[go: up one dir, main page]

JP2002042351A - 光ディスク駆動装置 - Google Patents

光ディスク駆動装置

Info

Publication number
JP2002042351A
JP2002042351A JP2000225093A JP2000225093A JP2002042351A JP 2002042351 A JP2002042351 A JP 2002042351A JP 2000225093 A JP2000225093 A JP 2000225093A JP 2000225093 A JP2000225093 A JP 2000225093A JP 2002042351 A JP2002042351 A JP 2002042351A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
tilt support
base
optical disk
tilt
pair
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000225093A
Other languages
English (en)
Inventor
Satoshi Yoshida
吉田  智
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP2000225093A priority Critical patent/JP2002042351A/ja
Publication of JP2002042351A publication Critical patent/JP2002042351A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moving Of The Head For Recording And Reproducing By Optical Means (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ディスク上のスポットの径方向移動軌跡が
常に光ディスク上の一つの直径線上にあるようにオフセ
ンタ量を調整する。 【解決手段】 ターンテーブル2を取り付けた第1ベー
ス5と、光ピックアップ10を移動自在に取り付けると
共に、光ディスクDの移動方向に対して略直交する一直
線上に光ピックアップ10を挟んで一対のチルト支持軸
15,16を取り付けた第2ベース6と、レーザービー
ムを常に光ディスクDの信号面のラジアル方向に対して
略垂直に入射させるために一対のチルト支持軸15,1
6を中心に第2ベース6全体を第1ベース5に対して高
さ方向に揺動させるチルト補正手段50とを備えた光デ
ィスク駆動装置1Aにおいて、一対のチルト支持軸1
5,16のうち一方のチルト支持軸15側を支点とし
て、第2ベース6全体を光ディスクDと略平行な平面内
で回動させるように他方のチルト支持軸16を光ディス
クDの径方向に変位させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光ピックアップか
ら出射されたレーザービームが常に光ディスクの信号面
のラジアル方向に対して略垂直に当たるようにラジアル
チルト調整機構を備えた光ディスク駆動装置において、
レーザービームを照射した光ディスク上のスポットの径
方向移動軌跡が常に光ディスクの中心を通る一つの直径
線上にあるようにオフセンタ量を調整するオフセンタ量
調整手段を備えた光ディスク駆動装置に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】一般的に、円盤状の光ディスクは、映像
情報とか音声情報やコンピュータデータなどの情報信号
を螺旋状又は同心円状のトラックに高密度に記録再生で
き、しかも所望のトラックを高速にアクセスできること
から多用されている。
【0003】上記したような光ディスクを用いて記録再
生するための光ディスク駆動装置において、光ディスク
の径方向に光学ピックアップ装置を移動自在に設け、こ
の光学ピックアップ装置内の対物レンズから出射された
レーザービームを光ディスク上に照射し、このレーザー
ビームを照射した光ディスク上のスポットの径方向移動
軌跡が常に光ディスクの中心を通る一つの直径線上と一
致するように調整するオフセンタ量調整手段を備えた光
学ピックアップ装置のガイド装置に関する提案が特開平
04−109433号公報に開示されている。
【0004】図15(a),(b)は従来の光学ピック
アップ装置のガイド装置を説明するための斜視図,平面
図であり、この光学ピックアップ装置のガイド装置10
0は、上記した特開平04−109433号公報に開示
されているので、ここでは簡略に説明する。
【0005】図15(a),(b)に示した如く、従来
の光学ピックアップ装置のガイド装置100は、光学ピ
ックアップ装置112内の対物レンズ112aから出射
されるレーザービームが光ディスクの接線方向(タンジ
ェンシャル方向,トラック方向)に関する傾き調整を行
う際に発生するオフセンタを解消するように構成されて
いる。
【0006】即ち、シャーシ101には、スピンドルモ
ータ102が裏面側から取り付けられ、このスピンドル
モータ102の軸102aが表面側にでてこの軸102
aに固着したディスクテーブル103が回転自在になっ
ている。
【0007】一方、シャーシ101上には光学ピックア
ップ装置支持板111が、シャーシ101に平行な方向
に移動可能に配設されている。
【0008】また、光学ピックアップ装置支持板111
の開口部111a内には、光学ピックアップ装置112
が図示しない光ディスクの径方向(矢印K方向)に移動
自在に取り付けられている。
【0009】また、光学ピックアップ装置支持板111
は、スピンドルモータ102近傍の一側部より側方に突
設された支持シャフト113を、上記シャーシ101上
に設けられた支持片114のV溝に支持されている。ま
た、光学ピックアップ装置支持板111は、支持シャフ
ト113に対向する側部と、上記シャーシ101上に突
設されたバネ支持片101aとの間に圧縮されて配設さ
れた圧縮コイルバネ114により矢印G方向に付勢され
ている。
【0010】また、光学ピックアップ装置112の手前
側に形成した支持孔112bに長尺なガイド軸115が
挿通されており、光学ピックアップ装置112はガイド
軸115に対して摺動可能となっていると共に、ガイド
軸115の両端側は、光学ピックアップ装置支持板11
1上の左右に突設された第1の突き当て部材111b,
111cの側部に当接して位置決めがなされている。一
方、光学ピックアップ装置112の奥側に形成した支持
溝部112cが光学ピックアップ装置支持板111の開
口部111aの縁部に係合している。
【0011】また、光学ピックアップ装置112を光デ
ィスクの径方向に案内するガイド軸115は、図示左端
にドライバーなどで回転させ、調整が可能なようなスリ
割り部115aが形成され、更に、ガイド軸115の両
端近傍に第1のカム体116,117が取り付けられて
光学ピックアップ装置支持板111の第1の突き当て部
材111b,111cの側部に当接しないように配置さ
れている。また、これら第1のカム体116,117は
ガイド軸115に対して偏心した円筒状に形成され、偏
心の方向は互いに等しくなされている。
【0012】また、ガイド軸115に取り付けた左側の
カム体116の右方に第2のカム体118が取り付けら
れている。この第2のカム体118もガイド軸115に
対して偏心した円筒状に形成されているものの、ガイド
軸115に対する偏心の方向は第1のカム体116,1
17の偏心の方向と異なっている。また、第2のカム体
118は、上記シャーシ101上に突設された第2の突
き当て部材101bに当接させている。この際、第2の
カム体118と第2の突き当て部材101bとの当接は
圧縮コイルスプリング114により保たれている。
【0013】そして、ガイド軸115の両端近傍を板バ
ネ119,120で光学ピックアップ装置支持板111
上に突設した第1の突き当て部材111b,111cの
側部に押し当てている。
【0014】次に、上記構成による従来の光学ピックア
ップ装置のガイド装置100の動作を説明する。
【0015】まず、ガイド軸115のスリ割り部115
aにドライバーを差し込み、軸115を回転させる。す
ると第1のカム体116,117の作用によりガイド軸
115は光学ピックアップ支持板111に対する高さを
変化させることができ、光学ピックアップ装置112は
支持溝部112c付近を中心として偏心した第1のカム
体116,117の径に応じてガイド軸115側が光デ
ィスクの信号面と略平行に上下動するのでタンジェンシ
ャルチルト補正を行うことができる。しかしながら、こ
の時、第1のカム体116,117の偏心の影響で光学
ピックアップ装置112内の対物レンズ112aから光
ディスクに照射されるビームによるスポットの径方向移
動軌跡が光ディスクの中心を通る一つの直線上からずれ
たオフセンタ量が発生してしまう。そこで、タンジェン
シャルチルト調整時にこのスポットの径方向移動軌跡の
ズレをキャンセルできる第2のカム体118が用意され
ている。この第2のカム体118は前述したように第1
のカム体116,117とは所定の偏心角度を変えてあ
り、この変えた分はスポットの径方向移動軌跡のズレを
キャンセルするためのものである。したがって、ガイド
軸115を回転させると第2のカム体118も同時に回
転し、タンジェンシャルチルトを行いつつオフセンタ量
の調整が同時に行えるというものである。
【0016】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の光学ピックアップ装置のガイド装置100によれ
ば、光学ピックアップ装置112を光ディスクの径方向
に案内するためのガイド軸115を回転させることによ
り、光ディスクの接線方向(タンジェンシャル,トラッ
ク方向)に対してタンジェンシャルチルトを行いつつオ
フセンタ量の調整が同時に行えるものの、光ディスクの
径方向(ラジアル方向)に対してラジアルチルト補正を
行うことができる光ディスク駆動装置に応用することは
難しい。それは下記の理由による。
【0017】.光学ピックアップ装置を光ディスクの
径方向に案内するガイド軸の両端近傍に偏心位相のそろ
ったカム体を高精度に取り付けることは困難である。
【0018】.将来の記録型光ディスク駆動装置にお
いては光学ピックアップ装置が大型化する傾向にあり、
カム体を取り付けられるスペース的余裕がない。
【0019】そして、上記のような構成を備えた光ディ
スク駆動装置では、トラッキングサーボに3ビーム方式
が採用されることが多い。3ビーム方式は光ディスク上
のデータを読み取るメインビームのトラック方向の両側
に2つのサブビームがあり、常に2つのサブビームの出
力が等しくなるよう調整する必要がある。このため3ビ
ーム方式では光学ピックアップ装置(以下、光ピックア
ップと記す)がシークすると、常に光ディスク上のスポ
ットも光ディスクの一つの直径上を正確にトレースしな
ければならず、組立時にその状態になるようオフセンタ
量を調整する必要がある。この調整をオフセンタ量調整
という。従来行われるオフセンタ量調整はターンテーブ
ルを取り付けたスピンドルモータを微調整したり、光ピ
ックアップを支持するガイド軸の位置を軸とは直行する
方向に微調整する方法が採用されていた。しかし、これ
らの方法では実際に光ディスクを回転させて光ピックア
ップからの出力信号を見ながら調整を行うことが難しか
った。また、本来強固に固定すべきスピンドルモータを
位置調整可能なようにするにはかなりの困難があった。
また、光ピックアップ案内用のガイド軸の微調整におい
ては上下方向の位置ズレをおこさないよう行う必要があ
り、困難であった。本発明はこういった従来の調整方法
が抱えていた問題点を改善するものである。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題に鑑み
てなされたものであり、第1の発明は、光ディスクを回
転させるためのターンテーブルを取り付けた第1ベース
と、光ピックアップを前記光ディスクの径方向に移動自
在に取り付けると共に、前記光ディスクの内周側で該光
ディスクの移動方向に対して略直交する一直線上に前記
光ピックアップを挟んで一対のチルト支持軸を取り付け
た第2ベースと、前記光ピックアップから出射されるレ
ーザービームを常に前記光ディスクの信号面のラジアル
方向に対して略垂直に入射させるために前記一対のチル
ト支持軸を中心に前記第2ベース全体を前記第1ベース
に対して高さ方向に揺動させるラジアルチルト補正手段
とを備えた光ディスク駆動装置において、前記一対のチ
ルト支持軸のうち一方のチルト支持軸側を支点として、
前記第2ベース全体を前記光ディスクと略平行な平面内
で回動させるように他方のチルト支持軸を該光ディスク
の径方向に変位させることで、前記レーザービームを照
射した前記光ディスク上のスポットの径方向移動軌跡が
常に該光ディスクの中心を通る一つの直径線上にあるよ
うにオフセンタ量を調整するオフセンタ量調整手段を備
えたことを特徴とする光ディスク駆動装置である。
【0021】また、第2の発明は、上記した第1の発明
の光ディスク駆動装置において、前記オフセンタ量調整
手段は、前記一対のチルト支持軸と対応して前記第1ベ
ース上に一対のチルト支持軸受けアームを回動可能に取
り付けて、前記一対のチルト支持軸受けアーム上に前記
一対のチルト支持軸を支持させると共に、一方のチルト
支持軸を支持した一方のチルト支持軸受けアーム側を前
記第2ベースの回動支点となるよう構成し、且つ、他方
のチルト支持軸を支持した他方のチルト支持軸受けアー
ムを前記オフセンタ量が減少する方向に押圧することを
特徴とする光ディスク駆動装である置。
【0022】また、第3の発明は、上記した第1の発明
の光ディスク駆動装置において、前記オフセンタ量調整
手段は、前記一対のチルト支持軸の先端にピボットを凸
状円錐面として形成し、且つ、該一対のチルト支持軸の
ピボットと対向して嵌合させるために凹状円錐面のピボ
ット軸受けを一対の軸受けブロックに形成すると共に、
一対の軸受けブロックのうち一方の軸受けブロックをこ
れと対向した前記チルト支持軸に嵌合させた状態で前記
第1ベース上に固定して前記第2ベースの回動支点とな
るよう構成し、他方の軸受けブロックをこれと対向した
前記チルト支持軸に嵌合させた状態で前記第1ベース上
に回動可能に取り付けて該他方の軸受けブロックを前記
オフセンタ量が減少する方向に押圧することを特徴とす
る光ディスク駆動装置である。
【0023】また、第4の発明は、上記した第1又は第
2の発明の光ディスク駆動装置において、前記オフセン
タ量調整手段による前記オフセンタ量の調整は、前記光
ディスクの直径よりも外側で行うように構成したことを
特徴とする光ディスク駆動装置である。
【0024】
【発明の実施の形態】以下に本発明に係る光ディスク駆
動装置の一実施例を図1乃至図14を参照して<第1実
施例>,<第2実施例>の順に詳細に説明する。
【0025】<第1実施例>図1は本発明に係る第1実
施例の光ディスク駆動装置の斜視図、図2は本発明に係
る第1実施例の光ディスク駆動装置の平面図、図3は本
発明に係る第1実施例の光ディスク駆動装置を分解して
示した分解斜視図である。
【0026】まず、図1〜図3を用いて本発明に係る第
1実施例の光ディスク駆動装置1Aの概略構成に関して
説明する。
【0027】光ディスクDはターンテーブル2上に載置
された後、光ディスクDの上方からディスククランプ3
によりターンテーブル2上に固定され、スピンドルモー
タ4により所定の方向に回転する。このスピンドルモー
タ4は板金材を用いて平坦に形成した第1ベース5の長
手方向の左端部側に固定されている。
【0028】一方、第1ベース5の上方で光ディスクD
とは高さ的に中間の位置に第2ベース6が後述するラジ
アルチルト補正手段50により一対のチルト支持軸1
5,16を中心に第1ベース5に対して高さ方向に揺動
可能に取り付けられている。
【0029】上記した第2ベース6は板金材を用いて
“コ字状”に折り曲げ形成されており、この第2ベース
6の長手方向の長さは第1ベース5の長手方向の長さよ
り短く設定されている。この際、第2ベース6の長手方
向の右端部側が短く設定されることで、第1ベース5の
長手方向の右端部側に後述するラジアルチルト補正手段
50が取り付け可能になっている。
【0030】また、第2ベース6の上面6aには、第1
ベース5側に取り付けたターンテーブル2と後述する光
ピックアップ10が臨む逃げ孔6a1が大きく開口され
ている。
【0031】また、第2ベース6の上面6aの裏面側に
は、長尺なガイド軸7及び長尺なガイドレール8が互い
に間隔を離して対向して光ディスクDの径方向(矢印K
方向)に沿って両者が略平行に掛け渡されている。そし
て、長尺なガイド軸7と長尺なガイドレール8との間に
光ピックアップ支持台9及びこの光ピックアップ支持台
9上に取り付けた光ピックアップ10が一体となって長
尺なガイド軸7及び長尺なガイドレール8に案内されな
がら光ディスクDの径方向に移動自在に設けられてい
る。この際、光ピックアップ支持台9及び光ピックアッ
プ10を移動させる駆動機構は、第2ベース6の側面6
bに取り付けたモータ11と、モータ11の軸に取り付
けたギア12と、光ピックアップ支持台9に取り付けた
ラック14(図2のみ図示)と前記ギア12とに噛合す
る中間ギア13(図2のみ図示)とで構成されている。
そして、モータ11の回転をギア12,中間ギア13,
ラック14を介して直線移動に変換することで、光ピッ
クアップ支持台9及び光ピックアップ10が一体となっ
て光ディスクDの径方向(矢印K方向)に移動自在にな
っている。
【0032】また、第2ベース6の上面6aから図示手
前に折り曲げられた側面6b及びこの側面6bと光ピッ
クアップ10を挟んで対向する奥側の側面6cには一対
のチルト支持軸15,16が光ピックアップ10の移動
方向に対して略直交した一直線上に沿って取り付けられ
ており、これら一対のチルト支持軸15,16は各側6
b,6cの外側に突出している。この際、一対のチルト
支持軸15,16が取り付けられる上記一直線上は、光
ディスクDの内周側で信号面が始まるリードイン近傍の
径と交わるあたりに設定されている。
【0033】一方、第1ベース5上には一対のチルト支
持軸受け部20,30が第2ベース6の側面6b,6c
に取り付けた一対のチルト支持軸15,16と対応して
取り付けられており、これら一対のチルト支持軸受け部
20,30に一対のチルト支持軸15,16が支持され
ている。そして、上記した一対のチルト支持軸15,1
6及び一対のチルト支持軸受け部20,30は、第1実
施例の要部となるオフセンタ量調整手段を構成してお
り、これについては後で詳述する。
【0034】また、第1ベース5の右端部側及び第2ベ
ース6の右端部側には、第1ベース5に対して第2ベー
ス6全体を第1ベース5に対して高さ方向に揺動させる
ラジアルチルト補正手段50が設けられている。
【0035】上記ラジアルチルト補正手段50は、第1
ベース5上に取り付けたチルトモータ51の軸にウォー
ム52が固着しており、且つ、このウォーム52と噛合
するカムギア53が第1ベース5上に植設したシャフト
54を中心に回転自在に支持されている。
【0036】一方、第2ベース6の上面6aの右端部か
ら三角状に突出片6a2がカムギア53に対向するよう
に突出形成されており、この突出片6a2の先端に固着
したピン55がカムギア53のカム面53aに当接して
いる。この際、カムギア53のカム面53aは第1ベー
ス5を基準の高さ位置とした時に高さ方向に連続的に変
化する傾斜した円筒状テーパ面に形成されている。
【0037】また、第1ベース5上には、チルトモータ
51及びカムギア53を挟んで図示手前側と奥側とに、
板バネ支持ブロック56,57が取り付けられている。
また、これらの板バネ支持ブロック56,57の上面に
板バネ58,59が第2ベース6の上面6aに向かって
延出され、板バネ58,59で第2ベース6を下方の第
1ベース5側に付勢するようにそれぞれ取り付けられて
いる。なお、板バネ58,59が第2ベース6の上面6
aを下方に押圧している状態で、後述するように第2ベ
ース6が第1ベース5及び光ディスクDと略平行な平面
内で回動した時に、第2ベース6の上面6aに対して板
バネ58,59の先端が滑るようになっているので何等
の支障も生じない。
【0038】そして、チルトモータ51が始動してウォ
ーム52を介してカムギア53が回転すると、このカム
ギア53のカム面53aが高さ方向に変化し、第2ベー
ス6の突出片6a2に固着したピン55が板バネ58,
59の付勢力でカム面53aに追従するため、第2ベー
ス6が一対のチルト支持軸15,16を中心に第1ベー
ス5に対して高さ方向(上下方向)に揺動するので、こ
の第2ベース6に取り付けた光ピックアップ9から出射
されたレーザービームを常に光ディスクDの信号面のラ
ジアル方向に対して略垂直に当てることができるように
なっている。
【0039】次に、第1実施例の要部となるオフセンタ
量調整手段の構成について、図4〜図7を用いて詳述す
る。
【0040】図4は第1実施例の要部となるオフセンタ
量調整手段の一部を構成する手前側のチルト支持軸及び
チルト支持軸受け部を拡大分解して示した分解斜視図、
図5(a),(b)は第1実施例のオフセンタ量調整手
段の一部を構成する手前側のチルト支持軸及びチルト支
持軸受け部を拡大して示した平面図,正面断面図、図6
は第1実施例の要部となるオフセンタ量調整手段の一部
を構成する奥側のチルト支持軸及びチルト支持軸受け部
を拡大分解して示した分解斜視図、図7は(a),
(b)は第1実施例のオフセンタ量調整手段の一部を構
成する奥側のチルト支持軸及びチルト支持軸受け部を拡
大して示した平面図,正面断面図である。
【0041】上記したオフセンタ量調整手段は、後述す
る動作で説明するように、レーザービームを照射した光
ディスクD上のスポットの径方向移動軌跡が常に光ディ
スクの中心を通る一つの直径線上にあるようにオフセン
タ量を調整するものである。そして、オフセンタ量調整
手段は、第2ベース6の側面6c,6dの外側に取り付
けた一対のチルト支持軸15,16と、この一対のチル
ト支持軸15,16を支持するために第1ベース5上に
取り付けた一対のチルト支持軸受け部20,30、チル
ト支持軸受け部30側に設けた調整用ネジ39などから
構成されている。
【0042】まず、図4及び図5(a),(b)に拡大
して示した如く、第1実施例のオフセンタ量調整手段の
一部を構成する手前のチルト支持軸15及びチルト支持
軸受け部20では、第2ベース6の側面6cの外側に取
り付けたチルト支持軸15の長さ方向の中間部にV字状
溝15aが一周にわたって形成されている。なお、チル
ト支持軸15の長さ方向の中間部に形成する溝の形状は
V字状溝15aに限ることなく、U字状溝またはコ字状
溝などでも良く、下記するシャフト21ががたつきなく
嵌まれば良いものである。
【0043】一方、第2ベース6の側面6bの外側に取
り付けたチルト支持軸15と対応して第1ベース5上に
取り付けたチルト支持軸受け部20は、シャフト21が
上方に向かって長尺に垂設されており、このシャフト2
1にチルト支持軸受けアーム22の左端側に形成した段
付き孔22aを嵌合させ、且つ、シャフト21の上方部
位をチルト支持軸受けアーム22の上面22bから突出
させると共に、チルト支持軸受けアーム22の下面22
cを第1ベース5に摺接させながら段付き孔22a内で
シャフト21にEリング23を嵌めてチルト支持軸受け
アーム22の上方への抜け防止を図っている。
【0044】また、チルト支持軸受けアーム22の右端
側にはシャフト24がシャフト21と所定の間隔を離し
て略平行に圧入されており、このシャフト24はチルト
支持軸受けアーム22の上下面22b,22cからそれ
ぞれ上方及び下方に向かって突出している。そして、チ
ルト支持軸受けアーム22の右端側に圧入したシャフト
24の下端部位を第1ベース5に穿設した長孔5aを貫
通させると共に、この長孔5aを貫通して第1ベース5
の裏面側に突出したシャフト24の下端部位に引張バネ
25の一端を掛止させ、引張バネ25の他端を第1ベー
ス5の裏面に掛止させている。従って、チルト支持軸受
けアーム22は、ここに圧入したシャフト24と長孔5
aとにより回動範囲を規制されながらシャフト21を中
心に矢印C1,C2方向に回動自在になっていると共
に、チルト支持軸受けアーム22は引張バネ25により
常に矢印C1方向に付勢されている。
【0045】更に、チルト支持軸受けアーム22の上面
22bに突出したシャフト21とシャフト24との間の
所定の間隔内に、第2ベース6の側面6bの外側に取り
付けたチルト支持軸15が入り込んでいる。この際、シ
ャフト21とシャフト24との間の所定の間隔は、チル
ト支持軸15の径よりも少し大きい値に設定されてい
る。また、チルト支持軸受けアーム22の上面22bは
第1ベース5と平行であり、且つ、チルト支持軸15の
V字状溝15aにシャフト21が当接し、且つ、チルト
支持軸15はチルト支持軸受けアーム22の上面22b
とシャフト24にも当接して、3点で接触している。
【0046】この後、チルト支持軸15が所定の間隔内
から上方に抜けないように外れ防止部材26の2つの孔
26a,26bにシャフト21,24をそれぞれに貫通
させて更にEリング27,27を嵌めることでチルト支
持軸15の抜け防止を図っている。
【0047】従って、シャフト24は引張バネ25の付
勢力により常にチルト支持軸15に押し付けられた状態
となっている。とくに、チルト支持軸15が微少量移動
したとしても引張バネ25の付勢力により常にシャフト
24はチルト支持軸15に追従して接触する状態を保
つ。また、チルト支持軸15が微少量移動した場合、シ
ャフト24とチルト支持軸15は互いに微少量滑ること
になる。また、チルト支持軸15のV字状溝15aに、
シャフト21が嵌まり込んでいるので、チルト支持軸1
5はその軸方向の位置決めがシャフト21によって成さ
れているため、チルト支持軸15はV字状溝15aに嵌
ったシャフト21を中心として回転及び回動する方向に
のみ自由度が与えられている。
【0048】次に、図6及び図7(a),(b)に拡大
して示した如く、第1実施例のオフセンタ量調整手段の
一部を構成する奥側のチルト支持軸16及びチルト支持
軸受け部30では、第2ベース6の側面6cの外側に取
り付けたチルト支持軸16は丸棒のまま形成されてい
る。
【0049】一方、第2ベース6の側面6cの外側に取
り付けたチルト支持軸16と対応して第1ベース5上に
取り付けたチルト支持軸受け部30は、シャフト31が
上方に向かって長尺に垂設されており、このシャフト3
1にチルト支持軸受けアーム32の左端側を上方に突出
させた突出部32aに形成した段付き孔32bを嵌合さ
せ、且つ、突出部32aの右側に上面32cが突出部3
2aより一段下がって平坦に形成されている。そして、
チルト支持軸受けアーム32の下面32dを第1ベース
5に摺接させながら段付き孔32b内でシャフト31に
Eリング33を嵌めてチルト支持軸受けアーム32の上
方への抜け防止を図っている。また、チルト支持軸受け
アーム32の左端側に形成した突出部32aの右側に
は、板バネ34を嵌め込むためのガイド溝32eが突出
部32aの上方から上面32cまでの深さで形成されて
おり、このガイド溝32eに板バネ34を嵌め込むと板
バネ34のく字状押圧片34aが上面32c側に突出す
るようになっている。
【0050】また、チルト支持軸受けアーム32の略中
央にはシャフト35がシャフト31と所定の間隔を離し
て略平行に圧入されており、このシャフト35はチルト
支持軸受けアーム32の上下面32c,32dからそれ
ぞれ上方及び下方に向かって突出している。そして、チ
ルト支持軸受けアーム32の略中央に圧入したシャフト
35の下端部位を第1ベース5に穿設した丸孔5bを貫
通させると共に、この丸孔5bを貫通して第1ベース5
の裏面側に突出したシャフト35の下端部位に引張バネ
36の一端を掛止させ、引張バネ36の他端を第1ベー
ス5の裏面に掛止させている。従って、チルト支持軸受
けアーム32は、ここに圧入したシャフト35と丸孔5
bとにより回動範囲を規制されながらシャフト31を中
心に矢印D1,D2方向に回動自在になっていると共
に、チルト支持軸受けアーム32は引張バネ36により
常に矢印D1方向に付勢されている。
【0051】更に、チルト支持軸受けアーム32のガイ
ド溝32eに嵌め込んだ板バネ34と上面32cの略中
央に突出したシャフト35との間内に、第2ベース6の
側面6cの外側に取り付けたチルト支持軸16が入り込
んでいる。この際、板バネ34のく字状押圧片34aは
常にシャフト35と共にチルト支持軸16を狭持するよ
う接し、その隙間をなくすよう付勢力を発生している。
また、チルト支持軸受けアーム32の上面32cは第1
ベース5と平行であり、チルト支持軸16は板バネ3
4,上面32c,シャフト35の3点で接触している。
【0052】この後、チルト支持軸16が所定の間隔内
から上方に抜けないように外れ防止部材37の2つの孔
37a,37bにシャフト31,35をそれぞれに貫通
させてEリング38,38を嵌めることでチルト支持軸
16の上方への抜け防止を図っている。
【0053】更に、第1ベース5上で上記したチルト支
持軸受け部30より奥側には、チルト支持軸受けアーム
32の右端側を押圧するための調整用ネジ39及びこの
調整用ネジ39を螺合して支持するネジ支持ブロック4
0が取り付けられている。この際、ネジ支持ブロック4
0に螺合した調整用ネジ39を回転させる際に、光ディ
スクDが邪魔にならないようにな光ディスクDの直径の
外側で調整できるようにネジ支持ブロック40が取り付
けられている。
【0054】従って、チルト支持軸受けアーム32は調
整用ネジ39にてシャフト31を中心して回動するよう
に微調整がなされる。また、調整用ネジ39が前進して
チルト支持軸受けアーム32を押し込む場合は引張バネ
36の付勢力に抗してD2方向に回転させることにな
る。このとき、シャフト35とチルト支持軸16は離れ
る方向となるが、板バネ34の付勢力によりチルト支持
軸16が押され、結局、シャフト35とチルト支持軸1
6は微少量互いに滑りながら接触した状態を保つ。な
お、チルト支持軸受けアーム32は引張バネ36の付勢
力により依然として調整用ネジ39と密着している。
【0055】次に、上記構成による第1実施例のオフセ
ンタ量調整手段の動作について図8及び図9を用いて説
明する。
【0056】図8は本発明に係るディスク駆動装置にお
いて、光ピックアップからのレーザービームを照射した
光ディスク上のスポットの径方向移動軌跡にオフセンタ
が生じている状態を示した平面図、図9は本発明に係る
ディスク駆動装置において、光ピックアップからのレー
ザービームを照射した光ディスク上のスポットの径方向
移動軌跡に生じていたオフセンタ量を調整した後の状態
を示した平面図である。
【0057】図8に示した如く、本発明に係るディスク
駆動装置1Aを組み立てた後、光ピックアップ10から
のレーザービームを照射した光ディスクD上のスポット
の径方向移動軌跡は、光ディスクDあるいはターンテー
ブル2の中心を通る実線で示した一つの直径線上から一
点鎖線で示した如くのオフセンタ量△dだけずれてお
り、オフセンタが発生している。なお、光ディスクDあ
るいはターンテーブル2の中心を通る一つの直径線上と
一点鎖線32とのずれた距離のオフセンタ量△dは大き
くとも数百ミクロンである。
【0058】また、前述したように、第1実施例のディ
スク駆動装置1A内では、第1ベース5上に光ディスク
Dを載置するターンテーブル2が回転自在に設けられ、
且つ、第2ベース6上に光ピックアップ10が光ディス
クDの径方向(矢印K方向)に移動自在に設けられてお
り、更に、第1ベース5の右端部側及び第2ベース6の
右端部側には、第1ベース5に対して第2ベース6全体
を高さ方向に揺動させるラジアルチルト補正手段50が
設けられている。
【0059】また、第2ベース6の両側面6b,6cの
外側に突出した一対のチルト支持軸15,16は、第1
ベース5上に設けた一対のチルト支持軸受け部20,3
0にそれぞれ支持されている。そして、第2ベース6及
びこの第2ベース6に取り付けた光ピックアップ10な
どの部品が、手前側のチルト支持軸受け部20を構成す
るチルト支持軸受けアーム22を支持するためのシャフ
ト21を回動中心として光ディスクDの信号面と略平行
な平面内でさせることができるようになっている。
【0060】ここで、第2ベース6及びこの第2ベース
6に取り付けた光ピックアップ10などの部品を回動さ
せるには、奥側のチルト支持軸受け部30を構成するネ
ジ支持ブロック40に螺合した調整用ネジ39を用い
る。この調整用ネジ39を前進又は後退するように回転
させて引張バネ36の付勢力を介して調整用ネジ39で
奥側のチルト支持軸受けアーム32を押圧すると、チル
ト支持軸16と一体にチルト支持軸受けアーム32がシ
ャフト31を中心として矢印D1方向(又は矢印D2方
向)に回動するために、これに伴って、チルト支持軸受
けアーム32上に支持されたチルト支持軸16が光ディ
スクDの径方向(矢印K方向)に変位するので、チルト
支持軸受けアーム32上に支持されたチルト支持軸16
と一体に第2ベース6全体が手前側のシャフト21を回
動支点にして第1ベース5に対して略平行な平面内で且
つ光ディスクDと略平行な平面内で回動する。この図示
の場合には調整用ネジ39を矢印E方向に後退させる方
向に微少量回転させると、第2ベース6全体が矢印F方
向に回動する。この際、調整用ネジ39を回すことが可
能な位置は、前述したように光ディスクDの直径よりも
外側にあるので、光ディスクDを回転させた時の光ピッ
クアップ10からの出力信号を観察しながら第2ベース
6全体を回動させてオフセンタ量△dが減少するように
調整している。
【0061】更に、チルト支持軸15のV字状溝15a
にシャフト21が嵌まり込んでいるため、第2ベース6
はチルト支持軸15及びチルト支持軸16の軸方向には
ほとんど自由度が与えられず、がたつきがない状態が保
たれている。
【0062】また、手前側のチルト支持軸受けアーム2
2の上面22bに突出したシャフト21とシャフト24
との間の所定の間隔はチルト支持軸15の径よりも少し
大きい値であるが引張バネ25の作用によりその隙間は
なくなる。このためチルト支持軸15は常にシャフト2
1,チルト支持軸受けアーム22の上面22,シャフト
24の3点と接触しながら回動する。
【0063】一方、奥側のチルト支持軸受けアーム32
のガイド溝32eに嵌め込んだ板バネ34と上面32c
の略中央に突出したシャフト35との間内に入り込んだ
チルト支持軸16に対しての隙間は板バネ34とシャフ
ト35によって吸収されるために常に発生しない。ま
た、この隙間が無くなり、摩擦抵抗が増えたとしてもラ
ジアルチルトの回転中心から非常に近い部分での摩擦抵
抗でありこの摩擦抵抗による抵抗トルクは非常に小さ
く、結果的にラジアルチルト補正の障害となる程度の大
きさではない。
【0064】次に、図9はオフセンタ量△dを調整した
後の状態を示しており、図8で示したオフセンタ量△d
だけずれた一点鎖線は光ディスクDあるいはターンテー
ブル2の中心を通るよう修正されている。なお、このオ
フセンタ量調整手段では、調整用ネジ39と第2ベース
6の回動中心(シャフト21)との略中間の位置に光ピ
ックアップ10があり、調整用ネジ39によるチルト支
持軸16の光ディスクDの径方向への移動量に対して光
ピックアップ10の光ディスクDの径方向と直交する方
向への移動量はその半分近くになる。このため調整用ネ
ジ39を大きく回しても光ピックアップ10の調整感度
を小さくでき、微小な調整が可能である。
【0065】今まで説明してきたオフセンタ量調整手段
では光ピックアップ10が光ディスクDの最内周へ到達
する半径位置が変動してしまう可能性がでてくる。しか
し、第2ベース6はシャフト21を回動中心として調整
用ネジ39とチルト支持軸受けアーム32との接点を作
用点として回動する。問題となる光ピックアップ10は
回動中心であるシャフト21と作用点である調整用ネジ
39とチルト支持軸受けアーム32の接点の略中間にあ
る。このため作用点における変動量よりも光ピックアッ
プ10の変動量は小さく、その変動量はかなり小さいも
のであり問題となることはない。
【0066】また、通常、光ピックアップ10が最内周
位置に到達したことを検知するために第1ベース5上に
検出スイッチ61が取り付けられている。光ピックアッ
プ10が最内周位置に到達したときに光ピックアップ1
0自体が検出スイッチ61を押して到達を検出すること
になっている。しかし検出スイッチ41と光ピックアッ
プ10の接点をより回動中心であるシャフト21に近い
位置にしておけばよりその検出位置の変動△Lを小さく
することができる。
【0067】そして、オフセンタ量を調整した後は、レ
ーザービームを照射した光ディスクD上のスポットの径
方向移動軌跡が常に光ディスクDの中心を通る一つの直
径線上にあるので、光ディスクDを光ピックアップで良
好に記録再生することができる。
【0068】なお、調整終了後は第1ベース5とチルト
支持軸受け部20、チルト支持軸受け部30を紫外線硬
化接着剤により固定することが好ましい。
【0069】<第2実施例>図10は本発明に係る第2
実施例の光ディスク駆動装置を平面図、図11は第2実
施例の要部となるオフセンタ量調整手段の一部を構成す
る手前側のチルト支持軸及びチルト支持軸受け部を拡大
分解して示した分解斜視図、図12は第2実施例のオフ
センタ量調整手段の一部を構成する手前側のチルト支持
軸及びチルト支持軸受け部を拡大して示した平面図、図
13は第2実施例の要部となるオフセンタ量調整手段の
一部を構成する奥側のチルト支持軸及びチルト支持軸受
け部を拡大分解して示した分解斜視図、図14は第2実
施例のオフセンタ量調整手段の一部を構成する奥側のチ
ルト支持軸及びチルト支持軸受け部を拡大して示した平
面図である。
【0070】図10に示した本発明に係る第2実施例の
光ディスク駆動装置1Bは、先に説明した第1実施例の
光ディスク駆動装置1Aの構成と一部を除いて同様の構
成であり、ここでは説明の便宜上、先に示した構成部材
に対しては同一の符号を付し、且つ、先に示した構成部
材は必要に応じて適宜説明し、従来と異なる構成部材に
新たな符号を付して説明する。
【0071】図10に示した如く、本発明に係る第2実
施例の光ディスク駆動装置1Bでは、第1ベース5上に
光ディスクDを載置するターンテーブル2が回転自在に
設けられ、且つ、第2ベース6上に光ピックアップ10
が光ディスクDの径方向(矢印K方向)に移動自在に設
けられており、更に、第1ベース5の右端部側及び第2
ベース6の右端部側には、第2ベース6全体を第1ベー
ス5に対して高さ方向に揺動させるラジアルチルト補正
手段50が設けられている点は第1実施例と同様であ
る。
【0072】ここで、この第2実施例ではオフセンタ量
調整手段が第1実施例と異なっており、このオフセンタ
量調整手段は第2実施例の要部となっている。
【0073】即ち、第2ベース6の手前側の側面6b及
びこの側面6bと光ピックアップ10を挟んで対向する
奥側の側面6cには一対のチルト支持軸71,72が光
ピックアップ10の移動方向と略直交した一直線上に沿
って取り付けられており、これら一対のチルト支持軸7
1,72は各側6b,6cの外側に突出している。この
際、一対のチルト支持軸71,72が取り付けられる上
記一直線上は、光ディスクDの内周側で信号面が始まる
リードイン近傍の径と交わるあたりに設定されている。
【0074】一方、第1ベース5上には一対のチルト支
持軸受け部80,90が第2ベース6の側面6b,6c
に取り付けた一対のチルト支持軸71,72と対応して
取り付けられており、これら一対のチルト支持軸受け部
80,90に一対のチルト支持軸71,72が支持され
ている。
【0075】まず、図11及び図12に拡大して示した
如く、第2実施例のオフセンタ量調整手段の一部を構成
する手前のチルト支持軸71及びチルト支持軸受け部8
0では、第2ベース6の側面6cの外側に取り付けたチ
ルト支持軸71の長さ方向の先端にピボット71aが凸
状円錐面として形成されている。
【0076】一方、第2ベース6の側面6bの外側に取
り付けたチルト支持軸71と対応して第1ベース5上に
取り付けたチルト支持軸受け部80は、軸受けブロック
81がネジ82により第1ベース5上に固定されてい
る。上記軸受けブロック81は、チルト支持軸71のピ
ボット71aと対向する位置の面81aにピボット軸受
け81bが凹状円錐面として形成されている。ここで
は、軸受けブロック81のピボット軸受け81bの方が
チルト支持軸71のピボット71aよりも円錐面の底面
が広がるように形成されている。
【0077】そして、チルト支持軸71のピボット71
aを軸受けブロック81のピボット軸受け81bに嵌合
させることで、ピボット71aの頂点とピボット軸受け
81bの頂点とが後述するように第2ベース6全体を回
動させる支点となっている。
【0078】次に、図13及び図14に拡大して示した
如く、第2実施例のオフセンタ量調整手段の一部を構成
する奥側のチルト支持軸72及びチルト支持軸受け部9
0では、第2ベース6の側面6cの外側に取り付けたチ
ルト支持軸72の長さ方向の先端にピボット72aが凸
状円錐面として形成されている。
【0079】一方、第2ベース6の側面6cの外側に取
り付けたチルト支持軸72と対応して第1ベース5上に
取り付けたチルト支持軸受け部90は、シャフト91が
上方に向かって垂設されており、このシャフト91に軸
受けブロック92に形成した長孔92aを回動可能に嵌
合させてEリング93で上方への抜け防止を図ってい
る。
【0080】また、上記軸受けブロック92は、チルト
支持軸72のピボット72aと対向する位置の面92b
にピボット軸受け92cが凹状円錐面として形成されて
おり、このピボット軸受け92cにチルト支持軸72の
ピボット72aが嵌合している。ここでも、軸受けブロ
ック92のピボット軸受け92cの方がチルト支持軸7
2のピボット72aよりも円錐面の底面が広がるように
形成されている。
【0081】また、軸受けブロック92の面92bを側
面92dより突出させた突出部92eに引張バネ94の
一端を掛止させ、引張バネ94の他端を第1ベース5の
裏面に掛止させている。
【0082】また、軸受けブロック92の側面92d近
傍にこの側面92dを押圧するための調整用ネジ95及
びこの調整用ネジ95を螺合して支持するネジ支持ブロ
ック96が取り付けられている。この際、軸受けブロッ
ク92のピボット軸受け92cに嵌合したチルト支持軸
72と調整用ネジ95とは互いに略直角な関係にあり、
このチルト支持軸72と調整用ネジ95との間の略中間
位置方向に引張バネ94の付勢力が作用している。
【0083】次に、上記構成による第2実施例のオフセ
ンタ量調整手段の動作について説明する。
【0084】ここで、第2ベース6及びこの第2ベース
6に取り付けた光ピックアップ10などの部品を回動さ
せるには、奥側のチルト支持軸受け部90を構成するネ
ジ支持ブロック96に螺合した調整用ネジ95を用い
る。この調整用ネジ95を前進又は後退するように回転
させて引張バネ94の付勢力を介して調整用ネジ95で
奥側の軸受けブロック92を押圧すると、軸受けブロッ
ク92がシャフト91を中心として光ディスクDの径方
向(矢印K方向)に回動するために、これに伴って、軸
受けブロック92上に支持されたチルト支持軸72も一
体となって光ディスクDの径方向(矢印K方向)に変位
するので、軸受けブロック92のピボット軸受け92c
に嵌合したチルト支持軸72と一体に第2ベース6全体
が手前側に取り付けたチルト支持軸71のピボット71
aの頂点と軸受けブロック81のピボット軸受け81b
の頂点とを支点にして第1ベース5に対して略平行な平
面内で且つ光ディスクDと略平行な平面内で回動する。
【0085】この際、調整用ネジ95を回すことが可能
な位置は、第1実施例と同様にように光ディスクDの直
径よりも外側にあるので、光ディスクDを回転させた時
の光ピックアップ10からの出力信号を観察しながら第
2ベース6全体を回動させてオフセンタ量が減少するよ
うに調整している。
【0086】そして、オフセンタ量を調整した後は、レ
ーザービームを照射した光ディスクD上のスポットの径
方向移動軌跡が常に光ディスクDの中心を通る一つの直
径線上にあるので、光ディスクDを光ピックアップで良
好に記録再生することができる。
【0087】なお、調整終了後は第1ベース5とチルト
支持軸受け部80、チルト支持軸受け部90を紫外線硬
化接着剤により固定することが好ましい。
【0088】
【発明の効果】以上詳述した本発明に係る光ディスク駆
動装置によると、光ディスクを回転させるためのターン
テーブルを取り付けた第1ベースと、光ピックアップを
光ディスクの径方向に移動自在に取り付けると共に、光
ディスクの内周側で該光ディスクの移動方向に対して略
直交する一直線上に光ピックアップを挟んで一対のチル
ト支持軸を取り付けた第2ベースと、光ピックアップか
ら出射されるレーザービームを常に光ディスクの信号面
のラジアル方向に対してに略垂直に入射させるために一
対のチルト支持軸を中心に第2ベース全体を第1ベース
に対して高さ方向に揺動させるラジアルチルト補正手段
とを光ディスク駆動装置内に備えた際、とくに、一対の
チルト支持軸のうち一方のチルト支持軸側を支点とし
て、第2ベース全体を光ディスクと略平行な平面内で回
動させるように他方のチルト支持軸を光ディスクの径方
向に変位させることで、レーザービームを照射した光デ
ィスク上のスポットの径方向移動軌跡が常に光ディスク
の中心を通る一つの直径線上あるようにオフセンタ量を
調整するオフセンタ量調整手段を備えたため、光ディス
クを光ピックアップにより良好に記録再生することがで
きる。また、オフセンタ量調整手段によりオフセンタ量
を調整する際に、光ディスクの直径よりも外側でオフセ
ンタ量を調整するように構成すれば、光ディスクを回転
させたままで光ピックアップからの出力信号を観察しな
がらオフセンタ調整が可能となり、その調整は容易であ
りながら高精度なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る第1実施例の光ディスク駆動装置
の斜視図である。
【図2】本発明に係る第1実施例の光ディスク駆動装置
の平面図である。
【図3】本発明に係る第1実施例の光ディスク駆動装置
を分解して示した分解斜視図である。
【図4】第1実施例の要部となるオフセンタ量調整手段
の一部を構成する手前側のチルト支持軸及びチルト支持
軸受け部を拡大分解して示した分解斜視図である。
【図5】(a),(b)は第1実施例のオフセンタ量調
整手段の一部を構成する手前側のチルト支持軸及びチル
ト支持軸受け部を拡大して示した平面図,正面断面図で
ある。
【図6】第1実施例の要部となるオフセンタ量調整手段
の一部を構成する奥側のチルト支持軸及びチルト支持軸
受け部を拡大分解して示した分解斜視図である。
【図7】(a),(b)は第1実施例のオフセンタ量調
整手段の一部を構成する奥側のチルト支持軸及びチルト
支持軸受け部を拡大して示した平面図,正面断面図であ
る。
【図8】本発明に係るディスク駆動装置において、光ピ
ックアップからのレーザービームを照射した光ディスク
上のスポットの径方向移動軌跡にオフセンタが生じてい
る状態を示した平面図である。
【図9】本発明に係るディスク駆動装置において、光ピ
ックアップからのレーザービームを照射した光ディスク
上のスポットの径方向移動軌跡に生じていたオフセンタ
量を調整した後の状態を示した平面図である。
【図10】本発明に係る第2実施例の光ディスク駆動装
置を平面図である。
【図11】第2実施例の要部となるオフセンタ量調整手
段の一部を構成する手前側のチルト支持軸及びチルト支
持軸受け部を拡大分解して示した分解斜視図である。
【図12】第2実施例のオフセンタ量調整手段の一部を
構成する手前側のチルト支持軸及びチルト支持軸受け部
を拡大して示した平面図である。
【図13】第2実施例の要部となるオフセンタ量調整手
段の一部を構成する奥側のチルト支持軸及びチルト支持
軸受け部を拡大分解して示した分解斜視図である。
【図14】第2実施例のオフセンタ量調整手段の一部を
構成する奥側のチルト支持軸及びチルト支持軸受け部を
拡大して示した平面図である。
【図15】(a),(b)は従来の光学ピックアップ装
置のガイド装置を説明するための斜視図,平面図であ
る。
【符号の説明】
1A…第1実施例の光ディスク駆動装置、1B…第2実
施例の光ディスク駆動装置、2…ターンテーブル、4…
スピンドルモータ、5…第1ベース、6…第2ベース、
7…長尺なガイド軸、8…長尺なガイドレール、9…光
ピックアップ支持台、10…光ピックアップ、15,1
6…一対のチルト支持軸、15a…V字状溝、20,3
0…一対のチルト支持軸受け部、21…シャフト、22
…チルト支持軸受けアーム、24…シャフト、25…引
張バネ、31…シャフト、32…チルト支持軸受けアー
ム、34…板バネ、35…シャフト、36…引張バネ、
39…調整用ネジ、40…ネジ支持ブロック、50…ラ
ジアルチルト補正手段、71,72…一対のチルト支持
軸、71a…ピボット、72a…ピボット、80,90
…一対のチルト支持軸受け部、81…軸受けブロック、
81b…ピボット軸受け、91…シャフト、92…軸受
けブロック、92c…ピボット軸受け、93…引張バ
ネ、95…調整用ネジ、96…ネジ支持ブロック、D…
光ディスク。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】光ディスクを回転させるためのターンテー
    ブルを取り付けた第1ベースと、 光ピックアップを前記光ディスクの径方向に移動自在に
    取り付けると共に、前記光ディスクの内周側で該光ディ
    スクの移動方向に対して略直交する一直線上に前記光ピ
    ックアップを挟んで一対のチルト支持軸を取り付けた第
    2ベースと、 前記光ピックアップから出射されるレーザービームを常
    に前記光ディスクの信号面のラジアル方向に対して略垂
    直に入射させるために前記一対のチルト支持軸を中心に
    前記第2ベース全体を前記第1ベースに対して高さ方向
    に揺動させるラジアルチルト補正手段とを備えた光ディ
    スク駆動装置において、 前記一対のチルト支持軸のうち一方のチルト支持軸側を
    支点として、前記第2ベース全体を前記光ディスクと略
    平行な平面内で回動させるように他方のチルト支持軸を
    該光ディスクの径方向に変位させることで、前記レーザ
    ービームを照射した前記光ディスク上のスポットの径方
    向移動軌跡が常に該光ディスクの中心を通る一つの直径
    線上にあるようにオフセンタ量を調整するオフセンタ量
    調整手段を備えたことを特徴とする光ディスク駆動装
    置。
  2. 【請求項2】請求項1記載の光ディスク駆動装置におい
    て、 前記オフセンタ量調整手段は、前記一対のチルト支持軸
    と対応して前記第1ベース上に一対のチルト支持軸受け
    アームを回動可能に取り付けて、前記一対のチルト支持
    軸受けアーム上に前記一対のチルト支持軸を支持させる
    と共に、一方のチルト支持軸を支持した一方のチルト支
    持軸受けアーム側を前記第2ベースの回動支点となるよ
    う構成し、且つ、他方のチルト支持軸を支持した他方の
    チルト支持軸受けアームを前記オフセンタ量が減少する
    方向に押圧することを特徴とする光ディスク駆動装置。
  3. 【請求項3】請求項1記載の光ディスク駆動装置におい
    て、 前記オフセンタ量調整手段は、前記一対のチルト支持軸
    の先端にピボットを凸状円錐面として形成し、且つ、該
    一対のチルト支持軸のピボットと対向して嵌合させるた
    めに凹状円錐面のピボット軸受けを一対の軸受けブロッ
    クに形成すると共に、一対の軸受けブロックのうち一方
    の軸受けブロックをこれと対向した前記チルト支持軸に
    嵌合させた状態で前記第1ベース上に固定して前記第2
    ベースの回動支点となるよう構成し、他方の軸受けブロ
    ックをこれと対向した前記チルト支持軸に嵌合させた状
    態で前記第1ベース上に回動可能に取り付けて該他方の
    軸受けブロックを前記オフセンタ量が減少する方向に押
    圧することを特徴とする光ディスク駆動装置。
  4. 【請求項4】請求項2又は請求項3記載の光ディスク駆
    動装置において、 前記オフセンタ量調整手段による前記オフセンタ量の調
    整は、前記光ディスクの直径よりも外側で行うように構
    成したことを特徴とする光ディスク駆動装置。
JP2000225093A 2000-07-26 2000-07-26 光ディスク駆動装置 Pending JP2002042351A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000225093A JP2002042351A (ja) 2000-07-26 2000-07-26 光ディスク駆動装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000225093A JP2002042351A (ja) 2000-07-26 2000-07-26 光ディスク駆動装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2002042351A true JP2002042351A (ja) 2002-02-08

Family

ID=18718928

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000225093A Pending JP2002042351A (ja) 2000-07-26 2000-07-26 光ディスク駆動装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2002042351A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100457532B1 (ko) * 2002-07-27 2004-11-17 삼성전자주식회사 광 디스크 플레이어의 틸트 조정장치 및 틸트 조정방법
US7350221B2 (en) 2001-09-11 2008-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Height adjustment device suitable for use in an optical disk apparatus

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7350221B2 (en) 2001-09-11 2008-03-25 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Height adjustment device suitable for use in an optical disk apparatus
KR100457532B1 (ko) * 2002-07-27 2004-11-17 삼성전자주식회사 광 디스크 플레이어의 틸트 조정장치 및 틸트 조정방법

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5995479A (en) Optical head adjusting apparatus
JP3000984B2 (ja) 光学式ディスク装置
US6388982B2 (en) Spindle motor inclination angle adjusting mechanism in optical disk apparatus
US20020181386A1 (en) Disk reproducing device
JP2519827B2 (ja) ディスク再生装置
US6369963B1 (en) Optical pickup apparatus
JPH04109433A (ja) 光学ピックアップ装置のガイド装置
JP2002042351A (ja) 光ディスク駆動装置
JP3428832B2 (ja) ディスク装置における調整装置
US20040213110A1 (en) Media driving apparatus
US6426925B1 (en) Recording and/or reproducing apparatus with tilt adjustment mechanism
JP2768608B2 (ja) 光ピックアップの光軸調整機構
JPH11224438A (ja) 光学ピックアップ装置
JP4251145B2 (ja) 光ディスクローディング装置及び光ディスク装置
JPH1166588A (ja) 光学式ピックアップ装置
JP2006286127A (ja) 光ディスクドライブ装置
JP2005116010A (ja) ディスクドライブ装置
JPH0624014Y2 (ja) 光学式ピックアップ・アセンブリ
JP3471475B2 (ja) 光ヘッド支持機構
JP2000306320A (ja) 駆動装置
JP2002163828A (ja) スピンドル・オフセンタ量調整方法及び装置
JPH0329771Y2 (ja)
JP2001357553A (ja) ディスク再生装置および調整方法
JP2003346351A (ja) 光ディスク装置
JP3490937B2 (ja) ディスク記録又は再生装置