JP2002010544A - 永久磁石式ブラシレスdcモータ - Google Patents
永久磁石式ブラシレスdcモータInfo
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Landscapes
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- Iron Core Of Rotating Electric Machines (AREA)
- Permanent Magnet Type Synchronous Machine (AREA)
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 周方向に等間隔に形成した長孔内に永久磁石
を固定したロータと、ステータコイルを巻いた磁極を有
するステータとを備える永久磁石式ブラシレスDCモー
タにおいて、ロータに永久磁石を固定する場合に、大規
模な装置が不用で処理が簡単であり、永久磁石を座屈な
どにより破損するおそれをなくす。 【解決手段】 ロータの長孔を永久磁石よりも周方向に
幅広く形成し、これらの長孔内に装填した永久磁石の周
方向の両側に空隙を設け、これらの空隙に挿入した非磁
性金属製パイプの両端を永久磁石よりも突出させ、これ
ら突出端を塑性変形させることによって永久磁石を長孔
内に固定した。金属製パイプは、ステンレス製パイプが
好適である。このパイプの両端を塑性加工する方法とし
ては、カシメたり、つぶしたりする方法が使用できる。
を固定したロータと、ステータコイルを巻いた磁極を有
するステータとを備える永久磁石式ブラシレスDCモー
タにおいて、ロータに永久磁石を固定する場合に、大規
模な装置が不用で処理が簡単であり、永久磁石を座屈な
どにより破損するおそれをなくす。 【解決手段】 ロータの長孔を永久磁石よりも周方向に
幅広く形成し、これらの長孔内に装填した永久磁石の周
方向の両側に空隙を設け、これらの空隙に挿入した非磁
性金属製パイプの両端を永久磁石よりも突出させ、これ
ら突出端を塑性変形させることによって永久磁石を長孔
内に固定した。金属製パイプは、ステンレス製パイプが
好適である。このパイプの両端を塑性加工する方法とし
ては、カシメたり、つぶしたりする方法が使用できる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、永久磁石を周方
向に等間隔に埋め込んだロータを持つ永久磁石式ブラシ
レスDCモータに関するものである。
向に等間隔に埋め込んだロータを持つ永久磁石式ブラシ
レスDCモータに関するものである。
【0002】
【従来の技術】ロータに永久磁石を周方向に等間隔に埋
め込み、この永久磁石をステータの磁極に対向させてロ
ータを回転させる永久磁石式ブラシレスDCモータが公
知である。この種のモータではロータの永久磁石がステ
ータの内周面に対向して回転するインナーロータ型のも
のと、ロータの永久磁石がステータの外周面に対向して
回転するアウターロータ型のものがある。
め込み、この永久磁石をステータの磁極に対向させてロ
ータを回転させる永久磁石式ブラシレスDCモータが公
知である。この種のモータではロータの永久磁石がステ
ータの内周面に対向して回転するインナーロータ型のも
のと、ロータの永久磁石がステータの外周面に対向して
回転するアウターロータ型のものがある。
【0003】このようなモータに用いるロータでは、通
常鉄などの磁性材料製のドラムに、電磁鋼板(けい素鋼
板など)の薄板を積層したマグネットブッシュを圧入固
定すると共に、このマグネットブッシュに設けた長孔内
に永久磁石を装填し固定している。ここに長孔はロータ
の周方向に幅が広く、かつマグネットブッシュをロータ
の回転軸と平行に貫通する。
常鉄などの磁性材料製のドラムに、電磁鋼板(けい素鋼
板など)の薄板を積層したマグネットブッシュを圧入固
定すると共に、このマグネットブッシュに設けた長孔内
に永久磁石を装填し固定している。ここに長孔はロータ
の周方向に幅が広く、かつマグネットブッシュをロータ
の回転軸と平行に貫通する。
【0004】このように複数の永久磁石をロータの周方
向に等間隔に固定する構造のものは、通常磁石打込み型
(Interior Parmanent Magnet型、略してIPM型とも
いう)と呼ばれるこの場合には永久磁石が形成する磁束
の不適当な回り込み(すなわち漏洩磁束)の増大を防ぎ
磁束の有効利用を図るために、永久磁石の周方向の両側
に空隙を形成している。すなわち長孔の周方向の幅を永
久磁石の周方向の幅よりも大きく設定し、永久磁石の両
側に設けた空隙により永久磁石の磁束が周方向に拡大す
るのを防いでいる。このように長孔内にこの長孔よりも
周方向に幅が狭い永久磁石を固定する場合、従来は接着
剤を用いたり、永久磁石を長孔内に圧入嵌合していた。
向に等間隔に固定する構造のものは、通常磁石打込み型
(Interior Parmanent Magnet型、略してIPM型とも
いう)と呼ばれるこの場合には永久磁石が形成する磁束
の不適当な回り込み(すなわち漏洩磁束)の増大を防ぎ
磁束の有効利用を図るために、永久磁石の周方向の両側
に空隙を形成している。すなわち長孔の周方向の幅を永
久磁石の周方向の幅よりも大きく設定し、永久磁石の両
側に設けた空隙により永久磁石の磁束が周方向に拡大す
るのを防いでいる。このように長孔内にこの長孔よりも
周方向に幅が狭い永久磁石を固定する場合、従来は接着
剤を用いたり、永久磁石を長孔内に圧入嵌合していた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】永久磁石を接着剤で固
定する場合は、通常熱硬化性の接着剤を用いるから、長
孔内に永久磁石を装填してから加熱する必要があり、高
温乾燥炉が必要になる。また長孔からあふれ出た余分な
接着剤は、硬化後に除去しなければならない。このため
装置が大規模になり、処理が面倒であった。
定する場合は、通常熱硬化性の接着剤を用いるから、長
孔内に永久磁石を装填してから加熱する必要があり、高
温乾燥炉が必要になる。また長孔からあふれ出た余分な
接着剤は、硬化後に除去しなければならない。このため
装置が大規模になり、処理が面倒であった。
【0006】永久磁石を長孔に圧入嵌合する場合には、
永久磁石に大きな荷重が加わることになる。磁石の種類
によっては割れ易いものがあり、これに大きな荷重が加
わると座屈により破損し易い。
永久磁石に大きな荷重が加わることになる。磁石の種類
によっては割れ易いものがあり、これに大きな荷重が加
わると座屈により破損し易い。
【0007】この発明はこのような事情に鑑みなされた
ものであり、ロータに永久磁石を固定する場合に、大規
模な装置が不用で処理が簡単であり、永久磁石を座屈な
どにより破損するおそれをなくした永久磁石式ブラシレ
スDCモータを提供することを目的とする。
ものであり、ロータに永久磁石を固定する場合に、大規
模な装置が不用で処理が簡単であり、永久磁石を座屈な
どにより破損するおそれをなくした永久磁石式ブラシレ
スDCモータを提供することを目的とする。
【0008】
【発明の構成】この発明によればこの目的は、周方向に
等間隔に形成した長孔内に永久磁石を固定したロータ
と、ステータコイルを巻いた磁極を有するステータとを
備える永久磁石式ブラシレスDCモータにおいて、前記
ロータの長孔を永久磁石よりも周方向に幅広く形成し、
これらの長孔内に装填した永久磁石の周方向の両側に空
隙を設け、これらの空隙に挿入した非磁性金属製パイプ
の両端を前記永久磁石よりも突出させ、これら突出端を
塑性変形させることによって永久磁石を前記長孔内に固
定したことを特徴とする永久磁石式ブラシレスDCモー
タにより達成される。
等間隔に形成した長孔内に永久磁石を固定したロータ
と、ステータコイルを巻いた磁極を有するステータとを
備える永久磁石式ブラシレスDCモータにおいて、前記
ロータの長孔を永久磁石よりも周方向に幅広く形成し、
これらの長孔内に装填した永久磁石の周方向の両側に空
隙を設け、これらの空隙に挿入した非磁性金属製パイプ
の両端を前記永久磁石よりも突出させ、これら突出端を
塑性変形させることによって永久磁石を前記長孔内に固
定したことを特徴とする永久磁石式ブラシレスDCモー
タにより達成される。
【0009】モータはインナーロータ型でもアウターロ
ータ型でもよい。ロータは鉄系などの磁性材料アルミ製
ドラムの外周(インナーロータ型)または内周(アウタ
ーロータ型)に電磁鋼板の薄板を積層したマグネットブ
ッシュを圧入固定した構造とし、このマグネットブッシ
ュに設けた長孔に板状の永久磁石を装填して、金属製パ
イプで固定することができる。ここに用いる金属製パイ
プは、ステンレス製パイプが好適である。このパイプの
両端を塑性加工する方法としては、カシメたり、つぶし
たりする方法が使用できる。
ータ型でもよい。ロータは鉄系などの磁性材料アルミ製
ドラムの外周(インナーロータ型)または内周(アウタ
ーロータ型)に電磁鋼板の薄板を積層したマグネットブ
ッシュを圧入固定した構造とし、このマグネットブッシ
ュに設けた長孔に板状の永久磁石を装填して、金属製パ
イプで固定することができる。ここに用いる金属製パイ
プは、ステンレス製パイプが好適である。このパイプの
両端を塑性加工する方法としては、カシメたり、つぶし
たりする方法が使用できる。
【0010】
【実施態様】図1は本発明の一実施態様であるホイール
インモータの縦断面図、図2はモータ単体のステータの
正面図、図3は同じく背面図、図4は図2におけるIV−
IV線断面図、図5ステータの組立手順を説明するための
分解斜視図、図6はボビンとストッパの構造を示す分解
斜視図、図7はロータのマグネットブッシュの正面図
(A)および側断面図(B)、図8はマグネットブッシ
ュの一部拡大図、図9は永久磁石の装填方法を示す図、
図10はパイプのカシメ方法を説明する図である。
インモータの縦断面図、図2はモータ単体のステータの
正面図、図3は同じく背面図、図4は図2におけるIV−
IV線断面図、図5ステータの組立手順を説明するための
分解斜視図、図6はボビンとストッパの構造を示す分解
斜視図、図7はロータのマグネットブッシュの正面図
(A)および側断面図(B)、図8はマグネットブッシ
ュの一部拡大図、図9は永久磁石の装填方法を示す図、
図10はパイプのカシメ方法を説明する図である。
【0011】図1において、符号10は3相永久磁石式
ブラシレスDCモータであり、左右割りのモータケース
12の中に収容されている。このモータケース12の中
には特殊なオイルが入れられ、モータ10はこのオイル
に浸漬されて作動する。モータケース12は車体(図示
せず)側に固定される右ケース半体12aと、この右ケ
ース半体12aに液密に固定される左ケース半体12b
とを持つ。
ブラシレスDCモータであり、左右割りのモータケース
12の中に収容されている。このモータケース12の中
には特殊なオイルが入れられ、モータ10はこのオイル
に浸漬されて作動する。モータケース12は車体(図示
せず)側に固定される右ケース半体12aと、この右ケ
ース半体12aに液密に固定される左ケース半体12b
とを持つ。
【0012】この左ケース半体12bには車軸14が軸
受16,18によって回転自在に保持される。この車軸
14の左端は左ケース半体12bから突出し、ここにホ
イール20が取付けられる。ホイール20は、ディスク
20aとリム20bとで形成される。車軸14にはハブ
22がスプライン結合され、このハブ22にはホイール
20のディスク20aがボルト結合される。リム20b
にはタイヤ(図示せず)が装着される。
受16,18によって回転自在に保持される。この車軸
14の左端は左ケース半体12bから突出し、ここにホ
イール20が取付けられる。ホイール20は、ディスク
20aとリム20bとで形成される。車軸14にはハブ
22がスプライン結合され、このハブ22にはホイール
20のディスク20aがボルト結合される。リム20b
にはタイヤ(図示せず)が装着される。
【0013】左ケース半体12bとハブ22のボス部と
の間には、オイルシール24が装着され、モータケース
12内のオイルが漏れ出るのを防いでいる。またハブ2
2にはブレーキドラム部26が一体に形成され、左ケー
ス半体12bに植設されたピン28にはブレーキシュー
30が保持されている。この結果ブレーキシュー30を
ドラム部26に内側から押圧して制動力を発生する公知
の内拡式のドラムブレーキが形成される。
の間には、オイルシール24が装着され、モータケース
12内のオイルが漏れ出るのを防いでいる。またハブ2
2にはブレーキドラム部26が一体に形成され、左ケー
ス半体12bに植設されたピン28にはブレーキシュー
30が保持されている。この結果ブレーキシュー30を
ドラム部26に内側から押圧して制動力を発生する公知
の内拡式のドラムブレーキが形成される。
【0014】モータ10はインナーロータ型であり、右
ケース半体12aに固定されたステータ32と、このス
テータ32の内側で回転するロータ34とを有する。ロ
ータ34はドラム状であってその内側には遊星歯車式の
減速機36が収容されている。ロータ34と一体の軸
(ロータ軸)38の両端は、右ケース半体12aの内面
と車軸14とにそれぞれ軸受40,42によって軸支さ
れる。
ケース半体12aに固定されたステータ32と、このス
テータ32の内側で回転するロータ34とを有する。ロ
ータ34はドラム状であってその内側には遊星歯車式の
減速機36が収容されている。ロータ34と一体の軸
(ロータ軸)38の両端は、右ケース半体12aの内面
と車軸14とにそれぞれ軸受40,42によって軸支さ
れる。
【0015】減速機36は、左ケース半体12bの内面
に固定されたリングギヤ36aと、ロータ軸38に形成
されたサンギヤ36bと、これらのリングギヤ36aお
よびサンギヤ36bに噛合する複数の遊星ギヤ36cと
を持つ。遊星ギヤ36cを保持する遊星ギヤ軸36dは
車軸14に一体形成したディスク14aに固定されてい
る。この結果ロータ34の回転はサンギヤ36bから遊
星ギヤ36cに伝えられ、この遊星ギヤ36cはリング
ギヤ36aの内側でサンギヤ36bの回りに回転する。
このためロータ34の回転は減速されて車軸14に伝え
られる。
に固定されたリングギヤ36aと、ロータ軸38に形成
されたサンギヤ36bと、これらのリングギヤ36aお
よびサンギヤ36bに噛合する複数の遊星ギヤ36cと
を持つ。遊星ギヤ36cを保持する遊星ギヤ軸36dは
車軸14に一体形成したディスク14aに固定されてい
る。この結果ロータ34の回転はサンギヤ36bから遊
星ギヤ36cに伝えられ、この遊星ギヤ36cはリング
ギヤ36aの内側でサンギヤ36bの回りに回転する。
このためロータ34の回転は減速されて車軸14に伝え
られる。
【0016】ロータ34は、アルミ製のドラム34aの
外周に、電磁鋼坂の薄板を積層した環状のマグネットブ
ッシュ34bを圧入固定し、このマグネットブッシュ3
6bに板状の永久磁石36cを所定の間隔ごとに複数枚
(例えば12枚)固定したものである。これらの永久磁
石36cは周方向に交互に極性が変化するように着磁さ
れている。永久磁石36cは磁束密度が大きい磁石、例
えばネオジム・鉄・ホウ素磁石が好適である。この永久
磁石36cの固定方法については後記する。
外周に、電磁鋼坂の薄板を積層した環状のマグネットブ
ッシュ34bを圧入固定し、このマグネットブッシュ3
6bに板状の永久磁石36cを所定の間隔ごとに複数枚
(例えば12枚)固定したものである。これらの永久磁
石36cは周方向に交互に極性が変化するように着磁さ
れている。永久磁石36cは磁束密度が大きい磁石、例
えばネオジム・鉄・ホウ素磁石が好適である。この永久
磁石36cの固定方法については後記する。
【0017】次にステータ32を説明する。ステータ3
2のステータコア44は分割式であり、環状のステータ
インナ46と環状のステータアウタ48とを嵌合したも
のである。ここにステータインナ46およびステータア
ウタ48は電磁鋼板の薄板を積層したものである。ステ
ータインナ46は図5に示すように放射状に外側へ突出
する多数(例えば18個)の磁極50を内径側で環状に
連結した構造を持つ。ステータアウタ48は図5に示す
ように環状であり、ステータインナ46の磁極50の外
周端に嵌合可能である。
2のステータコア44は分割式であり、環状のステータ
インナ46と環状のステータアウタ48とを嵌合したも
のである。ここにステータインナ46およびステータア
ウタ48は電磁鋼板の薄板を積層したものである。ステ
ータインナ46は図5に示すように放射状に外側へ突出
する多数(例えば18個)の磁極50を内径側で環状に
連結した構造を持つ。ステータアウタ48は図5に示す
ように環状であり、ステータインナ46の磁極50の外
周端に嵌合可能である。
【0018】なおステータアウタ48をステータインナ
46に嵌合する前に、図5にで示すように、ボビン5
2を各磁極50に装着する。このようにボビン52を装
着した後で図5にで示すようにステータアウタ48を
焼ばめ圧入し嵌合するものである。ここでボビン52を
説明する。
46に嵌合する前に、図5にで示すように、ボビン5
2を各磁極50に装着する。このようにボビン52を装
着した後で図5にで示すようにステータアウタ48を
焼ばめ圧入し嵌合するものである。ここでボビン52を
説明する。
【0019】ボビン52は絶縁性樹脂で図6に示すよう
に角形の糸巻き状に作られている。すなわち磁極50の
嵌合する角筒部54の両端にフランジ56,58を形成
したものである。一方のフランジ58、すなわち磁極5
0の外周端側に配置されるフランジ58には、ステータ
コア46の上面または下面に沿って磁極50より外径方
向に突出する係止爪60が一体に形成されている。
に角形の糸巻き状に作られている。すなわち磁極50の
嵌合する角筒部54の両端にフランジ56,58を形成
したものである。一方のフランジ58、すなわち磁極5
0の外周端側に配置されるフランジ58には、ステータ
コア46の上面または下面に沿って磁極50より外径方
向に突出する係止爪60が一体に形成されている。
【0020】ボビン52には、係止爪60に対向する角
筒部56の内側に沿ってガイド溝62(図6)が形成さ
れている。このガイド溝62には金属製のストッパ64
が挿入可能である。ストッパ64は図6に示すようにL
字状に折曲された金属板で作られ、その先端側64aが
ガイド溝62に挿入可能である。なおこの先端側64a
の左右両縁には、爪状の突起64bが形成されている。
これらの突起64bは、先端側64aをガイド溝62に
挿入した時にガイド溝62の内側に喰い込んで、ストッ
パ64が抜けて脱落するのを防止する。
筒部56の内側に沿ってガイド溝62(図6)が形成さ
れている。このガイド溝62には金属製のストッパ64
が挿入可能である。ストッパ64は図6に示すようにL
字状に折曲された金属板で作られ、その先端側64aが
ガイド溝62に挿入可能である。なおこの先端側64a
の左右両縁には、爪状の突起64bが形成されている。
これらの突起64bは、先端側64aをガイド溝62に
挿入した時にガイド溝62の内側に喰い込んで、ストッ
パ64が抜けて脱落するのを防止する。
【0021】またボビン52の角筒部54内面には、適
宜数の凸部66(図6)が形成されている。これらの凸
部66は、ボビン52を磁極50に装着した時に磁極5
0に当接し、ボビン52を磁極50にしっかりと固定す
る機能を持つ。
宜数の凸部66(図6)が形成されている。これらの凸
部66は、ボビン52を磁極50に装着した時に磁極5
0に当接し、ボビン52を磁極50にしっかりと固定す
る機能を持つ。
【0022】ステータ32は次のように組立てられる。
まずボビン52にステータコイル68を巻き付けてお
く。ステータコイル68を巻いたボビン52を、係止爪
60がステータインナ46の一方の面(図5で下面)側
に位置するように位置合せして磁極50に装着する。こ
の時係止爪60は磁極50の外周端よりも外周側へ突出
している(図5の工程)。
まずボビン52にステータコイル68を巻き付けてお
く。ステータコイル68を巻いたボビン52を、係止爪
60がステータインナ46の一方の面(図5で下面)側
に位置するように位置合せして磁極50に装着する。こ
の時係止爪60は磁極50の外周端よりも外周側へ突出
している(図5の工程)。
【0023】次にステータアウタ48を取付ける。すな
わち磁極50に装着したボビン52の係止爪60が位置
するステータインナ46の平面と反対側の平面(図5で
上面)側から、ステータアウタ48を軸方向に(下方
へ)移動させ、ステータアウタ48の内周面を各磁極5
0の外周端に圧入し嵌合させる(図5の工程)。この
時焼ばめとしてもよい。ステータアウタ48をステータ
インナ46に正しく嵌合すれば、両者の嵌合部70はボ
ビン52の係止爪60に当接して位置決めされる。
わち磁極50に装着したボビン52の係止爪60が位置
するステータインナ46の平面と反対側の平面(図5で
上面)側から、ステータアウタ48を軸方向に(下方
へ)移動させ、ステータアウタ48の内周面を各磁極5
0の外周端に圧入し嵌合させる(図5の工程)。この
時焼ばめとしてもよい。ステータアウタ48をステータ
インナ46に正しく嵌合すれば、両者の嵌合部70はボ
ビン52の係止爪60に当接して位置決めされる。
【0024】次にストッパ64が装着される(図5の工
程)。ストッパ64はその先端側64をステータアウ
タ48の係止爪60と反対側の面(図5で上面)に沿わ
せてボビン52のガイド溝62に嵌入させる。ストッパ
64の突起64bはガイド溝62の内面に噛み込んで、
ストッパ64の脱着を防止する。この時ストッパ64は
ステータインナ46とステータアウタ48の嵌合部70
の上を横断する位置で固定される。この結果嵌合部70
は係止爪60とストッパ64とで挟持され、ステータア
ウタ48がステータインナ46から軸方向に抜け落ちる
のが防止される。
程)。ストッパ64はその先端側64をステータアウ
タ48の係止爪60と反対側の面(図5で上面)に沿わ
せてボビン52のガイド溝62に嵌入させる。ストッパ
64の突起64bはガイド溝62の内面に噛み込んで、
ストッパ64の脱着を防止する。この時ストッパ64は
ステータインナ46とステータアウタ48の嵌合部70
の上を横断する位置で固定される。この結果嵌合部70
は係止爪60とストッパ64とで挟持され、ステータア
ウタ48がステータインナ46から軸方向に抜け落ちる
のが防止される。
【0025】このように組立てられたステータ32に
は、さらに配線基板72が組付けられる(図5の工程
)。この配線基板72は図2,5に示すように環状で
あり、その外周寄りには周方向に幅が広い7つの係止孔
74が形成されている(図2)。前記ストッパ64は、
これらの係止孔74に対応する位置のボビン52に装着
され、他の11個のボビン52にはストッパ64は装着
されていない。
は、さらに配線基板72が組付けられる(図5の工程
)。この配線基板72は図2,5に示すように環状で
あり、その外周寄りには周方向に幅が広い7つの係止孔
74が形成されている(図2)。前記ストッパ64は、
これらの係止孔74に対応する位置のボビン52に装着
され、他の11個のボビン52にはストッパ64は装着
されていない。
【0026】配線基板72は係止孔74にストッパ64
の起立部64c(図6参照)を進入させるようにしてス
トッパ64に装着される。そしてストッパ64の起立部
64cは配線基板72の係止孔74を貫通して突出し、
この突出端にはんだを盛り付けることにより、配線基板
72をストッパ64に固定することができる。
の起立部64c(図6参照)を進入させるようにしてス
トッパ64に装着される。そしてストッパ64の起立部
64cは配線基板72の係止孔74を貫通して突出し、
この突出端にはんだを盛り付けることにより、配線基板
72をストッパ64に固定することができる。
【0027】この実施態様ではステータコイル68は3
相交流により励磁され、周方向に隣接する3つのステー
タコイル68には、互いに電気角で120°の位相差を
持つU,V,W相の電流が順に供給される。このため配
線基板72には図2に示すように、U,V,W相に対応
する環状のバスバー76(76U,76V,76W)が
貼着およびリベット止めされ、これらのバスバー76
は、配線基板72の内層回路を介して配線基板72の外
周に設けた切欠き溝78(78U,78V,78W)に
臨む配線パッドに接続されている。図2ではバスバー7
6と切欠き溝78とを接続する内層回路を単純化して破
線で示した。
相交流により励磁され、周方向に隣接する3つのステー
タコイル68には、互いに電気角で120°の位相差を
持つU,V,W相の電流が順に供給される。このため配
線基板72には図2に示すように、U,V,W相に対応
する環状のバスバー76(76U,76V,76W)が
貼着およびリベット止めされ、これらのバスバー76
は、配線基板72の内層回路を介して配線基板72の外
周に設けた切欠き溝78(78U,78V,78W)に
臨む配線パッドに接続されている。図2ではバスバー7
6と切欠き溝78とを接続する内層回路を単純化して破
線で示した。
【0028】前記ステータコイル68は隣接する3つが
1組とされ、これら3つのコイル68の一端はそれぞれ
のコイル68に近い切欠き溝78(78U,78V,7
8W)に係止され、はんだ付けされる。またこれら1組
の3つのコイル68の他端は、図3に示すように集合さ
れて、互いにはんだ付け結合される。このはんだ付け部
は絶縁材80で被覆しておく(図3)。
1組とされ、これら3つのコイル68の一端はそれぞれ
のコイル68に近い切欠き溝78(78U,78V,7
8W)に係止され、はんだ付けされる。またこれら1組
の3つのコイル68の他端は、図3に示すように集合さ
れて、互いにはんだ付け結合される。このはんだ付け部
は絶縁材80で被覆しておく(図3)。
【0029】なおこの集合され絶縁材80で被覆される
コイル68の端末は、図3ではボビン52から直接集合
部(絶縁材80の内部)に導入されている。この場合に
は、コイル68の端末がボビン52からほどけてコイル
68巻が緩み易いという問題がある。この問題を解決す
るためには、図6に示すようにフランジ58に一対の切
欠き82,84と、両切欠き82,84の間に位置する
ひさし部86とを設けるのがよい。この場合には、コイ
ル68の端末を一方の切欠き82からひさし部86の下
を通して他の切欠き84に導く。このようにすればひさ
し部86と切欠き82,84によってコイル68の端末
が確実に保持される。この結果激しい振動が加わっても
コイル68が緩むことがない。
コイル68の端末は、図3ではボビン52から直接集合
部(絶縁材80の内部)に導入されている。この場合に
は、コイル68の端末がボビン52からほどけてコイル
68巻が緩み易いという問題がある。この問題を解決す
るためには、図6に示すようにフランジ58に一対の切
欠き82,84と、両切欠き82,84の間に位置する
ひさし部86とを設けるのがよい。この場合には、コイ
ル68の端末を一方の切欠き82からひさし部86の下
を通して他の切欠き84に導く。このようにすればひさ
し部86と切欠き82,84によってコイル68の端末
が確実に保持される。この結果激しい振動が加わっても
コイル68が緩むことがない。
【0030】配線基板72にはまた温度センサ(図示せ
ず)の配線用ターミナル88,90が一体に形成されて
いる。この実施態様ではステータ32の温度を検出する
サーミスタなどの温度センサが取付けられ、この温度セ
ンサのリード線がこれらのターミナル88,90に接続
される。
ず)の配線用ターミナル88,90が一体に形成されて
いる。この実施態様ではステータ32の温度を検出する
サーミスタなどの温度センサが取付けられ、この温度セ
ンサのリード線がこれらのターミナル88,90に接続
される。
【0031】このように組立てられたステータ32は、
図1に示すようにモータケース12の右ケース半体12
aの内側に固定される。すなわちステータアウタ48に
設けた3つのボルト孔48a(図2,3,5)にボルト
92を通し、このボルト92を右ケース半体12aに螺
入することによってステータ32は固定される。図1に
おいて94は右ケース半体12aに液密に装着される配
線プラグである。この配線プラグ94を通る配線は、前
記配線基板72のバスバー76(76U,76V,76
W)のターミナルと、温度センサのターミナル88,9
0に接続される。
図1に示すようにモータケース12の右ケース半体12
aの内側に固定される。すなわちステータアウタ48に
設けた3つのボルト孔48a(図2,3,5)にボルト
92を通し、このボルト92を右ケース半体12aに螺
入することによってステータ32は固定される。図1に
おいて94は右ケース半体12aに液密に装着される配
線プラグである。この配線プラグ94を通る配線は、前
記配線基板72のバスバー76(76U,76V,76
W)のターミナルと、温度センサのターミナル88,9
0に接続される。
【0032】96は右ケース半体12aに取付けた角度
センサである。ロータ34のドラム34aの背面(減速
機36と反対の面)には、永久磁石34cの1つおきの
角度位置に対応して凸部98が突設され、前記角度セン
サ96はこの凸部98を検出することによってロータ3
4の回転角度および回転方向を判定する。
センサである。ロータ34のドラム34aの背面(減速
機36と反対の面)には、永久磁石34cの1つおきの
角度位置に対応して凸部98が突設され、前記角度セン
サ96はこの凸部98を検出することによってロータ3
4の回転角度および回転方向を判定する。
【0033】この3相ブラシレスDCモータ10によれ
ば、コントローラ(図示せず)は角度センサ96の出力
に基づいてロータ34の回転角度を判定し、この回転角
度に対応してU,V,W相の電流を変化させる。この結
果ロータ34は回転する。またU,V,W相の電流を例
えば移相制御することにより駆動トルクを変化させる。
ば、コントローラ(図示せず)は角度センサ96の出力
に基づいてロータ34の回転角度を判定し、この回転角
度に対応してU,V,W相の電流を変化させる。この結
果ロータ34は回転する。またU,V,W相の電流を例
えば移相制御することにより駆動トルクを変化させる。
【0034】次にロータ34に永久磁石34cを固定す
る方法を、図7〜10を用いて説明する。マグネットブ
ッシュ34bには周方向に幅が広い長孔100が形成さ
れる。すなわちこのマグネットブッシュ36bを形成す
る多数の薄板はプレス打抜き加工で作られるが、長孔1
00に対応する加工が施された薄板を積層することによ
って長孔100が形成される。
る方法を、図7〜10を用いて説明する。マグネットブ
ッシュ34bには周方向に幅が広い長孔100が形成さ
れる。すなわちこのマグネットブッシュ36bを形成す
る多数の薄板はプレス打抜き加工で作られるが、長孔1
00に対応する加工が施された薄板を積層することによ
って長孔100が形成される。
【0035】この長孔100の周方向の幅は、永久磁石
34cの幅よりも大きく、この長孔100に永久磁石3
4cを装填した時には、永久磁石34cの両側に空隙1
02,102が形成される(図8参照)。なお図7,8
で符号104はハーフピアスであり、薄板をプレス打抜
き加工する際に凸部(凹部)を形成しておき、薄板を積
層する際にこの凸部(凹部)を隣り合う薄板の凹部(凸
部)に係合させることによって、薄板同志の位置合わせ
と結合を行う機能を持つ。
34cの幅よりも大きく、この長孔100に永久磁石3
4cを装填した時には、永久磁石34cの両側に空隙1
02,102が形成される(図8参照)。なお図7,8
で符号104はハーフピアスであり、薄板をプレス打抜
き加工する際に凸部(凹部)を形成しておき、薄板を積
層する際にこの凸部(凹部)を隣り合う薄板の凹部(凸
部)に係合させることによって、薄板同志の位置合わせ
と結合を行う機能を持つ。
【0036】永久磁石34cをこの長孔100に装填し
た時にその両側にできる空隙102,102には、ステ
ンレス製パイプ106,106が挿入される。このパイ
プ106は空隙102とほぼ同径であり、また永久磁石
34cの長さ(ロータ34の回転軸方向の長さ)よりも
長い。このためパイプ106の両端は永久磁石34cよ
りも突出する。この状態でパイプ106の両端を塑性変
形させることにより永久磁石を長孔100内に固定す
る。
た時にその両側にできる空隙102,102には、ステ
ンレス製パイプ106,106が挿入される。このパイ
プ106は空隙102とほぼ同径であり、また永久磁石
34cの長さ(ロータ34の回転軸方向の長さ)よりも
長い。このためパイプ106の両端は永久磁石34cよ
りも突出する。この状態でパイプ106の両端を塑性変
形させることにより永久磁石を長孔100内に固定す
る。
【0037】パイプ106の両端を塑性変形させるため
には、カシメや打ちつぶせばよい。例えば図10に示す
ように平らな下台108に、永久磁石34cの下面に当
たって永久磁石34cの高さを設定するブロック108
aと、パイプ106,106の下端をカシメて拡げるポ
ンチ108b,108を設けておく。そしてこの下台1
08に永久磁石34cおよびパイプ106,106を位
置合わせしておく一方、パイプ106,106の上端に
他のポンチ110,110を当ててポンチ110,11
0を下方へ打撃すればよい。
には、カシメや打ちつぶせばよい。例えば図10に示す
ように平らな下台108に、永久磁石34cの下面に当
たって永久磁石34cの高さを設定するブロック108
aと、パイプ106,106の下端をカシメて拡げるポ
ンチ108b,108を設けておく。そしてこの下台1
08に永久磁石34cおよびパイプ106,106を位
置合わせしておく一方、パイプ106,106の上端に
他のポンチ110,110を当ててポンチ110,11
0を下方へ打撃すればよい。
【0038】この結果パイプ106,106の上下端は
図10に示すように拡径し、この拡径部が空隙102の
内面を永久磁石34cの縁に噛み込み、永久磁石34c
は長孔100内にしっかりと固定される。この実施態様
ではパイプ106の両端をポンチ108b,110でカ
シメているが、他の工具で打ちつぶすことによって永久
磁石34cを長孔100に固定してもよい。また少量の
接着剤などを補助的に併用してもよい。
図10に示すように拡径し、この拡径部が空隙102の
内面を永久磁石34cの縁に噛み込み、永久磁石34c
は長孔100内にしっかりと固定される。この実施態様
ではパイプ106の両端をポンチ108b,110でカ
シメているが、他の工具で打ちつぶすことによって永久
磁石34cを長孔100に固定してもよい。また少量の
接着剤などを補助的に併用してもよい。
【0039】
【発明の効果】この発明は以上のように、永久磁石の周
方向の両側に形成する空隙に非磁性金属製のパイプを挿
入し、これらのパイプの両端をカシメやつぶしなどによ
って塑性変形させることにより永久磁石をロータの長孔
内に固定したものであるから、接着剤で固定する場合の
ように加熱乾燥装置が必要になったり余分な接着剤を除
去するなどの処理が必要になるという不都合がない。こ
のため処理工程が簡単になる。また永久磁石を長孔に圧
入固定する場合のように、永久磁石に大きな荷重が加わ
ることがないので、永久磁石が破損しにくくなる。
方向の両側に形成する空隙に非磁性金属製のパイプを挿
入し、これらのパイプの両端をカシメやつぶしなどによ
って塑性変形させることにより永久磁石をロータの長孔
内に固定したものであるから、接着剤で固定する場合の
ように加熱乾燥装置が必要になったり余分な接着剤を除
去するなどの処理が必要になるという不都合がない。こ
のため処理工程が簡単になる。また永久磁石を長孔に圧
入固定する場合のように、永久磁石に大きな荷重が加わ
ることがないので、永久磁石が破損しにくくなる。
【図1】本発明の一実施態様の縦断面図
【図2】モータ単体のステータの正面図
【図3】同じく背面図
【図4】図2におけるIV−IV線断面図
【図5】ステータの組立て手順を示す分解斜視図
【図6】ボビンとストッパを示す斜視図
【図7】ロータのマグネットブッシュの正面図(A)と
側断面図(B)
側断面図(B)
【図8】マグネットブッシュの一部拡大図
【図9】永久磁石の装填方法を示す図
【図10】パイプのカシメ方法を説明する図
10 3相ブラシレスDCモータ 12 モータケース 32 ステータ 34 ロータ 34a ロータのドラム 34b マグネットブッシュ 34c 永久磁石 44 ステータコア 46 ステータインナ 48 ステータアウタ 50 磁極 52 ボビン 68 ステータコイル 100 長孔 102 空隙 106 パイプ 108 下台 108b、110 ポンチ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02K 29/06 H02K 29/06 Z Fターム(参考) 5H002 AA07 AA08 AB07 AC09 AE08 5H019 AA10 BB01 BB04 CC03 CC04 CC09 DD01 DD10 EE09 EE10 EE14 5H621 BB10 GA01 GA04 GB10 GB14 HH01 5H622 CA02 CA05 CB03 DD02 PP03 PP12
Claims (4)
- 【請求項1】 周方向に等間隔に形成した長孔内に永久
磁石を固定したロータと、ステータコイルを巻いた磁極
を有するステータとを備える永久磁石式ブラシレスDC
モータにおいて、前記ロータの長孔を永久磁石よりも周
方向に幅広く形成し、これらの長孔内に装填した永久磁
石の周方向の両側に空隙を設け、これらの空隙に挿入し
た非磁性金属製パイプの両端を前記永久磁石よりも突出
させ、これら突出端を塑性変形させることによって永久
磁石を前記長孔内に固定したことを特徴とする永久磁石
式ブラシレスDCモータ。 - 【請求項2】 ロータは、磁性材料製のドラムと、この
ドラムに圧入固定され電磁鋼板の薄板を積層した環状の
マグネットブッシュと、このマグネットブッシュに形成
した長孔に装填され金属製パイプにより固定された板状
の永久磁石とを備える請求項1の永久磁石式ブラシレス
DCモータ。 - 【請求項3】 金属製パイプはステンレス製のパイプで
ある請求項1または2の永久磁石式ブラシレスDCモー
タ。 - 【請求項4】 金属製パイプの両端はカシメ加工されて
永久磁石を長孔に固定する請求項1〜3のいずれかの永
久磁石式ブラシレスDCモータ。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000191291A JP2002010544A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 永久磁石式ブラシレスdcモータ |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000191291A JP2002010544A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 永久磁石式ブラシレスdcモータ |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002010544A true JP2002010544A (ja) | 2002-01-11 |
Family
ID=18690612
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000191291A Pending JP2002010544A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 永久磁石式ブラシレスdcモータ |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002010544A (ja) |
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2000
- 2000-06-26 JP JP2000191291A patent/JP2002010544A/ja active Pending
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