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JP2001328235A - 印刷機の色調早期安定化方法及び装置 - Google Patents

印刷機の色調早期安定化方法及び装置

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JP2001328235A
JP2001328235A JP2000148137A JP2000148137A JP2001328235A JP 2001328235 A JP2001328235 A JP 2001328235A JP 2000148137 A JP2000148137 A JP 2000148137A JP 2000148137 A JP2000148137 A JP 2000148137A JP 2001328235 A JP2001328235 A JP 2001328235A
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JP
Japan
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ink
printing
color tone
density
solid density
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JP2000148137A
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Ikuo Ozaki
郁夫 尾崎
Rieko Nagai
理絵子 永井
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 所定の印刷紙を用い、校正刷りにおいてイン
キ盛り量が基準盛り量から変わった場合でも、色調を早
期安定化させる色調安定化方法を提供する。 【解決手段】 インキ元ローラ回転量、インキキー開
度、インキ呼び出しローラの呼び出し回数等のインキ供
給条件を調節して印刷紙に印刷される絵柄の色調を早期
に安定させる印刷機の色調早期安定化方法において、あ
らかじめ印刷紙上のインキベタ濃度と前記インキ供給条
件との関係を、式もしくはテーブルにて用意し、本印刷
に先立ち校正用印刷紙のインキベタ濃度を測定して、該
測定データから前記式もしくはテーブルを用いて前記イ
ンキ供給条件を決定することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、オフセット印刷機
の色調早期安定化方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、オフセット印刷機において、
印刷物の色調を安定化させるための装置が種々開発され
ている。図8に示す装置もその一つである。該装置は本
刷りに使用する版胴20の外周に設けた刷版がプレート
スキャナー1によって計測され、これにより得られた刷
版の絵柄面積率データが演算装置2に入力される。そし
て、演算装置2は、通常印刷時には、この絵柄面積率デ
ータに基づいてインキキー7の開度及びインキ元ローラ
8の回転量の目標値を計算し、この計算結果を制御指令
としてインキキー開度制御装置5に出力する。
【0003】但し、前記絵柄面積率データに基づいたイ
ンキキー7の開度及びインキ元ローラ8の回転量は、印
刷紙面上のインキ膜厚が基準インキ盛り量になるような
設定値が実験により予め求められており、その値がイン
キキー開度制御装置5及びインキ元ローラ回転量制御装
置4にセットされる。
【0004】また、演算装置2には図示しない入力装置
が接続されており、通常印刷を開始する前には、準備段
階としてインキローラ群11に最低限のインキ膜厚を形
成するべく、インキ元ローラ回転量、インキキー開度及
びインキ呼び出し回数の設定値が、この入力装置から演
算装置2を介して各制御装置4〜6に入力することが可
能である。
【0005】なお、演算装置2は、インキ元ローラ回転
量、インキキー開度及びインキ呼び出し回数だけでな
く、印刷部10の他の運転設定値についても計算し、こ
れを印刷部制御装置3に出力するようになっており、印
刷部制御装置3はこの指令(出力値)に従って印刷部1
0の運転を制御する。なお、印刷部10は、インキキー
7、インキ元ローラ8、インキ呼び出しローラ9、イン
キローラ群11、インキ着けローラ14及び版胴20等
から構成される。
【0006】また、インキ元ローラ回転量制御装置4
は、演算装置2からの指令に従ってインキ元ローラ8の
回転量を制御し、インキキー開度制御装置5は、演算装
置2からの指令に従ってインキキー7の開度(インキキ
ー7とインキ元ローラ8との隙間)を制御し、インキ呼
び出しローラ制御装置6は、演算装置2からの指令に従
ってインキ呼び出しローラ9の回数(インキ呼び出し回
数)を制御する。
【0007】この装置による制御を、図9を用いて説明
すると、先ず、印刷を開始する前の準備段階として、イ
ンキローラ11に印刷中に必要とされる最低限のインキ
膜厚を形成するため、図示しない入力装置から演算装置
2に各設定値が入力される。つまり、インキ元ローラ8
の回転量が演算装置2に入力され(ステップA1)、イ
ンキキー開度が演算装置2に入力され(ステップA
2)、そして、インキ呼び出し回数が演算装置2に入力
される(ステップA3)。なお、このようなインキロー
ラ群11に最低限のインキ膜厚を形成するためのインキ
元ローラ8の回転量、インキキー開度及びインキ呼び出
し回転数の各設定値は、予め実験を行なう等して得られ
るものである。
【0008】次に、上述の入力値に基づき演算装置2か
ら各制御装置3〜6に指令が出力されると、印刷部制御
装置3により制御されて印刷部10は空転を開始し、そ
の後、インキ元ローラ回転量制御装置4によりインキ元
ローラ8の回転量が、インキキー開度制御装置5により
インキキー7の開度がそれぞれ制御される(ステップA
4)。そして、インキ呼び出しローラ9は、インキ呼び
出しローラ制御装置6に制御されてステップA3で入力
された回数(インキ呼び出し回数)だけインキ呼び出し
を実行し(ステップA5)、インキローラ群11に印刷
中に必要とされる最低限のインキ量が供給される。
【0009】次に、プレートスキャナー1で読み込んだ
刷版の絵柄面積率データが演算装置2に入力され、演算
装置2ではこの絵柄面積率データに基づいて、即ち、刷
版の絵柄に応じて、インキ元ローラ回転量及びインキキ
ー開度が演算され、この演算結果が制御指令値としてイ
ンキ元ローラ回転量制御装置4及びインキキー開度制御
装置5に出力される。なお、このような刷版の絵柄に応
じて、インキ元ローラ回転量及びインキキー開度の関係
は、予め実験を行なう等して得られるものである。そし
て、この制御指令値に基づいて、インキ元ローラ8の回
転量がインキ元ローラ回転量制御装置4により制御さ
れ、インキキー7の開度がインキキー開度制御装置5に
より制御されて、それぞれ本刷り時の設定値にセットさ
れる(ステップA6)。
【0010】次に、インキローラ群11に刷版の絵柄に
応じたインキ膜厚を形成するためのインキ呼び出し回数
が、図示しない入力装置から演算装置2を介してインキ
呼び出しローラ制御装置6に入力される(ステップA
7)。なお、絵柄に応じたインキ膜厚を形成するための
インキ呼び出し回数の設定値は、予め実験等を行なって
求められるものである。そして、演算装置2からの制御
指令値に基づきインキ呼び出しローラ9の回転数がイン
キ呼び出しローラ制御装置6により制御されて所定の回
数だけインキ呼び出しが実行され、これにより、インキ
が、インキ呼び出しローラ9を介して、インキローラ群
11及びインキ着けローラ14に供給される(ステップ
A8)。
【0011】そして、色調安定化装置が停止されて各制
御装置3〜6による色調安定化のため調整制御が終了し
(ステップA9)、用紙を印刷部10にセットして試し
刷りが行われる(ステップA10)。そして、その後、
印刷された色が色見本に合っているか確認が行なわれ、
本刷りとなる(ステップA11)。
【0012】このように、この装置では、試し刷りを行
なう前に、インキローラ群11に印刷中に必要とされる
最低限のインキ量を供給するとともに、プレートスキャ
ナー1で刷版の絵柄面積率データを読み込み、この絵柄
面積率データに基づいて各設定を行なうことにより、印
刷の色調の早期安定化を図っている。また、本刷り段階
でも既に絵柄面積率データに基づいて、絵柄に応じたイ
ンキ元ローラ回転量及びインキキー開度の設定が行われ
ているため、印刷色調の長期安定化も図られる。
【0013】また、上記技術と同じように試し刷りを行
なう前に、インキローラ群に印刷中に必要とされる最低
限のインキ量を供給する技術は、特開平10−1619
3号公報で知られている。また、ブランケット胴洗浄に
際して、刷り出し前に後続の印刷ユニットにインキを増
量供給して、ブランケット胴の洗浄により各印刷ユニッ
トのブランケット胴表面におけるインキと水のバランス
が崩れ、印刷物の色調が不安定になる現象を防止する技
術として、特開平3−166947号公報が知られてい
る。
【0014】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述従
来技術例には下記の課題がある。 (1)印刷紙面上に基準インキ盛り量を印刷するとき、
基準印刷紙に対して各種条件を設定したものであり、基
準印刷紙に対する基準インキ盛り量が変わった場合校正
刷りの色調に本刷りの色調を合わすために印刷紙面上の
インキ膜厚を基準インキ盛り量から変えなければならな
い。 (2)上記従来技術例では、紙やインキなどの印刷資材
が変わると紙面上へのインキ転移率が変わったり、基準
インキ盛り量が異なるので、その度に本刷り前に実験を
して基準インキ盛り量となるようなインキ元ローラ回転
量、インキキー開度、インキ呼び出し回数を求めなけれ
ばならない。 (3)通常の4色以外の特色については、その一つ一つ
に対して本刷り前に上記(2)に述べた実験をしなけれ
ばならないので、現実的でない。
【0015】上述のように、従来技術では使用する予定
の印刷紙面上の基準インキ盛り量(インキベタ濃度)を
予め調べておき、前記予定の印刷紙を用い、校正刷りに
おいてインキ盛り量が変わったり、使用インキが変わっ
たり、また、印刷紙を代えた場合には、使用印刷紙に対
して前記校正刷りと同じインキ盛り量となるように、多
数の予定印刷紙に対してのインキ元ローラ回転量、イン
キキー開度、インキ呼び出し回数等のインキ供給条件を
予め実験をして求めておく必要があった。そのために、
膨大な量の印刷資材とインキ供給条件との組み合わせを
記憶する記憶手段を必要とした。また、4色のプロセス
インキで基準インキ盛り量や印刷紙が殆ど変わらないユ
ーザでは従来技術でも問題はなかったが、特色インキ、
基準インキ盛り量並びに印刷紙が変わるユーザでは、校
正刷りの色調に合わすために、本刷り前に毎回何度も実
験を行う必要があり、現実的でなかった。このような理
由から膨大な量の記憶をする必要がなく、かつ、本刷り
前の試し刷りを少なくして迅速に色調を安定化する方法
及び装置が望まれている。
【0016】本発明は、上記問題点に鑑みなされたもの
で、所定の印刷紙を用い、校正刷りにおいてインキ盛り
量が基準盛り量から変わった場合は、迅速に色調を早期
安定化させる色調安定化装置及び色調安定化方法を提供
することを目的とする。また、本発明の他の目的は、紙
や使用インキ等の印刷資材が変わっても使用印刷紙に対
して前記校正刷りと同じインキ盛り量となるように、色
調を早期安定化させる色調安定化装置及び色調安定化方
法を提供することである。また、本発明の他の目的は、
特色インキ、基準インキ盛り量並びに印刷紙が予定した
ものでなくても、色調を早期安定化させる色調安定化装
置及び色調安定化方法を提供することである。また、本
発明の他の目的は、印刷資材とインキ供給条件との組み
合わせが膨大とならない色調を早期安定化させる色調安
定化装置及び色調安定化方法を提供することである。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、インキ元ロー
ラ回転量、インキキー開度、インキ呼び出しローラの呼
び出し回数等のインキ供給条件を調節して印刷紙に印刷
される絵柄の色調を早期に安定させる印刷機の色調早期
安定化方法において、あらかじめ印刷紙上のインキベタ
濃度と前記インキ供給条件との関係を、式もしくはテー
ブルにて用意し、本印刷に先立ち校正用印刷紙のインキ
ベタ濃度を測定して、該測定データから前記式もしくは
テーブルを用いて前記インキ供給条件を決定することを
特徴とする。
【0018】本第1発明は、方法発明であって、あらか
じめ印刷紙上のインキベタ濃度と前記インキ供給条件と
の関係を、式もしくはテーブルにて用意し、本印刷に先
立ち校正用印刷紙のインキベタ濃度を測定して、該測定
データから前記式もしくはテーブルを用いて前記インキ
供給条件を決定するものである。この方法によると、校
正用印刷紙のインキベタ濃度を実測しているので、校正
用印刷紙のインキ盛り量を異ならせた校正用データを多
数装置本体内に記憶させる必要はなく、校正用印刷紙の
インキベタ濃度を測定した測定データを、あらかじめ印
刷紙上のインキベタ濃度と前記インキ供給条件との関係
を示す、式もしくはテーブルを用いてインキ元ローラ回
転量、インキキー開度、インキ呼び出しローラの呼び出
し回数等のインキ供給条件を求めることができ、校正用
印刷紙のインキ盛り量の変化によく対応して印刷紙に印
刷される絵柄の色調を早期に安定させることができる。
【0019】また、本第2発明は、インキ元ローラ回転
量、インキキー開度、インキ呼び出しローラの呼び出し
回数等のインキ供給条件を調節して印刷紙に印刷される
絵柄の色調を早期に安定させる印刷機の色調早期安定化
方法において、あらかじめ使用印刷紙及びインキ等の基
準印刷資材による所定絵柄の基準インキベタ濃度と前記
インキ供給条件との関係を、第1関係式にて用意し、本
印刷に先立ち前記所定印刷資材とは異なった印刷資材に
よる校正用インキベタ濃度を測定して、前記校正用イン
キベタ濃度から前記第1関係式を用いて試し刷りインキ
供給条件を求めて試し刷りを行い、前記試し刷り印刷紙
上の試し刷りインキベタ濃度と、前記試し刷りインキ供
給条件とから前記第1関係式を用いて線形近似係数を求
め、該線形近似係数を用い、前記インキ供給条件と、イ
ンキベタ濃度との関係を示す第2関係式を求め、該第2
関係式を用い、前記校正用インキベタ濃度から前記イン
キ供給条件を求めることを特徴とする。
【0020】本第2発明は、印刷紙を代えた場合、予定
された印刷紙以外であっても使用印刷紙に対して前記校
正刷りと同じインキ盛り量となるように、また、印刷紙
を代えずに使用インキを代えた場合であっても、校正刷
りと同じインキ盛り量となるように色調を早期安定化さ
せること、また、請求項3に記載するような、特色イン
キ、基準インキ盛り量並びに印刷紙が予定したものでな
くても、色調を早期安定化させることを包含している。
【0021】すなわち、本印刷に先立ち前記所定印刷紙
とは異なった材質の印刷紙上の所定絵柄の校正用インキ
ベタ濃度を測定し、前記測定データから前記第1関係式
を用いて試し刷りインキ供給条件を求めて試し刷りを行
い、前記試し刷り印刷紙上の試し刷りインキベタ濃度
と、前記試し刷りインキ供給条件とから前記第1関係式
を用いて線形近似係数を求め、該線形近似係数を用い、
前記インキ供給条件と、インキベタ濃度との関係を示す
第2関係式を求め、該第2関係式を用い、前記校正用イ
ンキベタ濃度から前記インキ供給条件を求めることによ
り、印刷紙を代えた場合でも、予定された印刷紙以外で
あっても使用印刷紙に対して前記校正刷りと同じインキ
盛り量となるように調節され、色調を早期安定化する。
【0022】また、本印刷に先立ち、前記所定インキと
は異なった性質のインキを用いた所定絵柄の校正用イン
キベタ濃度を測定して、前記測定データから前記第1関
係式を用いて試し刷りインキ供給条件を求めて試し刷り
を行い、前記試し刷り印刷紙上の試し刷りインキベタ濃
度と、前記試し刷りインキ供給条件とから前記第1関係
式を用いて線形近似係数を求め、該線形近似係数を用
い、前記インキ供給条件と、インキベタ濃度との関係を
示す第2関係式を求め、該第2関係式を用い、前記校正
用インキベタ濃度から前記インキ供給条件を求めること
により、インキを代えた場合でも、予定されたインキ以
外であっても使用インキに対して前記校正刷りと同じイ
ンキ盛り量となるように調節され、色調を早期安定化す
る。
【0023】また、プロセスインキによる前記第1関係
式を用意し、本印刷に先立ち特色による前記校正用イン
キベタ濃度を測定するとともに、前記第2関係式を用
い、前記校正用インキベタ濃度から前記インキ供給条件
を求めることも本第2発明の有効な手段である。
【0024】かかる技術手段によると、あらかじめ使用
印刷紙及びプロセスインキ等の基準印刷資材による所定
絵柄の基準インキベタ濃度と前記インキ供給条件との関
係を、第1関係式にて用意し、本印刷に先立ち、前記プ
ロセスインキとは異なった性質の特色インキを用いた所
定絵柄の校正用インキベタ濃度を測定して、前記測定デ
ータから前記第1関係式を用いて試し刷りインキ供給条
件を求めて試し刷りを行い、前記試し刷り印刷紙上の試
し刷りインキベタ濃度と、前記試し刷りインキ供給条件
とから前記第1関係式を用いて線形近似係数を求め、該
線形近似係数を用い、前記インキ供給条件と、インキベ
タ濃度との関係を示す第2関係式を求め、該第2関係式
を用い、前記校正用インキベタ濃度から前記インキ供給
条件を求めることにより、特色インキ、基準インキ盛り
量並びに印刷紙が予定したものでなくても、色調を早期
安定化させることができる。
【0025】また、本第3発明は前記第1発明を実現す
るための装置発明であり、インキ元ローラ回転量、イン
キキー開度、インキ呼び出しローラの呼び出し回数等の
インキ供給条件を調節して印刷紙に印刷される絵柄の色
調を早期に安定させる印刷機の色調早期安定化装置にお
いて、あらかじめ関係式もしくはテーブル等により装置
本体内に記憶された、所定印刷紙上のインキベタ濃度
と、前記インキ供給条件との関係を用いて、該インキ供
給条件を演算する演算手段と、印刷紙のインキベタ濃度
を測定する絵柄濃度測定手段とを備え、本印刷に先立っ
て前記絵柄濃度測定手段によって校正用印刷紙のインキ
ベタ濃度を測定することにより、前記インキ供給条件を
演算して、前記所定の印刷紙を用い、校正刷りにおける
インキ盛り量に対応して前記インキ供給条件を変更して
色調を早期安定化させることを特徴とする。
【0026】本第3発明は、あらかじめ関係式もしくは
テーブル等により装置本体内に記憶された、所定印刷紙
上のインキベタ濃度Dと、前記インキ供給条件(インキ
元ローラ回転量x)との関係を、例えば、図2に示すよ
うにD=F(x)の関係式を用いて、該インキ供給条件
を演算する演算手段を図1の演算装置2内に設けてい
る。また、印刷紙のインキベタ濃度を測定する絵柄濃度
測定手段を図1の濃度計12として備え、本印刷に先立
って前記絵柄濃度測定手段によって校正用印刷紙のイン
キベタ濃度を測定することにより、前記インキ供給条件
を演算して、前記所定の印刷紙を用い、校正刷りにおけ
るインキ盛り量に対応して前記インキ供給条件を変更し
て色調を早期安定化させることができる。
【0027】また、本第3発明においては、インキベタ
濃度データからインキ元ローラ8の回転量xを計算して
いるが、例えば他の値を固定値にして、すなわち、イン
キ元ローラ回転量xf及びインキキー7の開度Hfを固
定値にして、インキ呼び出し回数Yを計算してもよく、
また、インキ元ローラ回転量xf及びインキ呼び出し回
数Yfを固定値にして、インキキー7の開度Hを計算し
てもよい。また、本実施の形態では前記関係式(D=F
(X))の代わりにインキベタ濃度Dと、インキ元ロー
ラ回転量xf、インキキー7の開度H、インキ呼び出し
回数Yとの関係をテーブルとして演算装置2に記憶もし
くは他の記憶手段に出し入れ可能に記憶してもよい。
【0028】また、本第4発明は第2発明を実現するた
めの装置発明であり、インキ元ローラ回転量、インキキ
ー開度、インキ呼び出しローラの呼び出し回数等のイン
キ供給条件を調節して印刷紙に印刷される絵柄の色調を
早期に安定させる印刷機の色調早期安定化装置におい
て、印刷紙のインキベタ濃度を測定する絵柄濃度測定手
段と、本印刷に先立ち測定した前記所定印刷資材とは異
なった印刷資材による校正用インキベタ濃度を用いて、
あらかじめ装置本体内に記憶された、使用印刷紙及びイ
ンキ等の基準印刷資材による所定絵柄の基準インキベタ
濃度と前記インキ供給条件との関係を示す第1関係式か
ら、試し刷りインキ供給条件を求めて試し刷りを行う試
し刷り制御手段と、試し刷り印刷紙上の試し刷りインキ
ベタ濃度と、前記試し刷りインキ供給条件とから前記第
1関係式を用いて線形近似係数を求めるとともに、該線
形近似係数を用い、前記インキ供給条件と、インキベタ
濃度との関係を示す第2関係式を求め、該第2関係式を
用い、前記校正用インキベタ濃度から前記インキ供給条
件を演算する演算手段とを備え、予定された印刷紙以外
もしくは、所定の性質を有するインキ以外であっても、
前記校正刷りと同じインキ盛り量となるように構成する
ことを特徴とする。
【0029】本第4発明は、図1に示すように、印刷紙
のインキベタ濃度を測定する絵柄濃度測定手段(濃度計
12)を備え、本印刷に先立ち測定した前記所定印刷資
材とは異なった印刷資材による校正用インキベタ濃度D
0(図3)、またはDv(図4)を用いて、あらかじめ
装置本体内に記憶された、使用印刷紙及びインキ等の基
準印刷資材による所定絵柄の基準インキベタ濃度と前記
インキ供給条件との関係を示す第1関係式、図3におい
てはD=F(x)、または図4においてはD=G(x)
から、試し刷りインキ供給条件(インキ元ローラ回転量
x)を求めて試し刷りを行う試し刷り制御手段が演算装
置2内に設けられている。
【0030】そして、試し刷り印刷紙上の試し刷りイン
キベタ濃度D1(図3)、D10(図4)と、前記試し
刷りインキ供給条件とから前記第1関係式を用いて線形
近似係数k(図3)、m(図4)を求めるとともに、該
線形近似係数kもしくはmを用い、前記インキ供給条件
と、インキベタ濃度との関係を示す第2関係式、図5に
おいてはD′=kF(x)、または図4においてはD′
=mG(x)を求め、該第2関係式を用い、前記校正用
インキベタ濃度D0(図3)、またはDv(図4)から
前記インキ供給条件x2(図3)、x20(図4)を演
算する演算手段を演算装置2内に設けている。予定され
た印刷紙以外もしくは、所定の性質を有するインキ以外
であっても、プロセスインキ以外の特色インキであって
も、前記校正刷りと同じインキ盛り量となるように調整
される。
【0031】尚、本第4発明においては、インキベタ濃
度データからインキ元ローラ8回転量xを計算している
が、例えば他の値を固定値にして、すなわち、インキ元
ローラ回転量xf及びインキキー7の開度Hfを固定値
にして、インキ呼び出し回数Yを計算してもよく、ま
た、インキ元ローラ回転量xf及びインキ呼び出し回数
Yfを固定値にして、インキキー7の開度Hを計算して
もよい。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図に示した実施の
形態を用いて詳細に説明する。但し、この実施の形態に
記載される構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置
などは特に特定的な記載が無い限り、この発明の範囲を
それのみに限定する趣旨ではなく単なる説明例に過ぎな
い。
【0033】図1は本実施の形態に関わる印刷機の色調
早期安定化装置の構成図、図2は第1実施の形態に関わ
るインキ盛り量(インキベタ濃度D)とインキ元ローラ
回転量xの関係をプロットした図、図5は第1実施の形
態に関わる印刷機の色調早期安定化方法のフローチャー
ト図である。
【0034】本第1実施の形態は、前述した、印刷紙面
上に基準インキ盛り量を印刷するとき、基準印刷紙に対
して各種条件を設定したものであり、基準印刷紙に対す
る基準インキ盛り量が変わった場合、校正刷りの色調に
本刷りの色調を合わすために印刷紙面上のインキ膜厚を
基準インキ盛り量から変えなければならない。という課
題(1)に鑑み創案されたものである。
【0035】このため、図1に示す本実施の形態にかか
る色調安定化装置は、図8に示す従来装置に校正に用い
るために仮刷りを行った印刷紙13面上の任意の位置の
インキ盛り量(インキベタ濃度D)を計測する濃度計1
2を備え、演算装置2内では計測されたインキベタ濃度
Dから、あらかじめ実験により求めた図2に示す関係に
より、インキ元ローラ回転量x、インキキー開度H及び
インキ呼び出し回数Yを求め、インキ供給量を制御する
ことを特徴としている。
【0036】以下、図1、図2及び図5を参照して本発
明に係る実施の形態について説明する。本実施の形態に
かかる印刷装置は、図1に示すような印刷部10を備え
ており、印刷部10は、インキキー7と、該インキキー
7との隙間から供給されたインキを送り出すインキ元ロ
ーラ8と、該インキ元ローラ8から送り出されたインキ
を後段の複数のインキローラ11に供給する(呼び出
す)インキ呼び出しローラ9と、該インキ呼び出しロー
ラ9からのインキをインキ着けローラ14に供給する複
数のインキローラ11と、前記インキ着けローラ14と
当接してインキローラ11からのインキを供給される版
胴20とを備えて構成される。
【0037】インキキー7は、インキ元ローラ8の幅方
向(軸方向)に沿って複数配設されるとともに、各イン
キキー7は、インキキー7とインキ元ローラ8との隙間
(インキキー開度H)を調整できるようになっている。
これにより、インキキー開度H及びインキ元ローラ8の
回転量xを制御することにより後段のインキ呼び出しロ
ーラ9に供給するインキ量を調整でき、また、各インキ
キー7の開度を個別に制御することにより、インキ呼び
出しローラ9、インキローラ11、インキ着けローラ1
4、ひいては版胴20のインキプロファイルを調整でき
るようになっている。
【0038】また、インキ呼び出しローラ9は、その回
数(呼び出し回数)に応じて所定回数(呼び出し回数)
だけ、インキキー7及びインキ元ローラ8から供給され
たインキをインキローラ11に供給するようになってい
る。また、複数のインキローラ11は隣り合うインキロ
ーラ11が互いに当接するようにインキ呼び出しローラ
9とインキ着けローラ14との間に配設されており、イ
ンキ呼び出しローラ9に供給されたインキは、インキロ
ーラ11を介して、インキ着けローラ14ひいては版胴
20に供給されるようになっている。なお、インキロー
ラ11を複数段設けているのは、複数のインキローラ1
1を通過していく過程でインキを徐々に所定の膜厚(印
刷紙13面上が基準インキ盛り量になる)まで均一に薄
膜にして版胴20に供給するためである。
【0039】そして、このような印刷部10の制御部と
して、版胴20の外周に設けられた刷版から絵柄面積率
データを読みとるプレートスキャナー1と、該プレート
スキャナー1により検出された絵柄面積率データ及び校
正刷りした印刷紙13面上からインキ盛り量(インキベ
タ濃度D)を計測する濃度計12と、該濃度計12によ
り計測されたインキベタ濃度データに基づき印刷部10
の運転設定値(インキ元ローラ8の回転量xや、インキ
キー開度Hや、インキ呼び出しローラ9の回数量Y等の
各運転目標値、運転目標として設定した値であるから、
以下、目標設定値ともいう)を演算する演算装置2と、
印刷部制御装置3と、インキ元ローラ回転量制御装置4
と、インキキー開度制御装置5と、インキ呼び出しロー
ラ制御装置6とが備えられている。
【0040】インキ元ローラ回転量制御装置4は、イン
キ元ローラ8の回転量が、演算装置2により演算された
所定回転量になるようにインキ元ローラ8の作動を制御
し、インキキー開度制御装置5は、インキキー開度H
が、演算装置2により演算され設定された設定開度とな
るようにインキキー7の作動を制御し、インキ呼び出し
ローラ制御装置6は、インキの呼び出しが、演算装置2
により演算された所定回数(インキ呼び出し回数)だけ
行なわれるようにインキ呼び出しローラ9の回数を制御
するようになっている。また、印刷部制御装置3は、演
算装置2により演算されたこの他の運転設定値に基づき
印刷部10の運転を制御するようになっている。
【0041】なお、演算装置2には、図示しない入力装
置が接続されており、この入力装置からインキベタ濃度
Dを手動で入力することもでき、濃度計及び手動入力か
ら得られたインキベタ濃度データから図2に示す関係に
より、インキ元ローラ8の回転量xや、インキキー7の
開度Hや、インキ呼び出しローラ9の回転数Y等の目標
設定値を決定できるようになっている。そして、試し刷
りを行なう前には、印刷中に必要とされる最低限のイン
キ膜厚をインキローラ11に形成するためのインキ元ロ
ーラ回転量x、インキキー開度H及びインキ呼び出しロ
ーラ回転数Yを計算するために必要なインキベタ濃度デ
ータが、この入力装置からも入力されるようになってい
る。
【0042】このように予め最低限のインキ膜厚をイン
キローラ11に形成しておくことにより、絵柄面積率デ
ータに基づいてその後行なわれる印刷において色調を早
期に安定化できるようにしているのである。なお、印刷
紙13面上に任意のインキ盛り量(インキベタ濃度D)
を形成するためのインキ元ローラ回転量x、インキキー
開度H及びインキ呼び出し回数Yの各関係は、図3に示
すように実験等により求められるものである。
【0043】本第1実施の形態としての印刷装置は上述
のように構成されており、図5に示すような手順で色調
の安定化が行なわれる。先ず、印刷を開始する前の準備
段階として、印刷紙13面上に任意のインキ盛り量(イ
ンキベタ濃度D)を形成するための最低限のインキ膜厚
をインキローラ11に形成するために、インキ元ローラ
8の回転量、インキキー7の開度及びインキ呼び出し回
数(インキ呼び出しローラ9の回数)を決定するための
インキベタ濃度データが、校正用印刷紙を用いて濃度計
12から、もしくは図示しない入力装置から演算装置2
に入力される(ステップB1)。
【0044】演算装置2には、あらかじめ実験により図
2に示すように、インキキー7の開度H(固定値)f及
びインキ呼び出し回数Yf(固定値)として、インキベ
タ濃度Dとインキ元ローラ8の回転量xとの関係式(D
=F(X))が記憶されている。そのインキベタ濃度デ
ータから図2に示す関係より、インキ元ローラ8の回転
量xが決定される(ステップB2)。本第1実施の形態
では、図2に示すようにインキキー開度Hf(固定値)
及びインキ呼び出し回数Yf(固定値)は、実験時、あ
る固定値で固定されているので、演算装置2から印刷部
制御装置3には、インキベタ濃度データから計算された
インキ元ローラ8の回転量x及び実験時、固定されたイ
ンキキー7の開度Hf及びインキ呼び出し回数Yfが出
力される。
【0045】また、本実施の形態ではインキベタ濃度デ
ータからインキ元ローラ8の回転量xを計算している
が、例えば他の値を固定値にして、すなわち、インキ元
ローラ回転量xf及びインキキー7の開度Hfを固定値
にして、インキ呼び出し回数Yを計算してもよく、ま
た、インキ元ローラ回転量xf及びインキ呼び出し回数
Yfを固定値にして、インキキー7の開度Hを計算して
もよい。また、本実施の形態では前記関係式(D=F
(X))の代わりにインキベタ濃度Dと、インキ元ロー
ラ回転量xf、インキキー7の開度H、インキ呼び出し
回数Yとの関係をテーブルとして演算装置2に記憶もし
くは他の記憶手段に出し入れ可能に記憶してもよい。
【0046】さて、その後、印刷部10の空転が開始さ
れると、かかる入力に基づき、インキ元ローラ8の回転
量x及びインキキー7の開度Hfが設定され(ステップ
A4)、所定回数Yfだけインキの呼び出しが行なわれ
て(ステップA5)、これによりインキローラ11に印
刷中に必要とされる印刷紙13面上に任意のインキ盛り
量(インキベタ濃度D)を形成するための最低限のイン
キ膜厚が形成される。
【0047】そして、プレートスキャナー1により読み
取られた刷版の絵柄面積率データ及び濃度計12により
計測された印刷紙13面上(校正刷り)の任意のインキ
盛り量(インキベタ濃度データ)に基づいて、演算装置
2より、図2の関係を用いてインキ元ローラ回転量xが
計算され、インキ元ローラ回転量制御装置4によりイン
キ元ローラ回転量xが、インキキー開度制御装置5によ
りインキキー7の開度Hfが、それぞれ本刷り時の設定
値に予めセットされ(ステップB3)、インキローラ群
11に刷版の絵柄に応じたインキ膜厚を形成するための
インキ呼び出し回数Yfがローラ制御装置6に入力され
る(ステップA7)。
【0048】所定の回数だけインキ呼び出しが実行され
(ステップA8)、色調安定化装置が停止され(ステッ
プA9)、そして、用紙を印刷部10にセットして試し
刷りが行なわれ(ステップA10)、その後、印刷され
た色が色見本に合っているか確認が行なわれ、通常運転
(本刷り)となる(ステップA11)。
【0049】以上詳述したように、本色調安定化装置に
よれば、濃度計及び予め求められた図2の関係を用いる
ことにより、任意のインキ盛り量で刷られた校正刷りに
対しても色調を早期に安定させることができるという利
点がある。
【0050】そして、本実施の形態は、任意のインキ盛
り量で印刷された校正刷りに対して、その校正刷りのイ
ンキ盛り量(インキベタ濃度D)を予め調べることによ
り、校正刷りと色調が一致するインキローラ群に必要な
インキ量及び印刷紙面上に供給する必要なインキ量を計
算し、印刷機の色調を早期安定化させることができる。
【0051】以上詳述したように、第1実施の形態で
は、紙種や使用インキ等の印刷資材が一定でインキ盛り
量が変化する場合の色調安定化装置及び方法を述べた。
しかし、印刷現場では紙種や使用インキが変わることが
頻繁に起こる。印刷資材が変化するとインキ供給量が一
定であっても以下の要因で紙面上の発色が変化する。 (イ)インキの種類が変わると発色特性が変わり、紙面
上の色調が変化する。 (ロ)紙の種類が変わると、紙の表面色の影響で紙面上
の色調が変化する。 (ハ)紙の種類が変わると、インキの紙への転移特性が
変化して、色調が変化する。 (ニ)紙の種類が変わると、紙の表面の平滑性が変化
し、インキの付着平滑度が変化して色調が変化する。 従って、印刷資材が変わるたびに校正刷りの色調に一致
するインキ供給量とインキ盛り量の関係を調べなければ
ならないが現実的でない。
【0052】このような観点から、次に紙種や使用イン
キ等の印刷資材が異なる場合に適用する第2実施の形態
を説明する。図3は第2実施の形態に関わるインキ盛り
量(インキベタ濃度)とインキ元ローラ回転量の関係を
プロットした図、図6は第2実施の形態に関わる印刷機
の色調早期安定化装置のフローチャート図である。
【0053】装置構成は第1実施の形態と同じで図1で
表されるが、演算装置2内の演算内容が第1実施の形態
と異なるのでその点について下記に説明する。演算装置
2内では、入力されるインキベタ濃度Dに従ってインキ
元ローラ回転量xが計算される。図3の実線は、予め実
験で求めた印刷資材を固定した所定印刷資材のときの模
範となるインキ元ローラ回転量xとインキベタ濃度Dの
関係である。その関係は次式で近似される。 D=F(x) ・・・ (1)
【0054】印刷資材が変わった場合、上記関係が満た
されなくなる可能性があるが、その関係は未知であるの
で、上記関係式に校正刷りのインキベタ濃度(Targetベ
タ濃度D0)を入力し、 D0=F(x) ・・・ (2) として、式(2)からインキ元ローラ回転量x1を求
め、その値を基に試し刷りを行う。上記試し刷りの結
果、インキベタ濃度がD1となったとすると下記式にイ
ンキ元ローラ回転量x1及びインキベタ濃度D1を代入
して、線形近似係数kを求める。 D'=k×F(x) ・・・ (3) 上記式(3)は印刷資材が変化したときの予想されるイ
ンキ元ローラ回転量xとインキベタ濃度D'の関係であ
る。図3中の波線で示したものである。上記式(3)に
校正刷りのインキベタ濃度(Targetベタ濃度D0)を代
入すると、印刷資材が変化したときに必要とされるイン
キ元ローラ回転量x2が求められる。
【0055】次に図6をもとに以下本第2実施の形態の
作用を説明する。図中の付番A及びBは従来及び第1実
施の形態と同じ作用を行う。(ステップB1〜A10)
は、第1実施の形態と同様な方法で試し刷りが行われ
る。すなわち、先ず、印刷を開始する前の準備段階とし
て、印刷紙13面上に任意のインキ盛り量(インキベタ
濃度D)を形成するための最低限のインキ膜厚をインキ
ローラ11に形成するために、インキ元ローラ8の回転
量、インキキー7の開度及びインキ呼び出し回数(イン
キ呼び出しローラ9の回数)を決定するためのインキベ
タ濃度データが、校正用印刷紙を用いて濃度計12か
ら、もしくは図示しない入力装置から演算装置2に入力
される(ステップB1)。
【0056】演算装置2には、あらかじめ実験により図
3に示すように、インキキー7の開度Hf及びインキ呼
び出し回数Yfとして、インキベタ濃度Dとインキ元ロ
ーラ8の回転量xとの関係式(D=F(X))が記憶さ
れている。そのインキベタ濃度データから図3に示す関
係より、インキ元ローラ8の回転量xが決定される(ス
テップB2)。本第2実施の形態では、図3に示すよう
にインキキー開度Hf(固定値)及びインキ呼び出し回
数Yf(固定値)は、実験時、ある固定値で固定されて
いるので、演算装置2から印刷部制御装置3には、イン
キベタ濃度データから計算されたインキ元ローラ8の回
転量x及び実験時、固定されたインキキー7の開度Hf
及びインキ呼び出し回数Yfが出力される。
【0057】また、本第2実施の形態ではインキベタ濃
度データからインキ元ローラ8の回転量xを計算してい
るが、例えば他の値を固定値にして、すなわち、インキ
元ローラ回転量xf及びインキキー7の開度Hfを固定
値にして、インキ呼び出し回数Yを計算してもよく、ま
た、インキ元ローラ回転量xf及びインキ呼び出し回数
Yfを固定値にして、インキキー7の開度Hを計算して
もよい。
【0058】さて、その後、印刷部10の空転が開始さ
れると、かかる入力に基づき、インキ元ローラ8の回転
量x及びインキキー7の開度Hfが設定され(ステップ
A4)、所定回数Yfだけインキの呼び出しが行なわれ
て(ステップA5)、これによりインキローラ11に印
刷中に必要とされる印刷紙13面上に任意のインキ盛り
量(インキベタ濃度D)を形成するための最低限のイン
キ膜厚が形成される。
【0059】そして、プレートスキャナー1により読み
取られた刷版の絵柄面積率データ及び濃度計12により
計測された印刷紙13面上(校正刷り)の任意のインキ
盛り量(インキベタ濃度データ)に基づいて、演算装置
2より、図3の関係を用いてインキ元ローラ回転量xが
計算され、インキ元ローラ回転量制御装置4によりイン
キ元ローラ回転量xが、インキキー開度制御装置5によ
りインキキー7の開度Hfが、それぞれ本刷り時の設定
値に予めセットされ(ステップB3)、インキローラ群
11に刷版の絵柄に応じたインキ膜厚を形成するための
インキ呼び出し回数Yfがローラ制御装置6に入力され
(ステップA7)る。
【0060】所定の回数だけインキ呼び出しが実行され
(ステップA8)、色調安定化装置が停止され(ステッ
プA9)、そして、用紙を印刷部10にセットして試し
刷りが行なわれ(ステップA10)る。その後、試し刷
りのベタ濃度(ステップC1)を計測する。
【0061】次に、ステップC2に進み、線形近似係数
kを計算する。本来第1実施の形態のように、印刷資材
が変化しない場合は、図3に示すようにインキ元ローラ
回転量をx1としてインキをインキローラ群或いは紙面
上に供給すると、校正刷りの色調(Targetベタ濃度D
0)に一致或いは接近する。即ち図中実線の●印とな
る。その実線(印刷資材を固定して得られた実験値)を
前記式(1)で近似する。
【0062】しかし、印刷資材が変化すると同じインキ
元ローラ回転量x1でインキを供給しても校正刷りの色
調には一致しない場合が多い。同図では例えばD1にな
ったとすると、印刷資材が変わったときに前記式(1)
から予測される関数を前記式(3)として、前記値x1
及びD1を代入して線形近似係数kを計算する。
【0063】次に、ステップC3に進み、インキ元ロー
ラ回転量を計算する。前記式(3)の新たな関数(印刷
資材が変化したときの推定関数)に、校正刷りの色調に
一致或いは接近するベタ濃度D0を代入し、印刷資材が
変化したときに推定されるインキ元ローラ回転量x2を
計算する。次にステップC4に進み、インキローラ群、
版面、ブランケットのインキを洗浄する。
【0064】次に、ステップ(A4〜A10)によっ
て、前述と同じステップを経て、印刷資材が変化したと
きに推定されるインキ元ローラ回転量x2をもって、イ
ンキローラ群及び紙面上にインキを供給し、校正刷りの
色調(Targetベタ濃度D0)に一致或いは接近させる。
【0065】以上詳述したように、本第2実施の形態
は、第1実施の形態のデータ(インキベタ濃度とインキ
供給量との関係)を利用して、1度の試し刷りで、印刷
資材が変化したときの前記関係を計算し、その関係式を
持って、2度目には印刷資材が変化した際にも校正刷り
の色調に一致或いは接近するインキ供給量を演算するの
で、早期色調安定化を図る色調安定化装置及び方法を提
供することができる。そして、第2実施の形態において
は、紙種が同一で使用インキが異なる場合、使用インキ
が同一で紙種が異なる場合、及び紙種及び使用インキが
ともに異なる場合に適用できることは勿論である。
【0066】次に、第3実施の形態を説明する。図4は
第3実施の形態に関わるインキ盛り量(インキベタ濃
度)とインキ元ローラ回転量の関係をプロットした図、
図7は第3実施の形態に関わる印刷機の色調早期安定化
装置のフローチャート図である
【0067】装置構成は第1実施の形態と同じで図1で
表されるが、演算装置2内の演算内容が第1実施の形態
と異なるのでその点について下記に説明する。演算装置
2内では、入力されるインキベタ濃度に従ってインキ元
ローラ回転量が計算されることは第1及び第2実施の形
態と同じである。図4の実線は、予め実験で求められた
プロセスインキのときの模範となるインキ元ローラ回転
量xとインキベタ濃度Dの関係である。その関係は次式
で近似される。 D=G(x) ・・・(4)
【0068】特色インキの場合、上記関係は満たされな
くなる。その関係は未知であるので、上記関係式に校正
刷りの最も数値が大きいインキフィルターのベタ濃度
(Targetベタ濃度Du)を入力し、インキ元ローラ回転
量x10を求め、その値を基に試し刷りを行う。上記試
し刷りの結果、インキベタ濃度がD10となったとする
と下記式にインキ元ローラ回転量x10及びインキベタ
濃度D10を代入し、線形近似係数mを求める。 D'=m×G(x) ・・・(5) 上記式は特色インキの場合の予想されるインキ元ローラ
回転量xとインキベタ濃度D'の関係である。図4中の
波線で示したもの。上記式(5)に、校正刷りのインキ
ベタ濃度(Targetベタ濃度Du)を代入すると、特色イ
ンキの場合に必要とされるインキ元ローラ回転量x20
が求められる。
【0069】従来技術では、特色になると特色の色が変
わるたびに、校正刷りの色調に一致するインキ供給量と
インキ盛り量の関係を調べなければならなかった。しか
し、それは現実的でない。本第3実施の形態は、上記を
考慮し、簡単に校正刷りの色調に一致するあるいは接近
するインキ供給量とインキ盛り量の関係を簡易的に求
め、その関係を持って色調を早期安定化させる色調安定
化装置及び方法を提供することができる。
【0070】図7をもとに以下本第3実施の形態の作用
を説明する。ステップD1においては、校正刷りのイン
キ盛り量(インキベタ濃度)を入力する際、最も数値が
大きいインキフィルターのベタ濃度(Targetベタ濃度D
u)を入力する。
【0071】(ステップB2〜A10)によって第2実
施の形態と同様な方法で試し刷りが行われる。すなわ
ち、演算装置2には、あらかじめ実験により図4に示す
ように、インキキー7の開度Hf及びインキ呼び出し回
数Yfとして、インキベタ濃度Dとインキ元ローラ8の
回転量xとの関係式(D=G(X))が記憶されてい
る。そのインキベタ濃度データから図4に示す関係よ
り、インキ元ローラ8の回転量xが決定される(ステッ
プB2)。本第3実施の形態では、図4に示すようにイ
ンキキー開度Hf(固定値)及びインキ呼び出し回数Y
f(固定値)は、実験時、ある固定値で固定されている
ので、演算装置2から印刷部制御装置3には、インキベ
タ濃度データから計算されたインキ元ローラ8の回転量
x及び実験時、固定されたインキキー7の開度Hf及び
インキ呼び出し回数Yfが出力される。
【0072】また、本第3実施の形態ではインキベタ濃
度データからインキ元ローラ8の回転量xを計算してい
るが、例えば他の値を固定値にして、すなわち、インキ
元ローラ回転量xf及びインキキー7の開度Hfを固定
値にして、インキ呼び出し回数Yを計算してもよく、ま
た、インキ元ローラ回転量xf及びインキ呼び出し回数
Yfを固定値にして、インキキー7の開度Hを計算して
もよい。
【0073】さて、その後、印刷部10の空転が開始さ
れると、かかる入力に基づき、インキ元ローラ8の回転
量x及びインキキー7の開度Hfが設定され(ステップ
A4)、所定回数Yfだけインキの呼び出しが行なわれ
て(ステップA5)、これによりインキローラ11に印
刷中に必要とされる印刷紙13面上に任意のインキ盛り
量(インキベタ濃度D)を形成するための最低限のイン
キ膜厚が形成される。
【0074】そして、プレートスキャナー1により読み
取られた刷版の絵柄面積率データ及び濃度計12により
計測された印刷紙13面上(校正刷り)の任意のインキ
盛り量(インキベタ濃度データ)に基づいて、演算装置
2より、図4の関係を用いてインキ元ローラ回転量xが
計算され、インキ元ローラ回転量制御装置4によりイン
キ元ローラ回転量xが、インキキー開度制御装置5によ
りインキキー7の開度Hfが、それぞれ本刷り時の設定
値に予めセットされ(ステップB3)、インキローラ群
11に刷版の絵柄に応じたインキ膜厚を形成するための
インキ呼び出し回数Yfがローラ制御装置6に入力され
(ステップA7)る。
【0075】所定の回数だけインキ呼び出しが実行され
(ステップA8)、色調安定化装置が停止され(ステッ
プA9)、そして、用紙を印刷部10にセットして試し
刷りが行なわれる(ステップA10)。その後にステッ
プD2のベタ濃度計測に進み、インキフィルターのベタ
濃度(Targetベタ濃度Du)を計測する。
【0076】次に、ステップD3に進み、線形近似係数
mを計算する。本来第2実施の形態のように、プロセス
インキの場合は、図4に示すようにインキ元ローラ回転
量をx10としてインキをインキローラ群或いは紙面上
に供給すると、校正刷りの色調(Targetベタ濃度D0)
に一致或いは接近する。即ち図中実線の●印となる。そ
の実線(プロセスインキで得られた実験値)を式(4)
で近似する。
【0077】しかし、特色インキの場合は、同じインキ
元ローラ回転量x10でインキを供給しても校正刷りの
色調には一致しない。同図では、D10になったとする
と、式(4)から予測される関数を式(5)として、前
記値x10及びD10を代入して線形近似係数mを計算
する。
【0078】次にステップD4に進みインキ元ローラ回
転量計算を行う。式(5)の新たな関数(特色の場合の
推定関数)に、校正刷りの色調に一致或いは接近するイ
ンキフィルターのベタ濃度Duを代入し、特色の場合の
推定されるインキ元ローラ回転量x20を計算する。
【0079】次にステップC4に進み、インキローラ
群、版面、ブランケットのインキを洗浄し、ステップA
4〜A10において、特色時に推定されるインキ元ロー
ラ回転量x20をもって、インキローラ群及び紙面上に
インキを供給し、校正刷りの色調(Targetベタ濃度D
u)に一致或いは接近させる。
【0080】以上詳述したように本第3実施の形態は、
第1実施の形態のデータ(インキベタ濃度とインキ供給
量との関係)を利用して、1度の試し刷りで、特色時の
前記関係を計算し、その関係式を持って、2度目には特
色時でも校正刷りの色調に一致或いは接近するインキ供
給量を演算するので、色調を早期安定化させることがで
きる。
【0081】
【発明の効果】上述したように、本発明は、所定印刷紙
を用い、校正刷りにおいてインキ盛り量が基準盛り量か
ら変わった場合でも、色調を早期安定化させることがで
きる。また、予定された紙種または使用インキ等の印刷
資材以外であっても使用印刷紙に対して前記校正刷りと
同じインキ盛り量となるように、色調を早期安定化させ
ることができる。また、特色インキ、基準インキ盛り量
並びに印刷紙が予定したものでなくても、色調を早期安
定化させる。また、印刷資材及びインキ供給条件の組み
合わせが膨大となり、大容量の記憶手段を必要としな
い。等の著効を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に関わる印刷機の色調早期安定
化装置の構成図である。
【図2】 第1実施の形態に関わるインキ盛り量(イン
キベタ濃度)とインキ元ローラ回転量の関係をプロット
した図である。
【図3】 第2実施の形態に関わるインキ盛り量(イン
キベタ濃度)とインキ元ローラ回転量の関係をプロット
した図である。
【図4】 第3実施の形態に関わるインキ盛り量(イン
キベタ濃度)とインキ元ローラ回転量の関係をプロット
した図である。
【図5】 第1実施の形態に関わる印刷機の色調早期安
定化方法のフローチャート図である。
【図6】 第2実施の形態に関わる印刷機の色調早期安
定化装置のフローチャート図である。
【図7】 第3実施の形態に関わる印刷機の色調早期安
定化装置のフローチャート図である。
【図8】 従来の色調早期安定化装置の概略図である。
【図9】 図8の装置の流れ図である。
【符号の説明】
2 演算装置 12 濃度計

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 インキ元ローラ回転量、インキキー開
    度、インキ呼び出しローラの呼び出し回数等のインキ供
    給条件を調節して印刷紙に印刷される絵柄の色調を早期
    に安定させる印刷機の色調早期安定化方法において、 あらかじめ印刷紙上のインキベタ濃度と前記インキ供給
    条件との関係を、式もしくはテーブルにて用意し、 本印刷に先立ち校正用印刷紙のインキベタ濃度を測定し
    て、該測定データから前記式もしくはテーブルを用いて
    前記インキ供給条件を決定することを特徴とする印刷機
    の色調早期安定化方法。
  2. 【請求項2】 インキ元ローラ回転量、インキキー開
    度、インキ呼び出しローラの呼び出し回数等のインキ供
    給条件を調節して印刷紙に印刷される絵柄の色調を早期
    に安定させる印刷機の色調早期安定化方法において、 あらかじめ使用印刷紙及びインキ等の基準印刷資材によ
    る所定絵柄の基準インキベタ濃度と前記インキ供給条件
    との関係を、第1関係式にて用意し、 本印刷に先立ち前記所定印刷資材とは異なった印刷資材
    による校正用インキベタ濃度を測定して、 前記校正用インキベタ濃度から前記第1関係式を用いて
    試し刷りインキ供給条件を求めて試し刷りを行い、 前記試し刷り印刷紙上の試し刷りインキベタ濃度と、前
    記試し刷りインキ供給条件とから前記第1関係式を用い
    て線形近似係数を求め、 該線形近似係数を用い、前記インキ供給条件と、インキ
    ベタ濃度との関係を示す第2関係式を求め、 該第2関係式を用い、前記校正用インキベタ濃度から前
    記インキ供給条件を求めることを特徴とする印刷機の色
    調早期安定化方法。
  3. 【請求項3】 プロセスインキによる前記第1関係式を
    用意し、本印刷に先立ち特色による前記校正用インキベ
    タ濃度を測定するとともに、前記第2関係式を用い、前
    記校正用インキベタ濃度から前記インキ供給条件を求め
    ることを特徴とする請求項2記載の印刷機の色調早期安
    定化方法。
  4. 【請求項4】 インキ元ローラ回転量、インキキー開
    度、インキ呼び出しローラの呼び出し回数等のインキ供
    給条件を調節して印刷紙に印刷される絵柄の色調を早期
    に安定させる印刷機の色調早期安定化装置において、 あらかじめ関係式もしくはテーブル等により装置本体内
    に記憶された、所定印刷紙上のインキベタ濃度と、前記
    インキ供給条件との関係を用いて、該インキ供給条件を
    演算する演算手段と、 印刷紙のインキベタ濃度を測定する絵柄濃度測定手段と
    を備え、 本印刷に先立って前記絵柄濃度測定手段によって校正用
    印刷紙のインキベタ濃度を測定することにより、前記イ
    ンキ供給条件を演算して、前記所定の印刷紙を用い、校
    正刷りにおけるインキ盛り量に対応して前記インキ供給
    条件を変更して色調を早期安定化させることを特徴とす
    る印刷機の色調早期安定化装置。
  5. 【請求項5】 インキ元ローラ回転量、インキキー開
    度、インキ呼び出しローラの呼び出し回数等のインキ供
    給条件を調節して印刷紙に印刷される絵柄の色調を早期
    に安定させる印刷機の色調早期安定化装置において、 印刷紙のインキベタ濃度を測定する絵柄濃度測定手段
    と、 本印刷に先立ち測定した前記所定印刷資材とは異なった
    印刷資材による校正用インキベタ濃度を用いて、あらか
    じめ装置本体内に記憶された、使用印刷紙及びインキ等
    の基準印刷資材による所定絵柄の基準インキベタ濃度と
    前記インキ供給条件との関係を示す第1関係式から、試
    し刷りインキ供給条件を求めて試し刷りを行う試し刷り
    制御手段と、 試し刷り印刷紙上の試し刷りインキベタ濃度と、前記試
    し刷りインキ供給条件とから前記第1関係式を用いて線
    形近似係数を求めるとともに、該線形近似係数を用い、
    前記インキ供給条件と、インキベタ濃度との関係を示す
    第2関係式を求め、該第2関係式を用い、前記校正用イ
    ンキベタ濃度から前記インキ供給条件を演算する演算手
    段とを備え、 予定された印刷紙以外もしくは、所定の性質を有するイ
    ンキ以外であっても、前記校正刷りと同じインキ盛り量
    となるように構成することを特徴とする印刷機の色調早
    期安定化装置。
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