JP2002003748A - 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 - Google Patents
活性エネルギー線硬化型塗料組成物Info
- Publication number
- JP2002003748A JP2002003748A JP2000191160A JP2000191160A JP2002003748A JP 2002003748 A JP2002003748 A JP 2002003748A JP 2000191160 A JP2000191160 A JP 2000191160A JP 2000191160 A JP2000191160 A JP 2000191160A JP 2002003748 A JP2002003748 A JP 2002003748A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- polymerizable monomer
- radical polymerizable
- active energy
- energy ray
- coating composition
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Paints Or Removers (AREA)
Abstract
を持つ極めて有用な活性エネルギー線硬化型塗料樹脂組
成物を提供すること。 【解決手段】 ビスフェノール類又はそれらの水
添物のアルキレンオキサイド付加物(a1)と、有機ジ
イソシアネート(a2)と、水酸基を含有するラジカル
重合性単量体(a3)とからなるウレタンアクリレート
樹脂(A)と、窒素原子含有ラジカル重合性単量体類
(b1)を必須成分とするラジカル重合性単量体類
(B)とからなり、ラジカル重合性単量体類(B)中に
窒素原子含有ラジカル重合性単量体類(b1)を20重
量%以上含むことをとを特徴とする活性エネルギー線硬
化型塗料組成物。
Description
る活性エネルギー線硬化型塗料組成物に関する。更に詳
細には、本発明は特定のウレタンアクリレート樹脂と窒
素原子含有ラジカル重合性単量体類とを必須の成分とし
てなる、強度、伸度に優れた塗膜を得ることができ、か
つ速硬化性を合わせ持つ、極めて有用な塗料組成物に関
する。
かつより一層の高性能なる塗料の開発の要求が高まって
いる。
速硬化性であること、(2)エネルギーコストが低いこ
と、(3)無溶剤化による無公害化が可能であることな
どの点から、活性エネルギー線硬化型樹脂が挙げられ
る。
不飽和ポリエステルが挙げられるが、光沢や肉持ち感が
良好で、しかも美麗な仕上がりを与えるものである処か
ら、木工塗料分野などに広く利用されているものの、活
性エネルギー線を照射すると硬化性が比較的悪いという
点で問題がある。
ンアクリレート樹脂が挙げられ、コストの点で問題があ
るものの、不飽和ポリエステルと比較し硬化性に優れて
おり、建材塗装分野に広く利用され始めてきている。
い、安価なる輸入木材が増加しており、この輸入合板は
内部の歪みが大きく、過酷な寒熱条件下ではクラックが
発生し易い。そのため、内部歪みを発生し易い一般の活
性エネルギー線硬化型樹脂塗料を塗装した場合、寒熱サ
イクル試験でクラックの発生が著しいという問題点を抱
えている。
41号公報では、ビスフェノールAもしくはビスフェノ
ールFまたはこれらの水添物のアルキレンオキサイド付
加物と有機ジイシアネートと水酸基を含有するラジカル
重合性単量体とからなるウレタンアクリレート樹脂と、
重合性二重結合の平均濃度が3〜6mol/Kgのラジ
カル重合性単量体類と、光開始剤とからなる木工用活性
エネルギー線硬化型塗料組成物が開示され、上記の寒熱
条件下でのクラック発生の防止について改良がなされて
いる。しかしながら、実施例で示されているものでは、
寒熱条件下でのクラック発生等の改良はまだ十分ではな
かった。
する課題は、活性エネルギー線を照射した際の硬化性に
優れ、また木工塗料分野に使用した際クラック等がより
発生しにくい、さらに改良された活性エネルギー線硬化
型塗料組成物を提供することにある。
記の課題に照準を合わせて、鋭意研究を重ねた結果、ラ
ジカル重合性単量体が、必須の成分として特定の窒素原
子含有ラジカル重合性単量体類を20重量%以上含んで
なる活性エネルギー線硬化型樹脂組成物を木材の下塗り
塗料として用いたところ、よりきびしい寒熱条件下でも
クラック発生を防止できる目的を達成することができる
ことを見出すに及んで、本発明を完成させるに至った。
のアルキレンオキサイド付加物および/またはビスフェ
ノール類の水添物のアルキレンオキサイド付加物(a
1)と、有機ジイソシアネート(a2)と、水酸基を含
有するラジカル重合性単量体(a3)とからなるウレタ
ンアクリレート樹脂(A)と、窒素原子含有ラジカル重
合性単量体類(b1)を必須成分とするラジカル重合性
単量体類(B)とからなり、ラジカル重合性単量体類
(B)中に窒素原子含有ラジカル重合性単量体類(b
1)を20重量%以上含む活性エネルギー線硬化型塗料
組成物を提供するものであり、また本発明は、[2]ラ
ジカル重合性単量体類(B)中に窒素原子含有ラジカル
重合性単量体類(b1)を30〜90重量%含む[1]
記載の活性エネルギー線硬化型塗料組成物を提供するも
のであり、また本発明は、[3]窒素原子含有ラジカル
重合性単量体類(b1)が、アクリロイルモルホリン、
N−ビニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、N
−ビニルアセトアミド、N−ビニルホルムアミドの内少
なくとも1種である上記[1]または[2]記載の活性
エネルギー線硬化型塗料組成物を提供するものであり、
また本発明は、[4]ビスフェノール類のアルキレンオ
キサイド付加物および/またははビスフェノール類の水
添物の、アルキレンオキサイド付加物(a1)における
アルキレンオキサイド平均付加モル数が、3〜50モル
である上記[1]、[2]または[3]記載の活性エネ
ルギー線硬化型塗料組成物を提供するものである。
本発明は、活性エネルギー線硬化型塗料組成物としてウ
レタンアクリレート樹脂を用いるものである。
(A)の成分であるビスフェノール類のアルキレンオキ
サイド付加物および/またはビスフェノール類の水添物
のアルキレンオキサイド付加物(a1)は、ビスフェノ
ール類および/またはビスフェノール類の水添物に、ア
ルキレンオキサイドを付加重合して得られる。
ェノールA、ビスフェノールF、ビスフェノールS等が
挙げられ、なかでもビスフェノールA、ビスフェノール
Fが好ましい。
エチレンオキサイド、プロピレンオキサイド、ブチレン
オキサイド等が挙げられ、単独又は2種以上を併用する
ことができる。
スフェノール類の水添物の、アルキレンオキサイド付加
物について、アルキレンオキサイド平均付加モル数は、
ウレタンアクリレート樹脂の伸度が十分得られ、また適
度な粘度となるために希釈剤の配合量が少なくなりウレ
タンアクリレート樹脂の性能を十分発揮できるため、3
〜50モルであることが好ましく、さらに好ましくは1
0〜30モルである。
ノール類の水添物へのアルキレンオキサイド付加反応
は、具体的には、例えば100〜120℃の温度範囲
で、発熱を制御できる範囲で、ビスフェノール類および
/またはビフェノール類の水添物にアルキレンオキサイ
ドを目的の付加量になるまで逐次添加していく。所定量
のアルキレンオキサイドを添加した後、120℃で10
時間程度反応を行い、圧力の低下のなくなった時点で反
応を終了させる。またこれら化合物は製品として、BA
−4グリコール(ビスフェノールAのエチレンオキサイ
ド4モル付加物;日本乳化剤(株)製)、BA−6グリ
コール(ビスフェノールAのエチレンオキサイド6モル
付加物;日本乳化剤(株)製)、BAP−4グリコール
(ビスフェノールAのプロピレンオキサイド4モル付加
物;日本乳化剤(株)製)、BPF−4グリコール(ビ
スフェノールFのエチレンオキサイド4モル付加物;日
本乳化剤(株)製)などが挙げられ、それらを使用する
こともできる。
2)としては、例えば、2,4−トリレンジイソシアネ
ート、2,6−トリレンジイソシアネート、1,3−キ
シリレンジイソシアネート、ジフェニルメタン−4,4
−ジイソシアネート、1,5−ナフタレンジイソシアネ
ートの如き、芳香族ジイソシアネート化合物;ジシクロ
ヘキシルメタンジイソシアネートもしくはイソホロンジ
イソシアネートの如き、脂環族ジイソシアネート;ヘキ
サメチレンジイソシアネートの如き脂肪族ジイソシアネ
ート;水添キシリレンジイソシアネート、水添ジフェニ
ルメタン−4,4−ジイソシアネートのような、上掲さ
れた如き各種の芳香環含有ジイソシアネート化合物を水
素化して得られる化合物等が挙げられる。これらの有機
ジイソシアネート(a2)は単独で使用できる他、2種
以上を併用することもできる。
ラジカル重合性単量体(a3)としては、各種のものが
使用できるが、例えば、ヒドロキシエチル(メタ)アク
リレート、ヒドロキシプロピル(メタ)アクリレート、
ヒドロキシエチルビニルエーテル、ヒドロキシブチルビ
ニルエーテル、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、イソシアヌル酸エチレンオキサイド変性ジアクリレ
ート、及びこれらのエチレンオキサイド付加物、プロピ
レンオキサイド付加物、テトラメチレングリコール付加
物、ラクトン付加物などが挙げられる。これらの化合物
は単独で使用できる他、2種以上を併用することもでき
る。
(A)を製造する際には、まずビスフェノール類のアル
キレンオキサイド付加物および/またはビスフェノール
類の水添物のアルキレンオキサイト付加物(a1)と有
機ジイソシアネート(a2)とを、有機ジイソシアネー
ト(a2)のイソシアネート基(NCO)とビスフェノ
ール類のアルキレンオキサイド付加物および/またはビ
スフェノール類の水添物(a1)の水酸基(OH)との
当量比(NCO/OH)が、1.2〜3.0の範囲で反
応させてウレタン樹脂を調製した後、水酸基含有ラジカ
ル重合性単量体(a3)を反応させればよい。
ば、ジブチル錫ラウレート、ジブチル錫アセテート等の
各種の触媒を用いることができ、通常行われるウレタン
化反応の条件で製造することができる。また、必要によ
って、酢酸エチル、酢酸ブチル、メチルイソブチルケト
ン、トルエン、キシレン等の溶媒、あるいは、イソシア
ネートと反応する部位を含有しないラジカル重合性単量
体を、ラジカル重合性単量体類(B)の範囲内で溶媒と
して用いても差し支えない。
(B)としては、例えば、芳香族ビニル系単量体類、ア
ルキルないしはシクロアルキルビニルエーテル類、前記
した単量体と各種1価アルコールから形成されるエステ
ル系単量体類、カルボン酸アミド基含有ビニル系単量
体、多官能のビニル系単量体類、ポリシロキサン結合含
有単量体、加水分解性シリル基を有するビニル系単量体
等が挙げられる。
スチレン、α−メチルスチレン、p−tert−ブチル
スチレン、クロロスチレンもしくはビニルトルエンなど
が挙げられる。
アルキルビニルエーテル類としては、例えばメチルビニ
ルエーテル、エチルビニルエーテル、n−プロピルビニ
ルエーテル、n−ブチルビニルエーテル、iso−ブチ
ルビニルエーテル、2−エチルヘキシルビニルエーテ
ル、シクロペンチルビニルエーテル、シクロヘキシルビ
ニルエーテルなどが挙げられる。
は、例えばエチレングリコール、1,6−ヘキサンジオ
ール、ネオペンチルグリコール、ポリエチレングリコー
ル、ポリプロピレングリコールなどの二価のアルコール
のジ(メタ)アクリレート;ジビニルエーテル類;ジア
リルフタレート、ジビニルベンゼン;トリメチロールプ
ロパンのトリ(メタ)アクリレート、ジビニルエーテ
ル;アリル(メタ)アクリレート、ペンタエリスリトー
ルのテトラ(メタ)アクリレート;テトラビニルエーテ
ル、ジペンタエリスリトールのヘキサ(メタ)アクリレ
ート;ヘキサビニルエーテルなどが挙げられる。
ては、非官能性の珪素原子を有する単量体類として例え
ば、CH2 =CHCOO(CH2)3[Si(CH3)
2O]nSi(CH3)3;CH2 =C(CH3 )COOC
6 H4 [Si(CH3 )2O]nSi(CH3)3、CH2
=C(CH3)COO(CH2)3[Si(CH3)2O] n
Si(CH3)3、CH2=C(CH3)COO(CH2)3
[Si(CH3)(C6H5)O]nSi(CH3)3、CH
2=C(CH3 )COO(CH2 )3 [Si(C6 H
5 )2 O]n Si(CH3 )3(ただし、各式中のnは
0または1〜130なる整数であるものとする。)など
のような一般式を以て示される、各種の単量体類が挙げ
られる。
体としては、例えばγ−(メタ)アクリロキシプロピル
トリメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロピ
ルトリエトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキシプロ
ピルメチルジメトキシシラン、γ−(メタ)アクリロキ
シプロピルメチルジエトキシシラン、γ−(メタ)アク
リロイルオキシプロピルトリイソプロペニルオキシシラ
ン、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシ
ラン、ビニル(トリス−β−メトキシエトキシ)シラ
ン、ビニルトリアセトキシシラン、ビニルトリクロルシ
ランなどが挙げられる。
(B)が、窒素原子含有ラジカル重合性単量体類(b
1)を20重量%以上含むことが必須であり、なかでも
30〜90重量%以下なる範囲であることが好ましい。
窒素原子含有ラジカル重合性単量体類(b1)の量が2
0重量%未満であると、十分な耐寒熱性が得られなくな
る問題があり、好ましくない。
ジカル重合性単量体類(b1)としては、アミド基、ア
ミノ基、イミド基等種類が挙げられる。窒素原子含有ラ
ジカル重合性単量体(b1)を用いないと、特に木工塗
装時においては耐寒熱性が十分得られず、寒熱サイクル
によりクラックの発生を伴う。
1)を例示すると、(メタ)アクリルアミド、N,N−
ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−アルコキシメチ
ル(メタ)アクリルアミド、N−ビニルホルムアミド、
ジアセトン(メタ)アクリルアミド、N−メチロール
(メタ)アクリルアミド、(メタ)アクリロイルモルホ
リン、N−ビニルアセトアミド、N−ビニルピロリド
ン、N−ビニルカプロラクタム、2−ジメチルアミノエ
チル(メタ)アクリレート、2−ジエチルアミノエチル
メタクリレート、4−(N,N−ジエチルアミノ)スチ
レン、4−ビニルピリジン等が挙げられる。これらの
内、アクリロイルモルホリン、N−ビニルピロリドン、
N−ビニルカプロラクタム、N−ビニルアセトアミド、
N−ビニルホルムアミドが、硬化性、硬化塗膜の強度の
点から特に好ましい。
光開始剤は各種のものが使用できるが、それらのうちで
も特に代表的なものを例示すると、ベンゾフェノン、ベ
ンジル、ミヒラーケトン、チオキサントン、アントラキ
ノン等の水素引き抜きによってラジカルを発生するタイ
プの化合物を挙げることができ、一般的には、これらの
化合物に、メチルアミン、ジエタノールアミン、N−メ
チルジエタノールアミン、トリブチルアミン等の第三ア
ミンを併用する。その他の光開始剤としては、例えば、
分子内分裂によってラジカルを発生するタイプの化合物
であって、ベンゾイン、ジアルコキシアセトフェノン、
アシルオキシムエステル、ベンジルケタール、ヒドロキ
シアルキルフェノン、ハロゲノケトン等が挙げられる。
とラジカル重合性単量体類(B)と光開始剤とからなる
活性エネルギー線硬化型樹脂組成物中の光開始剤の配合
割合は、硬化膜が着色せず、かつ十分に硬化することか
ら、活性エネルギー線硬化型樹脂組成物100重量部中
0.1〜10重量部であることが好ましい。
は、酢酸エチル、メチルエチルケトン、トルエン等の有
機溶剤または希釈モノマーにより適当な塗装粘度に調整
され、被塗物に塗装され、活性エネルギー線を照射する
ことにより硬化せしめることができる。
粒子線のうち、分子を重合、架橋しうるエネルギー量子
を有するものを意味し、通常、紫外線、電子線等が用い
られ、紫外線の場合には、超高圧水銀灯、高圧水銀灯、
低圧水銀灯、カーボンアーク、ブラックライトランプ、
メタルハライドランプ等の光源を用いることができる。
紫外線波長は、通常1900〜3800オングストロー
ムの波長域が主として用いられる。
トン型、バンデグラフ型、共振変圧器型絶縁コア変圧器
型、あるいは、直線型、ダイナミトロン型、高周波型等
の各種電子線加速器等の照射源を備えた装置を用いるこ
とができ、100〜1000KeV、好ましくは100
〜300KeVのエネルギーを持つ電子を照射する。照
射線量としては、通常0.5〜30Mrad程度が好ま
しい。
ビニルエステル樹脂類、ポリイソシアネート化合物、ポ
リエポキシド類、アクリル樹脂類、アルキド樹脂類、尿
素樹脂類、メラミン樹脂類、ポリ酢酸ビニル、酢酸ビニ
ル系共重合体類、ポリブタジエン系エラストマー、飽和
ポリエステル類、飽和ポリエーテル類;ニトロセルロー
ス類、セルロースアセテートブチレートの如きセルロー
ス誘導体類;アマニ油、桐油、大豆油、ヒマシ油または
エポキシ化油類の如き油脂類のような天然ないしは合成
高分子物質類;不飽和ポリエステル樹脂、ウレタンアク
リレート樹脂、エポキシアクリレート樹脂の如き活性エ
ネルギー線硬化型樹脂類;炭酸カルシウム、タルク、マ
イカ、クレー、シリカパウダー、コロイダルシリカ、水
酸化アルミニウム、ステアリン酸亜鉛、亜鉛華、チタン
白、ベンガラ、アゾ顔料の如き各種の充填剤類;顔料
類;ハイドロキノン、ベンゾキノン、トルハイドノキノ
ン、パラターシャリーブチルカテコールの如き重合禁止
剤類などを添加することもできる。
線硬化樹脂組成物は、塗装後、変形を加える被塗物、変
形が発生する被塗物、特に合板や家具などの木工製品の
塗装用に適する。
明する。以下において、部及び%は特に断りのない限
り、すべて重量基準であるものとする。 参考例1(ウレタンアクリレート樹脂の調製例1) 撹拌機、ガス導入管、コンデンサー、及び温度計を備え
た1リットルのフラスコに、酢酸エチル127.2部、
トリレンジイソシアネート174部、ターシャリブチル
ヒドロキシトルエン1.02部、メトキシハイドロキノ
ン0.15部、ジブチル錫ジアセテート0.05部を加
え、70℃に昇温し、ビスフェノールAのエチレンオキ
サイド4モル付加物202.25部を1時間にわたって
滴下した。滴下後、70℃で3時間反応させた後、2−
ヒドロキシエチルアクリレート118.3部を添加し、
さらに70℃で反応させ、イソシアネート基を示す22
50cm-1の赤外吸収スペクトルが消失するまで反応を
行い、ウレタンアクリレート樹脂を得た。以下この樹脂
を(A−1)と称す。
製例2) 撹拌機、ガス導入管、コンデンサー、及び温度計を備え
た1リットルのフラスコに、酢酸ブチル123.7部、
トリレンジイソシアネート174部、ターシャリブチル
ヒドロキシトルエン1.0部、メトキシハイドロキノン
0.15部、ジブチル錫ジアセテート0.05部を加
え、70℃に昇温し、ビスフェノールFのエチレンオキ
サイド4モル付加物188.2部を1時間にわたって滴
下した。滴下後、70℃で3時間反応させた後、ヒドロ
キシプロピルアクリレート132.7部を添加し、さら
に70℃で反応させ、イソシアネート基を示す2250
cm -1の赤外吸収スペクトルが消失するまで反応を行
い、ウレタンアクリレート樹脂を得た。以下この樹脂を
(A−2)と称す。
製例3) 撹拌機、ガス導入管、コンデンサー、及び温度計を備え
た1リットルのフラスコに、酢酸ブチル103.6部、
イソホロンジイソシアネート111部、ターシャリブチ
ルヒドロキシトルエン0.83部、メトキシハイドロキ
ノン0.12部、ジブチル錫ジアセテート0.08部を
加え、70℃に昇温し、水添ビスフェノールAのエチレ
ンオキサイド4モル付加物247.4部を1時間にわた
って滴下した。滴下後、70℃で3時間反応させた後、
2−ヒドロキシプロピルアクリレート66.3部を添加
し、さらに70℃で反応させ、イソシアネート基を示す
2250cm-1の赤外吸収スペクトルが消失するまで反
応を行い、ウレタンアクリレート樹脂を得た。以下この
樹脂を(A−3)と称す。
製例4) 撹拌機、ガス導入管、コンデンサー、及び温度計を備え
た1リットルのフラスコに、酢酸ブチル121.4部、
イソホロンジイソシアネート113.2部、ターシャリ
ブチルヒドロキシトルエン0.97部、メトキシハイド
ロキノン0.15部、ジブチル錫ジアセテート0.1部
を加え、70℃に昇温し、ビスフェノールAのエチレン
オキサイド17モル付加物332.2部を1時間にわた
って滴下した。滴下後、70℃で3時間反応させた後、
ヒドロキシエチルアクリレート40.2部を添加し、さ
らに70℃で反応させ、イソシアネート基を示す225
0cm-1の赤外吸収スペクトルが消失するまで反応を行
い、ウレタンアクリレート樹脂を得た。以下この樹脂を
(A−4)と称す。
製例5) 撹拌機、ガス導入管、コンデンサー、及び温度計を備え
た1リットルのフラスコに、酢酸ブチル114.8部、
イソホロンジイソシアネート80.0部、ターシャリブ
チルヒドロキシトルエン1.15部、メトキシハイドロ
キノン0.17部、ジブチル錫ジアセテート0.11部
を加え、70℃に昇温し、ビスフェノールAのエチレン
オキサイド40モル付加物358.2部を1時間にわた
って滴下した。滴下後、70℃で3時間反応させた後、
ヒドロキシエチルアクリレート21.3部を添加し、さ
らに70℃で反応させ、イソシアネート基を示す225
0cm-1の赤外吸収スペクトルが消失するまで反応を行
い、ウレタンアクリレート樹脂を得た。以下この樹脂を
(A−5)と称す。
た1リットルのフラスコに、酢酸ブチル部、イソホロン
ジイソシアネート部、ターシャリブチルヒドロキシトル
エン部、メトキシハイドロキノン部、ジブチル錫ジアセ
テート部を加え、70℃に昇温し、ポリプロピレングリ
コール(数平均分子量1000)358.2部を1時間
にわたって滴下した。滴下後、70℃で3時間反応させ
た後、ヒドロキシエチルアクリレート21.3部を添加
し、さらに70℃で反応させ、イソシアネート基を示す
2250cm-1の赤外吸収スペクトルが消失するまで反
応を行い、ウレタンアクリレート樹脂を得た。以下この
樹脂を(A′−1)と称す。
3で調製された塗料を用いて、以下に説明する方法で塗
装、評価を行った。
で、ボンデ144処理鋼板(屈曲試験試験)、ナラ合板
(10cm×10cm×1cm)(寒熱繰り返し試
験)、ガラス板(破断伸度)に塗装し、80ワットの水
銀ランプ1灯にコンベアースピード10m/分(1パス
あたり約100mj/cm2)の条件で塗面にタック
(指触)がなくなるまで通過(パス)させた。 (2)硬化性 :上記(1)の条件で指触乾燥するまで
のUV照射パス回数を示した。 (3)寒熱繰り返し試験:80℃2時間と−20℃2時
間を1サイクルとして4サイクル後の塗膜のクラック数
を試験A、10サイクル後の塗膜のクラック数を試験B
として、クラック数を測定。(クラックの長さが1cm
以上のものの発生数が10個以下を○とし、10〜30
個を△、30個を越えたものを×とした) (4)屈曲試験 :屈曲試験器にて、180゜折り曲げ
て、塗膜のクラックの状態を観察した。クラックの発生
のないものを○、完全にクラック塗膜が破断したものを
×、一部クラックの発生したものを△とした。 (5)引っ張り試験 :引っ張り試験機(TOYO B
ALDWIN社製TENSILON UTM4−10
0)にて、硬化フィルム(ガラス板から剥離した1cm
幅の試験片)の常温での破断伸度(%)を測定した。
樹脂と窒素含有ラジカル重合性単量体類とを須成分とす
ることにより、強度、伸度に優れ、寒熱条件下でのクラ
ック発生がしにくく、かつ速硬化性を持つ極めて有用な
活性エネルギー線硬化型塗料樹脂組成物を提供できる。
Claims (4)
- 【請求項1】 ビスフェノール類のアルキレンオキサイ
ド付加物および/またはビスフェノール類の水添物のア
ルキレンオキサイド付加物(a1)と、有機ジイソシア
ネート(a2)と、水酸基を含有するラジカル重合性単
量体(a3)とからなるウレタンアクリレート樹脂
(A)と、窒素原子含有ラジカル重合性単量体類(b
1)を必須成分とするラジカル重合性単量体類(B)と
からなり、ラジカル重合性単量体類(B)中に窒素原子
含有ラジカル重合性単量体類(b1)を20重量%以上
含むことをとを特徴とする活性エネルギー線硬化型塗料
組成物。 - 【請求項2】 ラジカル重合性単量体類(B)が、窒素
原子含有ラジカル重合性単量体類(b1)を30〜90
重量%含むものである請求項1記載の活性エネルギー線
硬化型塗料組成物。 - 【請求項3】 窒素原子含有ラジカル重合性単量体類
(b1)が、(メタ)アクリロイルモルホリン、N−ビ
ニルピロリドン、N−ビニルカプロラクタム、N−ビニ
ルアセトアミドおよびN−ビニルホルムアミドからなる
群から選ばれる少なくとも1種の単量体である請求項1
または2記載の活性エネルギー線硬化型塗料組成物。 - 【請求項4】 ビスフェノール類のアルキレンオキサイ
ド付加物および/またはビスフェノール類の水添物のア
ルキレンオキサイド付加物(a1)のアルキレンオキサ
イド平均付加モル数が、3〜50モルである請求項1、
2または3記載の活性エネルギー線硬化型塗料組成物。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000191160A JP2002003748A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2000191160A JP2002003748A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2002003748A true JP2002003748A (ja) | 2002-01-09 |
Family
ID=18690504
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2000191160A Pending JP2002003748A (ja) | 2000-06-26 | 2000-06-26 | 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2002003748A (ja) |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010031152A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 金属表面用被覆材組成物及び積層樹脂成型品 |
| JP2010174075A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 抗アレルゲン塗膜形成用樹脂組成物、木質板およびその製造方法 |
| JPWO2012029155A1 (ja) * | 2010-09-02 | 2013-10-28 | リケンテクノス株式会社 | 床材用塗料および床材 |
| JP2017128634A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 紫外線硬化型樹脂組成物および積層体 |
Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05148332A (ja) * | 1991-11-27 | 1993-06-15 | Dainippon Ink & Chem Inc | 硬化性樹脂組成物 |
| JPH09324135A (ja) * | 1996-06-05 | 1997-12-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 塗膜形成用組成物 |
| JPH09324136A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 光ファイバー被覆用液状硬化性樹脂組成物 |
| JPH1095640A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Takeda Chem Ind Ltd | 光ファイバ被覆用光硬化型樹脂組成物 |
| WO1998047954A1 (en) * | 1997-04-22 | 1998-10-29 | Dsm N.V. | Liquid curable resin composition |
| JPH10316886A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Jsr Corp | 光ファイバ被覆用放射線硬化性液状樹脂組成物 |
| JPH11209628A (ja) * | 1998-01-21 | 1999-08-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | 樹脂組成物及び土木建築材料 |
| JP2000034441A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 |
| JP2000351920A (ja) * | 1999-06-11 | 2000-12-19 | Takeda Chem Ind Ltd | 光ファイバ被覆用樹脂組成物 |
| JP2000351818A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液状放射線硬化型樹脂組成物、光ファイバ用被覆組成物及び光ファイバ |
-
2000
- 2000-06-26 JP JP2000191160A patent/JP2002003748A/ja active Pending
Patent Citations (10)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPH05148332A (ja) * | 1991-11-27 | 1993-06-15 | Dainippon Ink & Chem Inc | 硬化性樹脂組成物 |
| JPH09324135A (ja) * | 1996-06-05 | 1997-12-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 塗膜形成用組成物 |
| JPH09324136A (ja) * | 1996-06-07 | 1997-12-16 | Japan Synthetic Rubber Co Ltd | 光ファイバー被覆用液状硬化性樹脂組成物 |
| JPH1095640A (ja) * | 1996-09-19 | 1998-04-14 | Takeda Chem Ind Ltd | 光ファイバ被覆用光硬化型樹脂組成物 |
| WO1998047954A1 (en) * | 1997-04-22 | 1998-10-29 | Dsm N.V. | Liquid curable resin composition |
| JPH10316886A (ja) * | 1997-05-20 | 1998-12-02 | Jsr Corp | 光ファイバ被覆用放射線硬化性液状樹脂組成物 |
| JPH11209628A (ja) * | 1998-01-21 | 1999-08-03 | Dainippon Ink & Chem Inc | 樹脂組成物及び土木建築材料 |
| JP2000034441A (ja) * | 1998-07-21 | 2000-02-02 | Dainippon Ink & Chem Inc | 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 |
| JP2000351818A (ja) * | 1999-06-10 | 2000-12-19 | Shin Etsu Chem Co Ltd | 液状放射線硬化型樹脂組成物、光ファイバ用被覆組成物及び光ファイバ |
| JP2000351920A (ja) * | 1999-06-11 | 2000-12-19 | Takeda Chem Ind Ltd | 光ファイバ被覆用樹脂組成物 |
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2010031152A (ja) * | 2008-07-29 | 2010-02-12 | Mitsubishi Rayon Co Ltd | 金属表面用被覆材組成物及び積層樹脂成型品 |
| JP2010174075A (ja) * | 2009-01-27 | 2010-08-12 | Panasonic Electric Works Co Ltd | 抗アレルゲン塗膜形成用樹脂組成物、木質板およびその製造方法 |
| JPWO2012029155A1 (ja) * | 2010-09-02 | 2013-10-28 | リケンテクノス株式会社 | 床材用塗料および床材 |
| JP2017128634A (ja) * | 2016-01-19 | 2017-07-27 | 東洋インキScホールディングス株式会社 | 紫外線硬化型樹脂組成物および積層体 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JP5301752B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型塗料用組成物 | |
| JP3195486B2 (ja) | 水分散性ハイブリッドポリマー | |
| EP1306399B1 (en) | Photocurable primer composition and coating method by use of the same | |
| US7915320B2 (en) | Coating composition and method of forming coating film | |
| AU739564B2 (en) | Aqueous coating compositions containing urethane (meth)acylates having uv-hardening isocyanate groups | |
| JP2011099119A (ja) | ポリイソシアネートと活性化二重結合を含むアルコールaとから誘導される化合物 | |
| CN1377379A (zh) | 能够用紫外线和热硬化的聚氨酯水分散体,以及它们的用途 | |
| JP2003119410A (ja) | 塗料組成物及びそれを用いた塗膜形成方法 | |
| JP2002003748A (ja) | 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 | |
| JP3911832B2 (ja) | 光硬化性塗料組成物、塗装仕上げ方法および塗装物品 | |
| US7473444B2 (en) | Method of forming coating film | |
| JPH11279240A (ja) | 光硬化性樹脂組成物及び塗料 | |
| JP2002038056A (ja) | 活性エネルギー線硬化型塗料用組成物 | |
| JP2003245606A (ja) | 熱硬化塗膜形成方法 | |
| WO2016093005A1 (ja) | ウレタン(メタ)アクリレート、並びに活性エネルギー線硬化型ウレタン(メタ)アクリレート組成物及びその硬化物 | |
| JP4756290B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型塗料用組成物 | |
| JP2002363480A (ja) | 光硬化型プライマー組成物及びこれを用いた塗装方法 | |
| EP2647679A1 (en) | Clear coating composition and method for forming multilayer coating film that uses same | |
| JP2003105230A (ja) | 活性エネルギー線硬化型塗料用組成物 | |
| JP4819249B2 (ja) | 1コート仕上げ用着色塗料組成物 | |
| JP3488175B2 (ja) | 塗料用樹脂組成物 | |
| JPH1180661A (ja) | 塗装仕上げ方法および塗装物品 | |
| JP3189275B2 (ja) | 活性エネルギー線硬化型樹脂組成物 | |
| JP2000034441A (ja) | 活性エネルギー線硬化型塗料組成物 | |
| JP2002167490A (ja) | アクリルポリオール樹脂とメラミン樹脂からなる硬化性樹脂組成物 |
Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20040713 |
|
| RD01 | Notification of change of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7421 Effective date: 20050624 |
|
| A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20061003 |
|
| A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20061122 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20070111 |