[go: up one dir, main page]

JP2002064096A - 半導体装置及びその製造方法 - Google Patents

半導体装置及びその製造方法

Info

Publication number
JP2002064096A
JP2002064096A JP2000250122A JP2000250122A JP2002064096A JP 2002064096 A JP2002064096 A JP 2002064096A JP 2000250122 A JP2000250122 A JP 2000250122A JP 2000250122 A JP2000250122 A JP 2000250122A JP 2002064096 A JP2002064096 A JP 2002064096A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
nitride film
forming
semiconductor device
silicon
silicon nitride
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000250122A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshio Goto
俊夫 後藤
Masaru Hori
勝 堀
Hiroyuki Ota
裕之 大田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nagoya Industrial Science Research Institute
Original Assignee
Nagoya Industrial Science Research Institute
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nagoya Industrial Science Research Institute filed Critical Nagoya Industrial Science Research Institute
Priority to JP2000250122A priority Critical patent/JP2002064096A/ja
Publication of JP2002064096A publication Critical patent/JP2002064096A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thin Film Transistor (AREA)
  • Insulated Gate Type Field-Effect Transistor (AREA)
  • Chemical Vapour Deposition (AREA)
  • Formation Of Insulating Films (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気的ストレスを低くできる窒化膜を備えた
半導体装置を提供する。 【解決手段】 四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア
(NH3)を含むガス雰囲気にて、プラズマCVD法に
より、N型ウェル層2の上にフッ素を含んだゲート窒化
膜4を成膜する。このようにすれば、ゲート窒化膜4の
中のダングリングボンドをSi−F結合によって終端さ
せることができ、ゲート窒化膜4とN型ウェル層2との
界面における界面準位を低減することができる。これに
より、電気的ストレスが低い半導体装置を製造すること
ができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、窒化膜を有する半
導体装置及びその製造方法に関するもので、例えば、ゲ
ート窒化膜を有するMOS構造の半導体装置、特に微細
化されたMOSFETを含む半導体装置に用いて好適で
ある。
【0002】
【従来の技術および発明が解決しようとする課題】半導
体集積回路装置の性能向上のため、高集積化や高速化が
要求され、その代表的半導体素子であるMOSFETを
微細化することが要求されている。この要求に応じて基
板表面内での寸法縮小と共に厚さ方向の寸法縮小が進
み、例えばゲート酸化膜は2nm以下、エクステンショ
ン・ソース/ドレイン接合は100nm以下となりつつ
ある。
【0003】MOSFETを微細化すると、ゲート酸化
膜の薄膜化が進むために直接トンネル電流の影響が大き
くなり、その低減を行う必要がある。このため、酸化膜
よりも比誘電率の大きな材料を用いることにより、絶縁
膜容量を変えることなく、物理的膜厚を増加させる手法
が検討されている。
【0004】酸化膜よりも比誘電率の大きな材料として
窒化膜がある。通常、窒化膜をプラズマ化学気相堆積
(以下、CVDという)法にて成膜する場合には、雰囲
気ガスとしてモノシラン(SiH4)と窒素(N2)、若
しくはSiH4とアンモニア(NH3)が多く用いられ、
JVD(Jet Vapor Deposition)法にて成膜する場合
には、SiH4とN2が用いられる。
【0005】しかしながら、これらのガスを用いた場
合、窒化膜中に多くの水素が残留し、窒化膜中の水素
(例えばSi−H結合やN−H結合で存在している部
分)が電荷トラップのサイトとなったり、水素がリリー
スされたりすることによる電気的ストレス変動(界面準
位の増加、電荷トラップの増加によるトランジスタ特性
劣化)が問題となる。
【0006】この問題の防止策として、窒化膜中の残留
水素が少なくなる熱CVD法による窒化膜成膜が考えら
れる。この熱CVD法は、一般的に、炉内にジクロロシ
ラン(SiC122)とNH3などを導入し、700℃〜
800℃程度、減圧雰囲気下で行われる。しかしながら
成膜温度が高いことから、窒化膜自体の膜ストレスによ
ると考えられる界面準位の増大、チャネルの不純物拡散
による短チャネル効果の悪化が懸念される。
【0007】本発明は上記点に鑑みて、電気的ストレス
を低くできる窒化膜を備えた半導体装置及びその製造方
法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明では、四フッ化珪素(SiF
4)とアンモニア(NH3)を含むガス雰囲気にて、半導
体層(2、32)上にフッ素を含んだシリコン窒化膜
(4、34)を成膜する工程と、シリコン窒化膜上に電
極(5、36)を形成する工程と、を含んでいることを
特徴としている。
【0009】このように、四フッ化珪素(SiF4)と
アンモニア(NH3)を含むガス雰囲気にて、半導体層
上にシリコン窒化膜を成膜することにより、ダングリン
グボンドをSi−F結合によって終端させることがで
き、シリコン窒化膜と半導体層との界面における界面準
位を低減することができる。これにより、電気的ストレ
スが低い半導体装置を製造することができる。特に、シ
リコン窒化膜の膜厚が5nm以下となるような微細化半
導体装置に適用すると好適である。
【0010】請求項2に記載の発明は、MOSトランジ
スタ等の半導体装置の製造方法に関し、請求項3及び請
求項4に記載の発明は、液晶等の半導体装置の製造方法
に関する。このようにMOSトランジスタや液晶等の半
導体装置におけるゲート絶縁膜にシリコン窒化膜を適用
し、このシリコン窒化膜を請求項1と同様の工程で形成
すれば、請求項1と同様の効果を得ることができる。
【0011】また、請求項5に示すように、パッシベー
ション膜にシリコン窒化膜を適用したり、請求項6に示
すように層間絶縁膜にシリコン窒化膜を適用することも
できる。これらの場合、上記工程によって製造した窒化
膜が高い絶縁性を備えていることから、リーク電流防止
の効果を得ることが可能となる。
【0012】具体的には、請求項7に示すように、シリ
コン窒化膜をプラズマ化学気相堆積法によって形成する
ことができる。
【0013】請求項8に記載の発明においては、プラズ
マ化学気相堆積法として、パルス変調プラズマを用いる
ことを特徴としている。このようなパルス変調プラズマ
を用いる場合、電子の代りに負イオンが形成されるた
め、イオンが当たるエネルギーが下がり、シリコン窒化
膜等へのダメージを低減することができる。
【0014】請求項9に記載の発明においては、シリコ
ン窒化膜を形成する工程では、四フッ化珪素に対するア
ンモニアのガス流量比を1.9以上とすることを特徴と
している。このようなガス流量比とすることにより、シ
リコン窒化膜内のSi−N結合量を多くすることができ
る。
【0015】請求項10に記載の発明においては、シリ
コン窒化膜を形成する工程では、四フッ化珪素に対する
アンモニアのガス流量比を4.5以下とすることを特徴
としている。このようなガス流量比とすることにより、
シリコン窒化膜内のフッ素濃度を高くすることができ
る。
【0016】なお、シリコン窒化膜を形成する工程にお
いて、四フッ化珪素に対するアンモニアのガス流量比を
2.5程度とすれば、シリコン窒化膜内のSi−N結合
量を多くできると共に、フッ素濃度を高くすることがで
きる。
【0017】なお、請求項12に示すように、四フッ化
珪素を構成する元素のいずれかが、その同位体で構成さ
れた四フッ化珪素を用いても上記と同様の効果が得られ
る。また、請求項13に示すように、アンモニアを構成
する元素のいずれかが、その同位体で構成されたアンモ
ニアを用いても上記と同様の効果が得られる。また、請
求項14に示すようにガス雰囲気内に水素(H2)もし
くは重水素(D2)を導入してもよい。
【0018】請求項15乃至16に記載の発明は、第1
導電型の半導体層(2、32)を有する半導体基板
(1、31)と、半導体層上に形成されたゲート窒化膜
(4、34)と、ゲート窒化膜上に形成された金属電極
層(5、36)とを有し、ゲート窒化膜にはフッ素が含
まれており、そのフッ素濃度が、原子組成比で9%〜1
2%となっていることを特徴としている。このように、
ゲート窒化膜のフッ素濃度を、原子組成比で9%〜12
%とすることにより、電気ストレスの小さな半導体装置
とすることができる。なお、請求項17乃至30に記載
の発明は、請求項1乃至14に記載の製造方法によって
形成される半導体装置に関する。
【0019】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すも
のである。
【0020】
【発明の実施の形態】(第1実施形態)図1に、本発明
の一実施形態におけるMOSダイオードの製造工程を示
す。以下、この図に基づいて本実施形態におけるMOS
ダイオードの製造方法を説明する。
【0021】〔図1(a)に示す工程〕まず、(10
0)面のCZシリコン基板(半導体基板)1を用意す
る。そして、このCZシリコン基板1に半導体層として
のN型ウェル層2を形成した後、周知の方法により素子
分離領域3を形成する。
【0022】続いて、ゲート絶縁膜成膜前処理としてR
CA洗浄を行ったのち、さらに0.5%フッ酸水にてN
型ウェル層2上に形成された自然酸化膜を除去し、純水
にて洗浄する。
【0023】〔図1(b)に示す工程〕プラズマCVD
装置を用いて、N型ウェル層2の表面にゲート窒化膜4
を成膜する。プラズマCVD装置は、減圧下で反応性ガ
スのプラズマ放電分解によって薄膜を形成するものであ
り、熱CVD法と異なり、比較的低温でCVD反応が成
立するという特徴を有している。図2に、プラズマCV
D装置の一例であるECR−プラズマCVD装置10の
概略構成を示し、この図に基づいてゲート窒化膜4の具
体的な製造工程について説明する。
【0024】図2に示すように、ECR−プラズマCV
D装置10にはCZシリコン基板1が収容されるチャン
バー11が備えられている。このチャンバー11はCZ
シリコン基板1が配置される大径の反応室11aと、反
応室11aから部分的に突出させた小径のプラズマ室1
1bからなる。
【0025】プラズマ室11bの先端部には石英窓12
およびチャンバー11内にマイクロ波を供給するマイク
ロ波供給源13が備えられており、マイクロ波が石英窓
12を通じてチャンバー11内に供給されるようになっ
ている。また、プラズマ室11bの先端部にはガス導入
口14が備えられており、このガス導入口14からアン
モニア(NH3)ガスがチャンバー11内に導入され
る。なお、プラズマ室11bの外周には電磁石15およ
び永久磁石16が備えられており、チャンバー11内に
所望の磁場を形成させられるようになっている。
【0026】反応室11aには、ガスリング17が備え
られており、このガスリング17から四フッ化珪素(S
iF4)ガスがチャンバー11内に導入される。また、
反応室11aには排気孔18が備えられており、図示し
ないポンプ等によってチャンバー11内の圧力制御が行
えるようになっている。
【0027】CZシリコン基板1は台座19によって反
応室11a内に支持されている。この台座19にはカー
ボンヒータ20が備えられており、CZシリコン基板1
を裏面側から加熱できるようになっている。そして、台
座19に支持されたCZシリコン基板1の表面近傍まで
シングルプローブ21が延設されており、このシングル
プローブ21によって電子密度を計測できるようになっ
ている。
【0028】このような構成のECR−プラズマCVD
装置10を用い、チャンバー11の内部圧力が0.5P
a、温度が350℃、マイクロ波パワーが300W、ガ
ス流量がSiF4は20sccm、NH3は50sccm
となるような成膜条件として、ゲート窒化膜4を成膜す
る。本実施形態では、例えば物理的膜厚が4nm程度と
なるようにゲート窒化膜4を成膜している。これは酸化
膜に換算すると2.2nm程度となる。
【0029】このとき、N2ガスによる電子密度測定を
行ったところ、電子密度が約1×109〜1012cm-3
であった。ちなみに、RF平行平板型のPECVD装置
の場合、電子密度が通常108台であることから、この
場合と比較すると本実施形態は高密度プラズマであると
いえる。
【0030】〔図1(c)に示す工程〕ゲート窒化膜4
の表面を覆うように、蒸着法によってアルミニウムを1
μm程度の厚さ堆積させ、パターニングして電極となる
金属電極層5を形成する。これにより、半導体層として
のN型ウェル層2を有する半導体基板としてのCZシリ
コン基板1と、N型ウェル層2上に形成されたゲート窒
化膜4と、ゲート窒化膜上に形成された金属電極層5と
を有し、後述するように、ゲート窒化膜4のフッ素濃度
が、原子組成比で9%〜12%、Si−N結合量が2〜
2.5となるMOSダイオードが完成する。
【0031】以上説明したように、本実施形態ではSi
4およびNH3を用いた高密度のプラズマCVDによっ
てゲート窒化膜4を成膜している。
【0032】このようにSiF4およびNH3を用いたプ
ラズマCVDによってゲート窒化膜4を成膜した場合
と、通常のフッ素添加なしのガス(SiH4とNH3)を
用いたプラズマCVDを行った場合との双方に対し、透
過型フーリエ変換赤外分光法(FT−IR)によって膜
中の残留水素の量を調べた。その結果を図3に示す。
【0033】この図は、赤外光の波数(波長の逆数)に
対する結合の占める密度の大きさの関係を示している。
この図から分かるように、通常のフッ素添加なしのガス
を用いた場合と本実施形態のようにSiF4およびNH3
を用いた場合とを比較すると、波数が〜1200cm-1
のbending mode(図中ではN−H(B)として示して
ある)においても、波数が〜3340cm-1のstretchi
ng mode(図中ではN−H(S)として示してある)に
おいても共に、SiF4およびNH3を用いた場合の方が
N−H結合が大幅に減少している。そして、波数が〜8
50cm-1のantisymmetric streching mode(図中で
はSi−N(A.S)として示してある)におけるSi
−N結合を見てみると分かるように、このSi−N結合
に関しては、SiF4およびNH3を用いた場合であって
も、フッ素添加なしのSiH4およびNH3を用いた場合
とSi−N結合数がほとんど変化していない。つまり、
SiF4およびNH3を用いたプラズマCVDにより、フ
ッ素添加なしのSiH4およびNH3を用いた場合に対し
て、Si−N結合数を減少させることなく、N−H結合
数を低減させることができるのである。
【0034】これは、ゲート窒化膜4中若しくはゲート
窒化膜4とN型ウェル層2との界面にフッ素を介在させ
ることにより、通常、ダングリングボンドを終端させて
いるSi−HがSi−Fに置換されるためと考えられ
る。
【0035】そして、Si−Hの結合エネルギー3.3
eVに対してSi−Fの結合エネルギーが5.8eVと
大きいことから、正孔電流に対するバリアハイトが高く
なるため、電気的ストレス変動が小さくなり、MOSダ
イオードの信頼性を向上させることができる。実験によ
り調べたところ、ゲート窒化膜4内のフッ素濃度が、窒
化膜の原子組成比として9%〜12%であった。
【0036】なお、フッ素に代えて塩素を添加すること
も考えられるが、この場合、Si−Clの結合エネルギ
ーが3.9VとSi−Fの結合エネルギーよりも小さい
ため、フッ素を添加した方がより好ましいといえる。
【0037】また、NH3とSiF4とを用いた場合、N
3ガス中の水素がSiF4ガス中のフッ素によって引き
抜かれ、ゲート窒化膜4とN型ウェル層2との界面にフ
ッ素が入り込むことになる。これは、フッ素の方が水素
よりも電気陰性度が大きいため、水素よりもダングリン
グボンドをより終端させ易いためであると考えられる。
このため、ゲート窒化膜4とN型ウェル層2との界面に
おける界面準位が低減される。
【0038】図4に、ゲート窒化膜4とN型ウェル層2
との界面における界面準位、ゲート窒化膜4における電
荷トラップを調べたC−V特性図を示す。この図のうち
(a)が本実施形態におけるC−V特性、(b)がフッ
素を添加していない場合におけるC−V特性を示してい
る。この図に示されるように、本実施形態の方がフッ素
を添加していない場合よりもヒステリシス特性が改善さ
れており、また、本実施形態の場合にはフッ素を添加し
ていない場合に現われていたハンプ(特性曲線が突出し
た形状になること)が現われていない。このことから
も、ゲート窒化膜4とN型ウェル層2との界面における
界面準位が低減されていることが分かる。
【0039】このように、ゲート窒化膜4とN型ウェル
層2との界面における界面準位を低減することにより、
MOSダイオードの駆動能力の向上、飽和電流向上を図
ることができる。
【0040】さらに、本実施形態におけるゲート窒化膜
4は、フッ素添加なしで形成したものと比べても同等も
しくはそれ以上の屈折率、Si−N結合量となるため、
不純物が拡散し難く、ゲート窒化膜4形成後に行われる
熱処理工程時に、金属電極層5内に存在するボロンがゲ
ート窒化膜4に拡散してしまういわゆる「ボロン抜け」
を防止することも可能である。
【0041】また、本実施形態に示すECR−プラズマ
CVD装置10での電子密度は、シングルプローブ21
による測定により1×109〜1012cm-3であること
が分かっている。このような高密度プラズマを用いるこ
とで、ガスの高い解離が期待でき、それによりフッ素に
よるゲート窒化膜4のポーラス化(空洞化)を防止でき
るため、ゲート窒化膜4の比誘電率の低下を抑制するこ
とが可能となる。一方、通常、高密度プラズマを用いる
と、高い電子温度によるCZシリコン基板1やゲート窒
化膜4自体のダメージが懸念される。しかしながら、本
実施形態においては、パルス変調プラズマを用いてお
り、プラズマ中に電子の代りにマイナスのフッ素イオン
が閉じ込められることになるため、電子温度が低下さ
れ、CZシリコン基板1やゲート窒化膜4自体のダメー
ジが低減される。従って、本実施形態に示すプラズマC
VD法によれば、高密度プラズマを用いつつ、低電子温
度化を図ることが可能である。
【0042】ここで、上記したようにガス流量をNH3
は50sccm、SiF4は20sccmとした理由に
ついて説明する。
【0043】図5(a)は、ガスの流量比に対するSi
−N結合量とフッ素濃度の関係を表している。フッ素濃
度に関してはXPS(X−ray photoelectron spectro
scopy)によりF1s/Si2p/N1s比から求め、
Si−N結合量に関してはFT−IR RAS(fourie
r transfoem infrared reflection absorptionspec
troscopy )によるSi−N結合ピーク面積より求めて
ある。
【0044】一方、上述のようにフッ素の濃度が原子組
成比で9%〜12%の場合に好適であることが確認され
ている。さらに、実験によりSi−N結合量が2〜2.
6となるときに好適であることが確認された。
【0045】これらの結果から、ガス流量比(NH3
SiF4)が1.9以上の場合において、Si−N結合
量が上記した範囲となる。なお、実験では少なくともガ
ス流量比が17以下の場合において上記範囲となること
を確認している。また、ガス流量比が4.5以下の場合
にフッ素濃度が上記した範囲となる。なお、実験では少
なくともガス流量比が2.5以上の場合において上記範
囲となることを確認している。特に、ガス流量比が2.
5(つまりNH3/SiF4=50/20)の時にSi−
N結合量とフッ素濃度が最も好ましい値となる。
【0046】また、図5(b)は、ガス流量比と形成さ
れたゲート窒化膜4の絶縁性との関係を示すJ−V特性
図である。なお、形成されたゲート窒化膜4の膜厚バラ
ツキを考慮して、ここではゲート窒化膜4が4nmで形
成された場合の絶縁性を示すように各データの合わせ込
みを行っている。
【0047】この結果からも分かるように、NH3/S
iF4=50/20において最も直接トンネル電流が抑
制される。なお、ここではガス流量比が2.5となる場
合についてしかJ−V特性を示していないが、ガス流量
比1.7〜5の場合すべてに対してガス流量比が2.5
となる場合と同様に良好な絶縁性が得られると考えられ
る。
【0048】これらの結果に示されるように、ガス流量
比が1.9〜4.5、特に2.5となるようにすること
により、ゲート窒化膜4におけるSi−N結合量、フッ
素濃度が所望範囲となるようにできると共に、良好な絶
縁性が得られるゲート窒化膜とすることができる。この
ため、本実施形態では、これらの効果を最も得られるガ
ス流量比に設定している。
【0049】(第2実施形態)上記第1実施形態では本
発明をMOSダイオードに適用した場合について説明し
たが、本実施形態ではサリサイド構造のMOSトランジ
スタに本発明を適用する場合について説明する。図6に
本実施形態におけるMOSトランジスタの製造工程を示
し、この図に基づきMOSトランジスタの製造方法を説
明する。
【0050】〔図6(a)に示す工程〕まず、(10
0)面のCZシリコン基板31を用意する。そして、こ
のCZシリコン基板31にN型ウェル層32を形成した
後、周知の方法により素子分離領域33を形成する。
【0051】続いて、ゲート絶縁膜成膜前処理としてR
CA洗浄を行ったのち、さらに0.5%フッ酸水にてN
型ウェル層32上に形成された自然酸化膜を除去し、純
水にて洗浄する。
【0052】〔図6(b)に示す工程〕上記第1実施形
態の図2で示したECR−プラズマCVD装置10を用
い、上記第1実施形態と同様の成膜条件により、N型ウ
ェル層32の表面にゲート窒化膜34を物理的膜厚4n
m程度、酸化膜換算では2.2nm程度成膜する。
【0053】これにより、ダングリングボンドがSi−
F結合で終端されたゲート窒化膜34を形成することが
できると共に、ゲート窒化膜34とN型ウェル層32と
の界面における界面準位を低減することができる。
【0054】〔図6(c)に示す工程〕ゲート窒化膜3
4を覆うように、減圧(LP)CVD法を用いて、多結
晶シリコンを160nm程度堆積し、イオン注入法によ
り多結晶シリコンの全面にB+をイオン注入する。
【0055】続いて、フォトリソグラフィーによりパタ
ーニングを行うが、ここではパターニング精度向上の
為、下地からの反射を防止する窒化膜等からなる反射防
止膜(ARL−SIN)35をPECVD法にて30n
m程度堆積したのち、HBr+O2ガスを用いたエッチ
ングを行ってゲート電極36をパターニングする。
【0056】〔図6(d)に示す工程〕ゲート電極36
をマスクとしてBF2 +をイオン注入することにより、電
界緩和層となる浅いp型拡散層37を形成する。
【0057】〔図7(a)に示す工程〕基板上の全面
に、CVD法により酸化膜を80nm程度の厚さで堆積
させたのち、CHF3、CF4、Ar混合ガスを用いた異
方性ドライエッチング(RIE)によって酸化膜および
ゲート窒化膜34をエッチバックし、ゲート電極36の
側壁にのみ酸化膜を残すことで側壁酸化膜(サイドウォ
ールスペーサ)38を形成すると共に、ゲート窒化膜3
4のうちゲート電極36下に位置する部分以外を除去す
る。
【0058】〔図7(b)に示す工程〕リン酸によって
反射防止膜35を剥離させたのち、側壁絶縁膜38およ
びゲート電極36をマスクとしてB+をイオン注入す
る。これにより、N型ウェル層32の表層部のうちゲー
ト電極36の両側に位置する部位において、電界緩和層
としてのp型拡散層37よりも接合深さが深いp+型の
高濃度なソース領域39およびドレイン領域40が形成
される。
【0059】〔図7(c)に示す工程〕まず、シリコン
活性層上に形成された薄い酸化膜をエッチング液(例え
ばフッ酸)で除去したのち、スパッタリングによりシリ
コン活性層上に例えばCo等の高融点金属膜を堆積させ
る。
【0060】次に、2段階短時間熱処理法を行う。具体
的には、まず低温熱処理を行って1次シリサイド反応さ
せたのち、未反応高融点金属膜をエッチング液(例えば
過酸化アンモニア+過硫酸)で除去し、さらに2次熱処
理を行う。これにより、露出していたシリコン活性層
(すなわちゲート電極36、ソース領域39およびドレ
イン領域40)上に自己整合的に高融点金属シリサイド
腹36a、39a、40aが形成される。
【0061】〔図7(d)に示す工程〕基板全面上にプ
ラズマCVD法を用いて酸化シリコン膜を堆積させたの
ち、平坦化の為、スピンオングラス法(SOG)により
SOG膜を塗布すると共に、加熱することによってガラ
ス化させる。これにより、基板上面に層間絶縁膜41が
形成される。なお、この平坦化方法としては、CMP
(chemical mechanicalpolish)法による研磨でも良
い。
【0062】続いて、フォトリソグラフィ工程により、
層間絶縁膜41に、ゲート電極36、ソース領域39、
ドレイン領域40上のシリサイド膜36a、39a、4
0aを露出させるコンタクトホール41aを形成したの
ち、図示しないが層間絶縁膜41上にバリアメタルやA
1合金層を含む金属配線層を配置し、金属配線層をパタ
ーニングすることでソース領域39やドレイン領域40
等に接続される各電極を形成する。
【0063】その後、図示しないが、電極表面を覆うよ
うにパッシベーション膜を成膜する。これにより、半導
体層としてのN型ウェル層32を有する半導体基板とし
てのCZシリコン基板31と、N型ウェル層32上に形
成されたゲート窒化膜34と、ゲート窒化膜上に形成さ
れた金属電極層としてのゲート電極36とを有し、後述
するように、ゲート窒化膜34のフッ素濃度が、原子組
成比で9%〜12%、Si−N結合量が2〜2.5とな
るサリサイド構造を有するMOSトランジスタが完成す
る。
【0064】以上説明したように、MOSトランジスタ
においても上記第1実施形態と同様の方法で形成したゲ
ート窒化膜34を形成することにより、ゲート窒化膜3
4とN型ウェル層32との界面における界面準位を低減
することができ、MOSトランジスタの駆動能力の向
上、飽和電流向上を図ることができる。また、ゲート窒
化膜34形成後に行われる熱処理工程時に、ゲート電極
36内に存在するボロンがゲート窒化膜34に拡散して
しまういわゆる「ボロン抜け」を防止することも可能で
ある。
【0065】(他の実施形態)上記各実施形態ではゲー
ト窒化膜4の膜厚が4nmとなるようにしているが、こ
れは例示であり、ゲート窒化膜4の膜厚はどのような値
でも構わない。ただし、本発明は特に微細化された半導
体装置に有効で、例えばゲート窒化膜4の膜厚が1〜5
nm程度とされる場合に有効である。
【0066】上記第1、第2実施形態では、窒化膜の形
成に使用するガスとしてSiF4とNH3を用いている
が、これらのいずれかの元素を同位体に代えたガスを用
いても良い。例えば、NH3におけるH(水素)を同位
体であるD(重水素)に代えても良い。
【0067】上記第1、第2実施形態では、MOSダイ
オードやサリサイド構造のMOSトランジスタに本発明
を適用した場合を説明したが、他のMOS構造の半導体
装置に適用することも可能である。また、トンネル膜上
にフローティングゲートが配置されるような半導体メモ
リのトンネル膜に本発明を適用することも可能である。
また、液晶(TFT)のように、ガラス基板上にソー
ス、ドレインを形成し、これらソース、ドレイン上を含
むように多結晶(アモルファス)シリコン、絶縁膜、ゲ
ート電極を順に積層した構造における絶縁膜に本発明を
適用することも可能である。この場合、ガラス基板上に
ソース、ドレインを形成する工程と、ソース、ドレイン
を含むガラス基板上に多結晶シリコンを形成する工程
と、四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア(NH3)を
含むガス雰囲気にて、多結晶シリコン上にフッ素を含ん
だシリコン窒化膜を成膜する工程と、シリコン窒化膜上
にゲート電極を形成する工程等によって上記構造の半導
体装置を製造することができる。もちろん、ガラス基板
上に多結晶シリコンを形成したのちに、多結晶シリコン
にソース、ドレインを形成する工程を行う製法によって
上記構造の半導体装置を製造できる。
【0068】また、上記各実施形態では、絶縁膜と不純
物層との界面における界面準位の影響を低減することを
念頭に、本発明により製造した窒化膜をゲート絶縁膜に
適用した場合を例に挙げて説明したが、他の用途の絶縁
膜にも本発明を適用することが可能である。
【0069】例えば、層間絶縁膜は両側にエッチングス
トッパを形成することになるが、このエッチングストッ
パに本発明における窒化膜を使用することが可能であ
る。このような構造の半導体装置の場合、素子が備えら
れた半導体基板上に層間絶縁膜を形成する工程と、層間
絶縁膜にコンタクトホール形成する工程とを有し、コン
タクトホールを介して素子との電気的な接続が行われる
ことになるが、層間絶縁膜を形成する工程において、四
フッ化珪素(SiF4)とアンモニア(NH3)を含むガ
ス雰囲気にて、フッ素を含んだシリコン窒化膜を成膜す
る工程が含まれるようにすればよい。
【0070】また、パッシベーション膜として本発明に
おける窒化膜を使用することも可能である。特に、本発
明によれば低温プロセスでパッシベーション膜を形成で
きるため有効である。このような構造の半導体装置の場
合、素子が備えられた半導体基板上にパッシベーション
膜を形成する工程を有することになるが、このパッシベ
ーション膜を形成する工程において、四フッ化珪素(S
iF4)とアンモニア(NH3)を含むガス雰囲気にて、
フッ素を含んだシリコン窒化膜を形成する工程が含まれ
るようにすればよい。
【0071】これらの用途の場合、本発明における窒化
膜が高い絶縁性を備えていることから、リーク電流防止
等の効果を得ることが可能となる。
【0072】上記第1、第2実施形態では、ECR−プ
ラズマCVD装置によってゲート窒化膜を形成する場合
について説明したが、この他の装置、例えば、UHFプ
ラズマCVD装置(周波数500MHzのプラズマCV
D装置)、VHFプラズマCVD装置(周波数60MH
z〜100MHzのプラズマCVD装置)、ICPプラ
ズマCVD装置(誘導結合型プラズマCVD装置)、表
面波プラズマCVD装置、RF平行平板CVD装置を用
いてゲート窒化膜を形成しても上記と同様の効果が得ら
れる。
【0073】また、上記実施形態では、SiF4とNH3
を含むガス雰囲気としているが、さらに水素(H2)も
しくは重水素(D2)をこのガス雰囲気中に導入しても
良い。
【0074】なお、上記各実施形態では、金属電極層5
やゲート電極36を金属で形成した場合を説明している
が、バリア層等の役割を果たす金属酸化膜を介して金属
電極層5やゲート電極36を配置するようにしてもよ
い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態におけるMOSダイオー
ドの製造工程を示す図である。
【図2】図1に示すMOSダイオードのゲート窒化膜の
形成に使用するECR−プラズマCVD装置の概略構成
を示す図である。
【図3】赤外光の波数とゲート窒化膜内の結合の占める
密度の関係を示す図である。
【図4】ゲート窒化膜とN型ウェル層との界面における
界面準位、およびゲート窒化膜における電荷トラップを
調べたC−V特性図である。
【図5】(a)は、ガスの流量比に対するSi−N結合
量とフッ素濃度の関係を表す図であり、(b)は、ガス
流量比と形成されたゲート窒化膜の絶縁性との関係を示
すJ−V特性図である。
【図6】本発明の第2実施形態におけるMOSトランジ
スタの製造工程を示す図である。
【図7】図6に続くMOSトランジスタの製造工程を示
す図である。
【符号の説明】 1、31…CZシリコン基板、2、32…N型ウェル
層、4、34…ゲート窒化膜、5…金属電極層、36…
ゲート電極、39…ソース領域、40…ドレイン領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H01L 21/336 H01L 29/78 617V 619A (72)発明者 大田 裕之 愛知県名古屋市千種区不老町 名古屋大学 内 Fターム(参考) 4K030 AA04 AA05 AA13 BA29 BA40 BB03 BB12 CA04 CA06 CA12 FA02 JA01 JA05 5F040 DA08 DA17 DA30 DC01 EB17 EC04 EC07 EC13 ED04 EF02 EH02 EJ03 EK01 EK05 EL06 FA05 FC19 FC27 5F058 BA20 BB04 BB07 BC08 BC10 BF09 BF24 BF30 BF37 BJ10 5F110 AA06 AA17 AA30 BB03 CC02 DD02 EE03 EE05 EE32 EE43 FF03 FF07 FF31 GG02 GG13 GG15 HJ01 HJ13 HL03 HM15 NN02 NN24 NN35 QQ11 QQ21

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア
    (NH3)を含むガス雰囲気にて、半導体層上にフッ素
    を含んだシリコン窒化膜を成膜する工程と、 前記シリコン窒化膜上に電極を形成する工程と、を含ん
    でいることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  2. 【請求項2】 半導体基板上に第1導電型の半導体層を
    形成する工程と、 四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア(NH3)を含む
    ガス雰囲気にて、前記半導体層上にフッ素を含んだシリ
    コン窒化膜を成膜する工程と、 前記シリコン窒化膜上にゲート電極を形成する工程と、 前記半導体層の表層部のうち、前記電極の両側に位置す
    る部位に第2導電型のソース領域とドレイン領域とを形
    成する工程と、を含んでいることを特徴とする半導体装
    置の製造方法。
  3. 【請求項3】 ガラス基板上にソース、ドレインを形成
    する工程と、 前記ソース、ドレインを含む前記ガラス基板上に多結晶
    シリコンを形成する工程と、 四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア(NH3)を含む
    ガス雰囲気にて、前記多結晶シリコン上にフッ素を含ん
    だシリコン窒化膜を成膜する工程と、 前記シリコン窒化膜上にゲート電極を形成する工程と、
    を含んでいることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  4. 【請求項4】 ガラス基板上に多結晶シリコンを形成す
    る工程と、 前記多結晶シリコンにソース、ドレインを形成する工程
    と、 四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア(NH3)を含む
    ガス雰囲気にて、前記多結晶シリコン上にフッ素を含ん
    だシリコン窒化膜を成膜する工程と、 前記シリコン窒化膜上にゲート電極を形成する工程と、
    を含んでいることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  5. 【請求項5】 素子が備えられた半導体基板上にパッシ
    ベーション膜を形成する工程を有し、 前記パッシベーション膜を形成する工程には、四フッ化
    珪素(SiF4)とアンモニア(NH3)を含むガス雰囲
    気にて、フッ素を含んだシリコン窒化膜を形成する工程
    が含まれていることを特徴とする半導体装置の製造方
    法。
  6. 【請求項6】 素子が備えられた半導体基板上に層間絶
    縁膜を形成する工程を有してなる半導体装置の製造方法
    において、 前記層間絶縁膜を形成する工程には、四フッ化珪素(S
    iF4)とアンモニア(NH3)を含むガス雰囲気にて、
    フッ素を含んだシリコン窒化膜を成膜する工程が含まれ
    ていることを特徴とする半導体装置の製造方法。
  7. 【請求項7】 前記シリコン窒化膜を形成する工程をプ
    ラズマ化学気相堆積法によって行うことを特徴とする請
    求項1乃至6のいずれか1つに記載の半導体装置の製造
    方法。
  8. 【請求項8】 前記プラズマ化学気相堆積法として、パ
    ルス変調プラズマを用いることを特徴とする請求項7に
    記載の半導体装置の製造方法。
  9. 【請求項9】 前記シリコン窒化膜を形成する工程で
    は、前記四フッ化珪素に対するアンモニアのガス流量比
    を1.9以上とすることを特徴とする請求項1乃至8の
    いずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  10. 【請求項10】 前記シリコン窒化膜を形成する工程で
    は、前記四フッ化珪素に対するアンモニアのガス流量比
    を4.5以下とすることを特徴とする請求項1乃至9の
    いずれか1つに記載の半導体装置の製造方法。
  11. 【請求項11】 前記シリコン窒化膜を形成する工程で
    は、前記シリコン窒化膜を5nm以下の膜厚で形成する
    ことを特徴とする請求項2に記載の半導体装置の製造方
    法。
  12. 【請求項12】 前記四フッ化珪素を構成する元素のい
    ずれかが、その同位体で構成された四フッ化珪素を用い
    ることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか1つに
    記載の半導体装置の製造方法。
  13. 【請求項13】 前記アンモニアを構成する元素のいず
    れかが、その同位体で構成されたアンモニアを用いるこ
    とを特徴とする請求項1乃至12のいずれか1つに記載
    の半導体装置の製造方法。
  14. 【請求項14】 前記ガス雰囲気内に水素(H2)もし
    くは重水素(D2)を導入することを特徴とする請求項
    1乃至13のいずれか1つに記載の半導体装置の製造方
    法。
  15. 【請求項15】 第1導電型の半導体層を有する半導体
    基板と、 前記半導体層上に形成されたゲート窒化膜と、 前記ゲート窒化膜上に形成された金属電極層とを有し、 前記ゲート窒化膜にはフッ素が含まれており、そのフッ
    素濃度が、原子組成比で9%〜12%となっていること
    を特徴とする半導体装置。
  16. 【請求項16】 前記ゲート窒化膜のSi−N結合量が
    2〜2.6となっていることを特徴とする請求項15に
    記載の半導体装置。
  17. 【請求項17】 四フッ化珪素(SiF4)とアンモニ
    ア(NH3)を含むガス雰囲気にて、半導体層上にフッ
    素を含んだシリコン窒化膜を成膜したのち、前記シリコ
    ン窒化膜上に電極を形成することによって構成された半
    導体装置。
  18. 【請求項18】 半導体基板上に第1導電型の半導体層
    を形成したのち、四フッ化珪素(SiF4)とアンモニ
    ア(NH3)を含むガス雰囲気にて、前記半導体層上に
    フッ素を含んだシリコン窒化膜を成膜し、さらに前記シ
    リコン窒化膜上にゲート電極を形成すると共に、前記半
    導体層の表層部のうち、前記電極の両側に位置する部位
    に第2導電型のソース領域とドレイン領域とを形成する
    ことによって構成された半導体装置。
  19. 【請求項19】 ガラス基板上にソース、ドレインを形
    成すると共に、前記ソース、ドレインを含む前記ガラス
    基板上に多結晶シリコンを形成し、四フッ化珪素(Si
    4)とアンモニア(NH3)を含むガス雰囲気にて、前
    記多結晶シリコン上にフッ素を含んだシリコン窒化膜を
    成膜したのち、前記シリコン窒化膜上にゲート電極を形
    成することによって構成された半導体装置。
  20. 【請求項20】 ガラス基板上に多結晶シリコンを形成
    すると共に、前記多結晶シリコンにソース、ドレインを
    形成し、四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア(N
    3)を含むガス雰囲気にて、前記多結晶シリコン上に
    フッ素を含んだシリコン窒化膜を成膜したのち、前記シ
    リコン窒化膜上にゲート電極を形成することによって構
    成された半導体装置。
  21. 【請求項21】 素子が備えられた半導体基板上にパッ
    シベーション膜が形成されてなり、前記パッシベーショ
    ン膜が、四フッ化珪素(SiF4)とアンモニア(N
    3)を含むガス雰囲気にて形成された、フッ素を含ん
    だシリコン窒化膜で構成されていることを特徴とする半
    導体装置。
  22. 【請求項22】 素子が備えられた半導体基板上に層間
    絶縁膜が形成されてなり、前記層間絶縁膜が、四フッ化
    珪素(SiF4)とアンモニア(NH3)を含むガス雰囲
    気にて形成された、フッ素を含んだシリコン窒化膜で構
    成されていることを特徴とする半導体装置。
  23. 【請求項23】 前記シリコン窒化膜がプラズマ化学気
    相堆積法によって形成されていることを特徴とする請求
    項17乃至22のいずれか1つに記載の半導体装置。
  24. 【請求項24】 前記プラズマ化学気相堆積法として、
    パルス変調プラズマが用いられていることを特徴とする
    請求項23に記載の半導体装置。
  25. 【請求項25】 前記シリコン窒化膜は、前記四フッ化
    珪素に対するアンモニアのガス流量比が1.9以上とさ
    れて形成されていることを特徴とする請求項17乃至2
    4のいずれか1つに記載の半導体装置。
  26. 【請求項26】 前記シリコン窒化膜は、前記四フッ化
    珪素に対するアンモニアのガス流量比が4.5以下とさ
    れて形成されていることを特徴とする請求項17乃至2
    5のいずれか1つに記載の半導体装置。
  27. 【請求項27】 前記シリコン窒化膜は、前記シリコン
    窒化膜を5nm以下の膜厚となっていることを特徴とす
    る請求項19に記載の半導体装置。
  28. 【請求項28】 前記四フッ化珪素を構成する元素のい
    ずれかが、その同位体で構成された四フッ化珪素を用い
    ていることを特徴とする請求項17乃至27のいずれか
    1つに記載の半導体装置。
  29. 【請求項29】 前記アンモニアを構成する元素のいず
    れかが、その同位体で構成されたアンモニアを用いてい
    ることを特徴とする請求項17乃至28のいずれか1つ
    に記載の半導体装置。
  30. 【請求項30】 前記ガス雰囲気内に水素(H2)もし
    くは重水素(D2)が導入されていることを特徴とする
    請求項17乃至29のいずれか1つに記載の半導体装
    置。
JP2000250122A 2000-08-21 2000-08-21 半導体装置及びその製造方法 Pending JP2002064096A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250122A JP2002064096A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 半導体装置及びその製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000250122A JP2002064096A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 半導体装置及びその製造方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002064096A true JP2002064096A (ja) 2002-02-28

Family

ID=18739753

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000250122A Pending JP2002064096A (ja) 2000-08-21 2000-08-21 半導体装置及びその製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002064096A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1328759C (zh) * 2003-04-07 2007-07-25 台湾积体电路制造股份有限公司 半导体组件的多重间隙壁宽度的制造方法
JP2009076886A (ja) * 2007-08-24 2009-04-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN1328759C (zh) * 2003-04-07 2007-07-25 台湾积体电路制造股份有限公司 半导体组件的多重间隙壁宽度的制造方法
JP2009076886A (ja) * 2007-08-24 2009-04-09 Semiconductor Energy Lab Co Ltd 半導体装置の作製方法
US8114722B2 (en) 2007-08-24 2012-02-14 Semiconductor Energy Laboratory Co., Ltd. Manufacturing method of semiconductor device

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US6114734A (en) Transistor structure incorporating a solid deuterium source for gate interface passivation
US6140024A (en) Remote plasma nitridation for contact etch stop
US6143666A (en) Plasma surface treatment method for forming patterned TEOS based silicon oxide layer with reliable via and interconnection formed therethrough
JPS58106833A (ja) 半導体デバイス内に造形を形成する方法
US6475916B1 (en) Method of patterning gate electrode with ultra-thin gate dielectric
US6261973B1 (en) Remote plasma nitridation to allow selectively etching of oxide
US4866003A (en) Plasma vapor deposition of an improved passivation film using electron cyclotron resonance
JP3414590B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2734344B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US5686346A (en) Method for enhancing field oxide thickness at field oxide perimeters
JP4123961B2 (ja) 半導体装置の製造方法
US6969646B2 (en) Method of activating polysilicon gate structure dopants after offset spacer deposition
US6242331B1 (en) Method to reduce device contact resistance using a hydrogen peroxide treatment
JPH11103050A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20030029839A1 (en) Method of reducing wet etch rate of silicon nitride
CN109300844B (zh) 鳍式晶体管及其形成方法
JPS6235268B2 (ja)
JP2002064096A (ja) 半導体装置及びその製造方法
US20040007756A1 (en) Semiconductor device and fabrication method therefor
JPH1197683A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2953447B2 (ja) 溝分離型半導体装置の製造方法
KR100219102B1 (ko) 신뢰성있는 반도체 소자를 제조하기 위한 방법
JPH04274321A (ja) 半導体装置の製造方法
CN102832129B (zh) 一种半导体器件的制造方法
CN1322565C (zh) 包括有薄氧化物内衬的半导体装置及其制法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070820

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20071226

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080902

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20090106