール 15.0重量部 グリセリン 5.0重量部 多糖類A−3 0.4重量部 樹脂エマルジョン−2 1.0重量部 防腐剤 0.2重量部 分散剤−2 1.0重量部 (実施例5)下記の配合4において、実施例1のターボ
ミキサーに代えてボールミルで24時間分散処理を行な
いう以外は実施例1と同様にして製造し、光沢を有する
紫色インキを得た。
【0033】(配合5) 酸化チタン 20.0重量部 着色剤−3 10.0重量部 水 50.3重量部 エチレングリコール 5.0重量部 グリセリン 5.0重量部 多糖類A−1 0.5重量部 樹脂水溶液−1 7.0重量部 分散剤−4 2.0重量部 防腐剤 0.2重量部 (比較例1)実施例1の多糖類A−1の全量をキサンタ
ンガムに変更した以外は実施例1と同様にして、光沢を
有す緑色インキを得た。 (比較例2)実施例1の多糖類A−1の0.4重量部と
水0.4重量部をキサンタンガムに変更した以外は実施
例1と同様にして、光沢を有す緑色インキを得た。 (比較例3)実施例1の多糖類A−1をキサンタンガム
0.32gとローカストビーンガム0.08gに変更し
た以外は実施例1と同様にして、光沢を有する緑色イン
キを得た。 (比較例4)実施例1の多糖類A−1の0.4重量部と
水0.2重量部をキサンタンガム0.45gとローカス
トビーンガム0.15gに変更した以外は実施例1と同
様にして、光沢を有する緑色インキを得た。 (比較例5)実施例2の多糖類A−1の0.4重量部と
水0.2重量部をウエランガム0.6gに変更した以外
は実施例2と同様にして、光沢を有する桃色インキを得
た。 (比較例6)実施例4の多糖類A−1の0.4重量部と
水0.2重量部をローカストビーンガム0.6gに変更
した以外は実施例3と同様にして、紫色インキを得た。
【0034】実施例1〜4および比較例1〜4より得た
ボールペン用水性インキ組成物の試験を行った。試験方
法は以下の通りである。 (安定性評価試験:インキ粘度)上記の方法にて調製し
た水性ボールペン用インキ組成物および室温下、密閉し
て6ヶ月静置したあとの粘度を以下の条件で測定した。 ・測定温度:25℃ ・使用粘度計:E型粘度計((株)トキメック製) ・使用ローター:ST ・ローター回転数:1回転/分 その結果を表1に示した。 (安定性評価試験:筆記試験)ぺんてる(株)製の「ハ
イブッドK105」(商品名)を用いて、ステンレスボ
ールペンチップ(ボール材質;超硬合金)と接続した透
明ポリプロピレン製中空軸筒のインキ収容管に本発明の
水性ボールペン用インキ組成物を入れ、インキ逆流防止
体を詰め、筆記試験用ボールペンとした。この筆記試験
用ボールペンを用いて、市販のコピー用紙に「目」を1
50文字筆記し、かすれを生じずに筆記可能な文字数を
確認した。試験後、使用したボールペンの先を下向きに
して室温に6ヶ月放置した。6ヶ月後、再度、同様な筆
記試験を行った。150文字筆記し、かすれを生じずに
筆記できた場合は、「150」と記載し、それ以下の場
合は、筆記10文字単位で切り捨てて筆記文字数として
評価した。その試験結果を表1に示した。
【0035】
【表1】
【0036】
【発明の効果】本発明の水性ボールペン用インキ組成物
は、長期間保管後も粘度を安定に維持するので顔料の沈
降がなく、かすれを発生しないで筆記できる文字数の低
下が生じなく、安定した品質を有する水性ボールペン用
インキ組成物である。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくともグルコース、フコース、グル
    クロン酸、ラムノースを構成単糖とする多糖類、顔料、
    水を含んでいることを特徴とする水性ボールペン用イン
    キ組成物。
  2. 【請求項2】 多糖類の構成単糖が、モル比でフコー
    ス:グルコース:グルクロン酸:ラムノース=1〜2:
    1〜4:1〜2:1〜2である請求項1記載の水性ボー
    ルペン用インキ組成物。
  3. 【請求項3】 多糖類が、グルコース、グルクロン酸、
    ラムノースにて主鎖を構成し、さらにフコースが側鎖に
    結合している構造を有する多糖類である請求項1記載の
    水性ボールペン用インキ組成物。
  4. 【請求項4】 多糖類が、アルカリゲネス レータス
    B−16株の産生する多糖類である請求項1、2、3又
    は4のいずれかに記載の水性ボールペン用インキ組成
    物。
JP2000389290A 2000-12-21 2000-12-21 水性ボールペン用インキ組成物 Expired - Fee Related JP4859155B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000389290A JP4859155B2 (ja) 2000-12-21 2000-12-21 水性ボールペン用インキ組成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000389290A JP4859155B2 (ja) 2000-12-21 2000-12-21 水性ボールペン用インキ組成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2002030241A true JP2002030241A (ja) 2002-01-31
JP4859155B2 JP4859155B2 (ja) 2012-01-25

Family

ID=18855872

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000389290A Expired - Fee Related JP4859155B2 (ja) 2000-12-21 2000-12-21 水性ボールペン用インキ組成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4859155B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020433A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Pentel Corp インキ組成物
JP2015519440A (ja) * 2012-05-09 2015-07-09 オセ−テクノロジーズ ビーブイ インク組成物、前記インク組成物の調製方法およびその使用、水溶性樹脂およびインク組成物におけるその使用

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04200389A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Agency Of Ind Science & Technol 発酵法による吸水、吸湿、保湿、粘性を有する多糖類の製造法
WO1998050473A1 (fr) * 1997-05-07 1998-11-12 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Encre pour stylo a bille a base d'un pigment aqueux de couleur blanche
JP2000017217A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Pentel Kk ボールペン用水性インキ組成物

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04200389A (ja) * 1990-11-30 1992-07-21 Agency Of Ind Science & Technol 発酵法による吸水、吸湿、保湿、粘性を有する多糖類の製造法
WO1998050473A1 (fr) * 1997-05-07 1998-11-12 Mitsubishi Pencil Kabushiki Kaisha Encre pour stylo a bille a base d'un pigment aqueux de couleur blanche
JP2000017217A (ja) * 1998-06-30 2000-01-18 Pentel Kk ボールペン用水性インキ組成物

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2003020433A (ja) * 2001-07-10 2003-01-24 Pentel Corp インキ組成物
JP2015519440A (ja) * 2012-05-09 2015-07-09 オセ−テクノロジーズ ビーブイ インク組成物、前記インク組成物の調製方法およびその使用、水溶性樹脂およびインク組成物におけるその使用
US9783690B2 (en) 2012-05-09 2017-10-10 Oce-Technologies B.V. Ink composition, a method for preparing the ink composition and use thereof, a water soluble resin and use thereof in an ink composition

Also Published As

Publication number Publication date
JP4859155B2 (ja) 2012-01-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
DE60021788T2 (de) Wässrige Glitzernde Tintenzusammensetzung
JPH0688050A (ja) 筆記具用水性インキ組成物
WO1994017146A1 (fr) Encre aqueuse de couleur a reflets metallises destinee a des stylos a bille
EP3199601A1 (en) Aqueous ink composition for writing implements
JP3398497B2 (ja) 水性インキ
WO2000001778A1 (en) Double-color ink and writing utensil containing the same
JPH07118592A (ja) ボールペン用水性金属光沢色インキ
US20250250449A1 (en) Non-newtonian ballpoint pen ink comprising cellulose nanofibers
JP2002030243A (ja) 水性インキ組成物
JP2000104000A (ja) 水性光沢インキ組成物
JP4859155B2 (ja) 水性ボールペン用インキ組成物
JP3312214B2 (ja) 水性金属光沢色インキ
JP2014095070A (ja) 水性ボールペン用インク組成物
JP3444565B2 (ja) 水性ボールペン用インキ組成物
JPH08151547A (ja) 水性金属光沢色インキ
JP2002030242A (ja) 水性ボールペン用インク組成物
JPH10316922A (ja) ボールペン用水性金属光沢色インキ
JPH06313142A (ja) 金属光沢色水性インキ組成物
JP3783311B2 (ja) ボールペン用水性インキ組成物
JP2000086964A (ja) ボールペン用水性インキ組成物及びそれを用いたボールペン
JP2000017217A (ja) ボールペン用水性インキ組成物
JP4870287B2 (ja) ボールペン用インキ組成物及び当該組成物を用いた水性ボールペン
JP2003192976A (ja) ボールペン用水性インキ
JPH11130998A (ja) 水性メタリックインキ組成物
JP3051101U (ja) 二重発色水性インキを充填したボールペン

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071220

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20110302

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110314

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110408

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A821

Effective date: 20110408

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111031

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20111031

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4859155

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20141111

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees