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JP2002080348A - 口腔内貼付製剤 - Google Patents

口腔内貼付製剤

Info

Publication number
JP2002080348A
JP2002080348A JP2000263623A JP2000263623A JP2002080348A JP 2002080348 A JP2002080348 A JP 2002080348A JP 2000263623 A JP2000263623 A JP 2000263623A JP 2000263623 A JP2000263623 A JP 2000263623A JP 2002080348 A JP2002080348 A JP 2002080348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fiber
patch preparation
preparation
oral patch
plaster layer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000263623A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Saito
純一 齋藤
Kazuhisa Ninomiya
和久 二宮
Masaaki Ito
雅章 伊藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nitto Denko Corp
Original Assignee
Nitto Denko Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nitto Denko Corp filed Critical Nitto Denko Corp
Priority to JP2000263623A priority Critical patent/JP2002080348A/ja
Priority to US09/940,946 priority patent/US6676960B2/en
Priority to TW090121260A priority patent/TWI243688B/zh
Priority to CA002356120A priority patent/CA2356120C/en
Priority to EP01120860A priority patent/EP1188435B1/en
Priority to AT01120860T priority patent/ATE280576T1/de
Priority to DE60106703T priority patent/DE60106703T2/de
Priority to KR1020010053174A priority patent/KR100759657B1/ko
Publication of JP2002080348A publication Critical patent/JP2002080348A/ja
Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/0012Galenical forms characterised by the site of application
    • A61K9/0053Mouth and digestive tract, i.e. intraoral and peroral administration
    • A61K9/006Oral mucosa, e.g. mucoadhesive forms, sublingual droplets; Buccal patches or films; Buccal sprays
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61KPREPARATIONS FOR MEDICAL, DENTAL OR TOILETRY PURPOSES
    • A61K9/00Medicinal preparations characterised by special physical form
    • A61K9/70Web, sheet or filament bases ; Films; Fibres of the matrix type containing drug
    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y10TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC
    • Y10TTECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER US CLASSIFICATION
    • Y10T442/00Fabric [woven, knitted, or nonwoven textile or cloth, etc.]
    • Y10T442/20Coated or impregnated woven, knit, or nonwoven fabric which is not [a] associated with another preformed layer or fiber layer or, [b] with respect to woven and knit, characterized, respectively, by a particular or differential weave or knit, wherein the coating or impregnation is neither a foamed material nor a free metal or alloy layer
    • Y10T442/2525Coating or impregnation functions biologically [e.g., insect repellent, antiseptic, insecticide, bactericide, etc.]

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  • Dental Preparations (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 支持体と粘着性膏体層との投錨性が良好であ
り、柔軟性に優れて凹凸のある部位への密着性が良好で
あるため突っ張る等の違和感を生じず、口腔内の狭隘な
部位においても取り扱い性が良好であり、かつ唾液によ
る薬物の漏出流去が起こりにくい口腔内貼付製剤を提供
すること。 【解決手段】 分割型複合繊維を主としてなる不織布か
らなる支持体と、当該支持体上に形成された、薬物を含
有する粘着性膏体層とを有する口腔内貼付製剤であっ
て、当該分割型複合繊維の分割後の断面形状が略三角形
状であり、当該略三角形状における最長径線の長さ(D
L)が5μm〜15μmであり、かつ当該最長径線と垂
直に交わる最も長い線分の長さ(DS)が2μm〜10
μmである、口腔内貼付製剤。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、口腔内に適用さ
れ、口腔内での薬物投与を行う際に用いられる貼付製剤
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来から、口腔内での局所薬物の投与用
製剤としては、液剤、軟膏剤、ゼリー剤、スプレー剤等
が知られている。これらの製剤においては、液剤はその
流動、軟膏剤やゼリー剤は基剤の溶解、スプレー剤は過
剰な噴霧により、薬物の唾液への漏出流去や不要部位へ
の薬物の移行を避けることが困難である。このため、患
者が不必要に苦味等で不快な思いをする、薬物の利用率
が低下して十分な薬効が得られない等の問題がある。
【0003】近年、唾液等の水分で濡れた口腔粘膜にお
いても良好な接着性を有する製剤として、水溶性または
水膨潤性の高分子を、薬物を含む接着剤層の基剤とする
口腔内貼付製剤が提案されている。しかし、これらの口
腔内貼付製剤では、水分により溶解あるいは膨潤するた
めに、唾液等に接触すると経時で膨潤力により剥離脱落
する、溶解や膨潤により薬物が漏出流去する等の、従来
の投与方法と同様の不具合が生じるおそれがある。
【0004】また、近年、外皮を経由して薬物を投与す
る手段として、感圧性接着剤を用いた経皮吸収型の医薬
品が種々考案され、広く用いられるようになってきてい
る。このような経皮吸収型の医薬品にはさまざまな形態
のものがあるが、代表的なものとして、薬物を含有する
感圧性接着剤層とポリエステルフィルムの支持体層とよ
りなる粘着シート型の製剤が挙げられる。このような粘
着シート型製剤が口腔粘膜に対して程よい貼着力を有す
るならば、ポリエステルフィルムによって唾液との接触
が十分に遮断され、また感圧性接着剤層が溶解流動を起
こさないことから、患者が不必要に苦味等で不快な思い
をする、薬物の利用率が低下して十分な薬効が得られな
い等の問題を回避できると思われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記のような
粘着シート型の製剤を、口腔内に適用した実用例はみら
れない。なぜなら、上記粘着シート型経皮吸収製剤に用
いられるポリエステルフィルムは12μm程度の薄いも
のでもかなり硬いため、凹凸が多く、しかも知覚が鋭敏
な口腔内に貼付した場合、曲面への追従性が不十分であ
るため、密着性に劣り、著しい違和感を感じるからであ
る。さらに、フィルムが薄いと取り扱い性にも劣り、口
腔内への適用も容易でない。
【0006】一方、ポリエチレン、塩化ビニル等の柔軟
なフィルムを支持体とする製剤は、曲面への追従性が良
好であるため、貼付部位への密着性は向上するが、柔軟
であるが故に取り扱い性はさらに劣り、口腔内への適用
も困難になる。さらに、柔軟なフィルムは、薬物がフィ
ルム内部に移行するものが多く、薬物の安定性に問題が
生じ易い。
【0007】本発明は上記課題を解決するためになされ
たものであり、その目的は、支持体と粘着性膏体層との
投錨性が良好であり、柔軟性に優れて凹凸のある部位へ
の密着性が良好であるため突っ張る等の違和感を生じ
ず、口腔内の狭隘な部位においても取り扱い性が良好で
あり、かつ唾液による薬物の漏出流去が起こりにくい口
腔内貼付製剤を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、上記課題
に対して鋭意検討した結果、本発明を完成するに至っ
た。すなわち、本発明は以下の通りである。
【0009】本発明の口腔内貼付製剤は、分割型複合繊
維を主としてなる不織布からなる支持体と、当該支持体
上に形成された、薬物を含有する粘着性膏体層とを有
し、当該分割型複合繊維の分割後の断面形状は略三角形
状であり、当該略三角形状における最長径線の長さ(D
L)は5μm〜15μmであり、かつ当該最長径線と垂
直に交わる最も長い線分の長さ(DS)は2μm〜10
μmである。そのことにより、上記目的が達成される。
【0010】好適な実施態様においては、DL/DS比は
1.5〜2.5である。
【0011】好適な実施態様においては、上記分割型複
合繊維は、断面のほぼ中心から放射線状をなすように組
み合わされた2種以上の繊維材料からなる複合繊維を分
割して得られ、その分割数は16以上である。
【0012】好適な実施態様においては、上記不織布は
0.1mm2の断面中に1本〜50本の未分割の分割型
複合繊維を含む。
【0013】好適な実施態様においては、上記不織布の
厚みは300〜600μmであり、かつ密度は0.17
〜0.25g/cm3である。
【0014】好適な実施態様においては、上記口腔内貼
付製剤は、短径が0.5〜1.5cmであり、かつ長径
が1〜3cmである。
【0015】本発明において、用語「略三角形状」と
は、広義における三角形状を意味し、数学的にいう三角
形状のみならず、例えば、略扇形状、三角形状の周辺の
いずれかの辺が凸もしくは凹に湾曲した形状、三角形の
頂点が丸みを帯びて多角形に近い形状等をも含む。
【0016】本発明においては、分割前の分割型複合繊
維の中心であった略三角形状の頂点から分割前の分割型
複合繊維の外周を形成していた略三角形状(扇形状)の
弧に至る線分のうち、最も長いものを最長径線(その長
さDL)とする。また、この最長径線と垂直に交わり、
三角形状の周を切る線分のうち、最も長いものの長さを
Sとする。
【0017】本発明において、用語「分割型複合繊維」
とは、性質の異なる2種以上のポリマー成分を所定数に
分割された口金で複合して紡糸することにより得られる
複合繊維をいう。この分割型複合繊維は、例えば、一方
のポリマー成分を抽出すること、あるいは強い衝撃(例
えば、高圧水流)を与えることにより、みかんを輪切り
にした時に房が別れるが如く分割してより細い繊維を与
えることができる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明を詳細に説明する。
【0019】本発明の口腔内貼付製剤は、分割型複合繊
維を主としてなる不織布からなる支持体と、当該支持体
上に形成された、薬物を含有する粘着性膏体層とを有す
る。
【0020】本発明で使用される分割型複合繊維の繊維
材料は、分割型複合繊維の形成が可能であれば、特に限
定されない。具体的には、ビスコースレーヨン、銅アン
モニアレーヨン、ジアセテート、トリアセテート、ナイ
ロン、ポリ塩化ビニリデン、ポリビニルアルコール、ポ
リ塩化ビニル、ポリエステル、ポリアクリロニトリル、
ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタン、ポリア
ルキレンパラオキシベンゾエート、ポリクラール(塩化
ビニルとポリビニルアルコールとの1:1混合物)等か
ら得られる2種以上の繊維材料からなる分割型複合繊維
が用いられる。特に、安全性、安定性、経済性などの点
から、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィ
ン(より好ましくは、ポリプロピレン)とポリエステル
とを主体としてなる分割型複合繊維が好ましく用いられ
る。
【0021】本発明において、分割型複合繊維の分割後
の断面形状は略三角形状であり、略三角形状における最
長径線の長さ(DL)は、5μm〜15μm、好ましく
は7〜13μmで、かつその最長径線と垂直に交わる最
も長い線分の長さ(DS)は、2μm〜10μm、好ま
しくは4〜8μmである。DLおよびDSが上記範囲より
も短くなると、繊維が細くなって柔軟性が高くなりすぎ
るため、得られる口腔内貼付製剤の取り扱い性が悪くな
り、さらに、繊維の隙間が狭隘すぎるため、粘着性膏体
層が十分に入り込まず投錨性が低下するという問題があ
り、上記範囲よりも長くなると、繊維が太くなって柔軟
性が低下するため、得られる口腔内貼付製剤が貼付時に
不快な異物感を与えるという問題がある。
【0022】上記DLとDSとの比(DL/DS)は、好ま
しくは1.5〜2.5、より好ましくは1.7〜2.3
である。DL/DS比が1.5よりも小さいと、繊維の断
面形状が正三角形に近づき、繊維間の空隙が広くなって
柔軟性が高くなりすぎるため、得られる口腔内貼付製剤
の取り扱い性が悪くなる傾向を示し、2.5よりも大き
いと、繊維の断面形状が扁平になりすぎて繊維の交絡が
充分に行われないため、風合いに劣る傾向を示す。
【0023】本発明で使用される分割型複合繊維は、分
割後の断面形状が略三角形状であり、かつ非捲縮性であ
るため、より繊維密度の高い緻密な不織布が得られ、ま
た、粘着性膏体層に接する不織布表面の繊維表面積が大
きく、それゆえ粘着性膏体層は不織布に対して良好な接
着性を示す。さらに、略三角形状の断面における最長径
線の長さ(DL)が5μm〜15μmで、かつその最長
径線と垂直に交わる最も長い線分の長さ(DS)が2μ
m〜10μmであるため、適度に緻密な繊維の隙間に粘
着性膏体層が程よく入り込んで良好な投錨性を示し、ま
た、柔軟性を保持しながら程よいコシを兼ね備えること
が可能である。さらに、DL/DS比を1.5〜2.5と
することにより、上記特性がより良好に発現される。
【0024】一方、医薬品用途を有する代表的な不織布
として、伸縮性パップ剤の基布である、ポリエステル等
の捲縮性繊維をニードルパンチ法やスパンレース法によ
って絡合させた伸縮性の不織布が挙げられる。この不織
布は、繊維がコイル状のクリンプで相互に絡合してお
り、かつその繊維断面が略円形であるため、伸縮性に富
み、かつ柔軟性に優れているが、繊維径が15μm以上
のものが多いため、粘着性膏体層と接する不織布表面の
繊維が分割型複合繊維のそれに比べて疎であり、それゆ
え膏体の種類によっては投錨性が不十分となる。また、
パップ剤の基布に使用される不織布は、全般的に厚みが
800μm以上のものが多く、これらを用いた口腔内貼
付製剤は、貼付部位によっては著しい異物感を与える。
さらに、伸縮性不織布は、柔軟性に富むため、コシがな
く、それゆえ、これを用いた口腔内貼付製剤は、製剤の
サイズによっては甚だ取り扱い性が悪くなる。
【0025】図1は、本発明で使用される分割型複合繊
維の一例を示す概略図である。分割型複合繊維1は、そ
の略円形の断面のほぼ中心から放射線状をなすように組
み合わされた2種以上の繊維材料からなる複合繊維を所
定数に分割して得られ、ほぼ中心軸の回りにそれぞれ略
三角形状の断面を有する複数の分画2を有する。分割型
複合繊維1においては、それぞれの繊維材料からなる分
画2が円周方向に交互に現れた構造をとる。上記分割型
複合繊維1を得る方法としては、具体的には、例えば、
内部が所定数に分割された紡糸口金を用いて、性質の異
なる2種以上のポリマー成分(これらのポリマー成分
は、それぞれ繊維材料を形成する)を複合して紡糸する
方法等が挙げられる。上記分割数は、一般的には、8分
割または16分割であるが、本発明においては、好まし
くは16分割以上、より好ましくは20分割以上であ
る。上記分割数が16分割よりも少ない場合、望ましい
L/DS比を有する分割型複合繊維が得られにくいとい
う問題がある。
【0026】当該分割型複合繊維1の繊維径および繊維
長は、特に限定されるものではなく、例えば、繊維径が
20〜22μm、繊維長が40mm程度のものが好適に
用いられる。また、当該分割型複合繊維1の断面形状
は、円形に限定されるものではなく、例えば、略楕円形
状であってもよい。さらに、分割型複合繊維の分割方法
は、特に限定されるものではなく、例えば、分割型複合
繊維を水流中にさらすことにより分割することができ
る。図2は、水流により分割した後の上記分割型複合繊
維1の断面形状を示す電子顕微鏡写真である。図2の中
央部付近には、1本の断面が略円形状の未分割の分割型
複合繊維が見られ、周辺部付近には、複数本の断面が略
三角形状の分割された分割型複合繊維が見られる。上記
分割型複合繊維1の場合、分割後の略三角形状断面にお
けるDLは約10μm程度であり、DSは約5μm程度で
ある。
【0027】上記分割型複合繊維1の材料としては、上
記の各種繊維材料が挙げられ、これらの組み合わせとし
ては、ポリエステル/ポリプロピレン、ポリエステル/
ポリエチレンが好適である。これらの配合比(ポリエス
テル:ポリプロピレンまたはポリエチレン)は、好まし
くは35:65〜65:35、より好ましくは40:6
0〜60:40、最も好ましくは45:55〜55:4
5(重量%:重量%)である。配合比が上記範囲外であ
ると、得られる分割型複合繊維をきれいに分割すること
ができないという問題がある。
【0028】上記のようにして得られた分割した分割型
複合繊維は、通常の工程、例えば、スパンレース法、ス
パンボンド法、ニードルパンチ法等により、不織布に仕
上げられるが、粘着性膏体層との投錨性、風合いおよび
安全性の点から、スパンレース法により製造されたもの
が好適に用いられる。
【0029】本発明で使用される不織布は、0.1mm
2の断面中に、好ましくは1本〜50本、より好ましく
は2本〜30本の未分割の分割型複合繊維を含み得る。
不織布中に未分割の分割型複合繊維を含むことにより、
不織布の保型性が良好となり、それゆえ製剤の寸法安定
性が向上する。さらにコシが適度に強くなり、それゆえ
製剤の取り扱い性が向上する。不織布の0.1mm2
断面中に含まれる未分割の分割型複合繊維の数が多すぎ
ると、不織布の剛性が強くなりすぎ、それゆえこの不織
布を用いた口腔内貼付製剤は、凹凸への追従性が低下
し、貼付時に著しい異物感を与えるおそれがある。
【0030】本発明で使用される不織布は、厚みが、好
ましくは300〜600μm、より好ましくは350〜
500μmであり、かつ密度が、好ましくは0.17〜
0.25g/cm3、より好ましくは0.19〜0.2
3g/cm3である。ここでいう「厚み」とは、JIS
L1085(不織布しん地試験方法)に規定される厚
みを意味し、「密度」とは、上記厚みとJIS L10
85(不織布しん地試験方法)に規定される質量とから
算出される単位体積あたりの質量を意味する。
【0031】上記厚みおよび密度を有する不織布を用い
た口腔内貼付製剤は、適当な厚みとコシを有し、それゆ
え離型ライナーから製剤を剥し取る時や口腔内に製剤を
貼付する時等において取り扱い性に優れる。また、適度
に密度が高く、それゆえ唾液等の水分が沁み込みにく
く、口腔内貼付時に唾液による薬物の漏出流去が起こり
にくい。さらに、粘着性膏体層との接着に関与する不織
布表面の繊維の量が適度であり、それゆえ粘着性膏体層
と不織布との投錨性が良好になる。
【0032】不織布の厚みが300μmよりも薄くなる
と、取り扱い性が低下するとともに、唾液等の水分の沁
み込みが起こり易くなり、600μmよりも厚くなる
と、貼付時に著しい異物感を与えるおそれがある。ま
た、不織布の密度が0.17g/cm3よりも低くなる
と、取り扱い性が低下するとともに、唾液等の水分の沁
み込みが起こり易くなり、さらに粘着性膏体層との投錨
性が低下し、0.25g/cm3よりも高くなると、剛
性が強くなりすぎ、それゆえこの不織布を用いた口腔内
貼付製剤は、凹凸への追従性が低下し、貼付時に著しい
異物感を与えるおそれがある。
【0033】本発明で使用される薬物は、実質的に口腔
内で経粘膜投与が可能なものであれば、特に限定されな
い。例えば、全身性薬物としては、コルチコステロイド
類、鎮痛消炎剤、催眠鎮静剤、精神安定剤、抗高血圧
剤、降圧利尿剤、抗生物質、全身麻酔剤、抗菌剤、抗真
菌剤、ビタミン剤、冠血管拡張剤、抗ヒスタミン剤、鎮
咳剤、性ホルモン、抗鬱剤、脳循環改善剤、制吐剤、抗
腫瘍剤、生体医薬等が挙げられる。局所性薬物として
は、例えば、リドカイン等の局所麻酔剤、塩酸テトラサ
イクリン等の歯科用抗生物質、塩化セチルピリジニウム
等の殺菌消毒剤、塩酸クロルヘキシジン等の口腔内感染
予防治療剤、アズレン等の消炎剤が挙げられる。好まし
くは、コカイン、プロカイン、クロロプロカイン、テト
ラカイン、ベンゾカイン、リドカイン、メピバカイン、
プリロカイン、プピバカイン、ジブカイン、プロポキシ
カイン、エチドカイン、ジクロニン、オキシブプロカイ
ン、テーカイン、アメトカイン、プロピトカイン、ピペ
ロカイン、カタカイン、ブタニカイン、ヘキソチオカイ
ン、メプリルカイン、エピロカイン、アミロカイン、イ
ソブカイン、トリカイン、パレトキシカイン、ピロカイ
ン、ヘキシルカイン、メタブトキシカイン、キシロカイ
ン、メタブテタミン、オキセサゼイン、ピリドキシン、
ブロモキシン、ジメチソキン、アミノ安息香酸エチル、
ピペリジノアセチルアミノ安息香酸エチル、ベンジルア
ルコール、クロロブタノールおよびこれらの薬理学的に
許容される塩からなる群より選択される少なくとも1種
の局所麻酔薬が用いられ、より好ましくは、リドカイ
ン、塩酸リドカイン、テトラカイン、ベンゾカインが用
いられる。
【0034】粘着性膏体層中のこれらの薬物の含有量
は、薬物の種類、投与目的などに応じて適宜設定するこ
とができるが、通常、1〜80重量%、好ましくは2〜
70重量%程度である。含有量が1重量%未満の場合、
治療や予防に有効な量の薬物放出が期待できず、また、
80重量%を超えると、接着性が低下して十分に貼着し
なくなるために治療や予防効果に限界が生じると共に経
済的にも不利である。
【0035】薬物は、その薬効(使用用途)に応じて、
粘着性膏体層に溶解状態、過飽和結晶析出状態もしくは
分散状態にて含有させる。これにより、各種疾患の治療
及び/または予防を目的とした口腔内貼付製剤とするこ
とができる。
【0036】粘着性膏体層は、実質的に口腔内粘膜に貼
付可能なものであれば特に限定されず、常温で感圧粘着
性を有するあらゆる高分子を基剤とする粘着剤等を用い
て形成されるが、実質的に水に溶解しないか若しくは実
質的に水を吸収しない感圧性粘着剤層であることが好ま
しい。本発明において、「実質的に水に溶解しないか若
しくは実質的に水を吸収しない感圧性粘着剤層」とは、
20℃での十分量の水に対する溶解量が5重量%以下
で、かつ常温で感圧接着性を示す粘着性高分子、および
/または、20℃での十分量の水に対する吸収量が5重
量%以下で、かつ常温で感圧接着性を示す粘着性高分
子、を主体として形成された感圧性粘着剤層を意味す
る。このような実質的に水に溶解しないか若しくは実質
的に水を吸収しない感圧性粘着剤層を構成する粘着剤
(粘着性高分子)としては、例えば、アクリル系粘着
剤;スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合
体、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合
体、ポリイソプレン、ポリイソブチレン、ポリブタジエ
ンなどのゴム系粘着剤;シリコーンゴム、ジメチルシロ
キサンベース、ジフェニルシロキサンベースなどのシリ
コーン系粘着剤;ポリビニルメチルエーテル、ポリビニ
ルエチルエーテル、ポリビニルイソブチルエーテルなど
のビニルエーテル系粘着剤;酢酸ビニル−エチレン共重
合体などのビニルエステル系粘着剤;ジメチルテレフタ
レート、ジメチルイソフタレート、ジメチルフタレート
などのカルボン酸成分とエチレングリコールなどの多価
アルコール成分とからなるポリエステル系粘着剤等が挙
げられる。中でも、不織布との投錨性、粘膜貼着性、薬
物溶解性、薬物安定性などの点から、アクリル系粘着剤
が好ましい。
【0037】上記アクリル系粘着剤とは、(メタ)アク
リル酸アルキルエステルを主成分として、これに官能性
単量体を共重合して得られる粘着剤である。(メタ)ア
クリル酸アルキルエステルとしては、具体的には、その
アルキル基がブチル、ペンチル、へキシル、ヘプチル、
オクチル、2−エチルヘキシル、ノニル、デシル、ウン
デシル、ドデシル、トリデシルなどの炭素数4〜13の
直鎖アルキル基や分岐アルキル基である(メタ)アクリ
ル酸アルキルエステルであり、これらは一種もしくは二
種以上用いることができる。
【0038】上記(メタ)アクリル酸アルキルエステル
と共重合させる官能性単量体としては、共重合反応に関
与する不飽和二重結合を分子内に少なくとも一個有する
とともに、官能基を側鎖に有するものが使用できる。か
かる官能性単量体としては、(メタ)アクリル酸、イタ
コン酸、マレイン酸、無水マレイン酸などのカルボキシ
ル基含有単量体;(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチル
エステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルエス
テルなどのヒドロキシル基含有単量体;スチレンスルホ
ン酸、アリルスルホン酸、スルホプロピル(メタ)アク
リレート、(メタ)アクリロイルオキシナフタレンスル
ホン酸、アクリルアミドメチルプロパンスルホン酸など
のスルホ基含有単量体;(メタ)アクリル酸アミノエチ
ルエステル、(メタ)アクリル酸ジメチルアミノエチル
エステル、(メタ)アクリル酸tert−ブチルアミノ
エチルエステルなどのアミノ基含有単量体;(メタ)ア
クリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミド、N−
メチロール(メタ)アクリルアミド、N−メチロールプ
ロパン(メタ)アクリルアミド、N−ビニルアセトアミ
ドなどのアミド基含有単量体;(メタ)アクリル酸メト
キシエチルエステル、(メタ)アクリル酸エトキシエチ
ルエステル、(メタ)アクリル酸メトキシエチレングリ
コールエステル、(メタ)アクリル酸メトキシジエチレ
ングリコールエステル、(メタ)アクリル酸メトキシポ
リエチレングリコールエステル、(メタ)アクリル酸メ
トキシポリプロピレングリコールエステル、(メタ)ア
クリル酸テトラヒドロフリルエステルなどのアルコキシ
ル基含有単量体等が挙げられる。また、これら以外に共
重合できる単量体としては、例えば、(メタ)アクリロ
ニトリル、酢酸ビニル、プロピオン酸ビニル、N−ビニ
ル−2−ピロリドン、メチルビニルピロリドン、ビニル
ピリジン、ビニルピペリドン、ビニルピリミジン、ビニ
ルピペラジン、ビニルピロール、ビニルイミダゾール、
ビニルカプロラクタム、ビニルオキサゾール、ビニルモ
ルホリンなどが挙げられる。
【0039】また、本発明の特性を変化させない範囲で
あれば、炭素数1〜3或は炭素数14以上のアルキル基
を有する(メタ)アクリル酸アルキルエステルを共重合
してもよい。
【0040】本発明においては、アクリル系粘着剤とし
ては、粘着特性としての感圧粘着性や凝集性、粘着性膏
体層中に含有する薬物の放出性などに特に優れる点か
ら、(メタ)アクリル酸アルキルエステルと(メタ)ア
クリル酸との共重合体、特に(メタ)アクリル酸アルキ
ルエステル65〜99重量%と(メタ)アクリル酸1〜
35重量%とを重合して得られる共重合体が好ましい。
【0041】本発明において、粘着性膏体層を構成する
粘着性高分子(粘着剤)は、薬物の投与目的に応じて選
定される。すなわち、短時間投与を目的とする場合は、
含有する薬物の放出性に優れる粘着性高分子を選定し、
長時間投与を目的とする場合は、含有する薬物に対し
て、比較的徐放性に富む粘着性高分子を選定することが
望ましい。
【0042】上記粘着性膏体層には、必要に応じて、種
々の添加剤を配合してもよい。添加剤としては、粘着性
をさらに向上させるための粘着性付与剤(例えば、ロジ
ン、変性ロジン、石油系樹脂、ポリテルペン樹脂、ポリ
スチレン樹脂、ポリブテン樹脂、液状ポリイソブチレン
など)、可塑剤(例えば、流動パラフィン、ミリスチン
酸イソプロピル、パルミチン酸イソプロピルなど)、粘
着性膏体層内での薬物の溶解性および拡散性を高めるた
めの吸収促進剤(例えば、エチレングリコール、ジエチ
レングリコール、プロピレングリコール、トリエチレン
グリコール、ポリエチレングリコール、ポリプロピレン
グリコールなどのグリコール類、オリーブ油、ヒマシ
油、スクアラン、ラノリンなどの油脂類など)、界面活
性剤(例えば、ショ糖脂肪酸グリセリン、ステアリルア
ルコール、トリオレイン酸ソルビタン、セバシン酸ジエ
チル、ラウリル硫酸ナトリウム、ポリオキシエチレン硬
化ヒマシ油、コレステロールなど)、充填剤(例えば、
カオリン、酸化チタン、タルク、炭酸カルシウム、炭酸
マグネシウム、珪酸塩、珪酸、アルミニウム水和物、硫
酸バリウム、硫酸カルシウム、メタ珪酸アルミン酸マグ
ネシウムなど)などが挙げられる。
【0043】本発明の口腔内貼付製剤の製造方法は特に
限定されない。例えば、薬物、粘着性高分子等を溶媒に
溶解または分散させ、得られた溶液または分散液を支持
体の少なくとも片面に塗布し、乾燥して粘着性膏体層を
支持体の少なくとも片面に形成する方法などが挙げられ
る。また、上記の溶液または分散液を保護用の離型ライ
ナー上に塗布し、乾燥して離型ライナー上に粘着性膏体
層を形成し、この離型ライナー上の粘着性膏体層と支持
体とを貼り合わせる方法によって製造することができ
る。この場合、製造時、運搬時または保存時に、粘着性
膏体層が、予期せず、器具、容器などに接触して接着し
てしまうことを防止できる。また、口腔内の粘膜に貼付
を行う直前まで、粘着性膏体層の露出面を離型ライナー
で被覆保護し、口腔内の粘膜への貼付時に離型ライナー
を剥離して粘着性膏体層を露出し、貼付を行うことがで
きるので、粘着性膏体層の接着性及び薬物の劣化を防止
できる。
【0044】離型ライナーとしては、使用時に粘着性膏
体層から容易に剥離されるものであれば、その材質は特
に限定されない。例えば、粘着性膏体層と接触する面に
シリコーン樹脂、フッ素樹脂などを塗布することによっ
て剥離処理が施された、ポリエステル、ポリ塩化ビニ
ル、ポリ塩化ビニリデン、ポリエチレンテレフタレート
などの合成樹脂フィルム、上質紙、グラシン紙などの
紙、あるいは上質紙またはグラシン紙等とポリオレフィ
ンフィルムとのラミネートフィルム等、が用いられる。
該離型ライナーの厚みは、通常10〜200μm、好ま
しくは50〜100μmである。
【0045】粘着性膏体層の厚みは、通常、10μm〜
200μm、好ましくは15μm〜150μmである。
【0046】本発明の口腔内貼付製剤は、その短径が、
好ましくは0.5〜1.5cm、より好ましくは0.7
〜1.3cmであり、かつその長径が、好ましくは1〜
3cm、より好ましくは1.4〜2.6cmである。こ
こでいう「短径」および「長径」とは、任意の形状の重
心を通る最も短い径線および最も長い径線を意味する。
【0047】上記のサイズを有する口腔内貼付製剤は、
取り扱い性に優れ、歯肉等の口腔内の適用部位にも程良
くフィットして貼付することができる。製剤の短径およ
び長径が上記範囲よりも短いと、適用部位を十分に覆う
ことが困難になり、それゆえ十分な薬効が期待できず、
さらに取り扱い性が低下するという問題がある。製剤の
短径および長径が上記範囲よりも長いと、適用部位への
貼付が不可能となり、さらに取り扱い性が低下するとい
う問題がある。
【0048】本発明の口腔内貼付製剤の形状は、実質的
に貼付が可能であれば、特に限定されるものではなく、
例えば、円形、楕円形、長方形、正方形、三角形、亀甲
形等が挙げられる。製造上および使用上の利点から、正
方形が好ましい。
【0049】本発明の口腔内貼付製剤は、取り扱い性と
使用感のバランスの点から、JIS−L1085に規定
する剛軟度(45°カンチレバ法による)が15mm〜
60mmであることが好ましく、20mm〜50mmで
あることがより好ましい。剛軟度が、この範囲より小さ
い場合、取り扱い性が低下する傾向を示し、例えば、歯
部、舌部等により複雑で狭隘な空間配置を呈している口
腔内での貼付操作がしずらくなる場合があり、この範囲
より大きい場合、貼付時の異物感を感じやすい傾向とな
る。
【0050】本発明の口腔内貼付製剤を局所性薬物を含
む口腔内貼付製剤とした場合、主として歯肉部に貼付さ
れ、直ちに薬効が発現する。本発明の口腔内貼付製剤を
全身性薬物を含む口腔内貼付製剤とした場合、頬粘膜、
唇内側粘膜、舌下、歯肉部等に貼付され、数十分から数
時間程度、薬効が持続する。さらに本発明の全身性薬物
を含む口腔内貼付製剤を上唇内側粘膜又は上顎歯肉部外
側に貼付すれば、唾液との接触が少なく、唇と歯茎とで
押さえられるために剥離しにくく、より長時間、薬効が
持続する。
【0051】
【実施例】以下、本発明を実施例により具体的に説明す
るが、本発明はこれらの実施例に限定されない。なお、
以下の記載において、部は重量部を意味し、不織布の厚
みおよび密度は、JIS−L1085に規定する方法で
測定した値である。
【0052】(粘着剤A溶液の調製)不活性ガス雰囲気
下で、アクリル酸2−エチルヘキシルエステル95部及
びアクリル酸5部を酢酸エチル中で共重合させて、粘着
剤A溶液を調製した。
【0053】(粘着剤B溶液の調製)不活性ガス雰囲気
下で、アクリル酸2−エチルヘキシルエステル50部、
アクリル酸2−メトキシエチルエステル25部及び酢酸
ビニル25部を酢酸エチル中で共重合させて、粘着剤B
溶液を調製した。
【0054】(粘着剤C溶液の調製)不活性ガス雰囲気
下で、アクリル酸2−メトキシエチルエステル65部、
ビニルピロリドン30部及びアクリル酸5部を酢酸エチ
ル中で共重合させて、粘着剤C溶液を調製した。
【0055】(ゴム系高分子D溶液の調製)ポリイソブ
チレン(粘度平均分子量12万)50部、ポリイソブチ
レン(粘度平均分子量6万)30部および脂環族系石油
樹脂(粘着性付与剤、軟化点100℃)20部をへキサ
ン中で均一に混合し、ゴム系高分子D溶液を調製した。
【0056】(実施例1)粘着剤A溶液40部(固形
分)にリドカイン60部を加えて混合溶解し、得られた
溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナ
ー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約20μmとな
るように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次い
で、この粘着性膏体層を、ポリプロピレンとポリエステ
ルとからなる20分割の分割型複合繊維(ポリプロピレ
ン含量:55重量%、ポリエステル含量:45重量%;
繊維径20μm)を高圧水流により分割し(分割後の繊
維断面形状:略三角形状、DL=10μm、Ds=5μ
m、DL/DS=2)、絡合させて作製した不織布(厚み
420μm、密度0.21g/cm3、未分割の分割型
複合繊維数12本/0.1mm2断面)に貼り合わせて
離型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製した。得ら
れた製剤を、図3に示すように、短径が約1cm、長径
が約1.4cmの正方形状に打ち抜き、離型ライナー3
上に載置された複数の製剤試験片4を得た。なお、図3
において、L1=63mm、L2=50mm、L3=L
4=10mm、L5=L6=7mm、L7=L8=3m
m、L9=L10=7mmである。
【0057】(比較例1)粘着剤A溶液40部(固形
分)にリドカイン60部を加えて混合溶解し、得られた
溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナ
ー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約20μmとな
るように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次い
で、この粘着性膏体層を、ポリエチレンテレフタレート
(PET)フィルム(厚み12μm)に貼り合わせて離
型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製した。得られ
た製剤を、図3に示すように、短径が約1cm、長径が
約1.4cmの正方形状に打ち抜き、離型ライナー3上
に載置された複数の製剤試験片4を得た。
【0058】(比較例2)粘着剤A溶液40部(固形
分)にリドカイン60部を加えて混合溶解し、得られた
溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナ
ー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約20μmとな
るように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次い
で、この粘着性膏体層を、繊維径が20μmのポリエス
テル繊維からなる伸縮性を有するスパンレース不織布
(厚み700μm、密度0.14g/cm3)に貼り合
わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製し
た。得られた製剤を、図3に示すように、短径が約1c
m、長径が約1.4cmの正方形状に打ち抜き、離型ラ
イナー3上に載置された複数の製剤試験片4を得た。
【0059】(比較例3)粘着剤A溶液40部(固形
分)にリドカイン60部を加えて混合溶解し、得られた
溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナ
ー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約20μmとな
るように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次い
で、この粘着性膏体層を、繊維径が4μm、繊維断面が
円形状のポリエステル繊維からなるスパンレース不織布
(厚み325μm、密度0.23g/cm3)に貼り合
わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製し
た。得られた製剤を、図3に示すように、短径が約1c
m、長径が約1.4cmの正方形状に打ち抜き、離型ラ
イナー3上に載置された複数の製剤試験片4を得た。
【0060】(実用性評価)実施例1、比較例1、2お
よび3の製剤試験片について、予め脱脂綿で軽く水分を
拭き取った上顎歯肉部内側に適用した時の、離型ライナ
ーからの製剤試験片の剥し易さ、口腔内での取り扱い
性、適用部位への密着性、貼付感、使用時の苦味、適用
部位からの製剤試験片の剥し易さ、剥離時の糊残り、お
よび薬理効果を、以下の方法に従って、5人のボランテ
ィアにより評価した。その評価結果を表1に示す。な
お、表1では、5人のボランティアの評価点数の平均値
を示す。
【0061】(離型ライナーからの製剤試験片の剥し易
さ)図3に示すように、離型ライナー上に載置された各
製剤試験片を、位置Aを左手の親指と人差し指とで把持
した状態でピンセットで剥離し、その時の取り扱い性に
ついて下記の点数段階で評価した。 0点:剥し難い 1点:やや剥し難い 2点:剥し易い。
【0062】(口腔内での取り扱い性)ピンセットで把
持した各製剤試験片を、自分以外のボランティアの上顎
歯肉部内側に貼付し、その時の口腔内での取り扱い性に
ついて下記の点数段階で評価した。 0点:扱い難い 1点:やや扱い難い 2点:扱い易い。
【0063】(適用部位への密着性)上顎歯肉部内側に
貼付した各製剤試験片の貼付部位への密着性について下
記の点数段階で評価した。 0点:一部が浮いており、十分に密着していない 1点:僅かに周辺部が浮いているが、ほぼ十分に密着し
ている 2点:十分に密着している。
【0064】(貼付感)貼付時における違和感について
下記の点数段階で評価した。 0点:違和感を感じた 1点:若干違和感を感じた 2点:ほとんど違和感を感じなかった。
【0065】(使用時の苦味)貼付後30秒毎に、唾液
で先端が濡れた舌先で製剤試験片の支持体を舐め、薬物
による苦味について下記の点数段階で評価した。 0点:貼付1分以内に苦味を感じた 1点:貼付1分後から3分以内に苦味を感じた 2点:貼付3分後でも苦味を感じなかった。
【0066】(適用部位からの製剤試験片の剥し易さ)
貼付3分後に各製剤試験片をピンセットで剥離し、その
時の取り扱い性について下記の点数段階で評価した。 0点:剥し難い 1点:やや剥し難い 2点:剥し易い。
【0067】(剥離時の糊残り)製剤試験片を剥離した
適用部位に粘着性膏体層が残留していないかについて下
記の点数段階で評価した。 0点:貼付面積の10%以上で残留した 1点:貼付面積の10%未満で残留した 2点:残留しなかった。
【0068】(薬理効果)製剤試験片を剥離した適用部
位を注射針で刺激し、その麻酔効果について下記の点数
段階で評価した。 0点:痛みを感じた 1点:僅かに痛みを感じた 2点:痛みを感じなかった。
【0069】
【表1】
【0070】(唾液の浸透性の評価)実施例1、比較例
1、2および3の製剤(1小片の寸法が1cm×1cm
の図3に示すタイプのもの)を、離型ライナーが下向き
になるようにビーカーの底に静置し、37℃に加温した
後、37℃に保持した成人男子の唾液1滴(約25m
g)を支持体の中央部に滴下し、ビーカーを密閉して3
7℃に保持した。滴下30分後の唾液滴の寸法または途
中経過での寸法を観察し、唾液の浸透性について評価し
た。その結果を表2に示す。
【0071】
【表2】
【0072】表1および2から、実施例1の製剤は、い
ずれの評価項目においても良好な結果を示し、かつ唾液
の浸透性が低かったことが分かる。一方、比較例1の製
剤は、支持体としてPETフィルムを用いたため、離型
ライナーからの製剤試験片の剥し易さ、口腔内での取り
扱い性、適用部位への密着性、貼付感および適用部位か
らの製剤試験片の剥し易さの評価において良好な結果を
示さなかった。また、比較例2および3の製剤は、支持
体である不織布が分割型複合繊維製ではなかったため、
口腔内での取り扱い性、使用時の苦味、剥離時の糊残り
の評価において良好な結果を示さず、かつ唾液の浸透性
も高かった。
【0073】(実施例2)粘着剤A溶液40部(固形
分)にリドカイン60部を加えて混合溶解し、得られた
溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナ
ー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約20μmとな
るように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次い
で、この粘着性膏体層を、親水性基を有するポリエチレ
ン系樹脂とポリプロピレンとからなる16分割の分割型
複合繊維(ポリエチレン系樹脂含量:50重量%、ポリ
プロピレン含量:50重量%;繊維径20μm)を高圧
水流により分割し(分割後の繊維断面形状:略三角形
状、DL=10μm、Ds=5μm、DL/DS=2)、絡
合させて作製した不織布(厚み330μm、密度0.1
8g/cm3、未分割の分割型複合繊維含まず)に貼り
合わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製し
た。得られた製剤を、1小片の寸法が短径約1cm、長
径約1.4cmの方形状に打ち抜き、図3に示すような
タイプの製剤試験片を得た。
【0074】(実施例3)粘着剤B溶液95部(固形
分)にアズレン5部を加えて混合溶解し、得られた溶液
を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナー、
厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約40μmとなるよ
うに塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次いで、
この粘着性膏体層を、ポリプロピレンとポリエステルと
からなる20分割の分割型複合繊維(ポリプロピレン含
量:55重量%、ポリエステル含量:45重量%;繊維
径20μm)を高圧水流により分割し(分割後の繊維断
面形状:略三角形状、DL=10μm、Ds=5μm、D
L/DS=2)、絡合させて作製した不織布(厚み420
μm、密度0.21g/cm3、未分割の分割型複合繊
維数12本/0.1mm2断面)に貼り合わせて離型ラ
イナーを有する口腔内貼付製剤を作製した。得られた製
剤を、1小片の寸法が短径約1cm、長径約1.5cm
の楕円形状に打ち抜き、図3に示すようなタイプの製剤
試験片を得た。
【0075】(実施例4)粘着剤C溶液70部(固形
分)にミリスチン酸イソプロピル(可塑剤)25部およ
びジアゼパム(精神安定剤)5部を加えて混合溶解し、
得られた溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離
型ライナー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約30
μmとなるように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製し
た。次いで、この粘着性膏体層を、ポリプロピレンとポ
リエステルとからなる20分割の分割型複合繊維(ポリ
プロピレン含量:55重量%、ポリエステル含量:45
重量%;繊維径20μm)を高圧水流により分割し(分
割後の繊維断面形状:略三角形状、DL=10μm、Ds
=5μm、DL/DS=2)、絡合させて作製した不織布
(厚み420μm、密度0.21g/cm3、未分割の
分割型複合繊維数12本/0.1mm2断面)に貼り合
わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製し
た。得られた製剤を、1小片の寸法が直径約1.2cm
の円形状に打ち抜き、図3に示すようなタイプの製剤試
験片を得た。
【0076】(実施例5)ゴム系高分子D溶液70部
(固形分)にミリスチン酸イソプロピル(可塑剤)20
部およびシメチジン(抗胃腫瘍剤)10部を加えて混合
溶解し、得られた溶液を剥離処理したポリエステルフィ
ルム(離型ライナー、厚み75μm)上に乾燥後の厚み
が約40μmとなるように塗布、乾燥して粘着性膏体層
を作製した。次いで、この粘着性膏体層を、ポリプロピ
レンとポリエステルとからなる20分割の分割型複合繊
維(ポリプロピレン含量:55重量%、ポリエステル含
量:45重量%;繊維径20μm)を高圧水流により分
割し(分割後の繊維断面形状:略三角形状、DL=10
μm、Ds=5μm、DL/DS=2)、絡合させて作製
した不織布(厚み420μm、密度0.21g/c
3、未分割の分割型複合繊維数12本/0.1mm2
面)に貼り合わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製
剤を作製した。得られた製剤を、1小片の寸法が短径約
1cm、長径約2cmの長方形状に打ち抜き、図3に示
すようなタイプの製剤試験片を得た。
【0077】(実施例6)粘着剤B溶液95部(固形
分)にテトラカイン5部を加えて混合溶解し、得られた
溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナ
ー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約40μmとな
るように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次い
で、この粘着性膏体層を、親水性基を有するポリエチレ
ン系樹脂とポリプロピレンとからなる16分割の分割型
複合繊維(ポリエチレン系樹脂含量:50重量%、ポリ
プロピレン含量:50重量%;繊維径20μm)を高圧
水流により分割し(分割後の繊維断面形状:略三角形
状、DL=10μm、Ds=5μm、DL/DS=2)、絡
合させて作製した不織布(厚み330μm、密度0.1
8g/cm3、未分割の分割型複合繊維含まず)に貼り
合わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製し
た。得られた製剤を、1小片の寸法が短径約0.6c
m、長径約1cmの二等辺三角形状に打ち抜き、図3に
示すようなタイプの製剤試験片を得た。
【0078】(実施例7)粘着剤C溶液70部(固形
分)にミリスチン酸イソプロピル(可塑剤)20部およ
び塩酸リドカイン10部を加えて混合溶解し、得られた
溶液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型ライナ
ー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約30μmとな
るように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製した。次い
で、この粘着性膏体層を、親水性基を有するポリエチレ
ン系樹脂とポリプロピレンとからなる16分割の分割型
複合繊維(ポリエチレン系樹脂含量:50重量%、ポリ
プロピレン含量:50重量%;繊維径20μm)を高圧
水流により分割し(分割後の繊維断面形状:略三角形
状、DL=10μm、Ds=5μm、DL/DS=2)、絡
合させて作製した不織布(厚み330μm、密度0.1
8g/cm3、未分割の分割型複合繊維含まず)に貼り
合わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製剤を作製し
た。得られた製剤を、1小片の寸法が短径約1cm、長
径約1.4cmの方形状に打ち抜き、図3に示すような
タイプの製剤試験片を得た。
【0079】(実施例8)ゴム系高分子D溶液60部
(固形分)にミリスチン酸イソプロピル(可塑剤)30
部およびベンゾカイン10部を加えて混合分散し、得ら
れた分散液を剥離処理したポリエステルフィルム(離型
ライナー、厚み75μm)上に乾燥後の厚みが約40μ
mとなるように塗布、乾燥して粘着性膏体層を作製し
た。次いで、この粘着性膏体層を、親水性基を有するポ
リエチレン系樹脂とポリプロピレンとからなる16分割
の分割型複合繊維(ポリエチレン系樹脂含量:50重量
%、ポリプロピレン含量:50重量%;繊維径20μ
m)を高圧水流により分割し(分割後の繊維断面形状:
略三角形状、DL=10μm、Ds=5μm、DL/DS
2)、絡合させて作製した不織布(厚み330μm、密
度0.18g/cm3、未分割の分割型複合繊維含ま
ず)に貼り合わせて離型ライナーを有する口腔内貼付製
剤を作製した。得られた製剤を、1小片の寸法が短径約
1cm、長径約1.4cmの方形状に打ち抜き、図3に
示すようなタイプの製剤試験片を得た。
【0080】上記で得られた実施例2〜8の製剤試験片
を、予め脱脂綿で軽く水分を拭き取った上顎歯肉部内側
に適用した時の、離型ライナーからの製剤試験片の剥し
易さ、口腔内での取り扱い性、適用部位への密着性、貼
付感、使用時の苦味、適用部位からの製剤試験片の剥し
易さ、剥離時の糊残り、および薬理効果(実施例3〜5
は除く)を、上記の方法に従って、5人のボランティア
により評価した。その評価結果を表3に示す。なお、表
3では、5人のボランティアの評価点数の平均値を示
す。
【0081】
【表3】
【0082】表3から、実施例2〜8の製剤は、いずれ
の評価項目においても良好な結果を示したことが分か
る。
【0083】
【発明の効果】本発明によれば、分割型複合繊維を主と
してなる不織布からなる支持体と、当該支持体上に形成
された、薬物を含有する粘着性膏体層とを有し、当該分
割型複合繊維の分割後の断面形状が略三角形状で、当該
略三角形状における最長径線の長さ(DL)が5μm〜
15μmで、かつ当該最長径線と垂直に交わる最も長い
線分の長さ(DS)が2μm〜10μmであることによ
り、支持体と粘着性膏体層との投錨性が良好であり、柔
軟性に優れて凹凸のある部位への密着性が良好であるた
め突っ張る等の違和感を生じず、口腔内の狭隘な部位に
おいても取り扱い性が良好であり、かつ唾液による薬物
の漏出流去が起こりにくい口腔内貼付製剤を提供するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明において使用される分割型複合繊維の一
例を示す概略図である。
【図2】水流により分割した後の図1の分割型複合繊維
の断面形状を示す電子顕微鏡写真であり、中央部付近に
は、1本の断面が略円形状の未分割の分割型複合繊維が
見られ、周辺部付近には、複数本の断面が略三角形状の
分割された分割型複合繊維が見られる。
【図3】本発明の口腔内貼付製剤の一形態を示す概略図
である。
【符号の説明】
1 分割型複合繊維 2 分画 3 離型ライナー 4 製剤試験片
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 伊藤 雅章 大阪府茨木市下穂積1丁目1番2号 日東 電工株式会社内 Fターム(参考) 4C076 AA76 AA77 BB22 CC09 CC16 EE03 EE04 EE07 EE09 EE16 EE48 FF68

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 分割型複合繊維を主としてなる不織布か
    らなる支持体と、当該支持体上に形成された、薬物を含
    有する粘着性膏体層とを有する口腔内貼付製剤であっ
    て、当該分割型複合繊維の分割後の断面形状が略三角形
    状であり、当該略三角形状における最長径線の長さ(D
    L)が5μm〜15μmであり、かつ当該最長径線と垂
    直に交わる最も長い線分の長さ(DS)が2μm〜10
    μmである、口腔内貼付製剤。
  2. 【請求項2】 DL/DS比が1.5〜2.5である、請
    求項1記載の口腔内貼付製剤。
  3. 【請求項3】 分割型複合繊維が、断面のほぼ中心から
    放射線状をなすように組み合わされた2種以上の繊維材
    料からなる複合繊維を分割して得られ、その分割数が1
    6以上である、請求項1または2記載の口腔内貼付製
    剤。
  4. 【請求項4】 不織布が0.1mm2の断面中に1本〜
    50本の未分割の分割型複合繊維を含む、請求項1〜3
    のいずれかに記載の口腔内貼付製剤。
  5. 【請求項5】 不織布の厚みが300〜600μmであ
    り、かつ密度が0.17〜0.25g/cm3である、
    請求項1〜4のいずれかに記載の口腔内貼付製剤。
  6. 【請求項6】 短径が0.5〜1.5cmであり、かつ
    長径が1〜3cmである、請求項1〜5のいずれかに記
    載の口腔内貼付製剤。
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