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JP2002064140A - 半導体装置およびその製造方法 - Google Patents

半導体装置およびその製造方法

Info

Publication number
JP2002064140A
JP2002064140A JP2000250873A JP2000250873A JP2002064140A JP 2002064140 A JP2002064140 A JP 2002064140A JP 2000250873 A JP2000250873 A JP 2000250873A JP 2000250873 A JP2000250873 A JP 2000250873A JP 2002064140 A JP2002064140 A JP 2002064140A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
film
barrier film
wiring
groove
semiconductor device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000250873A
Other languages
English (en)
Inventor
Masayuki Hiroi
政幸 廣井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2000250873A priority Critical patent/JP2002064140A/ja
Publication of JP2002064140A publication Critical patent/JP2002064140A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Internal Circuitry In Semiconductor Integrated Circuit Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】微細な多層配線において、上下層との接続抵抗
を低減して遅延を抑制し、高いEM耐性を保持しつつ、
パターニングにおける位置ずれが生じても配線材の周囲
に対する拡散の防止が保証される信頼性の高い半導体装
置及びその製造方法の提供。 【解決手段】あらかじめ下層の配線材1以外の絶縁膜2
上面にバリア膜9を形成し、その上に全表面を覆うバリ
ア膜4を成膜する。その後、絶縁膜5、バリア膜10を
順次成膜、加工して溝又は孔を形成し、溝もしくは孔を
被覆するようにバリア膜6を成膜後、異方性エッチング
によって溝もしくは孔の側壁以外のバリア膜6を除去し
て下層との接続口を形成し、配線材7を成膜する。その
後、配線材の余剰部分をCMPで除去し、表面を覆うバ
リア膜8を成膜する。その結果、上下層との電気的接続
部にバリア膜を介さず、電気的接続部を除いた当該配線
層の配線材の周囲が全てバリア膜で覆われることによっ
て配線材の外部への拡散が防止された配線構造をもつ半
導体装置が形成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、半導体装置の製造
における多層配線構造及びその製造方法に関し、特に、
低抵抗で微細な信頼性の高い銅配線構造及びその製造方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、集積回路の配線にはアルミニウム
(Al)もしくはAl合金が、配線間および配線層間に
はシリコン酸化膜(SiO2)が広く用いられてきた。
しかし、微細化の進行に伴い、配線における信号伝送の
遅延を抑制低減するにあたり、配線抵抗の低減のために
配線材には銅(Cu)が、配線間容量の低減のために配
線間および配線層間における絶縁膜には有機物や空孔を
含んだ、シリコン酸化膜より誘電率の低い膜が使用され
るようになってきた。
【0003】Cuを主成分とする配線においては、シリ
コン(Si)やSiO2をはじめとする絶縁膜中におけ
るCuの拡散がAlよりも速いため、トランジスタをは
じめとするシリコンデバイス部への侵入、配線間の絶縁
耐圧劣化等を防いで信頼性を確保するために、Cuの周
囲に拡散を防止するバリア膜を設ける必要がある。現
在、一般に用いられているのは、図16に示すような、
Cu部の下面および側面をCuの拡散防止(バリア)層
となる導体膜で、上面をCuの拡散防止層となる絶縁膜
で覆う構造と製造方法である。以下に、図16乃至図1
9を用いてその詳細を説明する。図16乃至図19は、
従来の多層配線構造の製造方法を示す工程断面図であ
る。
【0004】まず、図16(a)に示すように、側面を
ここでは導体であるバリア膜3で、上面を絶縁物である
バリア膜4で覆われたCu等の配線材1と絶縁膜2とで
構成される下層配線部が用意される。この部分は、下記
に説明される工程によって形成される上層と同様の構造
である。この上に、絶縁膜5を成膜し(図16
(b))、リソグラフィーによるパターニングの後、異
方性エッチングによって絶縁膜5の一部を除去し(図1
6(c))、次いで、バリア膜4の一部を除去すること
により、配線溝もしくは配線孔を形成する(図16
(d))。
【0005】この全表面に、ここでは導体からなるバリ
ア膜6を成膜後(図16(e))、Cuを成膜する(図
16(f))。次に、化学機械研磨(Chemical
Mechanical Polishing:CMP)
によって配線溝もしくは配線孔以外の余剰なCuを除去
し(図16(g))、同様に余剰なバリア膜6を除去後
(図16(h))、絶縁物であるバリア膜8を成膜する
ことで、下面および側面を導体であるバリア膜6で、上
面を絶縁膜であるバリア膜で8覆われたCu配線構造が
形成される。この導体バリア膜6には、Cuの拡散防止
能力が高いこと、下地となる絶縁物およびCu配線部と
の密着性、プロセス上の熱的安定性等の理由から、比較
的高融点であるチタン(Ti)、タンタル(Ta)、タ
ングステン(W)などの金属およびその窒化物、または
それらにSiなどを添加した3元系もしくは4元系の窒
化物、もしくはそれらを積層したものが用いられる。
【0006】この構造においては、下層の配線材1と上
層の配線材7との接合は、必然的に間に抵抗の高い導体
バリア膜6を挟み込む構成となるため、配線抵抗を低く
抑えることが困難となる。また、導体バリア膜6がCu
をブロックするという本質に加えて、高抵抗であること
が手伝って、エレクトロマイグレーション(Elect
ro−migration:EM)に対する耐性が低く
なるという問題が生じる。
【0007】EMは、金属配線に電流が流れるとき、電
子の移動に影響されて配線を構成する金属原子が移動し
てしまう現象であるが、その金属の移動速度は、一般に
電流密度が高いほど、温度が高いほど速い。ここで、上
層の配線材7と下層の配線材1との間に電流が流れると
き、接合部である導体バリア膜6が最も高抵抗である。
また、エッチング時に生ずるテーパーや立体的な配置の
制約のために通常の多層配線構造においては、配線層間
を結ぶ接続孔底部の断面積は同一配線層中における配線
に比べて小さく形成されるので、上記の導体バリア膜6
部分における電流密度は高くなる。したがって、導体バ
リア膜6近傍は、他のCu配線部と比べて高温かつ電流
密度が高く、CuのEMが起きやすい。例えば、上層か
ら下層へ電流が流れる場合、導体バリア膜6直下の配線
材1がEMによって消失して断線の要因となる。また、
下層から上層に電流が流れる場合は、逆に導体バリア膜
6直上の配線材7がEMによって消失することが断線の
要因となる。
【0008】上記の導体バリア膜を挟み込む構造に起因
する高抵抗と低EM耐性を低減、解消するためには、上
層と下層のCuとの接合部から高抵抗となるバリア膜を
除去し、Cuのみの接合とすればよい。具体的には、バ
リア膜6を成膜後、異方性エッチングによって側面のバ
リア膜のみを残して底面のバリア膜を除去してからCu
を成膜することで実現できる。この場合、バリア膜6を
介しての電気的接合は必要無くなるので、バリア膜は導
体でなくても良い。例えば、特開平10−92924号
公報には金属であるバリア膜をエッチバックする手法
が、特開平09−326433号公報および特開平11
−145138号公報には導体と特定しないバリア膜を
エッチバックする手法が提案されている。また、特開平
11−238794号公報には、バリア膜形成前に密着
層を形成することで、バリア膜エッチバック後に成膜さ
れるCuと下地との密着性を確保して、CMPにおける
剥がれを抑制する手法が提案されている。
【0009】以下に、従来のバリア膜エッチバックによ
るCu配線構造の形成方法について、図17を用いて説
明する。図17(a)において、側面をここでは導体と
限らないバリア膜3で、上面を絶縁物であるバリア膜4
で覆われたCu等の配線材1と絶縁膜2とで構成される
下層配線部が用意される。図16と同様に、この部分は
下記に説明される工程によって形成される上層と同様の
構造である。上述した図16(a)〜(d)と同様の工
程によって、絶縁膜5に配線溝もしくは配線孔を形成す
る(図17(b)〜(d)参照)。この全表面に、ここ
では導体と限らないバリア膜6を成膜し(図17
(e))、異方性エッチングによってエッチバックする
ことにより、配線溝もしくは配線孔の側面以外、すなわ
ち配線溝もしくは配線孔の底面と最表面に存在するバリ
ア膜6を除去する(図17(f))。この後、全面にC
uを成膜し(図17(g))、CMPによって配線溝も
しくは配線孔以外の余剰なCuを除去後(図17
(h))、絶縁物であるバリア膜8を成膜することで、
側面を導体と限らないバリア膜6で、上面を絶縁膜であ
るバリア膜8で覆われ、かつ上層−下層の接合にバリア
膜を介さないCu配線構造が形成される(図17
(i))。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】これらの従来提案され
ているバリア膜をエッチバックする手法は、図17に示
されるような、下層の配線材1が接続される上層の配線
材7より十分に大きい場合には有効であるが、上層と下
層とを同一の面積、形状で接続するボーダーレス配線を
はじめとする微細な配線構造形成においては、多層配線
のパターン形成における層間の位置ずれが考慮されてお
らず、高い信頼性を確保することが困難であった。
【0011】以下に、この位置ずれの影響について図1
8を用いて説明する。図18は、図16と同様の、バリ
ア膜6のエッチバックを用いずに配線材7の下面および
側面をCuの拡散防止(バリア)層となる導体膜で覆う
手法において、上層と下層の位置ずれが生じた場合の配
線構造を示したものである。なお、下層の配線材1と全
く接しない、もしくは下層の目的とする配線部以外の隣
接する配線部に接触する、といった極端な位置ずれは本
質的な不良となるため、ここでは対象としない。図18
(i)は、パターニングの形状と位置を除き、図16と
全て同じ工程を経て得られる最終的な構造である。
【0012】上層の配線材7は、上面を絶縁膜のバリア
膜8で、下面および側面を導体であるバリア膜6で覆わ
れている。すなわち、この構造においてCuは全面をバ
リア膜で覆われており、位置ずれによってもCu配線部
から外部へのCu拡散の影響は抑制されることが保証さ
れている。この位置ずれに関する保証が、現在この手法
が広く用いられている大きな要因である。しかし、図1
9に示されるように、図17と同様の工程において位置
ずれが生じた場合の最終的に得られる構造(図19
(i))では上層Cuの下面の一部にバリア膜で覆われ
ない領域ができる。したがって、配線材7からCu拡散
の抑制が保証されず、高い信頼性を得るための障害とな
っていた。
【0013】さらに、従来は配線の幅に比べてバリア膜
の厚さが相対的に小さかったため、Cuおよびバリア膜
を埋め込むべき配線溝の幅は配線間隔の半分として形成
し、バリア膜の厚さは薄い程よいという以外の指標は無
かった。しかし、より微細で集積度の高いデバイスを作
製するためには、配線材とバリア膜と絶縁膜で構成され
る配線間隔をより狭くしていく必要があるが、配線間隔
によらずバリア膜はCuの拡散を防止するに足る厚さが
必要である。したがって、配線間隔の低減に伴って配線
間隔に占めるバリア膜の厚さの割合が増大するため、バ
リア膜の厚さを考慮に入れた配線構造の設計が必要とな
っている。
【0014】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであって、その主たる目的は、多層配線間の接続抵抗
を低く保ち、EMに対する高い耐性を持ちつつ、異層間
のパターニングにおける位置ずれが生じても配線部から
外部への配線材の拡散を抑制することができる多層配線
構造の半導体装置及びその製造方法を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、半導体素子が形成された基板上に、絶縁
体膜を堆積した後、前記絶縁体膜に溝又は孔を形成し、
前記溝又は孔の内部に配線材となる導体を充填して配線
層を形成する工程を繰り返し、前記配線層を積層する半
導体装置の製造方法において、所定の配線層下層に形成
される配線層の前記導体を除く前記絶縁体膜上面に、配
線材の拡散を防止する第1のバリア膜を形成する工程を
具備するものである。
【0016】また、本発明は、半導体素子が形成された
基板上に、絶縁体膜を堆積した後、前記絶縁体膜に溝又
は孔を形成し、前記溝又は孔の内部に配線材となる導体
を充填して配線層を形成する工程を繰り返し、前記配線
層を積層する半導体装置の製造方法において、所定の配
線層の前記絶縁体膜上面に、配線材の拡散を防止する第
2のバリア膜を形成する工程を具備するものである。
【0017】本発明においては、前記所定の配線層の前
記絶縁体膜に形成した前記溝又は孔に前記導体を充填す
る工程の前に、配線材の拡散を防止する第3のバリア膜
を前記溝又は孔を被覆するように成膜する工程と、異方
性エッチングによって前記絶縁体膜上面及び前記溝又は
孔の底面の前記第3のバリア膜を除去し、前記溝又は孔
の側壁のみに前記第3のバリア膜を配設する工程とを具
備する構成とすることができる。
【0018】また、本発明においては、前記所定の配線
層の前記絶縁体膜成膜前に、前記基板全面に配線材の拡
散を防止する第4のバリア膜を成膜する工程と、該第4
のバリア膜の一部を除去して下層の配線層の前記導体を
露出させる工程とを具備する構成とすることもできる。
【0019】また、本発明においては、前記所定の配線
層の前記導体充填後、前記基板全面に配線材の拡散を防
止する第5のバリア膜を成膜する工程と、該第5のバリ
ア膜の一部を除去して上層の配線層の導体と電気的に接
合される導体を充填すべき開口部を形成する工程とを具
備する構成とすることもできる。
【0020】また、本発明は、半導体素子が形成された
基板上に、絶縁体膜中の溝又は孔に配線材となる導体が
充填されてなる配線層が積層された半導体装置におい
て、所定の配線層の上層又は下層の配線層の導体部分と
電気的に接合する部分を除く前記導体の上面、下面及び
側面のいずれもがバリア膜で覆われ、かつ、前記所定の
配線層の前記絶縁膜の上面及び下面にバリア膜が配置さ
れているものである。
【0021】このように、本発明は、配線材の成膜時に
おいては、パターニングにおける位置ずれが生じても、
上層の配線溝もしくは配線孔の底部は、下層の配線とそ
の側壁となるバリア膜、およびあらかじめ配線部以外の
上面に形成しておいたバリア膜とで構成されため、上層
−下層配線間の接合にバリア膜を挟むこと無く、かつ配
線の周囲は全てバリア膜で覆われた構造を形成できる。
すなわち、配線材のみによる低抵抗で高EM耐性を持
ち、かつ外部への配線材拡散の抑制を保証した信頼性の
高い配線構造が実現できる。
【0022】
【発明の実施の形態】本発明に係る半導体装置の製造方
法は、その好ましい一実施の形態において、上層の配線
層を形成する前に、下層の配線部以外の上面に、配線材
の拡散を抑制するバリア膜を形成しておく。この上に絶
縁膜を成膜、加工して配線溝もしくは配線孔を形成し、
全表面にバリア膜を成膜後異方性エッチングによってエ
ッチバックしてから、配線材を成膜する。その後、上層
の配線材の余剰部分をCMPで除去し、上層配線上部を
覆うバリア膜を成膜するものであり、以下に図1乃至図
11を参照して説明する。図1乃至図9は、本発明の一
実施の形態に係る半導体装置の製造方法を模式的に示す
工程断面図である。また、図10は、本実施の形態にお
ける配線構造断面の模式図であり、図11は、本実施の
形態における配線構造断面の拡大断面図である。
【0023】図1(a)において、側面がバリア膜3で
覆われたCu等の配線材1と、上面をバリア膜9で覆わ
れた絶縁膜2と、それらの上部を覆うバリア膜4とで構
成される下層配線部が用意される。図16に示す目ずれ
がない場合の従来例及び図18に示す目ずれがある場合
の従来例と同様に、この部分は下記に説明される工程に
よって形成される上層と同様の構造である。
【0024】この上に絶縁膜5を成膜し(図1
(b))、さらにバリア膜10を成膜する(図1
(c))。次に、リソグラフィーによるパターニングの
後、異方性エッチングによってバリア膜10の一部を除
去し(図1(d))、さらに絶縁膜5の一部を除去する
(図1(e))。次いで、バリア膜4の一部を除去する
ことで配線溝もしくは配線孔を形成する(図1
(f))。この全表面にバリア膜6を成膜後(図1
(g))、異方性エッチングによってエッチバックする
ことにより、配線溝もしくは配線孔の側面以外、すなわ
ち配線溝もしくは配線孔の底面と最表面に存在するバリ
ア膜6を除去する(図1(h))。この後、全面にCu
を成膜し(図1(i))、CMPによって配線溝もしく
は配線孔以外の余剰なCuを除去後(図1(j))、絶
縁物であるバリア膜8を成膜することにより、側面がバ
リア膜6で、上面が絶縁膜であるバリア膜8で覆われ、
下面がバリア膜を介さない接合部とバリア膜9で覆われ
た部分とで構成されるCu配線構造が形成される(図1
(k))。
【0025】なお、下層の配線材1の上層の絶縁膜5に
対する拡散が問題とならない場合、例えば、下層の配線
材1がWなどの比較的拡散しにくい高融点金属であるプ
ラグ部分などの場合には、下層の配線材1の上層への拡
散を防止するバリア膜4は必ずしも必要でない。この場
合に、バリア膜4が無くとも上層の配線材7の下層への
拡散はバリア膜9によって防止されることは図から明ら
かである。
【0026】ここで、上記の下層配線を覆うバリア膜4
のエッチングを、配線側部を被覆するバリア膜6のエッ
チバック後に行ってもよい。その方法について、図2を
参照して説明する。図2(a)〜(e)において、図1
(a)〜(e)と同様の工程を経た後、まず、バリア膜
6を成膜し(図2(f))、エッチバックしてから(図
2(g))、バリア膜4をエッチングする(図2
(h))。この後、図1(i)〜(k)と同様の工程に
よって、図1(k)とほぼ同様の構造を得ることができ
る(図2(k))。この場合、上層の配線材7側面の下
方が一部バリア膜6ではなくバリア膜4によって被覆さ
れる。
【0027】この方法では、バリア膜6のエッチバック
前にバリア膜4をエッチングする手法に比べ、上層の配
線材7の成膜直前まで下層の配線材1を露出させずにす
むため、下層の配線材1表面の汚染や酸化などの影響を
受け難く、各プロセス間における許容時間などの自由度
が大きい。しかし、バリア膜4のエッチング時には最表
層のバリア膜10もエッチング条件にさらされるため、
バリア膜10とバリア膜4のエッチングにおける選択比
と膜厚に関する考慮が必要である。
【0028】なお、バリア膜4のエッチングにおいてバ
リア膜10がエッチングされる厚さが無視できない場合
には、バリア膜10はCuの拡散を防止するに必要な膜
厚に加えて、バリア膜4のエッチング時に消失する厚さ
を見込んで成膜する必要がある。一方で、上述のバリア
膜6のエッチバック前にバリア膜4をエッチングする手
法においては、バリア膜10および絶縁膜5、もしくは
その両者をエッチングするために用いたマスク(図示せ
ず)を最表層に残存させたままバリア膜4をエッチング
することができ、バリア膜10の必要部分の損傷を抑え
て接続部を形成しやすいというメリットがある。
【0029】また、エッチバックする対象であるバリア
膜に関して、エッチバック時の異方性が成膜時の被覆性
よりも高い場合には、上層の配線下面をカバーするバリ
ア膜と下層の側面をカバーするバリア膜を同一として工
程を単純化することができる。この方法について、図3
を参照して説明する。図3(a)において、配線材1と
絶縁膜2と、および両者の間と絶縁膜2の上部を覆うバ
リア膜3、さらにそれらの上部を覆うバリア膜4とで構
成される下層配線部が用意される。図1及び図2と同様
に、この部分は下記に説明される工程によって形成され
る上層と同様の構造である。
【0030】この上に絶縁膜5を成膜し(図3
(b))、リソグラフィーによるパターニングの後、異
方性エッチングによって絶縁膜5の一部を除去し(図3
(c))、次いでバリア膜4の一部を除去することで配
線溝もしくは配線孔を形成する(図3(d))。この
後、全表面にバリア膜6を成膜し(図3(e))、異方
性エッチングによってエッチバックすることにより、配
線溝もしくは配線孔の側面以外、すなわち配線溝もしく
は配線孔の底面と最表面に存在するバリア膜6を除去す
る(図3(f))。
【0031】ここで、バリア膜6の成膜時における被覆
性がエッチバック時の異方性より高い場合には、エッチ
バック時に最表層のバリア膜6が消失してしまうため、
既に説明した図1と同様にバリア膜6の成膜前に、更に
上層に形成される配線層の下面をカバーすべきバリア膜
をあらかじめ成膜しておく必要がある。しかし、バリア
膜6に関して、成膜における(最表層の膜厚)/(接続
部底面の膜厚)の比が、エッチバック時の(最表層のエ
ッチング速度)/(接続部底面のエッチング膜厚)とい
う条件が満たされれば、エッチバックによって接続部底
面のバリア膜6を除去しつつ、絶縁膜5の上面にバリア
膜6を残存させることが可能である(図3では、最表層
にバリア膜6が残存している場合を示している)。
【0032】このような構造が達成された後は、全面に
Cuを成膜し(図3(g))、CMPによって配線溝も
しくは配線孔以外の余剰なCuを除去後(図3
(h))、絶縁物であるバリア膜8を成膜することで、
上面が絶縁膜であるバリア膜8で、側面がバリア膜6で
覆われ、かつ下面がバリア膜を介さない接合部とバリア
膜3で覆われた部分とで構成されるCu配線構造が形成
される(図3(i))。
【0033】以上の記載は、下層の配線層上に埋め込み
と研磨によって単層の上層配線を形成する、いわゆるシ
ングルダマシン(Single Damascene)
と呼ばれる手法に適用した場合について説明したが、上
層の配線層および下層と接続する配線孔層を形成した
後、両者に配線材を埋め込んで研磨を行う、デュアルダ
マシン(DualDamascene)法に関して本発
明を適用することもできる。以下に図面を参照して詳細
に説明する。
【0034】図4は、図1と同様の手法をデュアルダマ
シンに適用したものである。図4(a)において、側面
がバリア膜3で覆われたCu等の配線材1と、上面をバ
リア膜9で覆われた絶縁膜2と、それらの上部を覆うバ
リア膜4とで構成される下層配線部が用意される。その
上に、上層配線と下層配線を接続する接続孔層となる部
分の絶縁膜5を成膜し(図4(b))、さらに上層の配
線底部を被覆することになるバリア膜11を成膜する
(図4(c))。その上に上層配線層となる絶縁膜12
を成膜した後(図4(d))、バリア膜10を成膜する
(図4(e))。
【0035】次に、リソグラフィーによるパターニング
と異方性エッチングによって、バリア膜10と絶縁膜1
2、およびバリア膜11と絶縁膜5の一部を除去して上
層配線溝と上層−下層間を接続する接続孔を形成し(図
4(f))、さらに下層Cu配線上面を覆うバリア膜4
の接続孔露出部分を除去する(図4(g))。この全表
面にバリア膜6を成膜後(図4(h))、異方性エッチ
ングによってエッチバックすることにより、配線溝と配
線孔の側面以外、すなわち配線溝と配線孔の底面とおよ
び最表面に存在するバリア膜6を除去する(図4
(i))。
【0036】この後、全面にCu等の配線材7を成膜し
(図4(j))、CMPによって配線溝もしくは配線孔
以外の余剰なCuを除去後(図4(k))、絶縁物であ
るバリア膜8を成膜することで、接続部にバリア膜を介
さず、かつ周囲をすべてバリア膜で覆われたCu配線構
造が形成される(図4(l))。ここで、リソグラフィ
ーにおけるパターニングの位置ずれによって、接続孔の
底面が下層の配線材1の外側に形成された場合でも、接
続孔底面はバリア膜9によって保護されるため、Cuに
関するバリア性が保証される。
【0037】また、図5は、図2と同様の手法をデュア
ルダマシンに適用したものである。図4の場合と同じ
く、図4(a)〜(f)と同様の工程の後(図5(a)
〜(f))、まずバリア膜6を成膜し(図5(g))、
エッチバックしてから(図5(h))、バリア膜4をエ
ッチングする(図5(i))。この後、図4(j)〜
(l)と同様の工程によって、図4(l)とほぼ同様の
構造を得ることができる(図5(l))。
【0038】この方法によれば、図1に対する図2の関
係と同様に、上層の配線材7側面の下方が一部バリア膜
6ではなくバリア膜4によって被覆される。また、バリ
ア膜6のエッチバック前にバリア膜4をエッチングする
手法に比べ、上層の配線材7の成膜直前まで下層の配線
材1を露出させずにすむため、下層の配線材1表面の汚
染や酸化などの影響を受け難く、各プロセス間における
許容時間などの自由度を大きくすることができる。しか
し、バリア膜4のエッチング時には最表層のバリア膜1
0に加えて、バリア膜11もエッチング条件にさらされ
るため、バリア膜10およびバリア膜11と、バリア膜
4とのエッチングにおける選択比と膜厚に関する考慮が
必要である。バリア膜4のエッチングにおいてバリア膜
10およびバリア膜11がエッチングされる厚さが無視
できない場合には、バリア膜10およびバリア膜11は
Cuの拡散を防止するに必要な膜厚に加えて、バリア膜
4のエッチング時に消失する厚さを見込んで成膜する必
要がある。
【0039】ここで、本実施の形態においては、上層が
形成される、すなわちバリア膜4もしくはバリア膜8が
成膜される前に、絶縁膜2もしくは絶縁膜12の配線部
分以外の上面にバリア膜9もしくはバリア膜10が存在
することと、Cu成膜前に配線部分の底面にバリア膜1
1が、配線溝および接続孔側面にバリア膜6が存在する
ことが重要であり、配線溝と接続孔の形成の加工におけ
る工程手順は必ずしも特定する必要はない。例えば、図
4(e)から図4(g)に至るまでのリソグラフィーと
エッチングにおいても、配線溝の形成と接続孔の形成の
順序は必ずしも特定する必要はなく、またバリア膜10
の上層にレジストやレジスト以外の他の膜を積層してパ
ターン形成に用いることも可能である。
【0040】例えば、図6は、図4に示される工程にお
いて、位置ずれ時に上層の配線材7下面のバリア性を保
証するバリア膜に引き続き、エッチングのマスクもしく
はCMP前のCuとの密着層となる部分を連続的に成膜
し、上層形成前にCMPで除去する場合の例を示したも
のである。図4(a)〜(e)と同様の工程の後(図6
(a)〜(e))、ダミー膜13を全面に成膜し(図6
(f))、リソグラフィーによるパターニングと異方性
エッチングによって、ダミー膜13とバリア膜10と絶
縁膜12、およびバリア膜11と絶縁膜5の一部を除去
して上層配線溝と上層−下層間を接続する接続孔を形成
し、さらに下層Cu配線上面を覆うバリア膜4の接続孔
露出部分を除去する(図6(g))。
【0041】この全表面にバリア膜6を成膜後(図6
(h))、異方性エッチングによってエッチバックする
ことにより、配線溝と配線孔の側面以外、すなわち配線
溝と配線孔の底面とおよび最表面に存在するバリア膜6
を除去する(図6(i))。この後は全面にCu等の配
線材7を成膜し(図6(j))、CMPによって配線溝
もしくは配線孔以外の余剰なCuを除去後(図6
(k))、さらにCMPを行うことによって残存するダ
ミー膜13を除去する(図6(l))。その上に絶縁物
であるバリア膜8を成膜することで、図4(l)と同様
の構造が形成される(図6(m))。
【0042】また、図7、図8は、ダミー膜13とバリ
ア膜10をマスクとして、図6(e)〜(g)における
配線溝と接続孔を形成する過程として、配線溝と接続孔
のリソグラフィー順序を変えた場合の例を示したもので
ある。図7は、接続孔の露光を先に行った場合の一例で
ある。図6(e)の構造が用意された後(図7
(a))、レジスト14を塗布し(図7(b))、露
光、現像によって配線溝のパターンをレジスト14に形
成する(図7(c))。その後、異方性エッチングによ
ってダミー膜13に配線溝パターンを形成し(図7
(d))、レジスト13を剥離、除去する(図7
(e))。
【0043】同様にして、レジスト15を塗布(図7
(f))、露光、現像によって接続孔のパターンをレジ
スト15に形成する(図7(g))。その後、異方性エ
ッチングによってバリア膜10、絶縁膜12、バリア膜
11、絶縁膜5の一部を除去して接続孔を形成するとと
もにレジスト15を除去する(図7(h))。さらに、
あらかじめ配線溝パターンが転写されたダミー膜13を
マスクとして、バリア膜10および絶縁膜12に異方性
エッチングを施すことで、図6(g)の構造を得る(図
7(i)、(j))。
【0044】一方、図8は、配線溝の露光を先に行った
場合の一例である。上記と同様に、図6(e)の構造が
用意された後(図8(a))、レジスト14を塗布し
(図8(b))、露光、現像によって接続孔のパターン
をレジスト14に形成する(図8(c))。その後、異
方性エッチングによってダミー膜13に配線溝パターン
を形成し(図8(d))、レジスト13を剥離、除去す
る(図8(e))。同様にして、レジスト15を塗布
(図8(f))、露光、現像によって配線溝のパターン
をレジスト15に形成した後(図8(g))、既に接続
孔パターンが転写されたバリア膜10をマスクとして、
バリア膜10、絶縁膜12、バリア膜11、絶縁膜5に
異方性エッチングを施し、接続孔を形成するとともにレ
ジスト15を除去する(図8(h)、(i))。さらに
あらかじめ配線溝パターンが転写されたダミー膜13を
マスクとして、バリア膜10および絶縁膜12に異方性
エッチングを施すことで、図6(g)の構造を得る(図
8(j))。
【0045】このような構成を取った場合、リソグラフ
ィー中に最表面に現れるのは、バリア膜10およびダミ
ー膜13のみであり、絶縁膜12、絶縁膜5は表面に現
れない。したがって、例えば絶縁膜12、絶縁膜5がレ
ジストに近い有機物を含有するような組成である場合で
も、絶縁膜12、絶縁膜5を損傷すること無くレジスト
の剥離等の作業を行うことができる。また、ダミー膜1
3が、配線溝形成後のバリア膜4のエッチング等におい
て、Cu成膜前に消失してしまう場合には、図6(k)
〜(l)に至るCMPによるダミー膜13の除去が必要
ないのは明らかである。
【0046】なお、マスクとなるダミー膜13を複数層
使用することで、必ずしもバリア膜を直接マスクに使用
しなくても、上記のように絶縁膜12や絶縁膜5をリソ
グラフィー時に表面に露出せずに同様の加工を実現でき
ることは明らかである。また、必ずしもバリア膜上にダ
ミー膜13を成膜する構成を取る必要も無く、ダミー膜
13上にバリア膜10を形成してもよい。この場合、上
層形成前に最表面にバリア膜を残存させるため、バリア
膜10およびダミー膜13はCMPによって除去しな
い。
【0047】当然ながら、絶縁膜12や絶縁膜5がリソ
グラフィーにおいて損傷されにくい場合には上記のよう
な構成を取る必要はなく、例えば、図9に示すような、
リソグラフィーとエッチングを順次行うことで配線溝と
接続孔を形成することができる。図9(a)において図
6(e)の構造が用意された後、レジスト14を塗布し
(図9(b))、露光、現像によって配線溝のパターン
をレジスト14に形成する(図9(c))。その後、異
方性エッチングによってバリア膜10と絶縁膜12の一
部を除去して配線溝パターンを形成し、レジスト14を
剥離、除去する(図9(d))。同様にして、レジスト
15を塗布後、露光、現像によって接続孔のパターンを
レジスト15に形成した後(図9(e))、バリア膜1
1、絶縁膜5、バリア膜4に異方性エッチングを施し、
接続孔を形成するとともにレジスト15を除去すること
で、図6(g)の構造を得る(図9(f))。図示しな
いが、配線溝と接続孔の加工順序が逆の場合でも同様の
加工ができることは明らかである。
【0048】ここで、上述したように、配線溝もしくは
接続孔の側面を覆うバリア膜は、下層との接続部底面を
エッチバックによって除去するため、導体である必要は
なく絶縁体でも良いが、遅延をできるだけ低減するため
には、これらの材質と厚さを考慮して、これらを成膜す
べき配線溝の幅を設計、加工することが重要である。
【0049】従来、リソグラフィーとエッチングによっ
て加工される配線溝の幅は、配線間隔の半分という値が
用いられてきた。これは、配線溝および配線材の幅に比
べて、バリア膜が無視できるほどの薄さであったためで
ある。しかしながら、配線が微細で密になるにしたがっ
て配線間隔は減少するのに対し、バリア膜の厚さは後工
程における熱処理やデバイス動作時の電界の効果を考慮
した上で、そのバリア性が保証される厚さが必要であ
り、その厚さは配線間隔によらない。
【0050】したがって、配線間隔の低減に伴ってバリ
ア膜の厚さが無視できなくなるため、バリア膜の厚さを
考慮した、より正確な設計と加工が必要である。上下層
間に関しては、配線材の埋め込みが難しくなることを除
けば、必ずしも横方向の配線間隔にしたがって間隔を狭
める必要が無く、したがって最も問題となるのは横方向
の配線間隔に対する配線溝の設計、加工の最適化であ
る。本発明においては、配線溝の側面を覆うべきバリア
膜は、必ずしも導体である必要が無いが、このバリア膜
が導体である場合と絶縁体である場合とでは、バリア膜
成膜前にリソグラフィーとエッチングによって形成して
おく配線溝幅の最適値が異なる。
【0051】図10は、本発明における配線構造断面の
模式図である。この図では、上記の配線溝もしくは接続
孔の側面を覆うバリア膜を、便宜的に絶縁体と導体の積
層とした構造として示してある。配線間隔をp、配線材
M0の幅、比抵抗をそれぞれWM0、ρM0、導体バリア膜
BMの厚さ、比抵抗をそれぞれをWBM、ρBM、層間絶縁
膜I0の幅、膜厚、誘電率をそれぞれWI0、HI0
I0、側面の絶縁体バリア膜I1の厚さ、誘電率をそれ
ぞれWBI、KBI1、層間絶縁膜上面の絶縁体バリア膜I
2の厚さ、誘電率をそれぞれHBI、KBI2とする。
【0052】導体配線部分の単位長さあたりの抵抗R
は、M0およびBMの抵抗RM0、RBMを用いると、 のように表わされる。この右辺は上記のパラメータを用
いて、 すなわち、 と表わされる。一方で、隣接する配線間の容量Cは、I
0、I1、I2、の容量CI0、CBI1、CBI2を用いて、 と表わされる。この右辺は上記のパラメータを用いて、 すなわち、 と表わされる。ここで、 とおくと、式6は、 すなわち、 と変形できる。式7におけるKI02は、I1以外の部
分、すなわちI0とI2で構成される部分の平均誘電率
と捉えることができる。
【0053】配線における遅延時間tは、上記の抵抗R
と容量Cの積に比例するため、その逆数1/tは、 すなわち、 に比例する。ここで、横方向の長さに関する、 という関係を用いて、上式をWI0について解いて整理す
ると、 となる。したがって、バリア膜の厚さが規定されたと
き、遅延を最小にする、すなわち式13を最大とするW
I0は、 であり、このとき式13は、 となる。
【0054】いま、エッチバックするバリア膜が導体の
み、すなわちBMのみでI1が存在しないとした場合
に、遅延を最小にするWI0は、 である。このとき、WM0は、 となり、BM成膜前にリソグラフィーとエッチングで用
意される溝の幅WTは、 となる。したがって、遅延を抑制するためにはこの寸法
でBM成膜前の溝を加工することが望ましい。しかしな
がら、マスク作製や露光などの条件によって、厳密にこ
の寸法に加工することが困難である場合が多いため、適
正な加工が行われているかどうかを簡便に判断する基準
が必要である。ここで、比抵抗は正の値であり、かつ配
線材とバリア膜の比抵抗はその材質の使用目的から明ら
かにρM0<ρBMであるので、 という関係が成立し、これを用いると、WTの最適値に
関して、 が成立する。したがって、すなわちWTは配線間隔の半
分より大きく、かつ側面片側分のバリア膜厚と配線間隔
の半分を加えた値よりも小さいことが望ましい。
【0055】一方、エッチバックするバリア膜が絶縁体
のみ、すなわちI1のみでBMが存在しないとした場合
に、遅延を最小にするWI0は、 である。このとき、WM0は、 となり、I1成膜前にリソグラフィーとエッチングで用
意される溝の幅WTは、 となる。したがって、遅延を抑制するためにはこの寸法
でBM成膜前の溝を加工することが望ましい。また、上
記の導体バリア膜を用いた場合と同様に、適正な加工が
行われているかどうかを簡便に判断する基準を考えると
以下のようになる。まず、誘電率は正の値であり、かつ
I02<KBI1である。なぜなら、KI02<KBI1が成立し
ない場合にはI0およびI2の代わりにI1で配線間の
全てを構成したほうが全体の誘電率を下げることができ
ることになってしまうからである。したがって、 という関係が成立し、これを用いると、WTの最適値に
関して、 が成立する。したがって、すなわちWTは配線間隔の半
分に側面片側分のバリア膜厚を加えた値より大きく、か
つ配線間隔の半分に側面両側分のバリア膜厚を加えた値
よりも小さいことが望ましい。
【0056】同様にして、バリア膜が導体と絶縁体の積
層である場合には、式14の最適値となるWTは式19
と式24から、 で表わされる範囲にあることが分かる。
【0057】また、バリア膜の選択も遅延を抑制する上
で重要である。バリア膜の種類によって、必要な膜厚は
異なるが、当然ながら、導体バリア膜を用いる場合に
は、バリア性が保証される膜厚WBMが一定ならば比抵抗
ρBMができるだけ低いことが望ましく、絶縁体バリア膜
を用いる場合には、バリア性が保証される膜厚WBIが一
定ならば誘電率KBIができるだけ低いことが望ましい。
導体と絶縁体とを比較する場合にも同様に、式15中の
導体バリア膜、絶縁体バリア膜のそれぞれに関する項で
ある、 を比較基準として適性を判断できる。例えば、配線材を
Cu、層間絶縁膜をSiO2とした場合を考える。導体
バリア膜をTaNとした場合は、ρM0/ρBMは、ほぼ
0.01という値になるので、式27の値はほぼWBM
なる。一方で、絶縁体バリア膜をSiNとした場合に
は、KI0>2KBI1であり、これにKI02>KI0という
前提を考慮すると、KI02/KBI1>0.5であるので、
式28の値は2WBIより大きい。したがって、同一の遅
延を達成する際にSiNに許容される膜厚は、TaNの
許容される膜厚の倍以上であることになる。もし、使用
するTaNとSiNのバリア性が保証されるWBM、WBI
がほぼ同じであれば、TaNを使用せず、SiNを使用
したほうが遅延を低減できることになる。
【0058】この側面を覆うべきバリア膜に関しても、
総体としてのバリア性が保証されれば必ずしもその材質
を全てバリア性の高い材料で構成する必要はなく、例え
ばバリア性の高い絶縁体とバリア性の低い絶縁体、バリ
ア性の高い絶縁体と密着性は高いがバリア性の低い導
体、といったような複数の膜で構成することもできる。
その場合の配線溝幅の見積もりなどは、BMに関する部
分を導体の平均値、BIに関する部分を絶縁体の平均値
を用いて上記の検討を行えば良い。
【0059】上記の検討は、配線溝の側壁が底面に対し
てほぼ垂直であることを前提としていたが、配線溝の断
面形状を上面が下面より広くすることで、遅延を低減す
ることも可能である。上記の検討においては、配線溝側
方に存在するI1以外の絶縁膜I2およびI0に関し
て、その平均的なKI02を用いていたが、KBI2>KI0
であることから、I2部分をI0部分より小さくする構
造の方が、総体的な遅延が低減できる。このとき配線溝
の上面開口部の幅WTtopと下面底部の幅WTbotto mとWT
その関係は、 となる。
【0060】また、配線材であるCuのCMP時におけ
る過剰研磨、もしくはその後の配線上面を覆うバリア膜
成膜前に溶液処理等でCuを若干エッチングすることに
よって、誘電率の高いバリア膜I1部分の寄与を減らす
ことで、同一配線層内における隣接配線間容量を低減
し、遅延を削減することができる。図11は、単一の配
線についての例を示したものである。I2に対応するバ
リア膜9上のCuを除去できた時点でCMPを止め、そ
のまま上面をカバーするバリア膜4、絶縁膜5を堆積し
た場合には、図11(a)に示されるように、I2に対
応するバリア膜9が隣接する配線間に存在する。しか
し、Cu配線部を過剰なCMPもしくはエッチングなど
によって窪ませてから、上面をカバーするバリア膜4、
絶縁膜5を堆積することで、図11(b)のようにバリ
ア膜4の隣接配線間に存在率を低減、削除することがで
きる。ただし、この場合には配線材の厚さの減少分を見
込んで、配線溝を深めに形成しておく必要がある。
【0061】その構成から明らかなように、本発明の実
施の形態はその全てにおいて、配線部側面を覆うべきバ
リア膜6およびバリア膜3は、上層−下層間の接続に直
接寄与する必要が無いため、導体である必要はなく絶縁
体でも良い。材料としては、CMPや熱処理を含めた加
工や使用時における界面付近のEM耐性等の信頼性を高
めるうえで、絶縁膜5との密着性および配線材となるC
uとの密着性の両者がよいことが望ましい。また、当該
部分のバリア性が保証される限り、必ずしも単一の膜で
ある必要はなく、異なる材質の複数の膜を積層したもの
を使用できる。例えば窒化チタンとシリコン窒化膜とい
ったように、導体と絶縁体を組み合わせることも可能で
ある。
【0062】配線上面を覆うべきバリア膜8およびバリ
ア膜4と配線下面を覆うバリア膜11、接続部下面の位
置ずれ時のバリア性を保証すべきバリア膜9とバリア膜
10のそれぞれは、基板表面の全面に成膜して接続部分
以外を除去しないという形の最も簡便なパターニングを
行う場合には、隣接する配線間の電気的結合を遮断する
ために絶縁体である必要がある。Cuと接する部分のバ
リア性が保証される絶縁物であれば、必ずしも単一の膜
である必要はなく、異なる材質の複数の膜を積層したも
のを使用できる。
【0063】また、上記の配線部側面を覆うバリア膜、
および接続部の下面の位置ずれ時のバリア性を保証すべ
く下層配線部以外の上面を覆うバリア膜は、良好な電気
的接続を得るために上層の配線材を成膜する前に下層の
配線材上面の清浄化を行う際に、絶縁膜を保護する役割
も併せ持つ。上層電気的接続部の導体成膜前には、一般
にArイオン等を用いて下層のCu上面を僅かにエッチ
ングすることによって、成膜前に生じた銅酸化物や付着
した汚染物を除去し、清浄なCu表面を保持するために
真空中を搬送して上層の接続部導体を成膜する。
【0064】ここで、低誘電率が要求される層間絶縁
膜、特に有機系の組成の高いものは一般に上記のような
Arイオン照射に対する耐性が低く、容易に変質してし
まうために上部に成膜された膜との密着性低下による剥
がれ等の故障要因となる。したがって、これらのバリア
膜はArイオン照射やエッチング後の洗浄に対して変質
しないことが望ましい。一般にバリア膜として使用され
ているTiN等の導体やSiN、SiC等の絶縁体は、
低誘電率層間絶縁膜に比べてこれらの清浄化工程におけ
る耐性が高く、有用である。なお、本発明のような構成
と異なる、図16、図18に示されるようなバリアメタ
ルをエッチバックせずにそのままCuを成膜する従来の
手法においては、バリアメタル成膜前の低誘電率膜が配
線溝等の上面に露出した状態でに上記の清浄化を行う必
要が有るため、清浄化工程に対する耐性が低い低誘電率
絶縁膜の使用が困難である。
【0065】
【実施例】上記した本発明の実施の形態についてさらに
詳細に説明すべく、本発明の具体的な材料構成を含めた
実施例について図面を用いて説明する。
【0066】[実施例1]まず、本発明の第1の実施例
に係る半導体装置の製造方法について、図12及び図1
3を参照して説明する。図12及び図13は、第1の実
施例に係る半導体装置の製造方法を模式的に示す工程断
面図であり、作図の都合上、分図したものである。図1
2(a)に示すように、素子を形成した半導体基板上
に、SiO2膜16、SiON膜17を順次成膜し、リ
ソグラフィーと異方性エッチングによって半導体素子と
の接合部となる接続孔を開口して、表面全面にTiN膜
18、W膜19を成膜した後、接続孔以外の余剰なW膜
19およびTiN膜18をCMPによって除去すること
によって、半導体素子と上部多層配線とを接続するWプ
ラグ層を形成する。
【0067】その上に、米国Dow Chemical
社のSilk&reg膜20を塗布法によって成膜した
後、プラズマCVD法によってSiN膜21を成膜し、
リソグラフィーと異方性エッチングによって第1の配線
層の配線溝を形成する(図12(b))。Silk&r
eg膜20のような有機物を多量に含有する膜は、通常
有機物であるレジストの剥離における耐性が低いが、こ
のリソグラフィー時にSilk&reg膜20は表面に
現れない。すなわち、SiN膜21上でレジストの塗
布、現像が行われるため、例えば基板上の半導体素子と
の位置ずれが激しい場合に一旦レジストを剥離してから
再度のリソグラフィーを行うことができる。また、Si
ON膜17は、異方性エッチングにおける配線溝底面で
のエッチストッパの役割を持つ。
【0068】次に、真空装置内でArイオンによって表
面を僅かにエッチングすることによって、Wプラグ19
表面の清浄化を行い、真空を保ったまま、Ta/TaN
という構成のバリアメタル膜22、Cu膜をスパッタ法
によって配線溝を被覆する形で表面全面に成膜する。こ
のスパッタ法によって成膜したCuを電極にして、電解
めっき法によって配線溝を埋め込むように、表面全面に
Cuを成膜する。この後にCMPによって配線溝内以外
の余剰なCuおよびバリアメタル膜22を除去し、第1
配線層を形成する(図12(c))。このとき、SiN
膜21はCMPにおけるストッパとして機能する。
【0069】次に、全表面にプラズマCVD法によって
SiC膜24を成膜する(図12(d))。SiC膜2
4は、第1配線層のCu23の上面を被覆する役割を持
つ。
【0070】次に、Silk&reg膜25、SiC膜
26、Silk&reg膜27、SiN膜28、TiN
膜29を順次、Silk&reg膜は塗布法によって、
SiC膜、SiN膜はプラズマCVD法によって、Ti
N膜はスパッタ法によってそれぞれ成膜する(図12
(e))。
【0071】次に、リソグラフィーと異方性エッチング
によってTiN膜29を第2配線層の配線溝のパターン
に加工する(図12(f))。このTiN膜29の異方
性エッチングにおいて、SiN膜28はエッチストッパ
として機能する。例えば、HBrとCl2系を用いるこ
とによって、SiNがエッチングされにくい条件でTi
Nをエッチングすることが可能である。
【0072】次に、リソグラフィーによってレジスト3
0を第1−2配線層間の接続孔のパターンに加工する
(図12(g))。このリソグラフィーにおいても表面
はSiN膜28またはTiN膜29で覆われているた
め、Silk&reg膜は損傷を受けない。
【0073】次に、異方性エッチングによって、SiN
28膜、Silk&reg膜27、SiC膜26、Si
lk&reg膜25の一部を順次除去して、第1−2配
線層間の接続孔の主部を形成する(図12(h))。こ
の異方性エッチングにおいては、最上層のTiN膜29
がエッチングされにくい条件で行われる。例えばフルオ
ロカーボン系のガスを用いることで、TiNがエッチン
グされにくい、Si組成比の高い膜のエッチングが可能
である。SiC膜26のエッチングが十分終了し、かつ
Silk&reg膜25のエッチングが終了する以前に
SiC膜がエッチングされにくい条件を用いることによ
って、SiC膜24をエッチングストッパとして用いる
ことができる。Silk&reg膜のような低誘電率膜
は、例えばH2系のガスを用いたエッチング速度が非常
に大きいため、比較的容易にバリア膜との選択比を得る
ことができる。ここで、Silk&reg膜25は完全
に底部までエッチングされなくて良い。後に行う第2配
線層配線溝の形成におけるSilk&reg膜27のエ
ッチングにおいても、同時にエッチング条件にさらされ
るからである。なお、レジスト30の膜厚は、Silk
&reg膜27、Silk&reg膜25のエッチング
中に消失するように設定される。Silk&reg膜の
エッチングされやすい条件においては、有機物であるレ
ジストは比較的エッチングされやすい。SiN膜28が
レジスト30のパターンを引き継いだ後は、SiN膜が
エッチングされにくい条件を用いることによって、レジ
スト30が消失後もSiN膜28がマスクとなって異方
性エッチングを進行できる。
【0074】次に、TiN膜29をマスクとして、Si
N膜28を第2配線層の配線溝のパターンに加工し、継
続してTiN膜29とSiN膜28の両者をマスクとし
てSilk&reg膜27をエッチングして、第2配線
層の配線溝を形成する。(図12(i))このエッチン
グにおいて、SiC膜26はエッチングストッパとして
機能する。同時に、第1−2配線層間の接続孔となるS
ilk&reg膜25のエッチングは、この工程におい
て十分終了させる。この場合SiC膜24がエッチスト
ッパとして機能する。
【0075】次に、TiNからなるバリア膜31を、第
2配線層の配線溝および第1−2層間接続孔の内面を被
覆するように成膜した後、異方性エッチングによって第
2配線層の配線溝および第1−2層間接続孔の側壁部に
TiNバリア膜31を残存させつつ、第1−2層間接続
孔底面のTiNバリア膜31を除去する(図12
(j))。
【0076】次に、第1−2層間接続孔の底面のSiC
膜24を異方性エッチングによって除去して、第1配線
層の上部接続面を露出させる(図13(k))。このと
き、SiN膜21はストッパとして機能する。
【0077】次に、真空装置内でArイオンによって表
面を僅かにエッチングすることによって、第1配線層の
Cu配線23における第2配線層への接続部表面の清浄
化を行い、真空を保ったまま、第2配線層の配線溝およ
び第1−2層間接続孔の内面を被覆するように、スパッ
タ法によってCuを成膜する。この後、電解めっき法に
よって第2配線層の配線溝および第1−2層間接続孔を
埋め込むようにCu32を成膜し、第2配線層の配線溝
および第1−2層間接続孔の内部以外の余剰なCuおよ
びTiN膜29をCMPによって除去する(図13
(l))。このCMPにおいて、SiN膜28はストッ
パとして機能する。
【0078】次に、表面にプラズマCVD法によってS
iC膜33を成膜する(図13(m))。SiC膜33
は、第2配線層のCu部32の上面を被覆する役割を持
つ。
【0079】以下、図12(e)〜図13(l)までと
同様の工程を繰り返すことによって、第2配線層と接続
する第3配線層を形成する(図13(n))。さらに同
様の工程を繰り返すことで、より上層の配線層を形成で
きる。
【0080】[実施例2]次に、本発明の第2の実施例
に係る半導体装置の製造方法について、図14及び図1
5を参照して説明する。図14及び図15は、第2の実
施例に係る半導体装置の製造方法を模式的に示す工程断
面図であり、作図の都合上、分図したものである。図1
4(a)に示すように、素子を形成した半導体基板上
に、SiO2膜34、SiC膜35を順次成膜し、リソ
グラフィーと異方性エッチングによって半導体素子との
接合部となる接続孔を開口して、表面全面にTiN膜3
6、W膜37を成膜した後、接続孔以外の余剰なW膜3
7およびTiN膜36をCMPによって除去することに
よって、半導体素子と上部多層配線とを接続するWプラ
グ層を形成する。
【0081】その上に、プラズマCVD法によってベン
ゾシクロブテン(Benzocyclobutene:
BCB)膜38を成膜した後、プラズマCVD法によっ
てSiC膜39を成膜し、リソグラフィーと異方性エッ
チングによって第1の配線層の配線溝を形成するととも
にWプラグ37の上面を露出させる(図14(b))。
BCB膜もSilk®膜と同様に有機物を多量
に含有するが、このリソグラフィー時にはSiC膜35
が上部に有るのでBCB膜38は表面に現れず、例えば
基板上の半導体素子との位置ずれが激しい場合に一旦レ
ジストを剥離してから再度のリソグラフィーを行うこと
ができる。ここではSiC膜35は、異方性エッチング
における、配線溝底面でのエッチストッパの役割を持
つ。
【0082】次に、配線溝を被覆する形でSiC膜40
を表面全面に成膜し、異方性エッチングによって配線溝
側壁にSiC膜40を残存させつつ、Wプラグ37上
の、すなわち配線溝底部のSiC膜40を除去する。こ
のエッチングの際には、配線溝底部のSiC膜40消失
後はSiC膜35が、最表層のSiC膜40消失後はS
iC膜39が、エッチング条件にさらされる。したがっ
て、Wプラグ37の上面が確実に露出されるようにSi
C膜40のエッチングはある程度過剰に行う必要がある
が、この過剰分によっても十分残存するように、かつ配
線間容量を低減するためにできるだけ小さい値にSiC
膜35およびSiC膜39の厚さは設定される必要があ
る。
【0083】次に、真空装置内でArイオンによって表
面を僅かにエッチングすることによって、Wプラグ37
表面の清浄化を行い、真空を保ったままCu41を有機
金属化学気相成長法(Metal−organic C
hemical VaporDeposition:M
OCVD)によって、配線溝を埋め込むように表面全面
に成膜する。この後にCMPによって配線溝内以外の余
剰なCu除去し、第1配線層を形成する(図14
(c))。このとき、SiC膜39はCMPにおけるス
トッパとして機能する。
【0084】次に、全表面にプラズマCVD法によって
SiC膜42を成膜する(図14(d))。SiC膜4
2は、第1配線層のCu部41の上面を被覆する役割を
持つ。
【0085】次に、プラズマCVD法によってBCB膜
43、SiC膜44、BCB膜45、SiC膜46、S
iO2膜47を順次成膜する(図14(e))。
【0086】次に、リソグラフィーと異方性エッチング
によってSiO2膜47を第2配線層の配線溝のパター
ンに加工しする(図14(f))。このSiO2膜47
の異方性エッチングにおいて、SiC膜46はエッチス
トッパとして機能する。また、最表面にはSiC膜4
6、SiO2膜47しか露出しないので、レジストの剥
離等の工程においてBCB膜が損傷されない。
【0087】次に、リソグラフィーによってレジストを
第1−2配線層間の接続孔のパターンに加工する(図1
4(g))。このリソグラフィーにおいても表面はSi
C膜46またはSiO2膜47で覆われているため、B
CB膜は損傷を受けない。
【0088】次に、異方性エッチングによって、SiC
膜46、BCB膜45、SiC膜44、BCB膜43の
一部を順次除去して、第1−2配線層間の接続孔の主部
を形成する(図14(h))。この異方性エッチングに
おいては、最上層のSiO2膜47がエッチングされに
くい条件で行われる。なお、レジスト48の膜厚は、S
iC膜44のエッチング終了後、BCB膜43のエッチ
ング中に消失するように設定される。SiC46膜がレ
ジスト48のパターンを引き継いだ後、SiC膜がエッ
チングされにくい条件を用いることで、レジスト48が
消失後もSiC膜46がマスクとなって異方性エッチン
グを進行できる。
【0089】次に、SiO2膜47をマスクとして、S
iC膜46を第2配線層の配線溝のパターンに加工す
る。このとき、第1−2配線層間の接続孔底部のSiC
膜42も同時にエッチングされ、第1配線層のCu配線
41の第2配線層へ接続する上面が露出される。この
後、継続してSiO2膜47とSiC膜46の両者をマ
スクとしてBCB膜47をエッチングして、第2配線層
の配線溝を形成する。(図14(i))このBCB膜4
7のエッチングにおいて、SiC膜44はエッチングス
トッパとして機能する。このエッチングにおいて、Si
C膜46が第2配線層の配線溝のパターンに加工された
後は、SiO2膜47は減少、消失しても構わない。
【0090】次に、SiC膜49を、第2配線層の配線
溝および第1−2層間接続孔の内面を被覆するように成
膜した後(図14(j))、異方性エッチングを施し、
第2配線層の配線溝および第1−2層間接続孔の側壁部
にSiC膜49を残存させつつ、第1−2層間接続孔底
面のSiCバリア膜49を除去する(図15(k))。
【0091】次に、第2配線層の配線溝および第1−2
層間接続孔の内面を埋め込むように、MOCVDによっ
てCu50を成膜し、表面の余剰なCu、および残存す
るSiO2膜47をCMPによって除去する(図15
(l))。CuのMOCVDにおいて、ヘキサフルオロ
アセチルアセトン(Hexafluoroacetyl
acetone:Hhfac)および水が添加された原
料を用いた場合には、下地Cuの酸化表面がこれらの添
加剤によって還元されるため、過剰な清浄化を用いずに
良好な電気的接続を得やすい。もちろん、Arイオン照
射や、例えば1997 Symposium on VL
SI Technology Digestof Tec
hnical Papers 59〜50頁に記述のよう
な、Cu表面清浄化を施すことで、より確実により純度
の高いCu同士の接続が可能である。
【0092】次に、表面にプラズマCVD法によってS
iC膜51を成膜する(図15(m))。SiC膜51
は、第2配線層のCu50の上面を被覆する役割を持
つ。
【0093】以下、図14(e)〜図15(l)までと
同様の工程を繰り返すことによって、第2配線層と接続
する第3配線層を形成する(図15(n))。さらに同
様の工程を繰り返すことで、より上層の配線層を形成で
きる。
【0094】なお、本発明は、上記実施例に限定される
ものではない。例えば配線間を隔てる絶縁膜はSilk
&regやBCBである必要はなく、空隙を含んだナノ
ガラス等でもよい。誘電率が低く、かつ接すべきバリア
膜との密着性が強固なものが望ましい。なお、本発明に
よれば、配線溝もしくは接続孔における電気的接続を担
う部の導体の埋め込み成膜前に行うArイオン照射など
における耐性は、従来ほど必要としない。また、配線溝
もしくは接続孔の側壁バリア膜としても、導体に関して
はTiNである必要はなくWやTaもしくはその窒化物
などでもよい。配線材であるCuに対するバリア性が高
く、かつ下地となる絶縁膜もしくはバリア膜との、およ
びCuとの密着性が高く、かつ比抵抗の低いものが望ま
しい。同様に、当該部の絶縁体に関してもSiCでなく
てもよく、SiNやSiCN等の材料でも良い。配線材
であるCuに対するバリア性が高く、かつ下地となる絶
縁膜もしくはバリア膜との、およびCuとの密着性が高
く、かつ誘電率の低いものが望ましい。他のバリア膜に
関しても全く同様であり、実施例の各部位に用いた材料
で無くても良く、配線材であるCuに対するバリア性が
高く、かつ下地となる絶縁膜もしくはバリア膜との、お
よびCuとの密着性が高く、かつ誘電率の低いものが望
ましい。また、成膜やエッチングの手法も同様に、実施
例に限定されない。例えばCuの成膜に関して、MOC
VDにめっきを組み合わせる、もしくはスパッタとMO
CVDとメッキを組み合わせてもよい。他の成膜に関し
ても同様であり、上述のような各部位の膜に必要な特質
を選られるものであれば、スパッタ法や熱CVD法、プ
ラズマCVD法、塗布法等、適宜対象によって使用でき
る。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多層配線間でのバリア膜を介しない接続によって接続抵
抗を低く保ちつつ、EMに対する高い耐性を保持でき
る。また、異層間のパターニングにおける位置ずれが生
じても、上層配線部下面と接する可能性のある下層配線
以外の部分はあらかじめ下層に用意されたバリア膜で覆
われているので、配線部から外部への配線材の拡散が抑
制されることを保証する配線構造を形成できる。したが
って、信頼性の高い多層配線を形成できるため、高集積
回路となる半導体装置とその製造方法を提供することが
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図2】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図3】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図4】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図5】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図6】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図7】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図8】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図9】本発明の一実施の形態における半導体装置の製
造方法を示す工程断面図である。
【図10】本発明の一実施の形態における配線接続構造
の模式図である。
【図11】本発明の一実施の形態における配線構造の拡
大断面図である。
【図12】本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図13】本発明の第1の実施例における半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図14】本発明の第2の実施例における半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図15】本発明の第2の実施例における半導体装置の
製造方法を示す工程断面図である。
【図16】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【図17】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【図18】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【図19】従来の半導体装置の製造方法を示す工程断面
図である。
【符号の説明】
1 配線材 2 絶縁膜 3 バリア膜 4 バリア膜 5 絶縁膜 6 バリア膜 7 配線材 8 バリア膜 9 バリア膜 10 バリア膜 11 バリア膜 12 絶縁膜 13 ダミー膜 14 レジスト 15 レジスト 16 SiO2 17 SiON 18 TiN 19 W 20 Silk&reg 21 SiN 22 Ta/TaN 23 Cu 24 SiC 25 Silk&reg 26 SiC 27 Silk&reg 28 SiN 29 TiN 30 レジスト 31 TiN 32 Cu 33 SiC 34 SiO2 35 SiC 36 TiN 37 W 38 BCB 39 SiC 40 SiC 41 Cu 42 SiC 43 BCB 44 SiC 45 BCB 46 SiC 47 SiO2 48 レジスト 49 SiC 50 Cu 51 SiC M0 配線材 BM 導体バリア膜 I0 絶縁膜 I1 絶縁体バリア膜 I2 絶縁体バリア膜
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5F033 HH11 HH19 HH21 HH32 HH33 HH34 JJ11 JJ19 JJ21 JJ32 JJ33 JJ34 KK01 KK11 KK21 KK32 MM01 MM02 MM10 MM13 NN06 NN07 PP02 PP06 PP11 PP12 PP15 PP26 PP27 PP33 QQ08 QQ09 QQ16 QQ25 QQ27 QQ28 QQ37 QQ48 QQ49 QQ92 QQ98 RR01 RR04 RR05 RR06 RR08 RR21 RR29 SS15 SS21 TT07 TT08 XX05 XX09 XX28

Claims (37)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】半導体素子が形成された基板上に、絶縁体
    膜を堆積した後、前記絶縁体膜に溝又は孔を形成し、前
    記溝又は孔の内部に配線材となる導体を充填して配線層
    を形成する工程を繰り返し、前記配線層を積層する半導
    体装置の製造方法において、 所定の配線層下層に形成される配線層の前記導体を除く
    前記絶縁体膜上面に、配線材の拡散を防止する第1のバ
    リア膜を形成する工程を具備することを特徴とする半導
    体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】半導体素子が形成された基板上に、絶縁体
    膜を堆積した後、前記絶縁体膜に溝又は孔を形成し、前
    記溝又は孔の内部に配線材となる導体を充填して配線層
    を形成する工程を繰り返し、前記配線層を積層する半導
    体装置の製造方法において、 所定の配線層の前記絶縁体膜上面に、配線材の拡散を防
    止する第2のバリア膜を形成する工程を具備することを
    特徴とする半導体装置の製造方法。
  3. 【請求項3】前記所定の配線層の前記絶縁体膜に形成し
    た前記溝又は孔に前記導体を充填する工程の前に、配線
    材の拡散を防止する第3のバリア膜を前記溝又は孔を被
    覆するように成膜する工程と、異方性エッチングによっ
    て前記絶縁体膜上面及び前記溝又は孔の底面の前記第3
    のバリア膜を除去し、前記溝又は孔の側壁のみに前記第
    3のバリア膜を配設する工程とを具備することを特徴と
    する請求項1又は2に記載の半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】前記所定の配線層の前記絶縁体膜成膜前
    に、前記基板全面に配線材の拡散を防止する第4のバリ
    ア膜を成膜する工程と、該第4のバリア膜の一部を除去
    して下層の配線層の前記導体を露出させる工程とを具備
    することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一に記
    載の半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】前記所定の配線層の前記導体充填後、前記
    基板全面に配線材の拡散を防止する第5のバリア膜を成
    膜する工程と、該第5のバリア膜の一部を除去して上層
    の配線層の導体と電気的に接合される導体を充填すべき
    開口部を形成する工程とを具備することを特徴とする請
    求項2又は3に記載の半導体装置の製造方法。
  6. 【請求項6】前記第3のバリア膜を異方性エッチングに
    よって前記絶縁体膜の前記溝又は孔の側壁に配設した後
    に、前記溝または孔の底部の前記第4のバリア膜を除去
    して下層の配線層の前記導体を露出させる工程を行うこ
    とを特徴とする請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】前記第3のバリア膜形成前に、前記溝また
    は孔の底部の前記第4のバリア膜を除去して下層の配線
    層の前記導体を露出させる工程を行うことを特徴とする
    請求項4記載の半導体装置の製造方法。
  8. 【請求項8】前記第5のバリア膜に前記開口部を形成し
    た後に、前記絶縁体膜に溝又は孔を形成する工程を行う
    ことを特徴とする請求項5記載の半導体装置の製造方
    法。
  9. 【請求項9】前記第5のバリア膜に前記開口部を形成す
    る工程と、前記絶縁体膜に溝もしくは孔を形成する工程
    とを、同一のマスクを用いて連続的に行うことを特徴と
    する請求項8記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】前記開口部が形成された前記第5のバリ
    ア膜をマスクの一部として、前記絶縁体膜に前記溝又は
    孔を形成する工程を行うことを特徴とする請求項8記載
    の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】前記第5のバリア膜上に第1のダミー膜
    を成膜する工程と、該第1のダミー膜の一部を除去して
    上層の配線層の導体と電気的に接合される導体を充填す
    べき開口部を形成する工程と、前記絶縁体膜に形成され
    た前記溝又は孔に前記導体を充填後、該第1のダミー膜
    を除去する工程とを具備することを特徴とする請求項
    5、8、9及び10のいずれか一に記載の半導体装置の
    製造方法。
  12. 【請求項12】前記第1のダミー膜をマスクの一部とし
    て、前記絶縁体膜に前記溝又は孔を形成する工程を行う
    ことを特徴とする請求項11記載の半導体装置の製造方
    法。
  13. 【請求項13】前記第5のバリア膜下層に第2のダミー
    膜を成膜する工程を具備し、該第2のダミー膜をマスク
    の一部として、前記絶縁体膜に前記溝もしくは孔を形成
    する工程を行うことを特徴とする請求項5、8、9及び
    10のいずれか一に記載の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】前記導体を充填させる部分が、溝と前記
    溝の底部に形成された孔とで形成されることを特徴とす
    る請求項1乃至13のいずれか一に記載の半導体装置の
    製造方法。
  15. 【請求項15】前記溝及び孔を、所定のバリア膜を挟ん
    で形成される複数の絶縁膜層に形成することを特徴とす
    る請求項14記載の半導体装置の製造方法。
  16. 【請求項16】前記第3のバリア膜が導体であることを
    特徴とする請求項3乃至15のいずれか一に記載の半導
    体装置の製造方法。
  17. 【請求項17】前記溝の幅を、隣接する溝と溝との間隔
    の半分より大きく加工することを特徴とする請求項16
    記載の半導体装置の製造方法。
  18. 【請求項18】前記溝の幅を、隣接する溝と溝との間隔
    の半分に前記第3のバリア膜の前記溝側壁片側における
    厚さを加えた値より小さく加工することを特徴とする請
    求項16記載の半導体装置の製造方法。
  19. 【請求項19】前記溝の上面の幅を底面より広く、か
    つ、上面から底面までの平均幅を、隣接する溝と溝との
    間隔の半分より大きく、隣接する溝と溝との間隔の半分
    に前記第3のバリア膜の前記溝側壁片側における厚さを
    加えた値より小さく形成することを特徴とする請求項1
    6記載の半導体装置の製造方法。
  20. 【請求項20】前記第3のバリア膜が絶縁体であること
    を特徴とする請求項3乃至15のいずれか一に記載の半
    導体装置の製造方法。
  21. 【請求項21】前記溝の幅を、隣接する溝と溝との間隔
    の半分に前記第3のバリア膜の前記溝側壁片側における
    厚さを加えた値より大きく加工することを特徴とする請
    求項20記載の半導体装置の製造方法。
  22. 【請求項22】前記溝の幅を、隣接する溝と溝との間隔
    の半分に前記第3のバリア膜の前記溝側壁両側における
    厚さより小さく加工することを特徴とする請求項20記
    載の半導体装置の製造方法。
  23. 【請求項23】前記溝の上面の幅を底面より広く、か
    つ、上面から底面までの平均幅を、隣接する溝と溝との
    間隔の半分に前記第3のバリア膜の前記溝側壁片側にお
    ける厚さより大きく、隣接する溝と溝との間隔の半分に
    前記第3のバリア膜の前記溝側壁両側における厚さより
    小さく形成することを特徴とする請求項20記載の半導
    体装置の製造方法。
  24. 【請求項24】前記第3のバリア膜が導体及び絶縁体の
    積層膜であることを特徴とする請求項3乃至15のいず
    れか一に記載の半導体装置の製造方法。
  25. 【請求項25】前記溝の幅を、隣接する溝と溝との間隔
    の半分に前記第3のバリア膜の前記溝側壁片側における
    厚さより大きく加工することを特徴とする請求項24記
    載の半導体装置の製造方法。
  26. 【請求項26】前記溝の幅を、隣接する溝と溝との間隔
    の半分に、前記第3のバリア膜の前記溝側壁両側におけ
    る前記絶縁体の厚さと前記溝側壁片側における前記導体
    の厚さとを加えた値より小さく加工することを特徴とす
    る請求項24記載の半導体装置の製造方法。
  27. 【請求項27】前記溝の上面の幅を底面より広く、か
    つ、上面から底面までの平均幅を、隣接する溝と溝との
    間隔の半分に前記第3のバリア膜の前記溝側壁片側にお
    ける前記絶縁体の厚さを加えた値より大きく、隣接する
    溝と溝との間隔の半分に前記第3のバリア膜の前記溝側
    壁両側における前記絶縁体の厚さと前記溝側壁片側にお
    ける前記導体の厚さとを加えた値より小さく形成するこ
    とを特徴とする請求項24に記載の半導体装置の製造方
    法。
  28. 【請求項28】半導体素子が形成された基板上に、絶縁
    体膜中の溝又は孔に配線材となる導体が充填されてなる
    配線層が積層された半導体装置において、 所定の配線層の上層又は下層の配線層の導体部分と電気
    的に接合する部分を除く前記導体の上面、下面及び側面
    のいずれもがバリア膜で覆われ、かつ、前記所定の配線
    層の前記絶縁膜の上面及び下面にバリア膜が配置されて
    いることを特徴とする半導体装置。
  29. 【請求項29】前記導体側面を覆う前記バリア膜が導体
    で構成されることを特徴とする請求項28記載の半導体
    装置。
  30. 【請求項30】前記配線材の幅が、隣接する溝と溝との
    間隔の半分から前記導体の側面両側を覆う前記バリア膜
    の厚さを引いた値より大きいことを特徴とする請求項2
    9記載の半導体装置。
  31. 【請求項31】前記配線材の幅が、隣接する溝と溝との
    間隔の半分から前記導体の側面片側を覆う前記バリア膜
    の厚さを引いた値より小さいことを特徴とする請求項2
    9記載の半導体装置。
  32. 【請求項32】前記配線材側面を覆うバリア膜が絶縁体
    で構成されることを特徴とする請求項28記載の半導体
    装置。
  33. 【請求項33】前記配線材の幅が、隣接する溝と溝との
    間隔の半分から前記導体の側面片側を覆う前記バリア膜
    の厚さを引いた値より大きいことを特徴とする請求項3
    2記載の半導体装置。
  34. 【請求項34】前記配線材の幅が、隣接する溝と溝との
    間隔より小さいことを特徴とする請求項32記載の半導
    体装置。
  35. 【請求項35】前記導体の側面を覆う前記バリア膜が導
    体及び絶縁体の積層膜で構成されることを特徴とする請
    求項28記載の半導体装置。
  36. 【請求項36】前記配線材の幅が、隣接する溝と溝との
    間隔の半分から前記導体の側面片側を覆う前記バリア膜
    の前記絶縁体の厚さの2倍と前記導体の厚さを引いた値
    より大きいことを特徴とする請求項35記載の半導体装
    置。
  37. 【請求項37】前記配線材の幅が、隣接する溝と溝との
    間隔の半分から前記導体の側面片側を覆う前記バリア膜
    の前記導体の厚さを引いた値より小さいことを特徴とす
    る請求項35記載の半導体装置。
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