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JP2002074454A - 硬貨包装機 - Google Patents

硬貨包装機

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Publication number
JP2002074454A
JP2002074454A JP2000261186A JP2000261186A JP2002074454A JP 2002074454 A JP2002074454 A JP 2002074454A JP 2000261186 A JP2000261186 A JP 2000261186A JP 2000261186 A JP2000261186 A JP 2000261186A JP 2002074454 A JP2002074454 A JP 2002074454A
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JP
Japan
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coin
coins
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denomination
newly issued
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Application number
JP2000261186A
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English (en)
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JP3558974B2 (ja
Inventor
Akira Fukumoto
公 福本
Mitsumasa Tsuruta
光正 鶴田
Minkoku O
民国 王
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Laurel Precision Machines Co Ltd
Original Assignee
Laurel Precision Machines Co Ltd
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Publication date
Application filed by Laurel Precision Machines Co Ltd filed Critical Laurel Precision Machines Co Ltd
Priority to JP2000261186A priority Critical patent/JP3558974B2/ja
Priority to US09/934,090 priority patent/US6497085B2/en
Priority to TW090120659A priority patent/TW491982B/zh
Priority to KR10-2001-0052176A priority patent/KR100391924B1/ko
Priority to EP01120600A priority patent/EP1184816B1/en
Priority to DE60123721T priority patent/DE60123721T2/de
Priority to CNB01125162XA priority patent/CN1178176C/zh
Publication of JP2002074454A publication Critical patent/JP2002074454A/ja
Priority to HK02106052.0A priority patent/HK1044517B/zh
Application granted granted Critical
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D3/00Sorting a mixed bulk of coins into denominations
    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07DHANDLING OF COINS OR VALUABLE PAPERS, e.g. TESTING, SORTING BY DENOMINATIONS, COUNTING, DISPENSING, CHANGING OR DEPOSITING
    • G07D9/00Counting coins; Handling of coins not provided for in the other groups of this subclass
    • G07D9/06Devices for stacking or otherwise arranging coins on a support, e.g. apertured plate for use in counting coins
    • G07D9/065Devices for wrapping coins

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Basic Packing Technique (AREA)
  • Testing Of Coins (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 同一金額の硬貨で、新たに発行された硬貨と
旧硬貨とを、包装する場合に、硬貨枚数の過不足を、検
出することのできる硬貨包装機を提供する。 【解決手段】 包装すべき硬貨の金種が指定された硬貨
の金種と一致するか否かを判別し計数するコントロール
ユニット111と、包装すべき金種の硬貨集積部によっ
て集積された硬貨を基準硬貨集積高さデータ記憶手段1
21に記憶し、硬貨の集積高さと、基準硬貨集積高さデ
ータ記憶手段に記憶された金種毎の基準硬貨集積高さデ
ータとを比較して、硬貨の枚数の過不足を硬貨枚数過不
足検出装置22により検出し、硬貨が、新たに発行され
た硬貨か、すでに流通されていた硬貨かを判別し硬貨の
基準硬貨集積高さが、コントロールユニットの判別計数
結果に基づき、新たに発行された硬貨の枚数とすでに流
通されている硬貨の枚数にしたがって、決定されるよう
に構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、硬貨包装機に関す
るものであり、さらに詳細には、同一金額の硬貨で、新
たに発行された硬貨とそれまでに流通していた旧硬貨と
をともに、包装する場合にも、包装すべき硬貨枚数の過
不足を、精度良く、検出することのできる硬貨包装機に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】硬貨包装機においては、投入された硬貨
の真偽、金種が判別されるとともに、包装すべき金種の
硬貨の枚数が計数され、包装すべき硬貨が、所定枚数づ
つ、硬貨集積部に送られて、ロール状に集積され、所定
枚数のロール状集積硬貨は、さらに、硬貨包装部に送ら
れて、支持棒により支持されつつ、3本の包装ローラに
挟持されて回転させられ、その周囲に、集積硬貨の高さ
より大きい幅を有する包装用フィルムが、集積硬貨の上
下に加締め部分を残すように、巻回されて、上下に間隔
をおいて配置された一対の上方加締爪および下方加締爪
が互いに近接移動することによって、集積硬貨の上下の
包装用フィルムの加締め部分が加締られ、一本のロール
状硬貨に包装されるように構成されている。
【0003】したがって、本来は、つねに、所定枚数の
集積硬貨が、硬貨集積部から硬貨包装部に送られるはず
であるが、硬貨集積部から硬貨包装部に、集積硬貨を移
送する際に、硬貨の一部が落下して、所定枚数に満たな
い集積硬貨が硬貨包装部に送られたり、あるいは、何ら
かの原因で、硬貨集積部に集積された硬貨の一部が、硬
貨包装部には送られずに、硬貨集積部に残存し、次の硬
貨の包装の際に、硬貨集積部に集積された集積硬貨とと
もに、硬貨包装部に送られて、所定枚数を越える硬貨が
硬貨包装部に送られることがあった。
【0004】かかる場合には、所定枚数づつ、包装され
なければならない硬貨の枚数に過不足が生じるため、特
公平7−64335号公報は、ロール状に集積されて、
硬貨包装部に移送された硬貨に巻回された包装用フイル
ムの上下端部を加締めるために、一対の上方加締爪およ
び下方加締爪が互いに近接移動する際の上方加締爪およ
び下方加締爪の移動量から、集積された硬貨の高さを算
出し、硬貨の金種毎の基準硬貨集積高さと比較して、包
装すべき硬貨の枚数の過不足を検出する硬貨包装機を開
示している。
【0005】また、特開平10−24909公報は、硬
貨集積部において、集積された硬貨が、硬貨包装部に移
動される際に、集積された硬貨を検出するセンサを設
け、集積された硬貨がセンサによって検出されている時
間と集積された硬貨の移動速度に基づいて、集積された
硬貨の高さを算出し、硬貨の金種毎の基準硬貨集積高さ
と比較して、包装すべき硬貨の枚数の過不足を検出する
硬貨包装機を開示している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】これらの硬貨包装機
は、所定枚数の硬貨を集積したときの集積された硬貨の
高さが、金種毎に一定であることを前提とするものであ
り、この前提が成立するかぎりは、所望のように、集積
された硬貨の高さを検出し、硬貨の金種毎の基準硬貨集
積高さと比較して、包装すべき硬貨の枚数の過不足を検
出することが可能である。
【0007】一方、近年、偽造の防止などの理由から、
すでに流通していた硬貨と同一金額の硬貨で、磁気的性
質や表面パターンなどが異なる硬貨が、新たに発行され
ることがあるが、このような場合には、硬貨の径や厚さ
は、通常、すでに流通していた旧硬貨と同一に定められ
るが、異なる表面パターンが選択されることが多く、そ
の結果、所定枚数の新たに発行された硬貨を集積したと
きに、集積された硬貨の高さが、同じ枚数のすでに流通
していた旧硬貨を集積したときの集積された硬貨の高さ
と異なることがしばしばあり、従来の硬貨過不足検出装
置を備えた硬貨包装機にあっては、包装すべき硬貨の枚
数の過不足を、精度良く、検出することができないとい
う問題があった。
【0008】たとえば、日本においても、偽造を防止す
るために、新たに、500円硬貨が発行されたが、表面
パターンの相違に起因して、すでに流通していた旧50
0円硬貨を50枚集積したときの集積硬貨の高さは9
2.9mmであるのに対し、新たに発行された500円
硬貨を50枚集積したときの集積硬貨の高さは91.8
mmであり、わずかではあるが、異なっており、従来の
硬貨過不足検出装置を備えた硬貨包装機にあっては、包
装すべき硬貨の枚数の過不足を、精度良く、検出するこ
とができなかった。
【0009】しかも、すでに流通していた旧硬貨は徐々
に回収されるものの、旧硬貨の回収が完了するまでの間
は、新たに発行された硬貨と、すでに流通していた旧硬
貨とが、ともに真正な硬貨として、使用され、流通され
るため、包装されるべき硬貨の中には、新たに発行され
た硬貨とすでに流通していた旧硬貨の双方が含まれてお
り、したがって、新たに発行された硬貨を所定枚数集積
した高さを、基準硬貨集積高さに設定して、包装すべき
硬貨の枚数の過不足を検出することもできないという問
題があった。
【0010】したがって、本発明は、同一金額の硬貨
で、新たに発行された硬貨とそれまでに流通していた旧
硬貨とをともに、包装する場合にも、包装すべき硬貨枚
数の過不足を、精度良く、検出することのできる硬貨包
装機を提供することを目的とするものである。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明のかかる目的は、
包装すべき硬貨の金種を指定する金種指定手段と、硬貨
が受け入れ可能か否か、受け入れ可能なときは、硬貨の
金種を判別するとともに、硬貨の金種が前記金種指定手
段によって指定された硬貨の金種と一致するか否かを判
別するとともに、少なくとも金種指定手段によって指定
された金種の硬貨を計数する判別計数手段と、包装すべ
き金種の硬貨を集積する硬貨集積手段と、前記硬貨集積
手段によって集積された硬貨の金種毎の基準硬貨集積高
さデータを記憶する基準硬貨集積高さデータ記憶手段
と、前記硬貨集積手段によって集積された硬貨の集積高
さと、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶され
た前記金種毎の基準硬貨集積高さデータとを比較して、
前記硬貨集積手段によって集積された硬貨の枚数の過不
足を検出する比較手段を有する硬貨枚数過不足検出装置
とを備え、前記金種指定手段によって指定された金種の
硬貨が、新たに発行された硬貨とすでに流通されている
硬貨を含んでいる場合に、前記判別計数手段が、さら
に、硬貨が、新たに発行された硬貨か、あるいは、すで
に流通されていた硬貨かを判別するように構成され、前
記金種指定手段によって指定された金種の硬貨が、前記
新たに発行された硬貨と前記すでに流通されている硬貨
を含んでいるときに、前記硬貨枚数過不足検出装置の前
記比較手段によって、前記硬貨集積手段によって集積さ
れた前記硬貨の集積高さと比較される前記基準硬貨集積
高さが、前記判別計数手段の判別計数結果に基づき、前
記新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている
硬貨の枚数にしたがって、決定されるように構成された
ことを特徴とする硬貨包装機によって達成される。
【0012】本発明によれば、金種指定手段によって指
定された金種の硬貨が、新たに発行された硬貨とすでに
流通されている硬貨を含んでいるときに、硬貨枚数過不
足検出装置の比較手段によって、硬貨集積手段によって
集積された硬貨の集積高さと比較される基準硬貨集積高
さが、判別計数手段の判別計数結果に基づき、新たに発
行された硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚数
にしたがって、決定されるように構成されているから、
所定枚数の新たに発行された硬貨を集積したときに、集
積された硬貨の高さと、同じ枚数のすでに流通していた
旧硬貨を集積したときの集積された硬貨の高さとが異な
っていても、同一金額の硬貨で、新たに発行された硬貨
とそれまでに流通していた旧硬貨とを、硬貨枚数の過不
足がないように、確実に包装することが可能になる。
【0013】本発明の好ましい実施態様においては、硬
貨包装機は、さらに、前記判別計数手段の判別計数結果
に基づき、前記新たに発行された硬貨の枚数とすでに流
通されている硬貨の枚数にしたがって、前記基準硬貨集
積高さデータを生成する基準硬貨集積高さデータ生成手
段を備えている。
【0014】本発明の好ましい実施態様によれば、硬貨
包装機は、さらに、判別計数手段の判別計数結果に基づ
き、新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されてい
る硬貨の枚数にしたがって、基準硬貨集積高さデータを
生成する基準硬貨集積高さデータ生成手段を備えている
から、比較すべき基準硬貨集積高さデータを正確に生成
して、硬貨集積手段によって集積された硬貨の集積高さ
と比較し、硬貨枚数の過不足を、精度良く、検出するこ
とが可能になる。
【0015】本発明の別の好ましい実施態様において
は、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、(N−
i)枚の前記新たに発行された硬貨とi枚の前記すでに
流通されている硬貨とが集積された基準硬貨集積高さデ
ータを、i=0〜N(Nは包装枚数で、iは整数)の各
場合につき、記憶し、さらに、前記金種指定手段によっ
て指定された金種の硬貨が、前記新たに発行された硬貨
と前記すでに流通されている硬貨を含んでいるときに、
前記判別計数手段の判別計数結果に基づき、前記新たに
発行された硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚
数にしたがって、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
に記憶された基準硬貨集積高さデータから、基準硬貨集
積高さデータを選択し、前記比較手段に出力する基準硬
貨集積高さデータ選択手段を備えている。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、(N−i)枚
の新たに発行された硬貨とi枚のすでに流通されている
硬貨とが集積された基準硬貨集積高さデータを、i=0
〜N(Nは包装枚数で、iは整数)の各場合につき、記
憶しており、基準硬貨集積高さデータ選択手段が、金種
指定手段によって指定された金種の硬貨が、新たに発行
された硬貨とすでに流通されている硬貨を含んでいると
きに、判別計数手段の判別計数結果に基づき、新たに発
行された硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚数
にしたがって、基準硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶
された基準硬貨集積高さデータから、基準硬貨集積高さ
データを選択し、比較手段に出力するように構成されて
いるから、正確に対応する基準硬貨集積高さデータを選
択して、硬貨集積手段によって集積された硬貨の集積高
さと比較し、硬貨枚数の過不足を、精度良く、検出する
ことが可能になる。
【0017】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
いる硬貨を含む金種の硬貨で、前記硬貨集積手段によっ
て集積されるべき硬貨が、前記新たに発行された硬貨の
枚数とすでに流通されている硬貨の枚数にしたがって、
包装すべき硬貨の枚数よりも少ない複数のグループに分
類され、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、前記
複数のグループに対応して、それぞれ、基準硬貨集積高
さデータを記憶し、前記基準硬貨集積高さデータ選択手
段が、前記判別計数手段の判別計数結果に基づき、前記
新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている硬
貨の枚数にしたがって、前記新たに発行された硬貨と前
記すでに流通されている硬貨を含む金種の硬貨で、前記
硬貨集積手段によって集積された硬貨を、包装すべき硬
貨の枚数よりも少ない複数のグループに分類し、分類し
たグループに対応する前記基準硬貨集積高さデータ記憶
手段に記憶された基準硬貨集積高さデータを選択し、前
記比較手段に出力するように構成されている。
【0018】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、新たに発行された硬貨とすでに流通されている硬貨
を含む金種の硬貨で、硬貨集積手段によって集積される
べき硬貨が、新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通
されている硬貨の枚数にしたがって、包装すべき硬貨の
枚数よりも少ない複数のグループに分類され、基準硬貨
集積高さデータ記憶手段が、複数のグループに対応し
て、それぞれ、基準硬貨集積高さデータを記憶し、基準
硬貨集積高さデータ選択手段が、判別計数手段の判別計
数結果に基づき、新たに発行された硬貨の枚数とすでに
流通されている硬貨の枚数にしたがって、新たに発行さ
れた硬貨とすでに流通されている硬貨を含む金種の硬貨
で、硬貨集積手段によって集積された硬貨を、包装すべ
き硬貨の枚数よりも少ない複数のグループに分類し、分
類したグループに対応する基準硬貨集積高さデータ記憶
手段に記憶された基準硬貨集積高さデータを選択して、
比較手段に出力するように構成されているから、所定枚
数の新たに発行された硬貨を集積したときに、集積され
た硬貨の高さと、同じ枚数のすでに流通していた旧硬貨
を集積したときの集積された硬貨の高さとが異なってい
ても、大きなメモリ容量を要することなく、短い演算時
間で、同一金額の硬貨で、新たに発行された硬貨とそれ
までに流通していた旧硬貨とを、硬貨枚数の過不足がな
いように、確実に包装することが可能になる。
【0019】本発明の別の好ましい実施態様において
は、さらに、前記金種指定手段によって指定された金種
の硬貨が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通
されている硬貨を含んでいるときに、前記判別計数手段
の判別計数結果に基づき、前記新たに発行された硬貨の
枚数とすでに流通されている硬貨の枚数にしたがって、
前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶されている
基準硬貨集積高さデータを補正して、前記比較手段に出
力する基準硬貨集積高さデータ補正手段を備えている。
【0020】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、判別計数手段の判別計数結果に基づき、新たに発行
された硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚数に
したがって、基準硬貨集積高さデータ補正手段により、
基準硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶されている基準
硬貨集積高さデータを補正して、比較手段に出力する用
に構成されているから、所定枚数の新たに発行された硬
貨を集積したときに、集積された硬貨の高さと、同じ枚
数のすでに流通していた旧硬貨を集積したときの集積さ
れた硬貨の高さとが異なっていても、大きなメモリ容量
を要することなく、同一金額の硬貨で、新たに発行され
た硬貨とそれまでに流通していた旧硬貨とを、硬貨枚数
の過不足がないように、確実に包装することが可能にな
る。
【0021】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記基準硬貨集積高さデータ補正手段が、前記判別
計数手段の判別計数結果に基づき、前記新たに発行され
た硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚数にした
がって、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通さ
れている硬貨を含む金種の硬貨で、前記硬貨集積手段に
よって集積された硬貨を、包装すべき硬貨の枚数よりも
少ない複数のグループに分類し、各グループに割り当て
られた補正値にしたがって、前記基準硬貨集積高さデー
タ記憶手段に記憶されている基準硬貨集積高さデータを
補正して、前記比較手段に出力するように構成されてい
る。
【0022】本発明のさらに好ましい実施態様によれ
ば、基準硬貨集積高さデータ補正手段が、判別計数手段
の判別計数結果に基づき、新たに発行された硬貨の枚数
とすでに流通されている硬貨の枚数にしたがって、新た
に発行された硬貨とすでに流通されている硬貨を含む金
種の硬貨で、硬貨集積手段によって集積された硬貨を、
包装すべき硬貨の枚数よりも少ない複数のグループに分
類し、各グループに割り当てられた補正値にしたがっ
て、基準硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶されている
基準硬貨集積高さデータを補正して、比較手段に出力す
るように構成されているから、所定枚数の新たに発行さ
れた硬貨を集積したときに、集積された硬貨の高さと、
同じ枚数のすでに流通していた旧硬貨を集積したときの
集積された硬貨の高さとが異なっていても、大きなメモ
リ容量を要することなく、短い演算時間で、同一金額の
硬貨で、新たに発行された硬貨とそれまでに流通してい
た旧硬貨とを、硬貨枚数の過不足がないように、確実に
包装することが可能になる。
【0023】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、前記新た
に発行された硬貨と前記すでに流通されている硬貨を含
む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータとして、包装す
べき枚数の前記すでに流通されている硬貨が集積された
硬貨集積高さデータを記憶している。
【0024】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、前記
新たに発行された硬貨と前記すでに流通されている硬貨
を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータとして、包
装すべき枚数の前記新たに発行された硬貨が集積された
硬貨集積高さデータを記憶している。
【0025】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、前記
新たに発行された硬貨と前記すでに流通されている硬貨
を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータとして、包
装すべき枚数の前記新たに発行された硬貨が集積された
硬貨集積高さデータと、包装すべき枚数の前記新たに発
行された硬貨が集積された硬貨集積高さデータとの加算
平均値を記憶している。
【0026】本発明の前記目的はまた、包装すべき硬貨
の金種を指定する金種指定手段と、硬貨が受け入れ可能
か否か、受け入れ可能なときは、硬貨の金種を判別する
とともに、硬貨の金種が前記金種指定手段によって指定
された硬貨の金種と一致するか否かを判別するととも
に、少なくとも金種指定手段によって指定された金種の
硬貨を計数する判別計数手段と、包装すべき金種の硬貨
を集積する硬貨集積手段と、前記硬貨集積手段によって
集積された硬貨の金種毎の基準硬貨集積高さデータを記
憶する基準硬貨集積高さデータ記憶手段と、前記硬貨集
積手段によって集積された硬貨の集積高さを記憶する検
出硬貨集積高さデータ記憶手段と、前記硬貨集積手段に
よって集積され、前記検出硬貨集積高さデータ記憶手段
に記憶された硬貨の集積高さと、前記基準硬貨集積高さ
データ記憶手段に記憶された前記金種毎の基準硬貨集積
高さデータとを比較して、前記硬貨集積手段によって集
積された硬貨の枚数の過不足を検出する比較手段を有す
る硬貨枚数過不足検出装置とを備え、前記金種指定手段
によって指定された金種の硬貨が、新たに発行された硬
貨とすでに流通されている硬貨を含んでいる場合に、前
記判別計数手段が、さらに、硬貨が、新たに発行された
硬貨か、あるいは、すでに流通されていた硬貨かを判別
するように構成され、さらに、前記金種指定手段によっ
て指定された金種の硬貨が、前記新たに発行された硬貨
と前記すでに流通されている硬貨を含んでいるときに、
前記判別計数手段の判別計数結果に基づき、前記新たに
発行された硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚
数にしたがって、前記検出硬貨集積高さデータ記憶手段
に記憶された前記検出硬貨集積高さデータを補正し、前
記比較手段に出力する検出硬貨集積高さデータ補正手段
を備えたことを特徴とする硬貨包装機によって達成され
る。
【0027】本発明によれば、金種指定手段によって指
定された金種の硬貨が、新たに発行された硬貨とすでに
流通されている硬貨を含んでいるときに、検出硬貨集積
高さデータ補正手段が、判別計数手段の判別計数結果に
基づき、新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通され
ている硬貨の枚数にしたがって、検出硬貨集積高さデー
タ記憶手段に記憶された集積された硬貨の検出硬貨集積
高さデータを補正し、比較手段に出力するように構成さ
れているから、所定枚数の新たに発行された硬貨を集積
したときに、集積された硬貨の高さと、同じ枚数のすで
に流通していた旧硬貨を集積したときの集積された硬貨
の高さとが異なっていても、同一金額の硬貨で、新たに
発行された硬貨とそれまでに流通していた旧硬貨とを、
硬貨枚数の過不足がないように、確実に包装することが
可能になる。
【0028】本発明の好ましい実施態様においては、前
記検出硬貨集積高さデータ補正手段が、前記判別計数手
段の判別計数結果に基づき、前記新たに発行された硬貨
の枚数とすでに流通されている硬貨の枚数にしたがっ
て、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
いる硬貨を含む金種の硬貨で、前記硬貨集積手段によっ
て集積された硬貨を、包装すべき硬貨の枚数よりも少な
い複数のグループに分類し、各グループに割り当てられ
た補正値にしたがって、前記検出硬貨集積高さデータ記
憶手段に記憶された前記検出硬貨集積高さデータを補正
し、前記比較手段に出力するように構成されている。
【0029】本発明の好ましい実施態様によれば、検出
硬貨集積高さデータ補正手段が、判別計数手段の判別計
数結果に基づき、新たに発行された硬貨の枚数とすでに
流通されている硬貨の枚数にしたがって、新たに発行さ
れた硬貨とすでに流通されている硬貨を含む金種の硬貨
で、硬貨集積手段によって集積された硬貨を、包装すべ
き硬貨の枚数よりも少ない複数のグループに分類し、各
グループに割り当てられた補正値にしたがって、検出硬
貨集積高さデータ記憶手段に記憶された検出硬貨集積高
さデータを補正し、比較手段に出力するように構成され
ているから、所定枚数の新たに発行された硬貨を集積し
たときに、集積された硬貨の高さと、同じ枚数のすでに
流通していた旧硬貨を集積したときの集積された硬貨の
高さとが異なっていても、大きなメモリ容量を要するこ
となく、短い演算時間で、同一金額の硬貨で、新たに発
行された硬貨とそれまでに流通していた旧硬貨とを、硬
貨枚数の過不足がないように、確実に包装することが可
能になる。
【0030】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、前記新た
に発行された硬貨と前記すでに流通されている硬貨を含
む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータとして、包装す
べき枚数の前記すでに流通されている硬貨が集積された
硬貨集積高さデータを記憶している。
【0031】本発明のさらに別の好ましい実施態様にお
いては、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、前記
新たに発行された硬貨と前記すでに流通されている硬貨
を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータとして、包
装すべき枚数の前記新たに発行された硬貨が集積された
硬貨集積高さデータを記憶している。
【0032】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段が、前記新た
に発行された硬貨と前記すでに流通されている硬貨を含
む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータとして、包装す
べき枚数の前記新たに発行された硬貨が集積された硬貨
集積高さデータと、包装すべき枚数の前記新たに発行さ
れた硬貨が集積された硬貨集積高さデータとの加算平均
値を記憶している。
【0033】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の好ましい実施態様につき、詳細に説明を加える。
【0034】図1は、本発明の好ましい実施態様にかか
る硬貨包装機の略斜視図である。
【0035】図1に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機は、硬貨包装機に投入された硬貨をその上
面で受け、1枚づつ、硬貨通路1に送り出す回転円板2
と、硬貨通路1に設けられ、硬貨の磁気的性質ならびに
硬貨の径、表面パターンおよび側面パターンなどの光学
的性質を検出する硬貨検出部3と、硬貨検出部3によっ
て検出された硬貨の磁気的性質および光学的性質に基づ
いて、硬貨の真偽、金種などを判別するとともに、計数
する硬貨判別計数装置4と、包装すべき金種の所定枚数
の硬貨を集積する硬貨集積部6と、硬貨集積部6によっ
てロール状に集積された集積硬貨8のまわりに、紙、プ
ラスチックなどからなる包装用フィルム10を巻回し
て、包装する3本の包装ローラ12a、12b、12c
と、包装用フィルム10の上下端部を加締める上方加締
爪14および下方加締爪16を備え、包装用フィルム1
0により包装された所定枚数の硬貨からなる包装硬貨ロ
ール18を生成する硬貨包装部20と、上方加締爪14
および下方加締爪16の加締時における相対的移動量に
基づき、所定枚数の集積硬貨8の包装がなされたか否か
を検出する硬貨枚数過不足検出装置22と、所定枚数の
集積硬貨8が包装されて、包装硬貨ロール18が生成さ
れたときは、包装硬貨ロール18を、包装硬貨ロール回
収ボックス24に送り、所定枚数の集積硬貨8が包装さ
れていないときは、切断装置26により、硬貨のまわり
に巻回された包装用フィルム10を切断し、硬貨を硬貨
回収ボックス27に送るゲート部材28を備えている。
【0036】このように構成された硬貨包装機におい
て、投入された硬貨は、硬貨検出部2によって、その磁
気的性質ならびに径、表面パターンおよび側面パターン
などの光学的性質が検出され、硬貨判別計数装置4によ
って、その真偽および金種が判別されるとともに、枚数
が計数され、硬貨選別装置(図示せず)によって、包装
すべき金種の硬貨のみが選別されて、所定枚数づつ、硬
貨集積部6に送られる。
【0037】硬貨集積部6において、硬貨は、周知の方
法でロール状に集積され、ロール状の集積硬貨8は、硬
貨集積部6から硬貨支持ポスト30上に受け渡され、硬
貨支持ポスト30とともに、下降されて、硬貨包装部2
0の包装位置に移送される。
【0038】その後、集積硬貨8は、3本の包装ローラ
12a、12b、12cに把持されて、回転させられ、
集積硬貨8の高さより大きい幅を有する包装用フィルム
10が、包装用フィルム供給手段(図示せず)によって
供給され、集積硬貨8の周囲に巻回される。
【0039】次いで、巻回された包装用フィルム10の
上下端部が、上方加締爪14および下方加締爪16によ
って加締められ、後に詳述するように、上方加締爪14
および下方加締爪16による加締め動作と同時に、硬貨
枚数過不足検出装置22によって、所定枚数の硬貨が包
装されたか否かが検出される。
【0040】ゲート部材28は、通常は、図1において
実線で示された位置にあり、所定枚数の硬貨が包装さ
れ、生成された包装硬貨ロール18は、包装硬貨ロール
回収ボックス24内に回収される。
【0041】他方、硬貨枚数過不足検出装置22によ
り、包装された硬貨に過不足があり、所定枚数の硬貨が
包装されてはいないことが検出されたときは、切断装置
26により、硬貨の周囲に巻回された包装用フィルム1
0が切断され、硬貨枚数過不足検出装置22からの信号
にしたがって、ゲート部材28が、図1において破線で
示される位置に揺動されることにより、硬貨回収ボック
ス27内に、包装硬貨ロール18とは別に回収される。
【0042】図2は、図1に示される硬貨包装機のうち
の硬貨包装部20の構造の詳細に示す略斜視図である。
【0043】図2に示されるように、包装用フィルム供
給手段(図示せず)により供給された包装用フィルム1
0は、集積硬貨8の高さより大きい幅を有し、集積硬貨
8の上下に、加締め部分32、34が残されるように、
包装ローラ12a、12b、12cによって、集積硬貨
8の周囲に巻回される。
【0044】硬貨包装機は、集積硬貨8をロール状に包
装して、包装硬貨ロール18を生成するため、包装用フ
ィルム10の上下の加締め部分32、34を加締めるた
めの上方加締爪14および下方加締爪16を備えてお
り、上方加締爪14および下方加締爪16は、それぞ
れ、水平方向に延びる上方加締爪アーム36および下方
加締爪アーム38の一端部に固定されている。
【0045】これらの上方加締爪アーム36および下方
加締爪アーム38は、その他端部近傍において、ガイド
ロッド40、42によって、上下方向に移動可能に、す
なわち、互いに近接あるいは離間可能に支持されてい
る。上方加締爪アーム36、下方加締爪アーム38およ
びガイドロッド42は、ガイドロッド40の上下端部
に、ガイドロッド40まわりに揺動可能に取付けられた
アーム(図示せず)とともに、ガイドロッド40まわり
に、水平方向に揺動可能に構成されており、包装すべき
金種の硬貨の径にしたがって、上方加締爪14および下
方加締爪16を、水平方向において、所定の位置に移動
させるように構成されている。
【0046】また、硬貨枚数過不足検出装置22は、上
方加締爪アーム36と下方加締爪アーム38の相対的な
移動量を検出することにより、所定枚数の硬貨が包装さ
れたか否かを検出するように構成されている。
【0047】上方加締爪14が固定された上方加締爪ア
ーム36には、上下方向に延びるラック44が固定さ
れ、他方、下方加締爪16が固定された下方加締爪アー
ム38には、ラック44と係合するピニオン46が回転
自在に取付けられ、ラックアンドピニオン機構を形成し
ている。ピニオン46には、アブソルートタイプのロー
タリーエンコーダ48が連結されている。ここに、50
は、ラック44とピニオン46との係合を保証するた
め、ラック44をガイドするガイドローラである。
【0048】また、上方加締爪アーム36および下方加
締爪アーム38は、プーリ52およびプーリ54に巻回
されたスプリング56によって、連結されており、上方
加締爪アーム36は下方に、下方加締爪アーム38は上
方に、スプリング56によって、それぞれ、付勢されて
いる。
【0049】上方加締爪アーム36のガイドロッド4
0、42近傍の下面には、軸58まわりに、鉛直面内を
揺動可能な上方揺動アーム60の先端部に取付けられた
ローラ62が当接しており、上方揺動アーム60の軸5
8とローラ62とのほぼ中間部分には、カムフォロア6
8が回転可能に支持されている。他方、下方加締爪アー
ム38のガイドロッド40、42近傍の上面には、軸7
0まわりに、鉛直面内を揺動可能な下方揺動アーム72
の先端部に取付けられたローラ74が当接しており、下
方揺動アーム72の軸70とローラ74とのほぼ中間部
分には、カムフォロア76が回転可能に支持されてい
る。
【0050】上方揺動アーム60のカムフォロア68
は、カム軸78のまわりに回転可能な第一カム80のカ
ムローブに当接しており、また、下方揺動アーム72の
カムフォロア76は、カム軸78のまわりに回転可能な
第二カム82のカムローブに当接し、第一カム80およ
び第二カム82は互いに連結され、一体として回転する
ように構成されている。
【0051】第一カム80および第二カム82のカムプ
ロファイルは、互いに180°隔たった位置に、カム軸
78からの距離が最大のカムローブと、カム軸78から
の距離が最小のカムローブとを有し、上方揺動アーム6
0のカムフォロア68および下方揺動アーム72のカム
フォロア76が、カム軸78からの距離が最大のカムロ
ーブと当接しているとき、上方加締爪14は最上位置
に、下方加締爪16は最下位置に、すなわち、それぞれ
の退避位置に位置し、他方、上方揺動アーム60のカム
フォロア68および下方揺動アーム72のカムフォロア
76が、カム軸78からの距離が最小のカムローブと当
接しているとき、上方加締爪14は最下位置に、下方加
締爪16は最上位置に、それぞれ位置するように設定さ
れている。
【0052】ここに、上方加締爪14の最下位置および
下方加締爪16の最上位置は、包装すべき硬貨のうち、
厚みが最小の金種の硬貨が所定枚数集積された硬貨8を
包装するとき、上方加締爪14および下方加締爪16
が、その集積硬貨8を挟持し得る位置より、上方加締爪
14はさらに下方に、下方加締爪16はさらに上方に位
置するように設定されている。
【0053】すなわち、上方加締爪14および下方加締
爪16が、包装すべき集積硬貨を挟持したとき、すなわ
ち、上方加締爪14および下方加締爪16が加締め位置
に達したときは、通常状態では、上方加締爪14はそれ
以上、下降せず、また、下方加締爪16はそれ以上、上
昇しないが、何らかの原因で、上方加締爪14および下
方加締爪16の一方が、所定位置まで移動しない場合に
は、他方の加締爪が、さらに移動することによって、上
方加締爪14および下方加締爪16により、集積硬貨を
挟持し、包装すべき集積硬貨8の過不足を確実に検出し
得るようになっている。
【0054】したがって、通常の状態では、上方揺動ア
ーム60のカムフォロア68および下方揺動アーム72
のカムフォロア76が、カム軸78からの距離が最小の
カムローブと当接する前に、上方加締爪14は、包装す
べき集積硬貨8の最上の硬貨の上面に、また、下方加締
爪16は、包装すべき集積硬貨8の最下の硬貨の下面
に、それぞれ、当接し、その結果、上方加締爪14およ
び下方加締爪16ならびに上方加締爪アーム36および
下方加締爪アーム38は、それ以上、移動せず、さら
に、第一カム80および第二カム82が回転すると、上
方揺動アーム60のカムフォロア68は、第一カム80
のカムローブに当接しているが、ローラ62は、上方加
締爪アーム36の下面から離れ、他方、下方揺動アーム
72のローラ74は、下方加締爪アーム38の上面に当
接しているが、カムフォロア76は、第二カム82のカ
ムローブから離れるようになり、第一カム80と、上方
加締爪アーム36との上方揺動アーム60を介しての係
合および第二カム82と、下方加締爪アーム38との下
方揺動アーム72を介しての係合は解除されるように構
成されている。
【0055】図2には、模式的に示されているが、カム
軸78と同軸上に、第一カム80および第二カム82と
ともに、回転可能で、光透過孔84が形成された円板8
6が設けられており、また、それぞれ、発光素子および
受光素子よりなるフォトセンサ88、90が設けられて
いる。
【0056】ここに、フォトセンサ88は、上方揺動ア
ーム60のカムフォロア68および下方揺動アーム72
のカムフォロア76が、第一カム80および第二カム8
2のカム軸78からの距離が最大のカムローブと当接し
ているときに、その発光素子から発せられた光を、光透
過孔84を介して、その受光素子が受光し得る位置に配
置され、また、フォトセンサ90は、上方揺動アーム6
0のカムフォロア68が、第一カム80のカム軸78か
らの距離が最小のカムローブと当接しているときに、そ
の発光素子から発せられた光を、光透過孔84を介し
て、その受光素子が受光し得る位置に配置されており、
両者は、円板86の回転方向に対し、互いに180°隔
たった位置に設けられている。
【0057】したがって、フォトセンサ88により、上
方加締爪14および下方加締爪16が、退避位置に位置
していることを検出することができ、また、上方揺動ア
ーム60のカムフォロア68が、第一カム80のカム軸
78からの距離が最小のカムローブと当接しているとき
には、必ず、上方加締爪14は、包装すべき集積硬貨8
の最上硬貨の上面に、下方加締爪16は、包装すべき集
積硬貨8の最下硬貨の下面に、それぞれ、当接する位
置、すなわち、上方加締爪14および下方加締爪16
は、加締め位置に位置しているから、フォトセンサ90
によって、上方加締爪14および下方加締爪16が加締
め位置に位置していることを検出することができる。
【0058】以上のように、上方加締爪14および下方
加締爪16は、1つのロール状の集積硬貨8を包装する
際、第一カム80および第二カム82が一回転すること
によって、退避位置から加締め位置に移動され、さら
に、退避位置に復帰するようになっており、これにとも
なって、上方加締爪アーム36および下方加締爪アーム
38もまた上下方向に移動する。
【0059】その結果、上方加締爪アーム36に固定さ
れたラック44によって、下方加締爪アーム38に回転
自在に取付けられたピニオン46は、上方加締爪14お
よび下方加締爪16の上下方向の移動量に対応するだ
け、回転させられる。
【0060】ここに、ピニオン46に連結されているア
ブソルートタイプのロータリーエンコーダ48は、その
回転位置に応じて、所定のビット数のコード化された絶
対位置データを出力することが可能なものであるので、
ロータリーエンコーダ48から出力される絶対位置デー
タに基づいて、上方加締爪14および下方加締爪16の
上下方向の移動量を検出することができる。たとえば、
直径24mmのピニオン46と8ビットのロータリーエ
ンコーダ48を使用した場合には、0.29mmの分解
能で、絶対位置データを得ることが可能になる。
【0061】図3は、図2のA−A線に沿った略断面図
である。
【0062】図3に示されるように、切断装置26は、
包装位置の近傍の下方加締爪アーム38の一端部に、ソ
レノイド取付け板92により取付けられており、ソレノ
イド98と、集積硬貨8の周囲に巻回された包装用フィ
ルム10を切断可能なカッタ96を備え、カッタ96
は、ソレノイド98のロッド部94に取付けられ、ソレ
ノイド98により、水平方向に移動可能に構成されてい
る。
【0063】硬貨枚数過不足検出装置22により、包装
された硬貨の枚数が所定枚数より少ないかあるいは多
く、所定枚数の硬貨が包装されていないことが検出され
ると、硬貨枚数過不足検出装置22は、硬貨枚数過不足
信号を、コントロールユニット(図3には図示されてい
ない)に出力し、コントロールユニットは入力された検
出信号にしたがって、ソレノイド前進信号が出力して、
ソレノイド98を前進駆動する。その結果、ソレノイド
98は、ロッド部94に取付けられたカッタ96を、包
装された硬貨8に向かって、水平方向に前進させて、包
装ローラ12a、12b、12cによって回転されてい
る包装された硬貨の側面に押しつけ、集積硬貨8の周囲
に巻回された包装用フィルム10を切断させる。所定時
間が経過した後に、コントロールユニットは、ソレノイ
ド後退信号を出力して、ソレノイド98により、カッタ
96を逆方向に後退させ、退避位置に保持させる。
【0064】図4は、本発明の好ましい実施態様にかか
る硬貨包装機の検出系、入力系、硬貨判別計数系、硬貨
枚数過不足検出系、駆動系および表示系のブロックダイ
アグラムである。
【0065】図4に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機の検出系は、硬貨検出部3を備え、硬貨検
出部3は、硬貨通路1に設けられ、硬貨の磁気的性質を
検出する磁気センサ100と、磁気センサ100の下流
側の硬貨通路1に設けられ、硬貨の径、表面パターンお
よび側面パターンを検出する光学センサ101を備えて
いる。
【0066】図4に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機の検出系は、さらに、上方加締爪14およ
び下方加締爪16が加締め位置に位置していることを検
出するフォトセンサ90を備えている。
【0067】図4に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機の入力系は、包装すべき硬貨の金種を設定
する金種設定手段105と、1つの包装硬貨ロール18
に包装すべき硬貨の枚数Nを設定する包装枚数設定手段
106を備えている。
【0068】図4に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機の硬貨判別計数系は、硬貨判別計数装置4
によって構成されており、硬貨判別計数装置4は、硬貨
包装機全体の制御プログラムを格納するとともに、硬貨
の金種毎の基準磁気データ、基準径データ、基準表面パ
ターンデータおよび基準側面パターンデータを記憶する
基準データメモリ110と、磁気センサ100から入力
された硬貨の磁気データ検出信号に基づいて、硬貨が受
け入れ可能か否かを判別し、硬貨が受け入れ可能である
と判別したときは、硬貨の金種を判別し、判別された硬
貨の金種が金種設定手段105によって設定された包装
すべき硬貨の金種と一致したときは、硬貨が新たに発行
された硬貨か、あるいは、新たに発行された硬貨と同一
金額の硬貨で、すでに流通されている硬貨かを判別する
とともに、包装すべき硬貨の検出枚数を計数して、判別
結果および包装すべき硬貨の計数枚数をRAM112に
書き込むコントロールユニット111を備えている。
【0069】本実施態様においては、基準データメモリ
110は、新たに発行された硬貨の基準磁気データ、基
準径データ、基準表面パターンデータおよび基準側面パ
ターンデータを記憶するとともに、新たに発行された硬
貨と同一金額のすでに流通されていた旧硬貨の基準磁気
データ、基準径データ、基準表面パターンデータおよび
基準側面パターンデータを記憶しており、さらに、処理
すべき金種の硬貨のうちに、新たに発行された硬貨と、
新たに発行された硬貨と同一金額のすでに流通されてい
た旧硬貨を含んでいる金種がある場合には、新たに発行
された硬貨の厚さデータと、新たに発行された硬貨と同
一金額のすでに流通されていた旧硬貨の厚さデータを記
憶している。
【0070】また、コントロールユニット111は、金
種設定手段105によって設定された包装すべき金種の
硬貨が、新たに発行された硬貨と、新たに発行された硬
貨と同一金額のすでに流通されていた旧硬貨を含んでい
るときは、新たに発行された硬貨の計数枚数、すでに流
通されていた旧硬貨の計数枚数および新たに発行された
硬貨とすでに流通されていた旧硬貨の合計の計数枚数を
RAM112に書き込むように構成されている。
【0071】図4に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機の硬貨枚数過不足検出系は、硬貨枚数過不
足検出装置22によって構成されている。
【0072】図5は、本発明の好ましい実施態様にかか
る硬貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検出装置22
のブロックダイアグラムである。
【0073】図5に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨枚数過不足検出装置22は、ロータリーエンコー
ダ48から出力された絶対位置データを記憶する検出位
置データメモリ120と、あらかじめ、実験的に算出さ
れた硬貨を所定枚数集積したときの集積硬貨の高さを、
検出位置データメモリ120に記憶されたロータリーエ
ンコーダ48の絶対位置データと比較可能な基準絶対位
置データの形で、基準硬貨集積高さデータとして、金種
毎に記憶する基準位置データメモリ121と、金種設定
手段105によって設定された包装すべき金種の硬貨
が、新たに発行された硬貨と、新たに発行された硬貨と
同一金額のすでに流通されていた旧硬貨を含んでいると
きに、RAM112に書き込まれた包装すべき新たに発
行された硬貨の計数枚数と包装すべきすでに流通されて
いた旧硬貨の計数枚数を読み出し、読み出した新たに発
行された硬貨の計数枚数とすでに流通されていた旧硬貨
の計数枚数に基づき、基準硬貨集積高さデータを生成
し、ロータリーエンコーダ48の絶対位置データに変換
する基準硬貨集積高さデータ生成手段122を備えてい
る。
【0074】図5に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨枚数過不足検出装置22は、さらに、検出位置デ
ータメモリ120から出力された絶対位置データと基準
位置データメモリ121から出力された基準位置データ
との差を算出し、その差が許容値以下と判定したときに
一致信号を、その差が許容値を越えていると判定したと
きに不一致信号を出力する比較手段125と、それに基
づいて、硬貨の過不足を判定する許容値を記憶する許容
値メモリ126と、オペレータからの指示信号に基づい
て、許容値メモリ126に選択信号を出力して、許容値
メモリ126に記憶された許容値の中から、比較手段1
25に出力されるべき許容値を選択し、許容値メモリ1
26に、選択した許容値を比較手段123に出力させる
許容値選択手段127と、上方加締爪14および下方加
締爪16が加締め位置に達したことを、フォトセンサ9
0が検出したとき、トリガー信号を検出位置データメモ
リ120、基準位置データメモリ121および許容値メ
モリ126に出力し、検出データメモリ120に、ロー
タリーエンコーダ48から出力される絶対位置データを
記憶させ、絶対位置データを比較手段125に出力させ
るとともに、比較手段125に、基準位置データメモリ
121から、基準位置データを読み出させ、さらに、許
容値メモリ126に、許容値を比較手段125へ出力さ
せて、比較手段125に硬貨の過不足の判定を開始させ
るトリガー信号出力手段128を備えている。
【0075】図4に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機の駆動系は、第一カム80および第二カム
82を回転させて、上方加締爪14および下方加締爪1
6を、退避位置と加締め位置との間を、移動させるカム
モータ130と、比較手段125から出力される不一致
信号にしたがって、ソレノイド98にソレノイド前進信
号またはソレノイド後退信号を出力して、ロッド部94
の先端に取付けられたカッタ96を前進または後退させ
る駆動パルス発生器131と、ゲート部材28を、図1
において実線に示される基準位置と、破線で示される開
放位置との間で、揺動させ、所定の枚数の硬貨が包装さ
れて、包装硬貨ロール18が生成されたときは、包装硬
貨ロール18が包装硬貨ロール回収ボックス24内に送
られ、他方、包装された硬貨に過不足が生じたときに、
その硬貨が硬貨回収ボックス27に送られるように、ゲ
ート部材28を揺動させるための駆動信号を出力するゲ
ート駆動手段132と、光学センサ101の下流側の硬
貨通路1に設けられたストッパ部材133を駆動し、硬
貨通路内に突出させるストッパソレノイド134を備え
ている。
【0076】図4に示されるように、本実施態様にかか
る硬貨包装機の表示系は、比較手段125から出力され
る一致信号または不一致信号にしたがって、包装すべき
集積硬貨8の枚数が、所定枚数と一致しているか否かを
表示する表示手段135を備えている。
【0077】ここに、本実施態様において、コントロー
ルユニット111は、RAM112に書き込まれた包装
すべき金種の硬貨の計数枚数が、包装枚数設定手段10
6によって設定された枚数Nに等しくなったと判定した
ときに、ストッパソレノイド134に駆動信号を出力し
て、光学センサ101の下流側に設けられたストッパ部
材133を硬貨通路内に突出させて、N枚目の包装すべ
き金種の硬貨に後続する硬貨の搬送を妨げるとともに、
所定のタイミングで、加締め爪モータ130に駆動信号
を出力するように構成されている。
【0078】さらに、本実施態様においては、コントロ
ールユニット111は、金種設定手段105によって設
定された包装すべき金種の硬貨が、新たに発行された硬
貨と、新たに発行された硬貨と同一金額のすでに流通さ
れていた旧硬貨を含んでいるときは、RAM112に書
き込まれた包装すべき硬貨の計数枚数が、包装枚数設定
手段106によって設定された枚数Nに等しくなったと
きに、基準硬貨集積高さデータ生成信号を、基準硬貨集
積高さデータ生成手段122に出力し、基準硬貨集積高
さデータ生成手段122は、基準硬貨集積高さデータ生
成信号を受けると、RAM112にアクセスして、包装
すべき新たに発行された硬貨の計数枚数と包装すべきす
でに流通されていた旧硬貨の計数枚数を読み出し、読み
出した新たに発行された硬貨の計数枚数とすでに流通さ
れていた旧硬貨の計数枚数に基づき、基準硬貨集積高さ
データを生成し、ロータリーエンコーダ48の絶対位置
データに変換して、基準位置データメモリ121に出力
して記憶させるように構成されている。
【0079】以上のように構成された本実施態様にかか
る硬貨枚数過不足検出装置を備えた硬貨包装機は、以下
のようにして、金種設定手段105によって設定された
金種の硬貨を包装するとともに、包装された硬貨の枚数
の過不足を検出する。
【0080】まず、オペレータによって、金種設定手段
105が操作されて、包装すべき硬貨の金種が設定され
るとともに、包装枚数設定手段106が操作されて、硬
貨の包装枚数が、たとえば、50枚に設定される。
【0081】金種設定手段105によって設定された硬
貨の金種は、コントロールユニット111および硬貨枚
数過不足検出装置22の比較手段125に出力される。
【0082】次いで、オペレータによって、硬貨が硬貨
包装機内に投入され、スタートボタン(図示せず)が操
作されると、回転円板2が回転されて、周知のように、
回転円板2上に送られた硬貨が、1枚づつ、硬貨通路1
内に送り出される。
【0083】磁気センサ100によって、硬貨の磁気的
性質が検出されると、磁気データ検出信号が、コントロ
ールユニット111に出力される。
【0084】磁気センサ100から磁気データ検出信号
が入力されると、コントロールユニット111は、各金
種の硬貨の基準磁気データを、基準データメモリ110
から読み出して、磁気センサ100から入力された硬貨
の磁気データと比較し、硬貨が受け入れ可能か否かを判
別する。
【0085】その結果、硬貨が受け入れ不能な硬貨であ
ると判別したときは、コントロールユニット111は、
判別結果を、RAM112に書き込む。
【0086】これに対して、硬貨が受け入れ可能である
と判別したときは、コントロールユニット111は、さ
らに、硬貨の金種を判別するとともに、金種設定手段1
05によって設定された硬貨の金種と一致しているか否
かを判別する。
【0087】その結果、硬貨の金種が、金種設定手段1
05によって設定された硬貨の金種と一致していないと
判別したときは、コントロールユニット111は、判別
された硬貨の金種を、RAM112に書き込む。
【0088】他方、硬貨の金種が、金種設定手段105
によって設定された硬貨の金種と一致していると判別
し、かつ、金種設定手段105によって設定された金種
の硬貨が、新たに発行された硬貨と、すでに流通されて
いる硬貨を含んでいる場合には、コントロールユニット
111は、さらに、硬貨が、新たに発行された硬貨か、
あるいは、すでに流通されている硬貨かを判別して、判
別結果をRAM112に書き込む。
【0089】さらに、硬貨が硬貨通路1内を搬送され、
光学センサ101から光学データ検出信号が入力される
と、コントロールユニット111は、各金種の硬貨の基
準計数データ、基準表面パターンデータ、硬貨の基準側
面パターンデータなどの基準光学データを、基準データ
メモリ110から読み出して、磁気センサ100から入
力された硬貨の磁気データと比較し、硬貨が受け入れ可
能か否かを判別する。
【0090】その結果、硬貨が受け入れ不能な硬貨であ
ると判別したときは、コントロールユニット111は、
判別結果を、RAM112に書き込む。
【0091】これに対して、硬貨が受け入れ可能である
と判別したときは、コントロールユニット111は、さ
らに、硬貨の光学データに基づいて、硬貨の金種を判別
するとともに、RAM112に書き込まれた硬貨の磁気
データに基づく判別結果を読み出して、比較する。
【0092】その結果、硬貨の光学データに基づいて判
別された硬貨の金種と、硬貨の磁気データに基づいて判
別され、RAM112に書き込まれている硬貨の金種と
が一致しないときは、コントロールユニット111は、
硬貨が受け入れ不能な硬貨であると判別して、判別結果
を、RAM112に書き込む。
【0093】これに対して、硬貨の光学データに基づい
て判別された硬貨の金種と、硬貨の磁気データに基づい
て判別され、RAM112に書き込まれている硬貨の金
種とが一致しているときは、コントロールユニット11
1は、さらに、硬貨の金種が、金種設定手段105によ
って設定された硬貨の金種と一致しているか否かを判別
する。
【0094】その結果、硬貨の金種が、金種設定手段1
05によって設定された硬貨の金種と一致していないと
判別したときは、コントロールユニット111は、判別
された硬貨の金種を、RAM112に書き込む。
【0095】他方、硬貨の金種が、金種設定手段105
によって設定された硬貨の金種と一致していると判別
し、かつ、金種設定手段105によって設定された金種
の硬貨が、新たに発行された硬貨と、すでに流通されて
いる硬貨を含んでいる場合には、コントロールユニット
111は、さらに、硬貨の光学データに基づいて、硬貨
が、新たに発行された硬貨か、あるいは、すでに流通さ
れている硬貨かを判別するとともに、判別結果を、RA
M112に書き込まれた硬貨の磁気データに基づく判別
結果と比較する。
【0096】その結果、硬貨の光学データに基づく判別
結果と、RAM112に書き込まれた硬貨の磁気データ
に基づく判別結果とが一致しないときは、コントロール
ユニット111は、硬貨が受け入れ不能な硬貨であると
判別して、判別結果を、RAM112に書き込む。
【0097】これに対して、硬貨の光学データに基づく
判別結果と、RAM112に書き込まれた硬貨の磁気デ
ータに基づく判別結果とが一致しているときは、コント
ロールユニット111は、判別結果を、RAM112に
書き込むとともに、RAM112に記憶されている包装
すべき硬貨の枚数を1枚だけ増大させる。
【0098】こうして、硬貨が受け入れ可能か否かが判
別され、受け入れ可能なときは、硬貨の金種が判別され
るとともに、硬貨の金種が金種設定手段105によって
設定された硬貨の金種と一致しているか否かが判別さ
れ、金種設定手段105によって設定された金種の硬貨
が、新たに発行された硬貨と、すでに流通されている硬
貨を含んでいる場合には、さらに、硬貨が、新たに発行
された硬貨か、あるいは、すでに流通されている硬貨か
が判別されると、判別結果にしたがって、硬貨選別装置
(図示せず)が駆動され、受け入れ不能な硬貨および受
け入れ可能ではあるが、金種設定手段105によって設
定された金種の硬貨とは金種を異にする硬貨が、硬貨選
別装置によって、選別されて、回収される。
【0099】その結果、金種設定手段105によって設
定された金種の硬貨のみが、硬貨集積部6に送られて、
集積される。
【0100】こうして、硬貨の判別が繰り返され、包装
枚数設定手段106によって設定された包装すべき枚数
Nに等しい枚数の包装すべき金種の硬貨を検出した時点
で、コントロールユニット111は、ストッパソレノイ
ド134に駆動信号を出力して、ストッパ部材133を
硬貨通路1内に突出させ、N枚目の包装すべき金種の硬
貨に後続する硬貨の搬送が阻止される。
【0101】その結果、包装枚数設定手段106によっ
て設定された包装すべき枚数Nに等しい枚数の包装すべ
き金種の硬貨が、硬貨集積部6に供給されて、集積され
る。
【0102】金種設定手段105によって設定された包
装すべき金種の硬貨が、新たに発行された硬貨と、新た
に発行された硬貨と同一金額のすでに流通されていた旧
硬貨を含んでいる場合には、包装枚数設定手段106に
よって設定された包装すべき枚数Nに等しい枚数の包装
すべき金種の硬貨を検出すると、コントロールユニット
111は、同時に、基準硬貨集積高さデータ生成信号
を、基準硬貨集積高さデータ生成手段122に出力す
る。
【0103】基準硬貨集積高さデータ生成手段122
は、基準硬貨集積高さデータ生成信号を受けると、RA
M112にアクセスして、包装すべき新たに発行された
硬貨の計数枚数と包装すべきすでに流通されていた旧硬
貨の計数枚数を読み出し、読み出した新たに発行された
硬貨の計数枚数とすでに流通されていた旧硬貨の計数枚
数に基づき、基準硬貨集積高さデータを生成する。
【0104】すなわち、RAM112にアクセスして、
包装すべき新たに発行された硬貨の計数枚数と包装すべ
きすでに流通されている旧硬貨の計数枚数を読み出す
と、基準硬貨集積高さデータ生成手段122は、さら
に、基準データメモリ110にアクセスして、新たに発
行された包装すべき金種の硬貨の厚さデータと、新たに
発行された硬貨と同一金額のすでに流通されている包装
すべき金種の旧硬貨の厚さデータとを読み出し、それぞ
れに、RAM112から読み出した枚数を乗じて、基準
硬貨集積高さデータを生成し、ロータリーエンコーダ4
8の絶対位置データに変換して、基準位置データメモリ
121に出力して記憶させる。
【0105】一方、硬貨集積部6によって集積された硬
貨8は、硬貨集積部6から硬貨支持ポスト30上に受け
渡され、硬貨支持ポスト30とともに、下降されて、硬
貨包装部20の包装位置に移送される。
【0106】その後、集積硬貨8は、3本の包装ローラ
12a、12b、12cに把持されて、回転させられ、
集積硬貨8の高さより大きい幅を有する包装用フィルム
10が、包装用フィルム供給手段(図示せず)によって
供給され、集積硬貨8の周囲に巻回される。
【0107】次いで、カムモータ130が駆動されて、
第一カム80および第二カム82が回転され、上方加締
爪14および下方加締爪16が、退避位置から加締め位
置に移動されて、巻回された包装用フィルム10の上下
端部が、上方加締爪14および下方加締爪16によって
加締められる。
【0108】上方加締爪14および下方加締爪16が、
退避位置から、加締め位置に達したことを、フォトセン
サ90が検出すると、検出信号が、フォトセンサ90か
らトリガー信号出力手段128に出力され、トリガー信
号出力手段128は、フォトセンサ90から入力された
検出信号に基づいて、トリガー信号を、検出位置データ
メモリ120および比較手段125に出力する。
【0109】検出位置データメモリ120は、トリガー
信号出力手段126からトリガー信号を受けると、ロー
タリーエンコーダ48から出力される絶対位置データを
記憶する。
【0110】一方、比較手段125は、トリガー信号出
力手段126からトリガー信号を受けると、検出位置デ
ータメモリ120にアクセスし、ロータリーエンコーダ
48から出力された絶対位置データを読み出すととも
に、金種設定手段105から入力された金種設定信号に
したがって、基準位置データメモリ121にアクセスし
て、金種設定手段105によって設定された金種の基準
硬貨集積高さデータを読み出す。
【0111】さらに、比較手段125は、許容値メモリ
126にアクセスして、許容値を読み出す。本実施態様
においては、許容値選択手段127を操作することによ
り、オペレータは、許容値メモリ126が記憶している
許容値の中から、所望の許容値を、比較手段125に読
み出させることできるように構成されている。
【0112】次いで、比較手段125は、検出位置デー
タメモリ120から読み出した絶対位置データと基準位
置データメモリ121から読み出した基準位置データと
の差を算出して、その絶対値が、許容値メモリ126か
ら入力された許容値以下か否かを判定する。
【0113】その結果、絶対位置データと基準位置デー
タとの差の絶対値が、許容値以下であると判定したとき
は、比較手段125は、一致信号を、表示手段135に
出力して、包装すべき集積硬貨8の枚数が所定枚数と一
致している旨を表示させる。
【0114】他方、絶対位置データと基準位置データと
の差の絶対値が、許容値を越えていると判定したとき
は、比較手段125は、不一致信号を、表示手段135
に出力して、包装すべき集積硬貨8の枚数が所定枚数と
一致していない旨を表示させるとともに、駆動パルス発
生器131に作動信号を出力する。
【0115】駆動パルス発生器131は、比較手段12
5からの作動信号を受けると、ソレノイド98に、ソレ
ノイド前進信号を出力して、ソレノイド98を駆動し、
カッタ96を前進させて、包装位置において、包装用フ
ィルム10により巻回されている集積硬貨8の側面に当
接させる。
【0116】ここに、包装用フィルム10が巻回されて
いる集積硬貨8は、包装ローラ12a、12b、12c
によって挟持され、回転させられているので、包装用フ
ィルム10は、カッタ96により、集積硬貨8の周に沿
って切断される。
【0117】さらに、比較手段125は、ゲート駆動手
段132に駆動信号を出力して、ゲート部材28を、図
1において、破線で示される開放位置に揺動させる。
【0118】その結果、所定枚数未満の包装された硬貨
あるいは所定枚数を越えた包装された硬貨は、それぞ
れ、包装が解かれて、ゲート部材28により案内され、
硬貨回収ボックス27内に回収される。
【0119】ソレノイド98に、ソレノイド前進信号が
出力されてから、所定時間が経過した後、比較手段12
5は、駆動パルス発生器131に作動信号を出力して、
ソレノイド98に、ソレノイド後退信号を出力させる。
【0120】その結果、ソレノイド98が駆動され、カ
ッタ96が後退させられて、元の位置に復帰する。
【0121】本実施態様によれば、包装すべき金種の硬
貨が、新たに発行された硬貨と、新たに発行された硬貨
と同一金額のすでに流通されている旧硬貨を含んでいる
場合には、磁気センサ100が検出した硬貨の磁気的性
質および光学センサ101が検出した硬貨の径、表面パ
ターン、側面パターンなどの光学的性質に基づいて、硬
貨集積部6を介して、硬貨包装部20に供給された新た
に発行された硬貨の枚数とすでに流通されている旧硬貨
の枚数が、コントロールユニット111によって、計数
されて、RAM112に記憶され、基準硬貨集積高さデ
ータ生成手段122が、RAM112にアクセスして、
硬貨包装部20に供給された新たに発行された硬貨の枚
数とすでに流通されている旧硬貨の枚数を読み出し、読
み出した新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通され
ている旧硬貨の枚数に応じて、基準硬貨集積高さデータ
を生成し、比較手段125は、基準硬貨集積高さデータ
生成手段122によって生成された基準硬貨集積高さデ
ータと、ロータリーエンコーダ48から出力され、検出
位置データメモリ120に記憶された絶対位置データと
を比較して、硬貨枚数の過不足を検出しているから、同
一金額の硬貨で、新たに発行された硬貨と、それまでに
流通していた旧硬貨とをともに、包装する場合にも、硬
貨包装機において包装すべき硬貨枚数の過不足を、精度
良く、検出することが可能になる。
【0122】また、本実施態様によれば、包装された硬
貨の枚数が所定枚数未満の場合および所定枚数を越えて
いる場合には、包装用フィルム10が、カッタ96によ
って切断されて、硬貨は、硬貨回収ボックス27内に確
実に回収されるから、所定枚数に満たない包装硬貨およ
び所定枚数を越えた包装硬貨を、所定枚数の硬貨が包装
された包装硬貨ロール18と確実に区別することが可能
となる。
【0123】図6は、本発明の別の好ましい実施態様に
かかる硬貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検出装置
22のブロックダイアグラムである。
【0124】図6に示されるように、本実施態様におい
ては、硬貨枚数過不足検出装置22は、硬貨包装部20
に供給された新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通
されている旧硬貨の枚数に応じて、基準硬貨集積高さデ
ータを生成する基準硬貨集積高さデータ生成手段122
に代えて、硬貨包装部20に供給された新たに発行され
た硬貨の枚数とすでに流通されている旧硬貨の枚数に応
じて、基準位置データメモリ121に記憶されている基
準硬貨集積高さデータの中から、対応する基準硬貨集積
高さデータを選択して、比較手段125に出力する基準
硬貨集積高さデータ選択手段140を備えており、基準
位置データメモリ121には、新たに発行された硬貨の
枚数とすでに流通されている旧硬貨の枚数にしたがっ
て、あらかじめ、N+1(Nは、包装枚数設定手段10
6によって設定された包装枚数)の基準硬貨集積高さデ
ータが生成されて、記憶されている点を除き、図5に示
された実施態様と同様に構成を有している。
【0125】すなわち、本実施態様においては、(N−
i)枚の新たに発行された硬貨とi枚のすでに流通され
ている旧硬貨とが集積された集積硬貨8の基準硬貨集積
高さデータが、i=0〜N(iは整数)の各場合につ
き、あらかじめ、実験的に生成されて、基準位置データ
メモリ121に記憶されており、基準硬貨集積高さデー
タ選択手段140は、RAM112にアクセスして、コ
ントロールユニット111によって計数され、硬貨包装
部20に送られた新たに発行された硬貨の枚数とすでに
流通されている旧硬貨の枚数とを読み出して、読み出し
た新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている
旧硬貨の枚数に基づいて、基準位置データメモリ121
に記憶されている基準硬貨集積高さデータの中から、対
応する基準硬貨集積高さデータを選択して、比較手段1
25に出力するように構成されている。
【0126】金種設定手段105によって設定された包
装すべき金種の硬貨が、新たに発行された硬貨と、新た
に発行された硬貨と同一金額のすでに流通されていた旧
硬貨を含んでいる場合には、包装枚数設定手段106に
よって設定された包装すべき枚数Nに等しい枚数の包装
すべき金種の硬貨を検出すると、コントロールユニット
111は、同時に、基準硬貨集積高さデータ選択信号
を、基準硬貨集積高さデータ選択手段140に出力す
る。
【0127】基準硬貨集積高さデータ選択手段140
は、基準硬貨集積高さデータ選択信号を受けると、RA
M112にアクセスして、包装すべき新たに発行された
硬貨の計数枚数と包装すべきすでに流通されていた旧硬
貨の計数枚数を読み出し、読み出した新たに発行された
硬貨の計数枚数とすでに流通されていた旧硬貨の計数枚
数に基づいて、基準位置データメモリ121に記憶され
ている基準硬貨集積高さデータの中から、対応する基準
硬貨集積高さデータを選択して、比較手段125に出力
する。
【0128】トリガー信号出力手段126からトリガー
信号が入力されると、比較手段125は、検出位置デー
タメモリ120にアクセスし、ロータリーエンコーダ4
8から出力された絶対位置データを読み出すとともに、
許容値メモリ126にアクセスして、許容値を読み出
し、検出位置データメモリ120から読み出した絶対位
置データと、基準硬貨集積高さデータ選択手段140か
ら入力された基準硬貨集積高さデータ、すなわち、基準
位置データとの差を算出して、その絶対値が、許容値メ
モリ126から入力された許容値以下か否かを判定す
る。
【0129】その結果、絶対位置データと基準位置デー
タとの差の絶対値が、許容値以下であると判定したとき
は、比較手段125は、一致信号を、表示手段135に
出力して、包装すべき集積硬貨8の枚数が所定枚数と一
致している旨を表示させる。
【0130】他方、絶対位置データと基準位置データと
の差の絶対値が、許容値を越えていると判定したとき
は、比較手段125は、不一致信号を、表示手段135
に出力して、包装すべき集積硬貨8の枚数が所定枚数と
一致していない旨を表示させるとともに、駆動パルス発
生器131に作動信号を出力する。
【0131】駆動パルス発生器131は、比較手段12
5からの作動信号を受けると、ソレノイド98に、ソレ
ノイド前進信号を出力して、ソレノイド98を駆動し、
カッタ96を前進させて、包装位置において、包装用フ
ィルム10により巻回されている集積硬貨8の側面に当
接させて、包装用フィルム10を、カッタ96によっ
て、集積硬貨8の周に沿って切断される。
【0132】さらに、比較手段125は、ゲート駆動手
段132に駆動信号を出力して、ゲート部材28を、図
1において、破線で示される開放位置に揺動させる。
【0133】その結果、所定枚数未満の包装された硬貨
あるいは所定枚数を越えた包装された硬貨は、それぞ
れ、包装が解かれて、ゲート部材28により案内され、
硬貨回収ボックス27内に回収される。
【0134】ソレノイド98に、ソレノイド前進信号が
出力されてから、所定時間が経過した後、比較手段12
5は、駆動パルス発生器131に作動信号を出力して、
ソレノイド98に、ソレノイド後退信号を出力させる。
【0135】その結果、ソレノイド98が駆動され、カ
ッタ96が後退させられて、元の位置に復帰する。
【0136】本実施態様によれば、包装すべき硬貨の枚
数がN枚で、包装すべき金種の硬貨が、新たに発行され
た硬貨と、新たに発行された硬貨と同一金額のすでに流
通されている旧硬貨を含んでいる場合には、(N−i)
枚の新たに発行された硬貨とi枚のすでに流通されてい
る旧硬貨とが集積された集積硬貨8の基準硬貨集積高さ
データが、i=0〜Nの各場合につき、あらかじめ、実
験的に生成されて、基準位置データメモリ121に記憶
されており、磁気センサ100が検出した硬貨の磁気的
性質および光学センサ101が検出した硬貨の径、表面
パターン、側面パターンなどの光学的性質に基づいて、
硬貨集積部6を介して、硬貨包装部20に供給された新
たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている旧硬
貨の枚数が、コントロールユニット111によって、計
数されて、RAM112に記憶され、基準硬貨集積高さ
データ選択手段140が、RAM112にアクセスし
て、硬貨包装部20に供給された新たに発行された硬貨
の枚数とすでに流通されている旧硬貨の枚数を読み出
し、読み出した新たに発行された硬貨の枚数とすでに流
通されている旧硬貨の枚数にしたがって、基準位置デー
タメモリ121から、対応する基準硬貨集積高さデータ
を読み出して、比較手段125に出力し、比較手段12
5が、硬貨包装部20に送られた硬貨枚数の過不足を検
出している。したがって、同一金額の硬貨で、新たに発
行された硬貨と、それまでに流通していた旧硬貨とをと
もに、包装する場合にも、硬貨包装機において包装すべ
き硬貨枚数の過不足を、精度良く、検出することが可能
になる。
【0137】図7は、本発明の他の好ましい実施態様に
かかる硬貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検出装置
22のブロックダイアグラムである。
【0138】図7に示されるように、本実施態様におい
ては、硬貨枚数過不足検出装置22は、図6に示された
実施態様にかかる基準硬貨集積高さデータ選択手段14
0に代えて、硬貨包装部20に供給された新たに発行さ
れた硬貨の枚数とすでに流通している旧硬貨の枚数にし
たがって、基準位置データメモリ121に記憶されてい
る基準硬貨集積高さデータを補正して、比較手段125
に出力する基準硬貨集積高さデータ補正手段145を備
えており、基準位置データメモリ121には、新たに発
行された硬貨と同一金額のすでに流通されているN枚の
旧硬貨が集積された場合の硬貨の集積高さが、基準硬貨
集積高さデータとして、記憶されている点を除いて、図
6に示された実施態様と同様に構成を有している。
【0139】すなわち、新たに発行された硬貨と、すで
に流通していた硬貨とを分離することなく、包装する場
合には、新たに発行された硬貨の厚さは、すでに流通し
ていた旧硬貨と同一であるものの、表面パターンが旧硬
貨とは異なるため、所定枚数の新たに発行された硬貨を
集積したとき、あるいは、旧硬貨とともに、所定枚数の
新たに発行された硬貨を集積したときに、集積された硬
貨の高さが、同じ枚数のすでに流通していた旧硬貨を集
積したときの集積された硬貨の高さと異なるという結果
が生じるのであるから、一般に、所定枚数の新たに発行
された硬貨だけを集積させた場合と、所定枚数のすでに
流通していた旧硬貨を集積させた場合とで、集積された
硬貨の高さの差は、一般に小さく、したがって、所定枚
数のすでに流通していた旧硬貨を集積させた場合の硬貨
の集積高さを、基準硬貨集積高さデータとして、基準位
置データメモリ121に記憶させておき、所定枚数の集
積硬貨中の新たに発行された硬貨とすでに流通している
旧硬貨の枚数とに応じて、基準位置データメモリ121
に記憶されている基準硬貨集積高さデータを補正して、
比較手段125に出力し、硬貨枚数の過不足を検出する
ことによって、同一金額の硬貨で、新たに発行された硬
貨と、それまでに流通していた旧硬貨とをともに、包装
する場合にも、硬貨包装機において包装すべき硬貨枚数
の過不足を、精度良く、検出することが可能になる。
【0140】たとえば、日本において、新たに発行され
た500円硬貨を50枚集積させたときの集積硬貨の高
さは、92.9mmであるのに対し、すでに流通されて
いる旧500円硬貨を50枚集積させたときの集積硬貨
の高さは、91.8mmであって、その差は1.1mm
に過ぎず、1枚の硬貨の厚さは、1.836mmないし
1.858mmに過ぎないから、すでに流通されている
旧500円硬貨を50枚集積させたときの集積高さを、
基準硬貨集積高さデータとして、基準位置データメモリ
121に記憶させるともに、包装すべき集積硬貨中に含
まれている新たに発行された500円硬貨の枚数に応じ
て、3つのグループに分け、各グループに属する集積硬
貨を包装する際に、すでに流通されている旧500円硬
貨を50枚集積させたときの基準硬貨集積高さデータに
基づいて、あるいは、これを補正して得た基準硬貨集積
高さデータに基づいて、硬貨枚数の過不足を検出するこ
とが可能になる。
【0141】そこで、本実施態様においては、包装すべ
き枚数Nに等しい枚数のすでに流通していた旧硬貨を集
積させた場合の硬貨8の集積高さが、基準硬貨集積高さ
データとして、基準位置データメモリ121に記憶さ
れ、基準硬貨集積高さデータ補正手段145は、N枚、
たとえば、50枚の集積された硬貨8中に、N1枚(N
1は正の整数)以下、たとえば、15枚以下の新たに発
行された硬貨が含まれていた場合には、第一のグループ
に分類して、基準位置データメモリ121に記憶されて
いる旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集積高さデータ
を読み出して、補正することなく、比較手段125に出
力し、N枚の集積された硬貨8中に、N1枚を越え、N
2枚(N2はN1よりも大きい正の整数)未満、たとえ
ば、16枚ないし34枚の新たに発行された硬貨が含ま
れていた場合には、第二のグループに分類して、基準位
置データメモリ121に記憶されている旧硬貨に基づき
算出された基準硬貨集積高さデータを読み出して、新た
に発行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬貨の
厚さよりも小さいときは、読み出した基準硬貨集積高さ
データから、ロータリーエンコーダ48の単位回転角分
に相当する補正値を減じて、基準硬貨集積高さデータを
補正し、他方、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流
通していた旧硬貨の厚さよりも大きいときは、読み出し
た基準硬貨集積高さデータに、ロータリーエンコーダ4
8の単位回転角分に相当する補正値を加算して、基準硬
貨集積高さデータを補正し、補正した基準硬貨集積高さ
データを、比較手段125に出力し、N枚の集積された
硬貨8中に、N2枚以上、たとえば、35枚以上の新た
に発行された硬貨が含まれていた場合には、第三のグル
ープに分類して、基準位置データメモリ121に記憶さ
れている旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集積高さデ
ータを読み出てし、新たに発行された硬貨の厚さがすで
に流通していた旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み
出した基準硬貨集積高さデータから、ロータリーエンコ
ーダ48の単位回転角の2倍分に相当する補正値を減じ
て、基準硬貨集積高さデータを補正し、他方、新たに発
行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬貨の厚さ
よりも大きいときは、読み出した基準硬貨集積高さデー
タに、ロータリーエンコーダ48の単位回転角の2倍分
に相当する補正値を加算して、基準硬貨集積高さデータ
を補正し、補正した基準硬貨集積高さデータを、比較手
段125に出力するように構成されている。
【0142】金種設定手段105によって設定された包
装すべき金種の硬貨が、新たに発行された硬貨と、新た
に発行された硬貨と同一金額のすでに流通されていた旧
硬貨を含んでいる場合には、包装枚数設定手段106に
よって設定された包装すべき枚数Nに等しい枚数の包装
すべき金種の硬貨を検出すると、コントロールユニット
111は、同時に、基準硬貨集積高さデータ補正信号
を、基準硬貨集積高さデータ補正手段145に出力す
る。
【0143】基準硬貨集積高さデータ補正手段145
は、基準硬貨集積高さデータ補正信号を受けると、RA
M112にアクセスして、包装すべき新たに発行された
硬貨の計数枚数と包装すべきすでに流通されていた旧硬
貨の計数枚数を読み出し、集積された硬貨8中に含まれ
ている新たに発行された硬貨の枚数がN1枚以下か否か
を判定する。
【0144】その結果、集積された硬貨8中に含まれて
いる新たに発行された硬貨の枚数がN1枚以下であると
きは、基準硬貨集積高さデータ補正手段145は、集積
硬貨8を第一のグループに分類する。この場合には、新
たに発行された硬貨の枚数は少なく、したがって、基準
位置データメモリ121に記憶されている旧硬貨に基づ
き算出された基準硬貨集積高さデータをそのまま、基準
硬貨集積高さデータとして用い、硬貨枚数の過不足を検
出することができるから、基準硬貨集積高さデータ補正
手段145は、基準位置データメモリ121に記憶され
ている旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集積高さデー
タを読み出して、補正することなく、比較手段125に
出力する。
【0145】他方、集積された硬貨8中に含まれている
新たに発行された硬貨の枚数がN1枚を越えていると判
定したときは、基準硬貨集積高さデータ補正手段145
は、さらに、集積された硬貨8中に含まれている新たに
発行された硬貨の枚数がN2枚未満か否かを判定する。
【0146】その結果、集積された硬貨8中に含まれて
いる新たに発行された硬貨の枚数がN1枚を越え、N2
枚未満であると判定したときは、基準硬貨集積高さデー
タ補正手段145は、集積硬貨8を第二のグループに分
類する。この場合には、集積された硬貨8中に含まれて
いる新たに発行された硬貨の枚数が多く、旧硬貨に基づ
き算出された基準硬貨集積高さデータを補正しなけれ
ば、集積された硬貨の枚数の過不足を精度良く、検出す
ることはできない。
【0147】そこで、基準硬貨集積高さデータ補正手段
145は、基準位置データメモリ121に記憶されてい
る旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集積高さデータを
読み出して、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通
していた旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み出した
基準硬貨集積高さデータから、ロータリーエンコーダ4
8の単位回転角分に相当する補正値を減じて、基準硬貨
集積高さデータを補正し、新たに発行された硬貨の厚さ
がすでに流通していた旧硬貨の厚さよりも大きいとき
は、読み出した基準硬貨集積高さデータに、ロータリー
エンコーダ48の単位回転角分に相当する補正値を加算
して、基準硬貨集積高さデータを補正し、補正した基準
硬貨集積高さデータを、比較手段125に出力する。
【0148】他方、集積された硬貨8中に含まれている
新たに発行された硬貨の枚数がN2枚以上であると判定
したときは、基準硬貨集積高さデータ補正手段145
は、集積硬貨8を第三のグループに分類する。この場合
には、集積された硬貨8中に含まれている新たに発行さ
れた硬貨の枚数が、第二のグループよりもさらに多く、
旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集積高さデータをよ
り大きく補正をしなければ、集積された硬貨の枚数の過
不足を精度良く、検出することはできない。
【0149】そこで、基準硬貨集積高さデータ補正手段
145は、基準位置データメモリ121に記憶されてい
る旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集積高さデータを
読み出して、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通
していた旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み出した
基準硬貨集積高さデータから、ロータリーエンコーダ4
8の単位回転角分の2倍分に相当する補正値を減じて、
基準硬貨集積高さデータを補正し、新たに発行された硬
貨の厚さがすでに流通していた旧硬貨の厚さよりも大き
いときは、読み出した基準硬貨集積高さデータに、ロー
タリーエンコーダ48の単位回転角分の2倍分に相当す
る補正値を加算して、基準硬貨集積高さデータを補正
し、補正した基準硬貨集積高さデータを、比較手段12
5に出力する。
【0150】一方、トリガー信号出力手段126からト
リガー信号が入力されると、比較手段125は、検出位
置データメモリ120にアクセスし、ロータリーエンコ
ーダ48から出力された絶対位置データを読み出すとと
もに、許容値メモリ126にアクセスして、許容値を読
み出し、検出位置データメモリ120から読み出した絶
対位置データと、基準硬貨集積高さデータ補正手段14
5から入力された基準硬貨集積高さデータ、すなわち、
基準位置データとの差を算出して、その絶対値が、許容
値メモリ126から入力された許容値以下か否かを判定
することによって、集積された硬貨8の枚数の過不足を
検出する。
【0151】本実施態様によれば、包装すべき硬貨の枚
数がN枚で、包装すべき金種の硬貨が、新たに発行され
た硬貨と、新たに発行された硬貨と同一金額のすでに流
通されている旧硬貨を含んでいる場合には、すでに流通
されている旧硬貨がN枚集積されたときの集積硬貨8の
基準硬貨集積高さデータが、実験的に生成されて、基準
位置データメモリ121に記憶されており、磁気センサ
100が検出した硬貨の磁気的性質および光学センサ1
01が検出した硬貨の径、表面パターン、側面パターン
などの光学的性質に基づいて、硬貨集積部6を介して、
硬貨包装部20に供給された新たに発行された硬貨の枚
数とすでに流通されている旧硬貨の枚数が、コントロー
ルユニット111によって、計数されて、RAM112
に記憶され、基準硬貨集積高さデータ補正手段145
が、RAM112にアクセスして、硬貨包装部20に供
給された新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通され
ている旧硬貨の枚数を読み出し、読み出した新たに発行
された硬貨の枚数とすでに流通されている旧硬貨の枚数
にしたがって、集積硬貨8を、新たに発行された硬貨の
枚数がN1枚以下の第一のグループ、新たに発行された
硬貨の枚数がN1枚を越え、N2枚未満の第二のグルー
プおよび新たに発行された硬貨の枚数がN2枚以上の第
三のグループの3つのグループに分類し、第一のグルー
プに属する集積硬貨8に対しては、基準位置データメモ
リ121に記憶されている旧硬貨に基づき算出された基
準硬貨集積高さデータを読み出して、補正をすることな
く、比較手段125に出力して、硬貨枚数の過不足を検
出させ、第二のグループに属する集積硬貨8に対して
は、基準位置データメモリ121に記憶されている旧硬
貨に基づき算出された基準硬貨集積高さデータを読み出
して、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通してい
た旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み出した基準硬
貨集積高さデータから、ロータリーエンコーダ48の単
位回転角分に相当する補正値を減じて、基準硬貨集積高
さデータを補正し、他方、新たに発行された硬貨の厚さ
がすでに流通していた旧硬貨の厚さよりも大きいとき
は、読み出した基準硬貨集積高さデータに、ロータリー
エンコーダ48の単位回転角分に相当する補正値を加算
して、基準硬貨集積高さデータを補正し、補正した基準
硬貨集積高さデータを、比較手段125に出力して、硬
貨枚数の過不足を検出させ、第三のグループに属する集
積硬貨8に対しては、基準位置データメモリ121に記
憶されている旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集積高
さデータを読み出して、新たに発行された硬貨の厚さが
すでに流通していた旧硬貨の厚さよりも小さいときは、
読み出した基準硬貨集積高さデータから、ロータリーエ
ンコーダ48の単位回転角の2倍分に相当する補正値を
減じて、基準硬貨集積高さデータを補正し、他方、新た
に発行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬貨の
厚さよりも大きいときは、読み出した基準硬貨集積高さ
データに、ロータリーエンコーダ48の単位回転角の2
倍分に相当する補正値を加算して、基準硬貨集積高さデ
ータを補正し、補正した基準硬貨集積高さデータを、比
較手段125に出力して、硬貨枚数の過不足を検出させ
ている。
【0152】したがって、本実施態様によれば、同一金
額の硬貨で、新たに発行された硬貨と、それまでに流通
していた旧硬貨とをともに、包装する場合にも、大きな
メモリ容量を必要とせず、しかも、短い演算時間で、硬
貨包装機において包装すべき硬貨枚数の過不足を、精度
良く、検出することが可能になる。
【0153】図8は、本発明のさらに他の好ましい実施
態様にかかる硬貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検
出装置22のブロックダイアグラムである。
【0154】図8に示されるように、本実施態様におい
ては、硬貨枚数過不足検出装置22は、図7に示された
実施態様にかかる基準硬貨集積高さデータ補正手段14
5に代えて、硬貨包装部20に供給された新たに発行さ
れた硬貨の枚数とすでに流通している旧硬貨の枚数にし
たがって、検出位置データメモリ120に記憶されてい
る絶対位置データを補正して、比較手段125に出力す
る検出位置データ補正手段150を備えている点を除い
て、図7に示された実施態様と同様に構成を有してい
る。
【0155】ここに、本実施態様にかかる硬貨枚数過不
足検出装置22の検出位置データ補正手段150は、R
AM112にアクセスして、硬貨包装部20に供給され
た新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている
旧硬貨の枚数を読み出し、読み出した新たに発行された
硬貨の枚数とすでに流通されている旧硬貨の枚数にした
がって、集積硬貨8を、新たに発行された硬貨の枚数が
N1枚以下の第一のグループ、新たに発行された硬貨の
枚数がN1枚を越え、N2枚未満の第二のグループおよ
び新たに発行された硬貨の枚数がN2枚以上の第三のグ
ループに分類し、第一のグループに属する集積硬貨8に
対しては、検出位置データメモリ120に記憶されてい
る検出位置データ、すなわち、絶対位置データを読み出
して、補正をすることなく、比較手段125に出力し
て、硬貨枚数の過不足を検出させ、第二のグループに属
する集積硬貨8に対しては、検出位置データメモリ12
0に記憶されている検出位置データ、すなわち、絶対位
置データを読み出して、新たに発行された硬貨の厚さが
すでに流通していた旧硬貨の厚さよりも大きいときは、
読み出した検出位置データから、ロータリーエンコーダ
48の単位回転角分に相当する補正値を減じて、検出位
置データを補正し、他方、新たに発行された硬貨の厚さ
がすでに流通していた旧硬貨の厚さよりも小さいとき
は、読み出した検出位置データに、ロータリーエンコー
ダ48の単位回転角分に相当する補正値を加算して、検
出位置データを補正し、補正した検出位置データを、比
較手段125に出力して、硬貨枚数の過不足を検出さ
せ、第三のグループに属する集積硬貨8に対しては、検
出位置データメモリ120に記憶されている検出位置デ
ータ、すなわち、絶対位置データをを読み出して、新た
に発行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬貨の
厚さよりも大きいときは、読み出した検出位置データか
ら、ロータリーエンコーダ48の単位回転角の2倍分に
相当する補正値を減じて、検出位置データを補正し、他
方、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通していた
旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み出した検出位置
データに、ロータリーエンコーダ48の単位回転角の2
倍分に相当する補正値を加算して、検出位置データを補
正し、補正した検出位置データを、比較手段125に出
力して、硬貨枚数の過不足を検出させている。
【0156】金種設定手段105によって設定された包
装すべき金種の硬貨が、新たに発行された硬貨と、新た
に発行された硬貨と同一金額のすでに流通されていた旧
硬貨を含んでいる場合には、包装枚数設定手段106に
よって設定された包装すべき枚数Nに等しい枚数の包装
すべき金種の硬貨を検出すると、コントロールユニット
111は、同時に、基準硬貨集積高さデータ補正信号
を、基準硬貨集積高さデータ補正手段145に出力す
る。
【0157】検出位置データ補正手段150は、検出位
置データ補正信号を受けると、RAM112にアクセス
して、包装すべき新たに発行された硬貨の計数枚数と包
装すべきすでに流通されていた旧硬貨の計数枚数を読み
出し、集積された硬貨8中に含まれている新たに発行さ
れた硬貨の枚数がN1枚以下か否かを判定する。
【0158】その結果、集積された硬貨8中に含まれて
いる新たに発行された硬貨の枚数がN1枚以下であると
きは、検出位置データ補正手段150は、集積硬貨8を
第一のグループに分類する。この場合には、新たに発行
された硬貨の枚数は少なく、したがって、検出位置デー
タメモリ120に記憶されている検出位置データ、すな
わち、絶対位置データをそのまま、基準位置データメモ
リ121に記憶されている旧硬貨に基づき算出された基
準硬貨集積高さデータと比較して、硬貨枚数の過不足を
検出することができるから、検出位置データ補正手段1
50は、検出位置データメモリ120に記憶されている
検出位置データを読み出して、補正することなく、比較
手段125に出力する。
【0159】他方、集積された硬貨8中に含まれている
新たに発行された硬貨の枚数がN1枚を越えていると判
定したときは、検出位置データ補正手段150は、さら
に、集積された硬貨8中に含まれている新たに発行され
た硬貨の枚数がN2枚未満か否かを判定する。
【0160】その結果、集積された硬貨8中に含まれて
いる新たに発行された硬貨の枚数がN1枚を越え、N2
枚未満であると判定したときは、検出位置データ補正手
段150は、集積硬貨8を第二のグループに分類する。
この場合には、集積された硬貨8中に含まれている新た
に発行された硬貨の枚数が多く、検出位置データメモリ
120に記憶されている検出位置データ、すなわち、絶
対位置データをそのまま、基準位置データメモリ121
に記憶されている旧硬貨に基づき算出された基準硬貨集
積高さデータと比較するときは、集積された硬貨8の枚
数の過不足を精度良く、検出することはできない。
【0161】そこで、検出位置データ補正手段150
は、検出位置データメモリ120に記憶されている検出
位置データ、すなわち、絶対位置データを読み出して、
新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬
貨の厚さよりも大きいときは、読み出した検出位置デー
タから、ロータリーエンコーダ48の単位回転角分に相
当する補正値を減じて、検出位置データを補正し、新た
に発行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬貨の
厚さよりも小さいときは、読み出した検出位置データ
に、ロータリーエンコーダ48の単位回転角分に相当す
る補正値を加算して、検出位置データを補正し、補正し
た検出位置データを、比較手段125に出力する。
【0162】他方、集積された硬貨8中に含まれている
新たに発行された硬貨の枚数がN2枚以上であると判定
したときは、検出位置データ補正手段150は、集積硬
貨8を第三のグループに分類する。この場合には、集積
された硬貨8中に含まれている新たに発行された硬貨の
枚数が、第二のグループよりもさらに多く、検出位置デ
ータをより大きく補正をしなければ、集積された硬貨の
枚数の過不足を精度良く、検出することはできない。
【0163】そこで、検出位置データ補正手段150
は、検出位置データメモリ120に記憶されている検出
位置データ、すなわち、絶対位置データを読み出して、
新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬
貨の厚さよりも大きいときは、読み出した検出位置デー
タから、ロータリーエンコーダ48の単位回転角の2倍
分に相当する補正値を減じて、検出位置データを補正
し、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通していた
旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み出した検出位置
データに、ロータリーエンコーダ48の単位回転角の2
倍分に相当する補正値を加算して、検出位置データを補
正し、補正した検出位置データを、比較手段125に出
力する。
【0164】一方、トリガー信号出力手段126からト
リガー信号が入力されると、比較手段125は、基準位
置データメモリ121にアクセスして、旧硬貨に基づき
算出された基準硬貨集積高さデータを読み出すととも
に、許容値メモリ126にアクセスして、許容値を読み
出し、検出位置データ補正手段150から入力された検
出位置データ、すなわち、絶対位置データと、基準位置
データメモリ121から読み出した基準硬貨集積高さデ
ータ、すなわち、基準位置データとの差を算出して、そ
の絶対値が、許容値メモリ126から入力された許容値
以下か否かを判定することによって、集積された硬貨8
の枚数の過不足を検出する。
【0165】本実施態様によれば、包装すべき硬貨の枚
数がN枚で、包装すべき金種の硬貨が、新たに発行され
た硬貨と、新たに発行された硬貨と同一金額のすでに流
通されている旧硬貨を含んでいる場合には、すでに流通
されている旧硬貨がN枚集積されたときの集積硬貨8の
基準硬貨集積高さデータが、実験的に生成されて、基準
位置データメモリ121に記憶されており、磁気センサ
100が検出した硬貨の磁気的性質および光学センサ1
01が検出した硬貨の径、表面パターン、側面パターン
などの光学的性質に基づいて、硬貨集積部6を介して、
硬貨包装部20に供給された新たに発行された硬貨の枚
数とすでに流通されている旧硬貨の枚数が、コントロー
ルユニット111によって、計数されて、RAM112
に記憶され、検出位置データ補正手段150が、RAM
112にアクセスして、硬貨包装部20に供給された新
たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている旧硬
貨の枚数を読み出し、読み出した新たに発行された硬貨
の枚数とすでに流通されている旧硬貨の枚数にしたがっ
て、集積硬貨8を、新たに発行された硬貨の枚数がN1
枚以下の第一のグループ、新たに発行された硬貨の枚数
がN1枚を越え、N2枚未満の第二のグループおよび新
たに発行された硬貨の枚数がN2枚以上の第三のグルー
プの3つのグループに分類し、第一のグループに属する
集積硬貨8に対しては、検出位置データメモリ120に
記憶されている検出位置データ、すなわち、絶対位置デ
ータを読み出して、補正をすることなく、比較手段12
5に出力して、硬貨枚数の過不足を検出させ、第二のグ
ループに属する集積硬貨8に対しては、検出位置データ
メモリ120に記憶されている検出位置データを読み出
して、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通してい
た旧硬貨の厚さよりも大きいときは、読み出した検出位
置データから、ロータリーエンコーダ48の単位回転角
分に相当する補正値を減じて、検出位置データを補正
し、他方、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通し
ていた旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み出した検
出位置データに、ロータリーエンコーダ48の単位回転
角分に相当する補正値を加算して、検出位置データを補
正し、補正した検出位置データを、比較手段125に出
力して、硬貨枚数の過不足を検出させ、第三のグループ
に属する集積硬貨8に対しては、検出位置データメモリ
120に記憶されている検出位置データを読み出して、
新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通していた旧硬
貨の厚さよりも大きいときは、読み出した検出位置デー
タから、ロータリーエンコーダ48の単位回転角の2倍
分に相当する補正値を減じて、検出位置データを補正
し、他方、新たに発行された硬貨の厚さがすでに流通し
ていた旧硬貨の厚さよりも小さいときは、読み出した検
出位置データに、ロータリーエンコーダ48の単位回転
角の2倍分に相当する補正値を加算して、検出位置デー
タを補正し、補正した検出位置データを、比較手段12
5に出力して、硬貨枚数の過不足を検出させている。
【0166】したがって、本実施態様によれば、同一金
額の硬貨で、新たに発行された硬貨と、それまでに流通
していた旧硬貨とをともに、包装する場合にも、大きな
メモリ容量を必要とせず、しかも、短い演算時間で、硬
貨包装機において包装すべき硬貨枚数の過不足を、精度
良く、検出することが可能になる。
【0167】本発明は、以上の実施態様に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で種
々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含
されるものであることはいうまでもない。
【0168】たとえば、図6に示された実施態様におい
ては、(N−i)枚の新たに発行された硬貨とi枚のす
でに流通されている旧硬貨とが集積された集積硬貨8の
基準硬貨集積高さデータが、i=0〜Nの各場合につ
き、あらかじめ、実験的に生成されて、基準位置データ
メモリ121に記憶され、基準硬貨集積高さデータ選択
手段140が、RAM112にアクセスして、コントロ
ールユニット111によって計数され、硬貨包装部20
に送られた新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通さ
れている旧硬貨の枚数とを読み出して、読み出した新た
に発行された硬貨の枚数とすでに流通されている旧硬貨
の枚数に基づいて、基準位置データメモリ121に記憶
されている(N+1)の基準硬貨集積高さデータの中か
ら、対応する基準硬貨集積高さデータを選択して、比較
手段125に出力するように構成されているが、図7に
示された実施態様と同様にして、集積された硬貨8に含
まれている新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通さ
れている旧硬貨の枚数にしたがって、集積硬貨8をグル
ープ化し、集積硬貨8の各グループに対して、あらかじ
め、基準硬貨集積高さデータを生成して、基準位置デー
タメモリ121に記憶させておき、基準硬貨集積高さデ
ータ選択手段140が、集積された硬貨8に含まれてい
る新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている
旧硬貨の枚数にしたがって、集積硬貨8をグループ化
し、対応する基準位置データを、基準位置データメモリ
121から読み出して、比較手段125に出力するよう
に構成することもできる。
【0169】また、図7および図8に示された実施態様
においては、集積硬貨8を、新たに発行された硬貨の枚
数がN1枚以下の第一のグループ、新たに発行された硬
貨の枚数がN1枚を越え、N2枚未満の第二のグループ
および新たに発行された硬貨の枚数がN2枚以上の第三
のグループの3つのグループに分類するように構成され
ているが、グループの数は、新たに発行された硬貨の集
積高さとすでに流通している旧硬貨の集積高さとに差に
応じて、任意に選択することができ、3つに限られるも
のではない。
【0170】さらに、図7および図8に示された実施態
様においては、基準位置データメモリ121は、すでに
流通されている旧硬貨に基づいて算出された基準位置デ
ータを記憶するように構成されているが、すでに流通さ
れている旧硬貨に基づいて算出された基準位置データに
代えて、新たに発行された硬貨に基づいて算出された基
準位置データを記憶するように構成することもでき、さ
らには、すでに流通されている旧硬貨に基づいて算出さ
れた基準位置データと新たに発行された硬貨に基づいて
算出された基準位置データとの加算平均値を、基準位置
データとして、基準位置データメモリ121に記憶させ
るように構成することもできる。
【0171】また、前記実施態様においては、包装され
た硬貨の枚数に過不足があったときには、カッタ96に
よって、包装用フィルム10を切断し、ゲート部材28
によって、硬貨を硬貨回収ボックス27に送るように構
成されているが、包装用フィルム10を切断することな
く、ゲート部材28によって、硬貨を硬貨回収ボックス
27に送り、回収するように構成することもできる。
【0172】さらに、前記実施態様においては、いずれ
も、上方加締爪14および下方加締爪16が互いに近接
移動する際の上方加締爪14および下方加締爪16の移
動量を、上方加締爪14が設けられた上方加締爪アーム
36に支持されるラック44と、下方加締爪16が設け
られた下方加締爪アーム38に支持されるピニオン46
およびピニオン46に連結されたロータリーエンコーダ
48の検出信号に基づいて、集積された硬貨の高さを算
出するように構成されているが、かかる機構に代えて、
集積された硬貨が、硬貨集積部6から、硬貨包装部20
に移動される際に、集積された硬貨を検出するセンサを
設け、集積された硬貨が、センサによって検出されてい
る時間と、集積された硬貨の移動速度に基づいて、集積
された硬貨の高さを検出するように構成することもで
き、集積された硬貨の高さを算出する機構は、格別限定
されるものではない。
【0173】
【発明の効果】本発明によれば、同一金額の硬貨で、新
たに発行された硬貨とそれまでに流通していた旧硬貨と
をともに、包装する場合にも、包装すべき硬貨枚数の過
不足を、精度良く、検出することのできる硬貨包装機を
提供することが可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の好ましい実施態様にかかる硬
貨包装機の略斜視図である。
【図2】図2は、図1に示される硬貨包装機のうちの硬
貨包装部の構造の詳細に示す略斜視図である。
【図3】図3は、図2のA−A線に沿った略断面図であ
る。
【図4】図4は、本発明の好ましい実施態様にかかる硬
貨包装機の検出系、入力系、硬貨判別計数系、硬貨枚数
過不足検出系、駆動系および表示系のブロックダイアグ
ラムである。
【図5】図5は、本発明の好ましい実施態様にかかる硬
貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検出装置のブロッ
クダイアグラムである。
【図6】図6は、本発明の別の好ましい実施態様にかか
る硬貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検出装置のブ
ロックダイアグラムである。
【図7】図7は、本発明の他の好ましい実施態様にかか
る硬貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検出装置のブ
ロックダイアグラムである。
【図8】図8は、本発明のさらに他の好ましい実施態様
にかかる硬貨包装機に設けられた硬貨枚数過不足検出装
置22のブロックダイアグラムである。
【符号の説明】
1 硬貨通路 2 回転円板 3 硬貨検出部 4 硬貨判別計数装置 6 硬貨集積部 8 集積硬貨 10 包装用フィルム 12a、12b、12c 包装ローラ 14 上方加締爪 16 下方加締爪 18 包装硬貨ロール 20 硬貨包装部 22 硬貨枚数過不足検出装置 24 包装硬貨ロール回収ボックス 26 切断装置 27 硬貨回収ボックス 28 ゲート部材 30 硬貨支持ポスト 32、34 加締め部分 36 上方加締爪アーム 38 下方加締爪アーム 40、42 ガイドロッド 44 ラック 46 ピニオン 48 ロータリーエンコーダ 50 ガイドローラ 52 プーリ 54 プーリ 56 スプリング 58 軸 60 上方揺動アーム 62 ローラ 68 カムフォロア 70 軸 72 下方揺動アーム 74 ローラ 76 カムフォロア 78 カム軸 80 第一カム 82 第二カム 84 光透過孔 86 円板 88、90 フォトセンサ 92 ソレノイド取付け板 94 ソレノイドのロッド部 96 カッタ 98 ソレノイド 100 磁気センサ 101 光学センサ 105 金種設定手段 106 包装枚数設定手段 110 基準データメモリ 111 コントロールユニット 112 RAM 120 検出位置データメモリ 121 基準位置データメモリ 122 基準硬貨集積高さデータ生成手段 125 比較手段 126 許容値メモリ 127 許容値選択手段 128 トリガー信号出力手段 130 カムモータ 131 駆動パルス発生器 132 ゲート駆動手段 133 ストッパ部材 134 ストッパソレノイド 135 表示手段 140 基準硬貨集積高さデータ選択手段 145 基準硬貨集積高さデータ補正手段 150 検出位置データ補正手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 王 民国 東京都北区東田端1丁目12番6号 ローレ ル精機株式会社第2研究所内 Fターム(参考) 3E001 AA01 BA01 CA10 DA03 DA10 EA09 EB14 EC03 EC04 FA07 FA34 3E002 AA03 BA08 DA02 EA05 3E051 AA01 AB05 BA10 CA08 DA02 DB01 DB07 EA01 FA03 FA06 HA02 HA08 HD07 JA02 KA03 KA07 KB02 LA03 LA04 LA08 LB05

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 包装すべき硬貨の金種を指定する金種指
    定手段と、硬貨が受け入れ可能か否か、受け入れ可能な
    ときは、硬貨の金種を判別するとともに、硬貨の金種が
    前記金種指定手段によって指定された硬貨の金種と一致
    するか否かを判別するとともに、少なくとも金種指定手
    段によって指定された金種の硬貨を計数する判別計数手
    段と、包装すべき金種の硬貨を集積する硬貨集積手段
    と、前記硬貨集積手段によって集積された硬貨の金種毎
    の基準硬貨集積高さデータを記憶する基準硬貨集積高さ
    データ記憶手段と、前記硬貨集積手段によって集積され
    た硬貨の集積高さと、前記基準硬貨集積高さデータ記憶
    手段に記憶された前記金種毎の基準硬貨集積高さデータ
    とを比較して、前記硬貨集積手段によって集積された硬
    貨の枚数の過不足を検出する比較手段を有する硬貨枚数
    過不足検出装置とを備え、前記金種指定手段によって指
    定された金種の硬貨が、新たに発行された硬貨とすでに
    流通されている硬貨を含んでいる場合に、前記判別計数
    手段が、さらに、硬貨が、新たに発行された硬貨か、あ
    るいは、すでに流通されていた硬貨かを判別するように
    構成され、前記金種指定手段によって指定された金種の
    硬貨が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通さ
    れている硬貨を含んでいるときに、前記硬貨枚数過不足
    検出装置の前記比較手段によって、前記硬貨集積手段に
    よって集積された前記硬貨の集積高さと比較される前記
    基準硬貨集積高さが、前記判別計数手段の判別計数結果
    に基づき、前記新たに発行された硬貨の枚数とすでに流
    通されている硬貨の枚数にしたがって、決定されるよう
    に構成されたことを特徴とする硬貨包装機。
  2. 【請求項2】 さらに、前記判別計数手段の判別計数結
    果に基づき、前記新たに発行された硬貨の枚数とすでに
    流通されている硬貨の枚数にしたがって、前記基準硬貨
    集積高さデータを生成する基準硬貨集積高さデータ生成
    手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の硬貨包
    装機。
  3. 【請求項3】 前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
    が、(N−i)枚の前記新たに発行された硬貨とi枚の
    前記すでに流通されている硬貨とが集積された基準硬貨
    集積高さデータを、i=0〜N(Nは包装枚数で、iは
    整数)の各場合につき、記憶し、さらに、前記金種指定
    手段によって指定された金種の硬貨が、前記新たに発行
    された硬貨と前記すでに流通されている硬貨を含んでい
    るときに、前記判別計数手段の判別計数結果に基づき、
    前記新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されてい
    る硬貨の枚数にしたがって、前記基準硬貨集積高さデー
    タ記憶手段に記憶された基準硬貨集積高さデータから、
    基準硬貨集積高さデータを選択し、前記比較手段に出力
    する基準硬貨集積高さデータ選択手段を備えたことを特
    徴とする請求項1に記載の硬貨包装機。
  4. 【請求項4】 前記新たに発行された硬貨と前記すでに
    流通されている硬貨を含む金種の硬貨で、前記硬貨集積
    手段によって集積されるべき硬貨が、前記新たに発行さ
    れた硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚数にし
    たがって、包装すべき硬貨の枚数よりも少ない複数のグ
    ループに分類され、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手
    段が、前記複数のグループに対応して、それぞれ、基準
    硬貨集積高さデータを記憶し、前記基準硬貨集積高さデ
    ータ選択手段が、前記判別計数手段の判別計数結果に基
    づき、前記新たに発行された硬貨の枚数とすでに流通さ
    れている硬貨の枚数にしたがって、前記新たに発行され
    た硬貨と前記すでに流通されている硬貨を含む金種の硬
    貨で、前記硬貨集積手段によって集積された硬貨を、包
    装すべき硬貨の枚数よりも少ない複数のグループに分類
    し、分類したグループに対応する前記基準硬貨集積高さ
    データ記憶手段に記憶された基準硬貨集積高さデータを
    選択し、前記比較手段に出力するように構成されたこと
    を特徴とする請求項1に記載の硬貨包装機。
  5. 【請求項5】 さらに、前記金種指定手段によって指定
    された金種の硬貨が、前記新たに発行された硬貨と前記
    すでに流通されている硬貨を含んでいるときに、前記判
    別計数手段の判別計数結果に基づき、前記新たに発行さ
    れた硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨の枚数にし
    たがって、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶
    されている基準硬貨集積高さデータを補正して、前記比
    較手段に出力する基準硬貨集積高さデータ補正手段を備
    えたことを特徴とする請求項1に記載の硬貨包装機。
  6. 【請求項6】 前記基準硬貨集積高さデータ補正手段
    が、前記判別計数手段の判別計数結果に基づき、前記新
    たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨
    の枚数にしたがって、前記新たに発行された硬貨と前記
    すでに流通されている硬貨を含む金種の硬貨で、前記硬
    貨集積手段によって集積された硬貨を、包装すべき硬貨
    の枚数よりも少ない複数のグループに分類し、各グルー
    プに割り当てられた補正値にしたがって、前記基準硬貨
    集積高さデータ記憶手段に記憶されている基準硬貨集積
    高さデータを補正して、前記比較手段に出力するように
    構成されたことを特徴とする請求項5に記載の硬貨包装
    機。
  7. 【請求項7】 前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
    が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
    いる硬貨を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータと
    して、包装すべき枚数の前記すでに流通されている硬貨
    が集積された硬貨集積高さデータを記憶していることを
    特徴とする請求項5または6に記載の硬貨包装機。
  8. 【請求項8】 前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
    が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
    いる硬貨を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータと
    して、包装すべき枚数の前記新たに発行された硬貨が集
    積された硬貨集積高さデータを記憶していることを特徴
    とする請求項5または6に記載の硬貨包装機。
  9. 【請求項9】 前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
    が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
    いる硬貨を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータと
    して、包装すべき枚数の前記新たに発行された硬貨が集
    積された硬貨集積高さデータと、包装すべき枚数の前記
    新たに発行された硬貨が集積された硬貨集積高さデータ
    との加算平均値を記憶していることを特徴とする請求項
    5または6に記載の硬貨包装機。
  10. 【請求項10】 包装すべき硬貨の金種を指定する金種
    指定手段と、硬貨が受け入れ可能か否か、受け入れ可能
    なときは、硬貨の金種を判別するとともに、硬貨の金種
    が前記金種指定手段によって指定された硬貨の金種と一
    致するか否かを判別するとともに、少なくとも金種指定
    手段によって指定された金種の硬貨を計数する判別計数
    手段と、包装すべき金種の硬貨を集積する硬貨集積手段
    と、前記硬貨集積手段によって集積された硬貨の金種毎
    の基準硬貨集積高さデータを記憶する基準硬貨集積高さ
    データ記憶手段と、前記硬貨集積手段によって集積され
    た硬貨の集積高さを記憶する検出硬貨集積高さデータ記
    憶手段と、前記硬貨集積手段によって集積され、前記検
    出硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶された硬貨の集積
    高さと、前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶さ
    れた前記金種毎の基準硬貨集積高さデータとを比較し
    て、前記硬貨集積手段によって集積された硬貨の枚数の
    過不足を検出する比較手段を有する硬貨枚数過不足検出
    装置とを備え、前記金種指定手段によって指定された金
    種の硬貨が、新たに発行された硬貨とすでに流通されて
    いる硬貨を含んでいる場合に、前記判別計数手段が、さ
    らに、硬貨が、新たに発行された硬貨か、あるいは、す
    でに流通されていた硬貨かを判別するように構成され、
    さらに、前記金種指定手段によって指定された金種の硬
    貨が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通され
    ている硬貨を含んでいるときに、前記判別計数手段の判
    別計数結果に基づき、前記新たに発行された硬貨の枚数
    とすでに流通されている硬貨の枚数にしたがって、前記
    検出硬貨集積高さデータ記憶手段に記憶された前記検出
    硬貨集積高さデータを補正し、前記比較手段に出力する
    検出硬貨集積高さデータ補正手段を備えたことを特徴と
    する硬貨包装機。
  11. 【請求項11】 前記検出硬貨集積高さデータ補正手段
    が、前記判別計数手段の判別計数結果に基づき、前記新
    たに発行された硬貨の枚数とすでに流通されている硬貨
    の枚数にしたがって、前記新たに発行された硬貨と前記
    すでに流通されている硬貨を含む金種の硬貨で、前記硬
    貨集積手段によって集積された硬貨を、包装すべき硬貨
    の枚数よりも少ない複数のグループに分類し、各グルー
    プに割り当てられた補正値にしたがって、前記検出硬貨
    集積高さデータ記憶手段に記憶された前記検出硬貨集積
    高さデータを補正し、前記比較手段に出力するように構
    成されたことを特徴とする請求項10に記載の硬貨包装
    機。
  12. 【請求項12】 前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
    が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
    いる硬貨を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータと
    して、包装すべき枚数の前記すでに流通されている硬貨
    が集積された硬貨集積高さデータを記憶していることを
    特徴とする請求項10または11に記載の硬貨包装機。
  13. 【請求項13】 前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
    が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
    いる硬貨を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータと
    して、包装すべき枚数の前記新たに発行された硬貨が集
    積された硬貨集積高さデータを記憶していることを特徴
    とする請求項10または11に記載の硬貨包装機。
  14. 【請求項14】 前記基準硬貨集積高さデータ記憶手段
    が、前記新たに発行された硬貨と前記すでに流通されて
    いる硬貨を含む金種の硬貨の基準硬貨集積高さデータと
    して、包装すべき枚数の前記新たに発行された硬貨が集
    積された硬貨集積高さデータと、包装すべき枚数の前記
    新たに発行された硬貨が集積された硬貨集積高さデータ
    との加算平均値を記憶していることを特徴とする請求項
    10または11に記載の硬貨包装機。
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