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JP2002030243A - 水性インキ組成物 - Google Patents

水性インキ組成物

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Publication number
JP2002030243A
JP2002030243A JP2001021731A JP2001021731A JP2002030243A JP 2002030243 A JP2002030243 A JP 2002030243A JP 2001021731 A JP2001021731 A JP 2001021731A JP 2001021731 A JP2001021731 A JP 2001021731A JP 2002030243 A JP2002030243 A JP 2002030243A
Authority
JP
Japan
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weight
polysaccharide
ink
parts
ink composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2001021731A
Other languages
English (en)
Inventor
Yasuhiro Nobata
靖浩 野畑
Tomomi Kuromiya
友美 黒宮
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Hakuto Co Ltd
Original Assignee
Hakuto Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Hakuto Co Ltd filed Critical Hakuto Co Ltd
Priority to JP2001021731A priority Critical patent/JP2002030243A/ja
Publication of JP2002030243A publication Critical patent/JP2002030243A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明の課題は、長期間の保管後においても
インキ粘度を安定に維持し、かつ顔料の沈降がなく、そ
の分散安定性が良好な安定した品質を有する水性インキ
組成物を提供することである。 【解決手段】 顔料、水を含んでなる水性ボールペン用
インキ組成物に少なくともグルコース、フコース、グル
クロン酸、ラムノースを構成単糖とする多糖類をpHが
8以上の水溶液中で60〜180℃にて加熱処理して得
られた多糖類からなる増粘剤を配合することを特徴とし
て構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、粘度安定性に優
れ、良好な増粘性を有する微生物多糖類を含有する水性
インキ組成物に関するものであり、長期間保管後も粘度
の変化が少なく、更に顔料の沈降がなく、その分散安定
性が良好で安定した品質を有する水性インキ組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】水性インキは、主溶剤とし水が使用さ
れ、水に不溶性である顔料の沈降防止、取扱い易い適度
な粘度の付与等を目的に種々の増粘剤が使用されてい
る。例えば、ボールペン用の水性インキでは、保管時に
は顔料等を安定状態に保持するように、またペン先から
露出しないように高粘度であることが望まれるが、筆記
時には連続的にスムーズにインキが供給される必要があ
る。そこで、水性ボールペンに使用するインキには、ス
ムーズにインキが吐出するように筆記時にボールの回転
によるせん断力でインキ粘度が下がるような特性を持つ
ように、種々の水溶性高分子が増粘剤とし提案されてい
る。例えば、キサンタンガムの配合(特公昭64−86
73号公報)、ウェランガムの配合(特開平4−214
782号公報)、サクシノグルカンの配合(特開平6−
88050号公報)、キサンタンガムとローカストビン
ガムの併用(特開2000−17217号公報)が開示
されている。
【0003】しかし、キサンタンガムでは、顔料の分散
がやや不安定になる傾向があり、顔料分散系で長期間使
用すると顔料が徐々に沈降する場合がある。その結果、
長期間保管した場合、インキの粘度が低下してインキ漏
れを起こしたり、顔料が沈降して筆記時の筆跡濃度が不
均一になったり、更には、沈降した顔料がペン先に詰ま
ってしまい、インキの追従性が悪くなったり、筆記不能
になったりするという問題が起きる。
【0004】ローカストビーンガムは、一般に冷水に不
溶であるため、熱水にて溶解しなければならず、かつ、
溶解時の水温により粘度に著しい差を生じるために厳密
な温度調整が必要になるなど、インキ製造が煩雑になっ
たり、製造したインキの粘度が不安定になる等の問題を
有する。また、ローカストビーンガムは配合量を多くす
るとインキ流動性が失われることがあり、好ましくな
い。
【0005】ウェランガムでは、着色材である顔料の分
散安定性を長期間維持することは難しく、これを用いた
インキを使用した水性ボールペンを長期間保管した後、
筆記すると筆跡の淡色化や逆に過度の濃色化現象が生じ
たり、場合によっては顔料の凝集によるペン先でのイン
キ詰まりを起こして筆記できないことがある。
【0006】サクシノグルカンも同様にこれを使用した
水性ボールペンを長期間保管した後、顔料の分散状態が
悪くなるために、筆記すると筆跡の淡色化や逆に過度の
濃色化現象が生じたり、ペン先のインキ詰まりが生じて
いる。このように依然として水性ボールペン用インキ組
成物の長期間保管における顔料の分散安定性を維持する
ことは難しく、顔料の沈降や粘度調節剤の凝集により、
筆記時のインキ追従性が悪くなり、書き味が重くなった
り、かすれが発生して筆記できない等の問題点を有して
いる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、長期
間の保管後においてもインキ粘度を安定に維持し、かつ
顔料の沈降がなく、その分散安定性が良好な安定した品
質を有する水性インキ組成物を提供することである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、かかる課
題を解決するために水性インキ組成物について、鋭意研
究を重ねた結果、特定の多糖類をアルカリ水溶液中で加
熱処理して得られた多糖類を増粘剤として配合すること
により水性インキ組成物の性質が改善されることを見出
し、この知見に基づいて本発明を完成するに至った。
【0009】すなわち、請求項1に係る発明は、顔料、
水と、実質的にフコース、グルコース、グルクロン酸、
ラムノースを構成単糖として含む多糖類を、pHが8以
上の水溶液中、60〜180℃で加熱処理して得られた
多糖類よりなる増粘剤からなる増粘剤を含むことを特徴
とする水性インキ組成物である。
【0010】請求項2に係る発明は、多糖類の構成単糖
が、モル比でフコース:グルコース:グルクロン酸:ラ
ムノース=1〜2:1〜4:1〜2:1〜2である請求
項1記載の水性インキ組成物である。
【0011】請求項3に係る発明は、多糖類が主鎖とし
てグルコース、グルクロン酸、ラムノースにて構成さ
れ、さらにフコースが側鎖に結合している構造を有する
請求項1記載の水性インキ組成物である。
【0012】請求項4に係る発明は、多糖類がアルカリ
ゲネス レータス B−16株の産生する多糖類である
請求項1、2又は3記載の水性インキ組成物である。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0014】本発明の水性インキ組成物に使用する増粘
剤は、実質的にフコース、グルコース、グルクロン酸、
ラムノースを構成単糖として含む多糖類をアルカリ水溶
液中に分散もしくは溶解させて加熱処理したものであ
る。
【0015】本発明に用いる多糖類は、実質的にフコー
ス、グルコース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖
として含む多糖類で、好ましくは下記式(1)に示され
るようなグルコース、グルクロン酸、ラムノースからな
る繰返し構造の主鎖からなり、1つのグルコースに1つ
のフコースが分岐した構造を有する多糖類である。
【0016】
【化1】
【0017】本発明の多糖類は微生物産生の多糖類とし
て得られる物である。一般に微生物は、2種以上の多糖
類を産生することが多いために本発明に使用される多糖
類の他に他の多糖類が含まれていても本発明の多糖類の
効果を妨げるものでなければ、他の多糖類が含まれるこ
とを妨げるものではない。
【0018】本発明の多糖類を産生する微生物は、特に
限定されるものではないが、例えば、アルカリゲネス
レータスB−16株細菌(FERM BP−2015
号)がある。例えば、アルカリゲネス レータスB−1
6株細菌の産生する多糖類の場合、次のように行われ
る。
【0019】アルカリゲネス レータスB−16株細菌
は、通常の微生物の培養方法で培養され、例えば、炭素
源にフラクトース、グルコース、シュークロースなどの
単糖類、ヘミセルロース、デンプン、コーンスターチな
どの天然高分子、オリーブ油脂などの油類を、窒素源に
尿素、塩化アンモニウム、硝酸アンモニウム、硫酸アン
モニウムなどの無機態窒素源、トリプトン、酵母エキ
ス、肉エキス、ペプトン、麦芽エキスなどの有機態窒素
源を、その他リン酸カリウム、硫酸マグネシウム、塩化
ナトリウムなどの無機塩類を加えた培地を用いて初発p
Hが4〜10、培養温度が15〜40℃で通気攪拌液体
培養を3〜10日間行なう。培養後、該培養液に約2倍
量(容量)以上のアセトン、エタノール、イソプロピル
アルコールなどの有機溶媒を入れ、培養産生物を不溶性
の凝集物として回収する。
【0020】アルカリゲネス レータスB−16株細菌
の生産する多糖類には、少なくとも2種の多糖類が含ま
れていることが確かめられており、一つは、本発明の多
糖類である前記式(1)に示すようなグルコース、グル
クロン酸、ラムノースからなる繰返し構造の中の1つの
グルコースに1つのフコースが分岐した構造を有する多
糖類であり、他の一つは、下記式(2)で示される実質
的にフコースとマンノースを構成単糖とする構造の繰り
返しの多糖類である〔1998年度日本農芸化学会大会
要旨集、371頁参照。Y.Nohata,J.Azu
ma,R.Kurane,Carbohydrate
Research 293,(1996)213〜22
2参照〕。
【0021】
【化2】
【0022】式(2)で示される多糖類が、本発明の多
糖類である式(1)の多糖類中に含まれていてもその効
果を妨げないため、式(2)で示される多糖類を除去す
ることなく、アルカリゲネス レータスB−16株細菌
の生産する多糖類を使用することができる。
【0023】該多糖類をアルカリ水溶液中で加熱処理す
るときの濃度は、0.01〜3重量%、好ましくは0.
1重量%〜1重量%の濃度である。1重量%を越える濃
度では、水溶液の粘度が高くて取り扱いが悪くなる場合
がある。また、0.01重量%以下の濃度では、濃度が
低く効率が悪いので好ましくない。
【0024】該多糖類をアルカリ水溶液中で加熱処理す
るときのpHは8以上、好ましくはpH11以上、さら
に好ましくはpH12以上である。水溶液のpHが7未
満の酸性条件下では、該多糖類の分子鎖の切断が激し
く、意図する増粘効果を得ることができない場合があ
る。
【0025】該多糖類をアルカリ水溶液中で加熱処理す
るときの温度は、60℃〜180℃、好ましくは80〜
160℃、より好ましくは100〜140℃である。6
0℃未満では加熱時間を長くしても本発明の多糖類が得
られない場合がある。また、180℃以上では該多糖類
の分解が過度に進むことがあり、好ましくないことがあ
る。100℃以上の加熱処理には耐熱容器を用いる必要
がある。加熱時間は、pH、処理温度、目的の粘度特性
によって、適宜決定されるものであるが、通常10〜3
0分である。加熱処理後、該多糖類のアルカリ水溶液を
室温まで冷却した後、無機酸(例えば、硫酸、塩酸)の
水溶液を加えて中和し、攪拌下に約3倍量(容量)のア
セトン、エタノール、イソプロピルアルコールなどの有
機溶媒を加えて、加熱処理された該多糖類を凝集物とし
て析出させ、ろ過、減圧乾燥して、本発明の増粘剤を得
る。
【0026】加熱処理前の該多糖類の0.1重量%水溶
液の回転粘度は310mPa・sを示すが、pH=9、
120℃、120分の加熱処理で同濃度水溶液の回転粘
度は410mPa・s、さらにpH=13、120℃、
20分の加熱処理で1,310mPa・sへと大きく粘
性が向上する。本発明の増粘剤が、アルカリ水溶液中で
加熱することにより粘度が高くなるのは、該多糖類の分
子鎖の一部が切断されて、水への溶解性が向上すること
によって粘度が高くなったものと考えられる。
【0027】本発明の増粘剤の配合量は、水性インキ組
成物中、0.001〜0.5重量%、好ましくは0.0
05〜0.1重量%である。その配合量が0.001重
量%より少ないと、配合した効果が得られず、0.5重
量%より多いと、効果の向上は得られるものの、配合量
に見合うだけの効果の向上は得られず、経済的にメリッ
トが少ない場合がある。
【0028】本発明の増粘剤は、従来の合成系増粘剤、
天然系増粘剤に比べて、少量で高い増粘性、大きなチキ
ソトロピー性、高い保水性と周辺の環境に応じた水徐放
性、無機物や無機塩類が存在しても粘性への影響が小さ
いうえに温度の粘性への影響が小さく、安定な粘性を維
持できる等の特徴を持つために、本発明の多糖類を水性
インキ組成物に使用することで染料、顔料、樹脂エマル
ション着色体等の分散安定化性や経時安定性の改善、さ
らには温度によるインキ粘度の安定性向上をもたらす。
その結果、長期保存性、特に夏季の保存安定性の向上、
この水性インキ組成物を使用した水性ボールペンの先端
チップでの目詰まり防止と吐出安定性の向上、印字ムラ
や印刷物の色濃度あるいはにじみの改善、印字後の文字
の乾燥性向上等の高印字品質を実現できる。
【0029】また、本発明の増粘剤の効果を損なわない
範囲で、他の水溶性高分子、例えば、天然物系多糖類で
あるザンサンガム、ウェランガム、ラムザンガム、グァ
ーガム、ローカストビーンガムなど、セルロース誘導体
であるヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチル
セルロース(CMC)など、合成高分子系のポリビニル
アルコール(PVA)などと混合して用いることも何ら
妨げるものではない。
【0030】本発明に使用する顔料は主着色剤として用
いるものであり、従来から水性インキ組成物に用いられ
ているものを用いることができる。具体的には、カーボ
ンブラック、酸化チタン、コバルトブルー、酸化鉄、群
青、紺青等の無機顔料、さらに有機顔料、アルミニウム
粉、金粉、銀粉、銅粉、錫粉、真鍮粉などの金属粉顔
料、蛍光顔料、雲母系顔料等が使用できる。また、顔料
を水性媒体に分散した分散顔料の水性インキ組成物ベー
スを用いることもできる。これらは、1種以上を混合し
て使用することができる。
【0031】上記成分以外にも、従来から水性インキ組
成物に使用されている種々の添加剤を使用することもで
きる。例えば、インキ乾燥防止、低温時のインキの凍結
防止などの目的で水溶性有機溶剤を配合することも何ら
構わない。具体的には、エチレングリコール、ジエチレ
ングリコール、トリエチレングリコール、プロピレング
リコール、ジプロピレングリコール、ポリエチレングリ
コール、1,3−ブチレングリコール、チオジエチレン
グリコール、1,5−ペンタンジオール、グリセリン等
のグリコール類や、エチレングリコールモノメチルエー
テル、ジエチレングリコールモノメチルエーテル、2−
ピロリドン、N−メチル−2−ピロリドン、トリエタノ
ールアミン等を1種以上混合して使用することができ
る。
【0032】また、インキの被筆記面への定着性を向上
するために樹脂を添加することも何ら構わない。樹脂と
しては、スチレン−アクリル系樹脂エマルション、アク
リル系樹脂エマルション、スチレン−ブタジエン系樹脂
エマルション、アルカリ可溶型樹脂、ベタイン型アクリ
ル樹脂などがある。
【0033】さらに公知の酸性染料、塩基性染料、直接
染料等の水溶性染料も補色用着色剤として使用できる。
その他、ベンゾチアゾリン系、オマジン系などの防腐
剤、ベンゾトリアゾールや各種キレート剤等の防錆剤、
アニオン系、非イオン系の界面活性剤、消泡剤、分散剤
などの種々の添加剤も使用できる。
【0034】本発明の水性インキ組成物の製造は、特に
限定されるものではなく、従来の種々の方法で行われる
ものであり、例えば、上記各成分をターボミキサーやヘ
ンシェルミキサー等の撹拌機により撹拌混合し、ボール
ミル等の分散機により混合摩砕したりすることによって
容易に得られる。
【作用】本発明に係る水性インキ組成物は、少なくとも
グルコース、フコース、グルクロン酸、ラムノースを構
成単糖とする多糖類を、pHが8以上の水溶液中、60
〜180℃で加熱処理して得られた多糖類を増粘剤とし
て配合するもので、これによって、インキのチキソトロ
ピー性が高まり、長期間保存してもインキ粘度が安定で
あり、顔料の沈降防止が可能となる。よって、ボールペ
ン等に使用した場合、ペン先を下向きにして放置して
も、ペン先への顔料の沈降による筆跡のかすれや筆記不
能を防止することができる。
【0035】
【実施例】以下、実施例によって本発明を具体的に説明
するが、本発明はこれらにより限定されるものではな
い。 [B−16多糖類の調製]特開平2−291292号公報
の方法に準じて、アルカリゲネスレータスB−16株
(FERM BP−2015号)を培養し、培養終了
後、培養物に約3倍容量のイソプロピルアルコールを加
えて攪拌混合した。析出した凝集物を濾過、回収し、減
圧下にて乾燥してB−16多糖類を得た。 [本発明に用いた増粘剤−1〜3の調製] (増粘剤−1の調製)上記の方法で得られたB−16多
糖類を0.5wt%水溶液とし、1モル/L水酸化ナト
リウムにてpH11.5に調整し、室温にて一晩放置し
た後、さらにオートクレーブ中、120℃で60分間保
持した後、室温まで冷却し、1モル/L硫酸を用いて中
和した。中和後、該多糖類水溶液の約3倍容量のイソプ
ロピルアルコールを添加し、析出した凝集物をろ過し、
減圧乾燥して本発明の増粘剤―1を得た。 (増粘剤−2の調製)増粘剤−1と同様に上記の方法で
得られたB−16多糖類をpH12.0に調整し、12
0℃で20分間保持し、増粘剤−2を得た。 (増粘剤−3の調製)増粘剤−1と同様に上記の方法で
得られたB−16多糖類をpH13.0に調整し、12
0℃で20分間保持し、増粘剤−3を得た。
【0036】増粘剤−1〜増粘剤−3、キサンタンガ
ム、ローカストビンガムの各0.1重量%水溶液(p
H:6.9)の30℃、50℃、80℃における粘度を
表1に示した。
【0037】
【表1】
【0038】[水性ボールペン用インキ用原材料] アルミニウムペースト:「WXMU75」商品名、アル
ミニウム粉含有率60重量%、東洋アルミニウム(株)
製 酸化チタン:「クロノスKR380」(商品名)(チタ
ン工業(株)製) 着色剤−1:「EM Green G」(商品名)、緑
色分散顔料、不揮発分44重量%(東洋インキ(株)
製) 着色剤―2:「NKW−2107」(商品名)、桃色蛍
光顔料、不揮発分53重量%(日本蛍光化学(株)製) 着色剤−3:「NKW−2167」(商品名)、紫色蛍
光顔料、不揮発分54重量%(日本蛍光化学(株)
製)) 樹脂エマルジョン−1:「ジョンクリル450」(商品
名)、スチレン−アクリル系樹脂エマルション(ジョン
ソンポリマー(株)製) 樹脂エマルジョン−2:「モビニールDM774」(商
品名)、アクリル系樹脂エマルション(ヘキスト合成
(株)製) 樹脂水溶液−1:「ジョンクリル61J」(商品名)、
スチレン−アクリル酸エステル共重合体のアンモニウム
塩(ジョンソンポリマー(株)製) 分散剤―1:ポリオキシエチレンジグリセリンホウ酸エ
ステルのオレイン酸エステルとジグリセリンホウ酸エス
テルのオレイン酸エステルとの混合物 分散剤−2:ポリオキシエチレンジグリセリンホウ酸エ
ステルのラウリン酸エステル 分散剤−3:「TL10」(商品名)(日光ケミカルズ
(株)製) 防腐剤:1,2−ベンゾイソチアゾリン−3−オン
(「プロクセルGXL」(商品名)(ICIジャパン
(株)製) 消泡剤:「フォームクリンS」(商品名)、シリコンエ
マルジョン(伯東(株)製) キサンタンガム:「ロードポール23」(商品名)(ロ
ーヌ・プーラン・ジャパン(株)製) ローカストビーンガム:「メイプロディン200」(商
品名)(メイホールケミカル社製) (実施例1)下記の配合1で増粘剤−1と水を混合して
増粘剤−1の分散液を作り、これに他の成分を混合し、
ターボミキサーで5分間分散した。さらにプロペラ撹拌
機で30分撹拌し、さらに遠心脱泡機にかけて微細な気
泡を除去した後、光沢を有する緑色インキを得た。 (配合1) アルミニウムペースト 6.0重量部 着色剤―1 12.0重量部 水 64.4重量部 エチレングリコール 6.0重量部 グリセリン 6.0重量部 増粘剤−1 0.2重量部 樹脂エマルジョン−1 4.0重量部 防腐剤 0.2重量部 分散剤―1 1.0重量部 消泡剤 0.2重量部 (実施例2)下記の配合2において、実施例1と同様に
して製造し、光沢を有する桃色インキを得た。 (配合2) アルミニウムペースト 4.0重量部 着色剤―2 11.0重量部 水 62.6重量部 プロピレングリコール 15.0重量部 グリセリン 5.0重量部 増粘剤 −1 0.2重量部 樹脂エマルジョン−2 1.0重量部 防腐剤 0.2重量部 分散剤−2 1.0重量部 (実施例3)下記の配合3において、実施例1と同様に
して製造し、光沢を有する桃色インキを得た。 (配合3) アルミニウムペースト 4.0重量部 着色剤―2 11.0重量部 水 62.7重量部 プロピレングリコール 15.0重量部 グリセリン 5.0重量部 増粘剤−2 0.1重量部 樹脂エマルジョン−2 1.0重量部 防腐剤 0.2重量部 分散剤−2 1.0重量部 (実施例4)下記の配合4において、実施例1と同様に
して製造し、光沢を有する桃色インキを得た。 (配合4) アルミニウムペースト 4.00重量部 着色剤―2 11.00重量部 水 62.75重量部 プロピレングリコール 15.00重量部 グリセリン 5.00重量部 増粘剤−3 0.05重量部 樹脂エマルジョン−2 1.00重量部 防腐剤 0.20重量部 分散剤−2 1.00重量部 (実施例5)下記の配合4において、実施例1のターボ
ミキサーに代えてボールミルで24時間分散処理を行な
いう以外は実施例1と同様にして製造し、光沢を有する
紫色インキを得た。 (配合5) 酸化チタン 20.0重量部 着色剤−3 10.0重量部 水 50.6重量部 エチレングリコール 5.0重量部 グリセリン 5.0重量部 増粘剤−1 0.2重量部 樹脂水溶液−1 7.0重量部 分散剤−4 2.0重量部 防腐剤 0.2重量部 (比較例1)実施例1の増粘剤−1の0.2重量部と水
0.2重量部をキサンタンガム0.4重量部に変更した
以外は実施例1と同様にして光沢のある緑色インキを得
た。 (比較例2)実施例1の増粘剤−1の0.2重量部と水
0.6重量部をキサンタンガム0.8重量部に変更した
以外は実施例1と同様にして光沢のある緑色インキを得
た。 (比較例3)実施例1の増粘剤−1の0.2重量部と水
0.2重量部をキサンタンガム0.32gとローカスト
ビーンガム0.08gに変更した以外は実施例1と同様
にして光沢のある緑色インキを得た。 (比較例4)実施例1の増粘剤−1の0.2重量部と水
0.4重量部をキサンタンガム0.45gとローカスト
ビーンガム0.15gに変更した以外は実施例1と同様
にして光沢のある緑色インキを得た。 (比較例5)実施例2の増粘剤−1の0.2重量部と水
0.4重量部をウエランガム0.6gに変更した以外は
実施例2と同様にして光沢のある桃色インキを得た。 (比較例6)実施例4の増粘剤−1の0.05重量部と
水0.55重量部をローカストビーンガム0.6gに変
更した以外は実施例3と同様にして紫色インキを得た。
【0039】実施例1〜4および比較例1〜4より得た
ボールペン用水性インキ組成物の試験を行った。試験方
法は以下の通りである。 (安定性評価試験:インキ粘度)上記の方法にて調製し
た水性ボールペン用インキ組成物および室温下、密閉し
て6ヶ月静置したあとの粘度を以下の条件で測定した。 ・測定温度:25℃ ・使用粘度計:E型粘度計((株)トキメック製) ・使用ローター:ST ・ローター回転数:1回転/分 その結果を表1に示した。 (安定性評価試験:筆記試験)ぺんてる(株)製の「ハ
イブッドK105」(商品名)を用いて、ステンレスボ
ールペンチップ(ボール材質;超硬合金)と接続した透
明ポリプロピレン製中空軸筒のインキ収容管に本発明の
水性ボールペン用インキ組成物を入れ、インキ逆流防止
体を詰め、筆記試験用ボールペンとした。この筆記試験
用ボールペンを用いて、市販のコピー用紙に「目」を1
50文字筆記し、かすれを生じずに筆記可能な文字数を
確認した。試験後、使用したボールペンの先を下向きに
して室温に6ヶ月放置した。6ヶ月後、再度、同様な筆
記試験を行った。150文字筆記し、かすれを生じずに
筆記できた場合は、「150」と記載し、それ以下の場
合は、筆記10文字単位で切り捨てて筆記文字数として
評価した。その試験結果を表1に示した。
【0040】
【表2】
【0041】
【発明の効果】本発明の水性インキ組成物は、長期間保
管後も粘度を安定に維持し、顔料の沈降がなく、かすれ
を発生しないで筆記できる文字数の低下がなく、安定し
た品質を有する。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 顔料、水と、実質的にフコース、グルコ
    ース、グルクロン酸、ラムノースを構成単糖として含む
    多糖類を、pHが8以上の水溶液中、60〜180℃で
    加熱処理して得られた多糖類よりなる増粘剤を含むこと
    を特徴とする水性インキ組成物。
  2. 【請求項2】 多糖類の構成単糖が、モル比でフコー
    ス:グルコース:グルクロン酸:ラムノース=1〜2:
    1〜4:1〜2:1〜2である請求項1記載の水性イン
    キ組成物。
  3. 【請求項3】 多糖類が、主鎖としてグルコース、グル
    クロン酸、ラムノースにて構成され、さらにフコースが
    側鎖に結合している構造を有する請求項1記載の水性イ
    ンキ組成物。
  4. 【請求項4】 多糖類が、アルカリゲネス レータス
    B−16株の産生する多糖類である請求項1、2又は3
    記載の水性インキ組成物。
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