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JP2002014081A - 焼入深度測定方法及びその装置 - Google Patents

焼入深度測定方法及びその装置

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Publication number
JP2002014081A
JP2002014081A JP2000199640A JP2000199640A JP2002014081A JP 2002014081 A JP2002014081 A JP 2002014081A JP 2000199640 A JP2000199640 A JP 2000199640A JP 2000199640 A JP2000199640 A JP 2000199640A JP 2002014081 A JP2002014081 A JP 2002014081A
Authority
JP
Japan
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steel material
magnetic field
depth
output voltage
coil
Prior art date
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Pending
Application number
JP2000199640A
Other languages
English (en)
Inventor
Hiroaki Yano
博明 矢野
Minoru Tanaka
穰 田中
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SENSOR SYSTEM KK
Original Assignee
SENSOR SYSTEM KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SENSOR SYSTEM KK filed Critical SENSOR SYSTEM KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、鋼材の焼入硬化層の深さを短時間
で且つ非破壊で直接測定することが可能であり、また測
定精度、信頼性が高く、しかも安価に構成できる焼入深
度測定方法及びその装置を提供する。 【解決手段】 鋼材の焼入硬化層の深さを非破壊で測定
する焼入深度測定方法であって、励磁コイル1で発生さ
せた低周波交流磁場によって鋼材10を表面に沿った方
向に磁化し、それによって発生する渦電流で誘起される
誘導磁場を検出コイル2で検出し、該検出コイルの出力
電圧を、同種鋼材の既知の焼入硬化層の深さと出力電圧
の相関データと比較することによって、対象鋼材の焼入
硬化層の深さを算出してなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、焼入深度測定方法
及びその装置に係わり、更に詳しくは鋼材の焼入硬化層
の深さを非破壊で測定する焼入深度測定方法及びその装
置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】自動車部品を始めとして多くの装置部品
には、高周波焼入鋼材が多く使用されている。高周波焼
入鋼材は、強度保障のため硬化層の深さ評価が必要不可
欠である。この深さ測定には、従来から超音波法や渦電
流法等の非破壊計測法が検討されているが、測定精度や
信頼性が低いことから未だ普及には至っておらず、現状
では焼入鋼材を部分的に切断し、断面強度をビッカース
硬度計など各種硬度計で測定する方法が主流となってい
る。しかし、この手法は多くの測定時間を要し、さらに
サンプル材が必要であるとともに、原理的に全数検査が
不可能であるといった問題がある。
【0003】前述の渦電流法による焼入れ硬化層の深さ
測定の原理は、励磁コイルで発生させた低周波交流磁場
によって鋼材を磁化すると、硬化層の深さによって鋼材
の磁化遅れ特性が変化することを利用したものである。
つまり、励磁コイルで発生させた低周波交流磁場によっ
て鋼材を表面に沿った方向に磁化し、それによって発生
する渦電流で誘起される誘導磁場を検出コイルで検出
し、励磁電流波形のピーク値と検出コイルの出力電圧の
積分波形(磁束波形)のピーク値の間の位相角(磁化遅
れ)が硬化層の深さによって変化する現象を利用したも
のである。しかし、前記位相角はある硬化層の深さのと
ころで極大を示すので、位相角の値だけでは硬化層の深
さを一義的に決定できない。
【0004】一方、鋼材焼入れ後のマルテンサイトと、
元組織の初磁化曲線と導電率は共に差が生じ、高周波焼
入れ材の場合、これらの差は低周波交流磁場下で、焼入
れ深さ変化に伴い、鋼材表面に配置した検出コイルの出
力電圧振幅値に変化を生じさせる。検出コイルの出力電
圧は、硬化層の深さの増加とともに単調に減少する特性
を有していることから、従来はこの検出コイルの出力電
圧を位相角の同定に利用して、位相角の値から硬化層の
深さを決定していたのである。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】従来の渦電流法におい
て特に焼入れ深さが深い場合に測定精度が悪い原因を探
るため、本発明者らは実験と数値解析を繰り返した。そ
の結果、位相角はどの周波数においても励磁電流が大き
くなるほど変化が大きく現れ、また位相角はどの周波数
でもある焼入れ深さでピークが現れることを確認し、更
に励磁電流の周波数が高くなると、その位相角のピーク
値が現れる焼入れ深さは浅くなることを確認した。次
に、焼入れ深さに対する位相角変化は、元組織とマルテ
ンサイトの磁化曲線と導電率のどちらに大きく影響され
るかを確認するための解析を行った。その結果、導電率
に差を与えた場合、位相角変化は焼入れ深さの変化に対
して大きな差は見られないが、導電率を一定とし、磁化
曲線に差を与えると、大きな位相角変化が生じることが
確認できた。同時に、ある焼入れ深さで位相角のピーク
値が現れることも確認できた。以上より、高周波焼入れ
深さに対する位相角の変化は、元組織とマルテンサイト
部(硬化層)との磁化曲線の差に大きく影響されること
が確認できた。
【0006】また、周波数と励磁電流を一定として鋼材
内部の比透磁率、磁束密度、渦電流密度分布を解析し
た。その結果、焼入れ領域では元組織部に比べ比透磁率
が低く現れるため、鋼材内部の磁束密度分布は透磁率の
高い元組織部に集中していることが確認できた。一方、
渦電流密度分布は、鋼材表層が最も高い値を示し、また
焼入れ領域内での渦電流密度分布の傾きは元組織領域に
比べ小さく、鋼材表層における渦電流のピーク値は焼入
れ深さが深くなるにつれて減少傾向を示すことも確認で
きた。
【0007】励磁電流に対する出力電圧の位相角変化を
発生させる要因には、様々な物理現象が関与しているこ
とが考えられるが、最も大きな原因は鋼材内部に発生す
る渦電流であると思われる。周波数と励磁電流を一定と
して鋼材内部に生じる総渦電流量を各焼入れ深さについ
て解析した結果、ある焼入れ深さでピークが現れ、この
ピーク値に対応する焼入れ深さは位相角のピークが現れ
る焼入れ深さと略同じであり、総渦電流量の全体的な傾
向も位相角と同様であった。この結果から焼きいれ深さ
が変化するに伴い、鋼材内部に発生する渦電流量も変化
し、渦電流量が位相角に反映していることが理解でき
る。
【0008】次に、焼入れ深さの変化に対する出力電圧
の積分波形(磁束密度)のピーク値の評価を行った。周
波数及び励磁電流をパラメータとし、焼入れ深さを変化
させたときの解析結果から、周波数が高くなるにつれ、
表皮効果が高まるため、焼入れ深さが深い領域では傾き
が小さくなるものの、深さに比例して振幅は減少傾向を
示していることが確認できた。これは、焼入れ深さが深
くなると、透磁率の低い領域が鋼材表層に広がり、鋼材
表層に集中する渦電流のピーク値が減るためであると考
えられる。
【0009】従来の渦電流法は、位相角と出力電圧の振
幅の2要素からなるリサージュ表示を利用したものであ
るが、その特徴を解析的にも実験的にも検証した結果、
同周波数では励磁電流が高くなると全体的なリサージュ
曲線の振幅及び位相が増加するので、焼入れ深さを判別
し易くなるのに対し、周波数変化では渦電流の浸透深さ
が関係するため、周波数が高くなるにつれ焼入れ深さが
浅い領域の判別は容易になるが、深い領域の判別は困難
になることが分かった。つまり、位相角の変化を利用す
る以上、焼入れ深さが深い場合には、測定精度が極端に
落ちて、信頼性に乏しい結果を表示することは避けられ
ないのである。
【0010】一方、磁性体は磁気特性の不均一性を持
ち、未飽和磁化領域では磁気ノイズの原因となるため、
検出コイルの出力電圧に大きなバラツキが発生すること
が予想されるので、常識的には検出コイルの出力電圧の
みを利用して焼入れ深さを測定することは考え難い。
【0011】そこで本発明者らは、検出コイルの出力電
圧が焼入れ深さに略比例することに注目し、敢えて出力
電圧のみで焼入れ深さを測定する方法の開発に挑み、各
硬度別におけるマルテンサイトの磁気特性のバラツキを
実験により評価し、磁気特性の不均一性を考慮した数値
解析により、低周波交流磁場を使用した高周波焼入れ深
さ非破壊検査手法の検討を行い、本発明を完成させるに
至ったのである。しかるに本発明は、鋼材の焼入硬化層
の深さを短時間で且つ非破壊で直接測定することが可能
であり、また測定精度、信頼性が高く、しかも安価に構
成できる焼入深度測定方法及びその装置を提供すること
を目的としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、鋼材の焼入硬化層の深さを非破壊で測定す
る焼入深度測定方法であって、励磁コイルで発生させた
低周波交流磁場によって鋼材を表面に沿った方向に磁化
し、それによって発生する渦電流で誘起される誘導磁場
を検出コイルで検出し、該検出コイルの出力電圧を、同
種鋼材の既知の焼入硬化層の深さと出力電圧の相関デー
タと比較することによって、対象鋼材の焼入硬化層の深
さを算出してなる焼入深度測定方法を確立した。
【0013】ここで、前記励磁コイルで発生される空間
磁場を外部磁場検出手段で検出し、空間磁場が一定にな
るように励磁電流を制御してなることが精度向上におい
て好ましい。
【0014】また、本発明は、鋼材の焼入硬化層の深さ
を非破壊で測定する焼入深度測定装置であって、鋼材の
表面に沿った方向に磁化するための低周波交流磁場を発
生させる励磁コイルと、鋼材に発生した渦電流で誘起さ
れる誘導磁場を検出する検出コイルと、同種鋼材の既知
の焼入硬化層の深さと出力電圧の相関データが予め記憶
され、前記検出コイルの出力電圧と相関データとから対
象鋼材の焼入硬化層の深さを算出する演算手段とを備え
た焼入深度測定装置を構成した。
【0015】ここで、前記励磁コイルで発生される空間
磁場を検出するための外部磁場検出手段を、前記励磁コ
イルの近傍に配設するとともに、該外部磁場検出手段で
検出した空間磁場が一定になるように励磁電流を制御し
てなることが好ましい。
【0016】また、鋼材表面に接触させる一対の平行な
接触芯を有する側面視コ字形のヨークの一方の接触芯に
前記励磁コイルを巻回するとともに、他方の接触芯に前
記検出コイルを巻回し、前記接触芯の先端部間に前記外
部磁場検出手段を配設した測定プローブを用いてなるこ
とも好ましい。
【0017】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施の形態を添付図
面に基づき更に詳細に説明する。
【0018】本発明の焼入深度測定装置は、鋼材の焼入
硬化層の深さを非破壊で測定する焼入深度測定装置であ
って、鋼材の表面に沿った方向に磁化するための低周波
交流磁場を発生させる励磁コイルと、鋼材に発生した渦
電流で誘起される誘導磁場を検出する検出コイルと、同
種鋼材の既知の焼入硬化層の深さと出力電圧の相関デー
タが予め記憶され、前記検出コイルの出力電圧と相関デ
ータとから対象鋼材の焼入硬化層の深さを算出する演算
手段とを備えたものである。更に、前記励磁コイルで発
生される空間磁場を検出するための外部磁場検出手段
を、前記励磁コイルの近傍に配設するとともに、該外部
磁場検出手段で検出した空間磁場が一定になるように励
磁電流を制御するのである。
【0019】本実施形態では、S45Cの鋼材を使用
し、この鋼材に高周波焼入れを施したものを用いた。先
ず、焼入れによる硬度変化に伴った導電率と初磁化特性
変化の評価、並びに焼入れ鋼材磁気特性の不均一性測定
を行った。
【0020】(S45C鋼材のマルテンサイト硬度評
価)図1に高周波焼入れにより深さ1、2、3mmまで
焼入れを施した円柱形鋼材(φ80mm×150mm)
のマルテンサイト硬度分布を示す。これは高周波焼入れ
鋼材を輪切りにし、表面より0.25mmピッチでビッ
カース硬度計により測定した硬度結果を示している。一
般的に焼入れ深さはHv450を境界としている。この
結果からS45Cの高周波焼入れの場合、マルテンサイ
ト部の硬度は、表面から約Hv700を維持し、それ以
降急激に硬度が減衰し、元組織の硬度Hv245に到達
することが理解できる。例えば焼入れ深さ3mm時で
は、表面より深さ約2mmまでHv700を維持し、そ
れ以降約1.5mm間で急激に硬度が減衰し、表面より
深さ3.5mmからHv245を維持していることが分
かる。
【0021】(各硬度における導電率評価)以上の結果
より本実施形態では、焼入れ領域の硬度をHv700と
し、焼入れ領域から元組織領域への減衰領域をHv57
0及びHv430と仮定して、鋼材全てに無心焼入れを
施した鋼材(09×210mm)計3本を作成した。ま
た、元組織領域を模擬するため、同形状の鋼材に焼鈍し
処理を施した鋼材(Hv245)を作成した。次に、こ
れら4本の鋼材を、ダブルブリッジ低抵抗測定回路によ
り、それぞれの導電率の測定を行った。その測定結果、
Hv245の鋼材では導電率が4.98×106S/
m、Hv430では4.00×106S/m、Hv57
0では3.97×106S/m、Hv700では3.7
4×106S/mとなった。硬度が増すに伴い、導電率
は減少傾向を示しており、例えば硬度Hv700鋼材で
は、元組織鋼材に比べ約25%導電率が減少している。
【0022】(各硬度における磁化特性及び磁気ノイズ
評価)次に、各硬度における磁化特性及び磁気ノイズを
評価した。各硬度におけるS45C鋼材の初磁化特性及
び磁気特性のバラツキを評価するため、磁極間隔可変型
電磁石を励磁装置として用いる磁化特性測定装置の開発
を行った。この装置は、試験鋼材をヨーク材で隙間無く
挟み、一様に磁化させる構造である。試験鋼材に直接巻
いたコイル(Bコイル:200ターン)より磁束密度B
を測定し、また空間磁場Hは磁極間に垂直に配置させた
ホールプロープにより測定した。
【0023】(各硬度における初磁化特性)前述の初磁
化特性測定装置を使用し、S45C鋼材の各硬度におけ
る初磁化特性の測定を行った。測定した鋼材は、φ9m
m×50mm円柱形状のS45C鋼材全てに、硬度Hv
700、Hv570、Hv430の無心焼入れを施した
鋼材と、焼鈍し処理を行ったHv245の鋼材4本を使
用した。なお無心焼入れ材の作成は、電気炉で900度
まで材料全体を加熱し、急冷温度を変化させることによ
り各硬度の値を得た。測定結果を図2(a)、(b)に
それぞれ示す。図2(a)はB−H曲線を、図2(b)
はH−μr曲線を示している。硬度が増すにつれ、透磁
率が減少することが分かる。例えば、硬度Hv700で
は、焼鈍し材に比べ約65%最大比透磁率が低くなって
いることが分かる。
【0024】(各硬度における磁気ノイズ評価)前述の
初磁化特性測定装置を使用し、各硬度における磁気特性
の不均一性を評価した。測定試料はそれぞれ硬度Hv2
45、Hv430、Hv570、Hv700のφ9mm
円柱形鋼材で、長さを180mmとした。測定はBコイ
ル(幅4mm、50ターン)とホールプロ−プの位置を
同じとし、また外部磁場Hの値は一定としたまま、試験
鋼材軸方向にBコイル及びホールブローブを2mmピッ
チで平行移動させ、各点における磁束密度を測定した。
測定範囲は、試験鋼材の長さ方向の中心点より±20m
m(2mmピッチ計21点)の測定を行った。各硬度に
おける測定結果を図3〜図6にそれぞれ示す。図3の焼
鈍し材では、外部磁場Hが300A/mでは、最大約8
%のバラツキがあるが、500A/mまで磁場を増やす
と2%程度まで低減されることが分かった。次に図4の
硬度Hv430の焼入れ材では、外部磁場Hが500A
/mでは、最大15%のバラツキがあるが、1000A
/mまで磁場を増やすと、約3%まで低減されることが
分かった。図5の硬度Hv570の焼入れ材では、外部
磁場Hが500A/mでは、最大28%のバラツキが計
測されたが、2000A/mまで磁場を増やすと、略均
一になることが分かった。最後に図6の硬度Hv700
の焼入れ材では、外部磁場Hが500A/mでは、最大
28%のバラツキがあるが、2000A/mまで磁場を
増やすと、略均一になることが計測された。
【0025】以上の結果から、焼鈍し材は外部磁場Hが
500A/m程度で、Hv430の焼入れ材では100
0A/m程度で磁気特性のバラツキが低減されるが、硬
度Hv570以上の焼入れ材では2000A/m程度ま
で磁化させなければ磁気特性のバラツキは低減されず,
またそのバラツキ率は最大で約80%程度生じることも
合わせて分かった。これらのバラツキは、磁気測定等で
の磁気ノイズの原因となりうることが予想される。
【0026】(交流非線形解析)本発明は、低周波交流
磁場を使用し、非接触又は接触で高周波焼入れ深さを測
定できる方法を確立するものである。測定プローブは、
図7に示すように、へルムホルツ型励磁コイル1,1
と、2つの励磁コイル1,1の間に検出コイル2を配置
し、更に検出コイル2の内側に外部磁場検出手段3を配
した構造とした。このプローブ内に円柱形高周波焼入れ
材10を挿入した時の検出コイル2に得られる出力電圧
の評価を、等価正弦波交流非線形解析を用いて行なっ
た。尚、図7において、符号11は鋼材10の元組織部
を示し、12は焼入れ硬化層を示している。ここで、交
流励磁周波数は、渦電流の浸透深さを考慮に入れて20
Hzの低周波数を使用した。また非線形解析には前述の
測定した各硬度のS45C鋼材の導電率と初磁化曲線を
使用し、焼入れ深さが出力電圧の振幅に及ぼす影響の検
討を行った。
【0027】(等価正弦波交流非線形解析法)本解析で
は、磁気ベクトルポテンシャルによる軸対称有限要素法
を用いた。強磁性体を交流で磁化させると非線形性のた
め磁束波形は歪むため、これを解析で評価するには非線
形磁気特性を考慮してステップ・バイ・ステップ法で解
く必要がある。しかし、この解析手法は多くの計算時間
が必要となる。一方、交流励磁において、材料内部の透
磁率が最大透磁率までの未飽和磁化領域では磁束密度は
歪まず、正弦波として扱えることが確かめられている。
【0028】ここでは、計算時間の短縮や解析の容易性
を考慮し、未飽和磁化領域での交流非線形解析手法とし
て、等価正弦波交流非線形数値解析法の適用を行った。
この解析手法は、複素数近似解析法(jω法)を使用
し、非線形交流磁界で歪波形として現れる材料内の磁束
波形を振幅の等しい正弦波に近似する、等価正弦波を使
用した近似的交流非線形解析法である。その支配方程式
を以下に示す。
【0029】rot(νrotA)=Jo−Je (1)
【0030】divJe=0 (2)
【0031】ここで、A、Jo、Je、νは、それぞれ磁
気ベクトルポテンシャル、強制電流密度、禍電流密度、
磁気抵抗率である。渦電流密度Jeは、Je=jωσAで
あり、ここでのω、σは、角周波数及び導電率である。
これは(1)式の磁気抵抗率νを非緑形とした解析手法
である。また解析では、鋼材を等方性磁性材料として取
り扱っている。
【0032】(解析条件:焼入れ領域条件)図1の硬度
分布から、S45C鋼材の高周波焼入れでは、材料表面
から硬度Hv700を維持し、その後ある深さで急激に
硬度が低下し、元組織領域のHv245となることが分
かる。しかし、焼入れ硬度はHv700からHv245
まで急激に減衰するものの、その中間硬度領域が数mm
程度存在することも理解できる。一般的に高周波焼入れ
深さはHv450の値を境として判断しているため、H
v700領域の深さが焼入れ深さとはならない。そこ
で、本解析では焼入れ領域から急激に硬度が減衰する中
間領域を、Hv450を境にそれより硬度が高く、Hv
700未満の領域はHv570とし、またHv450よ
り硬度が低くHv245以上の硬度をもつ中間領域はH
v430と仮定し、硬度がHv700からHv245ま
で減衰する中間領域を2層に分け、評価を試みた。具体
的には、焼入れ深さ3mm時の場合、解析条件として表
面より2mmまでがHv700、2mmから3mmまで
の層はHv570、3mmから3.5mmまでの層はH
v430、そしてそれ以上深い層は全てHv245の層
と仮定し、それぞれの硬度の初磁化曲線と導電率を初期
条件として与え非線形解析を行うこととした。
【0033】(解析条件:各硬度における初磁化)鋼材
等の強磁性体は材料内の透磁率の不均一性を持ち、各種
磁気計測において磁気ノイズを発生する。本発明ではこ
の磁気ノイズの原因となる磁気特性のバラツキを図3〜
図6において、各硬度ごとに評価した。この結果を元
に、各硬度における磁気特性のバラツキを与え解析を行
った。Hv245領域では、500A/mまでの初期磁
化曲線に最大8%、Hv430領域では,1000A/
mまでの初期磁化曲線に最大15%、Hv570及びH
v700領域では、2000A/mまでの初期磁化曲線
に最大28%の範囲内で有限要素法の各分割領域内にラ
ンダムに磁気特性分布を与え、初期透磁率のバラツキを
与えた。以上の解析条件下で、励磁周波数を20Hz一
定としたとき、焼入れ深さが出力電圧の振幅値に及ぼす
影響の評価を行った。
【0034】(解析結果)図1の硬度分布を元に、鋼材
内を4層に分け、焼入れ深さを3mmとし、交流非線形
解析を行った。材料内部の比透磁率及び磁束密度分布の
解析結果を図8(a)、(b)にそれぞれ示す。これ
は、焼入れ鋼材とプローブの間の空間磁場Hが2000
A/m時の、z=0ライン上の比透磁率及び磁束密度分
布を示している。図8(a)の比透磁率解析結果から、
Hv245層の値は他の3層に比べ高く、またこの層の
表面は表皮効果の影響から最大比透磁率に近づいてお
り、透磁率のバラツキも低減していることがわかる。そ
れに対し、それ以外の3層ではHv245層に対し比透
磁率は極端に低いことが分かる。そのため、図8(b)
の磁束密度分布では透磁率の高いHv245層に値が集
中している様子が合わせて理解できる。Hv480、H
v570、Hv700の各層では、透磁率のバラツキは
あるものの、Hv245層内に比べ絶対的な透磁率の値
が小さいため、全体としては大きなバラツキにはならな
い。次に、図8(b)の磁束密度結果では、透磁率の高
い領域に最も高い値が得られていることが理解できる。
磁束密度は透磁率の値に比例するが、表皮効果の影響か
ら、鋼材内部まで磁束が侵入しないため、鋼材表層より
鋼材中心部の方が透磁率は高いが、磁束密度は表層の方
が中心部より高い値を示し、また、中心部の透磁率のバ
ラツキにはほとんど影響されていないことが理解でき
る。
【0035】これらの結果から、焼入れ領域の方が元組
織領域に比べ磁気特性のバラツキは大きいが(図3〜図
6参照)、透磁率が低いため、材料内部に侵入する磁束
は元組織領域に集中し、焼入れ領域の透磁率のバラツキ
にはほとんど影響されないことが予想できる。この現象
を明らかにするため本解析では、励磁‐検出コイル間隔
を一定に保ったまま、プロープ全体を円柱形鋼材軸方向
(z軸方向)に5mmピッチで平行移動した際の、各位
置における出力電圧を求め、磁気特性の不均一性に伴う
出力電圧のバラツキ率を求めた。結果を図9に示す。空
間磁場Hが100A/m時では、各位置における出力電
圧のバラツキ率は約7%ほどあるが、Hの値を上げるに
伴い磁気ノイズは減少する様子が理解できる。この結果
から、磁気特性の不均一により出力電圧の磁気ノイズは
計測されるものの、そのバラツキ率は元組織領域の透磁
率のバラツキが支配的となるため数%程度と小さく、実
際の焼入れ深さの測定では大きな障害にはならないこと
が示された。
【0036】(検証実験及び解析との比較)本発明で
は、図7のプローブ構造に対し検証実験及び解析値との
比較を行った。図7のプローブ構造に対し、予め励磁電
流を調節し、試験鋼材10とプローブの検出コイル2と
の間に設置した外部磁場検出コイル3により、空間磁場
Hの値が5000A/mまで増加させても、プロープ検
出コイル2に得られる出力電圧波形に歪みが発生しな
い、未飽和磁化領域であることを確認した上で、焼入れ
深さ変化が出力電圧波形の振幅値に及ぼす影響を評価し
た。実験にはφ30mm×150mmの円柱形S45C
鋼材で、鋼材表面より、深さ1、2、3、4、5mmで
高周波焼入れをした試験片5本、さらに焼き戻し処理を
施した試験片(深さ0mm)の合計6本を作成し評価を
行った。H=500及び2000A/m時の実験及び解
析結果を図10(a)、(b)にそれぞれ示す。
【0037】どの条件下でも焼入れ深さが深くなるにつ
れて出力電圧は減少傾向を示していることが理解でき
る。図8からも分かるが、材料内部に侵入する磁束密度
は透磁率の高い元組織領域に集中する。そのため、焼入
れ深さが深くなるにつれ、材料表面から透磁率の低い領
域が増し、透磁率の高い元組織領域が減少するため、出
力電圧は低下すると考えられる。次に解析値との比較で
あるが、H=2000A/m時で解析値の方が最大約8
%低く評価されているものの、H=500A/mでは全
体としてよく一致する結果を得ることができ、本解析手
法の有用性を示すと同時に、本発明の測定原理の有効性
が立証された。
【0038】最後に、図11に基づいて、鋼材の表面に
沿えるだけで焼入れ深さを測定できる実用的なプローブ
Pの構造を簡単に説明する。図11(a)はプローブP
の簡略正面図、(b)は簡略側面図、(c)は簡略底面
図を示している。このプローブPは、鋼材表面に接触さ
せる一対の平行な接触芯4A,4Bを有する側面視コ字
形のヨーク4の一方の接触芯4Aに前記励磁コイル1を
巻回するとともに、他方の接触芯4Bに前記検出コイル
2を巻回し、前記接触芯4A,4Bの先端部間に前記外
部磁場検出手段3を配設した構造のものである。ここ
で、前記外部磁場検出手段3としては、コイルやホール
素子、その他の公知の磁気センサーを用いることがで
き、その設置位置も図示した位置に限定されず、前記励
磁コイル1で発生される低周波交流磁場(励磁電流)を
一定に制御するためのフィードバック信号が得られれば
良いのである。
【0039】
【発明の効果】以上にしてなる発明の焼入深度測定方法
及びその装置は、鋼材の焼入硬化層の深さを短時間で且
つ非破壊で直接測定することが可能であり、また測定精
度、信頼性が高く、しかも安価に構成できるのである。
また、高周波焼入れ鋼材の各硬度別における磁気特性を
求め、磁気ノイズを解析的に評価し、磁気ノイズの影響
が無視できるので、高精度の測定ができる。そして、焼
入れ深さが増加するに伴い、出力電圧の振幅は深さに比
例して減少傾向を示すことが数値解析及び検証実験によ
り確かめたので、低周波交流磁場による高周波焼入れ深
さを、検出コイルの出力電圧のみを用いて測定すること
ができ、しかも焼入れ深さが深い鋼材をも精度良く測定
できることが立証できた。また、プローブを鋼材の方面
に沿って走査して測定することにより、焼入れ深さ分布
を出すことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】高周波焼入れにより深さ1、2、3mmまで焼
入れを施した円柱形鋼材のマルテンサイト硬度分布を示
すグラフである。
【図2】各硬度における初磁化特性を示し、(a)はB
−H曲線のグラフ、(b)はH−μr曲線のグラフであ
る。
【図3】Hv245の試験鋼材軸方向の各点における磁
束密度のバラツキを示すグラフである。
【図4】Hv430の試験鋼材軸方向の各点における磁
束密度のバラツキを示すグラフである。
【図5】Hv570の試験鋼材軸方向の各点における磁
束密度のバラツキを示すグラフである。
【図6】Hv700の試験鋼材軸方向の各点における磁
束密度のバラツキを示すグラフである。
【図7】へルムホルツ型励磁コイルと検出コイルからな
る測定プローブを一部破断して示した斜視図である。
【図8】材料内部のz=0における比透磁率及び磁束密
度分布の解析結果を示し、(a)は鋼材半径に対する比
透磁率のグラフ、(b)は鋼材半径に対する磁束密度の
グラフである。
【図9】円柱形鋼材軸方向の各位置における出力電圧の
バラツキ率を示すグラフである。
【図10】高周波焼入れをした焼入れ深さの異なる試験
鋼材の実測結果と理論結果を示し、(a)は空間磁場H
が500A/mの場合のグラフ、(b)は空間磁場Hが
2000A/mの場合のグラフである。
【図11】実用的なプローブの構造を示し、(a)はプ
ローブの簡略正面図、(b)は簡略側面図、(c)は簡
略底面図を示している。
【符号の説明】 1 励磁コイル 2 検出コイル 3 外部磁場検出手段(コイル) 4 ヨーク 4A,4B 接触芯 10 鋼材 11 元組織部 12 焼入れ硬化層

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼材の焼入硬化層の深さを非破壊で測定
    する焼入深度測定方法であって、励磁コイルで発生させ
    た低周波交流磁場によって鋼材を表面に沿った方向に磁
    化し、それによって発生する渦電流で誘起される誘導磁
    場を検出コイルで検出し、該検出コイルの出力電圧を、
    同種鋼材の既知の焼入硬化層の深さと出力電圧の相関デ
    ータと比較することによって、対象鋼材の焼入硬化層の
    深さを算出してなることを特徴とする焼入深度測定方
    法。
  2. 【請求項2】 前記励磁コイルで発生される空間磁場を
    外部磁場検出手段で検出し、空間磁場が一定になるよう
    に励磁電流を制御してなる請求項1記載の焼入深度測定
    方法。
  3. 【請求項3】 鋼材の焼入硬化層の深さを非破壊で測定
    する焼入深度測定装置であって、鋼材の表面に沿った方
    向に磁化するための低周波交流磁場を発生させる励磁コ
    イルと、鋼材に発生した渦電流で誘起される誘導磁場を
    検出する検出コイルと、同種鋼材の既知の焼入硬化層の
    深さと出力電圧の相関データが予め記憶され、前記検出
    コイルの出力電圧と相関データとから対象鋼材の焼入硬
    化層の深さを算出する演算手段とを備えたことを特徴と
    する焼入深度測定装置。
  4. 【請求項4】 前記励磁コイルで発生される空間磁場を
    検出するための外部磁場検出手段を、前記励磁コイルの
    近傍に配設するとともに、該外部磁場検出手段で検出し
    た空間磁場が一定になるように励磁電流を制御してなる
    請求項3記載の焼入深度測定装置。
  5. 【請求項5】 鋼材表面に接触させる一対の平行な接触
    芯を有する側面視コ字形のヨークの一方の接触芯に前記
    励磁コイルを巻回するとともに、他方の接触芯に前記検
    出コイルを巻回し、前記接触芯の先端部間に前記外部磁
    場検出手段を配設した測定プローブを用いてなる請求項
    4記載の焼入深度測定装置。
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